JP2000144007A - 染料混合物、その調製方法、およびその使用 - Google Patents

染料混合物、その調製方法、およびその使用

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】単独で使用した場合に得られるカラーイールド
の平均よりも高いカラーイールドを有する染料混合物、
その調製方法、およびその使用方法を提供する。 【解決手段】一般式(1) 具体的には、例えば で表される1種以上の染料と、一般式(2) 具体的には、例えば で表される1種以上の染料とを含み、一般式(1)で表
される染料と一般式(2)で表される染料とのモル比が
70:30〜30:70である染料混合物

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、繊維反応性アゾ染
料の技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】以下に表示し且つ規定する一般式(1)
および(2)は、特定の適用上の欠点を有する。こうし
た欠点としては、例えば、染色プロセスにおいてカラー
イールドが染色パラメータの変化に極端に依存するこ
と、電解質塩の存在下で染料濃度を増大させると水性染
浴に対する溶解性が不十分になること、または綿特にビ
スコースに対する染料のビルドアップが不十分であるこ
と(染料の良好なビルドアップは、染浴中の染料の濃度
を増大させた場合に染料がそれに応じて染色濃度を増大
させる能力に依存する)が挙げられる。こうした欠点が
あると、得られる染色物にばらつきを生じる恐れがあ
る。しかしながら、良好なカラーイールドを有する染色
物、すなわち、例えば、他の染料と比較して、染料自体
の着色特性がよいため(高い吸光度を有するため)また
は染料の染色特性がよいため(親和性が強く、固着率が
高いため)、染料の使用量あたりの色の深みが非常に強
い染色物を得ることは特に重要である。特定のカラーイ
ールドを有する染料の混合物を使用した場合、この染料
混合物のカラーイールドは、一般的には、個々の染料の
カラーイールドの平均になるであろう。このため、例え
ば、2種の染料の混合物のカラーイールドは、カラーイ
ールドの高い方の染料を2種の染料の合計量で単独で使
用した場合に得られるカラーイールドよりも低くなるで
あろう。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、単独で使用した場合に得られるカラーイールドの平
均よりも高いカラーイールドを有し、上記の欠点をもた
ない染料混合物、その調製方法、およびその使用方法を
提供することである。
【0004】本発明は、以下に規定する一般式(1)
【0005】
【化3】
【0006】および一般式(2)
【0007】
【化4】
【0008】で表されるアゾ染料混合物を提供する。該
アゾ染料混合物の色の強度は、該染料混合物の個々の染
料によって提供される他の強度の合計よりも驚くほど高
い。また、この相乗効果により、本発明の染料混合物の
いくつかは、カルボキシルおよびカルボキサミド含有繊
維材料、綿などのセルロース繊維材料を染色する場合、
特にビスコース繊維材料の場合に、染料混合物中の個々
の染料と比較して、改良されたビルドアップ特性を呈す
る。
【0009】すなわち、本発明は、一般式(1)で表さ
れる1種または複数種(2種または3種など)、好まし
くは1種または2種の染料と、一般式(2)で表される
1種または複数種(2種または3種など)、好ましくは
1種または2種の染料とを含む染料混合物であって、式
(1)で表される染料と式(2)で表される染料とのモ
ル比が70:30〜30:70、好ましくは60:40
〜40:60である染料混合物を提供する。
【0010】上記式中、Mは水素、アルカリ金属(ナト
リウム、カリウムまたはリチウムなど)またはアルカリ
土類金属、例えばカルシウムの等価物であり、好ましく
は水素、ナトリウム、カリウムまたはリチウムであり、
特に好ましくはナトリウム、カリウムまたはリチウムで
あり、
【0011】R1は水素、炭素原子を1〜4個有するア
ルキル(エチルおよびメチルなど、特にメチル)、炭素
原子を1〜4個有するアルコキシ(エトキシおよびメト
