JPWO2013105228A1 - 車両用サイドドア構造 - Google Patents

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Abstract

車両用サイドドア構造(10)は、車両前後方向に沿って配置されたドアインナパネル(30)と、ドアインナパネル(30)の車両幅方向の外側に配置されたドアアウタパネル(40)とを備えている。ドアインナパネル(30)とドアアウタパネル(40)との間には、インパクトビーム(50)が配置されている。インパクトビーム(50)は車両前後方向を長手方向として配置されている。このインパクトビーム(50)の前端部(50F)には、インパクトビームエクステンション(52)が設けられている。インパクトビームエクステンション(52)は、ドアインナパネル(30)の車両前後方向の前端部側に形成された第1対向壁部(34C)に重ねられて当該第1対向壁部(34C)に溶接されている。また、インパクトビームエクステンション(52)は、車両幅方向の外側から見てドアインナパネル(30)の第2対向壁部(32A)に形成された脆弱部の一例としての貫通孔(36)の少なくとも一部とラップされている。

Description

本発明は、車両用サイドドア構造に関する。
車両前後方向に延びるパイプ状のインパクトビームを内部に有する車両用サイドドアを備えた車両側部構造が知られている(例えば、特許文献1)。このインパクトビームの長手方向(車両前後方向)の両端部にはエクステンションがそれぞれ溶接されている。これらのエクステンションは、車両用サイドドアを構成するドアインナパネルの車両前後方向の前端側及び後端側に設けられたインパクトビーム取付部にそれぞれ溶接されている。
特開2007−203895号公報
ここで、特許文献1に開示された技術では、インパクトビーム取付部がピラーの車両幅方向の外側に配置されている。従って、車両側面衝突(以下、単に「側突」という)時にピラーがその軸を中心として捩れ変形すると、ピラーによってインパクトビーム取付部が車両幅方向の外側へ押圧される。これにより、インパクトビーム取付部からエクステンションが剥離し易くなり、インパクトビームが梁(両持ち梁)として機能しなくなる可能性がある。この対策としてエクステンションを補強したり、インパクトビーム取付部とエクステンションとの溶接強度を高めたりすることが考えられるが、重量増、コスト増を招いてしまう。
本発明は、上記の事実を考慮し、側突時にドアインナパネルからインパクトビームエクステンションが剥離することを抑制することができる車両用サイドドア構造を得ることを目的とする。
本発明の第1の態様に係る車両用サイドドア構造は、車両前後方向に沿って配置されると共に車両前後方向の端部側がピラーの車両幅方向の外側に配置され、該端部側に形成されて前記ピラーと車両幅方向に対向する第1対向壁部と、前記第1対向壁部に対して車両幅方向の内側へ屈曲されて前記ピラーと車両前後方向に対向する第2対向壁部とを含んで構成されたドアインナパネルと、前記ドアインナパネルの車両幅方向の外側に配置され、前記ドアインナパネルと車両幅方向に対向すると共に周縁部が前記ドアインナパネルの周縁部と結合されたドアアウタパネルと、前記ドアインナパネルと前記ドアアウタパネルとの間に車両前後方向を長手方向として配置されたインパクトビームと、前記インパクトビームの長手方向の端部に設けられ、前記第1対向壁部に重ねられて該第1対向壁部に溶接されると共に、車両幅方向の外側から見て前記第2対向壁部に形成された脆弱部の少なくとも一部とラップするインパクトビームエクステンションと、を備えている。
本発明の第1の態様に係る車両用サイドドア構造によれば、ドアインナパネルとドアアウタパネルとの間にインパクトビームが配置されている。このインパクトビームは車両前後方向を長手方向として配置されており、その長手方向の端部にインパクトビームエクステンションが設けられている。このインパクトビームエクステンションは、ドアインナパネルの第1対向壁部に重ねられて当該第1対向壁部に溶接されている。
