JP3267681B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP3267681B2
JP3267681B2 JP16952492A JP16952492A JP3267681B2 JP 3267681 B2 JP3267681 B2 JP 3267681B2 JP 16952492 A JP16952492 A JP 16952492A JP 16952492 A JP16952492 A JP 16952492A JP 3267681 B2 JP3267681 B2 JP 3267681B2
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  • Control Of Exposure In Printing And Copying (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像処理装置に関し、特
に文字画像の地色および裏うつりである薄い字の部分を
原稿画像のヒストグラムから抽出し、裏とばし処理を行
う裏とばしモードを有する画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像読取装置の文字原稿における
露光量制御は次のように行われている。
【0003】図1の(A)に示すように、原稿を前もっ
て走査し、イメージセンサに読み込まれた光量信号を濃
度信号に変換して濃度ヒストグラムを作成する。次に、
図1の(B)に示すように、このヒストグラムのうち頻
度の高い濃度レベルを2か所抽出し、濃度の高い方を
“黒”、低い方を“地色”として、“黒”が最大濃度、
“地色”が0となるように濃度信号を補正する。
【0004】なお実際には、あらかじめ濃度補正テーブ
ルを数種類ルックアップテーブルに持っており、“地
色”レベルと“黒”レベルの検出値に従って、そのうち
のひとつを濃度補正用に選択している。そして、使用者
から“薄く”,“濃く”の指定があると、このテーブル
を切り換えることによりその指定に対応している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来例では、“地色”よりも濃い色味を持つ画像
信号は再現しようとする。このため、たとえば両面印刷
で裏うつりしている原稿や、薄い原稿を重ねていて次の
原稿が透けるような場合、本来必要でないそれらの裏う
つりや透けたものの信号も画像として複写されてしま
う。このため使用者は「試しどり」をして手動で濃度を
操作したり、原稿を1枚にするなどの繁雑な操作が必要
となった。
【0006】本発明は、上述のような点に鑑み、使用者
の手をわずらわせずに自動的に裏うつりを除去すること
を目的とする。特に、本発明は、裏とばしを原稿画像の
画像種類によって制御し、また裏とばしの度合いを原稿
画像のヒストグラムから適切に制御することにより、使
用者の手をわずらわせずに、裏飛ばし処理を適切に制御
できるようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の画像処理装置の発明は、文字画像の地色
および裏うつりである薄い字の部分を原稿画像のヒスト
グラムから抽出し裏とばし処理を行う裏とばしモードを
有する画像処理装置であって、原稿画像が文字画像であ
るか判定する判定手段と、前記判定により文字画像であ
ると判定された場合は、裏とばしモードに入り、前記原
稿画像のヒストグラムにおいて、所定スライスレベルよ
りも薄い濃度で、かつ所定頻度より頻度が多いレベルを
抽出する抽出手段と、前記抽出されたレベルまで画像出
力されないようにする濃度補正を行う濃度補正手段とを
有することを特徴とする。
【0008】ここで、前記判定は、プリスキャン時のサ
ンプリングから判定することを特徴とすることができ
る。
【0009】また、前記判定は、ユーザによって文字モ
ードが指定された場合に、原稿画像が文字画像であると
判定することを特徴とすることができる。
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0015】(第1の実施例)図2は本発明の第1の実
施例における画像読取装置の回路構成を示す。図中、1
01は原稿の画像を読み取るCCD(電荷結合素子)イ
メージセンサ、102はCCDイメージセンサ101の
画素のばらつきや原稿照明光源の片よりを補正するシェ
ーディング補正回路である。103はCCDイメージセ
ンサ101から読み込まれシェーディング補正処理を施
された光量信号を濃度信号に変換する光量−濃度変換部
である。
【0016】104はその濃度信号を基に画像1ライン
