JPWO2009041005A1 - 検査装置及び検査方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、導電性粒子を含む接着部材を介してパネルに実装された部品のずれ量を精度良く検出することが可能な検査装置及び検査方法を提供することを目的とする。本発明の検査装置は、ACFを介してパネル表面に実装された部品の所定の実装位置からのずれ量を検出する装置であって、パネルに形成されたパネル認識マーク、及び部品に形成された部品認識マークを撮像する可視カメラと、可視カメラによる撮像結果としての画像において、パネル認識マークの特徴点及び部品認識マークの特徴点の位置を取得する取得部(448)と、可視カメラによる撮像結果としての画像において、パネル認識マークの特徴点の位置を基準とした所定の位置からの、部品認識マークの特徴点の位置のずれ量を算出するずれ量算出部(446)と、を備える。

Description

本発明は、検査装置及び検査方法に関し、特に電子部品の基板への実装状態を検査する検査装置及び検査方法に関する。
従来から、ITO(Indium Tin Oxide)等で構成される電極を持った液晶ディスプレイ及びプラズマディスプレイ等のフラットパネルディスプレイ(以下、パネルという)上に、電極を持ったTAB(Tape Automated Bonding)基板、半導体素子及びフレキシブル基板等の電子部品(以下、部品という)を実装することが行われている。
この実装では、部品とパネルとの間に異方性導電シート(以下、ACFという)を介在させた状態で部品のパネルへの仮圧着及び本圧着が行われ、パネルの電極(以下、パネル電極という)と部品の電極(以下、部品電極という)とが接合される。仮圧着においては、熱圧着加圧ヘッドにより部品を弱く押圧して部品の仮圧着が行われ、その後の本圧着では、仮圧着された部品を熱圧着加圧ヘッドにより仮圧着より高い温度と圧力で押圧して部品の本圧着が行われる。さらに、部品の所定の実装位置からの相対的なずれ量(位置ずれ量)が検査装置により検出される。検出された位置ずれ量は次のパネルの部品実装にフィードバックされ、位置ずれを補正した実装が行われる。
部品の位置ずれ量を検出する検査装置としては、例えば特許文献1に記載のものがある。この検査装置では、パネル電極と部品電極(バンプ)とのずれ量を検出することにより部品の位置ずれ量が検出される。
特開平8−330393号公報
ところで、特許文献1に記載の検査装置においてパネル電極及び部品電極の位置は、パネルの裏面(パネルの部品が実装されていない側の透明基板であるパネルの面)側に設けられた撮像装置によるパネル電極及び部品電極の撮像結果に基づいてオペレータにより算出される。従って、この検査装置では、ACF等の導電性粒子を含む接合部材を介してパネルに実装された部品の位置ずれ量を精度良く検出することは極めて困難である。すなわち、金属等の導電性粒子は光を透過しないあるいは透過し難いため、パネルの裏面側の撮像装置には部品電極からの光が届き難く、部品電極全体を撮像することができない。従って、オペレータにとって部品電極の位置を認識することが困難となり、位置ずれ量を精度良く算出することができないのである。部品の実装ピッチの狭ピッチ化が進むに従って導電性粒子の微細化・高密度化が進み、導電性粒子で光が遮られ易くなるので、より撮像装置に光が届き難くなる。その結果、導電性粒子越しに部品電極を認識し難くなるため、実装ピッチの狭ピッチ化が進むに従ってこの問題がより顕著になる。
そこで、本発明は、かかる問題点に鑑み、導電性粒子を含む接着部材を介してパネルに実装された部品の位置ずれ量を精度良く検出することが可能な検査装置及び検査方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の検査装置は、導電性粒子を含む接着部材を介してパネル表面に実装された部品の所定の実装位置からのずれ量を検出する装置であって、パネルに形成されたパネル認識マーク、及び部品に形成された部品認識マークを撮像するカメラと、前記カメラによる撮像結果としての画像より、前記パネル認識マークの特徴点及び前記部品認識マークの特徴点の位置を取得する取得手段と、前記画像にて、前記パネル認識マーク及び前記部品認識マークのいずれか一方のマークの特徴点の位置を基準とした所定の位置からの、他方のマークの特徴点の位置のずれ量を算出する算出手段とを備えることを特徴とする。
これにより、得られたパネル認識マーク及び部品認識マークの画像に基づいて検査装置が部品の位置ずれ量を算出する。従って、導電性粒子を含む接着部材を介してパネルに実装された部品の位置ずれ量を精度良く検出することができる。
ここで、前記検査装置は、さらに、前記画像にて、前記パネル認識マーク及び前記部品認識マークの特徴点を認識できるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により前記特徴点を認識できないと判定された場合に、前記画像に補正を施す補正手段とを備え、前記取得手段は、前記判定手段により前記特徴点を認識できると判定された前記画像又は前記補正手段により補正が施された前記画像より、前記特徴点の位置を取得してもよい。
また、前記補正手段は、前記判定手段により前記特徴点を認識できないと判定された場合に、前記画像より前記導電性粒子を削除し、前記画像の導電性粒子が削除された部分を直線補間又は曲線補間してもよい。
これにより、導電性粒子の影響により特徴点を認識することができない場合でも、画像補正により特徴点を取得可能な状態とすることができる。従って、導電性粒子の影響を受けることなく部品の位置ずれ量を算出することができるので、導電性粒子を介してパネルに実装された部品の位置ずれ量を確実に検出することができる。
また、前記判定手段は、前記画像にて前記他方のマークの複数の特徴点のいずれかを認識できるか否かを順次判定し、前記補正手段は、前記複数の特徴点のいずれも認識できないと前記判定手段により判定された場合に、前記画像に前記補正を施してもよい。
また、前記判定手段は、前記画像を前記パネル認識マーク及び部品認識マークを含む複数の領域に分割し、前記複数の領域で前記特徴点を認識できるか否かを順次判定し、前記補正手段は、前記複数の領域のいずれでも前記特徴点を認識できないと前記判定手段により判定された場合に、前記複数の領域のいずれかに前記補正を施してもよい。
これにより、得られた画像の一部についてのみ補正を施すことで特徴点を取得可能な状態とすることができるので、導電性粒子を介してパネルに実装された部品の位置ずれ量を簡易に検出することができる。
また、前記検査装置は、さらに、パネルを透過し、かつ前記導電性粒子を透過しないあるいは透過し難い波長の光を前記パネル認識マーク及び部品認識マークに照射する照明を備え、前記カメラは、パネルに部品が実装される側とは反対側のパネルの裏面側に配設され、前記算出手段は、前記画像にて、前記パネル認識マークの特徴点の位置を基準とした所定の位置からの、前記部品認識マークの特徴点の位置のずれ量を算出する。
また、前記カメラは、可視カメラであり、前記照明は、可視光照明であってもよい。
これにより、特殊な照明及びカメラが必要とされないため、装置の大型化及び複雑化を防止することができる。
また、本発明は、導電性粒子を含む接着部材を介してパネルの表面に実装された部品の所定の実装位置からのずれ量を検出する方法であって、パネルに形成されたパネル認識マーク、及び部品に形成された部品認識マークを撮像する撮像ステップと、前記カメラによる撮像結果としての画像より、前記パネル認識マークの特徴点及び前記部品認識マークの特徴点の位置を取得する取得ステップと、前記画像にて、前記パネル認識マーク及び前記部品認識マークのいずれか一方のマークの特徴点の位置を基準とした所定の位置からの、他方のマークの特徴点の位置のずれ量を算出する算出ステップとを含むことを特徴とする検査方法とすることもできる。
これにより、導電性粒子を含む接着部材を介してパネルに実装された部品の位置ずれ量を精度良く検出することができる。
本発明によれば、導電性粒子を含む接着部材を介してパネルに実装された部品の位置ずれ量を精度良く検出することが可能な検査装置及び検査方法を実現できるという効果が奏される。
