JP2008049734A - 車体前部構造 - Google Patents

車体前部構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2008049734A
JP2008049734A JP2006225303A JP2006225303A JP2008049734A JP 2008049734 A JP2008049734 A JP 2008049734A JP 2006225303 A JP2006225303 A JP 2006225303A JP 2006225303 A JP2006225303 A JP 2006225303A JP 2008049734 A JP2008049734 A JP 2008049734A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
surface portion
vehicle body
cover
bumper
front bumper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006225303A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichiro Shimada
幸一郎 島田
Keiichiro Shibata
恵一郎 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP2006225303A priority Critical patent/JP2008049734A/ja
Publication of JP2008049734A publication Critical patent/JP2008049734A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

【課題】フロントバンパレインがフロントバンパフェイシャの空気導入開口部を車幅方向に横切る場合でも、熱交換器へ走行風を十分に供給することができる車体前部構造を提供する。
【解決手段】フロントバンパフェイシャ8の開口部8aの上縁部またはその近傍及び下縁部またはその近傍から後方に延びるフェイシャ側上面部8c,15f及び下面部21を設けると共に、前記バンパレイン6の前面側を覆うバンパレインカバー18を設け、かつ、該バンパレインカバー18には、前記フェイシャ側上面部8c,15f及び下面部21との間に上部流路及F1び下部流路F2をそれぞれ形成するカバー側上面部18b及び下面部18cを設けると共に、これらフェイシャ側及びカバー側の上面部及び下面部8c,15f,21,18b,18cを、流路F1,F2の上下幅が後方側ほど狭まるように形成する。
【選択図】図6

