JP2002178333A - 空気入りタイヤの製造方法および装置 - Google Patents

空気入りタイヤの製造方法および装置

Info

Publication number
JP2002178333A
JP2002178333A JP2000376912A JP2000376912A JP2002178333A JP 2002178333 A JP2002178333 A JP 2002178333A JP 2000376912 A JP2000376912 A JP 2000376912A JP 2000376912 A JP2000376912 A JP 2000376912A JP 2002178333 A JP2002178333 A JP 2002178333A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bladder
tire
green tire
fluid
holder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000376912A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4493203B2 (ja
Inventor
Akio Obayashi
章男 大林
Haruo Toyoda
春雄 豊田
Hitoshi Nara
仁 奈良
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
Priority to JP2000376912A priority Critical patent/JP4493203B2/ja
Priority to US10/006,384 priority patent/US7001559B2/en
Priority to EP01310341A priority patent/EP1215024B1/en
Priority to DE60121707T priority patent/DE60121707T2/de
Priority to ES01310341T priority patent/ES2269318T3/es
Publication of JP2002178333A publication Critical patent/JP2002178333A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4493203B2 publication Critical patent/JP4493203B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D30/00Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
    • B29D30/06Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
    • B29D30/0601Vulcanising tyres; Vulcanising presses for tyres
    • B29D30/0633After-treatment specially adapted for vulcanising tyres
    • B29D30/0643Cooling during post cure inflation; Post cure inflators used therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D30/00Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
    • B29D30/0016Handling tyres or parts thereof, e.g. supplying, storing, conveying
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D30/00Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
    • B29D30/06Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
    • B29D30/0601Vulcanising tyres; Vulcanising presses for tyres
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D30/00Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
    • B29D30/06Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
    • B29D30/0601Vulcanising tyres; Vulcanising presses for tyres
    • B29D30/0603Loading or unloading the presses
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D30/00Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
    • B29D30/06Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
    • B29D30/0601Vulcanising tyres; Vulcanising presses for tyres
    • B29D30/0645Devices for inserting vulcanising cores, i.e. bladders, into the tyres; Closing the press in combination herewith
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D30/00Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
    • B29D30/06Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
    • B29D30/0601Vulcanising tyres; Vulcanising presses for tyres
    • B29D30/0645Devices for inserting vulcanising cores, i.e. bladders, into the tyres; Closing the press in combination herewith
    • B29D2030/0647Supporting or transferring tyres using an assembly of a bladder and side rings
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D30/00Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
    • B29D30/06Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
    • B29D30/0601Vulcanising tyres; Vulcanising presses for tyres
    • B29D30/0662Accessories, details or auxiliary operations
    • B29D2030/0666Heating by using fluids
    • B29D2030/0667Circulating the fluids, e.g. introducing and removing them into and from the moulds; devices therefor