分のヒストグラムを生成し、“地色”、“黒”を検出す
る濃度検出回路である。105は「裏とばしモード」信
号、105′は「文字/写真モード」信号である。文字
/写真モード信号105′がOFFのときは写真モード
であるとする。106は光量−濃度変換部103からの
濃度信号,濃度検出回路104からの検出信号、および
モード信号105,105′からなる入力信号に対する
出力信号の特性をあらかじめ格納したルックアップテー
ブル(以下、LUTと略記する)である。107は画像
のシャープネスを調節するフィルタリング部、108は
プリンタである。109は使用者が指示入力を行う操作
/表示部、101は操作部109の指示に従いモード信
号105,105′をLUT106に供給して画像処理
を制御するCPU(中央演算処理装置)である。
【0017】複写に際して、使用者は原稿を原稿読取台
(不図示)にセットし、操作部109のキーから「裏と
ばしモード」を指定して、スタートキーを押下する。プ
リスキャンの際、CCDイメージセンサ101から入力
した光量信号は、シェーディング補正回路102、光量
−濃度変換回路103を通って濃度信号に変換され、濃
度検出回路104に入力する。
【0018】この濃度検出回路104で図1に示したと
同様なヒストグラムにより“地色”濃度a、“黒”濃度
bを検出しこれらの検出値an ,bn (nは例えば1〜
7)をLUT106のアドレスに入力する。また、CP
U110からの「裏とばしモード」信号105、「文字
/写真モード」信号105′も上記と同様にLUT10
6のアドレスに入力する。
【0019】図3の(A)〜(C)はLUT106の各
アドレス信号とそれに対応した濃度補正テーブルの内容
を示す。図3の(C)に示すように、「裏とばしモー
ド」が信号105により指示されたとき(すなわち、信
号105がON)には、そうでないとき(すなわち、信
号105がOFF)よりも1〜2段階薄い(いわゆる、
とびやすい)テーブルを選択して、裏うつり分の薄い色
味の入力濃度信号を“地色”として、飛ばしている。な
お、この「とばす」とは出力濃度値0を意味する。従っ
て、上記の「裏とばしモード」により、使用者の2度手
間を省いて効率よく必要な情報のみを複写できる。
【0020】(第2の実施例)上記の本発明の第1の実
施例においては、使用者が操作部109から「裏とばし
モード」を入力指定していた。しかし、RDF(Recycle
d Document Feeder)などの自動原稿送り装置のついた複
写機において、「両面→両面」,「両面→片面」等のモ
ードが選択された場合には、原稿が両面原稿であること
は明らかである。そこでこれらのモードの選択時には、
特に「裏とばしモード」の指定が使用者からなくても、
自動的に「裏とばしモード」に切り換えることにより、
さらに使用者による余計な入力操作を省略することがで
きる。
【0021】(第3の実施例)原稿全体が単色の文字原
稿の場合には、通常濃度ヒストグラムの頻度の高い部分
は“地色”と“黒”の2つであると考えてよい。しか
し、裏うつりのある原稿の場合は、これに加えて、うつ
った分の“薄い字”もまたある程度の高い頻度で出現さ
れる。よって、この薄い字をヒストグラムを用いて判別
し、“薄い字”があると判定された単色文字原稿に対し
ては、自動的に“裏とばしモード”に入ることもでき
る。
【0022】図4に、裏うつりがある単色文字原稿の場
合のヒストグラムの例を示す。図中のcで示した斜線部
分が裏うつりによる濃度信号を表すと考えられる。そこ
で、「裏うつり濃度」が出現すると思われる濃度(図中
のdで示す)でスライスレベルをあらかじめ設定し、d
よりも薄い濃度である頻度(図中のe)よりも多いもの
があれば、その濃度を“地色”レベルa′と判定してし
まう。このようにすれば自動的に裏うつり画像は消去さ
れる。
【0023】ただし、上記の地色判定処理が適用できる
のは文字のような2値画像の場合であり、写真などの多
値画像ではこの方法を採用するとハイライト部が再現さ
れず、白くとんでしまう。従って、上記のような自動裏
とばしモードは、プリスキャン時のサンプリングで「こ
れは文字原稿である」と判定した場合か、あるいはまた
操作部109において「文字モード」が指定された場合
にのみ、実行する。
【0024】(第4の実施例)文字のような2値画像と
写真のような多値画像が混在する原稿画像を複写する場
合には、文字部分の判定結果のみで“裏とばし”を行う
と、写真部分のハイライト画像が飛んでしまい、再現性
が悪くなる。よって、このような原稿で特に“裏とばし
モード”の指定がなく、裏うつりしていると判定された
場合には、原稿中の“文字”であると判定された領域だ
け“裏とばし”の処理を行う。なお、この判定は周知技
