JP2007515232A - 吸収性物品用閉鎖テープタブ、予備積層された閉鎖テープ、および閉鎖テープタブの製造方法 - Google Patents
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Abstract
本発明は、吸収性物品用、特に使い捨ておむつ用の、人体上に物品を締結するための閉鎖テープタブ(2)に関する。閉鎖テープタブ(2)は、内部タブ部分(16)によって連結される近位端部分(4)および遠位端部分(8)を含み、内部タブ部分(16)は第1の主面(18)と第2の主面(20)とを有する。近位端部分および遠位端部分(4、8)の対向する端部が互いに間隔を開けて配置されるように、近位端部分および遠位端部分(4、8)は内部タブ部分(16)の第1の主面(18)と連結される。上記間隔内において内部タブ部分(16)の第1の主面(18)の少なくとも一部に付着防止手段(26)が提供される。本発明はさらに、このような閉鎖テープタブを切り取ることが可能な、好ましくは安定なロールの形態の予備積層された閉鎖テープに関する。本発明の閉鎖テープは、ロール上への均等巻きに適合しており、そのためロール上に保管可能なテープ量を増加させることができる。
Description
本発明は、吸収性物品用、特に使い捨ておむつまたは成人用失禁用品用の、人体上に物品を締結するための閉鎖テープタブに関する。本発明はさらに、好ましくは安定したロールであり、それより閉鎖テープタブを切り取ることができる予備積層された閉鎖テープに関する。さらに、本発明は、このような閉鎖テープタブの製造方法に関する。
使い捨ておむつは、典型的には、薄く、可撓性で、伸縮性の低密度ポリエチレンバックシートフィルムと、バックシートフィルムの内側にある吸収性コアと、コア上に重ねられる多孔質トップシートとを有する。このおむつは着用者の股に取り付けられ、おむつの2つの端部はそれぞれ前部および後部に向かって延在する。次に、各側におけるおむつの隣接する縁端部は、互いに隣接して配置されるか、重ね合わされる。おむつを閉じるために閉鎖テープタブが使用される。
典型的には、このような閉鎖テープタブは、その一方の端部分(近位端部分)が、たとえば感圧接着剤層によっておむつに締結される。閉鎖テープタブの反対側の端部分(遠位端部分)は、おむつを着用者の体の周囲で閉じ、体の上で締結するための締結手段(たとえば、感圧接着剤層またはメカニカルファスナー部品)を含む。
EP−A−0 247 855号は、感圧接着ファスナーと、中央弾性部分と、2つの部分に剥離コーティングが行われた締結テープと、非粘着性フィルムで覆われた接着剤層を有する底部の剥離テープとを含むロール上のテープファスナー積層体に関する。
EP−A−0 257 752号には、おむつを巻き込んで保管用のロールにするための締結テープが記載されている。この締結テープは、1枚のバッキングと、剥離テープと、感圧接着ファスナーとを含む。このバッキングは、テープをロールから巻き出せるようにするための剥離コートを有する。
EP−A−0 456 472号には、接着剤と直接隣接する表面剥離を有する閉鎖接着テープが開示されており、これは、積層体をロールに巻き取ることができるように、あらかじめ剥離コーティングが提供された領域上に接着剤ストリップをコーティングすることができる。
EP−A−0 482 383号は、ロール形態に継ぎ目なく巻き付けられた複合積層接着テープに関し、断面ではこの複合積層接着テープはZ字型に折りたたまれ、それぞれ第1の締結テープ、第2の中央テープ、および第3の締結テープの第1、第2、および第3のテープ区画に分離することによってZの上の線、斜線、および下の線が形成される。
国際公開第96 02218号パンフレットには、締結部分と剥離部分とからなり、折り重ねられた場合に剥離部分によって受容される感圧接着ファスナーを有する二部品締結テープが記載されている。
EP−A−0 891 760号は、接着剤層を有するバッキングと、締結手段と、伸縮性弾性シートとを含む吸収性物品用閉鎖テープに関する。このバッキングは、実質的に非弾性および/または実質的に非伸展性である。バッキングと接着剤層とを含む支持シートは、弾性シートの領域中に1つ以上の切り込みを有し、その切り込みの少なくとも一部は、バッキングの幅全体にわたって機械方向に延在し、切り込みが実質的に開放されるのを防止するのに十分長さで、端部分に最も近い切り込みから端部分が分離され、閉鎖テープの残りの部分を曲げておむつの内側と接触させるときに、端部分がおむつの外面に取り付けられる。
EP−A−1 256 332号には、前述のEP−A−0 891 760号と類似の構成が開示されており、吸収性物品に締結する前の閉鎖テープの長さにわたる断面での弾性シートの伸長比は0.1〜0.9の間である。
EP−A−0 941 730号には、弾性部品とメカニカルファスナーとを有するおむつ用締結テープが記載されており、この締結テープは剥離ライニングで処理されたバッキングを有する。締結テープの下方を接着剤で部分的に覆うために被覆フィルムが配置されている。
EP−A−1 002 846号には、熱可塑性ポリマーの織繊維または不織繊維の繊維層を有するバッキングを含む締結テープが記載されており、このバッキングは繊維層の上にケイ素剥離層を含み、ケイ素剥離層を含む面の反対側のバッキングの面は感圧接着剤層を含む。
国際公開第01/68025号パンフレットには、感圧接着剤要素と、伸長性繊維層であって、この繊維層を波形構造にするために弾性フィルムに点で接合された伸長性繊維層とを有する弾性積層テープファスナーが記載されている。この弾性フィルムを伸長すると、繊維層は、伸長することなく、その本来の平坦な形状および長さとなる。
これらの公知の締結テープタブは広く使用されており、いくつかの利点が得られるのであるが、当技術分野においては、特に、安定なロールを形成するための予備積層された閉鎖テープの取り扱い、および閉鎖テープタブの製造においてさらなる改善が必要とされている。この要求に応えることが本発明の目的である。
本発明の一態様によると、吸収性物品、特に使い捨ておむつに使用される、人体に物品を締結するための閉鎖テープタブを提供する。この閉鎖テープタブは、内部タブ部分によって連結される近位端部分および遠位端部分を含む。内部タブ部分は、第1の主面と、反対側の第2の主面とを有し、近位端部分および遠位端部分の対向する端部が互いに間隔を開けて配置されるように、近位端部分および遠位端部分が内部タブ部分の第1の主面と連結される。この間隔内において、内部タブ部分の第1の主面の少なくとも一部に付着防止手段が提供される。