キシなど、特にメトキシ)、スルホまたはカルボキシル
であり、好ましくは水素、メチルおよびメトキシであ
り、特に好ましくは水素であり、
【0012】R2は水素、炭素原子を1〜4個有するア
ルキル(エチルおよびメチルなど、特にメチル)、炭素
原子を1〜4個有するアルコキシ(エトキシおよびメト
キシなど、特にメトキシ)であり、好ましくは水素、メ
チルおよびメトキシであり、特に好ましくは水素であ
り、
【0013】Gはベンゼン基またはナフタレン基であ
り、
【0014】R3は、Gがベンゼン基である場合、水
素、炭素原子を1〜4個有するアルキル(エチルおよび
メチルなど、特にメチル)、炭素原子を1〜4個有する
アルコキシ(エトキシおよびメトキシなど、特にメトキ
シ)、ハロゲン(臭素または塩素など)、スルホまたは
カルボキシルであり、好ましくは水素、メチル、メトキ
シおよびスルホであり、特に好ましくはスルホであり、
Gがナフタレン基である場合、水素、メチル、スルホま
たはカルボキシルであり、好ましくはスルホであり、
【0015】R4は、Gがベンゼン基である場合、水
素、炭素原子を1〜4個有するアルキル(エチルおよび
メチルなど、特にメチル)、炭素原子を1〜4個有する
アルコキシ(エトキシおよびメトキシなど、特にメトキ
シ)またはスルホであり、特に水素、メチル、メトキシ
およびスルホであり、特に好ましくは水素およびスルホ
であり、Gがナフタレン基である場合、水素またはスル
ホであり、
【0016】RAは水素またはスルホであり、
【0017】Dはベンゼン基またはナフタレン基であ
り、好ましくは水素であり、
【0018】R5は、Dがベンゼン基である場合、水
素、炭素原子を1〜4個有するアルキル(エチルおよび
メチルなど、特にメチル)、炭素原子を1〜4個有する
アルコキシ(エトキシおよびメトキシなど、特にメトキ
シ)、ハロゲン(臭素または塩素など)、スルホまたは
カルボキシルであり、Dがナフタレン基である場合、水
素、メチル、スルホまたはカルボキシル、好ましくはス
ルホであり、
【0019】R6は、Dがベンゼン基である場合、水
素、炭素原子を1〜4個有するアルキル(エチルおよび
メチルなど、特にメチル)、炭素原子を1〜4個有する
アルコキシ(エトキシおよびメトキシなど、特にメトキ
シ)またはスルホであり、好ましくは水素、メチル、メ
トキシおよびスルホであり、特に好ましくは水素および
スルホであり、Dがナフタレン基である場合、水素また
はスルホであり、
【0020】RBは水素またはスルホであり、好ましく
は水素であり、
【0021】R7は水素、炭素原子を1〜4個有するア
ルキル(エチルおよびメチルなど、特にメチル)、炭素
原子を1〜4個有するアルコキシ(エトキシおよびメト
キシなど、特にメトキシ)、スルホまたはカルボキシル
であり、好ましくは水素、メチルおよびメトキシであ
り、特に好ましくは水素であり、
【0022】R8は水素、炭素原子を1〜4個有するア
ルキル(エチルおよびメチルなど、特にメチル)または
炭素原子を1〜4個有するアルコキシ(エトキシおよび
メトキシなど、特にメトキシ)であり、好ましくは水
素、メチルおよびメトキシ、特に好ましくは水素であ
り、Rは水素または炭素原子を1〜4個有するアルキル
(エチルまたはメチルなど)であり、
【0023】Y1はビニルまたはエチルであって、該エ
チルはβ位がアルカリ脱離可能な置換基、例えば、塩
素、スルファト、チオスルファト、ホスファト、2〜5
個の炭素原子を有するアルカノイルオキシ(アセチルオ
キシなど)、およびスルホベンゾイルオキシで置換され
ており、好ましくはビニル、β−クロロエチルおよびβ
−スルファトエチルであり、特に好ましくはビニルおよ
びβ−スルファトエチルであり、
【0024】Y2はY1の要素のうちのいずれかを有し、
【0025】Y1−SO2基および−SO2−Y2基は、そ
れぞれ、アミノ基に対してメタ位またはパラ位でベンゼ
ン核に好適に結合している。
【0026】以下、本明細書では、一般式(1)で表さ
れる染料を「染料(1)」と呼び、一般式(2)で表さ
れる染料を「染料(2)」と呼ぶ場合がある。これら
は、欧州特許出願第0 032 187号および特開昭58-189号
より既知であり、本明細書に記載の手順と類似の方法で
調製することができる。
