JP2002172622A - 大型タイヤ加硫方法 - Google Patents

大型タイヤ加硫方法

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JP2002172622A JP2000372554A JP2000372554A JP2002172622A JP 2002172622 A JP2002172622 A JP 2002172622A JP 2000372554 A JP2000372554 A JP 2000372554A JP 2000372554 A JP2000372554 A JP 2000372554A JP 2002172622 A JP2002172622 A JP 2002172622A
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tire
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Akio Obayashi
章男 大林
Michihiko Nishimura
道彦 西村
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    • B29D30/06Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
    • B29D30/0601Vulcanising tyres; Vulcanising presses for tyres
    • B29D30/0662Accessories, details or auxiliary operations
    • B29D2030/0675Controlling the vulcanization processes
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 1本の未加硫タイヤの各部位を最適温度で加
硫することが可能な大型タイヤ加硫方法を提供する。 【解決手段】 上蓋開閉圧力容器式大型タイヤ加硫装置
に装着するモールドで未加硫タイヤに加硫成形を施すに
当り、上下サイドモールドをトレッドモールドから分離
可能なモールドを用い、上サイドモールドを上蓋側に取
付け、下サイドモールドを加硫装置本体側に取付け、加
硫装置の稼働下にて、トレッドモールドをその外部空間
から直接加熱し、この加熱温度に比しより低温で上下サ
イドモールドを外部から加熱し、この加熱温度差を保持
した状態で未加硫タイヤに加硫成形を施す加硫方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、大型タイヤ加硫
方法、より詳細には建設車両用タイヤなどの大型タイヤ
加硫方法に関し、特に、複数個(複数面)の加硫成形用
モールドを横置きで縦積みしモールド外周部に高温ガ
ス、例えば高温スチームを充てんし、モールド内部の未
加硫タイヤを加硫成形する多面式タイヤ加硫方法を用い
る場合に比し、加硫成形後のタイヤのより一層の品質向
上を達成することができる大型タイヤ加硫方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】建設車両用タイヤ、なかでも超大型建設
車両用タイヤの加硫成形には、複数面数の加硫成形モー
ルドを横置きにして縦積みする多面式オートクレーブ加
硫装置を用いている。この種の加硫装置は、大型圧力容
器内に複数面の二つ割り合わせモールド又は複数面のコ
ンテナ及び割りモールドなどのモールド類を縦積みで収
容した後、圧力容器内に高温加熱ガス、例えば120〜
130℃の高温スチームを導入し、このスチームにより
上記種類のモールドを加熱し、モールド内の未加硫タイ
ヤに加硫を施すものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】オートクレーブ加硫装
置は、1回の加硫に当り、複数面乃至多数面のモールド
を収容し、複数本乃至多数本のタイヤに加硫成形を施す
ところに有用性をもつものであり、1回の加硫成形に供
する未加硫タイヤは同一タイヤ種類とは限らず、寧ろ異
なる種類の未加硫タイヤに加硫成形を施す場合が多い。
【0004】このとき、加硫時間は、一系統の上記高温
ガス(スチーム)雰囲気の下、最も加硫時間が長い未加
硫タイヤに合わせて設定するのは当然であり、その結
果、元来、加硫時間がより短くて済む未加硫タイヤは過
加硫(オーバキュア)となり、この加硫済タイヤは品質
低下が余儀なくされる。
【0005】また、1本のタイヤで見ても、建設車両用
タイヤは、他の種類のタイヤと異なり、ビード部からサ
イドウォール部を経てトレッド部に至る過程のゲージが
著しく異なる特徴を有し、それ故、ゲージが最も厚いト
レッド部位が適正加硫度となるように加硫時間を設定す
るので、ゲージが薄いビード部からサイドウォール部に
至る部位では著しい過加硫度となり、各部位間で加硫度