図1は、本発明の実施の形態の部品実装システムの全体構成を示す概念図である。 図2は、同部品実装システムのパネル実装機において部品がパネルに実装される様子を示す図である。 図3(a)は、同部品実装システムの検査機の概略構成を示す斜視図である。図3(b)は、同部品実装システムの検査機で実装済パネルが検査される様子を示す図である。 図4は、同部品実装システムの概略構成を示す機能ブロック図である。 図5は、同部品実装システムのフィードバック動作を示すシーケンスである。 図6(a)は、部品認識マークの一例を示す図である。図6(b)は、パネル認識マークの一例を示す図である。図6(c)は、パネル認識マークの一例を示す図である。図6(d)は、部品認識マーク及びパネル認識マークの一例を示す図である。図6(e)は、部品認識マーク及びパネル認識マークの一例を示す図である。 図7(a)は、部品認識マークの一例を示す図である。図7(b)は、パネル認識マークの一例を示す図である。図7(c)は、部品認識マーク及びパネル認識マークの一例を示す図である。 図8は、同部品実装システムの検査機において画像補正が行われる様子を示す図である。 図9は、可視カメラによる撮像結果としての画像の一例を示す図である。 図10は、可視カメラによる撮像結果としての画像の一例を示す図である。 図11は、同部品実装システムの検査機において画像補正が行われる様子を示す図である。
符号の説明
100 部品実装システム
101、106 ローダ
102 洗浄機
103a、103b パネル実装機
104 部品供給ユニット
105 検査機
108 ラインコントローラ
109 通信ケーブル
113 ACF貼付装置
114 仮圧着装置
115、116 本圧着装置
200 パネル
201 部品
202、204、206 熱圧着加圧ヘッド
203、205、207、301 バックアップステージ
210 ACF
211 導電性粒子
300 実装済パネル
302 パネル移載ステージ部
303 パネル下搬送移載軸部
304 可視光照明
306 可視カメラ
410、430、440 制御部
411、431、441 記憶部
411a マスタテーブル
412、432、442 入力部
413、433、443 表示部
414、434、444 通信I/F部
415 演算部
431a フィードバックデータ
435、445 機構部
436 データ更新部
441a 検査位置データ
441b 特徴点データ
446 ずれ量算出部
447 補正部
448 取得部
449 判定部
以下、本発明の実施の形態における部品実装システムについて、図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施の形態の部品実装システム100の全体構成を示す概念図である。
この部品実装システム100は、ローダ101、洗浄機102、2つのパネル実装機103a及び103b、部品供給ユニット104、検査機105並びにローダ106から構成されるラインと、ラインコントローラ108と、通信ケーブル109とから構成されている。
ローダ101は、パネルをラインに供給する。洗浄機102は、ローダ101により供給されたパネルのACFが貼り付けられる部分を洗浄する。2つのパネル実装機103a及び103bは、それぞれパネルの異なる辺に部品を実装する。部品供給ユニット104は、パネル実装機103aに部品を供給する。検査機105は、ACFを介してパネルの表面に実装された部品の実装位置と部品の所定の実装位置との相対的なずれ量(位置ずれ量)を検出する。ローダ106は、部品が実装されたパネル(以下、実装済パネルという)を排出する。ラインコントローラ108は、ライン全体の稼動状況や各種データの通信等を管理・制御する。通信ケーブル109は、ラインコントローラ108と各装置とを接続する。
パネル実装機103aは、ACF貼付装置113、仮圧着装置114及び本圧着装置115から構成される。ACF貼付装置113は、パネル表面の長辺部及び短辺部にACFを貼り付ける。仮圧着装置114は、熱圧着加圧ヘッドにより部品を載置し、押圧してパネル表面に仮圧着する。本圧着装置115は、パネル表面の長辺部に仮圧着された部品を熱圧着加圧ヘッドにより仮圧着より高い温度と圧力で押圧してパネル表面に本圧着する。
パネル実装機103bは、本圧着装置116から構成される。本圧着装置116は、熱圧着加圧ヘッドによりパネルの表面の短辺に仮圧着された部品を仮圧着より高い温度と圧力で押圧してパネル表面に本圧着する。
図2は、パネル実装機103a及び103bにおいて部品がパネルに実装される様子を示す図である。
まず、ACF貼付装置113でパネル200表面の側縁部での部品が実装される領域にACF210を貼り付けた後、仮圧着装置114にパネル200を移動させる。
次に、部品201を保持する熱圧着加圧ヘッド202を下降させ(図2(a))、バックアップステージ203上に載置されたパネル200表面のACF210が貼り付けられた部分に部品201を仮圧着する(図2(b))。
次に、本圧着装置115にパネル200を移動させた後、熱圧着加圧ヘッド204を下降させ(図2(c))、バックアップステージ205上に載置されたパネル200表面の長辺部に仮圧着された部品201を本圧着する(図2(d))。
最後に、本圧着装置116にパネル200を移動させた後、熱圧着加圧ヘッド206を下降させ(図2(e))、バックアップステージ207上に載置されたパネル200表面の短辺部に仮圧着された部品201を本圧着する(図2(f))。
図3(a)は検査機105の概略構成を示す斜視図であり、図3(b)は検査機105により実装済パネル300が検査される様子を示す図である。
検査機105は、バックアップステージ301、パネル移載ステージ部302、パネル下搬送移載軸部303、可視光照明304及び可視カメラ306を備える。
バックアップステージ301には、実装済パネル300が載置される。パネル移載ステージ部302は、バックアップステージ301に実装済パネル300を移載する。パネル下搬送移載軸部303は、実装済パネル300をパネル移載ステージ部302に移送する。
可視光照明304は、実装済パネル300の裏面(実装済パネル300の部品が実装されていない面)側に配設され、実装済パネル300裏面に可視光を照射する。実装済パネル300は可視光に対して透明であるため、可視光照明304により照射された可視光は実装済パネル300を透過し、実装済パネル300表面(実装済パネル300の部品が実装されている面)に形成されたパネル認識マーク全面に照射される。一方、ACFに含まれる導電性粒子は可視光を透過しないあるいは透過し難いため、可視光照明304により照射された可視光は部品表面(部品のパネルと接合する面)に形成された部品認識マークの一部にのみ照射される。このとき、パネルは主にガラスを材質として、パネル認識マーク及び部品認識マークは主にAlを材質として、導電性粒子の表面は主にNiを材質として形成されている。
可視カメラ306は、実装済パネル300に部品が実装されている側とは反対側の実装済パネル300の裏面側に配設される。可視カメラ306は、可視光が照射されたパネル認識マーク及び部品認識マークを撮像する。
図4は、部品実装システム100の概略構成を示す機能ブロック図である。
ラインコントローラ108は、制御部410、記憶部411、入力部412、表示部413、通信I/F部414及び演算部415を備える。
制御部410は、オペレータからの指示等に従って、記憶部411のライン制御データを実行し、その実行結果に従って各部を制御する。
記憶部411は、ハードディスクやメモリ等であり、ライン制御データ及びマスタテーブル411a等を保持する。マスタテーブル411aは、対応付けられた一組の実装位置及び補正量(フィードバック量)を示す情報からなる。
入力部412は、キーボードやマウス等であり、表示部413は、CRT(Cathode-Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)等である。これらは、本ラインコントローラ108とオペレータとが対話する等のために用いられる。
通信I/F部414は、LAN(Local Area Network)アダプタ等であり、本ラインコントローラ108とパネル実装機103a及び検査機105との通信等に用いられる。
演算部415は、検査機105で算出された部品の位置ずれ量に基づいて補正量を算出し、記憶部411のマスタテーブル411aを更新する。
パネル実装機103aは、制御部430、記憶部431、入力部432、表示部433、通信I/F部434、機構部435及びデータ更新部436を備える。
制御部430は、オペレータからの指示等に従って、記憶部431のNCデータを実行し、その実行結果に従って各部を制御する。
記憶部431は、ハードディスクやメモリ等であり、NCデータ、及びフィードバックデータ431a等を保持する。フィードバックデータ431aは、対応付けられた一組の実装位置及び補正量を示す情報からなる。
入力部432は、キーボードやマウス等であり、表示部433は、CRTやLCD等である。これらは、本パネル実装機103aとオペレータとが対話する等のために用いられる。