従って、例えば、側突時にインパクトビームが車両幅方向の内側へ凸を成すように湾曲しながら車両幅方向の内側へ変位すると、インパクトビームの長手方向の端部に設けられたインパクトビームエクステンションによってドアインナパネルの第1対向壁部及び第2対向壁部が車両幅方向の内側へ押圧され、ドアインナパネルが全体として車両幅方向の内側へ変位する。このドアインナパネルの車両幅方向の内側への変位に伴ってピラーがその軸を中心として捩れ変形すると、捩れ変形したピラーよって第1対向壁部が車両幅方向の外側へ押圧され、第1対向壁部に溶接されたインパクトビームエクステンションが当該第1対向壁部から剥離し易くなる。
これに対して上記第1の態様では、第1対向壁部に対して車両幅方向の内側へ屈曲された第2対向壁部に脆弱部が形成されている。これにより、第2対向壁部が車両幅方向の内側へ潰れ易くなっている。また、車両幅方向の外側から見て、インパクトビームエクステンションが第2対向壁部に形成された脆弱部の少なくとも一部とラップしている。従って、インパクトビームが車両幅方向の内側へ変位したときに、インパクトビームエクステンションによって第2対向壁部の脆弱部が車両幅方向の内側へ押圧される。これにより、第2対向壁部が脆弱部を起点として車両幅方向の内側へ潰れると、第1対向壁部が車両幅方向の内側へ変位する。この結果、捩れ変形したピラーによって第1対向壁部が車両幅方向の外側へ押圧されることが抑制されるため、第1対向壁部からインパクトビームエクステションが剥離することが抑制される。従って、インパクトビームの梁(両持ち梁)としての機能が保持される。
更に、第1対向壁部が車両幅方向の内側へ変位することにより、第1対向壁部とインパクトビームエクステンションとの溶接部のせん断変形が維持される。従って、当該溶接部の負担が低減されるため、インパクトビームの梁としての機能が長期的に保持される。
本発明の第2の態様に係る車両用サイドドア構造は、上記第1の態様において、車両幅方向の外側から見て、前記脆弱部が、前記インパクトビームエクステンションの車両上下方向の上縁部と下縁部との間に位置している。
本発明の第2の態様に係る車両用サイドドア構造によれば、車両幅方向の外側から見て、インパクトビームエクステンションの車両上下方向の上縁部と下縁部との間に第2対向壁部の脆弱部を位置させたことにより、インパクトビームエクステンションの上縁部と下縁部との間に脆弱部が位置しない構成と比較して、側突時に第2対向壁部が脆弱部を起点として車両幅方向の内側へ潰れ易くなる。従って、捩れ変形したピラーによって第1対向壁部が車両幅方向の外側へ押圧されることが抑制されるため、第1対向壁部からインパクトビームエクステションが剥離することが抑制される。
本発明の第3の態様に係る車両用サイドドア構造は、上記第1の態様又は第2の態様において、車両幅方向の外側から見て、前記脆弱部が、前記インパクトビームの中心軸又は該中心軸の延長線上に位置している。
本発明の第3の態様に係る車両用サイドドア構造によれば、車両幅方向の外側から見て、インパクトビームの中心軸又は当該中心軸の延長線上に第2対向壁部の脆弱部を位置させたことにより、インパクトビームの中心軸上等に脆弱部が位置しない構成と比較して、側突時に第2対向壁部が脆弱部を起点として車両幅方向の内側へ潰れ易くなる。従って、捩れ変形したピラーによって第1対向壁部が車両幅方向の外側へ押圧されることが抑制されるため、第1対向壁部からインパクトビームエクステションが剥離することが抑制される。
本発明の第4の態様に係る車両用サイドドア構造は、上記第1の態様〜第3の態様の何れか1つにおいて、前記脆弱部が、前記第2対向壁部に形成された貫通孔であり、車両幅方向の外側から見て、前記貫通孔の中心軸が、前記インパクトビームの中心軸又は該中心軸の延長線上に位置している。
本発明の第4の態様に係る車両用サイドドア構造によれば、車両幅方向の外側から見て、インパクトビームの中心軸又は当該中心軸の延長線上に前弱部としての貫通孔の中心軸を位置させたことにより、インパクトビームの中心軸上等に貫通孔の中心軸が位置しない構成と比較して、側突時に第2対向壁部が脆弱部を起点として車両幅方向の内側へ潰れ易くなる。従って、捩れ変形したピラーによって第1対向壁部が車両幅方向の外側へ押圧されることが抑制されるため、第1対向壁部からインパクトビームエクステションが剥離することが抑制される。
本発明の第5の態様に係る車両用サイドドア構造は、上記第1の態様〜第3の態様の何れか1つにおいて、前記脆弱部が、前記第2対向壁部に形成された貫通孔、切欠き、スリット、凹部、又は凸部である。
