JP5353224B2 - 車両の側部車体構造 - Google Patents
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Description
車幅方向に延びるインパネ支持部材が、ブラケットを介して左右のヒンジピラー間に架設されるように構成され、該ブラケットに設けられた係合部を該ヒンジピラーに設けられた一時預けピンに係合させた状態で該インパネ支持部材を前記ヒンジピラーに仮組みするようにされた車両の側部車体構造であって、
前記一時預けピンに、前記ブラケットに係合して前記ヒンジピラーが車幅方向外方側へ移動するのを規制するストッパ部が設けられ、
前記一時預けピンに係合された前記ブラケットが、固定具によって前記ヒンジピラーに固定され、
前記一時預けピンと前記固定具とが、前記ヒンジピラーから前方に延びるエプロンレインフォースメントの後端部と略同一高さ位置に設定されて、該一時預けピンと固定具とエプロンレインフォースメントとが前後方向に延びる略同一直線上に配置されている、
ようにしてある。上記解決手法によれば、前方衝突時、特にオフセット衝突時に、ヒンジピラーが車幅方向外方側に向けて変形しようとする外力に対して、ブラケットが抵抗することとなって、ヒンジピラーの車幅方向外方側への変形が防止あるいは抑制されることになる。また、左右一方のヒンジピラーの車幅方向外方側への変位が、インパネ支持部材を介して、左右他方のヒンジピラーによって防止あるいは抑制されることになる。さらに、一時預けピンを有効に利用することにより、簡単な構成によってヒンジピラーの車幅方向外方側への変形を防止あるいは抑制できる。
前記ブラケットを前記ヒンジピラーに締結した状態において、前記ストッパ部と前記ブラケットとの間に車幅方向において小間隔が形成されている、ようにしてある(請求項2対応)。この場合、ストッパ部とブラケットとが走行中の振動を受けて不用意に当接してしまうことを防止して、この当接に起因する異音発生を防止することができる。
前記ブラケットを前記ヒンジピラーに締結した状態において、前記ストッパ部としての前記頭部と前記ブラケットとの間に車幅方向において小間隔が形成されている、
ようにしてある(請求項3対応)。この場合、請求項2に対応した効果を得つつ、一時預けピンとストッパ部とを段付ボルトを利用して簡単に構成することができる。また、段付ボルトをヒンジピラーに取付けるだけで、ストッパ部としてのボルト頭部の位置を所望位置に精度よく位置させることができる。
前記固定部材と前記ヒンジピラーとの間に、該固定部材よりも大きな面積を有するプレート部材が介在されている、
ようにしてある(請求項4対応)。この場合、ヒンジピラーが車幅方向外方側へ変位しようとする外力に対して、プレート部材を介してインパネ支持部材が抵抗するので、ヒンジピラーに局部的に大きな力が作用するのを防止あるいは抑制して、インパネ支持部材によるヒンジピラーの車幅方向外方側への変形防止作用を十分に発揮させる上で好ましいものとなる。
前記固定部位の前方に、ドアヒンジが位置され、
前記プレート部材が、少なくとも前記ドアヒンジの位置まで前方に延設されると共に、前記ヒンジピラーに結合されている、
ようにしてある(請求項5対応)。この場合、ヒンジピラーを車幅方向外方側へ変形させようとする荷重を、プレート部材を介してより確実にインパネ支持部材に伝達する上で好ましいものとなる。
2A:ヒンジピラーアウタ
2B:ヒンジピラーインナ
2C:ヒンジピラーレインフォースメント
4:エプロンレインフォースメント
6:ダッシュパネル
6A:ダッシュパネルロア
6B:ダッシュパネルアッパ
6C:カウル部
7:ダッシュパネルレインフォースメント
10:アッパドアヒンジ
11:ロアドアヒンジ
20:インパネ支持部材
21:ブラケット
21a:貫通孔
21:ブラケット
22:固定具
24:係合部
25:一時預けピン
26:ストッパ部
27:プレート部材
35:段付ボルト
40:ガセット部材
Claims (5)
- 車幅方向に延びるインパネ支持部材が、ブラケットを介して左右のヒンジピラー間に架設されるように構成され、該ブラケットに設けられた係合部を該ヒンジピラーに設けられた一時預けピンに係合させた状態で該インパネ支持部材を前記ヒンジピラーに仮組みするようにされた車両の側部車体構造であって、
前記一時預けピンに、前記ブラケットに係合して前記ヒンジピラーが車幅方向外方側へ移動するのを規制するストッパ部が設けられ、
前記一時預けピンに係合された前記ブラケットが、固定具によって前記ヒンジピラーに固定され、
前記一時預けピンと前記固定具とが、前記ヒンジピラーから前方に延びるエプロンレインフォースメントの後端部と略同一高さ位置に設定されて、該一時預けピンと固定具とエプロンレインフォースメントとが前後方向に延びる略同一直線上に配置されている、
ことを特徴とする車両の側部車体構造。 - 請求項1において、
前記ブラケットを前記ヒンジピラーに締結した状態において、前記ストッパ部と前記ブラケットとの間に車幅方向において小間隔が形成されている、ことを特徴とする車両の側部車体構造。 - 請求項2において、
前記一時預けピンが前記ヒンジピラーに対して螺合される段付ボルトによって構成されると共に、前記ストッパ部が該段付ボルトの頭部によって構成され、
前記ブラケットを前記ヒンジピラーに締結した状態において、前記ストッパ部としての前記頭部と前記ブラケットとの間に車幅方向において小間隔が形成されている、
ことを特徴とする車両の側部車体構造。 - 請求項1または請求項2において、
前記一時預けピンを固定するための固定部材が前記ヒンジピラーに取付けられ、
前記固定部材と前記ヒンジピラーとの間に、該固定部材よりも大きな面積を有するプレート部材が介在されている、
ことを特徴とする車両の側部車体構造。 - 請求項4において、
前記ヒンジピラーと前記インパネ支持部材との固定部位が、該ヒンジピラーの後部に設定され、
前記固定部位の前方に、ドアヒンジが位置され、
前記プレート部材が、少なくとも前記ドアヒンジの位置まで前方に延設されると共に、前記ヒンジピラーに結合されている、
ことを特徴とする車両の側部車体構造。
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