通信I/F部434は、LANアダプタ等であり、本パネル実装機103aとラインコントローラ108との通信等に用いられる。
機構部435は、熱圧着加圧ヘッド、搬送部、アーム、XYテーブル、部品供給部、及びこれらを駆動するモータやモータコントローラ等を含む機構部品の集合である。
データ更新部436は、ラインコントローラ108から送信されたマスタテーブル411aを基に記憶部431のフィードバックデータ431aを更新する。
検査機105は、制御部440、記憶部441、入力部442、表示部443、通信I/F部444、機構部445、ずれ量算出部446、補正部447、取得部448及び判定部449を備える。
制御部440は、オペレータからの指示等に従って、記憶部441のNCデータを実行し、その実行結果に従って各部を制御する。
記憶部441は、ハードディスクやメモリ等であり、NCデータ、検査位置データ441a及び特徴点データ441b等を保持する。検査位置データ441aは、検査機105にて検査が行われる対象となる全ての位置を示す情報の集まりである。特徴点データ441bは、部品認識マークの特徴点に関する情報である。
入力部442は、キーボードやマウス等であり、表示部443は、CRTやLCD等である。これらは、本検査機105とオペレータとが対話する等のために用いられる。
通信I/F部444は、LANアダプタ等であり、本検査機105とラインコントローラ108との通信等に用いられる。
機構部445は、パネル移載ステージ部、パネル下搬送移載軸部、可視光照明及び可視カメラ並びにこれらを駆動するモータやモータコントローラ等を含む機構部品の集合である。
ずれ量算出部446は、本発明の算出手段の一例であり、可視カメラによる撮像結果としての画像においてパネル認識マークの特徴点の位置を基準とした所定の位置からの、部品認識マークにおける所定の特徴点の位置のずれ量を算出する。
補正部447は、本発明の補正手段の一例であり、可視カメラによる撮像結果としての画像にて所定の特徴点を認識できないと判定部449により判定された場合に、該画像に直線補間及び曲線補間のいずれかの補正を施し、さらに2値化処理の補正を施して特徴点を認識可能な画像とする。具体的には、可視カメラによる撮像結果としての画像から導電性粒子を削除し、該削除により画像の輪郭が不明瞭となった部分を直線又は曲線補間により補い、さらに2値化処理を施す。
取得部448は、本発明の取得手段の一例であり、可視カメラによる撮像結果としての画像によりパネル認識マークの所定の特徴点及び部品認識マークの所定の特徴点の位置を取得する。
判定部449は、本発明の判定手段の一例であり、可視カメラによる撮像結果としての画像より部品認識マーク及びパネル認識マークの所定の特徴点を認識できるか否かを判定する。
次に、部品実装システム100のフィードバック動作(部品の位置ずれ量を部品実装にフィードバックする流れ)について詳細に説明する。図5は、部品実装システム100のフィードバック動作を示すシーケンスである。
まず、検査機105の制御部440は、機構部445により実装済パネル300のパネル認識マーク及び部品の部品認識マークを撮像させる(ステップS11)。具体的には、検査位置データ441aに示される位置に形成されたパネル認識マーク及び部品認識マークに、実装済パネル300の部品が実装されている側とは反対側の実装済パネル300の裏面側から可視光照明304により可視光を照射させ、実装済パネル300の部品が実装されている側とは反対側の実装済パネル300の裏面側より該パネル認識マーク及び部品認識マークを可視カメラ306により撮像させる。
次に、検査機105の制御部440は、判定部449により撮像結果としての画像が良好な画像、つまりマークの輪郭が明瞭で特徴点を認識可能な画像であるか否かを判定させる(ステップS12)。
例えば、図6(a)に示されるような部品認識マークが部品に形成され、図6(b)又は(c)に示されるようなパネル認識マークがパネルに形成され、部品が所定の実装位置でパネルに実装されると部品認識マーク及びパネル認識マークが図6(d)又は(e)に示されるような位置関係となるとする。この場合、部品認識マーク及びパネル認識マークの輪郭を構成する直線が交わるエッジ(コーナ)A1及びA2が特徴点として特徴点データ441bに示されているとすると、エッジA1及びA2が認識可能であるか否かが判定される。
また、図7(a)に示されるような部品認識マークが部品に形成され、図7(b)に示されるようなパネル認識マークがパネルに形成され、部品が所定の実装位置でパネルに実装されると部品認識マーク及びパネル認識マークが図7(c)に示されるような位置関係となるとする。この場合、部品認識マーク及びパネル認識マークを構成する円の重心B1及びB2が特徴点として特徴点データ441bに示されているとすると、円の重心B1及びB2が認識可能であるか否かが判定される。
次に、撮像結果としての部品認識マークの画像が良好な画像でないと判定された場合(ステップS12でNo)、検査機105の制御部440は、図8(a)及び(b)に示されるように、補正部447により画像からACF210の導電性粒子211を削除させる(ステップS13)。例えば、図9(a)及び(b)に示されるように、部品認識マークの特徴点C、D及びE等に導電性粒子211が重なり、特徴点が導電性粒子211の影になって認識できない場合には導電性粒子211を削除させる。
導電性粒子211の画像の削除においては、記憶部441に予め導電性粒子211の画像を複数格納しておき、その格納された画像と比較して一致度の高いものが撮像により得られた画像から抽出され、抽出されたものが導電性粒子211として削除される。もしくは、撮像により得られた画像から円形度の高いもの、つまり重心から外形までの径が一定範囲内にあるものが抽出され、抽出されたものが導電性粒子211の画像として削除される。
次に、検査機105の制御部440は、図8(c)に示されるように、補正部447により、導電性粒子211が削除された画像において、導電性粒子211が削除された部分を直線補間又は曲線補間する補正を施させる(ステップS14)。
次に、検査機105の制御部440は、図8(d)に示されるように、補正部447により補正の施された画像にコントラストを明確にするための2値化処理の補正をさらに施させる(ステップS15)。これにより、図8(e)に示されるように、パネル認識マーク及び部品認識マークの所定の特徴点の位置を取得可能な画像が得られる。
次に、良好な画像であると判定された場合(ステップS12でYes)又は画像に2値化処理が施された場合、検査機105の制御部440は、取得部448に特徴点の位置を取得させる(ステップS16)。具体的には、2値化処理が施された画像又は良好であると判定された画像におけるパネル認識マークの所定の特徴点の位置と、部品認識マークの特徴点の位置とを取得部448に取得させる。
次に、検査機105の制御部440は、ずれ量算出部446によりパネル認識マークの特徴点の位置を基準とした所定の位置からの、部品認識マークの所定の特徴点の位置のずれ量を部品の実装位置のずれ量である位置ずれ量として算出させる(ステップS17)。具体的には、パネル認識マークの所定の特徴点の位置を基準とした部品認識マークの所定の特徴点の位置を算出させ、パネル認識マークの所定の特徴点の位置を基準とした所定の位置からの算出された部品認識マークの所定の特徴点の位置のずれ量を算出させる。
次に、検査機105の制御部440は、通信I/F部444により、算出された部品の位置ずれ量を検査位置データ441aに示された実装位置に対応付けてラインコントローラ108に送信させる(ステップS18)。
次に、ラインコントローラ108の制御部410は、演算部415により、通信I/F部414を介して受信した位置ずれ量に基づいて、記憶部411のマスタテーブル411aを更新させる(ステップS19)。
次に、ラインコントローラ108の制御部410は、通信I/F部414により、更新されたマスタテーブル411aをパネル実装機103aに送信させる(ステップS20)。
次に、パネル実装機103aの制御部430は、通信I/F部434を介して受信したマスタテーブル411aに基づいて、記憶部431のフィードバックデータ431aを更新する(ステップS21)。
最後に、パネル実装機103aの制御部430は、NCデータを実行し、機構部435により部品をパネルに実装させる(ステップS22)。実装に際しては更新されたフィードバックデータ431aを加味して部品の実装位置が補正され、補正された実装位置に部品が実装される。
以上のように本実施の形態に係る検査機105によれば、検査機105が得られたパネル認識マーク及び部品認識マークの画像に基づいて部品の位置ずれ量を算出する。従って、ACFを介してパネルに実装された部品の位置ずれ量を精度良く検出することができる。
