JP2003206456A - 自動車塗膜保護用シート - Google Patents
自動車塗膜保護用シートInfo
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- JP2003206456A JP2003206456A JP2002004181A JP2002004181A JP2003206456A JP 2003206456 A JP2003206456 A JP 2003206456A JP 2002004181 A JP2002004181 A JP 2002004181A JP 2002004181 A JP2002004181 A JP 2002004181A JP 2003206456 A JP2003206456 A JP 2003206456A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】自動車塗膜に対する被覆作業時にシワ等が発生
しにくくて良好な密着状態で接着できる自動車塗膜保護
用シートの開発。 【解決手段】支持基材の片面にイソブチレン系ポリマー
をベースポリマーとするポリイソブチレン系粘着層を有
し、その粘着層がアクリル系ポリマーにて表面処理され
てなる自動車塗膜保護用シート。 【効果】粘着層同土が自着しても容易に剥離してシワ等
のない状態で自動車塗膜に対し保護用シートを密着性よ
く接着できて被覆作業性に優れており、撥水性や耐汚染
性に優れた難接着性の自動車塗膜に対しても良好な接着
力で被覆でき、被覆後に接着力の経時上昇が起こり難く
て保護目的達成後には自動車塗膜から糊残りなく容易に
再剥離でき、屋外移送時の温度変化で保護用シートが膨
張/収縮等を繰り返しても保護用シートの端部や混入気
泡部で生じやすい、微小な塗膜段差等の自動車塗膜の変
形による剥離後の接着跡も発生し難い。
しにくくて良好な密着状態で接着できる自動車塗膜保護
用シートの開発。 【解決手段】支持基材の片面にイソブチレン系ポリマー
をベースポリマーとするポリイソブチレン系粘着層を有
し、その粘着層がアクリル系ポリマーにて表面処理され
てなる自動車塗膜保護用シート。 【効果】粘着層同土が自着しても容易に剥離してシワ等
のない状態で自動車塗膜に対し保護用シートを密着性よ
く接着できて被覆作業性に優れており、撥水性や耐汚染
性に優れた難接着性の自動車塗膜に対しても良好な接着
力で被覆でき、被覆後に接着力の経時上昇が起こり難く
て保護目的達成後には自動車塗膜から糊残りなく容易に
再剥離でき、屋外移送時の温度変化で保護用シートが膨
張/収縮等を繰り返しても保護用シートの端部や混入気
泡部で生じやすい、微小な塗膜段差等の自動車塗膜の変
形による剥離後の接着跡も発生し難い。
Description
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、自動車塗膜に対する被覆
作業性が良好で初期接着力にも優れており、かつ剥離性
が良好で剥離後に接着跡が付き難い自動車塗膜保護用シ
ートに関する。
作業性が良好で初期接着力にも優れており、かつ剥離性
が良好で剥離後に接着跡が付き難い自動車塗膜保護用シ
ートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、塗装を終えた自動車やその部品等
をトラックや船に荷積して海外等の遠隔地に移送する際
などにおける塵や埃、雨や石粒等の浮遊物ないし衝突物
による塗膜の損傷や艶ボケないし変色等を予防する手段
として、ワックス系塗膜材料を5〜40μmの厚さで塗
布したものが知られていた。しかしワックス塗膜を均一
厚に形成することが困難で一様な保護が得られにくいこ
とや汚れやすいこと、酸性雨に弱いことや自動車塗膜に
ワックス等が浸透して変色等の原因になること、ワック
ス塗膜の付与とその除去に多大な労力を要し、溶剤の使
用や廃液の処理等の環境問題を誘発しやすいことなどの
問題点があった。
をトラックや船に荷積して海外等の遠隔地に移送する際
などにおける塵や埃、雨や石粒等の浮遊物ないし衝突物
による塗膜の損傷や艶ボケないし変色等を予防する手段
として、ワックス系塗膜材料を5〜40μmの厚さで塗
布したものが知られていた。しかしワックス塗膜を均一
厚に形成することが困難で一様な保護が得られにくいこ
とや汚れやすいこと、酸性雨に弱いことや自動車塗膜に
ワックス等が浸透して変色等の原因になること、ワック
ス塗膜の付与とその除去に多大な労力を要し、溶剤の使
用や廃液の処理等の環境問題を誘発しやすいことなどの
問題点があった。
【0003】一方、支持基材上に粘着層を設けてなる種
々の表面保護シートが知られており塗膜保護用のものと
しては、ガラス転移点を低くした放射線硬化粘着層やポ
リイソブチレン等のゴム系粘着層を設けたものが提案さ
れている(特開平2−199184号公報、特開平6−
73352号公報)。かかるシート方式によれば前記し
たワックス方式による問題点は克服しうる。
々の表面保護シートが知られており塗膜保護用のものと
しては、ガラス転移点を低くした放射線硬化粘着層やポ
リイソブチレン等のゴム系粘着層を設けたものが提案さ
れている(特開平2−199184号公報、特開平6−
73352号公報)。かかるシート方式によれば前記し
たワックス方式による問題点は克服しうる。
【0004】しかしながら従来の保護シートにあって
は、自動車塗膜に接着する被覆作業時にシワ等が入りや
すく、塗膜表面に沿って隙間なく接着しにくいなどの間
題点があった。発生したシワ等を放置すると、特にシー
ト端部で発生したシワ等による隙間より雨水やウィンド
ウォッシャー液などの汚水が侵入して自動車塗膜が変色
したり、砂埃等の付着や侵入で自動車塗膜が傷付いたり
して、保護目的が達成されない事態を誘発する。
は、自動車塗膜に接着する被覆作業時にシワ等が入りや
すく、塗膜表面に沿って隙間なく接着しにくいなどの間
題点があった。発生したシワ等を放置すると、特にシー
ト端部で発生したシワ等による隙間より雨水やウィンド
ウォッシャー液などの汚水が侵入して自動車塗膜が変色
したり、砂埃等の付着や侵入で自動車塗膜が傷付いたり
して、保護目的が達成されない事態を誘発する。
【0005】
【発明の技術的課題】本発明は、自動車塗膜に対する被
覆作業時にシワ等が発生しにくくて良好な密着状態で接
着できる自動車塗膜保護用シートの開発を課題とする。
覆作業時にシワ等が発生しにくくて良好な密着状態で接
着できる自動車塗膜保護用シートの開発を課題とする。
【0006】
【課題の解決手段】本発明は、支持基材の片面にイソブ
チレン系ポリマーをベースポリマーとするポリイソブチ
レン系粘着層を有し、その粘着層がアクリル系ポリマー
