JP2002133888A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置

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JP2002133888A JP2000333206A JP2000333206A JP2002133888A JP 2002133888 A JP2002133888 A JP 2002133888A JP 2000333206 A JP2000333206 A JP 2000333206A JP 2000333206 A JP2000333206 A JP 2000333206A JP 2002133888 A JP2002133888 A JP 2002133888A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ベリファイ読み出し時間を短縮して書き込み動
作を高速化することができる半導体記憶装置を提供す
る。 【解決手段】複数の不揮発性メモリセルのうち、選択さ
れたメモリセルMC2にデータ書き込みを行った後の書
き込みベリファイ時において、メモリセルMC2のワー
ド線WL2には所定のベリファイ電圧Vvselが印加さ
れ、メモリセルMC2に隣接するメモリセルMC1、M
C3のワード線WL1、WL3にはベリファイ電圧Vvs
elより電圧が高い読み出し用パス電圧Vreadが印加さ
れ、メモリセルMC2及びメモリセルMC1、MC3を
除くその他のメモリセルMC0、MC4〜MC15のワ
ード線WL0、WL4〜WL15には読み出し用パス電
圧Vreadより電圧が高い読み出し用パス電圧Vreadhが
印加される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、メモリセルに正
常にデータが記憶されているか否かを検証するベリファ
イ読み出し動作を備えた不揮発性半導体記憶装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】不揮発性半導体記憶装置の一種であるN
AND型フラッシュメモリは、8個、16個、あるいは
それ以上の複数個のメモリセルトランジスタを直列に接
続し、その両端に2つの選択トランジスタを接続したN
ANDセルを基本単位とする不揮発性メモリである。
【0003】図4は、従来のNAND型フラッシュメモ
リの構成を示す回路図である。
【0004】このNAND型フラッシュメモリは、メモ
リセルアレイ100とセンスアンプ群110を有してい
る。メモリセルアレイ100は、行方向にn個配列され
た複数のブロックBK0、BK1、BK2、…、BKn
からなる。これらブロックの各々では、ブロック内のメ
モリセルに記憶されたデータの一括消去が可能である。
なお、図4にはメモリセルMC2のワード線WL2を選
択ワード線とした場合の読み出し動作中のワード線印加
電圧Vvsel、Vreadが示されている。
【0005】読み出し動作において、選択されるメモリ
セル(以下、選択セル)MC2のワード線WL2には、
選択ワード線電位Vvselが印加され、その他のメモリセ
ルのワード線WL0、WL1、WL3〜WL15には、
メモリセルのしきい値電圧に関わらず、メモリセルを導
通させる読み出し用パス電圧Vreadが印加される。すな
わち、NANDセル内の選択されていないメモリセル
(以下、非選択セル)のワード線WL0、WL1、WL
3〜WL15には、メモリセルのしきい値電圧より高い
電圧Vreadが印加される。これにより、非選択セルはパ
ストランジスタとなっている。
【0006】前記NAND型フラッシュメモリは、この
ように選択セルに直列に接続されるメモリセルが常に存
在するため、セル電流を確保しにくく読み出し速度が遅
い反面、メモリセルの高集積化には有利なメモリ構造を
持っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに読み出し速度が遅いという特徴は、メモリセルへの
記憶容量を2値から多値にした場合に、書き込み速度が
