JPWO2019155597A1 - エレベーターの乗客誘導装置および乗客誘導システム - Google Patents

エレベーターの乗客誘導装置および乗客誘導システム Download PDF

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Abstract

本発明は利用者を割当号機へ誘導するエレベーターの乗客誘導装置に関し、複雑なサイン音の出力制御を行うことなく、複数個所から出力されるサイン音を干渉させずに鳴き交わして利用者を割当号機へ誘導する乗客誘導装置を得ることを目的とする。このために本発明のエレベーターの乗客誘導装置は、認識サイン音を示す通知情報を受信する通知情報受信部と、受信した通知情報で示される認識サイン音が、エレベーター乗場で集音された音に含まれている場合に検知信号を出力する検知部と、検知部が検知信号を出力した後、検知部が検知信号を出力していない期間に応答サイン音を出力する応答サイン音出力部とを備えた。

Description

この発明は、エレベーター乗場の操作機器でかご呼び操作をした利用者に対し乗車する号機を割当てるエレベーターにおいて、利用者を割当号機へ誘導するエレベーターの乗客誘導装置に関するものである。
エレベーターの利用者に複数台のエレベーター乗車号機のいずれかを割り当てるエレベーターシステムにおいて視覚障がい者を音声で割当号機へ誘導する技術として、例えば特許文献1には、割当号機の場所を音声で出力することにより視覚障がい者を誘導するものが開示されている。このような音声による案内では、案内音声の言語を理解できない外国人を割当号機へ誘導できない。
言語に依存する音声ではなく、誰でも直感的にわかる効果音を用いて利用者を案内するものとしては、横断歩道におけるサイン音を用いた案内装置が特許文献2に開示されている。これは横断歩道の両端で対応するサイン音を鳴らし合うことで、横断歩道を渡り始める場所と渡り終わる場所の位置を知らしめるものであり、両端の場所それぞれのスピーカからサイン音を交互に出力させる鳴き交わしを行うものである。この特許文献2に開示された装置では、1つの制御装置が複数のスピーカによるサイン音の出力を制御しており、それぞれのスピーカに交互に出力指示をすることによって各スピーカからのサイン音を干渉させずに出力する鳴き交わしを実現している。
特開2015−214416号公報 特開2000−123281号公報
特許文献2に開示された装置は、鳴き交わす2つのスピーカが固定的に決められているので1つの制御装置から複数のスピーカへ交互にサイン音を出力させる制御は簡単であるが、エレベーターの乗客誘導装置のように割当号機が逐次変更される場合、複数のスピーカから出力されるサイン音が干渉しないように鳴き交わさせるためには、割り当てられる乗車号機の台数や組み合わせに応じてサイン音を出力するスピーカの順序を逐次決定するなどの複雑な制御を行わなければならない。
本発明の目的は、複雑なサイン音の出力制御を行うことなく、複数個所から出力されるサイン音を干渉させずに鳴き交わすことが可能なエレベーターの乗客誘導装置を得ることを目的とする。
本発明に係るエレベーターの乗客誘導装置は、認識サイン音を示す通知情報を受信する通知情報受信部と、通知情報受信部が受信した通知情報で示される認識サイン音の音信号を記憶する認識サイン音信号記憶部と、応答サイン音の音信号を記憶する応答サイン音信号記憶部と、認識サイン音信号記憶部に記憶された音信号に対応する認識サイン音が、エレベーター乗場で集音された音に含まれている場合に検知信号を出力する検知部と、検知部が検知信号を出力した後、検知部が検知信号を出力していない期間に応答サイン音信号記憶部に記憶された音信号に基づき応答サイン音を出力する応答サイン音出力部と、を備えたものである。
本発明のエレベーターの乗客誘導装置は、認識サイン音信号記憶部に記憶された音信号に対応する認識サイン音がエレベーター乗場で集音された音に含まれている場合に検知信号を出力する検知部と、検知部が検知信号を出力した後、検知部が検知信号を出力していない期間に応答サイン音信号記憶部に記憶された音信号に基づき応答サイン音を出力する応答サイン音出力部を備えるので、エレベーター乗場に伝わってくる認識サイン音が途切れた後の認識サイン音と干渉しない期間で応答サイン音が出力されるため、複雑なサイン音の出力制御がなくても複数個所から出力されるサイン音を干渉せずに鳴き交わすことができる。
本発明の実施の形態のエレベーターの乗客誘導装置を適用するエレベーター乗場を示す外観図 本発明の乗客誘導装置を適用するエレベーターシステムの一部の構成を詳細に示す構成図 本発明の実施の形態のエレベーターシステムにおける中央制御装置の動作を示すフロー図 本発明の実施の形態における乗客誘導装置の動作を示すフロー図 本発明の実施の形態における乗客誘導装置の動作を示すフロー図 本発明の実施の形態のエレベーターシステムによる鳴き交わしの様子を示すシーケンス図 本発明の実施の形態のエレベーターシステムによる鳴き交わしの様子を示したシーケンス図
実施の形態1.
