JPWO2015076254A1 - 風向調整装置 - Google Patents

風向調整装置 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2015076254A1
JPWO2015076254A1 JP2015549153A JP2015549153A JPWO2015076254A1 JP WO2015076254 A1 JPWO2015076254 A1 JP WO2015076254A1 JP 2015549153 A JP2015549153 A JP 2015549153A JP 2015549153 A JP2015549153 A JP 2015549153A JP WO2015076254 A1 JPWO2015076254 A1 JP WO2015076254A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wind direction
housing
gear
adjusting device
direction adjusting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015549153A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6099285B2 (ja
Inventor
根本 武彦
武彦 根本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nifco Inc
Original Assignee
Nifco Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nifco Inc filed Critical Nifco Inc
Publication of JPWO2015076254A1 publication Critical patent/JPWO2015076254A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6099285B2 publication Critical patent/JP6099285B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F13/00Details common to, or for air-conditioning, air-humidification, ventilation or use of air currents for screening
    • F24F13/02Ducting arrangements
    • F24F13/06Outlets for directing or distributing air into rooms or spaces, e.g. ceiling air diffuser
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/34Nozzles; Air-diffusers
    • B60H1/3414Nozzles; Air-diffusers with means for adjusting the air stream direction
    • B60H1/3421Nozzles; Air-diffusers with means for adjusting the air stream direction using only pivoting shutters
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/34Nozzles; Air-diffusers
    • B60H1/3414Nozzles; Air-diffusers with means for adjusting the air stream direction
    • B60H1/3435Nozzles; Air-diffusers with means for adjusting the air stream direction using only a pivoting frame
    • B60H1/3442Nozzles; Air-diffusers with means for adjusting the air stream direction using only a pivoting frame the frame being spherical
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64DEQUIPMENT FOR FITTING IN OR TO AIRCRAFT; FLIGHT SUITS; PARACHUTES; ARRANGEMENTS OR MOUNTING OF POWER PLANTS OR PROPULSION TRANSMISSIONS IN AIRCRAFT
    • B64D13/00Arrangements or adaptations of air-treatment apparatus for aircraft crew or passengers, or freight space, or structural parts of the aircraft
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F13/00Details common to, or for air-conditioning, air-humidification, ventilation or use of air currents for screening
    • F24F13/02Ducting arrangements
    • F24F13/06Outlets for directing or distributing air into rooms or spaces, e.g. ceiling air diffuser
    • F24F13/065Outlets for directing or distributing air into rooms or spaces, e.g. ceiling air diffuser formed as cylindrical or spherical bodies which are rotatable
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/34Nozzles; Air-diffusers
    • B60H2001/3471Details of actuators
    • B60H2001/3478Details of actuators acting on additional damper doors
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64DEQUIPMENT FOR FITTING IN OR TO AIRCRAFT; FLIGHT SUITS; PARACHUTES; ARRANGEMENTS OR MOUNTING OF POWER PLANTS OR PROPULSION TRANSMISSIONS IN AIRCRAFT
    • B64D13/00Arrangements or adaptations of air-treatment apparatus for aircraft crew or passengers, or freight space, or structural parts of the aircraft
    • B64D2013/003Cabin ventilation nozzles
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T50/00Aeronautics or air transport
    • Y02T50/40Weight reduction

Abstract

前端側が空気吹出口で後端側が空気吸入口に設定された筐体と、筐体内に回動可能に支持されたフィンと、フィンの向きを操作部の回転により調整可能にするギア機構とを備えた風向調整装置である。要部は、フィンが筐体内の左右又は上下に配置された一対の羽根からなり、各羽根が板幅方向に設定された共通の枢軸線上を支点としてそれぞれ筐体前後方向に回動可能に支持されている構成にある。

