JP4426163B2 - 吸収性物品の個別包装体およびその製造方法 - Google Patents

吸収性物品の個別包装体およびその製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、生理用ナプキン、パンティライナー、生理用タンポン、尿取りパッド、使い捨ておむつなどの吸収性物品が個別に包装された吸収性物品の個別包装体およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、生理用ナプキンなどの吸収性物品は、1個ずつ包装シートに包まれて個別包装体とされている。従来の前記個別包装体の包装シートはポリエチレンフィルムなどで形成されており、吸収性物品を包装した状態で、前記包装シートの側部が熱シールされている構造が一般的である。
【0003】
しかし、前記ポリエチレンフィルムなどの樹脂フィルムで形成された包装シートは、開封して内部の吸収性物品を取り出すときに包装フィルムの擦れなどによるガサツキ音が発生しやすい。これは個別包装体をバッグやポーチから取り出すときや、手で持ち運んだり、パンツやスカートのポケットに入れて持ち運ぶときも同じである。また、前記樹脂フィルムは熱シールにより強く接合されるため、この熱シール部分を剥がすときの抵抗力が大きくて開封しにくく、また強い力で開封することが必要であるため、この点からも開封時のガサツキ音が大きくなる。その結果、生理用ナプキンなどの個別包装を開封していることを周囲に知られることを不安に感じることがある。またポリエチレンフィルムで形成された包装シートは、個別包装体の外観に硬質感があり商品形態として必ずしも好ましくない。さらにポリエチレンフィルムを前記熱シールする結果、シールされた個別包装体の密封度が高くなりすぎて、携帯中に大きな外力が与えられると、熱シール部分で包装シートが破断することがある。
【0004】
そこで、例えば以下の特許文献1などには、前記包装シートを不織布で形成したものが開示されている。不織布の包装シートを用いたものは、それ自体がガサツキ音の発生の少ないものであり、また前記熱シール部での実質的な接合面積が小さくなるため、熱シール部分を開封する際の剥離音も小さくなる。また個別包装体の外観が軟質であり、外観も美的である。さらに大きな外力が与えられたときに、個別包装体の内部の空気が繊維間から逃げやすいものであるため、携帯中での破断も生じにくい。
【0005】
【特許文献1】
特開平11−42248号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前記特許文献1などに記載の個別包装体では、包装シートの端縁部が包装シートの外面に重ねられた状態で、最外部に位置する包装シート部分の表面にテープの基端側が固定されており、このテープの自由端側が包装シートの端縁部を超えて前記端縁部に隣接する包装シートの表面に剥離自在に接着されているのが一般的である。開封時には、前記テープの自由端側を前記隣接する包装シートの表面から剥がし、テープと共にこのテープの基端側が固定された包装シートを持ち上げることによって、前記熱シール部を剥離することができ、個別包装体を容易に開封することができる。
【0007】
しかし、不織布で形成された包装シートは、その外面に繊維がランダムに現れているため、包装シートの表面の繊維と前記テープの基端側との固定部で実質的な接着面積が狭くなり固定強度が低下する。よって、テープの自由端側を前記隣接する包装シートの外面から剥がして持ち上げたときに、テープの基端側が包装シートの表面から剥がれやすい。これによって、テープ全体が剥がれてしまうと、個別包装体を開封するときの取り扱いが不便になる。
【0008】
また、生理用ナプキンなどの個別包装体は、開封して生理用ナプキンを着用したときに、開封後の包装シートで使用済みの生理用ナプキンを包み、前記包装シートの端縁部から延びるテープの自由端側を包装シートの外面に接着した状態で廃棄することができる。しかし、テープの基端側が前記包装シートにしっかりと固定されていないと、包装シートで使用済みの生理用ナプキンをしっかり包もうとして前記テープの自由端側を引っ張ったときに、前記テープの基端側が包装シートの外面から剥がれて、使用済みの生理用ナプキンを確実に包めないことがある。
【0009】
前記問題を解決するために、前記テープの基端側の固定に、接着強度の高い接着剤を用い、前記テープの前記隣接する包装シートに対する接着部に接着力の弱い接着剤を設けることが考えられる。またはテープの基端側で接着剤の厚みを大きくし、前記隣接シートに対する接着部でテープに塗布される接着剤の厚みを薄くすることが考えられる。しかし、テープに二種類の接着剤を塗布したり、または接着剤の塗布量をテープの場所によって変えると、工程が複雑になり製造コストが高くなる。また、テープの基端側に設けられた接着剤が包装シートの端縁部から外側に延びる自由端部側にはみ出して、包装シートで包装された状態において、テープの自由端側が隣接する包装シートの表面に過剰に強く接着されるおそれもある。
