JP5196965B2 - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

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Description

本発明は、不揮発性半導体記憶装置に係わり、例えば、NAND型フラッシュメモリに関する。
近年、NAND型フラッシュメモリ等の不揮発性メモリの微細化がますます要求されている。加工の微細化に伴い、隣接するメモリセル間の間隔が狭くなると、メモリセル間の近接効果が顕著となる。近接効果は、隣接する複数のメモリセル間の容量結合等によって、メモリセルが隣接するメモリセルから受ける干渉である。例えば、メモリセルに格納されたデータがそのメモリセルに隣接するメモリセルに蓄積された電荷によって影響を受ける。隣接するメモリセル間の間隔が狭くなるほど、隣接メモリセルの電荷による影響は大きくなる。
メモリセルに格納されたデータを正しく読み出すためには、メモリセルの閾値電圧が所定の範囲内にある必要がある。通常、データ書込み直後には或るメモリセルの閾値電圧は所定の範囲内に収まっている。しかし、その後に隣接メモリセルにデータが書き込まれると、近接効果によって当該メモリセルの閾値電圧が変動する。これは、データの誤読出しの原因となる。
例えば、2ビット以上のデータを記憶することができる多値メモリセルでは、メモリセルの閾値電圧の許容範囲は非常に狭い。近接効果による隣接セル間の容量カップリングは、閾値分布を拡げてしまうので、メモリセルの閾値分布を2値メモリのそれよりもかなり狭くする必要がある。よって、従来のプログラム動作(書込み動作)では、ステップアップ電圧を小さくしなければならず、所望書き込み閾値に到達するためにステップ数が増加するため、結果、プログラム時間が長くなる(書込み速度が遅くなる)という問題が生じていた。
特開2006−228394号公報
データ書込み時のワード線のステップアップ電圧を大きくし、プログラム時間を短縮することができる不揮発性半導体記憶装置を提供する。
本発明に係る実施形態に従った半導体記憶装置は、第1の方向に延伸する複数のワード線と、前記第1の方向と交差する第2の方向に延伸する複数のビット線と、前記ワード線と前記ビット線とによって構成される格子形状の交点に対応して設けられた複数のメモリセルからなる複数のセルブロックと、前記ビット線の各々に対応して設けられ、前記メモリセルに格納されたデータを検出するセンスアンプと、前記複数のビット線に接続されたビット線駆動回路と、前記複数のワード線に接続されたワード線駆動回路とを備え、
外部から受け取ったデータを前記複数のセルブロックのうち第1のセルブロックに書き込む第1の書込みシーケンスにおいて、前記ワード線駆動回路および前記ビット線駆動回路は、前記第1のセルブロックに含まれるメモリセルのうちチェッカーフラグ状に配置されたメモリセルにデータを書き込み、
前記第1のセルブロックに書き込まれたデータを前記複数のセルブロックのうち第2のセルブロックに書き込む第2の書込みシーケンスにおいて、前記ワード線駆動回路および前記ビット線駆動回路は、前記第2のセルブロックにおいて選択されたワード線に接続された全メモリセルにデータを書き込み、
前記第1のセルブロックへのデータ書き込み時のデータ検証時、または、前記第1のセルブロックからデータを読み出すとき、前記ワード線駆動回路は隣接する2本の前記ワード線に読出し電圧を同時に印加し、前記センスアンプの各々は前記2本のワード線に接続された前記メモリセルのデータを検出することを特徴とする。
本発明による不揮発性半導体記憶装置は、データ書込み時のワード線のステップアップ電圧を大きくし、プログラム時間を短縮することができる。
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態を説明する。本実施形態は、本発明を限定するものではない。
(第1の実施形態)
図1は、本発明に係る第1の実施形態に従ったNAND型フラッシュメモリ10(以下、単にメモリ10という)の構成の一例を示すブロック図である。メモリ10は、メモリセルアレイ100、ロウデコーダ20、ワード線駆動回路25、カラムデコーダ30、センスアンプ群・ビット線駆動回路40(以下、単に、センスアンプまたはビット線駆動回路ともいう)、入出力バッファ50、アドレスバッファ60、電圧生成回路70、パワーオンリセット回路80、制御回路90、ラッチ回路200、外部I/Oパッド210、NANDコントローラ220を備えている。さらに、ステートマシン、コマンドインタフェース等を備えているが、図1では省略されている。
NANDコントローラ220がデータおよび制御信号(コマンド)を出力する。データおよび制御信号は、外部I/Oパッドを介して入出力バッファ50に入力される。入出力バッファ50は、データおよび制御信号をコマンドインタフェースおよびカラムデコーダ30へ送る。ステートマシンは、データおよび制御信号に基づいて、カラムデコーダ30およびロウデコーダ20を制御する。ロウデコーダ20は、制御信号をデコードし、アドレス信号に基づいて或るワード線を選択する。ワード線駆動回路25は、選択されたワード線に電圧を与えて該ワード線を駆動する。カラムデコーダ30は、センスアンプ群・ビット線駆動回路40とデータバスとの間に設けられている。カラムデコーダ30は、センスアンプまたはビット線駆動回路を選択する。カラムデコーダ30は、選択されたセンスアンプにラッチされた読出しデータをデータバスへ転送し、あるいは、外部から受け取ったデータを選択されたビット線駆動回路へ転送する。
