JP2001207671A - 機械式駐車場のリフト装置 - Google Patents

機械式駐車場のリフト装置

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JP2001207671A
JP2001207671A JP2000021365A JP2000021365A JP2001207671A JP 2001207671 A JP2001207671 A JP 2001207671A JP 2000021365 A JP2000021365 A JP 2000021365A JP 2000021365 A JP2000021365 A JP 2000021365A JP 2001207671 A JP2001207671 A JP 2001207671A
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Takashi Kanbayashi
隆 神林
Takashige Kawazu
孝成 河津
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IHI Transport Machinery Co Ltd
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IHI Corp
Ishikawajima Transport Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 実パレットと空パレットの輸送を同時に行
い、入出庫を円滑に行う機械式駐車場のリフト装置を提
供する。 【解決手段】 車乗入れ階より下方階に車を昇降させる
リフト装置であって、リフト装置20は、空パレット6
bのみ搭載する下段リフト20aと実パレット6aまたは
空パレット6bを搭載する上段リフト20bよりなり、各リ
フトはパレット6の両端を支えてこれを水平移動させる
対の駆動ローラ装置24,25を有し、上段リフト20bは車乗
入れ階面位置より低い所定位置まで上昇するようになっ
ており、下段リフト20aと上段リフト20bの間で空パレッ
ト6bを移動する第1移動装置を備え、さらに所定位置と
車乗入れ階面位置との間で上段リフト20bのパレット6を
移動する第2移動装置を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は機械式駐車装置のリ
フト装置に係わり、特にリフトを2段にし入出庫を円滑
化したリフト装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は従来用いられている機械式駐車装
置の構造の一例を示し、図6Aは断面図、図6Bは駐車
階の平面図を示す。車乗入れ階の下方には駐車階が1ま
たは複数階設けられ、車乗入れ階とリフト2により車1
の昇降が行われる。車乗入れ階にはリフト2への入出口
があり、駐車階には、リフト2と、このリフト2に接す
る台車通路3と、この台車通路3の左右に駐車棚4が設
けられている。駐車棚4にはパレット6が置かれてい
る。 パレット6には車1の乗った実パレット6aと、
車1の乗らない空パレット6bがある。台車5はリフト
2と駐車棚4間でパレット6の輸送を行う。台車5には
パレット6を横方向(パレットに車を搭載した場合の車
の幅方向をいう。なお、車の前後方向を縦方向という)
に移動する横送り装置が設けられており、台車5とリフ
ト2または駐車棚4との間でパレット6の横移動を行
う。
【0003】入庫する場合、空パレット6bをリフト2
に搭載して車乗入れ階で待機する。車1が空パレット6
bに乗入れ実パレット6aになると、リフト2は駐車階に
下降し、台車5に実パレット6aを移動する。駐車階に
はパレット6の置かれていない駐車棚4が1つあり台車
5はここに実パレット6aを載置する。出庫する場合
は、対象となる実パレット6aを駐車棚4から台車5に
移動し、さらに台車5よりリフト2に移動して車乗入れ
階へ上昇し、出庫する。出庫した駐車棚4はパレット6
がなくなるので、ここに次に入庫する車1の実パレット
6aが載置される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、連続して入庫
する場合、最初の実パレット6aを駐車棚4に載置した
後、駐車棚4から空パレット6bを台車5に取出し、リ
フト2に移動して車乗入れ階まで移動する必要がある。
また、連続して出庫する場合は、最初の車1が出て行っ
た後、残った空パレット6bを車乗入れ階から駐車階の
