JP5335292B2 - タイヤ保持機構、及び、pci装置 - Google Patents

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Description

本発明は、タイヤを受け渡し保持するタイヤ保持機構、及び、該タイヤ保持機構を備えて加硫済みのタイヤを冷却するPCI装置に関する。
生タイヤ(未加硫タイヤ)は、加硫機の金型内において所定圧力、所定温度で保持され加硫処理を行うことによって、製品タイヤ(加硫済みタイヤ)となる。ここで、加硫処理直後の加硫済みタイヤは、高温で軟化しており、自重によって変形し、また、冷却に伴って収縮してしまう場合がある。このため、加硫済みタイヤの形状を保持しつつ冷却するインフレート処理を行うPCI(ポストキュアインフレータ)装置を加硫機に併設する場合がある。そして、従来は、加硫機とPCI装置との間にローダを設けて、該ローダによって加硫機において加硫処理が完了した加硫済みタイヤを受け取り、PCI装置に受け渡していた。
より具体的には、PCI装置には、加硫済みタイヤの一方側のビードを外側リムを介して支持する外側リム取付フランジである第一のフランジと、加硫済みタイヤの他方のビードを内側リムを介して支持する内側リム取付フランジである第二のフランジとを有している。そして、第二のフランジが取り付けられた係合部である中筒に、第一のフランジが取り付けられて突出するロック軸が挿入され、係合部の内周面に形成された係合爪と、ロック軸の外周面に形成されたロック爪とが係合することで、第一のフランジと第二のフランジとを一体として両者間で加硫済みタイヤを保持することを可能としていた。そして、第一のフランジ及びロック軸を移動装置により移動させることで、ローダにより固定側となる第二のフランジに加硫済みタイヤを設置することができ、再び第一のフランジ及びロック軸を移動装置により復帰させてロック爪を係合爪に係合させることで、加硫済みタイヤを所望の幅寸法で確実に保持し、インフレート処理を行っていた。また、製造するタイヤの幅が変更になった場合には、固定側である第二のフランジが取り付けられた係合部の軸方向の位置を調整することにより、係合爪とロック軸とが係合した状態での第一のフランジと第二のフランジとの間隔を調整して対応していた(例えば、特許文献1参照)。
ここで、上記のような加硫機及びインフレート処理を行うPCI装置を含むシステムにおいては、加硫機とPCI装置との間にローダを設ける必要があり、ローダを設ける分平面上のスペースが必要であった。また、ローダを間に介装させて受け渡しを行うために、加硫機においては金型を待避させるスペースが、また、PCI装置においては第一のフランジ及びロック軸を待避させるスペースが、それぞれ上下方向に必要であった。
このため、PCI装置において加硫済みタイヤを保持する機構に、加硫機で加硫処理が完了した加硫済みタイヤを受け取る装置としての機能を備えたものが提案されている(例えば、特許文献2参照)。より詳しくは、この装置では、着脱側リム金型が取り付けられた第一のフランジに着脱可能に結合する結合部と、該結合部が先端に設けられた回動アームとを有するタイヤ給排装置を備えている。このため、タイヤ給排装置の結合部に第一のフランジを結合させて、回動アームの回転によって第一のフランジを移動させることで、図9に示すように第一のフランジ200に取り付けられた着脱側リム金型200aにより加硫機の金型201に収容された加硫済みタイヤ202Aを受け取ることができる。なお、図9において符号203はロック軸である。また、受け取った後は、再び回動アームを回転させて第一のフランジを移動させることで、第一のフランジと、本体側リム金型である第二のフランジとを一体として加硫済みタイヤを保持してインフレート処理を行うことが可能となる。そして、このような装置では、上記のとおり、第一のフランジによって加硫済みタイヤを受け取ることが可能なので、ローダを不要とすることができるとされている。
特許第2670251号公報 特許第4045053号公報
しかしながら、特許文献2の装置では、図9に示すように、製造するタイヤの幅が小さくなった場合(加硫済みタイヤ202B)には、金型201に対して第一のフランジ200に取り付けられた着脱側リム金型200aが加硫済みタイヤ202Bを受け取る際に、ロック軸203と、金型201の底面201a、または、金型中心部に設置される図示しない中心機構とが干渉してしまう問題があった。また、幅の小さなタイヤに合わせてロック軸203の長さを決定することも考えられるが、この場合には固定側で第二のフランジが取り付けられる係合部を予め突出させるとともに、タイヤの幅が大きくなった場合にさらに突出可能な構成とする必要があり、装置が大型化してしまう問題があった。
この発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、幅の大小に係らずタイヤを支障なく受け渡しするとともに、タイヤを所望の幅寸法で確実に保持することが可能なタイヤ保持機構、及び、PCI装置を提供するものである。
上記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
本発明は、タイヤを外部と受け渡し、保持するタイヤ保持機構であって、タイヤの一方側のビードを支持する略環状の第一のフランジ、該第一のフランジと同軸となるように突出し、該第一のフランジを軸方向に進退可能とするとともに、ロック機構が設けられたロック軸、及び、前記第一のフランジを前記ロック軸の基端側で係止するストッパーを有する第一の支持体と、前記タイヤの他方側のビードを支持する略環状の第二のフランジ、及び、前記ロック軸の前記ロック機構が係脱可能に取り付けられる係合部を有する第二の支持体と、前記第一のフランジを前記ロック軸に沿って進退させる進退手段と、前記第一の支持体を、前記ロック軸の前記ロック機構が前記第二の支持体の前記係合部に係合されるタイヤ保持位置とタイヤを受け渡し可能なタイヤ受け渡し位置との間で相対移動させる移動手段とを備えることを特徴としている。
