JP2017024298A - 空気ばね用ダイヤフラムの予備成形方法及び予備成形装置、並びに空気ばね用ダイヤフラムの製造方法 - Google Patents

空気ばね用ダイヤフラムの予備成形方法及び予備成形装置、並びに空気ばね用ダイヤフラムの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】空気ばねを構成するダイヤフラムを加硫成形に先立って予備成形する方法において、製品品質の安定化と生産性を向上する。
【解決手段】上下動可能な昇降ユニット24の外周に未加硫ゴム成形体1をホルダ38により保持させ、その状態で昇降ユニット24を下降させ、昇降ユニットと成形ユニット22の伸縮支持部28とを接続した状態で昇降ユニット24の上昇により伸縮支持部を伸張させてブラダー26を筒状に引き伸ばす。引き伸ばした状態でホルダ38による保持を解除し、未加硫ゴム成形体1を下降させることによりブラダー26の外周に未加硫ゴム成形体1を組み込み、昇降ユニット24を下降させて伸縮支持部28を縮ませるとともに成形ユニット22の流体ポート30からブラダー26の内部に加圧流体を供給して、筒状の未加硫ゴム成形体1をトロイダル状に予備成形する。
【選択図】図2

Description

本発明は、空気ばねのダイヤフラムを予備成形する方法、及び予備成形するために用いる装置、並びに、空気ばねのダイヤフラムを製造する方法に関するものである。
鉄道車両などに装備される空気ばね(エアサスペンション)は、例として図15に示すように、車体側の上支持部材101と、その下方に配置される台車側の下支持部材102と、これら両支持部材の間に介設されたゴム弾性体からなるダイヤフラム103とを備え、ダイヤフラム103の内部に空気を封入することにより防振装置として機能する。
この種の空気ばねのダイヤフラムには耐圧補強用の補強コードが埋設されている。ダイヤフラムの製造に際しては、補強コードを埋設しつつ筒状の未加硫ゴム成形体を作製し、これを中央部が膨出したトロイダル状に加硫成形することにより製造されている。
かかるダイヤフラムの製造において、未加硫ゴム成形体を加硫金型内にセットし、内側にブラダーと称されるゴム膜を配置し、このブラダーに蒸気などを供給して膨らまし、未加硫ゴム成形体を加温・加圧することにより、ダイヤフラムに加硫成形する方法が知られている(例えば、特許文献1)。しかしながら、加硫成形時における未加硫ゴム成形体の形状変化が大きいと、加硫金型に接触するタイミングのばらつきにより加硫時間がばらつき、製品品質が不安定になる。また、ブラダーの不均一な拡張により最初に接触した部分が先に拡張して補強コードの密度ばらつきの要因となり、製品品質が不安定になる。
これを解消するために、筒状の未加硫ゴム成形体を予めトロイダル状に予備成形してから、ダイヤフラムに加硫成形する方法がある。このようにダイヤフラムの加硫成形に先立って予備成形することにより製品品質の安定化につながるが、従来、予備成形は作業者が手動で行っており、作業者のスキルによって製品品質が左右されてしまう。また、例えば、特許文献2には、予備成形用型とブラダーを備えた予備成形装置を用いて、予備成形時に未加硫ゴム成形体をブラダーと型との間に配置し、予備成形用型に沿わせて成形することが提案されている。しかし、この場合、予備成形用型に未加硫ゴム成形体が不均一に接触して皺が入るおそれがある。そのため、更なる製品品質の安定化とともに、省人化・自動化による生産性の向上のため、予備成形工程の改良が求められる。
特開2000−052348号公報 特開2012−016826号公報
本発明は、以上の点に鑑み、製品品質の安定化と生産性を向上することができる空気ばね用ダイヤフラムの予備成形方法及び予備成形装置、並びにそれを用いた空気ばね用ダイヤフラムの製造方法を提供することを目的とする。
本発明に係る空気ばね用ダイヤフラムの予備成形方法は、空気ばねを構成するダイヤフラムを加硫成形に先立って予備成形する方法であって、筒状の未加硫ゴム成形体をトロイダル状に予備成形するための成形ユニットと、前記成形ユニットに未加硫ゴム成形体を組み込むための上下動可能な昇降ユニットと、を備えた予備成形装置を用いて行う。前記昇降ユニットに設けられたホルダにより前記昇降ユニットの外周に筒状の未加硫ゴム成形体を保持させる。拡縮可能なブラダーと、前記ブラダーの上端部と下端部を両者の間隔を伸縮可能に支持する伸縮支持部と、を備えた成形ユニットに対し、前記未加硫ゴム成形体を保持した状態で前記昇降ユニットを下降させて、前記昇降ユニットと前記伸縮支持部とを接続する。接続した状態で前記昇降ユニットの上昇により前記伸縮支持部を伸長させて前記ブラダーの外径が前記未加硫ゴム成形体の内径よりも小径になるように前記ブラダーを筒状に引き伸ばす。引き伸ばした状態で前記ホルダによる保持を解除し、前記未加硫ゴム成形体を下降させることにより、前記ブラダーの外周に前記未加硫ゴム成形体を組み込む。前記昇降ユニットを下降させて前記伸縮支持部を縮ませるとともに前記成形ユニットの流体ポートから前記ブラダーの内部に加圧流体を供給して前記筒状の未加硫ゴム成形体をトロイダル状に予備成形する。