にて表面処理されてなることを特徴とする自動車塗膜保
護用シートを提供するものである。
チレン系ポリマーをベースポリマーとするポリイソブチ
レン系粘着層を有し、その粘着層がアクリル系ポリマー
にて表面処理されてなることを特徴とする自動車塗膜保
護用シートを提供するものである。
【0007】
【発明の効果】本発明によれば、自着性の弱いアクリル
系ポリマーからなる表面層に基づいて粘着層同士が接触
して自着し、シワ付き状態となってもその自着を容易に
剥離解消してシワ付き状態を解くことができると共に、
仮貼りも可能となり、自着性が強くて仮貼りもしにくい
ポリイソブチレン系粘着層の表面特性を改質でき、その
結果、粘着層同土が触れて自着した場合にも容易に剥離
してシワ等のない状態で自動車塗膜に対し保護用シート
を密着性よく接着できて、被覆作業性に優れており、ポ
リイソブチレン系の粘着面では接着しにくい、撥水性や
耐汚染性に優れた難接着性の自動車塗膜に対しても良好
な接着力で被覆することができる。
系ポリマーからなる表面層に基づいて粘着層同士が接触
して自着し、シワ付き状態となってもその自着を容易に
剥離解消してシワ付き状態を解くことができると共に、
仮貼りも可能となり、自着性が強くて仮貼りもしにくい
ポリイソブチレン系粘着層の表面特性を改質でき、その
結果、粘着層同土が触れて自着した場合にも容易に剥離
してシワ等のない状態で自動車塗膜に対し保護用シート
を密着性よく接着できて、被覆作業性に優れており、ポ
リイソブチレン系の粘着面では接着しにくい、撥水性や
耐汚染性に優れた難接着性の自動車塗膜に対しても良好
な接着力で被覆することができる。
【0008】一方、粘着層の全体としてはポリイソブチ
レン系粘着層に基づくバルク特性を発揮させることがで
きる。その結果、被覆後に接着力の経時上昇が起こり難
くて保護目的達成後には自動車塗膜から糊残りなく容易
に再剥離でき、屋外移送時の温度変化で保護用シートが
膨張/収縮等を繰り返しても保護用シートの端部や混入
気泡部で生じやすい、微小な塗膜段差等の自動車塗膜の
変形による剥離後の接着跡も発生し難い。すなわち前記
した表面部のアクリル系ポリマーに基づいて、被覆後に
接着力が経時上昇して糊残りなく再剥離することが困難
となることを防止することができる。またアクリル系ポ
リマーの高弾性率のバルク特性に基づいて、炎天下に長
期間曝露した場合の前記接着跡の発生も防止することが
できる。前記した特性は、ポリイソブチレン系粘着層に
薬剤を添加する方式では達成が困難な特長である。
レン系粘着層に基づくバルク特性を発揮させることがで
きる。その結果、被覆後に接着力の経時上昇が起こり難
くて保護目的達成後には自動車塗膜から糊残りなく容易
に再剥離でき、屋外移送時の温度変化で保護用シートが
膨張/収縮等を繰り返しても保護用シートの端部や混入
気泡部で生じやすい、微小な塗膜段差等の自動車塗膜の
変形による剥離後の接着跡も発生し難い。すなわち前記
した表面部のアクリル系ポリマーに基づいて、被覆後に
接着力が経時上昇して糊残りなく再剥離することが困難
となることを防止することができる。またアクリル系ポ
リマーの高弾性率のバルク特性に基づいて、炎天下に長
期間曝露した場合の前記接着跡の発生も防止することが
できる。前記した特性は、ポリイソブチレン系粘着層に
薬剤を添加する方式では達成が困難な特長である。
【0009】
【発明の実施形態】本発明による自動車塗膜保護用シー
トは、支持基材の片面に、イソブチレン系ポリマーをベ
ースポリマーとするポリイソブチレン系粘着層を有して
なり、その粘着層がアクリル系ポリマーにて表面処理さ
れたものからなる。
トは、支持基材の片面に、イソブチレン系ポリマーをベ
ースポリマーとするポリイソブチレン系粘着層を有して
なり、その粘着層がアクリル系ポリマーにて表面処理さ
れたものからなる。
【0010】ポリイソブチレン系粘着層のベースポリマ
ーとなるイソブチレン系ポリマーとしては、例えばイソ
ブチレンのホモポリマー(ポリイソブチレン)、イソブ
チレンを50重量%以上含有する共重合体などの適宜な
ものを1種又は2種以上を用いることができ、特に限定
はない。
ーとなるイソブチレン系ポリマーとしては、例えばイソ
ブチレンのホモポリマー(ポリイソブチレン)、イソブ
チレンを50重量%以上含有する共重合体などの適宜な
ものを1種又は2種以上を用いることができ、特に限定
はない。
【0011】ちなみに前記の共重合体としては、例えば
イソブチレンとノルマルブチレンのランダム共重合体、
レギュラーブチルゴムや塩素化ブチルゴム、臭素化ブチ
ルゴムや部分架橋ブチルゴムの如き、イソブチレンとイ
ソプレンの共重合体、それらの加硫物などがあげられ
る。就中、上記した発明の効果等の点よりポリイソブチ
レンが好ましく用いられる。またイソブチレン系ポリマ
ーは、初期接着性や剥離作業性などの点から、重量平均
分子量が30万〜150万のものが好ましく用いうる。
イソブチレンとノルマルブチレンのランダム共重合体、
レギュラーブチルゴムや塩素化ブチルゴム、臭素化ブチ
ルゴムや部分架橋ブチルゴムの如き、イソブチレンとイ
ソプレンの共重合体、それらの加硫物などがあげられ
る。就中、上記した発明の効果等の点よりポリイソブチ
レンが好ましく用いられる。またイソブチレン系ポリマ
ーは、初期接着性や剥離作業性などの点から、重量平均
分子量が30万〜150万のものが好ましく用いうる。
【0012】ポリイソブチレン系粘着層の形成に際して
は、必要に応じその形成材に分子末端に官能基を有する
ポリイソブチレン系化合物と架橋剤を含有させることが
できる。これはアクリル系ポリマーによる表面処理でイ
ソブチレン系ポリマーからなるベースポリマーの層中に
拡散したアクリル系ポリマーを、当該架橋剤を介してポ
リイソブチレン系化合物を架橋処理する際に、そのアク
リル系ポリマーを当該架橋剤を介して化合させることに
より、又は/及びポリイソブチレン系化合物の架橋構造
内に当該アクリル系ポリマーを閉じ込めることにより固
定化して、表層のアクリル系ポリマーと下層のベースポ
リマーからなる層との密着力を向上させ、表層のアクリ
ル系ポリマーが保護用シートの再剥離の際に糊残り等と
して自動車塗膜側に残ることの防止を目的とする。
は、必要に応じその形成材に分子末端に官能基を有する
ポリイソブチレン系化合物と架橋剤を含有させることが
できる。これはアクリル系ポリマーによる表面処理でイ
ソブチレン系ポリマーからなるベースポリマーの層中に
拡散したアクリル系ポリマーを、当該架橋剤を介してポ
リイソブチレン系化合物を架橋処理する際に、そのアク
リル系ポリマーを当該架橋剤を介して化合させることに
より、又は/及びポリイソブチレン系化合物の架橋構造
