JP2001320584A - 画像処理装置及び画像形成装置 - Google Patents

画像処理装置及び画像形成装置

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JP2001320584A
JP2001320584A JP2000134123A JP2000134123A JP2001320584A JP 2001320584 A JP2001320584 A JP 2001320584A JP 2000134123 A JP2000134123 A JP 2000134123A JP 2000134123 A JP2000134123 A JP 2000134123A JP 2001320584 A JP2001320584 A JP 2001320584A
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Hiroaki Fukuda
拓章 福田
Yuji Takahashi
祐二 高橋
Hiroyuki Kawamoto
啓之 川本
Rie Ishii
理恵 石井
Hideto Miyazaki
秀人 宮崎
Shinya Miyazaki
慎也 宮崎
杉高 ▲おて▼木
Sugiko Otegi
Koji Tone
剛治 刀根
Fumio Yoshizawa
史男 吉澤
Yoshiyuki Namitsuka
義幸 波塚
Yasuyuki Nomizu
泰之 野水
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/409Edge or detail enhancement; Noise or error suppression
    • H04N1/4095Correction of errors due to scanning a two-sided document, i.e. show-through correction

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Abstract

(57)【要約】 【課題】通常の読み取りと同等品質で裏うつりの無い画
像を形成する。 【解決手段】画像プロセッサ4の裏うつり補正処理部4
4は出力する画像データのエッジを抽出して表面の画像
と裏うつり画像を切り分け、抽出したエッジを平滑化し
て文字部分や網点部分を切り分ける。切り分けた文字部
分や網点部分と地肌部分を異なるγ特性で濃度補正を行
ない裏うつり画像を消去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】この発明は、例えばディジタル複写機や複
写機とファクシミリとプリンタやスキャナを有するディ
ジタル複合機等の画像処理装置及び画像形成装置、特に
原稿の表面と裏面の画像データを同時に処理して裏うつ
りを抑制することに関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば特開平9−186836号公報に
示されているように、ディジタル複写機は読み取った原
稿の画像をディジタル画像信号に変換し、このディジタ
ル画像信号を出力可能な画像信号に変換してフレームメ
モリに格納し、出力時にフレームメモリに格納された画
像信号をプリンタエンジンに送り複写画像を形成した
り、ディジタル画像信号を出力可能に変換した画像信号
を一旦フロッピー(登録商標)ディスクやハードディス
ク等の補助記憶装置に格納し、出力時に補助記憶装置か
らフレームメモリに1ページあるいは複数ページ分の画
像信号を転送後、この画像信号をプリンタエンジンに送
り複写画像を形成する。また、LANやシリアル・パラ
レルインターフェースを介してパソコン等の端末からプ
リントコマンドを受け取り、フォントメモリをアクセス
しながらプリント画像信号をフレームメモリに展開し、
展開した画像信号をプリンタエンジンへを送りプリント
画像を形成する。
【0003】このディジタル複写機で両面に印刷された
原稿を読み取って画像を形成するときに、裏面の文字等
が透けて見える裏うつりにより形成する画像の品質が劣
化してしまう。この裏うつりを防ぐために、例えば特開
平6−14185号公報に示された画像読取装置は、読
み取った画像の濃度信号のヒストグラムに基づいて裏う
つり部分を判定し、裏うつり部分を地色とみなして読み
取った画像の濃度補正を行ない裏うつりのない画像を形
成するようにしている。また、特開平9−116753
号公報に示された画像読取装置は、原稿の裏当て部分の
画像データをあらかじめ読み取り、原稿の画像データか
ら裏当て部分の画像データを減算して薄い紙の原稿でも
裏うつりのない画像を得るようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら特開平6
−14185号公報に示すように、裏うつり部分を地色
とみなして読み取った画像の濃度補正を行なうと、読み
取った画像の階調性が犠牲になり、裏うつり部分より濃
度の低い画像は再生できず、原稿の画像を正確に再現す
ることは困難である。また、不連続な濃度補正となるた
めモアレも増大してしまう。また、特開平9−1167
53号公報に示すように、原稿の画像データから裏当て
部分の画像データを減算する場合も読み取った画像のダ
イナミックレンジを狭めてしまい良好な画像を得ること
は困難である。
【0005】この発明はかかる短所を改善し、通常の読
み取りと同等品質で裏うつりの無い画像を得ることがで
きる画像処理装置及び画像形成装置を提供することを目
的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る画像処理
装置は、原稿の表面の画像と裏面の画像を読み取り、読
み取った表面の画像データと裏面の画像データをメモリ
に蓄積し、蓄積した画像データを出力するとき、出力す
る画像データのエッジを抽出して表面の画像と裏うつり
画像を切り分け、抽出したエッジを平滑化して文字部分
や網点部分を切り分け、文字部分や網点部分と地肌部分