にばらつきが生じ、これもタイヤ品質を低下させる大き
な要因となる。
【0006】従って、この発明の請求項1〜6に記載し
た発明は、上記諸問題を全面的に解決し得る加硫方法を
提供すること、すなわち、1本の未加硫タイヤに加硫成
形を施すことを前提とし、未加硫タイヤの各部位を最適
温度で加硫することが可能な大型タイヤ加硫方法を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の請求項1に記載した発明は、上蓋開閉自
在な圧力容器式大型タイヤ加硫装置にタイヤ加硫成形用
モールドを横置き装着し、該モールドに装填する未加硫
タイヤに加硫成形を施す大型タイヤ加硫方法において、
上下サイドモールドをトレッドモールドから分離可能な
モールドを用い、上サイドモールドを上蓋側に取付け、
下サイドモールドを加硫装置本体側に取付け、加硫装置
の稼働下にて、トレッドモールドをその外部空間から直
接加熱し、併せてトレッドモールド加熱温度に比しより
低温で上下サイドモールドを外部から加熱し、この加熱
温度差を保持した状態で未加硫タイヤに加硫成形を施す
ことを特徴とする大型タイヤ加硫方法である。
【0008】請求項1に記載した発明に関し、請求項2
に記載した発明のように、上下サイドモールドそれぞれ
を、それぞれが加熱源を有する上部プラテンと下部プラ
テンとに固定し、上部プラテンを上蓋の仕切りプレート
に、下部プラテンを加硫装置本体のモールド支持プレー
トにそれぞれ取付け、上部プラテン及び下部プラテンそ
れぞれの加熱源を作動させ、併せて該加熱源温度に比し
より高温の加熱流体をトレッドモールド周囲の圧力容器
内空間に供給する。
【0009】請求項1、2に記載した発明に関し、請求
項3に記載した発明のように、加硫装置の稼働下にて、
上部プラテン及び下部プラテンそれぞれの内部に設ける
空間部それぞれに加熱源としての同一温度の、加熱流体
を供給し、この加熱流体により上下サイドモールドそれ
ぞれを加熱する。
【0010】請求項1〜3に記載した発明に関し、請求
項4に記載した発明のように、圧力容器内部間の加熱流
体と加熱源との間の温度差を20〜40℃の範囲内とす
る。
【0011】また、請求項1〜4に記載した発明に関
し、請求項5に記載した発明のように、上部プラテンと
上サイドモールド及び下部プラテンと下サイドモールド
それぞれに対し、圧力容器内加熱流体がもたらす高温源
からの熱移動を断熱部材により阻止し、上下サイドモー
ルドの温度を各プラテンそれぞれの加熱源の温度に保持
する。
【0012】また、請求項1〜5に記載した発明に関
し、請求項6に記載した発明のように、モールドに、一
対のサイドモールドと、周方向に複数個のセグメントに
分割するトレッドモールドとを有する割りモールドを適
用し、各分割セグメントそれぞれの下方先細りテーパ外
周面を放射方向に係止すると共に該外周面と摺動係合す
る一体リングを、下部プラテン上に設ける昇降手段によ
り昇降させ、この昇降により各分割セグメントそれぞれ
を放射方向内外に移動させる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
1及び図2に示す例に基づき説明する。図1は、この発
明の加硫方法を実現するための一例の加硫装置の断面図
であり、図2は、この発明の加硫方法を実現するための
他の例の加硫装置の断面図である。
【0014】図1及び図2は、左半が稼働状態の大型タ
イヤ加硫装置(以下加硫装置という)1の断面を示し、
右半がドーム状上蓋2を開いた非稼働状態の加硫装置1
を合わせ示す。加硫装置1は、開閉自在な上蓋2を備え
る圧力容器タイプである。図1及び図2において、加硫
装置1に1面の大型タイヤ加硫成形用モールド3を横置
きで装着し、上蓋2の開状態で未加硫タイヤGTをモー
ルド3に装填する。この装填に当り、未加硫タイヤGT
内部にブラダとブラダリングとの組立体を挿入し、該組
立体を吊り具で昇降させて未加硫タイヤGTをモールド
3に挿入するか、又は、加硫装置1がブラダとブラダリ
ングとの組立体を装備する場合は、昇降リフタで吊り上
げる未加硫タイヤGTの内部に組立体を収めつつ未加硫
タイヤGTをモールド3に挿入するかのいずれも可とす
る。
【0015】モールド3は、トレッドモールド4から分
離可能な一対の上サイドモールド5及び下サイドモール
ド6を有する。上サイドモールド5は上蓋2側に取付
け、下サイドモールド6は加硫装置1の下方本体側に取
付ける。
【0016】ここに、加硫装置1の稼働下にて、トレッ
ドモールド4はその外部空間、すなわち圧力容器空間か
ら直接加熱し、併せて、上下サイドモールド5、6をこ
れらの外部から加熱する。このとき、上下サイドモール
ド5、6の加熱温度は、トレッドモールド4の加熱温度
に比しより低い温度とする。この加熱温度差を保持した
状態で未加硫タイヤGTに加硫成形を施すものとする。
【0017】以上述べた大型タイヤ加硫方法は、(1)
加硫装置1に1面のみのモールド3を装着するので、未
