JP4698605B2 - 半導体装置および半導体装置の制御方法 - Google Patents

半導体装置および半導体装置の制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4698605B2
JP4698605B2 JP2006546541A JP2006546541A JP4698605B2 JP 4698605 B2 JP4698605 B2 JP 4698605B2 JP 2006546541 A JP2006546541 A JP 2006546541A JP 2006546541 A JP2006546541 A JP 2006546541A JP 4698605 B2 JP4698605 B2 JP 4698605B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor device
memory
gate
selection
memory cell
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006546541A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2006059375A1 (ja
Inventor
勝 矢野
洋樹 村上
Original Assignee
スパンション エルエルシー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by スパンション エルエルシー filed Critical スパンション エルエルシー
Publication of JPWO2006059375A1 publication Critical patent/JPWO2006059375A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4698605B2 publication Critical patent/JP4698605B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/04Erasable programmable read-only memories electrically programmable using variable threshold transistors, e.g. FAMOS
    • G11C16/0466Erasable programmable read-only memories electrically programmable using variable threshold transistors, e.g. FAMOS comprising cells with charge storage in an insulating layer, e.g. metal-nitride-oxide-silicon [MNOS], silicon-oxide-nitride-oxide-silicon [SONOS]
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/04Erasable programmable read-only memories electrically programmable using variable threshold transistors, e.g. FAMOS
    • G11C16/0483Erasable programmable read-only memories electrically programmable using variable threshold transistors, e.g. FAMOS comprising cells having several storage transistors connected in series
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/06Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
    • G11C16/26Sensing or reading circuits; Data output circuits
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/06Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Read Only Memory (AREA)
  • Non-Volatile Memory (AREA)

