JP2002283504A - セルフクリーニングフィルム - Google Patents

セルフクリーニングフィルム

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JP2002283504A
JP2002283504A JP2001089197A JP2001089197A JP2002283504A JP 2002283504 A JP2002283504 A JP 2002283504A JP 2001089197 A JP2001089197 A JP 2001089197A JP 2001089197 A JP2001089197 A JP 2001089197A JP 2002283504 A JP2002283504 A JP 2002283504A
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self
film
layer
cleaning
ultraviolet absorbing
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JP2001089197A
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English (en)
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Satoshi Ako
聡 安香
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Kimoto Co Ltd
Original Assignee
Kimoto Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラスチックフィルムや表面層等との接着性
を阻害せず且つプラスチックフィルムの耐光性を向上さ
せることによって、耐久性に優れるセルフクリーニング
フィルムを提供する。 【解決手段】 プラスチックフィルム2の一方の表面に
自浄性表面層3を設けてなるセルフクリーニングフィル
ム1であって、プラスチックフィルム2と自浄性表面層
3との間に紫外線吸収層4を設けてなるものであり、必
要に応じて、自浄性表面層3と紫外線吸収層4との間に
中間層5を、又はプラスチックフィルム2の自浄性表面
層3が設けられている面と反対の面に粘着層6及びセパ
レートフィルム7を設けてなる構造とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、その表面を高度に
親水化することによって自浄性を有するセルフクリーニ
ングフィルムに関し、特にその耐久性に優れるセルフク
リーニングフィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自浄性を有するセルフクリーニン
グフィルムと呼ばれるものが開発されている。このよう
なセルフクリーニングフィルムとは、表面に親水化剤を
含有する表面層や二酸化チタン等の光触媒を含む光触媒
含有層を設けることによって、その表面を高度に親水化
することで、非常に水に濡れ易くし、塵埃等の汚れが付
き難い性質を発現させ、且つ汚れが一時的に付着しても
雨水等により容易に洗い流されるという、いわゆる自浄
性と呼ばれる性質を発揮するような表面層を有するもの
である。
【0003】このようなセルフクリーニングフィルム
は、一般に屋外で使用されることによって雨水等が表面
に被膜化することで塵埃等の汚れが付き難い性質を発現
させ、且つ汚れが一時的に付着しても容易に洗い流され
るものであるため、極めて耐候(久)性を要求されるもの
である。しかし、一般にプラスチックであるベースフィ
ルムは耐光性に乏しいため、何らかの方法で耐光性を向
上させる手段をとらないと、ベースフィルムが短期間で
劣化してしまうことによって、セルフクリーニングフィ
ルムとしては、その自浄性能を維持できなくなるとい
う、耐候性に乏しいものになってしまう。
【0004】そこで、低分子量の紫外線吸収剤を含有す
る紫外線吸収層をプラスチックフィルムと自浄性を有す
る表面層との間に設けることによってプラスチックフィ
ルムの耐光性を向上させる方法が考えられるが、この方
法でも、紫外線吸収剤が経時的にブリーディングするこ
とにより紫外線吸収層のプラスチックフィルムや表面層
等に対する接着性が阻害され、最終的な耐久性が乏しい
ものとなってしまう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、プ
ラスチックフィルムや表面層等との接着性を阻害せず且
つプラスチックフィルムの耐光性を向上させることによ
って、耐久性に優れるセルフクリーニングフィルムを提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明のセル
