JP2002000645A - 吸収性物品の包装体 - Google Patents

吸収性物品の包装体

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JP2002000645A
JP2002000645A JP2000182864A JP2000182864A JP2002000645A JP 2002000645 A JP2002000645 A JP 2002000645A JP 2000182864 A JP2000182864 A JP 2000182864A JP 2000182864 A JP2000182864 A JP 2000182864A JP 2002000645 A JP2002000645 A JP 2002000645A
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packaging material
package
absorbent article
layer
nonwoven fabric
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Satoshi Mizutani
聡 水谷
Makoto Suekane
真 末兼
Junichi Noguchi
順一 野口
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Unicharm Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の吸収性物品の包装体の包装材として、
フィルムを用いると開封時にガサガサという音が発生
し、不織布を用いると、埃や水分に対するバリヤー性が
低下する。 【解決手段】 生理用ナプキンなどの吸収性物品を包装
する包装材10は、中間層11が極細繊維で形成された
バリヤー性の高いメルトブロン不織布で、内面層12と
外面層13が、連続繊維のスパンボンド不織布により形
成されている。よって開封時にガサガサという音が発生
しにくく、しかもバリヤー性に優れる。しかもスパンボ
ンド不織布には、離型シートが接着されやすく、粘着層
が付着したときの毛羽立ちも生じにくい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生理用ナプキン、
パンティライナーなどの吸収性物品が個別に包装された
吸収性物品の包装体に関する。
【0002】
【従来の技術】生理用ナプキンやパンティライナーなど
の吸収性物品は、包装材により個別に包装されている。
使用時には包装材を開封して吸収性物品を取出して装着
するが、装着する吸収性物品を新たなものと交換したと
きに、使用済みの吸収性物品を、新品を開封した包装材
に包んで廃棄できるようにしている。
【0003】前記吸収性物品を個々に包装した包装体で
は、使用前に保管場所での大気中の塵埃や水分などが、
包装材を透過して内部の吸収性物品に付着しないよう、
包装材にバリヤー性を持たせることが必要である。この
バリヤー性の要求から従来は、合成樹脂フィルムの包装
材が使用されたものが多くなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記合成樹脂
フィルムにより包装材が形成されたものでは、包装体を
開封するときに前記フィルムがガサガサとジッピング音
を発生し、使用者に心因的な不快感を与える欠点があ
る。特に包装体内部の清潔化を保つために、フィルムの
縁部が強くシールされているため、このシール部分を分
離する際の前記ジッピング音が大きくなる。また、合成
樹脂フィルムで形成された包装材は外観として軟質感に
乏しく、外観性にも劣る。
【0005】また、前記包装材を不織布で形成した場合
には、包装体の外観に軟質感を出すことができる。また
不織布は軟質であるために、開封の際の前記ジッピング
音を抑制できる効果がある。しかし、不織布は繊維集合
体であるために、大気中の微小な塵埃が包装材を通過し
て内部の吸収性物品に付着し、衛生的な問題が生じるお
それがある。
【0006】また、生理用ナプキンなどの吸収性物品
は、裏面シートの表面にショーツに付着させるための粘
着層が形成され、包装材側には前記粘着層を粘着させる
離型シートが接着固定される。しかし、カード方式で開
繊された繊維から形成された不織布は、表面の繊維が毛
羽立ちやすい。そのために、離型シートを確実に接着固
定することが難しく、離型シートと吸収性物品を分離す
るときに、この分離力により離型シートが包装材から離
れるおそれがある。
【0007】また、通常包装材の端部にはタブテープが
取付けられており、このタブテープが内側に位置する包
装材の外面に粘着することで、包装体が形成されてい
る。使用後の生理用ナプキンを包装材で包んだときに
は、前記タブテープを包装材の外面に粘着させて、包ん
だ状態を維持できるようにしている。しかし包装材を形
成する不織布の表面が毛羽立ちやすいと、毛羽立った繊
維の一部がタブテープの粘着層に付着しやすく、タブテ
