JP2002109893A - 半導体記憶装置 - Google Patents
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Abstract
ことができ、しかも、一部に不良ブロックがある場合、
この不良ブロックを確実に認識することが 【解決手段】 メモリセルアレイ1は、複数のブロック
リダンダンシを有している。各ブロックリダンダンシに
は、ブロック選択回路が設けられている。各ブロック選
択回路はヒューズを有し、このヒューズを切断すること
により、ブロックリダンダンシをセキュリティのための
情報を記憶するROMブロックに設定できる。また、不
良ブロックに対応するブロック選択回路のヒューズを切
断することにより、不良ブロックを確実に非選択とする
ことができる。
Description
例えば電気的に書き換え可能な不揮発性半導体記憶装置
に関する。
記憶装置としてEEPROMを用いたNAND型フラッ
シュメモリが提案されている。このNAND型フラッシ
ュメモリは、隣接して配置された複数のメモリセルのソ
ース、ドレインが直列接続され、この直列接続された複
数のメモリセルが1単位としてビット線に接続される。
このNAND型フラッシュメモリにおいて、ロウ方向に
配列された複数のセルの全て、又は半数のセルに対して
一括して書き込み、又は読み出し動作が行なわれる。
の1つのセルに複数のデータを記憶する多値メモリが開
発されている。
揮発性半導体記憶装置は、セキュリティのための認識コ
ード等を格納するROMブロック(ROMBLOCK)
と称する記憶素子領域を有しており、このROMブロッ
クを、特別なコマンドにより選択するようになされてい
る。
アレイの不良セルを救済する冗長セルの一部を固定的に
割り当てていた。したがって、この冗長セルの一部に不
良があると、ROMブロックが使用できなくなるという
問題があった。
部を使用しているため、ROMブロックを必要に応じて
書き込み禁止、及び消去禁止に設定することが困難であ
った。
数のブロックを有し、このブロック単位でデータが消去
される。不良セルを有する不良ブロックは、リダンダン
シブロックに置き換えられる。しかし、リダンダンシの
数以上に、不良ブロックがある場合、不良ブロックを残
したままパーシャル・グッド品(一部良品)として出荷
する。この場合、不良ブロックを認識させるために、不
良ブロックの先頭数ビットにデータ“0”を書き込み、
不良ブロックがアクセスされると、データ“0”を出力
するようにしていた。しかし、不良ブロックのセルにデ
ータ“0”が必ず書き込めるわけではなく、書けないこ
ともある。この場合、大部分のメモリセルが正常である
にも拘わらず、その製品を破棄しなければならず、歩留
まりの低下を招いていた。
れたものであり、その目的とするところは、セキュリテ
ィのための情報を確実に記憶することができ、しかも、
一部に不良ブロックがある場合、この不良ブロックを確
実に認識することが可能な半導体記憶装置を提供しよう
とするものである。
は、上記課題を解決するため、複数の記憶素子を有し、
アドレス信号により選択される第1の記憶領域と、複数
の記憶素子を有し、制御信号により選択される第2の記
憶領域とを有するメモリセルアレイと、ヒューズ素子を
有し、このヒューズ素子を切断した場合、前記第2の記
憶領域に対する書き込み、消去の少なくとも1つを禁止
する制御回路とを具備している。
き換える第3の記憶領域をさらに具備している。
として使用することを特徴とする。
を記憶する記憶領域として用いることを特徴とする。
子を有する選択回路をさらに具備し、前記ヒューズ素子
が切断されている場合、前記選択回路は、一括プログラ
ム、及び一括消去時に前記第2の記憶領域を非選択とす
ることを特徴とする。
アドレス信号により選択される第1の記憶領域と、複数
の記憶素子を有し、制御信号により選択される第2の記
憶領域とを有するメモリセルアレイと、前記第1、第2
の記憶領域に対応して設けられ、アドレス信号に応じて
前記第1又は第2の記憶領域を選択するとともに、ヒュ
ーズ素子を有する選択回路と、前記ヒューズ素子に並列
接続され、前記ヒューズ素子が切断されている状態にお
いて、制御信号に応じて導通され、前記選択回路を選択
可能に設定するスイッチ素子とを具備する。
る複数のブロックと、前記各ブロックに対応して設けら
れ第1の論理レベル又は第2の論理レベルのデータを記
憶する記憶回路と、前記記憶回路の記憶状態を検出し、
前記記憶回路が前記第1の論理レベルを記憶している場
合、前記ブロック内の記憶素子のデータを出力し、前記
記憶回路が前記第2の論理レベルを記憶している場合、
前記ブロック内の記憶素子のデータによらず一定の値を
出力する検出回路とを具備している。
外部より入力されるデータを記憶する第1の記憶領域
と、エラー訂正コードを発生するエラー訂正コード発生
回路と、前記外部より入力されるデータに対して、前記
エラー訂正コード発生回路により発生されたエラー訂正
コードを記憶する第2の記憶領域とを具備し、前記エラ
ー訂正コード発生回路を使用しない場合、前記第2の記
憶領域を前記第1の記憶領域内の不良記憶素子を置き替
えるために使用することを特徴とする。
モリセルの動作を制御するための電圧を発生する電圧発
生回路と、前記電圧発生回路により発生される電圧の初
期値を記憶する記憶回路と、前記記憶回路及び前記電圧
発生回路に接続され、前記記憶回路から供給される初期
値に応じて前記電圧発生回路により発生される電圧を段
階状に制御するカウンタと、テストモード時に、前記カ
ウンタの値を数ステップずつ変化させる手段とを具備す
る。
て図面を参照して説明する。
の実施形態に係る半導体記憶装置を示す構成図である。
先ず、図1を用いて、概略的に説明する。
ット線と複数のワード線と共通リース線を含み、電気的
にデータの書き換えた可能なメモリセルがマトリクス状
に配置されている。また、各メモリセルアレイ1の内部
は、後述するように、複数のブロック及び複数の冗長ブ
ロックに分割されている。各メモリセルアレイ1のカラ
ム方向一端には、データ記憶部2がそれぞれ配置され、
ロウ方向両側には、ブロック選択部6がそれぞれ配置さ
れている。
複数のデータ記憶回路を含んでいる。各データ記憶回路
は、次の機能を有している。(1)ビット線を介してメ
モリセルアレイ1中のメモリセルからデータを読み出
す。(2)ビット線を介してメモリセルアレイ1中のメ
モリセルの状態を検出する。(3)ビット線を介してメ
モリセルアレイ1中のメモリセルに書き込み制御電圧を
印加し、メモリセルに書き込みを行なう。
3、入力バッファ7、出力バッファ4が接続されてい
る。入力バッファ7及び出力バッファ4はI/O端子5
に接続されている。
2の中のデータ記憶回路を選択する。カラムデコーダ3
によって選択されたデータ記憶回路により読み出された
メモリセルのデータは、出力バッファ4を介してI/O
端子5から外部へ出力される。また、外部からI/O端
子5に入力された書き込みデータは、入力バッファ7を
介して、カラムデコーダ3によって選択されたデータ記
憶回路に供給される。
LE、CLE、CE、WE、RE、WPに応じて、前記
出力バッファ4、入力バッファ7、ECCコード発生回
路8、制御回路13、コマンドレジスタ16、カラムア
ドレスレジスタ17、ロウアドレスレジスタ18を制御
する。また、制御部15は、後述するROMブロック2
0の書き込みを禁止する書き込み禁止回路15a、及び
ROMブロック20の消去を禁止する消去禁止回路15
bを有している。さらに、制御部15は、後述するよう
に、半導体記憶装置の設定モードを切り替えるヒューズ
を有している。
指示に応じてECC(エラー訂正コード)を発生し、入
力バッファ7に供給する。
ッファ7から供給されるコマンドを制御回路13に供給
する。この制御回路13は、コマンドに応じて各部を制
御する。この制御回路13には、制御電圧発生回路14
が接続されている。この制御電圧発生回路14は、例え
ばチャージポンプ回路等により構成され、データの書き
込み、読み出し、消去に必要な電圧を発生する。
ッファ7から供給されるアドレスをカラムRD(リダン
ダンシ)デコーダ及びカラムプリデコーダ10に供給す
る。このカラムRDデコーダ及びカラムプリデコーダ1
0は、カラムの冗長アドレスをデコードするとともに、
カラムアドレスをプリデコードする。このカラムRDデ
コーダ及びカラムプリデコーダ10の出力信号は、前記
各カラムデコーダ3に供給される。
バッファ7から供給されるアドレスを前記CG(制御ゲ
ート)駆動回路9及び前記アレイブロックラッチ回路1
9に供給する。
18から供給されるロウアドレスに応じて、前記制御電
圧発生回路14により発生されたワード線の電位を選択
し、ブロック選択部6に供給する。
ーダ12が接続され、このブロックデコーダ12には、
ブロックRD(リダンダンシ)デコーダ11及びROM
ブロック指定回路20が接続されている。前記ブロック
RDデコーダ11には、アレイブロックラッチ回路19
が接続されている。このアレイブロックラッチ回路19
にはロウアドレスレジスタ18が接続されている。
ラッチ回路19、ブロックRDデコーダ11及びブロッ
クデコーダ12の出力信号に応じてメモリセルアレイ1
内のブロックを選択する。さらに、ブロック選択部6
は、データの読み出し、書き込み、及び消去時に、ロウ
アドレスに応じて、後述する転送ゲートを選択し、CG
駆動回路9から供給される電圧を、メモリセルアレイ1
中のワード線に供給する。
リセルアレイの冗長ブロックをROMブロックとして指
定するための回路である。すなわち、本発明において、
ROMブロックは、メモリセルアレイ内の任意の冗長ブ
ロックROMブロックに指定することが可能とされてい
る。また、ROMブロックには、製造工程中にセキュリ
ティのための認識コード等を書き込むため、一括書き込
み、一括消去などのテストの時に、このROMブロック
が選択されないように構成されている。
びデータ記憶部2の構成を示している。データ記憶部2
は複数のデータ記憶回路311、311〜31n/2を
有している。各データ記憶回路310、311〜31n
/2は前記入力バッファ4、出力バッファ7に接続され
ている。これら310、311〜31n/2は前記カラ
ムデコーダ3から供給されるカラム選択信号CSL0、
CSL1〜CSLn/2により制御される。
/2には一対のビット線が接続される。すなわち、デー
タ記憶回路310にはビット線BL0、BL1が接続さ
れ、データ記憶回路311にはビット線BL2、BL3
が接続され、データ記憶回路31n/2にはビット線B
Ln、BLn+1が接続されている。
ルが配置されている。1つのNANDセルは直列接続さ
れた例えば16個のEEPROMからなるメモリセルM
0、〜M15と、このメモリセルM15に接続された第
1の選択ゲートS1と、メモリセルM0に接続された第
2の選択ゲートS2とにより構成されている。第1の選
択ゲートS1はビット線BL0に接続され、第2の選択
ゲートS2はソース線CELSRCに接続されている。
各行に配置されたメモリセルM0〜M15の制御ゲート
はワード線WL0〜WL15に共通接続されている。ま
た、第1の選択ゲートS1はセレクト線SGD1に共通
接続され、第2の選択ゲートS2はセレクト線SGD2
に共通接続されている。
びプログラム動作時は、データ記憶回路に接続されてい
る2本のビット線(BLi、BLi+1)のうち外部よ
り指定されたアドレスにより1本のビット線が選択され
る。さらに、外部アドレスにより、1本のワード線が選