また、本実施の形態に係る検査機105によれば、導電性粒子の影響により部品認識マーク全体を認識することができない場合でも、画像の補正等により部品の位置ずれ量を算出可能な状態にすることができる。従って、導電性粒子の影響を受けることなく部品の位置ずれ量を算出することができるので、ACFを介してパネルに実装された部品の位置ずれ量を確実に検出することができる。
また、本実施の形態に係る検査機105によれば、撮像により得られた画像に補間が施された後、さらに2値化処理が施される。従って、特徴点の位置をより正確に取得することができるので、ACFを介してパネルに実装された部品のずれ量をより精度良く検出することができる。
以上、本発明の検査装置及び検査方法について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。本発明の要旨を逸脱しない範囲内で当業者が思いつく各種変形を施したものも本発明の範囲内に含まれる。
例えば、上記実施の形態において、ラインに検査機を設けるとした。しかし、パネル実装機に実装済パネルを検査する機能を持たせてもよい。この場合、パネル実装機は、上記実施の形態の検査機と同様の位置関係で配置された可視光照明及び可視カメラを備える。
また、上記実施の形態において、特徴点データに示される所定の特徴点の位置を認識できないと判定された場合には、撮像により得られた画像に補正を加えるとした。しかし、特徴点データには複数の特徴点がその優先度により順序付けて示され、判定部は最初に最も優先度の高い特徴点の位置を認識できるか否かを判定し、認識できないと判定された場合に次に優先度の高い特徴点を認識できるか否かを順次判定してもよい。この場合、特徴点データに示される特徴点のいずれかが認識可能であると判定された場合には部品認識マーク及びパネル認識マークの画像に補正が加えられず特徴点の取得処理(図5のステップS16)が行われるが、いずれの特徴点についても認識可能であると判定されない場合には、画像の補正処理及び2値化処理(図5のステップS13〜S15)が行われる。
例えば、図10に示されるような部品認識マークGが部品に形成されている場合には、部品認識マークGの輪郭を構成する直線が交わる複数のエッジH1〜H11が特徴点として特徴点データ441bに示される。そして、パネル認識マークとの距離が近い特徴点ほど優先度が高いとされる。図10に示されるように複数の島状のマークF1〜F4から部品認識マークGが構成される場合には、判定部により撮像結果としての画像がパネル認識マーク及び部品認識マークの両方を含む複数の領域に分割され、複数の領域で特徴点の認識判定が順次行われる。具体的には、まずマークF1を中心とした所定の領域I内で特徴点の認識判定が行われ、その後マークF2〜F4を中心とした所定の領域内で特徴点の認識判定が順次行われる。そして、いずれの領域においても特徴点が認識可能であると判定されなかった場合には、いずれかの領域例えばマークF1を中心とした所定の領域I内で、図11に示されるような画像の補正処理及び2値化処理(図5のステップS13〜S15)が行われる。
また、上記実施の形態において、撮像により得られた画像に補間が施された後、2値化処理が施されるとするとした。しかし、この2値化処理の補正は行われなくてもよいし、また代わりにパターンマッチングの補正が施されてもよい。パターンマッチングが施される場合には、検査機105の記憶部441にマッチングの基準となる部品認識マークの画像が格納され、補間が施された部品認識マークの画像と記憶部441の部品認識マークの画像とがマッチングされる。
また、上記実施の形態において、パネル認識マーク及び部品認識マークを撮像するために検査機には可視光照明及び可視カメラが設けられるとした。しかし、パネル認識マーク及び部品認識マークを撮像できる光つまりパネルを透過し、かつ導電性粒子を透過しないあるいは透過し難い波長の光を発する照明、及びその光を受光できるカメラであればこれに限られない。
また、上記実施の形態において、パネル認識マーク及び部品認識マークを撮像するために検査機には可視光照明及び可視カメラが設けられるとした。しかし、可視光照明の代わりに赤外光照明が設けられ、可視カメラの代わりにIRカメラが設けられてもよい。この場合、赤外光照明及びIRカメラは部品の裏面(部品のパネルと接合しない面)側に配設され、赤外光照明は部品の裏面に赤外光を照射する。部品は赤外光に対して透明であるため、赤外光照明により照射された赤外光は部品を透過し、部品表面に形成された部品認識マーク全面に照射される。このとき、撮像により得られた画像において部品認識マーク及びパネル認識マークの所定の特徴点が認識できるか否かが判定部により判定され、この所定の特徴点の位置が取得部により取得される。なお、パネル認識マーク及び部品認識マークを撮像できる光つまり部品を透過し、かつ導電性粒子を透過しないあるいは透過し難い波長の光を発する照明、及びその光を受光できるカメラであれば赤外光照明及びIRカメラに限られない。
また、上記実施の形態において、取得部によりパネル認識マーク及び部品認識マークのそれぞれにおいて1つの特徴点の位置を取得するとした。しかし、2つの特徴点の位置を取得してもよい。これにより、2つの特徴点をむすぶ直線の傾きのずれ量や2つの特徴点の中心のずれ量も部品の位置ずれ量として算出することができるので、ACFを介してパネルに実装された部品の位置ずれ量をより精度良く検出することができる。
また、上記実施の形態において、検査機はパネル認識マークを基準として部品認識マークのずれ量を部品の位置ずれ量とするとした。しかし、パネルの配線パターンを基準として部品の配線パターンのずれ量を部品の位置ずれ量としてもよい。
また、上記実施の形態において、検査機は導電性粒子が削除された画像に補正を施すとした。しかし、導電性粒子の削除は行われず、検査機は導電性粒子が削除されていない画像に補正を施してもよい。この場合、撮像により得られた画像において、認識マークが直線の組み合わせ形状の場合には分離された直線、あるいは認識マークが円形状の場合には所定の径寸法を持つ曲線を抽出し、直線及び曲線をむすぶように補間がなされる。
本発明は、検査装置及び検査方法に利用でき、特にパネルに部品を実装する部品実装システム等に利用することができる。
本発明は、検査装置及び検査方法に関し、特に電子部品の基板への実装状態を検査する検査装置及び検査方法に関する。
従来から、ITO(Indium Tin Oxide)等で構成される電極を持った液晶ディスプレイ及びプラズマディスプレイ等のフラットパネルディスプレイ(以下、パネルという)上に、電極を持ったTAB(Tape Automated Bonding)基板、半導体素子及びフレキシブル基板等の電子部品(以下、部品という)を実装することが行われている。
この実装では、部品とパネルとの間に異方性導電シート(以下、ACFという)を介在させた状態で部品のパネルへの仮圧着及び本圧着が行われ、パネルの電極(以下、パネル電極という)と部品の電極(以下、部品電極という)とが接合される。仮圧着においては、熱圧着加圧ヘッドにより部品を弱く押圧して部品の仮圧着が行われ、その後の本圧着では、仮圧着された部品を熱圧着加圧ヘッドにより仮圧着より高い温度と圧力で押圧して部品の本圧着が行われる。さらに、部品の所定の実装位置からの相対的なずれ量(位置ずれ量)が検査装置により検出される。検出された位置ずれ量は次のパネルの部品実装にフィードバックされ、位置ずれを補正した実装が行われる。
部品の位置ずれ量を検出する検査装置としては、例えば特許文献1に記載のものがある。この検査装置では、パネル電極と部品電極(バンプ)とのずれ量を検出することにより部品の位置ずれ量が検出される。
特開平8−330393号公報
ところで、特許文献1に記載の検査装置においてパネル電極及び部品電極の位置は、パネルの裏面(パネルの部品が実装されていない側の透明基板であるパネルの面)側に設けられた撮像装置によるパネル電極及び部品電極の撮像結果に基づいてオペレータにより算出される。従って、この検査装置では、ACF等の導電性粒子を含む接合部材を介してパネルに実装された部品の位置ずれ量を精度良く検出することは極めて困難である。すなわち、金属等の導電性粒子は光を透過しないあるいは透過し難いため、パネルの裏面側の撮像装置には部品電極からの光が届き難く、部品電極全体を撮像することができない。従って、オペレータにとって部品電極の位置を認識することが困難となり、位置ずれ量を精度良く算出することができないのである。部品の実装ピッチの狭ピッチ化が進むに従って導電性粒子の微細化・高密度化が進み、導電性粒子で光が遮られ易くなるので、より撮像装置に光が届き難くなる。その結果、導電性粒子越しに部品電極を認識し難くなるため、実装ピッチの狭ピッチ化が進むに従ってこの問題がより顕著になる。