Description

本発明は、半導体装置および半導体装置の制御方法に関する。
データ格納用途のフラッシュメモリとして、NAND型や、AND型のものがよく用いられている。NAND型フラッシュメモリの一例として、電荷蓄積層として浮遊ゲート(Floating Gate: FG)を有するものが、特許文献1および特許文献2に記載されている。
図1は、従来のFG型NANDフラッシュメモリのアレイ構造を示す図である。図1において、WL000乃至WL031は1ブロックの単位毎に配設されたワード線、BLmはビット線、Mはメモリセルをそれぞれ示す。各ビット線BLmはページバッファ100乃至10に接続されている。メモリセルMは、この1ブロックの単位で各ビット線BLm毎に、32個直列に接続されて一つのメモリセル列を構成している。メモリセル列M000乃至M031、・・・、Mm00乃至Mm31の各々の一端は、選択線SSG0の電位にそれぞれ応答する選択ソースゲートSSG00〜SSG0mを介してそれぞれアレイVss線ARVSSに接続されており、また、各々の他端は、選択線SDG0の電位にそれぞれ応答する選択ドレインゲートSDG00〜SDG0m、ドレインコンタクト220〜22を介してビット線BL0〜BLmに接続されている。アドレス信号に基づく選択ゲートの制御によって、所望のブロックが選択され、そのほかのブロックは非選択となる。各ブロックのビット線単位に接続された複数のメモリセルが1つの群(メモリセル群)を形成する。
図2は、従来のFG型NANDフラッシュメモリの断面図である。図2において、Mはメモリセル、BLはビット線、SSGは選択ソースゲート、SDGは選択ドレインゲート、11はソース拡散層、12は拡散層、13はドレイン拡散層、22はドレインコンタクトをそれぞれ示す。W_SDGは選択ドレインゲートSDGの配線幅、W_WLはメモリセルMの配線幅、S_SDG−WLは選択線SDGnとワード線WLの間隔、S_WL−WLは、隣接するワード線の間隔をそれぞれ示す。選択ドレインゲートSDGとメモリセルMの配線幅の関係は、W_SDG>W_WLとなる。選択線SDGnとワード線WLとの間隔、隣接するワード線WLの間隔の関係は、S_SDG−WL>S_WL−WLとなる。
図3(a)はFG型NANDフラッシュメモリのセル断面構造を示す図、同図(b)は選択ゲートの断面構造を示す図である。図3(a)に示すように、このメモリセルMは、シリコン基板31上に、トンネル酸化膜32、多結晶シリコンの浮遊ゲート33、酸化膜34、窒化膜35、酸化膜36及び制御ゲート37を順に積層した構造を有する。また、図3(b)に示すように、選択ゲートSSG及びSDGは、シリコン基板41上に、酸化膜42、ゲート電極43を順に積層した構造を有する。ここで、メモリセルMの配線幅W_WLと選択ゲートSSG及びSDGの配線幅の関係は、W_WL<W_SSG、W_SDGとなる。このように、ドレイン及びソース側の選択ゲートの配線幅W_SSG、W_SDGがメモリセルの配線幅W_WLより広いのは、リードやプログラム時において同ゲート部のリークを防止するためである。また、選択ゲートとワード線との間隔S_SDG−WLが隣接するワード線の間隔S_WL−WLより広いのは、ワード線WLを加工するときにすべてのワード線の幅が同じくなるようにするためである。
図4は、FG型NANDフラッシュメモリのVt分布を示す図である。FG型NANDフラッシュメモリセルの閾値は消去状態(データ1)の場合は負、書き込み状態(データ0)の場合は正に設定される。
また近年、SONOS(semiconductor-oxide-nitride-oxide-semiconductor)型NANDフラッシュメモリの開発が進められている。これは、浮遊ゲートの代わりに、電荷蓄積層として例えば窒化膜を用いて情報を記憶する。この技術は特許文献3に記載されている。SONOS構造の不揮発性半導体メモリでは、ゲート絶縁膜中への電荷の注入をソース側から、あるいはドレイン側から行うことにより、多値情報の保持が可能である。
日本国公開特許公報 特開2001−308209号 日本国公表特許公報 特表2001−518696号 日本国公開特許公報 特開2003−204000号
従来のNANDセルアレイは、選択ゲートを用いてブロック(消去単位)に分別させて、当該ブロックで各種動作を行うとともに、非選択ブロックは選択ブロックによるディスターブから回避される。
しかしながら、高集積化や低電圧化が進むにつれ、リードやプログラム時に生じる非選択ブロックのリーク電流のため、正確な読み出し動作ができないという問題がある。また、近年、コアセルアレイは、高集積化のため一つのナンドストリングは32セル化が通常であるが、SONOS系のNAND型フラッシュメモリでは、ディスターブの影響が大きくなるため、16セル化が望ましい。その場合、従来に比べ、選択ゲートの数とともにドレインコンタクト、ソース拡散ラインの数がメモリセル領域に対し増えるため、全体の領域が大きくなってしまう。特に、図2及び図3で説明したように、従来の選択ゲートSDG及びSSGの配線幅は、メモリセルMの配線幅と比べても太いため、選択ゲートの数が増えると回路規模を小さくすることができないという問題がある。
そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、正確な読み出し動作が可能であるとともに、回路規模を小さくできる半導体装置および半導体装置の制御方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、各々がワード線に接続されたメモリセルを含む複数のメモリセル群と該複数のメモリセル群を選択する選択ゲートとを含む複数のメモリブロックと、前記複数のメモリブロックに共通にかつ各メモリブロック選択ゲートに対応して配置され各々に対応の選択ゲートが接続される複数のビット線と、読み出し時、前記ビット線をプリチャージし、非選択のメモリブロック内の前記ビット線に接続される選択ゲートに前記ビット線プリチャージ電圧によりバックバイアスを印加するとともに非選択のメモリブロック内のメモリセル群を構成するメモリセルのチャネル部分が対応の選択ゲートを介して対応のビット線から充電されるように対応のワード線にバイアスを印加する印加回路とを含み、前記バックバイアスは選択メモリブロックのデータ読出し時に前記チャネル部分の充電により維持される半導体装置である。本発明によれば、読み出し時には、非選択のメモリブロック内の選択ゲートにバックバイアスを印加することで、選択ゲートを完全にオフ状態にすることができ、読み出し時の非選択ブロックにおけるリーク電流を抑制できる。これにより、正確な読み出し動作が可能であると共に、回路規模を小さくすることができる。
前記選択ゲートは記憶可能であるのが好ましい。本発明によれば、記憶可能な選択ゲートを用いることで、閾値を通常のトランジスタよりも高くできるため、所定の電圧をゲートに印加したときに非選択ブロックの選択ゲートを完全にオフできる。これにより、非選択ブロックにおけるリークを抑制できる。よって、正確な読み出しを動作が可能であると共に、回路規模を小さくすることができる。
