JPH08269350A - 繊維反応性アゾ染料の染料混合物及びそれをヒドロキシ−及び/またはカルボキサミド−含有繊維材料の染色に使用する方法 - Google Patents

繊維反応性アゾ染料の染料混合物及びそれをヒドロキシ−及び/またはカルボキサミド−含有繊維材料の染色に使用する方法

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JPH08269350A
JPH08269350A JP8077609A JP7760996A JPH08269350A JP H08269350 A JPH08269350 A JP H08269350A JP 8077609 A JP8077609 A JP 8077609A JP 7760996 A JP7760996 A JP 7760996A JP H08269350 A JPH08269350 A JP H08269350A
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    • C09B67/0033Blends of pigments; Mixtured crystals; Solid solutions
    • C09B67/0046Mixtures of two or more azo dyes
    • C09B67/0051Mixtures of two or more azo dyes mixture of two or more monoazo dyes
    • C09B67/0052Mixtures of two or more reactive monoazo dyes

Abstract

(57)【要約】 【課題】 三色染色方法により所望の色調を正確に得る
ために適した染料混合物を得る。 【解決手段】式(1) で表される一種またはそれ以上のモ
ノアゾ染料、式(2) で表される一種またはそれ以上のモ
ノアゾ染料、式(3) で表される一種または二種の銅ホル
マザン染料、または式(4) で表される一種またはそれ以
上のジスアゾ染料及び場合によっては式(5) の一種また
は二種のモノアゾ染料を所望の組み合わせで使用して染
色に使用する。 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、繊維反応性染料の
技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】現在の反応性染料で染料の範囲を拡張・
補足する試みは、多くの点に関して限界に到達してお
り、この限界は、個々の染料成分を用いては仮に越える
ことができたとしてもそれは不十分なものでしかない。
個々の染料は、このような目的、特に特定の色調を得る
ことが望まれるような場合には適していない。むしろ、
特定の色調は、それぞれ異なる特定の色調を有する染料
を混合して用いることによってしか得ることができな
い。減色混合の理論によれば、全ての色調を得るために
必要とされるのは、シアン、イエロー及びマゼンタの理
想色を有する3つの染料だけである。この3つの色の関
係により形成されるカラートライアングルは全ての色調
を含み、この全てが混合することによって得ることがで
きる。
【0003】このような染料混合物を用いて染色するこ
とは、産業においては“三色染色(trichromatic dyein
g) ”の名称で従来慣用の技術である。このためには、
一般的に三種の染料が使用され、その最初の一つは青色
染色染料であり、二つ目のものは黄色染色染料でありそ
して最後の三つ目のものは赤色染色染料である。しか
し、色調にある一定の効果及び変調を得るためには、通
常この染料混合物に追加的に──たいがい少量の──他
の一種または二種の染料を使用する。三色染色の際の染
料混合物に使用する染料には、可能ならばこれらの染料
が同一の染色挙動を示すことが要求される。この染色挙
動には、特に直接性、移染性及び固着度が挙げられる。
更に、染料の染色挙動は、可能ならば、例えば連続染色
プロセスにおいて染色プロセスの最初だけでなく、この
プロセスの終わりの時点においても同一の色調が保証さ
れるように、染色プロセス全般にわたり一定に維持され
るべきである。それ故、理想的な三色染色法において
は、染色プロセスをいくつかの時点で中断し、それを後
で同じ染色レシピを用いて染色を続行させた場合にも不
利な結果は生じない。なぜならば、得られる染色の色調
は染色プロセスのそれぞれの時点においてほぼ同一であ
るべきであり、色濃度だけが増すべきであるからであ
る。
【0004】
【発明の構成】本発明において、以下に示されそして定
義される式(1) 〜(5) 染料が、単独でまたは一緒に、あ
るいはこれらのうちの幾つかが一緒にまたは混合物とし
て三色染色に使用するための要求を満たすことがわかっ
た。
【0005】
【化4】
【0006】
【化5】
【0007】これらの式において、M は、水素またはア
ルカリ金属、例えばリチウム、ナトリウム及びカリウム
であり、R1は、水素、メチル、エチル、メトキシまたは
エトキシ、好ましくはメトキシ及び水素、特に水素であ
り、R2は、水素、メチル、エチル、メトキシまたはエト
キシ、好ましくは水素であり、R3は、水素、メチル、エ
チル、メトキシまたはエトキシ、好ましくはメトキシ及
び水素、特に水素であり、R4は、水素、メチル、エチ
ル、メトキシまたはエトキシ、好ましくは水素であり、
R5は、水素、メチル、エチル、メトキシまたはエトキ
シ、好ましくはメトキシ及び水素、特に水素であり、R6
は、水素、メチル、エチル、メトキシまたはエトキシ、
好ましくは水素であり、R7は、水素、メチル、エチル、
メトキシまたはエトキシ、好ましくはメトキシ及び水
素、特に水素であり、R8は、水素、メチル、エチル、メ
トキシまたはエトキシ、好ましくは水素であり、R9は、
水素またはスルホであり、R10 は、水素、1〜4個の炭
素原子を有するアルキル、例えばメチルまたはエチル、
スルホ、カルボキシ、2〜5個の炭素原子を有するアル
カノイル、例えばプロピオニルまたはアセチル、または
式-SO2-Y(この式中Y の意味は以下に述べるものと同
じ)で表される基、好ましくは水素またはスルホであ
り、X は、式-CO-O-のカルボニルオキシ、または式-O-
のオキシ、あるいは式-SO3 (-) の基、好ましくはカルボ
ニルオキシであり、それぞれのY は、互いに独立して、
ビニル、β- クロロエチル、β- チオスルファトエチル
またはβ- スルファトエチルであり、R は、水素、メチ
ル、スルホ、カルボキシまたは式-SO2-Y(式中、Y は上
記の意味を有する)で表される基であり、Z1は、2〜5
個の炭素原子を有するアルカノイル、例えばプロピオニ
ル及びアセチル、またはベンゾイル、2-シアナミノ-4-
クロロ-1,3,5- トリアジン-6- イル、2-シアナミノ-4-
フルオル-1,3,5- トリアジン-6- イル、2,4-ジクロロ-
1,3,5- トリアジン-6- イルまたは式(a)
【0008】
【化6】
【0009】[式中、W は、塩素、フッ素またはシアナ
ミノでありそしてR0は、スルホ、カルボキシまたは式-S
O2-Y(式中、Y は上記の意味を有する)で表される基で
ある]で表される基である。