遅くなる大きな原因となっている。
【0008】メモリセルへの記憶容量が2値の場合に
は、その通り、2つのメモリセルのしきい値電圧を区別
できればよいため、書き込み後のメモリセルのしきい値
電圧Vtの分布は前述の読み出し用パス電圧Vreadより
低く制御されればよい。
【0009】しかし、メモリセルの記憶容量を多値にす
ると、図5に示すように、読み出し用パス電圧Vreadよ
り低い電圧範囲に、3個のしきい値電圧Vt1、Vt
2、Vt3分布を制御よく書き込む必要がある。このた
め、多値の場合は、2値の場合よりも頻繁に書き込み電
圧パルス印加動作と書き込みベリファイ(ベリファイ読
み出し)が必要である。
【0010】図5は、メモリセルの記憶容量が4値の場
合のしきい値電圧の分布、及び選択ワード線に印加され
るベリファイ電圧、読み出し電圧、及び読み出し用パス
電圧を示す概略図である。
【0011】前記NAND型フラッシュメモリにおい
て、図5に示すように、メモリセルの記憶容量を多値に
した場合、それぞれのしきい値電圧Vt1、Vt2、V
t3に対し、それぞれのベリファイ用電圧Vv1、Vv
2、Vv3を選択ワード線に印加して書き込みベリファ
イを行う方法を採用する場合を考えてみる。書き込み制
御には種々の方法があるが、書き込み速度を向上するた
めには、しきい値電圧Vt1、Vt2、Vt3を個別に
書き込んでベリファイするよりも、Vt1、Vt2、V
t3に共通の書き込みパルス印加動作を行って、それぞ
れのベリファイ読み出しを行った方がよい。つまり、V
t1、Vt2、Vt3に対する書き込みパルス印加電圧
を共有化することによって、書き込み時間を短縮でき
る。すると、書き込みベリファイ時間の割合が増えるた
め、更なる書き込みの高速化のためには、書き込みベリ
ファイ時間の短縮が必要であるまた、微細化に伴い、メ
モリセルのセル電流が減少したり、ビット線容量が増加
する場合には、ベリファイ読み出し時間は増加する。す
ると、多値の書き込みでは、書き込みに要する時間のう
ち、ベリファイ読み出し時間が占める割合がますます大
きくなる。
【0012】この問題に対して、特願平11−2242
32号では、書き込みベリファイ時の読み出し用パス電
圧を通常のパス電圧より高くする提案がなされている。
すなわち、書き込みベリファイ時の読み出し用パス電圧
を高めることによって、パストランジスタとなる非選択
セルのオン抵抗を小さくし、セル電流を増大させるとい
うものである。これにより、ベリファイ時間を短くでき
る、また、NANDセルにおいて直列に接続できるメモ
リセルを増やすことができるとされている。
【0013】しかし、この方法では、セルの微細化に伴
い、選択セルとこの選択セルに隣接するメモリセル(以
下、隣接セル)との間で容量結合の影響が大きくなった
場合に、読み出しに悪影響を及ぼす可能性がある。すな
わち、ベリファイ読み出し時において、選択セルに隣接
するワード線の電圧が通常の読み出し時のパス電圧より
高い場合、容量結合により、選択セルのフローティング
ゲートが通常の読み出し状態よりも高い電位に持ち上げ
られた状態で、ベリファイが実行されることになる。
【0014】これは、ベリファイ読み出し時において、
選択セルのしきい値電圧を低く見せることになるため、
しきい値電圧が高く書き込まれることになる。これによ
り、しきい値電圧が高めにシフトしてしまい、しきい値
電圧が目標通りに設定できないため、通常の読み出し動
作において不具合が発生するという問題がある。
【0015】そこでこの発明は、前記問題点を解決し、
ベリファイ読み出し時間を短縮して書き込み動作を高速
化することができる半導体記憶装置を提供することを目
的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明に係る第1の不揮発性半導体記憶装置は、
直列に接続された複数の不揮発性メモリセルとそのドレ
イン側とソース側に接続された2つの選択トランジスタ
とを有するNAND型セルと、前記複数の不揮発性メモ
リセルのうち、いずれか1つの選択された不揮発性メモ
