JP2002048758A - ガスセンサ素子及びその製造方法 - Google Patents
ガスセンサ素子及びその製造方法Info
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- G01N27/406—Cells and probes with solid electrolytes
- G01N27/407—Cells and probes with solid electrolytes for investigating or analysing gases
- G01N27/4075—Composition or fabrication of the electrodes and coatings thereon, e.g. catalysts
Abstract
の表面に設けた被測定ガスと接する被測定ガス側電極2
と,基準ガスと接する基準ガス側電極29とよりなる。
上記被測定ガス側電極2及び上記基準ガス側電極29は
多数の結晶粒子から構成され,各結晶粒子間には粒界が
存在し,上記被測定ガス側電極2及び上記基準ガス側電
極29において,それぞれ表面積1000μm2あたり
に含まれる総粒界長さは1000μm以上である。
Description
れる各種ガスセンサに用いるガスセンサ素子に関する。
に利用されるガスセンサは以下に示すようなガスセンサ
素子が内蔵されている。このガスセンサ素子は,後述す
る図1に示すごとく,固体電界質体と該固体電解質体の
表面に設けた一対の被測定ガス側電極と基準ガス側電極
とよりなる。また,被測定ガス側電極は被測定ガスに曝
されるため,各種多孔質なセラミック材料等よりなる電
極保護層を上記被測定ガス側電極表面に設けることが一
般的である。上記固体電解質体は酸素イオン導電性材料
で,ZrO2粉末の成形,焼成等を経て作製したセラミ
ック材料よりなることが一般的である。
にそれぞれ接することでガスセンサ素子から被測定ガス
中の特定ガス濃度(例えば酸素濃度)に対応した出力が
発生する。特定ガス濃度の測定にあたり,各電極に対し
電圧を印加することもあるし,そうでないこともある。
を促進させる触媒機能を有しており,この機能によりガ
スセンサは平衡化したガスの酸素濃度を測ることができ
るため,高精度なストイキ検出,ガス濃度検出が可能と
なる。
キ法により形成する,(2)電極材料を含むペーストを
塗布し,これを焼付けて電極となす方法が従来は一般的
である。
合,一般に,実際のガスセンサ使用時に電極が熱により
凝集しないよう,メッキ処理で電極を作製した後,予め
使用温度以上の温度による熱処理を施す必要がある。一
方,(2)にかかる方法で電極を作製する場合,ペース
トを焼きつける下地となる固体電解質体と同時焼成を行
なうため,通常1300〜1500℃という高温で焼付
けている。
き付けを行なうことで,電極が不活性となり,ガスセン
サ素子の応答性が低下することが知られている。このた
め,電極形成後にH2やCO処理を施すといった,電極
を強い還元雰囲気に曝すことで電極を高活性化して,ガ
スセンサ素子の高応答性化を図ることがあった。
規制が厳しさを増し,内燃機関の排気系に取付る燃焼制
御用のガスセンサには以前にもまして高い応答性が求め
られている。現在知られている還元処理では応答性向上
に限界があるため,より優れた応答性を発揮できるしく
みが求められいる。
して,電極に対して処理を施す方法以外にも,例えば,
電極に設ける保護層をよりポーラス化して,被測定ガス
の拡散性を向上させるといった方法も考えられる。しか
しながら,電極保護層は電極の熱的な凝集防止という役
割以外に,被測定ガス中の被毒物質から電極を守るとい
う役割を持つ。
ン中,または配管中からでる被毒物質(Si,Pb化合