そこで、本発明は、かかる問題点に鑑み、導電性粒子を含む接着部材を介してパネルに実装された部品の位置ずれ量を精度良く検出することが可能な検査装置及び検査方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の検査装置は、導電性粒子を含む接着部材を介してパネル表面に実装された部品の所定の実装位置からのずれ量を検出する装置であって、パネルに形成されたパネル認識マーク、及び部品に形成された部品認識マークを撮像するカメラと、前記カメラによる撮像結果としての画像より、前記パネル認識マークの特徴点及び前記部品認識マークの特徴点の位置を取得する取得手段と、前記画像にて、前記パネル認識マーク及び前記部品認識マークのいずれか一方のマークの特徴点の位置を基準とした所定の位置からの、他方のマークの特徴点の位置のずれ量を算出する算出手段とを備えることを特徴とする。
これにより、得られたパネル認識マーク及び部品認識マークの画像に基づいて検査装置が部品の位置ずれ量を算出する。従って、導電性粒子を含む接着部材を介してパネルに実装された部品の位置ずれ量を精度良く検出することができる。
ここで、前記検査装置は、さらに、前記画像にて、前記パネル認識マーク及び前記部品認識マークの特徴点を認識できるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により前記特徴点を認識できないと判定された場合に、前記画像に補正を施す補正手段とを備え、前記取得手段は、前記判定手段により前記特徴点を認識できると判定された前記画像又は前記補正手段により補正が施された前記画像より、前記特徴点の位置を取得してもよい。
また、前記補正手段は、前記判定手段により前記特徴点を認識できないと判定された場合に、前記画像より前記導電性粒子を削除し、前記画像の導電性粒子が削除された部分を直線補間又は曲線補間してもよい。
これにより、導電性粒子の影響により特徴点を認識することができない場合でも、画像補正により特徴点を取得可能な状態とすることができる。従って、導電性粒子の影響を受けることなく部品の位置ずれ量を算出することができるので、導電性粒子を介してパネルに実装された部品の位置ずれ量を確実に検出することができる。
また、前記判定手段は、前記画像にて前記他方のマークの複数の特徴点のいずれかを認識できるか否かを順次判定し、前記補正手段は、前記複数の特徴点のいずれも認識できないと前記判定手段により判定された場合に、前記画像に前記補正を施してもよい。
また、前記判定手段は、前記画像を前記パネル認識マーク及び部品認識マークを含む複数の領域に分割し、前記複数の領域で前記特徴点を認識できるか否かを順次判定し、前記補正手段は、前記複数の領域のいずれでも前記特徴点を認識できないと前記判定手段により判定された場合に、前記複数の領域のいずれかに前記補正を施してもよい。
これにより、得られた画像の一部についてのみ補正を施すことで特徴点を取得可能な状態とすることができるので、導電性粒子を介してパネルに実装された部品の位置ずれ量を簡易に検出することができる。
また、前記検査装置は、さらに、パネルを透過し、かつ前記導電性粒子を透過しないあるいは透過し難い波長の光を前記パネル認識マーク及び部品認識マークに照射する照明を備え、前記カメラは、パネルに部品が実装される側とは反対側のパネルの裏面側に配設され、前記算出手段は、前記画像にて、前記パネル認識マークの特徴点の位置を基準とした所定の位置からの、前記部品認識マークの特徴点の位置のずれ量を算出する。
また、前記カメラは、可視カメラであり、前記照明は、可視光照明であってもよい。
これにより、特殊な照明及びカメラが必要とされないため、装置の大型化及び複雑化を防止することができる。
また、本発明は、導電性粒子を含む接着部材を介してパネルの表面に実装された部品の所定の実装位置からのずれ量を検出する方法であって、パネルに形成されたパネル認識マーク、及び部品に形成された部品認識マークを撮像する撮像ステップと、前記カメラによる撮像結果としての画像より、前記パネル認識マークの特徴点及び前記部品認識マークの特徴点の位置を取得する取得ステップと、前記画像にて、前記パネル認識マーク及び前記部品認識マークのいずれか一方のマークの特徴点の位置を基準とした所定の位置からの、他方のマークの特徴点の位置のずれ量を算出する算出ステップとを含むことを特徴とする検査方法とすることもできる。
これにより、導電性粒子を含む接着部材を介してパネルに実装された部品の位置ずれ量を精度良く検出することができる。
本発明によれば、導電性粒子を含む接着部材を介してパネルに実装された部品の位置ずれ量を精度良く検出することが可能な検査装置及び検査方法を実現できるという効果が奏される。
図1は、本発明の実施の形態の部品実装システムの全体構成を示す概念図である。 図2は、同部品実装システムのパネル実装機において部品がパネルに実装される様子を示す図である。 図3(a)は、同部品実装システムの検査機の概略構成を示す斜視図である。図3(b)は、同部品実装システムの検査機で実装済パネルが検査される様子を示す図である。 図4は、同部品実装システムの概略構成を示す機能ブロック図である。 図5は、同部品実装システムのフィードバック動作を示すシーケンスである。 図6(a)は、部品認識マークの一例を示す図である。図6(b)は、パネル認識マークの一例を示す図である。図6(c)は、パネル認識マークの一例を示す図である。図6(d)は、部品認識マーク及びパネル認識マークの一例を示す図である。図6(e)は、部品認識マーク及びパネル認識マークの一例を示す図である。 図7(a)は、部品認識マークの一例を示す図である。図7(b)は、パネル認識マークの一例を示す図である。図7(c)は、部品認識マーク及びパネル認識マークの一例を示す図である。 図8は、同部品実装システムの検査機において画像補正が行われる様子を示す図である。 図9は、可視カメラによる撮像結果としての画像の一例を示す図である。 図10は、可視カメラによる撮像結果としての画像の一例を示す図である。 図11は、同部品実装システムの検査機において画像補正が行われる様子を示す図である。
以下、本発明の実施の形態における部品実装システムについて、図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施の形態の部品実装システム100の全体構成を示す概念図である。
この部品実装システム100は、ローダ101、洗浄機102、2つのパネル実装機103a及び103b、部品供給ユニット104、検査機105並びにローダ106から構成されるラインと、ラインコントローラ108と、通信ケーブル109とから構成されている。
ローダ101は、パネルをラインに供給する。洗浄機102は、ローダ101により供給されたパネルのACFが貼り付けられる部分を洗浄する。2つのパネル実装機103a及び103bは、それぞれパネルの異なる辺に部品を実装する。部品供給ユニット104は、パネル実装機103aに部品を供給する。検査機105は、ACFを介してパネルの表面に実装された部品の実装位置と部品の所定の実装位置との相対的なずれ量(位置ずれ量)を検出する。ローダ106は、部品が実装されたパネル(以下、実装済パネルという)を排出する。ラインコントローラ108は、ライン全体の稼動状況や各種データの通信等を管理・制御する。通信ケーブル109は、ラインコントローラ108と各装置とを接続する。
パネル実装機103aは、ACF貼付装置113、仮圧着装置114及び本圧着装置115から構成される。ACF貼付装置113は、パネル表面の長辺部及び短辺部にACFを貼り付ける。仮圧着装置114は、熱圧着加圧ヘッドにより部品を載置し、押圧してパネル表面に仮圧着する。本圧着装置115は、パネル表面の長辺部に仮圧着された部品を熱圧着加圧ヘッドにより仮圧着より高い温度と圧力で押圧してパネル表面に本圧着する。
パネル実装機103bは、本圧着装置116から構成される。本圧着装置116は、熱圧着加圧ヘッドによりパネルの表面の短辺に仮圧着された部品を仮圧着より高い温度と圧力で押圧してパネル表面に本圧着する。
図2は、パネル実装機103a及び103bにおいて部品がパネルに実装される様子を示す図である。
まず、ACF貼付装置113でパネル200表面の側縁部での部品が実装される領域にACF210を貼り付けた後、仮圧着装置114にパネル200を移動させる。
次に、部品201を保持する熱圧着加圧ヘッド202を下降させ(図2(a))、バックアップステージ203上に載置されたパネル200表面のACF210が貼り付けられた部分に部品201を仮圧着する(図2(b))。