【0010】式(1) 、(2) 、(3) 、(4) 及び(5) 中の各
式員は、それらの定義内において、互いに同一かまたは
それぞれ異なる意味を有することができる。スルホ基は
式-SO3M で表される基であり、カルボキシ基は式-COOM
で表される基であり、スルファト基は式-OSO3Mで表され
る基でありそしてチオスルファト基は式-S-SO3M で表さ
れる基であり、これらにおいてM は上記の意味を有す
る。
【0011】式(1) 〜(5) で表される染料は、例えばド
イツ特許第960,534 号及び同第965,902 号明細書、及び
米国特許第4,257,770 号明細書並びにヨーロッパ特許第
0,032,187 号、同第0,094,055 号、同第0,073,481 号、
同第0,028,787 号、同第0,028,788 号及び同第0,135,04
0 号明細書に記載されており、またこれらの明細書に記
載の手順に類似して製造することができる。
【0012】基Y-SO2-は、好ましくは、アゾ基またはア
ミノ基に対してメタまたはパラ位置においてベンゼン部
分に結合している。Y-SO2-は、好ましくは、ビニルスル
ホニルまたは特に好ましくはβ- スルファトエチルスル
ホニルである。本発明は、特にこれらの染料の混合物を
提供する。本発明による混合物は、一種またはそれ以
上、例えば二種、三種または四種の式(1) で表されるモ
ノアゾ染料及び一種またはそれ以上、例えば二種または
三種の式(2) で表されるモノアゾ染料からなるか、ある
いは一種またはそれ以上、例えば二種、三種または四種
の式(1) で表されるモノアゾ染料、及び一種または二種
の式(3) で表される銅ホルマザン染料または一種または
それ以上、例えば二種、三種または四種の式(4) で表さ
れるジスアゾ染料あるいは式(3) 及び(4) で表されるこ
れらの染料の混合物、及び必要に応じて一種または二種
の式(5) で表されるモノアゾ染料からなるか、あるいは
一種または二種の式(3) で表される銅ホルマザン染料ま
たは一種またはそれ以上、例えば二種、三種または四種
の式(4) で表されるジスアゾ染料あるいは式(3) 及び
(4) で表されるこれらの染料の混合物、及び一種または
それ以上、例えば二種または三種の式(2) で表されるモ
ノアゾ染料、及び必要に応じて一種または二種の式(5)
で表されるモノアゾ染料からなるか、あるいは一種また
はそれ以上、例えば二種、三種または四種の式(1) で表
されるモノアゾ染料、一種またはそれ以上、例えば二種
または三種の式(2) で表されるモノアゾ染料、及び一種
または二種の式(3) で表される銅ホルマザン染料または
一種またはそれ以上、例えば二種、三種または四種の式
(4) で表されるジスアゾ染料あるいは式(3)及び(4) で
表されるこれらの染料の混合物、及び必要に応じて一種
または二種の式(5) で表されるモノアゾ染料からなる。
【0013】式(1) 中、R は好ましくは式-SO2-Yで表さ
れる基、特に好ましくはスルホである。式(2) 中、Z1
好ましくはアセチルである。本発明の染料混合物中に2
種以上の式(1) のモノアゾ染料が存在する場合は、これ
らは好ましくは、式(1) 中、基Y-SO2-がビニルスルホニ
ル及びβ- スルファトエチルスルホニルでありそしてR
がスルホである式(1) で表される染料であるか、あるい
は、好ましくは、式(1) 中、基R がスルホ及び式-SO2-Y
(式(1) 中の基Y はビニル及びβ- スルファトエチルス
ルホニルである)で表される基である式(1) で表される
モノアゾ染料の染料混合物である。
【0014】式(1) 〜(5) の染料は、あらゆる所望の混
合比で本発明の混合物中に存在することができ、これは
カラートライアングル内において所望の色調を導くかま
たは所望の色調の原因となる。例えば、染料(1) 及び
(2) の混合物並びに式(1) 及び(3) の混合物は、これら
の染料を99:1重量%〜1:99重量%の比で含むことができ
る。染料(1) 及び(4) 及び必要に応じて染料(5) を含む
染料混合物または染料(1) 、及び染料(3) と(4) の混合
物及び必要に応じて染料(5) を含む染料混合物は、これ
らの染料を1:99:0〜99:1:0の重量%比または1:92:7〜9
7.5:2.3:0.2重量%比で含むことができる。同様に、染
料(2) 及び(3) の染料混合物は、染料(2) と(3) とを1:
99〜99:1の重量%比で含むことができる。染料(2) 及び
(4) 及び必要に応じて染料(5) を含む染料混合物または
染料(2) 、及び染料(3) と(4) の混合物及び必要に応じ
て染料(5) を含む染料混合物においては、これらの染料
も通常、1:99:0〜99:1:0または1:92:7〜97.5:2.3:0.2の
重量%混合比で存在する。式(1) 、(2) 、及び(3) また
は(4) あるいは(3) 及び(4) 、及び必要に応じて(5) の
染料混合物は、通常、これらの染料を以下の重量%混合
比で含む:1:1:98、1:98:1と98:1:1の間の(1):(2):(3)
の比;1:1:98:0、1:98:1:0、98:1:1:0と1:1:90:8の間の
(1):(2):(4):(5) の混合比;1:1:98:0、1:98:1:0、98:1:
1:0と1:1:90:8の間の(1):(2):(3)+(4):(5) の比。
【0015】二種またはそれ以上の式(1) で表される染
料が本発明による混合物中に存在する場合であって、そ
のうちの1種または2種の染料において基R がスルホで
ありそして他の染料において基R が式-SO2-Yの基である
場合は、R がスルホである式(1) の染料とR が-SO2-Yで
ある式(1) の染料は、好ましくは、互いに75:25 〜25:7
5 、特に60:40 〜40:60 の重量%混合比で存在する。
【0016】本発明による染料混合物中に式(3) 及び
(4) の染料が存在する場合は、式(3)の染料と式(4) の
染料は、好ましくは、互いに75:25 〜25:75 、特に60:4
0 〜40:60 の重量%混合比で存在する。式(5) の染料が
本発明による染料混合物中に存在する場合は、これらは
通常式(4) の染料と一緒に存在する。これらが一種また
はそれ以上の式(4) の染料と一緒に混合物中に存在する
場合は、式(4) の染料に対するこれらの割合は10重量%
までである。
【0017】式(1) 、(2) 、(4) 及び(5) 中のジアゾ成
分の基及び式(1) 及び(2) 中の基RまたはR0で置換され
たフェニルの例は、3-( β- スルファトエチルスルホニ
ル)フェニル、4-( β- スルファトエチルスルホニル)
フェニル、2-メチル-5- メトキシ-4-(β- スルファトエ
チルスルホニル) フェニル、2-メトキシ-5-(β- スルフ
ァトエチルスルホニル) フェニル及び2,5-ジメトキシ-4
-(β- スルファトエチルスルホニル) フェニル及びそれ
らのビニルスルホニル- 、β- クロロエチルスルホニル
- 及びβ- チオスルファトエチルスルホニル- 誘導体及
び3-スルホフェニル及び4-スルホフェニルであり、これ
らのうち好ましくは2-メトキシ-5-(β-スルファトエチ
ルスルホニル) フェニル及び2,5-ジメトキシ-4-(β- ス
