JP2001287435A - 点字及び隆起パターン記録媒体 - Google Patents

点字及び隆起パターン記録媒体

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JP2001287435A
JP2001287435A JP2000317303A JP2000317303A JP2001287435A JP 2001287435 A JP2001287435 A JP 2001287435A JP 2000317303 A JP2000317303 A JP 2000317303A JP 2000317303 A JP2000317303 A JP 2000317303A JP 2001287435 A JP2001287435 A JP 2001287435A
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JP2000317303A
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English (en)
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Hideyuki Miyake
秀之 三宅
Seiji Take
誠司 武
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷機による動作時の静粛な情報記録と、視
覚障害者のみならず健常者にも容易に情報記録の識別が
でき、かつ隆起パターン部の耐擦過性の優れた点字及び
隆起パターン記録媒体を提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明の点字及び隆起パターン記録媒体
は、基材上に発泡層及びエネルギー吸収層が設けられ
て、印字面の表層に透明もしくは半透明のフィルムをラ
ミネートするか、もしくは樹脂塗工液を塗布して、表面
保護層を設けていることにより、印刷機による情報記録
の動作時に大きな騒音がなく、かつ隆起パターン部の耐
擦過性の優れたものが得られる。また、表面保護層と基
材との間に、着色層を設けたり、発泡層に有色色素を含
有させて、色味調整を行うことにより、視覚障害者のみ
ならず健常者にも容易に情報記録の識別がより容易とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エネルギーを吸収
し、印字記録部が発泡して、表面が隆起して記録する、
主に点字記録を目的とする隆起パターン記録媒体に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】点字記録用の媒体を形成する方法とし
て、これまでに様々な方法が提案されている。例えば、
以下の方法が挙げられる。 (1)記録媒体に対し、機械的な打刻を行って、表面の
隆起したパターンを形成する方法(エンボス方法);そ
の機械的打刻の衝撃に対し、破れずに、凹凸を形成でき
るように、基材として100μm程度以上の厚さの用紙
を用いる。 (2)熱により発泡する材料を含有する層を熱転写層と
して有する熱転写シートを用いて、記録媒体に熱転写層
を点字情報として加熱転写する方法;突起高さを確保す
るため、熱転写時に高エネルギーを印加したり、熱転写
後に加熱処理を行ったりする。(特開平1−23898
4号公報、特開平4−333858号公報等) (3)記録媒体の基材上に熱発泡性材料を塗布し、印刷
機にて発泡性材料にエネルギーを加えて、隆起させて、
パターンを形成する方法;サーマルヘッドによる熱エネ
ルギー印加等により、記録される。(特開平7−239
651号公報等)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の形成方法による点字及び隆起パターン記録媒体
は、下記の欠点を有するものである。 (1)による形成方法では打刻による印刷機の動作音が
大きく、騒音となり、また記録情報が隆起のみにより表
現されているため、健常者が記録媒体を見た時に、記録
情報の読取性(識別性)が低い。 (2)、(3)による形成方法では(1)の形成方法と
比較して、印刷機による動作音は小さく、静粛であり、
また発泡材料に色素を加えることにより隆起パターンと
下地との識別性が高くなる。ところが隆起パターン部の
耐擦過性が低く、指による触読使用による摩擦で記録情
報が劣化し、情報誤認の恐れを有する。したがって、本
発明は上記の点に鑑みなされたもので、印刷機による動
作時の静粛な情報記録と、視覚障害者のみならず健常者
にも容易に情報記録の識別ができ、かつ隆起パターン部
の耐擦過性の優れた点字及び隆起パターン記録媒体を提
供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、基材上に発泡層及びエネルギー吸収層が
設けてなる発泡性点字及び隆起パターン記録媒体におい
て、印字面の表層に透明もしくは半透明のフィルムをラ
ミネートするか、もしくは樹脂塗工液を塗布して、表面
保護層を設けることにより、印刷機による情報記録の動
作時に大きな騒音がなく、かつ隆起パターン部の耐擦過
性の優れたものが得られる。また、前記のエネルギー吸
収層に発泡成分を含有していることが好ましい。さら
に、前記の発泡層にエネルギー吸収成分を含有している
ことが好ましく、行われる。前記の発泡層を複数有し、
