JP6652787B2 - 実装装置及びその制御方法 - Google Patents

実装装置及びその制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6652787B2
JP6652787B2 JP2015103286A JP2015103286A JP6652787B2 JP 6652787 B2 JP6652787 B2 JP 6652787B2 JP 2015103286 A JP2015103286 A JP 2015103286A JP 2015103286 A JP2015103286 A JP 2015103286A JP 6652787 B2 JP6652787 B2 JP 6652787B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
component
unit
mounting
components
board
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015103286A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016219608A (ja
Inventor
芝芳 戸谷
芝芳 戸谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2015103286A priority Critical patent/JP6652787B2/ja
Publication of JP2016219608A publication Critical patent/JP2016219608A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6652787B2 publication Critical patent/JP6652787B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)

Description

本発明は、実装装置及びその制御方法に関する。
従来、実装装置としては、フェイスアップボンディングする場合は、吸着ヘッドで吸着したチップ部品を一旦チップ待機位置に仮保持するか、事前に用意した待機トレイ上に載置させ、ワーク認識カメラにより画像認識したあと吸着ヘッドに吸着保持させ、回路基板上の所定位置に実装するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この実装装置では、ベアチップ部品のパターン面が上下のどちらにあっても基板にボンディングできるとしている。また、実装装置としては、部品を基板に配置後、高さセンサにより部品及びその近傍の高さを測定し、高さの差により部品の有無を判定し、基板上に適切に部品が配置されているかを検査するものが提案されている(例えば、特許文献2参照)。この装置では、部品のピン近傍を撮像し、部品のピンの位置ずれをも検出する。
特開2002−330000号公報 特開2000−13097号公報
しかしながら、特許文献1、2の実装装置では、部品の回転に基づく配置方向については考慮されていなかった。また、特許文献1の実装装置では、部品以外の領域に一旦載置させる必要があり、更にどの部品に対して画像認識すればよいかも考慮されていなかった。実装装置では、例えば、所定角度(例えば、90°など)回転させた場合でも基板上に配置できてしまう部品を実装する場合がある。このような部品は、部品に形成されたリードやバンプなどに極性があり、配置方向を誤ると実装不良となる。このような部品は、検査装置において配置方向の検査を行うこともできるが、より簡便に部品の配置方向を検査することが望まれていた。
本発明は、このような課題に鑑みなされたものであり、部品を実装する実装装置内で部品の配置方向の検査を行うことができる実装装置及びその制御方法を提供することを主目的とする。
本発明は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の実装装置は、
識別部が形成された部品を採取部材により採取し基板上に配置する実装部と、
基板上に配置された部品の上面側を撮像可能である撮像部と、
