JP3758569B2 - 自動車における車室構成部品支持装置 - Google Patents

自動車における車室構成部品支持装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、自動車における車体内部の車室に配置されるインスツルメントパネルなどの車室構成部品を、車体に支持させるようにした車室構成部品支持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
上記支持装置には、従来、次のように構成されたものがある。
【0003】
即ち、自動車の車体は、一般に、その車体内部の車室の前部側方に配置される左右一対のフロントピラーと、車体の幅方向かつ上下方向に延び上記両フロントピラーに架設されて上記車室の前面を形成するダッシュパネルとを備え、上記車室の前端部側に車室構成部品が配置され、車体の幅方向における上記車室構成部品の各端部を上記各フロントピラーに支持させる左右一対の支持手段が設けられている。
【0004】
上記車室構成部品は、上記車室の前端部に配置される構成部品本体と、この構成部品本体から前方に向かい突出する突出体とを備え、この突出体は、上記ダッシュパネルを前後方向に貫通するよう形成された貫通孔に嵌入されている。
【0005】
上記構成部品本体は、計器類を支持するインスツルメントパネルなどであり、上記突出体は、空調装置における空気の流通用ダクトなどである。
【0006】
また、上記各支持手段は、上記車室構成部品の各端部の下縁に形成される嵌合凹部と、上記フロントピラーから突出して上記嵌合凹部と嵌合し上記車室構成部品を支持する支持体と、上記フロントピラーに対し、上記車室構成部品の各端部を締結させる締結具とを備えている。
【0007】
上記構成において、車体に対し、上記車室構成部品の組み付け作業をする場合には、まず、上記各支持体に対しその後上方から上記車室構成部品を前下方に向かって移動させ、これら車室構成部品の各嵌合凹部をこれら嵌合凹部に対応する上記各支持体にそれぞれ嵌合させる。次に、上記締結具により上記車室構成部品の各端部を上記各フロントピラーに締結させれば、上記組み付け作業が終わる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来の技術によれば、上記組み付け作業をする場合、上記各支持体に対し、その後上方から前下方に向かって上記車室構成部品を移動させ、かつ、この車室構成部品の上記各嵌合凹部を各支持体に嵌合させる必要があるが、
このように何らの案内になしに上記車室構成部品を上記各支持体に向かって移動させ、かつ、嵌合をさせる、という作業は煩雑であり、つまり、上記組み付け作業は煩雑となっている。
【0009】
また、上記車室構成部品の組み付け作業時において、この車室構成部品の前下方に向かう移動方向と、上記ダッシュパネルを前後方向に貫通する貫通孔の軸心方向とは、車体の側面視で大きい交角で交叉することから、上記組み付け作業時に、上記車室構成部品の突出体を上記貫通孔に嵌入させるという作業は煩雑となりがちであり、この点でも、上記組み付け作業は煩雑となる。
【0010】
なお、上記の場合、貫通孔をより大きくさせれば、この貫通孔に上記突出体を嵌入させる作業はより容易となるが、このようにすると、上記貫通孔が大きくなる分、上記ダッシュパネルの剛性が低下して、走行時に振動が発生するおそれを生じて好ましくない。
【0011】
本発明は、上記のような事情に注目してなされたもので、自動車において、車体に対する車室構成部品の組み付け作業が容易にできるようにすることを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明の自動車における車室構成部品支持装置は、次の如くである。なお、この項において各用語に付記した符号は、本発明の技術的範囲を後述の「発明の実施の形態」の項の内容に限定解釈するものではない。
【0013】