該発泡層同士の間にエネルギー吸収層が設けられている
ことが、発泡層の発泡倍率が予定の数値と比べて、平面
方向において、ばらつく場合に、一つの発泡層の厚さを
少なくして、発泡層を複数設けて、そのばらつきを低減
することが好ましい。
【0005】また、前記の表面保護層と基材との間に、
着色層を設け、下地の色味調整を行うことが好ましい。
前記の発泡層に有色色素を含有し、発泡隆起情報の色味
調整を行うことが望ましい。また、前記の表面保護層と
基材との間に着色層を設け、かつ発泡層に有色色素を含
有し、下地及び発泡隆起情報の双方の色味調整を行うこ
とが、着色層と発泡層の両方の色相が合わさって、より
目立つようになり好ましい。このように色味調整を行う
ことにより、本発明の点字及び隆起パターン記録媒体は
視覚障害者のみならず健常者にも容易に情報記録の識別
が可能となる。さらに、前記の基材の表面保護層が設け
てある側と反対側の面に、粘着剤層を設け、また該粘着
剤層の上に、剥離可能に離型シートを設けることがで
き、その離型シートを剥がして、取り付けたい場所に簡
単に記録媒体を貼り付けることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、本発明を実施の形態を挙げ
て更に詳細に説明する。図1は、本発明の点字及び隆起
パターン記録媒体の一つの実施の形態を示す断面図であ
り、基材1上にエネルギー吸収層2、発泡層3、表面保
護層4をこの順に形成したもので、該表面保護層は、透
明もしくは半透明のフィルムをラミネートするか、もし
くは樹脂塗工液を塗布したもので、発泡層3に有色色素
を含有させ、記録情報の目視による識別性を向上させる
ことが好ましい。図2は、本発明の点字及び隆起パター
ン記録媒体の他の実施形態を示す断面図であり、基材1
上にエネルギー吸収層2、発泡層3、着色層5、表面保
護層4をこの順に形成したもので、該表面保護層は、透
明もしくは半透明のフィルムをラミネートするか、もし
くは樹脂塗工液を塗布したものである。また、この場合
は着色層を設けることで、下地の色味調整を行い、記録
情報の目視による識別性を向上させた。
【0007】図3は、本発明の点字及び隆起パターン記
録媒体の他の実施の形態を示す断面図であり、基材1上
にエネルギー吸収層2、発泡層3、表面保護層4をこの
順に形成したものである。但し、このエネルギー吸収層
2には発泡成分が含まれていて、印字記録の際に、エネ
ルギーを吸収して発泡する層が発泡層3だけでなく、エ
ネルギー吸収層2も発泡する。図4は、本発明の点字及
び隆起パターン記録媒体の他の実施形態を示す断面図で
あり、基材1上にエネルギー吸収層2、発泡層3、着色
層5、表面保護層4をこの順に形成したもので、エネル
ギー吸収層2に発泡成分が含まれている。したがって、
印字記録の際に、発泡層3及びエネルギー吸収層2が発
泡する。
【0008】図5は、本発明の点字及び隆起パターン記
録媒体の他の実施の形態を示す断面図であり、基材1上
に発泡層31、エネルギー吸収層2、発泡層32、表面
保護層4をこの順に形成したもので、発泡層が2層有
り、該発泡層同士の間にエネルギー吸収層が設けられて
いるもので、印字記録の際に、エネルギーを吸収して発
泡する層が複数有り、より隆起の高さを大きくすること
ができる。図6は、本発明の点字及び隆起パターン記録
媒体の他の実施の形態を示す断面図であり、基材1上に
発泡層31、エネルギー吸収層2、発泡層32、着色層
5、表面保護層4をこの順に形成したもので、図5に示
す点字及び隆起パターン記録媒体に着色層が追加された
ものである。また、図7は、本発明の点字及び隆起パタ
ーン記録媒体の他の実施の形態を示す断面図であり、基
材1上にエネルギー吸収層2、発泡層3、表面保護層4
をこの順に形成し、基材1の他方の面に、粘着剤層6を
設け、また該粘着剤層6の上に、剥離可能に離型シート
7を設けた、シール形態の記録媒体である。また、図7
には、離型シート7を記録媒体から剥離しやすくするた
めに、離型シートの厚さ方向に、ハーフカット8を施し
ている。
【0009】以下に本発明の点字及び隆起パターン記録
媒体を構成する各層の説明を行う。 (基材)基材1としては、カット状態や小巻状態やカー
ド状態である種々の形態を使用することが出来る。その
素材はセルロース等の天然繊維に限定されず、ビニロン
やナイロンやポリエステルやアクリルなどの合成繊維、
ステンレス等の金属繊維、アルミナやシリケート等の無
機繊維、炭素繊維、キチン繊維、キトサン繊維等を用い
て抄き上げたもの等、記録媒体の支持体という機能を備
えていれば、その種類は問わない。上記の天然繊維を用
いた紙類としては、例えば上質紙、中質紙、コピー用
紙、アート紙、コート紙、クラフト紙、ケント紙、板
紙、図画用紙、カード用紙、更紙、グラシン紙、新聞用
紙、コンデンサー紙等を挙げることができる。
【0010】更に、種々の熱可塑性樹脂を原料に用いて
製造されたプラスチックフィルム類であるポリエチレン
テレフタレートフィルムやポリ塩化ビニールフィルムや
ポリエチレンナフタレートフィルムやポリイミドフィル
ム、同じく熱可塑性樹脂類を抄く工程を経ずに紙状に加
工した合成紙類(例えば王子油化製、ユポFPG−15
0)等も使用することが出来る。また、ポリエチレンテ
レフタレートやポリ塩化ビニールや厚紙を用いて製造さ
れたカード類も用いることが出来る。また、基材は上記