この構成によれば、移動手段によって第一の支持体をタイヤ受け渡し位置まで相対移動させることで、外部からのタイヤの受け渡しを行うことができる。ここで、第一の支持体の第一のフランジをロック軸の先端側へ進出させることで、ロック軸の第一のフランジから先端側へ突出する量を小さくすることができる。このため、タイヤ受け渡し位置では、ロック軸のタイヤの中心に挿入される量を最小限としつつ、第一のフランジによってタイヤの一方側のビードを確実に支持した状態することができ、ロック軸が支障となってしまうことなく、外部と受け渡しをすることができる。
また、タイヤを保持する際には、移動手段により第一の支持体をタイヤ保持位置まで相対移動させるとともに、第一の支持体の第一のフランジをロック軸の基端側へ後退させることで、ロック軸の第一のフランジから先端側へ突出する量を大きくさせる。これにより、ロック軸のロック機構が係合部に係合されて、第一の支持体と第二の支持体とを一体として第一のフランジと第二のフランジとの間でタイヤを保持することができる。そして、ストッパーに第一のフランジが係止されることで、第一のフランジは位置決めされ、これにより第一のフランジと第二のフランジとの距離を一定とし、タイヤを当該距離と対応する幅寸法で確実に保持することができる。
また、上記のタイヤ保持機構において、前記第一の支持体は、前記第一のフランジよりも前記ロック軸の先端側に設けられ、該ロック軸の径方向に向かって開閉して前記第一のフランジに前記タイヤを係止可能な係止部材を有することがより好ましい。
この構成によれば、タイヤ受け渡し位置において、第一の支持体は、係止部材を径方向内方へ閉じた状態とすることで、ロック軸をタイヤの中心に挿入しつつ第一のフランジで一方側のビードを支持することができる。そして、この状態で係止部材を径方向外方へ開いた状態とすることで、第一のフランジに支持されたタイヤの一方側のビードを係止することができる。このため、タイヤ受け渡し位置において、外部からタイヤをより確実に受け取ることができる。
また、上記のタイヤ保持機構において、前記ロック軸の前記ロック機構と前記係合部とを係脱切り替える切替手段を備え、前記係止部材は、該切替手段により開閉可能とされていることがより好ましい。
この構成によれば、タイヤ保持位置において、切替手段によってロック軸のロック機構と係合部とを係合させて第一の支持体と第二の支持体とを一体とすることができる。また、タイヤ受け渡し位置において、切替手段によって係止部材を開閉させてタイヤを係止することができる。ここで、上記のとおり、切替手段により第一の支持体と第二の支持体との着脱を行うとともに、係止部材の開閉も行うことができ、係止部材の開閉を行う手段を別途設ける必要がない。このため、機構全体の小型化、低コスト化を図りつつ、外部から確実にタイヤを受け取ることができる。
また、本発明のPCI装置は、上記のタイヤ保持機構を備え、前記第一の支持体と前記第二の支持体とで加硫済みの前記タイヤを保持して冷却を行うことを特徴としている。
この構成によれば、別途の搬送手段を設ける必要なく、タイヤ保持機構によって加硫機から加硫済みのタイヤを受け取って保持し、インフレート処理を行うことができ、あるいは、インフレート処理後のタイヤを外部へ引き渡すことができる。
本発明のタイヤ保持装置では、第一のフランジをロック軸の軸方向に進退可能とするとともに第一の支持体がストッパーを有することで、幅の大小に係らずタイヤを支障なく受け渡しするとともに、タイヤを所望の幅寸法で確実に保持することができる。
また、本発明のPCI装置では、幅の大小に係らずタイヤを確実に保持してインフレート処理を行うことができるとともに、別途搬送手段を用意する必要が無く外部と受け渡しを行うことができ、省スペース化、低コスト化を図ることができる。
本発明の実施形態を図1から図8に基づいて説明する。図1に示すように、本実施形態の加硫機1は、外部から搬入された未加硫タイヤT1に加硫処理を行う加硫機本体2と、加硫機本体2で加硫処理された加硫済みタイヤT2を保持するタイヤ保持機構31を有してインフレート処理を行うPCI(ポストキュアインフレータ)装置30と、加硫機本体2及びPCI装置30を床面F上に固定するフレーム3とを備える。以下に各構成の詳細を示す。なお、図1においては、加硫機本体2及びPCI装置30の各構成を図示するために、一部構成を二点鎖線等によって省略している。
フレーム3は、加硫機本体2及びPCI装置30が並列される両端及び加硫機本体2とPCI装置30との間のそれぞれで床面F上に立設される三本のポスト材3a、3b、3cと、ポスト材3a、3b、3cの上端を連結する上ビーム材3dと、後述する加硫機本体2の下金型5及びPCI装置30の移動手段70の第二の移動部73をそれぞれ支持する各下ビーム材3e、3fとを有する。
加硫機本体2は、未加硫タイヤT1を収容する上金型4及び下金型5と、上金型4を上下方向Xに昇降させる昇降手段6と、外部から未加硫タイヤT1を搬入する搬入手段7とを有する。下金型5は、フレーム3の下ビーム材3eに固定されている。
また、昇降手段6は、フレーム3の後述するガイド3gに水平方向Yに進退可能に支持された昇降ガイド部8と、上金型4が取り付けられ、昇降ガイド部8に上下方向Xに進退可能に支持された金型支持部9と、金型支持部9を上下方向Xに進退させる金型昇降駆動部10とを備える。金型支持部9は、上下方向Xに延設された一対の昇降スライダ9aと、上金型4が取り付けられた金型支持板9bとを有する。また、昇降ガイド部8は、後述するガイド3g上に立設された昇降ガイド本体8aと、該昇降ガイド本体8aの上下に、金型支持部9の一対の昇降スライダ9aのそれぞれと対応して設けられた略コの字状の二組のガイド部材9cとを有する。そして、各組のガイド部材9cに、対応する昇降スライダ9aが収容されていることで、昇降スライダ9aは、ガイド部材9cに沿って上下方向Xに摺動することが可能である。
