JP2001117311A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JP2001117311A JP29498799A JP29498799A JP2001117311A JP 2001117311 A JP2001117311 A JP 2001117311A JP 29498799 A JP29498799 A JP 29498799A JP 29498799 A JP29498799 A JP 29498799A JP 2001117311 A JP2001117311 A JP 2001117311A
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/50Picture reproducers
    • H04N1/506Reproducing the colour component signals picture-sequentially, e.g. with reproducing heads spaced apart from one another in the subscanning direction

Abstract

(57)【要約】 【課題】 各色の位置ずれを抑えて高画質の出力を得る
ことができるフルカラー画像形成装置を提供する。 【解決手段】 搬送ベルトに沿って複数個配置された電
子写真プロセス部によって形成された画像を、搬送ベル
トによって搬送される記録媒体上に順次重ね合わせて転
写することにより記録媒体上にカラー画像を得ると共
に、位置ずれ補正を所定の分解能Rで行うフルカラー画
像形成装置において、n(n≧2)色間で位置合わせを
行う際、CPU121により、n色各色のずれ量が(n
−1)・R/n以内に収まるように位置ずれ量の演算、
補正を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式・静
電記録方式の複写機、プリンタ、ファクシミリ等のカラ
ー画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図11に搬送ベルトに沿って画像形成部
が並んだタンデムタイプといわれるカラー画像形成装置
の構成を示す。各々異なる色(イエロー:Y、マゼン
タ:M、シアン:C、ブラック:K)の画像を形成する
画像形成部1Y,1M,1C,1Kは、転写紙2を搬送
する搬送ベルト3に沿って一列に配置されている。搬送
ベルト3は、その一方が駆動回転する駆動ローラと他方
が従動回転する従動ローラである搬送ローラ4,5によ
って架設されており、搬送ローラの回転により矢印方向
に回転駆動される。
【0003】搬送ベルト3の下部には、転写紙2が収納
された給紙トレイ6が備えられている。収納された転写
紙2のうち最上位置にある転写紙は、画像形成時には給
紙され、静電吸着によって搬送ベルト3上に吸着され
る。吸着された転写紙2は、第1の画像形成部(イエロ
ー)1Yに搬送され、ここでイエローの画像形成が行わ
れる。第1の画像形成部1Yは、感光体ドラム7Yと感
光体ドラム7Yの周囲に配置された帯電器8Y、露光器
9Y、現像器10Y、感光体クリーナ11Yから構成さ
れている。
【0004】感光体ドラム7Yの表面は、帯電器8Yで
一様に帯電された後、露光器9Yによりイエローの画像
に対応したレーザ光12Yで露光され、静電潜像が形成
される。形成された静電潜像は現像器10Yで現像さ
れ、感光体ドラム7Y上にトナー像が形成される。この
トナー像は、感光体ドラム7Yと搬送ベルト3上の転写
紙2と接する位置(転写位置)で転写器13Yによって
転写され、転写紙上に単色(イエロー)の画像を形成す
る。転写が終わった感光体ドラム7Yは、ドラム表面に
残った不要なトナーを感光体クリーナ11Yによってク
リーニングされ、次の画像形成に備えることとなる。
【0005】このように、第1の画像形成部1Yで単色
(イエロー)を転写された転写紙2は、搬送ベルト3に
よって第2の画像形成部(マゼンタ)1Mに搬送され
る。ここでも同様に、感光体ドラム7M上に形成された
トナー像(マゼンタ)は、転写紙2上に重ねて転写され
る。
【0006】転写紙2は、さらに第3の画像形成部(シ
アン)1C、第4の画像形成部(ブラック)1Kに搬送
され、同様に形成されたトナー像を転写されてカラー画
像を形成していく。第4の画像形成部1Kを通過してカ
ラー画像が形成された転写紙2は、搬送ベルト3から剥
離され、定着器14にて定着された後、排紙される。
【0007】図11に示したタンデムタイプの画像形成
装置においては、その構成上、各色間の位置合わせ技術
が重要な課題となる。各色の位置ずれの成分としては、
主に次のようなものがある。 (1)スキュー (2)副走査方向のレジストずれ (3)副走査方向のピッチムラ (4)主走査方向の倍率誤差 (5)主走査方向のレジストずれ
【0008】図12は一般的な位置ずれ検知手段とその
周辺部を示す斜視図、図13は位置ずれ検知手段の拡大
図、図14は図13のスリットの拡大図である。これら
の図に基づき、特開平10−198110号公報に示す
位置ずれ検知の技術を説明する。
【0009】検知手段は発光部15、スリット16、受
