JP2001316650A - 接着シート及び接着構造体 - Google Patents
接着シート及び接着構造体Info
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- adhesive
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 すぐれた耐汚染性を備えるとともに、別の接
着シートとの接着性をも備えた接着シートを提供する。 【解決手段】 可撓性支持体と、前記可撓性支持体の裏
面に配置された接着層と、前記可撓性支持体の表面に配
置された保護層とを含む接着シートにおいて、前記保護
層に、(1)硬化樹脂と、(2)無機酸化物、オルガノ
シリケート化合物もしくはこれらの混合物からなる親水
化剤を含有させ、前記保護層の厚さを0.1 〜60μm と
し、かつ前記保護層表面の水接触角を35〜65度にしてい
る。
着シートとの接着性をも備えた接着シートを提供する。 【解決手段】 可撓性支持体と、前記可撓性支持体の裏
面に配置された接着層と、前記可撓性支持体の表面に配
置された保護層とを含む接着シートにおいて、前記保護
層に、(1)硬化樹脂と、(2)無機酸化物、オルガノ
シリケート化合物もしくはこれらの混合物からなる親水
化剤を含有させ、前記保護層の厚さを0.1 〜60μm と
し、かつ前記保護層表面の水接触角を35〜65度にしてい
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、屋外で使用される
被着体、例えば建築物の壁及び窓ガラスや、車両、航空
機、船舶のボディ等、に接着される接着シートに関す
る。本発明は特に、接着シート表面の耐汚染性と、重ね
貼り特性、すなわち、接着シート表面に別の接着シート
を重ね貼りした場合に、その別の接着シートが長期にわ
たり剥離しにくい性質、が改善された保護層を有する接
着シートに関する。
被着体、例えば建築物の壁及び窓ガラスや、車両、航空
機、船舶のボディ等、に接着される接着シートに関す
る。本発明は特に、接着シート表面の耐汚染性と、重ね
貼り特性、すなわち、接着シート表面に別の接着シート
を重ね貼りした場合に、その別の接着シートが長期にわ
たり剥離しにくい性質、が改善された保護層を有する接
着シートに関する。
【0002】
【従来技術】通常、一般的な屋外用粘着剤付きフィルム
またはシート等の接着シートでは、その表面の耐汚染性
を向上させるために、通常その表面に保護層を配置す
る。この保護層は、通常、アクリル樹脂やフッ素系共重
合体を含む塗膜である。また、このような塗膜を形成す
る塗料も市販されている。
またはシート等の接着シートでは、その表面の耐汚染性
を向上させるために、通常その表面に保護層を配置す
る。この保護層は、通常、アクリル樹脂やフッ素系共重
合体を含む塗膜である。また、このような塗膜を形成す
る塗料も市販されている。
【0003】しかしながら、上記のような市販の塗膜か
ら形成した保護層では、その表面の水接触角が比較的高
く(通常70度以上)、比較的疎水性が高い。すると、汚
染物質が親水性物質、例えば汚泥、砂塵、ほこり、雨だ
れ汚れ等である場合、保護層表面は水接触角が高く疎水
性であるため水滴はころがり落ちやすいが、反面、表面
に残った水滴の乾燥跡に汚染物質が付着し、点状の汚れ
を形成する。さらに、表面の親水性が低いため、一度付
着したこのような汚染物質は、雨等の自然洗浄作用では
除去され難い。汚染物質が親油性物質、例えば廃棄ガ
ス、煤煙等である場合、保護層表面は比較的親油性が高
いので、この親油性汚染物質は付着しやすいという問題
がある。
ら形成した保護層では、その表面の水接触角が比較的高
く(通常70度以上)、比較的疎水性が高い。すると、汚
染物質が親水性物質、例えば汚泥、砂塵、ほこり、雨だ
れ汚れ等である場合、保護層表面は水接触角が高く疎水
性であるため水滴はころがり落ちやすいが、反面、表面
に残った水滴の乾燥跡に汚染物質が付着し、点状の汚れ
を形成する。さらに、表面の親水性が低いため、一度付
着したこのような汚染物質は、雨等の自然洗浄作用では
除去され難い。汚染物質が親油性物質、例えば廃棄ガ
ス、煤煙等である場合、保護層表面は比較的親油性が高
いので、この親油性汚染物質は付着しやすいという問題
がある。
【0004】そこで、上記のような問題を解決するため
に、本発明者らは、親水化剤(または親水性付与剤とも
呼ばれる)を含有する塗膜を用いることを検討した。な
お、このような塗膜については、以下に紹介するいくつ
かの文献に開示されている。
に、本発明者らは、親水化剤(または親水性付与剤とも
呼ばれる)を含有する塗膜を用いることを検討した。な
お、このような塗膜については、以下に紹介するいくつ
かの文献に開示されている。
【0005】例えば、特開平8−337771号公報に
は、汚染付着防止剤として、分解型の親水性付与剤を塗
料に含有させることが開示されている。親水性付与剤は
化学分解により、親水性化学種を発生させ、塗膜表面に
親水性を付与することが可能である。したがって、この
ような塗料を用いて形成した塗膜では、表面の水接触角
を70度未満にすることができる。塗膜表面の水接触角が
このように十分に低いと、親油性汚染物質は付着しにく
い。一方、塗膜表面は水に濡れやすいので、親水性汚染
物質は、雨等の自然洗浄や人工水洗により容易に除去で
きる。したがって、親水性および親油性の汚染物質に対
する耐汚染性を改善することも可能であった。
は、汚染付着防止剤として、分解型の親水性付与剤を塗
料に含有させることが開示されている。親水性付与剤は
化学分解により、親水性化学種を発生させ、塗膜表面に
親水性を付与することが可能である。したがって、この
ような塗料を用いて形成した塗膜では、表面の水接触角
を70度未満にすることができる。塗膜表面の水接触角が
このように十分に低いと、親油性汚染物質は付着しにく
い。一方、塗膜表面は水に濡れやすいので、親水性汚染
物質は、雨等の自然洗浄や人工水洗により容易に除去で
きる。したがって、親水性および親油性の汚染物質に対
する耐汚染性を改善することも可能であった。
【0006】また、特開平11−267585号公報に
開示されているように、不揮発分比で(A)樹脂成分30
〜90重量%、(B)硬化剤成分10〜70重量%、(C)親
水化剤1〜50重量%からなるクリヤーコート塗料も知ら
れている。上記(C)成分の親水化剤としては、オルガ
ノシリケート、オルガノシリケート縮合物、無機酸化物
ゾル(酸化アルミニウムゾル、酸化ケイ素ゾル、酸化ジ
ルコニウムゾル、酸化アンチモンゾル等)が開示されて
いる。このクリヤーコート塗料は、自動車ボディー、交
通標識等の被塗布物に、改善された耐汚染性、汚染除去
性、耐候性、耐薬品性、耐湿性、塗装外観性を付与する
ことができる。このような耐汚染性塗料は、特開平9−
302257号公報にも開示されている。
開示されているように、不揮発分比で(A)樹脂成分30
〜90重量%、(B)硬化剤成分10〜70重量%、(C)親
水化剤1〜50重量%からなるクリヤーコート塗料も知ら
れている。上記(C)成分の親水化剤としては、オルガ
ノシリケート、オルガノシリケート縮合物、無機酸化物
ゾル(酸化アルミニウムゾル、酸化ケイ素ゾル、酸化ジ
ルコニウムゾル、酸化アンチモンゾル等)が開示されて
いる。このクリヤーコート塗料は、自動車ボディー、交
通標識等の被塗布物に、改善された耐汚染性、汚染除去
