JP2000326332A - タイヤ加硫装置 - Google Patents

タイヤ加硫装置

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JP2000326332A
JP2000326332A JP11137238A JP13723899A JP2000326332A JP 2000326332 A JP2000326332 A JP 2000326332A JP 11137238 A JP11137238 A JP 11137238A JP 13723899 A JP13723899 A JP 13723899A JP 2000326332 A JP2000326332 A JP 2000326332A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オートクレーブを必要とせず、金型毎に加熱
温度や加熱時間を個別に管理でき、運搬工程で運搬する
重量を軽減して既存のクレーン設備を使用することが可
能なタイヤ加硫装置を提供することにある。 【解決手段】 上下金型部分MU,MLの外周縁部に突
起部6b,9bを配設し、上金型部分MUにトッププレ
ート9を、下金型部分MLにボトムプレート6を設け、
トレッド金型部分MTの上下に突起部13a,13bを
配設し、トレッド金型部分MTに関連してアウターリン
グ14を設け、アウターリング14に出力軸5aの端部
が連結される昇降シリンダ5を配設し、上下金型部分M
U,MLの突起部6b,9bとトレッド金型部分MTの
突起部13a,13bとを嵌合させて、タイヤ内部の加
硫媒体の圧力による上下金型部分MU,MLの離反を阻
止し、トレッド金型部分MTを昇降シリンダ5の保持力
で型閉鎖時の状態に把持してタイヤを加硫している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建設車両等に使用
される大型タイヤの加硫装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5および図6は、建設車両用の大型タ
イヤを加硫する際にオートクレーブ(加硫缶)の内に持
ち込まれるタイヤ金型MO1,MO2、タイヤT及びタ
イヤT内のブラダBを把持するクランプリングCRの組
み立て状態を示すものであり、図5は上下2分割形式の
タイヤ金型MO1を示し、図6は割り金型形式のタイヤ
金型MO2を示している。建設車両用等の超大型タイヤ
は、重量及び外径が大きく、また、その製造の際に必要
な加硫時間が、短いものでは2〜3時間、長いものでは
10時間以上にも及ぶため、通常の乗用車用タイヤある
いはトラック・バス用タイヤとは異なった方式で製造さ
れている。通常のタイヤでは、円筒形ないしは完成タイ
ヤにほぼ近い形状に成形された生ゴムタイヤ(以下、グ
リーンタイヤという)の受け入れから加硫済みタイヤの
取出しまでの全工程が、自動化された装置で行われてい
るのが普通である(特願平06-267084号、特願
平06-309086号)。
【0003】しかし、前記した超大型タイヤについて、
このように自動化された装置を使用することは不具合の
面が多く、次の6つの工程に分割された工程を経て製造
されているのが現状である。 (A)グリーンタイヤの空洞内にゴム袋(ブラダ)を挿
入しこれを予備膨張させる工程、(B)予備膨張された
グリーンタイヤを加硫用金型に挿入する工程、(C)加
硫工程、(D)加硫済みタイヤを金型から取り出す工
程、(E)加硫済みタイヤの空洞内からブラダを取り出
す工程、(F)上記各工程間におけるタイヤと金型の運
搬工程。この場合、(A)と(E)の工程にはシェーピ
ングユニット、(B)と(D)と(F)の工程には人力
を介したクレーン設備、(C)の工程にはポットヒータ
あるいはオートクレーブが使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これまでは、このよう
