JP2001021824A - 光走査装置および画像形成装置 - Google Patents

光走査装置および画像形成装置

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JP2001021824A JP11196448A JP19644899A JP2001021824A JP 2001021824 A JP2001021824 A JP 2001021824A JP 11196448 A JP11196448 A JP 11196448A JP 19644899 A JP19644899 A JP 19644899A JP 2001021824 A JP2001021824 A JP 2001021824A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】走査結像光学系における像面湾曲や光学倍率と
ともに瞳上の波面収差を良好に補正することにより、安
定した良好な光スポットを実現する。 【解決手段】光源1側からの1以上の光束を光偏向手段
4により偏向させ、偏向光束を走査結像光学系5,6に
より被走査面7上に光スポットとして集光させ、被走査
面の光走査を行う装置であって、走査結像光学系は、レ
ンズを含む1以上の光学素子により構成され、走査結像
光学系に含まれるレンズの少なくとも1面は、主走査面
内の形状が円弧または非円弧で、副走査面内の形状が非
円弧形状である副非円弧面であり、走査結像光学系を透
過する偏向光束の光束径が、副走査面内において最も大
きくなるレンズに副非円弧面が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光走査装置およ
び画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光走査装置は、デジタル複写装置や光プ
リンタ、光製版装置やファクシミリ装置等の「画像形成
装置」に関連して広く知られ、また実施されている。光
走査装置の書き込み密度は高密度化の一途をたどり、1
200dpi.1600dpi、あるいはそれ以上の書
き込み密度の実現が意図されている。このような高密度
書き込みを実現するには、光スポット径の小さい光スポ
ットを形成する必要があることは当然であるが、光スポ
ットの良質性や安定性も欠くことができない。光スポッ
トの安定性は「被走査面上における光スポット径の像高
による変化」が極めて小さく安定していることを言い、
光スポットの良質性は「光スポットの光強度分布が単純
な一山形状で、複雑な裾野形状を持たない」ことをい
う。このような、良質で安定性のよい光スポットを実現
するためには、偏向光束を被走査面上に光スポットとし
て結象させる走査結像光学系が高性能であることを要す
る。光スポット径を変動させる要因としては、周知の如
く「走査結像光学系における像面湾曲」があり、像面湾
曲を良好に補正した走査結像光学系は従来から多数のも
のが提案されている。また、走査結像光学系における光
学倍率が、光スポットの像高に対して一定していること
も重要である。しかし、安定した良質な光スポットを形
成するためには、像面湾曲や光学倍率といった幾何光学
的な光学性能の補正のみでは不充分であり、波動光学的
な波面収差を「各像高間で一定に設定する」ことが重要
となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は光走査装置
において、走査結像光学系における像面湾曲や光学倍率
とともに「瞳上の波面収差」を良好に補正することによ
り、安定した良好な光スポットによる高密度で良好な光
走査を実現することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の光走査装置は
「光源側からの1以上の光束を光偏向手段により偏向さ
せ、偏向光束を走査結像光学系により被走査面上に光ス
ポットとして集光させ、被走査面の光走査を行う装置」
である。光源側からは1以上の光束が放射されるので、
この発明の光走査装置は、単一の光スポットで光走査を
行うシングルビーム方式の光走査装置として実施するこ
ともできるし、複数の光スポットにより複数走査線を同
時走査するマルチビーム方式の光走査装置として実施す
ることもできる。走査結像光学系は、レンズを含む1以
上の光学素子により構成される。従って、走査結像光学
系は、レンズのほかに「結像作用のある鏡面を持つ反射
面素子」を含むことができる。そして、走査結像光学系
に含まれるレンズの少なくとも1面は、副非円弧面であ
る。「副非円弧面」は、主走査面内の形状が円弧または
非円弧で、副走査面内の形状が非円弧形状である面であ
る。「主走査面」は、レンズ面の近傍において、レンズ
光軸を含み、主走査方向に平行な面をいう。「副走査
面」は、レンズ面の近傍において、主走査方向に直行す
る面をいう。
【0005】請求項1記載の光走査装置は、副非円弧面
が「走査結像光学系を透過する偏向光束の光束径が、副
走査面内において最も大きくなるレンズ」に形成されて
いることを特徴とする。すなわち、走査結像光学系が
「1面の副非円弧面」を有する場合には、この副非円弧
面は、上記「走査結像光学系を透過する偏向光束の光束
径が、副走査面内において最も大きくなるレンズ」に形
成されるのであり、走査結像光学系が副非円弧面を2面
