JP2001011334A - 橙色および緋色の反応染料混合物 - Google Patents
橙色および緋色の反応染料混合物Info
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Abstract
の技術の染料よりも特性が改善された反応染料混合物を
提供する。 【解決手段】一般式I の染料1種以上と、一般式2a、2bまたは2cの染料
1種以上とを含む染料混合物、 その調製方法およびヒドロキシルおよび/またはカルボ
キシアミド含有繊維材料の染色での使用方法。染料混合
物の具体例には次のAとBの混合物がある。
Description
術分野に関する。
は、ヒドロキシル含有繊維材料および/またはカルボキ
シアミド含有繊維材料をブリリアントオレンジから赤の
色合いに染色できる反応染料混合物が開示されている。
しかしながら、これらの混合物には、特に染めムラ(c
hafe mark)を隠すことに関して染色面での欠
点がある。
従来技術の混合物よりも特性が改善された反応染料混合
物を提供するものである。
一般式(I)
般式(IIa)、(IIb)および(IIc)で表され
る染料(II)の1種またはそれ以上とを含む染料混合
物。
(1a)、(1b)、(1c)または(1d)
トキシ、エトキシ、スルホまたはカルボキシルであり、
R4は、水素、メチル、エチル、メトキシ、エトキシま
たはスルホであり、R5は、ヒドロキシル、フェノキ
シ、モルホリノ、または一般式(2a)で表される基あ
り、
トキシ、エトキシ、ヒドロキシル、スルホ、カルボキシ
ルまたは基−(CH2)a−SO2−Y(式中、aは0、
1、2または3であり、Yは以下に定義するとおりであ
る)であり、R7は、水素、メチル、エチル、メトキ
シ、エトキシまたはスルホであり、R8は、水素、メチ
ル、エチルまたはβ−スルホエチルである)、で表され
る基であるか、一般式(2b)または(2c)で表され
る基であり、 −N(R9)−(CH2)b−SO2−Y(2b) −N(R9)−(CH2)b−W−(CH2)c−SO2−Y
(2c)
か、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ、スルホおよ
びカルボキシルからなる群から選択される1個または2
個の置換基によって置換されたフェニル、(C1−C4)
−アルキルまたは一般式−(CH2)b−W−(CH2)c
−SO2−Yで表される基であり、(式中、bは、0、
1、2または3であり、cは、2または3であり、Yは
以下に定義するとおりである。)、Z4は、塩素または
フッ素であり、Yは、アルカリによって除去し、ビニル
基を残置する置換基をβ位に含むビニルまたはエチルで
あり、p4、p5およびp6は独立に、0または1であ
り、p7は、0、1または2であり、Mは、以下に定義
するとおりであり、D3およびD4は独立に、一般式(3
a)または(3b)で表される基であり、
トキシまたはエトキシであり、rは、1または2であ
り、sは、1、2または3であり、Mは以下に定義する
とおりである)で表される基であり、Z1は、塩素また
はフッ素であり、Xは、ヒドロキシル、モルホリノ、一
般式(2a)、(2b)または(2c)で表される基で
あるか、Z1が塩素である場合はXも塩素でもよく、Z2
およびZ3は独立に、塩素またはフッ素であり、R1は、
ヒドロキシル、フェノキシ、モルホリノまたは一般式
(2a)で表される基であり、Z2が塩素である場合は
R1も塩素でもよく、R2は、一般式(2a)、(2b)
または(2c)で表される基であり、Mは、水素または
アルカリ金属であり、p、p1、p2およびp3は独立
に、0または1である。
(IIa)、(IIb)または(IIc)で表される染
料1種のみを含むものであってもよいが、2種以上また
は3種すべてを含むものであってもよい。また、一般式
(IIa)、(IIb)または(IIc)で表される各
染料各々が複数種存在するものであってもよい。本発明
による染料混合物は、一般式(I)で表される染料1種
またはそれ以上と一般式(II)で表される染料1種ま
たはそれ以上との総量に対して、一般式(I)で表され
る染料95〜25重量%と、一般式(II)で表される
染料5〜75重量%とを含むものであると好ましい。特
に好ましくは、本発明による染料混合物は、一般式
(I)で表される1種またはそれ以上の染料90〜50
重量%と、一般式(II)で表される1種またはそれ以