な製造方式で超大型タイヤの市場需要を満たしてきた。
ところが、近年においては建設車両が増加し、また超大
型タイヤにもラジアルタイヤが採用されるようになっ
て,市場要求が変化しつつあり,その結果、次の点が新
たに問題視されるようになってきた。すなわち、従来は
図5に示す上下2分割形式のタイヤ金型MO1を使用し
ていたが、図6に示すような割金型形式のタイヤ金型M
O2がタイヤ品質の向上、性能向上の面から必要になっ
てきている。この割金型形式のタイヤ金型MO2は、乗
用車用タイヤあるいはトラック用タイヤに使用されてい
るものに類似したもので,詳しい構造説明は省略する
が、ボトムプレート51と、該ボトムプレート51にボ
ルト締めされた下側型部52と、周方向に複数に分割さ
れたトレッド型部53と、トッププレート54と、該ト
ッププレート54にボルト締めされた上側型部55と、
トッププレート54に半径方向へ滑動可能に組付けられ
かつボトムプレート51に滑動可能に接した複数のセグ
メント56と、該セグメント56の外側傾斜面に係合す
る内側傾斜面を有し、このセグメント56に対し相対的
に滑動昇降可能であってトッププレート54にボルト締
めされたアウターリング57とを備えており、トレッド
型部53はセグメント56の内周面に固定されている。
【0005】このため、同じサイズのタイヤTを加硫し
た場合で両者を比較すると、図5および図6で明らかな
ように,図6に示す割金型形式のタイヤ金型MO2の外
径が図5に示す2分割形式のタイヤ金型MO1よりも大
幅に大径となってしまうという問題があり、図5に示す
2分割形式のタイヤ金型MO1の大きさを考慮して製作
されたオートクレーブ内に持ち込めず、新たにより大型
のオートクレーブが必要になるという問題があった。ま
た、前述の工程で示したように、割金型形式のタイヤ金
型MO2をクレーン設備で運搬する必要があるが,重量
が大幅に増えるため,既設のクレーン能力をオーバして
しまうという問題が発生した。さらに、従来のオートク
レーブでは、一度に複数組の金型(例えば、4組の金
型)を格納して加硫が行われるのが一般的である。この
場合、従来のオートクレーブは、それぞれの金型毎に加
熱温度や加熱時間を管理するのに適していないという欠
点を有していることから、オートクレーブを使用しない
新規な生産方式が望まれている。
【0006】本発明はこのような実状に鑑みてなされた
ものであって、その目的は、オートクレーブを必要とせ
ず、金型毎に加熱温度や加熱時間を個別に管理でき、運
搬工程で運搬する重量を軽減して既存のクレーン設備を
使用することが可能なタイヤ加硫装置を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の有する課
題を解決するために、請求項1の本発明においては、タ
イヤ側部を成形する上金型部分および下金型部分の外周
縁部に突起部を配設し、前記上金型部分に上部加圧板を
設け、前記下金型部分に下部加圧板を設ける一方、タイ
ヤトレッド部を成形すべく円周方向に分割されたトレッ
ド金型部分の上下に突起部を配設し、前記トレッド金型
部分の外方傾斜面に係合滑動する内方傾斜面を有する環
状体を設けるとともに、該環状体に出力軸端部が連結さ
れる昇降シリンダを配設し、前記上金型部分および下金
型部分の突起部と前記トレッド金型部分の突起部とを嵌
合させることにより、タイヤ内部に導入された加硫媒体
の圧力が作用したときの前記上下金型部分の離反を阻止
し、かつトレッド金型部分を前記昇降シリンダの保持力
で型閉鎖時の状態に把持してタイヤを加硫するように構
成している。また、請求項2の本発明においては、前記
下金型部分の中央に固定され、かつ前記上金型部分にロ
ッド端部が着脱自在に連結されるシリンダと、該シリン
ダのロッド上を滑動するタイヤリフタとを装備してい
る。
【0008】請求項3の本発明においては、タイヤ側部
を成形する上金型部分および下金型部分と、タイヤトレ
ッド部を成形すべく円周方向に分割されたトレッド金型
