JP3810585B2 - タイヤ加硫装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、建設車両等に使用される大型タイヤの加硫装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図5および図6は、建設車両用の大型タイヤを加硫する際にオートクレーブ(加硫缶)の内に持ち込まれるタイヤ金型MO1,MO2、タイヤT及びタイヤT内のブラダBを把持するクランプリングCRの組み立て状態を示すものであり、図5は上下2分割形式のタイヤ金型MO1を示し、図6は割り金型形式のタイヤ金型MO2を示している。
建設車両用等の超大型タイヤは、重量及び外径が大きく、また、その製造の際に必要な加硫時間が、短いものでは2〜3時間、長いものでは10時間以上にも及ぶため、通常の乗用車用タイヤあるいはトラック・バス用タイヤとは異なった方式で製造されている。通常のタイヤでは、円筒形ないしは完成タイヤにほぼ近い形状に成形された生ゴムタイヤ(以下、グリーンタイヤという)の受け入れから加硫済みタイヤの取出しまでの全工程が、自動化された装置で行われているのが普通である(特願平06-267084号、特願平06-309086号)。
【0003】
しかし、前記した超大型タイヤについて、このように自動化された装置を使用することは不具合の面が多く、次の6つの工程に分割された工程を経て製造されているのが現状である。
(A)グリーンタイヤの空洞内にゴム袋(ブラダ)を挿入しこれを予備膨張させる工程、
(B)予備膨張されたグリーンタイヤを加硫用金型に挿入する工程、
(C)加硫工程、
(D)加硫済みタイヤを金型から取り出す工程、
(E)加硫済みタイヤの空洞内からブラダを取り出す工程、
(F)上記各工程間におけるタイヤと金型の運搬工程。
この場合、(A)と(E)の工程にはシェーピングユニット、(B)と(D)と(F)の工程には人力を介したクレーン設備、(C)の工程にはポットヒータあるいはオートクレーブが使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
これまでは、このような製造方式で超大型タイヤの市場需要を満たしてきた。ところが、近年においては建設車両が増加し、また超大型タイヤにもラジアルタイヤが採用されるようになって,市場要求が変化しつつあり,その結果、次の点が新たに問題視されるようになってきた。
すなわち、従来は図5に示す上下2分割形式のタイヤ金型MO1を使用していたが、図6に示すような割金型形式のタイヤ金型MO2がタイヤ品質の向上、性能向上の面から必要になってきている。この割金型形式のタイヤ金型MO2は、乗用車用タイヤあるいはトラック用タイヤに使用されているものに類似したもので,詳しい構造説明は省略するが、ボトムプレート51と、該ボトムプレート51にボルト締めされた下側型部52と、周方向に複数に分割されたトレッド型部53と、トッププレート54と、該トッププレート54にボルト締めされた上側型部55と、トッププレート54に半径方向へ滑動可能に組付けられかつボトムプレート51に滑動可能に接した複数のセグメント56と、該セグメント56の外側傾斜面に係合する内側傾斜面を有し、このセグメント56に対し相対的に滑動昇降可能であってトッププレート54にボルト締めされたアウターリング57とを備えており、トレッド型部53はセグメント56の内周面に固定されている。
【0005】
このため、同じサイズのタイヤTを加硫した場合で両者を比較すると、図5および図6で明らかなように,図6に示す割金型形式のタイヤ金型MO2の外径が図5に示す2分割形式のタイヤ金型MO1よりも大幅に大径となってしまうという問題があり、図5に示す2分割形式のタイヤ金型MO1の大きさを考慮して製作されたオートクレーブ内に持ち込めず、新たにより大型のオートクレーブが必要になるという問題があった。
また、前述の工程で示したように、割金型形式のタイヤ金型MO2をクレーン設備で運搬する必要があるが,重量が大幅に増えるため,既設のクレーン能力をオーバしてしまうという問題が発生した。
さらに、従来のオートクレーブでは、一度に複数組の金型(例えば、4組の金型)を格納して加硫が行われるのが一般的である。この場合、従来のオートクレーブは、それぞれの金型毎に加熱温度や加熱時間を管理するのに適していないという欠点を有していることから、オートクレーブを使用しない新規な生産方式が望まれている。