フクリーニングフィルムは、プラスチックフィルムの一
方の表面に自浄性表面層を設けてなるセルフクリーニン
グフィルムであって、プラスチックフィルムと自浄性表
面層との間に、紫外線吸収性樹脂を含有する紫外線吸収
層を設けてなるものであることを特徴とするものであ
る。
【0007】また、本発明のセルフクリーニングフィル
ムは、紫外線吸収性樹脂が紫外線吸収基を有するモノマ
ー成分としてベンゾトリアゾール系紫外線吸収性モノマ
ーを含む紫外線吸収性アクリル系樹脂であることを特徴
とするものである。
【0008】また、本発明のセルフクリーニングフィル
ムは、紫外線吸収性アクリル系樹脂が硬化型紫外線吸収
性アクリル系樹脂であることを特徴とするものである。
【0009】また、本発明のセルフクリーニングフィル
ムは、自浄性表面層と紫外線吸収層との間に無機系材質
から形成される中間層を設けてなるものであることを特
徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、図
1を用いて説明する。本発明のセルフクリーニングフィ
ルム1は、プラスチックフィルム2の一方の表面に自浄
性表面層3を設けてなるものであって、プラスチックフ
ィルム2と自浄性表面層3との間に紫外線吸収層4を設
けてなるものであり、必要に応じて、自浄性表面層3と
紫外線吸収層4との間に中間層5を、及び/又は、プラ
スチックフィルム2の自浄性表面層3が設けられている
面と反対の面に粘着層6及びセパレートフィルム7を、
設けてなる構造を有する。
【0011】ここでプラスチックフィルム2としては、
ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリ
プロピレン、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリエチ
レンナフタレート、ポリスチレン、アクリル等の各種の
プラスチックフィルムを用いることができ、特に透明性
に優れるものを使用することによりセルフクリーニング
フィルムの透明性を保つことができる。また、耐光性の
よいプラスチックフィルムを選択することによりセルフ
クリーニングフィルムとしての耐久性をより向上させる
こともできる。
【0012】自浄性表面層3とは、表面を高度に親水化
することで、非常に水に濡れ易くなり、塵埃等の汚れが
付き難い性質を発現し、且つ汚れが一時的に付着しても
雨水等により容易に洗い流されるという、自浄性を発揮
する性質を有する層のことである。従って、このような
自浄性を発揮できる層であれば特に限定されず、常にそ
の表面が親水化されているものであってもよいし、光触
媒作用によって紫外線が照射されると活性化してその表
面が親水化するものであってもよい。ここで親水化の目
安としては、その表面の純水に対する接触角が25°未
満、好ましくは15°未満であることが望ましい。
【0013】このように常に親水化されている自浄性表
面層3として、例えば一般式R1 nSi(OR2)4-n〔n=
0〜3の整数、R1、R2は1価の炭化水素基〕で表され
るオルガノシランの加水分解縮重合物においてそのSi
の側鎖にOH基を含有させて極度に親水性を高めたシラ
ノール基含有シリコーンレジンを主成分とする親水性無
機系塗料から形成される塗布硬化被膜、あるいは、ペル
ヒドロポリシラザンに硬化触媒を含有させたキシレン溶
液を塗布し、120℃60分加熱硬化によりポリマー化
させた後、95℃、80%RH雰囲気中、3時間でシロ
キサン結合(-SiO-)のシリカ塗膜に転移させた膜などを
挙げることができる。
【0014】また光触媒作用によって紫外線が照射され
ると活性化してその表面が親水化する自浄性表面層3と
しては、光触媒を含む光触媒含有層が挙げられる。ここ
で用いられる光触媒としては、アナターゼ型酸化チタ
ン、ルチル型酸化チタン、ブルッカイト型酸化チタン、
酸化亜鉛、酸化錫、酸化第二鉄、三酸化二ビスマス、三
酸化タングステン、チタン酸ストロンチウム等が挙げら
れる。この光触媒を保持するためのバインダー成分とし
ては、無機系バインダーを主成分とするものであること
が好ましい。この無機系バインダーとしては、ジルコニ
ウム原子を含む無機系バインダー、ケイ素原子を含む無
機系バインダー、アルミニウム原子を含む無機系バイン
ダー、チタン原子を含む無機系バインダーを用いること
ができ、それぞれの原子のアルコキシドやキレート化合
物や酸化物、水酸化物、オキシ水酸化物、オキシ硝酸
塩、オキシ炭酸塩、ハロゲン化物、オキシハロゲン化
物、硝酸塩、硫酸塩などや、それらの加水分解縮重合物
などを用いることができる。
【0015】自浄性表面層3として光触媒作用によって
紫外線が照射されると活性化してその表面が親水化され
てなるものを採用する場合には、自浄性表面層3と紫外
線吸収層4との間に無機系材質から形成されてなる中間
層5を設けることが好ましく、また、自浄性表面層3が