Description

本発明は、冷暖設備や空調設備などにおいて、空気吹出口側に向かう空気の流れをフィンを介して可変する風向調整装置に関し、特にフィンがギア機構を介して可変されるようにした風向調整装置に関する。
対象の風向調整装置は、例えば、自動車のインストルメントパネルに設けられる空調吹出口を構成しており、特許文献1や2に例示されるごとく、前端側が空気吹出口で後端側が空気吸入口に設定された筐体と、該筐体内に回動可能に支持されたフィンと、フィンの向きを操作部の回転により調整可能にするギア機構とを備えているタイプである。
特許文献1の風向調整装置は、筐体であるケース体と、ケース体内に設けられた一対の風向調整羽根群と、ケース体の前下側に設けられた操作部と、各風向調整羽根群を同期して可変するギア機構とを備えている。また、各風向調整羽根群は、垂直方向の回動軸を支点として回動可能に支持された2つの台座と、各台座の上面に立設された複数の羽根と、ギア機構として各台座の周囲に設けられて互いに噛み合っている歯車部分とを有している。そして、操作部を回転すると、各台座が回動軸を支点として歯車部分を介して左右方向に回転され、各羽根の向きを可変する。
特許文献2の風向調整装置は、前後開口した筐体と、筐体内に斜めに配置された7つのフィンと、筐体の前中央に設けられた操作部と、各フィンを同期して可変するギア機構とを備えている。また、ギア機構は、操作部の回転と一体に回転される第1の歯車部分と、第1の歯車部分に噛み合っている第2の歯車部分と、第2の歯車部分と噛み合うと共にフィンと一体の第3の歯車部分と、第3の歯車部分が噛み合うリング形のギアとを有している。そして、操作部を回転すると、第1から第3の歯車部分及びリング形のギアを介して、各フィンの向きを可変する。
特開平8−197940号公報 独国特許発明第102009041532号明細書(DE102009041532B4)
上記特許文献1,2の構造では、空気が多数の羽根やフィンの角度に応じた向き、或いは旋回流として空気吹出口から吹き出されるためそれなりにマイルドな風当たりが得られる。しかしながら、特許文献1の場合は、同公報の図1や図6に例示されるごとく風向き調整を効率よく行うためには羽根の枚数が少なくとも4以上であり、しかも複雑で嵩張る形状となる。特許文献2の場合は、フィンの枚数が更に多くなり、操作部と各フィンとを同期させるギア機構も複雑となる。その結果、構造的には、軽量化が図り難いと共に、部品点数が多くなったり組立性が悪く、引いてはコスト的にも高くなる。
本発明の目的は、以上のような課題を解消して、風向調整に優れるだけではなく、簡易構成及び軽量化を図り易くすることにある。他の目的は、以下の内容説明のなかで明らかにする。
上記目的を達成するため本発明は、前端側が空気吹出口で後端側が空気吸入口に設定された筐体と、前記筐体内に回動可能に支持されたフィンと、前記フィンの向きを操作部の回転により調整可能にするギア機構とを備えた風向調整装置であって、前記フィンは、前記筐体内の左右又は上下に配置された一対の羽根からなり、前記各羽根が板幅方向に設定された共通の枢軸線N上を支点としてそれぞれ筐体前後方向に回動可能に支持されていることを特徴としている風向調整装置を提供する。
ここで、『筐体』としては、例えば、フィンを内部に配設可能な筒形からなり、手前側である前端側が空気吹出口、反対の後端側が空気吸入口側となっている。この筐体には、形態例に示した枠体を省略すると共に取付部などを追加してもよい。『フィン』は、筐体内に配置される一対の羽根から構成されている。一対の羽根は、形態例のごとく同形状に限られず、異形状となった態様も含む。また、一対の羽根は、形態例のごとく筐体内の左右に配置される態様以外にも、形態例の筐体を略90度回転した形態、つまり筐体内の上下に配置される態様でもよい。
以上の本発明は、下記に特定したように具体化されることがより好ましい。
(1)、前記各羽根は、前記ギア機構を介して相対的に反対方向に回転されて前記空気吸入口側より前記空気吹出口側への空気の流れをほぼ阻止する閉塞状態から空気の流れを許容しかつ風向を可変する開放状態に切り換えられる構成である。この好ましい形態では、風向調整として少ない羽根枚数でも多面的に可変できる。
(2)、前記ギア機構は、前記各羽根の前記枢軸線上に設けられたギア部と、前記操作部と一体に回転されて前記各羽根のギア部に噛み合っている歯車とを有している構成である。この好ましい形態では、複数の羽根を操作部の回転に同期して回動可能にするギア機構として、一対の羽根を反対方向に簡単に回転させることが可能となり、また、特許文献2に比べ簡易化でき、特許文献1のごとく各台座の歯車部分同士を直に噛み合わせる構成に比べ良好な噛み合い状態を保ち易くなる。
(3)、前記筐体は、概略球形で前後端を開口していると共に、内部が前記空気吸入口側より前記枢軸線上付近まで仕切板により2分割されている構成である。この好ましい形態では、風向調整として2枚の羽根でもより多面的に可変できる。具体的には、筐体内の曲面における風向き変更も加わってX方向の風向き、更にマイルドな旋回流も形成し易くなる。
(4)、前記各羽根は、略半円盤状からなり、曲線部分を前記筐体側に軸支し、直線部分に前記ギア部を設けている構成である。この好ましい形態では、羽根形状として筐体内が略球形に近い態様に最適となる。
(5)、前記操作部は前記歯車を設けたシャフトを有していると共に、前記シャフトは前端側が前記筐体に設けた枢支部に回動自在に支持され、後端側が前記仕切板に設けた枢支部に回動自在に支持されている構成である。この好ましい形態では、操作部が歯車付きのシャフトを有し、そのシャフトの支持構造も確実かつ簡易化できる。
(6)、前記筐体を組み込む枠体を有し、前記枠体を介して設置部に取り付けられる構成である。この枠体は設置部に応じた形状に形成されることになる。この好ましい形態では、筐体が枠体に対し固定される構成に限られず、例えば、枠体に対し枠体左右方向に所定角だけ回動可能にして風向きを更に多面的に可変する構成に展開できる。
本発明では、フィンが一対の羽根からなるため、羽根構成として簡易であり、しかも一対の羽根を同期して回動可能にするギア機構も簡素化される。その結果、この風向調整装置は、部材数を少なくしたり、軽量化も図られ、引いてはコスト的にも低減し易くなる。また、この構造では、一対の羽根が筐体内の左右又は上下に配置され、板幅方向に設定された共通の枢軸線上を支点として回動されるため、例えば大きな衝撃が加わっても、羽根同士が干渉する虞を解消し易くなる。