【0006】
本発明はこのような実状に鑑みてなされたものであって、その目的は、オートクレーブを必要とせず、金型毎に加熱温度や加熱時間を個別に管理でき、運搬工程で運搬する重量を軽減して既存のクレーン設備を使用することが可能なタイヤ加硫装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記従来技術の有する課題を解決するために、請求項1の本発明においては、タイヤ側部を成形する上金型部分および下金型部分の外周縁部に突起部を配設し、前記上金型部分に上部加圧板を設け、前記下金型部分に下部加圧板を設ける一方、タイヤトレッド部を成形すべく円周方向に分割されたトレッド金型部分の上下に突起部を配設し、前記トレッド金型部分の外方傾斜面に係合滑動する内方傾斜面を有する環状体を設けるとともに、該環状体に出力軸端部が連結される昇降シリンダを配設し、前記上金型部分および下金型部分の突起部と前記トレッド金型部分の突起部とを嵌合させることにより、タイヤ内部に導入された加硫媒体の圧力が作用したときの前記上下金型部分の離反を阻止し、かつ前記トレッド金型部分を前記昇降シリンダの保持力で型閉鎖時の状態に把持してタイヤを加硫するように構成したタイヤ加硫装置において、前記上部加圧板の上部には、シリンダで駆動されるロックプレートが配設されており、前記ロックプレートは、前記下金型部分の中央に固定されたシリンダのロッド上端の軸段つき部分と嵌脱自在に構成されている。
また、請求項2の本発明においては、前記下金型部分の中央に固定され、かつ前記上金型部分にロッド端部が着脱自在に連結されるシリンダと、該シリンダのロッド上を滑動するタイヤリフタとを装備している。
【0008】
請求項3の本発明においては、タイヤ側部を成形する上金型部分および下金型部分と、タイヤトレッド部を成形すべく円周方向に分割されたトレッド金型部分と、前記トレッド金型部分の外方傾斜面に係合滑動する内方傾斜面を有する環状体とを有する割金型装置を備え、前記上金型部分に上部加圧部材を設け、前記下金型部分にこれを持ち上げる加圧円板が組み込まれた下部加圧板を設ける一方、該下部加圧部材の中央部に、上端部が前記上部加圧部材と連結自在とされるタイロッドを立設し、前記環状体に出力軸端部が連結される昇降シリンダを配設し、前記タイロッドと前記上部加圧部材とが連結された状態で、前記上部加圧部材と前記下部加圧部材の中で浮上する加圧円板との間で前記割金型装置を締付けてタイヤを加硫するように構成したタイヤ加硫装置において、前記上部加圧部材の上部には、シリンダで駆動されるロックプレートが配設されており、前記ロックプレートは、前記タイロッド上端の軸段つき部分と嵌脱自在に構成されている。
また、請求項4の本発明においては、前記タイロッド上を滑動して、タイヤとブラダクランプリングとで構成されるタイヤ組立体をタイヤ金型から出し入れする際に使用されるリフタを具備している。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図示の実施形態に基づいて詳細に説明する。ここで、図1は本発明の第1実施形態に係るタイヤ加硫装置を使用して大型タイヤを生産する加硫設備の一例を示す説明図、図2は第1実施形態に係るタイヤ加硫装置の断面図、図3は第1実施形態に係るタイヤ加硫装置の作用工程説明図である。
【0010】
図1におけるタイヤ加硫設備は、生タイヤ内にブラダを挿入したり、加硫済みのタイヤとブラダクランプリングを分離する公知なシェーピングユニットSと、軌道に沿って整列配置された複数組の新規なタイヤ加硫装置C1,C2,C3(後述する)と、各加硫装置C1,C2,C3の近くに並んで配備され、各金型の上金型部分を設置する金型テーブルP1,P2,P3と、クレーン設備M1,M2で構成されている。
このクレーン設備M1は、上記シェーピングユニットSと加硫装置C1,C2,C3との間において軌道上を移動し、移動フレームに昇降自在とされたタイヤ着脱ユニット(運搬装置)m1を備えており、該タイヤ着脱ユニットm1により必要に応じて後述のタイヤ組立体を運搬するようになっている。また、クレーン設備M2は、加硫装置C1,C2,C3との間で軌道上を移動し、移動フレームに昇降自在とされた金型着脱ユニット(連結装置)m2を備えており、該金型着脱ユニットm2により必要に応じて後述のタイヤ金型の上金型部分を運搬するようになっている。