また、金型昇降駆動部10は、昇降ガイド部8の昇降ガイド本体8aに支持され、上下方向Xに駆動力を発生させる金型昇降シリンダ10aと、下端が金型支持部9の金型支持板9bに固定され、金型昇降シリンダ10aによって上下方向Xに沿って進退する金型昇降ピストンロッド10bとを有する。そして、上金型4は、金型昇降シリンダ10aを駆動させて金型昇降ピストンロッド10bを下方に進出させることで、下金型5と結合した状態となり、また、上方に後退させることで、下金型5から離間した状態とすることができる。
また、搬入手段7は、外部の未加硫タイヤT1を把持する把持部11と、把持部11を上下に移動させるタイヤ昇降部12とを備える。タイヤ昇降部12は、上下方向Xに立設され、金型支持部9に支持された支持部材12aと、上下方向Xに延設され、支持部材12aに昇降可能に支持されるとともに、把持部11が固定されたスライド部材12bと、支持部材12aに支持された駆動部12cとを有する。駆動部12cは、支持部材12aに支持されたタイヤ昇降シリンダ12dと、下端に把持部11が固定され、タイヤ昇降シリンダ12dによって上下方向Xに沿って進退するタイヤ昇降ピストンロッド12eとを有する。
そして、搬入手段7が金型支持部9を介し昇降手段6の昇降ガイド部8の昇降ガイド本体8aに支持されていることで、搬入手段7は、全体として後述する第一の移動部72によって水平方向Yに移動可能であるとともに、自身のタイヤ昇降部12の駆動部12cを駆動させることにより把持部11を上下方向Xに移動させることが可能である。このため、上金型4及び下金型5に隣接する位置で外部から搬入される未加硫タイヤT1を把持部11で把持し、下金型5上に搬送することが可能となっている。
次に、PCI装置30について説明する。PCI装置30は、加硫機本体2から加硫済みタイヤT2を受け取って保持する前述したタイヤ保持機構31と、タイヤ保持機構31でインフレート処理された加硫済みタイヤT2を搬出する搬出手段32とを備える。搬出手段32は、後述するタイヤ保持機構31の第一の支持体40が設けられる位置から外部に向かって下降するように傾斜したコンベアであり、搬出側Eへ加硫済みタイヤT2を案内することが可能となっている。なお、図示しないが搬出手段32の中央には開口が形成され、後述するタイヤ保持機構31の第一の支持体40を当該開口から上方へ突没させることが可能となっている。
また、タイヤ保持機構31は、加硫済みタイヤT2の一方側のビードT2bを外側リム91を介して支持する第一のフランジ41を有する第一の支持体40と、第一の支持体40と連結されて他方側のビードT2aを内側リム90を介して支持する第二のフランジ61を有する第二の支持体60と、上金型4及び第二の支持体60に対して第一の支持体40を相対移動させる移動手段70とを備えている。ここで、本実施形態では、加硫済みタイヤT2を二つ保持可能な構成としており、すなわち、第一の支持体40及び第二の支持体60を二組備えている。
移動手段70は、二つの第二の支持体60を水平な軸回りで回転可能に支持する回転体71と、回転体71を介して、第二の支持体60、下金型5を除く加硫機本体2、及び、第二の支持体60に係止されたいずれか一方または両方の第一の支持体40を水平方向Yに移動させる第一の移動部72と、いずれか一方の第一の支持体40を着脱可能に支持して上下方向Xに昇降させる第二の移動部73とを有する。第一の移動部72は、フレーム3の上ビーム材3dに設けられたガイド3gによって上ビーム材3dに沿って水平方向Yに摺動可能な第一のスライダ74と、第一のスライダ74と昇降ガイド部8とを連結する連結部材75と、上ビーム材3dに設けられた第一の駆動部76とを有する。
第一のスライダ74は、上ビーム材3dと交差する方向で略水平に延設され、上ビーム材3dに摺動可能に支持された梁部材74aと、梁部材74aから下方へ延設され回転体71を軸回りに回転可能に支持する図示しない吊部材とを有する。なお、該吊部材には、図示しないが回転駆動部が設けられており、該回転駆動部により回転体71を回転させ、これにより回転体71に軸対称に取り付けられている二つの第二の支持体60の位置を上下反転させることが可能となっている。
また、第一の駆動部76は、上ビーム材3dに支持された水平シリンダ76aと、先端に昇降ガイド部8の昇降ガイド本体8aが固定され水平シリンダ76aによって水平方向Yに進退可能な水平ピストンロッド76bとを有する。そして、第一の移動部72は、第一の駆動部76において水平シリンダ76aによって水平ピストンロッド76bを進退させることで、水平ピストンロッド76bが固定された昇降ガイド部8を有する昇降手段6、上金型4及び搬入手段7、並びに、昇降ガイド部8と連結部材75で連結された第一のスライダ74及び第一のスライダ74と回転体71によって連結された第二の支持体60を、水平方向Yに移動させることが可能となっている。
また、第二の移動部73は、上下方向Xに延設され、下ビーム材3fに固定されているガイド77によってそれぞれ上下方向Xに進退可能に支持された第二のスライダ78と、第一の支持体40を支持する支持板79と、下ビーム材3fに固定された第二の駆動部80とを有する。支持板79には挿通孔79a(図2参照)が形成されていて、第二のスライダ78が進退可能に挿通されている。そして、第二のスライダ78の上端は、支持板79に接続される第一の支持体40の第一のフランジ41に当接されることとなる。第二の駆動部80は、下ビーム材3fに支持された鉛直シリンダ80aと、上端が後述する切替手段100を介して支持板79に固定され鉛直シリンダ80aによって上下方向Xに進退可能な鉛直ピストンロッド80bとを有する。そして、第二の移動部73は、第二の駆動部80において鉛直シリンダ80aによって鉛直ピストンロッド80bを進退させることで、鉛直ピストンロッド80bが後述する切替手段100を介して固定された支持板79及び支持板79に支持された第一の支持体40を、下ビーム材3f上で上下方向Xに移動させることが可能となっている。