本発明に係る空気ばね用ダイヤフラムの製造方法は、上記の予備成形方法により前記未加硫ゴム成形体をトロイダル状に予備成形した後、前記昇降ユニットと前記伸縮支持部との接続を解除して前記昇降ユニットを前記成形ユニットから分離し、予備成形した前記未加硫ゴム成形体を前記成形ユニットに装着した状態で加硫機にセットしてダイヤフラムに加硫成形する。
本発明に係る空気ばね用ダイヤフラムの予備成形装置は、空気ばねを構成するダイヤフラムを加硫成形に先立って予備成形するための予備成形装置であって、筒状の未加硫ゴム成形体をトロイダル状に予備成形するための成形ユニットと、前記成形ユニットに未加硫ゴム成形体を組み込むための上下動可能な昇降ユニットと、を備える。前記成形ユニットは、拡縮可能なブラダーと、前記ブラダーの上端部と下端部を両者の間隔を伸縮可能に支持する伸縮支持部と、前記ブラダーの内部に加圧流体を供給し排出させるための流体ポートと、を備える。前記昇降ユニットは、外周に前記未加硫ゴム成形体を着脱可能に保持するためのホルダと、前記昇降ユニットと前記伸縮支持部を着脱可能につなげる接続部とを備える。そして、前記ホルダを用いて前記昇降ユニットの外周に前記未加硫ゴム成形体を保持した状態で、前記接続部により前記昇降ユニットと前記伸縮支持部を接続し、接続した状態で前記昇降ユニットの上昇により前記伸縮支持部を伸長させて前記ブラダーの外径が前記未加硫ゴム成形体の内径よりも小径になるように前記ブラダーを筒状に引き伸ばし、引き伸ばした状態で前記ホルダによる保持を解除し前記未加硫ゴム成形体を下降させることにより前記ブラダーの外周に前記未加硫ゴム成形体を組み込み、前記昇降ユニットを下降させて前記伸縮支持部を縮ませるとともに前記流体ポートから前記ブラダーの内部に加圧流体を供給して前記筒状の未加硫ゴム成形体をトロイダル状に予備成形するように構成されている。
本発明によれば、上記のように予備成形工程を自動化したことにより、空気ばね用ダイヤフラムの製品品質を安定化させ、生産性を向上することができる。
一実施形態に係るダイヤフラムの製造装置の概略構成を示す平面図 ダイヤフラムの予備成形装置を示す部分断面側面図 ダイヤフラムの予備成形工程を示す説明図 ダイヤフラムの予備成形工程を示す説明図 ダイヤフラムの予備成形工程を示す説明図 ダイヤフラムの加硫工程を示す断面図 ダイヤフラムの製品取り出し工程を示す説明図 ダイヤフラムの製品取り出し工程を示す説明図 ダイヤフラムの製品取り出し工程を示す説明図 (A)はビードリングの平面図、(B)はそのX−X線断面図、(C)はクランプリングの平面図、(D)はそのY−Y線断面図 (A)はビードリングとクランプリングの非嵌合状態での平面図、(B)はそのX−X線断面図、(C)は嵌合状態での平面図、(D)はそのY−Y線断面図 (A)はビードリング取り外し前のビードリング着脱装置の平面図、(B)はその側面図 (A)はビードリング着脱動作中のビードリング着脱装置の平面図、(B)はその側面図 (A)はビードリング取り外し後のビードリング着脱装置の平面図、(B)はその側面図 空気ばねの断面図
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。なお、本実施形態では、上述した図15に示す空気ばねを構成するダイヤフラムを製造する場合について説明するが、ダイヤフラム自体の構成については特に限定されるものではない。
図1に示すように、一実施形態に係る空気ばね用ダイヤフラムの製造装置10は、筒状の未加硫ゴム成形体1(未加硫又は加硫前のダイヤフラムに相当する。)を受け入れる受入部12と、未加硫ゴム成形体1を予備成形する予備成形装置14と、予備成形した未加硫ゴム成形体1を加硫成形する加硫機16と、加硫成形されたダイヤフラム2を払い出す払出部18と、受入部12から予備成形装置14に未加硫ゴム成形体1を送るとともに予備成形装置14から払出部18にダイヤフラム2を送る搬送部20とを備える。