【0027】上記の一般式において、そして下記の一般
式においても、式の個々の構成要素は、それぞれの構成
要素の定義の範囲内にある限り、相互に同一の意味を有
するものであってもよいし、異なる意味を有するもので
あってもよい。
【0028】用語「スルホ」、「チオスルファト」、
「カルボキシル」、「ホスファト」および「スルファ
ト」は、それぞれの基の酸形態だけではなく、塩の形態
をも含む。従って、スルホ基は、一般式−SO3Mで表
される基であり、チオスルファト基は、一般式−S−S
3Mで表される基であり、カルボキシル基は一般式−
COOMで表される基であり、ホスファト基は一般式−
OPO32で表される基であり、そしてスルファト基は
一般式−OSO3Mで表される基であり、ここで、それ
ぞれのMは先に規定した通りである。
【0029】一般式(1)で表される染料および一般式
(2)で表される染料中に存在する一般式(3a)および
(3b)で表される基
【0030】
【化5】
【0031】
【化6】
【0032】としては、それぞれ、例えば、3−(β−
スルファトエチルスルホニル)フェニル、4−(β−ス
ルファトエチルスルホニル)フェニル、2−メチル−5
−(β−スルファトエチルスルホニル)フェニル、2−
メトキシ−5−(β−スルファトエチルスルホニル)フ
ェニル、4−メチル−3−(β−スルファトエチルスル
ホニル)フェニル、2,5−ジメチル−4−(β−スル
ファトエチルスルホニル)フェニル、2,6−ジメチル
−4−(β−スルファトエチルスルホニル)フェニル、
2−メトキシ−4−(β−スルファトエチルスルホニ
ル)フェニル、4−メトキシ−5−(β−スルファトエ
チルスルホニル)フェニル、2−メトキシ−5−メチル
−4−(β−スルファトエチルスルホニル)フェニル、
2,4−ジメトキシ−5−(β−スルファトエチルスル
ホニル)フェニル、2,5−ジメトキシ−4−(β−ス
ルファトエチルスルホニル)フェニル、2−カルボキシ
−5−(β−スルファトエチルスルホニル)フェニル、
2−スルホ−5−(β−スルファトエチルスルホニル)
フェニルおよび2−スルホ−4−(β−スルファトエチ
ルスルホニル)フェニル、特に、3−または4−(β−
スルファトエチルスルホニル)フェニルがあり、β−ス
ルファトエチルスルホニル基がビニルスルホニルまたは
β−チオスルファトエチルスルホニルまたはβ−クロロ
エチルスルホニル基で置換されているそれらの誘導体も
挙げられる。
【0033】染料(1)および染料(2)中に存在する
一般式−G(R3,R4,RA)および(RB,R5,R6
−D−で表される基としては、それぞれ、例えば、2−
スルホフェニル、3−スルホフェニル、4−スルホフェ
ニル、2−スルホ−4−メトキシフェニル、2−スルホ
−4−メチルフェニル、2,5−ジスルホ−4−メトキ
シフェニル、2,5−ジスルホフェニル、2,4−ジス
ルホフェニル、2−カルボキシフェニル、1−スルホナ
フチ−2−イル、1,5−ジスルホナフチ−2−イル、
4,8−ジスルホナフチ−2−イルおよび5,7−ジス
ルホナフチ−2−イルが挙げられる。
【0034】本発明の混合物のうち、Y1−SO2−がビ
ニル、好ましくはβ−スルファトエチルスルホニルであ
って、アゾ基に対してパラ位でフェニル基に結合してお
り、R1およびR2がともに水素であり、−G(R3
4,RA)が2−スルホフェニル、3−スルホフェニ
ル、4−スルホフェニルまたは1−スルホナフチ−2イ
ルである染料(1)を含む染料混合物が好ましい。
【0035】本発明の混合物のうち、(RB,R5
6)−D−が1,5−ジスルホナフチ−2−イル、1
−スルホナフチ−2−イル、2−スルホフェニルまたは
2−スルホ−4−メチルであり、一般式(3b)の基が3
−または4−ビニルスルホニルフェニルであり、好まし
くは3−または4−(β−スルファトエチルスルホニ
ル)フェニルでありである染料(2)を含む染料混合
物、また、ジアゾ成分(RB,R5,R6)−D−が2−
スルホフェニルであり、Rがエチルであり、一般式(3
b)の基が3−ビニルスルホフェニルであり、好ましく
は3−(β−スルファトエチルスルホニル)フェニルで
ある染料(2)を含む染料混合物、更に、ジアゾ成分が
1,5−ジスルホナフチ−2−イルであり、Rが水素で
