JPH0619425A - 発光ダイオード表示装置 - Google Patents

発光ダイオード表示装置

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JPH0619425A
JPH0619425A JP19781192A JP19781192A JPH0619425A JP H0619425 A JPH0619425 A JP H0619425A JP 19781192 A JP19781192 A JP 19781192A JP 19781192 A JP19781192 A JP 19781192A JP H0619425 A JPH0619425 A JP H0619425A
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brightness
light emitting
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Kan Teranishi
貫 寺西
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 点灯する発光ダイオードの組み合わせごとに
対応する輝度調整信号により各発光ダイオードの輝度を
調整する。 【効果】 点灯する発光ダイオードの組み合わせごとに
各発光ダイオードの輝度を独立して調整することができ
るので、各表示色ごとに最適な輝度、または発光の色調
を設定することができ、駆動回路の負荷設計も効率よく
設定できるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各画素ごとに発光色の
異なる2種類以上の発光ダイオードをそれぞれマトリク
ス状に配置し、各発光ダイオードの単色発光と複数の発
光ダイオードの組み合わせによる混合色の発光とを行う
ことができる発光ダイオード表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】各画素に赤色と緑色の発光色のLED
(発光ダイオード)を設けることにより、赤色と緑色の
単色発光とこれらを組み合わせた混合色(オレンジ色)
の発光が可能になるダイナミック駆動方式の発光ダイオ
ード表示装置の一例を図6に示す。なお、この図6では
1個のLEDパネル1とそのドライバ回路のみを示して
いるが、実際にはこれらのLEDパネル1とドライバ回
路が複数個並べて配置され、文字や数字の並びを表示で
きるようになっている。
【0003】この発光ダイオード表示装置に用いるLE
Dパネル1は、16×16ドット構成による256画素
にそれぞれ赤色と緑色のLEDをマトリクス状に配置し
たものである。即ち、このLEDパネル1は、図4に示
すように、横方向に16本のX軸ライン1a(走査線)
が設けられると共に、このX軸ラインに直交する縦方向
に16本ずつの赤色と緑色のYR 軸ライン1b,YG 軸
ライン1c(信号線)が設けられている。そして、この
X軸ライン1aと赤色のYR 軸ライン1bとの各交差部
には、赤色の発光色のLED1dがそれぞれ接続される
と共に、緑色のYG 軸ライン1cとの各交差部には、緑
色の発光色のLED1eがそれぞれ接続されている。
【0004】上記LEDパネル1のドライバ回路には、
図6に示すように、外部から入力端子INを介して赤色
(R)と緑色(G)の点灯データSData がシリアルに送
り込まれ、それぞれ上記16本ずつのYR 軸ライン1b
とYG 軸ライン1cに対応した16ビットのシフトレジ
スタ2,2に入力されるようになっている。これらの点
灯データSData は、シフトクロック信号SClockに基づい
て各シフトレジスタ2,2内を順次シフトされると共
に、このシフト動作によってこれらのシフトレジスタ
2,2から出力された点灯データSData がさらに次のド
ライバ回路に送られるようになっている。また、このシ
フト動作によって全てのドライバ回路に点灯データSDat
a がセットされると、各シフトレジスタ2,2上の16
ビットずつの点灯データSData がラッチ信号Latch に基
づいてそれぞれのラッチ回路3,3に一斉に転送され
る。そして、これらのラッチ回路3,3から16ビット
