JP2012106128A - 吸収性物品の個装体の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ウイング部8,8の非肌当接面側に粘着剤M1を介して剥離紙3が剥離可能に接合され、包装材で個装された吸収性物品10の個装体1の製造方法であり、ウイング部8,8の非肌当接面側に、吸収性本体4の幅方向外方に延出させた状態下に一対のロール63A,ロール62Bを用いて粘着剤M1を介して剥離紙3を剥離可能に接合する工程P2と、一対のウイング部8,8を、先端82が吸収性本体4の幅方向内方に向き且つ一対の剥離紙3,3が吸収性本体4の幅方向中央部において重なる部分83を有するように、吸収性本体4の肌当接面側に折り返し、前記部分83を互いに接合する工程P3とを有する。
【選択図】図6
Description
このような個装体として、一対のウイング部の非肌当接面に吸収性物品をショーツ等に固定するためのズレ止め用の粘着剤層が設けられ、一対のウイング部は、該粘着剤層が上面を向くように吸収性物品の肌当接面側に折り返されており、折り返された一対のウイング部の上面に該粘着剤層を被覆する剥離紙が配されているものが知られている。
また、このような個装体の製造方法として、例えば、一対のウイング部を、それらの先端が吸収性物品の幅方向内方を向くように該吸収性物品の肌当接面側に折り畳んだ後、粘着剤を塗工した剥離紙を一対のウイング部に架け渡すように貼り付ける方法が知られている(特許文献1参照)。
しかし、特許文献2記載の方法においては、一対のウイング部にそれぞれ貼り付けられた剥離紙は互いに接合されていないため、吸収性物品の使用時に2枚の剥離紙をウイング部から剥がして処理する必要があり、使い勝手が悪いという問題があった。
更に、一対のウイング部それぞれに剥離紙を配し、一対の該ウイング部を吸収性物品の肌当接面側に折り返し、一対の該剥離紙の一部を互いに重ね合わせて分離可能に接合している吸収性物品も知られている(特許文献3参照)。しかし、特許文献3記載の吸収性物品における一対の剥離紙の接合は、一対のウイング部の折り返し状態を維持させるための弱い接合であり、該一対の剥離紙は容易に分離してしまうものである。
本発明の製造方法は、吸収層11及び防漏層12を備えた実質的に縦長の吸収性本体4及び該吸収性本体4の両側縁部から延出した一対のウイング部8,8を有する吸収性物品10における一対の該ウイング部8,8の非肌当接面側に、それぞれ粘着剤M1を介して一対の剥離紙3,3が剥離可能に接合され、包装材2で個装された該吸収性物品の個装体1を製造する方法である。
図1〜図4に示す個装体1は、本発明の製造方法における製造の対象である吸収性物品の個装体の好ましい形態を示すものであり、生理用ナプキン10が包装材2で個装されたものである。
個装される生理用ナプキン10は、図3及び図4に示すように、吸収層11及び防漏層を備えた実質的に縦長の吸収性本体4及び該吸収性本体4の両側縁部から延出した一対のウイング部8,8を有している。
本実施形態の吸収性本体4の長手方向両側部においては、図4に示すように、表面シート5及び裏面シート6がそれぞれ吸収体7の両側部から幅方向外方に延出しており、表面シート5と裏面シート6とは、該延出した部分においてヒートシール等の公知の接合方法により接合されている。
裏面シート6の非肌当接面側には、図示はしていないが、着用時に吸収性物品を下着に固定するための粘着剤(以下本体固定用粘着剤ともいう)が塗工されている。
一対のウイング部8,8の非肌当接面側には、それぞれ粘着剤M1を介して、一対の剥離紙3,3が剥離可能に接合されている。
ウイング部8の非肌当接面とは、一対のウイング部8,8を、図3に示すように、吸収性本体4の幅方向外方に延出させた状態において、吸収性本体4の肌当接面と同じ側を向く面をいう。
