JP2002542366A - 繊維反応性アゾ染料の濃ネイビー色染料混合物およびその調製方法ならびにヒドロキシ/カルボキサミド含有繊維の染色方法 - Google Patents

繊維反応性アゾ染料の濃ネイビー色染料混合物およびその調製方法ならびにヒドロキシ/カルボキサミド含有繊維の染色方法

Info

Publication number
JP2002542366A
JP2002542366A JP2000612379A JP2000612379A JP2002542366A JP 2002542366 A JP2002542366 A JP 2002542366A JP 2000612379 A JP2000612379 A JP 2000612379A JP 2000612379 A JP2000612379 A JP 2000612379A JP 2002542366 A JP2002542366 A JP 2002542366A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dye
formula
hydrogen
dyes
mixture
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000612379A
Other languages
English (en)
Inventor
ロナルド ペデモンテ、
アンドレアス ストロベン、
ブオノ、 ドリアノ デル
Original Assignee
ダイスター・テクステイルファルベン・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニー・ドイッチュラント・コマンデイトゲゼルシャフト
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ダイスター・テクステイルファルベン・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニー・ドイッチュラント・コマンデイトゲゼルシャフト filed Critical ダイスター・テクステイルファルベン・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニー・ドイッチュラント・コマンデイトゲゼルシャフト
Publication of JP2002542366A publication Critical patent/JP2002542366A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06PDYEING OR PRINTING TEXTILES; DYEING LEATHER, FURS OR SOLID MACROMOLECULAR SUBSTANCES IN ANY FORM
    • D06P1/00General processes of dyeing or printing textiles, or general processes of dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form, classified according to the dyes, pigments, or auxiliary substances employed
    • D06P1/38General processes of dyeing or printing textiles, or general processes of dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form, classified according to the dyes, pigments, or auxiliary substances employed using reactive dyes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B67/00Influencing the physical, e.g. the dyeing or printing properties of dyestuffs without chemical reactions, e.g. by treating with solvents grinding or grinding assistants, coating of pigments or dyes; Process features in the making of dyestuff preparations; Dyestuff preparations of a special physical nature, e.g. tablets, films
    • C09B67/0033Blends of pigments; Mixtured crystals; Solid solutions
    • C09B67/0046Mixtures of two or more azo dyes
    • C09B67/0047Mixtures of two or more reactive azo dyes
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06PDYEING OR PRINTING TEXTILES; DYEING LEATHER, FURS OR SOLID MACROMOLECULAR SUBSTANCES IN ANY FORM
    • D06P1/00General processes of dyeing or printing textiles, or general processes of dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form, classified according to the dyes, pigments, or auxiliary substances employed
    • D06P1/38General processes of dyeing or printing textiles, or general processes of dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form, classified according to the dyes, pigments, or auxiliary substances employed using reactive dyes
    • D06P1/384General processes of dyeing or printing textiles, or general processes of dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form, classified according to the dyes, pigments, or auxiliary substances employed using reactive dyes reactive group not directly attached to heterocyclic group