光部17からなり、搬送ベルト3上に形成された位置ず
れ検知用マーク18を検知する。検知手段は、主走査方
向の両端に配置され、各々に対応して検知用マーク18
が形成される。スリット16は、主走査方向に平行なラ
イン(以下、横線と呼ぶ)とそのラインに対して傾斜し
たライン(以下、斜め線と呼ぶ)それぞれを検知するた
めに、それらと平行な開口部(各々幅a、長さb)から
なっている。
【0010】図15は検知用マークの拡大図である。こ
の図に基づき他の従来技術を説明する。検知用マーク1
8は、K,C,M,Yそれぞれの横線、斜め線によって
構成されており、各々のラインの幅はスリット開口部の
幅aと同一であり、長さは開口部bよりも長くしてい
る。位置ずれ検知用マーク18は、この例ではK−C−
M−Yの順に並んでおり、横線4つと斜め線4つで1つ
の対と見做している。
【0011】そして、感光体半周分の距離だけ離れた位
置に同色同形状のトナーマークが複数対存在し、かつ互
いのトナーマーク対は感光体半周周長の整数倍とは異な
る距離離れた位置に存在し、かつ、感光体半周分の距離
だけ離れた位置に同色同形状のトナーマーク対が複数存
在し、かつトナーマーク対の間隔内にトナーマークが1
個以上存在するパターンを形成する。この例では感光体
1周の周長間に4対のマークが形成されている。
【0012】また、各々のラインの間隔は、所定の長さ
dを目標として形成される。この長さdとは、位置ずれ
があっても各ライン列の順序の逆転が起こらないように
設定された値である。このようにすることによって、ラ
インがスリット16の開口部に来た際の検知信号は、綺
麗な山形もしくは谷形の波形となり、ライン中央を正確
に求めることができる。
【0013】これらの横線、斜め線を用いて、各々の対
においてBKの横線を基準にして各ラインの検知時間差
及び左右の検知結果を比較し、さらに4対の演算結果の
平均をとることによって、感光体の回転むらに起因する
検知誤差を除去でき、正確なスキュー、副走査レジスト
ずれ、主走査レジストずれ、主走査倍率誤差の補正を行
っている。
【0014】図16は副走査方向の書き出しタイミング
を補正する際のタイミングチャート、図17は主走査方
向の書き出しタイミングを補正する際のタイミングチャ
ートである。これらの図に基づき、特許第264235
1号、第2765626号に示す位置ずれ量補正の技術
を説明する。図16の場合、補正分解能は1ドットであ
るとする。副走査方向の画像領域信号(書込みイネーブ
ル信号)は、同期検知信号のタイミングで書き出しを調
整している。マーク検知、演算の結果、1ドット書き出
し位置を早くしたい場合、図16に示すように、同期検
知信号1つ分早く書込みイネーブル信号をアクティブに
すればよい。
【0015】また、図17の場合、補正分解能は1ドッ
トであるとする。まず、画像書込みクロックは、同期検
知信号の立ち下がりエッジにより、各ラインともに正確
に位相の合ったクロックが得られるようになっている。
このクロック信号に同期して画像の書き込みが行われる
が、主走査方向の画像書込みイネーブル信号も、このク
ロックに同期して作られている。
【0016】マーク検知、演算の結果、1ドット書き出
し位置を早くしたい場合には、図17に示すように、1
クロック分早く書込みイネーブル信号をアクティブにす
ればよい。さらに、マーク検知、演算の結果、主走査方
向の倍率が基準色に対してずれているときは、周波数を
非常に小さいステップで変更できるデバイス、例えばク
ロックジェネレータ等を用いることにより倍率を変更で
きる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】各色の各種のずれの補
正を所定の分解能Rにて行う場合、従来の演算、補正方
法では、基準色ともう1色の間のずれ量はそれぞれR/
2以内に収まっていたが、n≧3であるn色間で位置合
わせをした場合、ある色間では最大Rずれることがあっ
た。
【0018】本発明は、各色の位置ずれを抑えて高画質
の出力を得ることができるフルカラー画像形成装置を提
供することを目的とするものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、搬送ベルトに沿って複数個
配置された電子写真プロセス部によって形成された画像
を、前記搬送ベルトによって搬送される記録媒体上に順
次重ね合わせて転写することにより前記記録媒体上にカ
ラー画像を得るカラー画像形成装置であって、各色の各
種の位置ずれを検知するために前記搬送ベルト上形成さ
れた位置ずれ検知用マークを検知するための検知手段
と、前記検知手段による検知結果から位置ずれ量、補正
量を算出するための演算手段と、前記演算手段による演
算結果に基づき、ある基準色に対して各色の各種のずれ
を相対的に合わせる補正手段とを備え、前記演算手段に
より補正量を算出する際の所定の分解能をRとすると、
n(n≧2)色間で位置合わせを行う際、n色各色のず
れ量が(n−1)・R/n以内に収まるように位置ずれ
量の演算、補正を行うことを特徴とするものである。
【0020】また、上記目的を達成するために、請求項
2記載の発明は、請求項1記載のカラー画像形成装置に
おいて、補正後のn色間のずれ量の総和が最小となるよ
うに、演算、補正を行うことを特徴とするものである。