を異なるγ特性で濃度補正を行ない裏うつり画像を消去
することを特徴とする。
【0007】上記エッジを抽出した結果を2値化し、抽
出したエッジを膨脹させて文字の中や網点を抽出すると
良い。
【0008】また、裏うつり画像の消去処理を原稿の濃
度があらかじめ定めた閾値以下のときに行なうことが望
ましい。
【0009】さらに、γ特性による濃度補正を、γ特性
を切り換える数式のパラメータを変えて画素単位で行な
うと良い。
【0010】この発明の他の画像処理装置は、原稿の表
面の画像と裏面の画像を読み取り、読み取った表面の画
像データと裏面の画像データをメモリに蓄積し、蓄積し
た画像データを出力するとき、出力する画像の平均濃度
とエッジ及びピッチ周波数を検出し、出力画像の平均濃
度があらかじめ定めた閾値より小さく、エッジが弱く、
かつピッチ周波数を持っていない場合に、出力する画像
データの裏うつり除去処理を行なうことを特徴とする。
【0011】上記出力する画像のピッチ周波数を検出す
るときに、離散フーリエ変換を用いて画像の周波数分析
を行うことによりピッチ周波数の有無を判定したり、画
像の自己相関関数を求めてピッチ周波数の有無を判定し
たり、あるいは画像の山ピークおよび谷ピークを検出し
てピッチ周波数の有無を判定すると良い。
【0012】この発明に係る画像形成装置は、上記のい
ずれかの画像処理装置を有することを特徴とする。
【0013】上記画像形成装置において、原稿読取ユニ
ットで読み取る原稿が片面原稿か両面原稿かに応じて裏
うつり除去の除去レベルを可変したり、原稿読取ユニッ
トで読み取る原稿の画質に応じて裏うつり除去の除去レ
ベルを可変すると良い。
【0014】
【発明の実施の形態】この発明のディジタル複写機は読
取ユニットで原稿の表面の画像と裏面の画像を読み取
り、読み取った表面の画像データと裏面の画像データを
メモリに蓄積し、蓄積した画像データを出力する。メモ
リに蓄積した画像データを処理して出力する画像処理部
には裏うつり補正処理部を有する。裏うつり補正処理部
には原稿の透過率に応じて裏面の黒画像が表面に透過し
てくる割合を示す補正定数があらかじめ実験で定めて登
録してある。そして表面の画像データと裏面の画像デー
タを出力するときに、メモリから表面の出力画像データ
と裏面の出力画像データが裏うつり補正処理部に送られ
ると、出力する画像データのエッジを抽出して表面の画
像と裏うつり画像を切り分け、抽出したエッジを平滑化
して文字部分や網点部分を切り分け、文字部分や網点部
分と地肌部分を異なるγ特性で濃度補正を行ない裏うつ
り画像を消去する。
【0015】
【実施例】[実施例1] 図1はこの発明の一実施例の
デイジタル複写機の構成を示すブロック図である。図に
示すように、デイジタル複写機は原稿の表面を読み取る
読取ユニット1は原稿の表面に対して光を照射し、原稿
からの反射光をミラー群とレンズを通して受光素子例え
ばCCDに集光し原稿の表面の文字や画像を光学的に読
み取る。センサ・ボード・ユニット2はCCDで電気信
号に変換された表面と裏面の画像信号をディジタル信号
に変換して画像データ制御部3に出力する。画像データ
制御部3は画像処理プロセッサ4やパラレルバス5や画
像メモリアクセス制御部6間の画像データ転送を制御す
るとともに装置全体の動作を制御するシステムコントロ
ーラ7と画像データに対する各種プロセスを制御するプ
ロセスコントローラ8間の通信を行う。この画像データ
制御部3に入力した読取画像データは画像処理プロセッ
サ4に転送される。画像処理プロセッサ4は転送された
読取画像データの光学系及びディジタル信号への量子化
に伴う信号劣化を補正し、補正した画像データを画像デ
ータ制御部3へ再度出力する。画像データ制御部3は入
力した補正画像データをパラレルバス5を経由して画像
メモリアクセス制御部6に転送する。画像メモリアクセ
ス制御部6はシステムコントローラ7の制御に基づき転
送された補正画像データとメモリ9のアクセス制御を行
なうとともに、外部パソコン(PC)10から送られる
プリント用データの展開やメモリ9を有効に活用のため
の画像データの圧縮/伸張を行う。この画像メモリアク
セス制御部6に転送された読取画像データはデータ圧縮
後にメモリ9に蓄積される。メモリ9に蓄積された画像
データを印刷出力するとき、表面と裏面の画像データが
画像メモリアクセス制御部6により読み出され、読み出
した画像データを伸張して、本来の画像データに戻しパ
ラレルバス5を経由して画像データ制御部3へ転送され
る。
【0016】画像データ制御部3は画像メモリアクセス
制御部6から表面と裏面の出力画像データを受信する
と、受信した画像データを出力画像データとして画像処
理プロセッサ4に転送する。画像処理プロセッサ4は転
送された表面と裏面の出力画像データを同時に参照して
裏うつり補正を行ない、裏うつり補正を行なった出力画
像データの画質処理を行ないビデオデータ制御部11に
送る。ビデオデータ制御部11は送られた出力画像デー
タのパルス制御を行い、プリンタエンジンである作像ユ
ニット12に送り転写紙に再生画像を形成させる。
【0017】読み取った画像データをファクシミリ送信
するときは、読取画像データを画像データ制御部3から
画像処理プロセッサ4に送り画像処理を実施し、この画
像データを画像データ制御部3からパラレルバス5を経
由してファクシミリ制御ユニット13に転送する。ファ
クシミリ制御ユニット13は転送された画像データを通
信網へ送信するためのデータ変換を行い、公衆回線14
へファクシミリデータとして送信する。ファクシミリ受
信は公衆回線14からの受信データをファクシミリ制御
ユニット13で画像データへ変換し、変換した受信画像
データをパラレルバス5と画像データ制御部3を経由し
て画像処理プロセッサ4へ転送する。画像処理プロセッ
サ4は、この場合、受信画像データの特別な画質処理は
行わずビデオデータ制御部11に送る。ビデオデータ制
御部11は送られた受信画像データのドット再配置及び
パルス制御を行い作像ユニット12に送り転写紙に再生
画像を形成させる。