前記識別部が形成された部品を前記採取部材に採取させ前記基板上に配置させたのち、前記基板上に配置された部品を前記撮像部に撮像させ、前記部品に形成された識別部に基づいて該部品の配置方向が正しいか否かの判定処理を実行する判定制御部と、
を備えたものである。
この実装装置は、部品を基板上に配置したのち、基板上に配置された部品を撮像し、部品に形成された識別部に基づいて部品の配置方向が正しいか否かの判定処理を実行する。この実装装置では、部品を実装する実装装置内で部品の配置方向の検査を行うことができる。また、この実装装置では、部品を再配置可能な実装装置において、この検査結果を利用することができる。
本発明の実装装置において、前記判定制御部は、前記部品の配置方向が誤りであると判定したときには、該基板上の部品を前記採取部材により採取させ、正しい配置方向に回転させて該部品を該基板へ再配置させるものとしてもよい。この実装装置では、実装装置内で部品の配置方向を正しくすることができるため、部品の配置方向を誤った基板を生産してしまうことをより抑制することができる。
本発明の実装装置において、前記判定制御部は、前記部品が収容された収容部が新たに装着されたあと1以上の所定数の該部品に対して前記判定処理を実行し、該判定処理において前記部品の配置方向がすべて正しいと判定されたときには、以降の前記判定処理を省略するものとしてもよい。一般に、実装装置では、部品が収容された収容部を新たなものに交換することがあるが、誤った向きに部品を収容した収容部が装置に装着されることがあり得る。この実装装置では、新たな収容部が装着されたときに配置方向の判定を実行するため、部品の収容方向の誤りを判断することができる。また、この実装装置では、配置方向が正しいときには、以降の判定処理を省略するため、生産効率の低下をより抑制することができる。ここで、「所定数」は、例えば、部品の収容方向が正しいと確実に判定可能な値に経験的に定められるものとしてもよい。また、「所定数の該部品に対して前記判定処理を実行」の「該部品」は、新たに装着された収容部に収容された部品をいう。また、「収容部」には、例えば、部品を配列収容するトレイや、部品を収容する空間が形成されリール状に捲回されたテープなどが挙げられる。
本発明の実装装置において、前記判定制御部は、前記基板へ複数の配置方向で配置可能である部品に対して前記部品の配置方向を判定するものとしてもよい。この実装装置では、複数の配置方向を採りうる特定の部品に対して判定処理を行うため、生産効率の低下をより抑制しつつ、部品の配置方向の検査を行うことができる。
本発明の実装装置において、前記判定制御部は、前記部品の配置方向が誤りであると判定したあと、該判定結果をその後の部品に対して適用し、該誤りと判定された部品と同じ位置に配置される部品、及び/又は該誤りと判定された部品と同じ収容部から採取される部品を正しい配置方向に回転させた状態で前記基板へ配置させるものとしてもよい。実装装置では、誤った収容方向で部品を収容した収容部が装着されることがある。この場合、収容部には、すべて同様に誤った収容方向で部品が収容されていることがある。この実装装置では、このような場合に対応し、判定処理を抑制しつつ、部品の配置方向を誤った基板を生産してしまうことをより抑制することができる。ここで、「誤りと判定された部品と同じ収容部から採取される部品」の採取位置は、同じ位置であるものとしてもよいし、部品が収容された収容部の収容ピッチ分だけシフトした位置であるものとしてもよい。
判定結果をその後の部品に対して適用する態様の実装装置において、前記判定制御部は、前記誤りと判定された部品と同じ部品を正しい配置方向に回転させた状態でその後の前記基板へ配置させ、該配置された部品を前記撮像部に撮像させ、前記部品に形成された識別部に基づいて該部品の配置方向が正しいか否かを判定する処理を1以上の所定数の部品に対して実行させ、前記部品の配置方向がすべて正しいと判定されたときには、前記判定結果をその後の部品に対して適用するものとしてもよい。この実装装置では、所定数の部品で配置方向を確認したあと判定結果をその後の部品に適用するため、部品の配置方向の誤りをより確実に抑制することができる。ここで、「所定数」は、例えば、部品の配置方向が正しいと確実に判定可能な値に経験的に定められるものとしてもよい。