そして、移動手段70において、第一の移動部72と第二の移動部73とを協働させることによって、第一の支持体40、第二の支持体60、及び、上金型4の相対位置を設定することができる。すなわち、第一の移動部72によって第二の支持体60を第一の支持体40と上下方向Xに対向させるとともに、第二の移動部73によって第一の支持体40を上方に進出させることで、第二の支持体60と連結させたタイヤ保持位置Aとすることができる。また、第一の移動部72によって上金型4を第一の支持体40と上下方向Xに対向させるとともに、第二の移動部73によって第一の支持体40を上方に進出させることで、上金型4とのタイヤ受け渡し位置B(図8参照)とすることができる。
さらに、第二の移動部73によって第一の支持体40を下方に後退させることで、第一の支持体40を第二の支持体60または上金型4から離間させた待機位置Cとすることができる。なお、待機位置Cは、さらに、第一の支持体40を搬出手段32の上方に配置させる第一の待機位置C1(図8参照)と、搬出手段32の下方に配置させる第二の待機位置C2とにそれぞれ区別して設定することができる。なお、これら各相対位置の詳細については、各図を参照して改めて後述する。
次に、第一の支持体40及び第二の支持体60について詳述する。まず、第二の支持体60について説明する。図2に示すように、二つの第二の支持体60は、回転体71に軸対称に、それぞれ径方向に突出するようにして取り付けられており、それぞれ、径方向外方に向かって開口する略筒状の本体部62と、本体部62の内部から同軸に進退可能な有底略円柱状の係合部63と、本体部62に取り付けられた前述の第二のフランジ61とを有する。
また、係合部63は、本体部62内部で摺動可能な外筒部64と、外筒部64基端に設けられた底部65と、外筒部64内部で底部65から突出した略円筒状の内筒部66とを有する。係合部63は、公知の技術(例えば、特許文献1参照)により、本体部62に対して軸方向に進退し、位置を調整することが可能であり、これにより第一のフランジ41と第二のフランジ61との離間距離を調整して様々な加硫済みタイヤT2(T2A、T2B)を保持することが可能となっている。また、外筒部64の先端内周面には内方に向かって係止爪64bが突出している。そして、外筒部64には、係止爪64bによって、非円形状、より具体的には略三角形状の開口64cが形成されている。なお、外筒部64の内周面には、後述する第一の支持体40のビード掴み用爪43を支持、案内するガイド軸45を挿脱可能に、軸方向に沿ってガイド挿入溝64dが形成されている。
また、第二のフランジ61は、略環状の部材で、本体部62に固定されており、係合部63が軸方向に進退可能に挿通されている。第二のフランジ61は、内側リム90が固定され、加硫済みタイヤT2のビードT2aが支持される。また、第二のフランジ61において内側リム90よりも径方向内方には、加硫済みタイヤT2を内側リム90を介して支持する支持面61aから反対側の面61cまで連通する通気孔61dが形成されている。そして、図示しないが、通気孔61dにおいて支持面61aと反対側の面61cの開口には、圧力気体を供給する供給手段が接続されており、これにより第二のフランジ61に支持された加硫済みタイヤT2の内部に圧力気体を充填して加圧することが可能となっている。
次に、第一の支持体40について説明する。図2から図4に示すように、各第一の支持体40は、第二の支持体60と同軸として配設されるロック軸42と、ロック軸42が挿通された略環状の第一のフランジ41と、第一のフランジ41に固定された外側リム91上に支持される加硫済みタイヤT2のビードT2bを係止するための係止部材であるビード掴み用爪43と、ビード掴み用爪43を支持する支持ディスク44と、ロック軸42に略平行に配設され、第一のフランジ41、ビード掴み用爪43及び支持ディスク44を軸方向に案内するガイド軸45とを有する。
ロック軸42は、略円柱状の部材で、第一のフランジ41に挿通され、該第一のフランジ41を軸方向に進退可能としている。また、ロック軸42は、第二の支持体60の係合部63の外筒部64に挿入可能な外径を有するとともに、ロック機構として、先端外周面には径方向外方へ突出するロック爪42aが形成されている。ロック爪42aは、その外縁が係止爪64bによる開口64cに挿入可能に、該開口64cの形状と対応した非円形形状で、すなわち本実施形態では略三角形状に形成されている。また、ロック軸42の先端には、軸方向に凹部42bが形成されており、ロック軸42を外筒部64内部に挿入する際に、内筒部66をガイドとして挿入可能になっている。ロック軸42の基端側には、略環状のストッパー46が固定されている。一方、ロック軸42の基端面には軸方向に沿って角穴42cが形成されており、後述する切替手段100の駆動軸100cの角頭部100dが嵌合可能となっている。また、ストッパー46は、ロック軸42から径方向外方へ張り出しており、これにより第一のフランジ41を基端側の所定位置で係止することが可能となっている。