択され、2値の場合1ページ、4値の場合、図2の点線
で示す2ページ分のセルが選択される。
ク単位に実行される。すわわち、このブロック単位でデ
ータが消去される。1ブロックは、複数個のNANDセ
ルにより構成されている。また、データ記憶回路に接続
されている2本のビット線(BLi、BLi+1)につ
いて同時に行なわれる。
より、データ記憶回路に接続されている2本のビット線
(BLi、BLi+1)のうち1本のビット線(BL
i)についてベリファイリード動作を行なう。この後、
他方のビット線(BLi+1)についてベリファイリー
ド動作を行なう。
トランジスタの断面図を示している。図3(a)は、メ
モリセルを示している。基板41にはメモリセルのソー
ス、ドレインとしてのn型拡散層42が形成されてい
る。基板41の上にはゲート絶縁膜43を介して浮遊ゲ
ート44が形成され、この浮遊ゲート44の上には絶縁
膜45を介して制御ゲート46が形成されている。
いる。基板41にはソース、ドレインとしてのn型拡散
層47が形成されている。基板41の上にはゲート絶縁
膜48を介して制御ゲート49が形成されている。
NANDセルの断面を示している。この例において、1
つのNANDセルは、図3(a)に示す構成の16個の
メモリセルM0〜M15が直列接続されて構成されてい
る。NANDセルのドレイン側、ソース側には、図3
(b)に示す構成の第1の選択ゲートS1及び第2の選
択ゲートS2が設けられている。
の回路構成を示している。データ記憶回路は全て同一構
成であるため、データ記憶回路310についてのみ説明
する。
タ61aの電流通路の一端が接続されている。このトラ
ンジスタ61aのゲートには信号BLTRが供給されて
いる。このトランジスタ61aの電流通路の他端はトラ
ンジスタ61bの電流通路の一端、およびトランジスタ
61cの電流通路の一端に接続されている。前記トラン
ジスタ61bの電流通路の他端は端子62aに接続され
ている。この端子62aには電圧VBLAが供給されて
いる。また、前記トランジスタ61bのゲートには信号
PREAが供給されている。前記トランジスタ61cの
ゲートには信号BLSAが供給されている。
トランジスタ61dの電流通路の一端が接続されてい
る。このトランジスタ61dのゲートには前記信号BL
TRが供給されている。このトランジスタ61dの電流
通路の他端はトランジスタ61eの電流通路の一端、お
よびトランジスタ61fの電流通路の一端に接続されて
いる。前記トランジスタ61eの電流通路の他端は端子
62bに接続されている。この端子62bには電圧VB
LBが供給されている。また、前記トランジスタ61e
のゲートには信号PREBが供給されている。前記トラ
ンジスタ61fのゲートには信号BLSBが供給されて
いる。トランジスタ61b、61eは信号PREA、P
REBに応じて非選択のビット線を電位VBLA、VB
LBにプリチャージする。前記トランジスタ61c、6
1fは信号BLSA、BLSBに応じてビット線を選択
する。
路の他端はトランジスタ61gを介して端子62cに接
続されるとともに、ノードNEに接続されている。前記
トランジスタ61gのゲートには信号BIASが供給さ
れ、端子62cには電圧VCCが供給されている。この
トランジスタ61gはデータ読み出し時に、信号BIA
Sに応じてビット線をプリチャージする。
電流通路の一端が接続されている。このトランジスタ6
1hのゲートには信号BLC1が供給されている。この
トランジスタ61hの電流通路の他端には、Pチャネル
MOSトランジスタ61mを介して端子62dが接続さ
れている。この端子62dには電圧VCCが供給されて
いる。前記トランジスタ61mのゲートには信号PRS
TB1が供給されている。
には、第1のラッチ回路LAT(A)が接続されてい
る。この第1のラッチ回路LAT(A)は2つのクロッ
クドインバータ回路61i、61jにより構成されてい
る。クロックドインバータ回路61iは信号SEN1、
SEN1B(Bは反転信号を示す)により制御され、ク
ロックドインバータ回路61jは信号LAT1、LAT
1Bにより制御される。この第1のラッチ回路LAT
(A)は、書き込みデータをラッチする。
出力ノードNB、及びクロックド・インバータ回路61
iの入力端の接続ノードNCにはNチャネルMOSトラ
ンジスタ61oの電流通路の一端が接続されている。こ
のトランジスタ61oの電流通路の他端IOは前記入力
バッファ7、出力バッファ4に接続される。
出力ノードNA、及びクロックド・インバータ回路61
jの入力端の接続ノードにはNチャネルMOSトランジ
スタ61nの電流通路の一端が接続されている。このト
ランジスタ61nの電流通路の他端IOBは前記入力バ
ッファ7、出力バッファ4に接続される。これらトラン
ジスタ61o、61nのゲートにはカラムデコーダ3か
らカラム選択信号CSLが供給されている。
1k、61lが直列接続されている。トランジスタ61
kのゲートは前記第1のラッチ回路LAT(A)のノー
ドNCに接続され、トランジスタ61lのゲートには信
号VRFY1が供給されている。さらに、トランジスタ
61lの電流通路には信号VREGが供給されている。
これらトランジスタ61k、61lは第1のラッチ回路
LAT(A)にラッチされたデータに応じてビット線の
電位を設定する。
1qの電流通路の一端が接続されている。このトランジ
スタ61qのゲートには信号BLC2が供給されてい
る。このトランジスタ61qの電流通路の他端には、P
チャネルMOSトランジスタ61pを介して端子62e
が接続されている。この端子62eには電圧VCCが供
給されている。前記トランジスタ61pのゲートには信
号PRSTB2が供給されている。
には第2のラッチ回路LAT(B)が接続されている。
この第2のラッチ回路LAT(B)は2つのクロックド
インバータ回路61r、61sにより構成されている。
クロックドインバータ回路61rは信号SEN2、SE
N2Bにより制御され、クロックドインバータ回路61
sは信号LAT2、LAT2Bにより制御される。この
第2のラッチ回路LAT(B)は、メモリセルから読み
出されたデータをラッチする。
1t、61uが直列接続されている。トランジスタ61
tのゲートは前記第2のラッチ回路LAT(B)のノー
ドNDに接続され、トランジスタ61uのゲートには信
号VRFY2が供給されている。さらに、トランジスタ
61uの電流通路には信号VREGが供給されている。
これらトランジスタ61t、61uは第2のラッチ回路
LAT(B)にラッチされたデータに応じてビット線の
電位を設定する。
る。
制御部15に供給される信号CLEをハイレベルとし、
信号WEの立ち上り、及び立ち下り時に、I/O端子5
に供給されるデータがコマンドとしてコマンドレジスタ
16に供給される。
制御部15の信号ALEをハイレベルとし、信号WEの
立ち上り、及び立ち下り時にI/O端子5に供給される
データがアドレスとして取り込まれる。
ドにおいて読み込まれるアドレスとI/O端子の関係を
示している。本発明の半導体記憶装置は、メモリセルア
レイを例えば4つのモードに切り替え設定可能とされて
いる。これら4つのモードの切り替えは制御部15に設
けられた図示せぬ例えばヒューズを切断することにより
設定される。
つのセルに2ビットを記憶する4値のデータ記憶であ
り、ブロックサイズが32KBのモードを示している。
図6(b)は、512M(メガ)ビットで、1つのセル
に1ビットを記憶する2値のデータ記憶であり、ブロッ
クサイズが16KBのモードを示している。図6(c)
は、1Gビットで、4値のデータを記憶し、ブロックサ
イズが128KBのモードを示している。図6(d)
は、512Mビットで、2値のデータを記憶し、ブロッ
クサイズが64KBのモードを示している。
ムは4サイクルにより、カラムアドレスやブロックアド
レス等を取りこむ。しかし、イレーズは、カラムアドレ
スを取りこむ必要が無いため、第1サイクル目は省略さ
れ、第2サイクルから4サイクルの3サイクルでアドレ
スを入力する。
ジと2ページを切り替える必要がある。この切り替えは
第2サイクルのMLAddを用いて行われる。2値の場
合は、1つのセルに1ビットしか記憶しないため、この
切り替えは必要ない。
8Eは、コマンドにより切り替えて入力される。
場合、図1に示す制御部15の信号ALE、及び信号C
LEを共にローレベルとし、信号WEの立ち上り、及び
立ち下り時にI/O端子5に供給されたデータをデータ
として取り込む。このデータは、カラムデコーダ3によ
り選択されているデータ記憶回路に供給される。信号W
Eを連続してトグルすることによりカラムアドレスはイ
ンクリメントされ、次のアドレスのデータが順次取り込
まれる。
たデータを外部へ出力する場合、図1に示す制御部15
の信号ALE、及び信号CLEを共にローレベルとし、
信号REの立ち上り、及び立ち下り時に、カラムデコー
ダ3により選択されているデータ記憶回路のデータがI
/O端子5から出力される。信号REを繰り返しトグル
することによりアドレスがインクリメントされ、次のア
ドレスのデータが順次出力される。
図7(a)(b)は、プリデコーダ及びカラムRDデコ
ーダ10の動作を示している。
は、外部より指定されたアドレスA0〜A8、A8Eを
ラッチすると共に、信号WE、及び信号REに同期して
アドレスをインクリメントさせる。ECCを使用する
時、ECCコードを記憶するため、カラムアドレスの5
28カラムに対して、さらに21カラムを追加する必要
がある。すなわち、例えば2ビット訂正をする場合、1
ページ(528ビット)あたり、余分に訂正符号の21
ビットのセルが必要である。しかし、21カラムのうち
4カラムはカラムリダンダンシと共通になっているた
め、17カラム分カラムアドレスが増えている。
ダ10は、図7(a)に示すように、カラムアドレスA
0〜A8、A8Eをデコードし、カラムプリデコード信
号CA0〜7、CB0〜7、CC0〜8を出力する。こ
のようにして、528+17カラムを選択する。
ダンダンシを選択する時、カラムプリデコード信号を停
止し、カラムリダンダンシを選択する信号CSS0〜7
を出力する。本例では、ECCが未使用の時、カラムリ
ダンダンシが1つのアレイに対して8本となる。また、
ECCを使用する時は、カラムリダンダンシが1つのア
レイに対して4本となり、17カラムは信号CA0〜
7、CB0〜8により選択されるが、4カラムは信号C
SS0〜3により選択される。
ダ10から出力された信号CA0〜7、CB0〜7、C
C0〜8は、カラムでコーダ3により528カラムのう
ち1つが選択される。信号CSS0〜7はデコードされ
ず1つのカラムを直接選択する。
は、外部より指定されたアドレスA9〜A26をラッチ
する。
G駆動回路9を示している。
(a)(b)に示す回路により、選択CG電圧Vcgs
el(リードの時はVcgrv、プログラム時はVpg
mh)と非選択CG電圧Vcgusel(リードの時は
Vread、プログラム時はVpass)が生成され
る。
電位を発生する回路であり、ブースト回路81a、81
b、トランジスタ81c、81dにより構成されてい
る。トランジスタ81cの電流通路の一端には、制御電
圧発生回路14から供給されるプログラム電圧Vpgm
hが供給されている。このトランジスタ81cのゲート
には、ブースト回路81aが接続されている。ブースト
回路81aにはプログラム電圧Vpgmh、及び信号V
PGMENが供給されており、ブースト回路81aは信
号VPGMENに応じて電圧Vpgmh+Vthを発生