ルファトエチルスルホニル) フェニルそして特に3-( β
- スルファトエチルスルホニル)フェニル及び4-( β-
スルファトエチルスルホニル) フェニル及び3-スルホフ
ェニルである。
【0018】式(1) 〜(5) の染料、特に同一の発色団を
含むこれらの染料は、Y の意味の範囲内で様々な繊維反
応性基-SO2-Yを有することができる。この染料混合物
は、特に、同一の発色団を有し、そして繊維反応性基-S
O2-Yが一方ではビニルスルホニル基であり、そして他方
ではβ- クロロエチルスルホニルまたはβ- チオスルフ
ァトエチルスルホニルまたは好ましくはβ- スルファト
エチルスルホニル基である染料を含むことができる。こ
のようなビニルスルホニル染料の形の染料が染料混合物
中に存在する場合は、この対応するβ- クロロ- または
β- チオスルファト- またはβ- スルファトエチルスル
ホニル染料に対するこのビニルスルホニル染料の割合
は、対応する染料発色団を基準として好ましくは約10mo
l %までである。
【0019】本発明による染料混合物は、個体または液
体(溶解させたもの)の形のプリパレーションとして存
在することができる。これらは、通常、水溶性染料及び
特に繊維反応性染料には慣用の電解質塩、例えば塩化ナ
トリウム、塩化カリウム及び硫酸ナトリウムを含んでお
りそして更に市販の染料には慣用の助剤、例えば水溶液
のpHを3と7の間の値に調節することができる緩衝物
質、例えば酢酸ナトリウム、ホウ酸ナトリウム、炭酸水
素ナトリウム、リン酸二水素ナトリウム及びリン酸水素
二ナトリウムを含んでいてもよい。これらが個体の形で
存在する場合は、これらは少量のドライヤー(siccativ
e) または溶解性改善剤、例えばナフタレンスルホン酸
とホルムアルデヒドとの公知の縮合生成物を含むことが
でき、そしてこれらが液体の形、例えば水溶液(例えば
捺染のりに慣用の増粘剤を含むことも包含する)の形で
存在する場合は、これらは、そのプリパレーション(混
合物)の耐久性を保証にする物質、例えばかび止め剤(m
old-preventing agent) を含むことができる。
【0020】一般的に、本発明の染料混合物は粉末染料
の形で存在し、これは電解質塩を含みそしてこの粉末染
料またはプリパレーションに対して20〜70重量%の総染
料含有率を有する。更に、これらの粉末染料/ プリパレ
ーションは、この粉末染料に対して5重量%までの総量
で上記の緩衝物質を含んでいてもよい。本発明による染
料混合物が水溶液の形で存在する場合は、この水溶液中
の総染料含有率は、この水溶液に対して約50重量%ま
で、例えば5と40重量%の間であり、これらの水溶液中
の電解質塩含有率は、この水溶液に対して好ましくは10
重量%未満である。この水溶液(液状プリパレーショ
ン)は、一般的に、5重量%までの量、好ましくは2重
量%までの量で上記の緩衝物質を含んでいることができ
る。
【0021】本発明による染料混合物は、通常の方法、
例えば個々の染料を、あるいは2種または3種のこの個
々の染料の混合物と他の個々の染料とを粉末染料または
水溶液の形で機械的に混合することによって調製でき
る。本発明の染料混合物を個々の染料を機械的に混合し
て調製する場合は、混合するために必要である場合があ
りそして染色工業において及びこの目的のために使用さ
れる染料プリパレーションに慣用のあらゆる標準化剤(s
tandardizing agent) 、防塵剤または更に別の助剤を添
加する。
【0022】個々の成分(個々の染料)の染料水溶液あ
るいは場合によっては2種またはそれ以上のこれらの個
々の成分を既に含む染料溶液から出発する際は、所望の
染料混合物は、同様に、染料溶液の量とそれらの染料濃
度を考慮に入れて簡単な混合操作によって水性の形(液
状プリパレーション)で得られる。このような個々の成
分またはこの個々の成分の混合物の染料水溶液は、個々
の成分を合成する際に得られるか、あるいは──合成可
能ならば──個々の染料の混合物の合成から得られる合
成溶液でもあり得る。この各染料溶液(合成溶液)を混
合することによって得られる本発明による染料混合物を
含む水溶液を、次いで、直接あるいは必要に応じて濾
過、濃縮及び/ またはバッファーまたは他の助剤を添加
した後に、液状プリパレーションの形で染色に使用する
ことができる。しかし、これらの染料溶液は、例えば噴
霧乾燥及び必要に応じて流動床中で、所望の組成と改良
を有する本発明による粉末状及び顆粒状染料混合物に変
えることもできる。
【0023】しかし、望ましい染料混合比及び色調を得
るためには、本発明による染料混合物を含む本発明によ
る染料水溶液は、UV-VISスペクトルを用いた多成分系分
析(multi-component analysis)を使用することによって
特に有利に混合することができる。この分析によって、
まず、出発水性溶液中に存在する個々の成分(個々の染
料)の正確な量と染料濃度を測定し、そしてこれらの個
々の成分を或る制御方法による監視下に互いに混合す
る。この手順は、ホトダイオード分光計を用いるか(ヨ
ーロッパ特許出願公開第0,385,587 号明細書参照)また
は高速走査格子分光計(fast-scanning grating spectro
meter)を用いてUV-VISスペクトルを記録することに基づ
き、この結果から多成分系分析を行い、そして純粋な個
々の染料またはこのような染料の混合物またはこれの水
溶液を用いて補正(calibration) した後に、混合物を数
学的に個々の成分に分解することによって溶液中の染料
の量及び濃度について正確なデータを得る。すべての時
点において、その時の染料の内容がモニターから読みと
ることができる。その高い分解能のために、その測定機
器は、最小の“吸収肩(absorption shoulder) ”でさえ
検出することができ、これによって染料を互いに明確に
見分けることができる。
【0024】決定するべき染料のキャリブレーションシ
リーズを、実際の測定を始める前に純粋な染料を測定す
ることによって得ることが有利であることがわかった。
キャリブレーションの測定においては、この測定は個々
の成分ばかりでなく、複数の成分の混合物についても行
うことができる。正確な濃度をそれぞれの染料について
別々にコンピュタープログラムに入力する。キャリブレ
ーション用溶液の濃度範囲は測定用の溶液の濃度範囲を
包含するべきである。これらのデータは、後の染料成分
の測定に必要なキャリブレーションマトリックスを計算
するのに使用される。ここで使用されている通り、この
多成分系分析は染料混合物の定量的分析を意味すると解
され、これは以下の数学的アルゴリズムを使用する: 部
分最小2乗法(Partial Least Squares) タイプ1(PLS-
1),部分最小2乗法(Partial LeastSquares) タイプ2(P
LS-2),最小2乗法, 主成分回帰分析(Principal Compone
ntRegression Analysis)(PCR)及びクラシック最小2乗
法(Classic Least Squares) (CLS) またはインバース最
小2乗法(Inverse Least Squares) (ILS) 。上記の“最
小2乗法(PLS) ”及び“主成分回帰分析(PCR) ”は、例