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブラダー25の膨張を外段取りで行うこと
により、作業能率を向上させる。 【解決手段】 加硫作業前に加硫機の外側(処理ステー
ションR)で、グリーンタイヤGの両ビード部Bを支持
している下、上ホルダー24、50同士を締結することによ
り、グリーンタイヤG、下、上ホルダー24、50、ブラダ
ー25を組み合わせるとともに、該ブラダー25内に流体を
供給してグリーンタイヤG内で膨張させるようにした。
このため、このままの状態で加硫機に搬入すれば、直ち
に加硫作業を開始することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、加硫時間を短縮
することができる空気入りタイヤの製造方法および装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、空気入りタイヤは、成形ドラムに
おいて断面略トロイダル状のグリーンタイヤを成形した
後、該グリーンタイヤを加硫機に搬入し加硫を行うこと
で製造している。
【0003】ここで、前述の加硫は、加硫機の加硫金型
を開放しているとき、グリーンタイヤを該加硫金型内に
収納し、その後、加硫金型を閉止するとともに、加硫機
のブラダー内に高温、高圧の加硫媒体に供給し、該ブラ
ダーをグリーンタイヤ内において膨張させることで行う
ようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の空気入りタイヤの製造方法・装置にあって
は、前述のようにグリーンタイヤを加硫金型内に収納し
た後、ブラダー内に加硫媒体を供給してグリーンタイヤ
内で膨張させる必要があるため、加硫の前処理時間が長
くなり、作業能率が低下してしまうという問題点があ
る。
【0005】この発明は、ブラダーの膨張を外段取りで
行うことにより、作業能率を向上させるようにした空気
入りタイヤの製造方法および装置を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的は、第1
に、グリーンタイヤの両ビード部をそれぞれ支持してい
る一対のホルダー同士を締結するとともに、これら一対
のホルダーに軸方向両端部が取付けられたブラダー内に
流体を供給してグリーンタイヤ内で膨張させる工程と、
前記グリーンタイヤをホルダー、ブラダーと共に加硫機
内に搬入した後、前記ブラダー内に加硫媒体を供給する
ことで、グリーンタイヤを加硫し加硫済みタイヤとする
工程とを備えた空気入りタイヤの製造方法により、
【0007】第2に、グリーンタイヤの両ビード部をそ
れぞれ支持している一対のホルダー同士を締結する締結
手段、および、これら一対のホルダーに軸方向両端部が
取付けられたブラダー内に流体を供給し、該ブラダーを
グリーンタイヤ内で膨張させる膨張手段を有する前処理
機と、前記ブラダー内に加硫媒体を供給することで、グ
リーンタイヤを加硫し加硫済みタイヤとする加硫機と、
グリーンタイヤをホルダー、ブラダーと共に前処理機か
ら加硫機に搬送する搬送機とを備えた空気入りタイヤの
製造装置により達成することができる。
【0008】成形の終了したグリーンタイヤの両ビード
部をそれぞれ支持している一対のホルダー同士を締結手
段によって締結するとともに、膨張手段によってブラダ
ー内に流体を供給し、該ブラダーをグリーンタイヤ内で
膨張させる。その後、グリーンタイヤをホルダー、ブラ
ダーと共に搬送機によって前処理機から加硫機まで搬送
し、該加硫機内に搬入する。次に、前記ブラダー内に加
硫媒体を供給することで、グリーンタイヤを加硫し加硫
済みタイヤとする。
【0009】このように加硫作業前に加硫機の外側でグ
リーンタイヤとホルダー、ブラダーとを組み合わせると
ともに、該ブラダー内に流体を供給して膨張させるよう
にしたので、このままの状態で加硫機に搬入すれば、直
ちに加硫作業を開始することができ、これにより、作業
能率が向上する。そして、このような作業は請求項5に
記載した装置により、容易かつ確実に行うことができ
る。
【0010】また、請求項2に記載のように構成すれ
ば、ホルダー、ブラダー、グリーンタイヤを加硫作業に
先立って加熱しておくことができるため、加硫時間を短
縮することができる。
【0011】さらに、請求項3に記載のように構成すれ
ば、加硫後にブラダー内から加硫媒体を排出する時間が
不要になって作業能率が向上するとともに、加硫済みタ
イヤのブラダーとの分離やポストキュアインフレータの
リムへの装着が不要となるため、製品タイヤのユニフォ
ミティを向上させることができ、また、ポストキュアイ
ンフレータのリムをホルダーが代用するため、該ポスト
キュアインフレータの構造を簡単とすることができる。
【0012】また、請求項4に記載のように構成すれ
ば、加硫済みタイヤの内面と流体との接触を回避しなが
ら該加硫済みタイヤを急速に冷却することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態を図
面に基づいて説明する。図1、2、3において、11は、
例えば乗用車用空気入りタイヤを製造する製造装置であ
り、この製造装置11は前後方向に延びる前処理機12を有
する。この前処理機12の固定フレーム13には該前処理機
12に沿って延びる2台の水平な搬送コンベア14、15が上
下に離れて支持され、上段側の搬送コンベア14は図示し
ていないグリーンタイヤ成形機によって成形された横置
きのグリーンタイヤGを前方に向かって下流端まで搬送
する。
【0014】一方、下段側に設けられた搬送コンベア15
はその前端15aが搬送コンベア14の前端14aよりほぼグ
リーンタイヤGの直径分だけ前方に延びているととも
に、加硫が終了した横置きの加硫済みタイヤKを後方に
向かって次工程まで搬送する。
【0015】搬送コンベア15の前端15aより前方の処理
ステーションRには、図2に示すような上下方向に延び
る略円筒状の支持台18が取り付けられ、この支持台18内
には上下方向に延び、固定フレーム13に固定された円柱
状のセンターポスト19が設けられている。そして、この
センターポスト19は図示していないシリンダにより後述
のフランジ20が支持台18の上面に当接する下降限と、図
2に仮想線で示す上昇限との間を昇降する。
【0016】前記センターポスト19はその上端部外周に
リング状のフランジ20を有し、このフランジ20より上方
のセンターポスト19には上端を中心として揺動する三角
形状の爪21が周方向に等距離離れて複数設けられてい
る。そして、これら爪21は図示していないスプリングに
付勢されて半径方向外側に揺動すると、センターポスト
19の外周面から突出するが、前記スプリングに対抗して
半径方向内側に押し込まれると、センターポスト19の外
周面まで引っ込む。
【0017】24は支持台18上に搬入されて載置された略
円筒状の下ホルダーであり、この下ホルダー24には屈曲
可能なブラダー25の軸方向一端部(下端部)が取り付け
られている。また、この下ホルダー24はブラダー25の下
端部直下にタイヤの一方(下側)のビード部Bを支持す
る支持部24aを有し、この支持部24aの外径はブラダー
25の取り付け部における下ホルダー24の外径より大径で
ある。前記下ホルダー24の上端部には、図3に示すよう
な半径方向内側に向かって突出する複数の突出部24bが
形成され、これらの突出部24bは弧状を呈するととも
に、周方向に等距離離れて配置されている。
【0018】27はグリーンタイヤGのビード部B内径よ
り小径である上ホルダー本体であり、この上ホルダー本
体27は下ホルダー24の上方に配置されるとともに、前記
ブラダー25の軸方向他端部(上端部)が取り付けられて
いる。また、この上ホルダー本体27の中心軸上には前記
センターポスト19と同径の貫通孔28が形成され、この貫
通孔28にはセンターポスト19の上端部が貫通可能であ
る。
【0019】そして、前記センターポスト19が下降限か
ら上昇すると、該センターポスト19の上端部は、爪21が
貫通孔28により押し込まれることで、該貫通孔28内を貫
通して上ホルダー本体27の上面より上方に突出するが、
このとき、前記爪21が貫通孔28を突き抜けると、該爪21
はスプリングの付勢力により揺動してセンターポスト19
の外周面から突出する。その後もセンターポスト19が継
続して上昇すると、フランジ20が上ホルダー本体27の下
面に当接するため、該上ホルダー本体27は図2に仮想線
で示す位置まで持ち上げられ、ブラダー25は略円筒状に
引き伸ばされる。
【0020】31は上ホルダー本体27の内周に回転可能に
連結された締結リングであり、この締結リング31の下端
部の直径は前記突出部24bの内径より若干小さい。前記
