JP2000258495A - 半導体デバイス試験装置 - Google Patents

半導体デバイス試験装置

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JP2000258495A
JP2000258495A JP11066621A JP6662199A JP2000258495A JP 2000258495 A JP2000258495 A JP 2000258495A JP 11066621 A JP11066621 A JP 11066621A JP 6662199 A JP6662199 A JP 6662199A JP 2000258495 A JP2000258495 A JP 2000258495A
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JP
Japan
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semiconductor device
test apparatus
circuit board
electrode
device test
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JP11066621A
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Mikio Otaki
幹雄 大滝
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Priority to SG200001387A priority patent/SG102568A1/en
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/2851Testing of integrated circuits [IC]
    • G01R31/2855Environmental, reliability or burn-in testing
    • G01R31/286External aspects, e.g. related to chambers, contacting devices or handlers
    • G01R31/2863Contacting devices, e.g. sockets, burn-in boards or mounting fixtures
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01KMEASURING TEMPERATURE; MEASURING QUANTITY OF HEAT; THERMALLY-SENSITIVE ELEMENTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01K1/00Details of thermometers not specially adapted for particular types of thermometer
    • G01K1/16Special arrangements for conducting heat from the object to the sensitive element

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファインピッチの電極を有する半導体デバイ
スに対応可能であり,耐久性の高い半導体デバイス試験
装置を提供する。 【解決手段】 半導体デバイス試験装置は,回路基板1
03およびフィルム105を含む構成を有するものであ
る。回路基板103には,被測定デバイス201の複数
の電極201aに対向する位置に複数の電極103cが
形成されている。フィルム105の被測定デバイス20
1側の面には,被測定デバイス201の複数の電極20
1aに対向する位置にバンプ105bが形成されてい
る。フィルム105の回路基板103側の面には,回路
基板103の複数の電極103cに対向する位置に,電
極105cが形成されている。フィルム105の異なる
面に形成されたバンプ105bと電極105cは,貫通
孔105dを介して電気的に接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,半導体デバイス試
験装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来,新規に開発されたデバイスを試験
する場合,被測定デバイスの形状に合わせたICソケッ
トが用いられていた。ICソケットは,被測定デバイス
と電気的に接触するものであって,周辺装置と被測定デ
バイスとの電気信号の伝達手段としての機能を果たすも
のである。
【0003】ICソケット,被測定デバイス,およびI
Cソケットと被測定デバイスとの接続関係について図2
9,図30,および図31を用いて説明する。
【0004】図29は,被測定デバイス1,ICソケッ
ト3,および回路基板5の接続関係を示す実装断面図で
ある。ICソケット3は,複数の接触子3aを備えてお
り,この接触子3aによって回路基板5に半田付けされ
ている。被測定デバイス1は,押さえ部7によって押下
され,ICソケット3の接触子3aと電気的に接続され
る。
【0005】図30は,被測定デバイス1を電極が形成
される面から見た斜視図である。ここで,被測定デバイ
ス1は,チップサイズでパッケージングされた,いわゆ
るCSP(Chip Size Package)デバ
イスである。被測定デバイス1は,電気信号の入出力お
よび電源供給のための複数の電極1aを備えている。I
Cソケット3に備えられた各接触子3aは,対応する電
極1aと接触するように配置されている。
【0006】図31は,被測定デバイス1およびICソ
ケット3が搭載された回路基板5を上面から見た平面図
である。回路基板5は,接続端子5a,5bを介して,
ICテスタ,バーンイン装置等の周辺装置(図示せ
ず。)と電気信号の伝達が可能とされている。
【0007】被測定デバイス1,ICソケット3,およ
び回路基板5が以上のように配置されることによって,
周辺装置から接続端子5a,5bを介して回路基板5に
入力された電気信号および電源電圧は,ICソケット3
の接触子3aを経由して,電極1aから被測定デバイス
1に供給されることになる。また,被測定デバイス1か
ら出力された電気信号は,逆の経路をたどり,周辺装置
に達する。このように電気的に接続されることによっ
て,被測定デバイス1の機能試験が可能となる。
【0008】以上のようにICソケットを用いる他,特
にウェハレベルのデバイスの機能試験を行う場合には,
そのデバイスの信号入出力電極および電源用電極である
ウェハパッドに対してプローブ針を接触させる方法が取
られている。
【0009】このプロープ針による機能試験では,ウェ
ハとプローブ針の接触回数が多くなるため,プローブ針
の接触耐久性が問題となる。プローブ針の接触耐久性が
低い場合,機能試験にかかるコストが増加し,結果的に
デバイスそのものの価格を押し上げることになる。この
ため,一般的に,プローブ針の材料として硬度の高いタ
ングステンまたはベリリウム銅等が用いられる。
【0010】プローブ針11が備えられたプローブカー
ド13を図32に示す。このプローブカード13は,被
測定デバイスに応じた所定の回路がプリントされてお
り,接続端子13a,13bを介して,周辺装置(図示
せず。)と電気信号の伝達が可能とされている。
【0011】プローブカード13と被測定デバイスであ
るウェハ15との位置関係を図33に示す。周辺装置か
ら供給される電気信号は,接続端子13a,13bから
プローブカード13に入力され,プローブカード13に
形成された回路を経由し,プローブ針11に達する。そ
して,プローブ針11からウェハ15に形成されたパッ
ドに対して電気信号が印加される。また,ウェハ15か
ら出力された電気信号は,逆の経路をたどり,周辺装置
に達する。以上の構成によって,ウェハ15の機能試験
が可能となる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで,ICソケッ
トによる機能試験,および,プローブ針による機能試験
は,それぞれ以下の課題を抱えていた。
【0013】現在のICソケットの接触子の最小ピッチ
は,一般的に0.65mmとされている。一方,CSP
に代表されるように,近年,パッケージサイズが縮小化
されており,これに伴いデバイスの電極ピッチは,1.