好ましくは、付着防止手段は、この間隔内で、少なくとも近位端部分の端部付近から、遠位端部分の反対側の端部に向けて延在する。より好ましくは、付着防止手段は、近位端部分および遠位端部分の対向する端部の間の間隔を実質的に覆う。付着防止手段(紙、フィルム、ストリップ、ライナー、またはコーティング)は、近位端部分および遠位端部分の対向する端部の一方または両方の少なくとも一部にわたって延在すると好ましい場合もある。後者の実施態様においては、少なくとも、近位端部分および/または遠位端部分を越えて、内部タブ部分がそれぞれの端部分と重なるまで、または内部タブ部分が近位端部分および/または遠位端部分と連結する部位を少なくとも覆うまで、付着防止手段が提供されると好都合となる。
本発明のいずれかの実施態様によると、閉鎖テープタブを吸収性物品にY字型に固定するために、閉鎖テープタブは、近位端部分、または内部タブ部分の第2の主面に取り付けられた剥離テープをさらに含むことができる。剥離テープは、好ましくは、内部タブ部分の第2の主面の少なくとも一部に沿って延在する。剥離テープが使用される場合、少なくとも、剥離テープが内部タブ部分の第2の主面上に延在する範囲で、内部タブ部分の第1の主面に沿った間隔内に接着防止手段が延在する。
近位端部分および遠位端部分、ならびに付着防止手段は、たとえば一体要素として材料の1枚のシートから形成することもでき、この場合付着防止手段は、近位端部分および遠位端部分を連結する中間部として形成される。より正確には、この実施態様による閉鎖テープタブは、少なくとも近位端部分および遠位端部分を有する連続テープ部材を含む。これらの近位端部分および遠位端部分は、内部タブ部分と連結され、この内部タブ部分は第1の主面と、反対側の第2の主面とを有する。近位端部分および遠位端部分は、内部タブ部分の第1の主面と連結される。連続テープ部材は、上記内部タブ部分の付着防止手段を提供し、内部タブ部分の領域内に少なくとも1つの脆弱線を含む。
この脆弱線によって、閉鎖テープタブが使用可能となるよう中間部を破壊または開放することができる。あるいは、内部タブ部分の第1の主面が露出するように、中間部を閉鎖テープタブから除去することができる。このためには、2つの脆弱線を形成すると好都合となる場合がある。第1の脆弱線(たとえばミシン目)を近位端部分と中間部との間に形成することができ、第2の脆弱線は遠位端部分と中間部との間に形成することができる。したがって、付着防止手段は、近位端部分および遠位端部分と同じ要素から形成することができ、このような一体構造は、付着防止手段を除去できるように構成することができる。さらに、中間部は接着剤を有するべきではなく、このことは、たとえば、間の中間部に沿った間隙を有する近位端部分および遠位端部分のみに沿って接着剤をストリップコーティングすることによって実現される。脆弱線(ミシン目)の代わりに、近位端部分および遠位端部分ならびに中間部を形成する材料のシートを、内部タブ部分の第1の主面に十分接着しながら内部タブ部分から容易に除去可能(たとえば、低摩擦でスライド可能)となるように、幅全体にわたって切断することもできる。
本発明の別の態様によると、閉鎖テープタブは、近位端部分および遠位端部分を含み、これらは内部タブ部分によって連結される。内部タブ部分は、第1の主面と、反対側の第2の主面とを有し、近位端部分は内部タブ部分の第2の主面と連結され、それによって近位端部分は、内部タブ部分の少なくとも実質的な部分にわたって延在する。遠位端部分は、内部タブ部分の第1の主面と連結され、それによってその少なくとも一部は露出したままとなる。付着防止手段は、内部タブ部分の第1の主面の露出部分の少なくとも一部に提供される。好ましくは、付着防止手段は、内部タブ部分の露出部分の実質的全長にわたって延在する。この前後で使用されている「少なくとも実質的な部分にわたって」という表現は、近位端部分が、少なくとも内部タブ部分の第2の主面を越えて延在し、そのため近位端部分および内部タブ部分が互いに確実に固定することができることを意味する。
さらに、本発明によると(その種々の態様とは無関係に)、付着防止手段は付着防止紙、付着防止フィルム、カバーストリップ、またはライナーであってよい。あるいは、付着防止手段は付着防止コーティング、好ましくはケイ素コーティングであってもよい。閉鎖テープタブにある程度の伸長性を与えるために内部タブ部分が弾性材料を含むこともできる。この場合、国際公開第01/68025号パンフレットなどに記載されるように伸長を制限するためにフィルムまたは繊維材料を加えると好都合となる場合がある。あるいは、内部タブ部分に軟質不織材料などの非弾性材料を使用すると好都合となる場合がある。近位端部分および遠位端部分は、好ましくは不織材料で形成されるが、場合によってはフィルムテープが好都合となる場合もある。さらに、本発明の閉鎖テープタブは、メカニカルファスナー部品および/またはフィンガーリフトを遠位端部分上に含むことができる。
本発明のさらに別の態様によると、好ましくは安定なロールの形態である予備積層された閉鎖テープが提供され、これより前述の閉鎖テープタブを切り取ることができる。本発明の特に好都合な特徴は、付着防止手段を使用する閉鎖テープタブ構造のため、このロールは均等巻き(level−wound)することができ、そのためロール上への保管能力が顕著に増加することである。付着防止手段を使用しなければ、近位端部分および/または遠位端部分の上にもうけられた接着剤、および/または場合により使用される締結テープタブの剥離テープが、下に巻かれている締結テープの内部タブ部分の第1の表面に付着するため、これらのレベルワウンドロールはブロッキングが起こる。当然ながら閉鎖テープの遊星巻き(planetary winding)も可能である。
本発明のさらに別の態様は、閉鎖テープであって、吸収性物品用、特に使い捨ておむつ用の閉鎖テープタブを切り取ることができ、人体上に物品を締結するためにその閉鎖テープタブを使用することができる閉鎖テープの製造方法に関する。この方法は、閉鎖テープタブの、近位端部分を形成する第1のテープ区画と、閉鎖テープタブの遠位端部分を形成する第2のテープ区画とを構成するステップと、第1の主面および反対側の第2の主面を有する内部タブ部分によって第1のテープ区画と第2のテープ区画とを連結するステップであって、近位端部分および遠位端部分を内部タブ部分の第1の主面に連結し、それによって近位端部分および遠位端部分の対向する端部を互いに間隔を開けて配置する、ステップと、この間隔内の内部タブ部分の第1の主面の少なくとも一部に付着防止手段を配置するステップとを含む。