ープの繰り返しの粘着性を低下させる。その結果、使用
済みの生理用ナプキンを包装材で包んだときに、タブテ
ープで包装材をしっかり止められないという問題が生じ
る。
【0008】また、吸収性物品が前記離型シートから分
離されたときに、不織布が軟質であるために、不織布が
折れたり曲がりやすく、不織布が吸収性物品の粘着層に
粘着してしまい、吸収性物品の装着に手間取ることが有
りえる。このとき、不織布の表面の毛羽立ちが粘着層に
付着すると、前記粘着層の粘着力が低下し、吸収性物品
のショーツに対する粘着力が低下する。
【0009】本発明は上記従来の課題を解決するもので
あり、塵埃や水分に対するバリアー性が高く、また軟質
で開封時のジッピング音が生じにくい包装体を提供する
ことを目的としている。
【0010】また離型シートを強固に固着できるように
し、また粘着層が包装材に触れても包装材の繊維が粘着
層に付着しづらく、さらに包装材が適度な剛性を有して
吸収性物品の粘着層に付着しづらい吸収性物品の包装体
を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1の本発明は、裏面シ
ート、透液性の表面シートおよび前記裏面シートと前記
表面シートとの間に介在する吸収層とを有する吸収性物
品が折り畳まれ、折り畳まれた前記吸収性物品が包装材
によって包まれ、前記吸収性物品の側方で前記包装材ど
うしが接合されている包装体において、前記包装材が、
熱可塑性繊維で形成された不織布で、前記不織布には加
圧されて融着された多数の熱融着部が所定のパターンで
配列しており、前記不織布の引っ張り強度(破断強度)
は、MDで4.5〜20N/25mm、CDで4.5〜
15N/25mmであり、通気抵抗値が0.04kPa
−s/m以上であることを特徴とするものである。
【0012】前記本発明の吸収性物品の包装体は、不織
布で形成されているため、開封時、特に包装材の接合部
を分離するときにガサガサというジッピング音が生じ難
くなる。また、多数の熱融着部を形成することで、通気
抵抗値を高くでき、大気中の細かな埃などが包装材の内
部に入り難くなる。
【0013】また第2の本発明は、裏面シート、透液性
の表面シートおよび前記裏面シートと前記表面シートと
の間に介在する吸収層とを有する吸収性物品が折り畳ま
れ、折り畳まれた前記吸収性物品が包装材によって包ま
れ、前記吸収性物品の側方で前記包装材どうしが接合さ
れている包装体において、前記包装材は、中間層が極細
の熱可塑性繊維で形成されたメルトブロン不織布で、前
記吸収性物品の前記裏面シートに対面する内面層および
包装体の外に向く外面層が、連続する熱可塑性繊維で形
成されたスパンボンド不織布であり、前記中間層と内面
層および外面層とが熱融着されたものであることを特徴
とするものである。
【0014】また、前記においても、前記表面層の通気
抵抗値が0.04kPa−s/m以上であることが好ま
しい。
【0015】この場合も、前記中間層と前記内面層およ
び前記外面層とが加圧されて融着された多数の熱融着部
が、所定のパターンで配列していることが好ましい。
【0016】前記第2の本発明での包装材は、中間層が
極細の繊維で形成されたメルトブロン不織布である。こ
のメルトブロン不織布は、繊維密度が高いため大気中の
細かな塵埃や水分に対するバリヤー性が高く、包装され
ている吸収性物品を衛生に保つことができる。また包装
材が不織布であるため、開封時にガサガサというジッピ
ング音が生じにくい。また前記のように多数の熱融着部
を形成することで、表面層の通気抵抗値を高くできる。
【0017】なお、第1の本発明と第2の本発明におい
て、前記個々の熱融着部の面積が0.07〜0.28m
2であり、表面層での前記熱融着部の占有面積が10
〜30%であると、通気抵抗値を前記0.04kPa−
s/m以上に設定しやすくなる。
【0018】また、 前記表面層のJISL−1092
(A法:低水圧法)に準ずる耐水圧が80mmH2O以
上であることが好ましい。
【0019】耐水圧と通気抵抗値が高いと、包装材の塵
埃や水分に対するバリアー性を確保できる。
【0020】また、前記表面層のJISL−1018
(カンチレバー法)による剛軟度が、MDとCDとの平
均値で30〜70mmである。
【0021】剛軟度が前記値であると、包装材が適度な
剛性を有し、外観の軟質感を与え、また開封しやすく、
さらに包装体の形状を保持しやすい。さらに開封時に包
装材が折り畳まれたりして粘着層に付着することが生じ
にくい。
【0022】また本発明は、前記吸収性物品の前記裏面
シートの表面に粘着層が設けられ、前記包装材の前記裏
面シートに対向する部分に、前記粘着層が粘着する離型
シートが設けられ、この離型シートが前記包装材の内面
に固着されているものにおいて有効である。
【0023】本発明の包装材は、不織布に多数の熱融着
部が形成されたもの、あるいは吸収性物品に対向する裏
面層に連続繊維で形成されたスパンボンド不織布が現れ
ているものであるため、表面の繊維が剥がれにくく、表
面強度が高い。よって、離型シートを包装材の内面に強
