JP2002013796A - 空気の汚れ度表示装置及び空気調和機 - Google Patents

空気の汚れ度表示装置及び空気調和機

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気の汚れ度表示装置において、ユーザに空
気の汚れ度をより直感的に理解させる。 【解決手段】 バックライト表示部27,29は、周囲
の空気の汚れ度を表示するための装置であり、複数の発
光素子44〜52と、複数の発光素子44〜52からの
光がバックライト表示される表示部43とを備える。複
数の発光素子44〜52は空気の汚れ度に応じて駆動さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気の汚れ度表示
装置、特に、空気の汚れ度を発光素子によって表示する
ための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】空気清浄機は、室内の空気中の汚れを除
去するために用いられ、送風手段と空気清浄部とから構
成されている。送風手段は送風ファンとモータとから構
成されている。空気清浄部は、例えば、プレフィルタ、
イオン化部及びメインフィルタ等から構成されている。
【0003】空気清浄機は、送風手段によって空気を吸
い込み、空気清浄部において空気中の煙、臭気又は塵埃
等を補集し、清浄化された空気を外部に排出する。自動
運転中は、空気の汚れ度に応じて風量が変更されてい
く。例えば、空気の汚れ度が最も低い場合は停止状態に
なり、汚れ度が最も高い場合は最大風量による運転が行
われる。
【0004】このような空気清浄機には、運転中の集塵
力(風量)や室内空気の汚れ度(または空気の清浄度)
等を表示するための表示装置が備えられている。風量表
示の場合は、複数のLEDを選択的に点灯させて、運転
中の風量を表示する。また、室内空気の汚れ度(または
空気の清浄度)の場合は、複数のLEDを段階的に表示
させている。ユーザは、これら表示部を見ることによ
り、空気清浄機の運転状態と空気の汚れ度を確認できる
ようになっている。例えば、ユーザは集塵運転によって
室内の空気が清浄されていく様子を視覚的に実感でき
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述の空気の汚れ度を
表示するための表示部は、例えば4つの表示灯からな
り、各表示灯は各汚れ度に対応して点灯される。すなわ
ち、汚れ度が1の場合は全ての表示灯が消灯しており、
汚れ度が2の場合は第1の表示灯が点灯し、汚れ度が3
の場合は第1及び第2の表示灯が点灯し、汚れ度が4の
場合は第1,第2及び第3の表示灯が点灯し、汚れ度が
5の場合は全ての表示灯が点灯する。これにより、ユー
ザは空気の汚れ度を表示灯の点灯数(どの表示灯まで点
灯しているか)で知ることができる。
【0006】しかし、各表示灯はLEDからなるため小
さく、視認性が優れていない。また、表示灯の点灯数の
みではその意味するところが直感的に理解しがたいこと
も考えられる。本発明の課題は、空気の汚れ度表示装置
において、ユーザに空気の汚れ度をより直感的に理解さ
せることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の空気の
汚れ度表示装置は、周囲の空気の汚れ度を表示するため
の装置であって、表示装置と駆動手段とを備えている。
表示装置は、複数の発光素子と、複数の発光素子からの
光がバックライト表示される表示部とを有する。駆動手
段は空気の汚れ度に応じて複数の発光素子を駆動するた
めの手段である。
【0008】この装置では、複数の発光素子の光は表示
部おいてバックライト表示されるため、従来より表示部
が大きくなり、ユーザは空気の汚れ度をより直感的に理
解できる。請求項2に記載の空気の汚れ度表示装置で
は、請求項1において、表示装置は表示部の色の変化に
よって空気の汚れ度を示す。
【0009】この装置では、空気の汚れ度は表示部にお
いて色の変化として表示されるため、ユーザは空気の汚
れ度をより直感的に理解できる。請求項3に記載の空気
の汚れ度表示装置では、請求項2において、複数の発光
素子は異なる色の光を出す発光素子を含む。駆動手段は
空気の汚れ度に応じて複数の発光素子を駆動することで
表示部の色を変化させることができる。
【0010】この装置では、表示部の色の変化は発光素
子の発光の組合せによって実現しているため、装置の構
造が簡単である。請求項4に記載の空気の汚れ度表示装
置では、請求項3において、駆動手段は空気の汚れ度に
応じて複数の発光素子を駆動することで表示部に混合色
を表示させることができる。
【0011】この装置では、混合色を表示するため、用