本発明の別の態様は、吸収性物品用、特に使い捨ておむつ用の、人体上に物品を締結するために使用可能な閉鎖テープタブを切り取ることができる閉鎖テープの製造方法であって、閉鎖テープタブの近位端部分を形成する第1のテープ区画と、閉鎖テープタブの遠位端部分を形成する第2のテープ区画とを少なくとも有する連続テープを用意するステップと、第1および第2のテープ区画に第1の主面および反対側の第2の主面を有する内部タブ部分を連結するステップとを含む方法に関する。近位端部分および遠位端部分は、内部タブ部分の第1の主面と連結される。この連続テープは、上記内部タブ部分の第1の主面上に付着防止手段を提供し、この連続テープには、内部タブ部分の領域内に少なくとも1つの脆弱線を有する。
後者の方法によると、連続テープ中に2つの脆弱線を形成すると好ましい場合がある。第1の脆弱線を近位端部分と中間部との間に形成することができ、第2の脆弱線を遠位端部分と中間部との間に形成することができる。これらの脆弱線はミシン目、スリットなどの形態で形成することができる。この構造を有することで、中間部を内部タブ部分から除去することができる。しかし、脆弱線を破壊または開放すれば、内部タブ部分の好ましい弾性機能を実現できるので、閉鎖テープタブを機能させるためには一般に1つの脆弱線で十分である。この構造の別の利点は、廃棄物を除去または廃棄する必要がないことである。
本発明のさらに別の態様によると、吸収性物品用、特に使い捨ておむつ用の、人体上に物品を締結するための閉鎖テープタブの製造方法が提供される。この方法は、閉鎖テープタブの、近位テープ部分を形成する第1のテープ区画と、閉鎖テープタブの遠位端部分を形成する第2のテープ区画とを提供するステップと、第1のテープ区画と第2のテープ区画とを第1の主面および反対側の第2の主面を有する内部タブ部分によって連結するステップであって、近位端部分を内部タブ部分の第2の主面に連結することで近位端部分を内部タブ部分の少なくとも実質的な部分にわたって延在させ、遠位端部分を内部タブ部分の第1の主面に連結することでその少なくとも一部を露出したままとする、ステップと、第1の主面の露出部分の少なくとも一部に付着防止手段を配置するステップとを含む。
上記すべての閉鎖テープタブ製造方法によると、内部タブ部分と近位端部分および遠位端部分との間の連結は、好ましくは超音波溶接、冷間接合、または熱圧着、または接着接合によって行われる。さらに、上述の連結ステップの後に、コーティング、好ましくはケイ素コーティングの形態の付着防止手段を提供することが好ましい。あるいは、付着防止手段は、付着防止紙、付着防止フィルム、カバーストリップ、ライナーなどの形態で提供することができる。
すでに前述したように、本発明の閉鎖テープタブは取り扱いが容易であり、わずか数個の要素および製造ステップを含み、安定なロール形態で保管することができるので、本発明は製造の観点から特に好都合である。本発明の閉鎖テープタブの特に好都合な点は、ロールに均等巻きすることができ、従来の遊星巻きロールよりもはるかに多くの閉鎖テープを保管することができることである。本発明の閉鎖テープタブの薄い構造のためこの保管能力がさらに高められる。
以下に、本発明の好ましい実施態様を、図面と関連させて説明する。
閉鎖テープタブ2の第1の実施態様を図1に示している。閉鎖テープタブ2は、使い捨ておむつに特に有用であり、近位端部分4で連結することができる。典型的には、閉鎖テープタブ2は、近位端部分4の下側の表面上に配置された接着剤6によっておむつに固定される。接着剤6は、好ましくは、近位端部分4の実質的に長さ全体に沿って延在する接着剤層の形態で提供され、この接着剤層は連続の場合も不連続の場合もある。さらに、接着剤層6は、あるパターンの形態で近位端部分4の下側の表面上に付与することができる。
閉鎖テープタブ2は、近位端部分4の反対側に遠位端部分8をさらに含む。遠位端部分8は、閉鎖テープタブ2締結部分を構成している。このため、遠位端部分8は、感圧接着剤層、または図1に示されるようなメカニカルファスナー要素10などの適切な締結手段を含む。好ましくは、メカニカルファスナー要素10は、おむつ取り付け領域上に提供されるループ材料とかみ合うように構成された直立フックを有するストリップの形態で提供される。場合により、遠位端部分8は、締結手段10と隣接して、閉鎖テープタブ2をつかんで開放できるようにするためのフィンガーリフト12を含む。メカニカルファスナー要素10およびフィンガーリフト12は、好ましくは接着剤層14によって遠位端部分8に連結される。接着剤層14は、遠位端部分8の下側の表面上に提供され、好ましくはその長さ全体に沿って延在する。近位端部分4上の接着剤層6の場合と同様に、遠位端部分8の接着剤層14も連続の場合も不連続の場合もあり、あるパターンの形態で提供することができる。
近位端部分4および遠位端部分8は、上側の第1の主面18と下側の第2の主面20とを有する内部タブ部分16によって連結される。図1に見ることができるように、近位端部分および遠位端部分4、8は、内部タブ部分16の第1の主面18で連結され、これによって近位端部分および遠位端部分4、8の対向する端部22および24はそれぞれ互いに間隔を開けて配置される。
近位端部分および遠位端部分4、8は典型的には非弾性材料、たとえば、不織材料でできており、内部タブ部分16は好ましくはある程度弾性を有する。たとえば、内部タブ部分は、弾性材料と、弾性材料の伸長性を制限する非弾性材料とを含む積層体として提供することができる。
さらに、図1に示される実施態様の閉鎖テープタブ2は、カバーストリップ(たとえば、ライナー、付着防止紙、付着防止フィルム)の形態の付着防止手段26を含む。図1に示されるカバーストリップ26は、内部タブ部分16の第1の主面18上に提供され、近位端部分および遠位端部分4、8のそれぞれの対向する端部22および24の間の間隔を実質的に覆う。好ましくは、カバーストリップ26の上面28、すなわち内部タブ部分16とは反対側の表面は、ケイ素コーティングの形態で提供することができる低接着バックサイズコーティング(LAB)を含む。近位端部分および遠位端部分4、8の上側の表面、すなわちそれぞれ接着剤層6、14とは反対側の表面も、典型的にはケイ素コーティングの形態であるLABでコーティングすることが好ましい。