パレット6のない駐車棚4に置き、出庫対象の実パレッ
ト6aを取出す操作を行う。このように入庫または出庫
が連続して発生すると、実パレット6aと空パレット6b
の移動が交互に行われ,入出庫時間が長くなるという問
題があった。このためある程度大きな駐車装置ではリフ
トの縦方向に隣接するスペースに空パレットを一時保管
するバッファ棚を設け空パレットと実パレットの同時輸
送を行うようにしているが、小型の駐車場の場合は配置
上の制約等からバッファ棚の設置は困難な場合が多い。
【0005】本発明は上述の問題点に鑑みなされたもの
で、実パレットと空パレットの輸送を同時に行い、入出
庫を円滑に行う機械式駐車場のリフト装置を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、車乗入れ階より下方階に車を昇
降させるリフト装置であって、該リフト装置は、空パレ
ットのみ搭載する下段リフトと実パレットまたは空パレ
ットを搭載する上段リフトよりなり、各リフトはパレッ
トの両端を支えてこれを水平移動させる対の駆動ローラ
装置を有し、上段リフトは車乗入れ階面位置より低い所
定位置まで上昇するようになっており、下段リフトと上
段リフトの間で空パレットを移動する第1移動装置と、
前記所定位置と車乗入れ階面位置との間で上段リフトの
パレットを移動する第2移動装置とを備えている。
【0007】かかるリフト装置により、連続して入庫す
る場合、実パレットを上段リフトに載置して降下してい
るときに台車では駐車棚から空パレットを取出しリフト
の位置にきている。下段リフトが台車の位置にきたとき
台車より空パレットを下段リフトに移動し、上段リフト
が台車の位置にきたとき台車に実パレットを移動する。
台車が実パレットを駐車棚に載置し新たなパレットを取
出している間にリフト装置では、下段リフトの空パレッ
トを第1移動装置により上段リフトに移し、上段リフト
を所定位置まで上昇させ、第2移動装置により空パレッ
トを車乗入れ階面位置に上昇させ次ぎの入庫に備える。
【0008】連続して出庫する場合、実パレットを上段
リフトに載置して上昇しているとき、台車は駐車棚から
実パレットを取出しリフト装置に戻ってくる。リフト装
置では、上段リフトが所定位置まで上昇すると実パレッ
トを第2移動装置で車乗入れ階面位置に移動し車を出庫
する。残った空パレットを第2移動装置で上段リフトに
降下し、リフト装置降下時に第1移動装置で下段リフト
に移動する。上段リフトを台車位置で停止し実パレット
を台車より移し、下段リフトを台車位置に上昇し空パレ
ットを台車に移動する。台車は空パレットを駐車棚に移
動し、次に出庫する実パレットを搭載しリフト装置に戻
る。リフト装置では上段リフトが所定位置まで上昇する
と実パレットを第2移動装置で車乗入れ階面位置に移動
し車を出庫する。このようにして連続入庫、連続出庫の
場合、リフト装置と台車を同時に動作させることができ
る。
【0009】請求項2の発明では、前記第1移動装置
は、上段リフトの対の駆動ローラ装置の間隔をパレット
に対して伸縮させる駆動ローラ伸縮装置と、下段リフト
と上段リフトの間で空パレットを昇降させるパレット昇
降装置とを備える。
【0010】空パレットが下段リフトにある場合は、上
段リフトの対の駆動ローラ装置の間隔を広げ、パレット
昇降装置により下段リフトの空パレットを上段リフトに
上昇させ、駆動ローラ装置の間隔を縮小して空パレット
を支持する。空パレットが上段リフトにある場合は、パ
レット昇降装置で支持した後上段リフトの対の駆動ロー
ラ装置の間隔を広げ、パレット昇降装置により上段リフ
トの空パレットを下段リフトに降下させ、下段の駆動ロ
ーラ装置で空パレットを支持する。これにより空パレッ
トを上段リフトと下段リフトの間で移動することができ
る。
【0011】請求項3の発明では、前記第2移動装置
は、上段リフト上のパレットの長辺左右対称位置にパレ
ット長辺方向に軸心を有する一対の支持アームと、この
支持アームの先端に設けられたローラと、支持アームを
回動する回動装置とを備え、前記ローラをパレットの下
面に入れ支持アームの回動によりパレットを昇降させ
る。
【0012】上段リフトのパレットに対してその長辺の
左右対称位置に一対の支持アームが設けられており、ア
ームの回転軸はパレットの長辺方向になっている。この
支持アームの先端に設けられたローラは、所定位置に上
昇した上段リフト上のパレットの下面にくるようになっ
ており、支持アームを回動するとパレットは上段リフト
と車乗入れ階面位置の間を昇降することができる。
【0013】請求項4の発明は、前記支持アームにより
上昇したパレットは車乗入れ階に装着されたターンテー