前記選択ゲートはプログラムされている。本発明によれば、選択ゲートをプログラムすることで、閾値を通常のトランジスタよりも高くできるため、所定の電圧をゲートに印加したときに非選択ブロックの選択ゲートを完全にオフできる。これにより、非選択ブロックにおけるリークを抑制できる。よって、正確な読み出しを動作が可能であると共に、回路規模を小さくすることができる。
本発明の半導体装置は更に、前記複数のメモリセルに接続される複数のワード線と、前記選択ゲートに接続される選択線とを含み、前記選択線と隣接するワード線間のスペースは、前記複数のワード線のスペースと同じであるのが好ましい。本発明によれば、選択線と隣接するワード線間のスペースは、複数のワード線のスペースと同じにすることで、回路規模を小さくすることができる。
本発明の半導体装置は更に、前記選択ゲートに接続される選択線とを含み、前記選択線の幅は、前記ワード線と同じであるのが好ましい。選択線の幅をワード線と同じにすることで、従来太かった選択線の幅を細くすることができるため、回路規模を小さくすることができる。
前記メモリセルはフローティングゲート型であるのが好ましい。また、前記メモリセルはSONOS型であるのが好ましい。前記選択ゲートは前記メモリセルと同じタイプのトランジスタを用いるのが好ましい。前記選択ゲートはフローティングゲート型であるのが好ましい。前記選択ゲートはSONOS型であるのが好ましい。前記選択ゲートは選択ドレインゲートであるのが好ましい。前記メモリセル群は前記メモリセルが複数個直列に接続されているのが好ましい。前記半導体装置は半導体記憶装置であるのが好ましい。
本発明は、ワード線に接続されたメモリセルを含む複数のメモリセル群と該複数のメモリセル群を選択する選択ゲートとを含む複数のメモリブロックを含む半導体装置の制御方法であって、読み出し時、複数のメモリブロックから1つのメモリブロックを選択するステップと、前記データ読み出し時前記複数のメモリブロックに共通に配置されるビット線をプリチャージして前記複数のメモリブロックの非選択のメモリブロック内の前記人と線に接続される選択ゲートに前記ビット線からのプリチャージ電圧によりバックバイアスを印加するとともに前記非選択のメモリブロックのメモリセル群を構成するメモリセルのチャネル部分が前記ビット線から前記選択ゲートを介して充電されるように当該メモリセルが接続するワード線にバイアスを印加するステップを含み、前記バックバイアスは選択メモリブロックのデータ読出し時に前記チャネル部分の充電により維持される半導体装置の制御方法である。本発明によれば、読み出し時には、非選択のメモリブロック内の選択ゲートにバックバイアスを印加することで、選択ゲートを完全にオフ状態にすることができ、読み出し時の非選択ブロックにおけるリーク電流を抑制できる。これにより、正確な読み出し動作が可能であると共に、回路規模を小さくすることができる。
前記選択ゲートは記憶可能であるのが好ましい。本発明によれば、記憶可能な選択ゲートを用いることで、閾値を通常のトランジスタよりも高くできるため、所定の電圧をゲートに印加したときに非選択ブロックの選択ゲートを完全にオフできる。これにより、非選択ブロックにおけるリークを抑制できる。よって、正確な読み出しを動作が可能であると共に、回路規模を小さくすることができる。
本発明は、読み出し時、ワード線に接続されたメモリセルを含む複数のメモリセル群と該複数のメモリセル群を選択する選択ゲートとを含む複数のメモリブロック内のビット線をプリチャージするステップと、プリチャージ期間に続くセンス期間に非選択のメモリブロックの前記ビット線に接続される選択ゲートに前記ビット線を介してバックバイアスを印加するとともに前記非選択メモリブロックのメモリセル群を構成するメモリセルのチャネル部分が該選択ゲートを介して前記ビット線から充電されるように当該メモリセルが接続するワード線にバイアスを印加するステップとを含む半導体装置の制御方法である。本発明によれば、選択ゲートを完全にオフ状態にすることができ、読み出し時の非選択ブロックにおけるリーク電流を抑制できる。これにより、正確な読み出し動作が可能であると共に、回路規模を小さくすることができる。本発明の半導体装置の制御方法は更に、選択されたメモリブロックを消去するステップと、前記消去したブロック内の選択ゲートをプログラムするステップとを含む。
本発明によれば、正確な読み出し動作が可能であるとともに、回路規模を小さくできる半導体装置および半導体装置の制御方法を提供できる。
従来のFG型NANDフラッシュメモリのアレイ構造を示す図である。 従来のFG型NANDフラッシュメモリの断面図である。 (a)はFG型NANDフラッシュメモリのセル断面構造を示す図、(b)は選択ゲートの断面構造を示す図である。 FG型NANDフラッシュメモリのVt分布を示す図である。 第1実施形態によるNAND型フラッシュメモリのブロック図である。 第1実施形態に係るFG型NANDフラッシュメモリアレイ構成及びプリチャージ電圧条件を示す図である。 ロウデコーダ及びスイッチング回路を示す図である。 第1実施形態によるリード電圧条件のタイミングチャートである。 第2実施形態に係るFG型NANDフラッシュメモリアレイ構成及びリード時のセンス電圧条件を示す図である。 第2実施形態に係るFG型選択ゲートのVt分布である。 第2実施形態に係るNANDフラッシュメモリアレイのプログラム電圧条件を説明する図である。 第2実施形態によるFG型NANDフラッシュメモリの消去電圧条件を示す図である。 第3実施形態に係るSONOS型NANDフラッシュメモリに関するアレイ図である。 (a)はSONOS型メモリセルの断面図、(b)はSONOS型選択ドレインゲートの断面図、同図(c)は選択ソースゲートの断面図である。 SONOS型NANDフラッシュメモリの閾値分布を示す図である。 SONOS型選択ドレインゲートの閾値分布を示す図である。 第3実施形態に係るSONOS型NANDフラッシュメモリアレイ構成及びリード時のセンス電圧条件を示す図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
[第1実施形態]図5は、第1実施形態によるNAND型フラッシュメモリのブロック図である。フラッシュメモリ51は、メモリセルアレイ52、I/Oレジスタ・バッファ53、アドレスレジスタ54、ステータスレジスタ55、コマンドレジスタ56、ステートマシン57、高電圧発生回路58、ロウデコーダ59、ページバッファ60及びコラムデコーダ61を含む。
メモリセルアレイ52は、マトリクス状に配列された複数のワード線WL及び複数のビット線BLに沿って書換え可能な不揮発性のメモリセルトランジスタが配設されている。