ずつのパラレル信号として出力される赤色の点灯データ
RData と緑色の点灯データGDataは、それぞれトランジ
スタアレイ4,4及び電流制限抵抗5,5を介してLE
Dパネル1の16本ずつのYR 軸ライン1bとYG 軸ラ
イン1cに送られる。
【0005】上記ラッチ信号Latch は、走査カウンタ6
にも送られる。走査カウンタ6は、ラッチ信号Latch を
カウントすると共に、このカウント値をデコードする回
路である。そして、この走査カウンタ6の出力は、トラ
ンジスタアレイ7を介してLEDパネル1の16本のX
軸ライン1aに送られ、順に走査を行うようになってい
る。
【0006】従って、この発光ダイオード表示装置は、
例えばLEDパネル1とドライバ回路の組がN個ある場
合、図5に示すように、まず16×Nビットの第1行目
(ROW1)の点灯データSData がN個目のドライバ回
路から1個目のドライバ回路まで各シフトレジスタ2,
2を順をシフトされ、これらの点灯データSData が16
ビットずつ全てのシフトレジスタ2,2にセットされた
ときにラッチ信号Latch がアクティブとなり一斉に各ラ
ッチ回路3,3に転送される。また、これに引き続いて
第2行目(ROW2)の点灯データSData が各シフトレ
ジスタ2,2を順にシフトされている間に、各ラッチ回
路3,3に転送された点灯データがLEDパネル1の第
1行目に表示される。そして、再びラッチ信号Latch が
アクティブとなってこの第2行目の点灯データSData が
各ラッチ回路3,3に転送されると、走査カウンタ6も
カウントを行い第2行目を選択するので、この点灯デー
タは、LEDパネル1の第2行目に表示されることにな
り、以降この動作を第16行目まで繰り返すことによ
り、N個のLEDパネル1の全ての行に点灯データを表
示させることができる。なお、リセット信号Reset は、
この走査カウンタ6のカウント値を走査の一巡ごとにリ
セットするための信号である。また、この走査カウンタ
6は、保護回路10によってラッチ信号Latch がアクテ
ィブとなった後の一定期間だけ出力が抑制されることに
より、各行の表示データを確実に分離しLEDパネル1
上での表示ににじみ等が発生するのを防止するようにな
っている。
【0007】また、上記発光ダイオード表示装置のドラ
イバ回路には、図6に示すように、輝度パルス回路8が
設けられている。この輝度パルス回路8は、ラッチ信号
Latch に基づいて起動される2個のパルス幅を可変コン
トロールの可能な回路、例えば、PWM(Pulse Width
Modulation )回路からなり、これらのPWM回路から
出力されるパルス信号のパルス幅が外付けされた可変抵
抗器8a,8bによって任意に調整できるようになって
いる。そして、この輝度パルス回路8の各PWM回路が
出力するパルス信号は、赤色調整信号ENR と緑色調整信
号ENG として上記ラッチ回路3,3に送られるようにな
っている。ラッチ回路3,3では、これらの赤色調整信
号ENR と緑色調整信号ENG を出力イネーブル信号として
用い、これらがHレベルの場合にのみ点灯データRData
及び点灯データGData を出力するようになっている。
【0008】従って、図7に示すように、赤色調整信号
ENR よりも緑色調整信号ENG の方がパルス幅が狭くなる
ように調整されている場合に、最初のラッチ信号Latch
の立ち上がりによって時刻t21に赤色の点灯データRDat
a がのみがHレベルになると、本来次のラッチ信号Latc
h の立ち上がりである時刻t23までHレベルが維持され
るこの赤色の点灯データRData が出力を抑制され、時刻
t22に立ち下がる点灯データROut として出力されるこ
とになる。また、時刻t23に緑色の点灯データGData が
のみがHレベルになると、本来次のラッチ信号Latch の
立ち上がりである時刻t25までHレベルが維持されるこ
の緑色の点灯データGData が出力を抑制され、時刻t24
に立ち下がる点灯データGOut として出力されることに
なる。さらに、時刻t25に赤色の点灯データRData と緑
色の点灯データGData が共にHレベルになると、本来次
のラッチ信号Latch の立ち上がりである時刻t28までH