請求項1の発明は、車体1が、その車室2の前部側方に配置される左右一対のフロントピラー3,3と、これらフロントピラー3,3に架設されて上記車室2の前面を形成するダッシュパネル4とを備え、上記車室2の前端部側に車室構成部品9を配置し、車室2の幅方向における上記車室構成部品9の各端部をそれぞれ構成するフランジ17を、上記各フロントピラー3に支持させる左右一対の支持手段10,10を設け、これら各支持手段10が、上記フランジ17の下縁に形成される被支持部20と、上記各フロントピラー3から突出して上記各被支持部20をその下方から支持する支持体21と、上記各フロントピラー3に対し上記フランジ17を締結させる締結具22とを備えた自動車における車室構成部品支持装置において、
【0014】
上記各被支持部20を前後方向にほぼ直線的に延びるよう形成し、これら各被支持部20が上記各支持体21に対し前方に向かって摺動自在となるようにし、上記支持体21が、上記フランジ17の前、後部25,26の各被支持部20を支持する前、後支持部材2 7,28を有し、上記フロントピラー3に突設され、上記フランジ17の前部25の上縁の上方近傍、かつ、上記前支持部材27の前上方に配置されるガイド体32を設け、上記前支持部材27とガイド体32との間に、その後方から上記フランジ17の前部25を嵌入可能とし、上記後支持部材28を上記前支持部材27の後下方に配置したものである。
【0015】
請求項2の発明は、請求項1の発明に加えて、上記車室構成部品9の重心29を上記支持体21の前後方向の中途部に位置させたものである。
【0016】
請求項3の発明は、請求項1、もしくは2の発明に加えて、上記車室構成部品9が、上記車室2の前端部に配置される構成部品本体12と、この構成部品本体12から前方に向かい突出する突出体13とを備え、この突出体13が上記ダッシュパネル4を前後方向に貫通する貫通孔14に嵌入されるようにした自動車における車室構成部品支持装置において、
【0017】
上記各支持体21に対する上記各被支持部20の摺動による上記車室構成部品9の前方移動に伴い、上記突出体13が上記貫通孔14に嵌入されるようにしたものである。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面により説明する。
【0019】
図1〜3において、符号1は、自動車の車体で、矢印Frはこの自動車の前方を示している。また、下記する左右とは上記前方に向かっての車体1の幅方向をいうものとする。
【0020】
上記車体1の内部空間が車室2とされている。上記車体1は、上記車室2の前部の左右側方に配置される左右一対のフロントピラー3,3と、これら左右フロントピラー3,3に架設されて、上記車室2の前面を形成するダッシュパネル4とを備えている。上記車体1の側部で上記各フロントピラー3の後方には、サイドドア用のドア開口5が形成され、上記車体1の前部で上記ダッシュパネル4の上方にはフロントウインド6が設けられている。
【0021】
上記車室2の前端部側に車室構成部品9が配置され、車体1の幅方向における上記車室構成部品9の各端部を上記各フロントピラー3に着脱自在に支持させる左右一対の支持手段10,10が設けられている。
【0022】
上記車室構成部品9は、上記車室2の前端部に配置される構成部品本体12と、この構成部品本体12から前方に向かってほぼ水平方向に突出する突出体13とを備え、この突出体13は上記ダッシュパネル4を前後方向でほぼ水平方向に貫通する貫通孔14に嵌入されている。
【0023】
上記車室構成部品9の構成部品本体12は、上記左右フロントピラー3,3の間で車体1の幅方向に延びる円形パイプ製のピラーツーピラーメンバ16と、車体1の幅方向における上記ピラーツーピラーメンバ16の各端部に固着されるフランジ17と、上記ピラーツーピラーメンバ16に支持されて計器類を支持する樹脂製のインスツルメントパネル18と、上記ピラーツーピラーメンバ16に支持される空調機器19とを備えている。上記各フランジ17は上記車室構成部品9の構成部品本体12の各端部のそれぞれ一部分を構成し、車体1の幅方向における上記各フランジ17の外側面は上記各フロントピラー3の内側面に対し前後方向で摺動自在とされ、これによって、上記車体1の幅方向でこの車体1に対する上記車室構成部品9の位置決めがなされている。また、上記突出体13は、上記空調機器19から前方に突出する空気の流通用ダクトである。
【0024】
