明,細書 タ イ ヤ加硫装置 技術分野
本発 明 は 、 シ X 一 ピ ン グュ二 ッ を用 いて加硫機本体の 外部で グ U 一 ン 夕 ィ ャ を シ ェ 一 ピ ン グ さ せ 、 し の シ ェ 一 ピ ン グュ一 、リ を加硫機本体 にセ ッ さ せた状 で グ U 一 ン 夕 ィ 'ャ を加硫成形 さ せ る う に し た 夕 ィ ャ加硫 置 に 関'す る 。
背景技術
、
従 の タ イ ヤ加硫方法は、 加硫機の 中心機構 に グ リ 一 ン 夕 ィ ャそ の も の を セ ッ 卜 さ せ、 そ の 状態で 中 心機構 の ブ ラ ダ一 内 に加圧流体 を供給 さ せ る こ と で ブ ラ ダー を膨張 さ せ、
; れ に よ り グ リ ー ン タ イ ヤ の 内周面 に ブ ラ ダー の外周 面 を 密着 さ せて グ リ ー ン タ イ ヤ を シ ェ ー ビ ン グさ せ る
次 に 、 加 硫機 の コ ン テ ナ で グ リ ー ン タ イ ヤ を 抱持 さ せ た の ち 、 ブ ラ ダー 内 に高温高圧 の流体 を供給 さ せて グ U 一 ン 夕 ィ ャ の 内 周 面 を ブ ラ ダー で押 し 付 け, ブ ラ ダ一や ン テ ナか ら の熱 に よ っ て加硫成形 さ せ る よ う にな つ て い る
し か し なが ら 、 こ の よ う な従前の タ イ ヤ加硫方法 に あ て は 、 グ リ ー ン タ イ ヤ を加硫機 の 中心機構 に セ V し て シ
X 一 ピ ン グさ せ る ため 、 加硫の 前処理時間が長 < な 、 作 業能 が低下 し て し ま う と い う 問題点があ る 。
そ で 、 従来、 特 開 2 0 0 2 - 1 7 8 3 3 3 号公報 に示す よ う に 、 シ ピ ン グュ ニ ッ 卜 を 用 い て 加硫機本体 の外部 で グ リ ―ン タ イ ヤ を シ ピ ン グ'さ せ 、 の シ ェ ― ピ ン グ L 二 ッ 卜 を加 硫機本体 に セ ッ 卜 さ せ た 状能 で グ リ ン タ ィ ャ を 加 硫成形 さ せ る よ う に し た 夕 ィ ャ 加 硫衣置 が提案 さ れ て い る
の従来 の タ イ ヤ 加 硫装置 は 、 外段取 即 ち グ U ― ン 夕 ィ ャ を 加 硫機 本体 の外 部 で 装 着 さ : せ る と 共 に 、 そ の グ リ
― ン 夕 ィ ャ を シ ビ ン グ さ せ る た め の シ ェ ― ピ ン グュ'二 ッ 卜 を 備 え た も の で あ る 。
こ の に 、 シ ェ - - ピ ン グュ こ二 ッ 卜 を 用 レ る と > 加硫機本 体 の 外 で シ ェ 一 ピ ン グ を 行 な い 、 れ を 加 硫機 本体 に セ ッ 卜 さ せれ ば、 直 ち に 加 硫作 業 を 開 始す る こ と がで さ 、 れ に Ό 、 作業能率 を 向 上 さ せ る こ と がで さ る と い う 利 点 が あ る
と ろ で 、 シ ピ ン グュ ニ ッ 卜 に グ リ 一ン 夕 ィ ャ を 装 着 さ せ る 場 、 上 部 :ク ラ ン プ リ ン グ と 下 部 ク ラ ン プ U ン グ
、 を 、 そ の 対 向 間 隔 を 離 反 さ せ て ブ ラ ダ一の 外径が グ U ― ノ 夕 ィ ャ の 内径 よ り も 小径 に な る よ う に し た ブ ラ ダ 伸 長位 置 と 、 そ の 対 向 間 隔 を 近接 さ せて ブ ラ ダ一の 外周 面 を グ リ ン 夕 ィ ャ の 内 周 面 に 密着 さ せ る よ に し た シ X一 ピ ン グ位置 に位置決 め で き る よ う に す る 必要が あ る
の ハ占、、 に 関 し 、 従来 の タ イ ヤ加 硫装置 で は 、 上部 ク ラ ン プ リ ン グ に 設 け た締結 リ ン グ を モ一夕 に よ り 回転 さ せ る こ と で、 こ の締結 リ ン グ と 下部 ク ラ ン プ リ ン グ を 係合 さ せ、 こ