加硫タイヤGTを最適の加硫温度及び加硫時間の条件下
で加硫成形することができ、その結果、適正加硫度の下
でタイヤ品質を向上させる効果と、(2)トレッドモー
ルド4の加熱温度と、上下サイドモールド5、6の加熱
温度を個々に調整することができ、その結果、より厚ゲ
ージのトレッド部位はより高温度で加硫し、より薄ゲー
ジ分布になる、サイドウォール部からビード部に至る部
位は低温度で加硫し、タイヤ全体にわたる各部位の加硫
度を一様にすることが可能となり、タイヤの品質を大幅
に向上させる効果とを奏する。
【0018】実際上、上下サイドモールド5、6は、加
硫装置1が備える一対の上部プラテン10及び下部プラテ
ン11に取付け、さらに、上部プラテン10は上蓋2の下方
に位置する仕切りプレート12に取付け、下部プラテン11
は加硫装置1本体のモールド3支持プレート13に取付け
る。
【0019】上部プラテン10の下面に上サイドモールド
5を直接固定し、下部プラテン11の上面に下サイドモー
ルド6を直接固定する。ここに、上部プラテン10及び下
部プラテン11それぞれの内部に加熱源を設け、これら加
熱源により上サイドモールド5と下サイドモールド6と
を加熱する。
【0020】図1及び図2の左半を参照し、未加硫タイ
ヤGTを収容する加硫装置1の稼働下で、上部プラテン
10及び下部プラテン11それぞれの加熱源を作動させて上
サイドモールド5と下サイドモールド6とを加熱する。
その一方で、これら加熱源の温度に比しより高温の加熱
流体を、図示を省略した供給装置からトレッドモールド
4周囲の圧力容器内空間15に供給し、この加熱流体によ
りトレッドモールド4を加熱する。
【0021】すなわち、一対のプラテン10、11の加熱源
の温度と、空間15の加熱流体の温度とを互いに独立で調
整するものとし、これにより、上下サイドモールド5、
6の温度をトレッドモールド4の温度に比しより低く
し、この両者の温度差を保持した状態で、未加硫タイヤ
GTに加硫成形を施す。
【0022】このとき、空間15に供給する加熱流体によ
る加熱が上サイドモールド5と下サイドモールド6とに
及ばないような断熱処理を施し、各プラテン10、11の加
熱による上下サイドモールド5、6の温度と、空間15の
加熱流体の加熱によるトレッドモールド4の温度との温
度差を保持した状態で未加硫タイヤGTに加硫成形を施
し、製品タイヤTを得るものとする。
【0023】ここで、一対のプラテン10、11の加熱源を
同一温度の加熱流体とし、加硫装置の稼働下にて、上部
プラテン10及び下部プラテン11それぞれの内部に設ける
空間部15、16それぞれに加熱源としての加熱流体を供給
し、この加熱流体により上下サイドモールド5、6それ
ぞれを加熱する。このとき、加熱源の加熱流体及び空間
15の加熱流体それぞれには、例えば高温スチームを適用
し、加熱源スチームの温度は90℃前後、すなわち80
〜100℃の範囲内とし、空間15のスチームの温度は1
20℃前後、すなわち110〜130℃の範囲内とし、
両者の間で30℃前後、すなわち20〜40℃の範囲内
の温度差を付す。
【0024】また、上記の温度差に関し、上部プラテン
10と上サイドモールド5及び下部プラテン11と下サイド
モールド6それぞれに対する、圧力容器内加熱流体が直
接・間接にもたらす高温源からの熱移動を断熱部材(図
示省略)により阻止し、上下サイドモールド5、6の温
度を各プラテン10、11それぞれの加熱源の温度に保持す
る。
【0025】圧力容器内加熱流体が直接に働きかける場
合とは、上部プラテン10及び下部プラテン11それぞれの
外周部であるから、この外周部は断熱材で覆う。また、
圧力容器内加熱流体が間接に働きかける場合とは、圧力
容器内加熱流体により直接に加熱するトレッドモールド
4と仕切りプレート12及び支持プレート13とを介しての
熱移動であるから、トレッドモールド4とそれに連結す
る上下サイドモールド5、6との間に、トレッドモール
ド4と上部プラテン10及び下部プラテン11それぞれのと
の間に、そして、仕切りプレート12及び支持プレート13
それぞれと各プラテン10、11との間に、それぞれ断熱材
を設ける。これで、前述の温度差を保持する。なお、内
部が高温になる圧力容器の外側も保温材乃至断熱材で覆
う。
【0026】図1に示すモールド3は環状のトレッドモ
ールド4を備え、図2に示すモールド3は、いわゆる割
りモールドであり、いずれのタイプのモールド3でも適
用可能である。以下、モールド3に割りモールドを適用
する場合につき説明する。
【0027】割りモールド3のトレッドモールド4は、
周方向に複数個、例えば6〜9個の、平面で見て扇状の
セグメント4Aに分割する。各分割セグメント4Aそれ
ぞれは下方に先細りの外周面を有する。割りモールド3
は、各分割セグメント4Aそれぞれの外周面を、加硫装
置1の中心軸線CLに関し放射方向に係止し、かつ、こ
れら外周面と摺動係合する一体リング20を備える。