上の染料10〜50重量%とを含む。一般式(I)で表
される1種またはそれ以上の染料85〜55重量%と、
一般式(II)で表される1種またはそれ以上の染料1
5〜45重量%とを含む本発明による染料混合物が特に
好ましい。
られる符号(1つの一般式中で同じものが用いられてい
る場合を含む)は各々、互いに同一であっても異なって
いてもよい定義の内容においてのみ意味をなすものであ
る。エチルYのβ位におけるアルカリ脱離可能な置換基
の例としては、臭素および塩素などのハロゲン原子、有
機カルボン酸およびスルホン酸のエステル基、アルキル
カルボン酸、置換または未置換のベンゼンカルボン酸お
よび置換または未置換のベンゼンスルホン酸のエステル
基(炭素数2〜5のアルカノイルオキシ、特にアセチル
オキシ、ベンゾイルオキシ、スルホベンゾイルオキシ、
フェニルスルホニルオキシおよびトルイルスルホニルオ
キシなど)さらに、無機酸の酸性エステル基、リン酸、
硫酸およびチオ硫酸(ホスファト基、スルファト基およ
びチオスルファト基)の酸性エステル基、同様に、ジメ
チルアミノおよびジエチルアミノなどの炭素数1〜4の
アルキル基を有するジアルキルアミノ基があげられる。
Yは、好ましくはβ−スルファトエチル、β−クロロエ
チルまたはビニルであり、特に好ましくはβ−スルファ
トエチルまたはビニルである。
料は、同一の発色団を有しながらも繊維反応性基−SO
2−Yの構造に関しては異なっていてもよい。特に、本
発明による染料混合物は、一般式(I)を満たす同一発
色団の染料と、一般式(II)(式中、繊維反応性基−
SO2−Yの一部がビニルスルホニル基であり、一部が
たとえばβ−クロロエチルスルホニルまたはチオスルフ
ァトエチルスルホニル、あるいは好ましくはβ−スルフ
ァトエチルスルホニル基などのアルカリによって脱離し
てビニル基を残こす置換基をβ位に含むエチルである)
のうちの1つを満たす同一発色団の染料とを含むことが
できる。この染料混合物は、それぞれの染料成分をビニ
ルスルホニル染料の状態で含み、この場合、各ビニルス
ルホニル染料の各β−エチル−置換染料に対する割合
は、それぞれの染料発色団に対して最大で約30mol
%である。
ホニル染料の割合がモル比で5:95〜30:70の範
囲にある本発明による染料混合物が好ましい。「スル
ホ」、「カルボキシル」、「チオスルファト」、「ホス
ファト」および「スルファト」のそれぞれの基として
は、酸形態だけでなく塩形態も含むものとする。したが
って、スルホ基とは一般式−SO3Mを満たす基、カル
ボキシル基とは一般式−COOMを満たす基、チオスル
ファト基とは一般式−S−SO3Mを満たす基、ホスフ
ァト基とは一般式−OPO3M2を満たす基、スルファト
基とは一般式−OSO3Mを満たす基である(これらの
一般式において、Mは先に定義したとおりである)。ア
ルカリ金属Mは、特にリチウム、ナトリウムおよびカリ
ウムである。Mが水素およびナトリウムであると特に好
ましい。(C1−C4)−アルキルR9は、直鎖状であっ
ても枝分れ状であってもよく、特に、メチル、エチル、
n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチ
ル、sec−ブチルまたはtert−ブチルである。
基としては、たとえば、3−(β−スルファトエチルス
ルホニル)フェニル、4−(β−スルファトエチルスル
ホニル)フェニル、2−メチル−5−メトキシ−4−
(β−スルファトエチルスルホニル)フェニル、2−メ
トキシ−5−(β−スルファトエチルスルホニル)−フ
ェニル、2,5−ジメトキシ−4−(β−スルファトエ
チルスルホニル)フェニル、1−スルホ−6−(β−ス
ルファトエチルスルホニル)ナフト−2−イル、6−ス
ルホ−8−(β−スルファトエチルスルホニル)ナフト
−2−イル、8−スルホ−6−(β−スルファトエチル
スルホニル)ナフト−2−イルおよびこれらのビニルス
ルホニル誘導体およびβ−チオスルファトエチルスルホ
ニル誘導体があげられ、さらには1,5−ジスルホナフ
ト−2−イル、1−スルホナフト−2−イル、4−メチ
ル−2−スルホフェニルおよび2−スルホフェニルがあ
げられる。このうち、4−メチル−2−スルホフェニ
ル、4−(β−スルファトエチルスルホニル)フェニ
ル、1,5−ジスルホナフト−2−イル、1−スルホナ
フト−2−イルおよび1−スルホ−6−(β−スルファ