以上有する場合には、少なくともそのうちの1面が上記
「走査結像光学系を透過する偏向光束の光束径が、副走
査面内において最も大きくなるレンズ」に設けられるの
である。この場合、当該レンズの両面を副非円弧面とす
ることもできる。請求項1記載の光走査装置において
は、「走査結像光学系を透過する偏向光束の光束径が、
副走査面内において最も大きくなるレンズ」のレンズ面
のうち、「走査結像光学系を透過する偏向光束の光束径
が副走査面内において最も大きくなるレンズ面」に副非
円弧面を形成することができる(請求項2)。
【0006】請求項3記載の光走査装置は、副非円弧面
が「主走査面内において最も大きな有効径を持つレン
ズ」に形成されていることを特徴とする。この場合にお
いて、副非円弧面を「主走査面内において最も大きな有
効径を持つレンズ面」に形成することができる(請求項
4)。波面収差の劣化は波面が大きくなるほど生じやす
い。従って、波面収差を補正する面としては「波面が大
きくなる部分」で行うのがよく、波面収差を補正する副
非円弧面の位置として上記の各位置が適当である。ま
た、このような波面の大きい部分では副非円弧面自体も
大きくなり、その形成が容易である。
【0007】請求項5記載の光走査装置は、副非円弧面
が「走査結像光学系のレンズのうち、レンズ各面に入射
する偏向光束の主光線の入射角がレンズ有効域全域にお
いて25度以下である面を持つもの」に形成されている
ことを特徴する。この場合において、副非円弧面を「走
査結像光学系のレンズのうち、レンズ各面に入射する偏
向光束の主光線の入射角がレンズ有効域全域において2
5度以下であるレンズ面」に形成することができる(請
求項6)。入射角が25度よりも大きい面では、当該面
における主走査面内での屈折角も大きくなる。このよう
な面に副非円弧面を形成する場合、副走査方向に置ける
波面収差補正の効果と主走査方向の特性補正とを両立さ
せることが必ずしも容易でない。したがって、副非円弧
面を形成する面は「偏向光束の主光線の入射角がレンズ
有効域全域において25度以下である面」とするのが良
い。
【0008】請求項7記載の光走査装置は、主走査方向
の座標を「Y」、副走査方向の座標を「Z」、光軸近傍
における主走査方向の近軸曲率を「Cm」、光軸近傍の
副走査方向の近軸曲率を「Cs(0)」、主走査方向の座
標位置:Yにおける副走査面内の曲率を「Cs(Y)」、
光軸上における主走査面内の2次曲線の円錐定数を
「K」、主走査方向の座標位置:Yにおける副走査面内
の2次曲線の円錐定数を「Kz(Y)」、非球面の高次補
正量を「fSAG(Y,Z)」とするとき、X(Y,Z)で表
される副非円弧面が、次式: X(Y,Z)=CmY2/[1+√{1−(1+K)Cm22}]+ΣAnn +Cs(Y)Z2/[1+√{1−(1+Kz(Y))Cs2(Y)Z2}] +fSAG(Y,Z) (1) で表されることを特徴とする。右辺第2項の和は、nに
ついてn=1から所望の次数:n=pまで取る。この請
求項7記載の光走査装置において、上記曲率:Cs(Y)
を、光軸近傍における副走査面内の近軸曲率:Rs(0)
と定数係数:B1,B2,B3,...を用いて、次式: Cs(Y)={1/Rs(0)}+B1Y+B22+B33+B44+...(2) で表すことができる(請求項8)。上記請求項7または
8記載の光走査装置においては、上記円錐定数:Kz
(Y)を、 定数係数:C0,C1,C2,C3,...を用
いて、次式: Kz(Y)=C0+C1Y+C22+C33+C44+..(3) で表すことができる(請求項9)。上記請求項7または
8または9記載の光走査装置においては、上記高次補正
量:fSAG(Y,Z)を、定数係数:djhを用いて、次
式: fSAG(Y,Z)=Σ(Σdjhh)Zj (4) で表すことができる(請求項10)。右辺の和は、hに
ついては、h=0から所望の次数:h=qまで取り、j
については、j=1から所望の次数:j=rまで取る。
【0009】上記請求項1〜10の任意の1に記載の光
走査装置においては、光偏向手段を「光源側からの光束
を等角速度的に偏向させるもの(ポリゴンミラー、回転
単面鏡、回転2面鏡等)」とし、走査結像光学系を「等
角速度的に偏向される光束による光走査を等速化する機
能を有する」ものにできる(請求項11)。また、請求
項1〜11の任意の1に記載の光走査装置において、走
査結像光学系における副非円弧面を有するレンズを「プ
ラスチック材料」で形成することができる(請求項1
2)。副非円弧面のような複雑な形状の面を持つレンズ
の作成にはプラスチック材料による成形が適しており、
コスト的にも安い。上記請求項1〜12の任意の1に記
載の光走査装置は「光源側からの光束が複数光束で、走
査結像光学系により被走査面上に複数の光スポットとし
て集光され、被走査面の複数走査線を同時走査するマル
チビーム走査方式のもの」とすることができる(請求項
13)。上記請求項1〜12の任意の1に記載の光走査
装置はまた「光源側からの光束が単一光束で、走査結像
光学系により被走査面上に光スポットとして集光され、
被走査面の1走査線を走査するシングルビーム走査方式
のもの」とすることもできる(請求項14)。上記請求
項13記載のマルチビーム走査方式の光走査装置は「光
源側からの複数の光束をカップリングレンズによりカッ
プリングしたのち、各光束に共通の線像結像光学系によ
り、光偏向手段の偏向反射面近傍に、主走査方向に長い