あり、式(3b)の基が2−メトキシ−5−ビニルスルホ
ニルフェニルであり、好ましくは2−メトキシ−5−
(β−スルファトエチルスルホニル)フェニルである染
料(2)を含む本発明の染料混合物が好ましい。
【0036】一般式(1)で表される染料は、特に同一
の発色団の場合、Y1の定義の範囲内で様々な繊維反応
性−SO2−Y1基を有することができる(一般式(2)
で表される染料のY2についても同じことがいえる)。
より詳細には、染料混合物は、本明細書に記載の一般式
で表される同一の発色団を有する染料を含有してもよ
く、このとき、繊維反応性基−SO2−Y1および−SO
2−Y2は、一方はビニルスルホニル基であり、他方はβ
−クロロエチルスルホニルまたはβ−チオスルファトエ
チルスルホニルまたはβ−スルファトエチルスルホニル
基、好ましくはβ−スルファトエチルスルホニル基であ
る。染料混合物がそれぞれ染料成分を含有し、その一部
の染料がビニルスルホニル基を有する場合、ビニルスル
ホニル基を有するそれぞれの染料の割合は、それぞれの
染料発色団を基準にして約30モル%までである。
【0037】本発明の染料混合物は、従来の方法、通常
の助剤を更に含んでいてもよい個々の染料の粉末、染料
顆粒、またはそれらを合成した時の溶液の状態で、ある
いは個々の染料の一般的な水溶液の状態で、例えば、個
々の染料を機械的に混合することによって調製可能であ
る。
【0038】本発明の染料混合物は、固体または液体の
(溶解された)形態の調製物として存在することができ
る。固体の形態の場合、これらの混合物には、一般に、
水溶性染料用、特に繊維反応性染料用として慣用的に使
用される電解質塩、例えば、塩化ナトリウム、塩化カリ
ウムおよび硫酸ナトリウムが含まれる。このほか、市販
の染料中で慣例的に使用される助剤、例えば、水溶液の
pHを3〜7の間に設定することのできる緩衝剤(具体的
には、酢酸ナトリウム、クエン酸ナトリウム、ホウ酸ナ
トリウム、重炭酸ナトリウム、リン酸二水素ナトリウム
およびリン酸水素二ナトリウム)、染料助剤、防塵剤お
よび少量の乾燥剤などが含まれてもよく、それらが液体
の水溶液(捺染糊において慣用的に使用されるタイプの
増粘剤が含まれる)中に存在する場合、これらの調製物
の長期保存性を確保するための物質(例えば、防カビ
剤)も含まれていてもよい。
【0039】一般に、本発明の染料混合物は、染料粉末
として存在し、染料粉末または調製物を基準にして10〜
80重量%の電解質塩を含有し、これは、標準化剤とも呼
ばれる。これらの染料粉末は、先に記載の緩衝物質を、
染料粉末を基準にして5重量%までの総重量で更に含ん
でもよい。本発明の染料混合物が水溶液中に存在する場
合、これらの水溶液の全染料含有量は、約50重量%ま
で、例えば、5〜50重量%であり、これらの水溶液の電
解質塩含有量は、好ましくは水溶液を基準にして10重量
%未満であり、水溶液(液体調製物)は、一般に10重量
%まで、好ましくは2重量%までの量で上記の緩衝物質
を含んでもよい。
【0040】化学的に合成した本発明の染料混合物は、
一般に公知の方法により合成溶液から分離することがで
きる。例えば、塩化ナトリウム、塩化カリウムなどの電
解質を用いて反応媒体より沈殿させるか、または反応溶
液を蒸発または噴霧乾燥させることにより分離すること
ができる。この場合、反応溶液に、緩衝剤を添加しても
よい。
【0041】本発明の染料混合物は、有用な適用性を備
えている。これらの染料混合物は、例えば、紙、皮革な
どのシート状構造、ポリアミドなどを含むフィルム、ま
たはポリアミドやポリウレタンなどの塊の形をとる、ヒ
ドロキシル基および/またはカルボキサミド基を含有す
る材料を染色または捺染するために利用されるが、特
に、繊維の状態の材料を染色または捺染するために使用
される。同様に、アゾ成分の合成において得られる溶液
は、それらを混合して本発明の染料混合物を形成させた
後、合成溶液のままで、必要な場合には緩衝剤を添加後
または添加しながら、更にまた、必要な場合には濃縮ま
たは希釈を行った後、液状調製物として染色に直接利用
することができる。
【0042】従って、本発明はまた、本発明の染料混合
物を使用して、これらの材料を染色または捺染する方法