Description

本発明は、フロントバンパレインがフロントバンパフェイシャの空気導入開口部を車幅方向に横切って構成される車体前部の構造に関し、自動車の車体構造の技術分野に属する。
一般に、自動車の車体前部にはエンジンルームが設けられて、該エンジンルームにはエンジン冷却水を冷却するためのラジエータ(熱交換器)が配設されると共に、車体前端部には該ラジエータを冷却するための走行風(冷却用空気)を導入する空気導入開口部が設けられる。例えば、特許文献1には、このような空気導入開口部が、フロントバンパの上下に設けられたものが開示されている。
実開平1−107627号公報
ところで、車体デザイン上、フロントバンパの外表面を構成するフロントバンパフェイシャを、車体前端部を車幅方向及び上下方向の広い範囲にわたって覆う形状のものとすると共に、このようなフロントバンパフェイシャに前記空気導入開口部を形成したい場合がある。
しかし、この場合、以下のような問題が生じ得る。すなわち、フロントバンパは、前突時の衝撃吸収のための部材として、車幅方向に延び、上下方向に所定の幅を有するフロントバンパレインを有するが、フロントバンパフェイシャが前述のような構造のものの場合、該フェイシャの空気導入開口部をフロントバンパレインが車幅方向に横切ってしまう場合が生じ、この場合、実質的に空気導入開口部の有効開口面積が減少し、ラジエータへの冷却用空気の供給量が少なくなるという問題がある。なお、この問題への対処策として、空気導入開口部の開口面積を大きくすることが考えられるが、これは車体デザイン面において理想から遠ざかることを意味する。
そこで、本発明は、フロントバンパレインがフロントバンパフェイシャの空気導入開口部を車幅方向に横切る場合でも、熱交換器へ走行風を十分に供給することができる車体前部構造を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために、本発明は、次のように構成したことを特徴とする。
まず、本願の請求項1に記載の発明は、車体前端部の外表面を構成し、空気導入開口部が形成されたフロントバンパフェイシャと、該フロントバンパフェイシャの空気導入開口部の後方に配設された熱交換器と、該熱交換器の前方かつ前記空気導入開口部の後方において該空気導入開口部を車幅方向に横切るフロントバンパレインフォースメントとが設けられた車体前部構造であって、前記フロントバンパフェイシャの開口部の上縁部またはその近傍及び下縁部またはその近傍から後方に延びるフェイシャ側上面部及び下面部が設けられていると共に、前記フロントバンパレインフォースメントの前面側を覆うバンパレインカバーが設けられており、かつ、該バンパレインカバーには、前記フェイシャ側上面部及び下面部との間に上部流路及び下部流路をそれぞれ形成するカバー側上面部及び下面部が設けられていると共に、これらフェイシャ側及びカバー側の上面部及び下面部は、少なくとも一方の流路の上下幅が後方側ほど狭まるように形成されていることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、前記請求項1に記載の車体前部構造において、前記フェイシャ側上面部がほぼ水平に後方に延びると共に、前記カバー側上面部が後方側ほど高くなるように延びることにより、上部流路の上下幅が後方側ほど狭まるように形成されているていることを特徴とする。
そして、請求項3に記載の発明は、前記請求項1または請求項2に記載の車体前部構造において、前記フェイシャ側下面部がほぼ水平に後方に延びると共に、前記カバー側下面部が後方側ほど低くなるように延びることにより、下部流路の上下幅が後方側ほど狭まるように形成されているていることを特徴とする。
さらに、請求項4に記載の発明は、前記請求項1から請求項3のいずれかに記載の車体前部構造において、前記バンパレインカバーには、カバー側上面部及び下面部の前部同士を連結する前面部が備えられていると共に、前記フロントバンパレインフォースメントの前面部には、その左右両端部間にわたって該前面部の高さ方向幅よりも該方向幅が小さい断面略矩形状の衝撃吸収部材が取り付けられており、前記バンパレインカバーの上面部及び下面部は、前記衝撃吸収部材とフロントバンパレインフォースメントとの間に生じる段差を覆っていることを特徴とする。
次に、本発明の効果について説明する。
まず、請求項1に記載の発明によれば、フェイシャ側及びカバー側の上面部及び下面部は、少なくとも一方の流路の上下幅が後方側ほど狭まるように形成されているから、走行風の流速が該流路を通過することにより上昇することとなる。
ここで、ラジエータ等の熱交換器は走行風にとって通気抵抗体であるため走行風が熱交換器を通過しにくく、また熱交換器の周囲は囲まれている場合があり、該熱交換器の前方には、エア溜りが生じやすい。その場合に、エア溜りは、周囲と比べて圧力が高いので、空気導入開口部から走行風が導入されにくくなっている。したがって、例えば空気導入開口部の開口面積を大きくしても、エア溜りに作用する走行風の圧力、すなわちエア溜りへの空気の押し込み能力が同じである限り、冷却能力の向上幅は限られる。また、フロントバンパフェイシャの空気導入開口部の開口面積を広くするということは、理想とするデザインから遠ざかることを意味する。
そこで、本発明においては、前記エア溜りに流入するときの走行風の流速を、前述のように、フロントバンパフェイシャ前面における走行風の流速よりも速くさせて、その動圧によりエア溜りへ走行風を押し込むようにしたものであり、これにより、バンパフェイシャの空気導入開口部の開口面積を大きくすることなく、熱交換能力の向上が達成されるものである。また、デザインの自由度が担保され、理想とするデザインが実現可能となるものである。
加えて、このような効果をフロントバンパレインフォースメントがフロントバンパフェイシャの中央開口部を通して前方から丸見えとなるのを防止するためのバンパレインカバーを利用して達成することができる。
