JP2018118451A - タイヤ加硫システムおよびタイヤ加硫方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】シェーピング装置が別体となっているタイヤ加硫装置において、シェーピング装置の温度低下に伴う生産性の低下を防止すること。【解決手段】シェーピング装置12は、タイヤ加硫装置14の外部でグリーンタイヤGをシェーピングする。タイヤ加硫装置14は、グリーンタイヤGをシェーピング装置12ごと内部に保持してグリーンタイヤGを加硫するとともに、加硫中のグリーンタイヤGの側面領域が配置される箇所に、ビード部を含む内周側領域F1に熱を供給する内周用配管1424と、内周側領域F1よりもトレッド部に近い外周側領域F2に熱を供給する外周用配管1426とを備える。加硫制御装置16は、内周用配管1424における加熱温度を外周用配管1426における加熱温度よりも高くするブースト処理をタイヤ加硫装置14の稼働中に実施する。【選択図】図5

Description

本発明は、タイヤ加硫システムおよびタイヤ加硫方法に関する。
従来、タイヤ加硫装置にはブラダが一体に設けられており、ブラダにグリーンタイヤをセットし、タイヤ加硫装置内でブラダを膨張させてシェーピングした後、加硫を行うのが一般的である。
一方、ブラダ等をシェーピング装置としてタイヤ加硫装置から分離可能な構成とし、タイヤ加硫装置の外部でシェーピングを行うことにより、タイヤ1本当たりのタイヤ加硫装置の使用時間を短縮して生産性を向上する技術が知られている。
例えば、下記特許文献1は、加硫作業前に加硫機の外側で、グリーンタイヤの両ビード部を支持している下、上ホルダー同士を締結することにより、グリーンタイヤ、下、上ホルダー、ブラダを組み合わせるとともに、該ブラダ内に流体を供給してグリーンタイヤ内で膨張させるようにしており、このままの状態でグリーンタイヤを加硫機に搬入すれば、直ちに加硫作業を開始することができるように構成されている。
特開2002−178333号公報
上記特許文献1のように、タイヤ加硫装置とシェーピング装置とが別体となっている構成において、シェーピング装置は加硫開始時までタイヤ加硫装置の外で待機している。このため、待機時間の長さや外部環境によっては、シェーピング装置各部の温度が低下して、その後の加硫処理に影響を与える可能性がある。
具体的には、シェーピング装置の初期温度が低いことによりタイヤのブローポイント(タイヤ内の気泡が消滅するまでの加硫時間)が遅延し、生産性が低下する可能性がある。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであり、その目的は、シェーピング装置が別体となっているタイヤ加硫装置において、シェーピング装置の温度低下に伴う生産性の低下を防止することにある。
上述の目的を達成するため、請求項1の発明にかかるタイヤ加硫システムは、シェーピング装置、タイヤ加硫装置および加硫制御装置を備えるタイヤ加硫システムであって、前記シェーピング装置は、前記タイヤ加硫装置の外部でグリーンタイヤをシェーピングし、前記タイヤ加硫装置は、前記グリーンタイヤを前記シェーピング装置ごと内部に保持して前記グリーンタイヤを加硫するとともに、加硫中の前記グリーンタイヤの側面領域が配置される箇所に、ビード部を含む内周側領域に熱を供給する第1の熱供給機構と、前記内周側領域よりもトレッド部に近い外周側領域に熱を供給する第2の熱供給機構と、を有し、前記加硫制御装置は、前記第1の熱供給機構における加熱温度を前記第2の熱供給機構における加熱温度よりも高くするブースト処理を前記タイヤ加硫装置の稼働中に実施する、ことを特徴とする。
請求項2の発明にかかるタイヤ加硫システムは、前記加硫制御装置は、前記ブースト処理の長さを前記グリーンタイヤの加硫時間の60%以下とする、ことを特徴とする。
請求項3の発明にかかるタイヤ加硫システムは、前記加硫制御装置は、前記タイヤ加硫装置の金型が開状態にあるドライサイクル前後の所定時間を含む期間に前記ブースト処理を実施する、ことを特徴とする。
請求項4の発明にかかるタイヤ加硫システムは、前記加硫制御装置は、前記ブースト処理中における前記第1の熱供給機構と前記第2の熱供給機構との加熱温度差を3℃以上20℃以下とする、ことを特徴とする。