ブルの開口に出入りするようになっており、前記第2移
動装置はターンテーブルと一体に回転するようになって
いる。
【0014】リフト装置の直上の車乗入れ階にはターン
テーブルが設けられており、その中央にパレットより僅
かに大きな開口が設けられ、支持アームで昇降するパレ
ットはこの開口に出入りするようになっている。支持ア
ームを含む第2移動装置はターンテーブルと一体に回転
するので、パレットもターンテーブルと共に回転する。
これによりパレットは支持アームで車乗入れ階面位置に
支持されるとターンテーブルに載置された状態となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本実施形態の機械式駐車場
の配置を示す。図1Aは縦断面図、図1Bは地下1階ま
たは2階の平面図、図1Cは地上の車乗入れ階の平面図
である。地上レベルの車乗入れ階から地下2階にわたり
リフト装置20が設けられている。地下の駐車階は台車
通路3の左右に駐車棚4が設けられ、駐車棚4の1つの
位置がリフト装置20となっている。台車5は台車通路
3を走行しリフト装置20と駐車棚4間のパレット6の
移動を行う。各階の駐車棚4には1個所を除いて実パレ
ット6aまたは空パレット6bが載置されている。リフト
装置20は下段リフト20aと上段リフト20bからな
り、両リフトは一体に構成されている。リフト装置20
直上の車乗入れ階にはターンテーブル7が設けられ、中
央に設けられた開口にパレット6が出入りする。
【0016】図2は図1のA−A断面図を示す。リフト
装置20は枠材21をワイヤ22で滑車23を介して図
示しない揚重機で昇降する装置で、パレット6の両端を
支持し複数のローラで横送りする下段駆動ローラ装置2
4が枠材21に取付けられ、さらに下段駆動ローラ装置
24より上側に同様に横送り機能を有する上段駆動ロー
ラ装置25が設けられている。下段ローラ駆動装置24
の部分が下段リフト20aを構成し、上段ローラ駆動装
置25の部分が上段リフト20bを構成する。なお、下
段リフト20aには空パレット6bのみ搭載するので、上
段リフト20bとの間隔は小さく、例えば400mm程度
でよい。
【0017】図3は図2のB−B断面を示す。図4は図
3のD−D矢視図を示す。図3の右側は下段および上段
リフトがパレット6の端部を支持する状態を示し、左側
はパレット6を上下に移動する第1移動装置を示してい
る。第1移動装置はパレット6の端部を昇降するパレッ
ト昇降装置26と、パレット6の縦方向両端に配置され
た上段駆動ローラ装置25の間隔を伸縮する駆動ローラ
伸縮装置27からなる。昇降や伸縮を行う機器としては
ネジ棒をモータ等で回転するボールネジや空気圧シリン
ダなどが用いられる。
【0018】下段リフト20aの空パレット6bを上段リ
フト20bに移動する場合は、駆動ローラ伸縮装置27
で上段駆動ローラ装置25の間隔を広げ、パレット昇降
装置26で下段リフト20aの空パレット6bを押し上
げ、上段駆動ローラ装置25の間隔を元に縮小して空パ
レット6bを支持し、パレット昇降装置26を元に縮小
する。また、上段リフト20bの空パレット6bを下段リ
フト20aに移動する場合は、パレット昇降装置26で
上段リフト20bの空パレット6bを支持し、駆動ローラ
伸縮装置27で上段駆動ローラ装置25の間隔を広げ、
パレット昇降装置26を元に縮小して空パレット6bを
下段リフト20aに移動し、駆動ローラ伸縮装置27で
上段駆動ローラ装置25の間隔を元に縮小する。
【0019】図2において、リフト装置20の直上には
ターンテーブル7が設けられている。上段リフト20b
はターンテーブル7の上面より低い所定位置、例えば、
ターンテーブル7の上面から600mm低い位置まで上昇
するように構成されている。リフト装置20の上端左右
には、上段リフト20bに載置されたパレット6の縦方
向(長手方向)に回転軸心を有する支持アーム33が設け
られている。この支持アーム33のリフト装置20側の
先端には支持ローラ35が設けられ、他端にはカウンタ
ウエイト36が設けられている。支持アーム33は後述
するアーム回動装置32により回動される。アーム回動
装置32、支持アーム33、支持ローラ35等が第2移
動装置を構成する。第2移動装置は、パレット6の下面
に支持ローラ35を入れ支持アーム33を回動すること
により、所定位置に上昇した上段リフト20bとターン
テーブル7上面間でパレット6の昇降を行う。
【0020】図5は図2のC−C矢視図でターンテーブ
ル7を示す。なお、長円形内は下部の構造を示す。図
2、図5を用いてターンテーブル7を説明する。ターン