判定結果をその後の部品に対して適用する態様の実装装置において、前記判定制御部は、前記部品の配置方向が誤りであると複数の部品に亘って判定されたあと前記判定結果をその後の部品に対して適用するものとしてもよい。この実装装置では、部品の配置方向の誤りが継続することを確認するため、より誤りなく判定結果をその後の部品配置に適用することができる。
本発明の実装装置において、前記判定制御部は、前記部品の配置方向が誤りであると判定したときには、該基板上の部品を前記採取部材により採取させ、該採取した部品に対して前記基板上で付着した物質の清掃処理を行ったあと、正しい配置方向に回転させて該部品を該基板へ再配置させるものとしてもよい。この実装装置では、付着物質を清掃するため、再配置をより確実に行うことができる。部品に付着する物質としては、例えば、はんだや導電性ペースト、接着剤、グリスなどが挙げられる。
本発明の実装装置において、前記撮像部は、前記基板に形成された識別部を撮像するマークカメラであるものとしてもよい。この装置では、撮像部をマークカメラと共用するため、構成の煩雑化をより抑制しつつ、部品の配置方向の検査を行うことができる。
本発明の実装装置の制御方法は、
識別部が形成された部品を採取部材により採取し基板上に配置する実装部と、基板上に配置された部品の上面側を撮像可能である撮像部と、を備えた実装装置の制御方法であって、
(a)前記識別部が形成された部品を前記採取部材に採取させ前記基板上に配置させるステップと、
(b)前記基板上に配置された部品を前記撮像部に撮像させるステップと、
(c)前記部品に形成された識別部に基づいて該部品の配置方向が正しいか否かを判定するステップと、を含むものである。
この実装装置の制御方法は、上述した実装装置と同様に、部品を実装する実装装置内で部品の配置方向の検査を行うことができる。なお、この実装装置の制御方法において、上述した実装装置の種々の態様を採用してもよいし、また、上述した実装装置の各機能を実現するようなステップを追加してもよい。
実装システム10の一例を表す概略説明図。 実装装置11の電気的な接続関係を表すブロック図。 実装装置11のHDD43に記憶された実装条件情報48の説明図。 部品P,60を配置した基板Sの一例を表す説明図。 実装処理ルーチンの一例を表すフローチャート。 部品60の配置方向を修正する処理の説明図。
本発明の好適な実施形態を図面を参照しながら以下に説明する。図1は、実装システム10の一例を表す概略説明図である。図2は、実装装置11の電気的な接続関係を表すブロック図である。図3は、実装装置11のHDD43に記憶された実装条件情報48の説明図である。実装システム10は、例えば、部品を基板Sに実装する処理に関する実装処理を実行するシステムである。この実装システム10は、実装装置11と、管理コンピュータ(PC)50とを備えている。実装システム10は、部品を基板Sに実装する実装処理を実施する複数の実装装置11が上流から下流に配置されている。図1では、説明の便宜のため実装装置11を1台のみ示している。本実施形態において、左右方向(X軸)、前後方向(Y軸)及び上下方向(Z軸)は、図1に示した通りとする。
実装装置11は、図1、2に示すように、基板搬送ユニット12と、実装ユニット13と、部品供給ユニット14と、パーツカメラ15と、清掃ユニット18と、制御装置40とを備えている。基板搬送ユニット12は、基板Sの搬入、搬送、実装位置での固定、搬出を行うユニットである。基板搬送ユニット12は、図1の前後に間隔を開けて設けられ左右方向に架け渡された1対のコンベアベルトを有している。基板Sはこのコンベアベルトにより搬送される。
この実装装置11は、図1に示すように、一方向の配置方向を有する通常の部品Pのほか、複数の配置方向に(例えば、90°、180°回転など)配置可能であり上面に識別部62を有する部品60を実装処理する。この部品60は、例えば、部品を90°や180°回転させたとしてもパーツカメラ15による下方からの撮像では角度が異なることが判別できない形状(例えば回転対称)を有している。部品60は、下面にバンプなどの端子61がマトリックス状に配列され、上面側からその位置や形状などを認識することを要する識別部62を有する。識別部62は、部品60の方向を認識する記号、文字などである。この部品60は、識別部62として上面の片隅に矩形のマークが形成されている。この部品60は、BGA部品としてもよいし、CPS部品であるものとしてもよい。