する。このため、トランジスタ81cは電圧Vpgmh
を出力できる。
は、制御電圧発生回路14から供給される電圧Vcgr
vが供給されている。このトランジスタ81dのゲート
には、ブースト回路81bが接続されている。ブースト
回路81bには電圧Vcgrv、及び信号VCGREN
が供給されており、ブースト回路81bは信号VCGR
ENに応じて電圧Vcgrv+Vthを発生する。この
ため、トランジスタ81dは電圧Vcgrvを出力でき
る。これらトランジスタ81c、81dの電流通路の他
端は共通接続され、この接続ノードから電圧Vpgm
h、又は電圧Vcgrvからなる選択CG電圧Vcgs
elが出力される。
線の電位を発生する回路であり、ブースト回路82a、
82b、トランジスタ82c、82dにより構成されて
いる。トランジスタ82cの電流通路の一端には、制御
電圧発生回路14から供給される電圧Vpassが供給
されている。このトランジスタ82cのゲートには、ブ
ースト回路82aが接続されている。このブースト回路
82aには電圧Vpass、及び信号VPASSENB
が供給されており、ブースト回路82aは信号VPAS
SENBに応じて電圧Vpass+Vthを発生する。
このため、トランジスタ82cは電圧Vpassを出力
できる。
は、制御電圧発生回路14から供給される電圧Vrea
dhが供給されている。このトランジスタ82dのゲー
トには、ブースト回路82bが接続されている。このブ
ースト回路82bには電圧Vreadh、及び信号VR
EADENが供給されており、ブースト回路82bは信
号VREADENに応じて電圧Vreadh+Vthを
発生する。このため、トランジスタ82dは電圧Vre
adhを出力できる。これらトランジスタ82dの電流
通路の他端は共通接続され、この接続ノードから電圧V
pass、又はVreadhからなる非選択CG電圧V
cguselが出力される。
l、及び非選択CG電圧Vcgselを制御ゲートに供
給するCG供給回路を示している。このCG供給回路
は、制御ゲートに対応して16個設けられている。アド
レスA11〜A14に基づきこのうち1個が選択状態と
され、残りの15個が非選択状態とされる。
3a、インバータ回路83b、ブースト回路83c、8
3d、トランジスタ83e、83f、83gにより構成
されている。デコード回路83aの入力端にはアドレス
A11〜A14が供給され、このアドレスに応じてCG
供給回路が選択された場合、ブースト回路83cにより
トランジスタ83eがオンとされ、制御ゲート電圧VC
Giとして、前記選択CG電圧Vcgselが出力され
る。また、CG供給回路が非選択の場合、ブースト回路
83dによりトランジスタ83fがオンとされ、制御ゲ
ート電圧VCGiとして、前記非選択CG電圧Vcgs
elが出力される。
Nがハイレベルとされ、トランジスタ83gがオンとさ
れる。このため、全ての制御ゲート電圧VCG0〜VC
G15は接地電位とされる。
制御ゲート電圧VCGiの関係を示しており、アドレス
A11〜A14に基づき、1つの制御ゲート電圧VCG
iが出力されることを示している。
と図8(c)に示す回路との2段階で制御ゲート電圧V
CGiを切り替えることにより、各CG供給回路からリ
ード、プログラム、及びイレーズに必要な全ての電位を
出力することができ、回路構成を小型化することができ
る。
ック回路19を示している。アレイブロック回路19
は、メモリセルアレイ毎にブロックアドレス(A17〜
26)をラッチする。
ルアレイは、アドレスA15、A16により選択され
る。選択されたメモリセルアレイのラッチ信号PBLA
TPB0〜3がハイレベルになる。
設けられ、A17〜26の各ブロックアドレスに対応し
て配置されたラッチ回路を示している。このラッチ回路
は、インバータ回路91a、ナンド回路91b、フリッ
プフロップ回路を構成するナンド回路91c、91dに
より構成されている。このラッチ回路は、ラッチ信号P
BLATPB0〜3がハイレベルとなると、ブロックア
ドレスA17〜26をラッチする。
ド回路11の動作を示している。このブロックRDデコ
ード回路11は、アレイブロックラッチ回路19から供
給されるブロックアドレスA17〜26が、ヒューズに
より設定されたブロックリダンダンシのアドレスAPB
17〜APB26と一致すると、複数存在するブロック
リダンダンシから1つを選択するために、アドレスAT
PB17〜ATPB26とリダンダンシ領域を選択する
信号ATPBDを出力する。
17〜26がブロックリダンダンシのアドレスAPB1
7〜APB26と一致した場合を示している。この場
合、ブロックRDデコード回路11は、例えばATPB
18に位置するブロックリダンダンシを選択するよう
に、ブロックアドレスATPB18とリダンダンシ領域
を選択する信号ATPBRDをハイレベルとしている。
2の動作を示している。ブロックデコーダ12は、ブロ
ックRDデコード回路11から供給されるブロックアド
レスATPB17〜26、ATPBRDをデコードし、
図11に示すようにロウデコード信号AROWA〜AR
OWEとRDECPBLRを出力する。ロウデコード信
号AROWA〜AROWEはメモリセルアレイ1内のブ
ロックを選択するための信号であり、RDECPBLR
はメモリセルアレイ1の両側(左右)に配置されたブロ
ック選択部6のうちから一方を選択する信号である。
ブロック指定回路20が選択された場合、ROMブロッ
ク指定回路20から供給されるブロックアドレスを上記
と同様にデコードし、ROMブロックを選択するための
ロウデコード信号AROWA〜AROWEは生成する。
設けられたブロック選択回路6aの回路構成を示してい
る。このブロック選択回路6aは各ブロックに対して1
つ設けられている。また、図12に示すヒューズ状態検
出回路6bは、各メモリセルアレイ1に対して1つずつ
配置されている。
0には電源電圧VDDが供給されている。この端子10
0と信号ROWCOMが供給されるノードの相互間には
PチャネルMOSトランジスタ101、NチャネルMO
Sトランジスタ102〜108が直列接続されている。
前記トランジスタ101のゲートには、メモリセルアレ
イ1に対して左右一方のブロック選択部6を選択するた
めの前記信号RDECPBLRが供給されている。ま
た、トランジスタ102〜106のゲートには、前記ロ
ウデコード信号AROWA〜AROWEが供給され、ト
ランジスタ107のゲートには信号RDECPBLRD
が供給されている。信号RDECPBLは、図13に示
すように、信号RDECPBLRDより若干遅れて変化
する。
は、ROMブロックをアクセスするためのコマンド信号
CD_ROMBAが供給されている。このトランジスタ
108には、ヒューズ109が並列接続されている。こ
のヒューズ109は、このブロック選択回路6aに対応
するブロックが不良ブロックである場合、切断される。
チャネルMOSトランジスタ117、118の直列回路
が並列接続されている。前記トランジスタ117のゲー
トは接地されている。また、前記トランジスタ101、
102、118の接続ノードにはインバータ回路119
の入力端が接続されている。このインバータ回路119
の出力端は、前記トランジスタ118のゲートに接続さ
れるとともに、レベルシフタ120の一方入力端に接続
されている。
は、信号VRDECが供給されている。この信号VRD
ECは、データのプログラム、リード、イレーズに応じ
てレベルシフタ120を制御する信号である。このレベ
ルシフタ120は、ブロック選択回路6aが選択状態の
場合、信号VRDECに従って、転送ゲートTGを駆動
する信号を生成する。
ド線に接続される転送ゲートTG0〜TG15と、第
1、第2の選択ゲートS1、S2のゲートに接続される
転送ゲートTGS1、TGS2とにより構成されてい
る。転送ゲートTG0〜TG15の電流通路の一端に
は、制御ゲート線CG0〜CG15がそれぞれ接続さ
れ、電流通路の他端には、ワード線WL0〜WL15が
それぞれ接続されている。制御ゲート線CG0〜CG1
5には前記CG駆動回路9から制御ゲート電圧VCGが
それぞれ供給される。
流通路の一端には、選択ゲート線SGD、SGSがそれ
ぞれ接続され、電流通路の他端には、セレクト線SGD
1、SGD2がそれぞれ接続されている。セレクト線S
GD1、SGD2には、例えば前記制御電圧発生回路1
4から所定の電圧がそれぞれ供給される。
OSトランジスタ121、122が直列接続されてい
る。トランジスタ121の電流通路の一端には信号SG
DSPBLRが供給され、ゲートには信号RDECAD
in+1nが供給されている。さらに、トランジスタ1
22のゲートには、インバータ回路123を介して前記
インバータ回路119の出力信号RDECADnが供給
されている。
ャネルMOSトランジスタ124の電流通路の一端が接
続されている。このトランジスタ124の電流通路の他
端には、前記信号SGDSPBLRが供給され、ゲート
には前記信号RDECADnが供給されている。
て、前記信号ROWCOMが供給されるノードは、Nチ
ャンネルMOSトランジスタ110を介して接地される
とともに、NチャンネルMOSトランジスタ111のゲ
ートに接続されている。前記トランジスタ110のゲー
トには、信号ROWCOMVSSが供給されている。前
記トランジスタの電流通路の一端は、インバータ回路1
12の入力端、及びインバータ回路113の出力端に接
続され他端は、接地されている。前記インバータ回路1
12の出力端、及びインバータ回路113の入力端は、
インバータ回路114の入力端に接続され、このインバ
ータ回路114の出力端から前記ヒューズが切断されて
いるか否かを示す信号FUSECUTが出力される。こ
の信号FUSECUTは、制御部15に供給される。こ
のインバータ回路114の入力端はNチャネルMOSト
ランジスタ115を介して接地されている。このトラン
ジスタ115のゲートには、インバータ回路116を介
して信号BUSYが供給されている。
の動作について説明する。
LRD、CMD_ROMBA、ROWCOMは、通常接
地電位VSSである。このため、インバータ回路119
の出力信号RDECADはローレベルとされている。
ーズ動作が開始されると、選択されたメモリセルアレイ
の右側又は左側の一方に対応する信号RDECPBLR
がハイレベルになる。この状態において、アドレスが一
致すると、ロウデコード信号AROWA〜AROWEが
全てハイレベルとなる。このため、インバータ回路11
9の出力信号RDECADがハイレベルとなり、レベル
シフタ120が活性化される。このレベルシフタ120
は、プログラム時にプログラム電圧Vpgm+Vth
(Vthは転送ゲートの閾値電圧)を出力し、リード時
にリード電圧Vread+Vthを出力し、イレーズ時
に電源電圧VDDを出力する。このような電圧を生成す
ることにより、転送ゲートはCG駆動回路9からの電圧
をそのまま転送できる。
ード信号AROWA〜AROWEのいずれかがローレベ
ルとなり、ブロック選択回路6aは非選択状態になる。
このため、レベルシフタ120の出力電圧は接地電圧V
SSになる。したがって、リード時、プログラム時にお
いて、ワード線WL0〜15はフローティングとなる。
セレクト線SGD1、SGD2はSGDSPBLRが接
地電位VSSとなり、さらに、トランジスタ121、1
22、123がオンすることにより、接地電位VSSと
なる。
ーティング状態とされ、電圧SGDSPBLRは電源電
圧VDDに設定される。このため、セレクト線SGD
1、SGD2の電位は、VDD−Vthになる。しか