物等)が被測定ガスとなる排ガスに多く含まれており,
これらの悪影響から電極保護層は電極を保護してやる必
要がある。そのため,むやみに電極保護層をポーラス化
するとこれら被毒物質が保護層を経由して電極に到達
し,実使用時に早期に電極が劣化してしまう。これはガ
スセンサの早期劣化につながり,これによって,現在年
々厳しくなる排気ガス規制をクリアできなくなることが
懸念される。
されたもので,応答性に優れたガスセンサを提供しよう
とするものである。
質体と該固体電解質体の表面に設けた被測定ガスと接す
る被測定ガス側電極と,基準ガスと接する基準ガス側電
極とよりなるガスセンサ素子であって,上記被測定ガス
側電極及び上記基準ガス側電極は多数の結晶粒子から構
成され,各結晶粒子間には粒界が存在し,上記被測定ガ
ス側電極及び上記基準ガス側電極において,それぞれ表
面積1000μm2あたりに含まれる総粒界長さは10
00μm以上であることを特徴とするガスセンサ素子に
ある。
測定ガス側電極及び基準ガス側電極に含まれる結晶粒子
の境界となる粒界の総長さが上述の条件を満たすことで
ある。総粒界長さが1000μm未満である場合,粒界
以外の箇所からの拡散が支配的であるため,被測定ガス
及び基準ガスの拡散量はそれほど高くない。よって,応
答性の向上効果が得難くなるおそれがある。
成する結晶粒子において,隣接する結晶粒子と結晶粒子
との間のくぼみを指している。結晶粒子と結晶粒子との
間に形成される粒界ポアは含まない。なお粒界ポアの詳
細は後述する。また総粒界長さとは,特定面積内に存在
する粒界を全て足し合わせた長さである。
明者らの検討によれば,被測定ガス側電極及び基準ガス
側電極をそれぞれ構成する結晶粒子の粒界を増やすこと
で,各電極において被測定ガスや基準ガスとの接触面積
を多くとり,応答性を高めると共に各電極での凝集が防
止できることが明らかとなった。
で,被測定ガス及び基準ガスが各電極を通じて拡散する
際,粒界を介した拡散が他の部分からの拡散に比べて多
くなる。つまり,粒界での拡散が支配的となって,被測
定ガス及び基準ガスの拡散量が大幅に向上する。その結
果,優れた応答性を持つガスセンサ素子を得ることがで
きる。
スセンサを提供することができる。
ガス側電極は,白金等を含有する貴金属電極で,化学メ
ッキにより作製したり,電極材料を含むペーストを塗布
し,これを焼付けて作製することができる。
記被測定ガス側電極は,0.1μm以上かつ被測定ガス
側電極厚みの2倍以下であるポア径を持つポアが被測定
ガス側電極の表面積1000μm2あたり5〜100個
存在することが好ましい。
被測定ガス側電極におけるポアには図3に示すごとく3
種類がある。 (1)結晶粒子と結晶粒子との間の粒界上に存在する粒
界ポア,(2)複数の結晶粒子との間に形成された隙間
からなる三重点ポア,(3)結晶粒子内部に存在する粒
内ポア,本請求項にかかるポアは,(1),(2)を指
している。また,上記被測定ガス側電極厚みは,平均厚
みを指している。
ポアの存在により実質的に総粒界長さが長くなり,被測
定ガスがよく拡散するようになる。よって,より優れた
応答性を持つガスセンサ素子を得ることができる。
が小さすぎて被測定ガスの拡散に殆ど寄与できなくて,
応答性向上効果が得難いおそれがある。ポア径が電極厚
みの2倍より大である場合は,かえって粒界長さが短く
なり,応答性向上効果が得難くなるおそれがある。ま
た,ポアが1000μm2あたり5未満である場合,ポ
ア数が少なすぎて被測定ガスの拡散に殆ど寄与できなく
て,応答性向上効果が得難いおそれがある。ポアが10
00個を越えた場合は,高温での電極凝集が生じやすく
なり,高温での耐久性が低下するおそれがある。