一対の剥離紙3,3が接合された一対の前記ウイング部8,8は、図5に示すように、それらの先端82,82が吸収性本体4の幅方向内方に向き且つ一対の剥離紙3,3それぞれが吸収性本体4の幅方向中央部において重なる部分83を有するように表面シート5側に折り返されている。そして、一対の剥離紙3,3が重なる部分83が互いに接合されている。一対の剥離紙3,3は、接着剤M2を介して剥離不能に接合されている。剥離不能とは、手で普通に引っ張る程度の力では、剥離しないことを意味する。
重なる部分83の幅方向の長さL5(図5参照)は、一対の剥離紙3,3同士を充分に接合させる観点から、好ましくは2〜20mm、更に好ましくは5〜15mmである。
生理用ナプキン10は、包装材2の略中央に位置するように配されている。生理用ナプキン10と包装材2とは、生理用ナプキン10の裏面シート6の非肌当接面側に塗工された本体固定用粘着剤を介して剥離可能に接合されている。
本実施形態においては、一対の剥離紙3,3の内の上面側に位置する剥離紙3Aと包装材2の該部分の内面とが接合されている。
3つ折りされた個装体1は、生理用ナプキン1の長手方向の他端部4bを覆う包装材2の端部に配されたタブテープ9により固定されている。
3つ折りされた個装体1における包装材2の両側縁部には、それぞれシール加工が施されて、折り重ねられた包装材2同士が接合されている。
表面シート5としては、例えば各種製法による不織布、開孔フィルム、これらの積層体を用いることができる。
裏面シート6としては、例えば、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリエステルフィルムを用いることができる。
吸収体6としては、例えばパルプ繊維等の繊維集合体又はこれと吸収性ポリマーとを併用したものを用いることができる。
本実施態様における生理用ナプキン10の個装体1は、以下のP1〜P5に示す各工程に従って製造される。
(2)剥離紙接合工程P2:生理用ナプキン10の一対のウイング部8,8を吸収性本体4の幅方向外方に延出させた状態下に、一対のウイング部8,8の非肌当接面側に粘着剤M1を介して一対の剥離紙3,3を剥離可能に接合する。
(3)折り返し接合工程P3:一対のウイング部8,8の先端82,82が吸収性本体4の幅方向内方に向き且つ一対の剥離紙3,3それぞれが吸収性本体4の幅方向中央部において重なる部分83を有するように、一対のウイング部8,8を吸収性本体4の肌当接面側に折り返し、一対の剥離紙3,3が重なる部分83を互いに接合する。
(4)積層工程P4:生理用ナプキン10を送り方向に対して90度水平回転させ、包装材の連続シート20に重ねて積層する。
(5)個装折り接合工程P5:積層された生理用ナプキン10と包装材の連続シート20との積層体を、一対の剥離紙3,3と包装材の連続シート20における生理用ナプキン10の長手方向の一端4aから延出している部分の内面とが対向するように、該積層体を肌当接面側に折り重ね、該部分の内面と剥離紙3とを接合する。
剥離紙接合工程P1においては、図6に示すように、先ず、剥離紙原反30が繰り出される。繰り出された剥離紙原反30は、剥離紙カッター60により剥離紙原反30の幅方向における所定の位置に切り込みが形成され、一対の剥離紙連続体31A,31Bが得られる。
ここで、剥離紙原反30は、一対の剥離紙連続体31A,31Bにおける一方の剥離紙連続体31Aの幅が、他方の剥離紙連続体31Bの幅よりも大きくなるように切断されている。
所定の間隔をあけて走行する一対の剥離紙連続体31A,31Bには、粘着剤吐出器61により粘着剤M1が塗工される。粘着剤吐出器61は、一対の剥離紙連続体31A,31Bにおける一方の面の所定位置に所定の間隔をおいて粘着剤を吐出して塗工できるように構成されている。