【0018】このようにコピー機能とファクシミリ送受
信機能及びプリンタ出力機能の複数ジョブが並行に動作
する状況において、システムコントローラ7とROM1
5及びRAM16でシステム全体を制御し、各リソース
の起動を管理し、プロセスコントローラ8とROM17
とRAM18で画像データの流れを制御する。この複数
のジョブの各機能選択は操作部19において選択入力し
て設定する。また、システムコントローラ7とプロセス
コントローラ8はパラレルバス5と画像データ制御部3
及びシリアルバス20を介して相互に通信を行う。この
とき画像データ制御部3でパラレルバス5とシリアルバ
ス20とのデータインタフェースのためのデータフォー
マット変換を行う。パラレルバス5の使用権の調停はバ
ス制御部のバス調停部21で行なわれる。
【0019】このようにコピー機能とファクシミリ送受
信機能及びプリンタ出力機能が並行に動作するデジタル
複写機の画像データ制御部3と画像処理プロセッサ4と
画像メモリアクセス制御部6とビデオデータ制御部11
及びファクシミリ制御ユニット13の詳細を説明する。
【0020】画像データ制御部3には、図2のブロック
図に示すように、画像データ入出力制御部30とコマン
ド制御部31と画像データ入力制御部32と画像データ
出力制御部33とデータ圧縮部34とデータ伸長部35
とデータ変換部36とパラレルデータインタフェース3
7及びシリアルデータインタフェース38,39を有す
る。センサボードユニット2からの読取画像データは画
像データ入出力制御部30に入力し、画像データ入出力
制御部30から画像処理プロセッサ4に出力する。画像
処理プロセッサ4で補正された補正画像データは画像デ
ータ入力制御部32に入力し、画像データ入力制御部3
2に入力した補正画像データはデータ圧縮部34でパラ
レルバス5における転送効率を高めるためにデータ圧縮
が行なわれデータ変換部36からパラレルデータインタ
フェース37を介してパラレルバス5へ送出される。パ
ラレルデータバス37からパラレルデータインタフェー
ス37を介して入力される画像データはデータ変換部3
6からデータ伸長部35に送られ、バス転送のために圧
縮された画像データが伸長され、伸長された出力画像デ
ータは画像データ出力制御部33から画像処理プロセッ
サ4に転送される。データ変換部36はパラレルデータ
とシリアルデータの変換機能を併せ持ち、システムコン
トローラ7とプロセスコントローラ8間の通信のために
データ変換を行う。2系統のシリアルデータインタフェ
ース38,39はシリアルバス20と画像処理プロセッ
サ4との間で通信を制御する。
【0021】画像処理プロセッサ4は、図3のブロック
図に示すように、入力インタフェース40とスキャナ画
像処理部41と出力インタフェース42と入力インタフ
ェース43と裏うつり補正処理部44と画質調質部45
と出力インタフェース46及びコマンド制御部47を有
する。画像データ制御部3から転送された読取画像デー
タは入力インタフェース40に入力しスキャナー画像処
理部41へ送られ、スキャナー画像処理部41でシェー
ディング補正とスキャナγ補正,MTF補正等の補正処
理と、拡大/縮小の変倍処理が行なわれ、この処理後の
補正画像データが出力インタフェース42から画像デー
タ制御部3に転送される。また、画像データ制御部3か
ら転送される出力画像データは入力インタフェース43
に入力し裏うつり補正処理部44に送られ裏うつり補正
を行なって画質調質部45へ送られる。画質調質部45
では面積階調処理が行なわれ、画質処理後の出力画像デ
ータは出力インタフェース45からビデオデータ制御部
11に送られる。この画質調質部45における面積階調
処理は濃度変換とディザ処理,誤差拡散処理等が有り、
階調情報の面積近似を主な処理とする。このスキャナー
画像処理部41及び裏うつり補正部44と画質調質部4
5の処理の切り替えと処理手順の変更等はコマンド制御
部47で管理する。
【0022】このようにスキャナ画像処理部41で処理
された補正画像データをメモリ9に蓄積しておき、印刷
出力するときに画質調質部45で画質処理を変えること
によりって種々の再生画像を形成することができる。例
えば再生画像の濃度を振ってみたり、ディザマトリクス
の線数を変更してみたりすることにより、再生画像の雰
囲気を変更できる。このように処理を変更する度に画像
データを読取ユニット1から読み込み直す必要はなく、
メモリ9に格納した画像データを読み出せば、同一デー
タに対し何度でも異なる処理を実施できる。
【0023】この画像処理プロセッサ4の内部構成の概
略は、図4のブロック図に示すように、外部とデータ入
出力する複数の入出力ポート51と、バススイッチ/ロ
ーカルメモリ群52と、バススイッチ/ローカルメモリ
群52の使用するメモリー領域やデータパスの経路を制
御するメモリ制御部53と、バススイッチ/ローカルメ
モリ群52に格納された画像データの各種処理を行い、
出力結果をバススイッチ/ローカルメモリ群52に格納
するプロセッサアレー54と、プロセッサアレー54の
処理手順、処理のためのパラメタ等を格納したプログラ
ムRAM55とびデータRAM56及びホストバッファ
57を有する。
【0024】画像メモリアクセス制御部6は、図5のブ
ロック図に示すように、パラレルデータインタフェース
61とデータ変換部62とデータ圧縮部63とデータ伸
長部64とメモリアクセス制御部65とシステムコント
ローラインタフェース66とラインバッファ67及びビ
デオ制御部68を有する。外部のPC10から入力され
たコードデータはラインバッファ67においてローカル
領域でのデータの格納を行う。ラインバッファ67に格
納されたコードデータは、システムコントローラ7から
システムコントローラインタフェース66を介して入力
された展開処理命令に基づきビデオ制御部66で画像デ
ータに展開される。このビデオ制御部66で展開された
画像データ又は画像データ制御部3からパラレルバス5
を介してパラレルデータインタフェース61に入力され
た画像データはメモリ9に格納される。この場合、デー