内に当該アクリル系ポリマーを閉じ込めることにより固
定化して、表層のアクリル系ポリマーと下層のベースポ
リマーからなる層との密着力を向上させ、表層のアクリ
ル系ポリマーが保護用シートの再剥離の際に糊残り等と
して自動車塗膜側に残ることの防止を目的とする。
【0013】前記した分子末端に官能基を有するポリイ
ソブチレン系化合物としては、例えば水酸基やカルボキ
シル基、アミノ基やイソシアネート基、エポキシ基の如
き、架橋剤との化学反応性が良好な適宜な官能基を少な
くとも分子の末端に有するものが用いられる。従って分
子中に官能基を2個以上有するものであってもよい。ま
た官能基の支持母体となるポリイソブチレン系化合物と
しては、上記したベースポリマーを形成するイソブチレ
ン系ポリマーなどがあげられる。その分子量は、アクリ
ル系ポリマーの固定化効率などの点より数平均分子量に
基づいて100万以下、就中500〜50万、特に10
00〜5万が好ましい。
ソブチレン系化合物としては、例えば水酸基やカルボキ
シル基、アミノ基やイソシアネート基、エポキシ基の如
き、架橋剤との化学反応性が良好な適宜な官能基を少な
くとも分子の末端に有するものが用いられる。従って分
子中に官能基を2個以上有するものであってもよい。ま
た官能基の支持母体となるポリイソブチレン系化合物と
しては、上記したベースポリマーを形成するイソブチレ
ン系ポリマーなどがあげられる。その分子量は、アクリ
ル系ポリマーの固定化効率などの点より数平均分子量に
基づいて100万以下、就中500〜50万、特に10
00〜5万が好ましい。
【0014】分子末端に官能基を有するポリイソブチレ
ン系化合物の調製は、例えばイソブチレン系ポリマーを
合成する際に、官能基を有するビニル系モノマーをビニ
ル重合させる方式などにより行うことができ、両末端に
水酸基を有する変性ポリイソブチレンなどの市販物(鐘
淵化学社製)もある。ベースポリマーとの相溶性等の点
よりは、当該市販物の如く分子末端の官能基として、水
酸基を有するものが好ましく用いうる。
ン系化合物の調製は、例えばイソブチレン系ポリマーを
合成する際に、官能基を有するビニル系モノマーをビニ
ル重合させる方式などにより行うことができ、両末端に
水酸基を有する変性ポリイソブチレンなどの市販物(鐘
淵化学社製)もある。ベースポリマーとの相溶性等の点
よりは、当該市販物の如く分子末端の官能基として、水
酸基を有するものが好ましく用いうる。
【0015】分子末端に官能基を有するポリイソブチレ
ン系化合物は、1種又は2種以上を用いることができ、
その配合量は、その官能基当量に基づく架橋効率などに
基づいて適宜に決定しうる。一般には架橋効果や塗膜汚
染の防止などの点よりベースポリマー100重量部あた
り、0.5〜50重量部、就中40重量部以下、特に1
〜30重量部用いられる。
ン系化合物は、1種又は2種以上を用いることができ、
その配合量は、その官能基当量に基づく架橋効率などに
基づいて適宜に決定しうる。一般には架橋効果や塗膜汚
染の防止などの点よりベースポリマー100重量部あた
り、0.5〜50重量部、就中40重量部以下、特に1
〜30重量部用いられる。
【0016】一方、架橋剤としては、ポリイソブチレン
系化合物をその分子末端の官能基を介して架橋処理しう
る適宜なものを1種又は2種以上を用いることができ
る。ちなみにその例としては、イソシアネート系化合物
やエポキシ系化合物、アルミニウムキレート系化合物や
メラミン系化合物からなる架橋剤などがあげられる。前
記した分子末端に水酸基を有するポリイソブチレンの架
橋には、その架橋効率等の点よりイソシアネート系架橋
剤が好ましく用いられる。そのイソシアネート系架橋剤
の場合、反応触媒の併用が特に好ましい。
系化合物をその分子末端の官能基を介して架橋処理しう
る適宜なものを1種又は2種以上を用いることができ
る。ちなみにその例としては、イソシアネート系化合物
やエポキシ系化合物、アルミニウムキレート系化合物や
メラミン系化合物からなる架橋剤などがあげられる。前
記した分子末端に水酸基を有するポリイソブチレンの架
橋には、その架橋効率等の点よりイソシアネート系架橋
剤が好ましく用いられる。そのイソシアネート系架橋剤
の場合、反応触媒の併用が特に好ましい。
【0017】架橋剤の配合量も、架橋効率などに基づい
て適宜に決定しうる。一般には架橋効果や塗膜汚染の防
止などの点よりベースポリマー100重量部あたり、
0.5〜10重量部、就中0.7〜8重量部、特に1〜
5重量部用いられる。
て適宜に決定しうる。一般には架橋効果や塗膜汚染の防
止などの点よりベースポリマー100重量部あたり、
0.5〜10重量部、就中0.7〜8重量部、特に1〜
5重量部用いられる。
【0018】ポリイソブチレン系粘着層の形成に際して
は、粘着特性の制御等を目的にさらに必要に応じてその
形成材に粘着付与剤や軟化剤、ヒンダードアミン系等の
光安定剤や老化防止剤、酸化カルシウムや酸化マグネシ
ウム、シリカや酸化亜鉛、酸化チタンの如き充填剤や顔
料、紫外線吸収剤、などの適宜な添加剤を配合すること
もできる。
は、粘着特性の制御等を目的にさらに必要に応じてその
形成材に粘着付与剤や軟化剤、ヒンダードアミン系等の
光安定剤や老化防止剤、酸化カルシウムや酸化マグネシ
ウム、シリカや酸化亜鉛、酸化チタンの如き充填剤や顔
料、紫外線吸収剤、などの適宜な添加剤を配合すること
もできる。
【0019】粘着付与剤は、接着力の向上等に有効であ
り、例えば(重合)ロジン系樹脂やロジン系樹脂、脂肪
族系や芳香族系、脂環式系等の石油系樹脂、スチレン系
樹脂やキシレン系樹脂、(アルキル)フェノール系樹脂
やクロマインデン系樹脂、テルペン系樹脂やそれらの水
素添加物などからなる適宜な粘着付与剤を1種又は2種
以上用いうる。その配合量は、凝集力の低下による糊残
りの発生を回避した接着力の向上などの点より、べ一ス
ポリマー100重量部あたり1〜100重量部、就中5
〜80重量部、特に10〜60重量部が好ましい。
り、例えば(重合)ロジン系樹脂やロジン系樹脂、脂肪
族系や芳香族系、脂環式系等の石油系樹脂、スチレン系
樹脂やキシレン系樹脂、(アルキル)フェノール系樹脂
やクロマインデン系樹脂、テルペン系樹脂やそれらの水
素添加物などからなる適宜な粘着付与剤を1種又は2種
以上用いうる。その配合量は、凝集力の低下による糊残
りの発生を回避した接着力の向上などの点より、べ一ス
ポリマー100重量部あたり1〜100重量部、就中5
〜80重量部、特に10〜60重量部が好ましい。
【0020】また接着力の向上には軟化剤の配合も有効
である。軟化剤としては、例えば低分子量のポリイソブ
チレンやエチレン・プロピレンゴム、ポリイソプレンや
ポリブタジエンなどの適宜なものを1種又は2種以上用