また、ロック軸42において、ストッパー46の基端側には、径方向外方へ張り出す係止フランジ47が固定されている。さらに、係止フランジ47よりも基端側には、リング部材48が軸方向に進退可能に外装されている。そして、ロック軸42の基端外周面には、径方向外方へ突出する係止突部42dが形成されている。また、ガイド軸45は、本実施形態では、後述するように三つ備え、ロック軸42の径方向外方に、軸回りに等角度となる位置に配設されている。そして、第一のフランジ41、係止フランジ47及びリング部材48には、各ガイド軸45が挿通される貫通孔41d、47a、48aが形成されている。ここで、ガイド軸45は、先端がロック軸42のロック爪42aよりも基端側に位置するように配設され、係止フランジ47に固定されている。また、係止フランジ47とリング部材48との間において、ガイド部材9cにはバネ部材49が外装されており、係止フランジ47とリング部材48とを軸方向に付勢している。
また、支持ディスク44は、ロック軸42が進退可能に挿通された貫通孔44aを有する略環状の部材である。貫通孔44aは、ロック爪42aを嵌合可能に該ロック爪42aの外縁の形状と対応した非円形形状で、すなわち本実施形態では略三角形状に形成されている。また、支持ディスク44には、三つのガイド軸45のそれぞれを挿通可能な挿通孔44bが形成されている。各挿通孔44bは、略三角形状の貫通孔44aの頂点となる位置に形成され、該貫通孔44aと連通している。また、ビード掴み用爪43は、支持ディスク44よりもロック軸42の基端側に設けられており、本実施形態では周方向に三つ設けられている。そして、支持ディスク44には、各ビード掴み用爪43と対応して、径方向に沿うとともに、それぞれ周方向一方側に傾斜するようにして、三つの長孔44cが延設されている。支持ディスク44において、各長孔44cは、各挿通孔44bと対応していて、周方向に、ガイド軸45が挿通された各挿通孔44b同士の略中間位置に設定されている。そして、各長孔44cには、スライド軸44dが長孔44cの延設方向に沿って進退可能に配設されている。
そして、ビード掴み用爪43は、基端でガイド軸45に回転可能に取り付けられているとともに、中間部においてスライド軸44dに回転可能に取り付けられ、支持ディスク44と連結されている。そして、ビード掴み用爪43は、ガイド軸45の取付位置とスライド軸44dの取付位置との関係から、図4に示すように、スライド軸44dが長孔44cの内端44eに位置する場合には、支持ディスク44外縁よりも径方向内方に収容される閉状態となる一方、図6に示すように、支持ディスク44を回転させてスライド軸44dを長孔44cの外端44fまで移動させることで、先端を支持ディスク44の外縁から径方向外方へ突出させる開状態となるまで開閉することが可能である。また、図2及び図3に示すように、係合部材50は、第一のフランジ41に固定されているとともに、ビード掴み用爪43に、該ビード掴み用爪43をガイド軸45回りに回転可能として連結されている。
ここで、図2及び図3に示すように、支持板79は、一面を第一の支持体40が接続される接続面79bとしており、ロック軸42を回転させて第一の支持体40と第二の支持体60との着脱を行う切替手段100と、支持板79に接続された第一の支持体40の第一のフランジ41を進退させる進退手段101とが設けられている。切替手段100は、支持板79において、接続面79bと反対側の面79cに設けられた支持フレーム100aと、該支持フレーム100aに固定された切替用アクチュエータ100bとを有する。切替用アクチュエータ100bの駆動軸100cは、ロック軸42と同軸に配置されて、支持板79に設けれた軸受に回転可能に支持されている。また、駆動軸100cの先端側は、接続面79bから突出していて、ロック軸42の角穴42cと対応する断面略矩形状の角頭部100dが形成されている。
また、支持板79の接続面79bには、切替手段100の駆動軸100cの角頭部100dの外周を囲むようにして環状突部79dが形成されている。環状突部79dは、ロック軸42の基端を挿入可能に形成されていて、また、周方向の一部には径方向内方に向かって突出部79eが形成されている。このため、第一の支持体40のロック軸42の基端を、支持板79の接続面79bにおいて環状突部79dの内部に挿入することで、ロック軸42の角穴42cと切替手段100の駆動軸100cの角頭部100dとが嵌合し、また、環状突部79dによってバネ部材49の付勢に抗しつつリング部材48を押し上げて環状突部79dの突出部79eと係止突部42dとが係合可能となる。また、この状態では、ロック軸42の角穴42cと切替手段100の駆動軸100cの角頭部100dとが嵌合していることから、切替手段100の切替用アクチュエータ100bを駆動させることで、駆動軸100cを介してロック軸42を回転させることが可能となっている。そして、切替手段100によってロック軸42を回転させることにより、第二の支持体60の係合部63の開口64cに対する第一の支持体40のロック爪42aの位相を軸回りに調整し、係合部63の外筒部64へのロック軸42の挿脱を可能とするとともに、挿入した状態でロック軸42を回転させることで、ロック爪42aと係止爪64bとを係合させて、第一の支持体40と第二の支持体60とを一体とすることが可能である。
また、進退手段101は、支持板79において、接続面79bと反対側に設けられた進退用シリンダ101aと、接続面79b側に突出して、進退用シリンダ101aによって進退可能な進退用ピストンロッド101bとを有する。このため、進退用シリンダ101aを駆動させることで、進退用ピストンロッド101bを上下方向Xに進退させることが可能であり、該進退用ピストンロッド101bの上端面に第一のフランジ41を当接させることで、第一のフランジ41をロック軸42に沿って進退させることが可能である。