本発明形態に係る風向調整装置の全体構成を示す概略分解図である。 上記風向調整装置の要部を示す概略分解図である。 上記風向調整装置をフィンを上下に配置した閉塞状態で示し、(a)は上面図、(b)は(a)のA−A線断面図、(c)は正面図、(d)は背面図である。 上記風向調整装置をフィンを水平にした開放状態で示し、(a)は上面図、(b)は(a)のA1−A1線断面図、(c)は正面図、(d)は背面図である。 上記風向調整装置をフィンを略45度回転した開放状態で示し、(a)は上面図、(b)は(a)のA2−A2線断面図、(c)は正面図、(d)は背面図である。 上記風向調整装置を構成している枠体の外枠単品を示し、(a)は上面図、(b)は(a)のB−B線断面図、(c)は正面図、(d)は背面図である。 上記風向調整装置を構成している枠体の前枠単品を示し、(a)は上面図、(b)は(a)のC−C線断面図、(c)は正面図、(d)は背面図である。 上記風向調整装置を構成している筐体単品を示し、(a)は上面図、(b)は(a)のD−D線断面図、(c)は正面図、(d)は背面図である。 上記風向調整装置を構成しているフィン、仕切板、操作部とシャフト、ギア機構の関係を示し、(a)は上面図、(b)は(a)のE−E線方向から見た図である。
以下、本発明の形態例について添付した図面を参照しながら説明する。この説明では、風向調整装置の構造、組立を明らかにした後、主な作動に言及する。なお、図面において、図1及び図2は概略図、図3(a)〜図5(d)は、風向調整装置の作動状態を、各図(b)では(a)のA−A線、A1−A1線、A2−A2線で断面した状態で示す模式図である。
(構造)形態例の風向調整装置1は、図1及び図2に示されるごとく、前後端を開口した筐体2、筐体1内に回動可能に支持されたフィンを構成している一対の羽根3A,3B(3)、各羽根3A,3Bの角度ないしは向きを調整可能にするギア機構4と、ギア機構4を操作する操作部であるノブ5などを備え、また、筐体2が各羽根2,3、ギア機構4、ノブ5などを組み込んだ組立状態で枠体つまり外枠8及び前枠9の内側に組み込まれる。
ここで、外枠8及び前枠9は、筐体1に取付部などを形成して省略することも可能である。材質的には、筐体1、羽根2A,2B、ギア機構3、ノブ4、外枠8及び前枠9は樹脂品であるが、樹脂以外でも差し支えない。
筐体2は、図2及び図8(a)〜(d)に示されるごとく、概略球形で、内部が一対の羽根3A,3Bが共通する枢軸線Nを支点として回動可能な球形に近い形状に形成されている。筐体2は、前端側が空気吹出口2aとして、後端側が空気吸入口2bとして設定されている。前端側は、図8(b)のごとく十字形のアーム部20a,20b及びその中心に設けられて貫通孔になっている枢支部21と、枢支部21と同芯円上に設けられてアーム部20a,20bに連結されているリング部20cとを有している。空気吹出口2aは、それらアーム部20a,20b及びリング部20cの間に形成される。十字形の中心内側には、凹部20dが枢支部21を中心とした箇所に形成されている。
外周には前後略中間部に凸部22が設けられている。後端側には、前記枢軸線N上に貫通された対の軸孔23と、枢軸線Nと交差する向きに貫通された対の係合穴24aと、各係合穴24aの内面を一段低くした仕切板用の位置決め部24とが設けられている。このうち、各軸孔23には、後述する羽根3A,3Bの軸部32が嵌合される。各位置決め部24には、図8(c)に想像線で示した仕切板25が位置決め配置される。
仕切板25は筐体2の後内側を2つに分割するパーテーションである。すなわち、仕切板25は、羽根3A,3Bより一回り大きい半円盤状であると共に、曲線部分と直線部分とが交わる上下部が水平に裁断されており(図2参照)、その各裁断面に設けた爪26を有している。また、仕切板25は、直線部分の(端面の)上下ないしは左右の中間に設けられた凹状の枢支部29と、両側面にそれぞれ設けられて枢支部29に近い箇所を一段低くし、かつ半円状リブ27で縁取りされている窪み28とを有している。そして、以上の仕切板25は、各爪26が係合穴24aに係合されることで筐体2内に装着される。仕切板25の装着状態において、筐体2の内部は、筐体2の後側より枢軸線N付近までが仕切板25により左右ないしは上下に2分割されている。
このため、この構造では、空気が羽根3A,3Bのない状態だと、筐体2の吸入口2bとして分割された2箇所より筐体内に吸入されて吹出口2aの方向へ流れ、又、空気が羽根3A,3Bのある状態だと、図5(b)のごとく分割された2箇所の吸入口2bから各羽根3A,3Bの角度に応じて片側2つ、両側で4つの流れとなって吹出口2aの方向へ旋回流に近い状態で流れることになる。
すなわち、羽根3A,3Bは、図2及び図9(a)(b)に示されるごとく、略半円盤状となっていて、羽根の曲線部分31の中間に突設された枢軸用の軸部32と、羽根の直線部分30の中間に一体に形成されたギア部6とを有している。軸部32とギア部6とは上記した枢軸線N上に設けられる。また、各羽根の軸部32は筐体2の対応する軸孔23に嵌合されると共に、各羽根のギア部6はシャフト4の後端側に設けられた歯車7の一部にそれぞれ噛み合う。
これにより、各羽根3A,3Bは、筐体2内にあって、仕切板25を挟んだ左右ないしは上下に配置されると共に、共通の枢軸線N(この枢軸線上に設けられた枢軸32及びギア部6)を支点として前後方向に回動可能に支持される。
この場合、シャフト4は、前端の少し手前に設けられた鍔部4aと、鍔部4aより手前のシャフト周りに設けられた一対の爪4bと、後端側に一体に形成されて各ギア部6と噛み合う歯車7と、歯車7の外端面に突設された突起4cとを有している。爪4bは、ノブ5の穴部5aに挿入されたとき、穴部5aに連設された係止穴部5bに係合する。歯車7とギア部6とは、交わる2軸間に回転運動を伝達する関係であればよい。通常は、タイマ歯車、ハスバカサ歯車、斜交歯車などのかさ歯車により構成される。
以上のシャフト4は、前端側が前記した枢支部21の貫通孔に挿通され、鍔部4aが枢支部21の内側の凹部20dに嵌った状態で、前記貫通孔より外へ挿通された突出部に操作部であるノブ5が装着される。そして、シャフト4は、鍔部4aとノブ5とで抜け止めされた状態で、後側部分が羽根3Aと羽根3Bとの間に配置されると共に、歯車7が各羽根のギア部6に噛み合わされる。