27mmから0.8mm,0.5mmへ移行している。
このように,デバイスの電極ピッチが狭まることによっ
て,ICソケットの接触子のピッチも狭小化させる必要
がある。
【0014】しかし,ICソケットの接触子のピッチを
0.65mm以下に狭めるためには,ICソケットの加
工精度を高める必要がある。この場合,ICソケットの
製造コストの上昇は避けられず,結果的にデバイスの価
格の高騰に繋がるおそれもあった。
【0015】また,ICソケットのボディサイズの関係
から,回路基板に搭載可能なICソケットの個数に制限
が生じていた。回路基板に搭載されるICソケットの個
数が制限されることによって,一度に機能試験すること
が可能なデバイスの個数も制限されることになる。すな
わち,従来のICソケットによるデバイスの機能試験
は,必ずしも効率のよいものではなかった。
【0016】プローブ針による機能試験の効率化を図る
ためには,プローブカードに実装するプローブ針の本数
を増やし,同時に多くのデバイスを試験することが望ま
しい。しかし,プローブ針は,従来,プローブカードに
対して樹脂等で固定されており,広い固定スペースが必
要となることから,プローブカードのサイズを増大させ
ることなくプローブ針の本数を増加させることは困難で
あった。
【0017】また,デバイスの高集積化が進んでおり,
プローブ針が接触するデバイスのパッドのピッチは狭小
化している。このようにパッドのピッチが狭まることに
伴い,プローブカードに実装されるプローブ針のピッチ
も狭める必要がある。しかし,従来の構成では,プロー
ブ針のピッチを狭めることは困難であった。
【0018】本発明は,上記のような問題点に鑑みてな
されたものであり,その目的は,ファインピッチの電極
を有する半導体デバイスに対応可能であり,耐久性の高
い半導体デバイス試験装置を提供することにある。ま
た,多数の半導体デバイスを一括して試験することが可
能な半導体デバイス試験装置を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に,複数の電極を備えた1または2以上の半導体デバイ
スを試験する半導体デバイス試験装置が提供される。そ
して,この半導体デバイス試験装置は,請求項1に記載
のように,半導体デバイスに対応する回路を備え,半導
体デバイスの各電極に対応する複数の電極を備えた回路
基板と,半導体デバイスの各電極と回路基板の各電極を
一対一に電気的に接続する複数の導電部を有する接続板
とを備えたことを特徴としている。かかる構成によれ
ば,半導体デバイスは,接続板を介して回路基板に電気
的に接続されることになる。回路基板に対して,周辺装
置から各種電気信号を入力することによって,半導体デ
バイスを駆動させることが可能となり,半導体デバイス
から出力された各種電気信号は,周辺装置に伝達される
ことになる。また,半導体デバイスの各電極と回路基板
の各電極との電気的接続に関し,複数の導電部を有する
接続板が備えられており,極めて簡易な装置構成が実現
する。
【0020】請求項2によれば,各導電部は,接続板に
設けられた複数の貫通孔に形成される。半導体デバイス
の電極のファインピッチ化が進んだ場合であっても,回
路基板の電極のピッチを狭めるとともに貫通孔のピッチ
を狭めることによって,半導体デバイスの試験を容易に
行うことが可能となる。
【0021】請求項3によれば,接続板と半導体デバイ
スとの間には,接続板の各導電部と半導体デバイスの各
電極とを一対一に電気的に接続する導電性弾性体が備え
られる。かかる構成によれば,電気的な接続の際に,半
導体デバイスの各電極に対する接触板の各導電部からの
圧力が緩和されることになる。例えば,半導体デバイス
の電極が,ボールタイプである場合に有効である。
【0022】さらに,請求項4および請求項5に記載の
ように,半導体デバイスを固定する位置決め部を備える
ようにしてもよい。例えば,この位置決め部として,半
導体デバイスの形状に応じた貫通部が形成された板状部
材を用いることが可能であり,かかる構成によれば,半
導体デバイスは,極めて簡易な構成で固定されることに
なる。しかも,半導体デバイスを固定するために必要な
スペースを低減することが可能となる。
【0023】請求項6に記載のように,回路基板,接続
板,および位置決め部を一体化するようにしてもよい。
また,請求項7に記載のように,回路基板,接続板,導
電性弾性体,および位置決め部を一体化するようにして
もよい。かかる構成によれば,半導体デバイスを試験す
る際に,回路基板,接続板,および位置決め部を組み立
てる必要がなく,試験の効率化が図られる。
【0024】さらに,請求項8に記載のように,半導体
デバイスを接続板の方向に押す押さえ部を備えるように
すれば,半導体デバイスの位置が固定されるとともに,
回路基板との電気的接続が確実化される。
【0025】請求項9によれば,押さえ部は,半導体デ
バイスに接する箇所に,緩衝材を備えていることを特徴
としている。このように緩衝材を備えることによって,
半導体デバイスには,押さえ部からの圧力が,均等かつ
適正に与えられることになる。
【0026】請求項10に記載のように,接続板として
フィルムを用いることによって,極めて薄型の接続板が
実現する。また,湾曲自在とすることが可能であり,半
導体デバイスの各電極と,回路基板の各電極との電気的
な接続が確実化される。
【0027】請求項11に記載のように,接続板として
プリント基板を用いることも可能である。このプリント
基板によれば,フィルムを用いる場合に対して,コスト
の低減が可能となる。
【0028】請求項12に記載のように,半導体デバイ
スとしてチップを用いることが可能である。また,請求
項13に記載のように,半導体デバイスとしてウェハを
用いることも可能である。
【0029】請求項14によれば,複数の電極を備えた
1または2以上の半導体デバイスを試験する半導体デバ
イス試験装置であって,半導体デバイスの各電極に一対
一に対応する複数のプローブ針の各尖端部および各尖端
部の反対側の各端部が露出するように,複数のプローブ
針が組み込まれたプローブ針保持部を備えたことを特徴
とする,半導体デバイス試験装置が提供される。かかる
構成によれば,複数のプローブを狭い面積で実装するこ
とが可能となり,半導体デバイスの電極のファインピッ
チ化に対応可能となる。
【0030】請求項15に記載のように,各プローブ針
に対して,プローブ針保持部の内部に位置する領域に切
欠部を形成することによって,プローブ針保持部は,各
プローブ針を確実に保持することが可能となる。
【0031】さらに,請求項16に記載のように,各プ
ローブ針に一対一に対応する複数の導電性ゴム部を備え
ることによって,各プローブ針の尖端部を半導体デバイ
スに対して,確実に接触させることが可能となる。
【0032】請求項17に記載のように,少なくとも,
各プローブ針の各導電ゴム部が接触する領域に対して金
被膜を形成することが好ましい。この金被膜によって,
酸化膜の発生が防止され,各プローブ針と各導電ゴム部
との間の微弱電流の導通が良好となる。
【0033】請求項18に記載のように,半導体デバイ
スとしてチップを用いることが可能である。また,請求
項19に記載のように,半導体デバイスとしてウェハを
用いることも可能である。
【0034】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照しながら,
本発明にかかる半導体デバイス試験装置の好適な実施の
形態について詳細に説明する。なお,以下の説明および
添付された図面において,略同一の機能および構成を有
する構成要素については,同一符号を付することによっ
て重複説明を省略する。
【0035】(第1の実施の形態)本発明の第1の実施
の形態にかかる半導体デバイス試験装置e1は,図1に
示すように,回路基板103,フィルム105,位置決
め板107,および押さえ板109を含む構成を有する
ものである。
【0036】回路基板103は,接続端子103a,1
03bによって周辺装置(図示せず。)に接続され,各
種電気信号および電源電圧が入出力可能とされている。
例えば,回路基板103として多層基板が用いられる。
【0037】フィルム105,位置決め板107,およ
び押さえ板109は,それぞれ基準穴105a,107
a,109aを四隅に備えており,ピン111によって
回路基板103に固定される。
【0038】位置決め板107は,位置決め部としての
複数の貫通孔107bを備えており,被測定デバイス2
01の位置合わせが可能とされている。この貫通孔10
7bは,被測定デバイス201の外形に合わせて形成さ
れている。
【0039】図2は,第1の実施の形態にかかる半導体
デバイス試験装置e1,および,各種機能試験のためこ
の半導体デバイス試験装置e1に組み込まれた複数の被
測定デバイス201を示す断面図である。各被測定デバ
イス201は,位置決め板107の貫通孔107bに挿
入されており,押さえ板109によって,フィルム10