次に、本圧着装置115にパネル200を移動させた後、熱圧着加圧ヘッド204を下降させ(図2(c))、バックアップステージ205上に載置されたパネル200表面の長辺部に仮圧着された部品201を本圧着する(図2(d))。
最後に、本圧着装置116にパネル200を移動させた後、熱圧着加圧ヘッド206を下降させ(図2(e))、バックアップステージ207上に載置されたパネル200表面の短辺部に仮圧着された部品201を本圧着する(図2(f))。
図3(a)は検査機105の概略構成を示す斜視図であり、図3(b)は検査機105により実装済パネル300が検査される様子を示す図である。
検査機105は、バックアップステージ301、パネル移載ステージ部302、パネル下搬送移載軸部303、可視光照明304及び可視カメラ306を備える。
バックアップステージ301には、実装済パネル300が載置される。パネル移載ステージ部302は、バックアップステージ301に実装済パネル300を移載する。パネル下搬送移載軸部303は、実装済パネル300をパネル移載ステージ部302に移送する。
可視光照明304は、実装済パネル300の裏面(実装済パネル300の部品が実装されていない面)側に配設され、実装済パネル300裏面に可視光を照射する。実装済パネル300は可視光に対して透明であるため、可視光照明304により照射された可視光は実装済パネル300を透過し、実装済パネル300表面(実装済パネル300の部品が実装されている面)に形成されたパネル認識マーク全面に照射される。一方、ACFに含まれる導電性粒子は可視光を透過しないあるいは透過し難いため、可視光照明304により照射された可視光は部品表面(部品のパネルと接合する面)に形成された部品認識マークの一部にのみ照射される。このとき、パネルは主にガラスを材質として、パネル認識マーク及び部品認識マークは主にAlを材質として、導電性粒子の表面は主にNiを材質として形成されている。
可視カメラ306は、実装済パネル300に部品が実装されている側とは反対側の実装済パネル300の裏面側に配設される。可視カメラ306は、可視光が照射されたパネル認識マーク及び部品認識マークを撮像する。
図4は、部品実装システム100の概略構成を示す機能ブロック図である。
ラインコントローラ108は、制御部410、記憶部411、入力部412、表示部413、通信I/F部414及び演算部415を備える。
制御部410は、オペレータからの指示等に従って、記憶部411のライン制御データを実行し、その実行結果に従って各部を制御する。
記憶部411は、ハードディスクやメモリ等であり、ライン制御データ及びマスタテーブル411a等を保持する。マスタテーブル411aは、対応付けられた一組の実装位置及び補正量(フィードバック量)を示す情報からなる。
入力部412は、キーボードやマウス等であり、表示部413は、CRT(Cathode-Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)等である。これらは、本ラインコントローラ108とオペレータとが対話する等のために用いられる。
通信I/F部414は、LAN(Local Area Network)アダプタ等であり、本ラインコントローラ108とパネル実装機103a及び検査機105との通信等に用いられる。
演算部415は、検査機105で算出された部品の位置ずれ量に基づいて補正量を算出し、記憶部411のマスタテーブル411aを更新する。
パネル実装機103aは、制御部430、記憶部431、入力部432、表示部433、通信I/F部434、機構部435及びデータ更新部436を備える。
制御部430は、オペレータからの指示等に従って、記憶部431のNCデータを実行し、その実行結果に従って各部を制御する。
記憶部431は、ハードディスクやメモリ等であり、NCデータ、及びフィードバックデータ431a等を保持する。フィードバックデータ431aは、対応付けられた一組の実装位置及び補正量を示す情報からなる。
入力部432は、キーボードやマウス等であり、表示部433は、CRTやLCD等である。これらは、本パネル実装機103aとオペレータとが対話する等のために用いられる。
通信I/F部434は、LANアダプタ等であり、本パネル実装機103aとラインコントローラ108との通信等に用いられる。
機構部435は、熱圧着加圧ヘッド、搬送部、アーム、XYテーブル、部品供給部、及びこれらを駆動するモータやモータコントローラ等を含む機構部品の集合である。
データ更新部436は、ラインコントローラ108から送信されたマスタテーブル411aを基に記憶部431のフィードバックデータ431aを更新する。
検査機105は、制御部440、記憶部441、入力部442、表示部443、通信I/F部444、機構部445、ずれ量算出部446、補正部447、取得部448及び判定部449を備える。
制御部440は、オペレータからの指示等に従って、記憶部441のNCデータを実行し、その実行結果に従って各部を制御する。
記憶部441は、ハードディスクやメモリ等であり、NCデータ、検査位置データ441a及び特徴点データ441b等を保持する。検査位置データ441aは、検査機105にて検査が行われる対象となる全ての位置を示す情報の集まりである。特徴点データ441bは、部品認識マークの特徴点に関する情報である。
入力部442は、キーボードやマウス等であり、表示部443は、CRTやLCD等である。これらは、本検査機105とオペレータとが対話する等のために用いられる。
通信I/F部444は、LANアダプタ等であり、本検査機105とラインコントローラ108との通信等に用いられる。
機構部445は、パネル移載ステージ部、パネル下搬送移載軸部、可視光照明及び可視カメラ並びにこれらを駆動するモータやモータコントローラ等を含む機構部品の集合である。
ずれ量算出部446は、本発明の算出手段の一例であり、可視カメラによる撮像結果としての画像においてパネル認識マークの特徴点の位置を基準とした所定の位置からの、部品認識マークにおける所定の特徴点の位置のずれ量を算出する。
補正部447は、本発明の補正手段の一例であり、可視カメラによる撮像結果としての画像にて所定の特徴点を認識できないと判定部449により判定された場合に、該画像に直線補間及び曲線補間のいずれかの補正を施し、さらに2値化処理の補正を施して特徴点を認識可能な画像とする。具体的には、可視カメラによる撮像結果としての画像から導電性粒子を削除し、該削除により画像の輪郭が不明瞭となった部分を直線又は曲線補間により補い、さらに2値化処理を施す。
取得部448は、本発明の取得手段の一例であり、可視カメラによる撮像結果としての画像によりパネル認識マークの所定の特徴点及び部品認識マークの所定の特徴点の位置を取得する。
判定部449は、本発明の判定手段の一例であり、可視カメラによる撮像結果としての画像より部品認識マーク及びパネル認識マークの所定の特徴点を認識できるか否かを判定する。
次に、部品実装システム100のフィードバック動作(部品の位置ずれ量を部品実装にフィードバックする流れ)について詳細に説明する。図5は、部品実装システム100のフィードバック動作を示すシーケンスである。
まず、検査機105の制御部440は、機構部445により実装済パネル300のパネル認識マーク及び部品の部品認識マークを撮像させる(ステップS11)。具体的には、検査位置データ441aに示される位置に形成されたパネル認識マーク及び部品認識マークに、実装済パネル300の部品が実装されている側とは反対側の実装済パネル300の裏面側から可視光照明304により可視光を照射させ、実装済パネル300の部品が実装されている側とは反対側の実装済パネル300の裏面側より該パネル認識マーク及び部品認識マークを可視カメラ306により撮像させる。
次に、検査機105の制御部440は、判定部449により撮像結果としての画像が良好な画像、つまりマークの輪郭が明瞭で特徴点を認識可能な画像であるか否かを判定させる(ステップS12)。
例えば、図6(a)に示されるような部品認識マークが部品に形成され、図6(b)又は図6(c)に示されるようなパネル認識マークがパネルに形成され、部品が所定の実装位置でパネルに実装されると部品認識マーク及びパネル認識マークが図6(d)又は図6(e)に示されるような位置関係となるとする。この場合、部品認識マーク及びパネル認識マークの輪郭を構成する直線が交わるエッジ(コーナ)A1及びA2が特徴点として特徴点データ441bに示されているとすると、エッジA1及びA2が認識可能であるか否かが判定される。