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Coloring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、一般式(1)で表わされる1種以上(例えば、1種、2種、または3種)のジスアゾ染料と、一般式(2)で表わされる1種以上(例えば、1種、2種、または3種)のモノアゾ染料とを含んでなる染料混合物〔(1)および(2)は、請求項1に定義した通りである。〕、その調製方法、及びヒドロキシおよび/またはカルボキサミド含有繊維材料に本発明の染料を適用することによりこの材料を染色する方法を包含する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、繊維反応性染料の分野に関する。
【0002】
【従来の技術】
繊維反応性染料のネイビー色染色性混合物は、欧州特許公開第0588257
号、同第0668328号、および同第0127456号から既知である。しか
しながら、これらの染料混合物は、例えば、セルロース以外の基材(羊毛など)
に適用した場合、依然としていくつかの欠点を有する。カルボキサミド含有繊維
の濃ネイビー色色調は、通常、媒染染料を適用することによって得られる。媒染
染料の堅牢性および染色性が良好であることは周知である。しかしながら、媒染
染料には生態学的な欠点があるため、代替の反応性染料混合物が望まれる。
【0003】
【課題を解決するための手段】
本発明によると、予想外であり、かつ驚くべきことにアンモニウム後処理に対
する改良された耐性や羊毛の染色に関する改良された均染性などの改良された性
質を有する濃ネイビー色染色性反応性染料混合物が見いだされた。本発明には、
一般式(1)
【化5】 で表わされる1種以上(例えば、1種、2種、または3種)のジスアゾ染料と、 一般式(2)
【化6】 で表わされる1種以上(例えば、1種、2種、3種、または4種)のモノアゾ染
料と、 を含んでなる染料混合物が開示されている。上記式中、 R1は、水素、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ、スルホ、またはカルボ
キシ、好ましくはメトキシまたは水素、特に水素であり; R2は、水素、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ、スルホ、またはカルボ
キシ、好ましくは水素であり; R3は、R1の意味の一つを有し; R4は、水素、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ、スルホ、またはカルボ
キシ、好ましくは水素であり; R5は、水素、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ、スルホ、またはカルボ
キシ、好ましくはメトキシ、スルホ、または水素、特にスルホであり; R6は、水素、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ、スルホ、またはカルボ
キシ、好ましくはメトキシ、スルホ、または水素、特にスルホであり; Dは、ベンゼン基またはナフタレン基であり; nは、0または1であり; X1は、フッ素、塩素、シアナミド基、またはモルホリノ基、あるいは次式; NR78またはOR9または
【化7】 〔式中、 R7は、水素、メチル、エチル、ヒドロキシエチル、メトキシエチル、または
スルホエチル、好ましくはエチル、メトキシエチル、スルホエチルであり; R8は、R7の意味の一つを有し; R9は、R7の意味の一つを有し; R10は、R7の意味の一つを有し; R11は、水素、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ、スルホ、またはカルボ
キシ、好ましくはメトキシまたは水素、特に水素であり; R12は、水素、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ、スルホ、またはカルボ
キシ、好ましくはメトキシまたは水素、特に水素であり; X2は、X1の意味の一つを有し; Y1は、ビニルであるか、またはアルカリの作用により脱離される置換基(例
えば、塩素、チオスルファト、スルファト、アセチルオキシのような2〜5個の
炭素原子のアルカノイルオキシ、ホスファト、スルホベンゾイルオキシ、および
p−トルイルスルホニルオキシ)でベータ位が置換されておりかつこの脱離によ
りビニル基を生成するエチルであり、Y1は、好ましくはビニル、β−クロロエ
チル、β−チオスルファトエチル、またはβ−スルファトエチル、特に好ましく
はビニルまたはβ−スルファトエチルであり; Y2は、Y1の意味の一つを有し; Y3は、Y1の意味の一つを有し; Y4は、Y1の意味の一つを有する。〕 で表わされる基であり; Mは、水素またはアルカリ金属(例えば、リチウム、ナトリウム、およびカリ
ウム)を表わす。
【0004】
【発明の実施の形態】
以上の式および以下の式のいずれにおいても、式の構成要素はそれぞれ、一つ
の式中またはいくつかの式中で異なる名称を有するものおよび同一の名称を有す
るものの両方を含めて、それらの定義範囲内で互いに同一または異なる意味を有
することができる。
【0005】 「スルホ基」、「チオスルファト基」、「カルボキシ基」、「ホスファト基」
、および「スルファト基」には、これらの基の酸の形態およびそれらの基の塩の
形態の両方が含まれる。従って、スルホ基とは、式−SO3Mで表わされる基で
あり、チオスルファト基とは、式−S−SO3Mで表わされる基であり、カルボ
キシ基とは、式−COOMで表わされる基であり、ホスファト基とは、式−OP
32で表わされる基であり、スルファト基とは、式−OSO3Mで表わされる
基である。ただし、Mは、先に定義した通りである。
【0006】 一般式(1)で表わされる1種または複数種の染料は、70〜95重量%、好
ましくは75〜90重量%の量で混合物中に存在し、一般式(2)で表わされる
1種または複数種の染料は、5〜30重量%、好ましくは10〜25重量%の量
で混合物中に存在する。
【0007】 本発明の染料混合物には、下記の一般式(3a)または(3b)あるいはそれ
らの両方に対応する1種、2種、または3種の染料が含まれる。
【化8】 上記式中、R1、R2、R3、R4、M、Y1、およびY2は、先に定義した通りであ
る。これらの2種のモノアゾ染料は、出発化合物のカップリング反応が未完了の
場合、式(1)で表わされるジスアゾ染料を合成する際に生成させてもよい。
【0008】 本発明の染料混合物に更なる成分として式(3a)または式(3b)あるいは
それらの両方のモノアゾ染料が含まれている場合、式(3a)または式(3b)
あるいはそれらの両方の1種または複数種の染料は、染料(1)と染料(2)と
の100%染料混合物を基準にして計算した場合、式(1)で表わされる染料と
式(2)で表わされる染料との染料混合物中に0.01〜8重量%の範囲で存在
する。
【0009】 一般式(1)、(2)、(3a)、および(3b)で表わされる複数種の染料
は、特に同一の一般式に対応する複数種の染料が同一の発色団を有する場合、そ
れらのY部分の意味の範囲内で、それらの−SO2−Y部分に対応する構造的に
異なる繊維反応性基を有することができる。特に、本発明の染料混合物は、対応
する−SO2−Y部分の繊維反応性基が部分的にビニルスルホニル基でありかつ
部分的にβ−クロロエチルスルホニル基、β−チオスルファトエチルスルホニル
基、または好ましくはβ−スルファトエチルスルホニル基のように先に定義した
β置換エチル基をY部分にもつ基であるという条件で、式(1)に当てはまる同
一の発色団を有する複数種の染料および/または式(2)に当てはまる同一の発