基準ガス側電極は,0.1μm以上かつ基準ガス側電極
厚みの2倍以下であるポア径を持つポアが基準ガス側電
極の表面積1000μm2あたり5〜100個存在する
ことが好ましい。ポア内部にも粒界が存在する。このた
め,ポアの存在により実質的に総粒界長さが長くなり,
基準ガスがよく拡散するようになる。よって,より優れ
た応答性を持つガスセンサ素子を得ることができる。そ
の他詳細は被測定ガス側電極の場合と同様である。
体と該固体電解質体の表面に設けた被測定ガスと接する
被測定ガス側電極と,基準ガスと接する基準ガス側電極
とよりなるガスセンサ素子を製造するに当たり,上記ガ
スセンサ素子を炭化水素ガス,COガス,H2ガスより
選択されるいずれか1種以上を含む雰囲気において,上
記ガスセンサ素子の温度を400〜900℃に保持し,
交流電圧を上記被測定ガス電極及び基準ガス側電極に印
加する処理を施すことを特徴とするガスセンサ素子の製
造方法にある。
て交流電圧を加えることにより,次のような現象が生じ
ると考えられる。被測定ガス側電極の表面に対し弱く結
合した酸素が存在する。上述の雰囲気で交流電圧を加え
ることで,この酸素が結合と脱離を繰り返す。これによ
り,電極にポアが生じる。
粒界やポア内部の粒界を介して拡散する。上述の処理で
ほどよくポアの数が増えるため,実質的に総粒界長さが
長くなり,被測定ガスがよく拡散するようになる。ま
た,基準ガス側電極についても同様の作用により,基準
ガスがよく拡散するようになる。よって,より優れた応
答性を持つガスセンサ素子を得ることができる。
満の場合,被測定ガス側電極,基準ガス側電極の触媒活
性が低く,酸素の結合,脱離が生じ難く,ポアが十分形
成されないおそれがある。一方,900℃を越えると,
上記反応を促進するための炭化水素ガス,COガス,H
2ガスが被測定ガス側電極や基準ガス側電極に到達する
前に燃焼して失われてしまうおそれがある。このため,
上記反応が生じ難く,ポアが十分形成されないおそれが
ある。
めすように交流電源を設けた電気回路を被測定ガス側電
極や基準ガス側電極に接続して通電することにより行な
うことができる。また,通常ガスセンサ素子は後述する
図4のような酸素センサ等に組付けて使用され,この酸
素センサには被測定ガス側電極や基準ガス側電極と電気
的に導通可能となったリード線等が設けてある。従っ
て,ガスセンサ素子を酸素センサ等に組付け,上記リー
ド線を介して交流電圧を印加することもできる。
±0.1V〜±5.0Vとすることが好ましい。これに
より,ポアを充分な数,作製することができる。また,
ガスセンサ素子の劣化等が生じ難い。
の形成を促進するための活性化エネルギーが十分に得ら
れず,ポアが形成され難くなると考えられる。一方,±
5.0Vより大きいとガスセンサ素子の黒化が大きく進
み,ガスセンサ素子の強度が低下するおそれがある。ま
た,交流電圧を印加する工程はガスセンサ素子の完成後
でなく,メッキを施し,焼きつけた後に行なってもよ
い。これにより,ポアの数の確認が容易であり,素子の
良否を判別しやすい。
ことが好ましい。これによりポアの形成を速やかに行な
うことができる。0.1Hz未満である場合は,ポアの
形成されるまでに,充分な電圧反転回数を得るために長
い時間を要するおそれがある。
パンガス等を用いることができる。また,上記炭化水素
ガス,COガス,H2ガスを1種以上含む雰囲気として
は,例えば都市ガス(石炭系ガス,石油系ガス),天然
ガス等を利用することができる。また,上記ガス雰囲気
は都市ガス等が燃焼して生成されたガス等でもよい。
図1に示すようなコップ型のガスセンサ素子の他,積層
型で板状のガスセンサ素子(後述する図6参照)に適用
することができる。また,本発明にかかるガスセンサ素
子は車両用内燃機関搭載用の酸素センサ,空燃比センサ