次に、この実施形態の加硫機1及びタイヤ保持機構31の作用について説明する。図7は、加硫機1の加硫機本体2において、上金型4及び下金型5中に搬入された未加硫タイヤT1の加硫処理を実施している状況を示している。図7に示すように、本実施形態の加硫機1においては、加硫処理と並行して、第一の支持体40と第二の支持体60で先に加硫処理を完了した加硫済みタイヤT2のインフレート処理を行っている。なお、この状態では、加硫済みタイヤT2を保持していない第一の支持体40の一方は、支持板79に接続されており、対応する第二の支持体60から離間した第二の待機位置C2に配置されている。また、加硫機本体2には、搬入手段7が設けられている。このため、加硫処理を行う上金型4及び下金型5に隣接して外部から未加硫タイヤT1を搬入することによって、タイヤ昇降部12によって把持部11を下降させて把持部11により未加硫タイヤT1を把持し受け取ることができる。
次に、加硫機本体2の上金型4及び下金型5において、加硫処理が完了すると、上金型4に加硫済みタイヤT2が係止された状態で昇降手段6によって上金型4を上昇させる。これにより加硫処理の完了した加硫済みタイヤT2は、上金型4とともに下金型5から離脱し上昇することとなる。また、加硫処理中に搬入手段7によって受け取った未加硫タイヤT1も、昇降手段6によって搬入手段7全体が上昇することで、ともに上昇することとなる。
次に、移動手段70を駆動させ、加硫済みタイヤT2をPCI装置30のタイヤ保持機構31で受け取る。すなわち、図8に示すように、まず、移動手段70の第一の移動部72により、上金型4及び上金型4に収容された加硫済みタイヤT2を第一の支持体40と上下方向Xに対向する位置まで水平移動させる。なお、第二の支持体60は、上金型4の移動に伴って同様に移動してポスト材3bの外側まで待避することとなる。次に、第二の移動部73により、第一の支持体40を上昇させる。この際、ビード掴み用爪43は、閉状態、すなわち支持ディスク44の外縁よりも径方向内方に収容された状態としておく。また、進退手段101を駆動させて進退用ピストンロッド101bを進出させることで、第一のフランジ41を、図3に示すようにストッパー46に係止された状態から、図5に示すようにロック軸42の先端側へ移動させ、さらに支持ディスク44の貫通孔44aにロック軸42のロック爪42aを嵌合させておく。
これにより、ロック軸42において第一のフランジ41から突出する先端側の長さを最小限にすることができる。また、ロック軸42と支持ディスク44とを一体として軸回りに回転させることが可能となる。そして、この状態のまま第二の移動部73により第一の支持体40を上昇させることで、ロック軸42の先端側の一部のみが上金型4に収容されている加硫済みタイヤT2の中心に挿入され、第一のフランジ41に固定された外側リム91がビードT2bに当接されて、第一の支持体40は、加硫済みタイヤT2を受け取り可能なタイヤ受け取り位置Bとなる。ここで、上記のとおり、ロック軸42において第一のフランジ41から先端側に突出する長さを最小限としている。このため、図5に示すように、加硫済みタイヤT2のビードT2bに外側リム91を当接させても、ロック軸42の先端は、加硫済みタイヤT2の幅Btに係らずその内部に位置するのみであり、上方の対向する位置にある上金型4のキャビティ4aの上面4bまたは図示しない上金型4の中心に設定された装置に当接してしまうことがない。このため、第一の支持体40は、自身のロック軸42が支障となってしまうことなく、第一のフランジ41に取り付けられた外側リム91によって加硫済みタイヤT2を確実に支持することができる。
なお、上記の上金型4を水平方向Yに第一の支持体40と対向する位置まで移動させるのに際して、搬入手段7も上金型4の移動に伴って同様に移動することとなり、これにより搬入手段7が外部から受け取った未加硫タイヤT1は、フレーム3に支持された下金型5の上方に配置されることとなる。このため、加硫済みタイヤT2をPCI装置30側に搬送すると同時に、未加硫タイヤT1についても、上金型4が支障となってしまうことなく加硫機本体2側に搬入することができる。さらに、同時並行して把持部11をタイヤ昇降部12を駆動させて未加硫タイヤT1を下降させることで、下金型5に未加硫タイヤT1を設置することができる。
次に、切替手段100の切替用アクチュエータ100bを駆動させて駆動軸100cを介してロック軸42を回転させる。ここで、ロック軸42のロック爪42aと支持ディスク44の貫通孔44aが嵌合している。また、支持ディスク44がロック爪42aと嵌合する位置まで移動していることで、ガイド軸45の先端は、挿通孔44bから抜け出た状態にある。このため、支持ディスク44もロック軸42とともに回転することとなる。そして、切替手段100により支持ディスク44を所定角度、例えば本実施形態では約60度軸回りに回転させることにより、スライド軸44dが長孔44c内で内端44eから外端44fまで移動し、スライド軸44dで支持ディスク44と接続された各ビード掴み用爪43は、ガイド軸45回りに回転して開状態、すなわち支持ディスク44の外縁から径方向外方へ突出することとなる。
そして、この状態で移動手段70の第二の移動部73により第一の支持体40を上金型4から離脱するように下降させれば、ビードT2bがビード掴み用爪43により係合され、加硫済みタイヤT2は、第一の支持体40とともに上金型4から下方へ引き出されて第一の支持体40に引き渡されることとなる。そして、図8に示すように、第二の移動部73によりさらに第一の支持体40を上金型4と干渉しない第一の待機位置C1まで下降させる。
次に、第一の支持体40と第二の支持体60とを接続して、第一のフランジ41と第二のフランジ61との間で加硫済みタイヤT2を保持し、インフレート処理を行う。なお、予め第二の支持体60において本体部62に対する係合部63の突出量は、対象となる加硫済みタイヤT2の幅Btに対応するように調整されている。また、二つの第二の支持体60の内、加硫済みタイヤT2を保持していない一方が下方に位置するように、回転体71は回転されている。