いられる発光素子の種類より多くの汚れ度を表示するこ
とができる。請求項5に記載の空気の汚れ度表示装置で
は、請求項4において、駆動手段は空気の汚れに応じて
複数の発光素子の駆動状態を変化させることで異なる混
合色を表示させることができる。
【0012】この装置では、複数の混合色を表示できる
ため、より多くの汚れ度を表示できる。請求項6に記載
の空気の汚れ度表示装置は、請求項1〜5のいずれかに
おいて、空気の汚れ度の各段階に各々対応した複数の発
光部をさらに備えている。この装置では、2種類の汚れ
度を表示する部分を設けることで、ユーザは空気の汚れ
度をより容易に理解できる。
【0013】請求項7に記載の空気調和機は、空気調和
機本体と、空気の汚れ度を検出するセンサと、請求項1
〜6のいずれかに記載の空気の汚れ度表示装置とを備え
ている。なお、ここでいう空気調和機とは、空気清浄
機、エアコン、クーラーなど空気が好適な状態となるよ
うに各種調整を行うための装置をいう。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の実施形態について説明する。図1は本発明の一実施
形態に係る空気の状態表示機能付空気清浄機1(以下、
単に空気清浄機1という)の分解斜視図である。空気清
浄機1では、空気清浄機本体2の最前面に、前面パネル
3を配置しており、この前面パネル3を通して空気清浄
機本体2内へ空気を吸い込むようにしている。
【0015】空気清浄機本体2の前面には凹部が形成さ
れており、この凹部内に、比較的大きなごみや塵を除去
するためのプレフィルタ4と、プレフィルタ4では取り
きれない微小ほこりをプラスに帯電させるためのイオン
化部5と、プラズマ集塵と光触媒の役割を有するロール
フィルタ6と、2枚の光触媒7とが収容されている。空
気洗浄機本体2には、図1には図示しないが、送風ファ
ン60(図2)が設けられている。前面パネル3から吸
い込まれた室内空気は、プレフィルタ4、イオン化部
5、フィルタ6と光触媒7及び送風ファン60を通って
浄化された後、空気清浄機本体2の上部に設けられた吹
き出しから吹き出される。
【0016】空気清浄機本体2の下部前面には、各種操
作スイッチや各種表示部を備えた操作表示パネル10が
配置されている。この操作表示パネル10の一端部に
は、図示しない給気口が開口されており、この給気口を
通して室内空気が汚れセンサとしての粉塵センサ55及
びガスセンサ56に供給されるようになっている。
【0017】図3は操作表示パネル10の正面図であ
る。操作表示パネル10には、運転切換・停止スイッチ
11と、各種表示手段12〜15,17,18,21〜
23,26〜29と、リセットスイッチ19と、リモコ
ン受信部61が配置されている。運転切換・停止スイッ
チ11は、これを押すごとに、「停止」→「自動運転」
→「しずか運転」→「弱運転」→「標準運転」→「強運
転」→「停止」の順番で切り換わるようになっている。
ハイパワーターボ表示灯12はハイパワーターボモード
で短期間に空気の清浄化を行っている場合に点灯され
る。花粉モード表示灯14は花粉モードで風量に変化を
与え花粉をキャッチしやすくしている場合に点灯され
る。タイマ設定表示灯15はタイマ設定時間が1時間・
2時間・4時間のいずれかである場合に点灯される。
【0018】さらに、操作表示パネル10には、イオン
化部5の汚れがひどくなったときに点滅するイオン化部
清掃サイン表示灯17と、ロールフィルタ6の交換時期
になると点灯するフィルタカット表示灯18と、ロール
フィルタ6をカットしたときに細い棒などで押すための
リセットスイッチ19とが備えられている。風量表示部
21は、図4に示すように、風量の大きさを、例えば
「しずか」,「弱」,「標準」,「強」の4段階のよう
な複数段階で表示する。自動運転表示灯22は自動運転
時に点灯される。省エネ運転表示灯23は省エネ運転時
に点灯される。
【0019】粉塵センサ55で検知した空気の汚れ度を
表示するために、バックライト表示部26と点灯表示部
27が設けられている。バックライト表示部26は色の
変化によってユーザに室内の空気中の粉塵量を知らせる
ための表示装置である。点灯表示部27は、例えば「汚
れている」から「きれい」までの5段階で表示するため
の表示装置であり、バックライト表示部26の下方に横
に並んで配置されている。なお、各点灯部27a〜27
dは、操作表示パネル10に形成された光透過性の窓部
と、この窓部の裏側に配置されたLEDで構成されてい
る。より詳細には、図の右から左に向かって、第1点灯
部27a,第2点灯部27b,第3点灯部27c,第4
点灯部27dが配置されている。