締結リング31の下端部外周には、図3に示すような半径
方向外側に向かって突出する前記突出部24bと同数の突
出部31aが形成され、これらの突出部31aは弧状を呈す
るとともに、周方向に等距離離れて配置されている。
【0021】32は締結リング31の内周近傍の上ホルダー
本体27に回転可能に支持された上下方向に延びる回転軸
であり、該回転軸32の上端には該回転軸32が上ホルダー
本体27から抜け落ちるのを防止しているクラッチ片33が
設けられている。また、前記回転軸32の下端には締結リ
ング31の内周に形成された内歯34に噛み合うピニオン35
が設けられている。この結果、締結リング31の突出部31
aが下ホルダー24の突出部24b間にそれぞれ位置してい
るとき、回転軸32により締結リング31が回転して前記突
出部24bと突出部31aとが上下に重なり合うと、下ホル
ダー24と上ホルダー本体27とが互いに締結される。
【0022】38は支持台18の直上の固定フレーム13に昇
降可能に支持された円柱状の昇降台であり、この昇降台
38は図示していないシリンダの作動により昇降し、支持
台18に離隔接近する。この昇降台38の下端部外周には昇
降台38と同軸の回動リング39が回動可能に連結されてい
る。
【0023】40は昇降台38に固定されたモータであり、
該モータ40の出力軸41に取り付けられたピニオン42は前
記回動リング39の内周に形成された内歯43に噛み合って
いる。そして、前記モータ40が作動してピニオン42が回
転すると、回動リング39は昇降台38に支持されながら垂
直軸回りに回動する。
【0024】45はタイヤの上側のビード部Bを支持する
ことができる上ビードリングであり、この上ビードリン
グ45の上面には開口部が長円形で、奥側が円形である複
数の締結穴46が形成されている。47は前記回動リング39
の下部に取り付けられたシリンダであり、これらシリン
ダ47のピストンロッド48の先端には前記締結穴46の開口
部とほぼ同形状の締結片49が固定されている。そして、
前記シリンダ47のピストンロッド48が突出して締結片49
が締結穴46内に開口部を通って奥側まで挿入された後、
シリンダ47が図示していない回動機構により90度だけ回
動されると、上ビードリング45は回動リング39に締結さ
れる。
【0025】また、前記上ホルダー本体27の上端部外周
には下ホルダー24の突出部24bと同様の突出部27aが複
数形成され、一方、上ビードリング45の上部内周には締
結リング31の突出部31aと同様の突出部45aが突出部27
aと同数だけ形成されている。この結果、上ビードリン
グ45がシリンダ47、締結片49によって回動リング39に締
結されているときに、昇降台38が下降限まで下降するこ
とで、上ビードリング45の突出部45aが上ホルダー本体
27の突出部27a間を通過した後、モータ40により回動リ
ング39が回転して突出部27aと突出部45aとが上下に重
なり合うと、上ビードリング45は上ホルダー本体27に一
体的に締結される。
【0026】その後、シリンダ47が回動するとともにピ
ストンロッド48が引っ込んで締結片49が締結穴46から抜
き出されると、上ビードリング45と回動リング39との締
結は解除される。このように上ビードリング45が上ホル
ダー本体27にのみ締結されているとき、これら上ホルダ
ー本体27、上ビードリング45は全体として、下ホルダー
24と対をなす上ホルダー50を構成する。
【0027】53は昇降台38の下端部に固定されたモータ
であり、該モータ53の出力軸54の先端には昇降台38が下
降限まで下降したとき、クラッチ片33に接続されるクラ
ッチ片55が取り付けられている。そして、これらクラッ
チ片33、55同士が接続されているとき、モータ53が作動
すると、ピニオン35が回転し、締結リング31は上ホルダ
ー本体27に支持されながら回転する。
【0028】前述した締結リング31、回転軸32、クラッ
チ片33、ピニオン35、モータ53、クラッチ片55は全体と
して、グリーンタイヤGの両ビード部Bをそれぞれ支持
する一対の下、上ホルダー24、50同士を締結する締結手
段56を構成する。
【0029】59は昇降台38に昇降可能に支持された昇降
ロッドであり、この昇降ロッド59は前記センターポスト
19と同軸であり、図示していないシリンダにより昇降さ
れる。この昇降ロッド59の下端には押込みキャップ60が
固定され、この押込みキャップ60の下面には貫通孔28と
同軸、同径の凹み61が形成されている。
【0030】そして、前記昇降台38が下降限に位置して
いるとき、シリンダにより昇降ロッド59、押込みキャッ
プ60が下降してセンターポスト19の上端部に外嵌される
と、凹み61の内周により爪21が半径方向内側に押し込ま
れる。この状態でセンターポスト19が下降すると、セン
ターポスト19は爪21に阻害されることなく貫通孔28内を
通過して下方に抜け出ることができる。
【0031】63は下ホルダー24内に形成された一対の第
1流体通路であり、これら第1流体通路63の一端は、下
ホルダー24の外周に開口することで、下ホルダー24、ブ
ラダー25、上ホルダー50により囲まれたブラダー空間64
に連通している。一方、これら第1流体通路63の他端は
下ホルダー24の下面に開口しているが、これら他端開口
は下、上ホルダー24、50が支持台18上に載置されている
とき、支持台18内に形成された一対の第2流体通路65に
それぞれ連通する。
【0032】66は一端が一方の第2流体通路65に、他端
が他方の第2流体通路65に接続された循環通路であり、
この循環通路66の途中にはヒーター67および流体ポンプ
68が介装されている。また、この循環通路66には切換弁
69を介して高温に加熱された流体、例えば不活性ガス、
蒸気、温水を供給する流体源70が接続されている。この
結果、切換弁69が開となると、流体源70内の流体は循環
通路66を通じてブラダー空間64に供給され、ブラダー25
をグリーンタイヤG内で略ドーナツ状に膨張させる。
【0033】そして、グリーンタイヤGおよびブラダー
25が所定のトロイダル形状まで膨張すると、切換弁69が
閉に切換えられるが、この後は、流体ポンプ68が作動す
ることで、ブラダー空間64内の流体は他方の第1流体通
路63、第2流体通路65を通じてヒーター67に導かれ加熱
された後、一方の第2流体通路65、第1流体通路63を通
じてブラダー空間64内に再び戻され、常時一定の高温に
保持される。
【0034】前述した第1流体通路63、第2流体通路6
5、ヒーター67、流体ポンプ68、切換弁69、流体源70は
全体として、一対の下、上ホルダー24、50に軸方向両端
部が取り付けられたブラダー25内(ブラダー空間64)に
高温に加熱された流体を供給し、該ブラダー25をグリー
ンタイヤG内で膨張させる膨張手段71を構成する。な
お、72、73はブラダー25内の流体の温度、圧力をそれぞ
れ検出する温度、圧力センサである。
【0035】再び、図1において、75は固定フレーム13
にガイドされながら前後方向に移動することができる受
け渡し手段であり、この受け渡し手段75はタイヤのビー
ド部Bを半径方向内側から把持することができる昇降可
能な把持機構76を有する。
【0036】そして、この受け渡し手段75は、昇降台38
が上昇限まで上昇するとともに、上ホルダー50が図2に
仮想線で示す上昇限まで上昇しているとき、搬送コンベ
ア14の前端、即ち搬入ステーションHまで搬送されてき
たグリーンタイヤGを把持機構76によって把持した後、
下ホルダー24上に移送する一方、下ホルダー24上の加硫
済みタイヤKを把持機構76によって把持した後、搬送コ
ンベア15の前端、即ち搬出ステーションJまで移送する
ことができる。
【0037】前述した固定フレーム13、搬送コンベア1
4、15、支持台18、昇降台38、回動リング39、モータ4
0、シリンダ47、締結手段56、押込みキャップ60、膨張
手段71、受け渡し手段75は全体として、前記前処理機12
を構成する。
【0038】図1、4において、80は前処理機12の前方
に設置された加硫機であり、この加硫機80は下基台81を
有し、この下基台81上には下モールド82が取り付けられ
ている。この下モールド82の上面にはグリーンタイヤG
のサイドウォール部S、ビード部Bを型付けする型付け
面83が形成されている。
【0039】84は下基台81の上方に設置された昇降可能
な上基台であり、この上基台84は昇降することで下基台
81に対し離隔接近することができる。85は上基台84の直
下に設置された上部プレートであり、この上部プレート
85は前記上基台84に取り付けられた垂直に延びるシリン
ダのピストンロッド86の下端に取り付けられている。