以下、本発明の実施形態1のエレベーターの乗客誘導装置について説明する。
図1は本発明のエレベーターの乗客誘導装置を適用するエレベーターシステムにおける各階のエレベーター乗場を示す外観図である。エレベーター乗場には、利用者がかごを呼ぶための乗場操作装置1が配設されている。また、複数設置されたエレベーターの各号機の乗場ドア3の上方の脇には、各号機の位置を音で知らせるための号機報知装置2が配設されている。そして、乗場操作装置1、号機報知装置2には、それぞれ本発明の乗客誘導装置が内蔵されており、これら乗場操作装置1、号機報知装置2で乗客誘導システムが構成されている。
このエレベーターシステムの稼動中、乗場操作装置1は案内サイン音を繰り返し出力することでエレベーターの利用者に位置を知らせている。エレベーター乗場にきた利用者は、まず乗場操作装置1を操作してかご呼び操作、例えば上または下といったかごの移動方向の指定、行き先階の指定、あるいは利用者情報を入力することによる事前登録された行き先階の指定を行う。かご呼び操作が行われると、このエレベーターシステムを制御する中央制御装置により、かご呼び操作を行った利用者が乗車する号機が割り当てられる。そして、この割り当てられた号機の脇に設置された号機報知装置2と乗場操作装置1とが対応するサイン音を交互に出力する鳴き交わしを行うことで、利用者に割当号機の位置を知らしめて利用者を割当号機へ誘導するものである。
次にこのエレベーターシステムのうち乗客誘導装置に関連する構成について詳細に説明する。図2は本発明の乗客誘導装置を適用するエレベーターシステムの一部の構成を詳細に示す構成図である。
このエレベーターシステムは、エレベーターシステム全体の制御を行う中央制御装置4と、この中央制御装置4により運行され、巻上機、かご等からなる複数のエレベーター(図示省略)で構成される。
各エレベーターのかごが停まる各階には図1に示すように乗場操作装置1、複数の乗場ドア3、および各乗場ドア3に対応した号機報知装置2が設けられており、図2に示すように、各階の乗場操作装置1、号機報知装置2は中央制御装置4に接続されている。なお、図1で2つ示した号機報知装置2の内部は同じ構成であり、図2では1つのみ示している。
中央制御装置4は、各エレベーターのかごの運行やドア開閉等の運行制御を行う運行手段5、乗場操作装置1および号機報知装置2に鳴き交わしのための通知情報を送信する通知情報送信手段6を備えている。
乗場操作装置1はエレベーター利用者がかごを呼ぶための行先階ボタンやUPボタン、DOWNボタン等を有する操作部7、操作部7への操作を中央制御装置4の運行手段5に送信する呼び手段8、案内サイン音信号記憶部201および、本発明の乗客誘導装置91を備えている。
また、号機報知装置2も乗客誘導装置91と同様の構成の乗客誘導装置92を備えている。
乗客誘導装置91は以下に説明するような通知情報受信部101、認識サイン音信号記憶部111、応答サイン音信号記憶部121、検知部131、応答サイン音出力部141を備える。
通知情報受信部101は、認識サイン音と応答サイン音とを示す通知情報を中央制御装置4の通知情報送信手段6から受信するものである。この実施の形態1において、認識サイン音と応答サイン音とを示す通知情報とは、認識サイン音および応答サイン音をそれぞれ特定する識別情報を含んで構成された情報である。
認識サイン音信号記憶部111は、通知情報受信部101が受信した通知情報で示される認識サイン音の音信号を記憶するものである。具体的には、通知情報で特定される可能性がある複数の認識サイン音の音信号、例えば符号化された音データを記憶するメモリで構成される。
応答サイン音信号記憶部121は、通知情報受信部101が受信した通知情報で示される応答サイン音の音信号を記憶するものであり、具体的には、通知情報で特定される可能性がある複数の応答サイン音の音信号、例えば符号化された音データを記憶するメモリで構成される。
案内サイン音信号記憶部201は、案内サイン音の音信号を記憶するものであり、案内サイン音の音信号、例えば符号化された音データを記憶するメモリで構成される。
なお、認識サイン音信号記憶部111、応答サイン音信号記憶部121は一つのメモリで構成してもよく、また、認識サイン音と応答サイン音の音信号は共用してもよい。なお認識サイン音と応答サイン音の音信号は鳴き交わしに用いられるのに適切な時間の長さをもつ。