タ変換部62において格納対象となる画像データを選択
し、データ圧縮部63でメモリ使用効率を上げるために
データ圧縮が行なわれ、メモリアクセス制御部65でメ
モリ9のアドレスを管理しながら圧縮された画像データ
をメモリ9に格納する。メモリ9に格納された画像デー
タを読み出すときは、メモリアクセス制御部65で読出
し先アドレスを制御し、読み出された画像データをデー
タ伸張部64で伸長し、伸長した画像データをデータ変
換部62からパラレルデータインタフェース61を介し
てパラレルバス5にデータ転送する。
【0025】画像処理プロセッサ4から入力される出力
画像データに対して作像ユニット12の特性に応じて、
追加の処理を行うビデオデータ制御部11には、図6の
ブロック図に示すように、エッジ平滑処理部1101と
パルス制御部1102とパラレルデータインタフェース
1103とデータ変換部1104及びシリアルデータイ
ンタフェース1105を有する。画像処理プロセッサ4
bから入力された出力画像データはエッジ平滑処理部1
101でドットの再配置処理が行なわれ、パルス制御部
1102でドット形成のための画像信号のパルス制御を
行い作像ユニット12に出力される。この出力画像デー
タの変換とは別にパラレルデータインタ1103から入
出力するパラレルデータとシリアルデータインタフェー
ス1105から入出力するシリアルデータのフォーマッ
ト変換をデータ変換部1104で行い、ビデオデータ制
御部11単体でもシステムコントローラ7とプロセスコ
ントローラ8の通信に対応できる。
【0026】上記のように構成したディジタル複写機
で、読取りユニット1で読み取った原稿の表面の画像デ
ータはセンサボードユニット2と画像データ制御部3と
画像処理プロセッサ4と画像データ制御部3とに順次転
送され、画像データ制御部3からパラレルバス5と画像
メモリアクセス制御部6を介してメモリ9に蓄積され
る。このメモリ9に蓄積された画像データを出力すると
き、メモリ9に蓄積された画像データは画像メモリアク
セス制御部6とパラレルバス5を介して画像データ制御
部3に送られ、画像データ制御部3から画像処理プロセ
ッサ4とビデオデータ制御部11を介して作像ユニット
12に送られ転写画像を形成する。
【0027】このように読取りユニット1で原稿の表面
と裏面の画像が読み取られメモリ9に蓄積された表面と
裏面の画像データを出力するとき、画像メモリアクセス
制御部6により表面の画像データはメモリ9からそのま
ま読み出されるが裏面の画像データは表面の画像データ
と重ね合わせたときに位置が一致するように画像データ
の読み出しの位置の調整が行われた上に左右反転されて
読み出される。画像メモリアクセス制御部6で読み出さ
れた表面の出力画像データと裏面の出力画像データは画
像データ制御部3を経由して画像処理プロセッサ4に転
送される。画像処理プロセッサ4に転送された出力画像
データは裏うつり補正処理部44で表面と裏面のデータ
により裏うつり補正処理が行われる。この裏うつり補正
処理部44に転送される出力画像データの一例を図7の
説明図に示す。図7において、(a)は表面の出力画像
データによる表面画像81を示し、(b1),(b
2),(b3)は裏面の出力画像データによる裏面画像
82a,82b,82cを示す。(a)に示す表面画像
81には、原稿の表面に印刷されている画像のほかに裏
面に印刷されている画像が透過して表面に表れた透過成
分を含んでいる。(b1)に示す裏面の画像82aは網
点画像を示し、(b2)に示す画像82bは文字画像、
(b3)に示す画像82cは画像を示す。図7において
横軸は位置で縦軸は画像データの値で有り、値が大きい
側が黒である。
【0028】裏うつり補正処理部44には、図8のブロ
ック図に示すように、エッジ量検出部441と平滑化部
442と判定部443及び濃度補正部444を有する。
エッジ量検出部441は転送された出力画像データのエ
ッジ部分を抽出する。平滑化部442はエッジ抽出の結
果を平滑化する。判定部443は平滑化した画像データ
を所定の閾値で2値化して本来の表面の画像と裏うつり
画像を切り分ける。濃度補正部444は判定部443の
判定結果により出力画像データの裏うつり除去を行な
う。
【0029】この裏うつり補正処理部44に出力画像デ
ータが転送されると、エッジ量検出部441は出力画像
データのエッジ量を検出する。例えば裏面において先鋭
な画像であっても、表面に透過してくることによってエ
ッジのぼけた画像となる。一方、印刷された低コントラ
ストの画像、例えば文字部分や網点部分は平均濃度が低
くてもはっきりとしたエッジを持つのが特徴である。そ
こでエッジの有無によって裏うつりにより生じた画像か
表面本来の画像を分離する。このエッジの有無を検出す
るときは、例えば図7の(a)に示す表面画像81の出
力画像データに対して、例えば図9に示すラプラシアン
フィルタL1を作用させて、図10(a)に示すよう
に、表面の画像のエッジ部分83を抽出する。これによ
り裏うつり画像と低コントラスト画像のエッジ部分を切
り分けることができる。このようにエッジ部分83を抽
出したとき、文字の内側はエッジと判定されないため、
文字の内側が裏うつり画像領域と判定される可能性があ
る。そこで、平滑化部442はエッジ量検出部441に
よるエッジ抽出の結果を、例えば図11に示す平滑化フ
ィルタL2で平滑化して図10(b)に示す表面画像8
1の平滑化画像84を得る。判定部443はこの平滑し
た画像データを所定の閾値で2値化して低コントラスト
画像の文字部分や網点部分を抽出することができる。濃
度補正部444は判定部443の抽出結果により、例え
ば、図12に示すγ特性の変換テーブルを参照して出力
画像データの裏うつり除去処理を行なう。図12は横軸
に入力画像の濃度を縦軸に出力画像の濃度を示し、濃度
「0」が白を示し、濃度「255」が黒を示す。そして
文字部分や網点部分に対しては入力データをそのまま出
力するため図12(a)の原点を通るリニアなγ特性が
適用され、地肌部分については所定の地肌レベルを消去
するために(b)に示すγ特性が適用される。このよう