性、耐候性、耐薬品性、耐湿性、塗装外観性を付与する
ことができる。このような耐汚染性塗料は、特開平9−
302257号公報にも開示されている。
【0007】また、米国特許第 5,820,978号公報には、
水を薄く広げる層(water-spreading layer )を表面保
護層として備えた反射シート等の物品において、その水
を薄く広げる層が、金属酸化膜を表面に有する酸化ケイ
素化合物を含有する物品が開示されている。金属酸化膜
の金属は、好適には、アルミニウム、ガリウム、ゲルマ
ニウム、錫、インジウム、ヒ素、アンチモニーおよびバ
ナジウムからなるグループから選ばれる。
水を薄く広げる層(water-spreading layer )を表面保
護層として備えた反射シート等の物品において、その水
を薄く広げる層が、金属酸化膜を表面に有する酸化ケイ
素化合物を含有する物品が開示されている。金属酸化膜
の金属は、好適には、アルミニウム、ガリウム、ゲルマ
ニウム、錫、インジウム、ヒ素、アンチモニーおよびバ
ナジウムからなるグループから選ばれる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に開示されている親水化塗膜は、耐汚染性、汚染除去
性、耐候性等の保護効果はすぐれているが、接着シート
の保護層として用いるには、次のような問題点を有する
ことが、本発明者らの研究の結果判明した。建築物の壁
面や看板等の、屋外で使用される被着体表面に接着され
た接着シート(第1接着シート)の表面(すなわち、保
護層表面)に、別の接着シート(第2接着シート)を接
着して使用することがしばしばある。たとえば、看板の
表面にまず第1接着シートを下地として接着し、次にそ
の表面に、図案、文字等の形にカットされた第2接着シ
ートを接着し、第1接着シート表面を被覆(装飾)する
場合である。この時、第2接着シートを接着した後も、
通常、第1接着シートの全表面は第2接着シートで被覆
されないので、第1接着シートの表面には、親水化剤を
含有する保護層(親水化層)を配置することが好まし
い。しかしながら、親水化層と接する第2接着シート
は、通常の状態では十分な接着力で接着可能であるが、
雨等の水に長時間さらされた時、第1接着シートの保護
層(親水化層)表面と、第2接着シートとの間の接着力
(剥離抵抗)、すなわち、耐水接着力が低下するおそれ
があった。
報に開示されている親水化塗膜は、耐汚染性、汚染除去
性、耐候性等の保護効果はすぐれているが、接着シート
の保護層として用いるには、次のような問題点を有する
ことが、本発明者らの研究の結果判明した。建築物の壁
面や看板等の、屋外で使用される被着体表面に接着され
た接着シート(第1接着シート)の表面(すなわち、保
護層表面)に、別の接着シート(第2接着シート)を接
着して使用することがしばしばある。たとえば、看板の
表面にまず第1接着シートを下地として接着し、次にそ
の表面に、図案、文字等の形にカットされた第2接着シ
ートを接着し、第1接着シート表面を被覆(装飾)する
場合である。この時、第2接着シートを接着した後も、
通常、第1接着シートの全表面は第2接着シートで被覆
されないので、第1接着シートの表面には、親水化剤を
含有する保護層(親水化層)を配置することが好まし
い。しかしながら、親水化層と接する第2接着シート
は、通常の状態では十分な接着力で接着可能であるが、
雨等の水に長時間さらされた時、第1接着シートの保護
層(親水化層)表面と、第2接着シートとの間の接着力
(剥離抵抗)、すなわち、耐水接着力が低下するおそれ
があった。
【0009】したがって、本発明の目的は、すぐれた保
護効果を備えるとともに、被着体を直接被覆する第1接
着シートとして使用し、別の接着シート(第2接着シー
ト)が第1接着シート表面を被覆した時の耐水接着力の
低下を効果的に防止することができる、そのような第1
接着シートとして使用可能な接着シートを提供すること
にある。
護効果を備えるとともに、被着体を直接被覆する第1接
着シートとして使用し、別の接着シート(第2接着シー
ト)が第1接着シート表面を被覆した時の耐水接着力の
低下を効果的に防止することができる、そのような第1
接着シートとして使用可能な接着シートを提供すること
にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、上
記課題を解決するために、可撓性支持体と、前記可撓性
支持体の裏面に配置された接着層と、前記可撓性支持体
の表面に配置された保護層とを含む接着シートにおい
て、前記保護層に、(1)硬化樹脂と、(2)無機酸化
物、オルガノシリケート化合物もしくはこれらの混合物
からなる親水化剤を含有させ、前記保護層の厚さを0.1
〜60μm とし、かつ前記保護層表面の水接触角を35〜65
度にしている。
記課題を解決するために、可撓性支持体と、前記可撓性
支持体の裏面に配置された接着層と、前記可撓性支持体
の表面に配置された保護層とを含む接着シートにおい
て、前記保護層に、(1)硬化樹脂と、(2)無機酸化
物、オルガノシリケート化合物もしくはこれらの混合物
からなる親水化剤を含有させ、前記保護層の厚さを0.1
〜60μm とし、かつ前記保護層表面の水接触角を35〜65
度にしている。
【0011】本発明の接着シートは、保護層が無機酸化
物、オルガノシリケート化合物もしくはこれらの混合物
からなる親水化剤を含有していることにより、この親水
化剤による耐汚染性等の保護効果を発揮する。さらに、
この保護層が前記親水化剤と硬化樹脂の組合せを含み、
保護層表面の水接触角を35〜65度にすることにより、保
護層表面の親水性が適度に保持されているため、本発明
の接着シートを、被着体を直接被覆する第1接着シート
として用い、別の第2接着シートを第1接着シートの表
面を被覆した場合における第2接着シートの耐水接着力
の低下を防止することができる。
物、オルガノシリケート化合物もしくはこれらの混合物
からなる親水化剤を含有していることにより、この親水
化剤による耐汚染性等の保護効果を発揮する。さらに、
この保護層が前記親水化剤と硬化樹脂の組合せを含み、
保護層表面の水接触角を35〜65度にすることにより、保
護層表面の親水性が適度に保持されているため、本発明
の接着シートを、被着体を直接被覆する第1接着シート
として用い、別の第2接着シートを第1接着シートの表
面を被覆した場合における第2接着シートの耐水接着力
の低下を防止することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の接着シートの好
ましい一形態を示す断面図である。本発明の接着シート
1は可撓性支持体2と、前記可撓性支持体2の裏面に配
置された接着層3と、前記可撓性支持体2の表面に配置
された保護層4とを含む。以下、各構成成分について説
明する。
ましい一形態を示す断面図である。本発明の接着シート
1は可撓性支持体2と、前記可撓性支持体2の裏面に配
置された接着層3と、前記可撓性支持体2の表面に配置
された保護層4とを含む。以下、各構成成分について説
明する。
【0013】本発明による接着シートにおいて使用され
る可撓性支持体2は、通常の接着シートにおいて使用さ
れるものを使用することができる。例えば、加工性、施
工性、耐候性、価格を考慮した場合、塩化ビニル樹脂フ
ィルムが好ましい。またこの塩化ビニルの他、アクリル