リセルの制御ゲートに接続された選択ワード線と、前記
選択された不揮発性メモリセルに隣接する不揮発性メモ
リセルの制御ゲートに接続された隣接ワード線と、前記
複数の不揮発性メモリセルのうち、前記選択された不揮
発性メモリセル及び前記隣接する不揮発性メモリセルを
除くその他の不揮発性メモリセルの制御ゲートに接続さ
れた非選択ワード線とを具備し、前記不揮発性メモリセ
ルに記憶されたデータを読み出す読み出し動作におい
て、前記選択ワード線には所定の読み出し用電圧が印加
され、前記隣接ワード線には前記読み出し用電圧より電
圧が高い第1の読み出し用パス電圧が印加され、前記非
選択ワード線には前記第1の読み出し用パス電圧より電
圧が高い第2の読み出し用パス電圧が印加されることを
特徴とする。
【0017】前記目的を達成するために、この発明に係
る第2の不揮発性半導体記憶装置は、直列に接続された
複数の不揮発性メモリセルとそのドレイン側とソース側
に接続された2つの選択トランジスタとを有するNAN
D型セルと、前記複数の不揮発性メモリセルのうち、い
ずれか1つの選択された不揮発性メモリセルの制御ゲー
トに接続され、読み出し動作時に読み出し用電圧が印加
される選択ワード線と、前記選択された不揮発性メモリ
セルに隣接する不揮発性メモリセルの制御ゲートに接続
され、前記読み出し動作時に前記読み出し用電圧より電
圧が高い第1の読み出し用パス電圧が印加される隣接ワ
ード線と、前記複数の不揮発性メモリセルのうち、前記
選択された不揮発性メモリセル及び前記隣接する不揮発
性メモリセルを除くその他の不揮発性メモリセルの制御
ゲートに接続され、前記読み出し動作時に前記第1の読
み出し用パス電圧より電圧が高い第2の読み出し用パス
電圧が印加される非選択ワード線とを具備することを特
徴とする。
【0018】前記目的を達成するために、この発明に係
る第3の不揮発性半導体記憶装置は、直列に接続された
複数の不揮発性メモリセルとそのドレイン側とソース側
に接続された2つの選択トランジスタとを有するNAN
D型セルを備えた不揮発性半導体記憶装置において、前
記複数の不揮発性メモリセルのうち、いずれか1つの選
択された不揮発性メモリセルにデータ書き込みを行った
後、このデータ書き込みが正常に行われたか否かを検証
する書き込みベリファイ時に、前記選択された不揮発性
メモリセルのワード線には所定のベリファイ電圧が印加
され、前記選択された不揮発性メモリセルに隣接する不
揮発性メモリセルのワード線には前記ベリファイ電圧よ
り電圧が高い第1の読み出し用パス電圧が印加され、前
記複数の不揮発性メモリセルのうち、前記選択された不
揮発性メモリセル及び前記隣接する不揮発性メモリセル
を除くその他の不揮発性メモリセルのワード線には前記
第1の読み出し用パス電圧より電圧が高い第2の読み出
し用パス電圧が印加されることを特徴とする。
【0019】前記構成を有する不揮発性半導体記憶装置
によれば、読み出し動作において選択された不揮発性メ
モリセルに隣接する不揮発性メモリセルのワード線には
第1の読み出し用パス電圧を印加し、前記選択された不
揮発性メモリセル及び前記隣接する不揮発性メモリセル
を除くその他の不揮発性メモリセルのワード線には第1
の読み出し用パス電圧より電圧が高い第2の読み出し用
パス電圧を印加することにより、NAND型セル特有の
非選択セルのオン抵抗を小さくすることができ、読み出
し時のセル電流を増大させて読み出し動作を高速化する
ことができる。
【0020】さらに、前記読み出し動作が、データ書き
込みが正常に行われたか否かを検証する書き込みベリフ
ァイである場合には、書き込みベリファイ時の前記第1
の読み出し用パス電圧を、通常の読み出し動作時におけ
る読み出し用パス電圧にすることにより、選択された不
揮発性メモリセルの容量結合を通常の読み出し動作中の
状態とほぼ等しい状態に保持したままで、ベリファイ読
み出しの高速化が実現できる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施の形態の不揮発性半導体記憶装置について説明す
る。ここでは、NAND型フラッシュメモリを例に取
