JP2002201730A - 防音床構造、防音床材及び防音床構造の施工方法 - Google Patents
防音床構造、防音床材及び防音床構造の施工方法Info
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- JP2002201730A JP2002201730A JP2000399915A JP2000399915A JP2002201730A JP 2002201730 A JP2002201730 A JP 2002201730A JP 2000399915 A JP2000399915 A JP 2000399915A JP 2000399915 A JP2000399915 A JP 2000399915A JP 2002201730 A JP2002201730 A JP 2002201730A
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- E04F15/00—Flooring
- E04F15/22—Resiliently-mounted floors, e.g. sprung floors
- E04F15/225—Shock absorber members therefor
Abstract
を得る。 【解決手段】 床版2と床版2上の床下地材7とを備え
る、防音床構造1であって、床版2と床下地材7との間
に複数の防音床材5が配置されており、各防音床材5
が、複数の衝撃吸収材3と、各衝撃吸収材3を支持する
細長い支持材4とを備えており、支持材4の上面及び下
面の少なくとも一方に各衝撃吸収材3が設けられてお
り、各防音床材5が、床版2又は床下地材7に固定され
ており、床下地材7を支持している。
Description
造、防音床材及び防音床構造の施工方法に係り、とりわ
け、重量床衝撃音を低減させる、防音床構造に関する。
望が大きいにも拘らず、長期間にわたる良い改善方法は
無く、唯一、RC造等の剛構造の建築物では床や梁の剛
性を持たせて床版厚さを増して対策されてきた。
低層集合住宅の柔構造では、実質的にコスト高となり過
ぎて、柱や梁の剛性を増して床版の剛性増と重量増を行
う事はできず、解決策が待望されていた。
号明細書でその解決方法を提示したが、かかる防音床構
造では、施工の複雑さや施工工数増やコスト面で、広く
普及させる上での問題点を含んでいることがわかった。
衝撃緩衝材を5個程度挟んだ防音床材を1坪当り16〜
20個配置して、その上に床上部構造を作るというもの
で、防音床材は下板と床版、上板と床下地材をビス止め
しておく必要があった。
にしないと、音性能も床荷重の変位量も悪化した。その
為、防音床材の割付の為の縦横の墨打ちは必要不可欠な
作業で、非常に手数を要した。
所/ケの割で行う為、1坪当り約80カ所ビス止めが必
要であり、上板と床下地材の固定も2カ所/ケであり、
上からはどこに防音床材があるか判らないので、ここで
も墨打ち、ビス止めの作業が必要であった。
要求される場合と、逆に配管スペースが可能な高い床下
空間が求められる場合があった。
る、防音床構造を得ることを課題とする。また、本発明
は、重量衝撃音を著しく低減でき、作業性に優れる、防
音床材を得ることを課題とする。
版上の床下地材とを備える、防音床構造であって、前記
床版と前記床下地材との間に複数の防音床材が配置され
ており、前記各防音床材が、複数の衝撃吸収材と、前記
各衝撃吸収材を支持する細長い支持材とを備えており、
前記支持材の上面及び下面の少なくとも一方に前記各衝
撃吸収材が設けられており、前記各防音床材が、前記床
版又は前記床下地材に固定されており、前記床下地材を
支持している、防音床構造、かかる防音床構造に用いる
防音床材及びかかる防音床構造の施工方法に係るもので
ある。
重量床衝撃音を悪化させる事なく、防音床材を割付け施
工する為の床版への墨打ち作業、防音床材の上板と床下
地材を固定する際のビス打ち場所を決める為の床下地材
への墨打ち作業とビス止め作業、防音床材の下板と床版
固定用のDACビス止め作業、等の作業工数の低減を行
うことを試みた。
工工数の両面で、広く普及し得るコストへの低減を行う
ことに留意した。
け低くすると共に、配管スペースが設けられる高さに調
整できるように留意した。
防音床構造について詳細に実験を行った。その結果、本
発明者は、特願平11−328999号明細書記載の防
音床材を床版に固定しない場合、かかる防音床材は形状
が小さい為、衝撃反力で床版から飛び上がり、防音性能
を悪化させ、防音床材の大きさを大きくしても、逆に防
音性能が悪化してしまうという知見を得た。
験を行った。その結果、床版又は床下地材の長辺又は短
辺と同程度の長さの細長い支持材で衝撃吸収材を支持
し、特願平11−328999号明細書に記載されてい
る防音床材の約1/2量の衝撃吸収材で、支持材を床下
地材に固定すると、驚くべきことに、より一層、重量床
衝撃音が低減されることを見出し、本発明に到達した。
衝撃吸収付支持材で床下地材を固定支持することによ
り、音性能が著しく向上する。 2.支持材や衝撃吸収材が床下地材と接する部分、床版
と接触する部分を粘接着固定する際、粘接着面に粘接着
剤等を塗布し、この粘接着剤等を剥型紙で保護し、この
剥型紙を除去して圧着するだけて、複数の衝撃吸収材を
同時に固定することができる。
向で2〜3本を使用すれば良く、衝撃吸収材の使用量
は、特願平11−328999号明細書記載のものの約
1/2でよく、割付も容易である。 4.重量床衝撃音をLH−55にキープできれば、更に
床下地材から制振遮音材やその他の板状下地材を省略で
き、材料費、施工工数共に低減できる。 5.支持材に制振性を与えたり、厚みを増すことによっ
て、床下高さの調節が可能となり、音性能改善にも有効
で、更に床荷重に対する変位量も少なくなる。
又は短辺と同程度の長さの細長い支持材で複数の衝撃吸
収材を支持することで、防音床構造の重量床衝撃音を著
しく低減させると共に、防音床構造の施工性を向上させ
ることができる。
層集合住宅、高層集合住宅に広く適用できる。また、本
発明は、住宅だけに限らず、上階の重量床衝撃音を下階
に伝搬させたくない場合や、床下スペースを配管、配線
等のスペースとして利用したい場合にも好適に利用でき
る。
以下、本発明の構成部材を説明し、併せて本発明の作用
を順次説明する。 (1)防音床材 本発明にかかる防音床材は、複数の衝撃吸収材と、これ
らの衝撃吸収材を支持する細長い支持材とを備えてお
り、この支持材の上面及び下面の少なくとも一方に前記
各衝撃吸収材が設けられているものである。かかる防音
床材は、複数用いられ、それぞれが床版又は床下地材に
固定されており、床下地材を支持する。
する際、粘接着剤を用いて、施工性を著しく改善するこ
とができる。
塗布又は貼り付けておき、床版や床下材に貼り付け固定
する為の物である。
ら得る事ができる。特に、床版がALCのようにポーラ
スな表面や、RCのようにある程度の不陸がある場合に
は、厚みや塑性変形度合いを工夫する必要がある。
分の利用や、部分加硫ゴムの利用、発泡体や繊維への積
層又は併用で、長期にわたる厚み確保の手段を考慮して
おく必要がある。通常、かかる厚みは、0.5〜3mm
の範囲で設定する事が望ましい。
等では床下地材や床版に移行するおそれがあるので、分
子量の比較的高い軟化剤、可塑剤をゴムやポリマーとの
相溶性を配慮して使うものが好ましい。
支持する細長い物であって、床版と床下地材の間の空間
を任意の高さの空間にする役目がある。
下地材の長辺又は短辺と同程度の長さにする事や粘接着