【0021】また、上記目的を達成するために、請求項
3記載の発明は、請求項2記載のカラー画像形成装置に
おいて、各色間の位置ずれ量が(n−1)・R/n以内
でさらに最小となるように位置ずれ量の演算、補正を行
うことを特徴とするものである。
【0022】また、上記目的を達成するために、請求項
4記載の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに
記載のカラー画像形成装置において、n=4であり、か
つその色がイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックであ
ることを特徴とするものである。
【0023】また、上記目的を達成するために、請求項
5記載の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに
記載のカラー画像形成装置において、n=3であり、か
つその色がイエロー、マゼンタ、シアンであることを特
徴とするものである。
【0024】また、上記目的を達成するために、請求項
6記載の発明は、請求項1ないし請求項5のいずれかに
記載のカラー画像形成装置において、イエロー、マゼン
タ、シアン、ブラック各色を合わせる補正モードと、イ
エロー、マゼンタ、シアン、ブラック各色のずれを小さ
くする補正モードの選択を、パソコン上のドライバ上の
画像データ種類の選択情報に基づき行うことを特徴とす
るものである。
【0025】また、上記目的を達成するために、請求項
7記載の発明は、請求項6記載のカラー画像形成装置に
おいて、少なくとも直前に行った検知、演算、補正時、
各色の基準色に対する画像位置情報を前記2つのモード
の各々について記憶しておくための記憶手段を備え、記
憶したデータとパソコン上のドライバ上の画像データ種
類の選択情報に基づき、前記記憶してあるデータを呼び
出し、基準色に対する画像位置を変更することを特徴と
するものである。
【0026】請求項1記載の発明では、各色間の位置ず
れ量が(n−1)・R/n以内となるように位置ずれ量
の演算、補正を行うことで、高画質の出力が得られる。
【0027】また、請求項2及び請求項3記載の発明で
は、各色間の位置ずれ量が(n−1)・R/n以内でさ
らに最小となるように位置ずれ量の演算、補正を行うこ
とで、高画質の出力が得られる。
【0028】また、請求項4記載の発明では、4色間の
位置ずれ量が3・R/4以内であり、かつ最小となるよ
うに位置ずれ量の演算、補正を行うことで、高画質の出
力が得られる(BK線画等を含む画像等の画質の向
上)。
【0029】また、請求項5記載の発明では、3色間の
位置ずれ量が2・R/3以内であり、かつ最小となるよ
うに位置ずれ量の演算、補正を行うことで、高画質の出
力が得られる(自然画等の画質の向上)。
【0030】また、請求項6及び請求項7記載の発明で
は、各色を出力画像の種類に最適な相対位置関係とする
ことで、画像データの種類によらず常に高画質の画像が
出力される。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に従って説明する。図1はプリンタとPCのブロック
図、図2は図1に示すプリンタエンジン制御部の要部ブ
ロック図である。PC101にはプリンタドライバがイ
ンストールされており、プリンタコントローラ102及
びプリンタエンジン制御部103に対して種々の設定を
行う。PC101上のアプリケーションソフトから印刷
が実行されると、データはプリンタコントローラ102
に送られ、所定の画像処理等がなされた後、プリンタエ
ンジン制御部103に送られ、画像形成がなされる。
【0032】図2において、発光部111から照射され
る光は、スリット112を通り、受光部113に受光さ
れる。受光部113から得られた信号は、AMP114
によって増幅され、フィルター115によってライン検
知の信号成分のみを通過させ、A/D変換器116によ
ってアナログデータからデジタルデータへと変換され
る。データのサンプリングは、サンプリング制御部11
8によって制御され、サンプリングされたデータは、F
IFOメモリ117に格納される。ここでは、1組の検
知センサにおける構成のみを示したが、もう1組におい
ても同様の構成をとる。
【0033】1通りマークの検知が終了した後、格納さ
れていたデータは、I/Oポート119を介し、データ
バス120により、CPU121及びRAM122にロ
ードされ、種々のずれ量を算出するための演算処理を行
う。本発明においては、RAM122は、少なくとも直
前に行った検知、演算、補正時の基準色に対する各色の
画像位置情報を記憶しておき、補正時にそれらを呼び出
し、補正を行うといったことにも用いられている。一
方、ROM123には、種々のずれ量を演算するための
プログラムを始め各種のプログラムが格納してある。な
お、アドレスバス124によって、ROMアドレス、R
AMアドレス、各種入出力機器の指定を行っている。
【0034】また、CPU121は、受光部113から
の検知信号を適当なタイミングでモニタしており、搬送
ベルト及び発光部111の劣化等が起こっても、確実に
検知ができるように発光量制御部125によって発光量