トエチルスルホニル)ナフト−2−イルが好ましい。一
般式(1c)で表される基は、たとえば以下の一般式を
満たすものである。
以下の一般式を満たすものである。
で表されるラジカルとしては、たとえばγ−(ß
−スルファトエチルスルホニル)プロピルアミノ、N−
メチル−N−[β−(β’−スルファトエチルスルホニ
ル)エチル]−アミノ、3−スルホフェニルアミノ、
2,5−ジスルホフェニルアミノ、2−スルホフェニル
アミノ、3−(β−スルファトエチルスルホニル)フェ
ニルアミノ、4−(β−スルファトエチルスルホニル)
フェニルアミノ、N−メチルアニリンおよびN−エチル
アニリンがあげられる。一般式(IIa)、(IIb)
および(IIc)において、−NH−基が8−ヒドロキ
シナフタレンラジカルの3位にあると好ましい。一般式
(IIc)において、p2は好ましくは0である。一般
式(I)で表される好ましい染料としては、一般式(I
a)および(Ib)
とおりである)で表されるものがあげられる。一般式
(IIa)で表される好ましい染料は、以下の一般式
る)を満たす。一般式(IIb)および(IIc)で表
される好ましい染料は、D3およびD4が各々、2−スル
ホ−4−メチルフェニル、2−スルホ−4−メトキシフ
ェニル、2,5−ジスルホ−4−メトキシフェニルまた
は1,5−ジスルホナフト−2−イルであり、p1が1
であり、スルホ基が8−ナフトールラジカルの4位にあ
り、トリアジニル基またはピリミジニル基が8−ナフト
ールラジカルの2位または3位、特に3位にあり、Z3
が塩素、特にフッ素であり、R2が一般式(2b)(式
中、R9はメチルであり、bは2である)で表される基
である染料である。
a)および(1b)で表される基のうちの1つである)
で表される染料1種またはそれ以上と、一般式(II
a)(式中、D2は、3−または4−(ビニルスルホニ
ル)フェニルまたは3または4−(β−スルファトエチ
ルスルホニル)フェニルであり、Z2は塩素であり、R1
は塩素または3−スルホフェニルアミノである)染料1
種またはそれ以上とを含み、染料混合物中にビニルスル
ホニルのみならずβ−スルファトエチルスルホニル基も
存在する場合は、ビニルスルホニル画分とβ−スルファ
トエチルスルホニル画分のモル比が5:95〜30:7
0である本発明の染料混合物が好ましい。
般式(I)で表される染料1種またはそれ以上と、一般
式(IIc)(式中、D4は1,5−ジスルホナフト−
2−イルまたは4−メチル−2−スルホフェニルであ
り、p3は1である)で表される染料1種またはそれ以
上とを含み、染料混合物中にビニルスルホニルのみなら
ずβ−クロロエチルスルホニル基またはβ−スルファト
エチルスルホニル基も存在する場合は、ビニルスルホニ
ル画分とβ−クロロエチルスルホニルまたはβ−スルフ
ァトエチルスルホニル画分のモル比が5:95〜30:
70である本発明の染料混合物が好ましい。
式(1)で表される染料1種またはそれ以上と、一般式
(IIb)(式中、D3は、2−スルホ−4−メチルフ
ェニル、2−スルホ−4−メトキシフェニルまたは1,
5−ジスルホナフト−2−イルであり、Z3はフッ素で
あり、R2は、γ−(β−スルファトエチルスルホニ
ル)プロピルアミノ、N−メチル−β−(β’−スルフ
ァトエチルスルホニル)エチルアミノまたは4−(β−
スルファトエチルスルホニル)フェニルアミノである)
で表される染料1種またはそれ以上とを含み、染料混合
物中にビニルスルホニルのみならずβ−スルファトエチ
ルスルホニル基も存在する場合は、ビニルスルホニル画
分とβ−スルファトエチルスルホニル画分のモル比が
5:95〜30:70である本発明の染料混合物が好ま
しい。
量%、好ましくは最大5重量%の量の黄色染料または赤
色染料で色合いを持たせたものであってもよい。このよ
うな周知の染料としては、たとえば、一般式(II
I)、(IV)、(V)および(VI)
チルスルホニル)フェニル、4−(β−スルファトエチ
ルスルホニル)フェニル、3−ビニルスルホニルフェニ
ル、4−ビニルスルホニルフェニル、2−メトキシ−5
−(β−スルファトエチルスルホニル)フェニルまたは
2−メトキシ−5−ビニルスルホニルフェニルであり、
Mは先に定義したとおりであり、R11は、ベンゼン核に
おいてメチルまたはメトキシによって置換された、アセ
チル、ベンゾイル、4,6−ジ−シアナミド−1,3,
5−トリアジン−2−イル、4−シアナミド−6−(ス