このような光触媒作用を示す態様でない時であっても、
自浄性表面層3と紫外線吸収層4との接着性をより向上
させる観点から、自浄性表面層3と紫外線吸収層4との
間に中間層5を設けることが好ましい。
【0016】このような中間層5としては、シリカ、ア
ルミナ、酸化インジウム、酸化ジルコニウム等の無機系
材質からなる真空蒸着、スパッタリング、イオンプレー
ティング等による真空製膜法によって得られる真空堆積
膜、又はこれらの無機系材質からなるアルコキシド化合
物などを主成分とする湿式塗布法によって得られる塗布
膜などを用いることができる。
【0017】ここで特に無機系材質からなるものとして
は、紫外線吸収層を形成する紫外線吸収性アクリル系樹
脂との接着性を極めて向上させる点で、シリカ系、シリ
コーン系等のケイ素化合物からなるものであることが好
ましい。このようなケイ素系化合物としては、真空製膜
法によるシリカ膜の他、ケイ素原子を含む化合物の加水
分解縮重合反応または該加水分解縮重合反応の一部の反
応を利用した化合物を主成分とした塗布膜などが好適に
用いられる。このようなケイ素原子を含む化合物として
は、加水分解性シラン誘導体、あるいは加水分解性シラ
ン誘導体の部分加水分解及び脱水縮重合、または加水分
解シラン誘導体の部分加水分解物とテトラメトキシシラ
ン、テトラエトキシシラン、テトラプロポキシシラン、
テトラブトキシシラン、ジエトキシジメトシシラン等の
部分加水分解物との脱水縮重合により調整したもの等を
利用することができる。
【0018】紫外線吸収層4とは、紫外線吸収性樹脂を
含有することによって紫外線吸収効果を発揮してなるも
のであって、その紫外線吸収性樹脂単独で形成されてい
るものであってもよいし、他の樹脂、プレポリマー、モ
ノマー等と混合して必要に応じて架橋反応させて形成し
たものであってもよい。このように紫外線吸収効果を発
揮させるために低分子量の紫外線吸収剤ではなく紫外線
吸収性樹脂を用いることによって、紫外線吸収剤が紫外
線吸収層4とプラスチックフィルム2や自浄性表面層3
等との界面に経時的にブリーディングすることによって
生じるような接着阻害を防止することができ、セルフク
リーニングフィルムとしての耐久性を極めて向上させる
ことができるようになる。
【0019】このような紫外線吸収性樹脂としては、具
体的には紫外線吸収性アクリル系樹脂が挙げられ、ベン
ゾトリアゾール系紫外線吸収性モノマー及び(メタ)ア
クリル酸エステルを含む共重合体である紫外線吸収性ア
クリル系樹脂であることが好ましい。また、活性プロト
ンを持つエチレン性不飽和二重結合モノマーをも含む共
重合体からなる硬化型紫外線吸収性アクリル系樹脂であ
ることがより好ましい。このように紫外線吸収性樹脂を
硬化型紫外線吸収性アクリル系樹脂とすることにより、
紫外線吸収層4を形成する際に他に混合した樹脂等とも
架橋反応させることができるようになり、プラスチック
フィルム2や自浄性表面層3等に対する接着性をより向
上させることができるようになる。
【0020】ベンゾトリアゾール系紫外線吸収性モノマ
ーとしては、例えば2−(2’−ヒドロキシ−5’−メ
タクリロキシエチルフェニル)−2H−ベンゾトリアゾ
ール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニ
ル)−ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−
3’,5’−ジ−t−ブチルフェニル)−ベンゾトリア
ゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−t−ブチルフ
ェニル)−ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキ
シ−5’−t−オクチルフェニル)−ベンゾトリアゾー
ル、2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−t−ブ
チルフェニル)−5−クロロ−ベンゾトリアゾール等を
挙げることができる。このベンゾトリアゾール系紫外線
吸収性モノマーを、紫外線吸収性アクリル系樹脂を構成
する全モノマー成分に対して60重量%以下、好ましく
は50重量%以下、より好ましくは30重量%以下に、
1重量%以上、好ましくは2重量%以上、より好ましく
は3重量%以上にすることにより、紫外線吸収効果を十
分に発揮することができ且つ他の樹脂等との相溶性など
においても支障を来さないものにすることができる。
【0021】(メタ)アクリル酸エステルとしては、具
体的にはメチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)
アクリレート、プロピル(メタ)アクリレート、ブチル
(メタ)アクリレート、ヘキシル(メタ)アクリレー