れ に よ り シ 工― ピ ン グ位 m に 位置決 め さ せ る 構造 に な つ て い た
こ の よ Ό に 、 締結 u ン グ を モ一タ に よ り 回 転 さ せて 上部 ク ラ ン プ U ン グ と 下 部 ク ラ ン プ リ ン グ を シ ェ 一 ピ ン グ 置 に 結 合 さ せ る 構 造 で は 、 そ の 締 結 構 造 が複 雑 に な つ て し ま ソ
本発 明 は 、 上記 の 問 題 を解決す る た め ίこ な さ れ t も の で、 上 、
部 ク ラ ノ プ リ ン グ と 下部 ク ラ ン プ リ ン グ を 簡単 な係 合構 造 に 'よ て 、 易 かつ ス ム一ズ に シ ェ一 ピ ン グ位置 に 位置 決 め さ せ る と がで さ る ラ に し た 夕 ィ ャ加硫装,置 を 提 供 す る こ と を 題 と し て い る □ 発 明 の 開 示
上 記 の 題 を 解決す る た め に 、 本発 明 (請求項 1 ) の 夕 ィ ャ加硫装置 は 、
ポ ル ス 夕 プ レ一 に 取 Ό 付 け ら れた 上部 コ ン テ ナ及 びボ 卜 ム プ レ ― に 取 り 付 け ら れ た 下部 コ ン テ ナ と を 有す る 加 硫機本体 と
、
刖 記加硫機本体 の外 部で グ u — ン 夕 ィ ャ を 装着 さ せ 、 そ
ヽ
の グ U 一 ノ 夕 ィ ャ を 装着 し た 状態 で 前 記加 硫機本体 に セ ッ さ れ る シ ェ一 ピ ン グュ一 ッ 卜 を 備 え 、
,.
刖 記 シ X ― ピ ン グュ一 ッ 卜 は 、 拡縮可能 な 筒 状 ゴム に よ る ブ ラ ダ一 と 、 こ の ブ ラ ダ ―の 上端部 を 固 定す る 上部 ク ラ ン プ U ン グ と 、 ブ ラ ダ一の 下端部 を 固 定す る 下部 ク ラ ン プ
U ン グ と 、 記 ブ ラ ダ ―の 内 部 に 加圧流体 を 供給 /排 出 さ
せ る た め の 流体 ポ一 卜 ^ 備 ん,、
、
刖 記 上部 ク ラ ン プ u ン グ と 下 部 ク ラ ン プ U ン グは 、 そ の 対 向 間 隔 を 離反 さ せ て 刖 BC ブ ラ ダ一の外径が グ リ 一 ン 夕 ィ ャ の 内 径 よ Ό ち 小径 に な る よ う に し た ブ ラ ダ一伸長位置 と 、
,- そ の対 向 間 隔 を お接 さ せて 記 ブ ラ ダ一の外周 面 を 記 グ 一 ン 夕 ィ ャ の 内 周 面 に 密着 さ せ る よ Ό に し た シ X一 ピ ン グ位置 に位置決 め で さ る よ に 近接離反可能 に 支持 さ れ 、 記 流体 ボ ― 卜 か ら ブ ラ ダ ― の 内 部 に 流'体 を 供給 さ せ る と iノtヽ に 記 上 ク ラ ン プ リ ン グ と 下部 ク ラ ン プ リ ン グ を 'シ
X一 ' ピ ン グ位置 に位置決 め さ せ る と で ブ ラ ダ一 ,の外 周 面 を 前記 グ U 一 ン 夕 ィ ャ の 内 周 面 に 密着 さ せた シ ェ一 ピ ン グ 状態 で 前記 シ ェ一 ピ ン グュ一 ッ 卜 を 加 硫機本体 に セ ッ さ せ る よ に し た 夕 ィ ャ加硫装置 に お い て 、
筒 状 外軸 の 内 部 に 内 軸 を 摺 動 可能 に 嵌 □ さ せ た伸 縮軸 の 端 が 上 部 ク ラ ン プ U ン グ に : 連 結 さ れ る と 共 に 、 他 端 が 下 部 ク ラ ン プ リ ン グ に連結 さ れ 、
記 内 軸 に-設 け た 係 止部材 が 、 こ の 内 軸 の 外 周 面 か ら 突 出 す る 係合位 置 と 、 内 軸 の 外 周 面 か ら 突 出 し な い 格納位置 と の 間 を 進退す る に 形 成 さ れ 、
一方 、 筒状外軸 の 内 面 に 段 部 が形成 さ れ 、 こ の段部 に 前 記係止 部材が係 合す る こ と で シ ェ ― ピ ン グ位置 に 係 止 さ れ る よ う に 形成 さ れて い る 構成 と し た