データ書込み時には、センスアンプ・ビット線駆動回路40は、データを一旦ラッチし、このデータを対応するカラムのビット線を介して選択ワード線に接続されたメモリセルへ書き込む。データ読出し時には、センスアンプ・ビット線駆動回路40は、選択ワード線に接続されたメモリセル内のデータを検出する。センスアンプ・ビット線駆動回路40は、読み出されたデータを入出力バッファ50、外部I/Oパッド210を介してメモリ10の外部へ出力する。センスアンプ・ビット線駆動回路40は、例えば、8ビットデータまたは16ビットデータからなるページ単位でデータを書き込み、あるいは、読み出す。
アドレスバッファ60は、外部から受け取ったアドレス情報をエンコードしてロウデコーダ20およびカラムデコーダ30へ送る。
電圧生成回路70は、制御回路90からのモード信号、電圧生成タイミング制御信号および電圧レベル設定信号を受けて、外部から供給された電源電圧VCCを用いて参照用の基準電圧Vref、あるいは、プログラム電圧Vpgm等の内部電圧を生成する。電圧生成回路70は、内部電圧をロウデコーダ20、カラムデコーダ30、センスアンプ40、ワード線駆動回路25等へ供給する。
パワーオンリセット回路80は、電源が投入されたことを検知して、制御回路90のレジスタをリセットして初期化動作を行うための信号を出力する。パワーオンリセット回路80は、電源投入後、電源電圧が所定の電圧レベルに達するまでの間ロウ(low)レベルであり、電源電圧が所定の電圧レベルに達するとハイレベルとなるパワーオンリセット信号を出力する。
制御回路90は、外部から受け取ったコマンドに従って、データ読出し動作、データ書込み動作、データ消去動作等を示すモード信号を生成する。制御回路90は、また、各モードで必要な電圧を生成するタイミングを示すタイミング制御信号、レジスタに格納されている設定電圧を示す電圧設定信号、アドレス制御信号、メモリセルへのアクセス制御信号を出力する。初期化制御回路91は、パワーオンリセット信号を受けて、アドレスバッファ60、ロウデコーダ20、カラムデコーダ30、センスアンプ・ビット線駆動回路40、ラッチ回路200および電圧生成回路70を初期化する制御信号を出力する。また、ROMリード制御回路92は、パワーオンリセット信号を受けて、ROMリード動作を開始するための制御信号を出力する。
ROM120は、タイマ調整、各種電圧調整のためのトリミングデータ、電源投入後に読み出す必要のある各種データ(ヒューズデータ)、メモリセルアレイ100に存在する不良セルを他の冗長セルに置換するための置換アドレスデータ(リダンダンシデータ)などを格納する。ROM120に格納されているヒューズデータおよびリダンダンシデータは、センスアンプ群40およびカラムデコーダ30を介してラッチ回路200に送られ、保持される。これは、ROMリード動作と呼ばれている。
センスアンプ・ビット線駆動回路40は、各ビット線BLに対応して設けられた複数のセンスアンプと各ビット線BLに対応して設けられた複数のビット線駆動回路とを含む。各センスアンプはビット線BLを介してメモリセルMCに格納されたデータを読み出し、ビット線駆動回路はメモリセルMCへデータを書き込む。各センスアンプ・ビット線駆動回路40は、ラッチ機能を有し、読み出したデータまたは書き込むべきデータを一時的に保持することができるように構成されている。
図2は、メモリセルアレイ100の構成の一例を示す図である。メモリセルアレイ100は、メモリセルブロック(以下、ブロックともいう)BLOCK0〜BLOCKmに分割されている。この例では、ブロックBLOCK0〜BLOCKmは、それぞれデータ消去の最小単位である。その他、任意のメモリセル数でブロックを構成する事ができる。各ブロックBLOCK0〜BLOCKmは、複数のページで構成される。ページは、データ読出し/データ書込みの単位である。各ページは、ワード線に対応しており、或るロウアドレスで特定される複数のメモリセルのデータによって構成される。
図3は、ブロックBLOCK0〜BLOCKmのそれぞれの構成の一例を示す図である。或るブロックBLOCKi(i=0〜m)は、各カラムのビット線BLに対応して設けられた複数のNANDストリングNSを含む。NANDストリングNSは、直列に接続された複数のメモリセルMCと、これらのメモリセルMCの両端に接続された選択ゲートトランジスタSTとで形成されている。NANDストリングNSの一端は、対応するビット線BLに接続され、その他端は共通ソース線SLに接続されている。例えば、NANDストリングSNi(i=0〜5)は、それぞれビット線BLi(i=0〜5)に接続されている。
メモリセルMCのコントロールゲートは、そのメモリセルMCが属するページのワード線WLに接続されている。例えば、ページi(i=0〜5)に属するメモリセルMCのコントロールゲートは、ワード線WLi(i=0〜5)に接続されている。選択トランジスタSTのゲートは、選択ゲート線SGL1またはSGL2に接続されている。
複数のワード線WLは、第1の方向としてのロウ方向に延伸しており、複数のビット線BLは、ロウ方向にほぼ直交する第2の方向としてのカラム方向に延伸している。ロウ方向およびカラム方向は便宜的に呼称されるものであるので、第1の方向をカラム方向としかつ第2の方向をロウ方向としても差し支えない。
図3に示すように、メモリセルMCは、ワード線WLとビット線BLとによって構成される格子形状の交点に対応して設けられている。例えば、ワード線WL0〜WL5とビット線BL0〜BL5とによって構成される格子形状の交点は、6×6のマトリクス状に位置する。メモリセルMCは、これらの交点に対応するように6×6のマトリクス状に二次元配置されている。尚、本実施形態のブロックは、6×6(36個)のメモリセルMCから成るが、1ブロック内のメモリセルMCの個数は、これに限定されない。即ち、ワード線の本数およびビット線の本数は、それぞれ6および6に限定されない。
メモリセルMCは、フローティングゲートおよびコントロールゲートを有するn型FEF(Field-Effect Transistor)で構成されている。ワード線によってコントロールゲートに電位を与え、フローティングゲートに電荷(例えば、電子)を蓄積し、あるいは、フローティングゲートから電荷を放出する。これにより、メモリセルMCにデータを書き込み、あるいは、メモリセルMCのデータを消去する。フローティングゲートに蓄積された電荷の数により、メモリセルMCは、バイナリデータまたは多値データを電気的に記憶することができる。