る。
【0022】図1は、この発明の実施の形態のNAND
型フラッシュメモリの構成を示す回路図である。この図
1には、メモリセルアレイとセンスアンプ群のみを示
し、その他の構成は省略している。
【0023】このNAND型フラッシュメモリは、メモ
リセルアレイ100とセンスアンプ群110を有してい
る。メモリセルアレイ100は、行方向にn個配列され
た複数のブロックBK0、BK1、BK2、…、BKn
からなる。これらブロックの各々では、ブロック内のメ
モリセルに記憶されたデータの一括消去が可能である。
【0024】前記ブロックBK0、BK1、BK2、
…、BKnの各々は、例えば図1中のブロックBK0に
示すように、複数個(ここでは16個)のメモリセルト
ランジスタMC0〜MC15が直列に接続され、メモリ
セルMC0のソースに選択ゲートトランジスタSGST
Rが接続され、メモリセルMC15のドレインに選択ゲ
ートトランジスタSGDTRが接続されたNANDセル
を有している。このNANDセルは、列方向に複数個、
ここでは512個配列されて1つのブロックを形成し、
さらに前述したように、このブロックが行方向にn個配
列されてメモリセルアレイ100を形成している。
【0025】また、ブロックBK0の複数のNANDセ
ル内の選択ゲートトランジスタSGSTRには、共通ソ
ース線CELSRCが接続されている。また、行方向に配列さ
れた複数のNANDセル内の選択ゲートトランジスタS
GDTRの各々には、ビット線が共通に接続され、列方
向に配列された前記複数のNANDセルの各々にビット
線BL0〜BL511がそれぞれ接続されている。ビッ
ト線BL0〜BL511の各々には、センスアンプ(S
/A)S0〜S511がそれぞれ接続されている。セン
スアンプS0〜S511の各々には、データD0〜D5
11がそれぞれ入出力される。
【0026】さらに、列方向に配列された複数のNAN
Dセル内のメモリセルMC0のゲートにはワード線WL
0が接続され、前記複数のNANDセル内のメモリセル
MC1のゲートにはワード線WL1が接続されている。
同様に、メモリセルMC2〜MC15の各々には、ワー
ド線WL2〜WL15がそれぞれ接続されている。
【0027】また、列方向に配列された複数のNAND
セル内の選択ゲートトランジスタSGSTRには、選択
ゲート線SGSが接続され、前記複数のNANDセル内
の選択ゲートトランジスタSGDTRには、選択ゲート
線SGDが接続されている。また、図1において、ワー
ド線WL0〜WL15、及び選択ゲート線SGS、SG
Dに記した電圧Vvsel、Vread、Vreadhは、ベリファ
イ時の印加電圧を示している。
【0028】また、図2はメモリセルのしきい値電圧の
分布、及び選択ワード線に印加されるベリファイ電圧、
読み出し電圧を示す概略図であり、図3は書き込み動作
時における選択ワード線の電圧波形を示す図である。以
下に、実施の形態のNAND型フラッシュメモリにおけ
る書き込み、ベリファイ読み出しの動作について説明す
る。
【0029】まず、図2に示すように、書き込み前に
は、メモリセルのしきい値電圧Vtは消去状態であるV
t0となっている。次に、例えば、メモリセルにデータ
書き込みを行い、しきい値電圧をVt1にする場合、図
3に示すように、選択ワード線に書き込み電圧Vpgm
の書き込みパルスを印加した後、選択ワード線の電圧を
Vv1に設定し、ベリファイ読み出し(書き込みベリフ
ァイ)を行う。ベリファイ読み出しの結果、書き込みが
十分に行われていない場合は、書き込み電圧を“Vpg
m+ΔVpgm”として再び書き込みパルスを選択ワー
ド線に印加し、その後、再びベリファイ読み出しを行
う。このようにして、書き込みが十分に行われ、書き込
みパス状態となるまで、書き込み電圧をΔVpgmだけ
高くしながら書き込みパルス印加動作とベリファイ読み
出しとを繰り返す。
【0030】図3には、選択ワード線電圧をVv1とし
たベリファイ読み出しのみを示しているが、実際には書
き込み速度の高速化のためVt1だけでなく、Vt2、
Vt3に対する書き込みも兼ねて行われ、選択ワード線