固に接着固定でき、吸収性物品の粘着層を離型シートか
ら剥がすときに、離型シートが包装材の内面から剥がれ
ることが起きにくい。
【0024】この場合、前記離型シートのJISL−1
018(カンチレバー法)による剛軟度が、MDとCD
との平均値で50〜120mmであることが好ましい。
【0025】また、前記包装材は、吸収性物品と共に折
り畳まれており、包装体の最外側に位置する包装材の1
辺が、その内側に位置する包装材に接合されることなく
重ねられており、前記最外側に位置する包装材の外面に
はタブテープが固着されて、このタブテープが前記1辺
から突出し、この突出したタブテープに設けられた粘着
層が、前記内側に位置する包装材の外面に粘着している
ものであってもよい。
【0026】また、タブテープに設けられた粘着層が、
内側に位置する包装材の前記熱融着部が形成されている
領域の外面に粘着されていることが好ましい。
【0027】包装材の外面層のスパンボンド不織布の部
分、および/または多数の熱融着部が形成されている部
分では、包装材の表面の毛羽立ちがなく、タブテープを
剥がしたときに、その後にタブテープの粘着力の低下を
防止でき、繰り返し粘着させることが可能になる。
【0028】
【発明の実施の形態】図1は本発明の吸収性物品の包装
体の開封状態を示す斜視図、図2は包装材で吸収性物品
が包まれた状態の包装体を示す斜視図、図3は包装材の
拡大平面図、図4は図3のIV−IV線の拡大断面図で
ある。
【0029】図1と図2に示す包装体1は、生理用ナプ
キン2が包装材10により1個ずつ個別に包装されてい
るものである。
【0030】生理用ナプキン2は、不透液性の裏面シー
ト3と、透液性の表面シート4と、前記裏面シート3と
表面シート4との間に介在する吸収層5を有している。
前記裏面シート3と表面シート4は、前記吸収層5の周
囲で互いに接合されている。前記生理用ナプキン2は、
中央部分2bと、前部分2cと後部分2dとを有し、前
記中央部分2bでは、X方向の左右両側にウイング部2
a,2aが突出形成されている。このウイング部2a,
2aは、前記裏面シート3と表面シート4とが接合され
ている部分で形成されている。
【0031】前記裏面シート3の表面には、X方向の幅
寸法のほぼ中央部分に本体側粘着層6が設けられてい
る。この本体側粘着層6は縦方向(Y方向)に延び、そ
の形成範囲は、前記中央部分2bから前記前部分2cと
後部分2dの途中領域までとなっている。また、前記ウ
イング部2a,2aを形成している裏面シート3の表面
にもそれぞれウイング側粘着層7,7が設けられてい
る。前記粘着層6,7は、合成樹脂、合成ゴムなどのエ
ラストマーで形成されており、被粘着物に対して繰り返
して適度な粘着力を発揮できるものである。
【0032】この生理用ナプキン2を使用するときに
は、本体側粘着層6をショーツのクロッチ部の内面に粘
着させ、ウイング部2a,2aを、前記クロッチ部を挟
んでショーツの外面側へ折り返して、ウイング側粘着層
7,7をショーツのクロッチ部の外面に粘着させる。
【0033】前記包装材10は、不織布の複合材料で形
成されている。この包装材10は合成樹脂フィルムに比
べて軟質で、開封時にガサガサというジッピング音が発
生しづらく、しかも耐水圧と通気抵抗値が高く、包装体
の内部の密閉度に優れ、大気中の微細な塵埃や水分が包
装材10の内部に入りにくい。しかも、包装材10の内
面と外面が毛羽立ちにくいものである。さらには適度な
剛性を有して、開封時や使用済みの生理用ナプキンを包
むときに不用意に丸まったり折れたりせず、包装材が粘
着層6および粘着層7に不用意に付着するのを防止でき
るものとなっている。
【0034】図4の断面図に示すように、前記包装材1
0は、中間層11、包装材10の内面10aを形成する
内面層12、包装材10の外面10bに現れる外面層1
3とから成る複合不織布である。
【0035】前記中間層11はメルトブロン不織布であ
る。メルトブロン不織布は、熱可塑性の溶融樹脂をスピ
ンナーの微細ノズルから押し出すとともに前記微細ノズ
ルの周囲からホットエアーを吹き出して、極細の連続繊
維を形成し、この極細の連続繊維を熱ローラなどで熱融
着させたものである。前記熱可塑性の極細繊維は、PE
(ポリエチレン)、PP(ポリプロピレン)、PET
(ポリエチレンテレフタレート)の単繊維、PEとPP
とのグラフト重合体、あるいは芯部がPPまたはPE
T、鞘部がPEの芯鞘構造の複合繊維である。この極細
繊維で形成されたメルトブロン不織布は、繊維密度が高
く空隙が少ないために、大気中の塵埃に対するバリアー
性および耐水性に優れている。また軟質であるため、樹
脂フィルムのようなガサガサ音が発生しにくい。
【0036】メルトブロン不織布を形成する極細繊維の
繊度は0.11〜0.66dtexであることが好まし
い。前記未満であると前記スピンナーにより紡糸すると
きに繊維切れが生じやすく、不織布内で繊維が均一に分
散しなくなり、繊維密度が粗の領域が形成されてバリヤ
ー機能が不安定になる。また前記範囲を越えると、不織