一方、外枠8は、図1、図3(a)〜(d)及び図6(a)〜(d)に示されるごとく、枠体の本体部であり、内側が筐体2を嵌合可能な形状となっている。すなわち、外枠8は、前側が径大筒部10、後側が径小筒部11、それらの中間が曲面筒部12で形成されている。径大筒部10及び曲面筒部12には、筐体2の凸部22を案内する直線のガイド溝13が設けられている。径大筒部10には、突起14が周囲等分する4箇所に設けられている。
前枠9は、図7(a)〜(d)に示されるごとく外枠8に連結される概略リング形からなる。前枠9には、突起14に対応した4つの係合穴15と、係合穴15同士の間に突出された2つの取付片16と、外周との間に円状の隙間18を形成している内鍔部17と、隙間18内に突出されて外枠のガイド溝13と係合する位置決め用小突起19とが設けられている。なお、符号17aは小突起19に対応した型抜き用切り欠きである。
(組立)以下、以上の各部材の組立手順の一例について説明する。この例では、図1及び図2に示されるごとく、筐体2に対しシャフト4がノブ5を介して組み込まれた後、羽根3A,3Bと仕切板25とが組み付けられる。
詳述すると、まず、シャフト4は、鍔部4aより前端側が筐体内から枢支部21の貫通孔に差し込まれると、鍔部4aが凹部20dに嵌合した状態となる。その後は、ノブ5が枢支部21の外へ突出されたシャフト4の前端側に装着される。この場合、一対の爪4bがノブの穴部5aに挿入された後、穴部5aに連設された係止穴部5bに係合する。これにより、ノブ5はシャフト4に装着される。シャフト4は、前側が鍔部4a及びノブ5を介して抜け止めされた状態で枢支部21に回動自在に支持される。
次に、仕切板25が筐体2に組み付けられる。この場合、仕切板25は、筐体2の後内側に対し、上下の裁断部が位置決め部24に嵌合されると共に、各爪26が係合穴24aに係合されることにより装着される。仕切板25の装着状態において、シャフト4は、後端面の突起4cが仕切板25の枢支部29に嵌合され、それにより後側がその嵌合状態で回動自在に支持される。
次に、羽根3A,3Bが筐体2に回動可能に組み付けられる。この場合、羽根3Aや羽根3Bは、軸部32が対応する筐体側の軸孔23に嵌合されると共に、ギア部6が歯車7に噛み合わされる。その際、ギア部6は、図9(b)から推察されるごとく一部が歯車7に噛み合った状態で、残りの部分が仕切板25の窪み28に入って逃がされる。この組立状態において、各羽根3A,3Bは、上記した枢軸線N上に配される軸部32及びギア部6を支点として筐体前後方向に回動可能となる。
以上のようにして、筐体2に対しシャフト4及びノブ5、仕切板25、羽根3A,3Bを組み付けた組立体は、これ自体を風向調整装置1として使用することも可能である。但し、この例では、その組立体が枠体である外枠8及び前枠9の内側に配置された態様で風向調整装置1として使用される。この場合、前記組立体は、図1及び図3(a)〜(d)に示されるごとく外枠8に対し、筐体2の凸部22をガイド溝13に嵌合した状態で外枠内に挿入された後、外枠8に前枠9を連結することで両枠8,9内に配設される。その際、前枠9は、外枠8に対し、隙間18に径大筒部10の端側を嵌入すると同時に、小突起19をガイド溝13に嵌合するように接近させると、各突起14が対応する係合孔15に係合して連結される。これにより、図1と図3(a)〜図5(d)に示される風向調整装置1として完成される。
(作動)以下、以上のように作製された風向調整装置1の主な作動について言及する。
(1)、図3(a)〜(d)では、各羽根3A,3Bが枢軸線N上つまり軸部32とギア部6を支点として上下ないしは垂直方向に回動配置されて、空気吐出口2aと空気吸入口2bとの間を閉じた閉塞状態を示している。従って、この閉塞状態だと、空気吸入口2bに吸入された空気は、各羽根3A,3Bにより空気吹出口2aへの流れが阻止される。
(2)、図4(a)〜(d)は、例えば図3(a)〜(d)の閉塞状態から、各羽根3A,3Bがノブ5の回動操作により枢軸線N上つまり軸部32とギア部6を支点として略90度回動されて略水平に切り換えられた開放状態を示している。この切り換えでは、各羽根3A,3Bがギア機構つまりシャフト側の歯車7と各羽根3A,3B側のギア部6との噛み合いを介して相対的に反対方向に回転される。そして、この開放状態において、空気吸入口2bに吸入された空気は、仕切板25で左右に分かれ、かつ両側の羽根3A,3Bにより更に上下に分かれた状態で空気吹出口2a側へ流れ、アーム部20a,20b及びリング部20cの間に形成される隙間から外へほぼ水平流として吹き出される。
(3)、図5(a)〜(d)は、例えば図3(a)〜(d)の閉塞状態から、各羽根3A,3Bがノブ5の回動操作により枢軸線N上つまり軸部32とギア部6を支点として略45度回動されて斜めに切り換えられた開放状態を示している。この切り換えでは、各羽根3A,3Bがギア機構つまりシャフト側の歯車7と各羽根3A,3B側のギア部6との噛み合いを介して相対的に反対方向に回転されてX形の配置となる。このため、この開放状態において、空気吸入口2bに吸入された空気は、仕切板25で左右に分かれ、かつ両側でX形に配置された羽根3A,3Bにより、また筐体2内の曲面における風向き変更も加わってX方向の風向き、更にマイルドな旋回流となって吹き出される。勿論、そのX方向の風向き、又は旋回流といっても、各羽根3A,3Bの角度に応じて微妙に可変されることになる。
(4)、以上の風向調整装置1では、フィンが一対の羽根3A,3Bからなるため、羽根構成として簡易となり、各羽根3A,3Bを同期して回動可能にするギア機構も簡素化される。その結果、この風向調整装置1は、部材数を少なくしたり、軽量化も図られ、引いてはコスト的にも低減し易くなる。また、この構造では、一対の羽根3A,3Bが筐体2内の左右又は上下に配置され、板幅方向に設定された共通の枢軸線N上を支点として回動されるため、例えば大きな衝撃が加わっても、羽根同士が干渉する虞を解消し易く、それに伴って耐久性も向上できる。