部分と、前記トレッド金型部分の外方傾斜面に係合滑動
する内方傾斜面を有する環状体とを有する割金型装置を
備え、前記上金型部分に上部加圧部材を設け、前記下金
型部分にこれを持ち上げる加圧円板が組み込まれた下部
加圧部材を設ける一方、該下部加圧部材の中央部に、上
端部が前記上部加圧部材と連結自在とされるタイロッド
を立設し、前記環状体に出力軸端部が連結される昇降シ
リンダを配設し、前記タイロッドと前記上部加圧部材と
が連結された状態で、前記上部加圧部材と前記下部加圧
部材の中で浮上する加圧円板との間で前記割金型装置を
締付けてタイヤを加硫するように構成している。また、
請求項4の本発明においては、前記タイロッド上を滑動
して、タイヤとブラダクランプリングとで構成されるタ
イヤ組立体をタイヤ金型から出し入れする際に使用され
るリフタを具備している。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施形態に
基づいて詳細に説明する。ここで、図1は本発明の第1
実施形態に係るタイヤ加硫装置を使用して大型タイヤを
生産する加硫設備の一例を示す説明図、図2は第1実施
形態に係るタイヤ加硫装置の断面図、図3は第1実施形
態に係るタイヤ加硫装置の作用工程説明図である。
【0010】図1におけるタイヤ加硫設備は、生タイヤ
内にブラダを挿入したり、加硫済みのタイヤとブラダク
ランプリングを分離する公知なシェーピングユニットS
と、軌道に沿って整列配置された複数組の新規なタイヤ
加硫装置C1,C2,C3(後述する)と、各加硫装置
C1,C2,C3の近くに並んで配備され、各金型の上
金型部分を設置する金型テーブルP1,P2,P3と、
クレーン設備M1,M2で構成されている。このクレー
ン設備M1は、上記シェーピングユニットSと加硫装置
C1,C2,C3との間において軌道上を移動し、移動
フレームに昇降自在とされたタイヤ着脱ユニット(運搬
装置)m1を備えており、該タイヤ着脱ユニットm1に
より必要に応じて後述のタイヤ組立体を運搬するように
なっている。また、クレーン設備M2は、加硫装置C
1,C2,C3との間で軌道上を移動し、移動フレーム
に昇降自在とされた金型着脱ユニット(連結装置)m2
を備えており、該金型着脱ユニットm2により必要に応
じて後述のタイヤ金型の上金型部分を運搬するようにな
っている。
【0011】次に、第1実施形態のタイヤ加硫装置C
(C1〜C3)を説明する。本実施形態のタイヤ加硫装
置Cは、図2に示す如く、これを構成する以下の各要素
を支持ならびに取付けるための架台1を備えており、該
架台1の中央部分には油圧シリンダ2が固定されてい
る。油圧シリンダ2は、長い寸法のロッド2aを有して
おり、該ロッド2aの先端がトッププレート9(後述)
の上方に突出するように設定されている。上記架台1の
上方には、油圧シリンダ2のロッド2a上を滑動するリ
フタ3が設けられており、該リフタ3は、タイヤとブラ
ダクランプリングとからなるタイヤ組立体をタイヤ金型
から出し入れする際に使用され、加硫済みタイヤTを取
り出す時に上昇し、未加硫タイヤGTを受け取る時に下
降するように構成されている。また、架台1の中央部分
には、複数組の第1昇降シリンダ4が油圧シリンダ2と
平行の箇所に配設されている。そして、第1昇降シリン
ダ4は、シリンダ本体4aが架台1に固定されていると
ともに、作動ロッド4bの先端部がリフタ3に固定され
ており、作動ロッド4bの伸縮でリフタ3の昇降作用を
行うようになっている。さらに、架台1の外周縁部の適
所には、複数組の第2昇降シリンダ5が上記シリンダ2
または4と平行に固定配置されており、その出力軸5a
はアウターリング14(後述する)に固定されている。
【0012】下金型部分MLは、タイヤ側部の一方を成
形するもので、ボトムプレート(下部加圧板)6、下サ
イド金型7および滑動部材8で構成されている。ボトム
プレート6は下金型部分MLに組付けられ(または一体