色団を有する複数種の染料、場合により、一般式(3a)または(3b)あるい
はそれらの両方に当てはまる同一の発色団を有する複数種の染料を含有すること
ができる。本発明の染料混合物がビニルスルホニル染料の形態のそれぞれの染料
成分を含有する場合、β−クロロ−またはβ−チオスルファト−またはβ−スル
ファトエチル−スルホニル染料のように先に定義したβ置換エチル基をY部分に
もつそれぞれの染料に対するそれぞれのビニルスルホニル染料の割合は、それぞ
れの染料発色団を基準にして約30モル%までである。この場合、好ましくは、
ビニルスルホニル染料とβ−スルファトエチルスルホニル染料のような上記のβ
置換エチルスルホニル染料との割合は、モル比で2:98〜30:70である。
【0010】 式(1)、n=1のときの(2)、(3a)、および(3b)の染料中の式(
4)、(5)、および(6)
【化9】 で表わされる基は、例えば、2‐(β‐スルファトエチルスルホニル)フェニル
、3‐(β‐スルファトエチルスルホニル)フェニル、3‐または4‐ビニルス
ルホニルフェニル、4‐(β‐スルファトエチルスルホニル)フェニル、2‐カ
ルボキシ‐5‐(β‐スルファトエチルスルホニル)フェニル、4‐メトキシ‐
3‐(β‐スルファトエチルスルホニル)フェニル、2‐エトキシ‐4−または
−5‐(β‐スルファトエチルスルホニル)フェニル、2‐メチル‐4‐(β‐
スルファトエチルスルホニル)フェニル、2‐メトキシ−5−または‐4‐(β
‐スルファトエチルスルホニル)フェニル、2,4‐ジエトキシ‐5‐(β‐ス
ルファトエチルスルホニル)フェニル、2,4‐ジメトキシ‐5‐(β‐スルフ
ァトエチルスルホニル)フェニル、2,5‐ジメトキシ‐4‐(β‐スルファト
エチルスルホニル)フェニル、2‐メトキシ‐5‐メチル‐4‐(β‐スルファ
トエチルスルホニル)フェニル、2−または3‐または‐4‐(β‐チオスルフ
ァトエチルスルホニル)フェニル、2‐メトキシ‐5‐(β‐チオスルファトエ
チルスルホニル)フェニル、2‐スルホ‐4‐(β‐ホスファトエチルスルホニ
ル)フェニル、2‐スルホ‐4‐ビニルスルホニルフェニル、および3‐または
4‐(β‐アセトキシエチルスルホニル)フェニル、ならびにそれらの対応する
ビニルスルホニル誘導体である。
【0011】 式(2)の染料中のn=0のときの式(6)
【化10】 で表わされる基は、例えば、4−メチル−2−スルホフェニル、4−メトキシ−
2−スルホフェニル、4−スルホフェニル、3−スルホフェニル、2−スルホフ
ェニル、4−メトキシ−2,5−ジスルホフェニル、4−メチル−2,5−ジス
ルホフェニル、1,5−ジスルホフナチル、または1−スルホフナチルである。
【0012】 本発明に係る染料混合物において、好ましくは、 Dは、1,5−ジスルファトフナチル基であり; R1は、メトキシまたは水素であり; R2は、水素であり; R3は、メトキシまたは水素であり; R4は、水素であり; X1は、塩素であり; X2は、4‐(β‐スルファトエチルスルホニル)フェニル基であり; R1、R2、R3、およびR4は、特に好ましくは、それぞれ水素であり、そしてY
部分は、好ましくは、それぞれ互いに独立して、ビニルまたはβ‐スルファトエ
チルである。
【0013】 本発明の染料混合物は、固体状態または液体(溶解)状態の調製物として存在
することができる。固体状態の場合、本発明の染料混合物には、一般に、水溶性
染料、特に繊維反応性染料のときに慣用される電解質塩、例えば、塩化ナトリウ
ム、塩化カリウム、および硫酸ナトリウムが含まれる共に、商用の染料中で慣用
される助剤、例えば、酢酸ナトリウム、ホウ酸ナトリウム、重炭酸ナトリウム、
リン酸二水素ナトリウム、およびリン酸水素二ナトリウムのように水溶液を3〜
7のpHに設定することのできる緩衝剤、ならびに少量の乾燥剤が含まれる。液
体状態の水溶液として存在する場合(捺染糊中で慣用されるタイプの増粘剤が存
在する場合を含めて)、こうした調製物の耐久性を確保するための物質、例えば
、防黴剤が含まれる。
【0014】 染料混合物が染料粉末の形態をとる場合、染料混合物には、一般に、染料粉末
または調製物を基準にして10〜80重量%の濃度標準化用の無色の希釈剤電解
質塩、例えば、先に述べた電解質塩が含まれる。この染料粉末には更に、染料粉
末を基準にして5%までの合計量で上記の緩衝剤が含まれていてもよい。本発明
の染料混合物が水溶液として存在する場合、この水溶液中の全染料含有量は、水
溶液(液体調製物)を基準にして、約50重量%までであり、この水溶液中の電
解質塩含有量は、好ましくは10重量%未満であり、一般に、この水溶液は、上
記の緩衝剤を5重量%までの量、好ましくは2重量%までの量で含有することが
できる。
【0015】 本発明の染料混合物は、染料が粉末または顆粒の形態であるかあるいは合成溶
液または一般にそれぞれの染料の水溶液の形態であるかにかかわらず、慣用的な
助剤を含有する場合も含めて、それぞれの染料を必要な割合で機械的に混合する
ことによって従来の方法で調製可能である。
【0016】 一般式(1)で表わされる染料は、米国特許第2,657,205号、同第3
,387,914号、同第4,072,463号、および同第4,257,77
0号、または先に記載の出版物の一つから既知であり、一般式(2)で表わされ
る染料は、欧州特許出願公開第534342号および同第177449号から既
知である。
【0017】 本発明の染料混合物は、繊維反応性染料に対して当技術分野で多数報告されて
いる適用および固着方法により、良好なカラービルドアップ性および未固着染料
部分に対する良好なウォッシュオフ性をもたせてヒドロキシおよび/またはカル
ボキサミド含有繊維材料を濃ネイビー色の色調に染色(捺染を含む)するのに好
適である。
【0018】 従って、本発明はまた、ヒドロキシおよび/またはカルボキサミド含有繊維材
料を染色(捺染を含む)するための新規な染料混合物の使用、ならびに本発明の
染料混合物を用いてそのような材料を染色するための方法を提供する。この方法
では、溶解状態で染料混合物を基材に適用し、アルカリの作用もしくは加熱によ
りまたはそれらの両方により繊維に染料を固着させる。
【0019】 ヒドロキシ含有材料とは、セルロース繊維材料(紙の形態を含む)またはその
再生品およびポリビニルアルコールなどの天然または合成のヒドロキシ含有材料
である。セルロース繊維材料としては綿が好ましいが、そのほかの天然の植物繊
維、例えば、リネン繊維、大麻繊維、ジュート繊維、およびラミー繊維であって
もよい。再生セルロース繊維としては、例えば、ステープルビスコースおよびフ
ィラメントビスコースが挙げられる。
【0020】 カルボキサミド含有材料とは、例えば、合成および天然のポリアミドおよびポ
リウレタン(特に、繊維の形態のもの)、具体的には、羊毛およびその他の動物
の毛、絹、皮革、ナイロン66、ナイロン6、ナイロン11、およびナイロン4
である。
【0021】 更に、本発明の染料混合物は、羊毛の繊維反応性染色に使用することもできる
。このほか、非フェルト化仕上げまたは低フェルト化仕上げ〔H.Rath著,
Lehrbuch der Textilchemie,Springer−V
erlag刊,第3版(1972年),第295−299頁,特に、いわゆるH
ercosett法による仕上げ(第298頁)、ならびにJ.Soc.Dye
rs and Colourists 1972,93−99および1975,
33−44を参照されたい。〕が施された羊毛を染色した場合にも、非常に良好
な堅牢性が得られる。
【0022】 本発明において、羊毛の染色法は、酸性媒質を用いて従来の手順により実施さ
れる。例えば、所望のpHを得るべく、酢酸および/または硫酸アンモニウムあ
るいは酢酸および酢酸アンモニウムまたは酢酸ナトリウムを染浴に添加してもよ
い。許容しうる均染度を有する染色物を得るために、慣用的な均染剤、例えば、