(5)、同時に、この風向調整装置1では、各羽根3A,3Bがギア機構つまりシャフト側の歯車7と各羽根3A,3B側のギア部6との噛み合いを介して反対方向に回転されて空気吹出口2a側への空気の流れをほぼ阻止する図3(a)〜(d)の閉塞状態から、空気の流れを許容しかつ風向を可変する図4(a)〜(d)や図5(a)〜(d)などの開放状態に切り換えられる。このため、構造特徴としては、風向調整として少ない羽根つまり一対の羽根3A,3Bでも多面的に可変できる。
(6)、同時に、この風向調整装置1では、複数の羽根をノブ5などの操作部の回転に同期して回動可能にするギア機構として、各羽根3A,3Bの枢軸線N上に設けられたギア部6、及びノブ5と一体に回転されて各羽根のギア部6に噛み合っている歯車7とで構成したため、各羽根3A,3Bを反対方向に簡単に回転可能となり、また、特許文献2に比べ簡易化でき、特許文献1のごとく各台座の歯車部分同士を直に噛み合わせる構成に比べ良好な噛み合い状態を保ち易くなる。
(7)、同時に、この風向調整装置1では、各羽根3A,3Bが略半円盤状で、曲線部分31を筐体2側に軸支し、直線部分30にギア部6を設けているため、羽根形状として筐体2内が略球形に近い態様に最適となり、また、仕切板25も追加し易くなる。なお、この仕切板25は省略してもよい(その場合はシャット4に設けられている突起4cも不要となる)。また、操作部であるノブ5は歯車7付きのシャフト4に装着される。そのシャフト4は、筐体側の枢支部21と仕切板25側の枢支部29とに簡易かつ確実に支持される。
なお、本発明の風向調整装置は、請求項1で特定される構成を備えておればよく、細部は以上の説明を参考にして変更したり展開可能なものである。その一例として、筐体としては枠体に位置決め固定する形態を示したが、枠体に対し例えばガイド溝13から枠体ないしは外枠周囲方向に回動用溝を設け該溝に沿って左右に所定角だけ回動可能にして風向き調整を更に多面的に行えるようにすることである。
なお、2013年11月20日に出願された日本特許出願第2013−239461の明細書、特許請求の範囲、図面及び要約書の全内容をここに引用し、本発明の明細書の開示として、取り入れるものである。
上記目的を達成するため本発明は、図面に例示されるように、前端側が空気吹出口で後端側が空気吸入口に設定された筐体と、前記筐体内に回動可能に支持されたフィンと、前記フィンの向きを操作部の回転により調整可能にするギア機構とを備えた風向調整装置であって、前記フィンは、前記筐体内の左右又は上下に配置された一対の羽根からなり、前記各羽根が板幅方向に設定された共通の枢軸線上を支点としてそれぞれ筐体前後方向に回動可能に支持されており、前記各羽根は、略半円盤状からなり、前記ギア機構を介して相対的に反対方向に回転されて前記空気吸入口側より前記空気吹出口側への空気の流れをほぼ阻止する閉塞状態から空気の流れを許容しかつ風向を可変する開放状態に切り換えられ、前記操作部は、前記筐体に設けた枢支部に回動自在に支持されたシャフトの前端側に装着されており、前記ギア機構は、前記各羽根の略半円盤状の直線部分に一体に形成されたギア部と、前記シャフトの後端側に設けられて前記各羽根のギア部に噛み合っている歯車とを有していることを特徴としている風向調整装置を提供する。
以上の本発明は、請求項2〜4で特定したように具体化されることがより好ましい。
(1)、前記筐体は、概略球形で前後端を開口していると共に、内部が前記空気吸入口側より前記枢軸線上付近まで仕切板により2分割されている構成である。この好ましい形態では、風向調整として図5に例示されるごとく2枚の羽根でもより多面的に可変できる。具体的には、筐体内の曲面における風向き変更も加わってX方向の風向き、更にマイルドな旋回流も形成し易くなる。
(2)、前記シャフトは前端側が前記筐体の枢支部に回動自在に支持され、後端側が前記仕切板に設けた枢支部に回動自在に支持されている構成である。この好ましい形態では、操作部が歯車付きのシャフトを有し、そのシャフトの支持構造も確実かつ簡易化できる。
(3)、前記筐体を組み込む枠体を有し、前記枠体を介して設置部に取り付けられる構成である。この枠体は設置部に応じた形状に形成されることになる。この好ましい形態では、筐体が枠体に対し形態例のごとく固定される構成に限られず、例えば、枠体に対し枠体左右方向に所定角だけ回動可能にして風向きを更に多面的に可変する構成に展開できる。
本発明では、フィンが一対の羽根からなるため、羽根構成として簡易であり、しかも一対の羽根を同期して回動可能にするギア機構も簡素化される。その結果、この風向調整装置は、部材数を少なくしたり、軽量化も図られ、引いてはコスト的にも低減し易くなる。また、この構造では、一対の羽根が筐体内の左右又は上下に配置され、板幅方向に設定された共通の枢軸線上を支点として回動されるため、例えば大きな衝撃が加わっても、羽根同士が干渉する虞を解消し易くなる。また、各羽根は、ギア機構を介して相対的に反対方向に回転されて空気吹出口側への空気の流れをほぼ阻止する閉塞状態から空気の流れを許容しかつ風向を可変する開放状態に切り換えられるため、風向調整として少ない羽根枚数でも多面的に可変できる。更に、ギア機構は、各羽根の略半円盤状の直線部分に一体に形成されたギア部と、操作部と一体に回転されて各羽根のギア部に噛み合っている歯車とを有しているため、複数の羽根を操作部の回転に同期して回動可能にするギア機構として、一対の羽根を反対方向に簡単に回転させることが可能となり、また、特許文献2に比べ簡易化でき、特許文献1のごとく各台座の歯車部分同士を直に噛み合わせる構成に比べ良好な噛み合い状態を保ち易くなる。加えて、各羽根は、略半円盤状からなり、その直線部分にギア部を設けているため、羽根形状として筐体内が略球形に近い態様に最適となる。
(構造)形態例の風向調整装置1は、図1及び図2に示されるごとく、前後端を開口した筐体2、筐体2内に回動可能に支持されたフィンを構成している一対の羽根3A,3B(3)、各羽根3A,3Bの角度ないしは向きを調整可能にするギア機構4と、ギア機構(6,7)を操作する操作部であるノブ5などを備え、また、筐体2が各羽根3A,3B、ギア機構(6,7)、ノブ5などを組み込んだ組立状態で枠体つまり外枠8及び前枠9の内側に組み込まれる。
ここで、外枠8及び前枠9は、筐体2に取付部などを形成して省略することも可能である。材質的には、筐体2、羽根3A,3B、ギア機構(6,7)、ノブ5、外枠8及び前枠9は樹脂品であるが、樹脂以外でも差し支えない。