【0040】この結果、前記シリンダが作動すると、上
部プレート85は上基台84と別個に昇降することができ
る。この上部プレート85の下面には上モールド87が固定
され、この上モールド87の下面にはグリーンタイヤGの
サイドウォール部S、ビード部Bを型付けする型付け面
88が形成されている。
【0041】90は上部プレート85を半径方向外側から囲
むよう設置されたアウターリングであり、このアウター
リング90の上端は前記上基台84の半径方向外端部に固定
されている。そして、このアウターリング90の内周には
上方に向かうに従い半径方向内側に傾斜した傾斜面90a
が形成されている。
【0042】92は周方向に並べられて配置された複数、
ここでは9個のセクターセグメントであり、これらのセ
クターセグメント92の上端は上モールド87より半径方向
外側の上部プレート85の下面に半径方向に移動可能に支
持されている。また、各セクターセグメント92の内周に
はセクターモールド93が取り付けられ、これらセクター
モールド93の半径方向内端面にはグリーンタイヤGのト
レッド部Dを主に型付けする型付け面94が形成されてい
る。
【0043】前記各セクターセグメント92の外周には前
記アウターリング90の傾斜面90aと同一勾配の傾斜面92
aが形成され、これらの傾斜面92aと前記傾斜面90aと
はあり継手によって連結されながら摺動可能に係合して
いる。この結果、前記アウターリング90が上部プレート
85に対して昇降すると、各セクターセグメント92は上部
プレート85に支持されながら前記傾斜面90a、92aの楔
作用により半径方向に同期して移動する。
【0044】そして、前述した上基台84が下降限まで下
降すると、全てのセクターモールド93はアウターリング
90に押されて半径方向内側限まで移動し、これにより、
隣接するセクターモールド93同士は密着して連続リング
状を呈する。このとき、グリーンタイヤGを支持してい
る締結状態の下、上ホルダー24、50が下モールド82上に
載置されていると、上ホルダー50には下降限の上モール
ド87が密着するとともに、上、下、セクターモールド8
7、82、93は閉止して内部にグリーンタイヤGを収納す
るドーナツ状の加硫空間を形成する。
【0045】95は下モールド82内に形成された媒体通路
であり、この媒体通路95は、締結状態の下、上ホルダー
24、50が下モールド82上に載置されているとき、下ホル
ダー24の第1流体通路63に連通する。そして、この媒体
通路95、第1流体通路63を通じて図示していない加硫媒
体源から高温、高圧の加硫媒体がグリーンタイヤG内、
詳しくはブラダー25内に供給されると、該グリーンタイ
ヤGは前記型付け面83、88、94に押し付けられながら加
硫される。
【0046】前述した下基台81、下モールド82、上基台
84、上部プレート85、上モールド87、アウターリング9
0、セクターセグメント92、セクターモールド93は全体
として、前記ブラダー25内に加硫媒体を供給することで
グリーンタイヤGを加硫し加硫済みタイヤKとする加硫
機80を構成するが、この加硫機80は従来のようなセンタ
ーポスト、上、下クランプリング、ブラダを有していな
いので、構造が簡単で安価に製作することができる。
【0047】98は前処理機12と加硫機80との間に設置さ
れた第1搬送機であり、この第1搬送機98は先端に上ホ
ルダー50を把持する把持機構99が設けられた揺動可能で
昇降可能なアーム 100を有する。そして、この第1搬送
機98は、グリーンタイヤGを支持している処理ステーシ
ョンRの下、上ホルダー24、50を把持機構99によって把
持した後、アーム 100を上昇させ、その後、該アーム 1
00を加硫機80側に揺動させて下、上ホルダー24、50を下
モールド82の直上まで移送する。
【0048】次に、アーム 100を下降させて下、上ホル
ダー24、50を下モールド82上に載置した後、下、上ホル
ダー24、50を把持機構99による把持から解放する。この
ようにしてグリーンタイヤGは下、上ホルダー24、50と
共に前処理機12から加硫機80に搬送される。
【0049】図1、5において、101は処理ステーショ
ンRの側方に設置されたポストキュアインフレータであ
り、このポストキュアインフレータ 101は水平な円板状
の回転テーブル 102を有し、この回転テーブル 102は図
示していないモータにより垂直軸回りに間欠的に回転さ
れる。
【0050】この回転テーブル 102には周方向に等角度
離れた複数、ここでは4本の回転軸103が回転可能に支
持され、これらの回転軸 103はそれぞれ図示していない
モータによって垂直軸回りに低速で回転される。そし
て、このポストキュアインフレータ 101の受け入れステ
ーションUに位置する回転軸 103には、前記第1搬送機
98によって加硫済みタイヤKおよび下、上ホルダー24、
50が加硫機80から搬送される。
【0051】各回転軸 103の上端部外周には周方向に離
れた複数のボール孔 104が形成され、これらのボール孔
104にはそれぞれ連結ボール 105が半径方向に移動可能
に収納されている。 106は回転軸 103内に形成され、該
回転軸 103と同軸の円筒溝であり、この円筒溝 106内に
は上端部外周に斜面 107が形成された円筒体 108が昇降
可能に挿入されている。
【0052】そして、この回転軸 103上に下ホルダー24
が載置されているとき、円筒体 108が上昇して連結ボー
ル 105の一部が回転軸 103の外周から突出すると、該連
結ボール 105の突出部は下ホルダー24の内周に形成され
た円周溝 109に挿入され、これにより、下、上ホルダー
24、50は回転軸 103に取り付けられる。一方、円筒体10
8が下降すると、連結ボール 105は斜面 107に係合する
ようになるため、半径方向内側に移動し、全体が回転軸
103の外周より内側に没入する。これにより、下、上ホ
ルダー24、50は回転軸 103から取り外し可能となる。
【0053】ここで、前述のように下ホルダー24が回転
軸 103に取り付けられると、第1流体通路63には回転軸
103に形成された流体通路 110が接続される。その後、
前記回転軸 103を低速で回転させながら該流体通路 110
に接続されている循環通路 111を通じて流体源 112から
低温の流体、例えば冷水、冷風をブラダー25内に供給
し、加硫済みタイヤKを急速に冷却させる。そして、一
旦、ブラダー25内が低温流体で満たされると、切換弁 1
13を閉とした後、ブラダー25内の流体を熱交換器114に
より冷却しながらポンプ 115により循環させ、加硫済み
タイヤKを継続して急冷する。
【0054】118は前処理機12とポストキュアインフレ
ータ 101との間に設置された第2搬送機であり、この第
2搬送機 118は前記第1搬送機98の把持機構99、アーム
100と同様の把持機構 119、アーム 120を有する。そし
て、この第2搬送機 118は冷却の終了した、排出ステー
ションVに位置する加硫済みタイヤK、下、上ホルダー
24、50を把持して処理ステーションRまで搬送し、下ホ
ルダー24を支持台18上に載置する。
【0055】次に、この発明の一実施形態の作用につい
て説明する。今、搬送コンベア14が作動して成形の終了
したグリーンタイヤGが搬入ステーションHに搬入され
てきたとする。このとき、昇降台38は上昇限で待機して
おり、また、処理ステーションRにおいてはセンターポ
スト19が上昇限まで上昇して上ホルダー本体27を図2に
仮想線で示す上昇限まで持ち上げ、ブラダー25を円筒状
となるよう上方に引き伸ばしている。一方、加硫機80に
おいてはグリーンタイヤGの加硫が進行しており、ポス
トキュアインフレータ 101においては回転テーブル 102
の回転は停止しているものの、加硫済みタイヤKが装着
されている回転軸 103は低速回転し、該加硫済みタイヤ
Kの冷却が行われている。
【0056】次に、受け渡し手段75を作動させて把持機
構76により搬入ステーションHにおけるグリーンタイヤ
Gを把持した後、上昇させ、その後、処理ステーション
Rまで、即ち昇降台38と支持台18との間まで移送する。
次に、把持機構76をグリーンタイヤGと共に下降させて
グリーンタイヤGの下側ビード部Bを下ホルダー24の支
持部24a上に載置し、下方から支持させる。このとき、
前述のようにブラダー25は上方に引き伸ばされて円筒状
を呈しているため、グリーンタイヤGはブラダー25に阻
害されることなく、下ホルダー24まで移送される。次
に、グリーンタイヤGを把持から解放した後、受け渡し
手段75を初期位置に復帰させる。
【0057】次に、センターポスト19を下降させるが、
このとき、爪21はスプリングの付勢力によりセンターポ