塩化シアヌルと3倍モル量のアミノベンゼンスルホン酸および/またはアミノナ
フタレンスルホン酸との反応生成物をベースとする均染剤、あるいは例えば、ス
テアリルアミンとエチレンオキシドとの反応生成物をベースとする均染剤などを
添加することが望ましい。例えば、本発明の染料混合物を吸尽処理に付すことが
好ましく、吸尽処理では、最初に、約3.5〜5.5のpHに制御された酸性染
浴を用い、次に、染色時間の終点に向かってpHを中性に、おそらくpH8.5
までの弱アルカリ性の領域に変化させる。これにより、特に、非常に濃い染色物
の場合、本発明の染料混合物中の染料と繊維とが十分に反応して結合する。それ
と同時に、反応による結合がなされなかった染料部分は除去される。
【0023】 本明細書に記載の手順はまた、このほかの天然のポリアミドまたは合成のポリ
アミドおよびポリウレタンを含有する繊維材料の染色物を得るためにも使用する
ことができる。一般的には、染色される材料を約40℃の温度の染浴中に導入し
、染浴中でしばらく攪拌し、次いで所望の弱酸性pH(好ましくは弱酢酸酸性p
H)になるように染浴を調節し、そして60〜98℃の温度で実際の染色を行う
。しかしながら、沸騰させた状態で染色を行ったり、または密閉染色装置中で1
06℃までの温度で染色を行うことも可能である。本発明の染料混合物の水溶性
は非常によいので、慣用的な連続染色法においても有利に使用することができる
。本発明の染料混合物の色濃度は、非常に高い。
【0024】 本発明の染料混合物を適用する場合、繊維反応性染料に対する公知の適用技術
を用いて繊維材料を染色および捺染するための一般に知られた方法が利用される
。本発明に係る染料混合物中の染料は互いに相溶性が高いため、本発明の染料混
合物は、吸尽染色法においても効果的に使用できる。このようにして、高浴比、
40〜105℃の温度、場合により130℃までの温度、過圧下、場合により慣
用的な染色助剤の存在下、酸結合剤および場合により塩化ナトリウムまたは硫酸
ナトリウムのような中性塩を用いる条件下で、例えばセルロース繊維に適用する
と、優れたカラービルドアップおよび一様な色調を有する染色物が非常に良好な
カラーイールド(yield)で得られる。実施可能な手順の1例を挙げると次
のようになる。先ず、材料を温浴中に導入し、所望の染色温度まで徐々に浴を加
熱し、そしてその温度で染色プロセスを終了させる。所望により、実際の染色温
度に到達するまで染料の吸尽を促進するための中性塩を浴に添加しないようにす
ることもできる。
【0025】 同様に、セルロース繊維に対する従来の捺染法を、単相または二相で行うこと
もできる。単相で行う場合には、例えば、重炭酸ナトリウムまたはなんらかの他
の酸結合剤と、着色剤とを含有する捺染糊で捺染し、続いて100〜103℃で
蒸熱処理する。二相で行う場合には、例えば、着色剤を含有する中性または弱酸
性の捺染糊で捺染し、次に、捺染された材料を高温の電解質含有アルカリ浴に通
すか、あるいはアルカリ性電解質含有パジング液でオーバーパジングし、その後
、こうして処理された材料をバッチ処理するかまたは蒸熱もしくは乾熱処理する
。このような捺染法により、はっきりした輪郭および明るい白地を有する強力な
染色物が得られる。固着条件が変化しても、得られる染色物には、その影響がほ
とんど現れない。染色の場合のみならず捺染の場合にも、本発明の染料混合物を
用いて得られる固着度は、非常に高い。慣用的な熱固着法による乾熱固着で使用
される熱風の温度は、120〜200℃である。101〜103℃の慣用的な蒸
気のほかに、過熱蒸気および160℃までの高圧蒸気を使用することも可能であ
る。
【0026】 セルロース繊維に染料を固着させる働きをする酸結合剤としては、例えば、ア
ルカリ金属およびアルカリ土類金属と、無機酸または有機酸との水溶性塩基性塩
、ならびに加熱時にアルカリを放出する化合物が挙げられる。アルカリ金属の水
酸化物、および弱酸から中程度の酸までの無機酸または有機酸のアルカリ金属塩
が特に好適であり、好ましいアルカリ金属化合物としては、ナトリウム化合物お
よびカリウム化合物が挙げられる。このような酸結合剤としては、例えば、水酸
化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、重炭酸ナトリウム、炭酸カリ
ウム、ギ酸ナトリウム、リン酸二水素ナトリウム、およびリン酸水素二ナトリウ
ムが挙げられる。
【0027】 本発明に係る染料混合物の染料を、加熱しながらまたは加熱せずに酸結合剤で
処理すると、染料は、セルロース繊維に化学的に結合する。この場合、通常の後
処理としてのすすぎを行って未固着染料部分を除去すると、特に、セルロースの
染色物は、優れた湿潤堅牢性を呈する。それは、特に、冷水への溶解性がよいた
めに未固着染料部分が容易に洗浄除去されるからである。
【0028】 ポリウレタン繊維およびポリアミド繊維への染色は、通常、酸性媒質を用いて
行われる。所望のpHに設定するために、例えば、酢酸および/または硫酸アン
モニウムおよび/または酢酸および酢酸アンモニウムまたは酢酸ナトリウムが染
浴に含まれていてもよい。許容しうる均染性を有する染色物を得るために、慣用
的な均染助剤、例えば、塩化シアヌルと3倍モル量のアミノベンゼンスルホン酸
またはアミノナフタレンスルホン酸との反応生成物をベースとした均染助剤、あ
るいは例えば、ステアリルアミンとエチレンオキシドとの反応生成物をベースと
して均染助剤などを添加することが好ましい。一般的には、染色される材料を約
40℃の温度の染浴中に導入し、染浴中でしばらく攪拌し、次いで所望の弱酸性
pH(好ましくは弱酢酸酸性pH)になるように染浴を調節し、そして60〜9
8℃の温度で実際の染色を行う。しかしながら、沸騰させた状態で染色を行った
り、または(過圧下で)120℃までの温度で染色を行ったりすることも可能で
ある。
【0029】
【実施例】
以下の実施例を用いて本発明について説明する。部およびパーセントは、特に
記載のない限り重量基準である。重量部と容量部との関係は、キログラムとリッ
トルとの関係に相当する。
【0030】 (実施例1) 式(A)
【化11】 で表わされる染料を含有率50%で含むネイビーブルーの電解質塩含有粉末15
0部を、式(B)
【化12】 で表わされる染料を含有率60%で含む赤色の電解質塩含有粉末33.3部、お
よび式(C)
【化13】 で表わされる染料を含有率50%で含む赤色の電解質塩含有粉末10部と、 機械的に混合することによって、本発明に係る染料混合物を調製する。得られる
混合物は、染料(A)を75%(w/w)、染料(B)を20%(w/w)、お
よび染料(C)を5%(w/w)含有し、羊毛をネイビーブルーの色調に染色す
る。染料混合物は、優れた染料特性(すなわち、耐光堅牢性および耐洗濯堅牢性
)を呈する。
【0031】 (実施例2) 式(A)で表わされる染料を含有率50%で含むネイビーブルーの電解質塩含
有粉末155部を、式(B)で表わされる染料を含有率60%で含む赤色の電解
質塩含有粉末33.3部および式(C)で表わされる染料を含有率50%で含む
赤色の電解質塩含有粉末5.0部と、機械的に混合することによって、本発明に
係る染料混合物を調製する。得られる混合物は、染料(A)を77.5%(w/
w)、染料(B)を20%(w/w)、および染料(C)を2.5%(w/w)
含有し、羊毛をネイビーブルーの色調に染色する。染料混合物は、優れた染料特
性(すなわち、耐光堅牢性および耐洗濯堅牢性)を呈する。
【0032】 (実施例3) 式(A)で表わされる染料を含有率50%で含むネイビーブルーの電解質塩含
有粉末160部を、式(B)で表わされる染料を含有率60%で含む赤色の電解
質塩含有粉末25部および式(C)で表わされる染料を含有率50%で含む赤色
の電解質塩含有粉末10.0部と、機械的に混合することによって、本発明に係