Claims (7)

  1. 前端側が空気吹出口で後端側が空気吸入口に設定された筐体と、前記筐体内に回動可能に支持されたフィンと、前記フィンの向きを操作部の回転により調整可能にするギア機構とを備えた風向調整装置であって、
    前記フィンは、前記筐体内の左右又は上下に配置された一対の羽根からなり、前記各羽根が板幅方向に設定された共通の枢軸線上を支点としてそれぞれ筐体前後方向に回動可能に支持されていることを特徴とする風向調整装置。
  2. 前記各羽根は、前記ギア機構を介して相対的に反対方向に回転されて前記空気吸入口側より前記空気吹出口側への空気の流れをほぼ阻止する閉塞状態から空気の流れを許容しかつ風向を可変する開放状態に切り換えられることを特徴とする請求項1に記載の風向調整装置。
  3. 前記ギア機構は、前記各羽根の前記枢軸線上に設けられたギア部と、前記操作部と一体に回転されて前記各羽根のギア部に噛み合っている歯車とを有していることを特徴とする請求項1又は2に記載の風向調整装置。
  4. 前記筐体は、概略球形で前後端を開口していると共に、前記空気吸入口側より前記枢軸線上付近までが仕切板により2分割されていることを特徴とする請求項1から3の何れか1に記載の風向調整装置。
  5. 前記各羽根は、略半円盤状からなり、曲線部分を前記筐体側に軸支し、直線部分に前記ギア部を設けていることを特徴とする請求項3又は4に記載の風向調整装置。
  6. 前記操作部は前記歯車を設けたシャフトを有していると共に、前記シャフトは前端側が前記筐体に設けた枢支部に回動自在に支持され、後端側が前記仕切板に設けた枢支部に回動自在に支持されていることを特徴とする請求項4又は5に記載の風向調整装置。
  7. 前記筐体を組み込む枠体を有し、前記枠体を介して設置部に取り付けられることを特徴とする請求項1から6の何れかに記載の風向調整装置。
JP2015549153A 2013-11-20 2014-11-18 風向調整装置 Active JP6099285B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013239461 2013-11-20
JP2013239461 2013-11-20
PCT/JP2014/080492 WO2015076254A1 (ja) 2013-11-20 2014-11-18 風向調整装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2015076254A1 true JPWO2015076254A1 (ja) 2017-03-16
JP6099285B2 JP6099285B2 (ja) 2017-03-22