請求項5の発明にかかるタイヤ加硫システムは、前記グリーンタイヤは、ランフラットタイヤであることを特徴とする。
請求項6の発明にかかるタイヤ加硫方法は、タイヤ加硫装置の外部でシェーピング装置によりグリーンタイヤをシェーピングするシェーピング工程と、前記グリーンタイヤを前記シェーピング装置ごと前記タイヤ加硫装置内部に搬送して前記グリーンタイヤを加硫する加硫工程と、を有するタイヤ加硫方法であって、前記タイヤ加硫装置は、加硫中の前記グリーンタイヤの側面領域が配置される箇所に、ビード部を含む内周側領域に熱を供給する第1の熱供給機構と、前記内周側領域よりもトレッド部に近い外周側領域に熱を供給する第2の熱供給機構と、を有し、前記タイヤ加硫装置の稼働中に、前記第1の熱供給機構における加熱温度を前記第2の熱供給機構における加熱温度よりも高くするブースト工程を実施する、ことを特徴とする。
請求項7の発明にかかるタイヤ加硫方法は、前記ブースト工程の長さは、前記グリーンタイヤの加硫時間の60%以下である、ことを特徴とする。
請求項8の発明にかかるタイヤ加硫方法は、前記ブースト工程を、前記タイヤ加硫装置の金型が開状態にあるドライサイクル前後の所定時間を含む期間に実施する、ことを特徴とする。
請求項9の発明にかかるタイヤ加硫方法は、前記ブースト工程中における前記第1の熱供給機構と前記第2の熱供給機構との加熱温度差が3℃以上20℃以下である、ことを特徴とする。
請求項10の発明にかかるタイヤ加硫方法は、前記グリーンタイヤは、ランフラットタイヤであることを特徴とする。
請求項1および請求項6の発明によれば、グリーンタイヤの内周側領域に熱を供給する第1の熱供給機構における加熱温度を、外周側領域に熱を供給する第2の熱供給機構における加熱温度よりも高くするブースト処理を実施するので、シェーピング装置のクランプリングから熱を奪われやすい内周側領域の温度低下を防止することができ、加硫終了までの所要時間を遅延させることなく生産性を維持する上で有利となる。
請求項2および請求項7の発明によれば、ブースト処理の長さをグリーンタイヤの加硫時間の60%以下としたので、ブースト処理がグリーンタイヤの加硫状態に与える影響を低減する上で有利となる。
請求項3および請求項8の発明によれば、タイヤ加硫装置の金型が開状態にあるドライサイクルを挟んでブースト処理を実施するので、加硫開始直後から集中的にクランプリングの昇温を図ることができ、早期に温度差を低減する上で有利となる。
請求項4および請求項9の発明によれば、ブースト処理中における各熱供給機構の加熱温度差を3℃以上20℃以下とするので、グリーンタイヤの加硫状態への影響を抑えつつ、クランプリングを昇温させる上で有利となる。
請求項5および請求項10の発明によれば、ランフラットタイヤの加硫時にブースト処理を実施するので、サイドウォール部に補強用部材が入り、クランプリングの温度低下の影響によりブローポイントの遅延が生じやすいという特徴を有するランフラットタイヤの生産性を向上させる上で有利となる。
実施の形態にかかるタイヤ加硫システム10の構成を示す説明図である。 実施の形態にかかるタイヤ加硫システム10の構成を示す説明図である。 グリーンタイヤGの加硫後に形成されるタイヤTの構造を示す。 加硫開始時のシェーピング装置12の温度とグリーンタイヤGの温度上昇度合いとの関係を示すグラフである。 ドライサイクル前後のブースト処理のタイミング設定例を示す図である。 タイヤ加硫システム10におけるタイミングチャートの一例である。 本発明の実施例と従来例との比較を示す表である。
以下に添付図面を参照して、本発明にかかるタイヤ加硫システムおよびタイヤ加硫方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。
図1および図2は、実施の形態にかかるタイヤ加硫システム10の構成を示す説明図である。
タイヤ加硫システム10は、シェーピング装置12、タイヤ加硫装置14および加硫制御装置16を備えており、図1はシェーピング装置12がタイヤ加硫装置14の内部に位置する状態を示し、図2はシェーピング装置12がタイヤ加硫装置14の外部に位置する状態を示す。