樹脂、ポリオレフィン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウ
レタン樹脂等も使用することができる。樹脂中には顔料
等の着色剤や、耐候性を向上させるための紫外線吸収
剤、熱安定剤、柔軟性を付与するための可塑剤、などを
添加することができる。また、この支持体として、再帰
反射シート等の反射性の高いシートを用い、夜間の視認
性を高めることもできる。このような夜間視認性の高い
シートを含む接着シートは、道路標識の形成に有用であ
る。なお、支持体の厚さは、可撓性を維持できる限り特
に限定されないが、通常10〜2,000 μm、好ましくは20
〜1,000 μmの範囲である。
る可撓性支持体2は、通常の接着シートにおいて使用さ
れるものを使用することができる。例えば、加工性、施
工性、耐候性、価格を考慮した場合、塩化ビニル樹脂フ
ィルムが好ましい。またこの塩化ビニルの他、アクリル
樹脂、ポリオレフィン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウ
レタン樹脂等も使用することができる。樹脂中には顔料
等の着色剤や、耐候性を向上させるための紫外線吸収
剤、熱安定剤、柔軟性を付与するための可塑剤、などを
添加することができる。また、この支持体として、再帰
反射シート等の反射性の高いシートを用い、夜間の視認
性を高めることもできる。このような夜間視認性の高い
シートを含む接着シートは、道路標識の形成に有用であ
る。なお、支持体の厚さは、可撓性を維持できる限り特
に限定されないが、通常10〜2,000 μm、好ましくは20
〜1,000 μmの範囲である。
【0014】可撓性支持体2の裏面に配置される接着層
3は、通常の接着シートにおいて使用されるものを使用
することができる。通常、感圧接着剤(粘着剤)、感熱
接着剤(ホットメルト接着剤を含む)、溶剤活性型接着
剤等の接着剤を含む層である。接着剤としては、たとえ
ば、加工性、施工性、耐候性、価格を考慮した場合、ア
クリル系粘着剤を用いるのが好ましい。この接着層中に
は、耐候性を向上させるための紫外線吸収剤、熱安定剤
を添加することができる。また、接着力を向上させるた
めに、架橋剤(硬化剤)、粘着付与剤、可塑剤などを添
加することができる。表面に歪みのある被着体への施工
時や、追従性を必要とする被着体に接着することも考慮
すると、5〜50 N/25mm の剥離強度(180度剥離)を有す
る接着剤が好ましい。
3は、通常の接着シートにおいて使用されるものを使用
することができる。通常、感圧接着剤(粘着剤)、感熱
接着剤(ホットメルト接着剤を含む)、溶剤活性型接着
剤等の接着剤を含む層である。接着剤としては、たとえ
ば、加工性、施工性、耐候性、価格を考慮した場合、ア
クリル系粘着剤を用いるのが好ましい。この接着層中に
は、耐候性を向上させるための紫外線吸収剤、熱安定剤
を添加することができる。また、接着力を向上させるた
めに、架橋剤(硬化剤)、粘着付与剤、可塑剤などを添
加することができる。表面に歪みのある被着体への施工
時や、追従性を必要とする被着体に接着することも考慮
すると、5〜50 N/25mm の剥離強度(180度剥離)を有す
る接着剤が好ましい。
【0015】接着剤としては、アクリル系の他、ポリオ
レフィン系、ポリエステル系、ポリウレタン系、シリコ
ーン系(シリコーンポリウレア等の変性シリコーンも含
む)、エポキシ系の接着剤も使用することができる。接
着層は、接着剤を含む塗布液の塗膜から形成することが
できる。また、接着層の厚さは、特に限定されないが、
通常5〜500 μm、好ましくは10〜300 μmの範囲であ
る。
レフィン系、ポリエステル系、ポリウレタン系、シリコ
ーン系(シリコーンポリウレア等の変性シリコーンも含
む)、エポキシ系の接着剤も使用することができる。接
着層は、接着剤を含む塗布液の塗膜から形成することが
できる。また、接着層の厚さは、特に限定されないが、
通常5〜500 μm、好ましくは10〜300 μmの範囲であ
る。
【0016】本発明の接着シートの保護層4は、硬化性
ポリマーから形成された硬化樹脂と、無機酸化物からな
る親水化剤とを含有し、前記保護層の厚さが0.1 〜60μ
m であり、かつ前記保護層表面の水接触角が35〜65度で
あることを特徴とする。
ポリマーから形成された硬化樹脂と、無機酸化物からな
る親水化剤とを含有し、前記保護層の厚さが0.1 〜60μ
m であり、かつ前記保護層表面の水接触角が35〜65度で
あることを特徴とする。
【0017】親水化剤を構成する無機酸化物は、金属元
素が酸素原子との結合を介して3次元のネットワークを
構成する様々な含酸素金属化合物である。この無機酸化
物を構成する金属元素としては、周期表のII族〜VI族か
ら選ばれる金属が好ましく、特にアルミニウム、ケイ
素、ジルコニウム、アンチモンが好ましい。なかでも、
ケイ素の酸化物、すなわち酸化ケイ素が最も好ましい。
この無機酸化物はゾルとして用いることが好ましい。無
機酸化物のゾルは、一般に分散性にすぐれ、保護層を構
成する樹脂への混合が容易であるからである。
素が酸素原子との結合を介して3次元のネットワークを
構成する様々な含酸素金属化合物である。この無機酸化
物を構成する金属元素としては、周期表のII族〜VI族か
ら選ばれる金属が好ましく、特にアルミニウム、ケイ
素、ジルコニウム、アンチモンが好ましい。なかでも、
ケイ素の酸化物、すなわち酸化ケイ素が最も好ましい。
この無機酸化物はゾルとして用いることが好ましい。無
機酸化物のゾルは、一般に分散性にすぐれ、保護層を構
成する樹脂への混合が容易であるからである。
【0018】この無機酸化物は、シランカップリング剤
で表面処理したものであってもよく、ケイ素酸化物をシ
ランカップリング剤で表面処理したものが好ましい。こ
の表面処理を施すことによって、保護層中における無機
酸化物の分散性が向上する。このシランカップリング剤
としては、例えば、ビニルトリメトキシシラン、ビニル
トリエトキシシラン、γ−メタクリロイルオキシプロピ
ルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリ
メトキシシラン、γ−アミノプロピルトリメトキシシラ
ン、メチルトリメトキシシラン、メチルトリエトキシシ
ラン、ジメチルジメトキシシラン、ジフェニルジメトキ
シシラン、フェニルトリメトキシシラン等を用いること
ができる。
で表面処理したものであってもよく、ケイ素酸化物をシ
ランカップリング剤で表面処理したものが好ましい。こ
の表面処理を施すことによって、保護層中における無機
酸化物の分散性が向上する。このシランカップリング剤
としては、例えば、ビニルトリメトキシシラン、ビニル
トリエトキシシラン、γ−メタクリロイルオキシプロピ
ルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリ
メトキシシラン、γ−アミノプロピルトリメトキシシラ
ン、メチルトリメトキシシラン、メチルトリエトキシシ
ラン、ジメチルジメトキシシラン、ジフェニルジメトキ
シシラン、フェニルトリメトキシシラン等を用いること
ができる。
【0019】また親水化剤としてはオルガノシリケート
化合物を用いることもできる。オルガノシリケート化合
物とは、有機置換基を有する、ケイ素酸化物を意味す
る。このようなオルガノシリケート化合物としては、例
えば、下式 (R1)n −Si−(OR2)4-n (上式中、R1 及びR2 は各々独立に、水素原子または