上述のように従来のNAND型フラッシュメモリでは、微細化に伴い近接効果の影響が顕著になってきている。このため、データ書込み時に選択ワード線に印加されるプログラム電圧Vpgmのステップアップ電圧ΔVpgmを小さく刻む必要がある。ステップアップ電圧ΔVpgmを小さくすると、プログラム時間(書込み時間)Tpgmが長くなる。
本実施形態によるNAND型フラッシュメモリは、チップの外部から書込みコマンドを受けて、第1のセルブロックに含まれるメモリセルMCのうちチェッカーフラグ状に配置されたメモリセルMCにデータを書き込む(第1の書込みシーケンス)。例えば、図3の破線円で示すメモリセルMCにデータが書き込まれ、それ以外のメモリセルMCにはデータが書き込まれない。データが書き込まれていないメモリセルMCは、消去状態となっている。チェッカーフラグ状に配置されたメモリセルMCにデータを書き込むことによって、書込み対象のメモリセルのカラム方向またはロウ方向に隣接するメモリセルにはデータが書き込まれない。これにより、隣接メモリセルによる近接効果の影響を低減させることができる。近接効果の影響を低減させることができるので、ステップアップ電圧ΔVpgm1を従来よりも大きくすることができ、プログラム時間(書込み時間)が速くなる。
次に、第1のセルブロックに書き込まれたデータを、第1のセルブロックとは異なる第2のセルブロックにブロックコピーする(第2の書込みシーケンス)。このとき、センスアンプは、第1のセルブロックにおいてチェッカーフラグ状に配置されたメモリセルに書き込まれたデータを読み出す。ワード線駆動回路およびビット線駆動回路は、この読み出されたデータを、第2のセルブロックにおいて選択ワード線に接続された全メモリセルに書き込む。
ここで、第1のセルブロックからデータを読み出すときに、ワード線駆動回路25は、隣接する2本のワード線WLに同時に読出し電圧を印加する。センスアンプの各々は、選択された2本のワード線WLに接続されたメモリセルMCのデータを検出する。第1のセルブロックでは、データは、チェッカーフラグ状に配置されたメモリセルにのみ格納されている。即ち、図3に示すように、1本のワード線WLに着目すれば、データは、1つ置きのメモリセルに間欠的に格納されている。また、隣接する2本のワード線WLに着目すれば、データは、ビット線BLおよびワード線WLによって構成される格子形状の対角方向に隣接するメモリセルに格納されている。従って、隣接する2本のワード線WLを同時に選択することによって、データは各カラムのビット線BLに読み出される。センスアンプは、各カラムのビット線BLに対応して設けられているので、2本のワード線WLを同時に駆動させることによって各ビット線に伝播するデータを検出することができる。
例えば、ワード線WL0、WL1を同時に選択した場合、ビット線BL1、BL3、BL5には、ワード線WL0に接続されたメモリセルのデータが伝播する。ビット線BL0、BL2、BL4には、ワード線WL1に接続されたメモリセルのデータが伝播する。従って、各センスアンプは、隣接する2本のワード線WL0およびWL1に接続されたメモリセルのデータを同時に検出することができる。このように、2本のワード線WLを同時に駆動することによって、読出し動作が速くなる。
この読出し動作は、第1のセルブロックから第2のセルブロックへデータをブロックコピーするときに用いられるだけでなく、書込み動作において、後述のように第1のセルブロックにデータが書き込まれた後の検証動作にも用いることができる。これにより、検証動作も速くなる。さらに、検証動作での読出し方式を通常動作での読出し方式と同じにすることによって、データ検証を正確に実行することができる。
第2のセルブロックでは、全メモリセルを対象にデータを書き込むことができる。第1のセルブロックにおいて隣接する2本のワード線WLに接続されたメモリセルから読み出されたデータは、第2のセルブロックの1本のワード線WLに接続された全メモリセルに書き込むことができる。即ち、第2のセルブロック内の全データ容量は、第1のセルブロックのそれの2倍に相当する。従って、2つの第1のセルブロックのデータを1つの第2のセルブロックへコピーすることによって、データを2分の1に圧縮コピーすることができる。
第2のセルブロックへの書込みは、全メモリセルを対象としているため、近接効果の影響を考慮する必要がある。従って、第2の書込みシーケンスにおけるステップアップ電圧ΔVpgm2は、従来と同程度の大きさにする。この場合、プログラム時間(書込み時間)は従来の方式と比べて速くならない。しかし、第1のセルブロックから第2のセルブロックへのブロックコピーは、例えば、或る書込み動作と次の書込み動作との間の待機時間(空き時間またはバックグラウンド)で実行することができる。このブロックコピーの命令は、図1に示すNANDコントローラ220によって所望のタイミング(例えば、待機開始時)にメモリ10へ発せられる。従って、本実施形態によるメモリ10は、第2の書込みシーケンスをユーザに意識させること無く実行することができる。即ち、高速書込み可能な第1の書込みシーケンスのみがユーザに認識されるので、ユーザには全体として書込み速度は従来よりも速くなったものと感じられる。また、ブロックコピー先の第2のセルブロックは、全メモリセルが書込み許可されているので、本実施形態によるメモリ10の記憶容量は、従来のメモリの記憶容量からほとんど低下しない。ブロックコピーの実行後、開放された第1のセルブロックは、高速書込み可能なセルブロックとして再度利用することができる。