の他,特に積層型の場合はNOxセンサ,CO,HCセ
ンサ等に適用することができる。
1〜図6を用いて説明する。図1,図2に示すごとく,
本例のガスセンサ素子1は,固体電解質体12と該固体
電解質体12の表面に設けた被測定ガスと接する被測定
ガス側電極2と,基準ガスと接する基準ガス側電極29
とよりなる。図3に示すごとく,被測定ガス側電極2や
基準ガス側電極29は多数の結晶粒子21から構成さ
れ,各結晶粒子21間には粒界22が存在する。そし
て,被測定ガス側電極2や基準ガス側電極29の表面積
1000μm2あたりに含まれる総粒界長さは1000
μm以上である。
素子1は,後述する図4にかかる酸素センサ3に内蔵さ
れて,自動車エンジン排気系に設置され,エンジンの燃
焼制御に利用される。図1,図2に示すごとく,本例の
ガスセンサ素子1は,内部に大気を導入して基準ガス室
129となる有底円筒状の固体電解質体12に対し,被
測定ガス側電極2,基準ガス側電極29とを設けた構成
を有する。
11で覆われ,該保護層11の表面は第2保護層13
1,第3保護層132で覆われている。この第2保護層
131は排ガス中の有害成分のトラップ効果を高めるた
めに設けてある。第2保護層131は主成分がAl
2O3,厚みは120μm,気孔率は20〜50%であ
る。
捉えるために設けてあり,気孔率を第2保護層131よ
りも大きくしてある。これにより,より大きな被毒物を
トラップし,第2保護層131での被毒による目詰まり
を防ぐことができる。第3保護層132は主成分がAl
2O3,厚みは40μm,気孔率は60%である。
側電極2となる白金電極が設けられ,基準ガス室129
と対面する内側面には基準ガス側電極29となる白金電
極が設けてある。また,ガスセンサ素子1において電圧
を印加するために上記被測定ガス側電極2,基準ガス側
電極29は共に電気的に導通したリード電極,端子電極
を外側面,内側面にそれぞれ設けてある。図2には外側
面のリード電極251,端子電極252が記載されてい
る。
29の表面は,図3に示すごとく,多数の白金の結晶粒
子21から構成され,各結晶粒子21の境界が粒界22
となる。また,被測定ガス側電極2,基準ガス側電極2
9の表面には多数のポア20が存在し,(1)結晶粒子
21と結晶粒子21との間の粒界22上に存在する粒界
ポア201,(2)複数の結晶粒子21との間に形成さ
れた隙間からなる三重点ポア202,(3)結晶粒子2
1の内部に存在する粒内ポア203,の三者よりなる。
極29は,(1)〜(3)の中で,(1)と(2)にか
かるポア201,202については,0.1μm以上か
つ被測定ガス側電極2,基準ガス側電極29の厚みの2
倍以下であるポア径を持つものが表面積1000μm2
あたり5〜100個存在する。ここでの厚みは,被測定
ガス側電極2や基準ガス側電極29の平均厚みである。
素センサ3について説明する。図4に示すごとく,酸素
センサ3はハウジング30と該ハウジング30に挿入さ
れたガスセンサ素子1とよりなる。上記ハウジング30
の先端側には被測定ガス室33を形成し,ガスセンサ素
子1の先端部を保護するための二重の被測定ガス側カバ
ー330が設けてある。上記ハウジング30の基端側に
は,三段の大気側カバー31,32が設けてある。
129には棒状のセラミックヒータ19が挿入配置され
ている。上記ヒータ19は基準ガス室129の内側面と
先端部で接触しており,さらに所望のクリアランスを確
保して,挿入配置されている。上記大気側カバー32お
よび33の基端側には,リード線391〜393を挿入
した弾性絶縁部材39が設けてある。上記リード線39
1,392によってガスセンサ素子1に電圧が印加され
たり,ガスセンサ素子1の出力が外部へ取出される。ま