【0020】ガスセンサ56で検知した空気の汚れ度を
表示するために、バックライト表示部28と点灯表示部
29が設けられている。バックライト表示部28は色の
変化によってユーザに室内の空気中の臭いを知らせるた
めの表示装置である。点灯表示部29は、例えば「汚れ
ている」から「きれい」までの5段階で表示するための
表示装置であり、バックライト表示部28の下方に横に
並んで配置されている。なお、各点灯部29a〜29d
は、操作表示パネル10に形成された光透過性の窓部
と、この窓部の裏側に配置されたLEDで構成されてい
る。より詳細には、図の右から左に向かって、第1点灯
部29a,第2点灯部29b,第3点灯部29c,第4
点灯部29dが配置されている。
【0021】次に、図5〜7を用いて、バックライト表
示部26,28の構造について説明する。バックライト
表示部26,28は左右に隣接して配置されており、各
構造は左右対称である。バックライト表示部26,28
は、底面41と、側壁42と、表示部43とを有してい
る。底面41は、長方形状であり、その上面には複数の
LED44〜52が配置されている。より詳細には、6
つの緑色LED44〜46,50〜52と、3つの赤色
LED47〜49からなる合計9個の発光素子が配置さ
れている。底面41の上段には3つの緑色LED44〜
46が配置され、中段には3つの赤色LED47〜49
が配置され、下段には3つの緑色LED50〜52が配
置されている。側壁42は底面41の四辺を覆うように
配置されている。表示部43は側壁42の上面に固定さ
れた光透過性の板である。
【0022】図2は空気清浄機1の主たる電気的構成を
示すブロック図である。空気清浄機1の動作は、CPU
やメモリからなるマイクロコンピュータ53により制御
される。マイクロコンピュータ53には、粉塵センサ5
5及びガスセンサ56により検出された空気の汚れ度合
いを表す信号、運転切換・停止スイッチ11からの切換
信号、後述するリモコン62からリモコン受信部61を
介して与えられる各種操作信号、リセットスイッチ19
からのリセット信号が与えられる。
【0023】粉塵センサ55は埃等の粒子を検出するた
めのものである。粉塵センサ55は、公知の光電式のも
のからなり、内部には素子及び受光素子が収容されてお
り、受光素子の受光量に基づく信号を出力するようにな
っている。ガスセンサ56は、臭いの原因となるガス成
分を検出するためのものである。粉塵センサ55及びガ
スセンサ56はセンサ駆動回路54によって駆動され
る。
【0024】リモコン62は空気清浄機本体2を遠隔操
作するための装置である。リモコン62は本体2に設け
られたリモコン受信部61に対して所定の信号を送信す
る機能を有している。また、図10に示すように、リモ
コン62には各種スイッチ63〜69が設けられてい
る。運転・停止スイッチ63は本体2の運転・停止を切
り換えるためのスイッチである。光運転モニタ64は操
作表示パネル10のモニタをオンオフするためのスイッ
チである。省エネ自動スイッチ65は自動運転状態をオ
ンオフするためのスイッチである。手動(風量)スイッ
チ66は、「しずか運転」→「弱運転」→「標準運転」
→「強運転」→「しずか運転」の順番で風量を切り換え
るためのスイッチである。ハイパワーターボスイッチ6
7はハイパワーターボ動作をオンオフするためのスイッ
チである。花粉モードスイッチ68は花粉モードをオン
オフするためのスイッチである。切タイマスイッチ69
はタイマの切れる時間の設定・切換えを行うためのスイ
ッチである。
【0025】リモコン62によって本体2に自動運転が
設定されると、粉塵センサ55又はガスセンサ56が検
出した空気の汚れ度に応じて、マイクロコンピュータ5
3はモータ駆動回路58に制御信号を与える。それによ
りモータ59が駆動され、送風ファン60が所望の回転
数で回転される。このように送風ファン60の風量が調
整される(風量の調整には送風ファン60の停止も含ま
れる)ことにより、集塵能力が調整される。即ち、この
自動運転では、空気が汚れているときには大風量で集塵
能力をアップし、空気の汚れが少ないほど段階的に風量
を下げて集塵能力を減少させ、空気がきれいなときには
送風ファン60を停止して集塵を停止するようにしてい
る。
【0026】リモコン62によって手動運転が設定され
て風量が切り換えられると、マイクロコンピュータ53
はモータ駆動回路58に制御信号を与える。それにより
モータ59が駆動され、送風ファン60が所望の回転数
で回転される。この結果、設定にしたがった風量が得ら
れる。マイクロコンピュータ53は、また、表示制御回
路57に制御信号を与える。表示制御回路57では、マ
イクロコンピュータ53からの制御信号に応じて、バッ