5に押さえ付けられている。そして,押さえ板109か
らの圧力を各被測定デバイス201に対して,均等かつ
適正に与えるため,各被測定デバイス201と押さえ板
109の間には,緩衝材113が備えられている。ま
た,フィルム105は,押さえ板109からの圧力によ
って回路基板103に押さえ付けられている。
【0040】被測定デバイス201,フィルム105,
および回路基板103の接続について,図2を拡大した
図3を用いて説明する。
【0041】回路基板103には,被測定デバイス20
1の複数の電極201aに対向する位置に複数の電極1
03cが形成されている。
【0042】フィルム105の被測定デバイス201側
の面には,被測定デバイス201の複数の電極201a
に対向する位置にバンプ105bが形成されている。こ
のバンプ105bは,電源電圧の供給および各種電気信
号の入出力が可能な端子であって,電解メッキによって
半球状に形成されたものである。例えば,銅によって形
成され,表面が金メッキ処理される。その他,これの代
わりにエッチングによって突起部を形成するようにして
もよい。
【0043】フィルム105の回路基板103側の面に
は,回路基板103の複数の電極103cに対向する位
置に,電極(ランド)105cが形成されている。そし
て,フィルム105の異なる面に形成されたバンプ10
5bと電極105cは,貫通孔105dを介して電気的
に接続されている。
【0044】被測定デバイス201の機能試験を行う場
合,周辺装置(図示せず。)から出力された各種電気信
号および電源電圧は,接続端子103a,103bから
回路基板103に入力され,回路基板103に形成され
た配線回路を経由して,電極103cに達する。このと
き,図2,図3に示すように,電極103cは,フィル
ム105に形成されている電極105c,バンプ105
bを介して,被測定デバイス201に形成されている電
極201aに電気的に接続されている。したがって,周
辺装置から出力された各種電気信号および電源電圧は,
被測定デバイス201に供給され,被測定デバイス20
1は,電気的に駆動されることになる。また,被測定デ
バイス201から出力された各種電気信号は,フィルム
105に形成されたバンプ105bおよび電極105c
を経由して,電極103cから回路基板103に取り込
まれ,更に周辺装置へ送出されることになる。
【0045】以上のように第1の実施の形態にかかる半
導体デバイス試験装置e1によれば,従来のICソケッ
ト3のように機械加工によって形成される接触子が存在
しないため,各被測定デバイス201に形成されている
複数の電極201aのピッチの狭小化に対応可能とな
る。例えば,電極201aのピッチが0.5mm以下で
あっても,被測定デバイス201に対する機能試験を実
施することが可能である。
【0046】また,第1の実施の形態にかかる半導体デ
バイス試験装置e1によれば,複数の被測定デバイス2
01を一括して位置合わせする位置決め板107が備え
られているため,従来のように各被測定デバイス201
毎にICソケットを用意する必要がない。したがって,
ICソケットにかかるコストが削減されることになる。
さらに,従来,ICソケットのボディ部に占有されてい
た回路基板103上の領域を利用することによって,回
路基板103に搭載可能な被測定デバイス201の個数
が増加し,一度に多数の被測定デバイスの機能試験が可
能となる。
【0047】(第2の実施の形態)図4は,本発明の第
2の実施の形態にかかる半導体デバイス試験装置e2,
および,各種機能試験のためこの半導体デバイス試験装
置e2に組み込まれた複数の被測定デバイス201を示
す断面図である。第2の実施の形態にかかる半導体デバ
イス試験装置e2は,図4に示すように,第1実施の形
態にかかる半導体デバイス試験装置e1に対して,フィ
ルム105がプリント基板115に置き換えられた構成
を有するものである。
【0048】各被測定デバイス201は,位置決め板1
07の貫通孔107bに挿入されており,押さえ板10
9によって,プリント基板115に押さえ付けられてい
る。そして,押さえ板109からの圧力を各被測定デバ
イス201に対して,均等かつ適正に与えるため,各被
測定デバイス201と押さえ板109の間には,緩衝材
113が備えられている。また,プリント基板115
は,押さえ板109からの圧力によって回路基板103
に押さえ付けられている。
【0049】被測定デバイス201,プリント基板11
5,および回路基板103の接続について,図4を拡大
した図5を用いて説明する。
【0050】プリント基板115の被測定デバイス20
1側の面には,被測定デバイス201の複数の電極20
1aに対向する位置にバンプ115bが形成されてい
る。このバンプ115bは,電源電圧の供給および各種
電気信号の入出力が可能な端子であって,電解メッキに
よって半球状に形成されたものである。例えば,銅によ
って形成され,表面が金メッキ処理される。その他,こ
れの代わりにエッチングによって突起部を形成するよう
にしてもよい。
【0051】プリント基板115の回路基板103側の
面には,回路基板103の複数の電極103cに対向す
る位置に,電極(ランド)115cが形成されている。
そして,プリント基板115の異なる面に形成されたバ
ンプ115bと電極115cは,貫通孔115dを介し
て電気的に接続されている。
【0052】被測定デバイス201の機能試験を行う場
合,周辺装置(図示せず。)から出力された各種電気信
号および電源電圧は,接続端子103a,103bから
回路基板103に入力され,回路基板103に形成され
た配線回路を経由して,電極103cに達する。このと
き,図4,図5に示すように,電極103cは,プリン
ト基板115に形成されている電極115c,バンプ1
15bを介して,被測定デバイス201に形成されてい
る電極201aに電気的に接続されている。したがっ
て,周辺装置から出力された各種電気信号および電源電
圧は,被測定デバイス201に供給され,被測定デバイ
ス201は,電気的に駆動されることになる。また,被
測定デバイス201から出力された各種電気信号は,プ
リント基板115に形成されたバンプ115bおよび電
極115cを経由して,電極103cから回路基板10
3に取り込まれ,更に周辺装置へ送出されることにな
る。
【0053】以上のように第2の実施の形態にかかる半
導体デバイス試験装置e2によれば,第1の実施の形態
にかかる半導体デバイス試験装置e1と同様の効果が得
られる。
【0054】また,第2の実施の形態にかかる半導体デ
バイス試験装置e2によれば,被測定デバイス201と
回路基板103との電気的接続のため,プリント基板1
15が備えられており,フィルム105を備える第1の
実施の形態にかかる半導体デバイス試験装置e1に対し
て,コストの低減が図られることになる。
【0055】(第3の実施の形態)本発明の第3の実施
の形態にかかる半導体デバイス試験装置e3は,図6に
示すように,第2の実施の形態にかかる半導体デバイス
試験装置e2を構成する回路基板103,プリント基板
115,位置決め板107,押さえ板109,および緩
衝材113を含む構成を有するものである。
【0056】ただし,第3の実施の形態にかかる半導体
デバイス試験装置e3において,回路基板103,プリ
ント基板115,および位置決め板107は,第1ユニ
ット121として一体化されており,押さえ板109お
よび緩衝材113は,第2ユニット122として一体化
されている。
【0057】被測定デバイス201の機能試験を行う場
合,被測定デバイス201は,第1ユニット121を構
成する位置決め板107の貫通孔107bによって創出
されるデバイス固定部121aに格納される。そして,
被測定デバイス201は,第2ユニット122によって
押圧され,第1ユニット121を構成するプリント基板
115に電気的に接続されることになる。また,プリン
ト基板115は,予め回路基板103と電気的に接続さ
れているため,周辺装置から出力された電気信号および
電源電圧は,被測定デバイス201に供給され,被測定
デバイス201から出力される電気信号も周辺装置に伝
達されることになる。
【0058】以上のように,第3の実施の形態にかかる
半導体デバイス試験装置e3によれば,第2の実施の形
態にかかる半導体デバイス試験装置e2と同様な効果が
得られる。
【0059】さらに,第3の実施の形態にかかる半導体
デバイス試験装置e3は,回路基板103,プリント基
板115,および位置決め板107を一体として成る第
1ユニット121,ならびに,押さえ板109および緩
衝材113を一体として成る第2ユニット122から構
成されているため,被測定デバイス201を試験する際
に回路基板103,プリント基板115,位置決め板1
07,押さえ板109,および緩衝材113を改めて組
み立てる必要がなく,従来のICソケットを用いた場合
と略同一の手順で被測定デバイスの機能試験を行うこと
が可能となる。したがって,機能試験の効率化が図ら