ト、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート等が挙げ
られ、これらは1種又は2種以上を用いることができ
る。これら(メタ)アクリル酸エステルのうち、特に炭
素数1〜12のアルキル基を有する(メタ)アクリル酸
エステルを1種以上含むことが好ましい。炭素数1〜1
2のアルキル基を有する(メタ)アクリル酸エステルを
含有せしめることにより、プラスチックフィルム2や自
浄性表面層3等に対する接着性を向上させることができ
る。このような(メタ)アクリル酸エステルとして、具
体的にはブチルアクリレート、ブチルメタクリレート及
び2−エチルヘキシルアクリレートが挙げられる。
【0022】活性プロトンを持つエチレン性不飽和二重
結合モノマーとしては、水酸基、カルボキシル基、アミ
ノ基、アセトアセトキシエチル基等の官能基含有モノマ
ーが好ましい。このようなモノマーとしては、例えば、
水酸基を有するモノマーとして2−ヒドロキシエチル
(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メ
タ)アクリレート、4−ヒドロキシブチル(メタ)アク
リレート、ジエチレングリコールモノ(メタ)アクリレ
ート、N−メチロールアクリルアミド、アリルアルコー
ル等、カルボキシル基を含有するモノマーとしてβ−カ
ルボキシエチル(メタ)アクリレート、(メタ)アクリ
ル酸、イタコン酸、クロトン酸、マレイン酸、無水マレ
イン酸等、アミノ基含有モノマーとしてアミノメチル
(メタ)アクリレート、メチルアミノメチル(メタ)ア
クリレート、メチルアミノエチル(メタ)アクリレー
ト、メチルアミノプロピル(メタ)アクリレート、アク
リルアミド等、アセトアセトキシエチル基を含有するモ
ノマーとしてアセトアセトキシエチル(メタ)アクリレ
ート等が挙げられる。
【0023】更に、紫外線吸収性アクリル系樹脂には、
酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、ビニルエーテル、ス
チレン、(メタ)アクリロニトリル等の他のモノマーを
共重合させたり、シリコーンとアクリレートを複合化し
たものやブロック共重合させたものとすることもでき
る。
【0024】また、紫外線吸収層には上述したように紫
外線吸収性樹脂の他に樹脂等を混合することも可能であ
り、そのような他の樹脂等としては、紫外線吸収層4の
性能を阻害しない範囲内のものであれば特に限定されな
いが、特にプラスチックフィルム2や自浄性表面層3等
に対する接着性をより向上させる上では、活性プロトン
を有する樹脂やポリイソシアネートプレポリマー等が好
適に用いられる。ここでいう活性プロトンを有する樹脂
とは、(不飽和)ポリエステルポリオール樹脂、ポリエ
ーテルポリオール樹脂、アクリルポリオール樹脂、ウレ
タンポリオール樹脂、メラミン樹脂、フェノール樹脂、
アミノ樹脂、エポキシ樹脂などの末端あるいは側鎖に水
酸基、カルボキシル基、アミノ基等の活性プロトンを有
する樹脂をいう。なかでも、耐光性、耐熱性に優れてい
る点でアクリルポリオール樹脂が好ましい。特に、アク
リルポリオール樹脂は、モノマー成分として炭素数が1
〜12のアルキル基を有する(メタ)アクリル酸エステ
ル及び水酸基、カルボキシル基を含有するモノマーを含
む共重合体であることが好ましい。また、ポリイソシア
ネートプレポリマーとしては、通常、常温硬化系で用い
られるものであって、原料のイソシアネートによりトリ
レンジイソシアネート系、キシリレンジイソシアネート
系、イソホロンジイソシアネート系、ヘキサメチレンジ
イソシアネート系などがあり、特に、無黄変性、耐光性
の観点からキシリレンジイソシアネート系、イソホロン
ジイソシアネート系、ヘキサメチレンジイソシアネート
系のものが好適に用いられる。
【0025】粘着層6は、セルフクリーニングフィルム
1を例えば屋外で使用されることが多い看板、標識、窓
ガラス等の被着体に貼り付けることができる性能を有す
る層であり、そのような性能を阻害しないものであれば
特に限定されるものではない。従ってこの粘着層6とし
ては、一般に使用されるアクリル系粘着剤、ゴム系粘着
剤などを使用することができ、好ましくは紫外線吸収剤
や紫外線吸収性樹脂を含有させることによって耐光性を
向上させたものを使用することが好ましい。尚、粘着層
6には、その取り扱い性を損なわないようにセパレート
フィルム7を貼り合わせておくことも適宜行い得る。
【0026】以上のようなプラスチックフィルム2、自
浄性表面層3、紫外線吸収層4、中間層5、粘着層6、
セパレートフィルム7の厚みは、各層の性能を阻害しな
い範囲であれば特に限定されるものではないが、以下に
その好適な対応について示す。プラスチックフィルム2
の厚みとしては、10〜500μm、好ましくは50〜
100μmが好適である。自浄性表面層3の厚みとして
は、0.01〜5.0μm、好ましくは0.03〜1.