また、図7(a)に示されるような部品認識マークが部品に形成され、図7(b)に示されるようなパネル認識マークがパネルに形成され、部品が所定の実装位置でパネルに実装されると部品認識マーク及びパネル認識マークが図7(c)に示されるような位置関係となるとする。この場合、部品認識マーク及びパネル認識マークを構成する円の重心B1及びB2が特徴点として特徴点データ441bに示されているとすると、円の重心B1及びB2が認識可能であるか否かが判定される。
次に、撮像結果としての部品認識マークの画像が良好な画像でないと判定された場合(ステップS12でNo)、検査機105の制御部440は、図8(a)及び図8(b)に示されるように、補正部447により画像からACF210の導電性粒子211を削除させる(ステップS13)。例えば、図9(a)及び図9(b)に示されるように、部品認識マークの特徴点C、D及びE等に導電性粒子211が重なり、特徴点が導電性粒子211の影になって認識できない場合には導電性粒子211を削除させる。
導電性粒子211の画像の削除においては、記憶部441に予め導電性粒子211の画像を複数格納しておき、その格納された画像と比較して一致度の高いものが撮像により得られた画像から抽出され、抽出されたものが導電性粒子211として削除される。もしくは、撮像により得られた画像から円形度の高いもの、つまり重心から外形までの径が一定範囲内にあるものが抽出され、抽出されたものが導電性粒子211の画像として削除される。
次に、検査機105の制御部440は、図8(c)に示されるように、補正部447により、導電性粒子211が削除された画像において、導電性粒子211が削除された部分を直線補間又は曲線補間する補正を施させる(ステップS14)。
次に、検査機105の制御部440は、図8(d)に示されるように、補正部447により補正の施された画像にコントラストを明確にするための2値化処理の補正をさらに施させる(ステップS15)。これにより、図8(e)に示されるように、パネル認識マーク及び部品認識マークの所定の特徴点の位置を取得可能な画像が得られる。
次に、良好な画像であると判定された場合(ステップS12でYes)又は画像に2値化処理が施された場合、検査機105の制御部440は、取得部448に特徴点の位置を取得させる(ステップS16)。具体的には、2値化処理が施された画像又は良好であると判定された画像におけるパネル認識マークの所定の特徴点の位置と、部品認識マークの特徴点の位置とを取得部448に取得させる。
次に、検査機105の制御部440は、ずれ量算出部446によりパネル認識マークの特徴点の位置を基準とした所定の位置からの、部品認識マークの所定の特徴点の位置のずれ量を部品の実装位置のずれ量である位置ずれ量として算出させる(ステップS17)。具体的には、パネル認識マークの所定の特徴点の位置を基準とした部品認識マークの所定の特徴点の位置を算出させ、パネル認識マークの所定の特徴点の位置を基準とした所定の位置からの算出された部品認識マークの所定の特徴点の位置のずれ量を算出させる。
次に、検査機105の制御部440は、通信I/F部444により、算出された部品の位置ずれ量を検査位置データ441aに示された実装位置に対応付けてラインコントローラ108に送信させる(ステップS18)。
次に、ラインコントローラ108の制御部410は、演算部415により、通信I/F部414を介して受信した位置ずれ量に基づいて、記憶部411のマスタテーブル411aを更新させる(ステップS19)。
次に、ラインコントローラ108の制御部410は、通信I/F部414により、更新されたマスタテーブル411aをパネル実装機103aに送信させる(ステップS20)。
次に、パネル実装機103aの制御部430は、通信I/F部434を介して受信したマスタテーブル411aに基づいて、記憶部431のフィードバックデータ431aを更新する(ステップS21)。
最後に、パネル実装機103aの制御部430は、NCデータを実行し、機構部435により部品をパネルに実装させる(ステップS22)。実装に際しては更新されたフィードバックデータ431aを加味して部品の実装位置が補正され、補正された実装位置に部品が実装される。
以上のように本実施の形態に係る検査機105によれば、検査機105が得られたパネル認識マーク及び部品認識マークの画像に基づいて部品の位置ずれ量を算出する。従って、ACFを介してパネルに実装された部品の位置ずれ量を精度良く検出することができる。
また、本実施の形態に係る検査機105によれば、導電性粒子の影響により部品認識マーク全体を認識することができない場合でも、画像の補正等により部品の位置ずれ量を算出可能な状態にすることができる。従って、導電性粒子の影響を受けることなく部品の位置ずれ量を算出することができるので、ACFを介してパネルに実装された部品の位置ずれ量を確実に検出することができる。
また、本実施の形態に係る検査機105によれば、撮像により得られた画像に補間が施された後、さらに2値化処理が施される。従って、特徴点の位置をより正確に取得することができるので、ACFを介してパネルに実装された部品のずれ量をより精度良く検出することができる。
以上、本発明の検査装置及び検査方法について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。本発明の要旨を逸脱しない範囲内で当業者が思いつく各種変形を施したものも本発明の範囲内に含まれる。
例えば、上記実施の形態において、ラインに検査機を設けるとした。しかし、パネル実装機に実装済パネルを検査する機能を持たせてもよい。この場合、パネル実装機は、上記実施の形態の検査機と同様の位置関係で配置された可視光照明及び可視カメラを備える。
また、上記実施の形態において、特徴点データに示される所定の特徴点の位置を認識できないと判定された場合には、撮像により得られた画像に補正を加えるとした。しかし、特徴点データには複数の特徴点がその優先度により順序付けて示され、判定部は最初に最も優先度の高い特徴点の位置を認識できるか否かを判定し、認識できないと判定された場合に次に優先度の高い特徴点を認識できるか否かを順次判定してもよい。この場合、特徴点データに示される特徴点のいずれかが認識可能であると判定された場合には部品認識マーク及びパネル認識マークの画像に補正が加えられず特徴点の取得処理(図5のステップS16)が行われるが、いずれの特徴点についても認識可能であると判定されない場合には、画像の補正処理及び2値化処理(図5のステップS13〜S15)が行われる。
例えば、図10に示されるような部品認識マークGが部品に形成されている場合には、部品認識マークGの輪郭を構成する直線が交わる複数のエッジH1〜H11が特徴点として特徴点データ441bに示される。そして、パネル認識マークとの距離が近い特徴点ほど優先度が高いとされる。図10に示されるように複数の島状のマークF1〜F4から部品認識マークGが構成される場合には、判定部により撮像結果としての画像がパネル認識マーク及び部品認識マークの両方を含む複数の領域に分割され、複数の領域で特徴点の認識判定が順次行われる。具体的には、まずマークF1を中心とした所定の領域I内で特徴点の認識判定が行われ、その後マークF2〜F4を中心とした所定の領域内で特徴点の認識判定が順次行われる。そして、いずれの領域においても特徴点が認識可能であると判定されなかった場合には、いずれかの領域例えばマークF1を中心とした所定の領域I内で、図11に示されるような画像の補正処理及び2値化処理(図5のステップS13〜S15)が行われる。
また、上記実施の形態において、撮像により得られた画像に補間が施された後、2値化処理が施されるとするとした。しかし、この2値化処理の補正は行われなくてもよいし、また代わりにパターンマッチングの補正が施されてもよい。パターンマッチングが施される場合には、検査機105の記憶部441にマッチングの基準となる部品認識マークの画像が格納され、補間が施された部品認識マークの画像と記憶部441の部品認識マークの画像とがマッチングされる。
また、上記実施の形態において、パネル認識マーク及び部品認識マークを撮像するために検査機には可視光照明及び可視カメラが設けられるとした。しかし、パネル認識マーク及び部品認識マークを撮像できる光つまりパネルを透過し、かつ導電性粒子を透過しないあるいは透過し難い波長の光を発する照明、及びその光を受光できるカメラであればこれに限られない。