図4は、第1のセルブロックへのデータ書込み動作および書き込まれたデータの検証動作を示すフロー図である(第1の書込みシーケンス)。第1のセルブロックの検証動作は、ビット線駆動回路がチェッカーフラグ状に配置されたメモリセルMCにデータ“1”を書き込み、センスアンプがこのデータ“1”を読み出すことによって実行される。まず、或るアドレスのワード線WLnを選択する(S5)。選択ワード線WLnに接続されたメモリセルMCに書き込むためのデータをメモリ10の外部からロードする(S10)。このとき、検証用データは全て論理値“1”である。
次に、第1のセルブロックへデータ“1”を書き込む(S20)。このとき、ワード線駆動回路およびビット線駆動回路は、隣接する2本のワード線WLn、WLn+1の一方を選択する。ビット線駆動回路は、1本の選択ワード線WLnに接続された複数のメモリセルへ1つ置きにデータを書き込む。ワード線WLnに接続された複数のメモリセルのうち、書込み可能なメモリセル以外のメモリセルは、アクセス禁止状態となっている。書込み動作は、例えば、QPW(Quick Pass Write)を用いて実行される。
続いて、第1のセルブロック内のデータを検証するために、センスアンプがデータを読み出す(S30)。このとき、上述の通り、ワード線駆動回路25は隣接する2本のワード線WLn、WLn+1の両方を同時に選択する。ワード線WLnに接続されたメモリセルにはデータが格納されているが、ワード線WLn+1に接続されたメモリセルにはデータが格納されていない。従って、ワード線WLnのみに接続されたメモリセルのデータが検証される。
尚、データの書込みが実行されていないワード線WLn+1については、検証のための読出し動作は本来不要である。しかし、通常動作において読出し動作は、2本のワード線WLn、WLn+1が同時に駆動される。検証の正確さを確保するために、検証動作の環境を通常動作の環境と同じにすることが好ましい。
検証すべきデータが全て“1”でない場合、プログラム電圧VpgmをΔVpgm1だけステップアップさせる(S50)。その後、ステップS20〜S50を繰り返す。つまり、選択ワード線WLnに印加されるプログラム電圧VpgmをΔVpgm1ずつステップアップさせながら、データ“1”の書込みおよび検証のための読出しを繰り返し実行する。
読み出されたデータが全て“1”になった場合、次のアドレスに対応するワード線WLn+1を選択する(S60)。即ち、ワード線駆動回路およびビット線駆動回路は、隣接する2本のワード線WLn、WLn+1の他方を選択する。さらに、ステップS10〜S60を繰り返す。ステップS30において、隣接する2本のワード線WLnおよびWLn+1が選択されるので、センスアンプは、隣接する2本のワード線WLn、WLn+1の両方に接続されたメモリセルからデータを読出す。これにより、ワード線WLnおよびWLn+1の両方に書き込まれたデータを検証することができる。
その後、ワード線WLn+2に接続されたメモリセルにデータを書き込み、ワード線WLn+2、WLn+3を選択してデータを検証する。さらに、ワード線WLn+3に接続されたメモリセルにデータを書き込み、ワード線WLn+2、WLn+3を選択してデータを検証する。このような動作を繰り返し、書込み対象の全ワード線WLを選択し終えた場合、第1のセルブロックのチェッカーフラグ状に配置されたメモリセルMCの検証が完了する。
図5は、第2のセルブロックへのデータ書込み動作および書き込まれたデータの検証動作を示すフロー図である(第2の書込みシーケンス)。第2のセルブロックの検証動作は、ビット線駆動回路が全メモリセルMCにデータ“1”を書き込み、センスアンプがこのデータ“1”を読み出すことによって実行される。まず、或るアドレスのワード線WLnを選択する(S6)。選択ワード線WLnに接続されたメモリセルMCに書き込むためのデータをロードする(S11)。このとき、ロードされるデータは、第1のセルブロックで読み出されたデータである。第1のセルブロックでは、データ読出し時に、隣接する2本のワード線が同時に選択される。第1のセルブロックの2本のワード線を選択することによって読み出されたデータは、第2のセルブロックにおける1本のワード線に接続されたメモリセルに格納することができる。従って、以下のように第2のセルブロックでは、従来のように、ワード線ごとに書込み動作および検証動作が実行される。
第2のセルブロックへデータ“1”を書き込む(S21)。このとき、ワード線駆動回路およびビット線駆動回路は、ワード線WLnを選択する。ビット線駆動回路は、1本の選択ワード線WLnに接続された全メモリセルへデータを書き込む。書込み動作は、例えば、QPWを用いて実行される。
続いて、第2のセルブロック内のデータを検証するために、センスアンプがデータを読み出す(S31)。このとき、ワード線駆動回路25はワード線WLnのみを選択する。これにより、ワード線WLnに接続された全メモリセルのデータが検証される。
検証すべきデータが全て“1”でない場合、プログラム電圧VpgmをΔVpgm2だけステップアップさせる(S51)。その後、ステップS21〜S51を繰り返す。つまり、選択ワード線WLnに印加されるプログラム電圧VpgmをΔVpgm2ずつステップアップさせながら、データ“1”の書込みおよび検証のための読出しを繰り返し実行する。
読み出されたデータが全て“1”になった場合、次のアドレスに対応するワード線WLn+1を選択する(S61)。さらに、ステップS11〜S61を繰り返す。
その後、ワード線WLn+2に接続されたメモリセルにデータを書き込み、ワード線WLn+2を選択してデータを検証する。さらに、ワード線WLn+3に接続されたメモリセルにデータを書き込み、ワード線WLn+3を選択してデータを検証する。このような動作を繰り返し、書込み対象の全ワード線WLを選択し終えた場合、第2のセルブロックに含まれるメモリセルMCの検証が完了する。