【0010】
本発明は上記従来の課題を解決するものであり、テープの基端側を包装シートの表面に強い強度で固定できるようにした吸収性物品の個別包装体およびその製造方法を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、対向する側縁部と対向する端縁部を有する包装シートで吸収性物品が包まれた状態で、一方の前記端縁部が包装シートの外側に位置するように重ねられて重なり部が形成されるとともに前記側縁部で包装シートどうしが剥離可能に接合されており、前記重なり部の外側に位置する前記包装シートの表面にテープの基端側が固定され、このテープの自由端側が前記一方の端縁部を超えて前記端縁部に隣接する包装シートの外面に剥離可能に接着されている個別包装体において、
前記包装シートが不織布で形成され、前記テープの基端側が固定される前記包装シートの表面に、前記不織布の表面を加圧し加熱して平滑化した領域が部分的に、かつ前記テープの幅より幅広く形成されており、前記領域に前記テープの基端側が固定されていることを特徴とするものである。
【0012】
繊維構造物で形成された包装シートの表面が平滑化されていることにより、テープの基端側は前記包装シートの表面に確実に固定されるようになる。
【0013】
この場合に、前記包装シートの前記側縁部が多重に重ねられて包装シートどうしが接合されており、前記平滑化処理された領域は、前記包装シートどうしの接合部から離れた位置にあることが好ましい。
【0014】
前記平滑化処理された領域を前記接合部から離れた位置に形成しておくと、前記接合部において不織布の包装シートの軟質性を維持でき、また接合部において包装シートどうしを剥がすのに要する力が小さいため、個別包装体を開封する際のガサツキ音を小さくできる。
【0015】
前記平滑化処理は、前記包装シートの表面を加圧して前記表面の繊維密度を高めたものである。さらに好ましくは、前記平滑化処理は、前記包装シートの表面を加圧し且つ加熱して前記表面の繊維密度を高めたものである。
【0016】
このように、包装シートを加圧し、さらには加熱して平滑化処理すると、簡単な加圧工程または加圧・加熱工程によって平滑化処理ができる。
【0021】
また、本発明では、前記テープには、前記包装シートの表面に固定される前記基端側と、前記端縁部に隣接する包装シート外面に剥離可能に接着される前記自由端側とで、同じ接着剤が塗布されているものとすることが可能である。
【0022】
テープの基端側が固定されている部分で包装シートの表面が平滑化処理されているため、テープと包装シートとの接着固定力が強くなる。よって、テープに同じ接着剤を塗布した状態で、前記テープの基端側は包装シートに強固に接着され、しかもテープの自由端側は、隣接する包装シートの外面に、剥離可能に接着できるようになる。またテープに同じ接着剤を塗布していると、テープを安価で且つ容易に製造できる。
【0023】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の吸収性物品の個別包装体を示す斜視図、図2は前記個別包装体が開封された状態を示す斜視図、図3(A)は図1に示す個別包装体の一部を示す部分斜視図、図3(B)は図3(A)のB−B線の断面図である。
【0024】
図1と図2に示す個別包装体1は、生理用ナプキン2が包装シート10により1個ずつ個別に包装されているものである。
【0025】
包装シート10は、図1に示す個別包装体1としたときに外面に向く第1の面11と、個別包装体1の内側に向く第2の面12を有している。この包装シート10は、少なくとも前記第1の面11が繊維構造物で形成されており、好ましくは全体が繊維構造物で形成されている。
【0026】
例えば、第1の面11側にスパンボンド不織布が現れ、第2の面側にスパンボンド不織布が現れ、両スパンボンド不織布の間にメルトブローン不織布が挟まれた3層構造である。
【0027】
スパンボンド不織布は、熱可塑性の溶融樹脂をスピンナーのノズルから押し出して連続繊維を形成し、この連続繊維を熱ローラ間で熱融着したものである。前記熱可塑性の連続繊維は、PE(ポリエチレン)、PP(ポリプロピレン)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PEとPPとのグラフト重合体、あるいは芯部がPPまたはPET、鞘部がPEの芯鞘構造の複合繊維である。スパンボンド不織布を形成する連続繊維の繊度は1.1〜6.6dtex程度である。
【0028】