I/Oレジスタ・バッファ53は、I/O端子に対応する各種信号又はデータを制御するものである。アドレスレジスタ54は、I/Oレジスタ・バッファ53を通して入力されたアドレス信号を一時格納しておくためのものである。ステータスレジスタ55は、ステータス情報を一時格納しておくためのものである。コマンドレジスタ56は、I/Oレジスタ・バッファ53を通して入力された動作コマンドを一時格納しておくためのものである。
ステートマシン57は、各制御信号に応答してデバイス内部の各回路の動作を制御するものである。高電圧発生回路58は、デバイス内部で用いられる高電圧を発生するものである。デバイス内部で用いられる高電圧には、データ書込み用の高電圧、データ消去用の高電圧、データ読み出し用の高電圧、データ書込み時/消去時にメモリセルに対して十分に書込み/消去が行われているかどうかをチェックするのに用いられるベリファイ用の高電圧等が含まれる。
ロウデコーダ59は、アドレスレジスタ54を通して入力されたロウアドレスをデコードしてワード線WLを選択する。ページバッファ60は、データラッチ回路とセンスアンプ回路などを含み、同一のワード線に接続された複数のメモリセルに格納されるデータを各々ラッチして出力するものである。コラムデコーダ61は、アドレスレジスタ54を通して入力されたコラムアドレスをデコードしてページバッファ60に読み出されている複数のコラムデータを選択する。なお、I/Oレジスタ・バッファ53、ロウデコーダ59、コラムデコーダ61及び高電圧発生回路58は、ステートマシン57からの制御に基づいて機能する。
図6は、第1実施形態に係るFG型NANDフラッシュメモリアレイ構成及びリード時のプリチャージ電圧条件を示す図である。符号52はメモリセルアレイ、60はページバッファをそれぞれ示す。32個のFG型メモリセルが直列に接続されてナンドストリングを構成している。この両端には、選択ドレインゲートSDG0m、選択ソースゲートSSG0mが接続される。選択ドレインゲートSDG0mはさらに、ドレインコンタクト22mを介してビット線BLmに接続されて、ビット線BLmはページバッファ60mに接続される。
これらのナンドストリングm個(mは512Byte+16Byte)のブロックが、消去単位を構成する。一つのワード線に接続されるm個のメモリセルの単位が、リードやプログラムのアクセス単位であるページを構成する。したがって、リード、プログラムはm個のセルに対して同時に行われる。また、ビット線BL方向には、同様に別のブロックが複数個配置される。ビット線BLmは各ブロックに対して共通である。隣接する2つのブロックは、ドレインコンタクト22に対して鏡面対象となる。アドレス信号に基づく選択ドレインゲートSDG及び選択ソースゲートSSGの制御によって、所望のブロックが選択され、そのほかのブロックは非選択となる。図6では、ブロックBLOCK0が選択ブロックであり、ブロックBLOCK1が非選択ブロックとなる例である。ここで、図中(1)は選択ページ(Sel WL)を示す。
図7は、ロウデコーダ及びスイッチング回路を示す図である。図7において、符号59は図5で示したロウデコーダ、62はスイッチング回路である。ロウデコーダ59は、ブロック毎にデコーダXDEC_nを含み、アドレスレジスタ54から供給されたアドレスをデコードする。スイッチング回路62は、メモリセルMのワード線WL及び選択ソースゲートSSGの選択線SSGn、選択ドレインゲートSDGの選択線SDGnをデコード結果に応じて活性化する。ブロックnは、XDEC_nからの信号SEL(n)によって選択される。このとき、ブロックnにおけるすべてのワード線WLn00乃至WLn31、選択ドレインゲートの選択線SDGn、及び選択ソースゲートの選択線SSGnは、パストランジスタを介してロウデコーダからの電圧供給線(XT(0)乃至XT(31)、GSSG、GSDG)に接続される。信号UNSEL(n)は、プルダウントランジスタによってブロックnにおける選択ドレインゲートSDGnをオフさせる。信号UNSELS(n)は、プルダウントランジスタによってブロックnにおける選択ソースゲートSSG(n)をオフさせる。
次に、第1実施形態に係るNAND型フラッシュメモリのリード動作について説明する。表1に第1実施形態による選択ブロックと非選択ブロックにおけるリード条件を示す。
Figure 0004698605
表1に示すように、選択ワード線WL(Sel WL)、非選択ワード線WL(Usel WL)、選択ドレインゲートSDG(Sel SDG)、非選択SDG(Unsel SDG)、選択ソースゲート(Sel SSG)、非選択ソースゲート(Unsel SSG)、アレイVss線ARVSS、全ビット線(BL)に各電圧を印加して、全ビット線BLをプリチャージ(pre-charge)する。
図8は、第1実施形態によるリード電圧条件のタイミングチャートである。読み出しはまず、ビット線BLmをプリチャージすることから開始する。このとき、選択ブロックBLOCK0において、選択ワード線WL030は電圧Vpass(4V)、非選択ワード線WLに対しても電圧Vpassが印加される。ここで、Vpassは、非選択メモリセルのデータが0であっても、オンできる電圧である。
本発明では、隣接する非選ブロックBLOCK1において、選択ドレインゲートSDG1n(図6の(2))の選択線SDG1は電圧Vcc、ワード線WL100乃至131はすべて電圧Vpassが印加される。これにより、読み出し時において、選択ブロックBLOCK0に隣接する非選択ブロック内BL0CK1のメモリセルM(図6の(3))は、すべて選択されることになる。選択ソースゲートSSG1nの選択線SSG1は電圧Vssが印加されるため、選択ソースゲートSSG1nはオフである。これにより、ビット線BLmを1V程度に充電するとともに、オンしている非選択のメモリセルMのチャネル部分も1V程度に充電される。このとき、選択ブロック、非選択ブロックともに、ワード線WL及び選択ゲートを選択するパストランジスタに対する信号線SEL(0)、SEL(1)には、電圧HVPPとして6V程度の高電圧(Vpass+パストランジスタの閾値程度)が印加される。
次に、センス動作に入る。センス動作では、表1、図8のように電圧が印加され、さきほどまでオンさせていた非選択ブロックのSDG1nをオフさせ、非選択ワード線WLの電圧をフローティング にする動作が行われる。このフローティングのワード線WLは電圧Vpass(4V)が保持される。これは信号SEL(1)をVss、信号UNSEL(1)をVccにすることで実現する。これにより、非選択ブロックBLOCK1の選択ドレインゲートSDG1nにはバックバイアスが印加される。つまり、非選択ブロックBLOCK1の選択ドレインゲートSDG1nのソースに1V程度の電圧が常時印加される。よって、選択ドレインゲートSDG1nを従来に比べて完全にオフ状態にすることができ、読み出し時の非選択ブロックBLOCK1におけるリーク電流を抑制できる。他の非選択ブロックもすべて同様に制御すると好ましい。