本発明の第5の態様に係る車両用サイドドア構造によれば、脆弱部としての貫通孔、切欠き、スリット、凹部、又は凸部をドアインナパネルの第2対向壁部に形成するという簡単な構成により、側突時に第1対向壁部からインパクトビームエクステションが剥離することを抑制することができる。従って、ドアインナパネルの製造コストを削減することができる。
本発明の第6の態様に係る車両用サイドドア構造は、上記第4の態様又は第5の態様において、前記貫通孔が、ワイヤーハーネス用貫通孔、ドアヒンジブラケット用取付孔、ドアチェック用貫通孔、塗装抜き孔、又は溶接基準孔である。
本発明の第6の態様に係る車両用サイドドア構造によれば、ドアインナパネルの第2対向壁部に形成されたワイヤーハーネス用貫通孔、ドアヒンジブラケット用取付孔、ドアチェック用貫通孔、塗装抜き孔、又は溶接基準孔を脆弱部として流用することにより、第2対向壁部に新たな貫通孔を形成する必要がないため、ドアインナパネルの製造コストを削減することができる。
本発明の第7の態様に係る車両用サイドドア構造は、上記第1の態様〜第6の態様の何れか1つにおいて、前記ドアインナパネルの車両前後方向の端部側としての前端部側が、前記ピラーとしてのフロントピラーの車両幅方向の外側に配置され、前記第1対向壁部が、前記フロントピラーと車両幅方向に対向し、前記第2対向壁部が、前記フロントピラーの車両前後方向の後側に配置されて該フロントピラーと車両前後方向に対向する。
本発明の第7の態様に係る車両用サイドドア構造によれば、側突時に、フロントピラーの捩れ変形に伴ってドアインナパネルの第1対向壁部が車両幅方向の外側へ押圧されることが抑制される。この結果、第1対向壁部からインパクトビームエクステションが剥離することが抑制される。従って、インパクトビームの梁(両持ち梁)としての機能が保持される。特に、本態様は、ドアアウタパネルの車両前後方向の後側(センターピラー側)に対する側突に対して有効である。
以上説明したように、本発明に係る車両用サイドドア構造によれば、側突時に、ドアインナパネルからインパクトビームエクステンションが剥離することを抑制することができる。
本発明の一実施形態に係る車両用サイドドア構造が適用されたフロントサイドドアの車両前後方向の前端部側を示す水平断面図である。 図1に示されるドアインナパネル、インパクトビーム、及びインパクトビームエクステンションを示す斜視図である。 図1に示されるドアインナパネルを車両前後方向の前側から見た側面図である。 図1に示されるフロントサイドドアの側突時の変形状態を模式的に示す図1に相当する断面図である。 図1に示されるフロントサイドドア及びフロントピラーの側突時の変形状態を模式的に示す図1に相当する断面図である。 比較例に係る車両用サイドドア構造が適用されたフロントサイドドア及びフロントピラーの側突時の変形状態を模式的に示す図4Aに相当する断面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態に係る車両用サイドドア構造について説明する。なお、各図において適宜示される矢印FRは車両前後方向の前側を示し、矢印UPは車両上下方向の上側を示し、矢印INは車両幅方向の内側(車室内側)を示している。
図1には、一例として、本実施形態に係る車両用サイドドア構造10が適用されたフロントサイドドア20が示されている。フロントサイドドア20は、車両前後方向に間隔を空けて配置されたフロントピラー12とセンターピラー(図示省略)との間に形成された乗員が乗降するためのドア開口部18を開閉するものであり、フロントピラー12に設けられた図示しないドアヒンジに回転可能に支持されている。
フロントピラー12は車体側部の骨格を構成する柱状の骨格部材であり、車両上下方向を長手方向として配置されている。このフロントピラー12は、フロントピラーインナパネル14と、フロントピラーアウタパネル16とを有している。フロントピラーアウタパネル(以下、単に「ピラーアウタパネル」ともいう)16は、車両幅方向の内側を開口した断面ハット形状に形成されている。このピラーアウタパネル16の車両幅方向の内側には、フロントピラーインナパネル(以下、単に「ピラーインナパネル」ともいう)14が配置されている。これらのピラーインナパネル14とピラーアウタパネル16とは、各々のフランジ部14A,16Aにおいて結合されており、閉断面構造を構成している。なお、図示しないセンターピラーは、フロントピラー12の車両前後方向の後側に車両上下方向を長手方向として配置されており、車体側部の骨格を構成している。