テーブル7は円盤7aと、円盤7aの外周に配置され円盤
の半径方向に回転軸を有する複数のローラ7bと、ロー
ラ7bを回転するローラ駆動装置7cを備えている。ロー
ラ7bとローラ駆動装置7cは建屋側に設けられており、
ローラ駆動装置7cはいくつかのローラ7b毎に設けられ
ている。円盤7aの中央にはパレット6より僅かに大き
な開口7dが設けられ、この開口7dにパレット6が出入
りする。
【0021】図5の長円形内の装置は第2移動装置を示
す。第2移動装置はターンテーブル7の下面で、開口7
dの長辺方向左右対称位置に一対設けられている。開口
7dの長辺方向に一対の軸受30がターンテーブル7に
取付けられている。アーム回転軸31は両端を軸受30
で軸支されているが、一端は軸受30を貫通し、アーム
回動装置32に結合されている。このアーム回転軸31
の両端には支持アーム33が固定されている。支持アー
ム33の開口7d側の端部には支持ローラ軸34が結合
され、この支持ローラ軸34の両端に支持ローラ35が
回転自在に取付けられている。また、支持アーム33の
他端にはカウンタウエイト36が取付けられている。ア
ーム回動装置32を用いて支持アーム33を回動するこ
とにより、図2に示すように上段リフト20bとターン
テーブル7の上面の間でパレット6を昇降することがで
きる。第2移動装置は軸受30がターンテーブル7に固
定されているので、ターンテーブル7と一体で回転す
る。これにより、実パレット6aをターンテーブル7の
上面に上昇させた状態でターンテーブル7を旋回するこ
とにより、入庫時または出庫する時、車1を旋回し、常
に前進入庫、前進出庫が可能になる。
【0022】次に、入出庫について説明する。 a)入庫に続き出庫する場合 空パレット6bをターンテーブル7の開口7dに支持アー
ム33で上昇した状態で待機する。台車5は空の状態で
リフト装置20の位置に待機する。車1が空パレット6
bに乗込むと180度ターンテーブル7を旋回し、支持
アーム33を回動して、実パレット6aを所定位置に待
機している上段リフト20bに移動する。リフト装置2
0を降下させ、上段リフト20bが台車5のレベルにな
ったとき停止し、実パレット6aを台車5に移動する。
台車5は実パレット6aをパレット6のない駐車棚4に
載置した後、出庫する実パレット6aを駐車棚4から取
出し、上段リフト20bに移動する。リフト装置20を
上昇させ、上段リフト20bの実パレット6aを支持アー
ム33でターンテーブル7の上面に移動する。車1はタ
ーンテーブル7より出庫する。
【0023】b)連続して入庫する場合 空パレット6bをターンテーブル7の開口7dに支持アー
ム33で上昇した状態で待機する。車1が空パレット6
bに乗込むと180度ターンテーブル7を旋回し、支持
アーム33を回動して、実パレット6aを所定位置に待
機している上段リフト20bに載置する。これと並行し
て台車5は駐車棚4より空パレット6bを取出し、リフ
ト装置20の位置に戻る。リフト装置20を降下し下段
リフト20aが台車5のレベルになったとき停止し、台
車5から空パレット6bを下段リフト20aに移動する。
上段リフト20bを台車5の位置まで降下し実パレット
6aを台車5に移動する。台車5はパレット6のない駐
車棚4へ移動し実パレット6aを載置する。この間リフ
ト装置20を上昇しながら下段リフト20aの空パレッ
ト6bを上段リフト20bに移動する。上段リフト20b
が所定位置に上昇すると、支持アーム33により空パレ
ット6bをターンテーブル7の上面まで移動し、車1を
空パレット6bに乗込ませる。
【0024】c)出庫に続き入庫する場合 実パレット6aをターンテーブル7の上面位置に支持ア
ーム33で上昇させ、出庫する。空パレット6bになっ
た上に車1が乗り込むと、ターンテーブル7を180度
旋回した後、支持アーム33を回動して実パレット6a
を所定位置に待機している上段リフト20bに移動し、
降下する。これと並行して台車5は駐車棚4より空パレ
ット6bを取出し、リフト装置20の位置に戻る。リフ
ト装置20を降下し下段リフト20aが台車5のレベル
になったとき停止し、台車5から空パレット6bを下段
リフト20aに移動する。上段リフト20bを台車5の位
置まで降下し実パレット6aを台車5に移動する。台車
5はパレット6のない駐車棚4へ移動し実パレット6a
を載置する。この間リフト装置20を上昇しながら下段
リフト20aの空パレット6bを上段リフト20bに移動
する。上段リフト20bが所定位置に上昇すると、支持
アーム33により空パレット6bをターンテーブル7の