線像として結象させ、光偏向手段により等角速度的に偏
向させて共通の走査結像光学系によリ、副走査方向に分
離した複数の光スポットとして集光し、被走査面の複数
走査線を同時走査するように構成できる(請求項1
5)。請求項13または15記載のマルチビーム走査方
式の光走査装置においては、複数光束を放射する光源と
して「複数の発光源が1列に配列されたモノリシックな
半導体レーザアレイ」を用いることができる(請求項1
6)。
【0010】この発明の画像形成装置は「潜像担持体に
光走査により潜像を形成し、形成された潜像を現像して
所望の画像を得る画像形成装置」であって、潜像担持体
の光走査を行う光走査装置として、請求項1〜16の任
意の1に記載の光走査装置を用いることを特徴とする
(請求項17)。この場合において、潜像担持体として
光導電性の感光体を用い、形成された潜像をトナー画像
として可視化し、トナー画像をシート状の記録媒体(転
写紙やオーバヘッドプロジェクタ用のプラスチックシー
ト)に定着して所望の画像を得るように、画像形成装置
を構成することができる(請求項18)。請求項17記
載の画像形成装置において、像担持体としては、例えば
銀塩写真フィルムを用いることができる。この場合、光
走査装置による光走査により形成された潜像は通常の銀
塩写真プロセスの現像手法で可視化できる。このような
画像形成装置は例えば「光製版装置」として実施でき
る。また請求項18記載の画像形成装置は、具体的には
レーザプリンタやレーザプロッタ、デジタル複写機、フ
ァクシミリ装置等として実施できる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1に、この発明の光走査装置の
実施の1形態を示す。光源1から放射された光束はカッ
プリングレンズ2により、以後の光学系に適した光束形
態(平行光束や収束光束、発散光束等)に変換され、ア
パーチュア2Aによりビーム整形され、「線像結像光学
系」としてのシリンドリカルレンズ3により副走査方向
(図面に直行する方)に収束されて「光偏向手段」とし
てのポリゴンミラー4の偏向反射面近傍に主走査方向に
長い線像として結像する。偏向反射面による反射光束
は、ポリゴンミラー4の等速回転に伴い等角速度的に偏
向され(図はポリゴンミラー4の回転に伴う偏向反射面
の回転状況と、各偏向反射面位置における偏向光束とを
示している)、走査結像光学系を構成するレンズ5,6
を透過し、レンズ5,6の作用により、被走査面7(実
態的には光導電性の感光体の感光面等)上に光スポット
として集光し、被走査面7を光走査する。図7に、実施
の別形態を、図1に倣って示す。この実施の形態におい
ては、走査結像光学系は2枚のレンズ8,9により構成
されている。
【0012】図1及び図7において、光源1としては
「単一の発光源を持つ半導体レーザ」や、前述の「半導
体レーザアレイ」を好適に用いることができる。光源1
として、半導体レーザを用いるときは、その発光源がカ
ップリングレンズ2の光軸上に位置するようにする。半
導体レーザアレイを光源として用いる場合には、複数光
源を、主走査方向(図面に平行な方向)に対して「直交
させる」か「傾け」、被走査面7上に形成される複数の
光スポットが副走査方向に所望の間隔で分離するように
する。この場合、複数の発光源は、カップリングレンズ
2の光軸に対して対称的となるようにする。
【0013】
【実施例】以下に、図1及び図7に示す実施の形態に対
する実施例を1例ずつ挙げる。実施例1は、図1に示す
実施の形態の具体例であり、実施例2は図7に示す実施
の形態の具体例である。実施例1,2とも、光源1から
ポリゴンミラー4までは共通しているので、これら「共
通部分のデータ」を先に挙げる。光源1は「半導体レー
ザアレイ」で発光源数:4、発光源の配列ピッチ:14
μm、各発光源の発光波長:780nmである。光源と
しての半導体レーザアレイは、図1及び図7において、
4個の発光源が図面に直交する方向(副走査方向)に配
列し、かつ、4個の発光源がカップリングレンズ2の光
軸に関して対称的となるように配備される。カップリン
グレンズ2は焦点距離:27mmのもので、光源1から
の4光束をそれぞれ「平行光束」に変換する「コリメー
ト作用」を有する。従って、カップリングレンズ2によ
りカップリングされた4光束は何れも平行光束となる。
シリンドリカルレンズ3は、副走査方向の焦点距離:5
8.69mmのものである。ポリゴンミラー4は偏向反
射面数:5、 内接円半径:20mmで、光源側からの
光束の主光線と走査結像光学系の光軸の主走査面への射
影がなす角:60度である。なお、シリンドリカルレン
ズ3は、偏向光束が「副走査方向から見て」走査結像光
学系の光軸と平行になるときの偏向の基点位置から、光
源方向へ「58.69mm」の位置に配備される。光走
査は4光束によるマルチビーム走査方式による「隣接走
査」で、書き込み密度:1200dpiである。
【0014】つぎに、レンズ面の形状特定を説明する。
副非円弧面の形状を特定するにあたっては、前述の式
(1)〜(4)に準拠する。すなわち、副非円弧面につ
いては、式(1)における「Cm(主走査方向の近軸曲
率)」、「Cs(0)( 光軸近傍の副走査方向の近軸曲
率)」等を与える。Cs(Y)は、 Cs(Y)={1/Rs(0)}+B1Y+ B22+ B33+ B44+… ……(6) を用い、光軸上の副走査曲率半径:Rs(0)及び係数:
1,B2等を与える。(6)式において、Yの奇数乗係
数のB1,B3,B5,B7,・・の何れか0以外の値を取
ると、副走査曲率は主走査方向に非対称となる。
【0015】また、非球面の高次補正量:fSAG(Y,
Z)については、これを、 fSAG(Y,Z)= (F0+F1・Y+F2・Y2+F3・Y3+F4・Y4+・・)・Z +(G0+G1・Y+G2・Y2+G3・Y3+G4・Y4+・・)・Z2 +(H0+H1・Y+H2・Y2+H3・Y3+H4・Y4+・・)・Z3 +(I0+I1・Y+I2・Y2+I3・Y3+I4・Y4+・・)・Z4 +(J0+J1・Y+J2・Y2+J3・Y3+J4・Y4+・・)・Z5 +・・・ と展開し、定数係数:F0,F1,...等(式(4)の
定数係数:djh)を与えて特定する。
【0016】主走査面内における非円弧形状の表現とし
ては、光軸における主走査面内の近軸曲率半径:Rm、
光軸からの主走査方向の距離:Y、円錐常数:K、高次
の係数をA1,A2,A3,...とし、光軸方向のデプス
をXとして次の多項式で表す。
【0017】 X=(Y2/Rm)/[1+√{1-(1+K)(Y/Rm)2}+ A1Y+A22+A33+A44+A55+・・・・ (5) この式で、奇数次の係数が一つでも0でなければ、非円
弧形状は主走査方向に非対称となる。なお、式(5)
は、式(1)の右辺第1項及び第2項を書き直したもの
である。
【0018】実施例1 図1において、ポリゴンミラー4から被走査面7に至る
光路上の光学素子のデータは以下のとおりである。 面番号 Rm Rs X Y n 偏向反射面 0 ∞ ∞ 55.84 レンズ5 1 -309.83 -42.49 30.94 0.225 1.52398 2 -81.44 -3654.71 69.52 レンズ6 3 -129.99 119.29 10.71 0.227 1.52398 4 -151.53 -50.75 149.20 「X」は、図1においてD1〜D5として示した距離で
あり、「Y」はシフト量(偏向反射面により、像高:0
の方向へ反射された光束の主光線の主走査面への射影を
基準として図1で上方を正とする)、nは屈折率を表
す。レンズ5,6の面形状を特定するための各係数を、
表1〜表3に挙げる。
【0019】
【表1】
【0020】
【表2】
【0021】
【表3】
【0022】ここで、図6を参照して、副非円弧面の形
状を説明する。前述の式(1)の右辺第1項と第2項と
は「主走査方向の形状」を表す部分であり、第3項と第
4項とが「副走査方向の形状」を表す。図6に示す副非
円弧面:aは式(1)第3項の形状で2次曲面を表して
いる。光スポット径として30μm程度を実現しようと
する場合、上記第3項のみでは波面収差が取りきれず、
光スポット径を絞りきれない場合がある。このような場
合には「高次補正量」として、式(1)の右辺第4項:
SAG(Y,Z)を加えることにより、波面収差をより良
好に補正して、光スポットの小径化を図ることが出来
る。図6に示した副非円弧:bが、第3項に第4項を加
えた形状で、△がfSAG(Y,Z)で表された高次補正量
である。図6に示した非円弧量(△+△’)が座標:Y
によらず一定になるように構成することもできる。
【0023】実施例1で、光スポットの小径化として、
被走査面上で「1/e2径で30μm程度」を狙ったとき
の「深度曲線」を図2に示す。(a)は主走査方向、
(b)は副走査方向に関するものである。主・副走査方
向とも非円弧とする面を有することにより、良好な深度
が得られている。実施例1における「副走査方向の光束
幅(像高0に向かう光束)」の光路に沿った変化を図3
に示す。同光束幅はレンズ6上で最も大きい。従って、
レンズ6に副非円弧面を採用することで波面収差を補正
し、小径光スポットを得ることが可能となる。上記副走
査方向の光束幅はレンズ6の射出側面(レンズ面6b)
において最大となる。従って、副非円弧面をレンズ面6
bに採用することにより、波面収差補正の機能を有効に
生かすことができる。図1に示すように、レンズ6はま
た、主走査面内において「最大の有効径」を持ち、レン
ズ面6bは上記有効径が最大となる面である。従って、
主走査面内において最も大きい有効径を持つ走査レンズ
6のレンズ面6bに副非円弧面を採用することで波面収
差を有効に補正し、小径の光スポットを得ることが可能
となる。図4に、レンズ5と6の各面に入射する偏向光
束の主光線の「入射角と像高との関係」を示す。5a面
では、周辺像高において入射角が30度を越えている
が、5b面,6a面,6b面では有効画像域全域で25
度以下である。入射角が25度以下であるレンズの面に
副非円弧面を採用することで波面収差を補正し、小径の
光スポットを得ることが可能となる。
【0024】表1〜3に示したように、レンズ5,6と
も主走査面内の形状は、(5)式における奇数次の係
数:A1,A3,..等が0であることから明らかなよう
に、光軸に対して対称的である。また、レンズ面5bと
6aとは副走査曲率が主走査方向に非対称に変化してい
る。レンズ面6bは「副非円弧面」である。副非円弧面
であるレンズ面6bは、表3に示すように、副非円弧
量:Δ′(C0,C1,C2....等で定まる)を持つとと
もに、fSAG(Y,Z)による副非円弧量:Δ(I0
1,..K0,K1...等デ定まる)を有している。