レベルが維持されるこれらの点灯データRData と点灯デ
ータGData が出力を抑制され、緑色の点灯データGData
は時刻t26に立ち下がる点灯データGOut として出力さ
れ赤色の点灯データRData は時刻t27に立ち下がる点灯
データROut として出力されることになる。
【0009】この結果、従来の発光ダイオード表示装置
は、輝度パルス回路8に外付けされた可変抵抗器8a,
8bを調整することにより、点灯データRData と点灯デ
ータGData のパルス幅を任意に変更し、LEDパネル1
上の赤色と緑色のLEDの発光輝度を調整することがで
きるようになっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記発光ダ
イオード表示装置では、赤色と緑色のLEDの発光輝度
を調整するだけであるため、これらのLEDがそれぞれ
単独で単色発光する場合と同時に混合色(オレンジ色)
で発光する場合とを区別して輝度の調整を行うことがで
きなかった。このため、従来は、例えばオレンジ色の混
合色発光時に輝度が最適となるように可変抵抗器8a,
8bを調整すると、単色発光時の各LEDの輝度が適当
でなくなり、逆に単色発光時の輝度、または発光の色調
が最適となるように調整すると、オレンジ色の混合色発
光時の輝度、または発光の色調が適当でなくなるという
ように、単色発光とオレンジ色の混合色発光時とで共に
最適な輝度に調整することが困難になるという問題が発
生していた。また、従来は、オレンジ色の混合色発光時
に負荷が最大となるため、この場合に合わせてドライバ
回路の負荷設計を行っていたので、単色発光時の効率が
悪くなるという問題も発生していた。
【0011】本発明は、上記事情に鑑み、単色発光時と
混合色発光時とで独立に各LEDの輝度を調整すること
ができる発光ダイオード表示装置を提供することを目的
としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、各画素ごとに発光色の異なる2種類以上
の発光ダイオードがそれぞれマトリクス状に配置され、
この各画素ごとに、点灯データの点灯の指示に応じて、
各発光ダイオードの単色発光と複数の発光ダイオードの
組み合わせによる混合色の発光とを行うことができる発
光ダイオード表示装置において、各画素における発光ダ
イオードの1種類以上のそれぞれの組み合わせについ
て、この組み合わせを構成する各発光ダイオードごとに
操作によって変更可能な輝度調整信号を発生する輝度調
整信号発生回路と、各色の点灯データが点灯を指示して
いる発光ダイオードの組み合わせを検出する点灯検出回
路と、輝度調整信号発生回路が発生する輝度調整信号の
うち、点灯検出回路が検出した発光ダイオードの組み合
わせに対応する各発光ダイオードの輝度調整信号を選択
して出力する輝度調整信号選択回路と、輝度調整信号選
択回路が選択した各輝度調整信号に基づきそれぞれ対応
する発光ダイオードの点灯データを制御して輝度を調整
する点灯データ制御回路とを備えたことを特徴としてい
る。
【0013】
【作用】輝度調整信号発生回路は、各画素における発光
ダイオードの1種類以上の組み合わせごとに輝度調整信
号の組を発生する。従って、発光ダイオードの種類がn
種類であるとすると、これらから1種類以上の発光ダイ
オードを取り出す組み合わせは数1に示すN組が存在
し、
【0014】
【数1】 輝度調整信号発生回路は、最大このN組の輝度調整信号
を発生する。各組の輝度調整信号は、その組がr個の発
光ダイオードを組み合わせたものである場合、この組み
合わせを構成する各発光ダイオードごとのr個の輝度調
整信号からなる。これらの輝度調整信号は、互いに操作
によって輝度の調整の度合いを変更することができるよ
うになっている。
【0015】点灯検出回路は、上記N組の組み合わせの
うち、点灯データが点灯を指示している発光ダイオード
の組み合わせがどれに該当するかを検出する。また、輝
度調整信号選択回路は、輝度調整信号発生回路が発生す
る輝度調整信号の組うち、この点灯検出回路が検出した
発光ダイオードの組み合わせに対応する組の輝度調整信
号のみを選択して出力する。そして、点灯データ制御回
路が、この輝度調整信号選択回路によって選択された組