炭素数1〜10のアルキル基、シクロアルキル基、アラル
キル基または炭素数6〜10のアリール基であり、nは0
または1である)で表される化合物、又はその縮合物が
例示される。このオルガノシリケートの具体例として
は、テトラヒドロキシシラン、テトラメトキシシラン、
テトラエトキシシラン、テトラプロポキシシラン、テト
ラブトキシシラン、テトラフェノキシシラン、ジメトキ
シジエトキシシラン、メチルトリメトキシシラン、メチ
ルトリエトキシシラン、フェニルトリメトキシシラン、
フェニルトリエトキシシラン、ブチルトリメトキシシラ
ン、ヘキシルトリメトキシシラン、デシルトリメトキシ
シラン、エトキシトリメトキシシラン、プロポキシトリ
メトキシシラン、ブトキシトリメトキシシラン等が挙げ
られる。
化合物を用いることもできる。オルガノシリケート化合
物とは、有機置換基を有する、ケイ素酸化物を意味す
る。このようなオルガノシリケート化合物としては、例
えば、下式 (R1)n −Si−(OR2)4-n (上式中、R1 及びR2 は各々独立に、水素原子または
炭素数1〜10のアルキル基、シクロアルキル基、アラル
キル基または炭素数6〜10のアリール基であり、nは0
または1である)で表される化合物、又はその縮合物が
例示される。このオルガノシリケートの具体例として
は、テトラヒドロキシシラン、テトラメトキシシラン、
テトラエトキシシラン、テトラプロポキシシラン、テト
ラブトキシシラン、テトラフェノキシシラン、ジメトキ
シジエトキシシラン、メチルトリメトキシシラン、メチ
ルトリエトキシシラン、フェニルトリメトキシシラン、
フェニルトリエトキシシラン、ブチルトリメトキシシラ
ン、ヘキシルトリメトキシシラン、デシルトリメトキシ
シラン、エトキシトリメトキシシラン、プロポキシトリ
メトキシシラン、ブトキシトリメトキシシラン等が挙げ
られる。
【0020】また、オルガノシリケート化合物は、ケイ
素酸化物に有機ポリマーが結合しているものであっても
よい。ケイ素酸化物に有機ポリマーを結合させることに
より、ケイ素酸化物の保護層内における分散性や、硬化
樹脂との親和性が向上し、またこの有機ポリマーは硬化
樹脂とのバインダーとしても作用する。この有機ポリマ
ーは、パーフルオロアルキル基及びシリコーン基のうち
少なくとも1種を含むものが好ましい。パーフルオロア
ルキル基の具体例としては、パーフルオロメチル基、パ
ーフルオロエチル基、パーフルオロプロピル基、パーフ
ルオロブチル基、パーフルオロヘキシル基、パーフルオ
ロオクチル基、パーフルオロデシル基、パーフルオロテ
トラデシル基等が挙げられる。またシリコーン基の具体
例としては、ジメチルシリコーン基、ジフェニルシリコ
ーン基、メチルフェニルシリコーン基、ジエチルシリコ
ーン基、メチルエチルシリコーン基等が挙げられる。こ
れらのパーフルオロアルキル基又はシリコーン基は1種
のみでもよく、又は2種以上組み合わせて用いてもよ
い。これらの基を有する有機ポリマーの具体例として
は、アクリル樹脂、ポリスチレン、ポリ酢酸ビニル、ポ
リオレフィン(例えばポリエチレン、ポリプロピレ
ン)、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリエス
テル、及びこれらの共重合体、並びにこれらの変性体が
挙げられる。上記パーフルオロアルキル基及びシリコー
ン基は上記有機ポリマーに直接結合していてもよく、又
はエステル基やエーテル基を介して結合していてもよ
い。
素酸化物に有機ポリマーが結合しているものであっても
よい。ケイ素酸化物に有機ポリマーを結合させることに
より、ケイ素酸化物の保護層内における分散性や、硬化
樹脂との親和性が向上し、またこの有機ポリマーは硬化
樹脂とのバインダーとしても作用する。この有機ポリマ
ーは、パーフルオロアルキル基及びシリコーン基のうち
少なくとも1種を含むものが好ましい。パーフルオロア
ルキル基の具体例としては、パーフルオロメチル基、パ
ーフルオロエチル基、パーフルオロプロピル基、パーフ
ルオロブチル基、パーフルオロヘキシル基、パーフルオ
ロオクチル基、パーフルオロデシル基、パーフルオロテ
トラデシル基等が挙げられる。またシリコーン基の具体
例としては、ジメチルシリコーン基、ジフェニルシリコ
ーン基、メチルフェニルシリコーン基、ジエチルシリコ
ーン基、メチルエチルシリコーン基等が挙げられる。こ
れらのパーフルオロアルキル基又はシリコーン基は1種
のみでもよく、又は2種以上組み合わせて用いてもよ
い。これらの基を有する有機ポリマーの具体例として
は、アクリル樹脂、ポリスチレン、ポリ酢酸ビニル、ポ
リオレフィン(例えばポリエチレン、ポリプロピレ
ン)、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリエス
テル、及びこれらの共重合体、並びにこれらの変性体が
挙げられる。上記パーフルオロアルキル基及びシリコー
ン基は上記有機ポリマーに直接結合していてもよく、又
はエステル基やエーテル基を介して結合していてもよ
い。
【0021】このような有機ポリマーは、例えばケイ素
酸化物と混合し、加水分解・縮合によって、ケイ素酸化
物に結合させることができる。また、ケイ素酸化物粒子
内に上記有機ポリマーを包含させてもよい。この有機ポ
リマーの含有率は特に制限されないが、保護層表面の親
水性を高めるというケイ素酸化物の効果を発揮するため
に、ケイ素酸化物50〜99.5質量%に対して50〜0.5 質量
%であることが好ましい。
酸化物と混合し、加水分解・縮合によって、ケイ素酸化
物に結合させることができる。また、ケイ素酸化物粒子
内に上記有機ポリマーを包含させてもよい。この有機ポ
リマーの含有率は特に制限されないが、保護層表面の親
水性を高めるというケイ素酸化物の効果を発揮するため
に、ケイ素酸化物50〜99.5質量%に対して50〜0.5 質量
%であることが好ましい。
【0022】この親水化剤を構成する無機酸化物又はオ
ルガノシリケート化合物の平均粒径は特に限定されない
が、保護層の透明性を損なわないようにするため100nm
以下であることが好ましく、また凝集を防ぐため5nm以
上であることが好ましい。
ルガノシリケート化合物の平均粒径は特に限定されない
が、保護層の透明性を損なわないようにするため100nm
以下であることが好ましく、また凝集を防ぐため5nm以
上であることが好ましい。
【0023】上記の様な親水化剤として特に好適なもの
は、オルガノシリケート化合物である。オルガノシリケ
ート化合物は、上記の様な保護効果を効果的に高めつ
つ、第2接着シートで本発明による第1接着シート表面
を被覆した時の、第2接着シートの耐水接着力の低下を
特に効果的に防止できるからである。この効果は、次の
様に説明できる。上記の様な親水化剤は、シート(保護
層)表面の親水性を効果的に高め、第1の接着シートの
保護層表面と、その表面に接着した第2の接着シートの
接着層との界面に侵入した水分が、第2の接着シートの
剥離を促進する様な不均一な水被膜の形成を効果的に防
止できる。オルガノシリケート化合物は、この様な効果
にすぐれる。さらに加えて、有機物である第2接着シー
トの接着層に含まれる接着剤を化学分解する触媒効果が
極めて低く、また、有機物との親和性も高い。したがっ
て、第2接着シートの剥離の防止、すなわち、耐水接着
力を効果的に高めることができ、親水化剤の中でも特に
好適である。オルガノシリケート化合物として好適に