図面の簡単な説明
図 1 は本発 明 の 夕 ィ ャ加硫装置 を用 い た加硫方法 を説明 す る た め のェ程図で あ る
図 2 は本発 明 の 夕 ィ ャ加硫装置 を用 い た加硫方法 を説明 す る た め のェ程図で あ る
図 3 は本 明 の 夕 ィ ャ加硫装置 を用 い た加硫方法 を説明 す る た め の ェ程図で あ る 。
図 4 は本発 明 の 夕 ィ ャ加硫装置 を用 いた加硫方法 を説 明 す る 'た め の X程図で あ る 。
図 5 はシ ェ一ピ ン グュ二 ッ 卜 の 断面図で あ る 。 ,
図 6 は シ ェ一ピ ン グュ二 ッ 卜 の動作 を 説明する た め の ェ 禾王 図であ る
図 7 は シ ェ ― ピ ン グュ二 ッ の動作 を 説明す る た め の ェ 程 図で あ る
図 8 は シ X一ピ ン グュ二 ッ h の動作 を 説明する た め のェ n 図であ る
図 9 は シ X一ピ ン グュ二 ッ の動作 を 明す る た め の他 例 を示すェ程 図で あ る
図 1 0 は シ ェ ― ピ ン グュ一ッ の他例 を示す断面 図で あ る 発 明 を実施す る た め の最良 の形能、
図 1 図 4 は本発 明 の 夕 ィ ャ加硫装置 を用 いた加硫方法 を 明す る た め のェ程 図 、 図 5 は シ ェ ピ ン グュニ ッ 卜 の 断面図、 図 6 〜 図 8 は シ ェ ー ビ ン グュニ ッ ト の動作を説明
す る た め の工程 図で あ る 。 ,
本実施例 の タ イ ヤ加硫装置 は、 加硫機本体 A と 、 シ ェ ピ ン グ ニ ッ ト B を備 えて レ る 。 '
記加硫機本体 A は、 図 1 に示すよ う に、 ボルス 夕 プ レ
1 にィ ン シ ユ レ一 夕 ボルス タ 1 0 及びポルス 夕 プラ テ ン
1 1 を 介 し て取 り 付 け ら れた 上部 コ ンテナ 1 2 と 、 ボ 卜 ム プ レ ― 2 にイ ン シ ユ レ一 夕 ボ ト ム 2 0 及びポ h ム プ ラ テ ン 2 1 を介 し て取 り 付 け ら れた下部 コ ン テナ 2 2 と を有 し 、
-、 /■
刖 記 'ポルス 夕 プ レー ト 1 と ボ ト ム プ レー ト 2 は垂直方向'に 相対移動す る よ う に支持 さ れて い る 。
実施例で は、 ボ ト ム プ レー 卜 2 は固 定 さ れ、 ポルス 夕 プ レ 卜 1 は図示省略 し た本体 シ リ ン ダに よ り 上昇位置 (図
1 、 図 2 、 図 4 で示す位置) と 下降位置 ( 図 3 で示す位置) と の 間 を昇降す る よ う に な っ て い る 。
記上部 コ ンテナ 1 2 は、 ボルス タ ブ レ 卜 1 に昇降 シ
U ン ダ 1 3 が取 り 付 け ら,れ、 こ の 昇降 シ リ ン ダ 1 3 に 複数 に 分割 さ れた セ グ メ ン ト モ ー ル ド 1 4 が取 り 付 け ら れ、 記昇降 シ リ ン ダ 1 3 に よ る 昇降 に伴な い、 セ グ メ ン 卜 モ ル 1 4 が拡縮ガイ ド 1 5 に沿 っ て拡大位置 ( 図 1 、 図 2 で示す位置) と 、縮小位置 (図 3 、 図 4 で示す位置 ) と の 間 を放射方向 に拡縮する よ う に形成 さ れて い
刖 記下部 コ ンテ ナ 2 2 は、 前記セ グ メ ン 卜 モ ル ド、 1 4 と の 間で シ ェ ー ビ ン グュニ ッ ト B を保持す る よ にポ 卜 ム プ レ ― 卜 2 に 取 り 付 け ら れ、 そ の 上端 に 下部 ビ ド 支持 U ン グ 2 3 が設け ら れて い る 。
こ の 下部 ビ 一 ド 支持 リ ン グ 2 3 に は 、 後述す る よ Ό に 、 シ ェ — ビ ン グュ ニ ッ 卜 B を シ ェ ー ビ ン グ状態 で加硫機本体
A に セ ッ 卜 さ せ た と き に 、 グ リ ー ン タ イ ヤ C の 下側 ビ一 ド 部 C 1 の 内 周 に 嵌合す る 嵌合部 2 4 が外周 部 に 形成 さ れて い る