実装ユニット13は、部品を部品供給ユニット14から採取し、基板搬送ユニット12に固定された基板Sへ配置するものである。実装ユニット13は、ヘッド移動部20と、実装ヘッド22と、吸着ノズル24とを備えている。ヘッド移動部20は、ガイドレールに導かれてXY方向へ移動するスライダと、スライダを駆動するモータとを備えている。実装ヘッド22は、スライダに取り外し可能に装着されており、ヘッド移動部20によりXY方向へ移動する。実装ヘッド22の下面には、1以上の吸着ノズル24が取り外し可能に装着される。吸着ノズル24は、圧力を利用して部品を採取する採取部材である。実装ヘッド22は、Z軸モータ23を内蔵しており、このZ軸モータによってZ軸に沿って吸着ノズル24の高さを調整する。また、実装ヘッド22は、図示しない駆動モータによって吸着ノズル24を回転(自転)させる回転装置を備え、吸着ノズル24に吸着された部品の角度を調整可能となっている。この実装ヘッド22は、複数(例えば4個や8個など)の吸着ノズル24を装着しているものとして以下説明する。
この実装ヘッド22には、マークカメラ25が配設されている。マークカメラ25は、例えば、基板Sや部品を上方から撮像可能な装置である。マークカメラ25は、実装ヘッド22(又はスライダ)の下面側に配設されている。このマークカメラ25は、その下方が撮像領域であり、基板Sに付され基板Sの位置把握に用いられる基準マークを撮像し、その画像を制御装置40へ出力する。また、マークカメラ25は、部品60の上面を撮像し、その画像を制御装置40へ出力する。このマークカメラ25は、実装ヘッド22の移動に伴ってXY方向へ移動する。
部品供給ユニット14は、リール33を備えた複数のフィーダ32が実装装置11の前側に配設された装着部31に着脱可能に取り付けられている。各リール33には、テープ34が巻き付けられ、テープ34には、複数の部品がテープ34の長手方向に沿って保持されている。このテープ34は、リール33から後方に向かって巻きほどかれ、部品が露出した状態で、吸着ノズル24で吸着される採取位置に送り出される。この部品供給ユニット14は、部品60を複数配列して載置するトレイを有し着脱可能なトレイユニット35を備えている。テープ34やトレイが部品を収容する収容部である。
パーツカメラ15は、基板搬送ユニット12と部品供給ユニット14との間に配設されている。このパーツカメラ15の撮像範囲は、パーツカメラ15の上方である。パーツカメラ15は、部品を吸着した吸着ノズル24がパーツカメラ15の上方を通過する際、吸着ノズル24に吸着された部品を下方から撮像し、その画像を制御装置40へ出力する。
清掃ユニット18は、装着部31に併設されており、例えば、実装ヘッド22に装着され接着剤を塗布するニードルを拭取により清掃するユニットである。清掃ユニット18は、例えば、拭取シートなどの拭取部材が巻き付けられた操出ローラと、操出ローラから繰り出された拭取部材を巻き取る巻取ローラと、操出ローラと巻取ローラとの間に配設され拭取部材の下面を支持する清掃支持部と、巻取ローラを回転するモータとを備えている。操出ローラ及び巻取ローラは、台座に軸支されている。また、清掃ユニット18は、一度配置した部品60を再度吸着して再配置する際に、部品60の下面側において、部品60に付着する物質(例えば、はんだや接着剤、グリスなど)を清掃する処理も行う。この清掃ユニット18は、操出ローラから繰り出された拭取部材の表面に洗浄液を塗布する図示しない洗浄液供給部を備えており洗浄液が塗布された拭取部材により各清掃処理を行う。
制御装置40は、図2に示すように、CPU41を中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、処理プログラムを記憶するROM42、各種データを記憶するHDD43、作業領域として用いられるRAM44、外部装置と電気信号のやり取りを行うための入出力インタフェース45などを備えており、これらはバス46を介して接続されている。この制御装置40は、基板搬送ユニット12、実装ユニット13、部品供給ユニット14、パーツカメラ15、清掃ユニット18へ制御信号を出力し、実装ユニット13や部品供給ユニット14、パーツカメラ15からの信号を入力する。HDD43には、管理PC50から取得した実装条件情報48が記憶されている。この実装条件情報48は、図3に示すように、実装順番と、部品種別と、回転配置可能な部品であるか否かの情報と、部品サイズと、採取位置と、配置位置と、配置方向とを含んでいる。また、実装条件情報48は、例えば、部品を吸着する吸着ノズルの情報なども含んでいる。配置方向は、部品の回転位置を表すものであり、初期値が0°に設定されており、のちの実装処理ルーチンによって、90°、180°、270°などに変更される場合がある。