た,上記リード線393は,上記ヒータ19に対し通電
し,これを発熱させるために設けてある。
接続端子383,384が設けてあり,該接続端子38
3,384により,上記酸素センサ素子1に固定したタ
ーミナル381,382との電気的導通が確保される。
なお,上記ターミナル381,382は,上記酸素セン
サ素子1における端子電極252に対し接触固定されて
いる。
て説明する。ZrO2系セラミックよりなるコップ型の
固体電解質体12を製作する。固体電解質体12の外側
面に有機貴金属化合物であるジベンジリデンPtを貴金
属量で0.4wt%含むペーストをパッド印刷により塗
布した。これがメッキの前処理である。次に,温度30
0℃の加熱で脱バインダ処理を施した。
常700℃以上の温度が必要であるが,このような高温
では貴金属核が凝集し,メッキ後に電極がポーラス化ま
たは結晶粒子の粒径が増大するおそれがある。本例にお
いては,より低温で分解可能な有機貴金属化合物やバイ
ンダを使用した。これにより貴金属核を細かく緻密に担
持させることができる。
むメッキ液を用いて35℃でメッキを行なった。通常の
メッキ液の温度は30℃前後であるが,メッキ速度低下
に伴うメッキ粒増大を防止するため,通常よりも高い温
度でメッキを行なった。その後,大気中,1100℃で
熱処理を施して,図2に示すごとき被測定ガス側電極2
を得た。なお,この時リード電極251や端子電極25
2も共に形成した。また,上記と同様の方法で基準ガス
側電極29等も形成した。その後,被測定ガス側電極2
を熱や被毒物質から保護するための保護層11を,スピ
ネル溶射法により形成した。
ー化し,ディッピングにより保護層11の表面をコート
して,熱処理を施して第2保護層131を形成した。な
お,第3保護層132も同様の製法で第2保護層132
の表面に形成した。以上により,図1,図2にかかるガ
スセンサ素子1を得た。
において,被測定ガス側電極2や基準ガス側電極29の
1000μm2あたりに含まれる総粒界長さを,走査型
電子顕微鏡で撮影した表面画像を画像認識装置を用い粒
界をピックアップして測定した。粒界は被測定ガス側電
極2や基準ガス側電極29を構成する結晶粒子21にお
いて,隣接する結晶粒子21間のくぼみを指し,結晶粒
子21間に形成される図3に示すごとき粒内ポア203
は含まない。なお,粒界21の一例は図3に記載した。
また,上記総粒界長さは,被測定ガス側電極2や基準ガ
ス側電極29の表面1mm角の中から4点をピックアッ
プして各点について測定した。以上の測定の結果,本例
にかかるガスセンサ素子1についてはいずれも2000
μm程度の総粒界長さを有していた。
性との関係について,以下に示すように測定した。化学
メッキ法を利用してガスセンサ素子を多数作製した。そ
れぞれのガスセンサ素子について総粒界長さを測定した
ところ,およそ250μm〜3000μm程度までのば
らつきが認められた。
き酸素センサ3に取付て,自動車エンジン実機の排気系
に設置した。エンジン実機を動かして,400℃の排ガ
スを排気系に流し,この状態でガスセンサ素子1のフィ
ードバック波形を測定した。この測定の際の波形の周波
数を縦軸に,総粒界長さを横軸にプロットして,図5の
線図に測定結果を記載した。同図より,総粒界長さが1
000μm以上となることで,ガスセンサ素子のフィー
ドバックの周波数が1.065Hzとなったことが分か
った。以上にかかる線図より,総粒界長さが1000μ
m以上となることで,総粒界長さに対するフィードバッ
ク周波数の傾きが大きくなり,粒界でのガスの拡散が支
配的になったことが分かった。
被測定ガス側電極2,基準ガス側電極29をそれぞれ構
成する結晶粒子21の総粒界長さが1000μm以上と