し、基板が消去電圧VERAに設定されるため、カップ
リングによりワード線WL0〜15、及びセレクト線S
GD1、SGD2はともに消去電圧VERAに近い電位
となる。
ように、不良ブロックの場合、切断される。一括選択ラ
イトなどのテスト時、ロウデコード信号AROWA〜E
は、全部ハイレベルとされる。しかし、ヒューズ109
が切られているため、インバータ回路119の出力信号
RDECADはローレベルとなり、不良ブロックは選択
されない。
をアクセスした場合も、ヒューズ109が切断されてい
る場合、この不良ブロックは非選択となる。このため、
この状態で、リード動作を行なうとセルがオフしている
ことになり、2値の時は、自動的に“0”データとな
る。また、4値の第2ページの時は、“0”データとな
るのに対して、第1ページの時はデータ“1”となる。
このため、信号RDECPBLRをハイレベルにする前
に、信号ROWCOMVSSを一旦ローレベルにし、R
OWCOMをフローティングにする。
状態を検出ための動作シーケンスを示している。
LRDをハイレベルにした状態において、信号ROWC
OMVSSをローレベルとする。この状態において、ア
ドレスが一致し、ロウデコード信号AROWA〜ARO
WEが全てハイレベルであり、且つヒューズ109が切
られていないブロックの場合、信号ROWCOMが供給
されるノードの電圧が電源電圧VDDになる。このた
め、トランジスタ111がオンし、インバータ回路11
2、113からなるラッチ回路の出力端はハイレベルを
保持する。したがって、インバータ回路114の出力信
号FUSECUTはローレベルとなる。
ックの場合、信号ROWCOMが供給されるノードはフ
ローティング(電位はVSS)のままである。このた
め、トランジスタ111はオフし、インバータ回路11
2、113からなるラッチ回路の出力端はローレベルを
保持する。したがって、インバータ回路114の出力信
号FUSECUTはハイレベルとなる。
DECPBLRDがハイレベルとされる。インバータ回
路112、113からなるラッチ回路は、ラッチ状態を
保持している。このため、ヒューズ109が切断されて
いると、どのブロックも選択されないようになる。
ューズ109が切断されているかどうかが分かる。この
ため、ヒューズ109が切断されている時は、一回の読
み出し動作後、2回目の読み出し動作を行なわないと、
出力はデータ“0”となる。
イレーズ動作時、消去十分であるとイレーズベリファイ
において、データ記憶回路の値は、データ“1”にな
り、不十分であるとデータ“0”となる。しかし、ヒュ
ーズ109が切られている場合、どのブロックも選択さ
れずデータ“0”となってしまう。このため、イレーズ
ベリファイが繰り返され、最大のループ回数まで動いて
しまう。本発明は、これを防止するため、信号FUSE
CUTがハイレベルの場合は、このアレイのイレーズを
行なわないようにしている。
ングを示している。アドレスにより選択される物理位置
を示す。
〜blk23、及び冗長ブロックとしてのブロックリダ
ンダンシblkRD0〜9を有している。ブロックリダ
ンダンシblkRD0〜blkRD9のうち任意のブロ
ックリダンダンシをROMブロックにすることができ
る。例えばブロックリダンダンシblkRD1をROM
ブロックにする場合、ROMブロックをアクセスするた
めのコマンド信号CD_ROMBAが入力されると、図
1に示すブロックRDデコーダ11からは信号が出ず、
ROMブロック指定回路20から、ブロックリダンダン
シを選択する信号A17〜A26,及び信号ARDが出
力され、ブロックリダンダンシの1番目が選択されるよ
うにロウデコード信号AROWA〜AROWEが出力さ
れる。
は切断する。なぜなら、ROMブロックにはダイソート
テスト時にデータを書き込み、この後の、一括プログラ
ム、及び一括イレーズの時は選択されないようにするた
めである。
合、図12において、コマンド信号CMD_ROMBA
がハイレベルとされると、トランジスタ108がオンと
なるため、ヒューズ109が切断されていても選択状態
になる。
設けられたROMブロックの書き込み禁止回路15aを
示し、図15(b)はROMブロック20の消去禁止回
路15bを示している。
15aは、PチャネルMOSトランジスタ151a、1
51b、NチャネルMOSトランジスタ151c、ヒュ
ーズ151d、インバータ回路151e、151f、1
51h、ノア回路151gとにより構成されている。前
記トランジスタ151a、151bの電流通路の一端に
は電源電圧VDDが供給され、電流通路の他端は共通接
続されている。これらトランジスタの接続ノードと接地
間には前記トランジスタ151cと前記ヒューズ151
dが接続されている。トランジスタ151a、及びトラ
ンジスタ151cのゲートには信号LOWVDDnが供
給されている。さらに、前記接続ノードは前記インバー
タ回路151eを介してノア回路151gの一方入力端
に接続されている。このノア回路151gの他方入力端
にはインバータ回路151fを介してコマンド信号CM
D_ROMBAが供給されている。このノア回路151
gの出力端はインバータ回路151hの入力端に接続さ
れ、このインバータ回路151hの出力端から信号PR
OENABLが出力される。
は、書き込み禁止回路15aと同様の構成である。すな
わち、トランジスタ152a、152bの電流通路の一
端には電源電圧VDDが供給され、電流通路の他端は共
通接続されている。これらトランジスタの接続ノードと
接地間にはトランジスタ152cとヒューズ152dが
接続されている。トランジスタ152a、及びトランジ
スタ152cのゲートには信号LOWVDDnが供給さ
れている。さらに、前記接続ノードはインバータ回路1
52eを介してノア回路152gの一方入力端に接続さ
れている。このノア回路152gの他方入力端にはイン
バータ回路152fを介してコマンド信号CMD_RO
MBAが供給されている。このノア回路152gの出力
端はインバータ回路152hの入力端に接続され、この
インバータ回路152hの出力端から信号ERAENA
BLが出力される。
一旦ローレベルになるが、この後ハイレベルとされる。
ヒューズ151d、152dの切断前において、出力信
号PROENABL、出力信号ERAENABLは常に
ハイレベルである。このため、プログラム、イレーズと
も可能である。しかし、ヒューズ151d、152dを
切断した後に、ROMブロックをアクセスするコマンド
信号CMD_ROMBAがハイレベルになると、出力信
号PROENABL、ERAENABLは共にローレベ
ルとなり、ROMブロックは書き込み、消去ができなく
なる。ヒューズ151d、又は152dの切断は任意に
設定できる。
装置において、4値の場合の動作について説明する。
リセルのデータとメモリセルの閾値を定義する。ここ
で、メモリセルのデータが状態“0”〜“3”は、メモ
リセルの閾値の低いほうから高いほうへと定義されてい
る。消去を行なうとメモリセルのデータは状態“0”と
なる。書き込み動作に応じて、メモリセルの閾値電圧は
高い方に移動する。
いる。メモリセルにデータを書き込む場合、先ず、第1
ページのデータがメモリセルに書き込まれ、次に、第2
ページのデータがメモリセルに書き込まれる。ここで、
第1ページあるいは第2ページのデータを構成する書き
込みデータが“1”である場合、書き込み動作によりメ
モリセルの閾値電圧は変化せずメモリセルのデータは変
化しない。すなわち、データの書き込みが行われない。
また、第1ページあるいは第2ページのデータを構成す
る書き込みデータが“0”である場合、書き込み動作に
よりメモリセルの閾値電圧が変化され、これに伴いメモ
リセルのデータも変化される。すなわち、データの書き
込みが行われる。
態“0”とされている。最初に第1ページのデータがメ
モリセルに書き込まれる。書き込みデータが“1”の場
合、書き込みが行われないメモリセルのデータは状態
“0”のままである。書き込みデータが“0”場合、書
き込みが行なわれるメモリセルのデータは状態“1”に
なる。
書き込まれる。この時、第1ページの書き込み動作によ
り、データが状態“1”のメモリセルに対して、書き込
みデータ“0”が供給された場合、メモリセルのデータ
は状態“2”とされる。また、第1ページの書き込み動
作により、データが状態“0”のメモリセルに対して、
書き込みデータ“0”が供給された場合、メモリセルの
データは状態“3”となる。
り、データが状態“1”のメモリセルに対して、外部か
ら書き込みデータ“1”が供給された場合、メモリセル
のデータは状態“1”のままとされる。また、第1ペー
ジの書き込み動作により、データが状態“0”のメモリ
セルに対して、外部から書き込みデータ“1”が供給さ
れた場合、メモリセルのデータは状態“0”のままとさ
れる。
明は、メモリセルのデータが状態“2”の場合、第1ペ
ージ及び第2ページのデータが“0”、“0”に設定さ
れ、メモリセルのデータが状態“3”の場合、第1ペー
ジ及び第2ページのデータが“1”、“0”に設定され
る。メモリセルのデータを読み出す場合、先ず、第2ペ
ージのデータが読み出され、次に、第1ページのデータ
が読み出される。
リセルのデータが状態“0”又は状態“1”であると読
み出されるデータは“1”となる。メモリセルのデータ
が状態“2”又は状態“3”であると読み出されるデー
タは“0”となる。このため、第2ページのデータの読
み出しは、メモリセルのデータが状態“1”以下か、状
態“2”以上かの1回の動作のみで判断できる。
メモリセルのデータが状態“0”又は状態“3”である
と読み出されるデータは“1”となる。また、メモリセ
ルのデータが状態“1”又は状態“2”であると読み出
されるデータは“0”となる。したがって、第1ページ
のデータは、メモリセルのデータが状態“0”か状態
“1”以上かの判断と、メモリセルのデータが状態
“2”以下か状態“3”かの判断で読み出すことができ
る。すなわち、第1ページのデータは、合計2回の動作
で読み出すことができる。
状態“0”になり、アドレスに第1、第2ページの何れ
を指定しても読み出されるデータは“1”となる。
ジ)の切り替えはアドレスA9によって行なう。例えば
アドレスA9をローレベルとすると第1ページが指定さ
れ、アドレスA9をハイレベルとすると第2ページが指
定される。
てメモリセルの閾値電圧を正確に制御する必要がある。
このため、メモリセルにデータを書き込む場合、メモリ
セルの制御ゲートに印加する電圧を徐々に増加してデー
タが書き込まれる。このような書き込み方法はステップ
アップ書き込み方法と呼ばれている。
ップ書き込み方法の書き込み特性を示している。縦軸に
セルの閾値電圧を示し、横軸に書き込み電圧(プログラ
ム電圧)を示している。
ータが状態“0”)は、例えば−3.5Vとされてい
る。上述したように、本発明の場合、メモリセルのデー
タを状態“0”から状態“3”にする場合、セルの制御
ゲートに初期プログラム電圧として16Vを印加する。
この後、0.2Vづつ書き込み電圧を上げて書き込みを
行なうと、図中の“0”→“3”に沿って閾値電圧が上
昇する。一方、メモリセルのデータを状態“0”から状
態“1”にする場合、初期書き込み電圧を14Vとして
書き込みを始める。なぜなら、データが状態“1”の閾
値電圧は0.2Vである。このため、初期書き込み電圧
を16Vとして書き込みを開始すると、3ステップ目と
4ステップ目の間でデータが状態“1”の閾値電圧とな
り、オバープログラムとなる可能性がある。これを回避