は、シリカゾル等の無機酸化物ゾルの表面に担持された
シランカップリング剤(ケイ素酸化物系表面処理剤)
や、粒子表面が有機ポリマーで被覆されたシリカゾルで
ある。ゾルの平均粒子径は、通常100nm 以下である。
は、オルガノシリケート化合物である。オルガノシリケ
ート化合物は、上記の様な保護効果を効果的に高めつ
つ、第2接着シートで本発明による第1接着シート表面
を被覆した時の、第2接着シートの耐水接着力の低下を
特に効果的に防止できるからである。この効果は、次の
様に説明できる。上記の様な親水化剤は、シート(保護
層)表面の親水性を効果的に高め、第1の接着シートの
保護層表面と、その表面に接着した第2の接着シートの
接着層との界面に侵入した水分が、第2の接着シートの
剥離を促進する様な不均一な水被膜の形成を効果的に防
止できる。オルガノシリケート化合物は、この様な効果
にすぐれる。さらに加えて、有機物である第2接着シー
トの接着層に含まれる接着剤を化学分解する触媒効果が
極めて低く、また、有機物との親和性も高い。したがっ
て、第2接着シートの剥離の防止、すなわち、耐水接着
力を効果的に高めることができ、親水化剤の中でも特に
好適である。オルガノシリケート化合物として好適に
は、シリカゾル等の無機酸化物ゾルの表面に担持された
シランカップリング剤(ケイ素酸化物系表面処理剤)
や、粒子表面が有機ポリマーで被覆されたシリカゾルで
ある。ゾルの平均粒子径は、通常100nm 以下である。
【0024】保護層中における親水化剤の含有量は、保
護層表面の水接触角を35〜65度に制御するように選択さ
れ、使用する親水化剤及び硬化樹脂によって異なるが、
一般には、この親水化剤は、硬化樹脂100 質量部に対し
て、通常1〜50質量部、好適には3〜40質量部、特に好
適には5〜30質量部の範囲で含まれる。親水化剤の量が
少なすぎると、保護層表面の水接触角が所定の範囲を超
え、耐汚染性等の保護効果が低下するおそれがあり、反
対に量が多すぎると、保護層表面の水接触角が所定の範
囲を下回り、第2接着シートの耐水接着力が低下するお
それがある。なお、硬化樹脂についての詳細には後述す
るが、硬化性ポリマーより形成された硬化されたポリマ
ーを含有する樹脂である。硬化性ポリマーを硬化するた
めに硬化剤を添加する場合、硬化樹脂は、上記ポリマー
と硬化剤との混合物を意味する。
護層表面の水接触角を35〜65度に制御するように選択さ
れ、使用する親水化剤及び硬化樹脂によって異なるが、
一般には、この親水化剤は、硬化樹脂100 質量部に対し
て、通常1〜50質量部、好適には3〜40質量部、特に好
適には5〜30質量部の範囲で含まれる。親水化剤の量が
少なすぎると、保護層表面の水接触角が所定の範囲を超
え、耐汚染性等の保護効果が低下するおそれがあり、反
対に量が多すぎると、保護層表面の水接触角が所定の範
囲を下回り、第2接着シートの耐水接着力が低下するお
それがある。なお、硬化樹脂についての詳細には後述す
るが、硬化性ポリマーより形成された硬化されたポリマ
ーを含有する樹脂である。硬化性ポリマーを硬化するた
めに硬化剤を添加する場合、硬化樹脂は、上記ポリマー
と硬化剤との混合物を意味する。
【0025】保護層の硬化樹脂を形成する硬化性ポリマ
ーは、非フッ素系ポリマーであることが好ましい。非フ
ッ素系ポリマーは、第2接着シートの耐水接着力を高め
る作用があるからである。この非フッ素系ポリマーとし
ては、アクリル系、ポリオレフィン系、ポリエステル
系、ポリウレタン系、シリコーン系(シリコーンポリウ
レア等の変性シリコーンも含む)のポリマーを使用する
ことができる。好適にはアクリル系ポリマーである。第
1接着シートの保護層の非フッ素系ポリマーとしてアク
リル系ポリマーを用いることは、第1接着シートの表面
を被覆する第2接着シートが粘着剤を含有する接着層を
有する場合に、前記接着構造体を形成するのに特に有用
である。
ーは、非フッ素系ポリマーであることが好ましい。非フ
ッ素系ポリマーは、第2接着シートの耐水接着力を高め
る作用があるからである。この非フッ素系ポリマーとし
ては、アクリル系、ポリオレフィン系、ポリエステル
系、ポリウレタン系、シリコーン系(シリコーンポリウ
レア等の変性シリコーンも含む)のポリマーを使用する
ことができる。好適にはアクリル系ポリマーである。第
1接着シートの保護層の非フッ素系ポリマーとしてアク
リル系ポリマーを用いることは、第1接着シートの表面
を被覆する第2接着シートが粘着剤を含有する接着層を
有する場合に、前記接着構造体を形成するのに特に有用
である。
【0026】保護層の硬化樹脂を形成するアクリル系ポ
リマーとしては、(メタ)アクリレートホモポリマー
や、その他の重合単位を併せて含む(メタ)アクリレー
ト系共重合体が好ましい。その他の重合単位は、水酸
基、カルボキシル基、エポキシ基、アミノ基等の硬化剤
と反応可能な官能基を有するものが好ましい。このアク
リル系ポリマーの具体例としては、アクリルポリオール
が挙げられる。
リマーとしては、(メタ)アクリレートホモポリマー
や、その他の重合単位を併せて含む(メタ)アクリレー
ト系共重合体が好ましい。その他の重合単位は、水酸
基、カルボキシル基、エポキシ基、アミノ基等の硬化剤
と反応可能な官能基を有するものが好ましい。このアク
リル系ポリマーの具体例としては、アクリルポリオール
が挙げられる。
【0027】硬化樹脂が、硬化性ポリマーと、硬化剤と
を含む場合、硬化剤は特に限定されないが、イソシアネ
ート化合物や、エポキシ化合物が好ましい。硬化性ポリ
マーと硬化剤との含有比率は、通常、硬化性ポリマー40
〜95質量部と、これに対応して硬化剤5〜60質量部、好
適には、硬化性ポリマー30〜90質量部と、これに対応し
て硬化剤10〜70質量部である。
を含む場合、硬化剤は特に限定されないが、イソシアネ
ート化合物や、エポキシ化合物が好ましい。硬化性ポリ
マーと硬化剤との含有比率は、通常、硬化性ポリマー40
〜95質量部と、これに対応して硬化剤5〜60質量部、好
適には、硬化性ポリマー30〜90質量部と、これに対応し
て硬化剤10〜70質量部である。
【0028】保護層には、上記の成分に加えて、耐候
性、安定性、その他性能を向上させる目的で、紫外線吸
収剤や安定剤、あるいはその他添加剤を加えることも可
能である。保護層の形成法は特に限定されないが、無機
酸化物、硬化性ポリマー、硬化剤等の全成分を溶剤に溶
解または分散させて形成した塗布液を、塗布し、硬化性
ポリマーを硬化させることにより形成される。
性、安定性、その他性能を向上させる目的で、紫外線吸
収剤や安定剤、あるいはその他添加剤を加えることも可
能である。保護層の形成法は特に限定されないが、無機
酸化物、硬化性ポリマー、硬化剤等の全成分を溶剤に溶
解または分散させて形成した塗布液を、塗布し、硬化性
ポリマーを硬化させることにより形成される。
【0029】この保護層の厚みは、通常0.1 〜60μmで
ある。この保護層の厚みが薄すぎると、保護層と支持体
の密着性や、保護層の強度が低下するおそれがある。ま
た、保護層は硬化樹脂を含むため、反対に保護層が厚す
ぎると、接着シート全体の可撓性や伸びが低下し、表面
に歪みのある被着体や、追随性を必要とする被着体に対
する施工が困難になるおそれがある。このような観点か
ら、保護層の厚みは、好適には0.5 〜40μm、特に好適
には1〜20μmである。
ある。この保護層の厚みが薄すぎると、保護層と支持体