又 、 前 記 上 部 コ ン テ ナ 1 2 に も 上 部 ビ ー ド 支持 U ン グ 1
6 が設 け ら れ、 こ の 上部 ビ ー ド 支持 リ ン グ 1 6 に 、 シ ェ一 ピ ン グュ ニ ッ 卜 B を シ ェ 一 ビ ン グ状態で加 硫機本体 A に セ ッ 卜 さ せ た と き に 、 グ リ 一 ン タ イ ヤ C の 上 側 ビ一 ド 部 C 2 'の 内周 に 嵌合す る 嵌合部 1 7 が形 成 さ れて い ,
、 '- 刖 記 下部 コ ン テ ナ 2 2 の 中 心 に は、 中 心機構 3 が設 け ら れ、 こ の 中 心機構 3 に は、 シ リ ン ダ 3 0 に よ り 昇降す る 支持 台 3 1 と 、 こ の 支持台 3 1 上 に シ エ ー ピ ン グュ ニ ッ B を 固 定 さ せ る た め の ク ラ ン プ ロ ッ ド 3 2 と 、 シ エ ー ピ ン グュ 二 ッ ト B の 流体ポ ー ト 7 に連通す る 流体流路 3 3 と 、 後述 す る 係 止爪 5 3 を 押 え て 上側軸 5 1 の 外周 面 力 ら 突 出 し な い位置 に 退入さ せ る た め の ロ ッ ク 解除筒 3 4 と 、 の P ッ ク 解除筒 3 4 を 昇降 さ せ る シ リ ン ダ 3 5 と 、 が設 け ら れて い る 。
前記 シ ェ ー ビ ン グュ ニ ッ ト B は 、 前記加硫機本体 A の 外 部で グ リ ー ン タ イ ヤ C が装着 さ れ、 そ の グ リ ー ン タ イ ヤ C を 装着 し た 状態 で前記加 硫機本体 A に セ ッ ト さ れ る も の で あ る 。
こ の シ ェ ー ビ ン グユ ニ ッ ト B は、 図 5 に 示す よ う に、 拡縮 可能な筒状 ゴム に よ る ブ ラ ダー 4 と 、 こ の ブ ラ ダー 4 の 上
端部 を 固 定す る 上部 ク ラ ン プ リ ン グ 5 と 、 ブ ラ ダ一 4 の 下 端部 を 固 定す る 下 部 ク ラ ン プ リ ン グ 6 と 、 前 記 ブ ラ ダ 4 の 内 部 に 加圧流体 を 供給 /排 出 さ せ る た め の 流体ポ 7 を 備 え て い る
記 上部 ク ラ ン プ リ ン グ 5 は外 周 に ブ ラ ダー 固 定部 5 0 が形成 さ れ 、 下面 中 央 に 上側軸 5 1 ( 内軸) が垂設 さ れて い 記下部 ク ラ ン プ リ ン グ 6 は外 周 に ブ ラ ダ一 固 定部 6 0 が形成 さ れ 、 上面 中 央 に下側筒軸 6 1 (筒 状外軸) が 設 さ れ T い る
そ し て こ の 下側筒 軸 6 1 内 に 前記上側軸 5 1 が摺動 可 能 に 嵌 α さ れ る こ と で 、 上部 ク ラ ン プ リ ン グ 5 と 下部 ク ラ ン プ U ン グ 6 を 近接離反 可能 に 連結す る 伸縮軸 5 a が形 成 さ れ る
- 又 、 上部 ク ラ ン プ リ ン グ 5 と 下部 ク ラ ン プ リ ン グ 6 は、 そ
(D 対 向 間 隔 を 離 反 さ せて 前記 ブ ラ ダ一 4 の外径が グ リ ン 夕 ィ ャ C の 内 径 よ り も 小径 に な る よ う に し た ブ ラ ダ ―伸 長 位 置 ( 図 6 に 示す位置) に係止 さ れ る 。
こ の 場 a , 下 側 筒 軸 6 1 の 内 面 上 端部 に 形 成 し た 段 部 6
2 に 上側軸 5 1 の外周 面 に 形成 し た 段部 5 2 が係 す る と で ブ ラ ダー伸長位置 に 係止 さ れ る 。
又 、 上部 ク ラ ン プ リ ン グ 5 と 下部 ク ラ ン プ リ ン グ 6 は、 そ の 対 向 間 隔 を 近接 さ せて 前記 ブ ラ ダー 4 の外周 面 を グ U ン 夕 ィ ャ C の 内 周 面 に 密着 さ せ る よ う に し た シ ェ 一 ピ ン グ 位 ( 図 5 、 図 7 に 示す位置) に 位置決 め で き る よ う に 係