ルホフェニルアミノ)−1,3,5−トリアジン−2−
イル、4−(N−モルホリノ)−6−(スルホフェニル
アミノ)−1,3,5−トリアジン−2−イルまたは4
−(N−モルホリノ)−6−(スルホフェニルアミノ)
−1,3,5−トリアジン−2−イルであり、
メトキシによって置換された、アセチル、カルバモイ
ル、4,6−ジ−シアナミド−1,3,5−トリアジン
−2−イル、4−シアナミド−6−(スルホフェニルア
ミノ)−1,3,5−トリアジン−2−イル、4−(N
−モルホリノ)−6−(スルホフェニル−アミノ)−
1,3,5−トリアジン−2−イルまたは4−(N−モ
ルホリノ)−6−(スルホフェニルアミノ)−1,3,
5−トリアジン−2−イルであり、R13は、メチルまた
はカルボキシルであり、R14は、スルホ、β−クロロエ
チルスルホニルまたはβ−スルファトエチルスルホニル
であり、R15は、水素またはメチルであり、R16は、水
素、シアノ、カルバモイル、カルボキシルまたはスルホ
メチルであり、R17は、メチル、エチルまたはβ−スル
ホエチルである)を満たすモノアゾ染料があげられる。
固体であっても液体(溶解した状態)であってもよい。
これらの染料には一般に、繊維反応性染料をはじめとす
る多くの水溶性染料の場合にみられるような、塩化ナト
リウム、塩化カリウムおよび硫酸ナトリウムなどの電解
質塩が含まれる。また、酢酸ナトリウム、ホウ酸ナトリ
ウム、重炭酸ナトリウム、リン酸二水素ナトリウムおよ
びリン酸水素二ナトリウムなど、水溶液のpHを3〜7
の範囲に調節できる緩衝物質、少量の吸湿剤、あるいは
液体状の水溶液(プリント用のペーストで一般に用いら
れるようなタイプの増粘剤を含む)である場合は、たと
えばカビ防止剤(mold preventative
s)など、調製物の寿命を長く保つ物質が含まれる場合
もある。
または調製物)の重量に対して標準化剤として知られる
電解質塩を10〜80重量%の割合で含有する粉末状の
染料として存在する。この染料粉末はさらに、上述した
緩衝物質を合計で染料粉末全体に対して最大5%含むも
のであってもよい。本発明の染料混合物を水溶液に溶解
しておく場合、この水溶液には本発明の染料混合物が
0.1〜55重量%、一般に5〜50重量%含まれ、こ
の水溶液の電解質塩含有量は水溶液全体に対して10重
量%未満であると好ましい。水溶液(液体調製物)は一
般に、通常0.1〜5重量%の範囲、好ましくは0.3
〜2重量%の範囲の量で上述した緩衝物質を含む。
所望の割合で機械的に混合するか、あるいはD1とD2と
が等しい場合は、ジアゾ成分およびカップリング成分を
適当な割合で混合した混合物を用いた一般的なジアゾ化
反応およびカップリング反応による当業者間で周知の方
法での合成などの従来の方法で調製される。考え得る手
順の一例として、適当な2種類のカップリング成分の混
合物、たとえば一般式(I)で表される染料のカップリ
ング成分として一般式(VII)
ある)で表される化合物と一般式(VIII)
したとおりである)で表される化合物との混合物の水溶
液と、一般式D1−NH2すなわちD2−NH2(式中、D
1およびD2はそれぞれ先に定義したとおりである)で表
されるジアゾ成分の水溶液または懸濁液とを、pH3〜
7で適当な比率で互いに反応(カップリング)させるこ
とがあげられる。このようにして得られる染料混合物
を、塩化ナトリウム、塩化カリウムまたは塩化リチウム
などの電解質塩を用いた析出やスプレー乾燥など従来の
方法で溶液から分離してもよい。個々の染料を機械的に
混合して本発明の染料混合物を調製する場合、染色業界
では一般的な標準化防塵剤またはその他の助剤、あるい
はこのような目的で用いられる染料調製物など、必要な
成分を混合時に添加するのが一般的である。
チオスルファトエチルラジカルまたはβ−スルファトエ
チルラジカルである染料混合物と、これらの基の一部の
みに対して十分な量のアルカリとを反応させ、上述した
β−置換エチルスルホニル基の一部をビニルスルホニル
基に転化させることによって、染料発色団ならびにβ−
クロロエチルスルホニル基またはβ−チオスルファトエ
チルスルホニル基またはβ−スルファトエチルスルホニ
ル基がさらにビニルスルホニル基を含有し、かつ上述の
方法では適当なビニルスルホニル出発アニリンを必要と
する画分を含む染料混合物を調製することができる。こ
の作業は、β−置換エチルスルホニル基をビニルスルホ
ニルに転化させる一般に知られている方法によって行わ