シェーピング装置12は、ブラダ1202、クランプリング1204、センターポスト1206を有する中心機構1208、外部ユニット1210(図2参照)を備え、タイヤ加硫装置14の外部でグリーンタイヤGをシェーピングする。
ブラダ1202は、ゴム製の袋状部材であり、中心機構1208の周囲に円筒状に形成される。ブラダ1202は、内部に圧力がかかっていない非膨張状態でグリーンタイヤGの内側(インナーライナー側)に配置された後、ブラダ1202の内部にシェーピング用媒体(例えば常温空気)が注入されて膨張状態となり、グリーンタイヤGをシェーピング(膨張)する。
クランプリング1204は、中心機構1208と一体に構成されており、ブラダ1202の筒状形状の軸心部を保持している。
中心機構1208のセンターポスト1206には、シェーピング用媒体や加硫用加熱媒体となるスチーム、加圧媒体となる窒素ガスをブラダ1202の内部に注入する注入管、ブラダ1202の内部の各媒体をブラダ1202の外部に排出する排出管等が設けられている。
シェーピング装置12がタイヤ加硫装置14の外部にある際は、台座1210Aを有する外部ユニット1210に載置される。外部ユニット1210には、ブラダ1202の内部にシェーピング用媒体を注入するための注入機構、ブラダ1202からシェーピング用媒体を排出するための排出機構が設けられている。
また、シェーピング装置12は、1台のタイヤ加硫装置14に対して複数台(例えば2台)設けられる。この場合、1台のシェーピング装置12がタイヤ加硫装置14内に搬送され加硫が行われている間に、タイヤ加硫装置14の外部で他のシェーピング装置12を用いて他のグリーンタイヤGのシェーピングを行いながら待機する。
タイヤ加硫装置14は、グリーンタイヤGをシェーピング装置12ごと内部に保持してグリーンタイヤGを加硫する。すなわち、タイヤ加硫装置14は、グリーンタイヤGを金型1402とブラダ1202間の空間に配置し、熱および圧力を加えてゴム材料の弾性を増加させるとともに、タイヤを所望の形状に成形する装置である。
タイヤ加硫装置14は、金型1402および図示しない加熱媒体供給機構を備える。
金型1402は、複数の部材が接合されて形成されており、環状に組付けられタイヤ完成時にトレッド面およびショルダー部に接するセクショナルモールド1404と、環状に上下一対で設けられタイヤ完成時にサイドウォール部およびビード部に接する配置されるサイドプレート1406、1408とを有している。
それぞれのセクショナルモールド1404の外周面には、セグメント1410が取り付けられる。このセグメント1410は、下部メタルプレート1412上に設けられたメタルベアリング(図示なし)によって、下部メタルプレート1412上を摺動可能に配置される。そして、上下移動するジャケット1414の内周傾斜面とセグメント1410の外周傾斜面とが摺動可能に係合していて、ジャケット1414の上下移動により、それぞれのセグメント1410が下部メタルプレート1412上でタイヤ周方向に摺動して、複数のセクショナルモールド1404がそれぞれ中心軸(センターポスト1206が配置される位置)に対して進退移動する構造になっている。
ジャケット1414、上部メタルプレート1416、上部プラテン板1418および上部サイドプレート1406は、一体的に上下移動する。また、下部サイドプレート1408は、下部プラテン板1420に固定されている。
タイヤ加硫装置14の内部にグリーンタイヤGを載置する際は、一体となったジャケット1414、上部メタルプレート1416、上部プラテン板1418および上部サイドプレート1406を上方向に移動させる。すると、セグメント1410およびセクショナルモールド1404が周方向外側に移動して、グリーンタイヤGを載置する空間が形成される。
その後、下部サイドプレート1408上にシェーピング装置12ごとグリーンタイヤGを載置し、ジャケット1414、上部メタルプレート1416、上部プラテン板1418および上部サイドプレート1406を下方移動させて、それぞれのセクショナルモールド1404をセグメント1410とともに中心軸(センターポスト1206)方向に前進させて環状に組み付けて、上部サイドプレート1406および下部サイドプレート1408とともに型締めする。