化され)ており、下サイド金型7はボトムプレート6を
介して上記架台1に固定されている。ボトムプレート6
には、下サイド金型7を加熱する加熱室6aと、外周縁
部に位置し後述のセグメント13の下部突起13aに嵌
合する周方向の突起6bが設けられており、その外周縁
部には、前述したセグメント13移動用の滑動部材8が
取付けられている。また、上金型部分MUは、タイヤ側
部の他方を成形するもので、トッププレート(上部加圧
板)9、上サイド金型10および滑動部材11で構成さ
れている。トッププレート9は上金型部分MUに組付け
られ(または一体化され)ており、上サイド金型10は
トッププレート9に固定されている。トッププレート9
には、上サイド金型10を加熱する加熱室9aと、外周
縁部に位置し後述のセグメント13の上部突起13bに
嵌合する周方向の突起9bが設けられており、その外周
縁部には、前述したセグメント13移動用の滑動部材1
1が取付けられている。
【0013】さらに、トレッド金型部分MTは、タイヤ
トレッド部を成形するもので、円周方向に沿って複数に
分割されており、複数組のトレッド金型12、複数組の
セグメント13およびアウターリング(環状体)14で
構成されている。トレッド金型12は、セグメント13
の内周面に固定され、アウターリング14の下部適所に
上記第2昇降シリンダ5の出力軸5aの先端部が連結さ
れている。セグメント13の外方傾斜面とアウターリン
グ14の内方傾斜面とは、互いに係合して滑動するよう
に構成されており、本実施形態のトレッド金型部分MT
の外方傾斜面では下金型部分ML側に末広がりの状態を
示しているが、該外方傾斜面の向きを上下逆にしてもよ
い。そして、セグメント13の上下部分には、突起13
a,13bがそれぞれ設けられており、当該セグメント
13が内方に移動した時に、上下部突起13a,13b
がトッププレート9およびボトムプレート6の周状突起
9b,6bと互いに嵌り込むようになっている。したが
って、割金型装置Mは、下金型部分MLと、上金型部分
MUと、トレッド金型部分MTとから構成されている。
【0014】一方、上記トッププレート9の上部には、
シリンダ9dで駆動されるロックプレート9cが配設さ
れており、該ロックプレート9cは、油圧シリンダ2の
ロッド2aの上端に形成した軸段つき部分と嵌脱自在に
なるように構成されている。このような油圧シリンダ2
のロッド2aは、未加硫タイヤGTがクレーンで金型内
部に設置され、次いで上金型部分MUが設置され、さら
にロックプレート9cでトッププレート9とロッド2a
が連結した後、トッププレート9とボトムプレート6を
所定間隔に保持し、セグメント13が正しく作動するよ
うに上記油圧シリンダ2の下向きの力でトッププレート
9をボットムプレート6側に引き付ける作用を行うもの
である。
【0015】また、トッププレート9の上面中央部分に
は、公知なクレーン設備M2側の金型着脱ユニット(連
結装置)m2との連結に使用される連結金具9eが装備
されている。このような金型着脱ユニットm2は、図2
に示す如く、駆動装置20の伸縮動作でレバー21が揺
動し、連結円筒22の円筒部で案内されている連結ピン
23を半径方向に移動させることにより、連結円筒22
がトッププレート9側の連結金具9eに挿入されたとき
に連結穴9fに差し込まれて連結金具9eと連結され、
クレーンの巻上げ装置(図示省略)により昇降自在の状
態になる。なお、金型着脱ユニットm2と連結金具9e
とが連結され、上金型部分MUが運搬されている状態は
図3に示されている。
【0016】次に、第1実施形態のタイヤ加硫装置Cの
作用を、図3を参照しながら説明する。 (1)シェーピングユニットSで整形されたグリーンタ
イヤGTとブラダリング組立体BLとがクレーン設備M
1のタイヤ着脱ユニット(運搬装置)m1で運搬されて
きて、割金型装置Mが開かれている加硫装置Cのところ
で停止される。次いで、タイヤ着脱ユニットm1を下降