にして裏うつり画像を除去した表面のシェーディング後
の画像を得ることができる。その後、主走査の電気変倍
や画質処理が行われてビデオデータ制御部11に出力さ
れ、作像ユニット12で転写紙上に印字される。このよ
うにして両面原稿の裏うつりの問題を軽減することがで
きる。
【0030】[実施例2] 上記のように判定部443
でエッジ量検出部441によるエッジ抽出の結果を2値
化した結果を図13(a)に示す。これだけでは文字の
エッジなどしか抽出できないため、抽出したエッジの部
分の例えば周辺4画素ほどを、図13(b)に示すよう
に膨張させる。これによって文字の中や網点などを抽出
することができる。この抽出した結果により濃度補正部
444で図12に示すγ特性の変換テーブルを参照して
出力画像データの裏うつり除去処理を行なう。このよう
にして低コントラスト文字などを裏うつり画像と判定せ
ずに処理を行うことができる。
【0031】[実施例3] 上記各実施例はエッジ部と
非エッジ部の情報によって裏うつり除去処理を切り換え
るようにしているが、この方法では太い文字の内側など
非エッジと判定された部分の濃度が図12(b)のγ特
性の変換テーブルによって下がってしまい、黒べたの埋
まりが悪くなるなどの副作用が発生する。そこで原稿の
濃度に応じて処理の切り換えを行うと良い。すなわち、
原稿の濃度がある閾値以下であるときは、非エッジ部分
であっても裏うつりの除去処理を行わないようにする。
この閾値は標準的な厚さの紙に生じる裏うつりの値によ
って決めることができる。そして裏うつりで生じる一番
濃い濃度を超えていれば非エッジ部でもそれは裏うつり
でないと判断する。この処理を行なうためのγ特性の変
換テーブルを図14に示す。図14に示すように、入力
画像の濃度が閾値Th以下であればエッジの有無によっ
て、(a)に示すγ特性と(b)に示すγ特性を切り換
えるが、入力画像の濃度が閾値Th以上であればエッジ
の有無に関わらず変換処理は行わないようにする。この
ようにして表面の画像濃度に即して補正を行うことがで
き、エッジではないが濃度が高い部分に裏うつり補正が
行われて濃度低下を起こしたりすることを防ぐことがで
きる。
【0032】また、図14に示すγ特性の変換テーブル
は、入力画像の濃度をx、出力画像の濃度をyとした場
合、x<Thの領域においては、エッジ部はy=x、非
エッジ部ではy=(2x+Th)のように表される。こ
の2つの式の変更部分のみをパラメータとしてプログラ
ム化することでSIMDプロセッサによるγカーブの変
更を画素単位でリアルタイムで行うことができる。
【0033】
【実施例4】 上記各実施例はエッジ部と非エッジ部の
情報によって裏うつり除去処理を切り換えるようにした
場合について説明したが、出力画像データの平均濃度が
十分に大きい場合には裏うつり除去処理を行なう必要は
ない。また、例えば、カラーの低濃度網点原稿、特に黄
色版の網点原稿を白黒スキャナで読み取った場合など
は、図9に示すラプラシアンフィルタL1を作用させた
エッジ抽出だけでは十分にエッジが抽出されずに、表面
の網点画像と裏うつり画像との切り分けが困難な場合も
ある。このような場合、画像がピッチ周波数を持つか否
かを検出することによって、エッジの弱い低濃度網点原
稿と裏うつり画像との切り分けを行うことができる。
【0034】そこで、この実施例においては、裏うつり
補正処理部44に、図15のブロック図に示すように、
平均濃度検出部445とエッジ量検出部441とピッチ
周波数検出部446と判定処理部447及び濃度補正部
444を設け、出力画像の平均濃度が所定の値より小さ
く、エッジが弱く、かつピッチ周波数を持っていない場
合に、出力画像データの裏うつり除去処理を行なう。
【0035】この裏うつり補正処理部44に出力画像デ
ータが転送されたときの処理を、図16のフローチャー
トを参照して説明する。例えば、図7(a)に示すよう
な、表面画像81の出力画像データが裏うつり補正処理
部44に転送されると、平均濃度検出部445は転送さ
れた出力画像データの平均濃度を検出して判定処理部4
47に送る(ステップS1)。判定処理部447は検出
した平均濃度とあらかじめ定めた閾値とを比較し、検出
した平均濃度が閾値より大きいときは裏うつり除去処理
が不要と判断し、裏うつり除去処理不要を示す信号とと
もに転送された出力画像データを濃度補正部444に送
る(ステップS2)。濃度補正部444は裏うつり除去
処理不要を示す信号とともに転送された出力画像データ
が送られると、裏うつり補正処理を行なわずに出力画像
データを出力する(ステップS8)。また、判定処理部
447は検出した平均濃度が閾値より小さいと判定した
場合、その旨を示す信号をエッジ量検出部441に送
る。エッジ量検出部441は平均濃度が閾値より小さい
ことを示す信号を受けると、出力画像データのエッジ量
を検出し判定処理部447に送る(ステップS3)。判
定処理部447は送られたエッジ量が十分抽出されてい
る場合は、出力画像データが本来の表面の画像データと
判断し、その旨を示す信号とともに転送された出力画像
データを濃度補正部444に送る(ステップS4)。濃
度補正部444は出力画像データが本来の表面の画像デ
ータであるという信号とともに出力画像データが送られ
ると、裏うつり補正処理を行なわずに出力画像データを
出力する(ステップS8)。また、判定処理部447は
出力画像データのエッジ量が十分抽出されていない場合
は、その旨を示す信号をピッチ周波数検出部446に送
る。ピッチ周波数検出部446は、出力画像データのエ
ッジ量が十分抽出されていない場合、出力画像データが
ピッチ周波数を検出し、検出した結果を判定処理部44
7に送る(ステップS5)。判定処理部447は送られ
た検出結果により出力画像がピッチ周波数を持っている
か否を判定し、出力画像がピッチ周波数を持てば、図1
7(a)に示すように、本来の表面の網点画像85であ
ると判断し、その結果を濃度補正部444に送る(ステ
ップS6)。濃度補正部444は本来の表面の網点画像
であるとの判断結果が送られると、裏うつり補正処理を