を制御しており、受光部113からの受光信号のレベル
が常に一定となるようにしている。
【0035】CPU121は、求めた各種補正量に基づ
き、主、副レジストの変更及び倍率誤差に基づき画周波
数を変更するために、書込制御基板126に対してその
設定を行う。書込制御基板126には、出力周波数を非
常に細かく設定できるデバイス、例えばVCO(Vol
tage Controlled Oscillato
r)を利用したクロックジェネレータ等を、基準色を含
め各色に対して備えている。この出力を画像クロックと
して用いている。
【0036】以下、具体的な実施形態を説明する。まず
第1の実施形態として、4色間で補正後の位置ずれ量を
最小にする方法を説明する。基準色がBKである場合を
説明する。図3はBKを基準として、他色が取り得るレ
ジスト位置関係を示したものであり、単位はドットであ
る。従来の位置合わせ演算、補正方法では、基準色に対
してドット単位の補正を行っていたため、補正後には各
色ともBKに対して−1/2ドットから1/2ドットの
範囲内に収まっていた。
【0037】しかし、他色間のずれ量としては、最悪1
ドットずれてしまうといったことが起こっていた。例え
ば、補正後にBK以外のYMCがそれぞれ、−a,
−b,−cのレジスト位置にあるとすると、BKと各
色間は1/2ドット以内に収まっているが、−a,
−bとでは1ドットずれている。ところが、−bは1
ドット負方向に移動することによって、−aと同位置
とすることができる。
【0038】上述の通り、適当な色を1ドット移動させ
ることによって従来よりもずれ量を小さく収めることが
できるが、4色間の場合、図3の太線のように、4色が
各々1/4ドットずつずれた位置関係にあるときが最も
補正後のずれ量が大きくなり(残ってしまい)、その量
は最大3/4ドットである。
【0039】例えば、BK以外のYMCがそれぞれ、
−a,−c,−dのレジスト位置にあるとすると、
−aと−dでは3/4ドットずれている。仮に−
dを−eに移動させたとしても、BKと−eとのず
れ量はやはり3/4ドットであり、これ以上ずれ量を小
さくすることができない。逆に、,,,以外の
レジスト位置関係にあるときは、同様に適当な色を1ド
ット移動させることによって、3/4ドット以内に収め
ることができる。
【0040】また、各色の配置の仕方によってはさらに
ずれ量を小さくすることができる。その最適な各色の配
置の仕方は、ドット単位の補正を行った場合に残ってし
まう端数(少数部)のずれ量の総和を求め、最小となる
ように配置すればよい。すなわち、各色が最も密集する
ような配置の仕方を求めることとなる。
【0041】図4及び図5はその方法を示すフローチャ
ートである。図中、各変数を次のように定義する。 Z1:YのKに対するずれ量(mm) Z2:MのKに対するずれ量(mm) Z3:CのKに対するずれ量(mm) P:ドットサイズ m1:Z1/Pの整数部かつ絶対値が最小のもの m2:Z2/Pの整数部かつ絶対値が最小のもの m3:Z3/Pの整数部かつ絶対値が最小のもの f1:Z1/Pの小数部 f2:Z2/Pの小数部 f3:Z3/Pの小数部 f11:ずれ量の総和を計算する際の小数部を表す変数
(=f1) f12:ずれ量の総和を計算する際の小数部を表す変数
(=f2) f13:ずれ量の総和を計算する際の小数部を表す変数
(=f3) f21:ずれ量の総和を計算する際の小数部を表す変数
で、Z1≧0のときf1−1、Z1<0のときf1+1 f22:ずれ量の総和を計算する際の小数部を表す変数
で、Z2≧0のときf2−1、Z2<0のときf2+1 f23:ずれ量の総和を計算する際の小数部を表す変数
で、Z3≧0のときf3−1、Z3<0のときf3+1
【0042】まず、位置ずれの検知結果から、各色のず
れ量Z1,Z2,Z3をそれぞれ求め(ステップS
1)、Z1/P,Z2/P,Z3/Pをそれぞれ計算し
(ステップS2)、その各整数部で絶対値が最小のもの
をそれぞれm1,m2,m3に代入し(ステップS
3)、その小数部をそれぞれf1,f2,f3に代入す
る(ステップS4)。
【0043】次に、i≦3である間、ステップS5から
ステップS10までの間をループする。ループ中、Zi
≧0であるかどうかを判定し(ステップS6)、Yes
ならばf1iにfi、f2iにfi−1を代入し(ステ
ップS7)、Noであるならばf1iにfi、f2iに
fi+1を代入し(ステップS8)、iをインクリメン
トする(ステップS9)。
【0044】次に、ステップS5からステップS10ま
でに求めた各色2つずつの小数部を表す変数f1iまた
はf2iについて、それらの全ての組み合わせについて
ずれ量の総和をそれぞれ計算する。具体的には、ずれ量
の総和Djを求める関数として、 Dj=g4(X1,X2,X3) =|X1|+|X2|+|X3|+|X2−X1|+|
X3−X1|+|X3−X2| X1:f11またはf21 X2:f12またはf22 X3:f13またはf23 を定義し、f11またはf21、f12またはf22、
f13またはf23の全ての組み合わせ、すなわち23
通りのDj(j=1,2,3,・・・23 )をそれぞれ
求める(ステップS11〜ステップS14)。そして、
Djのうち最小となるものを検索する(ステップS1
5)。