剤を設けておく事や、床版又は床下地材1枚毎に割付固
定でき、これが音性能及び施工速度の向上に予想以上の
効果がある。
ト版、集成材、パーチクルボード、ハードボード等の木
質材、鉄、アルミ、黄銅、ステンレス等の金属や合金の
帯材、板材、折板材、筒状材等からなる金属材、セメン
ト、石膏、ALC、パイプ状押出セメントガラス等の無
機質材、ゴム、プラスチック、繊維、紙等の高分子材を
単体又は併用して用いる事ができる。
状体、帯状体や棒状体を用いることができるが、制振性
や剛性のある物が好ましく、高分子発泡体、ゴムやプラ
スチックのソリッドや発泡体の粉砕品をバインダーで固
めた物、それ等の両側又は周囲を合板、ダンボール、プ
ラスチックダンボールを貼合わせて剛性を増した物、金
属薄板等の細長い板状物を幅方向に折れ曲げた折板状
体、金属、セメント、プラスチック、紙等の筒状体が好
適である。
材自体の曲げ剛性が増し、床材の圧縮変形量を減少する
上で効果があり、床下地材を構成する制振遮音材やその
他の板材を減らす事もでき、しかも、元の音性能が向上
する事もあって、音性能が向上する。
C型、H型、T型等にしたり、筒状の支持材を使用する
事で、板厚の割に剛性を付与する効果は高くなる。
持材とすると、衝撃音の発生源となる可能性があるの
で、折り曲げられた板の間の空洞部の内側や筒状体の内
側に、発泡体、繊維状物、粉粒体、前記粉粒体をバイン
ダーで固めた物及びダンピング材からなる群より選ばれ
る少なくとも一種の物質等を充填したり、貼り付けたり
すると、発音源になるのを防止できる。
り付けて、非拘束型制振性を与えたり、薄い金属や剛性
のあるポリマーシートやフィルムを粘弾性体の片面に付
けた物を貼り付けて拘束型制振性を与えても、支持材が
発音源となるのを防止する事ができる。
理して、衝撃を受けた時の床下地材や支持材の振動減衰
を早める為には、支持材が、帯状、板状、棒状等のもの
の場合は、支持材と粘弾性体とを複数組合せて、拘束型
制振性を与えた支持材としても良い。
工して発音源となる事を防止すると共に、制振減衰性を
増すことが必要である。
性体は、本発明にかかる衝撃吸収材に用いられるものと
同じく、各種材質のゴム又はゴム類似物質や熱可塑性樹
脂を単独または併用してポリマー成分とし、軟化剤、粘
着付与樹脂、充填剤等を適宜加えた主成分に、必要に応
じて老化防止材、瀝青物、ワックス、高比重充填剤、カ
ップリング材、架橋剤等を加え、制振性と接着性を調整
すれば良い。
持材の一部または全部に貼付けて非拘束型制振材として
用いても良く、一方に金属箔や剛性のあるプラスチック
フィルムを貼り付けたり、折り曲げられて形成されてい
る空間に貼って、拘束型制振材として支持材の一部また
は全部に貼付けて制振する事ができる。
は、支持材の厚みと同等かそれ以上にする方が効果的
で、拘束型制振材は比較的薄厚の粘弾性体で効果があ
り、なかでも、粘弾性体や拘束材を選定することで、数
十ミクロンという薄厚でも効果が出せるものである。
層に配置される板材の長辺又は短辺と同程度とする事
で、施工性が良くなると共に、板振動の防止効果が増
す。
とも一方に、任意の間隔で複数設ける。
のソリッド、発泡体の単体または複合品、ゴム、プラス
チックのソリッド、発泡体の粉砕品をバインダーで固め
た物、気体、液体、発泡体、繊維、粘土、ゴム・プラス
チック・無機質金属等の粉粒体を封入したゴム、金属バ
ネを例示する事ができる。
ネ、プロブレッシブバネ及び定荷重バネからなる群より
選ばれる少なくとも1種のバネ特性を有する事ができ
る。
て、衝撃吸収時に制振作用も付与できる。特に、金属バ
ネ等の弾性の強い衝撃吸収材を使う場合には、併用する
事で衝撃吸収効果を著しく向上させ、かつ床のサージン
グを防止する事ができる。
ることと、衝撃吸収効果の高いことや歩行感が良いこと
が求められる。
は、天然ゴム、スチレンブタジエンゴム、ブタジエンゴ
ム、イソプレンゴム、クロロプレンゴム、アクリロニト
リルブタジエンゴム、エチレンプロピレンゴム、ブチル
ゴム、ウレタンゴム、多硫化ゴム、クロルスルフォン化
ポリエチレン、塩素化ポリエチレン、エピクロルヒドリ
ンゴム、アクリルゴム、ポリノルボーネンゴム、シリコ
ンゴム、フッ素ゴム等のゴムや各種再生ゴムを例示する
事ができる。
でき、かかるゴム粘弾性体として、ゴム類似物質を好適
に用いる事ができる。かかるゴム類似物質としては、ハ
ードセグメントをスチレン、ソフトセグメントをボリブ
タジエン、ポリイソプレン、水素添加ポリブタジエンと
したポリスチレン系熱可塑性エラストマー(以下TPE
と略記する。)ハードセグメントをポリエチレンまたは
ポリプロピレンとし、ソフトセグメントをエチレンプロ
ピレン共重合ゴムとしたポリオレフィンTPE、ハード
セグメント、ソフトセグメント共にポリ塩化ビニルとし
たポリ塩化ビニルTPE、ハードセグメントをポリウレ
タン樹脂、ソフトセグメントをポリエーテルまたはポリ
エステル系TPE、ハードセグメントをポリアミド、ソ
フトセグメントをポリエーテルまたはポリエステルとし
たポリアミド系TPE、ハードセグメントをシンジオタ
クチック−1,2−ブタジエン、ソフトセグメントをア
タクチック−1,2−ブタジエンとしたTPE、常温反
応性液状ゴムとしてポリブタジエン、クロロプレン、イ
ソプレン、スチレンブタジエン、アクリロニトリルブタ
ジエン等の主鎖骨格に末端反応基を1分子当り2ケ以上
有するポリマーを前記末端反応基と反応性を有する化合
物を硬化反応して得られたゴムを本発明では広くゴム又
はゴム類似物質とする。
ック粉末と併用する事により、ゴムの動特性を改善する
事もでき、コスト面でも有利になる。
ム、繊維封入ゴム、発泡体封入ゴム、粘土封入ゴム及び
液体封入ゴムからなる群より選ばれる少なくとも1種の
ゴムから形成することができる。気体、繊維、発泡体、
粉粒体、粘土、液体等を封入したゴムは、空気バネ、液
封バネに類似した性能を有し、固有振動数を低減させる
効果がある。
気室をフィルムで形成し、その周囲に常温反応性液状ゴ
ムを形成させても良く、それと同樣に繊維、発泡体、粘
土、粘性体の周囲に常温反応性液状ゴムをコーティング
して得る事もできる。
極端に小さくする事によっても効果が向上し、この目的
には、ポリノルボーネンゴムやポリイソブチレン、ブチ
ルゴム、EPT等を単独または併用して用いる事が望ま
しい。
ック弾性体を用いることができ、かかるプラスチック弾
性体は、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、エンジニアリン
グ樹脂に大別される。
リプロピレン、ポリ−4−メチルペンテン−1、アイオ
ノマー、塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレ
ン、アクリロニトリル−スチレン共重合体、アクリロニ
トリル−スチレン共重合体へのポリブタジエンの混合物
(ABS樹脂)、メタクリル樹脂、ポリビニルアルコー
ル、エチレン酢酸ビニル共重合体、セルロースアセテー
トプラスチック、飽和ボリエステル樹脂、ポリビニルブ
チラール樹脂、ポリビニルホルマール樹脂等を例示する
事ができる。
ユリア・メラミン樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹
脂、不飽和ポリエステル樹脂、シリコン樹脂等を例示す
る事ができる。
ド樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリカーボネート樹脂、
ポリフェニレンエーテル、ポリテトラフルオロエチレ
ン、ポリスルホン、ポリエーテルイミド、ポリエーテル
