JPH0566449U - 空気流制御装置 - Google Patents
空気流制御装置Info
- Publication number
- JPH0566449U JPH0566449U JP1370192U JP1370192U JPH0566449U JP H0566449 U JPH0566449 U JP H0566449U JP 1370192 U JP1370192 U JP 1370192U JP 1370192 U JP1370192 U JP 1370192U JP H0566449 U JPH0566449 U JP H0566449U
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- air flow
- airflow
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 空気流吹き出し口の意匠を向上させた空気流
制御装置を提供すること。 【構成】 空気ダクト11の吹き出し口に形成されたリ
テイナー13に方向自在に保持され、空気流指向通路1
5を有する球状の空気流指向部材21と、空気流指向通
路15に保持される空気流絞り部材31とからなる空気
流制御装置である。そして、空気流絞り部材31は、空
気流指向通路15の空気吹き出し側に回り対偶で保持さ
れ、操作レバーを兼ねたグリル33と空気流絞り部材4
1a、41bとからなり、グリル33を操作することに
より空気流を制御する空気流制御装置。
制御装置を提供すること。 【構成】 空気ダクト11の吹き出し口に形成されたリ
テイナー13に方向自在に保持され、空気流指向通路1
5を有する球状の空気流指向部材21と、空気流指向通
路15に保持される空気流絞り部材31とからなる空気
流制御装置である。そして、空気流絞り部材31は、空
気流指向通路15の空気吹き出し側に回り対偶で保持さ
れ、操作レバーを兼ねたグリル33と空気流絞り部材4
1a、41bとからなり、グリル33を操作することに
より空気流を制御する空気流制御装置。
Description
【0001】
本考案は、空気ダクトの吹き出し口に形成されたリテイナーに方向自在に保持 され、空気流指向通路を有する球状の空気流指向部材と、該空気流指向通路に保 持される空気流絞り部材とからなる空気流制御装置に関する。特に、自動車等の 設置スペースが限られる部位に装備するのに好適な空気流制御装置に関する。
【0002】
上記タイプの空気流制御装置として、昨今、空調条件向上のために車室内へ拡 散的に空気を吹き出すことができる様に、図3に示す様な構成のものが提案され ている。
【0003】 中空球体の両端を切り欠いて空気吹き出し口及び空気入口とした枠体71と、 前記枠体の中心線に沿って配置され前記空気吹き出し口面内で支柱を介して前記 枠体に支持された筒状の中心軸と、前記中心軸から放射状に配置され前記中心軸 と前記枠体とに軸支持された少なくとも2枚の絞りフィン73と、前記中心軸に 挿入されたロッド部を有する調整つまみ75と、前記絞りフィンの基部軸と、前 記調整つまみのロッド部とを連結するハスバギヤ機構77とより構成した空気吹 き出し口装置。そして、このギヤの構成及び絞りフィンの開閉の構成は、実開平 1−160258号公報に示されている。
【0004】
しかし、上記構成の空気流制御装置は、実車に装着した場合、下記のような問 題点があることが分った。
【0005】 上記調整つまみが、空気吹き出し口表面より突出するため、空気吹き出し口表 面の意匠の一体感を損なうこととなっていた。
【0006】 本考案は、上記にかんがみて、空気吹き出し口表面の意匠の一体感を損なうこ とながない空気流制御装置を提供することを目的とする。
【0007】
本考案は、上記課題を、下記構成により解決するものである。
【0008】 空気ダクトの吹き出し口に形成されたリテイナーに球面対偶で方向自在に保 持され、空気流指向通路を有する球状の空気流指向部材と、前記空気流指向通路 に保持される空気流絞り部材とからなる空気流制御装置において、前記空気流絞 り部材は、前記空気流指向通路の空気吹き出し側に回動可能に保持され、空気流 入側に突出するギヤを有する操作レバーを兼ねたグリルと、前記ギヤと咬合する ギヤを有する複数枚の絞りフィンとからなり、前記各絞りフィンは、前記グリル の回転に連動して前記絞り部材に設けられた軸を中心に回転移動をおこない前記 空気流指向通路を開閉することを特徴とする。
【0009】
次に、本考案の一実施例を、図例に基づいて説明する。
【0010】 本実施例の空気流制御装置の概略構成は、空気ダクト11の吹き出し口に形成 されたリテイナー13に球面対偶で方向自在に保持され、空気流指向通路15を 有する球状の空気流指向部材21と、前記空気流指向通路15に保持される空気 流絞り部材31とからなる。図例では、リテイナー13は空気ダクト11と一体 であるが、別体に形成してもよい。そして、リテイナー13、空気流指向部材2 1、空気流絞り部材31は、通常、ABS、ポリアセタール、ポリアミド等の硬 質プラスチック材料を使用して、射出成形等により製造する。
