JPH1087197A - エレベータの通過案内方法 - Google Patents
エレベータの通過案内方法Info
- Publication number
- JPH1087197A JPH1087197A JP24590696A JP24590696A JPH1087197A JP H1087197 A JPH1087197 A JP H1087197A JP 24590696 A JP24590696 A JP 24590696A JP 24590696 A JP24590696 A JP 24590696A JP H1087197 A JPH1087197 A JP H1087197A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stair
- floor
- processing
- car
- current position
- Prior art date
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- Pending
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- Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】利用者が乗場呼びを登録する前に、乗りかごが
通過しようとしているか否かがわかるようにし、乗場呼
び登録後通過することに対する利用者の不満を軽減す
る。 【解決手段】現在位置が到達せず先行位置が通過した階
床の乗場（即ち、乗場呼び登録しても通過する階）に対
し、その旨を報知する。すなわち、 （１）報知する手段として表示、音の一方又は両方を用
いる。 （２）報知する手段として乗場かご位置灯の点灯様態
（色など）を変化させる。
通過しようとしているか否かがわかるようにし、乗場呼
び登録後通過することに対する利用者の不満を軽減す
る。 【解決手段】現在位置が到達せず先行位置が通過した階
床の乗場（即ち、乗場呼び登録しても通過する階）に対
し、その旨を報知する。すなわち、 （１）報知する手段として表示、音の一方又は両方を用
いる。 （２）報知する手段として乗場かご位置灯の点灯様態
（色など）を変化させる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はエレベータが通過す
るか否かを報知するエレベータの通過案内方法に関す
る。
るか否かを報知するエレベータの通過案内方法に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、エレベータ乗場のインジケータに
はかご位置灯が設置され、そのかご位置灯には乗りかご
の現在位置が表示されるようになっている。しかし、エ
レベータが近づいている階で乗場呼びボタンを押して
も、既に減速距離を確保できない位置にかごがある場合
は、その階にサービスできず通過してしまい、エレベー
タに裏切られた感じを利用者に抱かせてしまう結果とな
る。
はかご位置灯が設置され、そのかご位置灯には乗りかご
の現在位置が表示されるようになっている。しかし、エ
レベータが近づいている階で乗場呼びボタンを押して
も、既に減速距離を確保できない位置にかごがある場合
は、その階にサービスできず通過してしまい、エレベー
タに裏切られた感じを利用者に抱かせてしまう結果とな
る。
【０００３】特開平4−121379 号公報に述べられている
ように、乗りかごの先行位置（減速距離を確保できる位
置）が通りすぎた階のインジケータには先行位置を、そ
れ以外の階は現在位置を表示する方法が考案された。
ように、乗りかごの先行位置（減速距離を確保できる位
置）が通りすぎた階のインジケータには先行位置を、そ
れ以外の階は現在位置を表示する方法が考案された。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来技術で
は、先行位置と現在位置を切り替えるのでインジケータ
の表示が不自然となる懸念がある。又、階毎に表示する
かご位置が変わるので、従来並列接続で良かったインジ
ケータの配線が階毎に別々とする必要が生じる（多重通
信方式としても同様システムが複雑化する）。
は、先行位置と現在位置を切り替えるのでインジケータ
の表示が不自然となる懸念がある。又、階毎に表示する
かご位置が変わるので、従来並列接続で良かったインジ
ケータの配線が階毎に別々とする必要が生じる（多重通
信方式としても同様システムが複雑化する）。
【０００５】本発明の目的は、自然かつ単純な装置で利
用者に不満を与えない通過予告方法を提供することにあ
る。
用者に不満を与えない通過予告方法を提供することにあ
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、現在位置が到達せず先行位置が通過した
階床の乗場（即ち、乗場呼び登録しても通過する階）に
対し、その旨を報知することとした。たとえば （１）報知する手段として表示，音の一方又は両方を用
いる。
め、本発明は、現在位置が到達せず先行位置が通過した
階床の乗場（即ち、乗場呼び登録しても通過する階）に
対し、その旨を報知することとした。たとえば （１）報知する手段として表示，音の一方又は両方を用
いる。
【０００７】（２）報知する手段として乗場かご位置灯
の点灯様態（色など）を変化させる。 上記手段によれば、利用者が乗場呼びを登録する前に、
乗りかごが通過しようとしているか否かがわかるので利
用者の期待を裏切る様なことはなくなる。
の点灯様態（色など）を変化させる。 上記手段によれば、利用者が乗場呼びを登録する前に、
乗りかごが通過しようとしているか否かがわかるので利
用者の期待を裏切る様なことはなくなる。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、本発明の実
施例について説明する。
施例について説明する。
【０００９】図１は一実施例のエレベータシステムのブ
ロック図である。同図において、エレベータ制御装置１
は、各階に設けたホールボタン２やインジケータ３等の
機器と接続している。又、乗りかご４に対してはテール
コード５で結ばれており、かご上接続箱６を経由してか
ご位置表示灯７やかご内操作盤８等と信号伝達を行って
いる。
ロック図である。同図において、エレベータ制御装置１
は、各階に設けたホールボタン２やインジケータ３等の
機器と接続している。又、乗りかご４に対してはテール