止 さ れ る
こ の 場 口 、 上 側 軸 5 1 に 取 り 付 け た 係 止 爪 5 3 ( 係 止 部 材 ) ;が, , 上側軸 5 1 の外周 面か ら 突 出 す る 係合位置 ( 図 5 、 図 7 に 示す位置 ) と 、 上側軸 5 1 の外周 面 か ら 突 出 し な い 格納位 置 ( 図 6 、 図 8 に 示す位置 ) と の 間 を 進退す る う に形成 さ れ 、 一方 、 下側筒軸 6 1 の 内 面下端部 に段部 6 3 が 形成 さ れ、 こ の 段部 6 3 に 前記係 止爪 5 3 が係合す る こ と で シ X一ピ ン グ位置 に 係止 さ れ る
又 、 上部 ク ラ' ン プ リ ン グ 5 と 下部 ク ラ ン プ リ ン グ 6 は、'加 硫成形 に 際 し て は、 そ の対 向 間 隔 を 肖 U シ エ ー ピ ン グ位置 り ち さ ら に 近接 さ せ た加硫位置 ( 図 8 に 示す位置 ) に 保 持 さ れ る う に な つ て い る 。
記 係止爪 5 3 は常 時 は係 合位置 に 突 出 す る よ う に ス プ
U ン グ 5 4 に よ り 付勢 さ れ、 こ の 係止爪 5 3 が 、 図 6 の よ
Ό に 下側筒 軸 6 1 の 内 部 に位置 し て レゝ る と き は係止爪 5 3 下側筒軸 6 1 に よ り 押 し 込 ま れ て格納位置 に 退入 さ れ 、 上側軸 5 1 ,と 下側筒軸 6 1 と の摺動が可能 に な
即 ち 、 前 記係 止爪 5 3 は 上 部 ク ラ ン プ リ ン グ 5 と 下 部 ク ラ ン プ リ ン グ 6 の 近接離反 動作 に 伴 な う 上側軸 5 1 と 下側 筒軸 6 1 と の 摺 動 (伸 縮) を 利用 し て格納位置 カゝ ら 係 口 位 置 に 進 出 す る も の で 、 そ の作 動 に 特段 の 係 合機構 を 必要 と し な い た め 、 構造 を 簡単 に し な が ら 確実 に シ ェ一ピ ン グュ ッ B を シ ェ ー ビ ン グ位置 に位置決 め さ せ る こ と がで さ な お 、 刖 記 上部 ク ラ ン プ リ ン グ 5 と 下部 ク ラ ン プ U ン グ
6 は 上側軸 及 び下側筒軸 装着 し た ス プ リ ン グ 5 5 に よ り 常 時 は離 反 方 向 に 付勢 さ れ 、 こ れ に よ り 上部 ク ラ ン プ
U ン グ 5 と 下 部 ク ラ ン プ リ ン グ 6 と の 位置 が安 定 し 易 く な る が 、 こ の ス プ リ ン グ 5 5 は必ず し も 必要 で な い 。
記 流体 ポ ー ト 7 は 、 前記 下 部 ク ラ ン プ リ ン グ 6 ( 上部 ク ラ ン プ リ ン グで も よ い ) に 1 ケ 所以 上 に 設 け ら れ、 内 圧 の 漏れ を 防 止す る た め の チ ェ ッ キ 弁 7 0 が組み込 ま れて お り 、 外部か ら の 解 除がな けれ ば、 内 部 の 加 圧流体 を 排出 す る こ と が 'で さ な い檎造 に な っ て い る 。
従 つ て 、 加硫 に し て は、 ま ず、 シ ェ ー ビ ン グュニ ッ 卜 B に グ ン タ イ ヤ C を 装着 さ せ る も の で 、 こ の と き 、 シ ェ ピ ン グュ ニ ッ ト B は、 図 6 に 示す よ う に 、 上 部 ク ラ ン プ リ ン グ 5 と 卞部 ク ラ ン プ リ ン グ 6 を 離反 さ せて 段 部 5 2 と 段 部 6 2 の 係 合 に よ り ブ ラ ダ一 4 の外径 が グ リ ー ン 夕 ィ ャ C の 内径 よ り も 小径 に な る よ う に し た ブ ラ ダ一 伸 長位置 に 係 it さ れ る