【0011】
次に、第1実施形態のタイヤ加硫装置C(C1〜C3)を説明する。
本実施形態のタイヤ加硫装置Cは、図2に示す如く、これを構成する以下の各要素を支持ならびに取付けるための架台1を備えており、該架台1の中央部分には油圧シリンダ2が固定されている。油圧シリンダ2は、長い寸法のロッド2aを有しており、該ロッド2aの先端がトッププレート9(後述)の上方に突出するように設定されている。
上記架台1の上方には、油圧シリンダ2のロッド2a上を滑動するリフタ3が設けられており、該リフタ3は、タイヤとブラダクランプリングとからなるタイヤ組立体をタイヤ金型から出し入れする際に使用され、加硫済みタイヤTを取り出す時に上昇し、未加硫タイヤGTを受け取る時に下降するように構成されている。また、架台1の中央部分には、複数組の第1昇降シリンダ4が油圧シリンダ2と平行の箇所に配設されている。そして、第1昇降シリンダ4は、シリンダ本体4aが架台1に固定されているとともに、作動ロッド4bの先端部がリフタ3に固定されており、作動ロッド4bの伸縮でリフタ3の昇降作用を行うようになっている。さらに、架台1の外周縁部の適所には、複数組の第2昇降シリンダ5が上記シリンダ2または4と平行に固定配置されており、その出力軸5aはアウターリング14(後述する)に固定されている。
【0012】
下金型部分MLは、タイヤ側部の一方を成形するもので、ボトムプレート(下部加圧板)6、下サイド金型7および滑動部材8で構成されている。ボトムプレート6は下金型部分MLに組付けられ(または一体化され)ており、下サイド金型7はボトムプレート6を介して上記架台1に固定されている。ボトムプレート6には、下サイド金型7を加熱する加熱室6aと、外周縁部に位置し後述のセグメント13の下部突起13aに嵌合する周方向の突起6bが設けられており、その外周縁部には、前述したセグメント13移動用の滑動部材8が取付けられている。
また、上金型部分MUは、タイヤ側部の他方を成形するもので、トッププレート(上部加圧板)9、上サイド金型10および滑動部材11で構成されている。トッププレート9は上金型部分MUに組付けられ(または一体化され)ており、上サイド金型10はトッププレート9に固定されている。トッププレート9には、上サイド金型10を加熱する加熱室9aと、外周縁部に位置し後述のセグメント13の上部突起13bに嵌合する周方向の突起9bが設けられており、その外周縁部には、前述したセグメント13移動用の滑動部材11が取付けられている。
【0013】
さらに、トレッド金型部分MTは、タイヤトレッド部を成形するもので、円周方向に沿って複数に分割されており、複数組のトレッド金型12、複数組のセグメント13およびアウターリング(環状体)14で構成されている。トレッド金型12は、セグメント13の内周面に固定され、アウターリング14の下部適所に上記第2昇降シリンダ5の出力軸5aの先端部が連結されている。セグメント13の外方傾斜面とアウターリング14の内方傾斜面とは、互いに係合して滑動するように構成されており、本実施形態のトレッド金型部分MTの外方傾斜面では下金型部分ML側に末広がりの状態を示しているが、該外方傾斜面の向きを上下逆にしてもよい。
そして、セグメント13の上下部分には、突起13a,13bがそれぞれ設けられており、当該セグメント13が内方に移動した時に、上下部突起13a,13bがトッププレート9およびボトムプレート6の周状突起9b,6bと互いに嵌り込むようになっている。
したがって、割金型装置Mは、下金型部分MLと、上金型部分MUと、トレッド金型部分MTとから構成されている。
【0014】
一方、上記トッププレート9の上部には、シリンダ9dで駆動されるロックプレート9cが配設されており、該ロックプレート9cは、油圧シリンダ2のロッド2aの上端に形成した軸段つき部分と嵌脱自在になるように構成されている。このような油圧シリンダ2のロッド2aは、未加硫タイヤGTがクレーンで金型内部に設置され、次いで上金型部分MUが設置され、さらにロックプレート9cでトッププレート9とロッド2aが連結した後、トッププレート9とボトムプレート6を所定間隔に保持し、セグメント13が正しく作動するように上記油圧シリンダ2の下向きの力でトッププレート9をボットムプレート6側に引き付ける作用を行うものである。