するため、初期書き込み電圧を14Vとする。
ルのデータは状態“0”から状態“1”に移動するた
め、13回の書き込み回数でメモリセルデータを状態
“1”の閾値に達している。第2ページの書き込みにお
いて、メモリセルのデータを状態“0”→“3”と
“1”→“2”にするが、“0”→“3”にするのは
“0”→“1”より高い位置まで書き込むため、初期書
き込み電圧を16Vに上げることができる。
書き込み回数はメモリセルのデータが状態“0”から状
態“3”が11回、メモリセルのデータが状態“1”か
ら状態“2”が6回であるため、11回の書き込み回数
でプログラムが可能である。従って、第1ページの後に
第2ページを書き込むと、24回の書き込み回数とな
る。
ページを同時に書き込む場合は、メモリセルのデータを
状態“0”→“1”、“0”→“2”、“0”→“3”
にするため、初期書き込み電圧を14Vから始める。
書き込み回数はメモリセルのデータが状態“0”から状
態“1”が13回、メモリセルのデータが状態“0”か
ら状態“2”が17回、メモリセルのデータが状態
“0”から状態“3”が20回であるため、20回の書
き込み回数でプログラムが可能である。したがって、第
1ページと第2ページを同時に書く場合は、高速に書き
込むことができる。
一ブロック内のページであるため、連続した2ページを
高速に書き込むことができる。
図19に示すように、まずデータ入力コマンドである
“80h”(hは16進数を示す)を入力し、全てのデ
ータ記憶回路310〜31n/2の第1のラッチ回路L
AT(A)にデータ“1”(書き込みを行なわない)が
セットされる。この後、信号ALE、及び信号WEのト
グルに応じてアドレス、及びデータを入力する。したが
って、カラムアドレスで指定されたデータ記憶回路にシ
リアルにデータが供給される。
行なわないことを示すデータ“1”であると、図5に示
すデータ記憶回路のノードNCがハイレベルになり、外
部より入力されたデータが、書き込みを行なうことを示
すデータ“0”であると、ノードNCがローレベルにな
る。以後、第1のラッチ回路LAT(A)のデータはノ
ードNCの電位とする。
グラムの実行コマンドである“10h”を入力し、オー
トプログラムが開始する。ECCコード使用時は、“1
0h”コマンドの入力後、ECCコード発生回路8によ
り自動的にECCコードを作り、このコードをデータ記
憶回路に供給し、この後、オートプログラム動作が開始
される。
は、データ入力コマンド“80h”、アドレス、及びデ
ータを入力した後、ダミーBusy信号を出力するた
め、コマンド“11h”を入力する。このダミープログ
ラムは1.5μsの短い間、Busy信号を出力する。
ECCコードの使用時は、このコマンド“11h”後に
ECCコードを発生し、このコードをデータ記憶回路に
供給する。このため、Busy信号の時間は1.5μs
より長い時間となる。
タ、及びコマンド“11h”の入力をアレイアドレス
(A15、A16)を変えて4回行なう。但し、最終の
みコマンド“11h”の代わりにコマンド“10h”を
入力し、オートプログラムを実行させる。また、2回目
以降のコマンド“80h”において、第1のラッチ回路
LAT(A)はリセットしない。
毎回任意のアドレスが入力される。しかし、図1に示す
ロウアドレスレジスタ18は、次のアドレスが入力され
ると、前のアドレスが消えるため、アドレス入力毎に図
1に示すアレイブロックラッチ回路19でアレイ毎にブ
ロックアドレスをラッチする。
力後、プログラム動作が行われるが、本メモリは多値メ
モリであり、1つのメモリセルに2ビットのデータを記
憶する。この2ビットを前述したように、アドレスA9
に割り当てている。すなわち、アドレスA9がローレベ
ルの時、第1ページが指定され、アドレスA9がハイレ
ベルの時、第2ページが指定される。第1、第2ページ
の書き込みシーケンスは、図21、図22に示すように
なる。また、本メモリは、先ず第1ページのデータを書
き込み、この後、第2ページのデータを書き込む。ま
ず、図21、図22を用いて、第1、第2ページのプロ
グラムについて概略的に説明する。
いて、各データ記憶回路310〜31n/2にセットさ
れたデータがメモリセルにプログラムされ(ST1)、
この後、書き込みが十分かどうかベリファイリードされ
る(ST2)。すなわち、メモリセルのデータが読み出
され、データ記憶回路の第1のラッチ回路LAT(A)
にラッチされる。この後、不良ブロックをブロックリダ
ンダンシに置き換える前のテスト工程においては、第1
のラッチ回路LAT(A)にラッチされたローレベルデ
ータの数、すなわち、ベリファイフェイルの数を係数
し、この経数値が規定値(本例では、カラムリダンダン
シが4個のときは4、カラムリダンダンシが8個の時は
8)以上の場合、再度プログラムベリファイを繰り返
し、規定値以下の場合、プログラム動作を終了する(S
T4)。また、テスト以外の場合、各第1のラッチ回路
LAT(A)にラッチされたデータが“1”であるかど
うか判別され、オール“1”でなければ、上記動作が繰
り返され、オール“1”である場合、第1ページのプロ
グラムが終了される(ST5)。
ムにおいては、各データ記憶回路310〜31n/2の
第1のラッチ回路LAT(A)にデータをセットした
後、先ず、第1ページのプログラムにおいて書き込まれ
たデータをデータ記憶回路の第2のラッチ回路LAT
(B)に読み出す内部データロードが実行される(ST
11)。この後、第1ページと同様にプログラムされる
(ST12)。次に、ベリファイリード1で、メモリセ
ルのデータが状態“2”になっているかどうかベリファ
イされ(ST13)、ベリファイリード2で、メモリセ
ルのデータが状態“3”になっていいるかどうかがベリ
ファイされる(ST14)。以下、第1ページのプログ
ラムと同様の動作が行われる(ST15〜ST17)。
は、テスト後にヒューズ109が切断されている。した
がって、この不良ブロックをアクセスした場合、この不
良ブロックは選択されない。このため、ベリファイOK
となり終了する。
いて詳細に説明する。なお、この説明において、図21
に示すステップST3、ST4、及び図22に示すステ
ップST15、ST16は省略する。
は、第1ページプログラム時における各部の動作シーケ
ンスを示している。図5、図23に示すように、データ
記憶回路におけるトランジスタ61hのゲートに供給さ
れる信号BLC1をVCC+Vthとし、信号BLSAを
Vpass、BLTRをVCCとすると、第1のラッチ
回路LAT(A)にデータ“1”(書き込みを行なわな
い)が記憶されている時、ビット線BLの電位はVCC
になる。また、データ“0”(書き込みを行なう)が記
憶されている時、ビット線の電位は接地電位VSSにな
る。また、選択されたワード線に接続され、非選択ペー
ジの(ビット線が非選択である)セルは書き込みが行な
われてはならない。このため、これらのセルに接続され
ているビット線の電位は、データ“1”が供給されるビ
ット線と同様に電位VCCとされる。
セレクト線SG1をVCC、セレクト線SG2をVS
S、選択CG線にVPGM(20V)、非選択ワード線
にVpass(10V)を印加する。すると、ブロック
選択回路6で選択されているブロック(倍速時は、各ア
レイ毎に1づつ存在する。)のセレクト線SG1がVC
C、選択ワード線がVPGM(20V)、非選択ワード
線がVPASS(10V)になる。ビット線がVSSに
なっている場合、セルのチャネルがVSS、ワード線が
VPGMとなるので書き込みが行なわれる。一方、ビッ
ト線がVCCになっている場合、セルのチャネルがVS
SでなくVPGMが上昇されることにより、カップリン
グでVPGM/2となる。このため、このセルはプログ
ラムされない。
れるメモリセルのデータは、図16、図17(a)に示
すように、状態“1”になる。また、データ“1”の書
き込まれるメモリセルのデータは、状態“0”のままで
ある。
に、プログラムベリファイリードが実行される(図2
1、ST2)。
作を示し、図25はプログラムベリファイリード時にお
ける各部のシーケンスを示している。
は、図16に示すように、選択されているワード線にリ
ードの時の電位bより少し高い電位b′を供給する。以
後“′”はベリファイ電位を示し、リード時のワード線
電位より若干高い値とする。
るブロック内の非選択ワード線及びセレクト線SG1に
電圧Vreadが供給される。さらに、図5に示すデー
タ記憶回路のトランジスタ61gのゲートに供給される
信号BIASがハイレベル(1.6V)とされ、ビット
線がプリチャージされる。
線SG2をハイレベル(Vread)にする。メモリセ
ルの閾値電圧が電位b′より高い時、メモリセルはオフ
するため、ビット線はハイレベルのままである。また、
メモリセルの閾値電圧が電位b′に達していない場合、
メモリセルはオンするためビット線の電位はローレベル
(VSS)となる。
す第1のラッチ回路LAT(A)のノードNAにローレ
ベル(データ“0”)がラッチされる。また、書き込み
を行なわない場合、ノードNAにハイレベル(データ
“1”)がラッチされる。このため、トランジスタ61
lの電流通路に供給される信号VREGをVCCとし、
ゲートに供給される信号VRFY1をハイレベルにする
と、書き込みを行なわない場合のみビット線がフローテ
ィング状態からハイレベルに固定される。この動作の
後、ビット線の電位が第1のラッチ回路LAT(A)に
読み込まれる。第1のラッチ回路LAT(A)にハイレ
ベルがラッチされるのは、メモリセルの電位が閾値電圧
に達した場合と、書き込みを行なわない場合である。ま
た、第1のラッチ回路LAT(A)にローレベルがラッ
チされる場合は、メモリセルの電位が閾値電圧に達しな
い場合だけである。
(A)がローレベルの場合、再び書き込み動作を行ない
全てのデータ記憶回路のデータがハイレベルになるまで
上記プログラム動作とベリファイリード動作を繰り返す
(図21、ST1〜ST5)。
グラムも第1ページプログラムと同様に、外部より第2
ページのデータが入力される。これらデータは各データ
記憶回路310〜31n/2の第1のラッチ回路LAT
(A)に記憶される。
1ページプログラムの動作と大きく異なるのは内部デー
タロードである(ST11)。第2ページプログラムの
動作は第1ページプログラムの動作結果に応じて異な
る。
うに、第1ページのメモリセルのデータが状態“0”に
なっている(書き込み動作を行なわなかった)場合で、
第2ページのデータが“0”(書き込みを行なう)の
時、メモリセルのデータを状態“3”に設定する。第2
ページのデータが“1”(書き込みを行なわない)の
時、メモリセルのデータを状態“0”のままとする。メ
モリセルのデータが状態“1”になっている(第1ペー
ジに書き込み動作を行なった)場合で、第2ページのデ
ータが“0”(書き込みを行なう)の時、メモリセルの
データを状態“2”に設定する。第2ページのデータが
“1”(書き込みを行なわない)の時、メモリセルのデ
ータは状態“1”のままにする。
は第1ページプログラムの動作結果に応じて異なる。こ
のため、第2ページのデータをセルに書き込む前に、メ
モリセルのデータが状態“0”か状態“1”かを調べ、
記憶しておく必要がある。そこで、メモリセルのデータ
を読み出し、図5に示すデータ記憶回路の第2のラッチ
回路LAT(B)にロードする内部データロードが行わ
れる(ST11)。この内部データロードは、ワード線
に図16に示す電位aを供給し、リード動作を行う。こ
のリード結果をデータ記憶回路の第2のラッチ回路LA