布全域において繊維の密度が粗になり、バリヤー性と耐
水性に劣る。
【0037】またメルトブロン不織布の中間層11の目
付けは、3〜20g/m2が好ましい。前記未満である
と、中間層11が薄くなりすぎてバリヤー性と耐水性に
劣り、また包装材10の剛性と強度が低下する。
【0038】前記内面層12と外面層13は、共にスパ
ンボンド不織布である。スパンボンド不織布は、熱可塑
性の溶融樹脂をスピンナーのノズルから押し出して連続
繊維を形成し、この連続繊維を熱ローラ間で熱融着した
ものであり、よって全体に軟質で剛性フィルムのような
ジッピング音が発生しにくい。また連続繊維を熱融着し
たものであるため、カード方式で紡糸された繊維を結合
させた不織布に比べて、表面強度が高く、且つ表面の毛
羽立ちや厚み方向への層間剥離力に対する強度が高い。
よって、後に説明する離型シートやタブテープを接着し
やすく、また粘着層6,7やタブテープの粘着層が付着
したときに毛羽立ちが少なく剥離しやすくなり、このと
き粘着層の粘着力を低下させにくい。
【0039】前記熱可塑性の連続繊維は、PE、PP、
PET、PEとPPとのグラフト重合体、あるいは芯部
がPPまたはPET、鞘部がPEの芯鞘構造の複合繊維
である。スパンボンド不織布を形成する連続繊維の繊度
は1.1〜5.5dtexが好ましい。繊度が前記を越
えると、生理用ナプキン2の前記粘着層6,7やタブテ
ープの粘着層が触れたときに、粘着剤が内面層12や外
面層13を浸透して中間層11に付着しやすい。中間層
11のメルトブロン不織布は、内面層12と外面層13
のスパンボンド不織布に比べて、粘着層に対する強度が
低いため、前記粘着層が付着し且つ粘着層が剥がれると
きに、包装材10を破断させる原因になる。また前記未
満であると、スパンボンド不織布の強度が低下し、繊維
の抜けにより、後に説明する離型シートやタブテープの
接合力が低下しやすい。
【0040】またスパンボンド不織布の目付けは5〜1
5g/m2の範囲が好ましい。目付けが前記範囲未満で
あると、前記粘着層などに対する包装材10の強度が低
下する。
【0041】図3および図5に示すように、中間層11
となるメルトブロン不織布と、内面層12と外面層13
となるスパンボンド不織布は、積層された状態で、所定
エンボスパターンにより加圧され加熱されて部分熱融着
部15が形成され、これにより各層が接合されている。
これは、所定パターンの凸部が形成されたエンボスロー
ラと、表面が平滑なローラとの間に前記3層の不織布を
供給し、前記ローラで加熱し且つ加圧することにより形
成できる。
【0042】包装材10は前記3層の不織布から構成さ
れ、図3に示す複数の部分熱融着部15により加圧・加
熱されて融着されているため、包装材10の全体の剛性
を適度に、すなわちフィルムのようなガサガサ音が発生
せず、且つ開封時に丸まったりしにくい剛性を確保でき
る。また前記部分熱融着部15を形成することで、包装
材10の引っ張り強度(破断強度)を高くできる。さら
に前記熱融着部を形成することで、後に説明する耐水圧
および通気抵抗値を高くできる。
【0043】前記剛性、強度および耐水圧ならびに通気
抵抗値を望ましい値にするためには、個々の部分熱融着
部15の最大幅寸法が0.3〜0.6mmであり、1個
の部分熱融着部15の面積が0.07〜0.28mm2
の範囲が好ましく、さらに好ましくは、前記最大幅寸法
が0.3〜0.4mmで、前記面積が0.07〜0.1
2mm2である。また包装材10における部分熱融着部
15の占有面積率が10〜30%であることが好まし
い。
【0044】前記前記3層構造の包装材10は、JIS
L−1092(A法:低水圧法)に準ずる耐水圧が80
mmH2O(水位80mm)以上であることが好まし
い。またカトウテック社製の通気抵抗試験機により測定
した通気抵抗値は、0.04kPa―s/m以上である
ことが好ましい。前記耐水圧と通気抵抗値が前記値以上
であると、包装内部の生理用ナプキンに塵埃が付着した
り、水分が付着する可能性が低くなる。
【0045】また、前記のように部分熱融着部15を形
成した結果、前記不織布の引っ張り強度(破断強度)
は、MDで4.5〜20N/25mm、CDで4.5〜
15N/25mmと、包装材としての使用強度に絶える
ものとなる。
【0046】なお、本発明の包装材10は、内層にメル
トブロン不織布が少なくとも1層存在し、内面10aと
外面10bにスパンボンド不織布が現れていればよく、
3層構造に限られず、4層または5層あるいはそれ以上
の積層構造であってもよい。
【0047】また、前記部分熱融着部15を形成するこ
とで、前記強度、耐水圧、通気抵抗値を実現できる不織
布であるならば、前記3層のものに限られるものではな
く、またメルトブロン不織布やスパンボンド不織布を用
いたものに限られるものではない。
【0048】図1に示すように、包装材10の内面10
aには、第1の離型シート21と第2の離型シート22
が固着されている。両離型シート21と22は合成樹脂
フィルム、薄葉紙、紙または不織布の表面にフィルムが