えば以下の文献に記載されている:D.Haaland 及びE.V.T
homas, Anal. Chem. 1988, 60, 1193、Anal. Chem. 198
8,60, 1202及びAnal. Chem. 1990, 62, 1091、及びP.Ge
ladi及びB.Kowalewski, A. Tutorial, Laboratory for
Chemometrics and Center for Process Analytical Che
mistry, Dept. of Chemistry, University of Washingt
on, シアトル, WA 98195。これらの計算によるアプロー
チのねらいは、未知の混合物の内容を決定することを可
能にする数学的な等式を得ることである。PLS アルゴリ
ズムの原理は利用できるスペクトルを、係数の形で表さ
れる数学的スペクトルのシリーズに分解することであ
る。この手順の詳細は上記の文献から得ることができ
る。
【0025】導入口と排出口を介して、個々の染料溶液
をフロースルーセル(flow-throughCell) にポンプを用
いて通す。このセルの直径は、高濃度の溶液も測定する
ことができるように0.1cm と小さいものであることがで
きる。このセルは、ダイオードライン分光計または高速
走査格子分光計であるUV-VIS分光計中に置く。個々の成
分(個々の染料)の染料溶液は、分光分析法によって直
接測定することができる。中間的な調製段階なしで直接
分析できる染料混合物のためには、ATR (全反射吸収(A
ttenuated Total Reflection))測定方法を使用できる。
この方法においては、この目的のために適した石英また
はアルカリガラスロッドまたは光伝送装置(light-trans
porting device) を、測定するべき溶液中に浸しそして
測定をプローブ表面と液体の間の界面において行う。こ
のために典型的に使用されるサンプルは5〜500g/Lの染
料濃度を有する。ATR プローブはガラスファイバー導波
管を介して分光器に接続されている。VIS 領域における
測定のためには、この導波管の長さは1000m まで取るこ
とができ、このため分光器は測定ステーションの中心に
置くことができる。それ故、防爆プラントにおいて、更
に別の予防措置は必要でない。
【0026】染料混合物の本発明による水溶液を特定の
染料含有率及び混合物の特定の染料組成に調節するため
には、ターゲットとなる混合物を測定する必要がありそ
してそのカラーコーディネートと百分率で表す組成を測
定する必要がある。この調節と個々の成分の配量供給の
際に、これらのデータはターゲットパラメーターとして
役立ち、これの働きにより、色差と個々の濃度が計算さ
れそしてグラフ上にプロットされる。この目的のために
混合物の成分として必要な染料を、次いで、狙いの濃度
と色調に達するために十分に長い期間にわたって、本発
明による混合物の成分である既に導入されている染料ま
たは染料混合物に添加する。
【0027】本発明による分析方法の利点は、これが染
料溶液の組成及び染料濃度のオンライン- 分析に適して
いるというばかりでなく、相当して染液並びに染色工程
の際に染浴中で起こる浴吸尽のオンライン- 分析にも適
しており、必要に応じてこれから得られるデータをグラ
フにプロットできるということである。前処理したコッ
トンまたはポリアミド含有混生地を染色するための手順
の例を以下に記載する:本発明による染料混合物からな
る水性染液及び例えば三色染色法に有用な二種または三
種の他の反応性染料を、この目的のために適した染色機
に導入し、これに次いで繊維製品を導入する。均質な染
色を得るために、この液を室温下に連続的に循環させ
る。導入口及び排出口を介して、この液をゴム製または
テフロン製の細いチューブによって、上記で既に述べた
とおり、その直径が高濃度の液も測定することができる
ように0.1cm と短いものであり得るフロースルーセルに
ポンプを用いて通す。このセルは、ダイオードライン分
光器かまたは高速走査格子分光器であるUV-VIS分光器中
に配置する。この場合この溶液は中性染液であるので、
これは分光分析法によって直接測定することができる。
また、中間的な調製段階なしで直接分析することができ
る染料混合物の場合は、水性染料混合物の調製について
上記で述べた通り、ATR (全反射吸収)測定方法を使用
することができる。
【0028】染色工程の始めに、分光器による連続的測
定を開始する。コンピュタープログラムが分光器の測定
結果に着手しそして記録されたスペクトルを多成分系分
析によって処理する。これによって得られる濃度を百分
率で表した出発量に換算しそしてスクリーンにグラフと
して表示する。三色染色においては、例えば、どの程度
の範囲で及びどの程度の品質への効果の下で、本発明に
よる染料混合物を三色染色法において慣用の青色染色、
赤色染色及び橙色- または黄色染色反応染料と組み合わ
せて使用できるか及びこの方法において浴吸尽がどのよ
うに達成されるかを測定することができる。添加物、例
えば電解質塩及びアルカリを添加することによるまたは
温度の変化による染色への効果はこの方法によって速や
かにかつ確実に見いだされる。この方法においては、三
色染色方法は簡単に監視できる。これは、染液から連続
的に少量のサンプルを取り出すことによって行うことが
でき、このサンプルはキャリブレーション溶液に関して
上記に述べた方法によって緩衝溶液で中和する。キャリ
ブレーションを、後の測定に使用する条件と同じ条件下
に行うことが実に重要である。なぜならば染料の吸収及
び吸光度はより高いpH値において変化する恐れがあるか
らである。例えば5mlのサンプルは、例えば染液を、ポ
ンプ(1) (図1参照)を用いてテフロン製またはゴム製
の細いチューブを通して循環させてそしてそのサイクル
中のバルブ(2) を0.5ml の流出に相当するだけの短時間
開放することによって染液から採取することができる。
この採取したサンプルを、バッファー貯蔵タンク(8) か
ら得られる緩衝溶液でpH7に中和し、水で希釈しそして
UV-VIS分光器(5) のフロースルーセルにポンプを用いて
通しそして最後にポンプにより廃液タンク(9) に流す。
このサンプルと緩衝溶液はオートサンプラー(4) 中でま
たはこれによって混合し、これは開始信号をUV-VIS測定
装置(5) に伝える。この場合、時間制御は、比較的時間
のかかる調製段階を基準とする。更に、pH値と温度を測
定するための装置(6) は、染色工程がこれらのパラメー
ターに依存するかどうかを見出すことができる。例え
ば、コンピューター(7) の適当なプログラムを用いて、
ポンプを用いて塩基を流入させることによって染色工程
の間にpH値を連続的に上げることができる。この方法
は、染色のためのオートメット方法(Automet process)
に相当し(特にRemazol Automet(登録商標)参照)、
この方法は、前もって設定したアルゴリズムに従って処
理が進められるばかりでなく、染料の吸尽の程度に従い
調節することもできる。使用済みの染液は次いで、必要
とされる量の染料及び必要に応じて水を加えることによ
って再調製することができる。この調製段階もまた多成
分系分析によって監視される。