【0045】次に、Ziの符号とステップS15にて求
めた最小となるものの各色の小数点を表す変数が何であ
ったかを調べ、補正量を決定していく。ここではY,
M,Cの順に補正量を求めていくこととする。まず、Z
1≧0であるかどうかを判定し(ステップS16)、Y
esであるならば、Yの小数部がf11であるかどうか
を判定し(ステップS17)、Yesであるならば、Y
の補正量を負方向にm1とし(ステップS18)、No
であるならば、Yの小数部がf22であるので、Yの補
正量を負方向に(m1+1)とする(ステップS1
9)。
【0046】また、ステップS16にてNoであるなら
ば、Yの小数部がf11であるかどうかを判定し(ステ
ップS20)、Yesであるならば、Yの補正量を正方
向にm1とし(ステップS21)、Noであるならば、
Yの小数部がf22であるので、Yの補正量を正方向に
(m1−1)とする(ステップS22)。
【0047】次に、Z2≧0であるかどうかを判定し
(ステップS23)、Yesであるならば、Mの小数部
がf11であるかどうかを判定し(ステップS24)、
Yesであるならば、Mの補正量を負方向にm1とし
(ステップS25)、Noであるならば、Mの小数部が
f22であるので、Mの補正量を負方向に(m1+1)
とする(ステップS26)。
【0048】また、ステップS23にてNoであるなら
ば、Mの小数部がf11であるかどうかを判定し(ステ
ップS27)、Yesであるならば、Mの補正量を正方
向にm1とし(ステップS28)、Noであるならば、
Mの小数部がf22であるので、Mの補正量を正方向に
(m1−1)とする(ステップS29)。
【0049】次に、Z3≧0であるかどうかを判定し
(ステップS30)、Yesであるならば、Cの小数部
がf11であるかどうかを判定し(ステップS31)、
Yesであるならば、Cの補正量を負方向にm1とし
(ステップS32)、Noであるならば、Cの小数部が
f22であるので、Cの補正量を負方向に(m1+1)
とする(ステップS33)。
【0050】また、ステップS30にてNoであるなら
ば、Cの小数部がf11であるかどうかを判定して(ス
テップS34)、Yesであるならば、Cの補正量を正
方向にm1とし(ステップS35)、Noであるなら
ば、Cの小数部がf22であるので、Cの補正量を正方
向に(m1−1)とし(ステップS36)、リターンす
る。上述のようにして決められた各色の補正量に従い補
正が行われる。
【0051】次に、第2の実施形態として、3色間で補
正後の位置ずれ量を最小にする方法を説明する。基準色
がYである場合を説明する。図6はYを基準として、他
色が取り得るレジスト位置関係を示したものであり、単
位はドットである。従来の位置合わせ演算、補正方法で
は、基準色に対してドット単位の補正を行っていたた
め、補正後には各色ともYに対して−1/2ドットから
1/2ドットの範囲内に収まっていた。
【0052】しかし、他色間のずれ量としては、先の4
色間の場合と同様に、最悪1ドットずれてしまうといっ
たことが起こっていた。この場合も適当な色を1ドット
移動させることによって従来よりもずれ量を小さく収め
ることができるが、3色間の場合、図6の太線のよう
に、3色が各々1/3ドットずつずれた位置関係にある
ときが最も補正後のずれ量が大きくなり(残ってしま
い)、その量は最大2/3ドットである。
【0053】例えば、Y以外のMCがそれぞれ、−
a,−bのレジスト位置にあるとすると、−aと
−bとでは2/3ドットずれている。仮に−bを−
cに移動させたとしても、Yと−cとのずれ量はやは
り2/3ドットであり、これ以上ずれ量を小さくするこ
とができない。逆に、,,以外のレジスト位置関
係にあるときは、同様に適当な色を1ドット移動させる
ことによって、2/3ドット以下に収めることができ
る。
【0054】また、各色の配置の仕方によってはさらに
ずれ量を小さくすることができる。その最適な各色の配
置の仕方は、ドット単位の補正を行った場合に残ってし
まう端数(少数部)のずれ量の総和を求め、最小となる
ように配置すればよい。すなわち、各色が最も密集する
ような配置の仕方を求めることとなる。
【0055】図7及び図8はその方法を示すフローチャ
ートである。図中、各変数を次のように定義する。 Z1:MのYに対するずれ量(mm) Z2:CのYに対するずれ量(mm) P:ドットサイズ〔=25.4/600(mm)〕 m1:Z1/Pの整数部 m2:Z2/Pの整数部 f1:Z1/Pの小数部 f2:Z2/Pの小数部 f11:ずれ量の総和を計算する際の小数部を表す変数
(=f1) f12:ずれ量の総和を計算する際の小数部を表す変数
(=f2) f21:ずれ量の総和を計算する際の小数部を表す変数
で、Z1≧0のときf1−1、Z1<0のときf1+1 f22:ずれ量の総和を計算する際の小数部を表す変数
で、Z2≧0のときf2−1、Z2<0のときf2+1
【0056】まず、位置ずれの検知結果から、各色のず
れ量Z1,Z2をそれぞれ求め(ステップS1)、Z1
/P,Z2/Pをそれぞれ計算し(ステップS2)、そ
の各整数部で絶対値が最小のものをそれぞれm1,m2
に代入し(ステップS3)、その小数部をそれぞれf
1,f2に代入する(ステップS4)。