【0015】
また、トッププレート9の上面中央部分には、公知なクレーン設備M2側の金型着脱ユニット(連結装置)m2との連結に使用される連結金具9eが装備されている。このような金型着脱ユニットm2は、図2に示す如く、駆動装置20の伸縮動作でレバー21が揺動し、連結円筒22の円筒部で案内されている連結ピン23を半径方向に移動させることにより、連結円筒22がトッププレート9側の連結金具9eに挿入されたときに連結穴9fに差し込まれて連結金具9eと連結され、クレーンの巻上げ装置(図示省略)により昇降自在の状態になる。なお、金型着脱ユニットm2と連結金具9eとが連結され、上金型部分MUが運搬されている状態は図3に示されている。
【0016】
次に、第1実施形態のタイヤ加硫装置Cの作用を、図3を参照しながら説明する。
(1)シェーピングユニットSで整形されたグリーンタイヤGTとブラダリング組立体BLとがクレーン設備M1のタイヤ着脱ユニット(運搬装置)m1で運搬されてきて、割金型装置Mが開かれている加硫装置Cのところで停止される。次いで、タイヤ着脱ユニットm1を下降させて適当な位置で停止させる一方、下方からリフタ3が第1昇降シリンダ4により上昇してブラダリング組立体BLの下部内縁部分に挿入される。その後、タイヤ着脱ユニットm1とブラダリング組立体BLとの連結が解除される。図3はこの状態を示している。
(2)続いて、リフタ3が第1昇降シリンダ4により下降してブラダリング組立体BLを下サイド金型7上に設置する。また、適当な時期に油圧シリンダ2のロッド2aは引き込まれ、次の工程で行う「上金型部分MUの受け入れ」に都合よくされている。さらに、タイヤ着脱ユニットm1は、適当な位置へ移動し、次いで金型着脱ユニットm2が上金型部分MUを運搬してきて所定位置で停止した後、上金型部分MUは下降して、開かれたセグメント13の上面13cの上に設置する作用を開始する。上金型部分MUが設置される際には、上金型部分MUの外周縁部分に穿設された穴(図示せず)に、架台1の適所から立設された複数本の支柱(図示せず)が挿入され、下降に伴って上金型部分MUのセンタリングが行われる。
【0017】
(3)上金型部分MUが設置されると、油圧シリンダ2のロッド2aが伸張され、ロッド上端部がトッププレート9の中央部の穴を通過し、次いでロックプレート9cが作動して、これらロッド2aとプレート9cとが連結される。
(4)連結後、このロッド2aが下降することにより、トッププレート9を下降させ、トッププレート9とボトムプレート6との間にセグメント13を挟み込む形となる。設置された未加硫タイヤGTの内部圧力や整形寸法との関係でトッププレート9を設置したときに、セグメント13の上面13cで安定しないようなことがあっても、上記ロッド2aの引き下げ力によりトッププレート9は確実にセグメント13の上面13cに接触するようになる。そして、適当な時期に金型着脱ユニットm2とトッププレート9との連結が解除される。
(5)次いで、第2昇降シリンダ5によりアウターリング14を下降させ、該アウターリング14の内方傾斜面14aの案内作用でセグメント13は一斉に内方へ移動し、割金型装置Mを閉じ始める。
(6)セグメント13は内方移動の終わり近くになると、それぞれのセグメント13の上下部突起13a,13bがトッププレート9の外周縁部の突起9bとボトムプレート6の外周縁部の突起6bに嵌り込む。図2はこの一連の作用が完了した状態を示しており、引き続いて加硫工程に入る。
【0018】
(7)加硫が終了すると、タイヤ内部の加硫媒体が排出され、次いで割金型装置Mを開いて以下のタイヤの取り出し作用を行う。そして、油圧シリンダ2のロッド2aを下方に引き下げている間に、第2昇降シリンダ5が作用してアウターリング14を押し上げる。アウターリング14の内方傾斜面14aとセグメント13の外方傾斜面13dとの間には図示を省略しているが公知なT字型の案内金具とT字型の案内溝が設けられているので、アウターリング14の上方移動によってセグメント13は、トレッド金型12を加硫済みタイヤTのトレッド部から剥離しながら半径方向外方へ一斉に移動し始める。また、適当な時期に、金型着脱ユニットm2が移動してきて所定の位置で停止した後に下降し、トッププレート9の連結金具9eに連結される。