上下のプラテン板1418、1420およびジャケット1414の内部には、熱水等の加硫用加熱媒体が供給される配管(熱供給機構)が設けられている。この加硫用加熱媒体が加硫熱源であり、加硫用加熱媒体の熱が金型1402介してグリーンタイヤGの表面まで伝達され、グリーンタイヤGを加熱する。
ジャケット1414には、主にグリーンタイヤGのトレッド部周辺に熱を供給する接地面用配管1422が設けられている。
また、上下のプラテン板1418、1420には、グリーンタイヤGの内周部に位置するビード部周辺に熱を供給する内周用配管1424と、グリーンタイヤGの外周部に位置するショルダー部周辺に熱を供給する外周用配管1426とが設けられている。すなわち、タイヤ加硫装置14には、加硫中のグリーンタイヤGの側面領域が配置される箇所(本実施の形態では、上下のプラテン板1418、1420)に、ビード部を含む内周側領域F1に熱を供給する内周用配管1424(第1の熱供給機構)と、内周側領域F1よりもトレッド部に近い外周側領域F2に熱を供給する外周用配管1426(第2の熱供給機構)とが設けられている。
これら接地面用配管1422、内周用配管1424、外周用配管1426に供給される加硫用加熱媒体の温度や種類は、後述する加硫制御装置16によりそれぞれ別個に制御可能である。すなわち、グリーンタイヤGの側面領域のうち、ビード部を含む内周側領域F1と、内周側領域F1よりもトレッド部に近い外周側領域F2とで、加熱温度を異ならせることができる。
図3に、グリーンタイヤGの加硫後に形成されるタイヤTの構造を示す。
タイヤTはトレッド部32と、トレッド部32の両端からタイヤ半径方向内側に延びるサイドウォール部34と、各サイドウォール部34のタイヤ半径方向内側の端部に位置するビード部36とを備えている。
トレッド部32には、カーカス42のタイヤ半径方向外側にベルト層44が設けられている。また、トレッド部32の表面にはタイヤTのグリップ力や排水性を向上させるためのトレッドパターン33が形成されている。
カーカス42はトレッド部32からサイドウォール部34を経てビード部36にわたって設けられ、カーカス42の両端は、ビードコア38およびビードフィラー40を挟むように、ビードコア38で折り返されている。
ビード部36にはビードコア38が設けられ、ビードコア38の半径方向外側にタイヤ径方向外側に先細り状に延びるビードフィラー40が設けられている。
また、ビードコア38周辺のカーカス42の外側は、チェーファー39によって補強されている。
ビード部36の端部には図示しないホイールのリムが係合し、タイヤTに対するホイールの装着状態を維持する。
図1の説明に戻り、加硫制御装置16は、グリーンタイヤGの寸法や材料等に合わせて予め設定された加硫制御プログラムに従って加硫用加熱媒体や加圧媒体の供給用弁の開閉等を行い、所定の加硫条件でグリーンタイヤGが加硫されるようにしている。
ここで、加硫制御装置16は、内周用配管1424(第1の熱供給機構)における加熱温度を外周用配管1426(第2の熱供給機構)における加熱温度よりも高くするブースト処理をタイヤ加硫装置14の稼働中に実施する。
これは、タイヤ加硫装置14の内部と比較して低温となっているシェーピング装置12のクランプリング1204周辺の昇温を促すためである。すなわち、シェーピング装置12は、自装置でシェーピングするグリーンタイヤGの加硫中はタイヤ加硫装置14の内部に収容され、加硫温度(タイヤ加硫装置14の内部温度)に近い状態となる。グリーンタイヤGの加硫が終了すると、シェーピング装置12はタイヤ加硫装置14の外部に運び出され、加硫済みのタイヤTの代わりに他のグリーンタイヤGが装着され、このグリーンタイヤGをシェーピングしながらタイヤ加硫装置14が空くのを待機する。この待機期間中にシェーピング装置12の温度が低下し、再度タイヤ加硫装置14内に収容された際にタイヤ加硫装置14の熱源からの熱を奪うことになる。
図4は、加硫開始時のシェーピング装置12(クランプリング1204)の温度とグリーンタイヤGの温度上昇度合いとの関係を示すグラフである。