コード５で結ばれており、かご上接続箱６を経由してか
ご位置表示灯７やかご内操作盤８等と信号伝達を行って
いる。
【００１０】次に、乗場インジケータ３の一実施例を図
２に示す。これにはかご位置表示灯９と通過灯１０を設
置する。通過灯１０は本発明における通過報知のための
ランプで、「通過」以外の文字でも良い。なお、通過灯
１０は満員通過時にも点灯可能であり兼用するものとす
る。
２に示す。これにはかご位置表示灯９と通過灯１０を設
置する。通過灯１０は本発明における通過報知のための
ランプで、「通過」以外の文字でも良い。なお、通過灯
１０は満員通過時にも点灯可能であり兼用するものとす
る。
【００１１】図３は一実施例のフローチャートである。
まず、ステップＳ１で処理階床ｎ＝０とし、以下のルー
プ処理の初期設定を行う。次にステップＳ２でｎ＝ｎ＋
１とし、ステップＳ３で処理階床ｎが先行位置と現在位
置との間にあるか（即ち、現在位置が到達せず先行位置
が通過した階か）を判定し、もしそうであれば処理階床
ｎ階の通過灯を点灯させる（ステップＳ４）。もしそう
でなければ処理階床ｎ階の通過灯を消灯させる（ステッ
プＳ５）。最後にステップＳ６で全階床について処理終
了か判定し処理終了ならここで終わるが、そうでなけれ
ばステップＳ２へ戻り繰り返す。
まず、ステップＳ１で処理階床ｎ＝０とし、以下のルー
プ処理の初期設定を行う。次にステップＳ２でｎ＝ｎ＋
１とし、ステップＳ３で処理階床ｎが先行位置と現在位
置との間にあるか（即ち、現在位置が到達せず先行位置
が通過した階か）を判定し、もしそうであれば処理階床
ｎ階の通過灯を点灯させる（ステップＳ４）。もしそう
でなければ処理階床ｎ階の通過灯を消灯させる（ステッ
プＳ５）。最後にステップＳ６で全階床について処理終
了か判定し処理終了ならここで終わるが、そうでなけれ
ばステップＳ２へ戻り繰り返す。
【００１２】実施例では通過灯を点灯させるのみであっ
たが、他に音声などで通過する旨を案内する方法もあ
る。音で案内すれば視覚障害者にも親切な案内となる。
たが、他に音声などで通過する旨を案内する方法もあ
る。音で案内すれば視覚障害者にも親切な案内となる。
【００１３】又、かご位置表示灯に３色発行ＬＥＤ等を
用いて、通常はかご位置を「青」、現在位置が到達せず
先行位置が通過した場合はかご位置を「赤」で点灯し、
間接的に通過予告を行う方法もある。
用いて、通常はかご位置を「青」、現在位置が到達せず
先行位置が通過した場合はかご位置を「赤」で点灯し、
間接的に通過予告を行う方法もある。
【００１４】
【発明の効果】本発明によれば、自然かつ単純な装置に
より、利用者が乗場呼びを登録する前に、乗りかごが通
過しようとしているか否かがわかるので利用者の期待を
裏切る様なことはなくなる。
より、利用者が乗場呼びを登録する前に、乗りかごが通
過しようとしているか否かがわかるので利用者の期待を
裏切る様なことはなくなる。
【図１】本発明の一実施例のエレベータシステムブロッ
ク図。
ク図。
【図２】本発明の一実施例のインジケータの説明図。
【図３】本発明の通過灯点灯フローチャート。
Claims (4)
- 【請求項１】エレベータ乗りかごの現在位置と先行位置
とを検出する手段を有し、現在位置が到達せず先行位置
が通過した階床の乗場に対し、その旨を報知することを
特徴とするエレベータの通過案内方法。 - 【請求項２】請求項１において、報知する手段として表
示，音の一方又は両方を用いるエレベータの通過案内方
法。 - 【請求項３】請求項１又は２において、前記報知する手
段として前記乗場かごの位置灯の点灯様態を変化させる
エレベータの通過案内方法。 - 【請求項４】請求項３において、前記乗場かご位置灯の
点灯色を変化させるエレベータの通過案内方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24590696A JPH1087197A (ja) | 1996-09-18 | 1996-09-18 | エレベータの通過案内方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24590696A JPH1087197A (ja) | 1996-09-18 | 1996-09-18 | エレベータの通過案内方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1087197A true JPH1087197A (ja) | 1998-04-07 |
Family
ID=17140592
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24590696A Pending JPH1087197A (ja) | 1996-09-18 | 1996-09-18 | エレベータの通過案内方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1087197A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012162389A (ja) * | 2011-02-09 | 2012-08-30 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータの情報案内装置 |
| CN111683889A (zh) * | 2018-02-09 | 2020-09-18 | 三菱电机株式会社 | 电梯的乘客诱导装置以及乘客诱导系统 |
-
1996
- 1996-09-18 JP JP24590696A patent/JPH1087197A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012162389A (ja) * | 2011-02-09 | 2012-08-30 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータの情報案内装置 |
| CN111683889A (zh) * | 2018-02-09 | 2020-09-18 | 三菱电机株式会社 | 电梯的乘客诱导装置以及乘客诱导系统 |
| CN111683889B (zh) * | 2018-02-09 | 2021-05-25 | 三菱电机株式会社 | 电梯的乘客诱导装置以及乘客诱导系统 |
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