ラミネートされたものなどで形成されている。各離型シ
ート21と22の表面21a,22aには、シリコンや
フッ素系樹脂が塗布されて、熱キュア、UVキュア、E
B処理された離型面となっており、吸収性物品の粘着層
6,7に対して繰り返し剥離と粘着が可能となってい
る。
【0049】前記離型シート21と22は、包装材10
の内面10a、すなわちスパンボンド不織布の内面層1
2の表面に接着剤により固着されている。前記接着剤の
塗布量が多いと、接着剤が中間層11のメルトブロン不
織布に付着してシート、離型シート21,22に剥離力
が作用したときに中間層11を破断するおそれがある。
また熱硬化性接着剤を用いて熱ロールなどで加圧する
と、前記メルトブロン不織布の熱可塑性繊維が溶断して
中間層11のバリヤー性を低下させるおそれがある。
【0050】よって離型シート21と22を包装材10
の内面10aに接着させる接着剤としては、合成ゴム系
などの感圧接着剤を用い、これを低目付けで塗布して常
温ローラで加圧して接着させることが好ましい。なお、
離型シート21と22と包装材10との接着剥離強度
は、1cm2当り490〜3920mNであることが好
ましい。
【0051】また包装材10の一方の短辺10cには、
タブテープ23が固定されている。タブテープ23の接
着部23aは、前記と同様の感圧接着剤により、包装材
10の外面10bに接着固定されている。またタブテー
プ23の前記短辺10cから突出している粘着部23b
の内面には繰り返し剥離と粘着が可能な粘着層が形成さ
れている。
【0052】この包装材10は、前記離型シート21と
22が接着されている部分が高剛性領域で、前記離型シ
ート21,22が接着されていない領域が低剛性領域と
なっている。
【0053】前記低剛性領域すなわち包装材10のみの
領域では、JISL−1018(カンチレバー方式)に
よる剛性値が30〜70mmであることが好ましい。前
記値未満であると、図1の包装体1の形状を維持しにく
く、前記範囲を越えると、ジッピング音が発生しやすく
なる。
【0054】また、高剛性領域を形成する前記離型シー
ト21,22の前記剛性値は50〜120mmであるこ
とが好ましい。また、前記包装材10に対する離型シー
ト21,22の接着領域の占有面積率は20〜70%で
あることが好ましい。また包装材10の短辺方向(X方
向)の幅寸法に対し、前記高剛性領域の幅寸法が占める
割合は40〜70%であることが好ましい。
【0055】前記高剛性領域を形成するためには、前記
離型シートの剛性が、包装材10を形成する不織布の剛
性よりも高いことが好ましく、離型シートの剛性が前記
不織布の剛性に対し、1.6〜4倍であることが好まし
い。
【0056】前記高剛性領域を有することにより、図2
に示す包装体1の形状を保持しやすくなり、また開封時
や使用済みの生理用ナプキンを包むときに不用意に丸ま
ったり折り畳まれることがなく、包装材10が生理用ナ
プキン2の粘着層6,7に粘着するのを防止しやすい。
また離型シート21,22の部分が高剛性であるため、
包装体を開封するときに、手の感触で離型シートの位置
を確認でき、不織布と離型シートとが同色であったり、
また暗い場所で装着するときに、離型シートの位置を手
で確認できる。
【0057】図2に示す包装体1の折り畳み構造は、ま
ず図1に示すように、生理用ナプキン2の裏面シート3
に形成された本体側粘着層6が、包装材10の内面に固
着された第1の離型シート21の表面21aに粘着した
状態で、生理用ナプキン2の前部分2cが第1の離型シ
ート21と包装材10との接着されていない部分に挟ま
れる。包装材10と前記前部分2cとが中央部分2bの
上に折り畳まれると、第2の離型紙22の表面22a
が、ウイング側粘着層7,7に粘着させられる。さらに
生理用ナプキン2の後部分2dと包装材10とが一緒に
前記前部分2cの上に重ねられるように折り畳まれる。
【0058】その状態で、包装材10の長辺側の両縁部
の接合領域10dが互いに熱ロールにより融着させられ
て、図2に示すようなシール部25,25が形成され
る。
【0059】また包装材10の短辺10cから突出して
いるタブテープ23の粘着部23bが、その下に位置し
ている包装材10の外面10bに粘着させられ、包装体
1の形態となる。
【0060】包装体1を開封するときには、前記タブテ
ープ23を引き剥がし、短辺10cを引き上げること
で、前記シール部25,25において包装材10どうし
を剥離する。包装材10が展開されるときに、第2の離
型シート22がウイング側粘着層7から剥がれ、さらに
生理用ナプキン2を取出すと、本体側粘着層6が第1の
離型シート21から剥がれる。
【0061】包装材10の内面10aはスパンボンド不
織布の内面層12であるため、内面層12の表面に離型
シート21,22が強固に接着されており、生理用ナプ
キンの粘着層6,7を離型シート21,22から剥がす
ときの剥離力によって離型シート21,22が包装材1
0から剥離することがない。
【0062】また、タブテープ23の粘着部23bを包
装材10の外面10bから剥がすときに、包装材10の