請求項2及び請求項3は、請求項1に記載の発明を具体化するものである。すなわち、請求項2に記載の発明においては、上部流路の上下幅が後方側ほど狭まるように形成したものであり、これにより、上部流路側で達成される流速増大効果により冷却効果が向上することとなる。
また、請求項3に記載の発明においては、下部流路の上下幅が後方側ほど狭まるように形成したものであり、これにより、下部流路側で達成される流速増大効果により冷却効果が向上することとなる。なお、請求項2を受けている場合には、上部流路及び下部流路の両方で流速増大効果が達成されることとなり、冷却効果が一層向上することとなる。
そして、請求項4に記載の発明によれば、前記衝撃吸収部材とバンパレインとの間に段差が生じる場合でも、該段差が前記バンパレインカバーの上面部及び下面部により覆われるので、該段差により走行風の流れが乱されることがない。つまり、走行風がよどんだり流速が低下したりしにくくなる。
以下、本発明の実施の形態に係る車体前部構造について説明する。
図1は本発明の実施の形態に係る自動車の前部を上方から見た斜視図、図2は図1と同状態においてバンパフェイシャを分離した状態で車体前部内部を透視した図、図3は同自動車の前部を下方から見た斜視図、図4は同自動車の正面図、図5は図4のA−A断面図、図6は図5のB−B端面図、図7は図5のC−C端面図である。
図2に示すように、この自動車1の車体前部構造は、主たる構造体として、車体前部の左右の側部において前後に延びるフロントサイドフレーム2,2と(図5参照)、左右のサスタワー3,3の上部から前方に延びるエプロンレイン4,4と、左右のフロントサイドフレーム2,2の前端部にクラッシュカン5,5(図5参照)を介して固定され、フロントバンパ30の骨格を構成するフロントバンパレインフォースメント6(以下、適宜、フロントバンパレイン6という)とを有すると共に、図1に示すように、車体前部の外表面を構成する部材として、車体前部の上面を構成するボンネットフード7と、車体前端部の外表面でかつフロントバンパ30の外表面を構成するフロントバンパフェイシャ8と、車体の左右の側部の外表面を構成するフロントフェンダパネル9,9(図1においては一方のみ図示されている)とを有しており、これらの外表面を構成する部材の内側の空間が、エンジン10等を収容するエンジンルーム11として構成されている(図2参照)。
エンジンルーム11には、エンジン10以外に、図3にも示すように、変速機12や、エンジン補機13等が収容されていると共に、エンジン10の前方に、図5〜図7に示すように、エンジン10の冷却水を冷却するためのラジエータ14が配設されている。ラジエータ14は、コンデンサ14a、ラジエータ本体14b、ラジエータファン14c、ファンカバー14d等で構成され、シュラウド15に固定されている。
シュラウド15は、図2、図5〜図7に示すように、ラジエータ14の左右の端部が固定される左右の縦辺部15a,15aと、下端部が固定される下辺部15bと、上端部が固定される上辺部15cとを有し、正面視で略四角形の枠状とされている。また、上辺部15cの左右両端部から外方後方に延びる固定アーム部15d,15dを有し、該固定アーム部15d,15dの先端部が、前記エプロンレイン4,4の前端部に固定されている。なお、図示しないが、左右の縦辺部15a,15aもフロントバンパレイン6に対して固定されている。上辺部15cには、エンジン10の吸気ダクト10aが挿通される孔部15eが形成されている。
エンジン10は、ターボチャージャ付きのエンジンであり、ターボチャージャにより圧縮されて高温となった吸気を冷却するためのインタークーラ16が、エンジンルーム11における車幅方向一端側に配設されている(図2、図5参照)。インタークーラ16は、種々の取付方法が可能であるが、本実施の形態においては、図示しない取付部材を介してフロントサイドフレーム2,2に固定されている。なお、本発明は、ターボチャージャを有さないエンジンに対しても適用可能である。
バンパ30は、前述のフロントバンパフェイシャ8及びフロントバンパレイン6以外にも、衝撃吸収部材17と、前記フロントバンパレイン6の前面側を覆うバンパレインカバー18とを有している。
フロントバンパレイン6は、断面ハット状の前面側部材6aと板状の後面側部材6bとを接合してなる車幅方向に延びる閉断面体であり、安全基準等において定められた前突時の衝撃に耐え得る強度を達成可能なように上下方向に所定の幅を有している。
衝撃吸収部材17は、前突時に歩行者等の被衝突体へ加わる衝撃を和らげるためのものであり、例えば発泡樹脂材で構成され、フロントバンパフェイシャ8の内面とフロントバンパレイン6の前面側部材6aとの間に配され、フロントバンパレイン6の前面側部材6aに固定されている。また、衝撃吸収部材17は、断面略矩形状とされており、高さ方向(上下)幅がフロントバンパレイン6の前面側部材6aの高さ方向幅よりも小さくされている。
フロントバンパフェイシャ8は、車体の前端部外表面の比較的広い範囲を構成している。そして、該フェイシャ8の車幅方向中央部には、エンジンルーム11内に走行風を導入する横長の開口部8a(以後、中央開口部8aという)が形成されており、前記ラジエータ14が車両正面視で該中央開口部8aの車幅方向ほぼ中央に配設されている。なお、この中央開口部8aが、特許請求の範囲における空気導入開口部に相当する。また、フロントバンパフェイシャ8には、中央開口部8aの左右側方にも、開口部8b,8bが形成されている(以後、適宜、側方開口部8b,8bという)。この側方開口部8bは、図4に示すように、車両正面視で、インタークーラ16に重なる位置に設けられており、主としてインタークーラ16に走行風を供給するために設けられている。なお、デザイン上、インタークーラ16が設けられていない車幅方向で対称な位置にも、側方開口部8bが設けられている。
ここで、本実施の形態に係る自動車1においては、図4に明確にあらわれているように、フロントバンパレイン6が、フロントバンパフェイシャ8の中央開口部8aを車幅方向に横切っており、その結果、中央開口部8aの有効開口面積が減少し、ラジエータ14への冷却用空気の供給量が少なくなるという問題がある。そこで、本実施の形態においては、フロントバンパフェイシャ8の中央開口部8aから導入した走行風をラジエータ14へ効果的に導くための導風構造を設けている。