させて適当な位置で停止させる一方、下方からリフタ3
が第1昇降シリンダ4により上昇してブラダリング組立
体BLの下部内縁部分に挿入される。その後、タイヤ着
脱ユニットm1とブラダリング組立体BLとの連結が解
除される。図3はこの状態を示している。 (2)続いて、リフタ3が第1昇降シリンダ4により下
降してブラダリング組立体BLを下サイド金型7上に設
置する。また、適当な時期に油圧シリンダ2のロッド2
aは引き込まれ、次の工程で行う「上金型部分MUの受
け入れ」に都合よくされている。さらに、タイヤ着脱ユ
ニットm1は、適当な位置へ移動し、次いで金型着脱ユ
ニットm2が上金型部分MUを運搬してきて所定位置で
停止した後、上金型部分MUは下降して、開かれたセグ
メント13の上面13cの上に設置する作用を開始す
る。上金型部分MUが設置される際には、上金型部分M
Uの外周縁部分に穿設された穴(図示せず)に、架台1
の適所から立設された複数本の支柱(図示せず)が挿入
され、下降に伴って上金型部分MUのセンタリングが行
われる。
【0017】(3)上金型部分MUが設置されると、油
圧シリンダ2のロッド2aが伸張され、ロッド上端部が
トッププレート9の中央部の穴を通過し、次いでロック
プレート9cが作動して、これらロッド2aとプレート
9cとが連結される。 (4)連結後、このロッド2aが下降することにより、
トッププレート9を下降させ、トッププレート9とボト
ムプレート6との間にセグメント13を挟み込む形とな
る。設置された未加硫タイヤGTの内部圧力や整形寸法
との関係でトッププレート9を設置したときに、セグメ
ント13の上面13cで安定しないようなことがあって
も、上記ロッド2aの引き下げ力によりトッププレート
9は確実にセグメント13の上面13cに接触するよう
になる。そして、適当な時期に金型着脱ユニットm2と
トッププレート9との連結が解除される。 (5)次いで、第2昇降シリンダ5によりアウターリン
グ14を下降させ、該アウターリング14の内方傾斜面
14aの案内作用でセグメント13は一斉に内方へ移動
し、割金型装置Mを閉じ始める。 (6)セグメント13は内方移動の終わり近くになる
と、それぞれのセグメント13の上下部突起13a,1
3bがトッププレート9の外周縁部の突起9bとボトム
プレート6の外周縁部の突起6bに嵌り込む。図2はこ
の一連の作用が完了した状態を示しており、引き続いて
加硫工程に入る。
【0018】(7)加硫が終了すると、タイヤ内部の加
硫媒体が排出され、次いで割金型装置Mを開いて以下の
タイヤの取り出し作用を行う。そして、油圧シリンダ2
のロッド2aを下方に引き下げている間に、第2昇降シ
リンダ5が作用してアウターリング14を押し上げる。
アウターリング14の内方傾斜面14aとセグメント1
3の外方傾斜面13dとの間には図示を省略しているが
公知なT字型の案内金具とT字型の案内溝が設けられて
いるので、アウターリング14の上方移動によってセグ
メント13は、トレッド金型12を加硫済みタイヤTの
トレッド部から剥離しながら半径方向外方へ一斉に移動
し始める。また、適当な時期に、金型着脱ユニットm2
が移動してきて所定の位置で停止した後に下降し、トッ
ププレート9の連結金具9eに連結される。 (8)セグメント13が完全に移動を完了し、ロックプ
レート9cとの連結が解除されると、金型着脱ユニット
m2は上金型部分MUを持ち上げて加硫済みタイヤTか
ら金型を剥離しながら上昇し、タイヤ取り出し作業の邪
魔にならない位置へ移動する。 (9)適当な時期に、第1昇降シリンダ4によりリフタ
3が上昇し、加硫済みタイヤTを下サイド金型7から剥
離しながら上昇する。上昇の途中で、前もって準備され
たタイヤ着脱ユニットm1と連結される。 (10)連結されると、タイヤ着脱ユニットm1は加硫
済みタイヤTとブラダリング組立体BLをシェーピング
ユニットSまで運んで、従来どうりの手順で加硫済みタ
イヤTとブラダとの分離、未加硫タイヤGT内へのブラ