スト19の外周面から突出するよう揺動しているため、該
爪21が上ホルダー本体27の上面に引っ掛かり上ホルダー
本体27を爪21と一体的に下降させる。このとき、切換弁
69を開とし、流体源70から高温に加熱された流体をブラ
ダー25内に供給し、該ブラダー25をグリーンタイヤG内
で徐々に膨張させる。また、このセンターポスト19の下
降と同時に昇降台38も下降させる。
【0058】そして、上ホルダー本体27の下面が下ホル
ダー24の上面に当接すると、前記センターポスト19の下
降を停止させるが、このとき、ブラダー25はグリーンタ
イヤG内において断面略トロイダル状に膨張する。その
後、上ビードリング45が上ホルダー本体27に当接するま
で昇降台38が下降すると、その下降が停止するが、この
とき、該上ビードリング45はグリーンタイヤGの上側ビ
ード部Bを上方から支持する。また、このとき、上ビー
ドリング45の突出部45aが上ホルダー本体27の突出部27
a間を通過し、また、クラッチ片55がクラッチ片33に接
続されてモータ53がピニオン35に連結される。
【0059】次に、モータ40、モータ53を作動して内歯
43、内歯34に噛み合っているピニオン42、ピニオン35を
回転させ、昇降台38、上ホルダー本体27に支持されてい
る回動リング39、締結リング31を垂直軸回りに回動させ
る。そして、突出部27aと突出部45a同士、および突出
部24bと突出部31a同士が上下に重なり合うと、前記モ
ータ40、モータ53の作動を停止させる。これにより、上
ビードリング45が上ホルダー本体27に連結されて上ホル
ダー50が構成され、また、下ホルダー24と前記上ホルダ
ー50とが互いに連結される。
【0060】ここで、前述のようにグリーンタイヤGお
よびブラダー25が略トロイダル状の所定形状まで膨張す
ると、切換弁69を閉に切換えるが、この後は、流体ポン
プ68が作動することで、ブラダー空間64内の流体はヒー
ター67に導かれて加熱された後、ブラダー空間64内に再
び戻され、常時一定の高温に保持される。このように
下、上ホルダー24、50、ブラダー25、グリーンタイヤG
を加硫作業に先立って加熱するとともに、この状態で加
硫開始まで待機すれば、常温から当該温度まで加熱する
時間が不要となり、グリーンタイヤGの加硫時間を短縮
することができる。
【0061】次に、シリンダを作動して昇降ロッド59、
押込みキャップ60を上ホルダー本体27に当接するまで下
降させ、押込みキャップ60をセンターポスト19の上端部
に外嵌させる。これにより、爪21は凹み61の内周によっ
て半径方向内側に押し込まれる。この状態でセンターポ
スト19を下降限まで下降させるが、このとき、爪21はセ
ンターポスト19内に引っ込んでいるので、センターポス
ト19の上端部は爪21によって阻害されることなく貫通孔
28内を通過して下方に抜け出ることができる。
【0062】このとき、シリンダ47を回転させるととも
に、シリンダ47のピストンロッド48を引っ込めて締結片
49を締結穴46から抜き出し、上ビードリング45と回動リ
ング39との締結を解除する。その後、昇降台38を上昇限
まで上昇させる。
【0063】このように加硫作業前に加硫機80の外側、
ここでは、処理ステーションRでグリーンタイヤGと
下、上ホルダー24、50、ブラダー25とを組み合わせると
ともに、該ブラダー25内に流体を供給して膨張させるよ
うにしたので、このままの状態で加硫機80に搬入すれ
ば、直ちに加硫作業を開始することができ、これによ
り、作業能率が向上する。
【0064】次に、加硫機80においてグリーンタイヤG
の加硫が終了し該グリーンタイヤGが加硫済みタイヤK
となると、上基台84、アウターリング90が上昇するが、
このとき上部プレート85は停止しているため、セクター
セグメント92、セクターモールド93は傾斜面90a、92a
の楔作用により上部プレート85に支持されながら半径方
向外側に同期して移動する。その後、上部プレート85、
上モールド87、セクターセグメント92、セクターモール
ド93は前記上基台84と等速度で上昇し、加硫機80が開放
される。
【0065】次に、把持機構99によって加硫済みタイヤ
Kを支持している下、上ホルダー24、50を把持した後、
アーム 100を上昇させ、その後、該アーム 100をポスト
キュアインフレータ 101側に揺動させて受け入れステー
ションUに位置する空の回転軸 103の直上まで移送す
る。次に、アーム 100を下降させて下、上ホルダー24、
50を回転軸 103上に載置した後、下、上ホルダー24、50
を把持機構99による把持から解放する。このようにして
加硫済みタイヤKは第1搬送機98によって下、上ホルダ
ー24、50と共に加硫機80からポストキュアインフレータ
101に搬送される。
【0066】このとき、円筒体 108が上昇するため、連
結ボール 105の一部が回転軸 103の外周から突出して円
周溝 109に挿入され、加硫済みタイヤKを支持している
下、上ホルダー24、50が回転軸 103に取り付けられる。
その後、回転軸 103を低速で回転させながら流体源 112
から低温流体をブラダー25内に供給し、加硫済みタイヤ
Kを冷却させる。そして、ブラダー25内が低温流体で満
たされると、切換弁 113を閉とするとともに、ブラダー
25内の流体を熱交換器 114により冷却しながらポンプ 1
15により循環させ、加硫済みタイヤKを継続して冷却さ
せる。
【0067】このように加硫済みタイヤKを下、上ホル
ダー24、50、ブラダー25と共に加硫機80からポストキュ
アインフレータ 101まで搬送するとともに、下、上ホル
ダー24、50をポストキュアインフレータ 101の回転軸 1
03に取付けた後、該回転軸 103を回転させることで加硫
済みタイヤKを冷却するようにすれば、加硫後にブラダ
ー25内から加硫媒体を排出する時間が不要になって作業
能率が向上する。
【0068】さらに、加硫済みタイヤKとブラダー25と
の分離や、従来存在していたポストキュアインフレータ
のリムへの加硫済みタイヤKの装着が不要となるため、
製品タイヤのユニフォミティを向上させることができ、
また、前記ポストキュアインフレータのリムを下、上ホ
ルダー24、50が代用するため、該ポストキュアインフレ
ータ 101の構造を簡単とすることができる。
【0069】しかも、このような加硫済みタイヤKの冷
却時、前述のようにブラダー25内に低温流体を供給する
ようにすれば、加硫済みタイヤKの内面と流体との接触
を回避しながら該加硫済みタイヤKを急速に冷却するこ
とができる。
【0070】一方、前述のように把持機構99が下、上ホ
ルダー24、50を把持から解放すると、アーム 100は加硫
機80に向かって揺動する。この揺動の途中で把持機構99
が処理ステーションRの直上に到達すると、該アーム 1
00の揺動が一旦停止する。次に、アーム 100が下降した
後、把持機構99が処理ステーションRでプレヒートされ
ながら待機していたグリーンタイヤGを支持している
下、上ホルダー24、50を把持する。
【0071】次に、前記アーム 100は上昇した後、加硫
機80まで揺動する。次に、下モールド82上にグリーンタ
イヤGが載置されるまでアーム 100が下降すると、把持
機構99は下、上ホルダー24、50を把持から解放し、その
後、アーム 100は上昇しながら加硫機80と前処理機12と
の間の待機位置まで揺動する。
【0072】次に、上基台84、上部プレート85が同期し
て下降するが、セクターセグメント92が下基台81の上面
に当接すると、上部プレート85の下降は停止し、上基台
84、アウターリング90のみが下降を継続する。この結
果、セクターセグメント92、セクターモールド93は上部
プレート85に支持されながらアウターリング90に押され
て半径方向内側に移動する。そして、上基台84が下降限
まで下降すると、隣接するセクターモールド93同士は密
着して連続リング状を呈する。このとき、締結状態の
上、下ホルダー50、24は上、下モールド87、82に密着し
ながら上下から挟持されるとともに、グリーンタイヤG
は加硫空間に収納される。
【0073】その後、媒体通路95、第1流体通路63を通
じて加硫媒体源から高温、高圧の加硫媒体がグリーンタ
イヤG内、詳しくはブラダー25内に供給され、該グリー
ンタイヤGは前記型付け面83、88、94に押し付けられな
がら加硫される。このとき、下、上ホルダー24、50同士
は互いに締結されているため、下、上ホルダー24、50に
作用する加硫媒体の流体力は締結リング31が受け持つこ
とになり、これにより、加硫機80の加硫時における締付
け力を低減させることができる。
【0074】一方、前述のように第1搬送機98が下、上