検知部131は、エレベーター乗場の音を集音するマイク151、マイク151が集音した音を乗場音の音データとして記憶する乗場音記憶部161、乗場音記憶部161に記憶された乗場音の中から認識サイン音を認識するサイン音認識部171を備えている。サイン音認識部171は、認識サイン音信号記憶部111に記憶された音信号のうち通知情報で特定された認識サイン音の音信号を参照し、乗場音記憶部161に記憶された乗場音を解析することで乗場音中の認識サイン音を認識するものである。サイン音認識部171は、乗場音中の認識サイン音を認識した場合、認識サイン音を認識したことを示す検知信号を出力する。
応答サイン音出力部141はスピーカ駆動部181とスピーカ191を備え、スピーカ駆動部181は検知部131からの検知信号を受信した後、検知部131が検知信号を出力していない期間に、応答サイン音信号記憶部121に記憶された音信号のうち通知情報で特定された応答サイン音を出力するようスピーカ191を制御する。なお、スピーカ駆動部181は、鳴き交わしが行われていない時は、案内サイン音信号記憶部201が記憶する案内サイン音を出力するようスピーカ191を制御する。
また、乗客誘導装置92は乗客誘導装置91と同様の構成で、通知情報受信部102、認識サイン音信号記憶部112、応答サイン音信号記憶部122、検知部132、応答サイン音出力部142を備え、乗客誘導装置91と同じ名称の各部は同じ機能を持つものである。
次に、このように構成されたエレベーターシステムの動作について説明する。
このエレベーターシステムにおいては、乗場操作装置1を操作してかご呼び操作を行った利用者に適切な号機を割り当てた後、利用者をその割当号機に誘導するために、乗場操作装置1の乗客誘導装置91と、号機報知装置2の乗客誘導装置92による鳴き交わしが行われる。
図3はこのエレベーターシステムにおける中央制御装置4の動作を示すフロー図である。
エレベーターシステムが運転を開始すると、中央制御装置4はステップS1において、乗場操作装置1の呼び手段8に操作が行われることを監視する。
呼び手段8に操作が行われるとステップS2へ進み、運行手段5により、呼び手段8を操作した利用者に適切な号機を決定する。なお、この適切な号機の決定については種々の決め方があり得る。例えば障がい者、お年寄り等の特定の属性を有する利用者が優先的に利用する号機がある場合は、カメラなどで取得した利用者画像から判断された利用者の属性に適合する号機を割り当てたり、利用者の目的階や移動方向の指定と各エレベーターの位置や方向の状態から、エレベーターシステム全体としてより効率的な運行になる号機を割り当てたりなどの決め方がある。
ステップS2で割当号機が決定されたらステップS3に進み、運行手段5がその割当号機をかご呼びを行った利用者のいる階へ移動させる制御を行う。
また同時に、運行手段5から通知情報送信手段6に割当号機の情報が伝えられ、通知情報送信手段6は割当号機と乗場操作装置1に送る通知情報を生成する。この通知情報には、上述したような割当号機と乗場操作装置1における認識サイン音および応答サイン音をそれぞれ特定する識別情報を含むものである。通知情報送信手段6では、まず鳴き交わされる2つの音の対を決定し、決定された音を示す識別情報を認識サイン音と応答サイン音の識別情報とした乗場操作装置1の乗客誘導装置91に送る通知情報を生成するとともに、この認識サイン音と応答サイン音の識別番号を入れ替えた通知情報を割当号機の乗客誘導装置92に送る通知情報として生成する。これにより、乗客誘導装置91に送られる応答サイン音の識別情報は乗客誘導装置92に送られる認識サイン音の識別情報と同じになり、乗客誘導装置92に送られる応答サイン音の識別情報は乗客誘導装置91に送られる認識サイン音の識別情報と同じになる。
そして、このように生成した通知情報を、乗場操作装置1および割当号機の号機報知装置2に送信する。
このような通知情報が乗場操作装置1および割当号機の号機報知装置2それぞれの乗客誘導装置91、92により受信されることで、後述するように乗客誘導装置91、92により鳴き交わし動作が行われることとなる。
中央制御装置4の動作としては、その後ステップS1へ戻り、新たな呼び手段8の操作有無を監視する。
ステップS1において、呼び手段8へ操作が無かった場合はステップS4に進み、ステップS3で移動させていた割当号機が利用者のいる階に到着したかどうかを確認し、到着していなければステップS1へ戻る。このようなステップS1とステップS4のループにより、新たな呼び手段8へ操作と割当号機の到着有無の監視が繰り返されることになるとともに、この間、ステップS3で通知情報送信手段6から通知情報が送られた乗場操作装置1および割当号機の号機報知装置2それぞれの乗客誘導装置91、92により鳴き交わし動作が行われ、利用者を割当号機の位置へ誘導する。