【0029】各染料成分の組成に依存して、本発明によ
る染料混合物は、繊維反応性染料の技術分野において広
く知られている適用及び固着方法、特に三色染色方法に
よって、ヒドロキシ−及び/またはカルボキサミド−含
有繊維材料上において、良好なカラービルドアップ性と
特に染色された材料から染料の未固着部分を洗い流すこ
とを可能にする良好な性質を兼ね備えた様々な色調の染
色を与える。
【0030】それ故、本発明は、本発明による染料混合
物を、または式(1) 〜(4) の染料及び必要に応じて式
(5) の染料を一緒に、またはこれらのうちのいくつかを
一緒にあるいは三色染色の場合にはこれら個々の染料を
も、ヒドロキシ- 及び/またはカルボキサミド- 含有繊
維材料を染色(捺染も含む)するために使用する方法、
並びに本発明による染料混合物を用いて、または式(1)
〜(4) の染料及び必要に応じて式(5) の染料を一緒に、
またはこれらのうちのいくつかを一緒にあるいは三色染
色の場合はこれらを個々で使用して、溶解させた形のこ
の染料混合物またはこれらの染料を基体に付与しそして
アルカリ性剤との反応または熱の適用あるいはこれらの
手法の両方を用いることによって染料を繊維に固着させ
ることによって上記の繊維材料を染色する方法にも関す
る。
【0031】ヒドロキシ- 含有材料は天然または合成ヒ
ドロキシ- 含有材料、例えばセルロース繊維材料(これ
は紙の形または再生生成物であってもよい)及びポリビ
ニルアルコールである。セルロース繊維材料は、好まし
くは綿や、他の植物繊維、例えばリネン、大麻、ジュー
ト及びラミー繊維である。再生セルロース繊維の例は、
ステープルビスコース及びフィラメントビスコースであ
る。
【0032】カルボキサミド- 含有材料の例は、合成及
び天然ポリアミド及びポリウレタン、特に繊維の形の合
成及び天然ポリアミド及びポリウレタン、例えば羊毛及
び他の動物の毛、絹、皮、ナイロン6/6 、ナイロン6、
ナイロン11及びナイロン4である。本発明の染料混合物
は、繊維反応性染料に周知の適用方法に従って、繊維材
料の染色及び捺染に一般的に知られている方法によって
使用する。本発明による染料混合物中の各染料は相容性
がよいので、本発明の染料混合物は吸尽染色方法に特に
有利に使用できる。それ故、本発明の染料混合物を用い
て、40〜105 ℃の温度、または必要に応じて130 ℃まで
の温度のロングバスから、加圧下及び必要に応じて、酸
掃去剤及び場合によっては中性塩、例えば塩化ナトリウ
ムまたは硫酸ナトリウムの使用の下で慣用の染色助剤の
存在下に、例えばセルロース繊維を吸尽方法に従い染色
することによって、優れたカラービルドアップ性による
非常に高いカラーイールド及び本質的に染色時間に依存
しない一定の色調の染色が得られる。この方法は、温浴
を材料と一緒に入れ次いで所望の染色温度までこれを徐
々に加熱し、そしてこの染色工程をこの温度において完
了するようにして行うことができる。
【0033】セルロース繊維の捺染方法には慣用の方
法、つまり、例えば、炭酸水素ナトリウムまたは他の酸
結合剤(acid binding agent)及び着色剤を含む捺染のり
を用いて捺染し、これに次いで100 〜103 ℃でスチーム
する単一段階方法において、あるいは着色剤を含む中性
または弱酸性捺染のりを用いて捺染し、これに次いでこ
の捺染した材料を電解質含有アルカリ性熱浴に通すかま
たは電解質含有アルカリ性パジング浴を用いてオーバー
パジングすることによって固着し、次いでこの処理した
材料を放置するかまたはスチームするかまたは乾熱で処
理することによる二段階方法において行うことができる
捺染方法によって、くっきりとした輪郭ときれいな白地
(white ground)を持つ強いプリントが得られる。固着条
件を変えたとしても、捺染の結果にはそれほどの影響を
与えない。染色ばかりでなく捺染方法においても、本発
明の染料混合物を用いて得られる固着度は非常に高い。
慣用の乾熱固着方法を用いて乾熱により固着を行う場合
は、120 〜200 ℃の温度の熱空気を使用する。101 〜10
3 ℃における慣用のスチーム方法の他に、160 ℃までの
温度の過熱スチーム及び加圧スチームも使用することが
できる。
【0034】セルロース繊維上で染料の固着に効果を及
ぼす酸結合剤の例は、無機または有機酸の水溶性塩基性
アルカリ金属塩及びアルカリ土類金属塩並びに熱の作用
の下にアルカリを放出する化合物である。これらは、特
にアルカリ金属水酸化物及び弱乃至中強度の無機または
有機酸のアルカリ金属塩を包含し、この際アルカリ金属
化合物は好ましくはナトリウム化合物及びカリウム化合
物である。このような結合剤の例は、水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリ
ウム、炭酸カリウム、蟻酸ナトリウム、リン酸二水素ナ
トリウム及びリン酸水素二ナトリウムである。
【0035】本発明による染料混合物の染料を、場合に
よっては熱の作用の下に酸結合剤で処理することによっ
て、染料とセルロース繊維との化学結合が生じる。特に
セルロース染色は、染料の未固着部分を洗い落とすこと
による慣用の後処理を行った後に、優れた耐湿堅牢性を
示す。これは特に、染料の冷水溶解性が高いためにこれ
らの未固着部分を簡単に洗い流すことができるからであ
る。
【0036】ポリウレタン及びポリアミド繊維の染色
は、通常、酸性媒体から行われる。それ故、所望のpHを
得るために、例えば酢酸及び/ または硫酸アンモニウム
及び/または酢酸と酢酸アンモニウムまたは酢酸ナトリ
ウムを染浴に添加することができる。染色の有用な均一
さを達成するために、慣用の均染剤、例えば三倍モル量
のアミノベンゼンスルホン酸またはアミノナフタレンス
ルホン酸との塩化シアヌルの付加物を基材とするものま
たは例えばエチレンオキシドとステアリルアミンの付加
物を基材とするものを添加することが推奨される。一般
的に、染色するべき材料を約40℃の温度で浴中に導入し
そしてそこでしばらく攪拌し、次いで染浴を再び望まし
い弱酸性、好ましくは弱性の酢酸pHに調節し、そして実
際の染色を60と98℃の間の温度で行う。しかし、この染
色は、沸騰温度または120 ℃までの温度(加圧下)にお
いて行うこともできる。
【0037】以下の実施例は本発明を説明するのもので
ある。部と百分率は、特に断りがない限りはそれぞれ重
量部及び重量%である。重量部は、キログラムとリット
ルの関係と同じように容量部と関係する。実施例におい
て遊離の酸の形で染料の式が示されている場合は、部は
その酸の形のものに対応するものである。しかし、通
常、染料は、水溶性染料においては通例の形である、電
解質塩を含む(例えば塩化ナトリウムまたは硫酸ナトリ
ウムを含む)アルカリ金属塩粉末として使用する。
【0038】
【実施例】
実施例1 式(A)
【0039】
【化7】
【0040】で表される濃紺色染色ジスアゾ染料48部及
び式(B)
【0041】
【化8】
【0042】で表される赤色染色モノアゾ染料4部を含
む、(例えば合成から得られる)水溶液96部、式(C)
【0043】
【化9】
【0044】で表される赤色モノアゾ染料11部を含む、
(例えば合成から得られる)水溶液33部及び式(D)
【0045】
【化10】
【0046】で表される金色帯黄色染色モノアゾ染料3.