また、上記実施の形態において、パネル認識マーク及び部品認識マークを撮像するために検査機には可視光照明及び可視カメラが設けられるとした。しかし、可視光照明の代わりに赤外光照明が設けられ、可視カメラの代わりにIRカメラが設けられてもよい。この場合、赤外光照明及びIRカメラは部品の裏面(部品のパネルと接合しない面)側に配設され、赤外光照明は部品の裏面に赤外光を照射する。部品は赤外光に対して透明であるため、赤外光照明により照射された赤外光は部品を透過し、部品表面に形成された部品認識マーク全面に照射される。このとき、撮像により得られた画像において部品認識マーク及びパネル認識マークの所定の特徴点が認識できるか否かが判定部により判定され、この所定の特徴点の位置が取得部により取得される。なお、パネル認識マーク及び部品認識マークを撮像できる光つまり部品を透過し、かつ導電性粒子を透過しないあるいは透過し難い波長の光を発する照明、及びその光を受光できるカメラであれば赤外光照明及びIRカメラに限られない。
また、上記実施の形態において、取得部によりパネル認識マーク及び部品認識マークのそれぞれにおいて1つの特徴点の位置を取得するとした。しかし、2つの特徴点の位置を取得してもよい。これにより、2つの特徴点をむすぶ直線の傾きのずれ量や2つの特徴点の中心のずれ量も部品の位置ずれ量として算出することができるので、ACFを介してパネルに実装された部品の位置ずれ量をより精度良く検出することができる。
また、上記実施の形態において、検査機はパネル認識マークを基準として部品認識マークのずれ量を部品の位置ずれ量とするとした。しかし、パネルの配線パターンを基準として部品の配線パターンのずれ量を部品の位置ずれ量としてもよい。
また、上記実施の形態において、検査機は導電性粒子が削除された画像に補正を施すとした。しかし、導電性粒子の削除は行われず、検査機は導電性粒子が削除されていない画像に補正を施してもよい。この場合、撮像により得られた画像において、認識マークが直線の組み合わせ形状の場合には分離された直線、あるいは認識マークが円形状の場合には所定の径寸法を持つ曲線を抽出し、直線及び曲線をむすぶように補間がなされる。
本発明は、検査装置及び検査方法に利用でき、特にパネルに部品を実装する部品実装システム等に利用することができる。
100 部品実装システム
101、106 ローダ
102 洗浄機
103a、103b パネル実装機
104 部品供給ユニット
105 検査機
108 ラインコントローラ
109 通信ケーブル
113 ACF貼付装置
114 仮圧着装置
115、116 本圧着装置
200 パネル
201 部品
202、204、206 熱圧着加圧ヘッド
203、205、207、301 バックアップステージ
210 ACF
211 導電性粒子
300 実装済パネル
302 パネル移載ステージ部
303 パネル下搬送移載軸部
304 可視光照明
306 可視カメラ
410、430、440 制御部
411、431、441 記憶部
411a マスタテーブル
412、432、442 入力部
413、433、443 表示部
414、434、444 通信I/F部
415 演算部
431a フィードバックデータ
435、445 機構部
436 データ更新部
441a 検査位置データ
441b 特徴点データ
446 ずれ量算出部
447 補正部
448 取得部
449 判定部

Claims (10)

  1. 導電性粒子を含む接着部材を介してパネル表面に実装された部品の所定の実装位置からのずれ量を検出する装置であって、
    パネルに形成されたパネル認識マーク、及び部品に形成された部品認識マークを撮像するカメラと、
    前記カメラによる撮像結果としての画像より、前記パネル認識マークの特徴点及び前記部品認識マークの特徴点の位置を取得する取得手段と、
    前記画像にて、前記パネル認識マーク及び前記部品認識マークのいずれか一方のマークの特徴点の位置を基準とした所定の位置からの、他方のマークの特徴点の位置のずれ量を算出する算出手段とを備える
    ことを特徴とする検査装置。
  2. 前記検査装置は、さらに、
    前記画像にて、前記パネル認識マーク及び前記部品認識マークの特徴点を認識できるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記特徴点を認識できないと判定された場合に、前記画像に補正を施す補正手段とを備え、
    前記取得手段は、前記判定手段により前記特徴点を認識できると判定された前記画像又は前記補正手段により補正が施された前記画像により、前記特徴点の位置を取得する
    ことを特徴とする請求項1に記載の検査装置。
  3. 前記補正手段は、前記判定手段により前記特徴点を認識できないと判定された場合に、前記画像より前記導電性粒子を削除し、前記画像の導電性粒子が削除された部分を直線補間又は曲線補間する
    ことを特徴とする請求項2に記載の検査装置。
  4. 前記判定手段は、前記画像にて前記他方のマークの複数の特徴点のいずれかを認識できるか否かを順次判定し、
    前記補正手段は、前記複数の特徴点のいずれも認識できないと前記判定手段により判定された場合に、前記画像に前記補正を施す
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の検査装置。
  5. 前記判定手段は、前記画像を前記パネル認識マーク及び部品認識マークを含む複数の領域に分割し、前記複数の領域で前記特徴点を認識できるか否かを順次判定し、
    前記補正手段は、前記複数の領域のいずれでも前記特徴点を認識できないと前記判定手段により判定された場合に、前記複数の領域のいずれかに前記補正を施す
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の検査装置。
  6. 前記検査装置は、さらに、パネルを透過し、かつ前記導電性粒子を透過しないあるいは透過し難い波長の光を前記パネル認識マーク及び前記部品認識マークに照射する照明を備え、
    前記カメラは、パネルに部品が実装される側とは反対側のパネルの裏面側に配設され、
    前記算出手段は、前記画像にて、前記パネル認識マークの特徴点の位置を基準とした所定の位置からの、前記部品認識マークの特徴点の位置のずれ量を算出する
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の検査装置。
  7. 前記カメラは、可視カメラであり、
    前記照明は、可視光照明である
    ことを特徴とする請求項6に記載の検査装置。
  8. 導電性粒子を含む接着部材を介してパネルの表面に実装された部品の所定の実装位置からのずれ量を検出する方法であって、
    パネルに形成されたパネル認識マーク、及び部品に形成された部品認識マークを撮像する撮像ステップと、
    前記カメラによる撮像結果としての画像より、前記パネル認識マークの特徴点及び前記部品認識マークの特徴点の位置を取得する取得ステップと、
    前記画像にて、前記パネル認識マーク及び前記部品認識マークのいずれか一方のマークの特徴点の位置を基準とした所定の位置からの、他方のマークの特徴点の位置のずれ量を算出する算出ステップとを含む
    ことを特徴とする検査方法。
  9. 部品をパネルに実装する実装装置と、導電性粒子を含む接着部材を介してパネル表面に実装された部品の所定の実装位置からのずれ量を検出する検査装置とを備え、前記ずれ量に基づいて前記実装装置における部品の実装位置を補正可能な部品実装システムであって、
    前記検査装置は、パネルに形成されたパネル認識マーク、及び部品に形成された部品認識マークを撮像するカメラと、
    前記カメラによる撮像結果としての画像より、前記パネル認識マークの特徴点及び前記部品認識マークの特徴点の位置を取得する取得手段と、
    前記画像にて、前記パネル認識マーク及び前記部品認識マークのいずれか一方のマークの特徴点の位置を基準とした所定の位置からの、他方のマークの特徴点の位置のずれ量を算出する算出手段とを備える
    ことを特徴とする部品実装システム。
  10. 部品をパネルに実装する実装装置と、導電性粒子を含む接着部材を介してパネル表面に実装された部品の所定の実装位置からのずれ量を検出する検査装置とを備え、前記ずれ量に基づいて前記実装装置における部品の実装位置を補正する部品実装方法であって、
    パネルに形成されたパネル認識マーク、及び前記部品に形成された部品認識マークを撮像する撮像ステップと、
    前記カメラによる撮像結果としての画像より、前記パネル認識マークの特徴点及び前記部品認識マークの特徴点の位置を取得する取得ステップと、
    前記画像にて、前記パネル認識マーク及び前記部品認識マークのいずれか一方のマークの特徴点の位置を基準とした所定の位置からの、他方のマークの特徴点の位置のずれ量を算出する算出ステップとを含む
    ことを特徴とする部品実装方法。
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