れる。
料を含む本発明の染料混合物は、繊維反応染料の従来技
術において幅広く説明されている染色および固着方法に
よって、ヒドロキシル含有繊維材料および/またはカル
ボキシアミド含有繊維材料をビルドアップ性および未固
着染料部分の洗浄性に優れた橙から緋色の色合いに染色
する。さらに、得られる染色物を容易に廃棄することが
できるため、本発明の染料混合物は他の染料との混合染
色物における混合染料として極めて有用なものである。
ル含有繊維材料および/またはカルボキシアミド含有繊
維材料の染色(プリントおよび混合染色を含む)での本
発明の染料混合物の使用方法、厳密に言えば、本発明の
染料混合物を溶解状態で用いて基材に施し、アルカリ剤
および熱の一方もしくは両方の作用によって染料混合物
を繊維に固着させてかかる繊維材料を染色するための方
法が得られる。ヒドロキシル含有材料は、紙、再生セル
ロース生成物およびポリビニルアルコールとしてのセル
ロース繊維材料などをはじめとする天然または合成のヒ
ドロキシル含有材料である。このセルロース繊維材料は
綿であるのが好ましいが、リネン、麻、ジュート、カラ
ムシ繊維など他の植物繊維であってもよい。再生セルロ
ース繊維の例としては、ステープルビスコースおよびフ
ィラメントビスコースがあげられる。
特に、ウールや他の動物の毛、絹、皮革、ナイロン−
6,6、ナイロン−6、ナイロン−11およびナイロン
−4など繊維状の合成および天然のポリアミドおよびポ
リウレタンがあげられる。反応染料での染色手法として
周知の一般に知られた繊維材料染色プリント方法で本発
明の染料混合物を使用する。本発明の染料混合物に含ま
れる染料は相互の相溶性が高いため、本発明の染料混合
物を吸尽染色法で使用すると都合のよい場合がある。こ
のようにして、40℃〜105℃の温度、場合によって
は最高130℃の温度で、過圧下にて、通常用いられる
染色助剤の存在下または非存在下で、酸結合剤および場
合によっては塩化ナトリウムまたは硫酸ナトリウムなど
の中性の塩を使用し、吸尽法によって高浴比染液(lo
ng liquor)で染色を施した場合に、極めて高
い収率かつ優れたビルドアップ性と単一色相(on−t
one)の色調でセルロース繊維などを染色する。可能
な手順の1つとして、材料を温浴に導入して所望の染色
温度まで浴を徐々に加熱し、その温度で染色工程を完了
させることがあげられる。また、必要であれば、実際の
染色温度に達するまでは染料の吸尽を加速する中性の塩
を浴に加えないようにしてもよい。
他の何らかの酸結合剤や着色剤を含むプリント用ペース
トを用いてプリントを行った後、100〜103℃でス
チーム処理する方法などによる単一フェーズでの処理
か、着色剤を含有する中性または弱酸性のプリント用ペ
ーストを用いてプリントを行った後、プリント済の材料
を高温の電解質含有アルカリ浴に通すか、アルカリ電解
質含有パディング浴でオーバーパディング処理を施し、
次いでこのように処理した材料を巻き取るか、スチーム
処理またはドライヒートで処理する方法による2フェー
ズでの処理のいずれでも行うことのできる、一般に用い
られているセルロース繊維でのプリント法によって、明
るい白色の背景地に輪郭線がはっきりとした強いプリン
トがなされる。このプリントによる結果がいくつかある
固着条件に大きく影響することはない。本発明の染料混
合物で得られる固着度は、染色のみならずプリントでも
極めて高い。一般に用いられているサーモフィックス法
によるドライヒートによって固着を行う場合、120〜
200℃の高温空気を使用する。一般に用いられている
101〜103℃の蒸気だけでなく、温度が最高160
℃の過熱蒸気および高圧蒸気を使用することもできる。
結合剤としては、たとえば、無機酸または有機酸のアル
カリ金属およびアルカリ土類金属の水溶性塩基塩の他、
高温下でアルカリを放出する同様の化合物があげられ
る。弱い無機酸または有機酸から中程度の無機酸または
有機酸のアルカリ金属水酸化物およびアルカリ金属塩が
特に有用であり、好ましいアルカリ金属化合物は、ナト
リウムおよびカリウム化合物である。かかる酸結合剤と
しては、たとえば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ム、炭酸ナトリウム、重炭酸ナトリウム、炭酸カリウ
ム、ギ酸ナトリウム、リン酸二水素ナトリウムおよびリ
ン酸水素二ナトリウムがあげられる。