T(B)に記憶する。
を示し、図27は、内部データロード時における各部の
シーケンスを示している。図26(a)、図27を参照
して、内部データロードの動作について説明する。
示すデータ記憶回路の第1のラッチ回路(A)のデータ
を非選択側のビット線に記憶させる。次に、ワード線に
電位aを印加してリード動作を行なう。この結果を第1
のラッチ回路(A)に記憶する。メモリセルのデータが
“0”の場合、第1のラッチ回路(A)にはデータ
“0”がラッチされ、メモリセルのデータが“1”の場
合、第1のラッチ回路(A)にはデータが“1”が記憶
される。
“1”にした後、信号BLC2に中間電位1Vを印加
し、信号VREGを電圧VSS、信号VRFY1をハイ
レベルにする。すると、第1のラッチ回路(A)がデー
タ“1”、つまりメモリセルのデータが“1”の場合、
第2のラッチ回路(B)のデータは“0”になる。第1
のラッチ回路(A)のデータが“0”、つまり、メモリ
セルのデータが状態“1”の場合、第2のラッチ回路
(B)のデータは“1”のままである。この後、非選択
側のビット線に記憶されている、データを第1のラッチ
回路(A)に戻す。
部に所定の電圧を印加する。この状態において、第1の
ラッチ回路LAT(A)に記憶されている第2ページの
データに応じて、選択されている全てのセルについて書
き込みを行なう(図22、ST12)。
ファイは、第1のベリファイリード(ST13)と第2
のベリファイリード(ST14)の2つを有している。
第1のベリファイリード(ST13)はメモリセルのデ
ータが状態“2”であるかどうかベリファイする。第2
のベリファイリード(ST14)はメモリセルのデータ
が状態“3”であるかどうかベリファイする。
26(b)は第2ページ第1のベリファイリードの動作
を示し、図28は、第2ページ第1のベリファイリード
時における各部のシーケンスを示している。
ワード線に電位b′を印加してリード動作を行う。この
結果、メモリセルの閾値電圧がb′に達しているとビッ
ト線はハイレベル、閾値電圧がb′に達していないとロ
ーレベルになる。しかし、この時、メモリセルのデータ
を状態“3”にするセルもオフする。このため、ベリフ
ァイOKとなってしまう。そこで、第1ページの書き込
み動作時に書き込まれず、データが状態“0”のメモリ
セルに接続されたビット線の電位をローレベルとする。
書き込まれず、メモリセルのデータが状態“0”の場
合、前記内部データロードにより、第2のラッチ回路L
AT(B)のノードNDは、ハイレベルとされている。
この状態において、図5に示すトランジスタ61uの電
流通路に供給される信号VREGを、図28に示すよう
に、接地電圧VSS、ゲートに供給される信号VRFY
2をハイレベルとする。すると、第2のラッチ回路LA
T(B)のノードNDがハイレベルになっている場合、
トランジスタ61tがオンしてビット線が強制的にロー
レベルとされる。
に、信号VREGを電源電圧VCCとし、トランジスタ
61lのゲートに供給される信号VRFY1をハイレベ
ルにする。すると、第1のラッチ回路LAT(A)のノ
ードNAにハイレベルがラッチされている(書き込みを
行なわない場合)時、トランジスタ61kがオンする。
このため、ビット線がハイレベルになる。この動作の
後、ビット線の電位が第1のラッチ回路LAT(A)に
読み込まれる。
(A)にハイレベルがラッチされるのは、図26(b)
に示すように、メモリセルのデータを状態“2”にする
ため書き込みを行なっているセルが閾値電圧に達した場
合と、書き込みを行なわない場合である。また、第1の
ラッチ回路LAT(A)にローレベルがラッチされる場
合は、メモリセルのデータを状態“2”にするため書き
込みを行なっているセルが閾値電圧に達しない場合と、
書き込みを行なっているメモリセルのデータが状態
“3”の場合である。
26(c)は上記第2ページ第2のベリファイリード動
作を示し、図25はその際の各部のシーケンスを示して
いる。
作と全く同じである。なぜなら、図16に示す電位c′
より高いセルはデータ“3”にするセル以外存在しない
ためである。第1ページベリファイでは、メモリセルの
データが状態“1”になったかどうかをベリファイする
ためワード線に電位a′を印加した。しかし、この場合
は、メモリセルのデータが状態“3”になったかどうか
をベリファイするため、ワード線に電位c′を印加す
る。
にハイレベルがラッチされるのは、図26(c)に示す
ように、セルが閾値電圧に達した場合と、書き込みを行
なわない(初めから第1のラッチ回路LAT(A)にハ
イレベルがラッチされている)場合である。また、第1
のラッチ回路LAT(A)にローレベルがラッチされる
のは、セルが閾値電圧に達しない場合、つまりメモリセ
ルのデータを状態“3”とするために書き込んでいる
が、未だ状態“3”に達しないNGの場合と、メモリセ
ルのデータを状態“2”に書き込んでいる場合である。
モリセルのデータが状態“2”に書き込まれる場合の第
1のベリファイリードと、状態“3”に書き込まれる場
合の第2のベリファイリードの2回の動作を行なう。さ
らに、第1のラッチ回路LAT(A)がローレベルの場
合は再び書き込み動作を行なう。このようにして、全て
のデータ記憶回路のデータがハイレベルになるまでこの
プログラム動作とベリファイ動作が繰り返される(図2
2、ST12〜ST17)。
である場合、閾値電圧が高い所にある。このため、この
メモリセルはなかなか書き込まれない。このため、繰り
返し行なうプログラムベリファイ動作のうち、初めの数
回はメモリセルのデータが状態“3”になったかどうか
のベリファイ動作を省略することができる。また、数回
繰り返し動作を行なうと閾値電圧の低い状態“2”のデ
ータが書き込まれるメモリセルは、書き込みが終了して
いるはずである。このため、プログラムベリファイ動作
を数回繰り返した後、メモリセルのデータが状態“2”
のベリファイは省略することが可能である。
ケンスを示している。
ず、リードコマンド“00h”を入力後、アドレスを入
力することにより開始される。リード動作において、ア
ドレスで指定されたページの全セルのデータが、データ
記憶回路310〜31n/2にそれぞれ読み出される。
この後、信号BUSYが解除されレディー状態になる
と、信号REのトグルに応じて、カラムアドレスで指定
された順に、データ記憶回路からデータが出力される。
示している。この倍速リードは、一度のリード動作にお
いて、4つのメモリセルアレイ内のページのセルを全
て、各データ記憶回路に読み出す。この後、信号BUS
Yが解除されレディー状態になると、信号REのトグル
に応じて、カラムアドレスで指定された順に、データ記
憶回路からデータが出力される。1つのメモリセルアレ
イの最終カラムアドレスになると、短い信号BUSY
(1.5μs)が出力される。この後、信号BUSYが
解除されレディー状態になると、信号REのトグルに応
じて次のメモリセルアレイのデータが出力される。この
ような動作が繰り返され、一度の読み出しで、4ページ
分のデータが順次出力される。但し、この4ページは連
続していない4ページであるため、図6(c)(d)に
示すように、アドレスを割り付ける必要がある。
リであり、1つのセルに2ビットのデータが記憶されて
いる。この2ビットのデータは、アドレスA9により指
定される。すなわち、上述したように、アドレスA9が
ハイレベルの場合、第2ページが指定され、アドレスA
9がローレベルの場合、第1ページが指定される。
ーチャートである。
を入力後、アドレスを入力することにより開始される
(ST21)。アドレスA9がハイレベルの場合、第2
ページのデータがリードされる(ST25)。この第2
ページリードでは、図16、図17(a)に示すよう
に、メモリセルのデータが“2”以下であるかどうかが
判別される。
第1ページのデータがリードされる。第1ページのリー
ド動作は、2つのリード動作を有している。第1のリー
ド動作(第1ページリード1)(ST22)は、図1
6、図17(a)に示すように、メモリセルのデータが
“2”以下か、“3”であるかを判別する。第2のリー
ド動作(第1ページリード2)(ST24)は、図1
6、図17(a)に示すように、メモリセルのデータが
“1”か、“2”以上であるかを判別する。
対応するブロック選択回路のヒューズ109は切断され
ている。このため、2値、及び4値の第2ページのリー
ド動作において、不良ブロックをアクセスした場合、こ
の不良ブロックは選択されず、電流が流れない。このた
め、自動的にデータ“0”が出力される。しかし、4値
のメモリにおいて第1ページのリード動作の場合、第
1、第2のリード動作(第1ページリード1、2)によ
りデータ“1”が出力される。しかし、図12に示すイ
ンバータ回路114から出力される信号FUSECUT
により、ヒューズ109が切断されているかどうか分か
る。このため、ヒューズが切断されている場合、第1の
リード動作(第1ページリード1)のみを行ない、第2
のリード動作(第1ページリード2)を行なわないよう
にし、データ“0”を出力するようにしている(ST2
3)。
ド動作について詳細に説明する。
は、図16に示すように、選択されているワード線にリ
ードの時の電位cが印加される。
るブロック内の非選択ワード線及びセレクト線SG1に
Vread(4.5V)を印加する。さらに、図5に示
すデータ記憶回路のトランジスタ61gのゲートにハイ
レベルのBIASを印加し、ビット線をプリチャージす
る。この後、セルのソース側のセレクト線SG2をハイ
レベルとする。セルの閾値電圧が電位cより高い時、セ
ルはオフするため、ビット線はハイレベルのままであ
る。また、セルの閾値電圧が電位cに達していない場
合、セルはオンするため、ビット線は接地電位VSSと
なる。図17(a)に示すように、メモリセルのデータ
とメモリセルの閾値電圧を定義している。このため、メ
モリセルのデータが状態“0”又は状態“1”であると
ビット線の電位はローレベルになり、状態“2”又は状
態“3”であるとビット線の電位はハイレベルになる。
チ回路LAT(A)に読み込まれる。図5に示す第1の
ラッチ回路LAT(A)のノードNAは、図32に示す
ように、メモリセルのデータが状態“0”又は状態
“1”であるとローレベルになり、状態“2”又は状態
“3”であるとハイレベルになる。また、ノードNB
は、ノードNAと逆のレベルとなる。カラム選択線CS
Lがハイレベルとされると、トランジスタ61o、61
nがオンとなり、ノードNB、NAの電位が出力バッフ
ァ4に出力される。
データがリードされる。第1ページリードで出力された
データが“1”の場合、図17(a)に示すように、メ
モリセルのデータが状態“0”又は状態“3”である。
状態“2”以下か、状態“3”であるかを判断する。次
にメモリセルのデータが状態“0”か、状態“1”以上
であるかを判断しなければならない。
は、メモリセルのデータが状態“2”以下か、状態
“3”であるかを判断する。図33(a)は第1ページ
第1のリード動作を示し、図23の左半分はその際のシ
ーケンスを示している。図35におけるシーケンスは図
34と同様である。
下か、状態“3”であるかを調べるため、ワード線に電
位cを印加してメモリセルのデータをリードする。この
結果、第1のラッチ回路LAT(A)にハイレベルがラ
ッチされるのは、図33(a)に示すように、メモリセ
ルのデータが状態“3”の場合だけである。また、第1
のラッチ回路LAT(A)にローレベルがラッチされる
場合は、メモリセルのデータが状態“0”、状態