の材料を着色したり、後述するエネルギー吸収剤を表面
に塗工したりする等して、記録媒体の下地の顕色として
の着色層やエネルギー吸収層の機能を兼ねることもでき
る。
【0011】(エネルギー吸収層)エネルギー吸収層2
は、印刷機より発せられた発泡用エネルギーを吸収し
て、発泡層にそのエネルギーを伝達するための機能を有
するものである。エネルギー吸収層は、エネルギー吸収
剤とバインダー樹脂を主体に構成される。そのエネルギ
ー吸収剤は、熱吸収剤や光吸収剤であり、例えば近赤外
線吸収材料が挙げられる。近赤外線吸収材料は、光を吸
収し効率良く熱に変換する物質であり、例えば半導体レ
ーザーを光源として使用する場合、具体的にはカーボン
ブラック、グラファイト、フタロシアニン系色素、スク
アリウム系色素、ニトロソ化合物及びその金属錯塩、ポ
リメチン系色素、チオールニッケル塩、トリアリールメ
タン系色素、インモニウム系色素、ナフトキノン系色
素、アントラセン系色素等を用いることができる。
【0012】上記の近赤外線吸収材料は700nm〜2
500nm程度の波長域で光吸収するものであるが、光
吸収剤として近赤外線のみでなく、マイクロ波、電磁波
等に吸収帯を有するものでも使用することができる。ま
た、エネルギー吸収剤として、熱吸収剤の熱伝導性の良
好な物質を用いることができる。その熱伝導性の良好な
物質として、カーボンブラック等の炭素質物質、アルミ
ニウム、銅、酸化錫、二硫化モリブデン等の金属及び金
属化合物等が挙げられる。上記のエネルギー吸収剤で、
適当な色味を有するものを用いることにより、記録媒体
の下地の色味を表わす着色層としての機能を兼ねること
も可能である。上記のエネルギー吸収剤の中でも安価に
入手でき、印字の高感度化が達成できる等の点で、カー
ボンブラックが特に好ましい。
【0013】また、エネルギー吸収層のバインダー樹脂
として、具体的には、ポリエステル、塩素化ポリプロピ
レン、塩素化ポリエチレン、ポリカーボネート、ナイロ
ン、ポリアミド、ポリイミド、ポリビニルアセタール、
ポリビニルブチラール、ポリビニルホルマール、ポリア
リールメタクリレート、ポリベンジルメタクリレート、
ポリメタクリル酸メチル、ポリフェニレンオキシド、ポ
リフェニレンスルフィド、ゼラチン、ポリパラバン酸等
が挙げられる。またスチレン、塩化ビニル、メチルメタ
クリレート、アリールメタクリレート、アクリロニトリ
ル、エチレンオキシド、ベンジルメタクリレート、シク
ロヘキシルメタクリレート等のモノマー成分の共重合体
も好ましく用いられる。このようなバインダー樹脂にお
いて、ガラス転移温度が100℃以上であるものは耐熱
性があり、好ましく用いられる。
【0014】上記のエネルギー吸収層の形成は、上記の
ようなエネルギー吸収剤とバインダー樹脂と、必要に応
じて発泡層で用いる発泡成分や添加剤を加えて、さらに
これに必要に応じて水、有機溶剤等の溶媒成分を配合調
整したエネルギー吸収層形成用塗工液を、従来公知のグ
ラビアダイレクトコート、グラビアリバースコート、ナ
イフコート、エアコート、ロールコート等の方法により
塗布、乾燥することができる。エネルギー吸収層の膜厚
は乾燥時で0.1〜3μmが好ましく、エネルギー吸収
層におけるエネルギー吸収剤の含有量は、エネルギーと
して光を用いる場合、通常、画像記録に用いる光源の波
長での吸光度が0.1〜3.0になるように決めること
ができる。一般的には吸光度が0.2〜1.5程度あれ
ば良い。また、エネルギー吸収層は基材と表面保護層の
間であれば、その位置する場所は問わない。
【0015】(発泡層)発泡層3は、印刷機より記録す
る情報のパターンに基づいて、エネルギー吸収層を介し
て、選択的に与えられるエネルギーを吸収することによ
り、隆起して発泡し、点字のパターンを形成するもので
ある。そして、発泡層は、発泡成分とバインダー樹脂を
主体に構成される。発泡成分は、熱発泡剤や印刷機より
発生されるエネルギーを吸収して発泡するものであれ
ば、その種別は問わない。熱発泡剤としては、従来公知
のもの、例えば、アゾジカノレポンアミド、アゾピスイ
ソブチロニトリル、ジニトロゾペンタメチレンテトラミ
ン、N,N’ジニトロソーN,N’ジメチルテレフタル
アミド、P−トルエンスルホニルヒドラジド、ヒドラゾ
ルカルボンアミド、P−トルエンスルホニルアジド、ア
セトン−P−スルホニルヒドラゾン等の有機系発泡剤;
重炭酸ナトリウム、炭酸アンモニウム、重炭酸アンモニ
ウム等の無機系発泡剤;内部に低温で揮発する溶媒を含
有した熱膨張性マイクロカプセル等が挙げられる。
【0016】本発明では、特に熱膨張性マイクロカプセ
ルが好ましく、低温で揮発する炭化水素を樹脂からなる
壁剤の内部に包含させたカプセル構造をとるものが好ま
しい。熱膨張性マイクロカプセルは、特定温度での加熱
によって未加熱状態の時の約約100倍程度にまで体積
が膨張するものを使用するとよい。熱膨張性マイクロカ
プセルに内包させる炭化水素としては、塩化メチル、臭
化メチル、トリクロロエタン、ジクロロエタン、n−ブ
タン、n−ヘプタン、n−プロパン、n−ヘキサン、n
−ペンタン、イソブタン、イソヘプタン、ネオペンタ
ン、石油エ−テル、フレオン等のフッ素原子を有する脂
肪族炭化水素、或いはこれら炭化水素の複数混合体等が
挙げられる。
【0017】熱膨張性マイクロカプセルの壁剤として
は、塩化ビニリデン、塩化ビニル、アクリロニトリル、