0μm、より好ましくは0.05〜0.5μmが好適で
ある。自浄性表面層3の厚みを、0.01μm以上にす
ることにより表面を十分に親水化させることができ、
5.0μm以下にすることにより塗膜欠陥を発生しにく
くできる。紫外線吸収層4の厚みとしては、0.3〜1
0μm、好ましくは0.5〜5.0μm、より好ましく
は1.0〜3.0μmが好適である。紫外線吸収層4の
厚みを、0.3μm以上にすることにより十分な紫外線
吸収効果を発揮することができ、10μm以下にするこ
とにより塗膜欠陥を発生しにくくできる。中間層5の厚
みとしては、湿式塗布法によって製膜する際には0.0
1〜5.0μm、好ましくは0.03〜4.0μm、よ
り好ましくは0.05〜3.0μmが好適であり、真空
製膜法によって製膜する際には1〜30nm、好ましく
は2〜20nm、より好ましくは3〜15nmが好適で
ある。中間層5を、それぞれの下限以上にすることによ
り紫外線吸収層を保護する効果や接着性を向上させる効
果を十分なものとすることができ、上限以下にすること
により塗膜欠陥を発生しにくくできる。粘着層6の厚み
としては、3〜50μm、好ましくは10〜40μmが
好適である。セパレートフィルム7の厚みとしては、1
0〜100μm、好ましくは25〜75μmが好適であ
る。
【0027】以上のような自浄性表面層3、紫外線吸収
層4、中間層5、粘着層6をプラスチックフィルム2の
表面に設ける方法としては、例えば上記各層を構成する
材料を、適宜必要に応じて添加剤や希釈溶剤等を加えて
塗布液として調整して、当該塗布液をプラスチックフィ
ルム2の表面に従来公知のコーティング方法によって適
当な順序で塗布などすることにより設けることができ
る。また、このような湿式塗布法の他に、中間層5等を
設ける方法としては、真空蒸着法、スパッタリング法、
イオンプレーティング法等の真空製膜法などによって設
ける方法も採用できる。
【0028】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。
尚、「部」「%」は特記しない限り重量基準である。
【0029】1.塗布液の準備 予め各層を形成するための塗布液として以下のものを準
備した。
【0030】1−1.自浄性表面層用塗布液A及びB [自浄性表面層用塗布液A]親水性無機コーティング材
(フレッセラR:松下電工社)を溶剤で希釈して塗布液と
した。
【0031】[自浄性表面層用塗布液B]光触媒用酸化
チタンコーティング剤(TKC-304:テイカ社) を溶剤で希
釈して塗布液とした。
【0032】1−2.紫外線吸収層用塗布液C〜G [紫外線吸収層用塗布液C]ベンゾトリアゾール系紫外
線吸収性モノマーを含む共重合体である紫外線吸収性ア
クリル系樹脂(PUVA-30M:大塚化学社) を溶剤で希釈し
て塗布液とした。
【0033】[紫外線吸収層用塗布液D]下記で製造し
た硬化型紫外線吸収性アクリル系樹脂、ポリイソシアネ
ートプレポリマー(タケネートD-110N:武田薬品工業社)
を溶剤で混合希釈して塗布液とした。
【0034】[紫外線吸収層用塗布液E]下記で製造し
た紫外線吸収性アクリル系樹脂、下記で製造した活性プ
ロトンを有する樹脂、ポリイソシアネートプレポリマー
(タケネートD-110N:武田薬品工業社)を溶剤で混合希釈
して塗布液とした。
【0035】[紫外線吸収層用塗布液F]ベンゾトリア
ゾール系紫外線吸収性モノマーを含む共重合体である硬
化型紫外線吸収性シリコンアクリル系樹脂(アルファコ
ートUV-S:アルファ化研社) を溶剤で希釈して塗布液と
した。
【0036】[紫外線吸収層用塗布液G]熱可塑性アク
リル樹脂(アクリディックA-195:大日本インキ化学工業
社)、ポリエステル樹脂(アクリットER20:大成化工
社)、低分子量の紫外線吸収剤(ケミソーブ79:ケミプロ
化成社)を溶剤で混合希釈して塗布液とした。
【0037】<紫外線吸収層用塗布液Dの硬化型紫外線
吸収性アクリル系樹脂の製造>攪拌機、コンデンサー、
温度計および窒素導入管を備えた反応容器に、ブチルア
クリレートモノマー13.5部、メチルメタクリレート