上記各支持手段10は、上記車室構成部品9の構成部品本体12における上記フランジ17の下縁に形成される被支持部20と、上記各フロントピラー3から突出して上記各被支持部20をその下方から支持する支持体21と、上記各フロントピラー3に対し上記構成部品本体12の各フランジ17を着脱自在に締結させる締結具22とを備え、上記ピラーツーピラーメンバ16と各フランジ17は上記左右フロントピラー3,3を互いに結合させて、車体1の前部を補強し、また、上記ピラーツーピラーメンバ16は不図示のステアリングコラムを支持している。
【0025】
上記各被支持部20は、前後方向にほぼ直線的に延びるよう形成されており、これら各各被支持部20は上記各支持体21に対し前後方向で摺動自在とされ、この摺動に伴い上記各車室構成部品9前後方向でほぼ平行移動可能とされている。
【0026】
上記フランジ17の前、後部25,26の各下縁にそれぞれ被支持部20が形成されている。一方、上記各支持体21は、上記各フロントピラー3から突出された前後一対の軸形状の支持部材27,28を有し、これら支持部材27,28は上記各フランジ17の前、後部25,26の各被支持部20を支持している。
【0027】
上記車体1の側面視で、車室構成部品9の重心29は、上記支持体21の前後方向の中途部に位置させられている。具体的には、上記重心29は上記支持体21の前、後支持部材27,28の間に位置させられ、このため、上記車室構成部品9は上記支持体21の前、後支持部材27,28上に安定した状態で支持されている。
【0028】
上記フランジ17の前、後部25,26の各被支持部20の後端部には、上方に向かって凹む浅い凹部30がそれぞれ形成され、これら各凹部30は、上記各支持部材27,28に嵌脱自在に嵌合している。
【0029】
上記フランジ17の前部25は、上記後部26から前方に向かって突出し、上記前部25の上縁は車体1の側面視でこの前部25の下縁の被支持部20とほぼ平行となるよう前後方向にほぼ直線的に延びている。上記フロントピラー3に突設されたガイド体32が、上記フランジ17の上記前部25の上縁近傍に配置されている。
【0030】
上記フランジ17の前部25は前方に向かって突出し、この突出端部は車体1の側面視で矢先形状されて、この矢先形状の上、下縁部に上、下ガイド部33,34が形成されている。
【0031】
上記構成において、車体1の所定位置に上記車室構成部品9を位置させて、上記車体1に対し車室構成部品9を締結させるという組み付け作業をする場合には、まず、図3で示すように、上記左、右支持体21の後方から上記車室構成部品9を前方移動させる。この前方移動により、上記車室構成部品9を左、右フロントピラー3,3の間に嵌入させて、車体1の幅方向の位置決めをすると共に、上記フランジ17の外側面を各フロントピラー3の内側面に対し前方に向かって摺動させる。
【0032】
次に、図4中二点鎖線で示すように、この車室構成部品9の各フランジ17の前部25を上記支持体21の前支持部材27と、ガイド体32との間に嵌入させる。この際、図4中一点鎖線で示すように、上記ガイド体32にその後方から上記フランジ17の前部25の上ガイド部33(もしくは、上記前支持部材27にその後方から上記フランジ17の前部25の下ガイド部34)が当接したときには、上記車室構成部品9の前方移動に伴い上記ガイド体32に対し上記上ガイド部33(もしくは、上記前支持部材27に対し下ガイド部34)が摺動して、図4中二点鎖線で示すように、上記各フランジ17の前部25が上記前支持部材27とガイド体32との間に嵌入される。
【0033】
上記状態で、上記支持手段10の被支持部20を支持体21の前、後支持部材27,28上に仮置きし、上記被支持部20が前、後支持部材27,28に対し、前方に摺動するよう車室構成部品9を前方移動させる。
【0034】
上記摺動により上記車室構成部品9を所定位置まで前方移動させると、この車室構成部品9の突出体13が上記貫通孔14に嵌入させられる。また、上記車室構成部品9の所定位置への前方移動で、図1,2,4中実線と、三点鎖線とで示すように上記各凹部30が上記前、後支持部材27,28に嵌合し、この嵌合により、上記車室構成部品9のそれ以上の前方移動が停止させられて、所定位置に位置決めされる。
【0035】
そこで、上記車室構成部品9の各端部の構成部品本体12のフランジ17を上記支持手段10の締結具22により上記各フロントピラー3に締結せさせれば、上記車体1に対する車室構成部品9の組み付け作業が終わる。