電圧Vv1のベリファイ読み出しに続いてVv2、Vv
3を印加したベリファイ読み出しが行われる場合があ
る。
【0031】書き込みパルス印加動作において、消去状
態Vt0からVt1(またはVt2、Vt3)への書き
込みが行われるメモリセルにおいては、ビット線に0V
が転送されるため、メモリセルのチャネルの電位も0V
となっている。そのため、選択ワード線に書き込み電圧
Vpgm(15V〜20V)が印加されると、メモリセ
ルのフローティングゲートとチャネル間に高い電位差が
生じ、FNトンネル電流によりフローティングゲートに
電子が注入され、メモリセルのしきい値電圧が高くな
る。Vt0のまま、書き込みを行わないメモリセルに対
しては、メモリセルのフローティングゲートとチャネル
間に高い電位差を生じない“H”レベル電圧がビット線
に転送され、フローティングゲートへの電子注入が行わ
れない。
【0032】ベリファイ読み出し動作においては、Vt
1、Vt2、Vt3の書き込み先のしきい値電圧に対し
て、選択ワード線にそれぞれVv1、Vv2、Vv3の
ベリファイ用電圧を印加して読み出し動作を行い、書き
込みが十分行われたか否か判定する。例えば、しきい値
電圧Vt1に書き込みを行うメモリセルにおいて、メモ
リセルのしきい値電圧がVv1より低い場合には、メモ
リセルがオンするため、読み出し動作時のビット線プリ
チャージ電位が放電される。一方で、メモリセルのしき
い値電圧がVv1以上に高くなると、メモリセルがオフ
状態、または高抵抗な状態になるため、ビット線のプリ
チャージ電位はほとんど放電されなくなる。センスアン
プは、この電位変化を検出し、ビット線の放電が行われ
ないしきい値電圧、つまりメモリセルのしきい値電圧が
Vv1以上に高くなった状態を書き込みパス状態として
読み出す。
【0033】このような書き込み動作によって、メモリ
セルのしきい値電圧Vt1がVv1以上に制御されるこ
とにより、実際の読み出し電圧Vr1に対して、読み出
しマージンが確保される。また、Vt1とVt2を区別
するための選択ワード線読み出し電圧Vr2は、Vt1
が図示された分布になることを前提にマージンを持った
電圧に設定されている。
【0034】例として、選択セルMC2をVt1の状態
に書き込む場合には、前記ベリファイ読み出しにおい
て、図1に示したように、選択セルMC2のワード線W
L2には、Vvsel=Vv1が印加される。そして、同じ
NANDセル内の選択セルMC2に隣接する非選択セル
MC1とMC3のワード線WL1、WL3には、通常の
読み出し時のパス電圧であるVreadが印加される。ま
た、その他の非選択セルMC0、及びMC4〜MC15
のワード線WL0、WL4〜WL15には、Vreadより
高い電圧Vreadhが印加される。ベリファイ読み出し中
は、このようなバイアス関係で、メモリセルがベリファ
イ電圧Vv1に対して、書き込みパス状態となるように
実行される。Vt2やVt3の状態に書き込む場合も同
様に、選択ワード線の電圧をVv2やVv3に設定し
て、隣接ワード線にはVread、隣接ワード線を除くNA
NDセル内の非選択ワード線にはVreadhを印加してベ
リファイ読み出しを行う。
【0035】前述した動作によって、ベリファイ読み出
し時には、パストランジスタとなるNANDセル内の非
選択セルMC0、MC4〜MC15のオン抵抗が通常の
読み出し時よりも小さくなるため、セル電流が増加し、
ベリファイ読み出し時間を短縮することができる。
【0036】一方、書き込み終了後の通常の読み出しに
おいては、図4に示すような従来と同じ電圧が印加され
て読み出しが行われる。すなわち、選択セルMC2のワ
ード線WL2には、しきい値電圧Vt1のセルに対して
はVvsel=Vr1が印加され、パストランジスタとなる
NANDセル内の非選択セルのワード線WL0、WL
1、WL3〜WL15にはVreadが印加される。
【0037】以下に、通常の読み出し動作、及びベリフ
ァイ読み出し動作についてさらに詳細に説明する。
【0038】最初に、ビット線BL0〜BL511を所
定の電圧レベルにプリチャージする。また、NANDセ