スチレン、メタクリル酸メチルアクリレート、メタクリ
ル酸エチルアクリレート、酢酸ビニル、或いはこれらの
樹脂の共重合体やブレンド物等が挙げられ、さらに必要
に応じて架橋剤を使用して架橋処理された樹脂バインダ
ーを使用してもよい。
【0018】熱膨張性マイクロカプセルの粒径は、直径
0.1μm〜50μm、好ましくは0.1μm〜30μ
m、更に好ましくは0.1μm〜6μmである。このよ
うな熱膨張性マイクロカプセルは、例えば松本油脂製薬
株式会社製造の”マツモトマイクロスフェアー”シリー
ズのF−20,F−30,F−30VS,F−40,F
−50,F−80S,F−82,F−85,F−80V
S,F−100等や、日本フェライト株式会社製造の”
エクスパンセル”シリーズとして市販されている。熱膨
張性マイクロカプセルの粒径を小さくすることにより、
隆起した記録部のエッジ部の再現性に優れるものとな
る。なお、粒径が50μmを越えるとエッジ部の再現性
に劣り、転写抜けが生じやすい。
【0019】次に、発泡層の樹脂バインダーとしては、
例えばフェノキシ樹脂、ポリ酢酸ビニルやポリアクリル
エステル等のビニル系樹脂、ポリエチレンテレフタレー
トやポリブチレンテレフタレート等のポリエステル系樹
脂、ポリスチレン系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリウレ
タン系樹脂、アクリル系樹脂、加硫ゴムや未加硫ゴム等
のゴム系樹脂等が挙げられる。ゴム系樹脂としては、例
えば、クロロプレンゴム、フッ素ゴム、シリコーンゴ
ム、合成イソプレンゴム、ブチルゴム、ウレタンゴム、
アクリルゴム、スチレン・ブタジエンゴム、エチレン・
プロピレンゴム、ポリイソプレンゴム、ブタジエンゴ
ム、ニトリルゴム、塩素化ブチルゴム等の含成ゴムや天
然ゴム等の未加硫ゴム、或いは加硫ゴムが挙げられる。
特に好ましい樹脂として、ポリエステル系樹脂やゴム系
樹脂が挙げられる。
【0020】樹脂バインダーの数平均分子量は1,00
0〜30,000、好ましくは3,000〜25,00
0である。数平均分子量がl,000未満では、形成さ
れた記録部の隆起部は非常にもろく、欠けやつぶれを容
易に生じてしまう。また、隆起部の耐久性への要求が非
常に高度である場合は、樹脂バインダーの分子量が大き
い方が良好であり、この為には樹脂バインダーの数平均
分子量は好ましくは3,000以上、特に好ましくは1
0,000以上である。また、発泡層を形成する際の塗
工適性等から、樹脂バインダーの数平均分子量は30,
000以下、好ましくは25,000以下である。
【0021】発泡層における熱膨張性マイクロカプセル
の含有割合は、樹脂バインダー1質量部に対して1質量
部〜4質量部、好ましくは、2質量部〜3質量部であ
る。1質量部未満の場合は熱膨張層が十分に膨張せず、
4質量部を越えると隆起部の耐久性が不足してくる。ま
た、発泡層に着色剤を添加することができ、発泡隆起情
報の色付け等の機能を付与することができる。着色剤は
従来公知の各種染料、顔料を使用することができる。好
ましい染料としては、赤色染料として、MS Red
G、Macrolex Red Vioret R、C
eres Red7B、Samaron Red HB
SL、Resolin Red F3BS等が挙げら
れ、又、黄色染料としては、ホロンブリリアントイエロ
ー6GL、PTY−52、マクロレックスイエロー6G
等が挙げられ、又、青色染料としては、カヤセットブル
ー714、ワクソリンブルーAP−FW、ホロンブリリ
アントブルーS−R、MSブルー100等が挙げられ、
また、顔料としては、カーボンブラック、富士色素
(株)製のSPシリーズ、三井東圧染料(株)製MGシ
リーズ、山陽色素(株)製SANYO COLORシリ
ーズが例示される。
【0022】着色剤を選択するにあたっては、発泡層を
基材上に塗布形成するにあたって支障をきたさない範囲
において任意に選ぶことが出来る。すなわち発泡層の塗
布に用いる溶媒又は分散媒に対して、均一に溶解又は分
散する着色剤から選ばれることが好ましい。例えば発泡
層が水を分散媒とする水分散体を塗布して形成される場
合、選択される着色剤は水に対して均一に分散又は溶解
するものの中から選ばれることが好ましく、グレーもし
くは黒色に着色する為にはカーボンブラックの水分散体
を使用することが出来、有彩色に着色する為には各々の
色に対応する水溶性又は水分散性の有機顔料又は無機顔
料を使用することが出来る。同様に発泡層が水と有機溶
剤の混合液や、有機溶剤に、溶解または分散されたもの
である場合、着色剤はかかる溶媒又は分散媒に対して均
一に分散又は溶解するものの中から選ばれることが好ま
しく、この場合も所望の色相、彩度、明度に応じて任意
の着色が可能であることはいうまでもない。又、基材上
に発泡層を形成した時点では無色であるが、発泡の為の
エネルギーが加えられることにより発色する層であって
も良い。また、発泡させた画像を指で触ることで発色或
いは他の色に変化するものであってもかまわない。
【0023】着色剤として、発泡層形成材料に対して不
溶性の顔料を使用する場合、その粒径としては、直径が
0.01μm〜50μm、好ましくは0.01μm〜8
μmのものとするとよい。これにより、印字感度の良好
なものにできる。また、発泡層に上記で説明したエネル
ギー吸収剤を添加して、発泡層にエネルギー吸収層の機
能を付加させることも可能である。発泡層は、基材上