フロントサイドドア(以下、単に「サイドドア」ともいう)20は、ドア開口部18を閉じた状態において、車両幅方向の外側から見てフロントピラー12とセンターピラーとにわたって配置されている。このサイドドア20は、車両幅方向の内側(車室22側)に配置されてサイドドア20の内板を構成するドアインナパネル30と、ドアインナパネル30の車両幅方向の外側に配置されてサイドドア20の外板を構成するドアアウタパネル40とを備えている。これらのドアインナパネル30及びドアアウタパネル40は、車両前後方向に沿って配置されている。また、ドアインナパネル30とドアアウタパネル40とは車両幅方向に対向して配置されており、各々の上端部を除いた周縁部同士がヘミング加工により結合されている。
ドアインナパネル30は、水平断面視にて、車両幅方向の外側を開口した凹状に形成されたパネル本体部32と、パネル本体部32の車両前後方向の前側の開口縁部から車両前後方向の前側へ延出された延出部34と含んで構成されている。パネル本体部32は、延出部34に対して車両幅方向の内側へ凹んでおり、サイドドア20がドア開口部18を閉じた状態において、フロントピラー12と図示しないセンターピラーとの間に配置されている。延出部34は、ドアインナパネル30の車両前後方向の前端部側(端部側)を構成しており、サイドドア20がドア開口部18を閉じた状態において、フロントピラー12の車両幅方向の外側に配置されている。以下、ドア開口部18を閉じた状態におけるサイドドア20の車両前後方向の前側の構成について詳説する。
延出部34の車両前後方向の前端部34Aは、ドアインナパネル30の周縁部を構成しており、ドアアウタパネル40の車両前後方向の前側の周縁部40Aと結合されている。この前端部34Aの車両前後方向の後端部には、車両幅方向の内側へ屈曲された段部34Bを介して第1対向壁部34Cが形成されている。第1対向壁部34Cは、フロントピラー12の車両幅方向の外側に配置されており、車両前後方向に延びると共にフロントピラー12と車両幅方向に対向している。この第1対向壁部34Cには、後述するインパクトビームエクステンション52の車両前後方向の前端部52Fが溶接されている。
第1対向壁部34Cの車両前後方向の後端部には、当該第1対向壁部34Cに対して車両幅方向の内側へ屈曲された第2対向壁部32Aが形成されている。第2対向壁部32Aは、第1対向壁部34Cの後端部から車両幅方向の内側へ延出されており、フロントピラー12の車両前後方向の後側に配置されている。つまり、第2対向壁部32Aは、第1対向壁部34Cの後端部からフロントピラー12と図示しないセンターピラーとの間へ延出されている。この第2対向壁部32Aは、フロントピラー12と車両前後方向に対向しており、パネル本体部32の車両前後方向の前側の側壁部を構成している。また、第2対向壁部32Aには、脆弱部の一例としての円形の貫通孔36が形成されている。この貫通孔36によって、第2対向壁部32Aにおける当該貫通孔36の周辺部の車両幅方向の剛性が、第2対向壁部32Aにおける他の部位の車両幅方向の剛性と比較して低くなっている。
第2対向壁部32Aの車両幅方向の内側の端部には、当該第2対向壁部32Aに対して車両前後方向の後側へ屈曲された内側壁部32Bが形成されている。この内側壁部32Bは車両前後方向に沿って配置されており、パネル本体部32を構成している。
ここで、ドアインナパネル30とドアアウタパネル40との間には、サイドドア20を補強するインパクトビーム50が配置されている。インパクトビーム50は円筒状のパイプ材によって形成されており、サイドドア20の下部に車両前後方向の長手方向として配置されている。インパクトビーム50の長手方向の一端部(後端部)は、ドアインナパネル30の図示しない車両前後方向の後端部側に溶接等により結合されている。一方、インパクトビーム50の長手方向の他端部(以下、「前端部」という)50Fには、ドアインナパネル30の第1対向壁部34Cに結合されるインパクトビームエクステンション52が設けられている。