前記メルトブローン不織布は、熱可塑性の溶融樹脂をスピンナーの微細ノズルから押し出すとともに前記微細ノズルの周囲からホットエアーを吹き出して、極細の連続繊維または不連続繊維を形成し、この極細の繊維を熱ローラなどで熱融着させたものである。前記熱可塑性の極細繊維は、PE、PP、PETの単繊維、PEとPPとのグラフト重合体、あるいは芯部がPPまたはPET、鞘部がPEの芯鞘構造の複合繊維である。この極細繊維で形成されたメルトブローン不織布は、繊維密度が高く空隙が少ないために、大気中の塵埃に対するバリアー性および耐水性に優れている。メルトブローン不織布を形成する極細繊維の繊度は0.11〜0.66dtex程度である。
【0029】
前記第1の面11側と第2の面12側に現れるスパンボンド不織布と、前記両スパンボンド不織布の間に位置するメルトブローン不織布が積層された状態で、所定エンボスパターンにより加圧され加熱されて部分熱融着部が形成され、この部分熱融着部により前記各不織布が接合されている。
【0030】
前記包装シート10全体の目付けは、10〜100g/mが好ましい。目付けが10g/m未満であると、包装シート10の強度が低く、個別包装体1の状態で破れを生じる可能性がある。目付けが100g/mを越えると、包装シート10が厚くなりすぎて、個別包装体1の状態で全体が硬質となる。
【0031】
前記包装シート10は、不織布の複合材料で形成されているため、開封時にガサガサというジッピング音が発生しづらい。また熱シールした部分を剥離する際に剥離音が小さい。
【0032】
前記包装シート10は、縦方向(Y方向)に延びる両側縁部13,14と、縦方向の前後端部に位置する第1の端縁部15と第2の端縁部16を有しており、前記両側縁部13,14が長辺で、第1の端縁部15と第2の端縁部16とが短辺となった長方形である。
【0033】
前記包装シート10によって包装される生理用ナプキン2は、不透液性の裏面シート3と、透液性の表面シート4と、前記裏面シート3と表面シート4との間に介在する吸収層5を有している。前記裏面シート3と表面シート4は、前記吸収層5の周囲で互いに接合されている。前記生理用ナプキン2の中央部分2bでは、左右両側にウイング部2a,2aが突出形成されている。
【0034】
前記裏面シート3の表面には、本体側粘着層6が設けられている。また、前記ウイング部2a,2aを形成している裏面シート3の表面にもそれぞれウイング側粘着層7,7が設けられている。前記粘着層6,7は、ゴム系などの感圧接着剤層であり、被粘着物に対して繰り返して適度な粘着力を発揮できるものである。
【0035】
図2に示すように、包装シート10の内側に向く第2の面12には、第1の離型シート21と第2の離型シート22が固着されている。両離型シート21と22は合成樹脂フィルム、薄葉紙、紙または不織布の表面にフィルムがラミネートされたものなどで形成されている。各離型シート21と22の表面には、シリコンやフッ素系樹脂が塗布されて、熱キュア、UVキュア、EB処理された離型面となっており、吸収性物品の粘着層6,7に対して繰り返し剥離と粘着が可能となっている。
【0036】
個別包装体1の製造方法は、前記包装シートとなる帯状の不織布が連続的に供給され、その表面に前記離型シート21と22が接着され、その上に生理用ナプキン2が設置される。そして、不織布と生理用ナプキン2が折り畳まれ、不織布どうしが熱シールされ、その後に個別包装体1毎に不織布が切断される。このときの帯状の不織布の供給方向(MD)は図2においてX方向であり、Y方向がCDである。
【0037】
完成した個別包装体1の折り畳み構造を説明すると、図2に示すように、生理用ナプキン2の裏面シート3に形成された本体側粘着層6が、包装シート10の内面に固着された第1の離型シート21に粘着させられた状態で、生理用ナプキン2の前部分2cが第2の離型シート22と包装シート10との接着されていない部分に挟まれる。包装シート10と前記前部分2cとが中央部分2bの上に折り畳まれると、第2の離型紙22が、ウイング側粘着層7,7に粘着させられる。さらに生理用ナプキン2の後部分2dと包装シート10とが一緒に前記前部分2cの上に重ねられるように折り畳まれる。
【0038】
その結果、図1に示すように、包装シート10の第1の端縁部15が、生理用ナプキン2の中央部分2bと後部分2dとの間に挟まれた状態で、その上に包装シート10が重ねられて、包装シート10の第2の端縁部16が最上部に現れる。ここで、包装シート10の第1の端縁部15と第2の端縁部16との間において包装シート10が前記生理用ナプキン2の一部を挟んで重ねられている部分を重なり部29と呼ぶ。
【0039】
そして、前記包装シート10の側縁部13と側縁部14を起点として内側に所定の幅寸法Wの帯状領域25および26において、互いに重ねられている前記包装シート10どうしが加熱され且つ加圧されて、包装シート10どうしが熱融着されて熱シール部が形成されている。好ましくは、この熱シール部は、前記帯状領域25および26において多数のドット状に形成されている。
【0040】