予備成形装置14は、図2〜5に示すように、筒状の未加硫ゴム成形体1をトロイダル状に予備成形するための成形ユニット22と、成形ユニット22に未加硫ゴム成形体1を組み込むための上下動可能な昇降ユニット24と、を備える。
成形ユニット22は、軸方向中央部が外側に膨出したトロイダル状をなし拡縮可能なゴム弾性体からなるブラダー26と、その軸方向両端部である上端部26Aと下端部26Bを支持する伸縮支持部28と、ブラダー26の内部に加圧流体を供給し排出するための流体ポート30とを備える。
伸縮支持部28は、ブラダー26の上端部26Aと下端部26Bとの間隔を伸縮可能に支持する部材であり、ブラダー26の上端部26Aを支持する上側クランプリング32と、ブラダー26の下端部26Bを支持する下側クランプリング34と、両者32,34の間隔を伸縮可能に支持する伸縮軸部36からなる。伸縮軸部36は、この例では、上側クランプリング32の中央部を垂直に貫通する上側筒部36Aと、下側クランプリング34の中央部に立設された下側軸部36Bとを備えてなり、上側筒部36A内に下側軸部36Bが摺動可能に挿通されることにより伸縮可能に構成されている。伸縮支持部28は、ブラダー26の上端部26Aと下端部26Bとの間隔を広げるように伸張することでブラダー26を筒状に引き伸ばした形状とする伸張位置(図4(B)参照)と、上記間隔を狭めるように縮むことでブラダー26をトロイダル状として未加硫ゴム成形体1を予備成形する予備成形位置(図5(C)参照)との間で伸縮する。
流体ポート30は、図2に示すように、伸縮支持部38の下部側に設けられており、不図示の吸排気装置に接続されて、ブラダー26の内部に気体等の流体を供給/排出可能に構成されている。
昇降ユニット24は、成形ユニット22の上方に配される筒状の本体部38と、本体部38を上下動させる駆動部40と、本体部38の外周に未加硫ゴム成形体1を着脱可能に保持するためのホルダ42と、昇降ユニット24と伸縮支持部28とを着脱可能につなげる接続部44とを備える。
駆動部40は、エアシリンダのような直線状に駆動する駆動装置であり、上部フレーム39に取り付けられて、そこから上下方向に往復動するシャフト41が垂下しており、このシャフト41の下端に本体部38が取り付けられている。そのため、昇降ユニット24は、本体部38を上下方向に直線的に動作させることができる直動ユニットである。
ホルダ42は、加硫前後のダイヤフラム1,2をそのビード部3の内側から支持可能な保持部材であり、筒状の本体部38の外周に設けられている。ホルダ42は、図2に示すように径方向外方に開いた状態で加硫前後のダイヤフラム1,2を保持し、図3(A)に示すように径方向内方に閉じた(折畳んだ)状態で加硫前後のダイヤフラム1,2の保持を解除するように構成されている。
接続部44は、本体部38の下端部に設けられており、この例では、成形ユニット22の伸縮支持部28の上端部を把持するアーム46により把持部として構成されている。詳細には、伸縮支持部28の上側筒部36Aの上端部に、外向きに突出する係合突起48が設けられ、この係合突起48を係止する係止爪50がアーム46の先端に設けられている。そして、図2に示すアーム46を開いた状態から、図4(A)に示す閉じた状態とすることで、アーム46は伸縮支持部28の上側筒部36Aを把持し、これにより昇降ユニット24と伸縮支持部28が接続されるように構成されている。
このように昇降ユニット24と伸縮支持部28が接続されると、昇降ユニット24を上下動させることにより伸縮支持部28が伸縮するので、駆動部40により伸縮支持部28の伸縮量や伸縮速度を自在に調整することができ、上記の伸張位置と予備成形位置との間での伸縮を可能にする。
成形ユニット22には、加硫前後のダイヤフラム1,2の上下のビード部3,3を係止するために、上下のビードリング52,54が上下のクランプリング32,34にそれぞれ取り付けられる。このうち、上側のビードリング52は自動で着脱可能に設けられており、そのため、ビードリング52をクランプリング32に対して着脱するためのビードリング着脱装置56が設けられている。