れ,試験にかかるコスト削減も可能となる。
【0060】なお,第3の実施の形態にかかる半導体デ
バイス試験装置e3において,プリント基板115を第
1の実施の形態にかかる半導体デバイス試験装置e1に
備えられていたフィルム105に置き換えることも可能
である。
【0061】(第4の実施の形態)本発明の第4の実施
の形態にかかる半導体デバイス試験装置e4は,図7に
示すように,回路基板103,フィルム106,ゴムシ
ート131,位置決め板107,および押さえ板109
を含む構成を有するものである。すなわち,第4の実施
の形態にかかる半導体デバイス試験装置e4は,第1の
実施の形態にかかる半導体デバイス試験装置e1に対し
て,フィルム105がフィルム106に置き換えられ,
ゴムシート131が追加された構成を有するものであ
る。
【0062】フィルム106およびゴムシート131
は,それぞれ基準穴106a,131aを四隅に備えて
おり,位置決め板107および押さえ板109と共にピ
ン111によって回路基板103に固定される。
【0063】なお,図7には,被測定デバイス202が
示されている。この被測定デバイス202は,前出の被
測定デバイス201と同じCSPデバイスであって,さ
らにBGA(Ball Grid Array)であ
る。位置決め板107は,位置決め部としての複数の貫
通孔107bを備えており,被測定デバイス202の位
置合わせが可能とされている。この貫通孔107bは,
被測定デバイス202の外形に合わせて形成されてい
る。
【0064】図8は,第4の実施の形態にかかる半導体
デバイス試験装置e4,および,各種機能試験のためこ
の半導体デバイス試験装置e4に組み込まれた複数の被
測定デバイス202を示す断面図である。各被測定デバ
イス202は,位置決め板107の貫通孔107bに挿
入されており,押さえ板109によって,ゴムシート1
31に押さえ付けされている。そして,押さえ板109
からの圧力を各被測定デバイス202に対して,均等か
つ適正に与えるため,各被測定デバイス202と押さえ
板109の間には,緩衝材113が備えられている。ま
た,ゴムシート131は,押さえ板109からの圧力に
よってフィルム106に押さえ付けられ,さらに,フィ
ルム106は,回路基板103に押さえ付けられてい
る。
【0065】被測定デバイス202,ゴムシート13
1,フィルム106,および回路基板103の接続につ
いて,図8を拡大した図9を用いて説明する。
【0066】被測定デバイス202は,上述の通りBG
Aであり,複数の半田ボールが電極202aとして配置
されている。
【0067】回路基板103には,被測定デバイス20
2の複数の電極202aに対向する位置に複数の電極1
03cが形成されている。
【0068】フィルム106のゴムシート131側の面
には,電極106bが形成されている。フィルム106
の回路基板103側の面には,回路基板103の複数の
電極103cに対向する位置に,電極106cが形成さ
れている。そして,フィルム106の異なる面に形成さ
れた電極106bと電極106cは,貫通孔106dを
介して電気的に接続されている。
【0069】ゴムシート131は,フィルム106の電
極106bおよび被測定デバイス202の電極202a
に対向する位置に異方性導電ゴム部131bを備えてい
る。
【0070】被測定デバイス202の機能試験を行う場
合,周辺装置(図示せず。)から出力された各種電気信
号および電源電圧は,接続端子103a,103bから
回路基板103に入力され,回路基板103に形成され
た配線回路を経由して,電極103cに達する。このと
き,図8,図9に示すように,電極103cは,フィル
ム106に形成されている電極106c,電極106b
を介して,ゴムシート131に埋設されている異方性導
電ゴム部131bに電気的に接続されている。さらに,
異方性導電ゴム部131bは,被測定デバイス202に
形成されている電極202aに電気的に接続されてい
る。したがって,周辺装置から出力された各種電気信号
および電源電圧は,被測定デバイス202に供給され,
被測定デバイス202は,電気的に駆動されることにな
る。また,被測定デバイス202から出力された各種電
気信号は,ゴムシート131に埋設されている異方性導
電ゴム部131b,および,フィルム106に形成され
た電極106b,106cを経由して,電極103cか
ら回路基板103に取り込まれ,更に周辺装置へ送出さ
れることになる。
【0071】以上のように第4の実施の形態にかかる半
導体デバイス試験装置e4によれば,従来のICソケッ
ト3のように機械加工によって形成される接触子が存在
しないため,第1の実施の形態にかかる半導体デバイス
試験装置e1と同様に各被測定デバイス202に形成さ
れている複数の電極202aのピッチの狭小化に対応可
能となる。例えば,電極202aのピッチが0.5mm
以下であっても,被測定デバイス202に対する機能試
験を実施することが可能である。
【0072】また,第4の実施の形態にかかる半導体デ
バイス試験装置e4によれば,複数の被測定デバイス2
02を一括して位置合わせする位置決め板107が備え
られているため,従来のように各被測定デバイス202
毎にICソケットを用意する必要がない。したがって,
ICソケットにかかるコストが削減されることになる。
さらに,従来,ICソケットのボディ部に占有されてい
た回路基板103上の領域を利用することによって,回
路基板103に搭載可能な被測定デバイス202の個数
が増加し,一度に多数の被測定デバイスの機能試験が可
能となる。
【0073】ところで,被測定デバイス202のような
BGAの場合,各種機能試験を行う際に,ボール状の電
極の変形に留意する必要がある。この点,第4の実施の
形態にかかる半導体デバイス試験装置e4は,弾力性を
持ちながら厚み方向にのみ電気的な接続が可能なゴムシ
ート131を備えているため,被測定デバイス202に
形成されている電極202aが変形することはない。そ
して,ゴムシート131に備えられた異方性導電ゴム部
131bは,その弾力性によって,被測定デバイス20
2に備えられたボール形状の電極202aとより広い面
積で接触することになる。したがって,第4の実施の形
態にかかる半導体デバイス試験装置e4によれば,各被
測定デバイス202は,周辺装置と確実に電気的に接続
され,精度の高い機能試験が可能となる。
【0074】(第5の実施の形態)図10は,本発明の
第5の実施の形態にかかる半導体デバイス試験装置e
5,および,各種機能試験のためこの半導体デバイス試
験装置e5に組み込まれた複数の被測定デバイス202
を示す断面図である。第5の実施の形態にかかる半導体
デバイス試験装置e5は,図10に示すように,第4実
施の形態にかかる半導体デバイス試験装置e4に対し
て,フィルム106がプリント基板116に置き換えら
れた構成を有するものである。
【0075】各被測定デバイス202は,位置決め板1
07の貫通孔107bに挿入されており,押さえ板10
9によって,ゴムシート131に押さえ付けられてい
る。そして,押さえ板109からの圧力を各被測定デバ
イス202に対して,均等かつ適正に与えるため,各被
測定デバイス202と押さえ板109の間には,緩衝材
113が備えられている。また,ゴムシート131は,
押さえ板109からの圧力によってプリント基板116
に押さえ付けられ,さらに,プリント基板116は,回
路基板103に押さえ付けられている。
【0076】被測定デバイス202,ゴムシート13
1,プリント基板116,および回路基板103の接続
について,図10を拡大した図11を用いて説明する。
【0077】プリント基板116のゴムシート131側
の面には,電極116bが形成されている。プリント基
板116の回路基板103側の面には,回路基板103
の複数の電極103cに対向する位置に,電極116c
が形成されている。そして,プリント基板116の異な
る面に形成された電極116bと電極116cは,貫通
孔116dを介して電気的に接続されている。
【0078】ゴムシート131は,プリント基板116
の電極116bおよび被測定デバイス202の電極20
2aに対向する位置に異方性導電ゴム部131bを備え
ている。
【0079】被測定デバイス202の機能試験を行う場
合,周辺装置(図示せず。)から出力された各種電気信
号および電源電圧は,接続端子103a,103bから
回路基板103に入力され,回路基板103に形成され
た配線回路を経由して,電極103cに達する。このと
き,図10,図11に示すように,電極103cは,プ
リント基板116に形成されている電極116c,電極
116bを介して,ゴムシート131に埋設されている
異方性導電ゴム部131bに電気的に接続されている。
さらに,異方性導電ゴム部131bは,被測定デバイス
202に形成されている電極202aに電気的に接続さ
れている。したがって,周辺装置から出力された各種電
気信号および電源電圧は,被測定デバイス202に供給