ル内の選択セルMC2のワード線WL2に所定の読み出
し用の電圧を印加する。図2に示すように、選択セルM
C2のワード線WL2には、通常の読み出し動作時に
は、Vr1、Vr2、Vr3のいずれかの電圧が印加さ
れ、ベリファイ読み出し動作時には、Vv1、Vv2、
Vv3のいずれかの電圧が印加される。
【0039】通常の読み出し動作時には、非選択セルM
C0、MC1、MC3〜MC15のワード線WL0、W
L1、WL3〜WL15にはVreadが印加される。ま
た、ベリファイ読み出し動作時には、非選択セルのう
ち、選択セルMC2に隣接する隣接セルMC1、MC3
のワード線WL1、WL3にはVreadが印加され、隣接
セルを除くその他の非選択セルMC0、MC4〜MC1
5のワード線WL0、WL4〜WL15にはVreadhが
印加される。
【0040】次に、ビット線とワード線の電位が安定し
てから、所定のタイミングで、選択ゲート線SGSに選
択ゲートトランジスタSGSTRが導通する“H”レベ
ル電圧(図1ではVread)が印加され、選択セルのしき
い値電圧のレベルに応じてビット線の放電が行われる。
センスアンプ群110内の各々のセンスアンプS0〜S
511は、所定の時間に変化するビット線BL0〜BL
511の各々の電位差を検出して、“1”セルと“0”
セルを区別する。
【0041】ここで、通常の読み出し動作時において、
読み出し用パス電圧Vreadを印加したときのメモリセル
のセル電流をIcell、ビット線容量をCbl、センスア
ンプが“H”/“L”レベルを判別できるビット線電位
振幅をΔVblとすると、ビット線電位をΔVbl振幅
させるのに必要なビット線放電時間T1は、 T1=Cbl×ΔVbl/Icell と表される。
【0042】図1に示すように、ベリファイ読み出し動
作時における読み出し用パス電圧Vreadhにより、Icel
lが2倍になったとすると、ビット線電位をΔVbl振
幅させるのに必要なビット線放電時間T2は、 T2=Cbl×ΔVbl/(2×Icell)=T1/2 と表され、読み出し用パス電圧Vreadhを印加したとき
に必要なビット線放電時間T2は、読み出し用パス電圧
Vreadを印加したときに必要な時間T1の半分となる。
すなわち、読み出し用パス電圧Vreadhを印加するベリ
ファイ読み出しでは、読み出し用パス電圧Vreadを印加
する通常の読み出しに比べて、読み出し速度を2倍に速
めることができる。
【0043】なお、ここで、選択セルに隣接する非選択
セルのパス電圧がVreadである理由は、次の理由によ
る。微細化が進み、メモリセルのワード線ピッチが小さ
くなってくると、フローティングゲートを取り巻く容量
結合のなかで、隣接セルのフローティングゲート及びワ
ード線の成分が増加してくる。これは、フローティング
ゲートとワード線との間の絶縁膜や、フローティングゲ
ートとチャネル間のトンネル酸化膜の膜厚の比べて、ワ
ード線ピッチやビット線ピッチの微細化の変化が大き
く、フローティングゲートとその電位をコントロールす
るワード線との容量、そしてウェルまたはチャネル間と
の容量が減少する一方で、隣接セルとの容量が増加する
ためである。通常の読み出し時には、この隣接セルのワ
ード線に印加される電圧はパス電圧Vreadであり、この
ときこのVreadが選択セルに容量結合している。
【0044】書き込み動作時のベリファイ読み出し中
に、セル電流を増加させるために、隣接セルのワード線
にVreadhを印加すると、選択セルのフローティングゲ
ートにはVreadhが容量結合した状態でベリファイ読み
出し動作が実施されてしまう。すなわち、通常の読み出
し動作時よりもフローティングゲートの電位を高くシフ
トした状態でベリファイ読み出しがパスするまで書き込
むことになる。この場合、例えばVt1のしきい値分布
をVv1以上に制御したはずなのに、通常の読み出し動
作をすると、Vt2側にVt1の分布がシフトして見え
ることになる。これでは、Vt1とVt2を区別する読
み出しワード線電圧Vr2とVt1の分布の差に当たる
マージンを確保できなくなる。