を提供する。より詳細には、本発明は、本発明の染料混
合物を着色剤として使用し、従来法により、これらの材
料を染色または捺染する方法を提供する。材料は、好ま
しくは、繊維材料の形態で、特に、織布や糸などの紡織
繊維の形態(例えば、かせの形態や巻き取られたパッケ
ージの形態)で利用される。
【0043】ヒドロキシル基を含有する材料には、天然
産のものまたは合成されたものがあり、具体的には、セ
ルロース繊維材料またはその再生品、およびポリビニル
アルコールが挙げられる。セルロース繊維材料は、好ま
しくは綿であるが、そのほかに、リネン、大麻、ジュー
ト、ラミーなどの植物繊維が挙げられる。再生セルロー
ス繊維としては、例えば、ステープルビスコースおよび
フィラメントビスコースが挙げられる。
【0044】カルボキサミド基を含有する材料には、例
えば、合成品または天然産のポリアミドおよびポリウレ
タン(特に、繊維の形態のもの)が含まれ、具体的に
は、ウールおよび他の動物の毛、絹、皮革、ナイロン−
6,6、ナイロン−6、ナイロン−11、およびナイロ
ン−4が挙げられる。
【0045】本発明の染料混合物は、水溶性染料、特
に、繊維反応性染料に適用される公知の方法により、先
に記載した基材、特に、先に記載した繊維材料上に適用
し固着させることができる。
【0046】例えば、吸尽法により、様々な酸結合剤お
よび必要に応じて中性塩硫酸ナトリウム)を用いて、ロ
ング液(long liquor)からセルロース繊維上に本発明
の染料混合物を固着させると、個々の染料を用いた場合
と比べて改良された非常に良好なカラーイールドを呈す
る染色物が得られる。40〜105℃の温度で、必要に応じ
て加圧下130℃までの温度で、好ましくは30〜95℃、特
に45〜65℃で、また必要に応じて通常の染色助剤の存在
下で水浴から本発明の染料混合物を適用するのが好まし
い。利用可能な手順の1つでは、加温染浴中に材料を導
入し、所望の染色温度まで徐々に浴を加熱し、その温度
で染色プロセスを完了させる。染料の吸尽速度を増大さ
せる中性塩は、たとえ利用が望まれる場合であっても、
実際の染色温度に達するまでは浴に添加することができ
ない。
【0047】同様に、パジング法によっても、セルロー
ス繊維上において優れたカラーイールドおよび非常に良
好なビルドアップが得られる。この場合、固着は、従来
法により蒸熱または乾熱を用いて室温または高温(例え
ば、約60℃までの温度)においてバッチ方式で行うこと
ができる。
【0048】同様に、通常の捺染法をセルロース繊維に
適用することもできる。この場合、例えば、重炭酸ナト
リウムまたは他のいくつかの酸結合剤を含有する捺染糊
を用いて捺染し、続いて100〜103℃で蒸熱処理を施すこ
とにより1相で行うこともできるし、あるいは中性もし
くは弱酸性の捺染糊を用いて捺染し、続いて捺染された
材料を、電解質を含有するアルカリ性熱浴中に通すか、
または電解質を含有するアルカリ性パジング液を用いて
オーバーパジングしてからアルカリオーバーパジングし
た材料をバッチ方式で蒸熱もしくは乾熱処理して固着さ
せることにより2相で行うこともできる。これにより、
明瞭な輪郭および鮮明な白地を有する強靱な捺染物が得
られる。捺染物の外観は、固着条件の変動によって大き
な影響を受けることはない。
【0049】通常の熱固着法に従って乾熱を用いて固着
する場合、120〜200℃の熱風が使用される。101〜103℃
の通常の水蒸気のほかに、過熱水蒸気および160℃まで
の温度の高圧水蒸気を使用することも可能である。
【0050】本発明の染料混合物中の染料をセルロース
繊維上に固着するための酸結合剤としては、例えば、無
機酸もしくは有機酸のアルカリ金属もしくはアルカリ土
類金属の水溶性塩基性塩または過熱によりアルカリを放
出する化合物が挙げられる。特に好適な酸結合剤は、ア
ルカリ金属の水酸化物、および弱〜中程度の強さの無機
酸もしくは有機酸のアルカリ金属塩であり、好ましいア
ルカリ金属化合物は、ナトリウム化合物およびカリウム
化合物である。こうした酸結合剤としては、例えば、水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、重
炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、ギ酸ナトリウム、リン