る染料混合物を調製する。得られる混合物は、染料(A)を80%(w/w)、
染料(B)を15%(w/w)、および染料(C)を5%(w/w)含有し、羊
毛をネイビーブルーの色調に染色する。染料混合物は、優れた染料特性(すなわ
ち、耐光堅牢性および耐洗濯堅牢性)を呈する。
【0033】 (実施例4) 式(A)で表わされる染料を含有率50%で含むネイビーブルーの電解質塩含
有粉末170部を、式(B)で表わされる染料を含有率60%で含む赤色の電解
質塩含有粉末16.6部および式(C)で表わされる染料を含有率50%で含む
赤色の電解質塩含有粉末10.0部と、機械的に混合することによって、本発明
に係る染料混合物を調製する。得られる混合物は、染料(A)を85%(w/w
)、染料(B)を10%(w/w)、および染料(C)を5%(w/w)含有し
、羊毛をネイビーブルーの色調に染色する。染料混合物は、優れた染料特性(す
なわち、耐光堅牢性および耐洗濯堅牢性)を呈する。
【0034】 (実施例5) 式(A)で表わされる染料を含有率50%で含むネイビーブルーの電解質塩含
有粉末150部を、式(B)で表わされる染料を含有率60%で含む赤色の電解
質塩含有粉末16.6部、式(C)で表わされる染料を含有率50%で含む赤色
の電解質塩含有粉末10.0部、および式(D)で表わされる染料を含有率50
%で含む赤色の電解質塩含有粉末20.0部と、機械的に混合することによって
、本発明に係る染料混合物を調製する。得られる混合物は、染料(A)を75%
(w/w)、染料(B)を10%(w/w)、染料(C)を5%(w/w)、お
よび染料(D)を10%(w/w)含有し、羊毛をネイビーブルーの色調に染色
する。染料混合物は、優れた染料特性(すなわち、耐光堅牢性および耐洗濯堅牢
性)を呈する。
【化14】
【0035】 (実施例6) 式(A)で表わされる染料を含有率50%で含むネイビーブルーの電解質塩含
有粉末160部を、式(B)で表わされる染料を含有率60%で含む赤色の電解
質塩含有粉末16.6部、および式(D)で表わされる染料を含有率50%で含
む赤色の電解質塩含有粉末20.0部と、機械的に混合することによって、本発
明に係る染料混合物を調製する。得られる混合物は、染料(A)を80%(w/
w)、染料(B)を10%(w/w)、および染料(D)を10%(w/w)含
有し、羊毛をネイビーブルーの色調に染色する。染料混合物は、優れた染料特性
(すなわち、耐光堅牢性および耐洗濯堅牢性)を呈する。
【0036】 (実施例7) 式(A)で表わされる染料を含有率50%で含むネイビーブルーの電解質塩含
有粉末150部を、式(E)で表わされる染料を含有率70%で含む赤色の電解
質塩含有粉末28.5部、および式(C)で表わされる染料を含有率50%で含
む赤色の電解質塩含有粉末10.0部と、機械的に混合することによって、本発
明に係る染料混合物を調製する。得られる混合物は、染料(A)を75%(w/
w)、染料(E)を20%(w/w)、および染料(C)を5%(w/w)含有
し、羊毛をネイビーブルーの色調に染色する。染料混合物は、優れた染料特性(
すなわち、耐光堅牢性および耐洗濯堅牢性)を呈する。
【化15】
【0037】 (実施例8) 式(A)で表わされる染料を含有率50%で含むネイビーブルーの電解質塩含
有粉末160部を、式(E)で表わされる染料を含有率70%で含む赤色の電解
質塩含有粉末21.5部、および式(C)で表わされる染料を含有率50%で含
む赤色の電解質塩含有粉末10.0部と、機械的に混合することによって、本発
明に係る染料混合物を調製する。得られる混合物は、染料(A)を80%(w/
w)、染料(E)を15%(w/w)、および染料(C)を5%(w/w)含有
し、羊毛をネイビーブルーの色調に染色する。染料混合物は、優れた染料特性(
すなわち、耐光堅牢性および耐洗濯堅牢性)を呈する。
【0038】 (実施例9) 式(A)で表わされる染料を含有率50%で含むネイビーブルーの電解質塩含
有粉末160部を、式(F)で表わされる染料を含有率65%で含む赤色の電解
質塩含有粉末23部、および式(C)で表わされる染料を含有率50%で含む赤
色の電解質塩含有粉末10.0部と、機械的に混合することによって、本発明に
係る染料混合物を調製する。得られる混合物は、染料(A)を80%(w/w)
、染料(F)を15%(w/w)、および染料(C)を5%(w/w)含有し、
羊毛をネイビーブルーの色調に染色する。染料混合物は、優れた染料特性(すな
わち、耐光堅牢性および耐洗濯堅牢性)を呈する。
【化16】
【0039】 (実施例10) 式(A)で表わされる染料を含有率50%で含むネイビーブルーの電解質塩含
有粉末170部を、式(F)で表わされる染料を含有率65%で含む赤色の電解
質塩含有粉末23部と、機械的に混合することによって、本発明に係る染料混合
物を調製する。得られる混合物は、染料(A)を85%(w/w)および染料(
F)を15%(w/w)含有し、羊毛をネイビーブルーの色調に染色する。染料
混合物は、優れた染料特性(すなわち、耐光堅牢性および耐洗濯堅牢性)を呈す
る。
【0040】 (実施例11) 式(A)で表わされる染料を含有率50%で含むネイビーブルーの電解質塩含
有粉末150部を、式(G)で表わされる染料を含有率65%で含む赤色の電解
質塩含有粉末30.7部、および式(C)で表わされる染料を含有率50%で含
む赤色の電解質塩含有粉末10.0部と、機械的に混合することによって、本発
明に係る染料混合物を調製する。得られる混合物は、染料(A)を75%(w/
w)、染料(G)を20%(w/w)、および染料(C)を5%(w/w)含有
し、羊毛をネイビーブルーの色調に染色する。染料混合物は、優れた染料特性(
すなわち、耐光堅牢性および耐洗濯堅牢性)を呈する。
【化17】
【0041】 (実施例12) 式(A)で表わされる染料を含有率50%で含むネイビーブルーの電解質塩含
有粉末160部を、式(G)で表わされる染料を含有率65%で含む赤色の電解
質塩含有粉末23部、および式(C)で表わされる染料を含有率50%で含む赤
色の電解質塩含有粉末10.0部と、機械的に混合することによって、本発明に
係る染料混合物を調製する。得られる混合物は、染料(A)を80%(w/w)
、染料(G)を15%(w/w)、および染料(C)を5%(w/w)含有し、
羊毛をネイビーブルーの色調に染色する。染料混合物は、優れた染料特性(すな
わち、耐光堅牢性および耐洗濯堅牢性)を呈する。
【0042】 (実施例13) 式(A)で表わされる染料を含有率50%で含むネイビーブルーの電解質塩含
有粉末160部を、式(H)で表わされる染料を含有率50%で含む赤色の電解
質塩含有粉末30部、および式(C)で表わされる染料を含有率50%で含む赤
色の電解質塩含有粉末10.0部と、機械的に混合することによって、本発明に
係る染料混合物を調製する。得られる混合物は、染料(A)を80%(w/w)
、染料(H)を15%(w/w)、および染料(C)を5%(w/w)含有し、
羊毛をネイビーブルーの色調に染色する。染料混合物は、優れた染料特性(すな
わち、耐光堅牢性および耐洗濯堅牢性)を呈する。
【化18】
【0043】 (実施例14) 式(A)で表わされる染料を含有率50%で含むネイビーブルーの電解質塩含
有粉末160部を、式(I)で表わされる染料を含有率50%で含む赤色の電解
質塩含有粉末30部、および式(C)で表わされる染料を含有率50%で含む赤
色の電解質塩含有粉末10.0部と、機械的に混合することによって、本発明に
係る染料混合物を調製する。得られる混合物は、染料(A)を80%(w/w)
、染料(I)を15%(w/w)、および染料(C)を5%(w/w)含有し、
羊毛をネイビーブルーの色調に染色する。染料混合物は、優れた染料特性(すな
わち、耐光堅牢性および耐洗濯堅牢性)を呈する。
【化19】