前記重なり部29において最も外側に位置している包装シート10の一部分18の表面を符号18aで示している。また前記第2の端縁部16を挟んで前記一部分18と反対側に位置している包装シート10の他の一部分19の表面を符号19aで示している。
【0041】
個別包装体1では、前記包装シート10の前記一部分18の表面18aから、包装シート10の他の一部分19の表面19aに渡るように、前記第2の端縁部16を横断するテープ30が接着されている。テープ30は、前記表面18aに接着固定されている基端部が固定部30aであり、前記第2の端縁部16を越えて延び、表面19aに接着される自由端部が接着部30bである。そして、前記固定部30aと、前記包装シート10の表面18aとが重ねられている領域が固定領域31である。
【0042】
図3(A)に示すように、テープ30の幅寸法をx、テープ30と外側シート10の一部分18との重なり部分の長さをyとしたときに、前記固定領域31の面積は(x×y)である。
【0043】
前記テープ30はポリプロピレンフィルム、ポリエチレンフィルムなどの単層フィルムで形成されており、または複数種の樹脂フィルムがラミネートされた多層フィルムで形成されている。図3(B)に示すように、前記テープ30の下面には感圧接着剤層32が形成されている。この感圧接着剤層32は、テープ30の前記固定部30aから接着部30bに渡るテープ全長において同じ材料で且つ同じ塗布量(同じ厚みおよび同じ坪量)で形成されている。
【0044】
前記感圧接着剤層32は、ゴム系、ポリエステル系のエラストマー、熱硬化型樹脂を主体としたホットメルト型の接着剤などである。
【0045】
図1ないし図3に示す実施の形態では、前記固定領域31の全域において、包装シート10の表面18aが平滑化処理されている。この平滑化処理は、前記包装シート10に前記テープ30が取り付けられる前の段階で、前記包装シート10を、前記固定領域31の範囲内において、または前記固定領域31を含み前記固定領域31よりも広い範囲で加圧することにより形成される。この加圧処理により、前記固定領域31において、包装シート10の表面18aの繊維の並びが緻密となり、同一面に並ぶ繊維の数が増え、前記表面18aと、テープ30の固定部30aとの実質的な接触面積が増大し、接着固定力を強固にできる。
【0046】
さらに好ましい平滑化処理としては、前記固定領域31または、前記固定領域31よりも広い領域において、前記包装シート10が部分的に加圧されるとともに加熱される。このときの加熱温度は、包装シート10の外面に現れている繊維表面を構成する樹脂の軟化点以上で融解点以下が好ましい。この加圧および加熱処理により、包装シート10の外面に現れている繊維の表面の樹脂が軟化して平坦な樹脂表面となり、前記加圧処理のみの場合よりもさらに平滑になる。よって、前記テープ30の固定部30aが包装シート10に強固に固定されるようになる。
【0047】
なお、前記平滑化処理は前記テープ30の固定部30aを、包装シート10の表面18aに接着した後に行ってもよい。この場合、包装シート10とテープ30の固定部30aとが一緒に加圧され、または加圧および加熱されて、前記固定領域31において包装シート10の表面18aが平滑化処理される。
【0048】
図3(B)に示すように、前記テープ30の接着部30bの先端の一部は折り畳まれて、前記感圧接着剤層32により折り畳まれた状態を維持できるようにして摘み部30cが形成されている。
【0049】
図1に示す個別包装体1では、テープ30の固定部30aが、重なり部29の最外部に位置する包装シート10の一部18の表面18aに接着された状態で、前記テープ30の前記第2の端縁部16を越えて延びる接着部30bが、感圧接着剤層32を介して前記第2の端縁部16に隣接している包装シート10の表面19a(この表面19aは平滑化処理されていない)に接着されている。
【0050】
前記表面19aでは、不織布を構成する繊維がランダムに現れているため、前記テープ30の接着部30bと前記表面19aとの実質的な接着面積が狭くなっている。よって、前記接着部30bの先端の摘み部30cを指で摘んで引き上げると、接着部30bが前記表面19aから比較的容易に剥がれる。
【0051】
一方、前記固定領域31では、包装シート10の表面18aとテープ30の固定部30aとが強固に接着されている。よって、接着部30bを引き上げると、テープ30の固定部30aと包装シート10の一部分18とが容易に剥離することなく、テープ30と共に持ち上げられる。前記包装シート10の一部分18が持ち上げられることにより、前記帯状領域25と26での包装シート10どうしの熱シールが剥がされる。さらに包装シート10の第1の端縁部15を指で掴んで引き上げることにより、前記帯状領域25と26の熱シールがさらに解除されて、図2に示すように開封でき、生理用ナプキン2を取り出すことができる。
【0052】