【0045】したがって、隣接セルのワード線には、通
常の読み出し動作時と同じVreadを印加し、隣接セル以
外の非選択セルのワード線にはVreadより高い電圧Vre
adhを印加してベリファイを行うことが望ましい。
【0046】以上説明したようにこの実施の形態では、
書き込みベリファイ動作時において、非選択のメモリセ
ルのうち、選択されるメモリセルに隣接するメモリセル
のワード線には第1のパス電位を印加し、その他の非選
択のメモリセルのワード線には第1のパス電位より電位
が高い第2のパス電位を印加することにより、書き込み
ベリファイ動作を高速化することができる。
【0047】言い換えると、NAND型セル構造のフラ
ッシュメモリにおいて、ベリファイ読み出し動作時に、
選択ワード線に隣接した非選択ワード線には第1の読み
出し用パス電圧、その他の同NANDセル内の非選択ワ
ード線には第1の読み出し用パス電圧より高い第2の読
み出し用パス電圧を印加することにより、ベリファイ読
み出し動作を高速化することができる。
【0048】前記実施の形態によれば、特に書き込みベ
リファイ時に、選択セルに影響がない範囲でパストラン
ジスタとなる非選択セルのオン抵抗を小さくして、セル
電流を大きくし、ベリファイ読み出し時間を短縮するこ
とができる。さらに、書き込みベリファイ時間が目立つ
ようになってきている多値の書き込みにおいては、度重
なるベリファイ読み出し時間を短縮でき、書き込み動作
の高速化を図ることができる。
【0049】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、ベ
リファイ読み出し時間を短縮して書き込み動作を高速化
することができる半導体記憶装置を提供することが可能
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態の不揮発性半導体記憶装
置の構成を示す回路図である。
【図2】前記実施の形態の不揮発性半導体記憶装置にお
けるメモリセルのしきい値電圧分布、ベリファイ電圧、
及び読み出し電圧を示す概略図である。
【図3】前記実施の形態の不揮発性半導体記憶装置の書
き込み動作時における選択ワード線の電圧波形を示す図
である。
【図4】従来の不揮発性半導体記憶装置の構成を示す回
路図である。
【図5】前記従来の不揮発性半導体記憶装置におけるメ
モリセルのしきい値電圧分布、ベリファイ電圧、読み出
し電圧、及び読み出し用パス電圧を示す概略図である。
【符号の説明】
100…メモリセルアレイ 110…センスアンプ群 BK0、BK1、BK2、〜、BKn…ブロック MC0〜MC15…メモリセルトランジスタ SGSTR…選択ゲートトランジスタ SGDTR…選択ゲートトランジスタ CELSRC…共通ソース線 BL0〜BL511…ビット線 S0〜S511…センスアンプ(S/A) D0〜D511…データ WL0〜WL15…ワード線 SGS…選択ゲート線 SGD…選択ゲート線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今宮 賢一 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝マイクロエレクトロニクスセン ター内 Fターム(参考) 5B025 AA03 AB01 AC01 AD03 AD04 AD05 AD09 AE05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直列に接続された複数の不揮発性メモリ
    セルとそのドレイン側とソース側に接続された2つの選
    択トランジスタとを有するNAND型セルと、 前記複数の不揮発性メモリセルのうち、いずれか1つの
    選択された不揮発性メモリセルの制御ゲートに接続され
    た選択ワード線と、 前記選択された不揮発性メモリセルに隣接する不揮発性
    メモリセルの制御ゲートに接続された隣接ワード線と、 前記複数の不揮発性メモリセルのうち、前記選択された
    不揮発性メモリセル及び前記隣接する不揮発性メモリセ
    ルを除くその他の不揮発性メモリセルの制御ゲートに接