次に、移動手段70の第一の移動部72を駆動し、第二の支持体60を、第一の支持体40の上方に対向する位置となるまで水平方向Yに移動させる。そして、第二の移動部73を再び駆動させて第一の支持体40を上昇させる。この際、まず切替手段100を駆動して、ロック軸42を介して支持ディスク44を回転させることによりビード掴み用爪43を閉状態に戻しておく。さらに、進退手段101を駆動して、進退用ピストンロッド101bを後退させることにより支持ディスク44を基端側へ移動させて、支持ディスク44の貫通孔44aとロック軸42のロック爪42aとの嵌合状態を解除させておく。なお、支持ディスク44は、ストッパー46に係止される位置まで移動させる必要はなく、少なくとも上記嵌合状態が解除された状態であれば良い。詳細は後述する。
そして、第二の移動部73により第一の支持体40を上方に位置する第二の支持体60と接続されるタイヤ保持位置Aまで移動させることで、第一の支持体40のロック軸42の先端は第二の支持体60の係合部63の外筒部64内に挿入され、図1及び図2に示すような状態となる。そして、この状態で再び切替手段100を駆動させてロック軸42を回転させることで、ロック軸42のロック爪42aと係合部63の係止爪64bとが係合し、第一の支持体40と第二の支持体60とが一体となり、加硫済みタイヤT2は、第一のフランジ41と第二のフランジ61との間で確実に保持された状態となる。そして、この状態で、図示しない供給手段により通気孔61dを介して加硫済みタイヤT2の内部に圧力気体を充填していく。このため、第一のフランジ41は、加硫済みタイヤT2の内圧が上昇して幅が広がることで、押し下げられてストッパー46に確実に係止されることとなる。そして、第一のフランジ41がさらに押し下げられようとすることで、第一の支持体40と第二の支持体60とは、ロック爪42a及び係止爪64bによって強固に係合することとなる。そして、加硫済みタイヤT2は、予め設定された係合部63の突出量とストッパー46とにより規定される第一のフランジ41と第二のフランジ61の離間距離に応じた幅Btとなって保持されることとなる。
ここで、一般的に加硫処理直後の加硫済みタイヤT2は、高温であるため変形しやすく、自重で変形し、ビードT2aとビードT2bの離間距離が所定寸法により小さくなっている場合がある。しかし、第一のフランジ41は、進退手段101によってストッパー46よりもロック軸42の先端側に位置して第二のフランジ61との離間距離を最終的な離間距離よりも小さく設定している。このため、加硫済みタイヤT2は、冷却前の幅に係らず、第一のフランジ41及び第二のフランジ61にそれぞれ取り付けられた外側リム91及び内側リム90に確実に当接した状態とされる。それ故に外側リム91及び内側リム90との接触部分からの気体漏れがなく、確実に圧力気体を充填させていくことができる一方、充填後は上記のとおり所定の幅Btに正確に設定することができる。
そして、そのまま冷却を行う場合には、切替手段100を駆動せずに、第二の移動部73により支持板79を下降させる。第一の支持体40は、第二の支持体60と上記のとおり強固に係合された状態にあるため、支持板79のみが離脱して下降することとなる。一方、冷却が完了した場合には、回転体71を回転させて冷却が完了した加硫済みタイヤT2を下方に位置させる。そして、第二の移動部73により支持板79を上昇させて、再び支持板79と第一の支持体40とを接続する。そして、切替手段100を駆動させてロック軸42を回転させてロック爪42aを係合部63の開口64cから挿脱可能な状態とした後に、第二の移動部73により再び支持板79を下降させることで、第一の支持体40は支持板79とともに下降することなり、保持されていた加硫済みタイヤT2も第二の支持体60から離脱して下降することとなる。そして、第一の支持体40を第二の待機位置C2まで下降させることにより、加硫済みタイヤT2のみが搬出手段32上に留置されることとなり、加硫済みタイヤT2は搬出されることとなる。なお、第二の移動部73にて、加硫済みタイヤT2、第一の支持体40及び支持板79を下降させる場合に、ビード掴み用爪43を広げた状態で第一の待機位置C1まで下降させ、その後、ビード掴み用爪43を閉じた状態に切り換え、第二の待機位置C2まで下降させる様にしても良い。また、上記のようにインフレート処理として、PCI装置30のタイヤ保持機構31によって加硫済みタイヤT2を保持し、搬出するまでの間、第一の移動部72による水平方向Yへの移動は行われていない。従って、加硫機本体2では、PCI装置30と独立して新たに搬入された未加硫タイヤT1に加硫処理が行われることとなり、順次インフレート処理まで実施されることとなる。
以上、加硫機1、特にPCI装置30に設けられたタイヤ保持機構31の詳細について説明したが、本実施形態のタイヤ保持機構31では、第一の支持体40の第一のフランジ41をロック軸42に沿って進退可能な構成とし、進退手段101によって進退させ、また、ストッパー46によって位置決め可能な構成としている。このため、加硫済みタイヤT2の幅の大小に係らず、該加硫済みタイヤT2をロック軸42が支障となってしまうことなく確実に受け取ることができるとともに、受け取り後は所望の幅寸法で確実に保持することができる。また、タイヤ保持機構31では、第一の支持体40と第二の支持体60の着脱を切替手段100によって行っているが、上記のとおり進退手段101による支持ディスク44の位置調整により支持ディスク44の回転、すなわち係止部材であるビード掴み用爪43の開閉も行うことができる。このため、ビード掴み用爪43の開閉を行う手段を別途設ける必要がなく、ビード掴み用爪43によって確実に上金型4から加硫済みタイヤT2を受け取ることを可能としつつ、機構全体の省スペース化、低コスト化を図ることができる。