図4の縦軸はグリーンタイヤGの温度(グリーンタイヤGとブラダ1202との接触点温度)を示し、横軸は加硫開始(金型1402が閉じられた時)からの経過時間を示す。図4に示すように、加硫開始時のシェーピング装置12の温度が低いほどグリーンタイヤGが所定の温度(例えば140℃)になるまでの時間が長くなる。この結果、グリーンタイヤGのブローポイントまでの所要時間が長くなり、生産性が低下する。
特に、鉄やアルミなどの金属で形成されたクランプリング1204は、伝熱性の高いゴムで形成されたブラダ1202と比較して、加硫用の熱源からの温度を奪いやすい。よって、加硫制御装置16は、クランプリング1204により熱が奪われやすいタイヤ内周部付近(ビード部周辺)を他の領域よりも高温とするブースト処理(ブースト工程)を実施して、シェーピング装置12の温度低下による加硫への影響を軽減させる。
具体的には、内周用配管1424に供給する加硫用加熱媒体の温度を、外周用配管1426に供給する加硫用加熱媒体の温度よりも高くすることにより、内周用配管1424における加熱温度を外周用配管1426における加熱温度よりも高くする。
ブースト処理の長さは、例えばグリーンタイヤGの加硫時間の60%以下とする。これは、ブースト処理はクランプリング1204を短期間で昇温するために実施するものであり長時間のブーストは必要ないこと、また、過度のブーストはビード部周辺の内周側領域F1の過加硫につながる可能性があるためである。
また、加硫制御装置16は、例えばタイヤ加硫装置14の金型1402が開状態にあるドライサイクル前後の所定時間を含む期間にブースト処理を実施するようにしてもよい。加硫処理におけるドライサイクルとは、タイヤの加硫が終了してタイヤ加硫装置14の金型1402が開放されてから、加硫済みタイヤの取出しおよび新たなグリーンタイヤGの搬送が終了し、金型1402が閉じられるまでの期間である。
すなわち、ドライサイクル終了後には、タイヤ加硫装置14の外部から相対的に低温なシェーピング装置12が搬入されることが予め予想される。また、ドライサイクル時には金型1402の内部から空気に熱が放出され、金型1402の温度が低下することも予想される。
このため、シェーピング装置12の搬入直後のドライサイクル終了後のみならず、ドライサイクル開始前からブーストを行うことによって、タイヤ加硫システム全体の温度を早期に安定させることができる。
なお、ブースト処理の実施タイミングはこれに限らず、例えばドライサイクル開始時(前のグリーンタイヤGの加硫終了時)またはドライサイクル終了時(グリーンタイヤGの加硫開始時)からブースト処理を開始してもよいし、グリーンタイヤGの加硫開始から一定時間経過してからブースト処理を開始してもよい。
図5は、ドライサイクル前後のブースト処理のタイミング設定例を示す図である。
図5において、縦軸は各配管の加硫用加熱媒体温度であり、横軸は時間である。時刻t1からt3までは第1のタイヤT1の加硫中であり、時刻t3からt4までは金型1402が開状態にあるドライサイクルであり、時刻t4からt6までは第2のタイヤT2の加硫中である。
外周用配管1426内の加硫用加熱媒体温度は170℃で一定とした。また、内周用配管1424内の加硫用加熱媒体温度は、通常時(非ブースト処理時)は170℃、ブースト処理は180℃(通常時+10℃)とした。
図5の例では、第1のタイヤT1の加硫終了時刻(ドライサイクル開始時刻)である時刻t3から5分前の時刻t2からブースト処理を開始し、第2のタイヤT2の加硫開始時刻(ドライサイクル終了時刻)である時刻t4から5分後の時刻t5でブースト処理を終了させている。すなわち、ドライサイクルを挟んだ前後5分間ずつを含む期間にブースト処理を実施している。
このようにすることで、例えばドライサイクル終了直後(加硫開始時)からブースト処理を開始するよりも、短時間で安定した加熱を行うことができる。
なお、図5の例ではドライサイクル前後の5分間ずつをブースト処理としたが、ブースト処理の長さはタイヤのサイズや材料に合わせて適宜変更すればよい。また、ドライサイクル前とドライサイクル後とでブースト処理の長さを変えてもよい。
また、加硫制御装置16は、ブースト処理中における内周用配管1424と外周用配管1426との加熱温度差を例えば3℃以上20℃以下、好ましくは5℃以上15℃以下とする。