さらに、図15と関連して示される実施態様で示されてより詳細に説明されるように、近位端部分および遠位端部分4、8の対向する端部22および24の間の間隔内に付着防止手段26を提供するだけでなく、これらの端部22、24を越えて付着防止手段26が延在すると好都合である場合もある。
任意に、本発明の閉鎖テープタブ2は、図1に示されるように、近位端部分4に取り付けられた剥離テープ30を含む。あるいは、剥離テープ30は、内部タブ部分16に取り付けることもできる(図16参照)。剥離テープ30は、典型的には、一方の表面上に接着剤層34がコーティングされたバッキング32を含む。一般に、剥離テープ30は、剥離テープ30の比較的短い部分36に沿って、内部タブ部分16の近位端と比較的近い近位端部分4に取り付けられる。剥離テープの残りのより長い部分38は、部分36および内部タブ部分16の上に折り返されることで、図1に示されるように接着剤層34が露出する。剥離テープ30は閉鎖テープタブ2のおむつへの固定を補助し、この場合、接着剤層6が、おむつの一方の表面、たとえば外面に取り付けられ、剥離テープ30の部分38はおむつの反対側、たとえばおむつの内面上に折り重ねられ、それによっていわゆるY字型接合が形成される。
本発明の閉鎖テープタブ2は、典型的には、横方向に閉鎖テープタブ2を切り取ることができる閉鎖テープの形態で提供される。閉鎖テープ自体は、保管目的のためロール形態に巻き取ることができる。本発明の特に好都合な点は、閉鎖テープタブ2が、均等巻きされた安定なロールの形態の予備積層された閉鎖テープとして提供することができ、これより閉鎖テープタブ2を切り取ることができることである。均等巻きは、ロール形態で多量のテープ材料を保管するのに好都合な方法である。巻き取る場合に内部タブ部分16の第1の主面18と接着剤が接触する危険性がなくなるため、付着防止手段26は、均等巻きが可能であり、比較的短い剥離テープを使用することができる。付着防止手段26は、閉鎖テープタブ2を切り取る前に本発明の閉鎖テープから除去することができる。言い換えると、図1の実施態様において提供されているカバーストリップ26の形態の付着防止手段は、閉鎖テープを個別の閉鎖テープタブに切り分ける前に下にある内部タブ部分16から剥離することができる。この場合、図1は、テープタブに切り分ける前の閉鎖テープの断面図であると見なすことができる。
図2は、本発明の別の実施態様の閉鎖テープタブ2を示している。この閉鎖テープタブは、図1に示される実施態様の閉鎖テープタブと実質的に同一であり、相違点は、近位端部分および遠位端部分4、8のそれぞれの対向する端部22、24の間の間隔内で、内部タブ部分16の第1の主面18の一部のみに延在するカバーストリップ26が付着防止手段として提供されていることである。より正確には、カバーストリップ26は、近位端部分4の端部22と隣接する間隔内から、対向する遠位端部分8の端部24に向かって延在している。しかし、図1に示す実施態様のように間隔全体を実質的に覆っているのではない。好ましくは、カバーストリップ26は、少なくとも、近位端部分4の端部22から、剥離テープ30のより長い部分38が内部タブ部分16の第2の表面20上に延在するまでの、第1の主面18に沿った間隔内に延在する。カバーストリップ26は、巻き取るときに剥離テープ30の露出した接着剤34と接触しうる内部タブ部分16の部分を少なくとも覆うので、この閉鎖テープ構造は閉鎖テープタブの遊星巻きに特に有用である。近位端部分4の上側の表面も、典型的には、ケイ素コーティングの形態のLABでコーティングされる。LABコーティングは、遠位端部分8の上側の表面上に適用することもできる。
遊星巻きロールの場合、上または下から巻き取る場合に、カバーストリップ26は、内部タブ部分16の第1の主面18上に形成される間隔内に適用することができる。言い換えると、巻き取ることでカバーストリップ26がロールが次に巻かれる前の間隔内に配置されるように、カバーストリップ26は、この間隔内、またはテープの反対側(たとえば、剥離テープ30上)のいずれかに直接提供することができる。
本発明の別の実施態様の閉鎖テープタブを図3に示している。この実施態様の閉鎖テープタブ2は、近位端部分4および遠位端部分8も含み、これらにはそれぞれ接着剤層6および14がコーティングされている。近位端部分4および遠位端部分8は、内部タブ部分16によって連結されている。この実施態様によると、近位端部分4が内部タブ部分16の少なくとも実質的な部分にわたって延在するように、近位端部分4が内部タブ部分16の第2の主面20と連結されている。より好ましくは、近位端部分4の遠位端22が内部タブ部分16を越えて延在するように、内部タブ部分16が近位端部分4に取り付けられる。内部タブ部分16の近位端部分4への取り付けは、この実施態様によると、その近位端40において行われる。この接合は、参照番号42で概略的に示されている。好ましくは、内部タブ部分16と近位端部分4との間の連結は超音波溶接によって行われるが、冷間接合または熱圧着、あるいは接着接合を実施することもできる。閉鎖テープタブ2の近位端部分4上への内部タブ部分16の連結が、内部タブ部分16の近位端40のみで行われ、近位端部分4が内部タブ部分16に沿ってさらに延在することは、近位端部分4が剥離テープとしても機能できるという利点を有する。したがって、閉鎖テープタブ2をおむつに取り付けるため、おむつ端部分の縁端部が、近位端部分4と内部タブ部分16との間の連結部42付近に位置するように、近位端部分4がおむつ端部分の一方の表面に取り付けられる。近位端部分4の残りの(先端)部分は、おむつ端部分の反対側の表面に折り返されてY字型接合が形成される。
図3に示される実施態様の閉鎖テープタブ2の遠位端部分8は、内部タブ部分16の少なくとも一部が露出したまま残るように内部タブ部分16の第1の主面18に取り付けられる。遠位端部分8と内部タブ部分16との間の取り付けは、たとえば、超音波溶接、冷間接合または熱圧着、接着接合などによって行うことができる。図3中、この接合は超音波接合として参照番号44で示されている。他の実施態様と同様に、遠位端部分8の下側の表面上にメカニカルファスナー要素10が提供される。