インパクトビームエクステンション(以下、単に「エクステンション」ともいう)52は金属製の板材で形成されており、ドアアウタパネル40と対向して配置されている。このエクステンション52の車両前後方向の後端部52Rには、車両幅方向の内側へ凹むインパクトビーム固定部54が形成されている。
図2に示されるように、インパクトビーム固定部54には、インパクトビーム50の前端部50Fが嵌められている。これらのインパクトビーム固定部54とインパクトビーム50の前端部50Fとの接触部は、インパクトビーム50の長手方向に沿ってアーク溶接等により溶接されている。これにより、インパクトビーム50の前端部50Fにエクステンション52が結合されている。なお、符号Jは、インパクトビーム固定部54とインパクトビーム50の前端部50Fとの溶接部を示している。
エクステンション52の車両前後方向の前端部52Fと後端部52Rとの間には、当該後端部52Rに対して前端部52Fを車両幅方向の外側に位置させる段部52Dが形成されている。エクステンション52の前端部52Fは、ドアインナパネル30の第1対向壁部34Cに車両幅方向の外側から重ねられている。このエクステンション52の前端部52Fは、車両上下方向に並んだ複数(本実施形態では、4つ)の溶接部Kにおいてスポット溶接により第1対向壁部34Cに結合されている。
また、エクステンション52は、車両幅方向の外側から見て、当該エクステンション52の車両前後方向の前端部側における車両上下方向の上縁部52Uと下縁部52Lとの間に、ドアインナパネル30の第2対向壁部32Aに形成された貫通孔36が位置するように配置されている。つまり、本実施形態では、車両幅方向の外側から見て、エクステンション52が貫通孔36の全体にラップされている。これにより、側突時に、エクステンション52によって第2対向壁部32Aの貫通孔36の周辺部が車両幅方向の内側へ押圧されるようになっている。
更に、図3に示されるように、貫通孔36の中心軸Cとインパクトビーム50の中心軸Cとは、同じ高さ又は略同じ高さに位置されている。換言すると、図1に示されるように、車両幅方向の外側から見たときに、インパクトビーム50の中心軸Cの延長線上に貫通孔36の中心軸Cが位置されている。これにより、側突時にインパクトビーム50に入力された側突荷重Fが、エクステンション52を介して第2対向壁部32Aにおける貫通孔36の周辺部に効率的に伝達されるようになっている。
次に、本実施形態に係る車両用サイドドア構造の作用について説明する。
図4Aに示されるように、例えば、側突時にドアアウタパネル40に対して車両幅方向の外側から車両幅方向の内側へ向けた側突荷重Fが作用すると、ドアアウタパネル40を介してインパクトビーム50が車室22側へ押圧される。これにより、二点鎖線で示されるように、インパクトビーム50がその前端部50F及び後端部(図示省略)を支点として車室22側へ凸を成すように湾曲しながら車室22側へ変位する。このインパクトビーム50の車室22側への変位に伴って、インパクトビーム50の前端部50Fに設けられたエクステンション52によりドアインナパネル30の第1対向壁部34C及び第2対向壁部32Aが車室22側へ押圧される。
ここで、本実施形態に係る車両用サイドドア構造10の作用をより明確にするために、比較例に係る車両用サイドドア構造の作用について説明する。図5には、比較例に係る車両用サイドドア構造が適用されたフロントサイドドア100が示されている。このフロントサイドドア(以下、単に「サイドドア」ともいう)100は、本実施形態におけるサイドドア20と異なり、ドアインナパネル30の第2対向壁部32Aに貫通孔36が形成されていない。なお、比較例におけるサイドドア100の他の構成は、本実施形態におけるサイドドア20と同じである。