いうる。好ましく用いうる軟化剤は、例えば水添ポリイ
ソプレンや水添ポリブタジエン、水添ポリブタジエン
(モノ、ジ)オールや水添液状ポリイソプレン(モノ、
ジ)オール、あるいは水添ポリブタジエンや水添ポリプ
ロピレンのカルボン酸誘導体の如く不飽和結合を水添処
理したものである。
である。軟化剤としては、例えば低分子量のポリイソブ
チレンやエチレン・プロピレンゴム、ポリイソプレンや
ポリブタジエンなどの適宜なものを1種又は2種以上用
いうる。好ましく用いうる軟化剤は、例えば水添ポリイ
ソプレンや水添ポリブタジエン、水添ポリブタジエン
(モノ、ジ)オールや水添液状ポリイソプレン(モノ、
ジ)オール、あるいは水添ポリブタジエンや水添ポリプ
ロピレンのカルボン酸誘導体の如く不飽和結合を水添処
理したものである。
【0021】また自動車塗膜に対する接着力の適度な向
上性などの点より好ましく用いうる軟化剤は、数平均分
子量が1000〜20万、就中1100〜15万、特に
1200〜10万のものである。軟化剤の配合量は、接
着力などに応じて適宜に決定しうるが、一般にはベース
ポリマー100重量部あたり1〜150重量部、就中5
〜100重量部、特に10〜60重量部の配合量が好ま
しい。
上性などの点より好ましく用いうる軟化剤は、数平均分
子量が1000〜20万、就中1100〜15万、特に
1200〜10万のものである。軟化剤の配合量は、接
着力などに応じて適宜に決定しうるが、一般にはベース
ポリマー100重量部あたり1〜150重量部、就中5
〜100重量部、特に10〜60重量部の配合量が好ま
しい。
【0022】ポリイソブチレン系粘着層の表面処理に用
いるアクリル系ポリマーとしては、アクリル系粘着剤に
よる公知物などの適宜なものを1種又は2種以上用いる
ことができ、その形成モノマー等について特に限定はな
い。ちなみにその例としては炭素数が1〜18のアルキ
ル基を有するアクリル酸又はメタクリル酸のエステルの
1種又は2種以上を、必要に応じアクリル系粘着剤で公
知の共重合性改質モノマーと共に溶液重合等の適宜な方
式で重合処理してなるものなどがあげられる。
いるアクリル系ポリマーとしては、アクリル系粘着剤に
よる公知物などの適宜なものを1種又は2種以上用いる
ことができ、その形成モノマー等について特に限定はな
い。ちなみにその例としては炭素数が1〜18のアルキ
ル基を有するアクリル酸又はメタクリル酸のエステルの
1種又は2種以上を、必要に応じアクリル系粘着剤で公
知の共重合性改質モノマーと共に溶液重合等の適宜な方
式で重合処理してなるものなどがあげられる。
【0023】なお前記したアクリル酸又はメタクリル酸
のアルキルエステルや共重合性の改質モノマーの具体例
としては、ブチル基や2−エチルヘキシル基、イソオク
チル基やイソノニル基、エチル基やメチル基等のアルキ
ル基を有するアクリル酸又はメタクリル酸のエステル、
アクリロニトリルやメタクリロニトリル、酢酸ビニルや
スチレン、アクリル酸やメタクリル酸、無水マレイン酸
やビニルピロリドン、グリシジル基やジメチルアミノエ
チル基やヒドロキシエチル基等を有するアクリル酸又は
メタクリル酸のエステル、アクリルアミドやメタクリル
アミド、ビニルアミンやアリルアミン、エチレンイミン
等の改質モノマーなどがあげられる。
のアルキルエステルや共重合性の改質モノマーの具体例
としては、ブチル基や2−エチルヘキシル基、イソオク
チル基やイソノニル基、エチル基やメチル基等のアルキ
ル基を有するアクリル酸又はメタクリル酸のエステル、
アクリロニトリルやメタクリロニトリル、酢酸ビニルや
スチレン、アクリル酸やメタクリル酸、無水マレイン酸
やビニルピロリドン、グリシジル基やジメチルアミノエ
チル基やヒドロキシエチル基等を有するアクリル酸又は
メタクリル酸のエステル、アクリルアミドやメタクリル
アミド、ビニルアミンやアリルアミン、エチレンイミン
等の改質モノマーなどがあげられる。
【0024】分子末端に官能基を有するポリイソブチレ
ン系化合物を架橋処理するときに、その架橋剤を介して
アクリル系ポリマーも化合させる場合には、例えば水酸
基やカルボキシル基、アミノ基やエポキシ基の如き、当
該架橋剤と化学反応しうる官能基を有する改質モノマー
を共重合させてなるアクリル系ポリマーが好ましく用い
られる。またその表面処理用のアクリル系ポリマー溶液
に必要に応じて上記に準じた架橋剤を配合することもで
きる。用いるアクリル系ポリマーの分子量は、接着力等
に応じて適宜に決定でき、従来のアクリル系粘着剤に準
じうる。一般には重量平均分子量に基づいて、1万〜3
00万、就中5万〜200万、特に10万〜150万の
ものが用いられる。
ン系化合物を架橋処理するときに、その架橋剤を介して
アクリル系ポリマーも化合させる場合には、例えば水酸
基やカルボキシル基、アミノ基やエポキシ基の如き、当
該架橋剤と化学反応しうる官能基を有する改質モノマー
を共重合させてなるアクリル系ポリマーが好ましく用い
られる。またその表面処理用のアクリル系ポリマー溶液
に必要に応じて上記に準じた架橋剤を配合することもで
きる。用いるアクリル系ポリマーの分子量は、接着力等
に応じて適宜に決定でき、従来のアクリル系粘着剤に準
じうる。一般には重量平均分子量に基づいて、1万〜3
00万、就中5万〜200万、特に10万〜150万の
ものが用いられる。
【0025】ポリイソブチレン系粘着層を付設する支持
基材としては、自動車塗膜保護用シートの使用目的など
に応じて例えばフィルム、多孔質フィルムや繊維シート
ないし不織布の如き多孔シート、発泡体、それらをラミ
ネートした複合シートなどの適宜なものを用いうる。一
般にはポリエチレンやポリプロピレン等のポリオレフィ
ンの単独物や混合物、ポリエステルやポリアミドなどの
熱可塑性樹脂からなるフィルムなどが用いられる。
基材としては、自動車塗膜保護用シートの使用目的など
に応じて例えばフィルム、多孔質フィルムや繊維シート
ないし不織布の如き多孔シート、発泡体、それらをラミ
ネートした複合シートなどの適宜なものを用いうる。一
般にはポリエチレンやポリプロピレン等のポリオレフィ
ンの単独物や混合物、ポリエステルやポリアミドなどの
熱可塑性樹脂からなるフィルムなどが用いられる。
【0026】就中、剥離後の焼却性の点よりはポリオレ
フィンフィルムが好ましい。また多孔シートは、その凹
凸が反映した粘着層表面を形成できて、剥離性の向上、
通気性や透湿性による浸入雨水の良揮散性等により、剥
離後の自動車塗膜に保護シートの接着跡が残存しにくい
利点などを有している。フィルムからなる支持基材の厚
さは、5〜300μm、就中20〜100μmが一般的で
あるが、これに限定されない。