スルホン、ポリエーテルケトン、ポリアミドイミド、ポ
リイミド等を例示できる。
バネ、バネ鋼等の上下に、ゴムやプラスチックを部分的
に設けて、バネ特性を利用するものが例示できる。
も、形状、高さ、硬さ等で衝撃吸収能力に差が生じ、変
位量、衝撃吸収性を考慮して、支持材1本当りの使用量
や組合せを決定すれば良い。
い衝撃吸収材と、相対的に高さの低い衝撃吸収材とから
なっており、相対的に高さの高い衝撃吸収材が床下地材
を支持しており、相対的に高さの低い衝撃吸収材と床下
地材、支持材又は床版との間に空間が設けられており、
床下地材が衝撃を受けて変位した時、相対的に高さの低
い衝撃吸収材と床下地材、支持材又は床版とが接触する
ようにして、重量床衝撃音のより一層の低減を図っても
よい。
揮する事ができるが、各衝撃吸収材が、線形バネ特性、
デグレッシブバネ特性、プログレッシブバネ特性及び定
荷重バネ特性からなる群より選ばれる少なくとも1種の
バネ特性を有しており、少なくとも、一方の衝撃吸収材
と他方の衝撃吸収材とが異なるバネ特性を有するよう
に、2種以上の組合せにすることで、衝撃吸収効果と変
位量のバランスがとり易くなるので、より好ましい。
支持材や床材、床版に取り付ければ良い。金属バネの場
合は、金属バネを台座に取り付けて、台座と支持材はビ
スや接着剤で取り付ければ良い。また、金属バネの場合
は、金属のこすれ音や床版との接触音を防ぐ為に、衝撃
時に底突きし難い、円錐型コイルバネが好ましく、バネ
内部に発泡体や繊維質を入れる事で、バネ間のこすれ音
を防止する事ができる。なお、頂部にプラスチックのキ
ャップを設けることで、床材や床版との接触音を防ぐ事
ができる。
のである。衝撃吸収材を取り付けた支持材は床版上で床
下地材等の床材を支持する。
ALC床版、木床パネル等がある。本発明は、建物の床
版であれば、全ての床版に適用できる。
本発明の防音床構造とすることで、元の床版性能よりも
2〜3ランク改善することができる。
けられるものである。床下地材は、床の歩行感、床荷重
の変位量、音性能に影響を与える。
膏、遮音制振マット等を積層してある程度の重量と剛性
を有するようにすれば良い。
でなく、接着剤で接着して剛性を上げる事もできる。積
層時には床下地を構成する各板材は長辺方向と短辺方向
を交互に積層する必要がある。こうする事で、下部板材
の継ぎ目を上板材でカバーし、床の強度が全面同様にな
り、歩行感に違和感が生じなくなる。
の長辺と同程度の長さの支持材で衝撃吸収材を支持する
ことにより、板材の振動防止に効果が高まる。
ペースを要する場合等、支持材によってこの床下空間の
高さを高くする事が可能となる。
下空間の変位を少なくでき、かつ床衝撃による空気の流
れも少なく、床衝撃音への悪影響も受け難くなる。
たは短辺の長さと同程度にして、衝撃吸収材を固定した
り、支持材の剛性の向上に伴って床下地材も剛性が高く
なることと衝撃音が改善されるので、床下地材の積層枚
数を減少させる事ができる。
衝撃や床荷重のたわみが生じ難く、積層枚数を減少させ
る上で役立つ。
く、床仕上材は一般に使用される床仕上材であれば何で
も使用できる。
とより軽量床衝撃音の改善効果も高い為、特に、軽量床
衝撃音を改善する為の防音フロアーはコスト高となるだ
けで使用する必要は無い。
明する。本発明は、床版が連続したRC床版や、ALC
や木床パネルのように1つづつ分離した床版の両方に適
用できる。
細長い床版又は複数の細長い床下地材を同一方向に継ぎ
あわせて形成されている場合、防音床材を、かかる床版
又は床下地材の継目に直交するように配置することがで
きる。
て、衝撃吸収材付支持材の長辺方向を床版の長辺方向に
設け、1つの床版に対し、2〜3本の衝撃吸収材付支持
材を設置すると、割付を目測で床版毎にできるので施工
効率が良い。
の接触面に粘接着剤が設けられ、粘接着剤の保護離型紙
を除去して、床下地材の長辺方向に2〜3本の衝撃吸収
材付支持材の長辺方向を貼り、床下地材を裏返して置け
ば、床版の連続性に拘らず、効率よく床下地材を床版上
に形成できる。
して支持材と床下地材の長辺方向を形成でき、床荷重の
変位により有利な配置とする事ができる。また、前述の
ように粘接着で床版や床下地材に固定する方法は、ビス
固定で床版に固定するよりはるかに早く容易である。
版や床下地材の長辺の長さと同等か若干短い長さにして
おくと、割付が1つの床版や床下地材に対して、2〜3
本になるので、目測で容易に割付ができ、縦横に墨線を
打つ手間が省略でき、また、配置数も2〜3本であるの
で、非常に早く施工ができる。
になるので、施工ミスが無くなるというメリットも生じ
る。
に説明する。図1は、本発明の一例の防音床構造を防音
床材の長さ方向で切断して見た部分断面図である。図2
は、図1の防音床構造で用いられている防音床材を下か
ら見た裏面図である。図3は、本発明の他の例の防音床
構造の部分断面図である。図4は、本発明の更に他の例
の防音床構造の部分断面図である。図5は、本発明の更
に他の例の防音床構造の部分断面図である。図6は、本
発明の更に他の例の防音床構造の部分断面図である。
の部分断面図である。図8は、本発明の更に他の例の防
音床構造の部分断面図である。図9は、本発明の更に他
の例の防音床構造の部分断面図である。図10は、本発
明の更に他の例の防音床構造の部分断面図である。図1
1は、本発明の更に他の例の防音床構造の部分断面図で
ある。
造の部分断面図である。図13は、図12の防音床材の
他の部分の部分断面図である。図14は、図12及び1
3に示す防音床材を下から見た裏面図である。
造の部分断面図である。図16は、図15の防音床材の
他の部分の部分断面図である。
状ポリブタジエンゴムの硬化物の四角錐台状物の衝撃吸
収材3の面積が小さい方を下向きにして、大きい面積を
支持材4に接着して防音床材5とし、防音床材5をアク
リル粘接着剤6で床下地材7のパーチクルボード7aに
貼り、そのパーチクルボード7aの上に更に2層のパー
チクルボード7b,7cが互いに長辺方向も直交させて
積層され、ビス8aで固定され、床仕上げ材9とフロア
ーネイル8bで止められている。
開口部の床版1への支持材4の配置を示す図である。点
線は床版2の継目を示し、1本の長さが床版と同程度の
長さである支持材4が床版2の長辺方向に平行に配置さ
れ、1本の細長い支持材4当り5個の衝撃吸収材3を等
ピッチで設けている。
端部上に、拘束型制振性を示す支持材14の上下のほぼ
同位置に衝撃吸収材13a,13bが配設され、下側の
衝撃吸収材13aのほぼ中央に上側の衝撃吸収材13b
が設けられている。
材13c,13dが設けられ、上側の衝撃吸収材13d
の間でほぼ中央に、下側の衝撃吸収材13cが設けら
れ、上下の衝撃吸収材13d,13cと支持材14のた
わみにより、衝撃吸収ができる構造となっている。
側に鉄板14bを設けた拘束型制振材の働きをするよう
になっており、衝撃吸収材13a,13b,13c,1
23dは、小さな面積を支持材14側に向けている。
材として、制振遮音材17dを、パーチクルボード7
a,7bの間に用い、各衝撃吸収材13a等と床版2及
び床下地材のパーチクルボード7aとを粘接着剤6で固
定する。
25を用いる。衝撃吸収材23は、タイヤ粉末を封入し
たゴムで形成されており、ゴム粉末の変形とゴム粉末間
の空気の変形と封入ゴムの変形による衝撃吸収を行う構
造を有する。
4で挟み、支持材24の長さ1818mmの間に4個設
けている。上下の支持材24と床版2及び床下地材のパ
ーチクルボード7aとは各々アクリル粘接着剤6でワン
タッチで固定出来るようになっている。