モノマー66部、2−ヒドロキシエチルメタクリレート
モノマー6部、メタクリル酸モノマー0.5部、酢酸エ
チル30部、α、α’−アゾビス(イソブチロニトリ
ル)0.15部を混合し、窒素を通じながら攪拌して7
5℃ に加熱した。前記混合溶液の滴下中に、2−
(2’ヒドロキシ−5’−メタクリロキシエチルフェニ
ル)−2H−ベンゾトリアゾールの粉体14部を10分
おきに10回に分けて反応容器内に添加した。この間、
反応溶液を70℃に保ち攪拌し続けた。その後さらに7
時間30分反応溶液を75℃に保ち攪拌しながら反応を
完結させて、硬化型紫外線吸収性アクリル系樹脂を得
た。
【0038】<紫外線吸収層用塗布液Eの紫外線吸収性
アクリル系樹脂の製造>攪拌機、コンデンサー、温度計
および窒素導入管を備えた反応容器に酢酸エチル9部、
メチルエチルケトン12部、トルエン9部を加え窒素を
通じながら攪拌し80℃に加熱した。別の容器でブチル
アクリレートモノマー24部、メチルメタクリレートモ
ノマー51部、酢酸エチル6部、メチルエチルケトン8
部、トルエン6部、α、α’−アゾビス(イソブチロニ
トリル)0.15部を混合し、これを1時間30分かけ
て反応容器に滴下した。前記混合溶液の滴下中に、2−
(2’ヒドロキシ−5’−メタクリロキシエチルフェニ
ル)−2H−ベンゾトリアゾールの粉体25部を10分
おきに10回に分けて反応容器内に添加した。この間、
反応溶液を80℃に保ち攪拌し続けた。その後さらに6
時間30分反応溶液を80℃に保ち攪拌しながら反応を
完結させて、紫外線吸収性アクリル系樹脂を得た。
【0039】<紫外線吸収層用塗布液Eの活性プロトン
を有する樹脂の製造>攪拌機、コンデンサー、温度計お
よび窒素導入管を備えた反応容器に、メチルメタクリレ
ートモノマー50部、スチレンモノマー35.1部、2
−ヒドロキシエチルメタクリレートモノマー13.9
部、メタクリル酸モノマー1部、トルエン100部、
α、α’−アゾビス(イソブチロニトリル)0.15部
を混合し、窒素を通じながら攪拌して80℃ に加熱し
た。反応容器を80℃に保ち続け、7時間30分攪拌し
ながら反応を完結させ、活性プロトンを有する樹脂(水
酸基価30、酸価3)を得た。
【0040】1−3.中間層用塗布液H [中間層塗布液H]シリコーン系樹脂溶液(フレッセラN
A改2液混合タイプ:松下電工社) を溶剤で希釈して塗
布液とした。
【0041】1−4.粘着層用塗布液I [粘着層用塗布液I]アクリル系粘着剤(アロンタックS
CL-200:東亞合成化学社)を溶剤で希釈して塗布液とし
た。
【0042】2.セルフクリーニングフィルムの製造 [実施例1]厚み50μmの透明なポリエチレンテレフ
タレートフィルム2(50QV04:東レ社)の一方の表面に、
紫外線吸収層用塗布液Cを塗布、乾燥することにより膜
厚約2μmの紫外線吸収層4を形成し、次いで自浄性表
面層用塗布液Aを積層塗布、乾燥、硬化することにより
膜厚約0.1μmの自浄性表面層3を形成し、さらにフ
ィルム2の反対面には粘着層用塗布液Iを塗布、乾燥す
ることにより膜厚約25μmの粘着層6を形成して、透
明なセルフクリーニングフィルム1を作製した。粘着層
6には、取り扱いを良くするために厚み25μmのセパ
レートフィルム7(MRB:三菱化学ポリエステルフィ
ルム社)を貼り合わせた。
【0043】[実施例2]厚み50μmの透明なポリエ
チレンテレフタレートフィルム2(50QV04、東レ社)の
一方の表面に、紫外線吸収層用塗布液Dを塗布、乾燥、
硬化することにより膜厚約2μmの紫外線吸収層4を形
成し、次いで中間層用塗布液Hを積層塗布、乾燥、硬化
することにより膜厚約1μmのシリコーン系樹脂の中間
層5を形成し、次いで自浄性表面層用塗布液Aを積層塗
布、乾燥、硬化することにより膜厚約0.1μmの自浄
性表面層3を形成し、さらにフィルム2の反対面には粘
着層用塗布液Iを塗布、乾燥することにより膜厚約25
μmの粘着層6を形成して、透明なセルフクリーニング
フィルム1を作製した。粘着層6には、取り扱いを良く
するために厚み25μmのセパレートフィルム7(MR
B:三菱化学ポリエステルフィルム社)を貼り合わせ
た。