この乗客誘導装置91、92による鳴き交わしは、ステップS3で移動させていた割当号機の全てが利用者のいる階に到着したら終了してもよい。そこで中央制御装置4においては、ステップS4で割当号機が利用者のいる階に到着したと判断されるとステップS5へ進み、乗客誘導装置91、92による鳴き交わしを終了するための動作を行う。具体的には、ステップS5において、割当号機の乗客誘導装置92のサイン音の出力を停止させるための新たな通知情報を通知情報送信手段6から乗場操作装置1と号機報知装置2に送信する。このサイン音の出力を停止させるための通知情報では、割当号機の乗客誘導装置92に対する応答サイン音と認識サイン音が指定されていない。すなわち、通知情報に含まれる認識サイン音および応答サイン音をそれぞれ特定する識別情報はそれぞれ「なし」であることが示された情報になっており、これを受信した割当号機の乗客誘導装置92は応答サイン音の出力を停止する。これにより、乗客誘導装置91、92による鳴き交わし動作は終了することになる。
なお、複数の号機が鳴き交わしており、そのうちの一部の号機のみが到着する場合は、到着する号機の乗客誘導装置92のみに認識サイン音および応答サイン音をそれぞれ特定する識別情報はそれぞれ「なし」であることが示された情報の通知情報を送信する。乗客誘導装置91とまだ到着していない号機の乗客誘導装置92には、新たな認識サイン音および応答サイン音の通知情報を送信し、鳴き交わしが継続する。
その後、ステップS1に戻り、新たな呼び手段8への操作があれば、上記と同様の動作が行われ、かご呼びに対して割り当てられた割当号機による鳴き交わしが行われる。
続いて、上記ステップS3で通知情報送信手段6から乗場操作装置1および割当号機の号機報知装置2それぞれの乗客誘導装置91、92に通知情報が送信された際の、乗客誘導装置91、92による鳴き交わし動作について説明する。図4は乗客誘導装置91の動作、図5は乗客誘導装置92の動作をそれぞれ示すフロー図であり、乗客誘導装置91、92がこれらフロー図に従って動作することで相互に作用しながら鳴き交わしを行う。
まず、乗場操作装置1の乗客誘導装置91では、エレベーターシステムの運転が開始するとステップS6にて案内サイン音信号記憶部201に記憶した案内サイン音を出力するようスピーカ駆動部181がスピーカ192を駆動する。この案内サイン音により、利用者は乗場操作装置1の存在場所を把握できる。
その後、ステップS7にて通知情報受信部101が通知情報を受信したかを監視し、通知情報を受信しない場合はステップS6、ステップS7を繰り返し、乗場操作装置1の場所を知らせるための繰り返し案内サイン音を出力し続ける。
ステップS7で通知情報を受信した場合はステップS8へ進み、案内サイン音の出力を停止してステップS9へ進み、以降の乗客誘導装置91による鳴き交わしのための処理が行われる。
まずステップS9において、通知情報受信部101が受信した通知情報に含まれる認識サイン音を示す識別情報が認識サイン音信号記憶部111に記憶され、応答サイン音を示す識別情報が応答サイン音信号記憶部121に記憶される。
なお、この通知情報を受信したことで、呼び操作を行った利用者が聞くべき2つの音、すなわちこの乗場操作装置1と割当号機とで鳴き交わされる音がわかるので、この時点で乗場操作装置1付近にいる利用者にこれらの音を通知すると利用者がどの音を頼りにして割当号機に向かえばよいかが認識しやすい。その際、割当号機を一意に特定するための割当号機の情報、例えば割当号機の位置や、名称を報知し、利用者にどの号機が割り当てられたかを通知してもよく、それにより利用者は割当号機を確実に認識することができる。
ステップS9の後、ステップS10で、ステップS9で記憶した応答サイン音を示す識別情報で特定された音信号を応答サイン音の音信号としてスピーカ駆動部181が応答サイン音信号記憶部121から読み出し、スピーカ191に出力させる。この応答音の出力が鳴き交わしの最初の出力音となり、これ以降鳴き交わしが行われる。
応答サイン音は鳴き交わしに用いられるのに適切な時間の長さをもつものとして応答サイン音信号記憶部121に記憶されており、応答サイン音はこの時間だけ出力された後に止まる。なお、この応答サイン音の出力時間は、応答サイン音信号記憶部121に記憶された音信号の長さによらず、変更してもよい。例えば、応答サイン音信号記憶部121には短い音のパターンを記憶しておき、応答サイン音を出力する際にはこのパターンを繰り返して適切な時間だけ出力するようにしてもよい。