また、開封して前記生理用ナプキン2を着用したときに、それまで着用していた使用済みの生理用ナプキンを、開封後の前記包装シート10で包むことができる。このとき、前記包装シート10を、第1の端縁部15側から使用済みの生理用ナプキンに巻き付け、巻き終わりとなる第2の端縁部16から延び出る前記テープ30の接着部30bを包装シート10の外面に接着させる。このように使用済みの生理用ナプキンを包装シート10で包んだ状態で廃棄することができる。
【0053】
前記テープ30の固定部30aは包装シート10の表面に強固に接着されているため、使用済みの生理用ナプキンを包む際に前記テープ30の摘み部30cを強く引っ張っても、テープ30の固定部30aが包装シート10の表面から剥がれることがない。
【0054】
ここで、前記包装シート10に平滑化処理を行った後にテープ30を接着する場合、固定領域31での不織布表面の平滑度は、50%以上を占めることが好ましい。平滑度が前記50%未満であると、平滑化された包装シート10の表面とテープ30の固定部30aとの接着強度が低くなりすぎる。またさらに好ましくは、前記平滑度は65%以上である。ここで、前記平滑度とは、東京電子工業(株)のCCDカメラ(商品名「teli CS5850」)を用いて前記包装シート10の表面または、前記包装シートの平滑化処理を行った表面の所定の測定範囲の画像を撮り、(株)インターフェクト社の画像解析ソフト「Image Hyper II Vre.3.2」を用いて前記画像を2値化し、2値化処理した画像から平滑な部分の面積率を算出したものである。これにより、前記包装シートの表面に位置している繊維の面積、または繊維が潰れたりフィルム化して前記表面に現れている部分の面積率を算出できる。
【0055】
図12(A)(B)は、前記測定範囲において2値化された画像の一例を模式的に示しているものであり、平滑化処理されていない不織布の表面は図12(A)のように現れ、平滑化された不織布の表面は図12(B)のように現れる。各画像に表れている2値化されて濃色で表示されている部分の面積の、測定範囲の面積に対する比が前記平滑度である。
【0056】
また、前記包装シート10は、CDでの破断強度が幅25mm当たり3N以上であることが好ましく、また前記包装シート10のCDでの引き裂き強度が2.5N以上であることが好ましい。CDの破断強度と引き裂き強度が前記値以上であれば、開封時にテープ30を引っ張ってテープ30と共に包装シート10を引き上げる際に、または、使用済みの生理用ナプキンを包装シート10で包み前記テープ30を引っ張って接着部30bを貼り付ける際に、前記包装シート10が不用意に破断するのを防止できる。
【0057】
次に、図4ないし図6は、前記包装シート10の表面18aに前記平滑化処理を行う領域の例をそれぞれ示している。
【0058】
図4は前記平滑化処理された領域を符号33aで示している。この例では、領域33aがMDに向けて帯状に形成されており、そのMDの長さはテープ30の幅(x)よりも長くなっている。図5では、前記平滑化処理された領域を符号33bで示している。この領域33bは、包装シート10の表面18aにおいてMDの全長に渡って帯状に形成されている。図6は、平滑化処理された領域を符号33cで示している。この領域33cは、包装シート10の表面18aにおいて、MDに向けて所定長の帯状に形成されており、また帯状の領域33cはMDに一定のピッチで間欠部33dを介して形成されている。
【0059】
前記図4ないし図6に示す例の領域33a,33b,33cは以下の工程で形成することができる。
【0060】
個別包装体1の製造工程では、帯状の不織布がMDに連続送りされる。前記帯状の不織布に対して、加圧ローラまたは加圧および加熱ローラを当てることにより、前記不織布にMDへ帯状に延びる前記平滑化処理の領域33a,33b,33cを形成することができる。不織布の前記領域33aなどにテープ30の固定部30aを接着した後に、離型シート21,22の接着工程に移行し、その上に生理用ナプキン2を設置し、前記のように生理用ナプキン2と包装シート10を折り畳み、帯状領域25,26で熱シールを行なう。そして不織布を切断して図1に示す個々の個別包装体1を得ることができる。
【0061】
このように平滑化処理の領域33a,33b,33cをMDへ向けて帯状に形成することにより、平滑化処理を容易に行うことができる。特に帯状の前記領域33a,33b,33cの長さをテープ30の幅(x)よりも十分に長くしておくと、テープ30の固定部30aを接着するときに、固定領域31が前記平滑化された領域33a,33b,33cからMDへ外れることがない。特に、図5に示すように領域33bをMDへ連続させていると、テープ30と平滑化処理した領域との位置合わせが不要である。
【0062】