本実施形態によれば、第2のセルブロックに書き込まれるデータが第1のセルブロックから読み出されるとき、第1のセルブロックにおいて隣接する2本のワード線が同時に選択される。よって、第1のセルブロックから第2のセルブロックへのブロックコピーが速く実行され得る。
本実施形態によれば、第1の書込みシーケンスの検証動作において、通常の読出し動作と同様に、ワード線駆動回路は、隣接する2本のワード線を同時に選択する。即ち、第1の書込みシーケンスの検証動作の環境と通常の読出し動作の環境とが等しいため、検証の正確性が保たれる。
本実施形態において、第1の書込みシーケンスにおける第1のステップアップ電圧ΔVpgm1は、第2の書込みシーケンスにおける第2のステップアップ電圧ΔVpgm2よりも大きい。第1のセルブロックでは、チェッカーフラグ状に配置されたメモリセルのみが書込み対象となっているので、近接効果による影響を考慮する必要はほとんどない。従って、第1の書込みシーケンスにおける第1のステップアップ電圧ΔVpgm1は、大きくてよい。これにより、プログラム時間(書込み時間)が短くなる。
一方、図6(A)に示すように、多値データのプログラム後にメモリセルの閾値分布が広くなる場合がある。この場合、読出し時に選択ワード線WLに印加される第1の読出し電圧Vread1は後述の第3の読出し電圧Vread3よりも高くする必要がある。一般に読出し電圧を高くすると、選択ワード線に接続された非選択メモリセルへのディスターブが懸念される。しかし、第1のセルブロックに格納されたデータは、ブロックコピーによって第2のセルブロックに格納される。その後、データは、第2のセルブロックから読み出される。このため、第1のセルブロックに対するデータ読出し動作は、検証動作での読出しおよびブロックコピーでの読出しを含めて数回程度である。従って、選択ワード線に接続された非選択メモリセルへのディスターブは問題とならない。
第2のセルブロックでは、全メモリセルが書込み対象となっているので、近接効果による影響を考慮する必要がある。従って、第2の書込みシーケンスにおける第2のステップアップ電圧ΔVpgm2は、従来の書込み動作と同様に比較的小さくする必要がある。これにより、図6(B)に示すように、多値データのプログラム後にメモリセルの閾値分布を狭くすることができる。メモリセルの閾値分布が狭いと、読出し時に選択ワード線WLに印加される第3の読出し電圧Vread3を第1のセルブロックにおける第1の読出し電圧Vread1よりも低くすることができる。一般に読出し電圧が低いと、選択ワード線に接続された非選択メモリセルへのディスターブが小さい。従って、第2のセルブロックは、多数回の読出し動作に適している。一方、ステップアップ電圧が小さいことは、従来のように書込み動作に時間がかかることを意味する。しかし、上述のように、第1のセルブロックから第2のセルブロックへのブロックコピーは待機時間等で実行することができるので、第2の書込みシーケンスにおける書込み時間が長いことは問題とならない。
このように、本実施形態によれば、第1のステップアップ電圧ΔVpgm1を大きくし、第1のセルブロックに対するプログラム時間を短縮することができる。待機時間に第1のセルブロックのデータを第2のセルブロックへコピーするので、ユーザは、第2のセルブロックへのプログラム時間を意識する必要がない。第2のセルブロックにコピーされたデータには、従来と同程度の消去回数(あるいは書込み回数)が許容される。
本実施形態において、第1のセルブロックからデータを読み出すとき、非選択のワード線に印加される第2の読出し電圧Vread2は、選択ワード線に印加される第1の読出し電圧Vread1よりも高いことが好ましい。これにより、セルストリング内の非選択メモリセルの抵抗が低くなり、読出し時のバックパターンノイズが小さくなる。その結果、センスアンプは、選択メモリセルのデータを高速に検出することができる。例えば、第1のセルブロックでは、アクセス禁止となっているメモリセルは、消去状態となっている。この場合、隣接メモリセルの近接効果により、アクセス禁止となっているメモリセルの閾値電圧が上昇してしまうおそれがある。これは、読出し時におけるセルストリングの抵抗値を上昇させ、バックパターンノイズの増大の原因となる。そこで、非選択のワード線に印加される第2の読出し電圧を高める。これにより、読出し時におけるセルストリングの抵抗値の上昇を抑制し、読み出し動作を高速に維持することができる。
同様に、第2のセルブロックからデータを読み出すとき、非選択のワード線に印加される第4の読出し電圧Vread4は、選択ワード線に印加される第3の読出し電圧Vread3よりも高いことが好ましい。これにより、セルストリング内の非選択メモリセルの抵抗が低くなり、センスアンプは、選択メモリセルのデータを高速に検出することができる。即ち、Vread1<Vread2、Vread3<Vread4、Vread1>Vread3を満たすことが好ましい。
大容量のデータを格納するために、メモリセルMCは、多値データを格納することが好ましい。多値メモリについては、後述する。
(第2の実施形態)
図7は、第2の実施形態による第1のセルブロックへのデータ書込み動作および書き込まれたデータの検証動作を示すフロー図である(第1の書込みシーケンスの変形例)。第2の実施形態は、第1の書込みシーケンスが第1の実施形態のそれと異なる。
まず、或るアドレスのワード線WLnを選択する(S7)。選択ワード線WLn、WLn+1に接続されたメモリセルMCに書き込むためのデータをメモリ10の外部からロードする(S12)。次に、第1のセルブロックへデータ“1”を書き込む(S22、S24)。このとき、ワード線駆動回路およびビット線駆動回路は、隣接する2本のワード線WLn、WLn+1を連続的に選択する。ビット線駆動回路は、まず、ワード線WLnに接続されたメモリセルへデータを書き込み、続いて、ワード線WLn+1に接続されたメモリセルへデータを書き込む。これにより、ビット線駆動回路は、選択ワード線WLnおよびWLn+1に接続された複数のメモリセルへチェッカーフラグ状にデータを書き込む。ワード線WLnおよびWLn+1に接続された複数のメモリセルのうち、書込み可能なメモリセル以外のメモリセルは、アクセス禁止状態となっている。