Family

ID=53179516

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015549153A Active JP6099285B2 (ja) 2013-11-20 2014-11-18 風向調整装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US10317107B2 (ja)
EP (1) EP3072718B1 (ja)
JP (1) JP6099285B2 (ja)
KR (1) KR101647560B1 (ja)
CN (1) CN105745100B (ja)
WO (1) WO2015076254A1 (ja)

Families Citing this family (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102015118549B4 (de) * 2015-05-11 2017-05-04 Dr. Schneider Kunststoffwerke Gmbh Einrichtung zum Steuern eines Luftstroms
CN105402872B (zh) * 2015-12-18 2019-07-30 广东美的制冷设备有限公司 用于空调器的导风板组件及空调器
CN105465987B (zh) * 2015-12-18 2019-07-30 广东美的制冷设备有限公司 用于空调器的导风板组件及空调器
DE102015017009B4 (de) * 2015-12-30 2018-04-26 Faurecia Innenraum Systeme Gmbh Auslassvorrichtung
WO2017141962A1 (ja) * 2016-02-17 2017-08-24 株式会社ユニックス 換気レジスタ
KR102007895B1 (ko) * 2017-08-11 2019-08-06 주식회사 니프코코리아 자동차용 에어벤트
CN107520666A (zh) * 2017-09-30 2017-12-29 镇江中焱数控设备有限公司 一种新型排屑装置
KR102406067B1 (ko) 2017-10-25 2022-06-08 현대자동차주식회사 가변형 에어벤트
CN108361944B (zh) * 2018-04-28 2023-11-17 安徽扬子空调股份有限公司 送风系统以及空调器
US11235643B2 (en) * 2018-11-27 2022-02-01 Scott Bradley Baker Air vent assembly and control system
US20220081119A1 (en) * 2018-12-21 2022-03-17 Mhi Rj Aviation Ulc Air deflector and system including the air deflector
CN109910562B (zh) * 2019-03-13 2021-08-03 曼德电子电器有限公司 空调出风道气流调节机构
CN109910560B (zh) * 2019-03-13 2021-08-03 曼德电子电器有限公司 空调出风道气路控制机构
DE102020102896A1 (de) 2020-02-05 2021-08-05 Fischer Automotive Systems Gmbh & Co. Kg Belüftungsvorrichtung
US11448452B2 (en) * 2020-06-04 2022-09-20 Heatcraft Refrigeration Products Llc Swivel fan guards
CN111912003B (zh) * 2020-06-29 2021-12-28 西安交通大学 一种空调送风装置
CN111890880A (zh) * 2020-08-13 2020-11-06 芜湖鑫沃汽车零部件有限公司 一种汽车空调的出风口结构
CN112146257A (zh) * 2020-09-27 2020-12-29 广州誉良企业管理有限公司 一种避免风力分布不均匀的办公室中央空调辅助装置
CN112793395B (zh) * 2021-04-13 2021-07-02 宁波均胜群英汽车系统股份有限公司 一种手动操控的圆形出风口
CA3225988A1 (en) * 2021-07-13 2023-01-19 Hussmann Corporation Refrigerated merchandiser with tunable airflow discharge
KR102398645B1 (ko) * 2021-09-10 2022-05-16 김형진 이온 클러스터 공조시스템
USD989929S1 (en) * 2021-11-02 2023-06-20 Classic Auto Air Manufacturing LP Vent accessory for vehicle heating and air conditioning systems
USD989928S1 (en) * 2021-11-02 2023-06-20 Classic Auto Air Manufacturing LP Vent accessory for vehicle heating and air conditioning systems

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60184713U (ja) * 1984-05-19 1985-12-07 和光化成工業株式会社 空気吹出し口装置
JPH04302940A (ja) * 1991-03-29 1992-10-26 Toyoda Gosei Co Ltd 吹出し口グリル
JP2008002714A (ja) * 2006-06-20 2008-01-10 Toyota Motor Corp 空気吹出口構造