【0057】次に、i≦2である間、ステップS5から
ステップS10までの間をループする。ループ中、Zi
≧0であるかどうか判定し(ステップS6)、Yesな
らばf1iにfi、f2iにfi−1を代入し(ステッ
プS7)、Noであるならばf1iにfi、f2iにf
i+1を代入し(ステップS8)、iをインクリメント
する(ステップS9)。
【0058】次に、ステップS5からステップS10ま
でに求めた各色2つずつの小数部を表す変数f1iまた
はf2iについて、それらの全ての組み合わせについて
ずれ量の総和を計算する。具体的には、ずれ量の総和D
jを求める関数として、 Dj=g3(X1,X2) =|X1|+|X2|+|X2−X1| X1:f11またはf21 X2:f12またはf22 を定義し、f11またはf21、f12またはf22、
f13またはf23の全ての組み合わせ、すなわち22
通りのDj(j=1,2,3,・・・22 )をそれぞれ
求める(ステップS11〜ステップS14)。そして、
Djのうち最小となるものを検索する(ステップS1
5)。
【0059】次に、Ziの符号とステップS15にて求
めた最小となるものの各色の小数点を表す変数が何であ
ったかを調べ、補正量を決定していく。ここではM,C
の順に補正量を求めていくこととする。
【0060】まず、Z1≧0であるかどうかを判定し
(ステップS16)、Yesであるならば、Mの小数部
がf11であるかどうかを判定し(ステップS17)、
Yesであるならば、Mの補正量を負方向にm1とし
(ステップS18)、Noであるならば、Mの小数部が
f22であるので、Mの補正量を負方向に(m1+1)
とする(ステップS19)。
【0061】また、ステップS16にてNoであるなら
ば、Mの小数部がf11であるかどうか判定し(ステッ
プS20)、Yesであるならば、Mの補正量を正方向
にm1とし(ステップS21)、Noであるならば、M
の小数部がf22であるので、Mの補正量を正方向に
(m1−1)とする(ステップS22)。
【0062】次に、Z2≧0であるかどうかを判定し
(ステップS23)、Yesであるならば、Cの小数部
がf11であるかどうかを判定し(ステップS24)、
Yesであるならば、Cの補正量を負方向にm1とし
(ステップS25)、Noであるならば、Cの小数部が
f22であるので、Cの補正量を負方向に(m1+1)
とする(ステップS26)。
【0063】また、ステップS23にてNoであるなら
ば、Cの小数部がf11であるかどうかを判定して(ス
テップS27)、Yesであるならば、Cの補正量を正
方向にm1とし(ステップS28)、Noであるなら
ば、Cの小数部がf22であるので、Cの補正量を正方
向に(m1−1)とし(ステップS29)、リターンす
る。上述のようにして決められた各色の補正量に従い補
正が行われる。
【0064】次に、第3の実施形態を説明する。先に4
色間、3色間で位置合わせをした場合について示した
が、他の画像形成装置では、さらに多くの色の現像剤を
用いるものもある。一般的に、n色間で位置合わせを行
う場合(n≧2)、4色間、3色間の場合と同様に、n
色各色のずれ量が(n−1)/nドット以下に収まるよ
うに位置ずれ量の演算、補正を行うこととする。
【0065】次に、第4の実施形態としてn色間で補正
後の位置ずれ量を最小にする方法を説明する。先に4色
間、3色間のずれ量をそれぞれ3/4ドット、2/3ド
ット以内で最小にする演算、補正方法を示したが、他の
画像形成装置では、さらに多くの色の現像剤を用いるも
のもある。一般的に、n色間で位置合わせを行う場合
(n≧2)、4色間、3色間の場合と同様に、n色間の
ずれ量を(n−1)/nドット以下に収めることができ
るが、各色の配置の仕方によってはさらにずれ量を小さ
くすることができる。
【0066】その最適な各色の配置の仕方は、ドット単
位の補正を行った場合に残ってしまう端数(小数部)の
ずれ量の総和を求め、最小となるようにすればよい。す
なわち、各色が最も密集するような配置の仕方を求める
こととなる。その方法を以下に示す。
【0067】位置ずれ量演算のための基準色からの位置
ずれ量Ziを符号を含めて基準色以外のn−1色に対し
てそれぞれ算出し(i=1,2,3,・・・n−1)、
各ZiからZi/RをZi/R=mi+fi(mi:整
数部かつその絶対値が最小のもの、fi:小数部)と表
し、小数部fiに関してさらに、 Zi≧0のとき、f1i=fi、f2i=fi−1 Zi<0のとき、f1i=fi、f2i=fi+1 とし、基準色以外のn−1色に対してf1i,f2iを
それぞれ求め、各色のf1i,f2iから全ての組み合
わせについてのずれ量の総和をそれぞれ求め、その総和
が最小となるものを選択し、そのときの各色のZiの符
号と小数部がf1iであるかf2iであるかに応じて以
下のように補正を行うこととする。
【0068】(a)Zi≧0かつそのときの各色の小数
部がf1iのとき、負方向にmi・R補正 (b)Zi≧0かつそのときの各色の小数部がf2iの
とき、負方向に(mi+1)・R補正 (c)Zi<0かつそのときの各色の小数部がf1iの
とき、正方向に|mi・R|補正 (d)Zi<0かつそのときの各色の小数部がf2iの
とき、正方向に|(mi−1)・R|補正