この導風構造は、後端部がシュラウド15の左右の縦辺部15a,15aに固定され、前端部が車両前後方向においてフロントバンパレイン6の前面近傍に位置する左右の側方仕切り板20,20と、後端部がシュラウド15の下辺部15bに固定され、前端部がフロントバンパフェイシャ8の下端部に固定され、いわゆる足払い部材(車体前部に衝突した歩行者の脚部保護のための部材)を兼ねたほぼ水平な下方仕切り板21とを有している。また、シュラウド15には、フロントバンパフェイシャ8の中央開口部8aの上縁部とほぼ同じ高さ位置で上辺部15cから前方に延び、平面視で扇形状の上方仕切り板部15fが設けられていると共に、フロントバンパフェイシャ8には、中央開口部8aの上縁部から後方に延び、後縁部が前記仕切り板部15fの前縁部に対応する形状とされて該前縁部に突き当てられた横面部8cが設けられており、該横面部8cの後端部と上方仕切り板部22の前端部とが突き合わされている。そして、これらの仕切り板20,20,21,及び仕切り板部15f,並びに横面部8cにより中央開口部8aとラジエータ14とを前後に連結するダクト状の導風構造が構成されている。なお、仕切り板部15f及び横面部8bは、特許請求の範囲におけるフェイシャ側上面部に相当し、下方仕切り板21は特許請求の範囲におけるフェイシャ側下面部に相当する。
また、バンパレインカバー18は、図6、図7に示すように、概ね前方を向いた前面部18aと、該前面部18aの上端から後方に延びる上面部18bと、前面部18aの下端から後方に延びる下面部18cとを有し、衝撃吸収部材17とバンパレイン6との間に生じた段差Xを覆っている。その場合に、上面部18bは後方側ほど高くなっており、一方フロントバンパフェイシャ8の横面部8c及びシュラウド15の上方仕切り板部15fはほぼ水平であるので、これにより、上部流路F1の上下幅が後方側ほど狭まっている。また、下面部18cは後方側ほど低くなっており、一方下方仕切り板21はほぼ水平であるので、下部流路F2の上下幅が後方側ほど狭まっている。つまり、上部流路F1及び下部流路F2の流路断面積が後方側ほど小さくなっている。
次に、本実施の形態に係る車体前部構造の作用効果について説明する。
まず、前述のように、フロントバンパフェイシャ8の横面部8c及びシュラウド15の上方仕切り板部15f(フェイシャ側上面部)、下方仕切り板21(フェイシャ側下面部)、バンパレインカバー18の上面部18b及び下面部18c(カバー側上面部及び下面部)は、上部流路F1及び下部流路F2の上下幅がそれぞれ後方側ほど狭まるように形成されている、つまり流路断面積が後方側ほど小さくなるように形成されているから、中央開口部8aから流入する走行風の流速が上部流路F1及び下部流路F2を通過することにより上昇することとなる。
ここで、ラジエータ14は走行風にとって通気抵抗体であるため走行風がラジエータ14を通過しにくく、またラジエータ14の周囲は前記ダクト状構造により囲まれているので、ラジエータ14の前方には、エア溜りが生じる。その場合に、エア溜りは、周囲と比べて圧力が高いので、開口部8aから走行風が導入されにくくなっている。したがって、例えばフロントバンパフェイシャ8の中央開口部8aの開口面積を大きくしても、エア溜りに作用する走行風の圧力、すなわちエア溜りへの空気の押し込み能力が同じである限り、冷却能力の向上幅は限られる。また、フロントバンパフェイシャ8の開口部8aの開口面積を広くするということは、理想とするデザインから遠ざかることを意味する。
そこで、本実施の形態においては、前記エア溜りに流入するときの走行風の流速を、前述のように、バンパフェイシャ8前面における走行風の流速よりも速くさせて、その動圧によりエア溜りへ走行風を押し込むようにしたものであり、これにより、バンパフェイシャ8の開口部8aの開口面積を大きくすることなく、熱交換能力の向上が達成されるものである。また、デザインの自由度が担保され、理想とするデザインが実現可能となるものである。
加えて、このような効果をフロントバンパレイン6がフロントバンパフェイシャ8の中央開口部8aを通して前方から丸見えとなるのを防止するためのバンパレインカバー18を利用して達成することができる。
また、図6に示すように、衝撃吸収部材17とフロントバンパレイン6との間に段差Xが生じているが、本実施の形態においては、該段差Xがバンパレインカバー18の上面部18b及び下面部18cにより覆われるので、該段差Xにより走行風の流れが乱されることがない。つまり、走行風がよどんだり流速が低下したりしにくくなる。
なお、本実施の形態においては、上部流路F1及び下部流路F2の両方について流路の上下幅が後方側ほど狭まるように形成したが、一方の流路の上下幅のみについて後方側ほど狭まるように形成してもよく、これによっても、本発明の目的は達成可能である。
本発明は、フロントバンパレインがフロントバンパフェイシャの空気導入開口部を車幅方向に横切って構成されている車体前部構造に広く適用することができる。
本発明の実施の形態に係る自動車の前部を上方から見た斜視図である。 同自動車の前部を下方から見た斜視図である。 図1と同状態においてバンパフェイシャを分離した状態で車体前部内部を透視した図である。 同自動車の正面図である。 図4のA−A断面図である。 図5のB−B端面図である。 図5のC−C端面図である。
符号の説明
1 自動車
6 フロントバンパレイン(フロントバンパレインフォースメント)
8 フロントバンパフェイシャ
8a 中央開口部(空気導入開口部)
8c 横面部(フェイシャ側上面部)
15f シュラウドの仕切り板部(フェイシャ側上面部)
17 衝撃吸収部材
18 フロントバンパカバー
18b 上面部(カバー側上面部)
18c 下面部(カバー側下面部)
21 下方仕切り板(フェイシャ側下面部)