の各輝度調整信号に基づきそれぞれ対応する発光ダイオ
ードの点灯データを制御して輝度を調整する。なお、点
灯データが複数の画素に一斉に出力される場合には、こ
れら点灯検出回路,輝度調整信号選択回路及び点灯デー
タ制御回路がこの一斉に出力される画素ごとに設けられ
る。
【0016】この結果、本発明の発光ダイオード表示装
置によれば、1種類の発光ダイオードのみが点灯する場
合や2種類以上の発光ダイオードが点灯する場合のそれ
ぞれについて、即ち、単色や混合色の各表示色ごとに、
点灯する各種類の発光ダイオードの輝度を独立して調整
することができるようになる。当然のことながら効果的
に混合色での発光色調も調節することができるようにな
る。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照しながら、本発明の実施例
を詳述する。
【0018】図1乃至図3は本発明の一実施例を示すも
のであって、図1はダイナミック駆動方式による発光ダ
イオード表示装置のブロック図、図2は輝度調整回路の
ブロック図、図3は輝度調整回路の動作を示すタイミン
グチャートである。なお、前記図6に示した従来例と同
様の機能を有する構成部材には、同じ番号を付記する。
【0019】本実施例は、ドットマトリクス構成のLE
Dパネルをダイナミック駆動方式によって駆動する発光
ダイオード表示装置について説明する。この発光ダイオ
ード表示装置は、16×16ドット構成のLEDパネル
を複数個並べて文字や数字等の並びを表示するようにし
た表示装置であり、図1では1個のLEDパネル1とそ
のドライバ回路のみを示している。
【0020】LEDパネル1は、前記図4に示したもの
と同様に、16×16ドット構成による256画素にそ
れぞれ赤色と緑色のLEDをマトリクス状に配置したも
のであり、X軸ライン1aを走査しながら、YR 軸ライ
ン1bとYG 軸ライン1cにそれぞれ赤色(R)と緑色
(G)の点灯データを入力することにより、各画素を赤
色,緑色又はオレンジ色に点灯させることができるよう
になっている。
【0021】上記LEDパネル1のドライバ回路には、
外部から入力端子INを介して赤色(R)と緑色(G)
の点灯データSData がシリアルに送り込まれ、それぞれ
シフトレジスタ2,2に入力されるようになっている。
シフトレジスタ2,2は、LEDパネル1のYR 軸ライ
ン1bとYG 軸ライン1cの本数にそれぞれ対応した1
6ビットのシフトレジスタであり、入力された点灯デー
タSData をシフトクロック信号SClockに基づいて順次シ
フトするようになっている。なお、各ドライバ回路のシ
フトレジスタ2,2はカスケード接続され、これらのシ
フトレジスタ2,2からシフト動作によって出力される
点灯データSData は、出力端子OUTを介してそれぞれ
次のドライバ回路に送られるようになっている。
【0022】上記シフトレジスタ2,2のシフト動作に
よってセットされた16ビットずつの点灯データSData
は、ラッチ信号Latch に基づいてそれぞれパラレルにラ
ッチ回路3,3に転送されるようになっている。そし
て、これらのラッチ回路3,3の16ビットの出力は、
共に輝度調整回路9に送られるようになっている。
【0023】輝度調整回路9は、ラッチ回路3,3から
パラレルに送られて来た16ビットずつの赤色の点灯デ
ータRData と緑色の点灯データGData のパルス幅をそれ
ぞれ制限して出力する回路であり、輝度パルス回路8か
ら単色発光時における赤色調整信号ENR 及び緑色調整信
号ENG とオレンジ色の混合色発光時における赤色調整信
号ENOR及び緑色調整信号ENOGが入力されるようになって
いる。
【0024】即ち、この輝度調整回路9には、1ビット
ずつの点灯データRData と点灯データGData ごとに、図
2に示す点灯検出回路9a,輝度調整信号選択回路9b
及び点灯データ制御回路9cが設けられている。点灯検
出回路9aは、点灯データRData と点灯データGData が
共に点灯を指示してHレベルとなった場合にのみ、出力
の検出信号WDをHレベルにする論理回路である。輝度調
整信号選択回路9bは、この検出信号WDがLレベルの場
合には、輝度パルス回路8からの単色発光時の赤色調整
信号ENR と緑色調整信号ENG を選択し、検出信号WDがH