行なわずに出力画像データを出力する(ステップS
8)。また、出力画像がピッチ周波数を持っていない場
合、濃度補正部444は出力画像データに裏うつり除去
処理を行ない(ステップS7)、裏うつり除去をした出
力画像データを画質調質部45に送る(ステップS
9)。このように画像がピッチ周波数を持つか否かを検
出することによって、エッジの弱い低濃度網点原稿と裏
うつり画像との切り分けて、図17(b)に示す表面画
像86を得ることができる。
【0036】このピッチ周波数検出部446において
は、離散フーリエ変換(DFT)を用いて画像の周波数
分析を行なったり、画像の自己相関関数を求めたり、あ
るいは画像の山ピークト谷ピークを検出することによ
り、画像のピッチ周波数の有無を検出することができ
る。この画像のピッチ周波数の有無を検出するときの処
理を説明する。
【0037】離散フーリエ変換(DFT)を用いて画像
の周波数分析を行なう場合、表面画像81の出力画像デ
ータに離散フーリエ変換を行なったときの振幅スペクト
ラムを図18の模式図に示す。図18において(a)は
表面の網点画像の振幅スペクトラム、(b)は裏うつり
画像の振幅スペクトラムである。ここで用いる離散フー
リエ変換は2次元離散フーリエ変換であるが、図18は
1次元方向のみを示す。図18(a)に示すように、ピ
ッチ周波数をもつ網点画像は、はっきりとしたスペクト
ラムピークが現れるのに対してピッチ周波数をもたない
裏うつり画像は、はっきりとしたスペクトラムピークが
現れない。このスペクトラムピークの現れ方の相違によ
って網点画像と裏うつり画像を切り分けることができ
る。例えば画像信号をx(m,n)とし、その離散フーリエ
変換をX(m,n)とすると、振幅スペクトラムは|X(m,n)
|と表わせる。この振幅スペクトラムの最大値|X(m,
n)|maxを求め、これを下記(1)式に示すように、全
スペクトラム値の和で正規化した値が、あらかじめ設定
した閾値データTより大きければ、ピッチ周波数をもつ
網点画像であると判断する。
【0038】
【数1】
【0039】次に画像の自己相関関数を求めてピッチ周
波数の有無を検出する場合について説明する。画像の主
走査方向の画像データの様子を模式的に表わすと、表面
の網点画像は図19(a)に示すように同じ波形が周期
的に繰り返すが、裏うつり画像は図19(b)に示すよ
うに周期的な波形ではない。この性質を利用して下記式
(2)により画像の自己相関関数Rxx(m)を求めるこ
とにより、網点画像と裏うつり画像との切り分けを行う
ことができる。
【0040】
【数2】
【0041】式(2)は画像データx(n)と同じデー
タをmだけずらしたx(n+m)の各サンプルごとの積
を加算していったものである。周期的な波形であらわさ
れる網点画像の場合、自己相関関数Rxx(m)は、mの
値が網点の周期と一致したときにx(n)とx(n+
m)が同じ波形となり大きな値をとる。このRxx(m)
の最大値Rxx(m)maxが、あらかじめ設定した閾値よ
り大きいときに網点画像であると判断する。
【0042】次ぎに、画像の山ピークおよび谷ピークを
検出してピッチ周波数の有無を検出する場合について説
明する。図20に示すようにN×3画素のマトリクスM
1を組み、D(2,2)を注目画素とする。ここでは一例と
してN=9の場合で9×3画素のマトリクスM1で説明
する。この9×3画素のマトリクスM1中でさらに小さ
い3×3マトリクスM2,M3,M4〜M(N−1)を
作る。この3×3マトリクスM2,M3,M4〜M(N
−1)の中心画素の値が囲まれる8つの周辺画素の何れ
よりも大きな値をとる場合、中心画素を山ピークとす
る。すなわち、 [D(2,n)≧D(1,n-1)] & [D(2,n)≧D(1,n)] & [D(2,n)≧D
(1,n+1)] &[D(2,n)≧D(2,n-1)] & [D(2,n)≧D(2,n+1)]
& [D(2,n)≧D(3,n-1)] &[D(2,n)≧D(3,n)] & [D(2,n)≧
D(3,n+1)] のときD(2,n)は山ピークとする。また、逆に周辺画素
の何れよりも小さな値をとる場合、中心画素を谷ピーク
とする。すなわち、 [D(2,n)≦D(1,n-1)] & [D(2,n)≦D(1,n)] & [D(2,n)≦D
(1,n+1)] &[D(2,n)≦D(2,n-1)] & [D(2,n)≦D(2,n+1)]
& [D(2,n)≦D(3,n-1)] &[D(2,n)≦D(3,n)] & [D(2,n)≦
D(3,n+1)] のときD(2,n)は谷ピークとする。この山ピーク及び谷
ピークの検出を9×3画素マトリクスM1中で3×3画
素マトリクスM2,M3,M4〜M(N−1)をずらし
ながら行っていく。9×3画素マトリクスM1中に2つ
以上山ピーク又は谷ピークが検出されたとき、注目画素
D(2,n)は網点画像であると判定する。
【0043】上記実施例は出力画像データの平均濃度を
検出してからエッジ量を検出し、その後、ピッチ周波数
を検出した場合について説明したが、平均濃度の検出と
エッジ量の検出及びピッチ周波数の検出を並行して行な
い、出力画像の平均濃度が所定の値より小さく、エッジ
が弱く、かつピッチ周波数を持っていない場合に、出力
画像データの裏うつり除去処理を行なうようにしても良
い。
【0044】上記のように出力画像データの裏うつり補
正処理を行なうときに、読取ユニット1で読み取る原稿
に応じて裏うつり除去の除去レベルを可変すると良い。
例えば操作パネル19で両面原稿であるか片面原稿であ
るかを指定する。この操作パネル19で指定された内容
はプロセスコントローラ8によって読み取られて、その
結果に基づいて画像データ制御部3経由で画像処理プロ
セッサ4に設定値が伝えられる。この操作により片面原
稿と選択された場合は、読取ユニット1は片面の走査し
か行なず、片面原稿である可能性が高いので裏うつり除
去の除去レベルを弱くする。また、両面原稿と選択され
た場合、読取ユニット1は両面の走査を行なう。この場
合、原稿は両面原稿であるため画像処理プロセッサ4は