選択ブロックBLOCK0でのセンス動作は、従来と同様である。つまり、選択ワード線WLの電位は、Vss(データ0とデータ1の閾値の間の電位)のままで、ビット線へのプリチャージ電圧の供給を断つとともに、選択ソースゲートSSG0nをオンさせる。すると、n個の選択メモリセルのうち、データ0のメモリセルはオフするため、そのメモリセルに接続されるビット線BLmは1Vを保つ。一方、データ1のメモリセルMはオンするため、そのメモリセルMに接続されるビット線BLmは放電され、電圧が下がる。所定の期間がすぎると、ページバッファ60m内のラッチ回路にセンスデータをセットするためのセット信号SETがパルスされ、センス動作が完了する。プログラム及び消去動作は、従来と同じである。
[第2実施形態]次に第2実施形態について説明する。図9は第2実施形態に係るFG型NANDフラッシュメモリアレイ及びリード時のセンス電圧条件を示す図である。表2に第2実施形態の選択ブロックと非選択ブロックにおけるリード条件を示す。
Figure 0004698605
図9において、符号152はメモリセルアレイ、60mはページバッファをそれぞれ示す。32個のFG型メモリセルが直列に接続されてナンドストリングを構成している。この両端には、選択ドレインゲートSDG0m、選択ソースゲートSSG0mが接続される。図9では、ブロックBLOCK0が選択ブロックであり、ブロックBLOCK1が非選択ブロックである。
第2実施形態の特徴は、選択ドレインゲートSDGが、コアと同タイプのFG型メモリセルになっていることである。さらに、制御ワード線CWLnの幅は、ワード線WLの幅と等しく、制御ワード線CWLnとワード線WLとのスペースは、隣接するワード線WL間のスペースと等しい。選択ソースゲートSSGは、通常の選択トランジスタである。また、選択ドレインゲートSDGはプログラムされており、閾値が通常のトランジスタ(0.5V)より高くなっている。
図10は、第2実施形態に係るFG型選択ゲートのVt分布である。図10に示すように、すべての選択ドレインゲートSDGはプログラムされており、閾値が通常のトランジスタ(0.5V)より高くなっている。よって、センス時に選択ドレインゲートSDG1nを完全にオフ状態にすることができるので、非選択ブロックBLOCK1におけるリークを抑制できる。
読み出しはまず、ビット線BLmをプリチャージすることから開始する。プリチャージ動作では、表2及び図9のように電圧が印加され、次に、センス動作に入る。センス動作では、表2、図9のように電圧が印加される。非選択ブロックBLOCK1内の選択ドレインゲートSDG1n(図9の(2))は、プログラムされており、非選択ブロックBLOCK1内の選択ドレインゲートSDG1nの閾値が通常のトランジスタ(0.5V)より高くなっている。このため、電圧Vssをゲートに印加したときに、選択ドレインゲートSDG1nを完全にオフ状態にすることができる。よって、実施形態1の動作を行わずとも、従来のプリチャージ動作のままで非選択ブロックBLOCK1におけるリークを抑制できる。実施形態1と組み合わせることにより効果が大きいことはもちろんである。
このように、選択ドレインゲートSDGをコアと同じメモリにして閾値を高く設定することで、選択ドレインゲートを選択するための制御ワード線CWLの幅をワード線WLと同じくして製造することが可能となる。よって、制御ワード線CWLとワード線WL間のスペースも広くとる必要がなく、小面積アレイが実現できる。
図11は、第2実施形態に係るNANDフラッシュメモリアレイのプログラム電圧条件を説明する図である。図11において、(1)は選択ページ、(2)は書き込み指定されたメモリセルを示す。まず、選択ビット線BL1は0V、選択ビット線BL1以外の非選択ビット線BLは電圧Vccが与えられ、選択ブロックBLOCK0において制御ワード線CWL0は電圧Vpassが与えられる。このとき、選択ビット線BL1以外の非選択ビット線BL(非書き込み)における制御ワード線CWL0のチャネル部は、Vpass−Vthの電位になる。ここで、Vthは選択ドレインゲートSDGの閾値である。例えば、Vcc=3V、Vpasss=4V、Vth=2Vならば、同チャネル部は2Vにまで充電された後、フローティングとなる。
次に、選択ワード線WL030にはVpgmとして20V、選択ブロックBLOCK0内の非選択ワード線WLには、Vpass_pgmとして10Vが印加される。Vpgmは書き込み指定セルに対してプログラムする電圧であり、Vpass_pgmは選択ワード線WL上のすべてのセルのドレインにビット線BLからの電圧を与えるための電圧である。書き込み指定セルでは、FNトンネルによりチャネル部からFG部に電子が注入され、書き込まれる。このように書き込み指定のセルのチャネル部には0Vが与えられる一方、非書き込み指定のセルでは、先にフローティング状態となった制御ワード線CWLのチャネルの電位、すなわち非選択ワード線WLのすべてのチャネル電位がカップリングにより上昇し、高電圧になる。これにより、非書き込み指定のセルのチャネル部も同様に高電圧となるため、非書き込み指定のセルでは、Vpgmとチャネル電位との差が少なくなり、プログラムは行われない。
ここでの特徴は、制御ドレインゲートSDGがコアセルと同様にプログラムされているために、従来のようにVccを与えるのではなく、それをオンさせるためのVpassを印加することである。アレイVss線ARVSSは、1V程度の電圧が印加され、選択ソースゲートSSG0nのオフを完全にする。
図12は、第2実施形態によるFG型NANDフラッシュメモリの消去電圧条件を示す図である。消去動作で従来と異なる点は、選択ドレインゲートSDGもコアと一緒に消去することである。よって、選択ドレインゲートSDGにはコアと同様に電圧Vssを与える。基板には電圧Vpp(20V)が印加され、FNトンネルにより電子がFGから基板に放出される。さらにここでの特徴は、消去後に、選択ドレインゲートSDGをプログラムすることである。選択ドレインゲートSDGのプログラムは、制御ワード線CWLに電圧Vpgm、他の全ワード線WLに、選択ソースゲートSSGと同様に電圧Vssを印加することで行う。すべての選択ドレインゲートSDGにプログラムするために、通常のコアのプログラムのように、カップリングにより非書き込み指定のセルに対して行う非書き込み状態を生成する必要がない。
[第3実施形態]次に第3実施形態について説明する。図13は、第3実施形態に係るSONOS型NANDフラッシュメモリに関するアレイ図である。符号252はメモリセルアレイ、60mはページバッファをそれぞれ示す。16個のSONOS型メモリセルが直列に接続されてナンドストリングを構成している。この両端には、選択ドレインゲートSDG0m、選択ソースゲートSSG0mが接続されている。選択ドレインゲートSDGもSONOS型となっている。選択ドレインゲートSDG0mは更に、ドレインコンタクト22mを介してビット線BLmに接続されている。ビット線BLmはページバッファ60mに接続される。これらのナンドストリングm個(mは512Byte+16Byte)のブロックが消去単位を構成する。