次 に 、 シ ェ ー ビ ン グュニ ッ ト B を 、 こ の ブ ラ ダー伸長 1 置 に 保持 さ せ た 状 態 で 、 グ リ ー ン タ イ ヤ C を ブ ラ ダ一 4 の 外 周 に嵌 め込 む。
そ し て 、 流体 ポ — ト 7 か ら 加圧流体 を 供給 さ せ る と 共 に 、 記 上 部 ク ラ ン プ リ ン グ 5 と 下部 ク ラ ン プ リ ン グ 6 を 近接 さ せて 係 止爪 5 3 と 段部 6 3 と の 係合 に よ り シ ェ 一 ピ ン グ 位置 に位置決 め さ せ る 。
れ に よ り 、 図 7 に 示す よ う に 、 ブ ラ ダー 4 の外周 面 を グ リ ン タ イ ヤ C の 内 周 面 に 密着 さ せ る も の で あ る ( こ れ
1 を シ ェ ピ ン グ と い う ) 。 ,
の よ う に し て シ ェ ー ビ ン グ さ れ る グ リ ー ン タ イ ヤ C は そ の 下側 ビ — ド 部 C 1 が支持 さ れ'て い な い た め 、 こ の 下側 ビ 部 C 1 を 支 え る こ と に よ っ て 生 じ る 変形 がな い
し た が て 、 位置及 び向 き に ズ レ が生 じ る こ と がな い 次 に 、 上 , S の よ う に し て グ リ ー ン タ イ ヤ C を シ ェ 一 ピ ン グュ一 ッ 卜 Β に よ り シ ェ ー ビ ン グ し た 後、 こ の シ ピ ン グュ ―ッ 卜 Β を 加 硫機本体 Α に セ ッ ト さ せ 、 こ の加硫機本 体 A 'で グ 'ン タ イ ヤ C を 加硫成形 さ せ る も の で あ る
な お シ ビ ン グユ ニ ッ ト B は、 グ リ ー ン タ イ ヤ C を 装着 さ せ る 作業位置 ( 図 示省 略) か ら 加 硫機本体 A ま で移 送 さ せ る と に な る が、 こ の 際、 移 送装置 に 設 け た ク ラ ン プ を 上部 ク ラ ン プ リ ン グ 5 の ク ラ ン プ溝 5 6 に ロ ッ ク さ せ る の 場 、 加 硫機本体 A に お け る ボ ル ス 夕 プ レ ー ト 1 は 、 図 1 に 示 す よ う に 、 上 昇位 置 に 保 持 さ れ、 又 、 上 部 コ ン テ ナ は 大位置 に保持 さ せて お く 。
の 状 態 で、 シ ェ ー ビ ン グュ ニ ッ ト B を 中 心 機構 3 の 支 持 台 3 1 上 に 載せ、 下 部 ク ラ ン プ リ ン グ 6 の ク ラ ン プ溝 6
4 に ク ラ ン プ ロ ッ ド 3 2 を ロ ッ ク さ せ る 。
の 状態 で は 、 グ リ ー ン タ イ ヤ C の 下 側 ビ 一 ド 部 C 1 は 下 部 ビ 支持 リ ン グ 2 3 に よ っ て 支 持 さ れて お ら ず、 浮 き 状能 に あ る
そ し て 次 に 、 中 心機構 3 の支持台 3 1 を 降下 さ せ 、 図 2 に 示 す う に 、 下 部 ビ ー ド 支 持 リ ン グ 2 3 で グ リ ー ン 夕 ィ ャ c の 下側 ビー ド 部 C 1 を 支持 さ せ る と 共 に、 下側 ビー - F
部 C 1 の 内 周 に 嵌合部 2 4 が嵌合す る 状態 に シ X ピ ン グ ュ ッ B を セ ッ 卜 さ せ る 。
の よ う に シ ビ ン グユ ニ ッ ト B を 加 硫機本体 A に セ ッ す る 際 に 、 ダ リ 'ー ン タ イ ヤ C の 下 側 ビ 部 C 1 が 下 部 ビ ド' 支 持 'リ ン グ 2 3 に 支 持 さ れ、 か つ 下 側 ビ ド 部
C 1 の 内 周 に嵌合 部 2 4 が嵌合 す る た め 、 下側 ビ 部 の 位置及 び向 さ に ズ レ が な い 状態 で精度 よ く 納 ま る う に セ ッ す る と がで き る
上 '記 の に し て シ ピ ン グュ ニ ッ ト B を 加硫機本'体