術であるので説明は省略する。
【0025】一方、使用者から“裏とばしモード”の指
定があった場合には、写真部分についても裏とばしを実
行する。
【0026】図5に上記の処理を実行する本発明の第4
の実施例の回路構成を示す。文字/写真判定部401に
おいて、光量−濃度変換部103からの濃度信号を基に
原稿中の文字部分と写真部分の領域を判別する。ORゲ
ート402で「裏とばしモード」信号105、「文字/
写真モード指定」信号403との論理和をとり、「裏う
つりモード」でも「文字/写真モードどちらかのモード
指定」でもなく、領域が写真であると判定されたときに
は、LUT106における「裏とばし」がoffにな
る。
【0027】本発明はカラー複写装置に限らず、画像処
理装置、例えば読取装置単体に適用しても同様の効果が
得られる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
原稿画像が文字画像であるか判定し、文字画像であると
判定された場合は、裏とばしモードに入り、原稿画像の
ヒストグラムにおいて、所定スライスレベルよりも薄い
濃度でかつ所定頻度より頻度が多いレベルを抽出し、抽
出されたレベルまで画像出力されないようにする濃度補
正を行うようにしたので、使用者の手をわずらわせずに
自動的に裏うつりを除去することができる。特に、本発
明によれば、裏とばしを原稿画像の画像種類によって制
御し、また裏とばしの度合いを原稿画像のヒストグラム
から適切に制御することにより、使用者の手をわずらわ
せずに、裏飛ばし処理を適切に制御できる効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例の濃度信号の補正処理の内容を示すグラ
フである。
【図2】本発明の一実施例の回路構成を示すブロック図
である。
【図3】図2のLUTの濃度補正テーブルの内容を示す
説明図である。
【図4】裏うつりのある単色文字原稿の濃度ヒストグラ
ムの一例を示すグラフである。
【図5】本発明の他の実施例の回路構成を示すブロック
図である。
【符号の説明】
101 CDDイメージセンサ 102 シェーディング補正回路 103 光量−濃度変換部 104 濃度検出回路 105 裏とばしモード信号 105′ 文字/写真モード信号 106 ルックアップテーブル 107 フィルタリング部 108 プリンタ 109 操作部 110 CPU 401 文字/写真判定部 402 ORゲート 403 文字/写真モード指定信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/40 - 1/409

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字画像の地色および裏うつりである薄
    い字の部分を原稿画像のヒストグラムから抽出し裏とば
    し処理を行う裏とばしモードを有する画像処理装置であ
    って、 原稿画像が文字画像であるか判定する判定手段と、 前記判定により文字画像であると判定された場合は、裏
    とばしモードに入り、前記原稿画像のヒストグラムにお
    いて、所定スライスレベルよりも薄い濃度で、かつ所定
    頻度より頻度が多いレベルを抽出する抽出手段と、 前記抽出されたレベルまで画像出力されないようにする
    濃度補正を行う濃度補正手段とを有することを特徴とす
    る画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記判定は、プリスキャン時のサンプリ
    ングから判定することを特徴とする請求項1に記載の画
    像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記判定は、ユーザによって文字モード
    が指定された場合に、原稿画像が文字画像であると判定
    することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
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JP3325243B2 (ja) 1999-09-20 2002-09-17 京セラミタ株式会社 画像処理装置
JP2001320584A (ja) 2000-05-08 2001-11-16 Ricoh Co Ltd 画像処理装置及び画像形成装置
JP5847210B2 (ja) * 2014-01-28 2016-01-20 株式会社Pfu 画像処理装置、画像処理方法及びコンピュータプログラム

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