“1”、状態“2”のいずれかの場合である。
動作では、メモリセルのデータが状態“0”か、状態
“1”以上であるかを判断する。図33(b)は第1ペ
ージ第2のリード動作を示し、図35の右半分はその際
のシーケンスを示している。
“1”以上であるかを調べるため、ワード線に電位aを
印加してメモリセルのデータをリードする。この結果、
第1のラッチ回路LAT(A)にローレベルがラッチさ
れるのは、メモリセルのデータが状態“0”の場合だけ
である。また、第1のラッチ回路LAT(A)にハイレ
ベルがラッチされる場合は、メモリセルのデータが状態
“1”、状態“2”、状態“3”のいずれかの場合であ
る。
位VSSとし、トランジスタ61lのゲートに供給され
る信号VRFY1をハイレベルにする。第1のラッチ回
路LAT(A)にハイレベルがラッチされている場合、
すなわち、第1ページ第1のリード動作において、メモ
リセルのデータが状態“3”のとき、ビット線が強制的
にローレベルとされる。この結果、メモリセルのデータ
が状態“0”又は状態“3”の場合、ビット線の電位は
ローレベルになる。また、メモリセルのデータが状態
“1”又は状態“2”の場合、ビット線の電位がハイレ
ベルになる。
ッチ回路LAT(A)に読み込むと、図33(b)に示
すように、メモリセルのデータが状態“0”、状態
“3”であると、第1のラッチ回路LAT(A)のノー
ドNAはローレベルになる。また、状態“1”、状態
“2”であるとノードNAはハイレベルになる。また、
ノードNBは、ノードNAと逆のレベルとなる。カラム
選択線CSLがハイレベルとされると、トランジスタ6
1o、61nがオンとなり、ノードNB、NAの電位が
出力バッファ4に出力される。
作を示している。イレーズ動作は、ブロック単位でイレ
ーズする。このため、先ず、ブロックを選択するブロッ
ク選択コマンド“60h”を入力し、この後、ブロック
アドレスを入力する。この後、オートイレーズの実行コ
マンド“DOh”を入力すると、オートイレーズが開始
する。
る。倍速イレーズ動作は、ブロック選択コマンド“60
h”、ブロックアドレスをアレイアドレス(A15、A
16)を換えて3回入力する。この後、ブロック選択コ
マンド“60h”、アドレス、オートイレーズの実行コ
マンド“DOh”を入力することにより、倍速イレーズ
動作が開始される。
毎回任意のアドレスが入力されるが、図1に示すロウア
ドレスレジスタ18は、次のアドレスが入力されると、
前のアドレスが消えるため、アドレス入力毎に図1に示
すアレイブロックラッチ回路19でブロックアドレスを
メモリセルアレイ毎にラッチする。
を示している。先ず、選択されているブロックのイレー
ズ動作を行なう(ST31)。この後、データ記憶回路
に接続されている2本のビット線(BLi、BL+1)
のうち1本のビット線(BLi)についてイレーズベリ
ファイリード動作を行ない、十分に消去されていない場
合、再度イレーズが行われる(ST32〜ST35、S
T31)。メモリセルが十分に消去されている場合、他
方のビット線(BLi)についてイレーズベリファイリ
ード動作を行なわれる(ST36)。この結果、十分に
消去されていない場合、再度イレーズが行われる(ST
36〜ST39、ST31)。メモリセルが十分に消去
されている場合、終了する。
き換える前のテスト工程においては、各イレーズベリフ
ァイ動作ST33、ST36の後、第1のラッチ回路L
AT(A)にラッチされたローレベルデータの数、すな
わち、ベリファイフェイルの数が係数され、この経数値
が規定値(本例では、カラムリダンダンシが4個のとき
は4、カラムリダンダンシが8個の時は8)以上の場
合、再度イレーズを繰り返される(ST34、ST3
8)。
は、テスト後にヒューズ109が切断されている。した
がって、この不良ブロックをアクセスした場合、この不
良ブロックは選択されない。このため、第1のラッチ回
路LAT(A)はデータがローレベルとなり、イレーズ
ベリファイがOKにならない。しかし、図12に示すイ
ンバータ回路114から出力される信号FUSECUT
により、ヒューズ109が切断されているかどうか分か
る。したがって、信号FUSECUTに応じてヒューズ
109が切断されている場合は、ベリファイはOKとす
る。
ケンスを示している。イレーズ動作を行なうと、メモリ
セルのデータは状態“0”となり、第1ページ、第2ペ
ージ、何れでリードを行なってもデータ“1”が出力さ
れる。
ベリファイ動作のシーケンスを示している。1回のイレ
ーズベリファイ動作は、データ記憶回路に接続されてい
る2本のビット線(BLi、BL+1)のうち1本のビ
ット線(BLi)についてイレーズベリファイリード動
作を行なう。このため、ブロック内の全てのワード線W
Lを選択状態のVSSにする。セルのソース線SRCを
VDD、セレクト線SG1をVreadにした後、セル
のソース側のセレクト線SG2をVreadにする。セ
ルのドレイン側、つまりビット線には、16個のセルの
うち一番浅いセルの−Vthの電位が出力される。
ハイレベルにし、信号BLC1を1.6Vにすると、V
thが−0.6V以下(消去十分)であると第1のラッ
チ回路LAT(A)はハイレベルのままである。しか
し、Vthが−0.6V以上(消去不十分)であると、
第1のラッチ回路LAT(A)はデータがローレベルと
なる。したがって、全ての第1のラッチ回路LAT
(A)のデータがハイレベルになると、イレーズベリフ
ァイOKとなる。
は、図1に示す制御電圧発生回路14内に設けられた電
圧設定回路を示している。制御電圧発生回路14は前述
したように、昇圧回路を有しており、この昇圧回路によ
り、プログラム電圧Vpgm、イレーズ電圧Vera、
及び電圧Vpass等が発生される。プログラム電圧V
pgmは、前述したように、数段階に分けて昇圧され
る。
変動等により変化し、昇圧回路が発生する上記各電圧も
プロセスの変動等により変化する。このため、チップの
特性に応じてプログラム電圧Vpgm、イレーズ電圧V
era、及び電圧Vpassを設定する必要がある。し
たがって、リダンダンシ置き換え前のテスト時、オート
プログラム、及びオートイレーズを行ない、これによ
り、プログラム開始電圧の設定及びイレーズ開始電圧の
設定が行われている。
性に応じて最適なプログラム電圧Vpgm、電圧Vpa
ss、及びイレーズ電圧Veraを設定可能としてい
る。
タ記憶用ヒューズ161、カウンタ162により構成さ
れている。前記初期データ記憶用ヒューズ161は電圧
Vpgm、電圧Vpass、及び電圧Veraを制御す
るための初期データがヒューズを用いて設定されてい
る。これらヒューズは、リダンダンシ置き換え前のテス
ト時、オートプログラム、及びオートイレーズを行な
い、この結果により、プログラムされる。前記初期デー
タは、電圧Vpgm、電圧Vpass、及び電圧Ver
aを発生する際、カウンタ162にプリセットされる。
カウンタ162は、例えばプリセットカウンタにより構
成されている。このカウンタ162には、信号CT1、
CT2が供給されている。このカウンタ162の出力信
号は、例えば昇圧回路のリミッタに接続され、このリミ
ッタのリミット値を変化させる。
ム又はイレーズ動作が終了し、ベリファイがNGの場合
に供給される。カウンタ162は、この信号CT1によ
りインクリメントされる。このため、カウンタ162の
出力信号に応じて、昇圧回路から1ステップ高い電圧を
出力するようにリミッタを制御する。
ける特徴を示すものであり、テストモード時、初期デー
タ記憶用ヒューズ161からデータが読み出されたプロ
グラム開始電圧及びイレーズ開始電圧を数ステップ分イ
ンクリメントさせる。
少し高いプログラム開始電圧及びイレーズ開始電圧を加
えていた。しかし、信号CT2を用いることにより、加
速試験のため±数ステップさせる機能を持たせることが
できる。したがって、個々のチップに適した電圧を加え
ることができる。
ータ記憶用ヒューズ161で設定したデータよりも低い
電圧にするプログラム非選択での加速試験などでは、カ
ウンタ162をマイナス方向にインクリメントさせなく
てはならない。しかし、このマイナス方向にインクリメ
ントできるカウンタは複雑である。このため、信号CT
2を用いて、カウンタを1周−数ステップ分インクリメ
ントさせることにより、初期データ記憶用ヒューズ16
1で設定したデータよりも低い電圧に設定する。このよ
うな構成とすることにより、複雑なカウンタを用いるこ
となく容易に所要の値を設定することができる。
アレイ1は、複数のブロックbkl0〜bkl23、複
数のブロックリダンダンシblkRD0〜blkRD9
を有している。各ブロックbkl0〜bkl23及び各
ブロックリダンダンシblkRD0〜blkRD9に
は、ブロック選択回路6aが設けられている。各ブロッ
ク選択回路6aはヒューズ109を有し、このヒューズ
109を切断することにより、任意のブロックリダンダ
ンシblkRD0〜blkRD9をセキュリティのため
の情報を記憶するROMブロックに設定できる。したが
って、確実にセキュリティ情報をROMブロックに設定
できる。
ロックの書き込み禁止回路15a、消去禁止回路15b
のヒューズ151c、152cを所要に応じて切断する
ことにより、ROMブロックを適宜、書き込み禁止、消
去禁止とすることができる。
択回路6aのヒューズ109を切断することにより、不
良ブロックを確実に非選択とすることができる。したが
って、プログラム(倍速オートプログラム)、及びイレ
ーズ(倍速オートイレーズ)時にベリファイが最大の回
数まで繰り返されることを防止できる。
る場合と、使用しない場合を例えば制御部15に設けら
れたヒューズにより設定することができる。しかも、E
CCをしない場合、ECC用の21ビットをリダンダン
シに使用できるようにすることができるため、不良の救
済効率を向上できる。
程において、オートプログラム、及びオートイレーズを
行なうと、カラム不良がある場合、この不良カラムのた
めベリファイがNGとなってしまう。しかし、上記実施
形態によれば、カラムリダンダンシの数が規定値以下の
場合ベリファイ結果を無視している。このため、リダン
ダンシ置き換え前のテスト時、オートプログラム、及び
オートイレーズを行なうことができ、これにより、プロ
グラム開始電圧の設定及びイレーズ開始電圧の設定をす
ることが可能になる。
給し、この信号CT2により、初期データ記憶用ヒュー
ズ161で固定したプログラム開始電圧及びイレーズ開
始電圧を、加速試験のため±数ステップさせる機能を持
たせている。したがって、従来のように、トリミング後
の加速試験において、一律に少し高いプログラム開始電
圧及びイレーズ開始電圧を加える場合に比べて、個々の
チップに適した電圧を加えることができる利点を有して
いる。
実施形態について説明する。第1の実施形態は、1ペー
ジの書き込み動作時に、1ビットのデータを書き込んで
いる。これに対して、第2の実施形態では、1ページの
書き込み動作時に1ビット、2ページ同時書き込み動作
時は2ビットを連続して書き込み可能とし、連続ページ
を同時に書き込む場合、高速な書き込みを可能としてい
る。
2ページを別々にプログラムする場合、第1ページのプ
ログラムは1つの閾値を書き込み、第2ページのプログ
ラムは2つの閾値を書き込んでいた。これに対して、第
1ページ、第2ページ同時プログラムは、3つの閾値を
書き込む。
ータ記憶回路の構成を示している。ここでは、説明を簡
単にするため、データ記憶回路はラッチ回路を3つ有し
ている。(尚、ラッチ回路2つで一度に3つの閾値を書