ダ挿入と整形、ブラダリングのロックと一連の作業が行
われる。 (11)前記(1)の作用説明に戻り作業が繰り返され
る。
【0019】図4は本発明の第2実施形態に係るタイヤ
加硫装置C′を示している。本実施形態のタイヤ加硫装
置C′は、図4に示す如く、第1実施形態と同様にこれ
を構成する以下の各要素を支持ならびに取り付けるため
の架台31を備えている。また、後述のボトムプレート
36の中央部分には、先端がトッププレート42(後述
する)の上方に突出するタイロッド32が固定されてい
る。上記架台31の上方には、タイロッド32上を滑動
するリフタ33が設けられており、該リフタ33は、タ
イヤとブラダクランプリングとからなるタイヤ組立体を
タイヤ金型から出し入れする際に使用され、加硫済みタ
イヤTを取り出す時に上昇し、未加硫タイヤGTを受け
取る時に下降するように構成されている。また、架台3
1の中央部分には、複数組の第1昇降シリンダ34がタ
イロッド32と平行の箇所に配設されている。そして、
第1昇降シリンダ34は、シリンダ本体34aがタイロ
ッド32に固定されているとともに、作動ロッド34b
がリフタ33に固定されており、作動ロッド34bの伸
縮でリフタ33の昇降作用を行うようになっている。さ
らに、架台31の外周縁部の適所には、複数組の第2昇
降シリンダ35が上記第1昇降シリンダ34と平行に固
定配置されており、その出力軸35aはアウターリング
49(後述する)に固定されている。
【0020】下金型部分ML′は、タイヤ側部の一方を
成形するもので、ボトムプレート(下部加圧部材)3
6、該ボトムプレート36の上に断熱材38を介して取
付けられる下加熱板39、下サイド金型40および滑動
部材41で構成されている。ボトムプレート36は下金
型部分ML′に組付けられ(または一体化され)てお
り、下サイド金型40は下加熱板39および断熱材38
を介して加圧ピストン円板37に固定されている。加圧
ピストン円板37は、ボトムプレート36に掘り込まれ
た円形凹部36cに嵌め込まれており、該凹部36cの
内外周部にはそれぞれパッキン36a,36bが設けら
れている。そして、加圧ピストン円板37は、当該円板
の下方に位置する凹部36cの空間に、加圧された液体
または気体が供給されると、割金型装置M′(下金型部
分ML′、上金型部分MU′、トレッド金型部分MT′
で構成される)を上方へ押し上げる作用を行うようにな
っている。下加熱板39には、下サイド金型40を加熱
する加熱室39aが設けられているとともに、後述のセ
グメント48移動用の滑動部材41が取付けられてい
る。
【0021】上金型部分MU′は、タイヤ側部の他方を
成形するもので、トッププレート(上部加圧部材)4
2、上サイド金型43、断熱材44、上加熱板45およ
び滑動部材46で構成されている。トッププレート42
は上金型部分MU′に組付けられ(または一体化され)
ており、上サイド金型43は上加熱板45および断熱材
44を介してトッププレート42に固定されている。上
加熱板45には、上サイド金型43を加熱する加熱室4
5aが設けられているとともに、後述のセグメント48
移動用の滑動部材46が取付けられている。トレッド金
型部分MT′は、タイヤトレッド部を成形するもので、
円周方向に沿って複数に分割された第1実施形態と同様
の構造であり、複数組のトレッド金型47、複数組のセ
グメント48およびアウターリング(環状体)49で構
成されている。トレッド金型47は、セグメント48の
内周面に固定され、アウターリング49の下部適所に上
記第2昇降シリンダ35の出力軸35aが連結されてい
る。トッププレート42の上部には、シリンダ42bで
駆動されるロックプレート42aが配設されており、該
ロックプレート42aは、タイロッド32の上端に形成
した軸段つき部分32aに嵌脱自在となるように構成さ
れている。
【0022】加圧ピストン円板37は、未加硫タイヤG
Tがクレーンで金型内部に設置され、次いで上金型部分