5 部を含む、(例えば合成から得られる)水溶液105 部
を互いに混合した(これらの溶液は、電解質塩、例えば
塩化ナトリウムまたは慣用の助剤、例えば緩衝剤及び界
面活性剤を付加的に含んでいることができるかまたは含
む)。得られる本発明による水性染料混合物は染色に直
接使用することができるか、または噴霧乾燥及び場合に
よっては顆粒化することによって個体の形に変えること
ができる。この本発明による染料混合物を、繊維反応性
染料の技術分野において慣用の適用及び固着方法を用い
て、例えばセルロース繊維材料を染色(捺染も含む)す
ることによって、良好な堅牢性を示す強く均一な濃紺色
の染色及びプリントがこの材料に与えられる。 実施例2 式(A) の濃紺色染色ジスアゾ染料16部及び式(B) の赤色
染色モノアゾ染料1.6部を含む、(例えば合成から得ら
れる)水溶液32部、式(E)
【0047】
【化11】
【0048】で表される赤色モノアゾ染料35部を含む、
(例えば合成から得られる)水溶液105 部及び式(F)
【0049】
【化12】
【0050】で表される金色帯- 黄色染色モノアゾ染料
7.5 部を含む、(例えば合成から得られる)水溶液22.5
部を互いに混合した(これらの溶液は、電解質塩、例え
ば塩化ナトリウムまたは慣用の助剤、例えば緩衝剤及び
界面活性剤を付加的に含むことができるかまたは含
む)。得られた本発明による水性染料混合物は染色に直
接使用できるか、または噴霧乾燥及び場合によっては顆
粒化することによって固体の形に変えることができる。
この本発明による染料混合物を、繊維反応性染料の技術
分野においては慣用の適用及び固着方法によって、例え
ばセルロース繊維材料を染色(捺染も含む)することに
よって、良好な堅牢性を示す強く均一な紫色染色及びプ
リントがこの材料に与えられる。 実施例3 式(A) で表される濃紺色染色ジスアゾ染料40部及び式
(B) で表される赤色染色モノアゾ染料3部を含む、(例
えば合成から得られる)水溶液80部、式(C) で表される
赤色モノアゾ染料8部を含む、(例えば合成から得られ
る)水溶液24部、式(E) で表される赤色モノアゾ染料8
部を含む、(例えば合成から得られる)水溶液24部、及
び式(D) で表される金色帯黄色染色モノアゾ染料0.5 部
を含む、(例えば合成から得られる)水溶液1部を互い
に混合した(この際、これらの溶液は、電解質塩、例え
ば塩化ナトリウムまたは慣用の助剤、例えば緩衝剤及び
界面活性剤を付加的に含むことができるかまたは含
む)。
【0051】得られる本発明による水性染料混合物は染
色に直接使用することができるか、あるいは噴霧乾燥及
び場合によっては顆粒化することによって固体の形に変
えることができる。この本発明による染料混合物を、繊
維反応性染料の技術分野において慣用の適用及び固着方
法によって、例えばセルロース繊維材料を染色(捺染も
含む)することによって、良好な堅牢性を示す強く均一
な暗青色の染色及びプリントがこの材料に与えられる。 実施例4 式(G)
【0052】
【化13】
【0053】で表される銅ホルマザン染料23.5部を含
む、(例えば合成から得られる)水性溶液47部、式(C)
で表される赤色モノアゾ染料1部を含む、(例えば合成
から得られる)水溶液3部及び式(D) で表される金色帯
黄色染色モノアゾ染料5部を含む、(例えば合成から得
られる)水溶液15部を互いに混合した(この際、これら
の溶液は、電解質塩、例えば塩化ナトリウムまたは慣用
の助剤、例えば緩衝剤及び界面活性剤を付加的に含むこ
とができるかまたは含む)。
【0054】得られた本発明による水性染料混合物は、
染色に直接使用することができるか、あるいは噴霧乾燥
及び場合によっては顆粒化することによって個体の形に
変えることができる。この本発明による染料混合物を、
繊維反応性染料の技術分野において慣用の適用及び固着
方法によって、例えばセルロース繊維材料を染色(捺染
も含む)することによって、良好な堅牢性を示す強く均
一な灰色の染色及びプリントがこの材料に与えられる。 実施例5 式(G) で表される銅ホルマザン染料10部を含む、(例え
ば合成から得られる)水溶液20部、式(A) で表される濃
紺色染色ジスアゾ染料10部及び式(B) で表される赤色染
色モノアゾ染料1部を含む、(例えば合成から得られ
る)水溶液20部、式(C) で表される赤色モノアゾ染料2
部を含む、(例えば合成から得られる)水溶液6部、及
び式(D) で表される金色帯黄色染色モノアゾ染料7部を
含む、(例えば合成から得られる)水溶液21部を互いに
混合した(この際、これらの溶液は、電解質塩、例えば
塩化ナトリウムまたは慣用の助剤、例えば緩衝剤及び界
面活性剤を付加的に含むことができるかまたは含む)。
【0055】得られる本発明による水性染料混合物は染
色に直接使用することができるか、あるいは噴霧乾燥及
び場合によっては顆粒化することによって個体の形に変
えることができる。この本発明による染料混合物を、繊
維反応性染料の技術分野において慣用の適用及び固着方
法によって、例えばセルロース繊維材料を染色(捺染も
含む)することによって、良好な堅牢性を示す強く均一
の黒色染色及びプリントがこの材料に与えられる。 実施例6 電解質塩(主に塩化ナトリウム)を含みそして50%の染
料含有率を有する、式(C) で表される染料の粉末染料33
部、電解質塩を含みそして50%の染料含有率を有する、
式(D) で表される染料の粉末染料20.5部、及び電解質塩
を含みそして染料(A)25 %、染料(B)0.5%及び染料(G)2
5 %を有する、式(A) 、(B) 及び(G) の染料の粉末染料
の混合物15.5部を互いに機械的に混合した。
【0056】得られる本発明による染料混合物を用い
て、繊維反応性染料の技術分野において慣用の染色及び
捺染方法、例えば以下の実施例A 〜F に記載の方法に従
って染色(捺染も含む)することによって、良好な堅牢
性を示す強く均一な暗赤色染色及びプリントが得られ
る。 実施例7 電解質塩(主に塩化ナトリウム)を含みそして50%の染
料含有率を有する、式(C) で表される染料の粉末染料8
部、電解質塩(主に塩化ナトリウム)を含みそして50%
の染料含有率を有する、式(E) で表される染料の粉末染
料8部、電解質塩を含みそして50%の染料含有率を有す
る、式(D) で表される染料の粉末染料6部、及び電解質
塩を含みそして50%の染料含有率を有する、式(A) で表
される染料の粉末1部を互いに機械的に混合した。
【0057】得られる本発明による染料混合物を用い
て、繊維反応性染料の技術分野において慣用の染色及び
捺染方法、例えば以下の実施例A 〜G に記載される方法
に従い染色(捺染も含む)することによって、良好な堅
牢性を示す強く均一な橙帯赤色の染色及びプリントが得
られる。 実施例8 式(A) で表される濃紺色染色ジスアゾ染料36部及び式
(B) で表される赤色染色モノアゾ染料3.6 部を含む、
(例えば合成から得られる)水溶液72部、式(C) で表さ
れる赤色モノアゾ染料8.5 部を含む、(例えば合成から
得られる)水溶液25.5部、及び式(D) で表される金色帯
黄色染色モノアゾ染料2部を含む、(例えば合成から得
られる)水溶液6部を、上記に一般的手法として述べた
分析システムを用いそしてこのシステムから得られる情
報によって染料溶液の配量供給をポンプを用いて制御し
ながら、互いに混合する(この際、これらの溶液は電解
質塩、例えば塩化ナトリウムまたは慣用の助剤、例えば
緩衝剤及び界面活性剤を含んでいることができるかまた
は含む)。色彩から望ましい染料混合物であるとした、
慣用の方法で調製した本発明による染料混合物の色位置
(color location)と各染料の濃度がターゲットパラメー