また、乗場操作装置1と号機報知装置2で鳴き交わされる音、すなわち双方で出力される応答サイン音は関連付けた音とすると、初めてサイン音を聞いた利用者でも直感的にサイン音が対であることを理解しやすい。この音の対は、例えば、同じ音色で音の高さが異なる「ポーン(低音)」と「ポーン(高音)」という音の対、あるいは音の高さが同じで異なる音色「ポーン(440Hz)」と「ポポーン(440Hz)」という音の対などにする。
このステップS10における応答サイン音の出力は、鳴き交わし相手である号機報知装置2に対する応答音となる。この応答音は、号機報知装置2の乗客誘導装置92のマイク152により周辺の音とともに集音され、乗客誘導装置92における認識音として認識されることになる。乗客誘導装置91から応答サイン音が適切な時間だけ出力されて途切れると、後述するように、これを認識した乗客誘導装置92が応答音を出力することになる。
その後、ステップS11でエレベーター乗場の音を集音するマイク151が集音した音を、乗場音の音データとして乗場音記憶部161が記憶する記憶動作を開始する。この記憶動作は継続して行われる。
次に、ステップS12でサイン音認識部171は、認識サイン音信号記憶部111に記憶された音信号のうち、ステップS9で記憶した認識サイン音を示す識別情報で特定された音信号を認識サイン音の音信号として参照し、乗場音記憶部161に記憶された乗場音を解析することで乗場音中における認識サイン音を認識する認識動作を開始する。このステップS12における認識動作においてサイン音認識部171は、乗場音記憶部161に記憶された乗場音中に認識サイン音を認識した場合は認識サイン音を認識したことを示す検知信号として「1」を、認識していない場合は認識サイン音を認識していないことを示す検知信号として「0」をスピーカ駆動部181へ出力する。
このサイン音認識部171によるステップS12の認識動作は逐次行われており、スピーカ駆動部181は、ステップS13においてサイン音認識部171からの検知信号を逐次監視し、検知信号「1」を受信した後、検知信号「0」を受信したかを確認している。これは、言い換えると、サイン音認識部171が、認識サイン音を認識したことを示す検知信号「1」を出力した後、認識サイン音を認識したいことを示す検知信号「1」を出力していない状態になったかを確認しているということである。この確認動作により、鳴き交わし相手である号機報知装置2の乗客誘導装置92のスピーカ192から出力された音、すなわち乗客誘導装置92における応答音であり乗客誘導装置91における認識音が、乗場音中に表れた後に消えたことが確認できるものである。このステップS13の確認動作は、検知信号「1」を受信した後に、検知信号を受信しなくなったことを確認するまで、すなわちステップS13で「YES」となるまで繰り返される。
ステップS13において「YES」となった場合はステップS14へ進み、ステップS9で記憶した応答サイン音を示す識別情報で特定された音信号を応答サイン音の音信号としてスピーカ駆動部181が応答サイン音信号記憶部121から読み出し、スピーカ191に出力させる。これにより、鳴き交わし相手である号機報知装置2の乗客誘導装置92のスピーカ192から出力された音が乗場音中に表れた後に消えた期間に、応答サイン音が出力される。
乗客誘導装置91ではステップS14で応答サイン音を出力した後、ステップS15でステップS7の通知情報の受信から上記ステップS14までの間に新たな通知情報を受信したかを判断し、受信していない場合はステップS12へ戻り、再びステップS12からステップS14による処理を行うことで、乗客誘導装置92から出力される音の認識、応答音の出力を繰り返す。このステップS12からステップS14の繰り返しにより、号機報知装置2との鳴き交わしが繰り返される。
また、ステップS15で新たな通知情報を受信したと判断した場合はステップS16へ進む。新たな通知情報が受信されるということは、鳴き交わしを行う号機報知装置を変更する指示であるか、現在行っている鳴き交わしを終了する指示であることを示す。
鳴き交わしを行う号機報知装置を変更する場合とは、中央制御装置4の動作である図3のステップS3において、新たに鳴き交わしを行う号機報知装置との間で用いる応答サイン音と認識サイン音が指定された通知情報が送信される場合である。この通知情報が受信された場合、ステップS16において認識サイン音と応答サイン音の指定が両方ともあると判断され、ステップS9へ戻る。そして、以降の上述した動作により、認識サイン音と応答サイン音の更新、新たな認識サイン音の認識と新たな応答サイン音の出力により、新たな鳴き交わし相手との鳴き交わしが行われる。