MU′が設置され、さらにロックプレート42aでトッ
ププレート42とタイロッド32が連結した後、トップ
プレート42とボトムプレート36との間に位置する部
材を加圧して割金型装置M′を型締めする作用を行うよ
うになっている。なお、トッププレート42の上面中央
部分には、公知なクレーン設備M2側の金型着脱ユニッ
ト(連結装置)m2との連結に使用される連結金具9e
(第1実施形態で説明済みなので省略)が装備されてい
る。また、金型着脱ユニットm2は第1実施形態のもの
と同じである。その他の構成および作用は、第1実施形
態と同様であり、その説明を省略する。
【0023】以上、本発明の実施形態につき述べたが、
本発明は既述の実施形態に限定されるものではなく、本
発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び
変更を加え得るものである。
【0024】
【発明の効果】上述の如く、本発明に係るタイヤ加硫装
置は、タイヤ側部を成形する上金型部分および下金型部
分の外周縁部に突起部を配設し、前記上金型部分に上部
加圧板を設け、前記下金型部分に下部加圧板を設ける一
方、タイヤトレッド部を成形すべく円周方向に分割され
たトレッド金型部分の上下に突起部を配設し、前記トレ
ッド金型部分の外方傾斜面に係合滑動する内方傾斜面を
有する環状体を設けるとともに、該環状体に出力軸端部
が連結される昇降シリンダを配設し、前記上金型部分お
よび下金型部分の突起部と前記トレッド金型部分の突起
部とを嵌合させることにより、タイヤ内部に導入された
加硫媒体の圧力が作用したときの前記上下金型部分の離
反を阻止し、かつトレッド金型部分を前記昇降シリンダ
の保持力で型閉鎖時の状態に把持してタイヤを加硫する
ように構成しているので、オートクレーブを使用する必
要がなくなり、既存の加硫設備に設置でき、コストダウ
ンを図ることができる。また、シリンダロッドによりタ
イヤ金型の上金型部分が下金型部分及びトレッド金型部
分と係脱自在となっているため、従来のようにタイヤ金
型毎にクレーンで運搬する必要がなくなり、重量オーバ
ーとならず既設のクレーン設備を使用できる。さらに、
シリンダロッド上を滑動するタイヤリフタを装備すれ
ば、タイヤとブラダクランプリングとで構成されるタイ
ヤ組立体をタイヤ金型から出し入れする際に邪魔になら
ず、タイヤ取出作業性を向上させることができるととも
に、上金型部分を割金型装置から分離したり組付けたり
する作業性の向上も図ることができる。
【0025】また、本発明に係るタイヤ加硫装置は、タ
イヤ側部を成形する上金型部分および下金型部分と、タ
イヤトレッド部を成形すべく円周方向に分割されたトレ
ッド金型部分と、前記トレッド金型部分の外方傾斜面に
係合滑動する内方傾斜面を有する環状体とを有する割金
型装置を備え、前記上金型部分に上部加圧部材を設け、
前記下金型部分にこれを持ち上げる加圧円板が組み込ま
れた下部加圧部材を設ける一方、該下部加圧部材の中央
部に、上端部が前記上部加圧部材と連結自在とされるタ
イロッドを立設し、前記環状体に出力軸端部が連結され
る昇降シリンダを配設し、前記タイロッドと前記上部加
圧部材とが連結された状態で、前記上部加圧部材と前記
下部加圧部材の中で浮上する加圧円板との間で前記割金
型装置を締付けてタイヤを加硫するように構成している
ので、上記発明と同様の効果が得られる。しかも、タイ
ロッド上を滑動して、タイヤとブラダクランプリングと
で構成されるタイヤ組立体をタイヤ金型から出し入れす
る際に使用されるリフタを具備すれば、タイヤ取出作業
性等の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るタイヤ加硫装置を
使用して大型タイヤを生産する加硫設備の一例を説明す
るものであり、(a)はその平面図、(b)はその正面
図、(c)はその側面図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係るタイヤ加硫装置を