フィンフィルムが好ましい。また多孔シートは、その凹
凸が反映した粘着層表面を形成できて、剥離性の向上、
通気性や透湿性による浸入雨水の良揮散性等により、剥
離後の自動車塗膜に保護シートの接着跡が残存しにくい
利点などを有している。フィルムからなる支持基材の厚
さは、5〜300μm、就中20〜100μmが一般的で
あるが、これに限定されない。
【0027】支持基材には、劣化防止等を目的に例えば
上記した酸化防止剤や紫外線吸収剤、ヒンダードアミン
系等の光安定剤や帯電防止剤、無機系充填剤などの適宜
な添加剤を配合することができる。また支持基材は紫外
線の遮断性を示すものなどであってもよい。紫外線遮断
性の支持基材は、屋外等での支持基材や粘着層の劣化を
防止して、破断や糊残りのない良剥離性の長期安定性な
どの点より好ましい。特に好ましい紫外線遮断性の支持
基材は、波長190〜370nmの紫外線透過率が5%以
下、就中3%以下、特に1%以下、更には0.5%以下
のものである。
上記した酸化防止剤や紫外線吸収剤、ヒンダードアミン
系等の光安定剤や帯電防止剤、無機系充填剤などの適宜
な添加剤を配合することができる。また支持基材は紫外
線の遮断性を示すものなどであってもよい。紫外線遮断
性の支持基材は、屋外等での支持基材や粘着層の劣化を
防止して、破断や糊残りのない良剥離性の長期安定性な
どの点より好ましい。特に好ましい紫外線遮断性の支持
基材は、波長190〜370nmの紫外線透過率が5%以
下、就中3%以下、特に1%以下、更には0.5%以下
のものである。
【0028】紫外線遮断性の支持基材は、それに例えば
紫外線遮蔽粒子を分散保有させる方式などの適宜な方式
にて形成することができる。ちなみにその例としては紫
外線遮断粒子を混入したポリマーを適宜な方法でフィル
ム化ないし繊維化してフィルムやラミネート層を形成す
る方式、前記の繊維にて多孔シートを形成する方式、紫
外線遮断粒子含有のコーティング液を支持基材を形成す
るフィルムや繊維やラミネート層の表面に付着させてコ
ーティング膜を形成する方式、支持基材にステンレス等
の適宜な金属からなる蒸着膜を付設する方式などがあげ
られる。
紫外線遮蔽粒子を分散保有させる方式などの適宜な方式
にて形成することができる。ちなみにその例としては紫
外線遮断粒子を混入したポリマーを適宜な方法でフィル
ム化ないし繊維化してフィルムやラミネート層を形成す
る方式、前記の繊維にて多孔シートを形成する方式、紫
外線遮断粒子含有のコーティング液を支持基材を形成す
るフィルムや繊維やラミネート層の表面に付着させてコ
ーティング膜を形成する方式、支持基材にステンレス等
の適宜な金属からなる蒸着膜を付設する方式などがあげ
られる。
【0029】前記の紫外線遮断粒子としては、例えばチ
タン白やベンガラ、亜鉛華やアルミナ、酸化スズやカー
ボンブラックなどの如く紫外線を反射又は吸収する適宜
な粒子を用いうる。またコーティング液は、例えばアク
リル系やウレタン系やポリエステル系等の適宜な樹脂な
どからなるバインダ成分と、紫外線遮断粒子をトルエン
等の適宜な有機溶剤や水等からなる媒体を介して混合し
た分散液などとして得ることができる。
タン白やベンガラ、亜鉛華やアルミナ、酸化スズやカー
ボンブラックなどの如く紫外線を反射又は吸収する適宜
な粒子を用いうる。またコーティング液は、例えばアク
リル系やウレタン系やポリエステル系等の適宜な樹脂な
どからなるバインダ成分と、紫外線遮断粒子をトルエン
等の適宜な有機溶剤や水等からなる媒体を介して混合し
た分散液などとして得ることができる。
【0030】自動車塗膜保護用シートの形成は、例えば
支持基材にベースポリマーからなる層を設けた後、その
層をアクリル系ポリマーで表面処理する方法などの適宜
な方法にて行うことができる。ちなみにベースポリマー
からなる層は、その形成材の溶剤による溶液や水分散
液、熱溶融液を支持基材に塗布して必要に応じ溶剤や水
を乾燥除去する方法やカレンダー塗工する方法、それに
準じセパレータ上に形成したベースポリマーからなる層
を支持基材上に移着する方法があげられる。
支持基材にベースポリマーからなる層を設けた後、その
層をアクリル系ポリマーで表面処理する方法などの適宜
な方法にて行うことができる。ちなみにベースポリマー
からなる層は、その形成材の溶剤による溶液や水分散
液、熱溶融液を支持基材に塗布して必要に応じ溶剤や水
を乾燥除去する方法やカレンダー塗工する方法、それに
準じセパレータ上に形成したベースポリマーからなる層
を支持基材上に移着する方法があげられる。
【0031】またベースポリマーからなる層の形成材を
支持基材上に押出成形塗布する方法、支持基材の形成材
とベースポリマーからなる層の形成材とを二層又は多層
にて共押出する方法、支持基材上にベースポリマーから
なる層を単層ラミネートする方法又はラミネート層と共
にベースポリマーからなる層を二層ラミネートする方
法、ベースポリマーからなる層と、フィルムやラミネー
ト層等の支持基材形成材とを二層又は多層ラミネートす
る方法などもあげられる。従ってベースポリマーからな
る層の形成は、公知の接着シートの形成方法に準じて行
うことができる。ベースポリマーからなる層の厚さは、
適宜に決定でき、一般には100μm以下、就中1〜5
0μm、特に3〜20μmとされる。
支持基材上に押出成形塗布する方法、支持基材の形成材
とベースポリマーからなる層の形成材とを二層又は多層
にて共押出する方法、支持基材上にベースポリマーから
なる層を単層ラミネートする方法又はラミネート層と共
にベースポリマーからなる層を二層ラミネートする方
法、ベースポリマーからなる層と、フィルムやラミネー
ト層等の支持基材形成材とを二層又は多層ラミネートす
る方法などもあげられる。従ってベースポリマーからな
る層の形成は、公知の接着シートの形成方法に準じて行
うことができる。ベースポリマーからなる層の厚さは、
適宜に決定でき、一般には100μm以下、就中1〜5
0μm、特に3〜20μmとされる。
【0032】ベースポリマーからなる層のアクリル系ポ
リマーによる表面処理は、例えばディッピイング法ない
し浸漬法によりベースポリマーからなる層とアクリル系
ポリマーを接触させる方法、グラビアコート法やキスコ
ート法の如きロールコーティング法、ファンテン法の如
きダイコーティング法、スクイズコーティング法やスピ
ンコーティング法、スプレー法の如き噴霧法などの適宜
な塗布方法にて、ベースポリマーからなる層の表面にア
クリル系ポリマーの溶液や水分散液等を塗布する方法な
ど、ベースポリマーからなる層の表面上にアクリル系ポ
リマーを施与できる適宜な方法にて行うことができる。
リマーによる表面処理は、例えばディッピイング法ない
し浸漬法によりベースポリマーからなる層とアクリル系