【0069】次に、第5の実施形態を説明する。本画像
形成装置から出力する画像データとしては、YMCKを
トータルに合わせた方がよい画像データ、例えばBKの
線画が中心であり、カラー画像をワンポイント用いたも
の等や、YMC間のずれ量を極力小さくした方がよい画
像データ、例えば自然画等がある。本発明の画像形成装
置では、このような出力画像データに従い補正方法を変
更することとしている。以下、補正方法の変更の仕方に
ついて述べる。
【0070】本画像形成装置はPC101(図1参照)
の出力装置として用いることができるが、PC101に
おいてはいわゆるプリンタドライバと呼ばれるソフトウ
ェアがインストールされている必要がある。このプリン
タドライバはプリンタに対してPC101上から種々の
設定を行うものである。
【0071】図9に本装置のプリンタドライバのユーテ
ィリティ画面を示す。この画面内でユーザは解像度、出
力する色、出力画像のデータ種類等の設定を行う。もし
今、画像種類が“写真”として選択されているならば、
画像データとしてはYMCが中心となるので、位置合わ
せとしては前述のYMC間のずれ量が小さくなるような
補正方法にしている。
【0072】また、画像種類が“ワンポイント・カラ
ー”または“文字・写真混在”が選択されているなら
ば、BKの線画を含んでいるということになるので、位
置合わせとしては前述のYMCKをトータルに合わせる
ような補正方法にしている。
【0073】このように、プリンタドライバ上で選択さ
れた出力画像の種類に合わせて最適な補正方法を選択す
ることによって、画像データの種類によらず常に高画質
の画像を出力することができる。
【0074】次に、第6の実施形態を説明する。現在の
プリンタドライバ上の画像種類の選択が変更された際に
は、それに伴い画像位置も変更することとしている。こ
のために、本発明の画像形成装置には、少なくとも直前
に行った検知、演算、補正時各色の基準色に対する画像
位置情報を画像種類に合わせて各々記憶しておくための
記憶手段を備え、前記記憶したデータとPC101上の
ドライバ上の画像データ種類の選択情報に基づき、前記
記憶してあるデータを呼び出し、基準色に対する画像位
置を変更することとしている。
【0075】このような画像位置の変更が可能なのは、
検知する必要が無い場合であって、現在の各色の画像位
置関係が直前に行った検知結果に比べ大差が無い場合で
ある。再度検知を行う必要性が生じた際、例えば、所定
の通紙枚数、環境温度、装置各部の温度上昇等が所定の
条件を超えた際には、検知、演算結果及びドライバ上の
画像データ種類の選択情報に基づき、新たに各色の画像
位置を設定し直すこととなる。
【0076】次に、第5、第6の実施形態の処理内容を
説明する。図10は本発明に関する位置ずれ補正制御を
示すフローチャートである。まず、検知を行うべきかを
判定し(ステップS1)、Yesならばマーク形成と検
知を行い(ステップS2)、各種ずれ量を算出し(ステ
ップS3)、4色間の最適位置の演算を行い(ステップ
S4)、その結果から各色の位置情報を記憶し(ステッ
プS5)、次に3色間の最適位置の演算を行い(ステッ
プS6)、その結果から各色の位置情報を記憶する(ス
テップS7)。
【0077】次に、プリンタドライバの画像種類の設定
が写真モードかどうかを判定し(ステップS8)、Ye
sならば3色間の最適位置データを選択採用し(ステッ
プS9)、Noならば4色間の最適位置データを選択採
用し(ステップS10)、補正を実行する(ステップS
11)。もし、ステップS1にてNoであるならば、プ
リンタドライバの画像種類の設定が写真モードかどうか
を判定し(ステップS12)、Yesならば3色間の最
適位置データを呼び出し(ステップS13)、Noなら
ば4色間の最適位置データを呼び出し(ステップS1
4)、補正を実行し、リターンする。
【0078】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、各色間の
位置ずれ量が(n−1)・R/n以内となるように位置
ずれ量の演算、補正を行うことで、高画質の出力を得る
ことができる。
【0079】請求項2及び請求項3記載の発明によれ
ば、各色間の位置ずれ量が(n−1)・R/n以内でさ
らに最小となるように位置ずれ量の演算、補正を行うこ
とで、高画質の出力を得ることができる。
【0080】請求項4記載の発明によれば、4色間の位
置ずれ量が3・R/4以内であり、かつ最小となるよう
に位置ずれ量の演算、補正を行うことで、高画質の出力
を得ることができる(BK線画等を含む画像等の画質の
向上)。
【0081】請求項5記載の発明によれば、3色間の位
置ずれ量が2・R/3以内であり、かつ最小となるよう
に位置ずれ量の演算、補正を行うことで、高画質の出力
を得ることができる(自然画等の画質の向上)。
【0082】請求項6及び請求項7記載の発明によれ
ば、各色を出力画像の種類に最適な相対位置関係とする
ことで、画像データの種類によらず常に高画質の画像を
出力することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プリンタとPCのブロック図である。
【図2】図1に示すプリンタエンジン制御部の要部ブロ
ック図である。