Claims (4)

  1. 車体前端部の外表面を構成し、空気導入開口部が形成されたフロントバンパフェイシャと、該フロントバンパフェイシャの空気導入開口部の後方に配設された熱交換器と、該熱交換器の前方かつ前記空気導入開口部の後方において該空気導入開口部を車幅方向に横切るフロントバンパレインフォースメントとが設けられた車体前部構造であって、
    前記フロントバンパフェイシャの開口部の上縁部またはその近傍及び下縁部またはその近傍から後方に延びるフェイシャ側上面部及び下面部が設けられていると共に、
    前記フロントバンパレインフォースメントの前面側を覆うバンパレインカバーが設けられており、
    かつ、該バンパレインカバーには、前記フェイシャ側上面部及び下面部との間に上部流路及び下部流路をそれぞれ形成するカバー側上面部及び下面部が設けられていると共に、
    これらフェイシャ側及びカバー側の上面部及び下面部は、少なくとも一方の流路の上下幅が後方側ほど狭まるように形成されていることを特徴とする車体前部構造。
  2. 前記請求項1に記載の車体前部構造において、
    前記フェイシャ側上面部がほぼ水平に後方に延びると共に、前記カバー側上面部が後方側ほど高くなるように延びることにより、上部流路の上下幅が後方側ほど狭まるように形成されているていることを特徴とする車体前部構造。
  3. 前記請求項1または請求項2に記載の車体前部構造において、
    前記フェイシャ側下面部がほぼ水平に後方に延びると共に、前記カバー側下面部が後方側ほど低くなるように延びることにより、下部流路の上下幅が後方側ほど狭まるように形成されているていることを特徴とする車体前部構造。
  4. 前記請求項1から請求項3のいずれかに記載の車体前部構造において、
    前記バンパレインカバーには、カバー側上面部及び下面部の前部同士を連結する前面部が備えられていると共に、
    前記フロントバンパレインフォースメントの前面部には、その左右両端部間にわたって該前面部の高さ方向幅よりも該方向幅が小さい断面略矩形状の衝撃吸収部材が取り付けられており、
    前記バンパレインカバーの上面部及び下面部は、前記衝撃吸収部材とフロントバンパレインフォースメントとの間に生じる段差を覆っていることを特徴とする車体前部構造。
JP2006225303A 2006-08-22 2006-08-22 車体前部構造 Pending JP2008049734A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006225303A JP2008049734A (ja) 2006-08-22 2006-08-22 車体前部構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006225303A JP2008049734A (ja) 2006-08-22 2006-08-22 車体前部構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008049734A true JP2008049734A (ja) 2008-03-06