(8)セグメント13が完全に移動を完了し、ロックプレート9cとの連結が解除されると、金型着脱ユニットm2は上金型部分MUを持ち上げて加硫済みタイヤTから金型を剥離しながら上昇し、タイヤ取り出し作業の邪魔にならない位置へ移動する。
(9)適当な時期に、第1昇降シリンダ4によりリフタ3が上昇し、加硫済みタイヤTを下サイド金型7から剥離しながら上昇する。上昇の途中で、前もって準備されたタイヤ着脱ユニットm1と連結される。
(10)連結されると、タイヤ着脱ユニットm1は加硫済みタイヤTとブラダリング組立体BLをシェーピングユニットSまで運んで、従来どうりの手順で加硫済みタイヤTとブラダとの分離、未加硫タイヤGT内へのブラダ挿入と整形、ブラダリングのロックと一連の作業が行われる。
(11)前記(1)の作用説明に戻り作業が繰り返される。
【0019】
図4は本発明の第2実施形態に係るタイヤ加硫装置C′を示している。
本実施形態のタイヤ加硫装置C′は、図4に示す如く、第1実施形態と同様にこれを構成する以下の各要素を支持ならびに取り付けるための架台31を備えている。また、後述のボトムプレート36の中央部分には、先端がトッププレート42(後述する)の上方に突出するタイロッド32が固定されている。
上記架台31の上方には、タイロッド32上を滑動するリフタ33が設けられており、該リフタ33は、タイヤとブラダクランプリングとからなるタイヤ組立体をタイヤ金型から出し入れする際に使用され、加硫済みタイヤTを取り出す時に上昇し、未加硫タイヤGTを受け取る時に下降するように構成されている。また、架台31の中央部分には、複数組の第1昇降シリンダ34がタイロッド32と平行の箇所に配設されている。そして、第1昇降シリンダ34は、シリンダ本体34aがタイロッド32に固定されているとともに、作動ロッド34bがリフタ33に固定されており、作動ロッド34bの伸縮でリフタ33の昇降作用を行うようになっている。
さらに、架台31の外周縁部の適所には、複数組の第2昇降シリンダ35が上記第1昇降シリンダ34と平行に固定配置されており、その出力軸35aはアウターリング49(後述する)に固定されている。
【0020】
下金型部分ML′は、タイヤ側部の一方を成形するもので、ボトムプレート(下部加圧部材)36、該ボトムプレート36の上に断熱材38を介して取付けられる下加熱板39、下サイド金型40および滑動部材41で構成されている。ボトムプレート36は下金型部分ML′に組付けられ(または一体化され)ており、下サイド金型40は下加熱板39および断熱材38を介して加圧ピストン円板37に固定されている。加圧ピストン円板37は、ボトムプレート36に掘り込まれた円形凹部36cに嵌め込まれており、該凹部36cの内外周部にはそれぞれパッキン36a,36bが設けられている。
そして、加圧ピストン円板37は、当該円板の下方に位置する凹部36cの空間に、加圧された液体または気体が供給されると、割金型装置M′(下金型部分ML′、上金型部分MU′、トレッド金型部分MT′で構成される)を上方へ押し上げる作用を行うようになっている。下加熱板39には、下サイド金型40を加熱する加熱室39aが設けられているとともに、後述のセグメント48移動用の滑動部材41が取付けられている。
【0021】
上金型部分MU′は、タイヤ側部の他方を成形するもので、トッププレート(上部加圧部材)42、上サイド金型43、断熱材44、上加熱板45および滑動部材46で構成されている。トッププレート42は上金型部分MU′に組付けられ(または一体化され)ており、上サイド金型43は上加熱板45および断熱材44を介してトッププレート42に固定されている。上加熱板45には、上サイド金型43を加熱する加熱室45aが設けられているとともに、後述のセグメント48移動用の滑動部材46が取付けられている。
トレッド金型部分MT′は、タイヤトレッド部を成形するもので、円周方向に沿って複数に分割された第1実施形態と同様の構造であり、複数組のトレッド金型47、複数組のセグメント48およびアウターリング(環状体)49で構成されている。トレッド金型47は、セグメント48の内周面に固定され、アウターリング49の下部適所に上記第2昇降シリンダ35の出力軸35aが連結されている。