ビードリング52はクランプリング32の外周に装着される環状部材であり、図10及び図11に示すように、クランプリング32の外周面とビードリング52の内周面には、クランプリング32に対するビードリング52の回動により互いに嵌合する嵌合部58が設けられている。詳細には、図10(A)及び(B)に示すように、ビードリング52の内周面には、ビードリング側嵌合部として、内向きに突出する複数の係合凸部58Aが周方向に等間隔に設けられている。図10(C)及び(D)に示すように、クランプリング32の外周面には、クランプリング側嵌合部として、上記係合凸部58Aが嵌まり込む複数の係合凹溝58Bを周方向に等間隔に形成するように、外向きに突出する複数の係止片58Cが周方向に等間隔に設けられている。図11(A)及び(B)に示すように、ビードリング52の係合凸部58Aとクランプリング32の係止片58Cが周方向で互い違いになるようにクランプリング32の外周にビードリング52を配置させた状態では、嵌合部58は非嵌合状態であり、ビードリング52を取り外し可能である。図11(C)及び(D)に示すように、ビードリング52の係合凸部58Aがクランプリング32の係合凹溝58Bに嵌まり込み、係合凸部58Aと係止片58Cが周方向で重なった状態では、嵌合部58は嵌合状態であり、ビードリング52がクランプリング32に固定される。
ビードリング着脱装置56は、矩形枠状のフレーム60と、フレーム60に取り付けられてビードリング52をクランプリング32に対して回動させる回動装置62と、フレーム60を昇降させる駆動部64とを備えてなり(図2参照)、成形ユニット22の軸方向(即ち、上下方向)に移動可能に設けられている。
駆動部64は、エアシリンダのような直線状に駆動する駆動装置であり、フレーム60を上下方向に直線的に動作させる。この例では、ビードリング着脱装置56は、昇降ユニット24に対して上下動可能に支持されており、そのため、昇降ユニット24と一体に昇降可能であり、かつ、昇降ユニット24に対して相対的に昇降することも可能である。
回動装置62は、ビードリング52を第1の方向J(図12(A)において時計回り)に回動させることで、嵌合部58を嵌合状態として、クランプリング32の外周にビードリング52を固定し(図12、図11(C)及び(D)の状態)、ビードリング52を第1の方向Jとは逆の第2の方向K(図13(A)において反時計回り)に回動させることで、嵌合部58の嵌合状態を解除して、クランプリング32に対するビードリング52の固定を解除(図13、図14、図11(A)及び(B)の状態)するよう構成されている。
ビードリング52には、その周上の1又は複数箇所にリング側係合部66が設けられている。この例では、図11に示すように、リング側係合部66は、ビードリング52の軸芯を挟んで径方向に対向する2箇所に凹部として設けられている。回動装置62は、リング側係合部66と係合可能な装置側係合部68を持つ1又は複数(この例では2つ)の直動ユニット70を備えてなる。直動ユニット70は、エアシリンダ70Aとピストンロッド70Bを備え、ピストンロッド70Bの先端部に装置側係合部68が下向きに突出する凸部として設けられている。図12〜14に示すように、リング側係合部66と装置側係合部68を係合させた状態で、直動ユニット70を、ビードリング52のリング側係合部66での接線方向(詳細には、ビードリング52が回動する際のリング側係合部66の回転角を二等分する位置での接線方向)に沿って動かすことにより、ビードリング52を回動させるよう構成されている。この例では、2つの直動ユニット70,70のピストンロッド70B,70Bが、ビードリング52の軸芯を挟んで径方向に対向する位置で接線方向に沿って互いに平行にかつ逆向きに往復動する。なお、ビードリング52の回動時におけるリング側係合部66の軌跡は厳密には直線でなく円弧状であり、外側に膨らむため、その差を吸収するために、図12に示すように、ピストンロッド70Bは、その先端部側を水平方向に屈曲変形可能にするための可動連結部70Cを備えている。
ビードリング着脱装置56は、クランプリング32に対する固定が解除された状態でビードリング52を支持するリング支持手段72を備える。リング支持手段72は、図12〜14に示すように、ビードリング52の径方向に対向する2箇所においてフレーム60に取り付けられており、ビードリング52の外周面を両側から把持する左右一対の把持部74と、把持部74をビードリング52の径方向に往復動させるエアシリンダなどの駆動部76とで構成されている。
予備成形装置14は、加硫前後のダイヤフラム1,2を積載可能なテーブル78を備える(図1参照)。テーブル78は、昇降ユニット24の動作範囲内に進退できるように水平方向で移動可能に設けられるとともに、当該動作範囲内で加硫前後のダイヤフラム1,2を上下に移動させることができるように構成されている。