ここで、前記図1ないし図3に示す実施の形態、および図4に示す実施の形態では、平滑化処理された領域が、両側部で包装シート10どうしが熱シールで接合されている帯状領域25,26よりも内側に離れた位置に形成されている。よって、包装シート10が加熱処理されて平滑されている領域、およびフィルム化されている領域の面積を最小限に抑えることができ、平滑化処理されている領域どうしが擦れてガサツキ音が発生することを抑制できる。また、左右両側の帯状領域25,26において包装シート10が平滑化されていないため、帯状領域25,26の熱シールを剥がすときにガサツキ音を抑制でき、また、熱シール部に平滑化処理された領域が存在していないため、帯状領域25,26で熱シールを剥がすのに必要な力を小さくでき、これによってもガサツキ音を抑制できる。
【0063】
また、包装シートのガサツキ音を抑制するためには、前記平滑化処理を施す領域のMDでの幅寸法X3が、個別包装体のMDの幅寸法の80%以下が好ましく、例えば前記幅寸法80mm以下が好ましい。また、平滑化処理を施す領域のCDでの幅寸法Y3は、18mm以下が好ましい。なお、前記平滑化された領域の最小面積は、テープ30の固定領域31と同じ面積である。
【0064】
次に、図7は参考例を示している。この参考例では、前記固定領域31の一部分において、前記外側シートの一部分18の表面18aが平滑化処理されている。
【0065】
図7(A)では、テープ30の固定部30aが接着される前、あるいは接着された後に、包装シート10の表面18aが、エンボスロールで加圧され、またはエンボスロールで加圧し且つ加熱されて、ドット状の部分加圧部41が形成されている。この部分加圧部41でのみ表面18aが平滑化処理されている。
【0066】
図7(B)に示す例では、前記と同様の工程で、帯状の部分加圧部42が形成され、前記部分加圧部42でのみ包装シート10の表面18aが平滑化処理されている。
【0067】
このように、前記固定領域31において表面18aを部分的に平滑化した場合も、固定領域31の平滑度は前記のように50%以上が好ましく、さらに好ましくは65%以上である。また、包装シート10にテープ30の固定部30aを接着した後に、包装シート10と固定部30aを一緒にエンボスロールで加圧し且つ加熱して前記部分加圧部41または42を形成する場合、前記固定領域31に対する部分加圧部の面積率は30%以上であることが好ましく、さらには40%以上であることが好ましい。
【0068】
図8は他の参考例を示す図3(B)と同等の部分断面図である。
図8に示す参考例では、固定領域31の全域またはその一部において、重なり部29の表面側に位置する包装シート10の一部分18の表面18aに、溶融樹脂がコーティングされて冷却され、または樹脂が溶融押し出しラミネート法によってラミネートされて、樹脂フィルム35が形成されている。
【0069】
前記樹脂フィルム35により、包装シート10の前記表面18aが平滑化されているため、テープ30の固定部30aが前記感圧接着剤層32を介して、前記表面18aに対して強固に接着される。
【0070】
また、この場合に、前記樹脂フィルム35を包装シート10の表面から剥がすときに必要な強度は、樹脂フィルム35の幅25mmに換算した状態で、10N以上であることが好ましい。前記範囲以上であれば、テープ30を引き上げたときに、このテープの固定部30aに接着されている樹脂フィルム35が包装シート10の表面から不用意に剥がれるのを防止できる。
【0071】
なお、本発明の個別包装体1では、前記包装シート10が、スパンボンド不織布などの1層で形成されているものであってもよいし、カード法により形成された不織布、例えばスパンレース不織布などで形成されているものであってもよい。または織布で形成されているものであってもよい。
【0072】
また本発明では、個別包装体1の外側に向けられる第1の面11に繊維構造物が現れているものであれば、他の素材の包装シートであっても効果を発揮することができる。例えば、前記包装シート10は第1の面11に不織布または織布が現れ、第2の面12に樹脂フィルムが重ねられ、またはコーティングされ、あるいは樹脂フィルムが押し出し溶融ラミネートにより積層されているものであってもよい。
【0073】
図9と図10は他の構造の個別包装体を示す断面図である。
図9に示す個別包装体1Aでは、生理用ナプキン2などの吸収性物品と包装シート10とが丸められた状態で包装され、包装シート10がテープ30で止められている。また図10に示す個別包装体1Bでは、生理用ナプキン2などの吸収性物品と包装シート10とがW形状に折り畳まれて、包装シート10がテープ30により固定されている。
【0074】
本発明のテープ30の固定部30aと包装シート10との接着部での平滑化処理は、前記図9または図10に示す個別包装体や4つ折りの個別包装体においても実施可能である。
【0075】
また被包装物の吸収性物品が生理用ナプキンの場合に、その形状はウイング部が形成されていないものであってもよい。また吸収性物品は生理用ナプキンに限られず、パンティライナー、生理用タンポン、尿取りパッド、使い捨ておむつなどであってもよい。
【0076】
【実施例】
(1)比較例