され,被測定デバイス202は,電気的に駆動されるこ
とになる。また,被測定デバイス202から出力された
各種電気信号は,ゴムシート131に埋設されている異
方性導電ゴム部131b,および,プリント基板116
に形成された電極116b,116cを経由して,電極
103cから回路基板103に取り込まれ,更に周辺装
置へ送出されることになる。
【0080】以上のように第5の実施の形態にかかる半
導体デバイス試験装置e5によれば,第4の実施の形態
にかかる半導体デバイス試験装置e4と同様の効果が得
られる。
【0081】また,第5の実施の形態にかかる半導体デ
バイス試験装置e5によれば,被測定デバイス202と
回路基板103との電気的接続のため,プリント基板1
16が備えられており,フィルム106を備える第4の
実施の形態にかかる半導体デバイス試験装置e4に対し
て,コストの低減が図られることになる。
【0082】(第6の実施の形態)本発明の第6の実施
の形態にかかる半導体デバイス試験装置e6は,図12
に示すように,第5の実施の形態にかかる半導体デバイ
ス試験装置e5を構成する回路基板103,プリント基
板116,ゴムシート131,位置決め板107,押さ
え板109,および緩衝材113を含む構成を有するも
のである。
【0083】ただし,第6の実施の形態にかかる半導体
デバイス試験装置e6において,回路基板103,プリ
ント基板116,ゴムシート131,および位置決め板
107は,第1ユニット141として一体化されてお
り,押さえ板109および緩衝材113は,第2ユニッ
ト142として一体化されている。
【0084】被測定デバイス202の機能試験を行う場
合,被測定デバイス202は,第1ユニット141を構
成する位置決め板107の貫通孔107bによって創出
されるデバイス固定部141aに格納される。そして,
被測定デバイス202は,第2ユニット142によって
押圧され,第1ユニット141を構成するゴムシート1
31に電気的に接続されることになる。また,ゴムシー
ト131は,予めプリント基板116と電気的に接続さ
れており,プリント基板116は,予め回路基板103
と電気的に接続されている。したがって,周辺装置から
出力された電気信号および電源電圧は,被測定デバイス
202に供給され,被測定デバイス202から出力され
る電気信号も周辺装置に伝達されることになる。
【0085】以上のように,第6の実施の形態にかかる
半導体デバイス試験装置e6によれば,第5の実施の形
態にかかる半導体デバイス試験装置e5と同様な効果が
得られる。
【0086】さらに,第6の実施の形態にかかる半導体
デバイス試験装置e6は,回路基板103,プリント基
板116,ゴムシート131,および位置決め板107
を一体として成る第1ユニット141,ならびに,押さ
え板109および緩衝材113を一体として成る第2ユ
ニット142から構成されているため,被測定デバイス
202を試験する際に回路基板103,プリント基板1
16,ゴムシート131,位置決め板107,押さえ板
109,および緩衝材113を改めて組み立てる必要が
なく,従来のICソケットを用いた場合と略同一の手順
で被測定デバイスの機能試験を行うことが可能となる。
したがって,機能試験の効率化が図られ,試験にかかる
コスト削減も可能となる。
【0087】なお,第6の実施の形態にかかる半導体デ
バイス試験装置e6において,プリント基板116を第
4の実施の形態にかかる半導体デバイス試験装置e4に
備えられていたフィルム106に置き換えることも可能
である。
【0088】(第7の実施の形態)本発明の第7の実施
の形態にかかる半導体デバイス試験装置e7は,図13
に示すように,回路基板303,フィルム305,位置
決め板307,および押さえ板309を含む構成を有す
るものである。
【0089】回路基板303は,接続端子303a,3
03bによって周辺装置(図示せず。)に接続され,各
種電気信号および電源電圧が入出力可能とされている。
例えば,回路基板303として多層基板が用いられる。
【0090】フィルム305,位置決め板307,およ
び押さえ板309は,それぞれ基準穴305a,307
a,309aを四隅に備えており,ピン311によって
回路基板303に固定される。
【0091】位置決め板307は,位置決め部としての
貫通孔307bを備えており,被測定ウェハ401の位
置合わせが可能とされている。この貫通孔307bは,
被測定ウェハ401の外形に合わせて形成されている。
【0092】押さえ板309には,複数の通気用貫通孔
309bが形成されている。例えば,被測定ウェハ40
1に対してバーンイン(burn−in)を行う場合,
被測定ウェハ401を循環対流する空気にさらすことが
可能となる。なお,バーンイン以外では,これらの通気
用貫通孔309bを省略してもよい。
【0093】第7の実施の形態にかかる半導体デバイス
試験装置e7による各種機能試験の対象となる被測定ウ
ェハ401について,図14を用いて説明する。
【0094】被測定ウェハ401は,樹脂コーティング
されており,最終的には複数のCSPデバイス411に
分割されるものである。図14におけるCSPデバイス
411のA−A’断面を図15に示す。デバイスボディ
411aの表面には,複数の電極411bが備えられて
いる。ここで,各電極411bは,表面がフラットであ
る,いわゆるランドタイプ(LGA)とされている。
【0095】図16は,第7の実施の形態にかかる半導
体デバイス試験装置e7,および,各種機能試験のため
この半導体デバイス試験装置e7に組み込まれる直前の
被測定ウェハ401の状態を示す断面図である。押さえ
板309には,被測定ウェハ401に対向する位置に緩
衝材313が備えられている。そして,回路基板30
3,フィルム305,および位置決め板307は,図1
6に示すように,予め組み立てて一体としておくことが
好ましい。
【0096】そして,被測定ウェハ401は,図17に
示すように,第7の実施の形態にかかる半導体デバイス
試験装置e7に組み込まれる。被測定ウェハ401は,
位置決め板307の貫通孔307bに挿入されており,
押さえ板309によって,フィルム305に押さえ付け
られている。そして,押さえ板309に備えられている
緩衝材313によって,押さえ板309からの圧力は,
被測定ウェハ401に対して,均等かつ適正に与えられ
る。また,フィルム305は,押さえ板309からの圧
力によって回路基板303に押さえ付けられている。
【0097】被測定ウェハ401,フィルム305,お
よび回路基板303の接続について,図17を拡大した
図18を用いて説明する。
【0098】回路基板303には,被測定ウェハ401
の複数の電極411bに対向する位置に複数の電極30
3cが形成されている。
【0099】フィルム305の被測定ウェハ401側の
面には,被測定ウェハ401の複数の電極411bに対
向する位置にバンプ305bが形成されている。このバ
ンプ305bは,電源電圧の供給および各種電気信号の
入出力が可能な端子であって,電解メッキによって半球
状に形成されたものである。例えば,銅によって形成さ
れ,表面が金メッキ処理される。その他,これの代わり
にエッチングによって突起部を形成するようにしてもよ
い。
【0100】フィルム305の回路基板303側の面に
は,回路基板303の複数の電極303cに対向する位
置に,電極(ランド)305cが形成されている。そし
て,フィルム305の異なる面に形成されたバンプ30
5bと電極305cは,貫通孔305dを介して電気的
に接続されている。
【0101】被測定ウェハ401の機能試験を行う場
合,周辺装置(図示せず。)から出力された各種電気信
号および電源電圧は,接続端子303a,303bから
回路基板303に入力され,回路基板303に形成され
た配線回路を経由して,電極303cに達する。このと
き,図17,図18に示すように,電極303cは,フ
ィルム305に形成されている電極305c,バンプ3
05bを介して,被測定ウェハ401に形成されている
電極411bに電気的に接続されている。したがって,
周辺装置から出力された各種電気信号および電源電圧
は,被測定ウェハ401に供給され,被測定ウェハ40
1は,電気的に駆動されることになる。また,被測定ウ
ェハ401から出力された各種電気信号は,フィルム3
05に形成されたバンプ305bおよび電極305cを
経由して,電極303cから回路基板303に取り込ま
れ,更に周辺装置へ送出されることになる。
【0102】以上のように第7の実施の形態にかかる半
導体デバイス試験装置e7によれば,機械加工によって
形成される接触子が存在しないため,被測定ウェハ40
1に形成されている複数の電極411bのピッチの狭小
化に対応可能となる。例えば,電極411bのピッチが
0.5mm以下であっても,被測定ウェハ401に対す
る機能試験を実施することが可能である。
【0103】また,第7の実施の形態にかかる半導体デ
バイス試験装置e7によれば,チップに分割することな