の密着性や、保護層の強度が低下するおそれがある。ま
た、保護層は硬化樹脂を含むため、反対に保護層が厚す
ぎると、接着シート全体の可撓性や伸びが低下し、表面
に歪みのある被着体や、追随性を必要とする被着体に対
する施工が困難になるおそれがある。このような観点か
ら、保護層の厚みは、好適には0.5 〜40μm、特に好適
には1〜20μmである。
【0030】保護層の形成方法は特に限定されないが、
例えば、上記の親水化剤、硬化性ポリマー、硬化剤等の
全成分を溶剤に溶解もしくは分散させて形成した塗布液
を、可撓性支持体の表面に塗布し、硬化反応を行った後
乾燥することにより形成される。この乾燥条件は比較的
温和な方がよく、50〜90℃の温度で3〜60分の乾燥時間
が好ましい。
例えば、上記の親水化剤、硬化性ポリマー、硬化剤等の
全成分を溶剤に溶解もしくは分散させて形成した塗布液
を、可撓性支持体の表面に塗布し、硬化反応を行った後
乾燥することにより形成される。この乾燥条件は比較的
温和な方がよく、50〜90℃の温度で3〜60分の乾燥時間
が好ましい。
【0031】前記のように、親水化剤は、接着シートの
保護層表面の親水性を効果的に高め、汚染物質に対する
耐汚染性を向上させる。しかしながら、親水化剤のみで
は保護層表面の親水性を適切に制御することが困難であ
り、過度に親水性になってしまう。すると、この保護層
表面に第2接着シートを設けた場合、この保護層表面と
その表面に接着した第2の接着シートの接着層との界面
に侵入した水分が、第2の接着シートの剥離を促進する
ような不均一な水被膜を形成し、第2接着シートの耐水
接着力が低下し、結果として第2接着シートが剥離して
しまう。そこで、保護層において親水化剤と硬化樹脂の
組合せを用いれば、保護層表面の親水性を、耐汚染性を
保持しつつ、第2接着シートの耐水接着力の低下を防止
する範囲に容易に制御することができる。この親水性の
範囲が水接触角35〜65度である。保護層表面の水接触角
が65度以下であれば、耐汚染性を発揮し、長期にわたっ
て維持することができる。一方、保護層表面の水接触角
が35度以上であれば、保護層表面の親水性が過度になる
ことなく、第2接着シートの耐水接着力の低下を防止す
ることができる。この耐汚染性と、第2接着シートの耐
水接着力の低下防止効果をバランスよくさらに高めるに
は、保護層表面の水接触角は、好ましくは40〜64度であ
り、さらに好ましくは45〜63度である。また、水接触角
の初期値が上記範囲にあるのに加えて、サンシャインウ
ェザオメーター(WOM) における1,000時間の促進暴露試
験後の水接触角も上記範囲にあることが好ましい。な
お、本明細書において、水接触角は一般的な接触角計を
用いて測定した値であり、促進暴露試験はJIS A 1415
(プラスチック建築材料の促進暴露試験方法)に準じて
測定した値である。
保護層表面の親水性を効果的に高め、汚染物質に対する
耐汚染性を向上させる。しかしながら、親水化剤のみで
は保護層表面の親水性を適切に制御することが困難であ
り、過度に親水性になってしまう。すると、この保護層
表面に第2接着シートを設けた場合、この保護層表面と
その表面に接着した第2の接着シートの接着層との界面
に侵入した水分が、第2の接着シートの剥離を促進する
ような不均一な水被膜を形成し、第2接着シートの耐水
接着力が低下し、結果として第2接着シートが剥離して
しまう。そこで、保護層において親水化剤と硬化樹脂の
組合せを用いれば、保護層表面の親水性を、耐汚染性を
保持しつつ、第2接着シートの耐水接着力の低下を防止
する範囲に容易に制御することができる。この親水性の
範囲が水接触角35〜65度である。保護層表面の水接触角
が65度以下であれば、耐汚染性を発揮し、長期にわたっ
て維持することができる。一方、保護層表面の水接触角
が35度以上であれば、保護層表面の親水性が過度になる
ことなく、第2接着シートの耐水接着力の低下を防止す
ることができる。この耐汚染性と、第2接着シートの耐
水接着力の低下防止効果をバランスよくさらに高めるに
は、保護層表面の水接触角は、好ましくは40〜64度であ
り、さらに好ましくは45〜63度である。また、水接触角
の初期値が上記範囲にあるのに加えて、サンシャインウ
ェザオメーター(WOM) における1,000時間の促進暴露試
験後の水接触角も上記範囲にあることが好ましい。な
お、本明細書において、水接触角は一般的な接触角計を
用いて測定した値であり、促進暴露試験はJIS A 1415
(プラスチック建築材料の促進暴露試験方法)に準じて
測定した値である。
【0032】図2は、本発明の接着構造体の好ましい一
形態を示す断面図である。本発明による接着構造体5
は、被着体10の表面を被覆した上記接着シートからな
る第1接着シート1と、第1接着シート1の表面、すな
わち、前記保護層4の表面を部分的に被覆した第2接着
シート6とを含む。前記のように、第1接着シート1の
保護層4は、耐汚染性と、第2接着シート6の耐水接着
力の低下防止効果とがバランス良く高められている。し
たがって、第2接着シート6で被覆されない保護層表面
は、長期にわたり耐汚染性を良好に保つことができる。
したがって、本発明による接着シートは、屋外用接着シ
ートとして好適に使用することができる。一方、第2接
着シート6を被覆して形成した接着構造体5では、第1
接着シート1の保護層4に対する第2接着シート6の接
着層8の耐水接着力の低下が効果的に防止され、第2接
着シート6の剥がれを効果的に防止することができる。
形態を示す断面図である。本発明による接着構造体5
は、被着体10の表面を被覆した上記接着シートからな
る第1接着シート1と、第1接着シート1の表面、すな
わち、前記保護層4の表面を部分的に被覆した第2接着
シート6とを含む。前記のように、第1接着シート1の
保護層4は、耐汚染性と、第2接着シート6の耐水接着
力の低下防止効果とがバランス良く高められている。し
たがって、第2接着シート6で被覆されない保護層表面
は、長期にわたり耐汚染性を良好に保つことができる。
したがって、本発明による接着シートは、屋外用接着シ
ートとして好適に使用することができる。一方、第2接
着シート6を被覆して形成した接着構造体5では、第1
接着シート1の保護層4に対する第2接着シート6の接
着層8の耐水接着力の低下が効果的に防止され、第2接
着シート6の剥がれを効果的に防止することができる。
【0033】上記第2接着シート6は、第1接着シート
同様にして製造することができ、通常、可撓性支持体7
と、その可撓性支持体7の裏面に配置された接着層8と
を含む。上記可撓性支持体7の表面に保護層9を配置す
ることが好ましい。第2接着シート6の保護層9は、そ
の第2接着シート表面に別の、第3の接着シートを接着
しない限り、特に限定されない。もちろん、本発明によ
る接着シートと同じ保護層を設けることもできる。
同様にして製造することができ、通常、可撓性支持体7
と、その可撓性支持体7の裏面に配置された接着層8と
を含む。上記可撓性支持体7の表面に保護層9を配置す
ることが好ましい。第2接着シート6の保護層9は、そ
の第2接着シート表面に別の、第3の接着シートを接着
しない限り、特に限定されない。もちろん、本発明によ
る接着シートと同じ保護層を設けることもできる。
【0034】この第2接着シートにおける可撓性支持体
7には、第1接着シートにおける可撓性支持体2と同様
に、塩化ビニル、アクリル樹脂、ポリオレフィン樹脂、
ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂等から形成された
樹脂フィルムを使用することができる。また、可撓性支
持体7として、再帰反射シート等の反射性の高いシート
を用いることもできる。この可撓性支持体7の厚さは、
可撓性を維持できる限り特に限定されないが、通常10〜
2,000 μm、好ましくは20〜1,000 μmの範囲である。
7には、第1接着シートにおける可撓性支持体2と同様
に、塩化ビニル、アクリル樹脂、ポリオレフィン樹脂、
ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂等から形成された
樹脂フィルムを使用することができる。また、可撓性支
持体7として、再帰反射シート等の反射性の高いシート
を用いることもできる。この可撓性支持体7の厚さは、
可撓性を維持できる限り特に限定されないが、通常10〜
2,000 μm、好ましくは20〜1,000 μmの範囲である。
【0035】第2接着シート6の可撓性支持体7の裏面
に配置される接着層8は、第1接着シート1の保護層4
との接着が可能なものであれば良く、通常、感圧接着剤
(粘着剤)、感熱接着剤(ホットメルト接着剤を含
む)、溶剤活性型接着剤等の接着剤を含む層である。接
着剤としては、アクリル系、ポリオレフィン系、ポリエ
ステル系、ポリウレタン系、シリコーン系(シリコーン
ポリウレア等の変性シリコーンも含む)、エポキシ系の
接着剤を使用することができる。接着層8は、接着剤を
含む塗布液の塗膜から形成することができる。また、接
着層8の厚さは、特に限定されないが、通常5〜500 μ
m、好ましくは10〜300 μmの範囲である。この第2接
着シートの接着剤中には、紫外線吸収剤、熱安定剤、架
橋剤(硬化剤)、粘着付与剤、可塑剤などを添加するこ
とができる。
に配置される接着層8は、第1接着シート1の保護層4
との接着が可能なものであれば良く、通常、感圧接着剤
(粘着剤)、感熱接着剤(ホットメルト接着剤を含
む)、溶剤活性型接着剤等の接着剤を含む層である。接
着剤としては、アクリル系、ポリオレフィン系、ポリエ
ステル系、ポリウレタン系、シリコーン系(シリコーン
ポリウレア等の変性シリコーンも含む)、エポキシ系の
接着剤を使用することができる。接着層8は、接着剤を
含む塗布液の塗膜から形成することができる。また、接
着層8の厚さは、特に限定されないが、通常5〜500 μ
m、好ましくは10〜300 μmの範囲である。この第2接
着シートの接着剤中には、紫外線吸収剤、熱安定剤、架
橋剤(硬化剤)、粘着付与剤、可塑剤などを添加するこ
とができる。
【0036】第2接着シート6の接着層8と、第1接着
シート1の保護層4中の硬化樹脂との好適な組み合わせ
は、たとえば、前記第1接着シートの保護層4がアクリ
ル系ポリマーを含有する場合、第2接着シートの接着層
8はアクリル系粘着剤を含有することが好ましい。この
組合せは、第1接着シート表面からの第2接着シートの
剥がれを効果的に防止することができる、最良の組み合
わせの1つである。
シート1の保護層4中の硬化樹脂との好適な組み合わせ
は、たとえば、前記第1接着シートの保護層4がアクリ
ル系ポリマーを含有する場合、第2接着シートの接着層
8はアクリル系粘着剤を含有することが好ましい。この
組合せは、第1接着シート表面からの第2接着シートの
剥がれを効果的に防止することができる、最良の組み合
わせの1つである。
【0037】
【実施例】実施例1 まず、以下の配合にしたがって、保護層用の塗布液を作
製した。 日本油脂(株)製の親水化塗料(商標)ベルクリーンク
リアNo.5000:80質量% 日本油脂(株)製の硬化剤塗料(商標)ベルクリーン硬
化剤:20質量% なお、上記親水化塗料は、オルガノシリケート化合物か
らなる親水化剤と、アクリルポリオール系樹脂とを含有
する、不揮発分46質量%の塗料であった。また、上記硬
化剤は、イソシアネート化合物を不揮発分として65質量
%含有する液体であった。
製した。 日本油脂(株)製の親水化塗料(商標)ベルクリーンク
リアNo.5000:80質量% 日本油脂(株)製の硬化剤塗料(商標)ベルクリーン硬
化剤:20質量% なお、上記親水化塗料は、オルガノシリケート化合物か
らなる親水化剤と、アクリルポリオール系樹脂とを含有
する、不揮発分46質量%の塗料であった。また、上記硬
化剤は、イソシアネート化合物を不揮発分として65質量
%含有する液体であった。
【0038】上記2つの材料を均一になるまで混合して
塗布液を形成した後、上記塗布液を、住友3M(株) 社
製の接着シート(商標)スコッチカルフィルム(品番)
3650CFの支持体表面に、乾燥厚みが3μmになるように
塗布し、保護層を形成し、本例の接着シートを得た。な
お、保護層の乾燥条件は、65℃で10分であった。また、
上記接着シートの支持体は、塩化ビニル樹脂フィルムで
あり、接着層はアクリル系粘着剤を含有していた。
塗布液を形成した後、上記塗布液を、住友3M(株) 社
製の接着シート(商標)スコッチカルフィルム(品番)
3650CFの支持体表面に、乾燥厚みが3μmになるように
塗布し、保護層を形成し、本例の接着シートを得た。な
お、保護層の乾燥条件は、65℃で10分であった。また、
上記接着シートの支持体は、塩化ビニル樹脂フィルムで
あり、接着層はアクリル系粘着剤を含有していた。
【0039】本例の接着シートの評価を次のようにして
行った。その結果を表1に示す。 (評価方法) 耐汚染性:接着シートを屋外に放置し、4ヶ月経過後の
汚染状況を目視で観察した。対象サンプルとして屋内に
保存しておいた接着シートを用い、それと比較して、ほ
とんど汚れが観察できなかった場合を「◎(Excellent
)」、汚れが観察されたが、擦れば簡単に除去できた
場合を「〇(Good)」、簡単には除去できない汚れが観
察された場合を、「×(NG)」とした。
行った。その結果を表1に示す。 (評価方法) 耐汚染性:接着シートを屋外に放置し、4ヶ月経過後の
汚染状況を目視で観察した。対象サンプルとして屋内に
保存しておいた接着シートを用い、それと比較して、ほ
とんど汚れが観察できなかった場合を「◎(Excellent
)」、汚れが観察されたが、擦れば簡単に除去できた
場合を「〇(Good)」、簡単には除去できない汚れが観
察された場合を、「×(NG)」とした。
【0040】水接触角:接着シートの保護層表面に水滴
を滴下し、協和界面科学社製の「品番:CA-Z型」を使用
してマニュアル記載の手順に従い、保護層表面と水との
接触角を測定した。なお、使用した水は、イオン交換水
を蒸留して得た精製水であった。また、初期値は、未使
用の接着シートについて測定された値であり、WOM 1000
時間後の値は、JIS A 1415に準ずるサンシャインウェザ
オメータ耐候促進試験において1000時間後に測定された
値である。
を滴下し、協和界面科学社製の「品番:CA-Z型」を使用
してマニュアル記載の手順に従い、保護層表面と水との
接触角を測定した。なお、使用した水は、イオン交換水
を蒸留して得た精製水であった。また、初期値は、未使
用の接着シートについて測定された値であり、WOM 1000
時間後の値は、JIS A 1415に準ずるサンシャインウェザ
オメータ耐候促進試験において1000時間後に測定された
値である。
【0041】重ね貼り接着力(常態):本例の接着シー