【0044】 (実施例15) 式(A)で表わされる染料を含有率50%で含むネイビーブルーの電解質塩含
有粉末160部を、式(J)で表わされる染料を含有率50%で含む赤色の電解
質塩含有粉末30部、および式(C)で表わされる染料を含有率50%で含む赤
色の電解質塩含有粉末10.0部と、機械的に混合することによって、本発明に
係る染料混合物を調製する。得られる混合物は、染料(A)を80%(w/w)
、染料(J)を15%(w/w)、および染料(C)を5%(w/w)含有し、
羊毛をネイビーブルーの色調に染色する。染料混合物は、優れた染料特性(すな
わち、耐光堅牢性および耐洗濯堅牢性)を呈する。
【化20】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) D06P 3/10 D06P 3/10 3/24 3/24 Z 3/66 3/66 B (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CR, CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI,G B,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL ,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ, LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,M G,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT ,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL, TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ,V N,YU,ZA,ZW (72)発明者 ストロベン、 アンドレアス ドイツ連邦共和国、D−51519 オデンタ ール、ヘルゾゲンフェルド 27 (72)発明者 デル ブオノ、 ドリアノ ドイツ連邦共和国、D−51373 レヴェル クーゼ ン、 マイセンウエッグ 14 Fターム(参考) 4H056 JA02 JA06 JB02 JB03 JC05 JC06 JD08 JD23 JE02 4H057 AA02 BA07 DA01 DA21 DA22 DA24 EA01 FA17 GA07 HA01 JA10 JB02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(1) 【化1】 で表わされる1種以上(例えば、1種、2種、または3種)のジスアゾ染料と、 一般式(2) 【化2】 で表わされる1種以上(例えば、1種、2種、3種、または4種)のモノアゾ染
    料と、 を含んでなる染料混合物。 上記式中、 R1は、水素、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ、スルホ、またはカルボ
    キシであり; R2は、水素、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ、スルホ、またはカルボ
    キシであり; R3は、水素、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ、スルホ、またはカルボ
    キシであり; R4は、水素、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ、スルホ、またはカルボ
    キシであり; R5は、水素、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ、スルホ、またはカルボ
    キシであり; R6は、水素、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ、スルホ、またはカルボ
    キシであり; Dは、ベンゼン基またはナフタレン基であり; X1は、フッ素、塩素、シアナミド基、またはモルホリノ基、あるいは次式; NR78またはOR9または 【化3】 〔式中、 R7は、水素、C1〜C4アルキル、あるいはアルコキシ基、ヒドロキシ基、ま
    たはスルホ基により置換されているC1〜C4アルキルであり; R8は、R7の意味の一つを有し; R9は、R7の意味の一つを有し; R10は、R7の意味の一つを有し; R11は、水素、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ、スルホ、またはカルボ
    キシであり; R12は、水素、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ、スルホ、またはカルボ
    キシであり; X2は、X1の意味の一つを有し; Y1は、ビニルであるか、またはアルカリの作用により脱離される置換基でベ
    ータ位が置換されておりかつこの脱離によりビニル基を生成するエチルであり; Y2は、Y1の意味の一つを有し; Y3は、Y1の意味の一つを有し; Y4は、Y1の意味の一つを有する。〕 で表わされる基であり; Mは、水素またはアルカリ金属(例えば、リチウム、ナトリウム、およびカリ
    ウム)を表わす。
  2. 【請求項2】 式(1)で表わされる1種以上の染料を70〜95重量%の
    混合率でかつ式(2)で表わされる1種以上の染料を5〜30重量%の混合率で
    含んでなる、請求項1に記載の染料混合物。
  3. 【請求項3】 式(1)で表わされる1種以上の染料を75〜90重量%の
    混合率でかつ式(2)で表わされる1種以上の染料を10〜25重量%の混合率
    で含んでなる、請求項1に記載の染料混合物。
  4. 【請求項4】 式(1)で表わされる1種以上の染料を75〜90重量%の
    混合率でかつ式(2)で表わされる1種以上の染料を8〜15重量%の混合率で
    かつ下記式(3a)および(3b)で表わされる1種以上の染料を2〜10重量
    %の混合率で含んでなる、請求項1に記載の染料混合物。 【化4】 〔式中、R1、R2、R3、R4、M、Y1、およびY2は、請求項1に定義した通り
    である。〕
  5. 【請求項5】 個々の染料を必要な割合で機械的に混合することによって従
    来の方法で本発明の染料混合物を調製する方法。
  6. 【請求項6】 ヒドロキシおよび/またはカルボキサミド含有繊維材料に染
    料を適用し、熱またはアルカリを用いてあるいは熱とアルカリとを用いて該材料
    に該染料を固着することにより該材料を染色する方法であって、請求項1に記載
    の染料混合物を染料として使用することを含んでなる、方法。
JP2000612379A 1999-04-15 2000-04-08 繊維反応性アゾ染料の濃ネイビー色染料混合物およびその調製方法ならびにヒドロキシ/カルボキサミド含有繊維の染色方法 Pending JP2002542366A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US29196199A 1999-04-15 1999-04-15
US09/291,961 1999-04-15
PCT/EP2000/003150 WO2000063298A1 (en) 1999-04-15 2000-04-08 Deep navy dye mixtures of fiber-reactive azo dyes and a method for their preparation and a process for dyeing hydroxy and/or carboxamido containing fibers