クライト表示部26,28、点灯表示部27,29及び
他の表示部12〜15,17,18,21〜23を、点
灯/消灯させて、必要な表示を行う。
【0027】図8を用いて、表示制御回路57において
バックライト表示部26,28を駆動するための駆動手
段の構造について説明する。マイクロコンピュータ53
と各LED44〜52との間には、コンピュータ側か
ら、D/Aコンバータ71及びアンプ72が配置されて
いる。この実施形態では、空気の汚れ度は1〜5までの
5段階で表示することにしている。そのため、バックラ
イト表示部26,28では、汚れ度に対応して5つの色
を表示する。具体的には、汚れ度1には「緑色」を表示
し、汚れ度2には「黄色」を表示し、汚れ度3には「橙
色」を表示し、汚れ度4には「濃い橙」を表示し、汚れ
度5には「赤」を表示する。
【0028】マイクロコンピュータ53は、センサ5
5,56の検出信号に基づいて、汚れ度を判断する。続
いて,汚れ度に応じた電流の信号を各D/Aコンバータ
71に同時に出力する。なお、以下の説明では電流基準
最大値を100%とする。汚れ度1の場合は、緑色LE
Dへの電流は100%であり、赤色LEDへの電流は0
%である。したがって、各表示部43には緑色が表示さ
れる。汚れ度2の場合は、緑色LEDへの電流は70%
であり、赤色LEDへの電流は30%である。したがっ
て、各表示部43には黄色が表示される。汚れ度3の場
合は、緑色LEDへの電流は30%であり、赤色LED
への電流は70%である。したがって、各表示部43に
は橙色が表示される。汚れ度4の場合は、緑色LEDへ
の電流は15%であり、赤色LEDへの電流は85%で
ある。したがって、各表示部43には濃い橙色が表示さ
れる。汚れ度5の場合は、緑色LEDへの電流は0%で
あり、赤色LEDへの電流は100%である。したがっ
て、各表示部43には赤色が表示される。なお、表示が
不要な場合は消灯又は減光して省エネが可能である。
【0029】以上に説明したバックライト表示部26,
28による汚れ度表示の利点を説明する。 ◎バックライト表示によって従来より大きな面で汚れ度
を表示しているため、ユーザにとって汚れ度が容易に理
解できる。 ◎表示部の色の変化によって汚れ度が段階的に示される
ため、ユーザは直感的に空気の汚れ度を理解できる。こ
の装置では、空気の汚れ度は表示部において色の変化と
して表示されるため、ユーザは空気の汚れ度をより直感
的に理解できる。特に、ユーザは、集塵運転によって室
内の空気が清浄されていく様子を、表示部の色の変化に
よって視覚的に実感できる。
【0030】◎この装置では、表示部の色の変化は発光
素子の発光の組合せによって実現しているため、装置の
構造が簡単である。 ◎複数のLEDを駆動することで表示部に混合色を表示
させているため、用いられる発光素子の種類より多くの
汚れ度を表示することができる。逆に表現すると、汚れ
度の段階数に対して発光素子の数を少なくすることがで
き、占有スペースを小さくできるとともにコストを抑え
ることができる。
【0031】◎複数の発光素子の電流を段階的に変化さ
せるることで異なる混合色を表示させているため、より
多くの汚れ度を表示できる。さらに、本実施形態では、
汚れ度は点灯表示部27,29でも知ることができる。
点灯表示部29を用いて説明すると、汚れ度が1の場合
は全ての点灯部29a〜29dは消灯している。汚れ度
が2の場合は第1点灯部29aのみが点灯する。汚れ度
が3の場合は第1点灯部29aに加えて第2点灯部29
bが点灯する。汚れ度が4の場合は第1点灯部29a,
第2点灯部29b,第3点灯部29cが点灯する。汚れ
度が5の場合は全ての点灯部が点灯する。
【0032】このようにバックライト表示部26,28
に加えて、従来の点灯表示部27,29を用いる汚れ度
表示によって以下の利点がある。バックライト表示部2
6,28では色による直感的な判断が可能になるが、色
の変化は連続的なものであるため、環境やユーザ次第で
は異なる汚れ度であっても両者を識別することが困難な
場合があることが想定される。その場合にユーザは点灯
表示部27,29での点灯数を確認することで、確実に
空気の汚れ度を知ることができる。例えば本実施形態で
は、バックライト表示部26,28において汚れ度3の
橙と汚れ度4の濃い橙では状況によって判断が困難な場
合が想定されるが、その場合は点灯表示部27,29の
点灯数が2であるか3であるかを知ることでユーザは容
易に汚れ度を正確に知ることができる。すなわち、点灯
表示部27,29は、それぞれバックライト表示部2
6,28を補足することで、全体としてユーザに対する
汚れ度表示判断を容易にしている。 〔他の実施形態〕 (1)前記実施形態では各色LEDに流す電流を連続で