本発明の染料混合物に含まれる染料を処理すると、染料
が化学的にセルロース繊維と結合する。特にセルロース
染色物は、このような未固着染料部分の冷水に対する溶
解性が高く、容易に洗い流すことができるため、水洗し
て未固着染料部分を除去する一般的な後処理を施すと極
めて高い吸湿堅牢度を呈する。
の染色は、一般に酸性媒体で行われる。たとえば、所望
のpHが得られるように、染液に酢酸および/または硫
酸アンモニウムまたは酢酸および酢酸アンモニウムまた
は酢酸ナトリウムを含んでもよい。有用なレベルでの染
色を達成するために、たとえば塩化シアヌル酸とモル量
で3倍のアミノベンゼンスルホン酸またはアミノナフタ
レンスルホン酸との反応生成物、あるいはたとえばステ
アリルアミンとエチレンオキシドとの反応生成物を主成
分とする一般的なレベリング助剤を添加するとよい。通
常、被染色材料を約40℃の温度で浴に導入し、浴中で
暫時攪拌し、好ましくは弱酢酸を用いて染液を所望の弱
酸性のpHに調節し、60〜98℃の温度で実際の染色
を行う。しかしながら、沸点または最高120℃の温度
で(加圧下にて)染色を行うこともできる。
および%は、特に明記しない限り重量部および重量%を
意味する。キログラムがリットルと関連があるのと同様
に、重量部も容量部と関連するものである。 実施例1 一般式(A)
る電解質含有染料粉末440部と、一般式(B)
50%)を含有する電解質含有染料粉末72.6部とを
メカニカルミキサーで混合する。このようにして得られ
る本発明の染料混合物を、繊維反応染料の技術分野にお
いて一般的な塗布および固着方法で使用すると、セルロ
ース繊維でたとえば深い橙の色合いの染色物およびプリ
ントが得られる。
8部を水250部に溶解して得られる懸濁液のpHを炭
酸ナトリウム約59部で4.5〜5に調節し、38%強
度の硝酸ナトリウム水溶液186容量部を用いてアニリ
ン化合物をジアゾ化した後、30%強度の塩酸234容
量部と氷400部とを添加し、1−N−(2’−(3”
−スルホフェニルアミノ)−4’−クロロ−1’,
3’,5’−トリアジン−6’−イル)アミノ−8−ヒ
ドロキシ−3,6−ジスルホナフタレン242部と、6
−(4,6−ジクロロトリアジン−2−イル)アミノ−
1−ヒドロキシ−ナフタレン−3−スルホン酸232部
とを添加し、炭酸ナトリウムによってpHを5〜6に調
節し、このpH範囲のままで20℃にてカップリング反
応を行って本発明による染料混合物を調製し、実施例1
に示す一般式(A)および(B)で表される染料を4
0:60の比で含む染料溶液を得る。リン酸ナトリウム
緩衝液5部を加えて染料溶液のpHを4.5に調節して
もよい。水でさらに稀釈するか溶液を蒸発させることに
よって、液体の染料混合物を液体調製物に適した所望の
強度まで標準化してもよい。これを従来の方法で直接使
用するか、必要であれば対応する量のアルカリ剤を添加
した上で、染浴または染液として使用する。あるいは、
染浴または染液の調製に使用してもよい。この染料混合
物を用いると、深い橙色の染色物が得られる。
(割合にして68%)を含有する電解質含有染料粉末7
50部と、一般式(C)
56%)を含有する電解質含有染料粉末250部とをメ
カニカルミキサーで混合する。このようにして得られる
本発明の染料混合物を、繊維反応染料の技術分野におい
て一般的な塗布および固着方法で使用すると、セルロー
ス繊維材料でたとえば深い橙の色合いの強い染色物およ
びプリントが得られる。
(割合にして68%)を含有する電解質含有染料粉末3
00部と、一般式(C)で表される橙色モノアゾ染料
(割合にして56%)を含有する電解質含有染料粉末7
00部とをメカニカルミキサーで混合する。このように
して得られる本発明の染料混合物を、繊維反応染料の技
術分野において一般的な塗布および固着方法で使用する
と、セルロース繊維材料でたとえば深い緋色の色合いの
強い染色物およびプリントが得られる。
(Db)
%)とを含有する電解質含有染料粉末300部と、実施
例3に示す一般式(C)で表される橙色モノアゾ染料
(割合にして56%)を含有する電解質含有染料粉末2
9部とをメカニカルミキサーで混合する。このようにし
て得られる本発明の染料混合物を、繊維反応染料の技術
分野において一般的な塗布および固着方法で使用する
と、セルロース繊維材料でたとえば深い緋色の色合いの
染色物およびプリントが得られる。
%)を含有する電解質含有染料粉末110部と、実施例