酸二水素ナトリウム、リン酸水素二ナトリウム、トリク
ロロ酢酸ナトリウム、水ガラス、またはリン酸三ナトリ
ウムが挙げられる。
【0051】本発明の染料混合物は、染色または捺染に
よりセルロース繊維材料に適用した場合、高い固着率を
呈することが特筆すべき点である。洗浄により未固着染
料部分を除去し、通常の後処理を行った後で得られたセ
ルロース染色物は、優れた湿潤堅牢性を呈する。これ
は、冷水に対する染料の溶解性がよいために、こうした
未固着染料部分が容易に洗浄除去されるからである。
【0052】本発明の染料混合物を用いて得られる染色
物および捺染物は、鮮やかな色相を呈する。特に、セル
ロース繊維材料上の染色物および捺染物は、良好な耐光
性および非常に良好な湿潤堅牢性(例えば、洗濯、縮
充、水、海水、クロス染め、酸、アルカリ、汗などに対
する耐性)を呈し、更に、プリーツ加工、ホットプレス
処理、および摩擦に対して良好な定着性を示す。
【0053】更に、本発明の染料混合物は、ウールの繊
維反応染色に使用することもできる。そのほか、ノンフ
ェルト(nonfelting)仕上げまたは低フェルト(low-fe
lting)仕上げ(例えば、H. Rath著、Lehrbuch der Tex
tilchemie, Springer-Verlag刊、 第3版(1972)、295
〜299頁、特に、Hercosett法による仕上げ(298頁);
J. Soc. Dyers and Colourists 1972, 93-99および197
5, 33-44を参照されたい)が施されたウールを染色した
場合にも、非常に良好な堅牢性が得られる。
【0054】本発明において、ウールの染色プロセス
は、酸性媒体を用いて従来法により行われる。例えば、
所望のpHを得るべく、酢酸および/または硫酸アンモニ
ウムあるいは酢酸および酢酸アンモニウムまたは酢酸ナ
トリウムを染浴中に添加してもよい。許容しうる均染度
を有する染色物を得るために、例えば、塩化シアヌルと
3倍モル量のアミノベンゼンスルホン酸および/または
アミノナフタレンスルホン酸との反応生成物を主成分と
する、あるいは例えば、ステアリルアミンとエチレンオ
キシドとの反応生成物を主成分とする、通常の均染剤を
添加することが望ましい。例えば、本発明の染料混合物
は、吸尽処理にかけることが好ましく、このときは、最
初に、約3.5〜5.5のpHに制御された酸性浴を用い、次
に、染色時間の終点に向かってpHを中性に、場合により
pH8.5までの弱アルカリ性の領域に変化させる。これに
より、本発明の染料混合物中の染料と繊維とが完全に反
応して結合し、特に、非常に濃い染色物が得られる。同
時に、反応による結合がなされなかった染料部分は除去
される。
【0055】本明細書に記載の手順はまた、このほかの
天然のポリアミドまたは合成のポリアミドおよびポリウ
レタンを含有する繊維材料の染色物を得るためにも利用
できる。一般的には、染色される材料を、約40℃の温度
の染浴中に導入し、しばらく攪拌してから、好ましくは
希酢酸を用いて染浴が所望の酸性値になるように調節す
る。pH調整および実際の染色は、60〜98℃の温度で行
う。しかしながら、沸騰させた状態で染色を行ったり、
密閉染色装置中で106℃までの温度で染色を行うことも
可能である。本発明の染料混合物は水に非常によく溶け
るため、通常の連続染色法においても有利に利用するこ
とができる。本発明の染料混合物の色の濃度は非常に高
い。
【0056】本発明の染料混合物は、明るい黄色〜青味
を帯びた赤色色調で、先に記載した材料、好ましくは繊
維材料を染色する。
【0057】
【発明の実施の形態】以下の実施例を用いて本発明を説
明する。部およびパーセントは、特に記載のないかぎり
重量基準である。重量パーセントと体積パーセントとの
関係は、キログラムとリットルとの関係に相当する。実
施例中に構造式で表された化合物は、遊離酸の形態をと
っているが、一般的には、塩(好ましくは、ナトリウム
塩またはカリウム塩)の形態で調製および単離が行わ
れ、塩の形態で染色に利用される。以下の実施例、特
に、表中に記載の実施例においても同様に、遊離酸の形
態で示された出発原料は、遊離酸のまま、または塩(好