第1の面11側にスパンボンド不織布が現れ、第2の面12側にスパンボンド不織布が現れ、両スパンボンド不織布の間にメルトブローン不織布が挟まれた3層構造で目付けが18g/mの不織布で形成した包装シート10で、平滑化処理を行っていないものを用いた。
【0077】
(2)実施例1
第1の面11側にスパンボンド不織布が現れ、第2の面12側にスパンボンド不織布が現れ、両スパンボンド不織布の間にメルトブローン不織布が挟まれた3層構造で目付けが18g/mの不織布で形成した包装シート10で、図4に示すように、テープ30が貼着される第1の面11に帯状の平滑な領域33aを形成したものを用いた。平滑化処理は、表面が平滑な帯状パターンの凸部を有するロールと、表面の全域が平滑なロールとを用い、両ロール表面を115℃に加熱し、両ロールで包装シート10を36.3kPaで加圧した。
【0078】
(3)実施例2
第1の面11側にスパンボンド不織布が現れ、第2の面12側にスパンボンド不織布が現れ、両スパンボンド不織布の間にメルトブローン不織布が挟まれた3層構造で目付けが15g/mの不織布で形成した包装シート10で、図4に示すように、テープ30が貼着される第1の面11に帯状の平滑な領域33aを形成したものを用いた。平滑化処理は、表面が平滑な帯状パターンの凸部を有するロールと、表面の全域が平滑なロールとを用い、両ロール表面を105℃に加熱し、両ロールで包装シート10を36.3kPaで加圧した。
【0079】
(4)実施例3
第1の面11側にスパンボンド不織布が現れ、第2の面12側にスパンボンド不織布が現れ、両スパンボンド不織布の間にメルトブローン不織布が挟まれた3層構造で目付けが15g/mの不織布で形成した包装シート10で、図6に示すように、テープ30が貼着される第1の面11に帯状の平滑な領域33cを形成したものを用いた。平滑化処理は、表面が平滑な帯状パターンの凸部を有するロールと、表面の全域が平滑なロールとを用い、両ロール表面を105℃に加熱し、両ロールで包装シート10を36.3kPaで加圧した。
【0080】
(5)参考例1
スパンボンド不織布とスパンボンド不織布の間にメルトブローン不織布が挟まれた3層構造で目付けが35g/m2の不織布を用い、テープ30が貼着される第1の面11に、目付けが15.6g/m2のポリエチレンフィルムを溶融押し出ししてラミネートした包装シートを用いた。ポリエチレンフィルムは、LLDPE(直鎖状低密度ポリエチレン)とLDPE(低密度ポリエチレン)とを7:3の質量比で混合したものを用いた。
【0081】
(6)テープ
目付けが50g/mのポリプロピレンフィルムで、図11に示すように、包装シート10に接着されている部分の幅寸法X0を12.5mm、長さY0を15mmとした。固定部30aと、接着部30bに、合成ゴム系の感圧接着剤を、目付け15g/mで塗布したものを用いた。
【0082】
前記比較例では不織布表面にテープの固定部30aを接着し、実施例1ないし実施例3では、前記テープの固定部30aを包装シートの平滑化処理した領域に接着した。また参考例1では、テープの固定部30aをポリエチレンフィルムの表面に接着した。
【0083】
(7)参考例2
第1の面11側にスパンボンド不織布が現れ、第2の面側にスパンボンド不織布が現れ、両スパンボンド不織布の間にメルトブローン不織布が挟まれた3層構造で目付けが18g/m2の不織布で形成した包装シート10を用いた。この包装シート10の第1の面11に、前記テープの固定部30aを接着し、包装シート10と固定部30aを加熱することなく加圧して図7(B)に示す部分加圧部42を形成した。帯状の部分加圧部42を3箇所形成し、1個の部分加圧部42の大きさは、Y1を2mm、X0を12.5mmとした。また部分加圧部42の間隔Y2を3mmとした。
固定領域に対する部分加圧部の面積率は40%である。
【0084】
(8)平滑度
比較例の不織布表面の平滑度を測定し、および実施例1と実施例2および実施例3について、平滑化処理した部分の平滑度を測定した、その結果を表1に示した。
【0085】
(9)剥離試験
図11(A)(B)に示すように、テープ30の接着部30bの先端に、実質的に伸びないテープ(ガムテープ)T1を接着し、包装シート10の全体を挟むようにしてテープ(ガムテープ)T2を接着し、テープT1をYf1方向、テープT2をYf2方向に引っ張った。
【0086】
この測定は島津製作所製のオートグラフ「AGK−1kNG」を用い、チャック間距離30mmで前記テープT1とT2を保持し、チャック間の離間速度を300mm/minとし、テープ30の固定部30aが包装シートから剥がれる際の最大力を測定し、これを幅25mm当たりの力(N)に換算した。
【0087】
(10)開封試験
前記比較例および各実施例を4℃の環境下に6時間放置した後、被験者5人が4℃の環境下で各サンプル30個ずつについてテープの接着部30bを剥がして包装を開封する試験を行った。
【0088】