裏うつり除去の強度は強くする。このようにして両面原
稿の場合は裏うつり除去の強度を強くして裏うつりを防
止し、片面原稿の場合には裏うつり除去の強度を弱くし
て情報を消去してしまう可能性を防止し、副作用を最小
限に抑えることができる。
【0045】この裏うつり除去の除去レベルを可変する
ことは、両面原稿であるか片面原稿であるかだけでな
く、画質モードや読み取る原稿の紙厚によって裏うつり
除去の除去レベルを可変すると良い。すなわち、画質モ
ードには文字モードと写真モードがある。文字モードは
通常設定されるモードである。このモードでは両面原稿
が対象となる場合が多い。また、この文字モードで複写
する原稿は印画紙原稿はなく網点でハーフトンを表現し
ている印刷原稿がほとんどである。一方、写真モードで
複写する原稿はハーフトンが網点で構成されているもの
と銀塩写真のように連続階調となっているものがある。
そのどちらにおいても両面原稿は少なく裏うつりが問題
になることは少ないと考えられる。そこで画質モードが
文字モードの場合は、裏うつり除去の強度を強くして裏
うつりを防止し、写真モードの場合は、裏うつり除去の
強度を弱くして情報を消去してしまう可能性を防止す
る。
【0046】また、両面原稿の表面と裏面の画像データ
を分離するために、濃度の高い専用の圧版を用いた両面
原稿モードが設けられている。この濃度の高い圧版を透
過率の高い原稿に対して用いると圧版に反射した光によ
り原稿表面が裏より照らされてより明るくなって地肌の
濃度が上昇し、裏うつりが目立つことを抑制できる。そ
こで専用の濃度の高い圧板を用いたモードではγ変換の
補正カーブを変更し、かつ裏うつり除去の強度を弱くす
る。
【0047】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、出力す
る画像データのエッジを抽出して表面の画像と裏うつり
画像を切り分け、抽出したエッジを平滑化して文字部分
や網点部分を切り分け、文字部分や網点部分と地肌部分
を異なるγ特性で濃度補正を行ない裏うつり画像を消去
するようにしたから、裏うつりのない良質な画像を安定
して形成することができる。
【0048】また、エッジを抽出した結果を2値化し、
抽出したエッジを膨脹させて文字の中や網点を抽出する
ことにより、裏うつり画像と低コントラストの文字や細
線を分離することができるから、表面の低コントラスト
の文字や細線を消去せずに裏写り画像だけを消去して良
質な画像を安定して形成することができる。
【0049】さらに、裏うつり画像の消去処理を原稿の
濃度があらかじめ定めた閾値以下のときに行なうことに
より、裏うつり画像の消去による濃度低下を防止するこ
とができる。
【0050】また、γ特性による濃度補正を、γ特性を
切り換える数式のパラメータを変えて画素単位で行なう
ことにより、SIMDプロセッサによるγ特性の変更を
画素単位でリアルタイムで行うことができる。
【0051】また、出力する画像の平均濃度とエッジ及
びピッチ周波数を検出し、出力画像の平均濃度があらか
じめ定めた閾値より小さく、エッジが弱く、かつピッチ
周波数を持っていない場合に、出力する画像データの裏
うつり除去処理を行なうことにより、裏うつり画像と同
等濃度又は低濃度の網点画像を裏うつり画像と切り分け
ることができ、裏うつり画像だけを消去することができ
る。
【0052】さらに、出力する画像のピッチ周波数を検
出するときに、離散フーリエ変換を用いて画像の周波数
分析を行ってピッチ周波数の有無を判定したり、画像の
自己相関関数を求めてピッチ周波数の有無を判定した
り、あるいは画像の山ピークおよび谷ピークを検出して
ピッチ周波数の有無を判定することにより、簡単な処理
で裏うつり画像と同等濃度又は低濃度の網点画像を裏う
つり画像と確実に切り分けることができる。
【0053】また、この裏うつり補正処理を行なう画像
処理装置をディジタル複写機や複写機とファクシミリと
プリンタやスキャナを有するデジタル複合機等の画像形
成装置に設けることにより、裏うつりのない良質な画像
を安定して形成することができる。
【0054】さらに、原稿読取ユニットで読み取る原稿
が片面原稿か両面原稿かに応じて裏うつり除去の除去レ
ベルを可変したり、原稿読取ユニットで読み取る原稿の
画質に応じて裏うつり除去の除去レベルを可変すること
により、裏うつり除去をするときに、表面の画像を消去
したりする副作用を抑制して、良質な画像を安定して形
成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例のデジタル複写機の構成を示
すブロック図である。
【図2】画像データ制御部の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】画像処理プロセッサの構成を示すブロック図で
ある。
【図4】画像処理プロセッサの内部構成を示すブロック
図である。
【図5】画像メモリアクセス制御部の構成を示すブロッ
ク図である。
【図6】ビデオデータ制御部の構成を示すブロック図で
ある。
【図7】表面画像と裏うつり画像を示す模式図である。
【図8】裏うつり補正処理部の構成を示すブロック図で
ある。
【図9】エッジ検出用のラプラシアンを示す構成図であ
る。
【図10】エッジを抽出した表面画像と平滑化画像を示
す模式図である。
【図11】平滑化フィルタの構成図である。
【図12】濃度変換するγ特性の変換特性図である。
【図13】エッジ部を2値化した画像と膨脹した画像を
示す模式図である。
【図14】濃度変換する他のγ特性の変換特性図であ
る。
【図15】裏うつり補正処理部の他の構成を示すブロッ
ク図である。
【図16】第4の実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図17】裏うつり除去をした表面画像を示す模式図で
ある。
【図18】離散フーリエ変換による周波数スペクトラム
を示す模式図である。
【図19】画像の自己相関関数によりピッチ周波数の有
無を判定するときの画像の模式図である。
【図20】画像の山ピークと谷ピークを検出してピッチ