A の 下部 ン テ ナ 2 2 に セ ッ ト し た の ち 、 図 3 に 示す よ う に 、 加 硫機 本体 A に お け る ポ ル ス 夕 プ レ ー 1 を 下 降 位 置 に 下 降 さ せ る と 丑 に 上 部 コ ン テ ナ 1 2 を 縮 小 位 置 に 縮 小 さ せ る
れ に よ り 上 部 コ ン テ ナ 1 2 と 下部 コ ン テ ナ 2 2 と で シ
X ピ ン グュ ッ 卜 B を 抱持 さ せ る も の で こ の と さ 、 シ ェ ピ ン グュ ッ 卜 B は.、 上 部 ク ラ ン プ リ ン グ 5 と 下部 ク ラ ン プ U ン グ 6 の 対 向 間 隔 を 前記 シ ピ ン グ位 よ Ό ち さ ら に 近接 さ せ た加硫位置 ( 図 3 、 図 8 に 示す位置 ) に 保 持 さ れ る
こ の と さ 上 部 ビ ー ド 支持 リ ン グ 1 6 で グ リ ン 夕 ィ ャ
C の 上 側 ビ 部 C 2 が支持 さ れ る と 共 に 上 側 ビ ド 部
C 2 の 内 周 に嵌合部 1 7 が嵌合す る 状 態 に シ X ― ピ ン グュ ッ B がセ ッ 卜 さ れ る
な お 了 の 加 硫位置 で は、 前 記係 止爪 5 3 の 段部 6 3 に 対す る 係合 が解 除 さ れ る が、 シ ェ ー ビ ン グユニ ッ ト B は上
部 コ ン テナ 1 2 と 下部 コ ンテ ナ 2 2 と で抱持 さ れて い る た め 問題 はな い。
そ し て 、 流体流路 3 3 を通 し て流体ポー ト 7 か ら 高温高 圧の 流体 を ブ ラ ダー 4 の 内 部 に 供給 さ せ る と 共 に國 、 ン テ ナ 1 2 , 2 2 か 'ら の熱 に よ つ て グ リ ー ン タ イ ヤ C を加硫成 形 さ せ る よ にな っ て い る 。
なお 、 上記 の よ う に し て グ ー ン タ イ ヤ C を加硫成形 さ せた後は 、 図 4 ίこ示すよ う に、 上部コ ンテナ 1 2 を縮小 さ せ た ま 'ま で 、 シ ェ 一 ピ ン グュニ ッ ト Β の流体ポー ト 7 を 開'放 さ せて 内圧 を解除さ せ る 。
そ の後 、 D ッ ク 解除筒 3 4 を シ リ ン ダ 3 5 に よ り 上昇 さ せて 、 係止爪 5 3 の段部 6 3 に対す る 係合 を解除さ せ 、 そ の後 、 シ 工 一 ピ ン グュニ ッ 卜 Β を伸長位置 に離反 さ せ る と 共 に、 ボルス 夕 プ レー ト 1 を 上昇位置 に上昇 さ せ る 。
こ の と き 、 加硫後 タ イ ヤ C 3 は上部 コ ン テ ナ 1 2 に 保持 辛 れた ま ま 上昇 し、以後は、 図示省略 し た タ イ ヤ取出装置 に よ っ て加硫後タ イ ヤ C 3 を 上部 コ ンテナ 1 2 カゝ ら 取 り 外 し, 図示省略 し た冷却装置 に搬送 さ せ る よ う に な つ て い る 。
又、 シ ェ ー ビ ン グュニ ッ ト Β は、 中心機構 3 の支持台 3 1 を上昇 さ せた状態で ク ラ ン プ ロ ッ ド 3 2 に よ る ロ ッ ク を解 除さ せて取 り 外 し、 こ れ を冷却 さ せる か、 或い はその ま ま グ リ ー ン タ イ ヤ C を装着 さ せ る 作業位置 に搬送 さ せる よ う に な っ て い る 。
又, 図 9 は グ リ ー ン タ イ ヤ C を加硫成形 さ せた後 の 工程 の他例 を示 し て い る 。
4 の ェ程で は、 上部 コ ン テ ナ 1 2 を縮小 さ せた ま ま で 、 シ ェ ― ピ ン グュニ ッ ト B の流体ポ一 卜 7 を 開 放 さ せて 内圧 を 解除 さ せ 、 次 に 、 上部 コ ン テ ナ 1 2 : を拡大 さ せ る 共 ί: , ポルス 夕 プ レー 卜 1 を上昇位置 に 上昇 さ せ る ο
こ の と さ 、 シ ェ '一 ビ ン グュ ニ ッ 卜 B は加 硫位置か ら シ 一 ピ ン グ位置 に 戻 り 、 加硫後 タ イ ャ C 3 は ブ ラ ダ一 4 に 保 持 さ れた ま ま で あ る