続いて、第1のセルブロック内のデータを検証するために、センスアンプがデータを読み出す(S32)。このとき、ステップS30と同様に、ワード線駆動回路25は隣接する2本のワード線WLn、WLn+1の両方を同時に選択する。このとき、ワード線WLnおよびWLn+1の両方に接続されたメモリセルにデータが格納されている。従って、ワード線WLnおよびWLn+1の両方に接続されたメモリセルのデータが検証される。
検証すべきデータに “1”でないデータが含まれている場合、プログラム電圧VpgmをΔVpgm1だけステップアップさせる(S52)。その後、ステップS22〜S52を繰り返す。つまり、選択ワード線WLnに印加されるプログラム電圧VpgmをΔVpgm1ずつステップアップさせながら、データ“1”の書込みおよび検証のための読出しを繰り返し実行する。
読み出されたデータが全て“1”になった場合、次のアドレスに対応するワード線WLn+2、WLn+3を選択する(S62)。さらに、ステップS12〜S62を繰り返す。即ち、ワード線駆動回路およびビット線駆動回路は、隣接する2本のワード線ワード線WLn+2、WLn+3に連続的にデータを書き込む。ステップS32において、隣接する2本のワード線WLn+2およびWLn+3が選択されるので、センスアンプは、隣接する2本のワード線WLn+2およびWLn+3の両方に接続されたメモリセルからデータを読出す。これにより、ワード線WLn+2およびWLn+3の両方に書き込まれたデータを検証することができる。このような動作を繰り返し、書込み対象の全ワード線WLを選択し終えた場合、第1のセルブロックのチェッカーフラグ状に配置されたメモリセルMCの検証が完了する。
第2の実施形態によれば、隣接する2本のワード線に連続的にデータを書き込んだ後に、検証のためにデータ読出しを行っている。従って、第2の実施形態の第1の書込みシーケンスは、第1の実施形態よりも検証動作の実行数が少ないので、第1の実施形態の第1の書込みシーケンスよりも短時間で完了する。第2の実施形態によるメモリセルMCは、第1の実施形態と同様に多値データを格納してよい。第2の実施形態のその他の構成および動作は、第1の実施形態の構成および動作と同様でよい。これにより、第2の実施形態は、第1の実施形態の効果をも得ることができる。
(第3の実施形態)
図8(A)は、本発明に係る第3の実施形態に従い多値データを第1のセルブロックへ書き込む方式を示す概念図である。図8(B)は、データ書込み方式の比較例を示す。メモリ10は、検証動作後、例えば、LM(Lower Middle)方式を用いて4値データ(2ビットデータ)を第1のセルブロックへ書き込む。
以下、LM方式について説明する。例えば、メモリセルMCは、4値データ(11、10、01、00)のいずれかを記憶する。4値データのうち下位ビットは、Lower Pageデータとして、上位ビットは、Upper Pageデータとして各メモリセルMCに格納される。図8(A)および図8(B)では、Lower Pageデータの書込み順番が下半円内に示され、Upper Pageデータの書込み順番が上半円内に示されている。
LM方式では、4値データの書込みは、Lower Page書込みおよびUpper Page書込みの2回の動作で実行される。Lower Page書込みは、Lower Pageデータを決定する。これにより、メモリセルMCのデータ状態は、(11)、あるいは、(10)のいずれかに振り分けられる。Upper Page書込みは、Upper Pageデータを決定する。これにより、メモリセルMCのデータ状態(11)は、データ(11)または(01)に振り分けられ、データ状態(10)は、(10)または(00)に振り分けられる。
Lower Page書込みにおいて、Lower Pageデータを1のままとする場合、ビット線をハイレベルにすることによって選択ワード線に接続されたメモリセルMCのフローティングゲートに電子が蓄積されないようにする。これにより、メモリセルMCは、データ(11)(消去状態)を維持する。一方、Lower Pageデータに0を書き込む場合、ビット線をロウレベルにすることによって選択ワード線に接続されたメモリセルMCのフローティングゲートに電子を蓄積する。これにより、Lower Pageデータに0が書き込まれ、メモリセルはデータ(10)を格納する。
Upper Page書込みにおいて、Upper Pageデータを1のままとする場合、ビット線をハイレベルにすることによって選択ワード線に接続されたメモリセルMCのフローティングゲートに電子が蓄積されないようにする。これにより、データ(11)を有するメモリセルMCは、データ(11)を維持し、データ(10)を有するメモリセルMCは、データ(10)を維持する。一方、Upper Pageデータに0を書き込む場合、ビット線をロウレベルにすることによって選択ワード線に接続されたメモリセルMCのフローティングゲートに電子を蓄積する。データ(11)を有するメモリセルMCのUpper Pageに0を書き込むと、メモリセルMCのデータは(01)になる。データ(10)のメモリセルMCのUpper Pageに0を書き込むと、メモリセルMC内のデータは(00)になる。このとき、選択ワード線の電圧を、Lower Page書込みにおける選択ワード線の電圧よりも高くする。あるいは、ビット線の電位を、Lower Page書込みにおけるビット線の電圧よりも低くする。これにより、Upper Pageの0書込みにおいてフローティングゲートに蓄積される電子量は、Lower Pageの0書込におけるそれよりも多くなる。よって、データ(01)を有するメモリセルMCの閾値電圧は、データ(10)を有するメモリセルMCの閾値電圧よりも高くなり、データ(10)とデータ(01)とを区別することができる。このように、メモリセルMCは、閾値電圧によって4つの状態になり得る。