【0028】下部プラテン11上に設ける昇降手段21の動
作軸先端部22にリング20を固定し、昇降手段21の動作軸
先端部22の昇降動作によりリング20を上下移動させる。
図2に示す右半部は、リング20を下降させ、これにより
各分割セグメント4Aを放射方向外方に移動させ、相互
に離隔させた状態を示す。この状態で未加硫タイヤGT
を割りモールド3に装填し、また、加硫済みタイヤTを
取出す。図2に示す左半部は、リング20を上昇させ、こ
れにより各分割セグメント4Aを放射方向内方に移動さ
せ、相互に合体させた状態を示す。この状態で、未加硫
タイヤGTに加硫成形を施す。
【0029】
【発明の効果】この発明の請求項1〜請求項6に記載し
た発明によれば、上下サイドモールドの温度をトレッド
モールドの温度に比しより低温として未加硫タイヤに加
硫成形を施すことにより、各部位相互間で著しいゲージ
差をもつ大型タイヤの各部位における加硫度を一様と
し、その結果、タイヤの品質を向上させることが可能な
大型タイヤ加硫方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の加硫方法を実現するための一例の
加硫装置の断面図である。
【図2】 この発明の加硫方法を実現するための他の例
の加硫装置の断面図である。
【符号の説明】
1 加硫装置 2 上蓋 3 モールド 4 トレッドモールド 4A セグメント 5 上サイドモールド 6 下サイドモールド 10 上部プラテン 11 下部プラテン 12 仕切りプレート 13 支持プレート 15、16 空間部 20 一体リング 21 昇降手段 22 動作軸先端部 GT 未加硫タイヤ T 加硫済みタイヤ CL 装置中心軸線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F202 AA45 AH20 AK01 CA21 CB01 CX03 CY01 4F203 AA45 AH20 AK01 DA11 DB01 DC02 DC04 DK07 DL10 DL14 DM02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上蓋開閉自在な圧力容器式大型タイヤ加
    硫装置にタイヤ加硫成形用モールドを横置き装着し、該
    モールドに装填する未加硫タイヤに加硫成形を施す大型
    タイヤ加硫方法において、 上下サイドモールドをトレッドモールドから分離可能な
    モールドを用い、 上サイドモールドを上蓋側に取付け、下サイドモールド
    を加硫装置本体側に取付け、 加硫装置の稼働下にて、トレッドモールドをその外部空
    間から直接加熱し、併せてトレッドモールド加熱温度に
    比しより低温で上下サイドモールドを外部から加熱し、
    この加熱温度差を保持した状態で未加硫タイヤに加硫成
    形を施すことを特徴とする大型タイヤ加硫方法。
  2. 【請求項2】 上下サイドモールドそれぞれを、それぞ
    れが加熱源を有する上部プラテンと下部プラテンとに固
    定し、 上部プラテンを上蓋の仕切りプレートに、下部プラテン
    を加硫装置本体のモールド支持プレートにそれぞれ取付
    け、 上部プラテン及び下部プラテンそれぞれの加熱源を作動
    させ、併せて該加熱源温度に比しより高温の加熱流体を
    トレッドモールド周囲の圧力容器内空間に供給する請求
    項1に記載した加硫方法。
  3. 【請求項3】 加硫装置の稼働下にて、上部プラテン及
    び下部プラテンそれぞれの内部に設ける空間部それぞれ
    に加熱源としての同一温度の、加熱流体を供給し、この
    加熱流体により上下サイドモールドそれぞれを加熱する
    請求項1又は2に記載した加硫方法。
  4. 【請求項4】 圧力容器内空間の加熱流体と加熱源との
    間の温度差を20〜40℃の範囲内とする請求項1〜3
    のいずれか一項に記載した加硫方法。
  5. 【請求項5】 上部プラテンと上サイドモールド及び下
    部プラテンと下サイドモールドそれぞれに対し、圧力容
    器内加熱流体がもたらす高温源からの熱移動を断熱部材
    により阻止し、上下サイドモールドの温度を各プラテン
    それぞれの加熱源の温度に保持する請求項1〜4に記載
    した加硫方法。
  6. 【請求項6】 モールドに、一対のサイドモールドと、
    周方向に複数個のセグメントに分割するトレッドモール
    ドとを有する割りモールドを適用し、各分割セグメント
    それぞれの下方先細りテーパ外周面を放射方向に係止す
    ると共に該外周面と摺動係合する一体リングを、下部プ
    ラテン上に設ける昇降手段により昇降させ、この昇降に
    より各分割セグメントそれぞれを放射方向内外に移動さ
    せる請求項1〜5に記載した加硫方法。
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