JPH08108553A - 感熱記録装置及びそれに使用する感熱記録媒体 - Google Patents

感熱記録装置及びそれに使用する感熱記録媒体

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JPH08108553A
JPH08108553A JP6270623A JP27062394A JPH08108553A JP H08108553 A JPH08108553 A JP H08108553A JP 6270623 A JP6270623 A JP 6270623A JP 27062394 A JP27062394 A JP 27062394A JP H08108553 A JPH08108553 A JP H08108553A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording medium
thermal recording
braille
thermal
rear surface
Prior art date
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Pending
Application number
JP6270623A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Toyosawa
武 豊澤
Kenichiro Murozaki
賢一郎 室崎
Chikao Nakagawa
親生 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Graphtec Corp
Original Assignee
Graphtec Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Graphtec Corp filed Critical Graphtec Corp
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Publication of JPH08108553A publication Critical patent/JPH08108553A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱を加えることによりふくらみ突出部を形成
する感熱記録媒体を使用した点字プリンタなどの凹凸パ
ターンを形成する感熱記録装置において、該形成された
凹凸パターンをスキャナ等により読み取ることを可能に
する。 【構成】 表面側が熱により突出するとともに裏面側が
熱により発色する感熱記録媒体を使用し、裏面側からサ
ーマルヘッドにより加熱するよう構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、点字プリンタのよう
な媒体上に突出部群を作成する記録装置に関するもの
で、特に加熱によりふくらむ記録媒体とこの記録媒体を
加熱するサーマルヘッドとからなる感熱記録装置及びこ
の感熱記録装置に使用する感熱記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の技術としては、本出願人
が先に出願した特願平5−300977号「感熱記録装
置」がある。この装置は、加熱することによりふくらみ
突出部を形成する性質を有する記録媒体とサーマルヘッ
ドを使用して例えば点字プリンタとして利用するように
したものである。このような装置は、点字作成信号にも
とづき所望の点字列を簡単に作成することができ便利で
あるが、次の点で不都合があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような装置は、点
字作成信号にもとづき所望の点字列を簡単に作成するこ
とができ便利であるが、次の点で不都合があった。例え
ば、記録媒体に作成された点字列としての突出部群をス
キャナ等でイメージデータとして読みとり、該イメージ
データにもとづき点字作成信号を作成したいという要望
があったが、従来装置では突出部パターンのみ作成され
るものであったためスキャナ等による読み取りが困難で
あるという欠点があった。この発明は、この点を改善す
るために成されたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため、この発明にお
いては、サーマルヘッドにより選択的に加熱して感熱記
録媒体上に所望の画像を作成する感熱記録装置におい
て、裏面側から加熱したとき表面側がふくらみ突出部を
形成するとともに裏面側が加熱されることにより発色す
る感熱記録媒体と、上記感熱記録媒体の裏面側に接触し
て加熱するサーマルヘッドと、からなる構成を有し、点
字作成信号に基づき、上記感熱記録媒体の表面側に突出
部群からなる点字列を、裏面側に該点字列に対応する発
色パターンを印字形成する感熱記録装置及びそれに使用
する感熱記録媒体を構成した。
【0005】
【作用】このように、この発明の感熱記録媒体は、表面
が熱を加えることによりふくらみ突出部を形成し、裏面
がサーマルヘッドにより発色印字されるので、表面側に
は例えば点字パターンが、裏面側には該点字パターンの
イメージが発色記録される。従って、裏面側の発色パタ
ーンは、スキャナ等により容易にイメージデータに変換
することができる。
【0006】
【実施例】以下、図面の1実施例を参照して本発明を説
明する。図1〜図3は本発明のそれぞれ1実施例を示す