第3の実施形態による書込み方式は、図8(A)に示すように、アクセス禁止状態となっているメモリセルMCe(消去状態(11)である)のカラム方向またはロウ方向に隣接する各メモリセルに対して、同一メモリセルのLower PageとUpper Pageとを連続して書き込まないようにする。例えば、図8(A)に示すワード線WL0〜WL2に接続された複数のメモリセルのそれぞれのLower Pageに連続してデータを書き込んだ後、ワード線WL3に接続されたメモリセルのLower Pageの書込みを行う。その後、ワード線WL0、WL1のUpper Page、ワード線WL4,WL5のLower Page、ワード線WL2,WL3のUpper Page、ワード線WL6、WL7(図示せず)のLower Page、ワード線WL4、WL5のUpper Page、・・・ワード線WLn、WLn+1のLower Page、ワード線WLn−2、WLn−1のUpper Page、ワード線WLn+2、WLn+3のLower Page、ワード線WLn、WLn+1のUpper Pageのように書込み動作が実行される。これにより、例えば、メモリセルMCeに隣接するそれぞれのメモリセルMC0〜MC3では、同一メモリセル内においてLower Pageの書込みおよびUpper Pageの書込みは、不連続である。つまり、データは、或るワード線が選択されている状態において、同一メモリセルのLower PageおよびUpper Pageに連続して書き込まれていない。
通常、第1のメモリセルにデータが書き込まれた場合、それに隣接する第2のメモリセルの閾値電圧は、第1のメモリセルとの容量カップリングにより変動する。従って、メモリセルMC0〜MC4の全てにデータが書き込まれると、メモリセルMCeの閾値電圧は変動する。
もし、図8(B)のように、ワード線WLごとに同一メモリセルに対してLower PageおよびUpper Pageを連続して書き込むと、消去メモリセルMCeの閾値電圧の変動がほとんど考慮されない場合が生じる。例えば、メモリセルMC0では、Lower PageおよびUpper Pageが連続して書き込まれ、その後、MC1〜MC3の書込みが実行されている。よって、メモリセルMC0では、MC1〜MC3の書込みによる消去メモリセルMCeの閾値電圧の変動がほとんど加味されない。この場合、メモリセルMC0のデータが誤検出されるおそれがある。
一方、第3の実施形態によれば、図8(A)に示すように、同一ワード線においてLower PageおよびUpper Pageが連続して書き込まれていないので、メモリセルMC0では、MC1〜MC3の書込みによる消去メモリセルMCeの閾値電圧の変動が或る程度加味される。より詳細には、MC0のUpper Pageの書込みは、MC1〜MC3のLower Pageの書込み後であるので、MC0のUpper Pageは、消去メモリセルMCeのその分の閾値電圧の変動が加味された状態で書き込まれる。よって、第3の実施形態による書込み方式は、データの誤検出の可能性を低くすることができる。
以上の実施形態において、第1のセルブロックと第2のセルブロックとは、図1のROM120に格納されたブロックごとのフラグで区別することができる。このフラグを変更することによって、第1のセルブロックを第2のセルブロックに変更し、逆に第2のセルブロックを第1のセルブロックに変更することができる。また、第1のセルブロックの寿命を長期化させるために、アクセスが許可されたメモリセルとアクセスが禁止されていたメモリセルとを交代可能としてよい。例えば、当初、図3に示す破線円で示したメモリセルをアクセス許可セルとして使用し、消去回数(あるいは書込み回数)が所定値に達した場合に、破線円で示したメモリセル以外のメモリセルをアクセス許可セルとして代替的に使用してよい。
(上記実施形態の変形例)
第1のセルブロックでは、チェッカーフラグ状に配置されたメモリセルのみにデータが格納された。しかし、ロウ方向およびカラム方向に隣接するメモリセル間において、近接効果をほとんど考慮する必要が無い場合、第1のセルブロックの全メモリセルを書込み対象としてもよい。この場合、読出し時に2本のワード線WLを同時に選択することはできないため、高速読出しの効果は得られない。しかし、外部から受け取ったデータを第1のセルブロックに書き込む第1の書込みシーケンス、および、第1のセルブロックに書き込まれたデータを第2のセルブロックに書き込む第2の書込みシーケンスはともに実行され得る。このため、第1の書込みシーケンスにおいて比較的大きなステップアップ電圧ΔVpgm1でデータを第1のセルブロックに書き込み、待機状態(バックグラウンド)において、第1のセルブロックから第2のセルブロックへ第2のステップアップ電圧ΔVpgm2でブロックコピーすることができる。他の実施形態と同様に、第1のステップアップ電圧ΔVpgm1は、第2のステップアップ電圧ΔVpgm2より大きい。これによって、本変形例は、第1の書込みシーケンスにおける高速書込みの効果を得ることができる。また、第2の書込みシーケンスにおいて、メモリセルMCの閾値分布を狭くし、読出し時に選択ワード線に印加される読出し電圧Vreadを低くすることができる。これは、第2のセルブロックの消去回数(書込み回数)を維持することができる。
本実施形態は、記憶素子が格子状に配列されたメモリ素子全般に対して有効に適用することができる。一般に、メモリデバイスは、大容量化への要求に応えるため、メモリ素子自体の微細化とメモリ素子間隔を狭めていく微細化とが行われている。その際に、隣接間メモリセルの近接効果による悪影響は必ず問題になる。その場合に、格子形状の対角方向に隣接するセル間の距離は、カラム方向あるいはロウ方向に隣接するセル間の距離より大きいので、チェッカーフラグ状にデータを記憶すれば、近接効果を見かけ上小さくすることができる。したがって、本実施形態は、上記に述べたNAND型フラッシュメモリのほか、メモリセルが格子状に配列されるメモリデバイス全般に有効に適用することができる。例えば、本実施形態は、抵抗変化型メモリ等に適用することができる。勿論、不揮発性メモリに限らず、DRAM等の揮発性メモリにも適用できる。