7a等を各々長辺が互いに直交するように積層され、ビ
ス8aで固定され、床仕上げ材9のフローリング材がフ
ロアーネイル8bで固定されている。
35を用いる。床版2上に、液状ポリブタジエン硬化物
からなる衝撃吸収材33aと、これを床版2に固定する
再生ブチルゴム系粘着剤からなる粘接着剤36を、1本
の長さ1818mmの支持材34の両端部と中央に計3
ヶ設け、衝撃吸収材33aの間に、円錘台状のバネから
なる衝撃吸収材33bを1ヶづつ、2ヶ設け、衝撃吸収
材33a,33bを1本の支持材34当り、5ヶ設けて
いる(図では2ヶ分省略している)。
撃吸収材33bは固定を確実にする為の台座33dとバ
ネ間の接触音防止のためバネ内部に発泡体33eを入
れ、先端は衝撃時に床版と接触して生じる音を防ぐ為の
キャップ33fが設けられている。
防止するために、液状ポリブタジエン硬化物よりわずか
に高さを低くし、衝撃を受けた時のみ、床版2と接触す
るようにしている。
分の支持材34の床下地材のパーチクルボード7aと接
する部分のみに、再生ブチル系粘着剤からなる粘接着剤
36を設けている。
a、石膏ボード37e、パーチクルドボード7bを各々
長辺が直交する方向で積層され、ビス8aで固定されて
いる。
45を用いる。衝撃吸収材43a,43bは、液状ポリ
ブタジエン硬化物の円錘台状物の高さ25mmもの43
aを3ヶと、22mm高さのもの43bを2ヶ、支持材
44に固定している。
両端部と中央部に配置し、高さ25mmのもの43aの
間に、高さ22mmのもの43bを配置している(図で
は2ヶ分を省略した)。
への接地部と、支持材44の床下地材のパーチクルボー
ド7aとの接触部に、再生ブチルゴム系粘接着剤からな
る粘接着剤36を設けている。
架橋粘弾性体44bを形成して拘束型制振支持材となっ
ている。
7a、制振遮音板17d、2枚のパチクルボード7b,
7cを積層させ、パーチクルボード7a等は互いの長辺
が直交する方向に積層し、ビスで固定してある。床仕上
材9はフローリング材をフロアーネイルで固定してあ
る。
55を用いる。支持材54は、リップ溝形鋼54aの折
り曲げ内側全面にアルミ箔を拘束材として設けた粘弾性
体54bを積層して拘束型制振支持材とし、金属支持材
の衝撃による音発生を防止している。
撃吸収材53として液状ポリブタジエン硬化物で円錐台
状形状の25mm高さの物を5個取り付けている。図で
は、支持材54の断面が分かる様に衝撃吸収材53は1
個だけを示した。
生ブチルゴム系粘接着剤からなる粘接着剤36を設け、
床下地材は2枚のパーチクルボード7a,7bが互いの
長辺方向に直交するようにビス8aで設けられ、その上
に床仕上げ材9のフローリング材がフロアーネイル8b
で固定されている。
65を用いる。支持材64は、角形鋼管64aを用い、
その内側空洞の高さ方向の両面にポリエステルフォルム
を拘束材として設けた粘弾性体64bを貼り付け、拘束
型制振性の支持材64としている。
で作った四角錘合状物を、支持材64の長さ1800m
mの両端部と、その間の3等分する部分に2個計4個配
置した。
らなる粘接着剤66、衝撃吸収材63の下部は、再生ブ
チルゴム系粘着剤からなる粘接着剤36で床下地材のパ
ーチクルボード7a及び床版2に固定してある。
ーチクルボード7a,7bを互いの長辺方向を直交する
方向で積層しビスで固定した。その上に床仕上げ材9の
フローリング材をフロアーネイルで固定している。
75を用いる。支持材74は、板状拘束材74aを4枚
とそれらの間の粘弾性体74bを交互に積層し、積層方
向を床版に対して垂直方向にした拘束制振性の支持材で
ある。
ゴムからなる衝撃吸収材73aを用い、下部に支持材7
4の長さ1818mmの両端部とその間を4等分する点
に3個で計5個のEPT/ブチルゴムの四角錘台状ゴム
からなる衝撃吸収材73bとした。
撃吸収材73bの面積の大きい方に再生ブチルゴム系粘
接着剤からなる粘接着剤36を設け、各々、床下地材の
パーチクルボード7a、床版2と固定している。
a,7bを互いに長辺方向が直交する方向で積層し、さ
らにその上に床仕上げ材9のフローリング材をパーチク
ルボードの長辺方向とフローリング材の長辺方向を直交
してフロアーネイルで固定している。
材85を用いる。支持材84は、リップ溝形鋼54aの
折り曲げ空洞側の表面に粘弾性体84bを設け、その表
面を覆うように空洞内に発泡体84cを充填した拘束型
制振性の支持材である。
いない)を支持材の両端部と中央に取りつけ、その中間
に液状ポリブタジエン硬化物の円錐台状ゴムからなる衝
撃吸収材83aを2ケ取りつけ、支持材84の1800
mm長さ当り、計5ヶの衝撃吸収材を設け、支持材84
の上部と衝撃吸収材83a等の接地部に再生ブチルゴム
系粘着剤からなる粘接着剤36を設け、各々床下地材の
パーチクルボード7a、床版2に固定している。
ード7a,7bを互いに長辺が直交するようにビス8a
で固定し、床仕上げ材9をフロアーネイルで固定してい
る。
材95を用いる。支持材94は、角形鋼管94aとその
内部空洞にEPT発泡体粉末とタイヤ粉末を混合して充
填材94bした制振性の支持材である。
持材94の1800mm長さ当たりに4個で両端部とそ
の間の3等分点の2点に設けている。支持材94の上面
にアクリル粘接着剤からなる粘接着剤66を設け、衝撃
吸収材93の発泡体封入ゴムの下面に再生ブチルゴム系
粘着剤からなる粘接着剤36を設けている。
ード7a,7bを互いに長辺方向を直交させビス8aで
固定し、その上に、床仕上げ材9のフローリング材を、
長辺方向を直交してフロアーネイルで固定している。
床材105を用いる。防音床材105では、支持材10
4の下に、ポリノルボーネンゴム103aと液状ポリブ
タジエン硬化物103bとを直列で衝撃吸収材103と
して設けた。
示す、ポリノルボーネンゴム113aと座付円錘台状バ
ネ113bとを直列で設けて形成される衝撃吸収材11
3が設けられている。
ップ部を下向きにし、折り曲げ空洞を衝撃吸収材103
の配置スペースとして使用し、全体の床高を低くするだ
けでなく、リップ溝形鋼54aの曲げ剛性強度も利用し
た例である。
硬化物103bの下部に、再生ブチルゴム粘着剤からな
る粘接着剤36を設け、各々床下地材のパーチクルボー
ド7aと床版2とに固定している。支持材54a上部
は、2枚のパーチクルボード7a,7bを互いに長辺を
直交させてビス8aで固定し、その上に同様に長辺を直
交させて床仕上げ材9のフローリング材をフロアーネイ
ルで固定している。
13cが床版2から少し離れて、床が衝撃を受けた時の
み、衝撃吸収作用をするようにしている。その他の部分
は、図5の衝撃吸収材の説明と同様である。
13が支持材104に設けられている状態を示す、床下
地材7aの裏面から見た図である。
床材125を用いる。支持材124の下に、角パイプ状
ゴム123aで座付き円錐台状バネ123bを囲った衝
撃吸収材123が設けられている。バネ部123cは、
床版2から少し離れて、角パイプ状ゴム123aで支持
されている。
13の衝撃吸収材のものと同様である。支持材124の
上部は、パーティクルボード7aと再生ブチルゴム系粘
着剤からなる粘接着剤36で固定され、パーチクルボー
ド7a上に合板127e,127fの2枚と床仕上材9
のフローリング材が各々長辺が直交する様固定されてい
る。
衝撃吸収材123gを設けている。衝撃吸収材123g
は、支持材124の下の四角錘合状ゴムからなる。衝撃
吸収材123g以外は、図15のものと同様である。
例に基づいて具体的に説明する。 実施例1 図1及び2に示す防音床構造を施工した。支持材を5.