ましくは、ナトリウム塩またはカリウム塩のようなアル
カリ金属塩)の形態で使用することができる。
【0058】
【実施例】実施例1 164部の以下の式(A-1)
【0059】
【化7】
【0060】〔上記式中、Mは先に規定の通りであり、
好ましくはナトリウムである〕の染料を含有する1000部
の水溶液(例えば、該染料の合成溶液)および175部の
以下の式(B-1)
【0061】
【化8】
【0062】〔上記式中、Mは先に規定の通りであり、
好ましくはナトリウムである〕の染料を含有する100
0部の水溶液(例えば、該染料の合成溶液)を相互に混
合する。
【0063】式(A-1)で表される染料と式(B-1)で表
される染料とのモル混合比が50:50である配合溶液か
ら、従来の方法、例えば、染料溶液を噴霧乾燥すること
によって本発明の染料混合物を単離する。得られる本発
明の染料混合物は、合成の過程で塩化ナトリウムおよび
硫酸ナトリウムなどの電解質塩を含有して、非常に良好
な染色特性を有し、(繊維反応性染色に慣用的に使用さ
れている吸尽法を適用する場合)例えば、綿などのセル
ロース繊維材料または再生セルロース繊維上に、濃くか
つ均質な赤色染色物をもたらす。
【0064】実施例2〜13 以下の表の実施例は、以下の表中に示す式(式中、Mは
先に記載の通りである)で表される染料を含む本発明の
染料混合物について更に記載している。本発明の染料混
合物は、極めて良好な有用な適用性を備えており、当該
分野で一般的な染色および捺印適用法、好ましくは繊維
反応性染色の分野において一般的な適用および固着法に
よって適用される場合、発明の詳細な説明に記載の材
料、特にセルロース繊維材料上に、良好な堅牢性および
良好なビルドアップを有する濃い黄色の染色物をもたら
す。MRの欄に示す割合は、2つの染料の相互に対する混
合比をモル%で示している。
【0065】
【表1】
【0066】
【化9】
【0067】
【化10】
【0068】
【化11】
【0069】
【化12】
【0070】
【化13】
【0071】
【化14】
【0072】
【化15】
【0073】
【化16】
【0074】
【化17】
【0075】
【化18】
【0076】
【化19】
【0077】
【化20】
【0078】
【化21】
【0079】
【化22】
【0080】
【化23】
フロントページの続き (72)発明者 ベンクト−トーマス グローベル ドイツ連邦共和国、D−65529 ヴァルデ ムズ、アム ヴァイエルヴェルグ 8 (72)発明者 ミカ スカフェルド ドイツ連邦共和国、D−65520 バッド キャンベルグ、ポール エーリッチ スト ラッセ 14 (72)発明者 カール クリエガー ドイツ連邦共和国、D−65510 ヒュンス テッテン タウヌスタイナー ストラッセ 4 (72)発明者 デイエルク ローリッグ インドネシア共和国、ジャカルタ 12040 ジェーアイ. ジェンド ガトート サ ブロート ザ ヒルトン レジデンス I I アパートメント 52804

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(1) 【化1】 で表される1種以上の染料と、一般式(2) 【化2】 で表される1種以上の染料とを含み、一般式(1)で表
    される染料と一般式(2)で表される染料とのモル比が
    70:30〜30:70である染料混合物であって、 上記式中、 Mは水素、アルカリ金属またはアルカリ土類金属の等価
    物であり、 R1は水素、炭素原子を1〜4個有するアルキル、炭素
    原子を1〜4個有するアルコキシ、スルホまたはカルボ
    キシルであり、 R2は水素、炭素原子を1〜4個有するアルキル、炭素
    原子を1〜4個有するアルコキシであり、 Gはベンゼン基またはナフタレン基であり、 R3は、Gがベンゼン基である場合、水素、炭素原子を
    1〜4個有するアルキル、炭素原子を1〜4個有するア
    ルコキシ、ハロゲン、スルホまたはカルボキシルであ
    り、Gがナフタレン基である場合、水素、メチル、スル
    ホまたはカルボキシルであり、 R4は、Gがベンゼン基である場合、水素、炭素原子を
    1〜4個有するアルキル、炭素原子を1〜4個有するア