周波数の有無を判定する処理を示す説明図である。
【符号の説明】
1;読取ユニット、2;センサ・ボード・ユニット、
3;画像データ制御部、4;画像処理プロセッサ、5;
パラレルバス、6;画像メモリアクセス制御部、7;シ
ステムコントローラ、8;プロセスコントローラ、9;
メモリ、10;PC、11;ビデオデータ制御部、1
2;,作像ユニット、13;ファクシミリ制御ユニッ
ト、14;公衆回線、20;シリアルバス、21;バス
調停部、44;裏うつり補正処理部、441;エッジ量
検出部、442;平滑化部、443;判定部、444;
濃度補正部、445;平均濃度検出部、446;ピッチ
周波数検出部、447;判定処理部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川本 啓之 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 石井 理恵 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 宮崎 秀人 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 宮崎 慎也 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 ▲おて▼木 杉高 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 刀根 剛治 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 吉澤 史男 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 波塚 義幸 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 野水 泰之 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 5B047 AA01 AB02 BB02 CB22 DA10 DB04 DC09 5B057 AA11 BA02 CA08 CA12 CA16 CB08 CB12 CB16 CC01 CE05 CE06 CE11 CE12 5C077 LL02 MP02 MP04 MP06 PP02 PP15 PP25 PP27 PP28 PP46 PP47 PP49 PP68 PQ08 PQ20 PQ25

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の表面の画像と裏面の画像を読み取
    り、読み取った表面の画像データと裏面の画像データを
    メモリに蓄積し、蓄積した画像データを出力するとき、
    出力する画像データのエッジを抽出して表面の画像と裏
    うつり画像を切り分け、抽出したエッジを平滑化して文
    字部分や網点部分を切り分け、文字部分や網点部分と地
    肌部分を異なるγ特性で濃度補正を行ない裏うつり画像
    を消去することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 上記エッジを抽出した結果を2値化し、
    抽出したエッジを膨脹させて文字の中や網点を抽出する
    請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 上記裏うつり画像の消去処理を原稿の濃
    度があらかじめ定めた閾値以下のときに行なう請求項1
    又は2記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 上記γ特性による濃度補正を、γ特性を
    切り換える数式のパラメータを変えて画素単位で行なう
    請求項1,2又は3記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 原稿の表面の画像と裏面の画像を読み取
    り、読み取った表面の画像データと裏面の画像データを
    メモリに蓄積し、蓄積した画像データを出力するとき、
    出力する画像の平均濃度とエッジ及びピッチ周波数を検
    出し、出力画像の平均濃度があらかじめ定めた閾値より
    小さく、エッジが弱く、かつピッチ周波数を持っていな
    い場合に、出力する画像データの裏うつり除去処理を行
    なうことを特徴とする画像処理装置。
  6. 【請求項6】 上記出力する画像のピッチ周波数を検出
    するときに、離散フーリエ変換を用いて画像の周波数分
    析を行うことによりピッチ周波数の有無を判定する請求
    項5記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 上記出力する画像のピッチ周波数を検出
    するときに、画像の自己相関関数を求めてピッチ周波数
    の有無を判定する請求項5記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 上記出力する画像のピッチ周波数を検出
    するときに、画像の山ピークおよび谷ピークを検出して
    ピッチ周波数の有無を判定する請求項5記載の画像処理
    装置。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8のいずれかの画像処理装
    置を有することを特徴とする画像形成装置。
  10. 【請求項10】 原稿読取ユニットで読み取る原稿が片
    面原稿か両面原稿かに応じて裏うつり除去の除去レベル
    を可変する請求項10記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 原稿読取ユニットで読み取る原稿の画
    質に応じて裏うつり除去の除去レベルを可変する請求項
    10記載の画像形成装置。
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