Family

ID=39234204

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006225303A Pending JP2008049734A (ja) 2006-08-22 2006-08-22 車体前部構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008049734A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2497760A (en) * 2011-12-20 2013-06-26 Nissan Motor Mfg Uk Ltd Air intake assembly
JP2017047838A (ja) * 2015-09-04 2017-03-09 トヨタ自動車株式会社 車両の前部構造

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01107627U (ja) * 1988-01-14 1989-07-20
JPH03121918U (ja) * 1990-03-27 1991-12-12
JPH03121917U (ja) * 1990-03-28 1991-12-12
JP2001018736A (ja) * 1999-07-09 2001-01-23 Honda Motor Co Ltd フロントバンパルーバ構造
JP2006123679A (ja) * 2004-10-28 2006-05-18 Sekisui Plastics Co Ltd 車輌用バンパ及びその緩衝材

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01107627U (ja) * 1988-01-14 1989-07-20
JPH03121918U (ja) * 1990-03-27 1991-12-12
JPH03121917U (ja) * 1990-03-28 1991-12-12
JP2001018736A (ja) * 1999-07-09 2001-01-23 Honda Motor Co Ltd フロントバンパルーバ構造
JP2006123679A (ja) * 2004-10-28 2006-05-18 Sekisui Plastics Co Ltd 車輌用バンパ及びその緩衝材

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2497760A (en) * 2011-12-20 2013-06-26 Nissan Motor Mfg Uk Ltd Air intake assembly
JP2017047838A (ja) * 2015-09-04 2017-03-09 トヨタ自動車株式会社 車両の前部構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4935240B2 (ja) 車体前部構造
JP2008049815A (ja) 車体前部構造
JP2008247122A (ja) 車体前部構造
JP4908239B2 (ja) 車両用歩行者保護装置
JP2008265399A (ja) 自動車の前部構造
JP2008049935A (ja) 車体前部構造
JP2011042352A (ja) 車両のサイドミラー周辺空気流制御装置
JP2008062815A (ja) 車体前部構造
JP4563869B2 (ja) 自動車の吸気構造
JP2011042353A (ja) 車両のサイドミラー周辺空気流制御装置
JP4444773B2 (ja) 自動車のフロントバンパ構造
JP5338230B2 (ja) 車体前部の走行風導入構造
JP2008049734A (ja) 車体前部構造
JP5633473B2 (ja) 車両のサイドミラー周辺空気流制御装置
JP4985010B2 (ja) 自動車の前部構造
JP2008137591A (ja) 車両の車体前部構造
JP2006322434A (ja) 車両用吸気ダクト
JP2011235718A (ja) 車両の前部車体構造
JP2007245920A (ja) 自動車の前部構造
JP2856085B2 (ja) 自動車の外気導入装置
JP2569202B2 (ja) 自動車フロント部の冷却風取入構造
JP2010083217A (ja) 車体前部の熱交換器配設構造
JP2009208609A (ja) 自動車用エンジンアンダーカバー
JP7480813B2 (ja) エアガイド構造および車両
JP6048388B2 (ja) 自動車の前部構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090330

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Effective date: 20090618

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

A977 Report on retrieval

Effective date: 20110519

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110524

A521 Written amendment

Effective date: 20110715

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20111108

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Effective date: 20120403

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02