レベルになると、オレンジ色の混合色発光時の赤色調整
信号ENORと緑色調整信号ENOGを選択し、それぞれを赤色
選択信号PWR 及び緑色選択信号PWG として出力する論理
回路である。点灯データ制御回路9cは、この輝度調整
信号選択回路9bが出力した赤色選択信号PWR 及び緑色
選択信号PWG により、赤色の点灯データRData と緑色の
点灯データGData をそれぞれマスクして出力する回路で
ある。また、ここでは、この点灯データ制御回路9cが
ブライト信号ENB によって点灯データRData と点灯デー
タGData のパルス幅を共通にマスクすることにより、表
示全体の明度を調整することもできるようになってい
る。
【0025】輝度パルス回路8は、ラッチ信号Latch に
基づいて起動される4個のPWM回路からなり、それそ
れのPWM回路から出力されるパルス信号が上記赤色調
整信号ENR ,緑色調整信号ENG ,赤色調整信号ENOR及び
緑色調整信号ENOGとなる。また、これらのPWM回路が
出力するパスルの幅は、外付けされた可変抵抗器8a〜
8dによってそれぞれ独立に調整できるようになってい
る。また、可変抵抗のかわりにスイッチを用いてもよ
い。
【0026】上記輝度調整回路9から出力される16ビ
ットずつの赤色の点灯データRDataと緑色の点灯データG
Data は、それぞれトランジスタアレイ4,4及び電流
制限抵抗5,5を介してLEDパネル1の16本ずつの
YR 軸ライン1bとYG 軸ライン1cに送られるように
なっている。
【0027】LEDパネル1のX軸ライン1aには、走
査カウンタ6の16ビットの出力がトランジスタアレイ
7を介して接続されている。走査カウンタ6は、上記ラ
ッチ信号Latch によってカウントを行い、このカウント
値をデコードして出力する回路である。そして、この走
査カウンタ6は、リセット信号Reset によってカウント
値がリセットされるようになっている。また、この走査
カウンタ6には、保護回路10の出力が接続されてい
る。保護回路10は、ラッチ信号Latch に基づきこの走
査カウンタ6のカウント値が切り替わる際に一定時間だ
けデコード出力を制限する回路であり、これによって表
示のにじみ等を防止することができるようになる。
【0028】なお、上記点灯データSData ,シフトクロ
ック信号SClock,ラッチ信号Latch及びリセット信号Res
et は、外部から入力端子INを介して入力されると共
に、出力端子OUTを介して次のドライバ回路に送られ
るようになっている。
【0029】上記構成の発光ダイオード表示装置の動作
を説明する。
【0030】外部からシリアルに送られて来た赤色と緑
色の点灯データSData は、それぞれシフトクロック信号
SClockに基づいてシフトレジスタ2,2により順次シフ
トされる。そして、16ビットずつの点灯データSData
が各ドライバ回路のシフトレジスタ2,2にそれぞれセ
ットされると、ラッチ信号Latch に基づいてこれらの点
灯データSData が一斉にラッチ回路3,3に転送されパ
ラレル信号に変換されて出力される。すると、これらラ
ッチ回路3,3から出力された16ビットずつの点灯デ
ータRData と点灯データGData は、輝度調整回路9によ
って輝度を調整されてトランジスタアレイ4及び電流制
限抵抗5を介しLEDパネル1の16本ずつのYR 軸ラ
イン1bとYG 軸ライン1cに送られる。また、走査カ
ウンタ6は、このラッチ信号Latch に基づいてカウント
を行い、LEDパネル1の16本のX軸ライン1aを順
に走査する。従って、ラッチ回路3,3から出力された
16ビットずつの点灯データRData と点灯データGData
は、LEDパネル1の走査行における赤色と緑色の各L
EDに送られ1行分の表示が行われる。
【0031】上記のようにして1行分の表示が行われて
いる間には、次の点灯データSDataがシフトレジスタ
2,2によって順次シフトされる。そして、これらが再
びラッチ回路3,3に転送され16ビットずつの点灯デ
ータRData と点灯データGDataとして出力されると、L
EDパネル1における次の行が表示され、これの繰り返
しにより16行全ての表示が行われる。また、16行全