に、上記の如き発泡層形成材料を適当な有機溶剤及び/
又は水に溶解または分散させ、例えばグラビア印刷法、
スクリーン印刷法、グラビア版を用いたリバースロール
コーティング法等の形成手段により塗布及び乾燥するこ
とによって形成される。なお、樹脂バインダーが架橋可
能な場合には架橋剤や架橋反応促進触媒等の必要な添加
剤を加えてもよい。発泡層の乾燥後膜厚は10μm〜1
00μmが好ましく、20μm〜40μmであることが
更に好ましい。発泡層はエネルギー印加、膨張させた段
階で、膜厚を20μm〜800μmのものとすることが
でき、特に、その膜厚を250μm〜300μm程度に
調整すると従来から有る点字物と同等の隆起高さとなり
より良いものである。尚、上記の発泡層の厚さは、記録
媒体に発泡層が複数ある場合は、発泡層同士が分離して
いても、一つの記録媒体の単位で発泡層すべての厚さを
合計した厚さについて適用される。
【0024】(表面保護層)本発明の点字及び隆起パタ
ーン記録媒体は、印字面の表層に透明もしくは半透明の
フィルムをラミネートするか、もしくは樹脂塗工液を塗
布した表面保護層4を設けている。ラミネート方式で表
面保護層を設ける場合、透明もしくは半透明のフィルム
基材として、アセテート、ポリプロピレン、ポリエチレ
ン、ポリエステル、セロファン等が挙げられ、記録情報
としての隆起形状が再現でき、隆起部の耐擦過性をもた
せるために、フィルム基材の厚さは3〜70μm程度が
好ましく、用いられる。
【0025】上記のような樹脂フィルムでラミネートす
る場合、ヒートシール性が低い時には、接着層をラミネ
ート基材に設けることが好ましい。接着層に使用する樹
脂として、アクリル系樹脂、塩化ビニル系樹脂、酢酸ビ
ニル系樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂、ポリ
エステル樹脂、ポリアミド系樹脂、塩素化ポリプロピレ
ン樹脂、ポリウレタン樹脂等が挙げられる。接着層は、
固形分で厚さ0.1〜20μm程度で形成する。このラ
ミネート方式では、ホットスタンパー、熱ロール、ライ
ンヒーター、アイロン等の加熱手段を用いて、点字及び
隆起パターン記録媒体の印字面の表層に、表面保護層を
形成することができる。また、ラミネート方式として、
上記のラミネート基材をヒートシールだけでなく、熱で
溶融した樹脂を押出して表面保護層を形成することも可
能である。
【0026】次に、表面保護層を樹脂塗工液を塗布して
形成する場合について、説明する。表面保護層は少なく
ともバインダー樹脂から構成されるが、記録情報として
の隆起形状が再現でき、隆起部の耐擦過性等の耐久性を
もつ樹脂組成を選定する。一般的には、エチルセルロー
ス、ニトロセルロース、酢酸セルロース等のセルロース
誘導体、ポリメタクリル酸メチル、ポリメタクリル酸エ
チル、ポリアクリル酸ブチル等のアクリル系樹脂、ポリ
塩化ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体、ポリビニルアセタール、ポリ
ビニルブチラール等のビニル重合体、ポリアミド、ポリ
ウレタン、ポリエステル等の熱可塑性樹脂や、不飽和ポ
リエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、アミノアルキッド
樹脂等の熱硬化型の樹脂を用いることができる。また、
上記の樹脂に、点字及び隆起パターン記録媒体の耐擦過
性を向上させるための滑剤、汚染防止のための界面活性
剤、耐候性能を向上させるための紫外線吸収剤、酸化防
止剤等を加えてもよい。表面保護層は前記のエネルギー
吸収層と同様の方法で形成することができ、厚みは2〜
20μm程度が好ましい。
【0027】(着色層)点字及び隆起パターン記録媒体
の表面保護層と基材との間に、着色層5を設け、下地の
色味調整を行うことができる。着色層は、バインダーと
着色剤を主体に構成される。着色剤としては、前記の発
泡層で添加できるものとして説明した従来公知の各種色
相の染料、顔料が使用できる。使用する着色剤を選択す
るにあたっては、着色層を塗布形成するにあたって支障
をきたさない範囲において任意に選ぶことが出来る。す
なわち着色層の塗布に用いる溶媒又は分散媒に対して、
均一に溶解又は分散する着色剤から選ばれることが好ま
しい。着色層の形成は、従来公知の印刷方法が適用で
き、その厚さは固形分で0.1〜1μm程度である。
【0028】(粘着剤層)本発明の点字及び隆起パター
ン記録媒体は、基材の表面保護層が設けてある側と反対
側の面に、粘着剤層6を設け、また該粘着剤層の上に、
剥離可能に離型シートを設けることができ、シール形態
で利用することができる。粘着剤層は、記録媒体を取り
付けたい物品に貼り付けるために、基材の表面保護層が
設けてある側と反対側の面に形成される。粘着剤層を構
成する材料としては、感圧性接着剤を主成分として、必
要に応じて粘着性付与剤、可塑剤、充填剤等を添加する
ことができる。
【0029】感圧性接着剤として、例えばスチレン−イ
ソプレン−スチレンブロック共重合体、スチレンブタジ
エンゴム、ポリブテンゴム、ポリイソプレンゴム、ブチ
ルゴム、天然ゴム、合成イソプレン等に代表されるゴム
に、ロジン、ダンマー、コーパル、水添ロジン、ロジン
エステル、インデンクロマン、ピコパール、ポリテルペ
ン、ニトロセルロース、アルキッド樹脂、キシレン樹脂
に代表される粘着付与性樹脂、軟化剤としてDOP,T