【0044】[実施例3]厚み50μmの透明なポリエ
チレンテレフタレートフィルム2(テトロンフィルムH
B3:帝人デュポン社)の一方の表面に、紫外線吸収層
用塗布液Eを塗布、乾燥、硬化することにより膜厚約2
μmの紫外線吸収層4を形成し、次いでスパッタリング
法により膜厚約10nmのシリカ膜からなる中間層5を
形成し、次いで自浄性表面層用塗布液Bを積層塗布、乾
燥することにより膜厚約0.1μmの自浄性表面層3を
形成し、さらにフィルム2の反対面には粘着層用塗布液
Iを塗布、乾燥することにより膜厚約25μmの粘着層
6を形成して、透明なセルフクリーニングフィルム1を
作製した。粘着層6には、取り扱いを良くするために厚
み25μmのセパレートフィルム7(MRB:三菱化学
ポリエステルフィルム社)を貼り合わせた。
【0045】[実施例4]厚み50μmの透明なポリエ
チレンテレフタレートフィルム2(テトロンフィルムH
B3:帝人デュポン社)の一方の表面に、紫外線吸収層
用塗布液Fを塗布、乾燥、硬化することにより膜厚約2
μmの紫外線吸収層4を形成し、次いで中間層用塗布液
Hを積層塗布、乾燥、硬化することにより膜厚約1μm
のシリコーン系樹脂の中間層5を形成し、次いで自浄性
表面層用塗布液Bを積層塗布、乾燥することにより膜厚
約0.1μmの自浄性表面層3を形成し、さらにフィル
ム2の反対面には粘着層用塗布液Iを塗布、乾燥するこ
とにより膜厚約25μmの粘着層6を形成して、透明な
セルフクリーニングフィルム1を作製した。粘着層6に
は、取り扱いを良くするために厚み25μmのセパレー
トフィルム7(MRB:三菱化学ポリエステルフィルム
社)を貼り合わせた。
【0046】[比較例1]実施例1において紫外線吸収
層を形成しなかった以外は、実施例1と同様にしてセル
フクリーニングフィルムを作製した。
【0047】[比較例2]実施例2において紫外線吸収
層を形成しなかった以外は、実施例2と同様にしてセル
フクリーニングフィルムを作製した。
【0048】[比較例3]実施例3において用いた塗布
液Dの代わりに塗布液Gを用いた以外は、実施例3と同
様にしてセルフクリーニングフィルムを作製した。
【0049】[比較例4]実施例4において紫外線吸収
層を形成しなかった以外は、実施例4と同様にしてセル
フクリーニングフィルムを作製した。
【0050】3.セルフクリーニングフィルムの評価 以上の実施例1〜4及び比較例1〜4で得られたセルフ
クリーニングフィルムからセパレートフィルム7を剥離
して露出した粘着層6を用いて、厚さ約2mmのソーダ
ガラス板にセルフクリーニングフィルムを貼りつけ、以
下の耐候性促進試験を行った。
【0051】[耐候性促進試験]サンシャインカーボン
アークウェザーメーター(スガ試験機社)によって一定
時間(500、1000、1500、2000、250
0[時間])、自浄性表面層側から光を照射すると共
に、一定間隔で水の霧を吹き付けた(JIS-K5400)。
【0052】これら耐候性促進試験後のセルフクリーニ
ングフィルムについて、その外観の評価、自浄性表面層
の純水接触角の評価、プラスチックフィルムに対する自
浄性表面層から紫外線吸収層までの接着性の評価を以下
のように行った。評価結果を表1に示す。
【0053】[外観の評価]耐候性促進試験後のセルフ
クリーニングフィルムについて、フィルムの割れ、白
化、黄変及び塗膜の剥離などの異常の有無を、目視によ
って以下のように評価した。 ◎:異常が全く見られない ○:異常が殆ど見られない △:異常が見られる ×:異常がかなり見られる
【0054】[純水接触角の評価]耐候性促進試験後の
セルフクリーニングフィルムを20℃、65%RH雰囲
気で6時間放置した後、接触角測定器(エルマ社)を用
いて自浄性表面層上に純水を約0.5μl滴下して、1
分後のその接触角を以下のように評価した。 ◎:純水接触角が15°未満 ○:純水接触角が15°以上25°未満 △:純水接触角が25°以上50°未満 ×:純水接触角が50°以上 −:促進試験による異常が酷かったために測定せず
【0055】[接着性の評価]耐候性促進試験後のセル
フクリーニングフィルムを20℃、65%RH雰囲気で