一つのワード線WLに接続されるm個のメモリセルの単位が、リードやプログラムのアクセス単位であるページを構成する。従って、リード、プログラムは、m個のメモリセルに対して同時に行われる。また、ビット線BL方向には、同様に別のブロックが複数個配置される。ビット線BLmは共通である。隣接する2つのブロックは、ドレインコンタクト22mに対して鏡面対象となる。アドレス信号に基づく選択ソースゲートSSG及び選択ドレインゲートSDGの制御によって所望のブロックが選択され、そのほかのブロックは非選択となる。図13に示す例では、ブロックBLOCK0が選択ブロックであり、ブロックBLOCK1が非選択ブロックである。
図14は、第3実施形態に係るSONOS型NANDフラッシュメモリに関する各トランジスタ構造を示す図であり、(a)はSONOS型メモリセルの断面図、(b)はSONOS型選択ドレインゲートの断面図、同図(c)は選択ソースゲートの断面図である。図14(a)に示すように、SONOS型メモリセルMは、シリコン基板81上に構成されており、シリコン基板81中に拡散領域81A、81Bが、それぞれソース領域およびドレイン領域として形成されている。さらにシリコン基板81の表面は酸化膜82、窒化膜83及び酸化膜84を積層した構造のONO膜86により覆われており、ONO膜86上にはポリシリコンゲート電極85が形成されている。
図14(b)に示すように、SONOS型選択ドレインゲートSDGは、シリコン基板91上に構成されており、シリコン基板91中に拡散領域91A、91Bが、それぞれソース領域およびドレイン領域として形成されている。さらにシリコン基板91の表面は酸化膜92、窒化膜93及び酸化膜94を積層した構造のONO膜96により覆われており、ONO膜96上にはポリシリコンゲート電極95が形成されている。図14(c)に示すように、選択ソースゲートSSGは、シリコン基板101上に、酸化膜102及びゲート電極103を順に積層した構造を有する。
図15は、SONOS型NANDフラッシュメモリの閾値分布を示す図である。図15は、図14(a)で示したSONOS型メモリセルのVt分布を示す図である。SONOS型メモリセルでは、消去を行ったときに、Vtがある電圧で飽和するという特性があり、通常のNANDフラッシュメモリのVt分布とは異なる。ここでは、その電圧を1Vと示してある。また、選択ワード線WLに対して、消去ベリファイ時に印加する電圧Vervは2V、読み出し時に印加する電圧Vreadは2.5V、書込みベリファイ時に印加する電圧Vpgmvは3Vに設定され、読み出し時に非選択ワード線WLに印加する電圧Vpassは6Vに設定される。
図16は、SONOS型選択ドレインゲートの閾値分布を示す図である。図16に示すように、SONOS型は消去状態でVtが1V程度と高いため(従来の選択トランジスタは0.5V程度)、第2実施形態のように、予め選択ドレインゲートSDGをプログラムしてVtを高める必要がない。
図17は、第3実施形態に係るSONOS型NANDフラッシュメモリアレイ構成及びリード時のセンス電圧条件を示す図である。表3に第3実施形態に係る選択ブロックと非選択ブロックにおけるリード条件を示す図である。
Figure 0004698605
Vread=2.5V、Vpass=6V、Vcc=3.0Vである。選択ドレインゲートSDGは第2の実施形態とは異なり、消去状態のVtがもともと通常のトランジスタ(Vt=0.5V)より高い(1V)のため、プログラムしておく必要がない。この高いVtを利用して、細い配線幅でもリークが妨げる。よって、制御ワード線CWLの配線幅をワード線WLと同じにすることができる。
第2実施形態のFG型セルの例と異なる点は、SONOS型セルの閾値分布に起因する。つまり、読み出し時の選択ワード線WL電圧は0セルと1セルの中間電位Vreadに設定する。また、VpassもFGの例よりも高めになる。そのほかの基本動作は、FGの例と同様である。
読み出しはまず、ビット線BLmをプリチャージすることから開始する。このとき、選択ブロックBLOCK0において、選択ワード線WL014は電圧Vpass(例えば6V)、非選択ワード線WLに対しても電圧Vpassが印加される。ここで、Vpassは、非選択メモリセルのデータが0であってもオンできる電圧である。選択ソースゲートSSG00乃至SSG0mはオフである。また、非選ブロックBLOCK1において、選択ドレインゲートSDG10乃至SDG1m(図17の(2))の制御ワード線CWL1、選択ソースゲートSSG10乃至SSG1mの選択線SSG1は電圧Vss、ワード線WL100乃至131はすべてフローティングにされる。これにより、全ビット線BLを1V程度に充電する。
次に、センス動作に入る。センス動作では、表3、図17のように電圧が印加される。非選択ブロックBLOCK1内の選択ドレインゲートSDG1mはSONOS型セルのため、閾値が通常のトランジスタ(0.5V)より高くなっており、電圧Vssを非選択ドレインゲートSDG1mに印加したときに、完全にオフ状態にすることができる。このため、読み出し時の非選択ブロックBLOCK1におけるリーク電流を抑制できる。
このように、選択ドレインゲートSDGをコアと同じSONOS型メモリセルとすることで、SONOS型セルでは消去状態でVtが1V程度と高いため、第2実施形態のように、予め選択ドレインゲートSDGをプログラムしてVtを高める必要がない。したがって、選択ドレインゲートSDGをプログラムせずとも、制御ワード線CWLの配線幅をワード線WLと同じにすることができる。よって、制御ワード線CWLとワード線WL間のスペースも広くとる必要がなく、小面積アレイが実現できる。尚、上記のリード動作は、第2実施形態の電圧条件と同様であることを説明したが、非選択ブロックにおけるリークをさらに防止するために、第1実施形態のように、センス時に非選択ブロック内の選択ドレインゲートにバックバイアスをかけるようにしても良いことはもちろんである。
上記各実施形態によれば、正確な読み出し動作が可能であると共に、回路規模を小さくすることができる。なお、ステートマシン57の制御下、高電圧発生回路58、ロウデコーダ59及びスイッチング回路62により、読み出し時、非選択のメモリブロック内の選択ゲートにバックバイアスが印加される。半導体装置は単独でパッケージされたフラッシュメモリ等の半導体記憶装置であってもよいし、システムLSIのように半導体装置の一部として組み込まれたものであってもよい。
以上本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。実施形態2及び3では、選択ドレインゲートを記憶可能なメモリセルトランジスタで構成したが、選択ソースゲートを記憶可能なメモリセルトランジスタで構成してもよい。また上記各実施形態では、NAND型フラッシュメモリを用いて説明したがこれには限定されない。