ターとなる。染料(A) と(B) の染料溶液に染料(C) と
(D) を添加する際に、目下存在する混合物の色差と各染
料の濃度を常にモニターに表示する。目的値に到達した
時点で、染料溶液の添加を終了する。
【0058】得られる本発明による水性染料混合物は染
色に直接使用することができるか、あるいは噴霧乾燥及
び場合によっては顆粒化することによって個体の形に変
えることができる。この染料混合物を用いて、繊維反応
性染料の技術分野には慣用の適用及び固着方法を用いて
例えばセルロース繊維材料を染色(捺染も含む)するこ
とによって、良好な堅牢性を示す均一な青色帯緑色染色
及びプリントが得られる。 実施例9〜18 以下の表例中に、更なる本発明の染料混合物の態様を記
載する。これらの染料混合物を用いて、繊維反応性染料
の技術分野においては慣用の染色及び捺染方法によって
上記記載の材料、特に綿等のセルロース繊維材料を染色
(捺染も含む)することによって、この材料に、以下の
各々の表例に示した色調を有する均一な染色及びプリン
トが得られる。なお、この表例中にそれぞれ得られた色
調を記載したが、この色調は本発明による混合物を用い
て中程度の色の深さで染色(捺染)した場合のものであ
る。当然に、得られる色調は、染浴、染液または捺染の
りに添加した染料混合物の量に依存して、より淡くなる
かより深くなる。
【0059】
【表1】
【0060】
【表2】
【0061】実施例A 漂白したマーセライズドニット綿生地1000部を、式(E)
の赤色染色モノアゾ染料1部、式(D) の黄色染色モノア
ゾ染料1部及び式(G) の青色染色銅ホルマザン染料1
部、及び無水硫酸ナトリウム80部、15%濃度の炭酸ナト
リウム水溶液5部及び33%濃度の水酸化ナトリウム水溶
液2容量部を含む水性溶液1000部を用いて、ジェット染
色機中で60℃の染色温度において60分間染色する。次い
でこの染液を排出し、そして染色されたニット生地を先
ず冷水で次に温水そして沸騰水ですすぎ、1000部当たり
市販の非イオン性洗剤約1〜2部含む洗浄水溶液中で95
〜100 ℃の温度において15分間処理し、そして再び温水
そして冷水ですすぎ、次いで遠心機に付して脱水しそし
て乾燥する。これによって、良好な堅牢性を示す均一な
赤褐色染色が得られる。 実施例B 漂白したマーセライズドニット綿生地100 部を、式(D)
で表される黄色染色染料1部、式(C) で表される赤色染
色染料0.5 部、式(E) で表される赤色染色染料0.5 部、
式(A) で表される濃紺色染色染料0.3 部及び式(G) で表
される青色染色染料0.2 部、及び硫酸ナトリウム80部を
含む水性溶液1000部を入れたジェット染色機中に導入す
る。まず最初に、このニット生地を、染液中で20℃の温
度下に約5分間攪拌し、次いでこの攪拌を続けながら、
15%濃度の炭酸ナトリウム水溶液5部及び33%濃度の水
酸化ナトリウム水溶液2部を添加する。次いでこの染液
を15分間にわたって60℃に一定に加熱し、そしてこの染
色工程を、60℃において更に60分間続ける。次いで染液
を排出し、そして実施例Aに記載の手順に従って、この
染色したニット生地をすすぎ、後処理に付しそして仕上
げする。これによって、良好な堅牢性を示す均一な褐色
の染色が得られる。 実施例C 漂白したマーセライズドニット綿生地100 部を、式(D)
で表される黄色染色染料0.3 部、式(C) で表される赤色
染色染料0.3 部、式(E) で表される赤色染色染料0.3
部、式(A) で表される濃紺色染色染料0.3 部及び式(G)
で表される青色染色染料0.2 部、及び硫酸ナトリウム80
部を含む水性溶液1000部を入れたジェット染色機に導入
する。まず最初に、このニット生地を、染液中で20℃に
おいて約5分間攪拌し、次いで染液の攪拌を続けなが
ら、15%濃度の炭酸ナトリウム水溶液5部及び33%濃度
の水酸化ナトリウム水溶液2部を添加する。この染液
を、15分間にわたって60℃に一定に加熱し、そしてこの
染色工程を60℃で更に60分間続ける。次いでこの染液を
排出し、そして実施例Aに記載の手順に従って、この染
色されたニット生地をすすぎ、後処理に付しそして仕上
げする。これによって、良好な堅牢性を示す均一なベー
ジュ色の染色が得られる。 実施例D 漂白したマーセライズドニット綿生地100 部を、式(D)
で表される黄色染色染料1部、式(C) で表される赤色染
色染料1部、式(A) で表される濃紺色染色染料0.25部、
式(G) で表される銅ホルマザン染料0.25部及び硫酸ナト
リウム50部、15%濃度の炭酸ナトリウム水溶液5部及び
33%濃度の水酸化ナトリウム水溶液2部を含む染色水溶
液1000部を入れたジェット染色機中で60℃の温度下に60
分間染色する。次いで、得られた染色された綿ニット生
地を、慣用の方法、例えば実施例Aに記載の方法で後処
理しそして仕上げする。これによって、良好な堅牢性を
示す均一の褐色染色が得られる。 実施例E 漂白したマーセライズドニット綿生地100 部を、式(F)
で表される黄色染色染料0.2 部、式(C) で表される赤色
染色モノアゾ染色染料0.1 部、式(E) で表される赤色染
色染料0.1 部、式(G) で表される銅ホルマザン染料0.12
部及び式(A) で表される濃紺色染色染料0.18部、及び硫
酸ナトリウム50部、15%濃度の炭酸ナトリウム水溶液5
部及び33%濃度の水酸化ナトリウム水溶液2部を含む染
色水溶液1000部を入れたジェット染色機中で60℃の温度
下に60分間染色する。次いで、得られた染色された綿ニ
ット生地を、慣用の方法、例えば実施例Aに記載の方法
で後処理しそして仕上げする。これによって、良好な堅
牢性を示す均一の褐色染色が得られる。 実施例F 式(F) で表される染料(電解質塩を含むその粉末染料の
形)40部、式(C) で表される染料(電解質塩を含むその
粉末染料の形)1.5 部及び式(G) で表される染料(電解
質塩を含むその粉末染料の形)2部を約20℃で水1000部
中に溶解する。33%濃度の水酸化ナトリウム水溶液25部
及び38゜ボーメの水ガラス95部をこの染料溶液に添加す
る。マーセライズド綿ポプリンを、市販のパジング機に
より約70%の含浸量でこの染液を用いてパジングし、巻
取ローラーに巻き取り、プラスチックフィルムでラップ
しそして20℃で数時間放置する。この染色した生地を次
いで、慣用の方法、例えば実施例Aに記載の方法によっ
て後処理しそして仕上げする。これによって、良好な堅
牢性を示す均一な橙帯褐色染色が得られる。 実施例G-1 〜G-10 漂白したマーセライズド綿ニット生地100 部を染色する
ために実施例Aの手順を繰り返し、この際染液として以
下の表例に示す染料混合物及び実施例Aで示した電解質
塩及びアルカリ剤を含む水溶液1000部を添加する。実施
例Aに記載の条件で染色を仕上げすると、以下の各々の
表例に示した色調を有する均一な染色が得られた。
【0062】
【表3】
【0063】
【表4】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明による多成分系分析の下での染
色工程に使用するシステムの一例である。
【符号の説明】
1 ─── ポンプ 2 ─── バルブ 3 ─── 浴 4 ─── オートサンプラー 5 ─── UV-VIS測定装置 6 ─── pH及び温度測定装置 7 ─── コンピューター 8 ─── バッファー貯蔵タンク 9 ─── 廃液タンク

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式(1) で表される一種またはそれ以上の
    モノアゾ染料、式(2) で表される一種またはそれ以上の
    モノアゾ染料、及び式(3) で表される一種または二種の