CP,DBP,BBP等の可塑剤、塩化パラフィン、動
植物性油脂、鉱物油などを添加したゴム系粘着剤、或い
はアクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブ
チル、アクリル酸ヘキシル、アクリル酸2−エチルヘキ
シル、アクリル酸イソオクチル、アクリル酸オクチル、
アクリル酸デシルのようなアクリル酸エステル、メタク
リル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸ブチ
ル、メタクリル酸ヘキシル、メタクリル酸2−エチルヘ
キシル、メタクリル酸イソオクチル、メタクリル酸オク
チル、メタクリル酸デシルのようなメタクリル酸エステ
ルなどのエステル類の単独重合体ないしは共重合体を適
当な溶剤に溶解して得られるアクリル系感圧粘着剤、或
いはこれらのエステル類とアクリル酸、メタクリル酸、
イタコン酸、クロトン酸、マレイン酸などの官能基を有
するビニル化合物との共重合体を適当な溶剤に溶解して
得られるアクリル系感圧接着剤が用いられる。この官能
基を有する共重合体を用いる場合、耐熱性凝集効果を更
に上げるため官能基と反応するイソシアネート系の有機
架橋剤を少量添加したもの等が用いられる。
【0030】また、接着剤として、例えばポリエチレン
等のポリオレフィン系、エチレン−酢酸ビニル共重合体
等の酢酸ビニル共重合体、エチレン−エチレンアクリレ
ート、エチレン−イソブチルアクリレート等のアクリル
酸エステル共重合体系、ナイロン6、ナイロン6.6、
ナイロン10、ナイロン12、N−メトキシメチル化ナ
イロン等のポリアミド系、テレフタル酸系のポリエステ
ル系、ポリビニルブチラール系、ポリ酢酸ビニル系、ア
セテート、メチルセルロース、アセテートブチレート等
のセルロース誘導体系、ポリメチルメタクリレート等の
ポリメタクリル酸エステル系、ポリビニルメチルエーテ
ル等のポリビニルエーテル系、ポリウレタン系、ポリカ
ーボネート系、スチレン−ブタジエン−スチレン等のス
チレン系ブロック共重合体系、スチレンブタジエン、イ
ソプレン、ブチルゴム等の合成ゴム系、又はこれらに含
まれない特殊ゴム系、天然ゴム系、又、以上に含まれな
いアクリル系共重合体から選ばれる1種または2種以上
の混合物が用いられる。粘着剤層は、上記のような感圧
性接着剤を主成分として、必要に応じて粘着性付与剤、
可塑剤、充填剤等を添加した粘着剤層用塗工液を従来公
知の方法で例えば、グラビアコート、グラビアリバース
コート、ロールコート等の方法で、塗工、乾燥して形成
することができる。粘着剤の塗工量は、乾燥後の塗工量
として、2〜80g/m2程度である。
【0031】(離型シート)離型シート7は、各種プラ
スチックフィルム、普通紙、合成紙またはセルロース系
繊維紙等を使用することができる。プラスチックフィル
ムとしては、例えば、ポリエステル、ポリプロピレン、
セロハン、ポリカーボネイト、酢酸セルロース、ポリエ
チレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ナイロン、ポ
リイミド、ポリ塩化ビニリデン、ポリビニルアルコー
ル、フッ素樹脂、塩化ゴム、アイオノマー等のフィルム
が挙げられる。セルロース系繊維紙の例としては、上質
紙、コート紙、アート紙、キャストコート紙または構成
樹脂もしくはゴムを含浸、塗工、内添した加工紙、そし
てクラフト紙、上質紙や目止め層を設けた紙基材等にポ
リエチレン等の合成樹脂をラミネートしたポリラミ紙等
が挙げられ、特に、ポリエチレンテレフタレートフィル
ム、普通紙または合成紙を用いることが好ましい。ま
た、耐カール性をより向上させるため、それらを二層以
上貼り合わせて用いてもよい。
【0032】離型シートの厚さは、その強度および記録
媒体全体の厚さに及ぼす影響等を考慮して、通常30〜
200μm程度である。離型シートが薄すぎると得られ
る熱転写受像シートのいわゆるコシがなくなり、熱転写
プリンターで搬送できなかったり、熱転写受像シートに
シワが発生したりする。一方、離型シートが厚すぎる
と、得られる熱転写受像シートが厚くなりすぎ、熱転写
プリンターで搬送駆動させる力が大きくなりすぎて、プ
リンターに故障が生じたり、正常に搬送できなかったり
する。離型シートの粘着剤層と接する側に、離型シート
を記録媒体から容易に剥離することができるように、離
型層を形成することができる。その材料としては、ポリ
メチルシロキサン等を主体とするシリコーン系離型剤ま
たはポリオレフィン等を用いて形成される。離型層は、
離型層用塗工液を従来公知の方法で塗工、乾燥して形成
することができる。離型層の塗工量は、乾燥後の塗工量
として、0.05〜2.0g/m2程度である。
【0033】(ハーフカット)シールタイプの記録媒体
では、図7に示すように、離型シートにハーフカット8
を画像形成前に予め形成することができる。また、ハー
フカットは離型シートを除く部分の全体の厚さ方向に、
ハーフカットの加工を行なうことができる。離型シート
を記録媒体から剥がす時に、そのハーフカット部分の切
れ目を指で摘まんで、剥がす動作を開始することがで
き、記録媒体から離型シートを簡単に剥がせる。ハーフ
カットは、図7に示すように、離型シートの厚さ方向
に、一個所設けたり、複数個所に設けたり、一定の領域
を囲むように、形成したり、また、そのハーフカットの