くウェハレベルでの各種機能試験が可能となる。したが
って,チップ毎にICソケットを用意する必要がないた
め,ICソケットにかかるコストが削減されることにな
る。
【0104】さらに,第7の実施の形態にかかる半導体
デバイス試験装置e7は,樹脂コーティングされたCS
Pレベルウェハに対応しており,この半導体デバイス試
験装置e7を従来のテスト/モニタバーンイン装置に組
み込むことで,一括テスト/バーンインが可能となる。
【0105】なお,第7の実施の形態にかかる半導体デ
バイス試験装置e7には,フィルム305が備えられて
いるが,これに代えてプリント基板を用いてもよい。
【0106】(第8の実施の形態)本発明の第8の実施
の形態にかかる半導体デバイス試験装置e8は,図19
に示すように,回路基板303,フィルム306,ゴム
シート331,位置決め板307,および押さえ板30
9を含む構成を有するものである。すなわち,第8の実
施の形態にかかる半導体デバイス試験装置e8は,第7
の実施の形態にかかる半導体デバイス試験装置e7に対
して,フィルム305がフィルム306に置き換えら
れ,ゴムシート331が追加された構成を有するもので
ある。
【0107】フィルム306およびゴムシート331
は,それぞれ基準穴306a,331aを四隅に備えて
おり,位置決め板307および押さえ板309と共にピ
ン311によって回路基板303に固定される。
【0108】位置決め板307は,位置決め部としての
貫通孔307bを備えており,被測定ウェハ402の位
置合わせが可能とされている。この貫通孔307bは,
被測定ウェハ402の外形に合わせて形成されている。
【0109】第8の実施の形態にかかる半導体デバイス
試験装置e8による各種機能試験の対象となる被測定ウ
ェハ402について,図20を用いて説明する。
【0110】被測定ウェハ402は,前出の被測定ウェ
ハ401と同様に,樹脂コーティングされており,最終
的には複数のCSPデバイス412に分割されるもので
ある。図20におけるCSPデバイス412のB−B’
断面を図21に示す。デバイスボディ412aの表面に
は,複数の電極412bが備えられている。ここで,各
電極412bはボールタイプであり,CSPデバイス4
12は,BGAとして構成されている。
【0111】図22は,第8の実施の形態にかかる半導
体デバイス試験装置e8,および,各種機能試験のため
この半導体デバイス試験装置e8に組み込まれる直前の
被測定ウェハ402の状態を示す断面図である。押さえ
板309には,被測定ウェハ402に対向する位置に緩
衝材313が備えられている。そして,回路基板30
3,フィルム306,ゴムシート331,および位置決
め板307は,図22に示すように,予め組み立てて一
体としておくことが好ましい。
【0112】そして,被測定ウェハ402は,図23に
示すように,第8の実施の形態にかかる半導体デバイス
試験装置e8に組み込まれる。被測定ウェハ402は,
位置決め板307の貫通孔307bに挿入されており,
押さえ板309によって,ゴムシート331に押さえ付
けられている。そして,押さえ板309に備えられてい
る緩衝材313によって,押さえ板309からの圧力
は,被測定ウェハ402に対して,均等かつ適正に与え
られる。また,ゴムシート331は,押さえ板309か
らの圧力によってフィルム306に押さえ付けられ,さ
らに,フィルム306は,回路基板303に押さえ付け
られている。
【0113】被測定ウェハ402,ゴムシート331,
フィルム306,および回路基板303の接続につい
て,図23を拡大した図24を用いて説明する。
【0114】被測定ウェハ402は,上述の通りBGA
であり,複数の半田ボールが電極412bとして配置さ
れている。
【0115】回路基板303には,被測定ウェハ402
の複数の電極412bに対向する位置に複数の電極30
3cが形成されている。
【0116】フィルム306のゴムシート331側の面
には,電極306bが形成されている。フィルム306
の回路基板303側の面には,回路基板303の複数の
電極303cに対向する位置に,電極306cが形成さ
れている。そして,フィルム306の異なる面に形成さ
れた電極306bと電極306cは,貫通孔306dを
介して電気的に接続されている。
【0117】ゴムシート331は,フィルム306の電
極306bおよび被測定ウェハ402の電極412bに
対向する位置に異方性導電ゴム部331bを備えてい
る。
【0118】被測定ウェハ402の機能試験を行う場
合,周辺装置(図示せず。)から出力された各種電気信
号および電源電圧は,接続端子303a,303bから
回路基板303に入力され,回路基板303に形成され
た配線回路を経由して,電極303cに達する。このと
き,図23,図24に示すように,電極303cは,フ
ィルム306に形成されている電極306c,電極30
6bを介して,ゴムシート331に埋設されている異方
性導電ゴム部331bに電気的に接続されている。さら
に,異方性導電ゴム部331bは,被測定ウェハ402
に形成されている電極412bに電気的に接続されてい
る。したがって,周辺装置から出力された各種電気信号
および電源電圧は,被測定ウェハ402に供給され,被
測定ウェハ402は,電気的に駆動されることになる。
また,被測定ウェハ402から出力された各種電気信号
は,ゴムシート331に埋設されている異方性導電ゴム
部331b,および,フィルム306に形成された電極
306b,306cを経由して,電極303cから回路
基板303に取り込まれ,更に周辺装置へ送出されるこ
とになる。
【0119】以上のように第8の実施の形態にかかる半
導体デバイス試験装置e8によれば,第7に実施の形態
にかかる半導体デバイス試験装置e7と同様の効果が得
られる。
【0120】ところで,被測定ウェハ402のようなB
GAの場合,各種機能試験を行う際に,ボール状の電極
の変形に留意する必要がある。この点,第8の実施の形
態にかかる半導体デバイス試験装置e8は,弾力性を持
ちながら厚み方向にのみ電気的な接続が可能なゴムシー
ト331を備えているため,被測定ウェハ402に形成
されている電極412bが変形することはない。そし
て,ゴムシート331に備えられた異方性導電ゴム部3
31bは,その弾力性によって,被測定ウェハ402に
備えられたボール形状の電極412bとより広い面積で
接触することになる。したがって,第8の実施の形態に
かかる半導体デバイス試験装置e8によれば,被測定ウ
ェハ402は,周辺装置と確実に電気的に接続され,精
度の高い機能試験が可能となる。
【0121】なお,第8の実施の形態にかかる半導体デ
バイス試験装置e8には,フィルム306が備えられて
いるが,これに代えてプリント基板を用いてもよい。
【0122】(第9の実施の形態)本発明の第9の実施
の形態にかかる半導体デバイス試験装置e9は,図25
に示すように,回路基板503,プローブ針511,プ
ローブシート521,ゴムシート531を含む構成を有
するものである。
【0123】回路基板503は,周辺装置(図示せ
ず。)に接続されており,各種電気信号および電源電圧
が入出力可能とされている。
【0124】プローブ針511は,タングステンあるい
はベリリウム銅によって構成されている。また,プロー
ブ針511において,ゴムシート531との接触部51
1aは,酸化を防止し良好な接触性を確保するために,
金メッキ511が施されている。なお,金メッキ処理
は,接触部511aに限らず,プローブ針511全面に
施すようにしてもよい。
【0125】プローブシート521として,耐熱性のあ
るゴムシートまたはガラス繊維/ポリイミドで形成され
たメンブレンシートが用いられる。そして,プローブ針
511は,このプローブシート521に埋設されてお
り,図26に示すように切欠部511bを備えることに
よってプローブシート521からの脱落が防止されてい
る。
【0126】ゴムシート531は,回路基板503に形
成されている複数の電極503aと複数のプローブ針5
11の接触部511aをそれぞれ電気的に接続する異方
性導電ゴム部531aを備えている。
【0127】第9の実施の形態にかかる半導体デバイス
試験装置e9によって各種機能試験が可能な被測定ウェ
ハについて説明する。ここでは一例として,被測定ウェ
ハの一区画に形成されたICチップ601を図27に示
す。このICチップ601は,複数のパッド601aを
備えている。通常,パッド601aは,アルミニウムに
よって形成される。また,ICチップ601のパッド6
01aが形成されている領域を除く全領域(特に,回路
が形成されている領域)は,レジスト膜601bによっ
て外部の雰囲気から保護されている。
【0128】第9の実施の形態にかかる半導体デバイス
試験装置e9を用いてICチップ601に対して各種機
能試験を実施する場合,図28に示すように,各プロー
ブ針511を対応するパッド601aに接触させる。上
述のように,パッド601aには,レジスト膜601b