さらに、図3に示される実施態様の閉鎖テープタブ2は、内部タブ部分16の第1の主面18の露出部分の少なくとも一部の上に提供された付着防止手段26を含む。図3において、付着防止手段26は、内部タブ部分16の露出面全体を実質的に覆っている。付着防止手段26は、ある幅に沿ってのみ提供することもできる。たとえば、近位端部分4の遠位端22が、内部タブ部分16の第1の主面18の露出部分の下にある場合、近位端部分4が延在する範囲のみに付着防止手段26を提供すれば十分である。しかし、この場合は閉鎖テープは遊星巻きのみが可能となる。均等巻きが行われる場合は、内部タブ部分16の第1の表面18の露出部分全体を付着防止手段26で覆うことが好ましい。
この実施態様によると、さらなる加工中に位置を維持するために、付着防止手段26を内部タブ部分16に一時的に固定することが好ましい。たとえば、カバーストリップが付着防止手段として機能する場合、超音波接合、接着、ワックスの適用、ヒートプレス、またはその他のあらゆる好適な接合手段によって、カバーストリップ26を内部タブ部分16に接合することができる。付着防止手段26の内部タブ部分16への一時的な固定は、本発明の他の実施態様においても好都合となる場合がある。
図4〜図6は、予備積層された閉鎖テープとして提供された閉鎖テープタブを均等巻きできる方法を示している。図4〜図6に示される閉鎖テープは、図1に示される閉鎖テープタブ2の実施態様に対応しているが、剥離テープ30は有さない。さらに図4において、近位端部分4と内部タブ部分16との間の連結、および遠位端部分8と内部タブ部分16との間の連結は、超音波接合によって覆われており、破線によって示されている。熱接合、接着接合を行うこともできる。
図4には、付着防止手段26を有さないテープタブが示されており、すなわち、この形態では、実際に閉鎖テープタブをおむつに適用することができる。図5には、近位端部分および遠位端部分4、8の互いに反対側の端部22および24の間の間隔を実質的に完全に覆う付着防止手段26を有する閉鎖テープタブ2が示されている。付着防止手段26はカバーストリップ、付着防止紙、付着防止フィルム、またはライナーの形態で提供することができる。あるいは、付着防止手段26は付着防止コーティング、好ましくはケイ素コーティングの形態で提供することもできる。このような付着防止コーティングは本発明のいずれの実施態様においても使用することができる。
図6には、ロールを作製するために均等巻きが行われる場合に、本発明による予備積層された閉鎖テープの種々の層を配列する方法が概略的に示されている。図6に見ることができるように、予備積層された閉鎖テープを均等巻きする場合、図6には5層で示されている種々の層または巻き部分は、順に重ねて配列されている。図6に示される4番の巻き部分において、付着防止手段26が存在しない場合には、最上部の5番の巻き部分の接着剤層6が、4番の巻き部分の内部タブ部分16と接触する領域が括弧で示されている。したがって、付着防止手段26によって、本発明の閉鎖テープタブの均等巻きの実施が可能となる。
図7〜図9は、図4〜図6に示されているものと類似の巻き部分の配列を示しており、予備積層された閉鎖テープに剥離テープ30が提供されている。また、この場合では、予備積層された閉鎖テープを均等巻きするとき、付着防止手段26が存在しない場合には、剥離テープ30の接着剤層34が内部タブ部分16と接触することが分かる。本発明による予備積層された閉鎖テープの典型的なレベルワウンドロールの種々の層または巻き部分が図9に示されている。4番の巻き部分の括弧により、付着防止手段26が存在しない場合に、閉鎖テープの5番の巻き部分の剥離テープ30の接着剤層34が、本発明の閉鎖テープの下にある4番の巻き部分の内部タブ部分16とどのように接触するかを見ることができる。
図10は、本発明の予備積層された閉鎖テープの均等巻き(レベルワウンド)ロールの上面図である。このロールは直径Dおよび幅Wを有する。予備積層された閉鎖テープは、閉鎖テープの移動方向に対して横向きまたは横方向にロールを移動させることで均等巻きされる。ロールを前後に振動させることで、予備積層された閉鎖テープの均等巻きロールが得られ、ロールの幅に沿った隣接する巻き部分は部分的に重なる。したがって、図10中の矢印46で示される閉鎖テープの一部のみを、この上面図で見ることができる。ロールをその軸方向で移動させる代わりに、すなわち、閉鎖テープの動きに対して横方向に移動させる代わりに、固定されたロールと、振動するテープ供給機構とを使用することも可能である。
図10に見ることができるように、本発明の予備積層された閉鎖テープは、角度α1の第1の方向で幅全体にわたってロール上に巻き取られ、図10中にこの巻き部分の一部を見ることができ、括弧48で示されている。この巻き部分がロールの縁端部に到達すると、ロールの振動方向が変化するか、供給機構の移動方向が変化するかによって、角度α2で連続した巻き部分としてテープがロール上に巻き取られる。図10中、この巻き部分が括弧50で示されている。
括弧48および50の間に、本発明の予備積層された閉鎖テープが示されている。図に見ることができるように、予備積層された閉鎖テープは、閉鎖テープタブ2の長さとなる幅52を有し、これは、一般に30〜200mmの間の範囲、好ましくは50〜120mmの間の範囲であり、最も好ましくは60〜80mmの間の範囲である。近位端部分4の長さ54は、典型的には15〜80mmの間の範囲であり、好ましくは20〜60mmの間の範囲であり、より好ましくは25〜40mmの間の範囲である。遠位端部分8の長さ56は、典型的には10〜70mmの間の範囲であり、好ましくは15〜50mmの間の範囲であり、より好ましくは17〜30mmの間の範囲である。近位端部分および遠位端部分の対向する端部22および24の間の間隔の長さ58は、典型的には5〜50mmの間の範囲であり、好ましくは5〜40mmの間の範囲であり、より好ましくは5〜20mmの間の範囲である。