剥離紙接合工程P2においては、図6に示すように、一対の剥離紙3,3は、剥離紙押圧機構63に導入される。剥離紙押圧機構63は、バックアップロール63Aとアンビルロール62Bとからなる。アンビルロール62Bは、剥離紙形成工程P1における剥離紙分離機構62の一部を構成していると共に、剥離紙接合工程P2における剥離紙押圧機構63の一部も構成している。バックアップロール63Aは、生理用ナプキン10を挟んでアンビルロール62Bと対向する位置に配置されている。
バックアップロール63Aは、アンビルロール62Bとの間で、ウイング部8及び粘着剤M1付きの剥離紙3を加圧するものである。
バックアップロール63A及びアンビルロール62Bは、図7に示すように、少なくともどちらか一方の中央部における外径が、両側部における外径よりも小さく構成されている。
ここでは、吸収性本体4は、バックアップロール63A及びアンビルロール62Bの中央部において両ロール63A,62B間に狭持される。バックアップロール63A及びアンビルロール62Bは、少なくともどちらか一方の中央部におけるロールの外径が、両側部における外径よりも小さくなされており、剥離紙押圧機構63において、吸収性本体4に加わる圧力は、ウイング部8及び剥離紙3の積層体に加わる圧力よりも小さくなっている。
一対の剥離紙3,3は、図7に示すように、それらの側縁が一対のウイング部8,8の側縁よりも幅方向外方に延出した延出端を有するように接合される。
また、バックアップロール63A及び/又はアンビルロール62Bにおける中央部の外径と両側部の外径との差L3(中央部と両側部との境界部に生じる段差,図7参照)は、剥離紙押圧機構63において吸収性本体4に加わる圧力を小さくする観点から好ましくは1〜20mm、更に好ましくは3〜10mmである。
折り返し接合工程P3においては、先ず、図6に示すように、接着剤塗工器(図示せず)により、一方の剥離紙3Aにおけるウイング部8よりも幅方向外方に延出している部分に接着剤M2が塗工される。接着剤M2は、剥離紙3Aにおける粘着剤M1の塗工面側に塗工されるように構成されている。
接着剤M2が塗工された生理用ナプキン10は、次いでウイング折り返し機構(図示せず)に導入される。ウイング部折り返し機構においては、一対のウイング部8,8は、図6に示すように、それらの先端82,82が吸収性本体4の幅方向内方に向き且つ一対の剥離紙3,3それぞれが吸収性本体4の幅方向中央部において重なる部分83を有するように折り返される。
本実施態様においては、一対の剥離紙3,3同士を剥離不能に接合させるために、剥離紙3Aの接着剤M2が塗工される領域は剥離処理されていない。
尚、剥離紙3A及び剥離紙3Bは、それぞれ、接着剤M1側の面とは反対側の面(図8において上側の面)の全域が剥離処理されていない。また、剥離紙3Aの接着剤M1側の面は、剥離紙3Bと重ねられる部分を除いて剥離処理されており、剥離紙3Bの接着剤M1側の面は、その全域が剥離処理されている。
積層工程P4においては、生理用ナプキン10は、図6に示すように、回転機構(図示せず)により、送り方向に対して90度水平回転される。水平回転されることにより、生理用ナプキン10の長手方向と包装材の連続シート20の幅方向とが一致する。包装材の連続シート20の幅は、生理用ナプキン10の長手方向の長さよりも広く設定されている。
包装材の連続シート20における接着剤M3の塗工面の生理用ナプキン10が積層される領域には、粘着剤吐出器(図示せず)により本体固定用粘着剤M4が所定のパターンで塗工される。
本体固定用粘着剤及び接着剤M3が塗工された包装材の連続シート20に生理用ナプキン10は積層される。生理用ナプキン10と包装材の連続シート20とは、本体固定用粘着剤を介して剥離可能に接合される。