図1に示すように、予備成形装置14には、成形ユニット22を、昇降ユニット24の動作範囲内と、動作範囲外である退避位置と、に移動可能な成形ユニット移動手段80が設けられている。成形ユニット移動手段80は、成形ユニット22を載置した状態で鉛直軸を中心に180度回転することにより、成形ユニット22を上記動作範囲内の位置81Aと退避位置81Bとに切り替え可能に構成されている。
図6に示すように、加硫機16は、予備成形した未加硫ゴム成形体1を成形ユニット22に装着した状態で加硫成形するものであり、上型82と下型84を備えて構成されている。
次に、製造装置10を用いて空気ばね用ダイヤフラム2を製造する方法について説明する。
常法に従い、軸方向の両端部に一対のビード部3,3を備えた筒状の未加硫ゴム成形体1を成形した後、未加硫ゴム成形体1を受入部12に送る。受け入れられた未加硫ゴム成形体1は搬送部20を通って予備成形装置14に送られる。予備成形装置14では、加硫成形に先立って予備成形がなされる。
詳細には、まず、成形ユニット22を上記退避位置においた状態で、未加硫ゴム成形体1を積載したテーブル78を、昇降ユニット24の動作範囲まで前進させ、その後、上昇させることにより、昇降ユニット24の周りを未加硫ゴム成形体1で取り囲むように位置させる(図3(A)参照)。次いで、昇降ユニット24のホルダ42を開いて、昇降ユニット24の本体部38の外周に未加硫ゴム成形体1を保持させた後、テーブル78を上記動作範囲から退避させる(図3(B)参照)。その後、成形ユニット移動手段80により、成形ユニット22を昇降ユニット24の動作範囲内に移動させる(図3(C)参照)。
次いで、未加硫ゴム成形体1を保持した状態で昇降ユニット24を下降させて、昇降ユニット24と成形ユニット22の伸縮支持部28とを接続する(図4(A)参照)。詳細には、昇降ユニット24の接続部44を構成するアーム46を開いた状態から閉じることにより、その先端の係止爪50で伸縮支持部28の上端部に設けられた係合突起48を係止し、これにより昇降ユニット24が伸縮支持部28の上端部を把持する。
このように把持した状態で昇降ユニット24を上昇させることにより、伸縮支持部28を伸長させてブラダー26の外径が未加硫ゴム成形体1の内径よりも小径になるようにブラダー26をトロイダル状から筒状に引き伸ばす(図4(B)参照)。詳細には、成形ユニット22の流体ポート30からブラダー26内の気体を排気しつつ、昇降ユニット24を上昇させて上記の伸張位置まで伸縮支持部28を引き伸ばすことにより、ブラダー26は筒状になる。
次いで、テーブル78を昇降ユニット24の動作範囲内に前進させてから上昇させて、未加硫ゴム成形体1を載せた状態で、昇降ユニット24のホルダ42を閉じることにより、ホルダ42による未加硫ゴム成形体1の保持を解除する(図4(C)参照)。その後、テーブル78を下降させることにより、未加硫ゴム成形体1が下降して、成形ユニット22のブラダー26の外周に未加硫ゴム成形体1が組み込まれる(図4(D)参照)。すなわち、ブラダー26の外径が未加硫ゴム成形体1の内径よりも小さいので、テーブル78を下降させることで、未加硫ゴム成形体1の内側にブラダー26をおさめることができ、筒状のブラダー26の周りを未加硫ゴム成形体1が取り囲むように配置される。その後、テーブル78が昇降ユニット24の動作範囲から退避する。なお、テーブル78は、これらの前進、上昇及び下降の段階で筒状のブラダー26と干渉しないように、筒状のブラダー26が通過可能なU字状の開口を有する。
その後、ビードリング着脱装置56を用いて上側のビードリング52をクランプリング32の外周に固定する(図5(A)及び(B)参照)。
詳細には、ビードリング52をクランプリング32に取り付ける際、図14に示すように、ビードリング52はリング支持手段72により支持されており、この状態で図13に示すようにビードリング着脱装置56を下降させて、ビードリング52をクランプリング32の外周に配置させる。