Family Cites Families (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1128521A (en) * 1965-05-22 1968-09-25 Clear Hooters Ltd Nozzle for a heating or ventilating system
GB1161111A (en) * 1965-05-25 1969-08-13 Humber Ltd Ventilating valves for vehicles
GB1385874A (en) * 1971-07-06 1975-03-05 Clear Hooters Ltd Ventilating nozzle
GB1402755A (en) * 1972-04-04 1975-08-13 Clear Hooters Ltd Ventilating nozzle including a universally swivellable nozzle mem ber
GB1396993A (en) * 1972-04-19 1975-06-11 Clear Hooters Ltd Ventilating nozzle including a universally swivellable nozzle member and a flow control valve
DE2413628A1 (de) * 1974-03-21 1975-10-02 Kammerer Gmbh M Duese fuer heizungs- und lueftungsanlagen in kraftfahrzeugen
IT1055617B (it) * 1974-09-07 1982-01-11 Daimler Benz Ag Bicchetta per impianti di riscal damento e di ventilazione a bordo di autoveicoli
US4092907A (en) * 1974-09-07 1978-06-06 Daimler-Benz Aktiengesellschaft Outlet nozzle for heating and venting systems of automobiles
JPH0566449U (ja) * 1992-02-12 1993-09-03 豊田合成株式会社 空気流制御装置
JPH08197940A (ja) 1995-01-30 1996-08-06 Nippon Plast Co Ltd 風向調整装置
CN2239595Y (zh) * 1995-06-30 1996-11-06 章日金 一种车用空调风嘴
KR100306435B1 (ko) * 1999-07-20 2001-09-13 이계안 자동차용 에어 벤틸레이션 그릴
CN1285288A (zh) * 1999-08-23 2001-02-28 圣州企业股份有限公司 汽车内的冷热风供应装置
DE10223660B4 (de) * 2002-05-28 2013-10-24 Volkswagen Ag Luftausströmer für ein Fahrzeug, insbesondere für ein Kraftfahrzeug
CN101293472B (zh) * 2008-05-13 2011-11-16 奇瑞汽车股份有限公司 汽车空调出风调节装置
DE102009041532B4 (de) 2009-09-15 2011-11-24 Trw Automotive Electronics & Components Gmbh Dralleinrichtung für einen Luftausströmer
DE102010014575B3 (de) * 2010-04-12 2011-11-17 Trw Automotive Electronics & Components Gmbh Luftausströmer
JP5460478B2 (ja) 2010-06-18 2014-04-02 株式会社パイオラックス ロック装置
JP6104534B2 (ja) * 2012-08-08 2017-03-29 豊和化成株式会社 レジスタ
JP6491874B2 (ja) * 2013-12-20 2019-03-27 日本プラスト株式会社 風向調整装置
US9707826B2 (en) * 2014-07-31 2017-07-18 GM Global Technology Operations LLC Airflow outlet
US10131209B2 (en) * 2014-11-07 2018-11-20 GM Global Technology Operations LLC Airflow outlet assembly and a passenger compartment for a vehicle
US9895961B2 (en) * 2014-11-07 2018-02-20 GM Global Technology Operations LLC Airflow outlet
US9718329B2 (en) * 2015-06-15 2017-08-01 GM Global Technology Operations LLC Airflow outlet assembly and a passenger compartment for a vehicle
JP6436013B2 (ja) * 2015-08-04 2018-12-12 豊田合成株式会社 丸型空調用レジスタ

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60184713U (ja) * 1984-05-19 1985-12-07 和光化成工業株式会社 空気吹出し口装置
JPH04302940A (ja) * 1991-03-29 1992-10-26 Toyoda Gosei Co Ltd 吹出し口グリル
JP2008002714A (ja) * 2006-06-20 2008-01-10 Toyota Motor Corp 空気吹出口構造

Also Published As

Publication number Publication date
CN105745100B (zh) 2018-06-15
EP3072718A4 (en) 2017-07-26
KR20150058074A (ko) 2015-05-28
EP3072718A1 (en) 2016-09-28
KR101647560B1 (ko) 2016-08-10
WO2015076254A1 (ja) 2015-05-28
US10317107B2 (en) 2019-06-11
EP3072718B1 (en) 2019-06-19
US20160282008A1 (en) 2016-09-29
CN105745100A (zh) 2016-07-06
JP6099285B2 (ja) 2017-03-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6099285B2 (ja) 風向調整装置
JP6104534B2 (ja) レジスタ
JP6385567B2 (ja) 自動車用エアベント
JP5656957B2 (ja) レジスタ
KR101583988B1 (ko) 자동차의 에어벤트
JP6008733B2 (ja) レジスタ
KR101526808B1 (ko) 자동차의 에어벤트
JP2014088115A (ja) レジスタ
JP2007118884A (ja) 空気吹出調整用レジスタ
JP4971906B2 (ja) 車両用ベンチレータ
JP6983036B2 (ja) レジスタ
JP6097137B2 (ja) レジスタ
JP5588572B1 (ja) サーキュレーター
JP3184709U (ja) ルーバー装置
JP2014172549A (ja) レジスタ
JP3216451U (ja) レジスタ
JP2001088542A (ja) 空気吹出口装置
KR20120000899U (ko) 실내등의 조명모듈 장착구조
KR101290663B1 (ko) 차량용 에어벤트 및 이의 제조방법
WO2016129084A1 (ja) 扇風機
JP2004249936A (ja) レジスタ
JP2017159861A (ja) レジスタ
JPH0642887Y2 (ja) 空調用レジスタ
JP2021042675A (ja) 扇風機
JP2014231947A (ja) 空気調和機の室内機

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161020

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170216

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170220

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6099285

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250