個装折り接合工程P5においては、図6に示すように、生理用ナプキン10を包装材の連続シート20と重ねた状態で、一対の剥離紙3,3と、包装材の連続シート20における生理用ナプキン10の長手方向の一端4aから延出している部分の内面とが対向するように、生理用ナプキン10を包装材の連続シート20と共に肌当接面側に折り重ねる。
折り重ねられて対向した包装材の連続シート20と一対の剥離紙3,3とは、包装材の連続シート20の一端4aに塗工された接着剤M3を介して接合される。ここでは、包装材の連続シート20は、一対の剥離紙3,3のうちの一方のみと剥離不能に接合されている。
搬送手段に設けた吸引手段により一対のウイング部8,8を左右に拡げた状態を維持し、その状態のウイング部8,8に粘着剤M1付きの剥離紙3,3を接合することで、粘着剤M1を配置すべき所定の設計位置に粘着剤M1を精度良く配置することができる。特に、柔らかい不織布からウイング部を形成する場合、折り位置が安定せず、折り後の粘着剤の転写位置がズレ易いが、このように、生理用ナプキン10を供給することで、そのような不都合を防止することができる。
また、バックアップロール63Aはアンビルロール62Bよりも大径のものを用いて、前後のコンベア66,67(搬送手段)との受け渡しにおいてウイング部8,8の吸引保持状態が解放されないようにすることが、ウイング部8,8の折れを防ぎ、シワが発生しないようにすることができるので好ましい。
尚、図9中、67は、ウイング部8,8を折り曲げるための、ウイング部折り畳み装置である。また、図9に示す実施態様について、特に説明しない点は、図6に示す実施態様について上述した説明が適宜適用される。
尚、大径部63A',63A',62B',62B'は、両ロールの周方向に連続して形成されていても良いし、断続的に形成されていても良い。
ウイング部を折り曲げた後に該ウイング部に剥離紙を接合する従来の方法においては、粘着剤M1を配すべき部分が段差部72上にある場合、該粘着剤M1がウイング部8に充分に転写されない場合がある。これに対して、本発明の方法におけるように、折り返す前のウイング部8に、粘着剤M1付きの剥離紙3,3を接合する場合には、そのような問題は生じない。
例えば、上述した実施形態においては、一方の剥離紙3Aの幅と他方の剥離紙3Bの幅とは異なっていたが、両者の幅は等しくてもよい。
また、一対の剥離紙3,3同士は、熱シールや超音波シールによって接合されてもよい。剥離紙3と包装材2との接合も、熱シールや超音波シールによる接合であってもよい。
一対のウイング部8,8は、本実施形態においてはウイング部形成シート81により形成されていたが、一対のウイング部8,8は、表面シート5及び裏面シート6を吸収性本体4の両側部から幅方向外方に延出させて形成してもよい。
図14に示す吸収性物品におけるウイング部8は、表面シート5及び裏面シート6を、吸収体7の長手方向両側縁より外方に延出させ、両シート5,6の延出部分同士間にウイング部形成シート81を固定して形成されている。図14に示すウイング部は、両シート5,6間にウイング形成シート81を固定しているので強固な固定になるとともに、表面シート5の長手方向両側縁部がウイング折りの基点となり折り寸法が安定しやすい。
図16に示す吸収性物品におけるウイング部8は、表面シート5のみを吸収性本体4の両側部から幅方向外方に延出させて形成されている。
図16に示すウイング部は、幅広の表面シート5を用意すればよく、ウイング形成シート81用の設備費用を必要としない。
上述した一の実施形態における説明省略部分及び一の実施形態のみが有する要件は、それぞれ他の実施形態に適宜適用することができ、また、各実施形態における要件は、適宜、実施形態間で相互に置換可能である。
2 包装材
20 包装材の連続シート
3 剥離紙
30 剥離紙原反