ホルダー24、50、グリーンタイヤGを処理ステーション
Rから加硫機80に向かって搬送し始めると、第2搬送機
118のアーム 120が排出ステーションVまで揺動した
後、下降することで、把持機構119が冷却の終了した加
硫済みタイヤKを支持している下、上ホルダー24、50を
把持する。このとき、該排出ステーションVに位置して
いる回転軸 103の円筒体108が下降するため、連結ボー
ル 105が円周溝 109から抜け出て、前記下、上ホルダー
24、50と回転軸 103との連結が解除される。
【0075】次に、アーム 120が下、上ホルダー24、5
0、加硫済みタイヤKを把持しながら上昇した後、処理
ステーションRに向かって揺動し、把持している下、上
ホルダー24、50、加硫済みタイヤKを処理ステーション
Rまで搬送する。次に、支持台18上に下、上ホルダー2
4、50が載置されるまでアーム 120が下降すると、把持
機構 119が下、上ホルダー24、50を把持から解放する。
次に、アーム 120は上昇した後、前処理機12とポストキ
ュアインフレータ 101との間の待機位置まで揺動する。
【0076】このように排出ステーションVにおける
下、上ホルダー24、50、加硫済みタイヤKが回転軸 103
から取り外されると、ポストキュアインフレータ 101の
回転テーブル 102が90度だけ回転し、空となった回転軸
103が受け入れステーションUまで移動する。
【0077】このとき、支持台18上の下、上ホルダー2
4、50はほぼ常温まで温度が低下しているため、次の加
硫に備えて、例えば図示していない電磁誘導加熱装置に
より下、上ホルダー24、50を加熱しておくことが好まし
い。次に、昇降台38が下降限まで下降し、回動リング39
が上ビードリング45に当接するとともに、クラッチ片3
3、55同士が接続される。次に、シリンダ47のピストン
ロッド48が突出して締結片49が締結穴46の奥側まで挿入
され後、シリンダ47、締結片49が回転され、回動リング
39と上ビードリング45とが連結される。
【0078】次に、モータ40、モータ53を作動して回動
リング39、締結リング31を突出部45aが突出部27a間
に、また、突出部31aが突出部24b間に位置するまで回
動させ、上ビードリング45と上ホルダー本体27との連結
および下ホルダー24と上ホルダー50との連結を解除す
る。その後、昇降台38を上ビードリング45とともに上昇
限まで上昇させる。
【0079】次に、センターポスト19を上昇させると、
該センターポスト19の上端部は爪21が貫通孔28により押
し込まれることで該貫通孔28内を貫通して上ホルダー本
体27の上方に突出するが、その後、爪21はスプリングの
付勢力により揺動してセンターポスト19の外周面から突
出する。その後もセンターポスト19が継続して上昇する
と、フランジ20が上ホルダー本体27に当接するため、該
上ホルダー本体27は図2に仮想線で示す位置まで持ち上
げられ、ブラダー25は略円筒状に引き伸ばされる。
【0080】次に、受け渡し手段75を作動させて把持機
構76により処理ステーションRにおける加硫済みタイヤ
Kを把持した後、上昇させ、その後、搬出ステーション
Jの直上まで移送する。このとき、ブラダー25は前述の
ように上方に引き伸ばされて円筒状を呈しているため、
加硫済みタイヤKはブラダー25に阻害されることなく、
持ち上げられる。
【0081】次に、把持機構76を加硫済みタイヤKと共
に下降させて加硫済みタイヤKを搬送コンベア15の前端
部上に移載する。その後、搬送コンベア15を作動させて
加硫済みタイヤKを次工程に向かって後方に搬送する。
このとき、受け渡し手段75を初期位置に復帰させる。
【0082】以上が、この発明の一実施形態の作用の1
サイクルであり、以後、このサイクルが繰り返されて空
気入りタイヤが次々と製造される。
【0083】なお、前述の実施形態においては、下、上
ホルダー24、50同士を締結する直前からブラダー25内に
流体を供給するようにしたが、この発明においては、
下、上ホルダー24、50同士を締結した後、ブラダー25内
に流体を供給するようにしてもよい。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ブラダーの膨張を外段取りで行うことができ、作業
能率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態を示す概略平面図であ
る。
【図2】図1のI−I矢視断面図である。
【図3】図2のII−II矢視断面図である。
【図4】加硫機の半断面図である。
【図5】図1のIII−III矢視断面図である。
【符号の説明】
11…製造装置 12…前処理機 24、50…ホルダー 25…ブラダー 56…締結手段 71…膨張手段 80…加硫機 98…搬送機 101…ポストキュアインフレータ 103…回転軸 G…グリーンタイヤ K…加硫済みタイヤ B…ビード部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奈良 仁 東京都小平市小川東町3−1−1 株式会 社ブリヂストン技術センター内 Fターム(参考) 4F202 AA45 AH20 CA21 CB01 CU01 CU12 CZ02 CZ07 CZ20 4F203 AA45 AH20 DA11 DB01 DC02 DJ01 DJ11 DL12 DN01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】グリーンタイヤの両ビード部をそれぞれ支
    持している一対のホルダー同士を締結するとともに、こ
    れら一対のホルダーに軸方向両端部が取付けられたブラ
    ダー内に流体を供給してグリーンタイヤ内で膨張させる
    工程と、前記グリーンタイヤをホルダー、ブラダーと共
    に加硫機内に搬入した後、前記ブラダー内に加硫媒体を
    供給することで、グリーンタイヤを加硫し加硫済みタイ
    ヤとする工程とを備えたことを特徴とする空気入りタイ
    ヤの製造方法。
  2. 【請求項2】前記ブラダー内に供給する流体は高温に加
    熱された流体である請求項1記載の空気入りタイヤの製
    造方法。
  3. 【請求項3】前記加硫済みタイヤをホルダー、ブラダー
    と共に加硫機からポストキュアインフレータまで搬送
    し、ホルダーをポストキュアインフレータの回転軸に取
    付ける工程と、前記回転軸を回転させることで加硫済み
    タイヤを冷却する工程とをさらに備えた請求項1記載の
    空気入りタイヤの製造方法。
  4. 【請求項4】加硫済みタイヤを冷却する際、ブラダー内
    に低温の流体を供給するようにした請求項3記載の空気
    入りタイヤの製造方法。
  5. 【請求項5】グリーンタイヤの両ビード部をそれぞれ支
    持している一対のホルダー同士を締結する締結手段、お
    よび、これら一対のホルダーに軸方向両端部が取付けら
    れたブラダー内に流体を供給し、該ブラダーをグリーン
    タイヤ内で膨張させる膨張手段を有する前処理機と、前
    記ブラダー内に加硫媒体を供給することで、グリーンタ
    イヤを加硫し加硫済みタイヤとする加硫機と、グリーン
    タイヤをホルダー、ブラダーと共に前処理機から加硫機
    に搬送する搬送機とを備えたことを特徴とする空気入り
    タイヤの製造装置。
JP2000376912A 2000-12-12 2000-12-12 空気入りタイヤの製造方法 Expired - Lifetime JP4493203B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000376912A JP4493203B2 (ja) 2000-12-12 2000-12-12 空気入りタイヤの製造方法
US10/006,384 US7001559B2 (en) 2000-12-12 2001-12-10 Production of pneumatic tires
EP01310341A EP1215024B1 (en) 2000-12-12 2001-12-11 Method and apparatus for the manufacture of pneumatic tires
DE60121707T DE60121707T2 (de) 2000-12-12 2001-12-11 Verfahren und Vorrichtung zur Reifenherstellung
ES01310341T ES2269318T3 (es) 2000-12-12 2001-12-11 Metodo y aparato para producir cubiertas neumaticas.