【0036】
即ち、上記したように、車体1に対し車室構成部品9の組み付け作業をしようとして、この車室構成部品9を前方移動させる際、この車室構成部品9は上記支持体21に案内されて単に前方移動すると共に、前方に向かってほぼ平行移動するという単純な動作をするにとどまることから、その分、上記車体1に対する車室構成部品9の組み付け作業が容易にできることとなる。
【0037】
また、前記したように、車室構成部品9の重心29を、上記支持体21の前後方向の中途部に位置させてある。
【0038】
このため、上記組み付け作業において、上記車室構成部品9を上記所定位置にまで前方移動させたときには、この車室構成部品9は、それ自体で上記支持体21上に安定した状態で支持される。
【0039】
よって、上記車体1の所定位置で、車室構成部品9を上記支持体21に対し安定した状態で支持させようとして、上記車室構成部品9に外力を与えるということは不要であり、その分、上記車体1に対する車室構成部品9の組み付け作業がより容易にできる。
【0040】
また、前記したように、車室構成部品9が、上記車室2の前端部に配置される構成部品本体12と、この構成部品本体12から前方に向かい突出する突出体13とを備え、この突出体13が上記ダッシュパネル4を前後方向に貫通する貫通孔14に嵌入されるようにした自動車における車室構成部品支持装置において、
【0041】
上記各支持体21に対する上記各被支持部20の摺動による上記車室構成部品9の前方移動に伴い、上記突出体13が上記貫通孔14に嵌入されるようにしてある。
【0042】
このため、上記組み付け作業において、上記車室構成部品9を前方移動させるとき、この前方移動に伴い、上記車室構成部品9の突出体13が上記貫通孔14に自動的に嵌入させられることから、この嵌入作業について留意する、ということは不要であり、よって、その分、上記組み付け作業が容易になる。
【0043】
なお、以上は図示の例によるが、凹部30、ガイド体32、上ガイド部33、および下ガイド部34の少なくともいずれか一つは無くてもよい。
【0044】
【発明の効果】
本発明による効果は、次の如くである。
【0045】
請求項1の発明は、車体が、その車室の前部側方に配置される左右一対のフロントピラーと、これらフロントピラーに架設されて上記車室の前面を形成するダッシュパネルとを備え、上記車室の前端部側に車室構成部品を配置し、車室の幅方向における上記車室構成部品の各端部をそれぞれ構成するフランジを、上記各フロントピラーに支持させる左右一対の支持手段を設け、これら各支持手段が、上記フランジの下縁に形成される被支持部と、上記各フロントピラーから突出して上記各被支持部をその下方から支持する支持体と、上記各フロントピラーに対し上記フランジを締結させる締結具とを備えた自動車における車室構成部品支持装置において
【0046】
上記各被支持部を前後方向にほぼ直線的に延びるよう形成し、これら各被支持部が上記各支持体に対し前方に向かって摺動自在となるようにし、上記支持体が、上記フランジの前、後部の各被支持部を支持する前、後支持部材を有し、上記フロントピラーに突設され、上記フランジの前部の上縁の上方近傍、かつ、上記前支持部材の前上方に配置されるガイド体を設け、上記前支持部材とガイド体との間に、その後方から上記フランジの前部を嵌入可能とし、上記後支持部材を上記前支持部材の後下方に配置してある。
【0047】
このため、上記車体の所定位置に上記車室構成部品を位置させて、上記車体に対し車室構成部品を締結させるという組み付け作業をする場合には、まず、上記左、右支持体の後方から上記車室構成部品を前方移動させる。次に、上記支持手段の被支持部を支持体の上に仮置きして上記被支持部が上記支持体に対し、前方に摺動するよう車室構成部品を前方移動させる。
【0048】
上記摺動により上記車室構成部品を所定位置にまで前方移動にさせ、そこで、上記各フランジを上記支持手段の締結具により上記各フロントピラーに締結させれば、上記車体に対する車室構成部品の組み付け作業が終わる。
【0049】