図5に示されるように、比較例に係るサイドドア100では、側突時にエクステンション52を介してドアインナパネル30の第1対向壁部34C及び第2対向壁部32Aが車室22側へ押圧されると、二点鎖線で示されるように、第2対向壁部32Aの車両幅方向の剛性によってドアインナパネル30が全体として車室22側へ変位する。これにより、フロントピラー12の車両前後方向の後端部側が車室22側へ押し込まれ、フロントピラー12が二点鎖線で示されるようにその軸Oを中心として矢印N方向へ捩れ変形する。このとき、捩れ変形したフロントピラー12よってドアインナパネル30の第1対向壁部34Cが車両幅方向の外側(矢印P方向)へ押圧されると、第1対向壁部34Cと当該第1対向壁部34Cに溶接されたエクステンション52の前端部52Fとが板厚方向に互いに離間するように変形し、第1対向壁部34Cからエクステンション52の前端部52Fが剥離し易くなる。これと同様に、捩れ変形したフロントピラー12よってドアインナパネル30の第1対向壁部34Cが車両幅方向の外側(矢印P方向)へ押圧されると、エクステンション52のインパクトビーム固定部54からインパクトビーム50の前端部50Fが剥離し易くなる。そのため、インパクトビーム50が梁(両持ち梁)として機能しなくなる可能性がある。
これに対して本実施形態に係るサイドドア20では、図4Aに示されるように、ドアインナパネル30の第2対向壁部32Aに脆弱部としての貫通孔36が形成されている。この第2対向壁部32Aにおける貫通孔36の周辺部は、その車両幅方向の剛性が第2対向壁部32Aにおける他の部位と比較して低くなっている。つまり、第2対向壁部32Aは、貫通孔36を起点として車両幅方向に潰れ易くなっている。また、本実施形態に係るサイドドア20では、車両幅方向の外側から見て、エクステンション52が貫通孔36とラップしている。従って、インパクトビーム50が車室22側へ変位したときに、エクステンション52によって第2対向壁部32Aにおける貫通孔36の周辺部が車室22側へ押圧される。
これにより、二点鎖線で示されるように、第2対向壁部32Aが車両幅方向の内側へ潰れると、ドアインナパネル30が全体として車室22側へ変位する前に、即ち、フロントピラー12が捩れ変形する前、若しくはフロントピラー12の捩れ変形が大きくなる前に、第1対向壁部34Cがフロントピラー12の車両幅方向の外側から車両前後方向の後側へ向って変位する。その後、図4Bに二点鎖線で示されるように、ドアインナパネル30が車室22側へ更に変位すると、フロントピラー12の車両前後方向の後端部側が車室22側へ押し込まれ、フロントピラー12がその軸Oを中心として矢印N方向へ捩れ変形する。
このように本実施形態では、第2対向壁部32Aが車両幅方向の内側へ潰れることにより、フロントピラー12が捩れ変形する前、若しくはフロントピラー12の捩れ変形が大きくなる前に、第1対向壁部34Cがフロントピラー12の車両幅方向の外側から車両前後方向の後側へ向って変位する。従って、捩れ変形したフロントピラー12によって第1対向壁部34Cが車両幅方向の外側へ押圧されることが抑制される。この結果、上記比較例に係るサイドドア100と比べ、第1対向壁部34Cからエクステンション52が剥離することが抑制される。従って、インパクトビーム50の梁(両持ち梁)としての機能が保持される。特に、本実施形態は、サイドドア20における車両前後方向の後側(センターピラー側)に対する側突に対して有効である。
また、第2対向壁部32Aが車室22側へ潰れることにより、第1対向壁部34Cが車室22側へ略平行移動(略併進)する。そのため、第1対向壁部34Cとエクステンション52の前端部52Fとの溶接部Kが、第2対向壁部32Aが潰れた後においても当該第2対向壁部32Aが潰れる前と同様に、側突荷重Fに対して主として矢印Q方向のせん断強度(せん断変形)で抵抗可能になる。これと同様に、エクステンション52のインパクトビーム固定部54とインパクトビーム50の前端部50Fとの溶接部Jは、第2対向壁部32Aが潰れた後においても当該第2対向壁部32Aが潰れる前と同様に、側突荷重Fに対して主として矢印P方向のせん断強度(せん断変形)で抵抗可能になる。これにより、上記比較例に係るサイドドア100と比べ、側突時における各溶接部J,Kの負担が低減されるため、インパクトビーム50の梁(両持ち梁)としての機能が長期的に保持される。
更に、本実施形態に係るサイドドア20では、車両幅方向の外側から見て、エクステンション52の上縁部52Uと下縁部52Lとの間に貫通孔36を位置させたことにより、第2対向壁部32Aにおける貫通孔36の周辺部がエクステンション52によって直接的に車室22側へ押圧される。従って、車両幅方向の外側から見て、エクステンション52と貫通孔36とがラップしない構成、若しくエクステンション52と貫通孔36とが部分的にラップした構成と比較して、第2対向壁部32Aが車室22側へ潰れ易くなる。