次いで、リング支持手段72による支持状態を解除するとともに、ビードリング52を上記第1の方向Jに回動させることにより、嵌合部58を互いに嵌合させてクランプリング32の外周にビードリング52を固定する。この例では、リング支持手段72の一対の把持部74を駆動部76により互いに外向きに移動させることで支持状態を解除してから、ビードリング52を第1の方向Jに回動させることにより、クランプリング32の外周面とビードリング52の内周面に設けられた嵌合部58を互いに嵌合させる。詳細には、ビードリング着脱装置56の下降によりビードリング52をクランプリング32の外周に配置させた段階では、図11(A)及び(B)に示すように、ビードリング52の係合凸部58Aとクランプリング32の係止片58Cが周方向で互い違いであり、嵌合部58は非嵌合状態である。この状態から、ビードリング52を第1の方向Jに回動させることにより、図11(C)及び(D)に示すように、ビードリング52の係合凸部58Aがクランプリング32の係合凹溝58Bに嵌まり込み、嵌合部58が嵌合状態となる。図14に示すように、ビードリング着脱装置56はビードリング52を支持した状態で、直動ユニット70の装置側係合部68とビードリング52のリング側係合部66とが係合した状態にあるため、直動ユニット70のピストンロッド70Bをリング側係合部66での接線方向に沿って図12に示す位置まで移動させれば(即ち、2つの直動ユニット70,70のピストンロッド70B,70Bをともにエアシリンダ70A,70A側に引き込むことにより)、ビードリング52を第1の方向Jに回動させることができる。このようにしてビードリング52をクランプリング32に固定した後、ビードリング着脱装置56を上昇させる(図5(B)参照)。
その後、成形ユニット22の流体ポート30からブラダー26の内部に加圧流体を供給しながら、昇降ユニット24を下降させて伸縮支持部28を予備成形位置まで縮ませることにより、筒状の未加硫ゴム成形体1をトロイダル状に拡径した状態に予備成形する(図5(C)参照)。その際、ブラダー26をトロイダル状に膨らませることにより、未加硫ゴム成形体1の上下のビード部3,3は、ブラダー26と上下のビードリング52,54との間に挟持された状態となって係止される(図6参照)。トロイダル状に予備成形された未加硫ゴム成形体1の外径は、特に限定されないが、通常は予備成形前の筒状未加硫ゴム成形体1の外径の1.1倍以上である。
未加硫ゴム成形体1をトロイダル状に予備成形した後、昇降ユニット24のアーム46を開いて伸縮支持部28の係合突起48との係合を解除することにより、昇降ユニット24と伸縮支持部28との接続は解除される。その後、昇降ユニット24を上昇させることにより成形ユニット22から分離する(図5(D)参照)。
このようにして予備成形した未加硫ゴム成形体1は、成形ユニット22に装着した状態で加硫機16にセットしてダイヤフラム2に加硫成形する(図6参照)。詳細には、成形ユニット22に装着された未加硫ゴム成形体1を、成形ユニット移動手段80により、上記動作範囲内の位置81Aから退避位置81Bに移動させ、これを上型82と下型84を備えた加硫機16にセットし、常法に従い、流体ポート30からブラダー26内に気体を供給しつつ、所定時間加熱することにより、ダイヤフラム2に加硫成形する。
次いで、成形ユニット22に装着した状態で加硫成形したダイヤフラム2を加硫機16から取り出し、成形ユニット移動手段80により昇降ユニット24の動作範囲内に移す(図7(A)参照)。そして、昇降ユニット24を下降させ、昇降ユニット24と成形ユニット22の伸縮支持部28とを接続することにより、昇降ユニット24で伸縮支持部28の上端部を把持した後(図7(B)参照)、この把持した状態で昇降ユニット24を上昇させることにより、伸縮支持部28を伸長させてブラダー26の外径がダイヤフラム2の内径よりも小径になるようにブラダー26をトロイダル状から筒状に引き伸ばす(図7(C)参照)。詳細には、成形ユニット22の流体ポート30からブラダー26内の気体を排気しつつ、昇降ユニット24を上昇させて上記の伸張位置まで伸縮支持部28を引き伸ばす。これにより、ダイヤフラム2の上下のビード部3,3は、ブラダー26とビードリング52,54との間での挟持状態から解除される。
その後、ビードリング着脱装置56を用いて上側のビードリング52をクランプリング32から取り外す(図7(D)参照)。詳細には、図12に示す状態から、ビードリング着脱装置56を下降させて、ビードリング52のリング側係合部66に、直動ユニット70の装置側係合部68を係合させる。この状態で、直動ユニット70のピストンロッド70Bをリング側係合部66での接線方向に沿って移動させることにより(即ち、2つの直動ユニット70,70のピストンロッド70B,70Bをエアシリンダ70A,70Aから突出させることにより)、ビードリング52は上記第1の方向Jとは逆の第2の方向Kに回動する。これにより、図11(A)及び(B)に示すように、クランプリング32とビードリング52の嵌合部58の嵌合状態が解除されるので、クランプリング32に対するビードリング52の固定が解除される。そして、リング支持手段72を動作させて把持部74によりビードリング52の外周を支持する(図13参照)。このようにクランプリング32に対する固定が解除されたビードリング52をリング支持手段72により支持した状態で、ビードリング着脱装置56を上昇させることにより、ビードリング52は成形ユニット22から軸方向に離間される(図14参照)。