示す断面図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係るタイヤ加硫装置の
作用工程を説明する断面図である。
【図4】本発明の第2実施形態に係るタイヤ加硫装置を
示す断面図である。
【図5】従来のオートクレーブで使用されているタイヤ
金型の一部であって、上下2分割形式のタイヤ金型を示
す断面図である。
【図6】従来のオートクレーブで使用されているタイヤ
金型の一部であって、割金型形式のタイヤ金型を示す断
面図である。
【符号の説明】
1,31 架台 2 油圧シリンダ 3,33 リフタ 4,34 第1昇降シリンダ 5,35 第2昇降シリンダ 6,36 ボトムプレート 6b 突起 7,40 下サイド金型 9,42 トッププレート 9b 突起 10,43 上サイド金型 12,47 トレッド金型 13,48 セグメント 13a,13b 突起 14,49 アウターリング 32 タイロッド 36c 円形凹部 37 加圧ピストン円板 C,C′ タイヤ加硫装置 M,M′ 割金型装置 ML,ML′ 下金型部分 MU,MU′ 上金型部分 MT,MT′ トレッド金型部分 T 加硫済みタイヤ GT 未加硫タイヤ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タイヤ側部を成形する上金型部分および
    下金型部分の外周縁部に突起部を配設し、前記上金型部
    分に上部加圧板を設け、前記下金型部分に下部加圧板を
    設ける一方、タイヤトレッド部を成形すべく円周方向に
    分割されたトレッド金型部分の上下に突起部を配設し、
    前記トレッド金型部分の外方傾斜面に係合滑動する内方
    傾斜面を有する環状体を設けるとともに、該環状体に出
    力軸端部が連結される昇降シリンダを配設し、前記上金
    型部分および下金型部分の突起部と前記トレッド金型部
    分の突起部とを嵌合させることにより、タイヤ内部に導
    入された加硫媒体の圧力が作用したときの前記上下金型
    部分の離反を阻止し、かつトレッド金型部分を前記昇降
    シリンダの保持力で型閉鎖時の状態に把持してタイヤを
    加硫するように構成したことを特徴とするタイヤ加硫装
    置。
  2. 【請求項2】 前記下金型部分の中央に固定され、かつ
    前記上金型部分にロッド端部が着脱自在に連結されるシ
    リンダと、該シリンダのロッド上を滑動するタイヤリフ
    タとを装備したことを特徴とする請求項1に記載のタイ
    ヤ加硫装置。
  3. 【請求項3】 タイヤ側部を成形する上金型部分および
    下金型部分と、タイヤトレッド部を成形すべく円周方向
    に分割されたトレッド金型部分と、前記トレッド金型部
    分の外方傾斜面に係合滑動する内方傾斜面を有する環状
    体とを有する割金型装置を備え、前記上金型部分に上部
    加圧部材を設け、前記下金型部分にこれを持ち上げる加
    圧円板が組み込まれた下部加圧部材を設ける一方、該下
    部加圧部材の中央部に、上端部が前記上部加圧部材と連
    結自在とされるタイロッドを立設し、前記環状体に出力
    軸端部が連結される昇降シリンダを配設し、前記タイロ
    ッドと前記上部加圧部材とが連結された状態で、前記上
    部加圧部材と前記下部加圧部材の中で浮上する加圧円板
    との間で前記割金型装置を締付けてタイヤを加硫するよ
    うに構成したことを特徴とするタイヤ加硫装置。
  4. 【請求項4】 前記タイロッド上を滑動して、タイヤと
    ブラダクランプリングとで構成されるタイヤ組立体をタ
    イヤ金型から出し入れする際に使用されるリフタを具備
    していることを特徴とする請求項3に記載のタイヤ加硫
    装置。
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