外面10bのスパンボンド不織布が毛羽立ちにくく、よ
って繊維が粘着層に付着しにくくなって、粘着層の粘着
力が大きく低下することがない。さらに、包装材10の
表面には前記部分熱融着部15が形成され、タブテープ
23の粘着部23bがこの部分熱融着部15の形成領域
に粘着されるため、粘着強度が高く、また剥がしたとき
に包装材10の表面の繊維が剥がれて粘着部23bの粘
着層に粘着することが起きにくくなる。
【0063】さらに、タブテープ23の粘着部23bが
包装材10の外面10bに粘着されているとき、この包
装材10の下には前記離型シート22が存在しているた
め、この離型シート22が支えとなって、包装体を形成
するときに、タブテープ23の粘着部23bが前記外面
10bにしっかりと止められる。
【0064】また、開封後に使用済みの生理用ナプキン
を包装材10で包むときに、タブテープ23の粘着部2
3bが包装材10の表面に確実に粘着でき、包んだ状態
を保持できる。
【0065】また開封の際にシール部25,25で包装
材10どうしを剥がすとき、および使用済みの生理用ナ
プキンを包むときに、包装材10にガサガサというジッ
ピング音が発生しづらい。
【0066】また、包装材10は中央部分に離型シート
21,22が位置して高剛性領域が形成されており、全
体として保形性にすぐれ、不用意に丸まったり折り畳ま
れにくい。よって、開封した生理用ナプキンや使用済み
の生理用ナプキンの粘着層に包装材10が触れにくく取
り扱いが容易である。また生理用ナプキンの粘着層に包
装材10の内面10aまたは外面10bが接触しても、
スパンボンド不織布の表面が接触するため、粘着層と包
装材10とを分離させやすい。また、粘着層に繊維が付
着しにくく、粘着層の粘着力を弱めることがない。
【0067】
【実施例】(実施例)中間層11として、繊度が0.4
4dtexのPP繊維により目付けが3g/m2のメル
トブロン不織布を形成した。内面層12および外面層1
3として、繊度が2.2dtexのPPの連続繊維によ
り目付け7g/m2のスパンボンド不織布を形成した。
前記3層を積層して、熱エンボスローラで加熱して、面
積占有率16%の部分熱融着部15を形成し、実施例の
包装材10とした。合計の目付けは17g/m2であ
る。
【0068】(比較例1)繊度2.2dtexのPPの
連続繊維により目付け20g/m2のスパンボンド不織
布を形成し、これを比較例1とした。
【0069】<耐水圧と通気抵抗値>JISL−109
2に準する耐水圧は、実施例が135.2mmH2Oに
対し、比較例1は56.7mmH2Oであった。
【0070】また、カトウテック社製の通気抵抗試験機
により測定した通気抵抗値は、実施例が0.054kP
a−s/mに対し、比較例1は0.038kPa−s/
mであった。
【0071】(比較例2)LLDPE(超低密度ポリエ
チレン)55質量%、LDPE(低密度ポリエチレン)
45質量%で配合されたポリエチレン樹脂をキャスティ
ングにより成膜して、目付け22g/m2のフィルムを
形成し、これを実施例2とした。
【0072】<ジッピング音>前記実施例と、前記比較
例2とで、図2に示す包装体1を製造した。シール部2
5は、0.5mm角の凸部を面積率40%有するロール
と、平滑ロールの間に送り、温度100℃、圧力196
0kPaで3秒の熱シールを行った。
【0073】前記熱シール部を剥がして包装体を開封す
るときの音を精密騒音測定器のマイクを30cm離して
測定した。実施例は55dB(A)に対し、比較例2は
86.1dB(A)であった。
【0074】<引っ張り強度>テンシロン引張試験機に
よりチャック間距離100mm、引っ張り速度100m
m/minで測定したときに、実施例1の引っ張り強度
(破断強度)はMD(縦方向;Y方向)で16N/25
mm、CD(横方向;X方向)で11.4N/25mm
であった。
【0075】
【発明の効果】以上のように本発明の包装体では、包装
材の開封時などに発するガサガサ音が低くなり、しかも
包装体の内部への埃や水分の浸透を防止する効果を高く
できる。また包装材の表面強度が高く、離型シートやタ
ブテープを強固に接着でき、また粘着層が付着しても、
剥離が容易であり、粘着層の粘着力を大幅に低下させる
ことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の吸収性物品の包装体の開封状態を示す
斜視図、
【図2】包装体の外観を示す斜視図、
【図3】包装材の部分拡大平面図、
【図4】図3のIV−IV線の拡大断面図、
【符号の説明】
1 包装体 2 生理用ナプキン 2a ウイング部 2b 中央部 3 裏面シート 4 表面シート 5 吸収層 6 本体側粘着層 7 ウイング側粘着層 10 包装材 11 中間層 12 内面層 13 外面層 21,22 離型シート 23 タブテープ 25 シール部
【手続補正書】
【提出日】平成13年6月1日(2001.6.1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項5