が形成されていないため,パッド601aとプローブ針
511は,電気的に接続されることになる。
【0129】ICチップ601の機能試験を行う場合,
周辺装置(図示せず。)から出力された各種電気信号お
よび電源電圧は,回路基板503に入力され,回路基板
503に形成された配線回路を経由して,電極503a
に達する。このとき,図25に示すように,電極503
aは,ゴムシート531に備えられている異方性導電ゴ
ム部531aによってプローブ針511に電気的に接続
されている。したがって,周辺装置から出力された各種
電気信号および電源電圧は,プローブ針511を介し
て,ICチップ601に供給され,ICチップ601
は,電気的に駆動されることになる。また,ICチップ
601から出力された各種電気信号は,プローブ針51
1およびゴムシート531に備えられている異方性導電
ゴム部531aを経由して,電極503aから回路基板
503に取り込まれ,更に周辺装置へ送出されることに
なる。
【0130】また,例えばICチップ601の積層構造
によって各パッドに多少の段差が生じた場合であって
も,その段差は,ゴムシート531およびプローブシー
ト521によって吸収されるため,各プローブ針511
は,ICチップ601に形成されているパッド601a
に対して確実に接触することになる。また,第9の実施
の形態にかかる半導体デバイス試験装置e9を製造する
際に,各プローブ針511の先端揃えの精度に関して余
裕を持たせることが可能となる。
【0131】以上のように第9の実施の形態にかかる半
導体デバイス試験装置e9によれば,タングステンある
いはベリリウム銅を材料としたプローブ針511が備え
られており,このプローブ針511が試験対象物に接触
するように構成されているため,従来のプローブカード
13と同等の接触耐久性が得られる。したがって,半導
体デバイス試験装置e9を半導体デバイスの開発段階に
おける機能試験のみならず,製品検査工程において使用
することも可能となる。
【0132】しかも,この半導体デバイス試験装置e9
によれば,プローブ針511の先端が試験対象物に対し
て垂直に接触するように構成されているため,試験対象
物のパッドのファインピッチ化(例えば,電極のピッチ
が0.5mm以下)にも対応可能となる。また,試験対
象物に形成されている全てのパッドに対して一括してプ
ローブ針511を接触させることも可能となる。そし
て,プローブ針511のプローブシート521への埋め
込みについては,自動化によって量産時の製造コストを
低く抑えることも可能である。
【0133】また,第9の実施の形態にかかる半導体デ
バイス試験装置e9をウェハレベルテストバーンイン装
置と組み合わせることも可能である。これによって,半
導体デバイスの完成品テストにおけるテスタへの投資を
削減することが可能となり,結果的にテストコスト削減
およびデバイスコストの削減に繋がることになる。
【0134】以上,添付図面を参照しながら本発明の好
適な実施の形態について説明したが,本発明はかかる実
施の形態に限定されない。当業者であれば,特許請求の
範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変
更例または修正例に想到し得ることは明らかであり,そ
れらについても当然に本発明の技術的範囲に属するもの
と了解される。
【0135】
【発明の効果】以上説明したように,本発明によれば,
ファインピッチの電極を有する半導体デバイスの試験を
容易かつ低コストで行うことが可能となる。また,半導
体デバイスの試験に対する耐久性を向上させることが可
能となる。さらに,多数の半導体デバイスを一括して試
験することが可能となり,試験の効率化が実現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態にかかる半導体デバイス試験
装置の構成を示す斜視図である。
【図2】図1の半導体デバイス試験装置の断面図であ
る。
【図3】図2の半導体デバイス試験装置の断面図の拡大
図である。
【図4】第2の実施の形態にかかる半導体デバイス試験
装置の構成を示す断面図である。
【図5】図4の半導体デバイス試験装置の断面図の拡大
図である。
【図6】第3の実施の形態にかかる半導体デバイス試験
装置の構成を示す断面図である。
【図7】第4の実施の形態にかかる半導体デバイス試験
装置の構成を示す斜視図である。
【図8】図7の半導体デバイス試験装置の断面図であ
る。
【図9】図8の半導体デバイス試験装置の断面図の拡大
図である。
【図10】第5の実施の形態にかかる半導体デバイス試
験装置の構成を示す断面図である。
【図11】図10の半導体デバイス試験装置の断面図の
拡大図である。
【図12】第6の実施の形態にかかる半導体デバイス試
験装置の構成を示す断面図である。
【図13】第7の実施の形態にかかる半導体デバイス試
験装置の構成を示す斜視図である。
【図14】図13の半導体デバイス試験装置によって試
験可能な被測定ウェハを示す平面図である。
【図15】図14の被測定ウェハから得られるCSPデ
バイスの断面図である。
【図16】図13の半導体デバイス試験装置に対して図
14の被測定ウェハが組み込まれる直前の状態を示す断
面図である。
【図17】図13の半導体デバイス試験装置に対して図
14の被測定ウェハが組み込まれた状態を示す断面図で
ある。
【図18】図17の半導体デバイス試験装置の断面図の
拡大図である。
【図19】第8の実施の形態にかかる半導体デバイス試
験装置の構成を示す斜視図である。
【図20】図19の半導体デバイス試験装置によって試
験可能な被測定ウェハを示す平面図である。
【図21】図20の被測定ウェハから得られるCSPデ
バイスの断面図である。
【図22】図19の半導体デバイス試験装置に対して図
20の被測定ウェハが組み込まれる直前の状態を示す断
面図である。
【図23】図19の半導体デバイス試験装置に対して図
20の被測定ウェハが組み込まれた状態を示す断面図で
ある。
【図24】図23の半導体デバイス試験装置の断面図の
拡大図である。
【図25】第9の実施の形態にかかる半導体デバイス試
験装置の構成を示す斜視図である。
【図26】図25の半導体デバイス試験装置の断面図の
拡大図である。
【図27】図25の半導体デバイス試験装置によって試
験可能なICチップを示す平面図である。
【図28】図25の半導体デバイス試験装置に対して図
27のICチップが接触した状態を示す断面図である。
【図29】従来の被測定デバイス,ICソケット,およ
び回路基板の接続関係を示す断面図である。
【図30】図29の被測定デバイスを電極が形成される
面から見た斜視図である。
【図31】図29の被測定デバイスおよびICソケット
が搭載された回路基板を上面から見た平面図である。
【図32】従来のプローブ針が備えられたプローブカー
ド13を示す平面図である。
【図33】図32のプローブカードに備えられたプロー
ブ針に対してウェハが接触した状態を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
103:回路基板 105:フィルム 107:位置決め板 109:押さえ板 113:緩衝材 115:プリント基板 121:第1ユニット 122:第2ユニット 131:ゴムシート 131b:異方性導電ゴム部 201:被測定デバイス 303:回路基板 305:フィルム 307:位置決め板 309:押さえ板 313:緩衝材 331:ゴムシート 331b:異方性ゴム部 401:被測定ウェハ 503:回路基板 511:プローブ針 521:プローブシート 531:ゴムシート 531a:異方性導電ゴム部 e1:半導体デバイス試験装置
【手続補正書】
【提出日】平成12年5月15日(2000.5.1
5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に,請求項1によれば,複数の電極を備えた回路基板
と,回路基板の電極と被測定デバイスに形成された電極
との間に設けられるとともに,回路基板の電極と被測定
デバイスに形成された電極との電気的な接続を行う接続
手段と,被測定デバイスの一部を露出させる開口部が形
成された,被測定デバイスを接続手段の方向に押す押さ
え部とを有することを特徴とする,半導体デバイス試験
装置が提供される。かかる構成によれば,被測定デバイ
スは,接続手段を介して回路基板に電気的に接続される
ことになる。回路基板に対して,周辺装置から各種電気
信号を入力することによって,被測定デバイスを駆動さ
せることが可能となり,被測定デバイスから出力された
各種電気信号は,周辺装置に伝達されることになる。ま
た,被測定デバイスの各電極と回路基板の各電極との電
気的接続に関し,接続手段が備えられており,極めて簡
易な装置構成が実現する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】請求項2によれば,前記接続手段は,表裏
面を貫通する導電体が形成された絶縁性フィルムを含む