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002542366A true JP2002542366A (ja) 2002-12-10

Family

ID=23122603

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000612379A Pending JP2002542366A (ja) 1999-04-15 2000-04-08 繊維反応性アゾ染料の濃ネイビー色染料混合物およびその調製方法ならびにヒドロキシ/カルボキサミド含有繊維の染色方法

Country Status (10)

Country Link
EP (1) EP1173522A1 (ja)
JP (1) JP2002542366A (ja)
KR (1) KR20020033090A (ja)
CN (1) CN1344294A (ja)
AU (1) AU4294600A (ja)
BR (1) BR0009692A (ja)
CA (1) CA2370403A1 (ja)
MX (1) MXPA01010432A (ja)
TR (1) TR200102952T2 (ja)
WO (1) WO2000063298A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4639490B2 (ja) * 2001-02-20 2011-02-23 住友化学株式会社 反応染料混合物及びそれらの繊維材料への適用
JP4486810B2 (ja) * 2003-01-08 2010-06-23 富士フイルム株式会社 着色組成物及びインクジェット記録方法
CN1871308A (zh) * 2003-10-20 2006-11-29 西巴特殊化学品控股有限公司 活性染料混合物和其用途
KR100686978B1 (ko) * 2006-04-21 2007-02-26 (주)경인양행 반응성 염료 조성물 및 이를 이용한 섬유의 염색방법

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02202956A (ja) * 1989-01-24 1990-08-13 Rika Sangyo Kk 反応性黒色染料組成物
JPH0848902A (ja) * 1994-04-25 1996-02-20 Hoechst Ag 黒色繊維反応性アゾ染料の混合物およびその混合物をヒドロキシ− および/またはカルボキシアミド− 含有繊維材料を染色するために使用する方法
JPH08253697A (ja) * 1995-03-08 1996-10-01 Hoechst Ag 繊維反応性アゾ染料の黒色染料混合物およびその混合物のヒドロキシル− および/またはカルボキシアミド− 含有繊維材料を染色するための用途
JPH08269350A (ja) * 1995-03-30 1996-10-15 Hoechst Ag 繊維反応性アゾ染料の染料混合物及びそれをヒドロキシ−及び/またはカルボキサミド−含有繊維材料の染色に使用する方法
JPH10152624A (ja) * 1996-09-05 1998-06-09 Dystar Textilfarben Gmbh & Co Deutsche Kg 繊維反応性アゾ染料の染料混合物及びこれをヒドロキシ及び/またはカルボキサミド基を含む繊維材料の染色に使用する方法
JPH11335576A (ja) * 1998-05-28 1999-12-07 Sumitomo Chem Co Ltd 反応染料組成物およびそれを用いる繊維材料の染色または捺染方法
JP2003518143A (ja) * 1999-01-20 2003-06-03 エバーライト ユーエスエー、インク 反応性染料組成物