これは、内周用配管1424と外周用配管1426との加熱温度差が3℃未満であるとクランプリング1204の昇温効果が充分に得られない可能性があり、また、加熱温度差が20℃を越えるとグリーンタイヤGの加硫状態への影響が大きくなる可能性があるためである。また、従来から例えばドライサイクル中に金型1402を+10℃程度ブーストする処理が行われる場合があり、10℃程度の温度差であれば加硫状態への影響を抑えつつ、金型1402の温度低下を抑制できることがわかっている。
例えば、図5を例にすると、通常時には内周用配管1424と外周用配管1426は共に170℃の加硫用加熱媒体温度が供給されているが(加熱温度差0℃)、ブースト処理中には外周用配管1426内の加硫用加熱媒体温度は170℃のまま、内周用配管1424内の加硫用加熱媒体温度を180℃とし、加熱温度差を10℃とした。
なお、本実施の形態では、タイヤ加硫温度(加硫用加熱媒体温度)として160℃から180℃程度、加硫時間は10分から20分程度を想定している。
図6は、タイヤ加硫システム10におけるタイミングチャートの一例である。
図6では、1台のタイヤ加硫装置12に対して2台のシェーピング装置(シェーピング装置1およびシェーピング装置2)を用いているものとする。横軸は時間軸である。
タイヤ加硫装置12は、ドライサイクルを挟みながら、加硫処理(加硫期間1〜3)を行う。
加硫期間1では、シェーピング装置1がタイヤ加硫装置12内に搬入されている。この間、シェーピング装置2は、次の加硫期間(加硫期間2)で加硫されるグリーンタイヤのシェーピングを行いながら待機する。
加硫期間1の終了まで残り所定時間(例えば5分など)になると、加硫制御装置16はブースト処理を開始し、ドライサイクル1の間も継続する。
加硫期間1の終了後のドライサイクル1では、シェーピング装置1がタイヤ加硫装置12外に搬送され、代わりに冷えた状態のシェーピング装置2がタイヤ加硫装置12の内部に搬入され、加硫期間2が開始されるが、ブースト処理により早期にシェーピング装置2の温度が上昇する。
また、ドライサイクル1中にタイヤ加硫装置12外に搬送されたシェーピング装置1は、加硫済みタイヤの取り外し、および新たなグリーンタイヤの取り付け(タイヤ付け替え)をした上で、新たなグリーンタイヤ(加硫期間2で加硫されるグリーンタイヤ)のシェーピングを行いながら待機する。
加硫期間2の開始から所定時間(例えば5分など)経過すると、加硫制御装置16はブースト処理を終了する。
その後、加硫期間2の終了まで残り所定時間になると、加硫制御装置16は再度ブースト処理を開始し、ドライサイクル2の間も継続する。
加硫期間2の終了後のドライサイクル2では、シェーピング装置2がタイヤ加硫装置12外に搬送され、代わりに冷えた状態のシェーピング装置1がタイヤ加硫装置12の内部に搬入され、加硫期間3が開始されるが、ブースト処理により早期にシェーピング装置1の温度が上昇する。
また、ドライサイクル2中にタイヤ加硫装置12外に搬送されたシェーピング装置2は、タイヤ付け替えをした上で、新たなグリーンタイヤのシェーピングを行いながら待機する。
加硫期間3の開始から所定時間経過すると、加硫制御装置16はブースト処理を終了する。
以降、同様の処理を繰り返してタイヤの加硫を行う。
<実施例>
図7は、本発明の実施例と従来例との比較を示す表である。
図7の表は、サイズ225/40RF18のグリーンタイヤGを、各種条件を変えて加硫した結果を示す。
従来例1は、シェーピング装置12を用いず、ブラダが一体となった加硫機を用いており、ブースト処理を実施せず、内周用配管1424と外周用配管1426に供給する加硫用加熱媒体温度を常に170℃とした。従来例1ではドライサイクルが1.5分、加硫開始からブローポイントまでの所要時間は14.0分であった。
従来例2は、シェーピング装置12を用いているがブースト処理を実施せず、内周用配管1424と外周用配管1426に供給する加硫用加熱媒体温度を常に170℃とした。従来例2ではドライサイクルが1.0分、加硫開始からブローポイントまでの所要時間は15.0分であった。