図5に、実施例1の像面湾曲(実線は副走査方向、破線
は主走査方向)と等速特性(実線はリニアリテイ、破線
はfθ特性)を示す。共に極めて良好である。
【0025】実施例2 図7において、ポリゴンミラー4から被走査面7に至る
光路上の光学素子のデータは以下のとおりである。 面番号 Rm Rs X Y n 偏向反射面 0 ∞ ∞ 72.56 レンズ8 1 1616.43 -50.14 35.00 0.406 1.52398 2 -146.51 -199.81 61.93 レンズ9 3 400.87 -72.03 14.00 0.403 1.52398 4 824.88 -27.59 158.52 レンズ8,9の面形状を特定するための、各係数を、表
4〜表6に挙げる。
【0026】
【表4】
【0027】
【表5】
【0028】
【表6】
【0029】実施例2で、光スポットの小径化として、
被走査面上で「1/e2径で30μm程度」を狙ったとき
の「深度曲線」を、図2に倣って図11に示す。主・副
走査方向とも非円弧とする面を有することにより、良好
な深度が得られている。実施例2における「副走査方向
の光束幅(像高0に向かう光束)」の光路に沿った変化
を図9に示す。光束幅はレンズ9上で最も大きく、レン
ズ面9bにおいて最大である。従って、レンズ9のレン
ズ゛面9bに副非円弧面を採用することで有効に波面収
差を補正し、小径の光スポットを得ることが可能とな
る。レンズ9はまた、主走査面内において最大の有効径
を持ち、レンズ面9bは上記有効径が最大となる面であ
る。従って、主走査断面内において最も大きい有効径を
持つ走査レンズ9、とくにレンズ面9bに副非円弧面を
採用することで波面収差を有効に補正し、小径の光スポ
ットを得ることが可能となる。図10に、レンズ8と9
の各面に入射する偏向光束の主光線の入射角と像高との
関係を示す。8a,8b面では、周辺像高において入射
角が30度を越えているが、9a,9b面では有効画像
域全域で25度以下である。入射角が25度以下である
レンズの面に副非円弧面を採用することで波面収差を補
正し、小径の光スポットを得ることが可能となる。
【0030】表4〜6に示したように、レンズ8,9と
も主走査面内の形状は、式(5)における奇数次の係
数:A1,A3,..等が0であることから明らかなよう
に、光軸に対して対称的である。また、レンズ面8a面
と9b面とは、副走査曲率が主走査方向に非対称に変化
している。レンズ面9bは副非円弧面であり、表6に示
すように副非円弧量:Δ′(C0,C1,C2....等で定
まる)を持つとともに、fSAG(Y,Z)による副非円弧
量:Δ(I0,I1,..K0,K1...等で定まる)を
有している。図8に、実施例2の像面湾曲(実線は副走
査方向、破線は主走査方向)と等速特性(実線はリニア
リテイ、破線はfθ特性)を示す。ともに、極めて良好
である。上に説明したように、実施例1,2において、
光源は発光源を4個有する半導体レーザアレイであり、
4つの発光源は隣接間隔が14μmで、カップリングレ
ンズ2の光軸に対して対称的となるように副走査方向へ
配列しているので、4個の発光源のうち2個は、上記光
軸から7μmの位置にあり、他の2個は上記光軸から2
1μmの位置にある。図2〜図5及び図8〜図11に示
す各特性は、上記発光源のうち、カップリングレンズ2
の「光軸から21μmの位置にある発光源」から放射さ
れた光束に関するものであるが、実施例1,2とも、4
つの発光源から放射された4光束の全てにつき、波面収
差や像面湾曲・光学倍率、等速特性等が良好に補正され
るように設計されている。したがって、図2や図11に
示す「深度曲線」や、図5や図8に示す「像面湾曲や等
速特性」は、4光束の全てにつき、これらの図と実質的
に同等のものとなる。
【0031】要約すると、上に説明した実施例1,2
は、光源1側からの1以上の光束を光偏向手段4により
偏向させ、偏向光束を走査結像光学系5,6(8,9)
により被走査面7上に光スポットとして集光させ、被走
査面7の光走査を行う装置であって、走査結像光学系は
レンズ5,6(8,9)を含む1以上の光学素子により
構成され、走査結像光学系に含まれるレンズの少なくと
も1面は、主走査面内の形状が円弧または非円弧で、副
走査面内の形状が非円弧形状である副非円弧面であり、
走査結像光学系を透過する偏向光束の光束径が副走査面
内において最も大きくなるレンズ6(9)に、副非円弧
面が形成されている(請求項1)。そして、副非円弧面
は、走査結像光学系を透過する偏向光束の光束径が副走
査面内において最も大きくなるレンズ面6b(9b)に
形成され(請求項2)、副非円弧面は、主走査面内にお
いて最も大きな有効径を持つレンズの「主走査面内にお
いて最も大きな有効径を持つレンズ面」に形成され(請
求項3、4)、副非円弧面が、走査結像光学系のレンズ
のうち、レンズ各面に入射する偏向光束の主光線の入射
角がレンズ有効域全域において25度以下である面を持
つものの「レンズ各面に入射する偏向光束の主光線の入
射角がレンズ有効域全域において25度以下である面」
に形成されている(請求項5,6)。
【0032】また、副非円弧面の形状:X(Y,Z)は、
主走査方向の座標をY、副走査方向の座標をZ、光軸近
傍における主走査方向の近軸曲率をCm、光軸近傍の副
走査方向の近軸曲率をCs(0)、主走査方向の座標位
置:Yにおける副走査面内の曲率をCs(Y)、光軸上に