5mm厚×100mm幅×1818mm長さとし、衝撃
吸収材を底面60mm角、上面30mm角、高さ25m
mの液状ポリブタジエン製SRIS 0101C型硬度
10として、支持材に等ピッチで5個接着固定した。
布した1mm厚ポリエチレン10倍発泡体80mm幅×
1818mm長さを貼り付け、残る一面は保護離型フィ
ルムを付けた。
平方向厚み15mm垂直方向厚み4mmを設けた開口部
に、6mm厚40mm幅3.6m長さの防振ゴムを介し
て、6枚のALC床版を架設した。
m幅1818mm長さのパーチクルボードに前記の衝撃
吸収材付支持材の上面の保護離型フィルムを除去し、パ
ーチクルボードの長辺方向に短辺方向の中央と端から各
100mm内側に計3本貼り付け、ALC床版の長辺方
向にパーチクルボードの長辺方向を合わせて置いた。A
LC床版6枚の全面に同様にして設置した。
×1818mm長さを20mmパーチクルボードと直交
する方向で置き敷きし、次に、パーチクルボード9mm
厚909幅×1818mm長さを9mmパーチクルボー
ドと直交する方向で置き敷きし、下の20mmパーチク
ルボードにビスで固定した。
mm長さのフローリング材を床仕上材として15mmパ
ーチクルボードと直交する方向でフロアーネイルで固定
し、重量床衝撃音を測定した。また、床の5箇所で床荷
重を60、80、及び120kgとした時の変位量を測
定した。結果を表1に示した。
厚×100mm幅×1818mm長さの2枚の鉄板間に
液状ポリブタジエンゴムを架橋硬化させた、拘束型制振
性の支持材を用い、その上下にポリノルボーネンゴムで
作ったJIS−A硬度で40の衝撃吸収材として、支持
材の下側に、下面50mm径、上面30mm径、高さ1
5mmのものを4個、等間隔になるように接着し、支持
材の上側に、下面40mm径、上面30mm径、高さ1
0mmのものを5個接着固定した。両端のものは、支持
材下側の衝撃吸収材と同じ位置、その他の3個は支持材
下側の衝撃吸収材の間に設けた。各衝撃吸収材の径の小
さい方を支持材に接着し、残る径の大きい方にブチル再
生ゴム系粘接着剤を貼り付けて衝撃吸収剤付支持材とし
た。
て施工した。20mm厚パーチクルボード606mm幅
×1818mm長さの長辺方向に衝撃吸収材付支持材を
短辺方向の中央と両端から100mmの所に計3本を貼
り付け、ALC床版の長辺方向とパーチクルボード長辺
方向を合わせて施工した。
×455mm幅×910mm長さをパーチクルボード上
全面に置敷きし、次に、15mm厚パーチクルボード9
09mm幅×1818mm長さを20mmパーチクルボ
ードと長辺方向を直交方向で置敷し、20mmパーチに
達するようにビス固定した。
mm幅×1818mm長さを15mm厚パーチクルボー
ド長辺とフローリング材長辺が直交するようにフロアー
ネイルで固定した。重量床衝撃音を測定し、その後、床
荷重を60kg、80kg、120kgとして変位量を
測定し、結果を表1に示した。
m幅×1818mm長さの合板を上側支持材、3mm厚
×100mm幅×1818mm長さの合板を下側支持材
とし、衝撃吸収材を下面70mm角、上面50mm角、
上下ゴム厚5mm、周囲ゴム厚10mm、高さ25mm
で、内部にタイヤ粉末30メッシュを封入したブチルゴ
ムJIS A硬度35を4個、等間隔で支持材に接着固
定した。
3mm厚とした。実施例1で用いたポリエチ発泡体の両
面にアクリル粘接着剤を上下の支持材共に付けた。
0mm厚×606mm幅×1818mm長さのパーチク
ルボードの短辺方向の両端から150mm内側に各々長
辺方向で支持材を取り付け、ALC床版の長辺方向に直
交する方向にパーチクルボードの長辺方向を設置し、次
に、9mm厚×909mm幅×1818mm長さのパー
チクルボードを20mm厚パーチクルボードの長辺方向
と直交する方向に置敷し、次に、15mm厚×909m
m幅×1818mm長さのパーチクルボードと9mm厚
パーチクルボードの長辺方向と直交する方向に置敷し、
ビスで20mm厚パーチクルボードに固定した。
方向とフローリング材の長手方向が直交する方向で、フ
ローリング材(12mm厚×303mm幅×1818m
m長さ)を床仕上材として、フロアーネイルで固定し
た。重量床衝撃音を測定し、床荷重60kg、80k
g、120kgの変位量を測定し、表1に結果を示し
た。
×100mm幅×1818mm長さの合板を用い、衝撃
吸収材として液状ポリブタジエン硬化物SRIS 01
01C型硬度10を用い、下面46mm径、上面23m
m径、高さ25mmのもの3個を両端と中央で支持材に
接着し、下面40mm径、上面20mm径、線径3.5
mmの円錐台状バネを内部に発泡体を入れて、台座0.
8mm厚×50mm角鉄板に固定し、上面に1mm厚ポ
リエチレン製キャップを取付けた物、高さ23mmを前
記液状ポリブタジエン硬化物の取付位置の中央に計2
個、接着剤とビスの併用止めをした。
との設置部の支持材上面に、80mm角、1mm厚の再
生ブチルゴム系粘接着剤を貼り付け、液状ポリブタジエ
ン硬化物のみに床版固定用に1mm厚再生ブチルゴム系
粘接着剤を貼り付けた。
のパーチクルボードに前記2種の衝撃吸収材、計5個の
付いた支持材を、パーチクルボードの長手方向で短辺方
向の中心と両端より100mm内側に貼り付けた。
20mm厚パーチクルボードを合わせて、ALC床版に
固定し、20mm厚パーチクルボードの長手方向と長手
方向が直交するように、順に12mm厚×909mm幅
×1818mm長さの石膏ボード、20mm厚パーチク
ルボードを置敷し、下部の20mmパーチクルボードに
ビスを固定した。
mm幅×1818mm長さのフローリング材の長手方向
と20mm厚パーチクルボードの長辺方向と直交方向で
フロアーネイルにて固定した。重量床衝撃音を測定し、
床荷重による変位量を60kg、80kg、120kg
で測定し、結果を表1に示した。
mm厚×100mm幅×1818mm長さの合板2枚を
液状ポリブタジエン架橋物からなる粘弾性体の約1mm
厚で接着一体化した拘束型制振性の支持材を作った。
物SRIS 0101C型硬度30の下面46mm径、
上面23mm径、高さ25mmを3個、支持材の両端部
と中央に接着固定し、前記と同一組成の液状ポリブタジ
エン硬化物SRIS 0101C型硬度30の下面46
mm径、上面25.8mm径、高さ22mmを前記衝撃
吸収材の中央で各1個づつ計2個支持材に取付けた。
00mmの長さで再生ブチルゴム系粘接着剤を1mm厚
貼り付け、床版側は前記再生ブチル系粘接着剤、1mm
厚、20mm角を両端部と中央部の高さ25mmの衝撃
吸収材のみに貼り付けた。
のパーチクルボードの長辺方向に、短辺方向中央部と両
端から100mm内側に計3本で貼り付けて、裏返して
ALC床版の長辺方向と20mm厚パーチクルボードの
長辺方向とが直交する方向で固定した。
幅×910mm長さの制振遮音板を全面に置敷し、9m
m厚909mm幅×1818mm長さのパーチクルボー
ドと15mm厚×909mm幅×1818mm長さのパ
ーチクルボードを下地パーチクルボードの長手方向と直
交する方向に順次全面に置敷し、15mmパーチクルボ
ード上から20mmパーチクルボードにビス固定した。
8mm長さのフローリング材を下地材表面の15mmパ
ーチクルボードの長手方向とフローリング材の長手方向
が直交する方向でフロアーネイルで固定した。重量床衝
撃音を測定し、床荷重60kg、80kg、120kg