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000376912A JP4493203B2 (ja) 2000-12-12 2000-12-12 空気入りタイヤの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002178333A true JP2002178333A (ja) 2002-06-26
JP4493203B2 JP4493203B2 (ja) 2010-06-30

Family

ID=18845707

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000376912A Expired - Lifetime JP4493203B2 (ja) 2000-12-12 2000-12-12 空気入りタイヤの製造方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US7001559B2 (ja)
EP (1) EP1215024B1 (ja)
JP (1) JP4493203B2 (ja)
DE (1) DE60121707T2 (ja)
ES (1) ES2269318T3 (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007043549A1 (ja) * 2005-10-05 2007-04-19 Ichimaru Giken Co., Ltd. タイヤ加硫装置
WO2007043550A1 (ja) 2005-10-05 2007-04-19 Ichimaru Giken Co., Ltd. タイヤ加硫装置
WO2007043551A1 (ja) 2005-10-05 2007-04-19 Ichimaru Giken Co., Ltd. タイヤ加硫装置
WO2008096511A1 (ja) * 2007-02-06 2008-08-14 Hirotek Inc. タイヤ加硫装置
JPWO2014054416A1 (ja) * 2012-10-02 2016-08-25 住友ゴム工業株式会社 タイヤの加硫方法及びタイヤの製造方法
JP2017024298A (ja) * 2015-07-23 2017-02-02 東洋ゴム工業株式会社 空気ばね用ダイヤフラムの予備成形方法及び予備成形装置、並びに空気ばね用ダイヤフラムの製造方法
JP2017024299A (ja) * 2015-07-23 2017-02-02 東洋ゴム工業株式会社 空気ばね用ダイヤフラムの製造装置、及びその製造におけるビードリングの冷却方法
JP2017024300A (ja) * 2015-07-23 2017-02-02 東洋ゴム工業株式会社 空気ばね用ダイヤフラムの製造装置、及びその製造におけるビードリングの着脱方法
JPWO2015170751A1 (ja) * 2014-05-09 2017-04-20 横浜ゴム株式会社 空気入りタイヤの製造方法および製造システム
JP2018118450A (ja) * 2017-01-26 2018-08-02 横浜ゴム株式会社 タイヤ加硫システムおよびタイヤ加硫方法
JP2018118451A (ja) * 2017-01-26 2018-08-02 横浜ゴム株式会社 タイヤ加硫システムおよびタイヤ加硫方法
JP2019529159A (ja) * 2016-08-25 2019-10-17 ハールブルク・フロイデンベルガー マシーネンバウ ゲーエムベーハー タイヤを硫化するための方法と装置

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20060169392A1 (en) * 2002-11-25 2006-08-03 Naruhiro Akiyama Tire building system, tire manufacturing system having the same, and tire manufacturing method
WO2005002822A1 (ja) * 2003-07-04 2005-01-13 Bridgestone Corporation タイヤ加硫装置およびタイヤ加硫方法
FI20041425A0 (fi) 2004-11-05 2004-11-05 Orion Corp Transmukosaalinen veterinäärinen koostumus
JP4578367B2 (ja) * 2005-09-20 2010-11-10 株式会社ブリヂストン タイヤの製造方法およびタイヤ加硫方法
US8454776B2 (en) * 2005-11-30 2013-06-04 Pirelli Tyre S.P.A. Method and apparatus for manufacturing tyres
DE502007002401D1 (de) * 2006-01-10 2010-02-04 Harburg Freudenberger Maschb Vorrichtung zur nachbehandlung von reifen
JP4772027B2 (ja) * 2006-12-05 2011-09-14 株式会社神戸製鋼所 タイヤ加硫機
CN101541519B (zh) * 2006-12-06 2013-08-28 倍耐力轮胎股份公司 制造轮胎的方法和设备
US20100072648A1 (en) * 2007-01-10 2010-03-25 Bridgestone Corporation Aligned supply apparatus and aligned supply method for green tires
JP5406267B2 (ja) * 2011-12-19 2014-02-05 住友ゴム工業株式会社 ポストキュアインフレーターおよび加硫後タイヤの冷却方法
CN108858906A (zh) * 2018-08-09 2018-11-23 万力轮胎股份有限公司 一种轮胎活络模具钢圈及硫化机卸胎方法
US11904563B1 (en) 2020-05-12 2024-02-20 Teddy Lee Gore System, apparatus and method for programmable logic control of pressure in a tire curing press bladder
CN115674512B (zh) * 2022-10-24 2024-07-12 武汉理工大学 一种材料加工生产用硫化机

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4915776A (ja) * 1972-05-31 1974-02-12
JPS4917425B1 (ja) * 1970-11-04 1974-04-30
EP0578106A2 (en) * 1992-07-01 1994-01-12 Bridgestone Corporation Method and curing mold for manufacturing road vehicle tires
JP2001058323A (ja) * 1999-08-23 2001-03-06 Kobe Steel Ltd タイヤ加硫方法及びタイヤ加硫機