本発明に係る第1の実施形態に従ったNAND型フラッシュメモリ10の構成の一例を示すブロック図。 メモリセルアレイ100の構成の一例を示す図。 ブロックBLOCK0〜BLOCKmのそれぞれの構成の一例を示す図。 第1のセルブロックへのデータ書込み動作および書き込まれたデータの検証動作を示すフロー図。 第2のセルブロックへのデータ書込み動作および書き込まれたデータの検証動作を示すフロー図。 多値データのメモリセルの閾値電圧分布を示すグラフ。 第2の実施形態による第1のセルブロックへのデータ書込み動作および書き込まれたデータの検証動作を示すフロー図。 本発明に係る第3の実施形態に従い多値データを第1のセルブロックへ書き込む方式を示す概念図、および、データ書込み方式の比較例を示す図。
符号の説明
WL…ワード線
BL…ビット線
MC…メモリセル
ΔVpgm1、ΔVpgm2…プログラム時のワード線電圧
Vread1〜Vread4…読出し時のワード線電圧
100…メモリセルアレイ
10…メモリ
20…ロウデコーダ
25…ワード線駆動回路
30…カラムデコーダ
40…センスアンプ群・ビット線駆動回路

Claims (5)

  1. 第1の方向に延伸する複数のワード線と、
    前記第1の方向と交差する第2の方向に延伸する複数のビット線と、
    前記ワード線と前記ビット線とによって構成される格子形状の交点に対応して設けられた複数のメモリセルからなる複数のセルブロックと、
    前記ビット線の各々に対応して設けられ、前記メモリセルに格納されたデータを検出するセンスアンプと、
    前記複数のビット線に接続されたビット線駆動回路と、
    前記複数のワード線に接続されたワード線駆動回路とを備え、
    外部から受け取ったデータを前記複数のセルブロックのうち第1のセルブロックに書き込む第1の書込みシーケンスにおいて、前記ワード線駆動回路および前記ビット線駆動回路は、前記第1のセルブロックに含まれるメモリセルのうちチェッカーフラグ状に配置されたメモリセルのみにデータを書き込み、
    前記第1のセルブロックに書き込まれたデータを前記複数のセルブロックのうち第2のセルブロックに書き込む第2の書込みシーケンスにおいて、前記ワード線駆動回路および前記ビット線駆動回路は、前記第2のセルブロックにおいて選択されたワード線に接続された全メモリセルにデータを書き込み、
    前記第1のセルブロックへのデータ書き込み時のデータ検証時、または、前記第1のセルブロックからデータを読み出すとき、前記ワード線駆動回路は隣接する2本の前記ワード線に読出し電圧を同時に印加し、前記センスアンプの各々は前記2本のワード線に接続された前記メモリセルのデータを検出することを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 前記第1の書込みシーケンスにおいて、前記ワード線駆動回路は、第1のステップアップ幅で前記ワード線の電圧を上昇させ、
    前記第2の書込みシーケンスにおいて、前記ワード線駆動回路は、第2のステップアップ幅で前記ワード線の電圧を上昇させ、
    前記第1のステップアップ幅は前記第2のステップアップ幅よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 前記複数のセルブロックは、NAND型メモリセルアレイを形成しており、
    前記第1のセルブロックからデータを読み出すとき、前記ワード線駆動回路は、前記選択された隣接する2本のワード線に第1の読出し電圧を印加し、かつ、非選択のワード線に前記第1の読出し電圧よりも高い第2の読出し電圧を印加し、
    前記第2のセルブロックからデータを読み出すとき、前記ワード線駆動回路は、選択されたワード線に第3の読出し電圧を印加し、かつ、非選択のワード線に第4の読出し電圧を印加し、
    前記第1の読出し電圧および前記第2の読出し電圧は、それぞれ前記第3の読出し電圧および前記第4の読出し電圧よりも高いことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の半導体記憶装置。
  4. 前記ワード線駆動回路および前記ビット線駆動回路は、前記隣接する2本のワード線の一方に接続された前記メモリセルにデータを書込み、該書込まれたデータの検証動作のときに、前記ワード線駆動回路および前記センスアンプは、前記隣接する2本のワード線の両方に接続された前記メモリセルからデータを読出し、
    前記ワード線駆動回路および前記ビット線駆動回路は、前記隣接する2本のワード線の他方に接続された前記メモリセルにデータを書込み、該書込まれたデータの検証動作のときに、前記ワード線駆動回路および前記センスアンプは、前記隣接する2本のワード線の両方に接続された前記メモリセルからデータを読出すことを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  5. 前記ワード線駆動回路および前記ビット線駆動回路は、前記隣接する2本のワード線に接続された前記メモリセルにデータを連続的に書込み、該書込まれたデータの検証動作のときに、前記ワード線駆動回路および前記センスアンプは、前記隣接する2本のワード線の両方に接続された前記メモリセルからデータを読出すことを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
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