トを第1接着シートとして使用し、第2接着シートとし
て、前出の(商標)スコッチカルフィルム(品番)3650
CFを使用し、2つのシートを積層して貼りあわせて、20
℃×48時間放置したものを測定用試料とした。この測定
試料から25mm幅の積層シートを作製し、30cm/分の引張
速度で引っ張った時の第2接着シートが第1接着シート
の保護層表面から剥離する時の剥離強度を測定した。こ
の剥離強度を重ね貼り接着力とした。
トを第1接着シートとして使用し、第2接着シートとし
て、前出の(商標)スコッチカルフィルム(品番)3650
CFを使用し、2つのシートを積層して貼りあわせて、20
℃×48時間放置したものを測定用試料とした。この測定
試料から25mm幅の積層シートを作製し、30cm/分の引張
速度で引っ張った時の第2接着シートが第1接着シート
の保護層表面から剥離する時の剥離強度を測定した。こ
の剥離強度を重ね貼り接着力とした。
【0042】耐水接着力:上記常態重ね貼り接着力の場
合と同様にして作製した積層シートを、40℃の温水に1
週間浸漬した後、測定用試料とした以外は、上記常態重
ね貼り接着力の測定と同様にして剥離強度を測定した。
この剥離強度を耐水接着力とした。
合と同様にして作製した積層シートを、40℃の温水に1
週間浸漬した後、測定用試料とした以外は、上記常態重
ね貼り接着力の測定と同様にして剥離強度を測定した。
この剥離強度を耐水接着力とした。
【0043】比較例1 保護層用塗料を、以下に示す材料を混合して形成した以
外は、実施例1と同様にして本例の接着シートを得た。 フッ素塗料(ダイキン(株) 社製(商標)ゼッフル(品
番)LC550 、固形分60質量%):63.7質量% 硬化剤(武田薬品(株) 社製(商標)タケネート(品
番)D140N 、イソシアネート75質量%/酢酸エチル25質
量%):24.8質量% 親水化付与剤(ダイキン工業(株) 社製の含フッ素化合
物、(品番)GH-100):11.5質量% 本例の接着シートも、実施例1と同様にして評価した。
評価結果を表1に示す。
外は、実施例1と同様にして本例の接着シートを得た。 フッ素塗料(ダイキン(株) 社製(商標)ゼッフル(品
番)LC550 、固形分60質量%):63.7質量% 硬化剤(武田薬品(株) 社製(商標)タケネート(品
番)D140N 、イソシアネート75質量%/酢酸エチル25質
量%):24.8質量% 親水化付与剤(ダイキン工業(株) 社製の含フッ素化合
物、(品番)GH-100):11.5質量% 本例の接着シートも、実施例1と同様にして評価した。
評価結果を表1に示す。
【0044】比較例2 実施例で用いた接着シートに保護層を設けないで、本例
の接着シートとした。本例の接着シートも、実施例1と
同様にして評価した。評価結果を表1に示す。
の接着シートとした。本例の接着シートも、実施例1と
同様にして評価した。評価結果を表1に示す。
【0045】
【表1】
【0046】上記表1より明らかなように、本発明の接
着シートは、耐汚染性にすぐれていると共に、この接着
シートに接着した第2接着シートとの接着性もすぐれて
いる。これに対して、比較例1では保護層中の親水化剤
として、無機酸化物もしくはオルガノシリケート化合物
ではなく、フッ素化合物を用いているため、水接触角が
低く、親水性が高い。その結果、耐汚染性は高いもの
の、第2接着シートの耐水接着力が低い。一方、比較例
2では保護層中に親水化剤を用いておらず、水接触角が
高い、すなわち親水性が低い。その結果、第2接着シー
トの耐水接着力は高いものの、耐汚染性が低い。
着シートは、耐汚染性にすぐれていると共に、この接着
シートに接着した第2接着シートとの接着性もすぐれて
いる。これに対して、比較例1では保護層中の親水化剤
として、無機酸化物もしくはオルガノシリケート化合物
ではなく、フッ素化合物を用いているため、水接触角が
低く、親水性が高い。その結果、耐汚染性は高いもの
の、第2接着シートの耐水接着力が低い。一方、比較例
2では保護層中に親水化剤を用いておらず、水接触角が
高い、すなわち親水性が低い。その結果、第2接着シー
トの耐水接着力は高いものの、耐汚染性が低い。
【0047】
【発明の効果】本発明による接着シートを被着体表面に
貼りつける第1接着シートとして用いた場合、前記のよ
うに、その上に重ね貼りした第2接着シートの剥離が効
果的に防止できる。一方、第2接着シートが貼りつけら
れていない保護層表面は、長期にわたり耐汚染性を良好
に保つことができる。したがって、本発明による接着シ
ートは、屋外用接着シートとして好適に使用することが
できる。
貼りつける第1接着シートとして用いた場合、前記のよ
うに、その上に重ね貼りした第2接着シートの剥離が効
果的に防止できる。一方、第2接着シートが貼りつけら
れていない保護層表面は、長期にわたり耐汚染性を良好
に保つことができる。したがって、本発明による接着シ
ートは、屋外用接着シートとして好適に使用することが
できる。
【図1】本発明の接着シートの構成を示す断面図であ
る。
る。
【図2】本発明の接着構造耐の構成を示す断面図であ
る。
る。
1…接着シート 2、7…可撓性支持体 3、8…接着層 4、9…保護層 5…接着構造体 6…第2接着シート 10…被着体
フロントページの続き Fターム(参考) 2E001 DH23 FA03 GA23 GA24 GA47 HD11 HD13 LA04 LA16 4F100 AA17C AK01C AK25C AK25D AK52C AR00A AT00C BA03 BA04 BA07 BA10B BA10C BA10D BA41D CB00B CB00D GB90 JA20C JB13C JK17A JL06 JL13D YY00C 4J004 AA10 AB01 CA05 CC03 CD01 4J038 CG141 HA216 KA03 KA14 KA20 PC08 4J040 DF021 JA09 JB10
Claims (3)
- 【請求項1】 可撓性の支持体と、前記可撓性支持体の
裏面に配置された接着層と、前記可撓性支持体の表面に
配置された保護層とを含む接着シートにおいて、 前記保護層が、(1)硬化樹脂と、(2)無機酸化物、
オルガノシリケート化合物、もしくはこれらの混合物か
らなる親水化剤とを含有し、前記保護層の厚さが0.1 〜
60μm であり、かつ前記保護層表面の水接触角が35〜65
度であることを特徴とする、接着シート。 - 【請求項2】 被着体表面を被覆した請求項1の接着シ
ートからなる第1接着シートと、第1接着シートの保護
層表面上に設けられかつ前記保護層表面を部分的に被覆
した第2接着シートとを含む、接着構造体。 - 【請求項3】 前記第1接着シートの保護層がアクリル
系ポリマーを含有し、かつ、前記第2接着シートはアク
リル系粘着剤を含有する接着層を介して前記第1接着シ
ートの保護層に接着されている、請求項2記載の接着構
造体。
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WO2012064081A2 (ko) * | 2010-11-08 | 2012-05-18 | Son Sang Dal | 수중 방오 코팅시트 및 코팅방법 |
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-
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