そして、上記のようなタイヤ保持機構31を有するPCI装置30が搭載された加硫機1においては、PCI装置30のタイヤ保持機構31によって加硫済みタイヤT2を受け取って保持し、インフレート処理を行うことができ、加硫機本体2とPCI装置30間に別途搬送手段を設ける必要がない。このため、装置全体の省スペース化、低コスト化を図ることができる。また、本実施形態の加硫機1においては、昇降手段6によって上下方向Xに、また、タイヤ保持機構31の移動手段70によって水平方向Yに、それぞれ上金型4を移動可能としている。また、未加硫タイヤT1を搬入する搬入手段7も、移動手段70によって水平方向Yに移動可能となっている。このため、未加硫タイヤの下金型5への搬入の工程と、加硫済みタイヤの上金型4から第一の支持体40への受け渡しの工程を、互いに干渉せず同時に実施可能としており、これによりサイクルタイムの向上を図ることができる。また、下金型5については移動させることがなく、下金型5を基準として、容易に各装置の位置精度の調整を実施することができる。そして、下金型5を移動させることなく、上金型4、搬送手段7、第一の支持体40及び第二の支持体60を上下方向X及び水平方向Yに移動可能とさせていることで、スペースを有効利用することができ、加硫機本体2とPCI装置30との間に別途搬送手段を設ける必要がないという効果と相俟って、装置全体の省スペース化をさらに向上させることができる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
なお、上記実施形態において、タイヤ保持機構31は、PCI装置30の一構成として備えられるものとしたが、これに限るものではなく、他の用途としてタイヤを外部から受け取り、保持し、あるいは、保持したタイヤを外部へ引き渡すものとしても良い。この場合にも、第一のフランジ41からのロック軸42の先端の突出量を小さくすることで、外部の治具等と干渉してしまうことなく、タイヤを受け渡しすることができる。また、本実施形態では、タイヤ保持機構31において第一の支持体40は、係止部材であるビード掴み用爪43を備えるものとしたが、これに限るものではない。例えば、上金型4において加硫済みタイヤT2が容易に離脱可能なものであれば、ビード掴み用爪43を備えない構成としても良い。または、加硫済みタイヤT2を係合し引き出す構成を第一の支持体40と別構成として、若しくは、受け渡し側、すなわち上記においては上金型4に加硫済みタイヤT2を離脱させる手段を備えさせるものとしても良い。
本発明の実施形態の加硫機の全体図である。 本発明の実施形態のタイヤ保持機構において、第一の支持部及び第二の支持部の断面図である。 本発明の実施形態のタイヤ保持機構において、第一の支持部の詳細を示す図4の切断線P−Pでの断面図である。 図3の切断線Q−Qでの断面図である。 本発明の実施形態のタイヤ保持機構において、タイヤ受け渡し位置における第一の支持部の詳細を示す図6の切断線R−Rでの断面図である。 本発明の実施形態のタイヤ保持機構において、タイヤ受け渡し位置における第一の支持部の詳細を示す上面図である。 本発明の実施形態の加硫機で加硫処理及びインフレート処理を行う説明図である。 本発明の実施形態の加硫機で未加硫タイヤの下金型への搬入処理及びインフレート処理を行う説明図である。 従来のPCI装置の説明図である。
符号の説明
30 PCI装置
31 タイヤ保持機構
40 第一の支持体
41 第一のフランジ
42 ロック軸
42a ロック爪(ロック機構)
43 ビード掴み用爪(係止部材)
46 ストッパー
60 第二の支持体
61 第二のフランジ
63 係合部
70 移動手段
100 切替手段
A タイヤ保持位置
B タイヤ受け渡し位置
T1 未加硫タイヤ
T2、T2A、T2B 加硫済みタイヤ

Claims (4)

  1. タイヤを外部と受け渡し、保持するタイヤ保持機構であって、
    タイヤの一方側のビードを支持する略環状の第一のフランジ、該第一のフランジと同軸となるように突出し、該第一のフランジを軸方向に進退可能とするとともに、ロック機構が設けられたロック軸、及び、前記第一のフランジを前記ロック軸の基端側で係止するストッパーを有する第一の支持体と、
    前記タイヤの他方側のビードを支持する略環状の第二のフランジ、及び、前記ロック軸の前記ロック機構が係脱可能に取り付けられる係合部を有する第二の支持体と、
    前記第一のフランジを前記ロック軸に沿って進退させる進退手段と、
    前記第一の支持体を、前記ロック軸の前記ロック機構が前記第二の支持体の前記係合部に係合されるタイヤ保持位置とタイヤを受け渡し可能なタイヤ受け渡し位置との間で相対移動させる移動手段とを備えることを特徴とするタイヤ保持機構。
  2. 請求項1に記載のタイヤ保持機構において、
    前記第一の支持体は、前記第一のフランジよりも前記ロック軸の先端側に設けられ、該ロック軸の径方向に向かって開閉して前記第一のフランジに前記タイヤを係止可能な係止部材を有することを特徴とするタイヤ保持機構。
  3. 請求項2に記載のタイヤ保持機構において、
    前記ロック軸の前記ロック機構と前記係合部とを係脱切り替える切替手段を備え、
    前記係止部材は、該切替手段により開閉可能とされていることを特徴とするタイヤ保持機構。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載のタイヤ保持機構を備え、前記第一の支持体と前記第二の支持体とで加硫済みの前記タイヤを保持して冷却を行うことを特徴とするPCI装置。
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