3の一般式(C)で表される橙色モノアゾ染料(割合に
して50%)を含有する電解質含有染料粉末21.8部
とをメカニカルミキサーで混合する。このようにして得
られる本発明の染料混合物を、繊維反応染料の技術分野
において一般的な塗布および固着方法で使用すると、セ
ルロース繊維材料でたとえば深い橙の色合いの染色物お
よびプリントが得られる。
解質含有染料粉末270部と、一般式(G)
を含有する電解質含有染料粉末72.6部とをメカニカ
ルミキサーで混合する。このようにして得られる本発明
の染料混合物を、繊維反応染料の技術分野において一般
的な塗布および固着方法で使用すると、セルロース繊維
でたとえば深い緋色の色合いの染色物およびプリントが
得られる。
と一般式(H)
DおよびAは各々表に示す実施例で定義する通りであ
る)を満たす染料とを含む本発明による染料混合物をさ
らに説明するものである。これらの染料混合物を、繊維
反応染料の技術分野において一般的な塗布および固着方
法で使用すると、たとえばセルロース繊維材料など上記
にて述べた繊維材料で、以下の表において綿について示
した実施例での結果と同様の色調を持つ強いレベルの染
色物が得られる。
と一般式(H)
DおよびAは各々表に示す実施例で定義する通りであ
る)を満たす染料とを含む本発明による染料混合物をさ
らに説明するものである。これらの染料混合物を、繊維
反応染料の技術分野において一般的な塗布および固着方
法で使用すると、たとえばセルロース繊維材料など上記
にて述べた繊維材料で、以下の表において綿について示
した実施例での結果と同様の色調を持つ強いレベルの染
色物が得られる。
Claims (10)
- 【請求項1】 一般式(I) 【化1】 で表される染料1種またはそれ以上と、一般式(II
a)、(IIb)および(IIc)で表される染料(I
I)の1種またはそれ以上とを含む染料混合物。 【化2】 【化3】 【化4】 式中、 D1およびD2は独立に、一般式(1a)、(1b)、
(1c)または(1d)で表される基である。 【化5】 【化6】 【化7】 【化8】 式中、 R3は、水素、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ、
スルホまたはカルボキシルであり、 R4は、水素、メチル、エチル、メトキシ、エトキシま
たはスルホであり、 R5は、ヒドロキシル、フェノキシ、モルホリノ、また
は一般式(2a)で表される基であり、 【化9】 式中、 R6は、水素、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ、
ヒドロキシル、スルホ、カルボキシルまたは基−(CH
2)a−SO2−Y(式中、aは0、1、2または3であ
り、Yは以下に定義するとおりである)であり、 R7は、水素、メチル、エチル、メトキシ、エトキシま
たはスルホであり、 R8は、水素、メチル、エチルまたはβ−スルホエチル
である)、で表される基であるか、一般式(2b)また
は(2c)で表される基であり、 −N(R9)−(CH2)b−SO2−Y(2b)−N(R
9)−(CH2)b−W−(CH2)c−SO2−Y(2c) 式中、 R9は、水素またはフェニルであるか、メチル、エチ
ル、メトキシ、エトキシ、スルホおよびカルボキシルか
らなる群から選択される1個または2個の置換基によっ
て置換されたフェニル、(C1−C4)−アルキルまたは
一般式−(CH2)b−W−(CH2)c−SO2−Yで表
される基であり、(式中、bは、0、1、2または3で
あり、cは、2または3であり、Yは以下に定義すると
おりである。) Z4は、塩素またはフッ素であり、 Yは、アルカリによって除去し、ビニル基を残置する置
換基をβ位に含むビニルまたはエチルであり、 p4、p5およびp6は独立に、0または1であり、 p7は、0、1または2であり、 Mは、以下に定義するとおりであり、 D3およびD4は独立に、一般式(3a)または(3b)
で表される基であり、 【化10】 【化11】 式中、 R10は、水素、メチル、エチル、メトキシまたはエトキ
シであり、 rは、1または2であり、 sは、1、2または3であり、 Mは以下に定義するとおりであり、 Z1は、塩素またはフッ素であり、Xは、ヒドロキシ
ル、モルホリノ、一般式(2a)、(2b)または(2
c)で表される基であるか、Z1が塩素である場合はX
も塩素でもよく、 Z2およびZ3は独立に、塩素またはフッ素であり、R1