位置から所定幅で、離型シートあるいは離型シートを除
く部分の全体を取り除くことができる。ハーフカットの
形成方法は、カッター刃を取り付けた上型と台座の間
に、記録媒体を挿入して、上型を上下動させる方法や、
シリンダータイプのロータリーカッター方法や、レーザ
ー加工手段により熱処理を施す等の方法があり、ハーフ
カットできる方法であれば特に制限はない。
【0034】本発明の点字及び隆起パターン記録媒体の
情報記録を行う手段としては、エネルギー吸収層に含有
するエネルギー吸収剤の種類に応じて、エネルギー吸収
剤が光吸収剤であれば、その吸収剤の光吸収する波長域
の光線を照射して記録し、発泡層を発泡させ、記録情報
に応じて隆起部を形成する。例えば、700nm〜11
00nm程度の波長光の光源としては、キセノンラン
プ、ハロゲンランプ、半導体レーザー、YAGレーザー
を光源として照射するとよく、発泡層の発泡の程度は照
射時間、出力等を制御することにより、容易に制御する
ことができる。また、エネルギー吸収剤が熱吸収剤(熱
伝導性物質)であれば、記録情報に応じて加熱量をコン
トロールできる従来公知の付与手段のいずれもが使用で
き、例えばワードプロセッサーに用いられる感熱溶融転
写方式用サーマルヘッドやビデオプリンターに用いられ
る感熱昇華転写方式用サーマルヘッド、更に、熱転写シ
ートの背面側に通電発熱層を設け、通電加熱型溶融転写
方式用通電ヘッドを用いてもよい。
【0035】本発明における点字及び隆起パターン記録
媒体は、一般の点字と同等の点字高を容易に形成するこ
とができ、しかも、指による摩擦で点字高が変化するこ
ともなく、作製された点字文書は良好な触読性を示すも
のである。本発明の点字及び隆起パターン記録媒体は、
エンボス方式によるものとは異なり、記録情報が形成さ
れた裏面に凹状の窪みが発生しないので、裏面における
印字等の情報を損なうことがなく、例えば金銭の支払い
内容等を記録したレシートの裏面や表面、通常の文字印
刷が施された名刺の裏面や表面、更には磁気情報が記録
されたプリペイドカードの表面、あるいは航空券や乗車
券等の表面や裏面に点字情報や盛り上げの画像を印刷す
ることが可能である。また、本発明の記録媒体をスタン
プ(ハンコ)として用いることも可能である。
【0036】次に、実施例及び比較例を挙げて、本発明
について更に具体的に説明する。尚、文中において
「部」又は「%」は、特に断りの無い限り質量基準であ
る。
【実施例】(実施例1)基材として、厚さ150μmの
多孔質ポリプロピレンフィルム(王子油化合成紙(株)
製、合成紙 FPG−150)上に下記組成の発泡層及
びエネルギー吸収層を、グラビア印刷により順次設け
た。尚、発泡層の固形分厚さは30μm、エネルギー吸
収層の固形分厚さは2μmである。
【0037】 [発泡層用塗工液] ポリエステル樹脂(分子量20,000) 10部 (東洋紡績(株)製、バイロナール MD−1930) 熱発泡性マイクロカプセル(粒径12〜14μm) 60部 (松本油脂(株)製、マツモトマイクロフェアー F−30VS) 水 15部 イソプロパノール 15部
【0038】 [エネルギー吸収層用塗工液] カーボンブラック(富士色素(株)製、SP8556) 3部 ポリエステル樹脂(分子量20,000) 10部 (東洋紡績(株)製、バイロナール MD−1930) 水 45部 イソプロパノール 45部
【0039】次に、上記の発泡層の上に、透明フィルム
として、厚さ6μmの東レ(株)製、ポリエステルフィ
ルム(F−53)を下記組成の固形分厚さ2μmの接着
層を介して、上記フィルムをラミネートして、実施例1
の点字及び隆起パターン記録媒体を用意した。 [接着層用塗工液] アクリル樹脂エマルジョン 30部 (綜研化学(株)製、SKダインRE300) 水 70部
【0040】(実施例2)実施例1の発泡層を下記のも
のに変更した以外は、実施例1と同様にして実施例2の
点字及び隆起パターン記録媒体を用意した。 [発泡層用塗工液] ポリエステル樹脂(分子量20,000) 10部 (東洋紡績(株)製、バイロナール MD−1930) 熱発泡性マイクロカプセル(粒径2〜4μm) 25部 (日本フェライト(株)製、エクスパンセル DU551−20) 光吸収剤(アントラキノン系化合物) 3.5部 (日本化薬(株)製、IR−750) 水/イソプロパノール(質量比1/1) 10部
【0041】(実施例3)実施例1で作製した点字及び
隆起パターン記録媒体において、基材の表面保護層が設
けてある側と反対側の面に、下記条件により、粘着剤層
とさらにその上に離型シートを積層して、実施例3のシ
ールタイプの記録媒体を作製した。表面コロナ処理した
二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(東洋紡
績(株)製、クリスパーG1212、厚さ100μm)
の上に、下記組成の離型層を乾燥後の塗工量で、0.2
g/m2で設けて、離型シートを用意した。その離型層
上に下記組成の粘着剤層を乾燥後の塗工量で、10g/
2で設け、実施例1で作製した記録媒体の基材の表面
保護層が設けてある側と反対側の面と、上記の粘着剤層
面をラミネートした。
【0042】 [離型層用塗工液] 付加重合型シリコーン(信越化学工業(株)製、KS847H) 100部 トルエン 200部
【0043】 [粘着剤層用塗工液] アクリル樹脂エマルジョン 80部 (綜研化学(株)製、SKダインRE300) 水 20部