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項6
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項7
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】前記第2の本発明での包装材は、中間層が
極細の繊維で形成されたメルトブロン不織布である。こ
のメルトブロン不織布は、繊維密度が高いため大気中の
細かな塵埃や水分に対するバリヤー性が高く、包装され
ている吸収性物品を衛生に保つことができる。また包装
材が不織布であるため、開封時にガサガサというジッピ
ング音が生じにくい。また前記のように多数の熱融着部
を形成することで、包装材の通気抵抗値を高くできる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】なお、第1の本発明と第2の本発明におい
て、前記個々の熱融着部の面積が0.07〜0.28m
2であり、包装材での前記熱融着部の占有面積が1
0〜30%であると、通気抵抗値を前記0.04kPa
−s/m以上に設定しやすくなる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】また、前記包装材のJISL−1092
(A法:低水圧法)に準ずる耐水圧が80mmH2O以
上であることが好ましい。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】図3および図4に示すように、中間層11
となるメルトブロン不織布と、内面層12と外面層13
となるスパンボンド不織布は、積層された状態で、所定
エンボスパターンにより加圧され加熱されて部分熱融着
部15が形成され、これにより各層が接合されている。
これは、所定パターンの凸部が形成されたエンボスロー
ラと、表面が平滑なローラとの間に前記3層の不織布を
供給し、前記ローラで加熱し且つ加圧することにより形
成できる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0045
【補正方法】変更
【補正内容】
【0045】また、前記のように部分熱融着部15を形
成した結果、前記不織布の引っ張り強度(破断強度)
は、MDで4.5〜20N/25mm、CDで4.5〜
15N/25mmと、包装材としての使用強度に耐える
ものとなる。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0049
【補正方法】変更
【補正内容】
【0049】前記離型シート21と22は、包装材10
の内面10a、すなわちスパンボンド不織布の内面層1
2の表面に接着剤により固着されている。前記接着剤の
塗布量が多いと、接着剤が中間層11のメルトブロン不
織布に付着して離型シート21,22に剥離力が作用し
たときに中間層11を破断するおそれがある。また熱硬
化性接着剤を用いて熱ロールなどで加圧すると、前記メ
ルトブロン不織布の熱可塑性繊維が溶断して中間層11
のバリヤー性を低下させるおそれがある。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0057
【補正方法】変更
【補正内容】
【0057】図2に示す包装体1の折り畳み構造は、ま
ず図1に示すように、生理用ナプキン2の裏面シート3
に形成された本体側粘着層6が、包装材10の内面に固
着された第1の離型シート21の表面21aに粘着した
状態で、生理用ナプキン2の前部分2cが第2の離型シ
ート22と包装材10との接着されていない部分に挟ま
れる。包装材10と前記前部分2cとが中央部分2bの
上に折り畳まれると、第2の離型紙22の表面22a
が、ウイング側粘着層7,7に粘着させられる。さらに
生理用ナプキン2の後部分2dと包装材10とが一緒に
前記前部分2cの上に重ねられるように折り畳まれる。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0071
【補正方法】変更
【補正内容】
【0071】(比較例2)LLDPE(直鎖状低密度ポ
リエチレン)55質量%、LDPE(低密度ポリエチレ
ン)45質量%で配合されたポリエチレン樹脂をキャス
ティングにより成膜して、目付け22g/m2のフィル
ムを形成し、これを比較例2とした。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0074
【補正方法】変更
【補正内容】
【0074】<引っ張り強度>テンシロン引張試験機によ
りチャック間距離100mm、引っ張り速度100mm
/minで測定したときに、実施例の引っ張り強度(破
断強度)はMD(縦方向;Y方向)で16N/25m
m、CD(横方向;X方向)で11.4N/25mmで