図11Aにおいて、本発明の閉鎖テープタブ2をおむつの端部分60に取り付けることができる方法が示されている。この閉鎖テープタブ2は、図1および図2に示される実施態様に対応しているが、剥離テープ30は使用されていない。ロールから巻き出される予備積層された閉鎖テープから閉鎖テープタブ2を切り取る前に、付着防止手段として機能するカバーストリップ26を吸引などによって除去することができる。予備積層された閉鎖テープがロール上に均等巻きされている場合、2つのロッドを通過するようにウェブを移動させ、それによってウェブの方向を90°変えることなどによって、巻き出し中に均等巻きロールから送り出されて振動する積層体を安定化させることが好ましい。これらのロッドを通過した後、ウェブは元の構造に戻る。さらに、閉鎖テープを安定化させた後、カバーストリップ26は、たとえば、ベンチュリ(Venturi)ノズル、滑り駆動輪、またはテープ積層体からライナーを除去するための他のあらゆる好適な手段によって除去することができる。たとえば、鋭い縁端部などの上にテープを案内することができる。付着防止コーティングの形態で付着防止手段が提供される場合、これを内部タブ部分16の第1の主面18の上に維持することができ、これによってカバーストリップを除去する追加のステップを回避することができる。
図11Aおよび図11Bに見ることができるように、接着剤層6によって近位端部分4がおむつの端部分60に取り付けられる。近位端部分4をおむつの端部分60に連結するために他のあらゆる好適な手段を使用することができ、たとえば超音波接合、冷間接合または熱圧着、あるいは接着接合などを使用することができ。近位端部分4をおむつに取り付けた後、突出部分をおむつの内側に折り曲げて、閉鎖テープタブ2の遠位端部分8の締結手段10が端部分60から突出しないようにする。好ましくは、この構造において遠位端部分8を固定するために垂れ下がり防止手段が提供される。たとえば、図11Bに示される構造において遠位端部分8を一時的に取り付けるために締結手段10を使用することができる。おむつを使用するときには、フィンガーリフト12によって閉鎖テープタブを開き、図11Aの構造に折り返すことで、おむつを人に締結することができる。
図12Aおよび図12Bにおいて、本発明の閉鎖テープタブ2のおむつへの取り付けが示されており、ここでは剥離テープ30が使用されている。したがって、図12Aおよび図12Bに示される閉鎖テープタブ2は図1および図2に対応している。この実施態様によると、近位端部分4の接着剤層6と、剥離テープ30の接着剤層34とによって閉鎖テープタブ2がおむつの端部分60に取り付けられる。最初に、図11Aおよび図11Bと関連して前述したようにカバーストリップ26を除去することができる。次に、接着剤層6によって近位端部分4をおむつの外面に取り付け、剥離テープ30の長い脚部38を、おむつの端部分60の内面上に折り返し、接着剤層34によってその場所に接着する。次に、閉鎖テープタブ2の突出部分を、おむつの内側に折り返し、好ましくは垂れ下がり防止機構によって図12Bに示される構造で固定する。あるいは、垂れ下がり防止手段によってテープタブの遠位端が剥離テープにあらかじめ連結され、それによって、テープタブ2の突出部分を剥離テープ30と同時におむつの内側に折り返すことができる。
図13Aおよび図13Bにおいて、図3に示される実施態様の閉鎖テープタブ2をおむつの端部分60に適用することができる方法が示されている。カバーストリップ26を除去した後、近位端部分4の接着剤層6によって閉鎖テープタブ2がおむつの端部分60に取り付けられる。しかし、この実施態様によると、近位端部分4の一部のみがおむつの端部分60の外面に取り付けられ、残りの突出する近位端部分4は端部分60の周囲で折り曲げられ、図13Bに示されるY字型接合が形成される。閉鎖テープタブ積層体2の突出部分、すなわち、内部タブ部分16および遠位端部分8はおむつの内側に折り返され、好ましくは垂れ下がり防止機構によってこの構造に固定される。
図14において、内部タブ部分16の第1の主面18に剥離コーティングを行うコーティング方法の概略図が示されている。図14に見ることができるように、後に近位端部分4と、遠位端部分8と、近位端部分および遠位端部分4、8を連結する閉鎖テープタブの内部タブ部分16とを形成する区画を含む閉鎖テープが、「パンケーキロール」、すなわち遊星巻きしたロールの上に巻き取られる。このパンケーキロールから、閉鎖テープが巻き出され、剥離コーティングステーションに供給されて、ここで、近位端部分および遠位端部分4、8のそれぞれの対向する端部22および24の間の間隔内で内部タブ部分16の第1の主面18の少なくとも一部に、付着防止手段として機能する低接着性バックサイズコーティングの形態の剥離コーティングが提供される。図14に概略的に示されるように、典型的には、この間隔が剥離コーティングで完全にコーティングされ、さらにより好ましくは近位端部分および遠位端部分4、8のそれぞれの端部22および24にわたって剥離コーティングが適用される。場合により、閉鎖テープ上の剥離コーティングを硬化させるために硬化ステーション(たとえば、UVチャンバー)が用意される。硬化後、予備積層された閉鎖テープが、好ましくは均等巻き方法によって、ロール上に巻き取られる。図14の概略図において、閉鎖テープは概略的にのみ示されている。前述され、さらに以下にも記載されるように、パンケーキロール上に提供された閉鎖テープは、締結手段、フィンガーリフトなどの要素をさらに含むことができる。
図15には、本発明のこの実施態様による閉鎖テープタブ2がより詳細に示されている。またこの実施態様においては、閉鎖テープタブ2が、近位端部分4および遠位端部分8を含み、これらは内部タブ部分16によって連結されている。別の実施態様と同様に、内部タブ部分16は橋を形成し、好ましくは、より快適な閉鎖テープタブが得られるようにするため弾性の橋を形成する。さらに、この実施態様によると、閉鎖テープタブ2をおむつに取り付けるために剥離テープを使用することができる。近位端部分4および内部タブ部分16、ならびに遠位端部分8および内部タブ部分16は、超音波接合、または同等の熱接合などによって連結され、これらは破線で概略的に示されている。この実施態様の閉鎖テープタブ2によると、付着防止手段を形成する剥離コーティング26が、内部タブ部分16の露出した第1の主面18の上と、近位端部分および遠位端部分のそれぞれの対向する端部22および24の上とに適用される。この構造は、超音波で損傷または破壊する可能性のある、近位端部分および遠位端部分4、8のそれぞれの領域の上に剥離コーティングが適用されるというさらなる利点を有する。このことは、近位端部分および遠位端部分に不織材料が使用される場合に特に好都合となりうる。典型的には、超音波接合は、近位端部分および遠位端部分4、8に適用されたLABコーティングの一部を破壊し、それによってこれらの部分の剥離特性に影響が生じる。これらの損傷の可能性のある接合領域に剥離コーティングを上塗りすることで、適切な剥離特性が確保される。このコーティング方法は、たとえば、グラビア型コーティング方法、高性能多重ロールコーター、または吹き付け塗装装置によって行うことができる。