のときの変位量を測定し、結果を表1に示した。
軽量形鋼のリップ溝形鋼100mm高さ×50mm幅×
20mmリップ×1.6mm板厚×1800mm長さの
折り曲げ部内側全面にブチルゴム系粘弾性体2mm厚の
片側にアルミ箔100μmを貼り付けた物を貼り、拘束
型制振性の支持材を作った。
エン硬化物SRIS 0101C型硬度10の下面46
mm径、上面23mm径、高さ25mmを等間隔に5個
取付け、衝撃吸収材付支持材を作った。次に、支持材の
上面と衝撃吸収材の下面に1mm厚再生ブチルゴム系粘
接着剤を貼っておいた。
長さのパーチクルボードの長手方向に衝撃吸収材付支持
材の長手方向を、パーチクルボード短辺方向の両端から
150mm内側に2本取り付け、ALC床版の長辺方向
にパーチクルボードの長辺方向が直交するように取り付
けた。
8mm長さのパーチクルボードを下のパーチクルボード
の長辺方向と直交する方向で置敷し、下のパーチクルボ
ードにビスで固定した。
8mm長さのフローリング材をフロアーネイルで固定し
た。フローリング固定方向はパーチクルボードの長辺に
フローリング材の長辺を直交する方向とした。重量床衝
撃音を測定し、床荷重を60kg、80kg、120k
gのときの変位量を測定し、結果を表1に示した。
鋼管100mm高さ×50mm幅×1.6mm板厚×1
800mm長さを用い、鋼管内部の空洞内で、高さ方向
の両内面に、50μmポリエステルフィルム付再生ブチ
ルゴム系粘弾性体2mm厚×70mm幅×1800mm
長さを貼り付けて、拘束型制振性の支持材を作った。
ボーネンゴムと同一組成で、下面40mm角、上面20
mm角、高さ25mmの四角錘台状とし、4個を等間隔
で接着固定した。
で用いたポリエチレン発泡体の両面にアクリル粘接着剤
を塗布したシートを40mm幅で1800mm長さで貼
った。衝撃吸収材の床版設置面は、再生ブチルゴム系粘
接着剤を貼付けた。
長さのパーチクルボードの長辺方向に、衝撃吸収材付の
拘束型制振性の支持材を、パーチクルボード短辺方向の
両端から150mm内側の所に貼付けた。
版の長辺にパーチクルボードの長辺が直交する方向で固
定し、順次20mm厚×606mm幅×1818mm長
さのパーチクルボード、床仕上材の12mm厚×303
mm幅×1818mm長さのフローリング材を長辺が各
々直交するように、ビス固定とフロアーネイル固定をし
た。重量床衝撃音を測定し、床荷重60kg、80k
g、120kgのときの変位量を測定し、結果を表1に
示した。
×80mm幅×1818mm長さの合板4枚を液状ポリ
ブタジエンゴム製粘弾性体と交互に積層硬化反応させ
て、51mm厚×80mm幅×1818mm長さの拘束
型制振性の支持材を作った。
び支持材が、床版および床下地材に直交方向となる方向
で、上下に衝撃吸収材を接着固定した。上の衝撃吸収材
は5mm厚×50mm幅×1818mm長さのEPT/
IIRゴム低発泡品であり、下の衝撃吸収材は下面40
mm角、上面20mm型、高さ25mmのEPT/ブチ
ルゴムでA硬度30を5個等間隔で接着固定した。
粘接着剤を0.5mm厚で全面に設けた。EPT/ブチ
ルゴムの床版設置面には再生ブチルゴム系粘接着剤を1
mm厚で設けた。
長さのパーチクルボードの長辺方向に平行で、短辺両端
から150mm内側に接着した。このパーチクルボード
を裏返してALC床版の長手方向とパーチクルボード長
辺方向が直交するように固定した。
818mm長さのパーチクルボードを敷き並べビス固定
し、床仕上材として12mm厚×303mm幅×181
8mm長さのフローリング材をフロアーネイルで固定し
た。床下地材、床仕上材は下の板材の長辺が直交する方
向に積層した。重量床衝撃音を測定し、床荷重60k
g、80kg、120kgのときの変位量を測定し、結
果を表1に示した。
用軽量形鋼のリップ溝形鋼100mm高さ×50mm幅
×20mmリップ×1.6mm板厚×1800mm長さ
の折り曲げ部内側全面にブチルゴム系ダンピング材、比
重2.8、4mm厚を貼り、残った空洞部にEPT発泡
体を充填した。
m長さ×30mm高さの上下面ゴム厚5mm、周囲ゴム
厚8mmの油粘土封入NBR、ゴム硬度A−50を3個
と液状ポリブタジエン硬化物SRIS 0101C型硬
度30の下面46mmφ、上面18.4mmφ、高さ3
0mmを2個用意し、油粘土封入NBRを両端と中央に
接着固定し、液状ポリブタジエン硬化物は油粘土封入N
BR間の中央に接着固定した。
さ×1mm厚で、再生ブチルゴム系粘接着剤を貼り、油
粘土封入NBRのALC床版設置面に1mm厚の再生ブ
チルゴム系粉接着剤を貼り、床下地材として、20mm
厚×606mm幅×1818mm長さのパーチクルボー
ドの長辺方向に平行で、パーチクルボードの短辺の中央
と両端から100mm内側に支持材を貼り付けた。
辺方向と床下地材の長辺方向とが直交する方向でAlC
床版に固定した。床下地材の長手方向と長手方向が直交
するように、20mm厚×606mm幅×1818mm
長さのパーチクルボードをビス固定し、床仕上材の12
mm厚×303mm幅×1818mm長さのフローリン
グ材を長辺方向と直交でフロアーネイルで固定した。重
量床衝撃音を測定し、床荷重60kg、80kg、12
0kgのときの変位量を測定し、結果を表1に示した。
造用各形鋼管100mm高さ×50mm幅×1.6mm
板厚×1800mm長さを用い、鋼管内部の空洞にEP
T発泡体粉末とタイヤ粉末を混合して充填し、両端にゴ
ム栓した。
チレン発泡体の両面にアクリル粘接着剤を設けた粘接着
層を40mm幅1800mm長さで貼り付けた。
mm幅×100mm長さ×30mm高さでゴム上下厚5
mm、周囲ゴム厚8mmで作った。周囲のゴム硬度はA
−50である。これを、支持材の両端部と中間2カ所に
等間隔で接着固定した。発泡体封入ゴムの床版設置面に
1mm厚再生ブチルゴム系粘接着剤を貼付けた。
幅×1818mm長さのバーチクルボードの長手方向に
平行で、短辺方向の両端部より150mm内側に2本接
着し、ALC床版の長辺方向にパーチクルボード長辺方
向を平行に固定した。更に、20mm厚×606mm幅
×1818mm長さのパーチクルボードを長辺同士が直
交になるようにビスで固定した。次に、床仕上材として
12mm厚×303mm幅×1818mm長さのフロー
リング材を長辺同士が直交になるようにフロアーネイル
で固定した。重量床衝撃音を測定し、床荷重60kg、
80kg、120kgのときの変位量を測定し、結果を
表1に示した。
て、一般構造用軽量形鋼のリップ溝形鋼60mm高さ×
30mm幅10mmリップ×1.6mm板厚×600m
mの長さのリップ部を床版側に向くようにして高さ30
mm、幅60mmとして使用した。従って、支持材の上
面は60mm幅の面として、再生ブチルゴム系粘接着剤
を1mm厚で50mm幅、600mm長さで貼付けた。
化物SRIS 0101C型硬度10の下面46mm
径、上面23mm径、高さ25mmにJISA硬度40
の15mmポリノルボーネンゴムシート打抜品46mm
径を接着した物2個をリップ溝形鋼の空洞側の両端部に
接着固定した。
ネの座に、上記JIS A硬度40の15mm厚ポリノ
ルボーネンゴムシートを50mm角で接着し、リップ溝
形鋼の空洞側の中央部に1個接着固定した。液状ポリブ
タジエン硬化物の床版設置部に、1mm厚、20mm角
の再生ブチルゴム系粘接着材を貼付けた。