実施例1は、シェーピング装置12を用い、かつブースト処理を実施した。ブースト処理は直前のタイヤ加硫終了時(ドライサイクル開始時)から加硫開始後3分間までとした。通常時には内周用配管1424と外周用配管1426に供給する加硫用加熱媒体温度を共に170℃とするのに対して、ブースト処理中は内周用配管1424に供給する加硫用加熱媒体温度を175℃、外周用配管1426に供給する加硫用加熱媒体温度を170℃(加熱温度差5℃)とした。実施例1ではドライサイクルが1.0分、加硫開始からブローポイントまでの所要時間は14.5分であった。
実施例2でも、シェーピング装置12を用い、かつブースト処理を実施した。ブースト処理は直前のタイヤ加硫終了時(ドライサイクル開始時)から加硫開始後3分間までとした。通常時には内周用配管1424と外周用配管1426に供給する加硫用加熱媒体温度を共に170℃とするのに対して、ブースト処理中は内周用配管1424に供給する加硫用加熱媒体温度を180℃、外周用配管1426に供給する加硫用加熱媒体温度を170℃(加熱温度差10℃)とした。実施例2ではドライサイクルが1.0分、加硫開始からブローポイントまでの所要時間は14.0分であった。
各結果を比較すると、従来例1では、ブラダ一体型の加硫機を用いているため、シェーピング装置12の温度低下の影響は受けず、ブローポイントの遅延は生じない。しかしながら、加硫機内でシェーピングを行う必要があるためドライサイクルが他の例より0.5分長くなった。
従来例2では、シェーピング装置12の温度低下の影響を受け、従来例1と比較してブローポイントが1分遅延した。従来例1と従来例2とを比較すると、従来例2の方が約6%生産性(加硫機の拘束時間)が低下している。
実施例1では、ブースト処理によりシェーピング装置12の温度低下による影響がやや改善し、従来例1と比較してブローポイントの遅延は0.5分となった。ドライサイクル
と合わせた加硫機の拘束時間は従来例1と同等となった。
実施例2では、実施例1より高温でブーストすることによりシェーピング装置12の温度低下による影響が更に改善し、ブローポイントの遅延は生じなかった。また、ドライサイクルと合わせた加硫機の拘束時間は従来例1よりも0.5分短くなり、生産性の向上を図ることができた。
以上説明したように、実施の形態にかかるタイヤ加硫システム10によれば、グリーンタイヤGの内周側領域に熱を供給する内周用配管1424における加熱温度を、外周側領域に熱を供給する外周用配管1426における加熱温度よりも高くするブースト処理を実施するので、シェーピング装置12のクランプリング1204から熱を奪われやすい内周側領域の温度低下を防止することができ、加硫終了までの所要時間を遅延させることなく生産性を維持する上で有利となる。
また、タイヤ加硫システム10において、ブースト処理の長さをグリーンタイヤGの加硫時間の60%以下とすれば、ブースト処理がグリーンタイヤGの加硫状態に与える影響を低減する上で有利となる。
また、タイヤ加硫システム10において、タイヤ加硫装置14の金型1402が開状態にあるドライサイクルを挟んでブースト処理を実施すれば、加硫開始直後から集中的にクランプリングの昇温を図ることができ、早期に温度差を低減する上で有利となる。
また、タイヤ加硫システム10において、ブースト処理中における各熱供給機構の加熱温度差を3℃以上20℃以下とすれば、グリーンタイヤGの加硫状態への影響を抑えつつ、クランプリング1204を昇温させる上で有利となる。
なお、本発明は、例えばランフラットタイヤの加硫時に有効である。ランフラットタイヤは、パンク時にも走行可能なようにサイドウォール部に補強用部材が入っている。このため、クランプリング1204の影響によりビード部に近い領域の温度が低下すると、ブローポイントの遅延が生じやすくなる。本発明によりタイヤ側面領域の加熱温度を均一に近づけることによって、ランフラットタイヤの生産性を向上させる上で有利となる。
すなわち、タイヤ加硫システム10において、ランフラットタイヤの加硫時にブースト処理を実施すれば、サイドウォール部に補強用部材が入り、クランプリングの温度低下の影響によりブローポイントの遅延が生じやすいという特徴を有するランフラットタイヤの生産性を向上させる上で有利となる。