もので、図1はこの発明の感熱記録装置の構成を示す構
成説明図、図2は図1に示す感熱記録装置に使用される
感熱記録媒体の1実施例を示す構成説明図、図3は図1
に示す感熱記録装置の記録状態を示す模式図である。図
中、1はサーマルヘッド、2はプラテンローラ、21は
プラテンローラの周面に貼り付けられた弾性変形可能な
スポンジ層、3は記録媒体、30はこの記録媒体のベー
ス、31は発泡層、32は保護層、33は発色層、34
は保護層、35は突出部、36は発色部、4はガイドロ
ーラ対、50は駆動ローラ、51はピンチローラであ
る。
【0007】まず、図2を参照して本発明に関わる感熱
記録媒体について説明する。この感熱記録媒体3はベー
スフィルム30の表面側に加熱することによりふくらむ
発泡層30とその保護層32を有し、またその裏面側に
は加熱することにより発色する発色層33とその保護層
34を有している。発泡層31は、n−ブタン等の揮発
性液体とビニル・モノマーとの混合物を水中に乳化分散
させたのち、ラジカル重合させたものをベースフィルム
30上に塗布して作成する。これにより、この発泡層3
1中には中空マイクロカプセルが形成され、加熱するこ
とにより100倍程度に膨張する。一方、裏面側の発色
層33は、フェノール化合物等の顕色剤とラクトン化合
物等の発色剤を含有しており、加熱することによりこれ
らが反応して発色するよう構成されている。
【0008】このような感熱記録媒体3を使用する感熱
記録装置としては、図1に示すような構成が採用でき
る。すなわち、弾性変形可能なスポンジ層21を有した
プラテンローラ2に、発泡層31側(表面側)を向き合
わせて感熱記録媒体3を支持させるとともに発色層33
側(裏面側)からサーマルヘッド1を接触保持させる。
図示しない駆動機構により、プラテンローラ2と駆動ロ
ーラ50を等しい周速度で回転させることにより感熱記
録媒体3を移動しながら、サーマルヘッド1に例えば点
字作成信号に基づく印字信号を供給する。これにより、
図3に示すように、感熱記録媒体3の表面側には点字列
となる突出部35群が、裏面側には該点字列パターンに
対応する発色部36群が形成できる。この場合、裏面側
の発色印字パターンは、表面側の点字列パターンを反転
したパターンとなっている。一般に、機械式の点字プリ
ンタなどは媒体の裏側から突き出すようにして点字を作
成しているので、この発明のように反転された発色印字
パターンを得られることは、イメージデータに変換した
のち、直接印字作成信号を作成できる利点がある。
【0009】プラテンローラ2のスポンジ層21は十分
な柔らかさと弾性変形性を持つものから構成されてお
り、サーマルヘッド1による加熱によって形成される感
熱記録媒体3の突出部35のふくらみの障害とならない
とともに速やかに原形に復帰するような材料が選択され
ている。具体的に言えば、軟質CRスポンジあるいは軟
質EPスポンジ等を使用することがよい。
【0010】
【発明の効果】以上、この発明によれば、感熱記録媒体
として表面側に加熱によりふくらみ突出部を形成する発
泡層を、裏面側に加熱により発色する発色層を設け、該
感熱記録媒体の裏面側からサーマルヘッドにより加熱す
るよう構成したので、点字列パターン及びこの点字列パ
ターンに対応した発色印字パターン等を容易に作成でき
る利点があり、該発色印字パターンによりスキャナ等に
より上記点字列のイメージデータを容易に取得すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の1実施例に関わる感熱記録装
置の構成説明図である。
【図2】図2は、図1の感熱記録装置に使用可能な感熱
記録媒体の1実施例を示す構成説明図である。
【図3】図3は、図1の感熱記録装置の記録状態を表す
模式図である。
【符号の説明】
1:サーマルヘッド、2:プラテンローラ、3:感熱記
録媒体 31:発泡層、33:発色層
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41M 5/26

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サーマルヘッドにより選択的に加熱して感
    熱記録媒体上に所望の画像を作成する感熱記録装置にお
    いて、 裏面側から加熱したとき表面側がふくらみ突出部を形成
    するとともに裏面側が加熱されることにより発色する感
    熱記録媒体と、 上記感熱記録媒体の裏面側に接触して加熱するサーマル
    ヘッドと、 からなる構成を有し、 点字作成信号に基づき、上記感熱記録媒体の表面側に突
    出部群からなる点字列を、裏面側に該点字列に対応する
    発色パターンを印字形成することを特徴とする感熱記録
    装置。
  2. 【請求項2】サーマルヘッドを用いた感熱記録装置に使
    用される感熱記録媒体において、 表面側に熱によりふくらみ突出部を形成する膨出層と、
    裏面側に熱により発色する発色層とを有し、 上記サーマルヘッドで裏面側を加熱することで、表面側
    に突出部を、裏面側に該突出部のパターンを記録可能に
    なしたことを特徴とする感熱記録装置に使用される感熱
    記録媒体。
JP6270623A 1994-10-07 1994-10-07 感熱記録装置及びそれに使用する感熱記録媒体 Pending JPH08108553A (ja)

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