管理PC50は、実装システム10の各装置の情報を管理するコンピュータである。この管理PC50は、作業者が各種指令を入力するキーボード及びマウス等の入力装置52と、各種情報を表示するディスプレイ54とを備えている。管理PC50は、実装条件情報48と同様の情報を記憶しており、実装装置11からの依頼など必要に応じて実装条件情報を実装装置11へ出力する。
次に、こうして構成された本実施形態の実装システム10の動作、特に、実装装置11で実行される部品P,60の実装処理について説明する。図4は、部品P,60を配置した基板Sの一例を表す説明図である。ここでは、図4に示した基板Sを生産する際の処理を具体例として説明する。図4に示すように、基板Sは、基板S1〜S4を含んでおり、実装処理後に切断されて個々の基板として用いられる。基板Sには、部品Pと部品60とが配置される。部品Pには、極性がなく複数の配置方向で配置されても不良品とならない部品や、1方向にしか配置できない部品などが含まれる。部品60には、極性があり、部品の回転に基づく複数の配置方向で配置可能な部品で誤った配置方向で配置されると不良品となる部品などが含まれる。部品60は、識別部62が形成され部品供給ユニット14のトレイユニット35に同一種の部品が配列載置されており、この同一種の部品が基板Sの異なる複数の配置位置に配置される。
図5は、制御装置40のCPU41により実行される実装処理ルーチンの一例を表すフローチャートである。このルーチンは、制御装置40のHDD43に記憶され、作業者による基板Sの生産開始の入力に基づいて実行される。実装処理ルーチンを開始すると、制御装置40のCPU41は、まず、実装条件情報を管理PC50から取得する(ステップS100)。取得した情報は、実装条件情報48としてHDD43に記憶される。次に、CPU41は、基板Sの搬送及び固定処理を行い(ステップS110)、吸着する部品を設定し、その情報を実装条件情報48から取得する(ステップS120)。
次に、CPU41は、部品の吸着、移動処理を行う(ステップS130)。このとき、CPU41は、採取する部品に応じた吸着ノズル24を、必要に応じて実装ヘッド22に装着させ、部品供給ユニット14から部品を採取するよう実装ユニット13を制御する。ここでは、実装ヘッド22は、装着されている吸着ノズル24のできるだけすべてに部品を吸着させる。次に、CPU41は、部品の配置方向を調整して配置位置に配置させる(ステップS140)。配置方向の調整では、CPU41は、実装条件情報48の配置方向に合わせ、部品を90°おきの所定値に回転させる。なお、CPU41は、実装ヘッド22がパーツカメラ15上を移動するようヘッド移動部20を制御し、パーツカメラ15の撮像結果に基づいて、部品の吸着ずれや形状異常などを検出する。
続いて、CPU41は、今回配置させた部品のなかに回転配置可能であり且つ回転配置されると不良品となる部品(以下、部品60と称する)があるか否かを判定する(ステップS150)。今回配置された部品に部品60が含まれているときには、CPU41は、配置方向が確定済みであるか否かを判定し(ステップS160)、配置方向が確定済みでない場合は、基板S上に今回配置した部品60をマークカメラ25に撮像処理させる(ステップS170)。この実装装置11では、部品60が所定数、継続して配置方向が誤りであるときは、例えば、部品を収容する収容部での部品60の収容方向がすべて誤っているとして部品60の配置方向を修正して確定し、それ以降は修正された配置方向に回転させて実装処理するよう設定されている。マークカメラ25は、正しい配置方向に部品60が配置された際の識別部62が含まれる領域を撮像する。