    銅ホルマザン染料または式(4) で表される一種またはそ
    れ以上のジスアゾ染料あるいは式(3) 及び(4) のこれら
    の染料の混合物、及び場合によっては式(5) で表される
    一種または二種のモノアゾ染料を含む染料混合物: 【化1】 【化2】 [式中、 M は、水素またはアルカリ金属であり、 R1は、水素、メチル、エチル、メトキシまたはエトキシ
    であり、 R2は、水素、メチル、エチル、メトキシまたはエトキシ
    であり、 R3は、水素、メチル、エチル、メトキシまたはエトキシ
    であり、 R4は、水素、メチル、エチル、メトキシまたはエトキシ
    であり、 R5は、水素、メチル、エチル、メトキシまたはエトキシ
    であり、 R6は、水素、メチル、エチル、メトキシまたはエトキシ
    であり、 R7は、水素、メチル、エチル、メトキシまたはエトキシ
    であり、 R8は、水素、メチル、エチル、メトキシまたはエトキシ
    であり、 R9は、水素またはスルホであり、 R10 は、水素、1〜4個の炭素原子を有するアルキル、
    スルホ、カルボキシ、 2〜5個の炭素原子を有するアルカノイルまたは式-SO2
    -Y(Y の意味は以下に示される)で表される基であり、 X は、式-CO-O-で表されるカルボニルオキシまたは式-O
    - で表されるオキシまたは基-SO3 (-) であり、 各Y は、互いに独立して、ビニル、β- クロロエチル、
    β- チオスルファトエチルまたはβ- スルファトエチル
    であり、 R は、水素、メチル、スルホ、カルボキシまたは式-SO2
    -Y(この際Y は上記の意味を有する)で表される基であ
    り、 Z1は、2〜5個の炭素原子を有するアルカノイル、ベン
    ゾイル、2-シアノアミノ-4- クロロ-1,3,5- トリアジン
    -6- イル、2-シアノアミノ-4- フルオル-1,3, 5-トリア
    ジン-6- イル、2,4-ジクロロ-1,3,5- トリアジン-6- イ
    ルまたは式(a) 【化3】 (式中、 W は、塩素、フッ素またはシアナミノでありそしてR
    0は、スルホ、カルボキシまたは式-SO2-Y(この際Y は
    上記の意味を有する)で表される基である)で表される
    基である] 。
  2. 【請求項2】 式(1) で表される一種またはそれ以上の
    モノアゾ染料及び式(2) で表される一種またはそれ以上
    のモノアゾ染料を含むか、あるいは式(1) で表される一
    種またはそれ以上のモノアゾ染料及び式(3) で表される
    一種または二種の銅ホルマザン染料を含むか、あるいは
    式(1) で表される一種またはそれ以上のモノアゾ染料、
    及び式(4) で表される一種またはそれ以上のジスアゾ染
    料またはこの染料(4) と式(3) で表される一種または二
    種の銅ホルマザン染料の混合物、及び必要に応じて式
    (5) で表される一種または二種のモノアゾ染料を含む染
    料混合物。
  3. 【請求項3】 式(2) で表される一種またはそれ以上の
    モノアゾ染料及び式(3) で表される一種または二種の銅
    ホルマザン染料を含むか、または式(2) で表される一種
    またはそれ以上のモノアゾ染料、及び式(4) で表される
    一種またはそれ以上のジスアゾ染料または式(4) で表さ
    れる一種またはそれ以上のジスアゾ染料と式(3) で表さ
    れる一種または二種の銅ホルマザン染料の混合物、及び
    場合によっては式(5) で表される一種または二種のモノ
    アゾ染料を含む染料混合物。
  4. 【請求項4】 R1、R3、R5及びR7が、互いに独立して、
    それぞれメトキシまたは水素でありそしてR2、R4、R6
    びR8がそれぞれ水素である請求項1〜3のいずれか一つ
    の染料混合物。
  5. 【請求項5】 それぞれのY が、互いに独立して、ビニ
    ルまたはβ- スルファトエチルである請求項1〜4のい
    ずれか一つの染料混合物。
  6. 【請求項6】 染料混合物が、式(1) で表される二種ま
    たはそれ以上の染料を含み、そのうちの一種または二種
    の染料における基R がスルホでありそしてその他の染料
    における基R が式-SO2-Y(Y は請求項1に示した意味を
    有する)で表される基である請求項1〜5のいずれか一
    つの染料混合物。
  7. 【請求項7】 式(1) 中、R がスルホである一種または
    それ以上の染料と式(I) 中、R が-SO2-Yである一種また
    はそれ以上の染料が、75:25 〜25:75 重量%の混合比で
    存在する請求項6の染料混合物。
  8. 【請求項8】 染料混合物が式(3) と(4) で表される二
    種またはそれ以上の染料をそれぞれ含む請求項1〜7の
    いずれか一つの染料混合物。
  9. 【請求項9】 式(3) で表される一種またはそれ以上の
    染料及び式(4) で表される一種またはそれ以上の染料
    が、75:25 〜25:75 重量%の混合比で存在する請求項8
    の染料混合物。
  10. 【請求項10】 染料混合物が式(5) で表される一種ま
    たは二種の染料を含む請求項8または9の染料混合物。
  11. 【請求項11】 請求項1、2または3のいずれか一つ
    に記載の染料混合物を製造する方法であって、個々の染
    料または二種または三種の個々の染料の混合物を、他の
    個々の染料またはこれらの混合物と、それらの粉末染料
    または水溶液の形で混合することからなる上記方法。
  12. 【請求項12】 染料混合物の水溶液を調製するための
    請求項11の方法であって、個々の染料の水溶液及び/ ま
    たは二種または三種の個々の染料からなる水溶液を、染
    料混合物の色調を各成分の添加中にATR プローブを用い
    て制御して、互いに混合する上記方法。
  13. 【請求項13】 請求項1〜10のいずれか一つに記載の
    染料混合物を、あるいは式(1) 〜(4) で表される染料及
    び必要に応じて式(5) で表される染料を一緒にまたはこ
    れらのうちのいくつかを一緒に、ヒドロキシ- 及び/ ま
    たはカルボキサミド- 含有繊維材料を染色するために使
    用する方法。
  14. 【請求項14】 一種の染料または染料の混合物を溶解
    させた形でヒドロキシ- 及び/ またはカルボキサミド含
    有繊維材料に付与しそしてこれらの染料を熱及び/ また
    はアルカリ剤の作用の下に材料に固着する、該材料を染
    色する方法であって、染料として、請求項1〜10のいず
    れか一つに記載の染料混合物を、あるいは式(1) 〜(4)
    で表される染料及び必要に応じて式(5) で表される染料
    を一緒にまたはこれらのうちのいくつかを一緒に使用す
    ることからなる上記方法。
  15. 【請求項15】 三色染色方法において、染料を、個々
    にまたは一緒にまたはこれらのうちのいくつかを一緒に
    あるいは混合物として使用する請求項14の方法。
  16. 【請求項16】 染色工程中に染料混合物の各成分の消
    尽をATR プローブを用いて測定しそして染色工程の終点
    にむかって再び個々の成分(染料)を添加することによ
    って各成分の濃度を増大させることによって三色染色を
    行う請求項15の方法。
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