即ち、上記したように、車体に対し車室構成部品の組み付け作業をしようとして、この車室構成部品を前方移動させる際、この車室構成部品は上記支持体に案内されて単に前方移動することから、その分、上記車体に対する車室構成部品の組み付け作業が容易にできることとなる。
【0050】
請求項2の発明は、上記車室構成部品の重心を、上記支持体の前後方向の中途部に位置させてある。
【0051】
このため、上記組み付け作業において、上記車室構成部品を上記所定位置にまで前方移動させたときには、この車室構成部品は、それ自体で上記支持体上に安定した状態で支持される。
【0052】
よって、上記車体の所定位置で、車室構成部品を上記支持体に対し安定した状態で支持させようとして、上記車室構成部品に外力を与えるということは不要であり、その分、上記車体に対する車室構成部品の組み付け作業がより容易にできる。
【0053】
請求項3の発明は、上記車室構成部品が、上記車室の前端部に配置される構成部品本体と、この構成部品本体から前方に向かい突出する突出体とを備え、この突出体が上記ダッシュパネルを前後方向に貫通する貫通孔に嵌入されるようにした自動車における車室構成部品支持装置において、
【0054】
上記各支持体に対する上記各被支持部の摺動による上記車室構成部品の前方移動に伴い、上記突出体が上記貫通孔に嵌入されるようにしてある。
【0055】
このため、上記組み付け作業において、上記車室構成部品を前方移動させるとき、この前方移動に伴い、上記車室構成部品の突出体が上記貫通孔に自動的に嵌入させられることから、この嵌入作業について留意する、ということは不要であり、よって、その分、上記組み付け作業が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 車体に車室構成部品を組み付けた状態の側面断面図である。
【図2】 図1の2−2線矢視断面図である。
【図3】 車体と車室構成部品の展開斜視図である。
【図4】 図1の部分拡大作用説明図である。
【符号の説明】
1 車体
2 車室
3 フロントピラー
4 ダッシュパネル
9 車室構成部品
10 支持手段
12 構成部品本体
13 突出体
14 貫通孔
17 フランジ
20 被支持部
21 支持体
22 締結具
25 前部
26 後部
27 前支持部材
28 後支持部材

Claims (3)

  1. 車体が、その車室の前部側方に配置される左右一対のフロントピラーと、これらフロントピラーに架設されて上記車室の前面を形成するダッシュパネルとを備え、上記車室の前端部側に車室構成部品を配置し、車室の幅方向における上記車室構成部品の各端部をそれぞれ構成するフランジを、上記各フロントピラーに支持させる左右一対の支持手段を設け、これら各支持手段が、上記フランジの下縁に形成される被支持部と、上記各フロントピラーから突出して上記各被支持部をその下方から支持する支持体と、上記各フロントピラーに対し上記フランジを締結させる締結具とを備えた自動車における車室構成部品支持装置において、
    上記各被支持部を前後方向にほぼ直線的に延びるよう形成し、これら各被支持部が上記各支持体に対し前方に向かって摺動自在となるようにし、上記支持体が、上記フランジの前、後部の各被支持部を支持する前、後支持部材を有し、上記フロントピラーに突設され、上記フランジの前部の上縁の上方近傍、かつ、上記前支持部材の前上方に配置されるガイド体を設け、上記前支持部材とガイド体との間に、その後方から上記フランジの前部を嵌入可能とし、上記後支持部材を上記前支持部材の後下方に配置した自動車における車室構成部品支持装置。
  2. 上記車室構成部品の重心を、上記支持体の前後方向の中途部に位置させた請求項1に記載の自動車における車室構成部品支持装置。
  3. 上記車室構成部品が、上記車室の前端部に配置される構成部品本体と、この構成部品本体から前方に向かい突出する突出体とを備え、この突出体が上記ダッシュパネルを前後方向に貫通する貫通孔に嵌入されるようにした自動車における車室構成部品支持装置において、
    上記各支持体に対する上記各被支持部の摺動による上記車室構成部品の前方移動に伴い、上記突出体が上記貫通孔に嵌入されるようにした請求項1、もしくは2に記載の自動車における車室構成部品支持装置。
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