おける主走査面内の2次曲線の円錐定数をK、主走査方
向の座標位置:Yにおける副走査面内の2次曲線の円錐
定数をKz(Y)、非球面の高次補正量をfSAG(Y,Z)
とするとき、 X(Y,Z)=CmY2/[1+√{1−(1+K)Cm
22}]+ΣAnn+Cs(Y)Z2/[1+√{1−(1
+Kz(Y))Cs2(Y)Z2}]+fSAG(Y,Z) で表され(請求項7)、上記曲率:Cs(Y)は、光軸近
傍における副走査面内の近軸曲率:Rs(0)と定数係
数:B1,B2,B3,...を用いて、 Cs(Y)={1/Rs(0)}+B1Y+B22+B33
+B44+... で表され(請求項8)、円錐定数:Kz(Y)は 定数係
数:C0,C1,C2,C3,...を用いて、 Kz(Y)=C0+C1Y+C22+C33+C44+.. で表され(請求項9)、高次補正量:fSAG(Y,Z)
は、定数係数:djhを用いて fSAG(Y,Z)=Σ(Σdjhh)Zj で表される(請求項10)。
【0033】また、上記実施例1,2において、光偏向
手段4は「光源側からの光束を等角速度的に偏向させ
る」もの(ポリゴンミラー)であり、走査結像光学系
5,6(8,9)は、等角速度的に偏向される光束によ
る光走査を等速化する機能(図5、図8の等速特性参
照)を有する(請求項11)。また、実施例1.2のレ
ンズ5,6,8,9は何れも「プラスチック材料」で形
成されている(請求項12)。 また、実施例1,2の
光走査装置とも「光源側からの光束が複数光束で、走査
結像光学系により被走査面上に複数の光スポットとして
集光され、被走査面の複数走査線を同時走査するマルチ
ビーム走査方式のもの」であり(請求項13)、光源1
側からの複数(4本)の光束はカップリングレンズ2に
よりカップリングされたのち、各光束に共通の線像結像
光学系3により、光偏向手段4の偏向反射面近傍に、主
走査方向に長い線像として結象され、光偏向手段により
等角速度的に偏向され、共通の走査結像光学系5,6
(8,9)によリ、副走査方向に分離した複数の光スポ
ットとして集光され、被走査面7の複数走査線を同時走
査するものである(請求項14)。さらに、複数光束を
放射する光源1として、複数の発光源が1列に配列され
たモノリシックな半導体レーザアレイが用いられている
(請求項16)。
【0034】最後に、図12を参照して、画像形成装置
の実施の1形態を説明する。この画像形成装置はレーザ
プリンタである。レーザプリンタ100は像担持体11
1として「円筒状に形成された光導電性の感光体」を有
している。像担持体111の周囲には、帯電手段として
の帯電ローラ112、現像装置113、転写ローラ11
4、クリーニング装置115が配備されている。帯電手
段としては「コロナチャージャ」を用いることもでき
る。またレーザビームLBによる光走査装置117が設
けられ、帯電ローラ112と現像装置113との間で
「光書込による露光」を行うようになっている。光走査
装置は、上に実施例1,2に即して説明した如きもので
ある。図12において、符号116は定着装置、符号1
18はカセット、符号119はレジストローラ対、符号
120は給紙コロ、符号121は搬送路、符号122は
排紙ローラ対、符号123はトレイ、符号Pは記録媒体
としての転写紙を示している。
【0035】画像形成を行うときは、光導電性の感光体
である像担持体111が時計回りに等速回転され、その
表面が帯電ローラ112により均一帯電され、光走査装
置117のレーザビームの光書込による露光を受けて静
電潜像が形成される。形成された静電潜像は所謂「ネガ
潜像」であって、画像部が露光されている。この静電潜
像は、現像装置113により反転現像され、像担持体1
11上にトナー画像が形成される。転写紙Pを収納した
カセット118は、画像形成装置100本体に着脱可能
であり、図のごとく装着された状態において、収納され
た転写紙Pの最上位の1枚が給紙コロ120により給紙
され、給紙された転写紙Pはその先端部をレジストロー
ラ対119に銜えられる。レジストローラ対119は、
像担持体111上のトナー画像が転写位置へ移動するの
にタイミングをあわせて、転写紙Pを転写部へ送りこ
む。送りこまれた転写紙Pは、転写部においてトナー画
像と重ね合わせられ、転写ローラ114の作用によりト
ナー画像を静電転写される。トナー画像を転写された転
写紙Pは定着装置116へ送られ、定着装置116にお
いてトナー画像を定着され、搬送路121を通り、排紙
ローラ対122によりトレイ123上に排出される。ト
ナー画像が転写されたのちの像担持体111の表面は、
クリーニング装置115によりクリーニングされ、残留
トナーや紙粉等が除去される。光走査装置117とし
て、実施例1、2の如きものを用いることにより、極め
て良好な画像形成を実行することができる。すなわち、
図12に示す画像形成装置は、潜像担持体111に光走
査により潜像を形成し、形成された潜像を現像して所望
の画像を得る画像形成装置において、潜像担持体111
の光走査を行う光走査装置として、請求項1〜17の任
意の1に記載の光走査装置を用いるものであり(請求項
17)、潜像担持体111が光導電性の感光体であり、
形成された潜像がトナー画像として可視化され、トナー
画像がシート状の記録媒体Pに定着されるものである
(請求項18)。なお、マルチビーム走査装置を実施す