上面まで移動し、次の入庫に備える。
【0025】d)連続して出庫する場合 実パレット6aをターンテーブル7の上面位置に支持ア
ーム33で上昇させ、出庫する。空パレット6bを支持
アーム33で所定位置に待機している上段リフト20b
に移動し降下する。降下中空パレット6bを下段リフト
20aに移動する。これと並行して台車5は出庫する駐
車棚4から実パレット6aを取出しリフト装置20の位
置に待機する。上段リフト20bが台車5のレベルにき
たとき停止し、実パレット6aを台車5から上段リフト
20bに移動する。次に下段リフト20aを台車5のレベ
ルに上昇し、空パレット6bを台車5に移動し、上昇す
る。上段リフト20bが所定位置まで上昇して停止し、
実パレット6aを支持アーム33でターンテーブル7の
上面まで移動し、出庫する。これと並行して台車5は空
パレット6bをパレット6のない駐車棚4に移動する。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、リフト装置を上段リフトと下段リフトの2段で構成
し、第1移動装置で空パレットを両リフト間で移動でき
るようにしたので、連続入庫や連続出庫の場合、リフト
装置と台車で並行操作が可能となり入出庫時間を短縮
し、円滑な操作が可能となる。また、第2移動装置を設
けることにより、リフト装置とターンテーブル間のパレ
ットの移動を円滑に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の機械式駐車場の配置を示す
図で、(A)は断面図、(B)は駐車階平面図、(C)
は乗入れ階平面図である。
【図2】図1のA−A断面図でリフト装置を示す図であ
る。
【図3】図2のB−B断面図である。
【図4】図3のD−D矢視図である。
【図5】図2のC−C矢視図である。
【図6】従来の機械式駐車場の配置を示す図で、(A)
は断面図、(B)は駐車階平面図ある。
【符号の説明】
1 車 3 台車通路 4 駐車棚 5 台車 6 パレット 6a 実パレット 6b 空パレット 7 ターンテーブル 7a 円盤 7b ローラ 7c ローラ駆動装置 7d 開口 20 リフト装置 20a 下段リフト 20b 上段リフト 21 枠材 22 ワイヤ 23 滑車 24 下段駆動ローラ装置 25 上段駆動ローラ装置 26 パレット昇降装置 27 駆動ローラ伸縮装置 30 軸受 31 アーム回転軸 32 アーム回動装置 33 支持アーム 34 支持ローラ軸 35 支持ローラ 36 カウンタウエイト

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車乗入れ階より下方階に車を昇降させる
    リフト装置であって、該リフト装置は、空パレットのみ
    搭載する下段リフトと実パレットまたは空パレットを搭
    載する上段リフトよりなり、各リフトはパレットの両端
    を支えてこれを水平移動させる対の駆動ローラ装置を有
    し、上段リフトは車乗入れ階面位置より低い所定位置ま
    で上昇するようになっており、下段リフトと上段リフト
    の間で空パレットを移動する第1移動装置と、前記所定
    位置と車乗入れ階面位置との間で上段リフトのパレット
    を移動する第2移動装置とを備えていることを特徴とす
    る機械式駐車場のリフト装置。
  2. 【請求項2】 前記第1移動装置は、上段リフトの対の
    駆動ローラ装置の間隔をパレットに対して伸縮させる駆
    動ローラ伸縮装置と、下段リフトと上段リフトの間で空
    パレットを昇降させるパレット昇降装置とを備えること
    を特徴とする請求項1記載の機械式駐車場のリフト装
    置。
  3. 【請求項3】 前記第2移動装置は、上段リフト上のパ
    レットの長辺左右対称位置にパレット長辺方向に軸心を
    有する一対の支持アームと、この支持アームの先端に設
    けられたローラと、支持アームを回動する回動装置とを
    備え、前記ローラをパレットの下面に入れ支持アームの
    回動によりパレットを昇降させることを特徴とする請求
    項1記載の機械式駐車場のリフト装置。
  4. 【請求項4】 前記支持アームにより上昇したパレット
    は車乗入れ階に装着されたターンテーブルの開口に出入
    りするようになっており、前記第2移動装置はターンテ
    ーブルと一体に回転するようになっていることを特徴と
    する請求項3記載の機械式駐車場のリフト装置。
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