トッププレート42の上部には、シリンダ42bで駆動されるロックプレート42aが配設されており、該ロックプレート42aは、タイロッド32の上端に形成した軸段つき部分32aに嵌脱自在となるように構成されている。
【0022】
加圧ピストン円板37は、未加硫タイヤGTがクレーンで金型内部に設置され、次いで上金型部分MU′が設置され、さらにロックプレート42aでトッププレート42とタイロッド32が連結した後、トッププレート42とボトムプレート36との間に位置する部材を加圧して割金型装置M′を型締めする作用を行うようになっている。
なお、トッププレート42の上面中央部分には、公知なクレーン設備M2側の金型着脱ユニット(連結装置)m2との連結に使用される連結金具9e(第1実施形態で説明済みなので省略)が装備されている。また、金型着脱ユニットm2は第1実施形態のものと同じである。その他の構成および作用は、第1実施形態と同様であり、その説明を省略する。
【0023】
以上、本発明の実施形態につき述べたが、本発明は既述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び変更を加え得るものである。
【0024】
【発明の効果】
上述の如く、本発明に係るタイヤ加硫装置は、タイヤ側部を成形する上金型部分および下金型部分の外周縁部に突起部を配設し、前記上金型部分に上部加圧板を設け、前記下金型部分に下部加圧板を設ける一方、タイヤトレッド部を成形すべく円周方向に分割されたトレッド金型部分の上下に突起部を配設し、前記トレッド金型部分の外方傾斜面に係合滑動する内方傾斜面を有する環状体を設けるとともに、該環状体に出力軸端部が連結される昇降シリンダを配設し、前記上金型部分および下金型部分の突起部と前記トレッド金型部分の突起部とを嵌合させることにより、タイヤ内部に導入された加硫媒体の圧力が作用したときの前記上下金型部分の離反を阻止し、かつ前記トレッド金型部分を前記昇降シリンダの保持力で型閉鎖時の状態に把持してタイヤを加硫するように構成したものであって、前記上部加圧板の上部には、シリンダで駆動されるロックプレートが配設されており、前記ロックプレートは、前記下金型部分の中央に固定されたシリンダのロッド上端の軸段つき部分と嵌脱自在に構成されているので、オートクレーブを使用する必要がなくなり、既存の加硫設備に設置でき、コストダウンを図ることができる。また、シリンダロッドによりタイヤ金型の上金型部分が下金型部分及びトレッド金型部分と係脱自在となっているため、従来のようにタイヤ金型毎にクレーンで運搬する必要がなくなり、重量オーバーとならず既設のクレーン設備を使用できる。さらに、シリンダロッド上を滑動するタイヤリフタを装備すれば、タイヤとブラダクランプリングとで構成されるタイヤ組立体をタイヤ金型から出し入れする際に邪魔にならず、タイヤ取出作業性を向上させることができるとともに、上金型部分を割金型装置から分離したり組付けたりする作業性の向上も図ることができる。
【0025】
また、本発明に係るタイヤ加硫装置は、タイヤ側部を成形する上金型部分および下金型部分と、タイヤトレッド部を成形すべく円周方向に分割されたトレッド金型部分と、前記トレッド金型部分の外方傾斜面に係合滑動する内方傾斜面を有する環状体とを有する割金型装置を備え、前記上金型部分に上部加圧部材を設け、前記下金型部分にこれを持ち上げる加圧円板が組み込まれた下部加圧板を設ける一方、該下部加圧部材の中央部に、上端部が前記上部加圧部材と連結自在とされるタイロッドを立設し、前記環状体に出力軸端部が連結される昇降シリンダを配設し、前記タイロッドと前記上部加圧部材とが連結された状態で、前記上部加圧部材と前記下部加圧部材の中で浮上する加圧円板との間で前記割金型装置を締付けてタイヤを加硫するように構成したものであって、前記上部加圧部材の上部には、シリンダで駆動されるロックプレートが配設されており、前記ロックプレートは、前記タイロッド上端の軸段つき部分と嵌脱自在に構成されているので、上記発明と同様の効果が得られる。しかも、タイロッド上を滑動して、タイヤとブラダクランプリングとで構成されるタイヤ組立体をタイヤ金型から出し入れする際に使用されるリフタを具備すれば、タイヤ取出作業性等の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るタイヤ加硫装置を使用して大型タイヤを生産する加硫設備の一例を説明するものであり、(a)はその平面図、(b)はその正面図、(c)はその側面図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係るタイヤ加硫装置を示す断面図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係るタイヤ加硫装置の作用工程を説明する断面図である。