一方、現在行っている鳴き交わしを終了する場合とは、全ての割当号機が目的階に到着し、中央制御装置4の動作である図3のステップS5において、鳴き交わしを終了するための「認識/応答サイン音なし」の通知情報が送信される場合である。この通知情報が送信されると、ステップS16において認識サイン音と応答サイン音の両方とも指定されていると判断されない、すなわちNOと判断されてステップS6へ戻り、それまで出力していた応答サイン音にかわって案内サイン音を出力して、次の通知情報を監視する処理に戻る。
続いて、号機報知装置2の乗客誘導装置92の動作を図5を用いて説明する。図4の乗場操作装置1の乗客誘導装置91では最初に案内サイン音を出力していたが、号機報知装置2の乗客誘導装置92では案内サイン音を出力する必要はなく、中央制御装置4から鳴き交わしの指示を待てばよい。まず、ステップS17にて、通知情報受信部102が通知情報を受信したかを監視し、通知情報を受信した場合、ステップS18に進む。
ステップS18では、通知情報受信部102が受信した通知情報に含まれる認識サイン音を示す識別情報が認識サイン音信号記憶部112に記憶され、応答サイン音を示す識別情報が応答サイン音信号記憶部122に記憶される。ここで、上述したように乗場操作装置1の乗客誘導装置91に送られる通知情報と、号機報知装置2の乗客誘導装置92に送られる通知情報では、認識サイン音および応答サイン音をそれぞれ特定する識別情報は、入れ替わっている。すなわち、乗客誘導装置91に送られる通知情報では、認識サイン音の識別情報がサイン音Aという音を示し、応答サイン音の識別情報がサイン音Bという音を示す場合、乗客誘導装置92に送られる通知情報では認識サイン音の識別情報がサイン音Bという音を示し、応答サイン音の識別情報がサイン音Aという音を示すことになる。
したがって、乗客誘導装置91ではステップS9で認識サイン音信号記憶部111にサイン音Aという識別情報が記憶され、応答サイン音信号記憶部121にサイン音Bという識別情報が記憶されたとき、乗客誘導装置92ではステップS18で認識サイン音信号記憶部112にサイン音Bという識別情報が記憶され、応答サイン音信号記憶部122にサイン音Aという識別情報が記憶される。
そしてステップ22において、ステップS18で記憶した応答サイン音Aで特定された音信号をスピーカ駆動部181が応答サイン音信号記憶部121から読み出し、スピーカ192に一定の時間、出力させる。
以降のステップS19からステップS24は、上述した乗場操作装置1の乗客誘導装置91の動作である図4のステップS11からステップS16と同様である。
ステップS20において乗客誘導装置92は認識サイン音Bの認識処理を開始する。乗客誘導装置91が図4のステップS10で最初の応答サイン音Bを一定時間出力すると、乗客誘導装置92ではこの応答サイン音Bが出力されて終了したことをステップ21において認識し、ステップS22で乗客誘導装置92のスピーカ192から応答サイン音Aを出力する。このようなステップS20からステップS23までの動作が、次の通知情報を受信するまで繰り返されて鳴き交わしがおこなわれる。ステップS23で次の通知情報を受信したと判断した場合はステップS24に進み、通知情報に認識サイン音と応答サイン音の両方とも指定されている場合はステップS18で新たな認識サイン音と応答サイン音を用いた鳴き交わし動作が行われ、通知情報に認識サイン音と応答サイン音の両方とも指定されているといえない場合はステップS17へ戻り、これ以上応答サイン音を出力することなく鳴き交わしを終了し、次の通知情報を待つ。
図6は以上のような中央制御装置4、乗場操作装置1、号機報知装置2の動作により、鳴き交わしが行われる様子を示したシーケンス図である。
まず、エレベーターシステムが運転を開始すると、利用者によるかご呼びがなされるまで、乗場操作装置1はステップS6により繰り返し案内サイン音を出力する。
かご呼びがなされると中央制御装置4がステップS2により利用者に適切な割当号機を決定し、ステップS3で割当号機を移動させるとともに、乗場操作装置1と割当号機の号機報知装置2で鳴き交わす認識サイン音と応答サイン音を示す通知情報を送信する。この図6の例では、乗場操作装置1に送る通知情報には「認識サイン音がサイン音A、応答サイン音がサイン音B」、号機報知装置2に送る通知情報には「認識サイン音がサイン音B、応答サイン音がサイン音A」という識別情報がそれぞれ含まれている。
通知情報を受けた乗場操作装置1は、ステップ10で応答サイン音Bを出力する。この応答サイン音Bを号機報知装置2が認識し、ステップS21で応答サイン音Aの終了を検知すると、号機報知装置2はステップS22で応答サイン音Aを出力する。
そして、この応答サイン音Aの終了を乗場操作装置1がステップS13で認識し、ステップS14で応答サイン音Bを出力するといった動作が繰り返され、鳴き交わしが行われる。