次いで、テーブル78を昇降ユニット24の動作範囲まで前進させて、テーブル78によりダイヤフラム2をすくい、昇降ユニット24のホルダ42の高さまでダイヤフラム2を上昇させる(図8(A)参照)。筒状に引き伸ばされたブラダー26の外径がダイヤフラム2の内径よりも小さいので、テーブル78を上昇させることにより、ビード部3が引っかかることなく、ダイヤフラム2をブラダー26から外すことができる。その後、ホルダ42を開くことにより、ダイヤフラム2はホルダ42により昇降ユニット24の外周に保持されるので、テーブル78を上記動作範囲内から退避させる(図8(B)参照)。
その後、成形ユニット22の流体ポート30からブラダー26の内部に加圧流体を供給しながら、昇降ユニット24を下降させて伸縮支持部28を予備成形位置まで縮ませて、ブラダー26をトロイダル状に戻す(図8(C)参照)。次いで、昇降ユニット24のアーム46を開いて伸縮支持部28の係合突起48との係合を解除することにより、昇降ユニット24と伸縮支持部28との接続を解除してから、昇降ユニット24を上昇させることにより成形ユニット22から分離する(図8(D)参照)。
次いで、成形ユニット移動手段80により成形ユニット22を昇降ユニット24の動作範囲内から退避位置に移動させ(図9(A)参照)、テーブル78でダイヤフラム2を支持した後に、ホルダ42を閉じることによりホルダ42によるダイヤフラム2の保持を解除する(図9(B)参照)。ダイヤフラム2を積載したテーブル78を下降させ、上記動作範囲内から退避させることにより、ダイヤフラム2が昇降ユニット24から取り出される(図9(C)参照)。
このようにして取り出されたダイヤフラム2は、搬送部20を通って払出部18から払い出される。
以上よりなる本実施形態であると、空気ばね用ダイヤフラムを加硫成形に先だって予備成形する際に、ブラダー26の上下両端部を伸縮可能に支持する伸縮支持部28を備えた成形ユニット22と、該伸縮支持部28の伸縮位置を調整可能な昇降ユニット24とを用いて、上記のように予備成形工程を自動化したことにより、省人化を図ることができ、生産性を向上して、製造コストを低減することができる。また、作業者が予備成形するものではないので、作業者のスキルに左右されずに予備成形可能であり、加硫成形後の製品品質の向上につながる。また、予備成形時に、未加硫ゴム成形体の外周には成形型がなく、即ち、未加硫ゴム成形体を予備成形型に沿わせて成形するものではないので、未加硫ゴム成形体が予備成形型に不均一に接触して皺が入るのを防止することができ、製品品質の安定化につながる。
また、本実施形態によれば、フリー状態においてトロイダル状をなすブラダー26を備えた成形ユニット22を用いたものでありながら、該成形ユニット22の上方に配置した昇降ユニット24によりブラダー26の形状をトロイダル状と筒状との間で変化させることで、筒状の未加硫ゴム成形体1の装着と、そのトロイダル状への予備成形と、加硫成形後のダイヤフラム2の取り出しを可能にしたので、自動化を効率的に行うことができる。しかも、昇降ユニット24を直動ユニットにより構成したことにより、成形ユニット24の伸縮状態の位置決め精度を高めることができ、製品品質の安定化につながる。
本実施形態によれば、また、空気ばね用ダイヤフラムの加硫成形による製造において、成形ユニット22のクランプリング32に取り付けるビードリング52の着脱を、ビードリング52を回動させるビードリング着脱装置56を用いて自動化したので、省人化によるコスト低減を図ることができる。また、その際、直動ユニット70を用いてビードリング52を第1の方向Jとその逆の第2の方向Kに回動させることにより、ビードリング52とクランプリング32の嵌合と嵌合解除を可能にしたので、回動角度の位置決め精度を高めることができ、ビードリング着脱工程の自動化を効率的に行うことができる。
なお、上記実施形態では、ダイヤフラム2の上下両端部のビード部3,3が同径のものを図示して説明したが、両端部で径の異なるビード部を持つダイヤフラムについても適用することができる。
以上の実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。