【図3】BKを基準として、他色が取り得るレジスト位
置関係を示す図である。
【図4】4色間の最適位置演算のフローチャート(その
1)である。
【図5】4色間の最適位置演算のフローチャート(その
2)である。
【図6】Yを基準として、他色が取り得るレジスト位置
関係を示す図である。
【図7】3色間の最適位置演算のフローチャート(その
1)である。
【図8】3色間の最適位置演算のフローチャート(その
2)である。
【図9】本装置のプリンタドライバのユーティリティ画
面を示す図である。
【図10】本発明の位置ずれ補正制御のフローチャート
である。
【図11】カラー画像形成装置の一例を示す構成図であ
る。
【図12】一般的な位置ずれ検知手段とその周辺部を示
す斜視図である。
【図13】位置ずれ検知手段の拡大図である。
【図14】図13のスリットの拡大図である。
【図15】検知用マークの拡大図である。
【図16】副走査方向の書き出しタイミングを補正する
際のタイミングチャートである。
【図17】主走査方向の書き出しタイミングを補正する
際のタイミングチャートである。
【符号の説明】
101 PC 102 プリンタコントローラ 103 プリンタエンジン制御部 111 発光部 112 スリット 113 受光部 114 AMP 115 フィルタ 116 A/D変換器 117 FIFOメモリ 118 サンプリング制御部 119 I/Oポート 120 データバス 121 CPU 122 RAM 123 ROM 124 アドレスバス 125 発光量制御部 126 書込制御基板

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送ベルトに沿って複数個配置された電
    子写真プロセス部によって形成された画像を、前記搬送
    ベルトによって搬送される記録媒体上に順次重ね合わせ
    て転写することにより前記記録媒体上にカラー画像を得
    るカラー画像形成装置であって、 各色の各種の位置ずれを検知するために前記搬送ベルト
    上形成された位置ずれ検知用マークを検知するための検
    知手段と、前記検知手段による検知結果から位置ずれ
    量、補正量を算出するための演算手段と、前記演算手段
    による演算結果に基づき、ある基準色に対して各色の各
    種のずれを相対的に合わせる補正手段と、を備え、 前記演算手段により補正量を算出する際の所定の分解能
    をRとすると、n(n≧2)色間で位置合わせを行う
    際、n色各色のずれ量が(n−1)・R/n以内に収ま
    るように位置ずれ量の演算、補正を行うことを特徴とす
    るカラー画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のカラー画像形成装置にお
    いて、 補正後のn色間のずれ量の総和が最小となるように、演
    算、補正を行うことを特徴とするカラー画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のカラー画像形成装置にお
    いて、 各色間の位置ずれ量が(n−1)・R/n以内でさらに
    最小となるように位置ずれ量の演算、補正を行うことを
    特徴とするカラー画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれかに記
    載のカラー画像形成装置において、 n=4であり、かつその色がイエロー、マゼンタ、シア
    ン、ブラックであることを特徴とするカラー画像形成装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項3のいずれかに記
    載のカラー画像形成装置において、 n=3であり、かつその色がイエロー、マゼンタ、シア
    ンであることを特徴とするカラー画像形成装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項5のいずれかに記
    載のカラー画像形成装置において、 イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック各色を合わせる
    補正モードと、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック
    各色のずれを小さくする補正モードの選択を、パソコン
    上のドライバ上の画像データ種類の選択情報に基づき行
    うことを特徴とするカラー画像形成装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のカラー画像形成装置にお
    いて、 少なくとも直前に行った検知、演算、補正時、各色の基
    準色に対する画像位置情報を前記2つのモードの各々に
    ついて記憶しておくための記憶手段を備え、記憶したデ
    ータとパソコン上のドライバ上の画像データ種類の選択
    情報に基づき、前記記憶してあるデータを呼び出し、基
    準色に対する画像位置を変更することを特徴とするカラ
    ー画像形成装置。
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