ポリマーを接触させる方法、グラビアコート法やキスコ
ート法の如きロールコーティング法、ファンテン法の如
きダイコーティング法、スクイズコーティング法やスピ
ンコーティング法、スプレー法の如き噴霧法などの適宜
な塗布方法にて、ベースポリマーからなる層の表面にア
クリル系ポリマーの溶液や水分散液等を塗布する方法な
ど、ベースポリマーからなる層の表面上にアクリル系ポ
リマーを施与できる適宜な方法にて行うことができる。
【0033】ベースポリマーからなる層のバルク特性を
活かす点より、表面処理にて設けるアクリル系ポリマー
からなる改質層は、薄層であること、就中1μm以下、
特に0.005〜0.5μmの厚さであることが好まし
い。斯かる点より、アクリル系ポリマーの浸漬液や溶液
等の形成に用いる媒体としては、例えば水や酢酸エチ
ル、イソプロピルアルコールやブタノール、エチルブタ
ノールやペンタノール、ジエチルエーテルやジイソブチ
ルケトン、ジオキサンなどの如く、ベースポリマーから
なる層を溶解せず、かつ高度に膨潤させないものが好ま
しい。ベースポリマーからなる層を溶解ないし、それに
準じ高度に膨潤させるものでは、アクリル系ポリマーが
内部に浸透しやすくて、薄層の形成が難しくなる。
活かす点より、表面処理にて設けるアクリル系ポリマー
からなる改質層は、薄層であること、就中1μm以下、
特に0.005〜0.5μmの厚さであることが好まし
い。斯かる点より、アクリル系ポリマーの浸漬液や溶液
等の形成に用いる媒体としては、例えば水や酢酸エチ
ル、イソプロピルアルコールやブタノール、エチルブタ
ノールやペンタノール、ジエチルエーテルやジイソブチ
ルケトン、ジオキサンなどの如く、ベースポリマーから
なる層を溶解せず、かつ高度に膨潤させないものが好ま
しい。ベースポリマーからなる層を溶解ないし、それに
準じ高度に膨潤させるものでは、アクリル系ポリマーが
内部に浸透しやすくて、薄層の形成が難しくなる。
【0034】前記において、ベースポリマーからなる層
が分子末端に官能基を有するポリイソブチレン系化合物
と架橋剤を含有するものである場合には、アクリル系ポ
リマーからなる改質層を表面に設けた後に、そのポリイ
ソブチレン系化合物を架橋剤を介して架橋処理すること
が好ましい。これによればアクリル系ポリマーがベース
ポリマーからなる層の表面近傍で拡散した状態で架橋処
理できて、ベースポリマーからなる層の表面にアクリル
系ポリマーをその架橋処理、ないし架橋構造を介し固定
化して、ベースポリマーからなる層より剥がれ難くする
ことができ、再剥離時に糊残り等として自動車塗膜に残
り難くすることができる。
が分子末端に官能基を有するポリイソブチレン系化合物
と架橋剤を含有するものである場合には、アクリル系ポ
リマーからなる改質層を表面に設けた後に、そのポリイ
ソブチレン系化合物を架橋剤を介して架橋処理すること
が好ましい。これによればアクリル系ポリマーがベース
ポリマーからなる層の表面近傍で拡散した状態で架橋処
理できて、ベースポリマーからなる層の表面にアクリル
系ポリマーをその架橋処理、ないし架橋構造を介し固定
化して、ベースポリマーからなる層より剥がれ難くする
ことができ、再剥離時に糊残り等として自動車塗膜に残
り難くすることができる。
【0035】ポリイソブチレン系粘着層は、支持基材上
でベタ塗り状態のものであってもよいし、点状やストラ
イプ状等に部分塗工してパターン状の粘着層としたもの
などの通気性を示す状態に形成されていてもよい。また
エンボス加工や支持基材の凹凸構造を反映させて表面に
微細凹凸構造を有する粘着層としてもよい。これは被覆
時に気泡等が混入し難い利点等を有する。粘着層は必要
に応じて、実用に供されるまでの間、セパレータなどを
仮着して保護することもできる。
でベタ塗り状態のものであってもよいし、点状やストラ
イプ状等に部分塗工してパターン状の粘着層としたもの
などの通気性を示す状態に形成されていてもよい。また
エンボス加工や支持基材の凹凸構造を反映させて表面に
微細凹凸構造を有する粘着層としてもよい。これは被覆
時に気泡等が混入し難い利点等を有する。粘着層は必要
に応じて、実用に供されるまでの間、セパレータなどを
仮着して保護することもできる。
【0036】なお支持基材の粘着層付設面には、例えば
コロナ処理や火炎処理、プラズマ処理やスパッタエッチ
ング処理、プライマー等の下塗り処理などの、粘着層の
密着力の向上等を目的とした表面処理を必要に応じて施
すこともできる。また支持基材の粘着層を付設しない面
に対しては、巻戻しが容易な巻回体の形成などを目的に
例えばシリコーン系や長鎖アルキル系やフッ素系などの
適宜な剥離剤からなるコート層を設けることもできる。
コロナ処理や火炎処理、プラズマ処理やスパッタエッチ
ング処理、プライマー等の下塗り処理などの、粘着層の
密着力の向上等を目的とした表面処理を必要に応じて施
すこともできる。また支持基材の粘着層を付設しない面
に対しては、巻戻しが容易な巻回体の形成などを目的に
例えばシリコーン系や長鎖アルキル系やフッ素系などの
適宜な剥離剤からなるコート層を設けることもできる。
【0037】本発明による自動車塗膜保護用シートは、
例えばポリエステル・メラミン系やアルキッド・メラミ
ン系、アクリル・メラミン系やアクリル・ウレタン系、
アクリル・多酸硬化剤系、アクリル系やウレタン系など
の各種の塗膜で塗装処理された自動車のボディーやバン
パー等の部品などからなる被着体に対する微小物の衝突
や薬品等からの表面保護などに好ましく用いうる。
例えばポリエステル・メラミン系やアルキッド・メラミ
ン系、アクリル・メラミン系やアクリル・ウレタン系、
アクリル・多酸硬化剤系、アクリル系やウレタン系など
の各種の塗膜で塗装処理された自動車のボディーやバン
パー等の部品などからなる被着体に対する微小物の衝突
や薬品等からの表面保護などに好ましく用いうる。
【0038】
【実施例】実施例1
重量平均分子量80万のポリイソブチレンを溶解した1
0重量%トルエン溶液に、そのポリイソブチレン100
部(重量部、以下同じ)あたり、数平均分子量が560
0で両末端に水酸基を有するポリイソブチレン(鐘淵化
学社製)6部と多官能イソシアネート化合物(日本ポリ
ウレタン社製、コロネートHX)1部と、反応触媒(東
京ファインケミカル社製、OL−1)0.1部を添加し
て均一に混合し、その溶液をポリプロピレン/ポリエチ
レン(重量比=9/1)の混合物からなる厚さ40μm
のプラスチックフィルムに塗布し、80℃で3分間乾燥
処理して、厚さ10μmのベースポリマーからなる層を
有する粘着シートを得た。
0重量%トルエン溶液に、そのポリイソブチレン100
部(重量部、以下同じ)あたり、数平均分子量が560