るにあたって、カップリングレンズは、複数光束に対し
て実施の形態で示したように共通化してもよいし、光束
ごとに個別的に設けるようにしてもよい。
【0036】
【発明の効果】以上に説明したように、この発明によれ
ば、新規な光走査装置および画像形成装置を実現でき
る。この発明の光走査装置は、上に説明した如く、走査
結像光学系に含まれるレンズに「副非円弧面」を用いる
ことにより、像面湾曲や光学倍率のみならず、波面収差
を良好に補正することにより、安定した良好な光スポッ
トによる高密度で良好な光走査を実現することができ、
またこの発明の画像形成装置は、上記光走査装置を用い
ることにより、良好な画像形成を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の光走査装置の実施の1形態を説明す
るための図である。
【図2】実施例1における深度曲線を示す図である。
【図3】実施例1における副走査方向の光束径の光路に
沿う変化を示す図である。
【図4】実施例1における各レンズ面への入射角変化を
示す図である。
【図5】実施例1における像面湾曲と等速特性とを示す
図である。
【図6】副非円弧面の形状を説明するための図である。
【図7】この発明の光走査装置の実施の別形態を説明す
るための図である。
【図8】実施例2における像面湾曲と等速特性とを示す
図である。
【図9】実施例2における副走査方向の光束径の光路に
沿う変化を示す図である。
【図10】実施例2における各レンズ面への入射角変化
を示す図である。
【図11】実施例2における深度曲線を示す図である。
【図12】この発明の画像形成装置の実施の1形態を示
す図である。
【符号の説明】
1 光源(半導体レーザアレイ) 2 カップリングレンズ 3 シリンドリカルレンズ(線像結像光学系) 4 ポリゴンミラー(光偏向手段) 5,6 走査結像光学系を構成するレンズ 7 被走査面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青木 真金 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 (72)発明者 酒井 浩司 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 Fターム(参考) 2C362 AA13 BA86 BB14 BB22 2H045 AA01 AA54 BA02 BA23 BA32 CA34 CA55

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光源側からの1以上の光束を光偏向手段に
    より偏向させ、偏向光束を走査結像光学系により被走査
    面上に光スポットとして集光させ、上記被走査面の光走
    査を行う装置であって、 走査結像光学系は、レンズを含む1以上の光学素子によ
    り構成され、 上記走査結像光学系に含まれるレンズの少くとも1面
    は、主走査面内の形状が円弧または非円弧で、副走査面
    内の形状が非円弧形状である副非円弧面であり、 上記走査結像光学系を透過する偏向光束の光束径が、副
    走査面内において最も大きくなるレンズに、上記副非円
    弧面が形成されていることを特徴とする光走査装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の光走査装置において、 副非円弧面が、走査結像光学系を透過する偏向光束の光
    束径が副走査面内において最も大きくなるレンズ面に形
    成されていることを特徴とする光走査装置。
  3. 【請求項3】光源側からの1以上の光束を光偏向手段に
    より偏向させ、偏向光束を走査結像光学系により被走査
    面上に光スポットとして集光させ、上記被走査面の光走
    査を行う装置であって、 走査結像光学系は、レンズを含む1以上の光学素子によ
    り構成され、 上記走査結像光学系に含まれるレンズの少くとも1面
    は、主走査面内の形状が円弧または非円弧で、副走査面
    内の形状が非円弧形状である副非円弧面であり、 該副非円弧面が、主走査面内において最も大きな有効径
    を持つレンズに形成されていることを特徴とする光走査
    装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載の光走査装置において、 副非円弧面が、主走査面内において最も大きな有効径を
    持つレンズ面に形成されていることを特徴とする光走査
    装置。
  5. 【請求項5】光源側からの1以上の光束を光偏向手段に
    より偏向させ、偏向光束を走査結像光学系により被走査
    面上に光スポットとして集光させ、上記被走査面の光走
    査を行う装置であって、 走査結像光学系は、レンズを含む1以上の光学素子によ
    り構成され、 上記走査結像光学系に含まれるレンズの少くとも1面
    は、主走査面内の形状が円弧または非円弧で、副走査面
    内の形状が非円弧形状である副非円弧面であり、 該副非円弧面が、走査結像光学系のレンズのうち、レン
    ズ各面に入射する偏向光束の主光線の入射角がレンズ有
    効域全域において25度以下である面を持つものに形成
    されていることを特徴する光走査装置。
  6. 【請求項6】請求項5記載の光走査装置において、 副非円弧面が、走査結像光学系のレンズのうち、レンズ