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TW460545B (en) * 1998-07-21 2001-10-21 Dystar Textilfarben Gmbh & Amp Dye mixture

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02202956A (ja) * 1989-01-24 1990-08-13 Rika Sangyo Kk 反応性黒色染料組成物
JPH0848902A (ja) * 1994-04-25 1996-02-20 Hoechst Ag 黒色繊維反応性アゾ染料の混合物およびその混合物をヒドロキシ− および/またはカルボキシアミド− 含有繊維材料を染色するために使用する方法
JPH08253697A (ja) * 1995-03-08 1996-10-01 Hoechst Ag 繊維反応性アゾ染料の黒色染料混合物およびその混合物のヒドロキシル− および/またはカルボキシアミド− 含有繊維材料を染色するための用途
JPH08269350A (ja) * 1995-03-30 1996-10-15 Hoechst Ag 繊維反応性アゾ染料の染料混合物及びそれをヒドロキシ−及び/またはカルボキサミド−含有繊維材料の染色に使用する方法
JPH10152624A (ja) * 1996-09-05 1998-06-09 Dystar Textilfarben Gmbh & Co Deutsche Kg 繊維反応性アゾ染料の染料混合物及びこれをヒドロキシ及び/またはカルボキサミド基を含む繊維材料の染色に使用する方法
JPH11335576A (ja) * 1998-05-28 1999-12-07 Sumitomo Chem Co Ltd 反応染料組成物およびそれを用いる繊維材料の染色または捺染方法
JP2003518143A (ja) * 1999-01-20 2003-06-03 エバーライト ユーエスエー、インク 反応性染料組成物

Also Published As

Publication number Publication date
AU4294600A (en) 2000-11-02
EP1173522A1 (en) 2002-01-23
WO2000063298A1 (en) 2000-10-26
MXPA01010432A (es) 2002-03-27
BR0009692A (pt) 2002-01-08
KR20020033090A (ko) 2002-05-04
TR200102952T2 (tr) 2002-04-22
CN1344294A (zh) 2002-04-10
CA2370403A1 (en) 2000-10-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06263997A (ja) 繊維反応性アゾ染料の黒色染料混合物及びヒドロキシ − 及び/又はカルボンアミド− 含有繊維材料を染色するための、その用途
JP4646084B2 (ja) 染料混合物、その調製方法、およびその使用
JP2000086924A (ja) 繊維反応性黒色染料混合物ならびにヒドロキシおよび/またはカルボキサミド含有繊維材料を染色するためのそれらの使用
JP3969763B2 (ja) 青色染色性の繊維反応性染料の混合物およびその混合物のヒドロキシ− および/またはカルボキシアミド− 含有繊維材料を染色するための用途
JP4060914B2 (ja) 繊維反応性染料の青色染色混合物およびヒドロキシおよび/またはカルボキシアミド基を含有する繊維材料の染色にそれらを使用する方法
JP4627343B2 (ja) 繊維反応性アゾ染料の黒色染料混合物、その調製方法、ならびにそれを用いるヒドロキシおよび/またはカルボキサミド含有繊維材料の染色方法
JP2000144006A (ja) 水溶性繊維反応性アゾ染料を含む黄色染料混合物およびその使用
JP3802600B2 (ja) 水溶性の繊維反応性アゾ染料の染料混合物、それら混合物を製造および使用する方法
US6036732A (en) Black dye mixtures of fiber-reactive azo dyes, methods for their preparation and use thereof for dyeing hydroxy-and/or carboxamido-cont
KR100722078B1 (ko) 반응성 염료의 주황색- 및 진홍색-착색된 혼합물
JP4535415B2 (ja) 繊維反応性アゾ染料の深い黒色染料混合物及びヒドロキシ基及び/又はカルボキサミド基を含有する繊維の染色方法
JP2000086923A (ja) 繊維反応性アゾ染料のネ―ビ―ブル―染料混合物
JP2004528400A (ja) 繊維反応アゾ染料の黒色染料混合物およびヒドロキシルおよび/またはカルボキサミド含有繊維材料へのそれらの使用方法
JP2000086925A (ja) 繊維反応性アゾ染料の濃い黒色染料混合物およびヒドロキシ―および/またはカルボキサミド―含有繊維材料を染色するためのその使用
KR100569087B1 (ko) 섬유 반응성 아조 염료의 주황색 염료 혼합물, 및 하이드록시 및/또는 카복스아미도 그룹 함유 물질의 염색을 위한 이의 용도
JP2000144008A (ja) 繊維反応性アゾ染料およびその使用
JP2004504470A (ja) 繊維反応性モノアゾ染料、その調製方法、およびヒドロキシ含有および/またはカルボキサミド含有繊維材料を染色するためのその使用
JP2001187847A (ja) 繊維反応性アゾ染料の染料混合物、その調製方法、ならびにそれを用いるヒドロキシ基および/またはカルボキサミド基含有材料の染色方法
JP2002542366A (ja) 繊維反応性アゾ染料の濃ネイビー色染料混合物およびその調製方法ならびにヒドロキシ/カルボキサミド含有繊維の染色方法
KR100608425B1 (ko) 섬유-반응성 구리 착체 포르마잔 염료의 청색 염료 혼합물
KR100685558B1 (ko) 섬유-반응성 아조 염료들의 염료 혼합물, 및 하이드록시기및/또는 카복스아미도기 함유 물질의 염색을 위한 그의 용도
JP2000072980A (ja) 繊維反応性アゾ染料の黒色染料混合物ならびにヒドロキシおよびまたはカルボキサミド含有繊維材料を染色するためのそれらの使用
US6358287B1 (en) Mixtures of fiber-reactive dyes, preparation thereof and use thereof for dyeing fiber materials
JP2000129154A (ja) 水溶性繊維反応性アゾ染料を含有する染料混合物、その調製方法、およびその使用
KR20030022308A (ko) 섬유 반응성 아조 염료의 흑색 염료 혼합물, 이의 제조방법 및 하이드록시 및/또는 카복스아미도 포함 섬유물질의 염색을 위한 용도

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061211

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091027

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100413