0で両末端に水酸基を有するポリイソブチレン(鐘淵化
学社製)6部と多官能イソシアネート化合物(日本ポリ
ウレタン社製、コロネートHX)1部と、反応触媒(東
京ファインケミカル社製、OL−1)0.1部を添加し
て均一に混合し、その溶液をポリプロピレン/ポリエチ
レン(重量比=9/1)の混合物からなる厚さ40μm
のプラスチックフィルムに塗布し、80℃で3分間乾燥
処理して、厚さ10μmのベースポリマーからなる層を
有する粘着シートを得た。
【0039】ついで重量平均分子量約70万のポリブチ
ルアクリレートを溶解させた0.01重量%酢酸エチル
溶液に、前記の粘着シートに設けたベースポリマーから
なる層を1分間浸漬させて、そのイソシアネート基(架
橋剤)と水酸基(架橋用ポリイソブチレン)とを界面接
触反応させ、40mm/分の速度で浸漬浴から垂直方向に
引き上げて80℃で3分間乾燥処理し、ポリブチルアク
リレートをベースポリマーからなる層の表面に修飾して
40℃で4日間エージングし、アクリル系ポリマーから
なる厚さ約0.05μmの改質層が表面に定着したポリ
イソブチレン系粘着層を有する、自動車塗膜保護用シー
トを得た。
ルアクリレートを溶解させた0.01重量%酢酸エチル
溶液に、前記の粘着シートに設けたベースポリマーから
なる層を1分間浸漬させて、そのイソシアネート基(架
橋剤)と水酸基(架橋用ポリイソブチレン)とを界面接
触反応させ、40mm/分の速度で浸漬浴から垂直方向に
引き上げて80℃で3分間乾燥処理し、ポリブチルアク
リレートをベースポリマーからなる層の表面に修飾して
40℃で4日間エージングし、アクリル系ポリマーから
なる厚さ約0.05μmの改質層が表面に定着したポリ
イソブチレン系粘着層を有する、自動車塗膜保護用シー
トを得た。
【0040】実施例2
両末端に水酸基を有するポリイソブチレンの使用量を1
部としたほかは、実施例1に準じて自動車塗膜保護用シ
ートを得た。
部としたほかは、実施例1に準じて自動車塗膜保護用シ
ートを得た。
【0041】実施例3
両末端に水酸基を有するポリイソブチレンの使用量を1
8部とし、かつ多官能イソシアネート化合物の使用量を
5部としてベースポリマーからなる層を形成すると共
に、表面処理用のアクリル系ポリマー溶液として、ブチ
ルアクリレートとグリシジルメタクリレートを前者/後
者で100/1のモル比で共重合させてなる重量平均分
子量約70万のアクリル系ポリマーを溶解した0.05
重量%酢酸エチル溶液を用いたほかは、実施例1に準じ
て自動車塗膜保護用シートを得た。この場合、表面改質
層の厚さは約0.2μmとなり、そのアクリル系ポリマ
ーは、グリシジルメタクリレートを介して、ベースポリ
マーからなる層を形成する両末端に水酸基を有するポリ
イソブチレンと架橋剤を介し化合したものであった。
8部とし、かつ多官能イソシアネート化合物の使用量を
5部としてベースポリマーからなる層を形成すると共
に、表面処理用のアクリル系ポリマー溶液として、ブチ
ルアクリレートとグリシジルメタクリレートを前者/後
者で100/1のモル比で共重合させてなる重量平均分
子量約70万のアクリル系ポリマーを溶解した0.05
重量%酢酸エチル溶液を用いたほかは、実施例1に準じ
て自動車塗膜保護用シートを得た。この場合、表面改質
層の厚さは約0.2μmとなり、そのアクリル系ポリマ
ーは、グリシジルメタクリレートを介して、ベースポリ
マーからなる層を形成する両末端に水酸基を有するポリ
イソブチレンと架橋剤を介し化合したものであった。
【0042】実施例4
多官能イソシアネート化合物の使用量を0.5部とした
ほかは、実施例1に準じて自動車塗膜保護用シートを得
た。
ほかは、実施例1に準じて自動車塗膜保護用シートを得
た。
【0043】比較例1
実施例1と同じ組成でベースポリマーからなる層を形成
し、それをアクリル系ポリマー溶液による表面処理を行
わずに架橋処理して、自動車塗膜保護用シートを得た。
し、それをアクリル系ポリマー溶液による表面処理を行
わずに架橋処理して、自動車塗膜保護用シートを得た。
【0044】比較例2
2−エチルヘキシルアクリレート30重量%/エチルア
クリレート70重量%/メチルメタクリレート5重量%
/ヒドロキシエチルアクリレート4重量%の組成比から
なる、重量平均分子量約50万のアクリル系コポリマー
を溶解した30重量%酢酸エチル溶液に、そのアクリル
系コポリマー100部あたりイソシアネート系架橋剤
(日本ポリウレタン社製、コロネートL)3部とOL−
1:0.1部を溶解させ、その溶液をポリプロピレン/
ポリエチレン(重量比=9/1)の混合物からなる厚さ
40μmのプラスチックフィルムに塗布し、80℃で3
分間乾燥処理して40℃で4日間エージングし、厚さ1
0μmのアクリル系粘着層を有する、自動車塗膜保護用
シートを得た。
クリレート70重量%/メチルメタクリレート5重量%
/ヒドロキシエチルアクリレート4重量%の組成比から
なる、重量平均分子量約50万のアクリル系コポリマー
を溶解した30重量%酢酸エチル溶液に、そのアクリル
系コポリマー100部あたりイソシアネート系架橋剤
(日本ポリウレタン社製、コロネートL)3部とOL−
1:0.1部を溶解させ、その溶液をポリプロピレン/
ポリエチレン(重量比=9/1)の混合物からなる厚さ
40μmのプラスチックフィルムに塗布し、80℃で3
分間乾燥処理して40℃で4日間エージングし、厚さ1
0μmのアクリル系粘着層を有する、自動車塗膜保護用
シートを得た。
【0045】評価試験
実施例、比較例で得た自動車塗膜保護用シートについ
て、以下の試験を実施した。
て、以下の試験を実施した。
【0046】接着力
25mm幅の自動車塗膜保護用シートを難接着タイプのア
クリル・メラミン系塗装板に23℃下、2kgのゴムロー
ラを一往復させる方式で圧着し、それを23℃下に48
時間放置後、23℃で180度ピールによる300mm/
分の引張速度で接着力を測定した。
クリル・メラミン系塗装板に23℃下、2kgのゴムロー
ラを一往復させる方式で圧着し、それを23℃下に48
時間放置後、23℃で180度ピールによる300mm/
分の引張速度で接着力を測定した。
【0047】被覆作業性
自動車塗膜保護用シート(100mm角)をシワが生じる
ように前記のアクリル・メラミン系塗装板上に仮貼りし
た後、その塗装板から「直ぐに剥離したときの剥しやす
さ」(塗膜間剥離)と「シワ部分の糊面同士が自着部分
の剥しやすさ」(自着剥離)について官能的に評価し、
被覆作業性を評価した。
ように前記のアクリル・メラミン系塗装板上に仮貼りし
た後、その塗装板から「直ぐに剥離したときの剥しやす
さ」(塗膜間剥離)と「シワ部分の糊面同士が自着部分