続いて、CPU41は、部品60の配置方向が正しいか否かを、この撮像画像の正しい位置に識別部62があるか否かに基づいて判定する(ステップS180)。部品60の配置方向が正しいときには、CPU41は、基板S上の該当部品60のマークカメラ25による撮像に基づく部品60の配置方向の確認が所定数に達したか否かを判定する(ステップS190)。即ち、ここでは、同じ収容部に収容された部品60に対して、その基板S上での配置方向が正しいとの確認が所定数に達したか否かを判定する。この所定数は、例えば、部品60の部品供給ユニット14での収容状態の正誤が確実に判定可能な値(例えば、3回や5回など)に経験的に定められている。同じ収容部に収容された部品60の確認が所定数に達したときには、CPU41は、現在の正しい配置方向を実装条件情報48に記憶させることにより配置方向を確定させる(ステップS200)。
一方、ステップS180で部品60の配置方向が正しくないときには、CPU41は、実装ユニット13により該当する部品60を基板Sから採取させ、清掃ユニット18により採取した部品60の清掃処理を行わせる(ステップS210)。一般に、基板Sには、はんだや接着剤などの粘性流体が形成されていることがあり、部品60の配置方向の修正時にこの粘性流体により配置位置が適正にならない場合があり得る。ここでは、部品60の下面側を清掃することにより、この不都合の発生を抑制するのである。ステップS210のあと、CPU41は、部品60の配置方向を修正して再配置させ(ステップS220)、修正した配置方向を実装条件情報48に仮記憶させる(ステップS230)。
ここで、部品60の再配置処理について説明する。図6は、部品60の配置方向を修正する処理の説明図である。まず、CPU41は、ステップS140で複数の部品60を基板Sに配置する(図6(a))。次に、CPU41は、部品60をマークカメラ25に撮像させ、配置方向が正しいか否かを判定し、配置方向が誤りであるときには、部品60を吸着ノズル24に吸着させる(図6(b))。次に、CPU41は、部品60の下面を清掃ユニット18に清掃処理させる(図6(c))。そして、CPU41は、部品60を正しい配置方向に回転させ(図6(d))、この部品60を基板Sに再配置させる(図6(e))。このように、実装装置11は、実装装置11の内部で部品60の配置方向を修正するのである。
ステップS230のあと、又はステップS150で回転配置可能な部品が含まれていないとき、又はステップS160で配置方向が確定済みであるとき、又はステップS190で確認が所定数に達していないとき、又はステップS200で現配置方向で確定したあと、CPU41は、現基板の実装処理が完了したか否かを判定する(ステップS240)。なお、今回配置させた部品が回転配置可能な部品60でないときや、部品60の配置方向を変更して確定させたあとは、CPU41は、基板S上の部品の撮像処理及び配置方向の判定処理(ステップS170〜S230)を省略するのである。現基板の実装処理が完了していないときには、CPU41は、ステップS120以降の処理を実行する。即ち、CPU41は、次に吸着する部品を設定し、その部品の吸着、移動、配置処理を行う。
一方、ステップS240で現基板の実装処理が完了したときには、CPU41は、実装完了した基板Sを排出させ(ステップS250)、生産完了したか否かを判定する(ステップS260)。生産完了していないときには、CPU41は、ステップS110以降の処理を実行する。即ち、CPU41は、新たな基板Sを搬送、固定し、ステップS120以降の処理を実行する。一方、ステップS260で生産完了したときには、CPU41は、そのままこのルーチンを終了する。
ここで、本実施形態の構成要素と本発明の構成要素との対応関係を明らかにする。本実施形態の実装ユニット13が本発明の実装部に相当し、マークカメラ25が撮像部に相当し、制御装置40が判定制御部に相当し、吸着ノズル24が採取部材に相当する。なお、本実施形態では、実装装置11の動作を説明することにより本発明の実装装置の制御方法の一例も明らかにしている。
以上説明した実施形態の実装装置11によれば、部品を基板S上に配置したのち、基板S上に配置された部品を撮像し、部品に形成された識別部62に基づいて部品の配置方向が正しいか否かの判定処理を実行する。この実装装置11では、部品を実装する実装装置11内で部品の配置方向の検査を行うことができる。また、この実装装置11では、部品を再配置可能な実装装置において、この検査結果を利用することができる。また、制御装置40は、部品60の配置方向が誤りであると判定したときには、この基板S上の部品60を吸着ノズル24により採取させ、正しい配置方向に回転させてこの部品60をこの基板Sへ再配置させる。この実装装置11では、実装装置11内で部品60の配置方向を正しくすることができるため、部品60の配置方向を誤った基板Sを生産してしまうことをより抑制することができる。