31A,31B 剥離紙連続体
4 吸収性本体
5 表面シート
6 裏面シート
7 吸収体
8 ウイング部
81 ウイング部形成シート
82 先端
83 重なる部分
9 タブテープ
10 吸収性物品(生理用ナプキン)
11 吸収層
12 防漏層
Claims (7)
- 吸収層及び防漏層を備えた実質的に縦長の吸収性本体及び該吸収性本体の両側縁部から延出した一対のウイング部を有する吸収性物品における一対の該ウイング部の非肌当接面側に、それぞれ粘着剤を介して一対の剥離紙が剥離可能に接合され、包装材で個装された該吸収性物品の個装体の製造方法であって、
一対の前記ウイング部を前記吸収性本体の幅方向外方に延出させた状態下に、一対のロールを用いて、一対の該ウイング部の非肌当接面側に、前記粘着剤を介して一対の前記剥離紙を剥離可能に接合する剥離紙接合工程と、
前記剥離紙接合工程の後に、一対の前記ウイング部の先端が前記吸収性本体の幅方向内方に向き且つ一対の前記剥離紙それぞれが該吸収性本体の幅方向中央部において重なる部分を有するように、一対の該ウイング部を該吸収性本体の肌当接面側に折り返し、一対の該剥離紙が重なる部分を互いに接合する、折り返し接合工程とを有する吸収性物品の個装体の製造方法。 - 前記剥離紙接合工程において、一対の前記ロールの少なくとも一方は、それらの中央部における外径が、両側部における外径より小さくなっている請求項1記載の吸収性物品の個装体の製造方法。
- 一対の前記ロールは、それぞれの軸長方向において、前記剥離紙に塗工されている粘着剤の幅と略同じ幅の大径部を有する、請求項1記載の吸収性物品の個装体の製造方法。
- 前記折り返し接合工程の後に、前記吸収性物品を前記包装材の連続シートと重ねた状態で、一対の前記剥離紙と該包装材の連続シートにおける該吸収性物品の長手方向の一端から延出している部分の内面とが対向するように、該吸収性物品を該包装材の連続シートと共に肌当接面側に折り重ね、該部分の内面と該剥離紙とを接合する、個装折り接合工程を有する請求項1〜3の何れかに記載の吸収性物品の個装体の製造方法。
- 前記吸収性物品が長手方向に連続した構成の吸収性物品連続体を、連続体切断機構により切断して一対のウイング部を有する個々の吸収性物品を得る工程を具備し、該工程において得られる吸収性物品を、一対の前記ウイング部を前記吸収性本体の幅方向外方に延出させ且つ延出させた一対の該ウイング部を搬送手段に設けた吸引手段により吸引保持しつつ搬送して、前記剥離紙接合工程に供給する請求項1〜4の何れかに記載の吸収性物品の個装体の製造方法。
- 吸収層及び防漏層を備えた実質的に縦長の吸収性本体及び該吸収性本体の両側縁部から延出した一対のウイング部を有する吸収性物品における一対の該ウイング部の非肌当接面側に、それぞれ粘着剤を介して一対の剥離紙が剥離可能に接合され、包装材で個装された該吸収性物品の個装体であって、
一対の前記剥離紙が接合された一対の前記ウイング部は、それらの先端が前記吸収性本体の幅方向内方に向き且つ一対の前記剥離紙それぞれが幅方向中央部において重なる部分を有するように該吸収性本体の肌当接面側に折り返され、一対の該剥離紙が重なる部分が互いに接合されており、
前記包装材は、その左右両側縁部及び前後端縁が、前記吸収性本体の両側縁及び前後端縁よりも外方に延出しており、
前記吸収性物品は、前記剥離紙と前記包装材における該吸収性物品の長手方向の一端から外方に延出している部分の内面とが対向するように、該包装材と共に肌当接面側に折り重ねられており、
前記部分の内面と前記剥離紙とが接合されている吸収性物品の個装体。 - 前記部分の内面は、一対の前記剥離紙のうちの一方と接合されている請求項6記載の吸収性物品の個装体。
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