なることで,被測定ガス及び基準ガスが各電極2,29
を通じて拡散する際,粒界22を介した拡散が他の部分
からの拡散に比べて多くなる。つまり,粒界22での拡
散が支配的となって,被測定ガス及び基準ガスの拡散量
が大幅に向上する。その結果,本例によれば,応答性に
優れたガスセンサ素子を提供することができる。
について説明したが,図6に示すごとき,積層型のガス
センサ素子5についても,本例と同様の構成とすること
で,本例と同様の作用効果を得ることができる。このガ
スセンサ素子5は,板状の固体電解質体52と該固体電
解質体52に形成された被測定ガス側電極51と基準ガ
ス側電極519とよりなる。固体電解質体52に対し,
基準ガス室53形成用のスペーサ54,発熱体550を
設けたヒータ基板55が積層されている。被測定ガス側
電極51の表面には,二層構造の第1,第2保護層59
1,592が設けてある。
クよりなり,ヒータ基板5,スペーサ54はAl2O3よ
りなるプレス成形,インジェクション成形,シート成
形,積層等により形成されたセラミックシートである。
に導通したリード電極や端子電極がガスセンサ素子の外
表面に露出形成されている(図示略)。基準電極につい
ても同様の構成を有する。その他は詳細は上述のガスセ
ンサ素子1と同様である。
上記以外の構造を有するものであっても,同様の効果を
得ることができる。異なる例としては,複数枚の固体電
解質体に対し多数の電極を設けて構成した2セルタイプ
の積層型のガスセンサ素子が知られている。また,電極
をNOx活性な材料から構成したNOx濃度測定用のガ
スセンサ素子等でも本例と同様の効果を得ることができ
る。
いて,温度を400〜900℃に保持し,交流電圧を被
測定ガス電極25等に印加する処理について説明する。
図7に示すごとく,ガスセンサ素子1における被測定ガ
ス側電極2をガス雰囲気71に曝しつつ,被測定ガス側
電極2と電気的導通がとられた端子電極252,基準ガ
ス側電極と導通がとられた端子電極(図示略)に対し交
流電源73を有する電圧印加回路72を接続する。
H2とO2の当量比が10:8である。またガスセンサ素
子1の温度が700℃に保たれている。この状態で交流
電源73から,周波数1Hz,振幅±2.0Vの交流電
圧を30分間印加した。
測定ガス側電極25上のポアが電圧印加前は1000μ
m2あたり約3個であったが,印加後は1000μm2あ
たり約52個に増えた。このように交流電源の印加によ
ってポアをほどよく含む被測定ガス側電極2を得ること
ができる。また,基準電極についても,交流電圧を印加
することで被測定ガス側電極2と同様の結果を得ること
ができる。
子について,ポア数と応答性,耐熱性との関係について
の測定を行なった。実施形態例1に示すような化学メッ
キによって多数のガスセンサ素子を作製する。一部のガ
スセンサ素子には実施形態例2に記載した交流電圧の印
加処理をそれぞれ交流電圧印加時間を適宜変化させつつ
行なった。
ぼ0であるものから120個を越えるガスセンサ素子を
得ることができた。なお,この時のポア数は0.1μm
以上かつ被測定ガス側電極厚みの2倍以下であるポア径
を持つポアが被測定ガス側電極の表面積1000μm2
あたり何個存在するかという値である。
さの測定と同様に,電子顕微鏡による画像を画像認識装
置を用いて測定した。また,ポア数は被測定ガス側電極
の表面1mm角の中から4点をピックアップして各点に
ついて測定し,4点の平均値をガスセンサ素子のポア数
とした。
と同様に図4に示すごとき酸素センサに取付て,自動車
エンジン実機の排気系に設置した。エンジン実機を動か
して,400℃の排ガスを排気系に流し,センサ素子の
フィードバック周波数を測定した。この測定の際のフィ
ードバックの周波数を縦軸に,ポア数を横軸にプロット