818mm長さのパーチクルボードの短辺と平行方向
で、長辺方向の両端より100mm内側と中央に支持材
を固定し、更に両方の中間に各1本貼り付け、1枚のパ
ーチクルボードに支持材が5本になるように配置し、A
LC床版の長辺方向とパーチクルボードの長辺を平行に
貼り付け、更に20mm厚×606mm幅×1818m
m長さのパーチクルボードを長辺同士が直交するように
ビス固定し、床仕上材12mm厚×303mm幅×18
18mm長さのフローリング材を長辺同士が直交するよ
うにフロアーネイルで固定した。重量床衝撃音を測定
し、床荷重を60kg、80kg、120kgとしたと
きの変位量を測定し、結果を表1に示した。
して、廃プラ製角パイプ(70mm高さ×70mm幅×
600mm長さ、中空部50mm高さ×50mm幅×6
00mm長さ)を用い、上面に再生ブチルゴム系粘接着
剤を0.5mm厚×50mm幅×600mm長さで貼付
けた。
高さの座付円錐台状バネ(実施例4と同じ)の外周をE
PTゴム製角パイプ(外寸70mm×70mm×25m
m高さ、内寸55mm×55mm×25mm高さ)を、
支持材中央部に1個設けた。
40mm角/20mm角/25mm高さの実施例8で用
いた四角錘台状ゴムの40mm角側を接着した。20m
m角側に再生ブチルゴム系粘接着剤を貼付けた。
長さのパーチクルボードの短辺方向に平行に前記衝撃吸
収材付支持材を貼り付けた。貼付位置は長辺方向の両端
から各々100mm内側と中央と更にその中央の5本で
ある。
にパーチクルボード長辺が床版長辺に直交となるように
固定し、12mm厚×909mm幅×1818mm長さ
の合板を2枚順に長辺方向が直交するように積層しビス
固定した。次に、フローリング材12mm厚×303m
m幅×1818mm長さを長辺が直交する方向でフロア
ーネイルで固定した。重量床衝撃音を測定し、床荷重を
60kg、80kg、120kgとしたときの変位量を
測定し、結果を表1に示した。
長い支持材で衝撃緩衝材が支持されていない床構造13
1の部分断面図である。図18は、図17の床材を床下
地材側から見た平面図である。
134a,134bを設け、下板133と床版2をビス
固定した、床材135を用いている。上板132は床下
地材7aのパーティクルボードとビス固定され、その上
に制振遮音板17dと2枚のパーテクルボード7b,7
c、床仕上げ材9のフローリング材の順で長辺を交互に
直交して固定されている。
板(5.5mm厚×300mm角)の合板の四隅に、4
0mm角/20mm角×25mm高さの液状ポリブタジ
エン硬化物を置き、中央に40mm径/20mm径の円
錐台状バネを50mm角鉄板の台座を付けて23mm高
さにして、下板へビス止めし、液状ポリブタジエン硬化
物を接着剤で、上下の合板と接着し、床材を作った。
0mmピッチ、長辺方向に455mmピッチで、DAC
ビスで床版に固定し、20mm厚×909mm幅×18
18mm長さのパーチクルボードを床版に直交方向に敷
並べ、ビスで床材の上板に固定した。
×455mm幅×910mm長さを全面に敷き並べ、そ
の上に9mm厚×909mm幅×1818mm長さのパ
ーチクルボード、15mm厚さ×909mm×1818
mm長さのパーチクルボードと12mm厚×303mm
幅×1818mm長さのフローリング材を、長辺を交互
に直交させて固定した。重量床衝撃音を測定し、床荷重
を60kg、80kg、120kgとしたときの変位
量、施行時間を測定し、表に示した。
の測定結果を説明する。実施例1は、支持材を、床下地
材と同じ長さとし、アクリル粘接着剤で床下地材最下層
の長辺方向に中央と両端から100mmの位置に貼付け
てあり、床下地材のパーチクルボード1枚(606mm
幅×1818mm長さ)当り、接着面積比は39.6%
であり、拘束型制振作用を働かせている。
長さ当たり、60mm角/30mm角×25mm高さの
液状ポリブタジエン硬化物5個を両端部とその間の4等
分点の3個で支持している。
1坪当たり100個使用されていた物が45個で良くな
り、しかも1dBであるが、防音性能も向上している。
た。明らかに使用部材が少なく、施工も容易となり、コ
スト低減も出来ている。
支持材上下に衝撃吸収材を用いた例である。この場合
は、支持材で床下地材の振動を拘束する効果は生じてい
ないが、低周波側は効果が高く、LH53となった。高
周波側は比較例より悪化しているものの、重量衝撃音に
悪影響を与えるレベルではない。
支持材の変形吸収も有効に作用したものと思われる。ま
た、この方法では、衝撃吸収材の使用量は、比較例の約
80%であり、大きなコストダウンはできないが、施工
面で15分/坪短縮されたことから、施工工数減と施工
容易性が大きなメリットとなる。
の制振遮音材を省略できるレベルであるので、ここでコ
ストメリットが出せると思われる。
比較例1と比べ2dB低減できている。また、支持材の
本数も長辺2辺で支持し、使用衝撃吸収材も1坪あた
り、24個となり、比較例1の1/4である。コスト低
減効果は大である。また、施工行性もよく、15分/坪
短縮している。
した例で、支持材は床下地材の面S径日で8.7%拘束
している。比較例1と比べ、3db改善できており、衝
撃吸収材も45ヶ使用しており、比較例の約1/2であ
る。ここでも、コスト低減は大である。施行性も14分
/坪短縮しており、向上している。支持材上の構成から
石膏ボードを除去して、LH55に納まるレベルであ
る。
材とし、床下地材への支持材の拘束面積比も39.6%
である。比較例1と比べ、3dB低減できている。衝撃
吸収材は、1本の支持材の中に3ヶの25mm高さと2
ヶの22mm高さの差を設けている。ここでも、衝撃吸
収材は45ヶ/坪使用し、比較例1の約1/2である。
支持材上の制振遮音材を省略しても、LH55が達成で
きるレベルであり、コスト面で充分に目標をクリアー出
来る。また、施工性も14分/坪短縮でき、施工性がよ
く、施工コストも低減できる。
管の対応も可能である。床衝撃音も比較例1より1dB
良く、施工性も16分/坪短縮できている。衝撃吸収材
使用量は30ヶ/坪で、比較例1と比べ約1/3になっ
ており、コストダウンが大きく出来る。また、床の変位
量も少なく問題はない。
の対応が可能である。比較例1と比べ、2dB低減でき
ており、また、衝撃吸収材も24ケ/坪で良く、比較例
1の約1/4である。施工性も16分/坪短縮され、変
位量も少なく良好である。
ができる高さである。衝撃吸収材も上下にあり、床衝撃
音は比較例1より4dB低減している。施工性もよく、
16分/坪も短縮ができ、良好であり、床荷重の変位量
も少ない。音性能、床変位量からすると、床下地材厚を
減少させてコストダウンを行っても充分LH55レベル
を達成することができる。
利用する為の支持材で制振処理がされている。床下地材
は、支持材3本で長辺方向に支持され、かつ床下地材は
支持材と拘束面積比19.8%で拘束されているため、
床下地材の振動も低減されている。その結果、比較例1
より、制振遮音材を省略しても、2dB改善されてい
る。衝撃吸収材量は、比較例の約1/2となっており、
コストダウン効果も充分にあり、施工性でも16分/坪
の短縮があり、施工性も一段と向上している。床荷重の
変位量も少なく、床性能も良い。
を利用する工法に適しており、床下地材は支持材2本で
支持され、かつ床下地材は支持材との間で拘束面積比1
3.2%で拘束され、床下地材の振動も低減されてい