1…未加硫ゴム成形体、2…ダイヤフラム、10…製造装置、14…予備成形装置、16…加硫機、22…成形ユニット、24…昇降ユニット、26…ブラダー、28…伸縮支持部、30…流体ポート、42…ホルダ、44…接続部

Claims (4)

  1. 空気ばねを構成するダイヤフラムを加硫成形に先立って予備成形する方法であって、
    筒状の未加硫ゴム成形体をトロイダル状に予備成形するための成形ユニットと、前記成形ユニットに未加硫ゴム成形体を組み込むための上下動可能な昇降ユニットと、を備えた予備成形装置を用いて、
    前記昇降ユニットに設けられたホルダにより前記昇降ユニットの外周に筒状の未加硫ゴム成形体を保持させ、
    拡縮可能なブラダーと、前記ブラダーの上端部と下端部を両者の間隔を伸縮可能に支持する伸縮支持部と、を備えた成形ユニットに対し、前記未加硫ゴム成形体を保持した状態で前記昇降ユニットを下降させて、前記昇降ユニットと前記伸縮支持部とを接続し、
    接続した状態で前記昇降ユニットの上昇により前記伸縮支持部を伸長させて前記ブラダーの外径が前記未加硫ゴム成形体の内径よりも小径になるように前記ブラダーを筒状に引き伸ばし、
    引き伸ばした状態で前記ホルダによる保持を解除し、前記未加硫ゴム成形体を下降させることにより、前記ブラダーの外周に前記未加硫ゴム成形体を組み込み、
    前記昇降ユニットを下降させて前記伸縮支持部を縮ませるとともに前記成形ユニットの流体ポートから前記ブラダーの内部に加圧流体を供給して前記筒状の未加硫ゴム成形体をトロイダル状に予備成形する、
    空気ばね用ダイヤフラムの予備成形方法。
  2. 請求項1記載の予備成形方法により前記未加硫ゴム成形体をトロイダル状に予備成形した後、前記昇降ユニットと前記伸縮支持部との接続を解除して前記昇降ユニットを前記成形ユニットから分離し、予備成形した前記未加硫ゴム成形体を前記成形ユニットに装着した状態で加硫機にセットしてダイヤフラムに加硫成形する、
    空気ばね用ダイヤフラムの製造方法。
  3. 前記成形ユニットに装着した状態で加硫成形したダイヤフラムを加硫機から取り出し、
    前記昇降ユニットと前記成形ユニットの伸縮支持部とを接続し、接続した状態で前記昇降ユニットの上昇により前記伸縮支持部を伸長させて前記ブラダーの外径が前記ダイヤフラムの内径よりも小径になるように前記ブラダーを筒状に引き伸ばし、
    引き伸ばした状態で前記ダイヤフラムを上昇させて、前記ホルダにより前記昇降ユニットの外周に前記ダイヤフラムを保持させ、
    次いで、前記昇降ユニットと前記伸縮支持部との接続を解除して前記昇降ユニットと前記成形ユニットを分離してから、前記ホルダによる前記ダイヤフラムの保持を解除して、前記ダイヤフラムを前記昇降ユニットから取り出す、
    請求項2記載の空気ばね用ダイヤフラムの製造方法。
  4. 空気ばねを構成するダイヤフラムを加硫成形に先立って予備成形するための予備成形装置であって、
    筒状の未加硫ゴム成形体をトロイダル状に予備成形するための成形ユニットと、
    前記成形ユニットに未加硫ゴム成形体を組み込むための上下動可能な昇降ユニットと、を備え、
    前記成形ユニットは、拡縮可能なブラダーと、前記ブラダーの上端部と下端部を両者の間隔を伸縮可能に支持する伸縮支持部と、前記ブラダーの内部に加圧流体を供給し排出させるための流体ポートと、を備え、
    前記昇降ユニットは、外周に前記未加硫ゴム成形体を着脱可能に保持するためのホルダと、前記昇降ユニットと前記伸縮支持部を着脱可能につなげる接続部とを備え、
    前記ホルダを用いて前記昇降ユニットの外周に前記未加硫ゴム成形体を保持した状態で、前記接続部により前記昇降ユニットと前記伸縮支持部を接続し、接続した状態で前記昇降ユニットの上昇により前記伸縮支持部を伸長させて前記ブラダーの外径が前記未加硫ゴム成形体の内径よりも小径になるように前記ブラダーを筒状に引き伸ばし、引き伸ばした状態で前記ホルダによる保持を解除し前記未加硫ゴム成形体を下降させることにより前記ブラダーの外周に前記未加硫ゴム成形体を組み込み、前記昇降ユニットを下降させて前記伸縮支持部を縮ませるとともに前記流体ポートから前記ブラダーの内部に加圧流体を供給して前記筒状の未加硫ゴム成形体をトロイダル状に予備成形するようにした
    空気ばね用ダイヤフラムの予備成形装置。
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