ての表示が完了すると、リセット信号Reset に基づいて
走査カウンタ6のカウント値がリセットされるので、再
び最初の状態に戻り、以降これを繰り返すことによりダ
イナミック駆動方式の表示が行われる。
【0032】上記発光ダイオード表示装置におけるドラ
イバ回路の輝度調整回路9の動作を図3に基づいて説明
する。
【0033】輝度パルス回路8では、可変抵抗器8a〜
8dによって、単色発光時の赤色調整信号ENR 及び緑色
調整信号ENG とオレンジ色の混合色発光時の赤色調整信
号ENOR及び緑色調整信号ENOGがそれぞれ異なるパルス幅
を有するように設定されているものとする。即ち、図示
のように、これらの信号がラッチ信号Latch の立ち上が
りに同期して一斉に立ち上がると、まず緑色調整信号EN
OGが最初に立ち下がり、次に赤色調整信号ENORが立ち下
がり、さらに遅れて緑色調整信号ENG が立ち下がり、最
後に赤色調整信号ENR が立ち下がるように設定される。
【0034】ここでは、輝度調整回路9にラッチ信号La
tch の立ち上がりごとに切り替わって入力される1ビッ
トずつの点灯データRData と点灯データGData に注目す
る。まず、時刻t1 において、赤色の点灯データRData
のみがHレベルになると、点灯検出回路9aが出力する
検出信号WDはLレベルとなる。従って、輝度調整信号選
択回路9bでは、単色発光時の赤色調整信号ENR と緑色
調整信号ENG が選択され、これがそれぞれ赤色選択信号
PWR 及び緑色選択信号PWG として出力される。すると、
本来次のラッチ信号Latch の立ち上がりである時刻t3
までHレベルが維持される赤色の点灯データRData が点
灯データ制御回路9cにおいて赤色選択信号PWR にマス
クされ時刻t2 に立ち下がる点灯データROut として出
力される。このため、赤色の単色発光時には、輝度パル
ス回路8が出力する赤色調整信号ENR によって赤色のL
EDの輝度が調整されることになる。
【0035】次に、上記時刻t3 において、赤色の点灯
データRData がLレベルに戻り、緑色の点灯データGDat
a のみがHレベルになった場合も、点灯検出回路9aが
出力する検出信号WDはLレベルのままである。従って、
輝度調整信号選択回路9bでも、単色発光時の赤色調整
信号ENR と緑色調整信号ENG が選択され、これがそれぞ
れ赤色選択信号PWR 及び緑色選択信号PWG として出力さ
れる。すると、本来次のラッチ信号Latch の立ち上がり
である時刻t5 までHレベルが維持される緑色の点灯デ
ータGData が点灯データ制御回路9cにおいて緑色選択
信号PWG にマスクされ時刻t4 に立ち下がる点灯データ
GOut として出力される。このため、緑色の単色発光時
には、輝度パルス回路8が出力する緑色調整信号ENG に
よって緑色のLEDの輝度が調整されることになる。
【0036】また、上記時刻t5 において、赤色の点灯
データRData と緑色の点灯データGData が共にHレベル
になった場合には、点灯検出回路9aが出力する検出信
号WDがHレベルに切り替わる。従って、輝度調整信号選
択回路9bでも、上記単色発光時とは異なるオレンジ色
の混合色発光時の赤色調整信号ENORと緑色調整信号ENOG
が選択され、これがそれぞれ赤色選択信号PWR 及び緑色
選択信号PWG として出力される。すると、本来次のラッ
チ信号Latch の立ち上がりである時刻t8 までHレベル
が維持される点灯データRData と点灯データGData が点
灯データ制御回路9cにおいて赤色選択信号PWR と緑色
選択信号PWG にマスクされ、それぞれ時刻t7 と時刻t
6 に立ち下がる点灯データROut 及び点灯データGOut と
して出力される。このため、オレンジ色の混合色発光時
には、単色発光時よりもパルス幅の狭い赤色調整信号EN
ORと緑色調整信号ENOGによってそれぞれ赤色と緑色のL
EDの輝度が調整されることになる。
【0037】この結果、本実施例の発光ダイオード表示
装置によれば、単色発光時とオレンジ色の混合色発光時
における赤色と緑色のLEDの輝度をそれぞれ輝度パル
ス回路8の4個の可変抵抗器8a〜8dにより別個に独
立して調整することができるようになるので、オレンジ