【0011】 上記空気流絞り部材31は、前記空気流指向通路15の空気吹き出し側に回り 対偶で保持され、空気流入側に突出するハスバギヤ35を有する操作レバーを兼 ねたグリル33と、前記ハスバギヤ35と咬合するハスバギヤ部45a、45b を有する絞りフィン41a、41bと、前記絞りフィン41a、41bをバレル 21に回動可能に保持する軸51からなる。
【0012】 具体的には、絞りフィン41a、41bを調整する操作レバーを兼ねたグリル 33は、前面に薄肉板39で格子が形成されている。そして、グリル33の中間 外周部には係止凸条37が形成されている。また、中心には、ハスバギヤ35が 設けてある。
【0013】 上記2枚の絞りフィン41a、41bには、それぞれ軸挿入部43a、43b と凹部47a、47bとからなる。そして2枚の絞りフィン41a、41bの軸 挿入部43a、43bと凹部47a、47bが凹凸が互いに重なるように構成さ れ、そして軸挿入部43a、43bに回動可能に軸51を通じ、前記空気流指向 部材21に保持されている。
【0014】 次に、上記実施例の使用態様を説明する。通常、自動車のインストルメントパ ネル内に設けられた、空気ダクト11に連結するリテイナー13に空気流指向部 材21を装着する。
【0015】 そして、所望方向に空気を吹き出させるには、グリル33を指で杷持して、リ テイナー軸線に対して、所望の半径方向に力を加えれば、空気流指向部材21は 球面対偶でリテイナー13に保持されているため、リテイナー13の球面中心を 回転中心として回動し、空気流指向通路15は所望の方向に向く。
【0016】 また、空気吹き出し量を調整するには、グリル33を杷持して空気流指向通路 15を回転中心として周方向に回転させると、グリル33のハスバギヤ35と絞 りフィン41a、41bに設けられたギヤ部45a、45bが咬合することによ り、絞りフィン41a、41bがそれぞれ反対方向に回動し、空気流れに平行方 向(全開)と直交方向(全閉)との任意位置に停止する。
【0017】
本考案に係る空気流制御装置は、上記構成により、下記のような作用・効果を 奏する。
【0018】 絞りフィンの調節つまみをグリルと一体化したため、空気吹き出し口表面の意 匠が改善され、また、部品点数が削減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例における空気流制御装置の正
面図である。
面図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】従来例の断面図である。
13 リテイナー 15 空気流指向通路 21 空気流指向部材 31 空気流絞り部材 33 グリル 35 ハスバギヤ 41 絞りフィン 45 ギヤ部 51 軸
Claims (1)
- 【請求項1】 空気ダクトの吹き出し口に形成されたリ
テイナーに球面対偶で方向自在に保持され、空気流指向
通路を有する球状の空気流指向部材と、前記空気流指向
通路に保持される空気流絞り部材とからなる空気流制御
装置において、 前記空気流絞り部材は、前記空気流指向通路の空気吹き
出し側に回動可能に保持され、空気流入側に突出するギ
ヤを有する操作レバーを兼ねたグリルと、前記ギヤと咬
合するギヤを有する複数枚の絞りフィンとからなり、 前記各絞りフィンは、前記グリルの回転に連動して前記
絞り部材に設けられた軸を中心に回転移動をおこない前
記空気流指向通路を開閉することを特徴とする空気流制
御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1370192U JPH0566449U (ja) | 1992-02-12 | 1992-02-12 | 空気流制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1370192U JPH0566449U (ja) | 1992-02-12 | 1992-02-12 | 空気流制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0566449U true JPH0566449U (ja) | 1993-09-03 |
Family
ID=11840514
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1370192U Withdrawn JPH0566449U (ja) | 1992-02-12 | 1992-02-12 | 空気流制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0566449U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20150058074A (ko) * | 2013-11-20 | 2015-05-28 | 가부시키가이샤 니프코 | 풍향 조정 장치 |
-
1992
- 1992-02-12 JP JP1370192U patent/JPH0566449U/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20150058074A (ko) * | 2013-11-20 | 2015-05-28 | 가부시키가이샤 니프코 | 풍향 조정 장치 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19960606 |