の剥しやすさ」(自着剥離)について官能的に評価し、
被覆作業性を評価した。
【0048】接着跡
25mm幅の自動車塗膜保護用シートを前記のアクリル・
メラミン系塗装板上に接着し、80℃で4日間の接着促
進操作を加えた後、23℃で1時間放置してシートを剥
離し、接着跡の有無を目視にて判定した。
メラミン系塗装板上に接着し、80℃で4日間の接着促
進操作を加えた後、23℃で1時間放置してシートを剥
離し、接着跡の有無を目視にて判定した。
【0049】前記の結果を次表に示した。
接 着 力 被 覆 作 業 性 接着跡
(N/25mm) 塗膜間剥離 自着剥離 総合判定
実施例1 3.2 良 好 良 好 良 好 なし
実施例2 3.1 良 好 良 好 良 好 なし
実施例3 3.3 良 好 良 好 良 好 なし
実施例4 3.5 良 好 良 好 良 好 なし
比較例1 0.2 不 良 不 良 不 良 なし
比較例2 2.8 良 好 良 好 良 好 あり
【0050】表より、実施例では、良好な初期接着性と
被覆作業性が両立し、自動車塗膜に接着跡が付き難いこ
とが判る。一方、比較例1が示すように表面処理のない
ポリイソブチレン系粘着層の単独層では、初期接着力に
乏しく、シワ部等の自着部分の接着力が強くて剥離が困
難であり被覆作業性に難点のあることが判る。他方、比
較例2が示すようにアクリル系粘着層の単独層では、自
動車塗膜に接着跡が付きやすいことが判る。
被覆作業性が両立し、自動車塗膜に接着跡が付き難いこ
とが判る。一方、比較例1が示すように表面処理のない
ポリイソブチレン系粘着層の単独層では、初期接着力に
乏しく、シワ部等の自着部分の接着力が強くて剥離が困
難であり被覆作業性に難点のあることが判る。他方、比
較例2が示すようにアクリル系粘着層の単独層では、自
動車塗膜に接着跡が付きやすいことが判る。
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フロントページの続き
(72)発明者 柴田 健一
大阪府茨木市下穂積1丁目1番2号日東電
工株式会社内
(72)発明者 和才 奏子
大阪府茨木市下穂積1丁目1番2号日東電
工株式会社内
(72)発明者 小林 由樹
大阪府茨木市下穂積1丁目1番2号日東電
工株式会社内
(72)発明者 馬場 紀秀
大阪府茨木市下穂積1丁目1番2号日東電
工株式会社内
(72)発明者 赤木 雄
神奈川県平塚市東八幡4丁目17番1号関西
ペイント株式会社内
(72)発明者 江田 猛
兵庫県尼崎市神崎町33番1号関西ペイント
株式会社内
(72)発明者 上田 博
兵庫県尼崎市神崎町33番1号関西ペイント
株式会社内
Fターム(参考) 4J004 AA07 AA10 AA13 AA14 AA17
AB01 CA04 CA06 CC02 CE01
FA04
4J040 DA141 DF041 DF051 EB132
EC002 EF181 GA05 GA07
GA11 GA14 GA15 GA20 HC25
HD44 JA09 JB09 KA16 LA01
LA06 NA16
Claims (5)
- 【請求項1】 支持基材の片面に、イソブチレン系ポリ
マーをベースポリマーとするポリイソブチレン系粘着層
を有し、その粘着層がアクリル系ポリマーにて表面処理
されてなることを特徴とする自動車塗膜保護用シート。 - 【請求項2】 請求項1において、ポリイソブチレン系
粘着層がそれに含有させた、分子末端に官能基を有する
ポリイソブチレン系化合物を架橋剤を介して架橋処理し
たものである自動車塗膜保護用シート。 - 【請求項3】 請求項2において、ポリイソブチレン系
化合物の含有量が、架橋前の分子末端に官能基を有する
ポリイソブチレン系化合物単位に基づいて、ベースポリ
マー100重量部あたり0.5〜50重量部である自動
車塗膜保護用シート。 - 【請求項4】 請求項2又は3において、分子末端に官
能基を有するポリイソブチレン系化合物が分子末端に水
酸基を有するポリイソブチレンである自動車塗膜保護用
シート。 - 【請求項5】 請求項2〜4において、架橋剤の含有量
が、架橋前の架橋剤単位に基づいてベースポリマー10
0重量部あたり0.5〜10重量部である自動車塗膜保
護用シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002004181A JP2003206456A (ja) | 2002-01-11 | 2002-01-11 | 自動車塗膜保護用シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002004181A JP2003206456A (ja) | 2002-01-11 | 2002-01-11 | 自動車塗膜保護用シート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003206456A true JP2003206456A (ja) | 2003-07-22 |
Family
ID=27643576
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002004181A Pending JP2003206456A (ja) | 2002-01-11 | 2002-01-11 | 自動車塗膜保護用シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003206456A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009028455A1 (ja) * | 2007-08-27 | 2009-03-05 | Lintec Corporation | 再剥離型粘着シートおよび不完全硬化塗膜の保護方法 |
JP2011074109A (ja) * | 2009-09-29 | 2011-04-14 | Nichiban Co Ltd | 保護シート |
-
2002
- 2002-01-11 JP JP2002004181A patent/JP2003206456A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009028455A1 (ja) * | 2007-08-27 | 2009-03-05 | Lintec Corporation | 再剥離型粘着シートおよび不完全硬化塗膜の保護方法 |
JP2011074109A (ja) * | 2009-09-29 | 2011-04-14 | Nichiban Co Ltd | 保護シート |
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