あった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野口 順一 香川県三豊郡豊浜町和田浜高須賀1531−7 ユニ・チャーム株式会社テクニカルセン ター内 Fターム(参考) 3E067 AA12 AB83 AC01 BA18A BB06A BB25A BC04A CA04 CA07 DA02 EA01 EA07 EA24 EB11 EB17 EB22 FA01 FC01 GD10 4C003 DA00 GA08 4L047 AA14 AB10 BA09 BB02 CA05 CB10 CC05 EA05 EA10

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 裏面シート、透液性の表面シートおよび
    前記裏面シートと前記表面シートとの間に介在する吸収
    層とを有する吸収性物品が折り畳まれ、折り畳まれた前
    記吸収性物品が包装材によって包まれ、前記吸収性物品
    の側方で前記包装材どうしが接合されている包装体にお
    いて、 前記包装材が、熱可塑性繊維で形成された不織布で、前
    記不織布には加圧されて融着された多数の熱融着部が所
    定のパターンで配列しており、前記不織布の引っ張り強
    度(破断強度)は、MDで4.5〜20N/25mm、
    CDで4.5〜15N/25mmであり、通気抵抗値が
    0.04kPa−s/m以上であることを特徴とする吸
    収性物品の包装体。
  2. 【請求項2】 裏面シート、透液性の表面シートおよび
    前記裏面シートと前記表面シートとの間に介在する吸収
    層とを有する吸収性物品が折り畳まれ、折り畳まれた前
    記吸収性物品が包装材によって包まれ、前記吸収性物品
    の側方で前記包装材どうしが接合されている包装体にお
    いて、 前記包装材は、中間層が極細の熱可塑性繊維で形成され
    たメルトブロン不織布で、前記吸収性物品の前記裏面シ
    ートに対面する内面層および包装体の外に向く外面層
    が、連続する熱可塑性繊維で形成されたスパンボンド不
    織布であり、前記中間層と内面層および外面層とが熱融
    着されたものであることを特徴とする吸収性物品の包装
    体。
  3. 【請求項3】 前記表面層の通気抵抗値が0.04kP
    a−s/m以上である請求項2記載の吸収性物品の包装
    体。
  4. 【請求項4】 前記中間層と前記内面層および前記外面
    層とが加圧されて融着された多数の熱融着部が、所定の
    パターンで配列している請求項2または3記載の吸収性
    物品の包装体。
  5. 【請求項5】 前記個々の熱融着部の面積が0.07〜
    0.28mm2であり、表面層での前記熱融着部の占有
    面積が10〜30%である請求項1または4記載の吸収
    性物品の包装体。
  6. 【請求項6】 前記表面層のJISL−1092(A
    法:低水圧法)に準ずる耐水圧が80mmH2O以上で
    ある請求項1または3記載の吸収性物品の包装体。
  7. 【請求項7】 前記表面層のJISL−1018(カン
    チレバー法)による剛軟度が、MDとCDとの平均値で
    30〜70mmである請求項1ないし6のいずれかに記
    載の吸収性物品の包装体。
  8. 【請求項8】 前記吸収性物品の前記裏面シートの表面
    に粘着層が設けられ、前記包装材の前記裏面シートに対
    向する部分に、前記粘着層が粘着する離型シートが設け
    られ、この離型シートが前記包装材の内面に固着されて
    いる請求項1ないし7のいずれかに記載の吸収性物品の
    包装体。
  9. 【請求項9】 前記離型シートのJISL−1018
    (カンチレバー法)による剛軟度が、MDとCDとの平
    均値で50〜120mmである請求項8記載の吸収性物
    品の包装体。
  10. 【請求項10】 前記包装材は、吸収性物品と共に折り
    畳まれており、包装体の最外側に位置する包装材の1辺
    が、その内側に位置する包装材に接合されることなく重
    ねられており、前記最外側に位置する包装材の外面には
    タブテープが固着されて、このタブテープが前記1辺か
    ら突出し、この突出したタブテープに設けられた粘着層
    が、前記内側に位置する包装材の外面に粘着している請
    求項1ないし9のいずれかに記載の吸収性物品の包装
    体。
  11. 【請求項11】 前記包装材は、吸収性物品と共に折り
    畳まれており、包装体の最外側に位置する包装材の1辺
    が、その内側に位置する包装材に接合されることなく重
    ねられており、前記最外側に位置する包装材の外面には
    タブテープが固着されて、このタブテープが前記1辺か
    ら突出し、この突出したタブテープに設けられた粘着層
    が、内側に位置する包装材の前記熱融着部が形成されて
    いる領域の外面に粘着されている請求項1,4,5のい
    ずれかに記載の吸収性物品の包装体。
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