色の混合色発光時に最適となるように輝度、または色調
を調整した場合に単色発光時の輝度が不適当になるとい
うような不都合を防止することができる。また、従来の
ように、ドライバ回路の負荷設計をオレンジ色の混合色
発光時に合わせて設定すると単色発光時に効率が悪くな
るという不都合も解消することができる。
【0038】なお、上記図3における時刻t8 から時刻
t9 の間にブライト信号ENB がLレベルになると、点灯
データROut と点灯データGOut がこの時刻t9 まで立ち
上がりが遅れ、点灯データROut は時刻t9 から時刻t1
1までのパルス幅となり、点灯データGOut は時刻t9 か
ら時刻t10までのパルス幅となる。従って、このブライ
ト信号ENB がLレベルとなる期間を調整すれば、単色発
光又は混合色発光にかかわりなく、LEDの発光時間を
一律に制限することができるので、LEDパネル1の表
示全体の明度を調整することができる。
【0039】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の発光ダイオード表示装置によれば、各画素の表示色ご
とに、このとき点灯する各種類の発光ダイオードの輝度
を独立して調整することができる。従って、1種類の発
光ダイオードのみが発光する単色と2種類以上の発光ダ
イオードが発光する混合色、及び、組み合わせ数の異な
る発光ダイオードが発光する混合色同士間で、輝度や色
調の調整が干渉しあうようなことがなくなり、各表示色
ごとに最適な輝度を設定することができるようになると
いう効果を奏する。また、同時に点灯する発光ダイオー
ドの組み合わせ数ごとに各発光ダイオードの輝度を調整
することができるので、駆動回路の負荷設計を効率よく
設定できるようになるという効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すものであって、ダイナ
ミック駆動方式による発光ダイオード表示装置のブロッ
ク図である。
【図2】本発明の一実施例を示すものであって、輝度調
整回路のブロック図である。
【図3】本発明の一実施例を示すものであって、輝度調
整回路の動作を示すタイミングチャートである。
【図4】LEDパネルの内部構成を示す回路図である。
【図5】発光ダイオード表示装置の動作を示すタイムチ
ャートである。
【図6】従来例を示すものであって、ダイナミック駆動
方式による発光ダイオード表示装置のブロック図であ
る。
【図7】従来例を示すものであって、発光ダイオード表
示装置の輝度調整動作を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
8 輝度パルス回路 8a〜8d 可変抵抗器 9a 点灯検出回路 9b 輝度調整信号選択回路 9c 点灯データ制御回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各画素ごとに発光色の異なる2種類以上の
    発光ダイオードがそれぞれマトリクス状に配置され、こ
    の各画素ごとに、点灯データの点灯の指示に応じて、各
    発光ダイオードの単色発光と複数の発光ダイオードの組
    み合わせによる混合色の発光とを行うことができる発光
    ダイオード表示装置において、 各画素における発光ダイオードの1種類以上のそれぞれ
    の組み合わせについて、この組み合わせを構成する各発
    光ダイオードごとに操作によって変更可能な輝度調整信
    号を発生する輝度調整信号発生回路と、 各色の点灯データが点灯を指示している発光ダイオード
    の組み合わせを検出する点灯検出回路と、 輝度調整信号発生回路が発生する輝度調整信号のうち、
    点灯検出回路が検出した発光ダイオードの組み合わせに
    対応する各発光ダイオードの輝度調整信号を選択して出
    力する輝度調整信号選択回路と、 輝度調整信号選択回路が選択した各輝度調整信号に基づ
    きそれぞれ対応する発光ダイオードの点灯データを制御
    して輝度を調整する点灯データ制御回路とを備えたこと
    を特徴とする発光ダイオード表示装置。
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