6時間放置した後、自浄性表面層面に対して碁盤目テー
プ法(JIS-K5400)による接着試験を行い、プラスチッ
クフィルムに対する自浄性表面層から紫外線吸収層まで
の付着状態を、以下の基準で評価した。 ○:碁盤目部分において90%以上の面積で全ての層が
残っている △:碁盤目部分において90%未満50%以上の面積で
全ての層が残っている ×:碁盤目部分において全ての層が残っているのが50
%未満の面積しかない −:促進試験による異常が酷かったために評価せず
【0056】
【表1】
【0057】以上の表1の結果からも、実施例で得られ
たセルフクリーニングフィルムは、耐候性促進試験の後
においても優れた親水性を有しており、極めて耐久性に
優れるものであることが明らかである。
【0058】特に実施例2〜4で得られたセルフクリー
ニングフィルムは、自浄性表面層3と紫外線吸収層4と
の間に中間層5を設けてなるものであることにより、そ
の耐久性が更に優れるものになっていることが明らかで
ある。
【0059】一方、比較例1、2及び4で得られたセル
フクリーニングフィルムは、プラスチックフィルムと自
浄性表面層との間に紫外線吸収層が設けられていないた
め、極めて耐久性に劣るものであった。
【0060】また、比較例3で得られたセルフクリーニ
ングフィルムは、プラスチックフィルムと自浄性表面層
との間に紫外線吸収層を設けてなるものであるが、その
紫外線吸収層に低分子量の紫外線吸収剤を使用している
ために、やはり耐久性に劣るものであった。
【0061】
【発明の効果】本発明のセルフクリーニングフィルム
は、プラスチックフィルムの一方の表面に自浄性表面層
を設けてなるセルフクリーニングフィルムであって、プ
ラスチックフィルムと自浄性表面層との間に、紫外線吸
収性樹脂によって紫外線吸収効果を発揮してなる紫外線
吸収層を設けてなるものであることにより、極めて耐久
性に優れるセルフクリーニングフィルムを提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のセルフクリーニングフィルムの一実施
例を示す断面図。
【符号の説明】 1・・・セルフクリーニングフィルム 2・・・プラスチックフィルム 3・・・自浄性表面層 4・・・紫外線吸収層 5・・・中間層 6・・・粘着層 7・・・セパレートフィルム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F100 AA00C AA17C AA19C AA20C AA21D AK01A AK01B AK02B AK25B AK42A AL01B AS00D BA04 BA07 BA10A BA10D CC00B EH46 EH66C GB90 JB05 JB12B JD09B JD14B JL05 JL09 JL11

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラスチックフィルムの一方の表面に自浄
    性表面層を設けてなるセルフクリーニングフィルムであ
    って、前記プラスチックフィルムと前記自浄性表面層と
    の間に、紫外線吸収性樹脂を含有する紫外線吸収層を設
    けてなるものであることを特徴とするセルフクリーニン
    グフィルム。
  2. 【請求項2】前記紫外線吸収性樹脂が、紫外線吸収基を
    有するモノマー成分としてベンゾトリアゾール系紫外線
    吸収性モノマーを含む紫外線吸収性アクリル系樹脂であ
    ることを特徴とする請求項1記載のセルフクリーニング
    フィルム。
  3. 【請求項3】前記紫外線吸収性アクリル系樹脂が、硬化
    型紫外線吸収性アクリル系樹脂であることを特徴とする
    請求項2記載のセルフクリーニングフィルム。
  4. 【請求項4】前記自浄性表面層と前記紫外線吸収層との
    間に、無機系材質から形成される中間層を設けてなるも
    のであることを特徴とする請求項1記載のセルフクリー
    ニングフィルム。
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