【図4】本発明の第2実施形態に係るタイヤ加硫装置を示す断面図である。
【図5】従来のオートクレーブで使用されているタイヤ金型の一部であって、上下2分割形式のタイヤ金型を示す断面図である。
【図6】従来のオートクレーブで使用されているタイヤ金型の一部であって、割金型形式のタイヤ金型を示す断面図である。
【符号の説明】
1,31 架台
2 油圧シリンダ
3,33 リフタ
4,34 第1昇降シリンダ
5,35 第2昇降シリンダ
6,36 ボトムプレート
6b 突起
7,40 下サイド金型
9,42 トッププレート
9b 突起
10,43 上サイド金型
12,47 トレッド金型
13,48 セグメント
13a,13b 突起
14,49 アウターリング
32 タイロッド
36c 円形凹部
37 加圧ピストン円板
C,C′ タイヤ加硫装置
M,M′ 割金型装置
ML,ML′ 下金型部分
MU,MU′ 上金型部分
MT,MT′ トレッド金型部分
T 加硫済みタイヤ
GT 未加硫タイヤ

Claims (4)

  1. タイヤ側部を成形する上金型部分および下金型部分の外周縁部に突起部を配設し、前記上金型部分に上部加圧板を設け、前記下金型部分に下部加圧板を設ける一方、タイヤトレッド部を成形すべく円周方向に分割されたトレッド金型部分の上下に突起部を配設し、前記トレッド金型部分の外方傾斜面に係合滑動する内方傾斜面を有する環状体を設けるとともに、該環状体に出力軸端部が連結される昇降シリンダを配設し、前記上金型部分および下金型部分の突起部と前記トレッド金型部分の突起部とを嵌合させることにより、タイヤ内部に導入された加硫媒体の圧力が作用したときの前記上下金型部分の離反を阻止し、かつ前記トレッド金型部分を前記昇降シリンダの保持力で型閉鎖時の状態に把持してタイヤを加硫するように構成したタイヤ加硫装置において、前記上部加圧板の上部には、シリンダで駆動されるロックプレートが配設されており、前記ロックプレートは、前記下金型部分の中央に固定されたシリンダのロッド上端の軸段つき部分と嵌脱自在に構成されていることを特徴とするタイヤ加硫装置。
  2. 前記下金型部分の中央に固定され、かつ前記上金型部分にロッド端部が着脱自在に連結されるシリンダと、該シリンダのロッド上を滑動するタイヤリフタとを装備したことを特徴とする請求項1に記載のタイヤ加硫装置。
  3. タイヤ側部を成形する上金型部分および下金型部分と、タイヤトレッド部を成形すべく円周方向に分割されたトレッド金型部分と、前記トレッド金型部分の外方傾斜面に係合滑動する内方傾斜面を有する環状体とを有する割金型装置を備え、前記上金型部分に上部加圧部材を設け、前記下金型部分にこれを持ち上げる加圧円板が組み込まれた下部加圧板を設ける一方、該下部加圧部材の中央部に、上端部が前記上部加圧部材と連結自在とされるタイロッドを立設し、前記環状体に出力軸端部が連結される昇降シリンダを配設し、前記タイロッドと前記上部加圧部材とが連結された状態で、前記上部加圧部材と前記下部加圧部材の中で浮上する加圧円板との間で前記割金型装置を締付けてタイヤを加硫するように構成したタイヤ加硫装置において、前記上部加圧部材の上部には、シリンダで駆動されるロックプレートが配設されており、前記ロックプレートは、前記タイロッド上端の軸段つき部分と嵌脱自在に構成されていることを特徴とするタイヤ加硫装置。
  4. 前記タイロッド上を滑動して、タイヤとブラダクランプリングとで構成されるタイヤ組立体をタイヤ金型から出し入れする際に使用されるリフタを具備していることを特徴とする請求項3に記載のタイヤ加硫装置。
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