Claims (16)

  1. 各々がワード線に接続されたメモリセルを含む複数のメモリセル群と該複数のメモリセル群を選択する選択ゲートとを含む複数のメモリブロックと、
    前記複数のメモリブロックに共通にかつ各メモリブロックの選択ゲートに対応して配置され各々に対応の選択ゲートが接続される複数のビット線と、
    読み出し時、前記ビット線をプリチャージし、非選択のメモリブロック内の前記ビット線に接続される選択ゲートに前記ビット線プリチャージ電圧によりバックバイアスを印加し、かつ前記非選択のメモリブロック内メモリセル群を構成するメモリセルチャネル部分が対応の選択ゲートを介して対応のビット線から充電されるように対応のワード線にバイアスを印加する印加回路とを含み、前記バックバイアスは選択メモリブロックのデータ読出し時に前記チャネル部分の充電により維持される半導体装置。
  2. 前記選択ゲートは、記憶可能である請求項1記載の半導体装置。
  3. 前記選択ゲートは、プログラムされている請求項2記載の半導体装置。
  4. 前記半導体装置は更に、前記選択ゲートに接続される選択線とを含み、
    前記選択線と隣接するワード線間のスペースは、前記複数のワード線のスペースと同じである請求項1記載の半導体装置。
  5. 前記半導体装置は更に、前記選択ゲートに接続される選択線とを含み、
    前記選択線の幅は、前記ワード線と同じである請求項1記載の半導体装置。
  6. 前記メモリセルは、フローティングゲート型である請求項1記載の半導体装置。
  7. 前記メモリセルは、SONOS型である請求項1記載の半導体装置。
  8. 前記選択ゲートは、前記メモリセルと同じタイプのトランジスタを用いる請求項1記載の半導体装置。
  9. 前記選択ゲートは、フローティングゲート型である請求項1記載の半導体装置。
  10. 前記選択ゲートは、SONOS型である請求項1記載の半導体装置。
  11. 前記選択ゲートは、選択ドレインゲートである請求項1記載の半導体装置。
  12. 前記メモリセル群は、前記メモリセルが複数個直列に接続されている請求項1記載の半導体装置。
  13. ワード線に接続されたメモリセルを含む複数のメモリセル群と該複数のメモリセル群を選択する選択ゲートとを含む複数のメモリブロックを含む半導体装置の制御方法であって、
    データの読み出し時、複数のメモリブロックから1つのメモリブロックを選択するステップと、
    前記データ読出し時、前記複数のメモリブロックに共通に配置されるビット線をプリチャージして、前記複数のメモリブロックの非選択のメモリブロック内の前記ビット線に接続される選択ゲートに前記ビット線からのプリチャージ電圧によりバックバイアスを印加し、かつ前記非選択のメモリブロックのメモリセル群を構成するメモリセルチャネル部分が前記ビット線から前記選択ゲートを介して充電されるように当該メモリセルが接続するワード線にバイアスを印加するステップを含み、前記バックバイアスは選択メモリブロックのデータ読出し時に前記チャネル部分の充電により維持される半導体装置の制御方法。
  14. 前記選択ゲートは、記憶可能である請求項13記載の半導体装置の制御方法。
  15. 読み出し時、ワード線に接続されたメモリセルを含む複数のメモリセル群と該複数のメモリセル群を選択する選択ゲートとを含む複数のメモリブロック内のビット線をプリチャージするステップと、
    プリチャージ期間に、非選択のメモリブロックの前記ビット線に接続される選択ゲートに前記ビット線を介してバックバイアスを印加し、かつ前記非選択のメモリブロックのメモリセル群を構成するメモリセルチャネル部分が該選択ゲートを介して前記ビット線から充電されるように当該メモリセルが接続するワード線にバイアスを印加するステップとを含む半導体装置の制御方法。
  16. 前記半導体装置の制御方法は更に、選択されたメモリブロックを消去するステップと、
    前記消去したブロック内の選択ゲートをプログラムするステップとを含む請求項15記載の半導体装置の制御方法。
JP2006546541A 2004-11-30 2004-11-30 半導体装置および半導体装置の制御方法 Active JP4698605B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2004/017808 WO2006059375A1 (ja) 2004-11-30 2004-11-30 半導体装置および半導体装置の制御方法