して,図8の線図に測定結果を記載した(1)。
スを流すことでガスセンサ素子温度を900℃に保持し
たまま,1000時間放置した。その後ガスセンサ素子
の出力電圧を測定した。これについても図8にプロット
した(2)。
場合は,ポアが0である場合のフィードバック周波数
(約1.130Hz)と殆ど変わらないことがわかっ
た。なお,ポア数が4の時は,約1.132Hzとな
る。100を越えると,耐熱性が急速に低下することが
わかった。以上により,上記条件で数えたポア数が5〜
100個の範囲である被測定ガス側電極を持つガスセン
サ素子が応答性と共に耐熱性に優れることが分かった。
なお,基準ガス側電極についても同様の測定を行なった
ところ,同じ結果が得られた。
ス側電極11と接する固体電解質体12が部分的に変色
した状態にある。図9に示すごとく,本例のガスセンサ
素子における固体電解質体12は,被測定ガス側電極2
と隣接する厚さ0.1mm程度の領域が変色部分120
となっている。
し被測定ガス側電極2を介して直流電圧を印加すること
により生じる。この変色部分120は,固体電解質体1
2の電子電導度が増大した領域である。そのため,本例
にかかる変色部分120を持ったガスセンサ素子は熱等
により被測定ガス側電極2が劣化した場合でも,変色部
分120が被測定ガス側電極2と同様の働きをする。よ
って,耐熱性に優れたガスセンサ素子となる。
散経路が長くなるためガスセンサ素子の応答性低下の原
因ともなる。よって,上記変色部分120の厚みは被測
定ガス側電極2と隣接する位置から0.2mm以内であ
ることが好ましい。また,基準ガス側電極29について
も,同様に隣接する位置から0.2mm以内に変色部分
を設けることが好ましい。
る要部説明図。
図。
粒子,粒界及び各種ポアを示す説明図。
図。
バック周波数の関係を示す線図。
子の説明図。
る交流電圧印加の説明図。
ク周波数との関係,耐熱試験後のセンサ出力との関係を
示す線図。
色したガスセンサ素子の要部断面説明図。
Claims (4)
- 【請求項1】 固体電解質体と該固体電解質体の表面に
設けた被測定ガスと接する被測定ガス側電極と,基準ガ
スと接する基準ガス側電極とよりなるガスセンサ素子で
あって,上記被測定ガス側電極及び上記基準ガス側電極
は多数の結晶粒子から構成され,各結晶粒子間には粒界
が存在し,上記被測定ガス側電極及び上記基準ガス側電
極において,それぞれ表面積1000μm2あたりに含
まれる総粒界長さは1000μm以上であることを特徴
とするガスセンサ素子。 - 【請求項2】 請求項1において,上記被測定ガス側電
極は,0.1μm以上かつ被測定ガス側電極厚みの2倍
以下であるポア径を持つポアが被測定ガス側電極の表面
積1000μm2あたり5〜100個存在することを特
徴とするガスセンサ素子。 - 【請求項3】 請求項1または2において,上記基準ガ
ス側電極は,0.1μm以上かつ基準ガス側電極厚みの
2倍以下であるポア径を持つポアが基準ガス側電極の表
面積1000μm2あたり5〜100個存在することを
特徴とするガスセンサ素子。 - 【請求項4】 固体電解質体と該固体電解質体の表面に
設けた被測定ガスと接する被測定ガス側電極と,基準ガ
スと接する基準ガス側電極とよりなるガスセンサ素子を
製造するに当たり,上記ガスセンサ素子を炭化水素ガ
ス,COガス,H2ガスより選択されるいずれか1種以
上を含む雰囲気において,上記ガスセンサ素子の温度を
400〜900℃に保持し,交流電圧を上記被測定ガス
電極及び基準ガス側電極に印加する処理を施すことを特
徴とするガスセンサ素子の製造方法。
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