この鳴き交わし動作中、割当号機が到着すると(ステップS4でYES)、中央制御装置4がステップS5で割当号機の乗客誘導装置92のサイン音の出力を停止させるための通知情報、すなわち認識サイン音、応答サイン音ともに「なし」の通知情報を乗場操作装置1と号機報知装置2に送信する。この通知情報を受けた乗場操作装置1は、ステップS16で認識サイン音と応答サイン音の2つとも指定がないと判断し、ステップS6に戻って案内サイン音を出力する。また、通知情報を受けた号機報知装置2は、ステップS24で同様の判断によりステップS17に戻る。これにより、鳴き交わしは終了する。
以上の図6の説明では、乗場操作装置1と鳴き交わす号機報知装置2が1台であったが、図2に示すように号機報知装置2は複数台あるので、鳴き交わしをしている号機が到着する前に別の号機が呼ばれると、複数の号機が乗場操作装置1と鳴き交わすことになる。この複数の号機と乗場操作装置1が鳴き交わす様子を図7のシーケンス図を用いて説明する。
この図7で示したシーケンスは、まず、号機報知装置2aに対応する号機が呼ばれて割当号機になって乗場操作装置1との鳴き交わしを開始し、続けて別の号機報知装置2bが呼ばれて割当号機となり乗場操作装置1との鳴き交わしを開始し、その後、号機報知装置2aに対応する号機が到着して鳴き交わしを終了し、さらに号機報知装置2bに対応する号機も到着して鳴き交わしを終了するという遷移の例を示している。
まず号機報知装置2aに対応する号機が割当号機になり、号機報知装置2aがサイン音Aを、乗場操作装置1がサイン音Bを出力して鳴き交わしを行うまでは図6と同様の動作が行われている。
この乗場操作装置1が号機報知装置2aと鳴き交わしを行っている最中に、別の利用者によるかご呼び操作が行われ、中央制御装置4が号機報知装置2bに対応する号機を割当号機とすると、中央制御装置4がステップS3にて通知情報を乗場操作装置1、号機報知装置2a、号機報知装置2bそれぞれに送信する。
このとき、乗場操作装置1に送る通知情報には「認識サイン音がサイン音C、応答サイン音がサイン音B」、号機報知装置2aに送る通知情報には「認識サイン音がサイン音B、応答サイン音がサイン音A」、号機報知装置2bに送る通知情報には「認識サイン音がサイン音A、応答サイン音がサイン音C」という識別情報が含まる。
乗場操作装置1は通知情報を受け取るとステップS10でサイン音Bの出力を開始し、号機報知装置2aは通知情報を受け取るとサイン音Bの認識動作を開始し、号機報知装置2bは通知情報を受け取るとサイン音Aの認識動作を開始する。
号機報知装置2aはステップS21で乗場操作装置1から一定時間出力されるサイン音Bを認識した後に停止したことを検知すると、ステップS22で応答サイン音Aを出力する。さらに号機報知装置2bはステップS21で、この号機報知装置2aから一定時間出力される応答サイン音Aを認識した後に停止したことを検知すると、ステップS22で応答サイン音Cを出力する。そして、このサイン音Cを乗場操作装置1が認識し、再度応答サイン音Bを出力する。このような一連の動作が繰り返され、乗場操作装置1、号機報知装置2a、号機報知装置2b、乗場操作装置1・・・の順に応答音を出力する鳴き交わしが行われる。
この鳴き交わし動作中に号機報知装置2aに対応する号機が到着すると(ステップS4でYES)、中央制御装置4がステップS5にて通知情報を送信する。
このとき乗場操作装置1に送る通知情報には「認識サイン音がサイン音C、応答サイン音がサイン音B」、号機報知装置2aに送る通知情報には「認識サイン音なし、応答サイン音なし」、号機報知装置2bに送る通知情報には「認識サイン音がサイン音B、応答サイン音がサイン音C」という識別情報が含まれている。
このような通知情報が送信されると、号機報知装置2aが応答サイン音Aを出力しなくなることで号機報知装置2aによる鳴き交わしが終了し、乗場操作装置1と号機報知装置2bとの間ではサイン音Bとサイン音Cを用いた鳴き交わしが継続して行われる。
その後、号機報知装置2bに対応する号機が到着すると(ステップS4でYES)、中央制御装置4がステップS5にて通知情報を送信する。ここでは、乗場操作装置1に送る通知情報には「認識サイン音なし、応答サイン音なし」、号機報知装置2bに送る通知情報には「認識サイン音なし、応答サイン音なし」という識別情報が含まれている。そして、通知情報を受け取った号機報知装置2bがサイン音Cを出力しなくなるとともに、乗場操作装置1がステップS6にて案内サイン音を出力する状態に戻ることで、乗場操作装置1と号機報知装置2bと鳴き交わしが終了する。