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010249631A Division JP2011028845A (ja) 2010-11-08 2010-11-08 半導体装置および半導体装置の制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2006059375A1 JPWO2006059375A1 (ja) 2008-06-05
JP4698605B2 true JP4698605B2 (ja) 2011-06-08

Family

ID=36564820

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006546541A Active JP4698605B2 (ja) 2004-11-30 2004-11-30 半導体装置および半導体装置の制御方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US7251161B2 (ja)
JP (1) JP4698605B2 (ja)
DE (1) DE112004003023B4 (ja)
GB (1) GB2434676B (ja)
WO (1) WO2006059375A1 (ja)

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20080117675A1 (en) * 2006-11-17 2008-05-22 Rezaul Haque Reducing read disturb in non-volatile multiple- level cell memories
KR100881536B1 (ko) * 2007-08-06 2009-02-05 주식회사 하이닉스반도체 블럭 디코더 및 이를 포함하는 반도체 메모리 소자
KR100908562B1 (ko) * 2007-11-29 2009-07-21 주식회사 하이닉스반도체 불휘발성 메모리 소자의 소거 방법
US8040738B2 (en) * 2008-12-30 2011-10-18 Spansion Llc Method and apparatus for performing semiconductor memory operations
US8139418B2 (en) 2009-04-27 2012-03-20 Micron Technology, Inc. Techniques for controlling a direct injection semiconductor memory device
JP5044624B2 (ja) * 2009-09-25 2012-10-10 株式会社東芝 不揮発性半導体記憶装置
US8908435B2 (en) 2011-12-21 2014-12-09 Sandisk Technologies Inc. Erase operation with controlled select gate voltage for 3D non-volatile memory
US8488382B1 (en) 2011-12-21 2013-07-16 Sandisk Technologies Inc. Erase inhibit for 3D non-volatile memory
US8787094B2 (en) 2012-04-18 2014-07-22 Sandisk Technologies Inc. Soft erase operation for 3D non-volatile memory with selective inhibiting of passed bits
US9019775B2 (en) 2012-04-18 2015-04-28 Sandisk Technologies Inc. Erase operation for 3D non-volatile memory with controllable gate-induced drain leakage current
KR102355580B1 (ko) 2015-03-02 2022-01-28 삼성전자주식회사 비휘발성 메모리 장치, 그것을 포함하는 저장 장치 및 그것의 동작 방법
WO2016154144A1 (en) * 2015-03-21 2016-09-29 NEO Semiconductor, Inc. Sonos byte-erasable eeprom
US9424936B1 (en) * 2015-03-23 2016-08-23 Intel Corporation Current leakage reduction in 3D NAND memory
JP6170596B1 (ja) * 2016-06-15 2017-07-26 ウィンボンド エレクトロニクス コーポレーション 半導体装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0863989A (ja) * 1994-08-22 1996-03-08 Toshiba Corp 不揮発性半導体記憶装置
JPH1186571A (ja) * 1997-09-09 1999-03-30 Sony Corp 不揮発性半導体記憶装置およびそのデータ書き込み方法

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5912489A (en) 1996-06-18 1999-06-15 Advanced Micro Devices, Inc. Dual source side polysilicon select gate structure utilizing single tunnel oxide for NAND array flash memory
US5815438A (en) * 1997-02-28 1998-09-29 Advanced Micro Devices, Inc. Optimized biasing scheme for NAND read and hot-carrier write operations
US6166951A (en) * 1999-08-06 2000-12-26 Advanced Micro Devices, Inc. Multi state sensing of NAND memory cells by applying reverse-bias voltage
US6175522B1 (en) * 1999-09-30 2001-01-16 Advanced Micro Devices, Inc. Read operation scheme for a high-density, low voltage, and superior reliability nand flash memory device
JP4002712B2 (ja) * 2000-05-15 2007-11-07 スパンション エルエルシー 不揮発性半導体記憶装置および不揮発性半導体記憶装置のデータ保持方法
JP2001308209A (ja) 2001-03-12 2001-11-02 Toshiba Corp 不揮発性半導体記憶装置
JP4329293B2 (ja) 2002-01-10 2009-09-09 ソニー株式会社 不揮発性半導体メモリ装置および電荷注入方法
US6982905B2 (en) * 2003-10-09 2006-01-03 Micron Technology, Inc. Method and apparatus for reading NAND flash memory array
JP4102338B2 (ja) * 2004-07-20 2008-06-18 株式会社東芝 半導体記憶装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0863989A (ja) * 1994-08-22 1996-03-08 Toshiba Corp 不揮発性半導体記憶装置
JPH1186571A (ja) * 1997-09-09 1999-03-30 Sony Corp 不揮発性半導体記憶装置およびそのデータ書き込み方法

Also Published As

Publication number Publication date
GB2434676A (en) 2007-08-01
US7251161B2 (en) 2007-07-31
GB2434676B (en) 2009-11-18
DE112004003023T5 (de) 2008-01-10
US20060215477A1 (en) 2006-09-28
WO2006059375A1 (ja) 2006-06-08
GB0710028D0 (en) 2007-07-04
DE112004003023B4 (de) 2017-11-02
JPWO2006059375A1 (ja) 2008-06-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3886673B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置
US8711635B2 (en) Nonvolatile semiconductor memory device
US7251161B2 (en) Semiconductor device and method of controlling said semiconductor device
JP4856138B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置
JP3754279B2 (ja) 不揮発性半導体メモリ装置
US5790456A (en) Multiple bits-per-cell flash EEPROM memory cells with wide program and erase Vt window
JPH06275087A (ja) 不揮発性半導体記憶装置
US20120155180A1 (en) Nonvolatile semiconductor memory device and method of operating a nonvolatile memory device
US7286398B2 (en) Semiconductor device and method of controlling said semiconductor device
JP2013125576A (ja) 不揮発性半導体記憶装置
US9514826B2 (en) Programming method for NAND-type flash memory
JP2009301607A (ja) 不揮発性半導体記憶装置およびその制御方法
JP3961759B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置
US7495959B2 (en) Nonvolatile memory device and method of reading information from the same
JP2001093287A (ja) 不揮発性半導体記憶装置
JPWO2005109442A1 (ja) 半導体装置およびプログラム方法
KR101014968B1 (ko) 불휘발성 메모리 소자와 그 페이지 버퍼 회로
JP2000243094A (ja) 不揮発性半導体記憶装置およびそのプログラミング方法
JP4273558B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置およびその消去ベリファイ方法
CN113241109A (zh) 非易失性存储器设备
JP5081755B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置とその読み出し方法
KR100904731B1 (ko) 멀티 레벨 셀 플래시 메모리소자의 페이지 버퍼 및프로그램 방법
JP2006351112A (ja) 半導体装置
KR20070086721A (ko) 반도체 장치 및 반도체 장치의 제어 방법
JP2007035092A (ja) 不揮発性半導体記憶装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20100204

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20100616

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20100805

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100907

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20100922

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101108

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110201

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110301

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4698605

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140311

Year of fee payment: 3

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D02

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250