る。その結果、比較例1より制振遮音材を省略しても、
3dB改善されている。衝撃吸収材は、発泡体封入ゴム
を用いており、比較例1の使用量と比べて約4/1であ
り、コストダウン率も大である。加えて、施工性も16
分/坪の短縮ができており、施工性も一段と向上してい
る。床荷重に対する変位量も、支持材の曲げ剛性も寄与
して、非常に少ない良好な結果が得られている。
間部に衝撃吸収材を配置し、曲げ剛性の高い支持材を使
用しているのに拘らず、ほとんど床下厚みを高くしない
方法である。また、床下地材の短辺と同等の長さの支持
材を5本使用しており、床下地材の拘束面積も13.7
%である。衝撃吸収材使用量も比較例1の約1/2であ
り、コストダウンもできている。加えて、比較例1より
床下地材の構成から制振遮音材を省略しても、1dB改
善できている。施工性も16分/坪短縮しており、施工
性も充分改良されている。床荷重の変位量も少なく支持
材の曲げ剛性が寄与している。
し、床下地材の短辺と同等の長さの支持材5本で支持し
ている。床下地材の拘束面積も13.7%で、衝撃吸収
材は円錐台状バネの周囲を、バネより2mm高い角パイ
プ状ゴムで囲い、衝撃により角パイプ状ゴムが変形した
後にバネが利き、バネの弾性による衝撃反力による悪影
響を防いでいる。他の衝撃吸収材は、角錐台状ゴムで、
これらの使用量は、比較例1の約1/2であり、床衝撃
音も比較例1より3dB改善できている。施工性も15
分/坪の短縮が出来でおり、一段と施工性も良くなって
いる。床荷重時の変形量も少なく良好な結果である。
り、防音床構造の重量床衝撃音が一層低減される。ま
た、本発明により、衝撃吸収材使用量の減量や床下地材
の簡素化が出来、防音床構造のコストダウンと、施工工
数低減に伴う施工コストのダウンとにより、広く普及す
る上でのコストの障害がなくなる。
練を要さず、誰が施工しても重量床衝撃音が一層低減さ
れ、同様な仕上がりとなる。本発明の防音床構造は、床
荷重による変形も少なく、歩行感も良い。
辺又は短辺と同程度の長さの細長い支持材で複数の衝撃
吸収材を支持することで、防音床構造の重量床衝撃音を
著しく低減させると共に、防音床構造の施工性を向上さ
せることができる。
方向で切断して見た部分断面図である。
見た裏面図である。
ある。
図である。
図である。
図である。
図である。
図である。
図である。
面図である。
面図である。
面図である。
である。
た裏面図である。
面図である。
である。
ない床構造の部分断面図である。
である。
1,91,101,121 防音床構造 2 床版 3,13a,13b,13c,13d,23,33a,
33b,33c,43a,43b,53,63,73
a,73b,83a,93,103,113,123,
123g 衝撃吸収材 4,14,24,34,44,44a,54,64,7
4,84,94,104,124 支持材 5,25,35,45,55,65,75,85,9
5,105,125 防音床材 6,36,66 粘接着剤 7 床下地材 7a,7b,7c パーチクルボード 8a ビス 8b フロアーネイル 9 床仕上げ材 14a,64b,74b,84b 粘弾性体 14b 鉄板 33d 台座 33e,84c 発泡体 33f キャップ 44b 架橋粘弾性体 17d 制振遮音板 54a リップ溝形鋼 64a 角形鋼管 74a 板状拘束材 103a,113a ポリノルボーネンゴム 103b 液状ポリブタジエン硬化物 113b 座付円錘台状バネ 113c バネ部分 123a 角パイプ状ゴム 123b 座付き円錐台状バネ 123c バネ部
Claims (10)
- 【請求項1】 床版と前記床版上の床下地材とを備え
る、防音床構造であって、 前記床版と前記床下地材との間に複数の防音床材が配置
されており、前記各防音床材が、複数の衝撃吸収材と、
前記各衝撃吸収材を支持する細長い支持材とを備えてお
り、前記支持材の上面及び下面の少なくとも一方に前記
各衝撃吸収材が設けられており、前記各防音床材が、前
記床版又は前記床下地材に固定されており、前記床下地
材を支持していることを特徴とする、防音床構造。 - 【請求項2】 前記床版又は前記床下地材が、複数の細
長い床版又は複数の細長い床下地材を同一方向に継ぎあ
わせて形成されており、前記防音床材が、前記床版又は
前記床下地材の継目に直交するように配置されているこ
とを特徴とする、請求項1記載の防音床構造。 - 【請求項3】 床版と前記床版上の床下地材との間に設
ける防音床材であって、 前記防音床材が、複数の衝撃吸収材と、前記各衝撃吸収
材を支持する細長い支持材とを備えており、前記支持材
の上面及び下面の少なくとも一方に前記各衝撃吸収材が
設けられており、複数の前記防音床材が前記床版と前記
床下地材との間に配置され、前記各防音床材が、前記床
版及び前記床下地材の少なくとも一方に固定され、前記
床下地材を支持することを特徴とする、防音床材。 - 【請求項4】 前記各衝撃吸収材が、線形バネ特性、デ
グレッシブバネ特性、プログレッシブバネ特性及び定荷
重バネ特性からなる群より選ばれる少なくとも1種のバ
ネ特性を有しており、少なくとも、一方の前記衝撃吸収
材と他方の前記衝撃吸収材とが異なる前記バネ特性を有
することを特徴とする、請求項3記載の防音床材。 - 【請求項5】 前記各衝撃吸収材が、気体封入ゴム、繊
維封入ゴム、発泡体封入ゴム、粘土封入ゴム及び液体封
入ゴムからなる群より選ばれる少なくとも1種のゴムか
ら形成されていることを特徴とする、請求項3又は4記
載の防音床材。 - 【請求項6】 前記衝撃吸収材が、相対的に高さの高い
衝撃吸収材と、相対的に高さの低い衝撃吸収材とからな
っており、前記相対的に高さの高い衝撃吸収材が前記床
下地材を支持しており、前記相対的に高さの低い衝撃吸
収材と前記床下地材、前記支持材又は前記床版との間に
空間が設けられており、前記床下地材が衝撃を受けて変
位した時、前記相対的に高さの低い衝撃吸収材と前記床
下地材、前記支持材又は前記床版とが接触することを特
徴とする、請求項3〜5のいずれか一項記載の防音床
材。 - 【請求項7】 前記支持材が、細長い板状物を幅方向に
折れ曲げた折板状体又は筒状体からなることを特徴とす
る、請求項3〜6のいずれか一項記載の防音床材。 - 【請求項8】 前記折板状体又は前記筒状体の内面に、
粘弾性体が積層されていることを特徴とする、請求項7
記載の防音床材。 - 【請求項9】 前記折板状体又は前記筒状体の内側に、
発泡体、繊維状物、粉粒体、前記粉粒体をバインダーで
固めた物及びダンピング材からなる群より選ばれる少な
くとも一種の物質が充填されていることを特徴とする、
請求項7又は8記載の防音床材。 - 【請求項10】 床版と前記床版上の複数の防音床材と
前記各防音床材上の床下地材とを備えている、防音床構
造を得るにあたり、 前記各防音床材が、複数の衝撃吸収材と、前記各衝撃吸
収材を支持する細長い支持材とを備えており、前記支持
材の上面及び下面の少なくとも一方に前記各衝撃吸収材
が設けられており、前記各防音床材を前記床版と前記床
下地材との間に配置し、前記各防音床材を前記床版又は
前記床下地材に固定し、前記各防音床材によって前記床
下地材を支持することを特徴とする、防音床構造の施工
方法。
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