【0044】上記の用意した各点字及び隆起パターン記
録媒体の情報記録として、YAGレーザー(1060n
m、光径100μm)を照射し、本発明の情報記録され
た点字及び隆起パターン記録媒体を得た。記録隆起部の
高低差を計測したところ、250μmであり、視覚障害
者の方に指で触読してもらい、正確に読み取ることがで
き、また、記録隆起部の耐擦過性の優れたものであっ
た。さらに、実施例3の情報記録された点字及び隆起パ
ターン記録媒体は、シールタイプとして、離型シートを
剥がして、任意の物体に貼り付けることができた。
【0045】
【発明の効果】本発明の点字及び隆起パターン記録媒体
は、基材上に発泡層及びエネルギー吸収層が設けられ
て、印字面の表層に透明もしくは半透明のフィルムをラ
ミネートするか、もしくは樹脂塗工液を塗布して、表面
保護層を設けていることにより、印刷機による情報記録
の動作時に大きな騒音がなく、かつ隆起パターン部の耐
擦過性の優れたものが得られる。また、表面保護層と基
材との間に、着色層を設けたり、発泡層に有色色素を含
有させて、色味調整を行うことにより、視覚障害者のみ
ならず健常者にも容易に情報記録の識別がより容易とな
る。さらに、前記の基材の表面保護層が設けてある側と
反対側の面に、粘着剤層を設け、また該粘着剤層の上
に、剥離可能に離型シートを設けて、その離型シートを
剥がして、取り付けたい様々な対象物に簡単に記録媒体
を貼り付けることができ、非常に有効なものであった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の点字及び隆起パターン記録媒体の一つ
の実施の形態を示す断面図である。
【図2】本発明の点字及び隆起パターン記録媒体の他の
実施形態を示す断面図である。
【図3】本発明の点字及び隆起パターン記録媒体の他の
実施形態を示す断面図である。
【図4】本発明の点字及び隆起パターン記録媒体の他の
実施形態を示す断面図である。
【図5】本発明の点字及び隆起パターン記録媒体の他の
実施形態を示す断面図である。
【図6】本発明の点字及び隆起パターン記録媒体の他の
実施形態を示す断面図である。
【図7】本発明の点字及び隆起パターン記録媒体の他の
実施形態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 基材 2 エネルギー吸収層 3、31、32 発泡層 4 表面保護層 5 着色層 6 粘着剤層 7 離型シート 8 ハーフカット
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B41M 7/00 B41J 3/20 109A G09B 21/00 B41M 5/26 S Fターム(参考) 2C055 BB00 2C065 AC04 AF01 CA03 CA04 CA08 CA10 2H111 HA13 HA14 HA15 HA18 HA23 HA24 HA32 HA35 2H113 AA04 AA06 BA03 CA13 DA03 DA21 DA43 DA46 DA48 DA50 DA53 DA54 DA57 DA62 DA68 FA04 FA10 FA48

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材上に発泡層及びエネルギー吸収層が
    設けてなる発泡性点字及び隆起パターン記録媒体におい
    て、印字面の表層に透明もしくは半透明のフィルムをラ
    ミネートするか、もしくは樹脂塗工液を塗布して、表面
    保護層を設けたことを特徴とする点字及び隆起パターン
    記録媒体。
  2. 【請求項2】 前記のエネルギー吸収層に発泡成分を含
    有していることを特徴とする請求項1に記載する点字及
    び隆起パターン記録媒体。
  3. 【請求項3】 前記の発泡層にエネルギー吸収成分を含
    有していることを特徴とする請求項1に記載する点字及
    び隆起パターン記録媒体。
  4. 【請求項4】 前記の発泡層を複数有し、該発泡層同士
    の間にエネルギー吸収層が設けられていることを特徴と
    する請求項1に記載する点字及び隆起パターン記録媒
    体。
  5. 【請求項5】 前記の表面保護層と基材との間に、着色
    層を設け、下地の色味調整を行うことを特徴とする請求
    項1〜4のいずれか一つに記載する点字及び隆起パター
    ン記録媒体。
  6. 【請求項6】 前記の発泡層に有色色素を含有し、発泡
    隆起情報の色味調整を行うことを特徴とする請求項1〜
    4のいずれか一つに記載する点字及び隆起パターン記録
    媒体。
  7. 【請求項7】 前記の表面保護層と基材との間に着色層
    を設け、かつ発泡層に有色色素を含有し、下地及び発泡
    隆起情報の双方の色味調整を行うことを特徴とする請求
    項1〜4のいずれか一つに記載する点字及び隆起パター
    ン記録媒体。
  8. 【請求項8】 前記の基材の表面保護層が設けてある側
    と反対側の面に、粘着剤層を設け、また該粘着剤層の上
    に、剥離可能に離型シートを設けたことを特徴とする請
    求項1〜7のいずれか一つに記載する点字及び隆起パタ
    ーン記録媒体。
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