図16aは、本発明の別の実施態様の閉鎖テープタブ2を示している。この実施態様は、図1に示される実施態様に類似しており、近位端部分4と、遠位端部分8と、内部タブ部分16と、場合により剥離テープ30とを含む。この閉鎖テープタブ2は付着防止手段をさらに含む。この実施態様によると、付着防止手段は、近位端部分4と遠位端部分8とを連結する中間部26として提供される。中間部26は、近位端部分および遠位端部分4、8と連続したテープ部材(すなわち一体である)として形成され、内部タブ部分16の第1の主面18を露出するために閉鎖テープタブ2から除去可能である。言い換えると、近位端部分4と、中間部26と、遠位端部分8とは、材料の1つのストリップでできており、これに内部タブ部分16が取り付けられて中間部26が連結される。閉鎖テープタブ2から中間部26を除去しやすくするために、近位端部分4の端部22と中間部26との間に脆弱線62が形成され、中間部26と端遠位端部分8の部24との間にもう1つの脆弱線64が形成される。たとえば、脆弱線62、64は、ミシン目、スリットなどとして提供することができる。
この実施態様は、近位端部分および遠位端部分、ならびに付着防止手段に別々の要素を供給する必要がなく、脆弱線が形成された一体となった材料の1つのストリップを使用するので、製造の観点から特に好都合である。さらに、複数の要素を有する場合よりも、材料の一体となったストリップの方がLABコーティングをより容易に実施することができる。
図16aに示される閉鎖テープタブ2において、内部タブ部分16の近位端に剥離タブ30が取り付けられる。しかし、この機能は、他の実施態様で説明したものと同様である。
さらに、図16aに示される実施態様において、締結テープタブ2、特に内部タブ部分16の第2の主面20に剥離テープ30を固定するために垂れ下がり防止手段66が提供されている。垂れ下がり防止手段66は、たとえば、内部タブ部分16と剥離テープ30との間に連続的または点在してコーティングされるホットメルト接着剤またはワックスの形態で提供される。このホットメルト接着剤またはワックスは、たとえば、ストリップコーティング、吹きつけ塗装、スポットコーティング、ラインコーティングなどによって適用することができる。図16aのみに示されているが、この垂れ下がり防止手段66は、剥離テープを含む本発明のいずれの実施態様においても提供することができる。
図16aと類似の実施態様を図16bに示している。この実施態様によると、閉鎖テープタブ2は、近位端部分4と遠位端部分8とを形成する連続テープ部材を含む。内部タブ部分16の領域において、この連続テープ部材は、付着防止手段として機能し、そのためテープを巻き取ってロールにすることができる。連続テープ部材には、直線または正弦曲線であってよいミシン目などの所定の脆弱線または破断線68が形成される。
テープが巻き出されて、おむつなどに取り付けられる個別の閉鎖テープタブに切断されると、所定の脆弱線68は使用者が破断しまたは開くことができる。この状態で、閉鎖テープタブ2は、内部タブ部分16のみによって連結された近位端部分および遠位端部分4、8を有する。この構造の利点の1つは、廃棄物が発生しないので、製造者に好都合であることである。
本発明の別の実施態様の閉鎖テープタブ2を図17に示している。この実施態様は、図3に示される実施態様にほぼ基づいたものである。しかし、この実施態様においては、遠位端部分8と付着防止手段26とが、図16に関して前述したような一体要素として形成されている。内部タブ部分16の第1の主面18を露出させるために、付着防止手段26を遠位端部分8から分離することができる。このために、付着防止手段26の遠位端と、遠位端部分8の近位端24との間に脆弱線68(たとえばミシン目)を提供することができる。
図17に見ることができるように、閉鎖テープタブ2の遠位端部分8の下にのみ接着剤層14が提供されている。これは、たとえば、一体要素8、26の下側の面上に接着剤をストリップコーティングすることによって実現することができる。
本発明の別の実施態様の閉鎖テープタブ2を図18に示している。この実施態様は、遠位端部分8と付着防止手段26との一体要素を含む点で図17の実施態様とほぼ同様である。しかし、この実施態様においては、遠位端部分8の下側の面上には接着剤が提供されていない。この実施態様によると、接着剤層14がメカニカルファスナー要素10の上に提供されている。この利点は、遠位端部分8の下側の表面が接着剤を有さないのでストリップコーティング方法およびフィンガーリフト12が不要となることである。
Claims (28)
- 吸収性物品用、特に使い捨ておむつ用の、人体上に前記物品を締結するための閉鎖テープタブであって、第1の主面および反対側の第2の主面を有する内部タブ部分によって連結される近位端部分および遠位端部分を含み、前記近位端部分および前記遠位端部分の対向する端部が互いに間隔を開けて配置されるように、前記近位端部分および前記遠位端部分が前記内部タブ部分の前記第1の主面と連結され、前記間隔内において、前記内部タブ部分の前記第1の主面の少なくとも一部に付着防止手段が配置される閉鎖テープタブ。
- 前記間隔内において、前記付着防止手段が、少なくとも前記近位端部分の前記端部付近から、対向する前記遠位端部分の前記端部に向けて延在する請求項1に記載の閉鎖テープタブ。
- 前記付着防止手段が、前記近位端部分および前記遠位端部分の少なくとも一方の少なくとも部分的にわたって延在する請求項1に記載の閉鎖テープタブ。
- 前記付着防止手段が、少なくとも前記近位端部分および遠位端部分の少なくとも一方を越えて前記内部タブ部分まで延在する請求項3に記載の閉鎖テープタブ。
- 前記近位端部分または前記内部タブ部分の前記第2の主面に取り付けられた剥離テープをさらに含み、前記剥離テープが、前記内部タブ部分の前記第2の主面に少なくとも部分的に沿って延在する請求項1に記載の閉鎖テープタブ。