このとき、固定部30aが包装シートから剥がれてしまった個数を数えた。サンプル30個のうち剥がれた個数が0〜3個を評価「○」、4〜15個を評価「△」、15〜30を評価「×」とした。
【0089】
以下各結果を表1に示す。表内は、「○」「△」「×」のいずれかを評価した被験者の人数を示している。
【0090】
【表1】
Figure 0004426163
【0091】
【発明の効果】
以上のように本発明の包装体では、包装シートに対してテープの基端側を強固に接着することができ、自由端側のテープを包装シートの表面から剥がしたときに、個別包装体の包装シートを容易に開封させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の吸収性物品の個別包装体を示す斜視図、
【図2】個別包装体を開封して展開した状態を示す斜視図、
【図3】(A)は個別包装体の部分斜視図、(B)は(A)のB−B線の断面図、
【図4】個別包装体における平滑化処理の形成領域の一例を示す斜視図、
【図5】個別包装体における平滑化処理の形成領域の他の一例を示す斜視図、
【図6】個別包装体における平滑化処理の形成領域の他の一例を示す斜視図、
【図7】(A)(B)は、参考例を示す個別包装体の部分斜視図、
【図8】他の参考例のテープの接着部分を示す個別包装体の部分断面図、
【図9】他の実施の形態の個別包装体を示す断面図、
【図10】他の実施の形態の個別包装体を示す断面図、
【図11】(A)は評価試験を説明する斜視図、(B)はその断面図、
【図12】画像処理された不織布表面を模式的に示すものであり、(A)は平滑化されていない不織布の表面、(B)は平滑化された表面、
【符号の説明】
1,1A,1B 個別包装体
2 生理用ナプキン
2a ウイング部
2b 中央部
3 裏面シート
4 表面シート
5 吸収層
6 本体側粘着層
7 ウイング側粘着層
10 包装シート
11 第1の面
12 第2の面
13,14 側縁部
15 第1の端縁部
16 第2の端縁部
18 重なり部の表側に位置する包装シートの一部分
19 端縁部に隣接するシートの一部分
29 重なり部
30 テープ
30a 固定部
30b 接着部
31 固定領域
32 感圧接着剤層
33a,33b,33c 平滑化処理された領域
35 樹脂フィルム

Claims (6)

  1. 対向する側縁部と対向する端縁部を有する包装シートで吸収性物品が包まれた状態で、一方の前記端縁部が包装シートの外側に位置するように重ねられて重なり部が形成されるとともに前記側縁部で包装シートどうしが剥離可能に接合されており、前記重なり部の外側に位置する前記包装シートの表面にテープの基端側が固定され、このテープの自由端側が前記一方の端縁部を超えて前記端縁部に隣接する包装シートの外面に剥離可能に接着されている個別包装体において、
    前記包装シートが不織布で形成され、前記テープの基端側が固定される前記包装シートの表面に、前記不織布の表面を加圧し加熱して平滑化した領域が部分的に、かつ前記テープの幅より幅広く形成されており、前記領域に前記テープの基端側が固定されていることを特徴とする吸収性物品の個別包装体。
  2. 前記不織布が熱可塑性繊維を含み、前記平滑化された領域では、前記不織布の表面がフィルム化されている請求項1記載の吸収性物品の個別包装体。
  3. 前記包装シートの前記側縁部が多重に重ねられて包装シートどうしが接合されており、前記平滑化された領域は、前記包装シートどうしの接合部から離れた位置で部分的に形成されている請求項1または2記載の個別包装体。
  4. 前記テープには、前記包装シートの表面に固定される前記基端側と、前記端縁部に隣接する包装シート外面に剥離可能に接着される前記自由端側とで、同じ接着剤が塗布されている請求項1ないし3のいずれかに記載の吸収性物品の個別包装体。
  5. 包装シートを形成する不織布の表面を部分的に加圧し加熱して平滑化した領域を、テープの幅より幅広く形成する工程と、
    対向する側縁部と対向する端縁部とを有し一方の前記端縁部の表面に平滑化した前記領域が現れる前記包装シートを用いて吸収性物品を包み、一方の前記端縁部を、前記包装シートの外側に位置するように重ねて重なり部を形成する工程と、
    前記側縁部で包装シートどうしを剥離可能に接合する工程と、
    前記重なり部の表面に現れている平滑化した前記領域にその基端側が固定された前記テープの自由端側を、一方の前記端縁部を超えて前記端縁部に隣接する包装シートの外面に剥離可能に接着する工程と、
    を有することを特徴とする吸収性物品の個別包装体の製造方法。
  6. 熱可塑性繊維を含む不織布を用い、不織布の表面を加圧し加熱することで、前記不織布の表面をフィルム化する請求項5記載の吸収性物品の個別包装体の製造方法。
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