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1612565A (en) * 1923-08-17 1926-12-28 Firestone Tire & Rubber Co Method and apparatus for heating a liquid
US2824336A (en) * 1953-03-19 1958-02-25 Us Rubber Co Apparatus for treating pneumatic tires
US2978749A (en) 1955-07-27 1961-04-11 Firestone Tire & Rubber Co Tire manufacture
NL241694A (ja) * 1958-07-28
DE1208878B (de) 1962-06-30 1966-01-13 Dunlop Gummi Cie Ag Deutsche Verfahren und Einrichtung zum Formhalten eines auf einer Aufbaumaschine aufgebauten Reifenrohlings
US3621520A (en) * 1967-06-12 1971-11-23 Nrm Corp Post cure inflator
CH533005A (de) * 1971-02-22 1973-01-31 Semperit Ag Verfahren für die Konfektion von Luftreifenrohlingen und Aufbautrommel zur Durchführung des Verfahrens
US3922122A (en) * 1971-12-17 1975-11-25 Pirelli Apparatus for molding an embossed pattern on the peripheral band of a toroidal article, in particular on tire treads
US3759394A (en) 1972-01-31 1973-09-18 D Hottle Tire supporting device
JPS5143070B2 (ja) * 1972-05-31 1976-11-19
US4861253A (en) * 1987-09-30 1989-08-29 The Uniroyal Goodrich Tire Company Apparatus for curing thick-walled articles
JPH0222016A (ja) * 1988-07-12 1990-01-24 Bridgestone Corp ポストキュアインフレータ
IT1240510B (it) 1990-07-27 1993-12-17 Firestone Int Dev Spa Metodo e dispositivo di stabilizzazione di pneumatici vulcanizzati
IT1259599B (it) 1992-07-01 1996-03-20 Firestone Int Dev Spa Metodo per la realizzazione di pneumatici di veicoli stradali.
FR2720326A1 (fr) 1994-05-27 1995-12-01 Sedepro Assemblage et vulcanisation de pneumatique.
JPH0847928A (ja) 1994-06-03 1996-02-20 Mitsubishi Heavy Ind Ltd タイヤ加硫用割金型装置
US6620367B1 (en) * 1999-08-17 2003-09-16 Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho (Kobe Steel, Ltd.) Tire vulcanizing method and tire vulcanizer
JP3668073B2 (ja) 1999-09-29 2005-07-06 株式会社神戸製鋼所 タイヤ製造方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4917425B1 (ja) * 1970-11-04 1974-04-30
JPS4915776A (ja) * 1972-05-31 1974-02-12
EP0578106A2 (en) * 1992-07-01 1994-01-12 Bridgestone Corporation Method and curing mold for manufacturing road vehicle tires
JP2001058323A (ja) * 1999-08-23 2001-03-06 Kobe Steel Ltd タイヤ加硫方法及びタイヤ加硫機

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007043549A1 (ja) * 2005-10-05 2007-04-19 Ichimaru Giken Co., Ltd. タイヤ加硫装置
WO2007043550A1 (ja) 2005-10-05 2007-04-19 Ichimaru Giken Co., Ltd. タイヤ加硫装置
WO2007043551A1 (ja) 2005-10-05 2007-04-19 Ichimaru Giken Co., Ltd. タイヤ加硫装置
US7661944B2 (en) 2005-10-05 2010-02-16 Ichimaru Giken Co., Ltd. Tire vulcanizing device
US7740462B2 (en) 2005-10-05 2010-06-22 Ichimaru Giken Co., Ltd. Tire vulcanizer
WO2008096511A1 (ja) * 2007-02-06 2008-08-14 Hirotek Inc. タイヤ加硫装置
JP2008188900A (ja) * 2007-02-06 2008-08-21 Ichimaru Giken:Kk タイヤ加硫装置
US8025494B2 (en) 2007-02-06 2011-09-27 Ichimaru-Giken Co., Ltd. Tire vulcanizer
JPWO2014054416A1 (ja) * 2012-10-02 2016-08-25 住友ゴム工業株式会社 タイヤの加硫方法及びタイヤの製造方法
JPWO2015170751A1 (ja) * 2014-05-09 2017-04-20 横浜ゴム株式会社 空気入りタイヤの製造方法および製造システム
JP2017024298A (ja) * 2015-07-23 2017-02-02 東洋ゴム工業株式会社 空気ばね用ダイヤフラムの予備成形方法及び予備成形装置、並びに空気ばね用ダイヤフラムの製造方法
JP2017024299A (ja) * 2015-07-23 2017-02-02 東洋ゴム工業株式会社 空気ばね用ダイヤフラムの製造装置、及びその製造におけるビードリングの冷却方法
JP2017024300A (ja) * 2015-07-23 2017-02-02 東洋ゴム工業株式会社 空気ばね用ダイヤフラムの製造装置、及びその製造におけるビードリングの着脱方法
JP2019529159A (ja) * 2016-08-25 2019-10-17 ハールブルク・フロイデンベルガー マシーネンバウ ゲーエムベーハー タイヤを硫化するための方法と装置
JP7109425B2 (ja) 2016-08-25 2022-07-29 ハールブルク・フロイデンベルガー マシーネンバウ ゲーエムベーハー タイヤを硫化するための方法と装置
JP2018118450A (ja) * 2017-01-26 2018-08-02 横浜ゴム株式会社 タイヤ加硫システムおよびタイヤ加硫方法
JP2018118451A (ja) * 2017-01-26 2018-08-02 横浜ゴム株式会社 タイヤ加硫システムおよびタイヤ加硫方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP1215024B1 (en) 2006-07-26
ES2269318T3 (es) 2007-04-01
JP4493203B2 (ja) 2010-06-30
US7001559B2 (en) 2006-02-21
US20020079041A1 (en) 2002-06-27
DE60121707T2 (de) 2007-08-02
DE60121707D1 (de) 2006-09-07
EP1215024A3 (en) 2003-09-24
EP1215024A2 (en) 2002-06-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002178333A (ja) 空気入りタイヤの製造方法および装置
JP3668073B2 (ja) タイヤ製造方法
JP5335292B2 (ja) タイヤ保持機構、及び、pci装置
US6620367B1 (en) Tire vulcanizing method and tire vulcanizer
US6322342B1 (en) Tire vulcanizer
JP2002172624A (ja) 大型タイヤ加硫装置及び加硫方法
JP3287588B2 (ja) 車両のタイヤのローデイング−アンローデイングおよび安定化装置
JP2001058323A (ja) タイヤ加硫方法及びタイヤ加硫機
JP3865500B2 (ja) タイヤ加硫装置およびタイヤ加硫装置のモールド交換方法並びにタイヤ加硫方法
JPH10329140A (ja) 空気入りタイヤの加硫成形方法及び装置
JPH0780846A (ja) タイヤ加硫設備
JP5546173B2 (ja) タイヤの製造方法
JP3865503B2 (ja) タイヤ加硫装置およびタイヤ加硫装置の金型交換方法並びにタイヤ加硫方法
JP5366701B2 (ja) ポストキュアインフレータのリム交換方法および装置
JPH0780845A (ja) タイヤ加硫設備
JP4007714B2 (ja) タイヤ加硫装置およびその金型交換方法
JP4571348B2 (ja) タイヤ加硫システム
JP2001079849A (ja) タイヤ加硫設備
WO2020170354A1 (ja) タイヤ加硫システム、加硫済みタイヤの製造方法及びタイヤ搬送装置
JPH04371811A (ja) ポストキュアインフレータ及びそれへの搬入装置
JP6919204B2 (ja) タイヤ加硫システムおよびタイヤ加硫方法
JP4623882B2 (ja) タイヤ加硫システム
JPH08127026A (ja) タイヤ加硫設備
JPH07323427A (ja) 加硫済タイヤの搬送方法
JPH08323762A (ja) ブラダレスタイヤ加硫機におけるグリーンタイヤ成形方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071105

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100119

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100308

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100406

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100406

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130416

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130416

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140416

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250