更にまた、本実施形態に係るサイドドア20では、車両幅方向の外側から見て、貫通孔36の中心軸Cをインパクトビーム50の中心軸Cの延長線上に位置させたことにより、インパクトビーム50に入力された側突荷重Fがエクステンション52を介して第2対向壁部32Aにおける貫通孔36の周辺部に効率的に伝達される。従って、車両幅方向の外側から見て、インパクトビーム50の中心軸Cの延長線上から外れた位置に貫通孔36の中心軸Cがある構成と比較して、第2対向壁部32Aが車室22側へ潰れ易くなる。
しかも、本実施形態では、第2対向壁部32Aに貫通孔36を形成するという簡単な構成により、側突時に第1対向壁部34Cからエクステンション52が剥離することを抑制することができる。従って、ドアインナパネル30の製造コストを削減することができる。
更に、例えば、サイドドア20の内部に設けられるスピーカやウィンドガラスを昇降するためのモータに接続されるワイヤーハーネスが貫通されるワイヤーハーネス用貫通孔を貫通孔36として流用することにより、第2対向壁部32Aに新たな貫通孔を形成する必要がなくなるため、ドアインナパネル30の製造コストを削減することができる。
なお、貫通孔36として流用可能な孔としては、例えば、ドアヒンジブラケットを第2対向壁部32Aに固定するためのボルト等が貫通されるドアヒンジブラケット用取付孔や、サイドドア20の開閉速度を制御するドアチェック(ドアクローザー)が貫通されるドアチェック用貫通孔等が考えられる。また、例えば、ドアインナパネル30の塗装工程において、ドアインナパネル30を塗料中に浸す場合に、ドアインナパネル30の内側と外側とに塗料を流動させるための塗装抜き孔を貫通孔36として流用しても良い。更には、例えば、ドアインナパネル30に対して溶接物を溶接する際に、ドアインナパネル30と溶接物とを位置決めするための溶接基準孔を貫通孔36として流用することも可能である。
次に、上記実施形態に係る車両用サイドドア構造の変形例について説明する。
上記実施形態では、車両幅方向の外側から見て、エクステンション52の上縁部52Uと下縁部52Lとの間に貫通孔36を位置させ、エクステンション52を貫通孔36の全体にラップさせたがこれに限らない。エクステンション52は、車両幅方向の外側から見て、貫通孔36の少なくとも一部とラップしていれば良い。
また、上記実施形態では、車両幅方向の外側から見てインパクトビーム50の中心軸Cの延長線上に貫通孔36の中心軸Cを位置させたが、貫通孔36とインパクトビーム50との位置関係によっては、車両幅方向の外側から見てインパクトビーム50の中心軸C上に貫通孔36の中心軸Cを位置させても良い。
更に、車両幅方向から見て、インパクトビーム50の中心軸C又は当該中心軸Cの延長線を貫通孔36の中心軸C以外の部分にラップさせても良い。これにより、車両幅方向から見て、インパクトビーム50の中心軸C又は当該中心軸Cの延長線が貫通孔36にラップしない構成と比較して、側突時にインパクトビーム50に入力された側突荷重F(図1参照)を第2対向壁部32Aにおける貫通孔36の周辺部に効率的に伝達することができる。なお、インパクトビーム50の中心軸C又は当該中心軸Cの延長線は、車両幅方向の外側から見たときに、必ずしも貫通孔36にラップしている必要はない。
また、上記実施形態では、ドアインナパネル30の第2対向壁部32Aに脆弱部として1つの貫通孔36を形成したが、当該第2対向壁部32Aに脆弱部として複数の貫通孔を形成しても良い。また、貫通孔の大きさ及び形状は適宜変更可能である。更に、第2対向壁部32Aには、例えば、脆弱部としての切欠き、スリット、凹部、又は凸部を形成することも可能である。つまり、第2対向壁部32Aには、貫通孔、切欠き、スリット、凹部、及び凸部の中から適宜選択された脆弱部を形成することが可能である。また、これらの貫通孔、切欠き、スリット、凹部、及び凸部を適宜組み合わせて第2対向壁部32Aに形成することも可能である。
更に、上記実施形態では、インパクトビーム50を筒状のパイプ材で形成したがこれに限らない。インパクトビーム50は、例えば、板状のプレス材(インパクトバー)等で形成しても良い。この場合、インパクトビームとインパクトビームエクステンションとは、一体に成形しても良いし、別体で形成されたものを溶接等で結合しても良い。