その後 、 中心機構 3 の支持台 3 1 を 上昇 さ せた状 で ク ラ ン プ ッ ド '3 2 に よ る ロ ッ ク を解除 さ せて シ ェ一 ピ ン'グ ュ ~ ッ h B を取 り 外 し 、 そ の シ ェ一 ピ ン グュ二 ッ B か ら 加硫後 夕 ィ ャ C 3 を取 り 外 し て、 冷却装置 に搬送 さ せ る よ う にな つ て い る 。
加硫後タ ィ ャ C 3 を取 り 外 し た シ ェ一 ピ ン グュ一 、ソ B は、 < _ れを冷却 さ せ る か、 或 い はそ の ま ま グ リ 一ン 夕 ィ ャ
C を装着 さ せ る 作業位置に搬送 さ せ る ラ にす る o
, 或 い は 、 加硫後 :タ イ ヤ C 3 を装着 し た ま ま の シ X一 ピ ン グュ一 ッ B を 冷却 さ せ、 そ の後 、 シ ェ一 ピ ン グ 一ッ
B か ら 加硫後 タ イ ャ C 3 を取 り 外 し 、 加硫後 夕 ィ ャ C 3 を 取 り 外 し た シ エ ー ビ ン グュニ ッ ト B は 、 こ れ を更 に冷却 さ せ る か 、 或 い はそ の ま ま グ リ ー ン 夕 ィ ャ C を 装着 さ せ る 作 業位置 に搬送 さ せる よ う にする 。
図 1 0 は シ エ ー ピ ン グュニ ッ ト の他例 を示す断面図で あ ス
o
の シ X — ピ ン グュニ ッ 卜 B では 、 係止部材がポ一ル 8
0 に形成 さ れて い る 点 に特徴があ る o
こ
5
8 と 大径 8 2 が 成 さ れた 係 ガ 軸 8 3 が、、ヽ 上側軸 5 1 の下端 に軸方向 に摺動可能 に支 径
さ れ » 二 の係脱ガイ ド 軸 8 3 は、'常時 はス プ リ ン グ 8 4 に て下側位置 ( 図 1 0 で示す位置) に付勢 さ れ 、 の下 位置 にお け る'大径部 8 2 に 臨む横穴 8 5 に ボール 8 0 が め込 まれて い る 。
そ の他の構成 は、 前記図 5 で示 し た シ ェ 一 ピ ン グ 3. 一 ッ
B と 様 C、あ る 。
従 て 、係脱ガイ ド 軸 8 3 が下側位置 に あ る と 、 大径部 8 に よ て押 さ れて ポール 8 0 が上側軸 5 1 の外周 面か ら 出 し 二 れが下側筒軸 6 1 の 内 面 に 形成 し た段部 6 5 に す る こ と で シ エ ー ピ ン グ位置 に係止 さ れる 。
又 、 係脱ガイ ド 軸 8 3 がス プ リ ン グ 8 4 に抗 し て上側位 に押上 げ ら れ る と 、 小径部 8 1 が横穴 8 5 に 符 α し てポ ル 8 0 が上側軸 5 1 の外周 面か ら 退入 し 、 ホ 一ル 8 0 の 部 6 5 に対す る 係合が ,解除さ れ、 シ エ ー ピ ン グ位置が解 さ れ る よ う に な っ て レ る ΰ
¾業 上 の 利用 可能性
、 本発 明 の タ イ ヤ 加 硫装置 は 、 加硫機本体 と 、 シ X ヒ ノ グュ一 、ソ ト を 備 え た 夕 ィ ャ加 硫装'置 に お い て 、 上部 ク ラ ン プ リ ン グ と 下部 ク ラ ン プ U ン グ が 、 筒 状外軸 の 内 部 に 内 軸 を 摺動 可能 に 嵌合 さ せ た伸縮軸 に よ て 連結 さ れ 、 そ の 内 軸 に設 けた 止 部材 を 筒 状外軸 の 内 面 に 形 成 し た段部 に 係 合 さ せ る こ と で シ エ ー ピ ン グ位 置 に位置決 め さ せ る う に 形成 さ れて い る 。
従 て 、 係 it構造 が、 係止部材 と 段部 を 設 け る だ け の簡単 な構造 に な り 、 そ の 部 ΡΡ ハ占、 \数 が従来 の 締結 ン グ を 用 い た 構造 に 比ベて 著 し く 減 少す る た め 、 ス を 低減 さ せ る と 共 に 、 故障原 因 を 低減 さ せ、 か つ シ X 一 ピ ン グ位置で の位置 決 め を ス ム ー ズ に 行 な と がで き る