    各面に入射する偏向光束の主光線の入射角がレンズ有効
    域全域において25度以下であるレンズ面に形成されて
    いることを特徴する光走査装置。
  7. 【請求項7】光源側からの1以上の光束を光偏向手段に
    より偏向させ、偏向光束を走査結像光学系により被走査
    面上に光スポットとして集光させ、上記被走査面の光走
    査を行う装置であって、 走査結像光学系は、レンズを含む1以上の光学素子によ
    り構成され、 上記走査結像光学系に含まれるレンズの少くとも1面
    は、主走査面内の形状が円弧または非円弧で、副走査面
    内の形状が非円弧形状である副非円弧面であり、 主走査方向の座標をY、副走査方向の座標をZ、光軸近
    傍における主走査方向の近軸曲率をCm、光軸近傍の副
    走査方向の近軸曲率をCs(0)、主走査方向の座標位
    置:Yにおける副走査面内の曲率をCs(Y)、光軸上に
    おける主走査面内の2次曲線の円錐定数をK、主走査方
    向の座標位置:Yにおける副走査面内の2次曲線の円錐
    定数をKz(Y)、非球面の高次補正量をfSAG(Y,Z)
    とするとき、上記副非円弧面:X(Y,Z)が、 X(Y,Z)=CmY2/[1+√{1−(1+K)Cm
    22}]+ΣAnn+Cs(Y)Z2/[1+√{1−(1
    +Kz(Y))Cs2(Y)Z2}]+fSAG(Y,Z) で表されることを特徴とする光走査装置。
  8. 【請求項8】請求項7記載の光走査装置において、 曲率:Cs(Y)が、光軸近傍における副走査面内の近軸
    曲率:Rs(0)と定数係数:B1,B2,B3,...を
    用いて、 Cs(Y)={1/Rs(0)}+B1Y+B22+B33
    +B44+... で表されることを特徴とする光走査装置。
  9. 【請求項9】請求項7または8記載の光走査装置におい
    て、 円錐定数:Kz(Y)が、 定数係数:C0,C1,C2,C
    3,...を用いて、 Kz(Y)=C0+C1Y+C22+C33+C44+..
    で表されることを特徴とする光走査装置。
  10. 【請求項10】請求項7または8または9記載の光走査
    装置において、 高次補正量:fSAG(Y,Z)が、定数係数:djhを用
    いて fSAG(Y,Z)=Σ(Σdjhh)Zj で表されることを特徴とする光走査装置。
  11. 【請求項11】請求項1〜10の任意の1に記載の光走
    査装置において、 光偏向手段は、光源側からの光束を等角速度的に偏向さ
    せるものであり、 走査結像光学系は、等角速度的に偏向される光束による
    光走査を等速化する機能を有することを特徴とする光走
    査装置。
  12. 【請求項12】請求項1〜11の任意の1に記載の光走
    査装置において、 走査結像光学系における副非円弧面を有するレンズが、
    プラスチック材料で形成されていることを特徴とする光
    走査装置。
  13. 【請求項13】請求項1〜12の任意の1に記載の光走
    査装置において、 光源側からの光束が複数光束で、走査結像光学系により
    被走査面上に複数の光スポットとして集光され、被走査
    面の複数走査線を同時走査するマルチビーム走査方式の
    ものであることを特徴とする光走査装置。
  14. 【請求項14】請求項1〜12の任意の1に記載の光走
    査装置において、 光源側からの光束が単一光束で、走査結像光学系により
    被走査面上に光スポットとして集光され、被走査面の1
    走査線を走査するシングルビーム走査方式のものである
    ことを特徴とする光走査装置。
  15. 【請求項15】請求項13記載の光走査装置において、 光源側からの複数の光束はカップリングレンズによりカ
    ップリングされたのち、各光束に共通の線像結像光学系
    により、光偏向手段の偏向反射面近傍に、主走査方向に
    長い線像として結像され、上記光偏向手段により等角速
    度的に偏向され、共通の走査結像光学系によリ、副走査
    方向に分離した複数の光スポットとして集光され、被走
    査面の複数走査線を同時走査することを特徴とするマル
    チビーム走査方式の光走査装置。
  16. 【請求項16】請求項13または15記載のマルチビー
    ム走査方式の光走査装置において、 複数光束を放射する光源として、複数の発光源が1列に
    配列されたモノリシックな半導体レーザアレイを用いた
    ことを特徴とする光走査装置。
  17. 【請求項17】潜像担持体に光走査により潜像を形成
    し、形成された潜像を現像して所望の画像を得る画像形
    成装置において、 潜像担持体の光走査を行う光走査装置として、請求項1
    〜16の任意の1に記載の光走査装置を用いることを特
    徴とする画像形成装置。
  18. 【請求項18】請求項17記載の画像形成装置におい
    て、 潜像担持体が光導電性の感光体であり、形成された潜像
    がトナー画像として可視化され、上記トナー画像がシー
    ト状の記録媒体に定着されることを特徴とする画像形成
    装置。
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