き込むことも可能である。)図42において、図5と同
一部分には同一符号を付し、異なる部分についてのみ説
明する。図42に示すデータ記憶回路は、第3のラッチ
回路LAT(C)をさらに有している。第3のラッチ回
路LAT(C)において、前記ノードNEにはトランジ
スタ62fの電流通路の一端が接続されている。このト
ランジスタ62fのゲートには信号BLC3が供給され
ている。このトランジスタ62fの電流通路の他端に
は、PチャネルMOSトランジスタ62jを介して端子
62iが接続されている。この端子62iには電圧VC
Cが供給されている。前記トランジスタ62jのゲート
には信号PRSTB3が供給されている。
には第3のラッチ回路LAT(C)が接続されている。
この第3のラッチ回路LAT(C)は2つのクロックド
インバータ回路62k、62lにより構成されている。
クロックドインバータ回路62kは信号SEN3、SE
N3Bにより制御され、クロックドインバータ回路62
lは信号LAT3、LAT3Bにより制御される。この
第3のラッチ回路LAT(C)は、メモリセルから読み
出されたデータをラッチする。
2q、62hが直列接続されている。トランジスタ62
qのゲートは前記第3のラッチ回路LAT(C)のノー
ドNFに接続され、トランジスタ62hのゲートには信
号VRFY3が供給されている。さらに、トランジスタ
62hの電流通路には信号VREGが供給されている。
これらトランジスタ62q、62hは第3のラッチ回路
LAT(C)にラッチされたデータに応じてビット線の
電位を設定する。
る。
ム)図43は、第1ページ、第2ページ同時プログラム
の動作シーケンスを示し、図44、図45は各部の動作
を示している。図46はフローチャートを示している。
も、図19と同様に、先ず、データ入力コマンド“80
h”に続いて、アドレス、データを入力する。外部より
入力されたデータが、書き込みを行なわないことを示す
データ“1”である場合、図42の第1のラッチ回路L
AT(A)のノードNCはハイレベルになる。また、外
部より入力されたデータが、書き込みを行なうことを示
すデータ“0”である場合、ノードNCはローレベルに
なる。
回路LAT(A)にラッチされたデータを、第2のラッ
チ回路LAT(B)に移動する。このため、前記倍速プ
ログラムと同様に、コマンド“12h”を入力する。こ
のコマンドも1.5μsと短い。この時、第1のラッチ
回路LAT(A)の内容を第2のラッチ回路LAT
(B)に転送する。この後、再度、コマンド“80
h”、アドレス、データを入力する。ここでのアドレス
は、先に入力したアドレスの隣のページアドレス(A9
のみ異なる)である。このデータは第1のラッチ回路L
AT(A)にラッチされる。この後、オートプログラム
実行コマンド“10h”を入力すると、オートプログラ
ムが開始される。
かのベリファイでは、状態“2”と“3”を書き込むメ
モリセルもOKとなってしまう。このため、これらを強
制的にNGにする。このため、状態“2”、“3”を書
き込むメモリセルに対応する第2のラッチ回路(B)を
データ“1”とする。メモリセルのデータが状態“2”
になったかのベリファイでは、状態“3”を書き込むメ
モリセルもOKとなってしまう。このため、これらを強
制的にNGとするように、状態“3”に書き込むメモリ
セルに対して第3のラッチ回路(C)をデータ“1”と
する。
(A)、第2のラッチ回路(B)にラッチされているデ
ータの一方又は両方が書き込みを示すデータ“0”の
時、第1のラッチ回路(A)を書き込み状態とする。
示すように、第2のラッチ回路LAT(B)、第3のラ
ッチ回路LAT(C)のデータを入れ替える。この結
果、状態“3”への書き込みは第2のラッチ回路LAT
(B)がハイレベル、状態“2”、“3”への書き込み
は第3のラッチ回路LAT(C)がハイレベルとなる
(ST41)。
ログラム動作は、図23に示すシーケンスが用いられ、
第1ページ、第2ページ別々に行なうプログラムの場合
と全く同じである(ST42)。
作を示している。
状態“1”になったかどうかを判別するベリファイで
は、状態“2”と“3”を書き込むメモリセルもOKと
なってしまう。しかし、前の操作により、状態“2”と
“3”を書き込む場合、第3のラッチ回路LAT(C)
がハイレベルとなっている。このため、強制的にビット
線をローレベルにしてNGとする(ST43)。
ータが“2”になったかどうかを判別するベリファイで
は、状態“3”を書き込むメモリセルもOKとなってし
まう。しかし、前の操作により、状態“3”を書き込む
場合、第2のラッチ回路LAT(B)がハイレベルとな
っている。このため、強制的にビット線をローレベルに
してNGにする(ST44)。
データが“3”になったかどうかを判別するベリファイ
において、OKになるのは状態“3”を書き込み場合の
みである(ST45)。
(A)がローレベルの場合は再び書き込み動作を行なわ
ず、全てのデータ記憶回路の第1のラッチ回路LAT
(A)のデータがハイレベルになるまでこのプログラム
動作とベリファイ動作を繰り返す(ST48)。
に置き換える前のテスト工程においては、第1のラッチ
回路LAT(A)にラッチされたローレベルデータの
数、すなわち、ベリファイフェイルの数を係数し、この
経数値が規定値(本例では、カラムリダンダンシが4個
のときは4、カラムリダンダンシが8個の時は8)以上
の場合、再度プログラムベリファイを繰り返し、規定値
以下の場合プログラム動作を終了する(ST46、ST
47)。
ラム)図47は、第1ページ、第2ページ同時プログラ
ムで、かつ倍速プログラムの動作を示している。この場
合も上記と同様に、先ず、コマンド“80h”、アドレ
ス、データを入力する。このデータは第1のラッチ回路
LAT(A)にラッチされる。次いで、コマンド“12
h”を入力し、信号BUSYを出力する。この後、第1
のラッチ回路LAT(A)のデータを第2のラッチ回路
LAT(B)に転送する。さらに、コマンド“80
h”、アドレス(先に入力したアドレスの隣のページア
ドレス)、データ、コマンド“11h”を入力し、信号
BUSYを出力する。この動作をアレイアドレス(A1
5、A16)を変えて4回行なう。但し、一番最後はコ
マンド“11h”の代わりにオートプログラム実行“1
0h”を入力し、実際のプログラムを開始させる。
ページを同時にプログラムしている。このため、プログ
ラム時間を短縮することができる。
り、一層プログラム時間を短縮することができる。
ロック選択回路6aはヒューズ109を有し、書き込み
禁止回路15a、及び消去禁止回路15bはヒューズ1
51c、152cを有しているが、ヒューズに限定され
るものではなく、例えばEEPOMセル等の不揮発性メ
モリを使用することも可能である。その他のヒューズに
関しても同様である。
いて種々変形実施可能なことは勿論である。
セキュリティのための情報を確実に記憶することがで
き、しかも、一部に不良ブロックがある場合、この不良
ブロックを確実に認識することが可能な半導体記憶装置
を提供できる。
記憶装置を示す構成図。
部2を示す回路図。
ンジスタを示す断面図。
を示す断面図。
O端子の関係を示す図。
ダの動作を示す図。
動回路を示す回路図、図8(d)は、図8(c)の動作
を示す図。
動作を示し、図9(b)はラッチ回路を示している。
を示す図。
図。
図。
路15aを示す回路図、図15(b)は消去禁止回路1
5bを示す回路図。
み及び読み出されるデータとの関係を示す図、図17
(b)図17(c)は書き込み回数を説明するために示
す図。
を示す図。
図。
ャート。
ャート。
を示す波形図。
動作を示す図。
示す波形図。
動作を示す図。
す波形図。
るシーケンスを示す波形図。
波形図。
波形図。
図。
ト。
波形図。
電圧設定回路を示す構成図。
データ記憶回路の一例を示す回路図。
作シーケンスを示す波形図。
作を示す図。
作を示す図。
作を示すフローチャート。
かつ倍速プログラムの動作シーケンスを示す波形図。
Claims (9)
- 【請求項1】 複数の記憶素子を有し、アドレス信号に
より選択される第1の記憶領域と、複数の記憶素子を有
し、制御信号により選択される第2の記憶領域とを有す
るメモリセルアレイと、 ヒューズ素子を有し、このヒューズ素子を切断した場
合、前記第2の記憶領域に対する書き込み、消去の少な
くとも1つを禁止する制御回路とを具備することを特徴
とする半導体記憶装置。 - 【請求項2】 前記第1の記憶領域内の不良記憶素子を
置き換える第3の記憶領域をさらに具備することを特徴
とする請求項1記載の半導体記憶装置。 - 【請求項3】 前記第3の記憶領域を前記第2の記憶領
域として使用することを特徴とする請求項3記載の半導
体記憶装置。 - 【請求項4】 前記第2の記憶領域は、セキュリティ情
報を記憶する記憶領域として用いることを特徴とする請
求項1記載の半導体記憶装置。 - 【請求項5】 前記第2の記憶領域を選択するヒューズ
素子を有する選択回路をさらに具備し、前記ヒューズ素
子が切断されている場合、前記選択回路は、一括プログ
ラム、及び一括消去時に前記第2の記憶領域を非選択と
することを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。 - 【請求項6】 複数の記憶素子を有し、アドレス信号に
より選択される第1の記憶領域と、複数の記憶素子を有
し、制御信号により選択される第2の記憶領域とを有す
るメモリセルアレイと、 前記第1、第2の記憶領域に対応して設けられ、アドレ
ス信号に応じて前記第1又は第2の記憶領域を選択する
とともに、ヒューズ素子を有する選択回路と、 前記ヒューズ素子に並列接続され、前記ヒューズ素子が
切断されている状態において、制御信号に応じて導通さ
れ、前記選択回路を選択可能に設定するスイッチ素子と
を具備することを特徴とする半導体記憶装置。 - 【請求項7】 複数の記憶素子を有する複数のブロック
と、 前記各ブロックに対応して設けられ第1の論理レベル又
は第2の論理レベルのデータを記憶する記憶回路と、 前記記憶回路の記憶状態を検出し、前記記憶回路が前記
第1の論理レベルを記憶している場合、前記ブロック内
の記憶素子のデータを出力し、前記記憶回路が前記第2
の論理レベルを記憶している場合、前記ブロック内の記
憶素子のデータによらず一定の値を出力する検出回路と
を具備することを特徴とする半導体記憶装置。 - 【請求項8】 複数の記憶素子を有し、外部より入力さ
れるデータを記憶する第1の記憶領域と、 エラー訂正コードを発生するエラー訂正コード発生回路
と、 前記外部より入力されるデータに対して、前記エラー訂
正コード発生回路により発生されたエラー訂正コードを
記憶する第2の記憶領域とを具備し、 前記エラー訂正コード発生回路を使用しない場合、前記
第2の記憶領域を前記第1の記憶領域内の不良記憶素子
を置き替えるために使用することを特徴とする半導体記
憶装置。 - 【請求項9】 メモリセルと、 前記メモリセルの動作を制御するための電圧を発生する
電圧発生回路と、 前記電圧発生回路により発生される電圧の初期値を記憶
する記憶回路と、 前記記憶回路及び前記電圧発生回路に接続され、前記記
憶回路から供給される初期値に応じて前記電圧発生回路
により発生される電圧を段階状に制御するカウンタと、 テストモード時に、前記カウンタの値を数ステップずつ
変化させる手段とを具備することを特徴とする半導体記
憶装置。
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