10 タイヤ加硫システム
12 シェーピング装置
1202 ブラダ
1204 クランプリング
1206 センターポスト
1208 中心機構
1210 外部ユニット
14 タイヤ加硫装置
1402 金型
1404 セクショナルモールド
1406 サイドプレート
1406 上部サイドプレート
1408 下部サイドプレート
1410 セグメント
1412 下部メタルプレート
1414 ジャケット
1416 上部メタルプレート
1418 上部プラテン板
1420 下部プラテン板
1422 接地面用配管
1424 内周用配管
1426 外周用配管
16 加硫制御装置
F1 内周側領域
F2 外周側領域
G グリーンタイヤ

Claims (10)

  1. シェーピング装置、タイヤ加硫装置および加硫制御装置を備えるタイヤ加硫システムであって、
    前記シェーピング装置は、前記タイヤ加硫装置の外部でグリーンタイヤをシェーピングし、
    前記タイヤ加硫装置は、前記グリーンタイヤを前記シェーピング装置ごと内部に保持して前記グリーンタイヤを加硫するとともに、加硫中の前記グリーンタイヤの側面領域が配置される箇所に、ビード部を含む内周側領域に熱を供給する第1の熱供給機構と、前記内周側領域よりもトレッド部に近い外周側領域に熱を供給する第2の熱供給機構と、を有し、
    前記加硫制御装置は、前記第1の熱供給機構における加熱温度を前記第2の熱供給機構における加熱温度よりも高くするブースト処理を前記タイヤ加硫装置の稼働中に実施する、
    ことを特徴とするタイヤ加硫システム。
  2. 前記加硫制御装置は、前記ブースト処理の長さを前記グリーンタイヤの加硫時間の60%以下とする、
    ことを特徴とする請求項1記載のタイヤ加硫システム。
  3. 前記加硫制御装置は、前記タイヤ加硫装置の金型が開状態にあるドライサイクル前後の所定時間を含む期間に前記ブースト処理を実施する、
    ことを特徴とする請求項1または2記載のタイヤ加硫システム。
  4. 前記加硫制御装置は、前記ブースト処理中における前記第1の熱供給機構と前記第2の熱供給機構との加熱温度差を3℃以上20℃以下とする、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載のタイヤ加硫システム。
  5. 前記グリーンタイヤは、ランフラットタイヤであることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載のタイヤ加硫システム。
  6. タイヤ加硫装置の外部でシェーピング装置によりグリーンタイヤをシェーピングするシェーピング工程と、前記グリーンタイヤを前記シェーピング装置ごと前記タイヤ加硫装置内部に搬送して前記グリーンタイヤを加硫する加硫工程と、を有するタイヤ加硫方法であって、
    前記タイヤ加硫装置は、加硫中の前記グリーンタイヤの側面領域が配置される箇所に、ビード部を含む内周側領域に熱を供給する第1の熱供給機構と、前記内周側領域よりもトレッド部に近い外周側領域に熱を供給する第2の熱供給機構と、を有し、
    前記タイヤ加硫装置の稼働中に、前記第1の熱供給機構における加熱温度を前記第2の熱供給機構における加熱温度よりも高くするブースト工程を実施する、
    ことを特徴とするタイヤ加硫方法。
  7. 前記ブースト工程の長さは、前記グリーンタイヤの加硫時間の60%以下である、
    ことを特徴とする請求項6記載のタイヤ加硫方法。
  8. 前記ブースト工程を、前記タイヤ加硫装置の金型が開状態にあるドライサイクル前後の所定時間を含む期間に実施する、
    ことを特徴とする請求項6また7記載のタイヤ加硫方法。
  9. 前記ブースト工程中における前記第1の熱供給機構と前記第2の熱供給機構との加熱温度差が3℃以上20℃以下である、
    ことを特徴とする請求項6から8のいずれか1項記載のタイヤ加硫方法。
  10. 前記グリーンタイヤは、ランフラットタイヤであることを特徴とする請求項6から9のいずれか1項記載のタイヤ加硫方法。
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