は、ヒドロキシル、フェノキシ、モルホリノまたは一般
式(2a)で表される基であり、Z2が塩素である場合
はR1も塩素でもよく、 R2は、一般式(2a)、(2b)または(2c)で表
される基であり、 Mは、水素またはアルカリ金属であり、 p、p1、p2およびp3は独立に、0または1である。 - 【請求項2】 一般式(I)で表される染料1種または
それ以上と一般式(II)で表される染料1種またはそ
れ以上との総量に対して、一般式(I)で表される染料
95〜25重量%と、一般式(II)で表される染料5
〜75重量%とを含む、請求項1に記載の染料混合物。 - 【請求項3】 一般式(I)で表される染料が、一般式
(Ia)または(Ib) 【化12】 【化13】 を満たす、請求項1または2に記載の染料混合物。 - 【請求項4】 D3およびD4が、各々2−スルホ−4−
メチルフェニル、2−スルホ−4−メトキシフェニル、
2,5−ジスルホ−4−メトキシフェニルまたは1,5
−ジスルホナフト−2−イルであり、p1が1であり、
スルホ基が8−ナフトールラジカルの4位にあり、トリ
アジニル基またはピリミジニル基が8−ナフトールラジ
カルの2位または3位、特に3位にあり、Z3が塩素、
特にフッ素であり、R2が、一般式(2b)(式中、R9
はメチルであり、bは2である)で表される基である、
請求項1乃至3のいずれか1項に記載の染料混合物。 - 【請求項5】 一般式(I)(式中、D1は、一般式
(1a)および(1b)で表される基のうちの1つであ
る)で表される染料1種またはそれ以上と、一般式(I
Ia)(式中、D2は、3−(ビニルスルホニル)フェ
ニルまたは4−(ビニルスルホニル)フェニルまたは3
−(β−スルファトエチルスルホニル)フェニルまたは
4−(β−スルファトエチルスルホニル)フェニルであ
り、Z2は塩素であり、R1は塩素または3−スルホフェ
ニルアミノである)で表される染料1種またはそれ以上
とを含み、染料混合物中にビニルスルホニルのみならず
β−スルファトエチルスルホニル基も存在する場合は、
ビニルスルホニル画分とβ−スルファトエチルスルホニ
ル画分のモル比が5:95〜30:70である、請求項
1または2に記載の染料混合物。 - 【請求項6】 一般式(IIc)(式中、D4は1,5
−ジスルホナフト−2−イルまたは4−メチル−2−ス
ルホフェニルであり、p3は1である)で表される染料
1種またはそれ以上を含み、染料混合物中にビニルスル
ホニルのみならずβ−クロロエチルスルホニル基または
β−スルファトエチルスルホニル基も存在する場合は、
ビニルスルホニル画分とβ−クロロエチルスルホニルま
たはβ−スルファトエチルスルホニル画分のモル比が
5:95〜30:70である、請求項1乃至3のいずれ
か1項に記載の染料混合物。 - 【請求項7】 一般式(IIb)(式中、D3は、2−
スルホ−4−メチルフェニル、2−スルホ−4−メトキ
シフェニルまたは1,5−ジスルホナフト−2−イルで
あり、Z3はフッ素であり、R2は、γ−(β−スルファ
トエチルスルホニル)プロピルアミノ、N−メチル−β
−(β’−スルファトエチルスルホニル)エチルアミノ
または4−(β−スルファトエチルスルホニル)フェニ
ルアミノである)で表される染料1種またはそれ以上を
含み、染料混合物中にビニルスルホニルのみならずβ−
スルファトエチルスルホニル基も存在する場合は、ビニ
ルスルホニル画分とβ−スルファトエチルスルホニル画
分のモル比が5:95〜30:70である、請求項1乃
至3のいずれか1項に記載の染料混合物。 - 【請求項8】 最大10重量%、好ましくは最大5重量
%の量の黄色染料または赤色染料で色合いを持たせた請
求項1乃至7のいずれか1項に記載の染料混合物。 - 【請求項9】 一般式(I)および(II)で表される
染料を所望の割合で機械的に混合し、D1とD2とが等し
い場合は、ジアゾ成分およびカップリング成分を適当な
割合で混合した混合物を用いて一般的なジアゾ化反応お
よびカップリング反応によって合成した染料を含む請求
項1乃至8のいずれか1項に記載の染料混合物を調製す
るための方法。 - 【請求項10】 ヒドロキシルおよび/またはカルボキ
シアミドを含有する繊維材料の染色に、請求項1乃至8
のいずれか1項に記載の染料混合物を使用する方法。
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