なお、上記実施の形態では、号機割り当てが行われる都度、認識サイン音と応答サイン音を決定して乗場操作装置1と号機報知装置2に通知していたが、予め乗場操作装置1と各号機報知装置2にそれぞれ異なる応答サイン音を割り当てておけば、号機の割り当てが行われる都度に応答サイン音を通知しなくてもよい。その場合、通知情報には認識サイン音の識別情報のみを含め、これを受け取った号機報知装置2は、通知情報に含まれる認識サイン音の識別情報で示されるサイン音の認識と終了を確認することで、予め割り当てられた応答サイン音を出力する。乗場操作装置1が鳴き交わしを行う号機報知装置2が1つの場合は、号機報知装置2に通知される認識サイン音は乗場操作装置1の応答サイン音、乗場操作装置1に通知される認識サイン音は号機報知装置2の応答サイン音となる。また、乗場操作装置1が鳴き交わしを行う号機報知装置2が複数の場合は、各号機報知装置2に通知される認識サイン音は複数の号機報知装置2のうち応答サイン音を出力する順序が1つ前の号機報知装置2に割り当てられた応答サイン音、号機報知装置2に通知される認識サイン音は応答サイン音を出力する順序が最後の号機報知装置2に割り当てられた応答サイン音となる。
1 乗場操作装置
2 号機報知装置
3 乗場ドア
4 中央制御装置
5 運行手段
6 通知情報送信手段
7 操作部
8 呼び手段
91、92 乗客誘導装置
101、102 通知情報受信部
111、112 認識サイン音信号記憶部
121、122 応答サイン音信号記憶部
131、132 検知部
141、142 応答サイン音出力部
151、152 マイク
161、162 乗場音記憶部
171、172 サイン音認識部
181、182 スピーカ駆動部
191、192 スピーカ
201 案内サイン音信号記憶部

Claims (4)

  1. 認識サイン音を示す通知情報を受信する通知情報受信部と、
    前記通知情報受信部が受信した前記通知情報で示される前記認識サイン音の音信号を記憶する認識サイン音信号記憶部と、
    応答サイン音の音信号を記憶する応答サイン音信号記憶部と、
    前記認識サイン音信号記憶部に記憶された音信号に対応する前記認識サイン音が、エレベーター乗場で集音された音に含まれている場合に検知信号を出力する検知部と、
    前記検知部が前記検知信号を出力した後、前記検知部が前記検知信号を出力していない期間に前記応答サイン音信号記憶部に記憶された音信号に基づき前記応答サイン音を出力する応答サイン音出力部と
    を備えるエレベーターの乗客誘導装置。
  2. 前記通知情報受信部は前記認識サイン音と共に前記応答サイン音を示す前記通知情報を受信し、
    前記応答サイン音信号記憶部は前記通知情報受信部が受信した前記通知情報で示される前記応答サイン音の音信号を記憶する
    ことを特徴とする請求項1記載のエレベーターの乗客誘導装置。
  3. 前記検知部はエレベーター乗場の音を集音するマイクと、前記マイクが集音した音を乗場音の音データとして記憶する乗場音記憶部と、前記乗場音記憶部に記憶された乗場音の中から前記認識サイン音を認識すると前記認識サイン音を認識したことを示す前記検知信号を出力するサイン音認識部からなる
    ことを特徴とする請求項1または2記載のエレベーターの乗客誘導装置。
  4. エレベーター乗場に設けられ、利用者がかごを呼ぶ呼び手段、前記呼び手段で呼ばれたかごに乗客を誘導する乗客誘導装置を有する乗場操作装置と、
    前記エレベーター乗場の各号機の乗場に設けられ、前記乗場操作装置が有する前記乗客誘導装置と鳴き交わしを行う乗客誘導装置を有する号機報知装置とを備えるエレベーターの乗客誘導システムであって、
    前記乗場操作装置が有する乗客誘導装置、および前記号機報知装置が有する乗客誘導装置は、
    認識サイン音を示す通知情報を受信する通知情報受信部と、前記通知情報受信部が受信した前記通知情報で示される前記認識サイン音の音信号を記憶する認識サイン音信号記憶部と、応答サイン音の音信号を記憶する応答サイン音信号記憶部と、前記認識サイン音信号記憶部に記憶された音信号に対応する前記認識サイン音が、前記エレベーター乗場で集音された音に含まれている場合に検知信号を出力させる検知部と、前記検知部が前記検知信号を出力した後、前記検知部が前記検知信号を出力していない期間に前記応答サイン音信号記憶部に記憶された音信号に基づき前記応答サイン音を出力する応答サイン音出力部と
    を備えることを特徴とするエレベーターの乗客誘導システム。
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