変化させて混合色を実現していたが、一定時間内の通電
比率を変化させて混合色を実現してもよい。そのための
構造としては、図9に示すように、マイクロコンピュー
タ53と各LED44〜52との間にはドライバ73が
それぞれ配置されている。例えば、赤色LEDの通電期
間を短く、緑色LEDの通電期間を長くすることによっ
て黄色を再現できる。 (2)前記実施形態ではバックライト表示部に用いるL
EDの種類は赤と緑の2種類であったが、他の種類の組
合せでもよい。例えば赤,緑,青のLEDを用いると、
赤,橙,白,緑,暗緑,青,ピンクの色を表現できる。 (3)バックライト表示部に用いるLEDの数や配置は
前記実施形態に限定されない。 (4)前記実施形態ではバックライト表示部での色の変
化によって汚れ度を表示したが、色を一色に固定して照
度を変化させて汚れ度を段階的に表示してもよい。 (5)前記実施形態ではバックライト表示部は空気清浄
機本体と一体に形成されていたが、初めから分離されて
いてもよいし、又は分離可能となっていてもよい。 (6)本発明はいわゆる空気清浄機のみならず、エアコ
ン等の他の空気調和機にも用いることができる。
【0033】
【発明の効果】本発明に係る空気の汚れ度表示装置で
は、複数の発光素子の光は表示部おいてバックライト表
示されるため、従来より表示部が大きくなり、ユーザは
空気の汚れ度をより直感的に理解できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】空気清浄機の分解斜視図。
【図2】空気清浄機の概略電気ブロック図。
【図3】操作表示パネルの正面図。
【図4】図3の部分拡大図であり、バックライト表示部
及び点灯表示部の正面図。
【図5】バックライト表示部の一部を取り除いた平面
図。
【図6】バックライト表示部の一部を断面にした正面
図。
【図7】バックライト表示部の電気回路図。
【図8】表示制御回路の構成を示す図。
【図9】他の実施形態において図8に対応する図。
【図10】リモコンの正面図。
【符号の説明】
1 空気清浄機 10 操作表示パネル 26,28 バックライト表示部 27,29 点灯表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 3/20 680 G09G 3/20 680W 3/32 3/32 A Fターム(参考) 3L061 BC07 BD02 5C080 AA07 BB05 CC03 DD14 EE30 JJ01 JJ02 JJ03 JJ06 KK02 KK52 5G435 AA01 AA04 BB04 CC01 CC12 DD09 DD11 EE01 EE11 EE23 FF03 FF11 GG23 GG26 GG27 HH05 LL03

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】周囲の空気の汚れ度を表示するための装置
    であって、 複数の発光素子(44〜52)と、前記複数の発光素子
    からの光がバックライト表示される表示部(43)とを
    有する表示装置(26,28)と、 空気の汚れ度に応じて前記複数の発光素子を駆動するた
    めの駆動手段(55)と、を備えた空気の汚れ度表示装
    置。
  2. 【請求項2】前記表示装置は前記表示部の色の変化によ
    って空気の汚れ度を示す、請求項1に記載の空気の汚れ
    度表示装置。
  3. 【請求項3】前記複数の発光素子は異なる色の光を出す
    発光素子を含み、 前記駆動手段は空気の汚れ度に応じて前記複数の発光素
    子を駆動することで前記表示部の色を変化させる、請求
    項2に記載の空気の汚れ度表示装置。
  4. 【請求項4】前記駆動手段は空気の汚れ度に応じて前記
    複数の発光素子を駆動することで前記表示部に混合色を
    表示させることができる、請求項3に記載の空気の汚れ
    度表示装置。
  5. 【請求項5】前記駆動手段は空気の汚れに応じて前記複
    数の発光素子の駆動状態を変化させることで異なる混合
    色を表示させることができる、請求項4に記載の空気の
    汚れ度表示装置。
  6. 【請求項6】空気の汚れ度の各段階に各々対応した複数
    の発光部(27,29)をさらに備えている、請求項1
    〜5のいずれかに記載の空気の汚れ度表示装置。
  7. 【請求項7】空気調和機本体と、 空気の汚れ度を検出するセンサと、 請求項1〜6のいずれかに記載の前記空気の汚れ度表示
    装置と、を備えた空気調和機。
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