更にまた、上記実施形態は、フロントサイドドア20の車両前後方向の前端部側に限らず、リヤサイドドアの車両前後方向の後端部側にも適用可能である。即ち、上記実施形態は、リヤサイドドアのリヤピラー側にも適用可能である。これにより、側突時におけるリヤピラーの捩れ変形に伴って、ドアインナパネルの車両前後方向の端部側としての後端部側に形成された第1対向壁部から、インパクトビームの長手方向の端部としての後端部に設けられたインパクトビームエクステンションが剥離することが抑制される。
また、本明細書に記載された全ての文献、特許出願及び技術規格は、個々の文献、特許出願及び技術規格が参照により取り込まれることが具体的かつ個々に記された場合と同程度に、本明細書中に参照により取り込まれる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に限定されるものでなく、一実施形態及び各種の変形例を適宜組み合わせて用いても良いし、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。なお、本発明に係る車両用サイドドア構造は、バリヤによる側突(MDB側突)だけでなく、斜めポール側突においても同様な効果を期待することができる。

Claims (7)

  1. 車両前後方向に沿って配置されると共に車両前後方向の端部側がピラーの車両幅方向の外側に配置され、該端部側に形成されて前記ピラーと車両幅方向に対向する第1対向壁部と、前記第1対向壁部に対して車両幅方向の内側へ屈曲されて前記ピラーと車両前後方向に対向する第2対向壁部とを含んで構成されたドアインナパネルと、
    前記ドアインナパネルの車両幅方向の外側に配置され、前記ドアインナパネルと車両幅方向に対向すると共に周縁部が前記ドアインナパネルの周縁部と結合されたドアアウタパネルと、
    前記ドアインナパネルと前記ドアアウタパネルとの間に車両前後方向を長手方向として配置されたインパクトビームと、
    前記インパクトビームの長手方向の端部に設けられ、前記第1対向壁部に重ねられて該第1対向壁部に溶接されると共に、車両幅方向の外側から見て前記第2対向壁部に形成された脆弱部の少なくとも一部とラップするインパクトビームエクステンションと、
    を備えた車両用サイドドア構造。
  2. 車両幅方向の外側から見て、前記脆弱部が、前記インパクトビームエクステンションの車両上下方向の上縁部と下縁部との間に位置している、
    請求項1に記載の車両用サイドドア構造。
  3. 車両幅方向の外側から見て、前記脆弱部が、前記インパクトビームの中心軸又は該中心軸の延長線上に位置している、
    請求項1又は請求項2に記載の車両用サイドドア構造。
  4. 前記脆弱部が、前記第2対向壁部に形成された貫通孔であり、
    車両幅方向の外側から見て、前記貫通孔の中心軸が、前記インパクトビームの中心軸又は該中心軸の延長線上に位置している、
    請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の車両用サイドドア構造。
  5. 前記脆弱部が、前記第2対向壁部に形成された貫通孔、切欠き、スリット、凹部、又は凸部である、
    請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の車両用サイドドア構造。
  6. 前記貫通孔が、ワイヤーハーネス用貫通孔、ドアヒンジブラケット用取付孔、ドアチェック用貫通孔、塗装抜き孔、又は溶接基準孔である、
    請求項4又は請求項5に記載の車両用サイドドア構造。
  7. 前記ドアインナパネルの車両前後方向の端部側としての前端部側が、前記ピラーとしてのフロントピラーの車両幅方向の外側に配置され、
    前記第1対向壁部が、前記フロントピラーと車両幅方向に対向し、
    前記第2対向壁部が、前記フロントピラーの車両前後方向の後側に配置されて該フロントピラーと車両前後方向に対向する、
    請求項1〜請求項6の何れか1項に記載の車両用サイドドア構造。
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