ように構成される。かかる構成によれば,極めて薄型の
接続手段が実現する。また,湾曲自在とすることが可能
であり,被測定デバイスの各電極と,回路基板の各電極
との電気的な接続が確実化される。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】請求項3によれば,前記接続手段は,前記
回路基板上に配置された,表裏を貫通する導電体が形成
された絶縁性フィルムと,前記絶縁性フィルム上に配置
された,導電性弾性体とを含むように構成される。かか
る構成によれば,電気的な接続の際に,被測定デバイス
の各電極に対する接触手段からの圧力が緩和されること
になる。例えば,被測定デバイスの電極が,ボールタイ
プである場合に有効である。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】請求項4に記載のように,押さえ部は,被
測定デバイスに接する個所に緩衝材を備えていることを
特徴としている。このように緩衝材を備えることによっ
て,被測定デバイスには,押さえ部からの圧力が,均等
かつ適正に与えられることになる。また,請求項5に記
載のように,被測定デバイスは,個片に分割される前の
半導体ウェハであることを特徴としている。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】請求項6に記載のように,被測定デバイス
を所定の位置に位置決めする位置決め部をさらに備える
ことが好ましい。例えば,この位置決め部として,被測
定デバイスの形状に応じた貫通部が形成された板状部材
を用いることが可能であり,かかる構成によれば,被測
定デバイスは,極めて簡易な構成で固定されることにな
る。しかも,被測定デバイスを固定するために必要なス
ペースを低減することが可能となる。また,請求項7に
記載のように,回路基板,接続手段,および位置決め部
を一体化するようにしてもよい。かかる構成によれば,
被測定デバイスを試験する際に,回路基板,接続手段
および位置決め部を組み立てる必要がなく,試験の効率
化が図られる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】請求項8に記載のように,接続手段は,表
裏面を貫通する導電体が形成されたプリント基板である
ことが好ましい。このプリント基板によれば,フィルム
を用いる場合に対して,コストの低減が可能となる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】削除
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】削除
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】削除
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】削除
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】削除
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】削除
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】削除
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】削除
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】削除
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G003 AA07 AA10 AB01 AC01 AG04 AG07 AG08 AG12 AG16 AH04 2G011 AA02 AA16 AB07 AB08 AC06 AC14 AE03 AF06 2G032 AA00 AB01 AB02 AF02 AK03 AL03 AL11 4M106 AA01 AA02 AA04 BA01 BA14 CA56 DD03 DD04 DD09 DD10 DG25 DJ32 DJ34

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電極を備えた1または2以上の半
    導体デバイスを試験する半導体デバイス試験装置であっ
    て,前記半導体デバイスに対応する回路を備え,前記半
    導体デバイスの各電極に対応する複数の電極を備えた回
    路基板と,前記半導体デバイスの各電極と前記回路基板
    の各電極を一対一に電気的に接続する複数の導電部を有
    する接続板と,を備えたことを特徴とする,半導体デバ
    イス試験装置。
  2. 【請求項2】 前記各導電部は,前記接続板に設けられ
    た複数の貫通孔に形成されることを特徴する,請求項1
    に記載の半導体デバイス試験装置。
  3. 【請求項3】 前記接続板と前記半導体デバイスとの間
    には,前記接続板の各導電部と前記半導体デバイスの前
    記各電極とを一対一に電気的に接続する導電性弾性体が
    備えられたことを特徴とする,請求項1に記載の半導体
    デバイス試験装置。
  4. 【請求項4】 さらに,前記半導体デバイスを固定する
    位置決め部を備えたことを特徴とする,請求項1または
    2に記載の半導体デバイス試験装置。
  5. 【請求項5】 さらに,前記半導体デバイスを固定する
    位置決め部を備えたことを特徴とする,請求項3に記載
    の半導体デバイス試験装置。
  6. 【請求項6】 前記回路基板,前記接続板,および前記
    位置決め部は,一体化されていることを特徴とする,請
    求項4に記載の半導体デバイス試験装置。
  7. 【請求項7】 前記回路基板,前記接続板,前記導電性
    弾性体,および前記位置決め部は,一体化されているこ
    とを特徴とする,請求項5に記載の半導体デバイス試験
    装置。
  8. 【請求項8】 さらに,前記半導体デバイスを前記接続
    板の方向に押す押さえ部を備えたことを特徴とする,請
    求項1,2,3,4,5,6,または7に記載の半導体
    デバイス試験装置。
  9. 【請求項9】 前記押さえ部は,前記半導体デバイスに
    接する箇所に,緩衝材を備えていることを特徴とする,
    請求項8に記載の半導体デバイス試験装置。
  10. 【請求項10】 前記接続板は,フィルムであることを
    特徴とする,請求項1,2,3,4,5,6,7,8,
    または9に記載の半導体デバイス試験装置。
  11. 【請求項11】 前記接続板は,プリント基板であるこ
    とを特徴とする,請求項1,2,3,4,5,6,7,
    8,または9に記載の半導体デバイス試験装置。
  12. 【請求項12】 前記半導体デバイスは,チップである
    ことを特徴とする,請求項1,2,3,4,5,6,
    7,8,9,10,または11に記載の半導体デバイス
    試験装置。
  13. 【請求項13】 前記半導体デバイスは,ウェハである
    ことを特徴とする,請求項1,2,3,4,5,6,
    7,8,9,10,または11に記載の半導体デバイス
    試験装置。
  14. 【請求項14】 複数の電極を備えた1または2以上の
    半導体デバイスを試験する半導体デバイス試験装置であ
    って,前記半導体デバイスの各電極に一対一に対応する
    複数のプローブ針の各尖端部および前記各尖端部の反対
    側の各端部が露出するように,前記複数のプローブ針が
    組み込まれたプローブ針保持部を備えたことを特徴とす
    る,半導体デバイス試験装置。
  15. 【請求項15】 前記各プローブ針は,前記プローブ針
    保持部の内部に位置する領域に切欠部が形成されること
    を特徴とする,請求項14に記載の半導体デバイス試験
    装置。
  16. 【請求項16】 さらに,前記各プローブ針に一対一に
    対応する複数の導電性ゴム部を備えたことを特徴とす
    る,請求項14または15に記載の半導体デバイス試験
    装置。
  17. 【請求項17】 少なくとも,前記各プローブ針の前記
    各導電ゴム部が接触する領域には,金被膜が形成される
    ことを特徴とする,請求項16に記載の半導体デバイス
    試験装置。
  18. 【請求項18】 前記半導体デバイスは,チップである
    ことを特徴とする,請求項14,15,16,または1
    7に記載の半導体デバイス試験装置。
  19. 【請求項19】 前記半導体デバイスは,ウェハである
    ことを特徴とする,請求項14,15,16,または1
    7に記載の半導体デバイス試験装置。
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