- 少なくとも、前記剥離テープが前記第2の主面上に延在する範囲で、前記第1の主面に沿った前記間隔内に前記接着防止手段が延在する請求項5に記載の閉鎖テープタブ。
- 前記付着防止手段が前記間隔を実質的に覆う請求項1に記載の閉鎖テープタブ。
- 吸収性物品用、特に使い捨ておむつ用の、人体上に前記物品を締結するための閉鎖テープタブであって、少なくとも近位端部分および遠位端部分を有する連続テープ部材を含み、前記近位端部分および前記遠位端部分は第1の主面および反対側の第2の主面を有する内部タブ部分に連結され、前記近位端部分および前記遠位端部分が前記内部タブ部分の前記第1の主面と連結され、前記連続テープ部材は、前記内部タブ部分のための付着防止手段を構成し、前記内部タブ部分の領域内に少なくとも1つの脆弱線を含む閉鎖テープタブ。
- 2つの脆弱線を含み、第1の脆弱線が前記近位端部分と中間部との間に形成され、第2の脆弱線が前記遠位端部分と前記中間部との間に形成される請求項8に記載の閉鎖テープタブ。
- 吸収性物品用、特に使い捨ておむつ用の、人体上に前記物品を締結するための閉鎖テープタブであって、第1の主面および反対側の第2の主面を有する内部タブ部分によって連結される近位端部分および遠位端部分を含み、前記近位端部分が前記内部タブ部分の少なくとも実質的な部分にわたって延在するように、前記近位端部分が前記内部タブ部分の前記第2の主面と連結され、前記遠位端部分がその少なくとも一部が露出したままとなるように前記内部タブ部分の前記第1の主面に連結され、前記内部タブ部分の前記第1の主面の前記露出部分の少なくとも一部に付着防止手段が配置される閉鎖テープタブ。
- 前記付着防止手段が、前記内部タブ部分の前記露出部分の実質的全長にわたって延在する請求項10に記載の閉鎖テープタブ。
- 前記付着防止手段が付着防止紙、付着防止フィルム、カバーストリップ、またはライナーである請求項1に記載の閉鎖テープタブ。
- 前記付着防止手段が付着防止コーティング、好ましくはケイ素コーティングである請求項1に記載の閉鎖テープタブ。
- 前記内部タブ部分が弾性材料、弾性不織複合材料、または軟質不織複合材料を含む請求項1に記載の閉鎖テープタブ。
- 前記近位端部分、前記遠位端部分および前記中間部のうち少なくとも前記近位端部分および前記遠位端部分が不織材料で構成される請求項1に記載の閉鎖テープタブ。
- 接着剤、メカニカルファスナー部品およびフィンガーリフトのうち少なくとも1つが前記遠位端部分の上に配置される請求項1に記載の閉鎖テープタブ。
- 前記付着防止手段が、前記遠位端部分と一体的に構成されるとともに、前記内部タブ部分の第1の主面を露出させるために前記閉鎖テープタブから除去することができる請求項10に記載の閉鎖テープタブ。
- 前記付着防止手段の遠位端と前記遠位端部分の近位端との間に脆弱線が提供される請求項17に記載の閉鎖テープタブ。
- 請求項1に記載の閉鎖テープタブを切り取ることが可能な、好ましくは安定なロールの形態である予備積層された閉鎖テープ。
- 前記ロールが均等巻きされているロールの形態の請求項19に記載の閉鎖テープタブ。
- 吸収性物品用、特に使い捨ておむつ用の、前記物品を人体上に締結するための閉鎖テープタブを切り取ることができる閉鎖テープを製造する方法であって、
前記閉鎖テープタブの、近位端部分を形成する第1のテープ区画と、遠位端部分を形成する第2のテープ区画とを構成するステップと、
第1の主面および反対側の第2の主面を有する内部タブ部分によって前記第1および第2のテープ区画を連結するステップであって、前記近位端部分および前記遠位端部分の対向する端部が互いに間隔を開けて配置されるように、前記近位端部分および前記遠位端部分を前記内部タブ部分の前記第1の主面に連結するステップと、
前記間隔内において、前記内部タブ部分の前記第1の主面の少なくとも一部に付着防止手段を配置するステップと、を含む方法。 - 吸収性物品用、特に使い捨ておむつ用の、前記物品を人体上に締結するための閉鎖テープタブを切り取ることができる閉鎖テープを製造する方法であって、
前記閉鎖テープタブの、近位端部分を形成する第1のテープ区画と、遠位端部分を形成する第2のテープ区画とを少なくとも有する連続テープを用意するステップと、
前記第1および第2のテープ区画に第1の主面および反対側の第2の主面を有する内部タブ部分を連結するステップであって、前記近位端部分および前記遠位端部分を前記内部タブ部分の前記第1の主面に連結するステップと、を含み、
前記連続テープは、前記内部タブ部分のための付着防止手段を構成するとともに、前記内部タブ部分の領域内に少なくとも1つの脆弱線を有する、方法。 - 2つの脆弱線を含み、第1の脆弱線が前記近位端部分と中間部との間に形成され、第2の脆弱線が前記遠位端部分と前記中間部との間に形成される請求項22に記載の方法。
- 吸収性物品用、特に使い捨ておむつ用の、前記物品を人体上に締結するための閉鎖テープタブを切り取ることができる閉鎖テープを製造する方法であって、
前記閉鎖テープタブの、近位端部分を形成する第1のテープ区画と、遠位端部分を形成する第2のテープ区画とを構成するステップと、
第1の主面および反対側の第2の主面を有する内部タブ部分によって前記第1および第2のテープ区画を連結するステップであって、前記近位端部分が前記内部タブ部分の少なくとも実質的な部分にわたって延在するように、前記近位端部分を前記内部タブ部分の前記第2の主面に連結し、前記遠位端部分を、その少なくとも一部が露出したままとなるように前記内部タブ部分の前記第1の主面に連結するステップと、
前記第1の主面の前記露出部分の少なくとも一部に付着防止手段を提供するステップと、を含む方法。 - 前記内部タブ部分と前記近位端部分および前記遠位端部分との連結が、超音波溶接、冷間接合、熱圧着もしくは接着接合、または溶接方法と接合方法とのあらゆる組み合わせによって行われる請求項21に記載の方法。
- 溶接後、前記付着防止手段がコーティング、好ましくはケイ素コーティングの形態で提供される請求項25に記載の方法。
- 前記付着防止手段が付着防止紙、付着防止フィルム、カバーストリップ、またはライナーの形態で提供される請求項21に記載の方法。
- 前記遠位端部分と前記付着防止手段とが一体要素として構成され、前記付着防止手段が前記遠位端部分から除去可能である請求項24に記載の方法。
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