    ルコキシまたはスルホであり、Gがナフタレン基である
    場合、水素またはスルホであり、 RAは水素またはスルホであり、 Dはベンゼン基またはナフタレン基であり、 R5は、Dがベンゼン基である場合、水素、炭素原子を
    1〜4個有するアルキル、炭素原子を1〜4個有するア
    ルコキシ、ハロゲン、スルホまたはカルボキシルであ
    り、Dがナフタレン基である場合、水素、メチル、スル
    ホまたはカルボキシルであり、 R6は、Dがベンゼン基である場合、水素、炭素原子を
    1〜4個有するアルキル、炭素原子を1〜4個有するア
    ルコキシまたはスルホであり、Dがナフタレン基である
    場合、水素またはスルホであり、 RBは水素またはスルホであり、 R7は水素、炭素原子を1〜4個有するアルキル、炭素
    原子を1〜4個有するアルコキシ、スルホまたはカルボ
    キシルであり、 R8は水素、炭素原子を1〜4個有するアルキルまたは
    炭素原子を1〜4個有するアルコキシであり、 Rは水素または炭素原子を1〜4個有するアルキルであ
    り、 Y1はビニルまたはエチルであって、該エチルはβ位が
    アルカリ脱離可能な置換基で置換されており、 Y2はY1の要素のうちのいずれかを有する、染料混合
    物。
  2. 【請求項2】 R1が水素、メチルまたはメトキシであ
    ることを特徴とする、請求項1に記載の染料混合物。
  3. 【請求項3】 R2が水素、メチルまたはメトキシであ
    ることを特徴とする、請求項1または2に記載の染料混
    合物。
  4. 【請求項4】 R1およびR2がともに水素であることを
    特徴とする、請求項1に記載の染料混合物。
  5. 【請求項5】 R7が水素、メチルまたはメトキシであ
    ることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記
    載の染料混合物。
  6. 【請求項6】 R8が水素、メチルまたはメトキシであ
    ることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記
    載の染料混合物。
  7. 【請求項7】 R7およびR8がともに水素であることを
    特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の染料
    混合物。
  8. 【請求項8】 R3が水素またはスルホであり、R4がス
    ルホであり、RAが水素であることを特徴とする、請求
    項1〜7のいずれか1項に記載の染料混合物。
  9. 【請求項9】 R5が水素またはスルホであり、R6がス
    ルホであり、RBが水素であることを特徴とする、請求
    項1〜8のいずれか1項に記載の染料混合物。
  10. 【請求項10】 Y1がビニルまたはβ−スルファトエ
    チルであることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか
    1項に記載の染料混合物。
  11. 【請求項11】 Y2がビニルまたはβ−スルファトエ
    チルであることを特徴とする、請求項1〜10のいずれ
    か1項に記載の染料混合物。
  12. 【請求項12】 Y1−SO2基がアミノ基に対してメタ
    位またはパラ位でベンゼン核に結合していることを特徴
    とする、請求項1〜11のいずれか1項に記載の染料混
    合物。
  13. 【請求項13】 −SO2−Y2基がアミノ基に対してメ
    タ位またはパラ位でベンゼン核に結合していることを特
    徴とする、請求項1〜12いずれか1項に記載の染料混
    合物。
  14. 【請求項14】 Rが水素であることを特徴とする、請
    求項1〜13いずれか1項に記載の染料混合物。
  15. 【請求項15】 一般式(1)で表される染料および一
    般式(2)で表される染料が60:40〜40:60の
    モル比で存在することを特徴とする、請求項1〜14い
    ずれか1項に記載の染料混合物。
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