    続された非選択ワード線とを具備し、 前記不揮発性メモリセルに記憶されたデータを読み出す
    読み出し動作において、前記選択ワード線には所定の読
    み出し用電圧が印加され、前記隣接ワード線には前記読
    み出し用電圧より電圧が高い第1の読み出し用パス電圧
    が印加され、前記非選択ワード線には前記第1の読み出
    し用パス電圧より電圧が高い第2の読み出し用パス電圧
    が印加されることを特徴とする不揮発性半導体記憶装
    置。
  2. 【請求項2】 前記読み出し動作は、前記選択された不
    揮発性メモリセルにデータ書き込みを行った後、このデ
    ータ書き込みが正常に行われたか否かを検証する書き込
    みベリファイであることを特徴とする請求項1に記載の
    不揮発性半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の読み出し用パス電圧は、書き
    込み及び消去動作の直後にこれらの動作が正常に行われ
    たか否かを検証するベリファイ読み出しと異なる通常の
    読み出し動作時において、前記隣接ワード線及び非選択
    ワード線に印加される読み出し用パス電圧と等しいこと
    を特徴とする請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装
    置。
  4. 【請求項4】 前記不揮発性メモリセルは、制御ゲート
    とフローティングゲートを有するトランジスタである請
    求項1乃至3のいずれか1つに記載の不揮発性半導体記
    憶装置。
  5. 【請求項5】 直列に接続された複数の不揮発性メモリ
    セルとそのドレイン側とソース側に接続された2つの選
    択トランジスタとを有するNAND型セルと、 前記複数の不揮発性メモリセルのうち、いずれか1つの
    選択された不揮発性メモリセルの制御ゲートに接続さ
    れ、読み出し動作時に読み出し用電圧が印加される選択
    ワード線と、 前記選択された不揮発性メモリセルに隣接する不揮発性
    メモリセルの制御ゲートに接続され、前記読み出し動作
    時に前記読み出し用電圧より電圧が高い第1の読み出し
    用パス電圧が印加される隣接ワード線と、 前記複数の不揮発性メモリセルのうち、前記選択された
    不揮発性メモリセル及び前記隣接する不揮発性メモリセ
    ルを除くその他の不揮発性メモリセルの制御ゲートに接
    続され、前記読み出し動作時に前記第1の読み出し用パ
    ス電圧より電圧が高い第2の読み出し用パス電圧が印加
    される非選択ワード線と、 を具備することを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 直列に接続された複数の不揮発性メモリ
    セルとそのドレイン側とソース側に接続された2つの選
    択トランジスタとを有するNAND型セルを備えた不揮
    発性半導体記憶装置において、 前記複数の不揮発性メモリセルのうち、いずれか1つの
    選択された不揮発性メモリセルにデータ書き込みを行っ
    た後、このデータ書き込みが正常に行われたか否かを検
    証する書き込みベリファイ時に、前記選択された不揮発
    性メモリセルのワード線には所定のベリファイ電圧が印
    加され、前記選択された不揮発性メモリセルに隣接する
    不揮発性メモリセルのワード線には前記ベリファイ電圧
    より電圧が高い第1の読み出し用パス電圧が印加され、
    前記複数の不揮発性メモリセルのうち、前記選択された
    不揮発性メモリセル及び前記隣接する不揮発性メモリセ
    ルを除くその他の不揮発性メモリセルのワード線には前
    記第1の読み出し用パス電圧より電圧が高い第2の読み
    出し用パス電圧が印加されることを特徴とする不揮発性
    半導体記憶装置。
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