また、制御装置40は、実装処理を開始したあと、1以上の所定数の部品60に対して配置方向の判定処理を実行し(ステップS180)、ステップS190で部品60の配置方向がすべて正しいと判定されたときには、以降の判定処理を省略する。一般に、実装装置では、部品が収容された収容部(テープやトレイなど)を備えることがあるが、誤った向きに部品を収容した収容部が装置に装着されることがあり得る。この実装装置11では、実装処理の開始時に配置方向の判定を実行するため、部品の収容方向の誤りを判断することができる。また、この実装装置11では、配置方向が正しいときには、以降の判定処理を省略するため、生産効率の低下をより抑制することができる。
更に、制御装置40は、基板Sへ複数の配置方向で配置可能である部品60に対して部品60の配置方向を判定する。この実装装置では、複数の配置方向を採りうる特定の部品に対して判定処理を行うため、生産効率の低下をより抑制しつつ、部品の配置方向の検査を行うことができる。また、制御装置40は、部品の配置方向が誤りであると判定したあと、この判定結果をその後の部品60に対して適用し、この誤りと判定された部品60と同じ位置に配置される部品や、誤りと判定された部品と同じ収容部(テープ34やトレイ)から採取される部品を正しい配置方向に回転させた状態で基板Sへ配置させる。すべて同様に誤った収容方向で部品が収容部に収容されていることがありうるが、この実装装置11では、このような場合に対応し、判定処理を抑制しつつ、部品の配置方向を誤った基板を生産してしまうことをより抑制することができる。
更にまた、制御装置40は、配置方向が誤りと判定された部品と同じ部品を正しい配置方向に回転させた状態でその後の基板Sへ配置させ、この配置された部品60をマークカメラ25に撮像させ、部品60に形成された識別部62に基づいてこの部品60の配置方向が正しいか否かを判定する処理を1以上の所定数の部品60に対して実行させ、部品の配置方向がすべて正しいと判定されたときには、この判定結果をその後の部品60に対して適用する。この実装装置11では、所定数の部品で配置方向を確認したあと判定結果をその後の部品に適用するため、部品の配置方向の誤りをより確実に抑制することができる。そして、制御装置40は、部品60の配置方向が誤りであると複数の部品60に亘って判定されたあと、判定結果をその後の部品に対して適用する。この実装装置11では、部品60の配置方向の誤りが継続することを確認するため、より誤りなく判定結果をその後の部品配置に適用することができる。そしてまた、制御装置40は、部品60の配置方向が誤りであると判定したときには、この基板S上の部品60を吸着ノズル24により採取させ、この採取した部品60に対して基板S上で付着した物質の清掃処理を行ったあと、正しい配置方向に回転させてこの部品を基板Sへ再配置させる。この実装装置11では、付着物質を清掃するため、再配置をより確実に行うことができる。
また、部品60の上面を撮像する撮像部は、基板Sに形成された識別部を撮像するマークカメラ25であり、撮像部をマークカメラと共用するため、構成の煩雑化をより抑制しつつ、部品の配置方向の検査を行うことができる。更に、実装装置が検査装置を兼ねるため、配置方向が正しくない部品60を実装装置11の内部で修正することができるため、修正用の実装装置を新たに加える必要がなく、装置構成をより簡略化することができる。
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
例えば、上述した実施形態では、部品60の配置方向が誤りであるときには、基板S上の部品60を吸着ノズル24で吸着して正しい方向に回転させて再配置するものとしたが、特にこれに限定されず、基板S上の部品60を吸着する処理、回転する処理及び再配置する処理を省略してもよい。例えば、CPU41は、部品60の配置方向が誤りであるときには、作業者へその旨の情報を表示部にさせ、あるいは音声により報知するものとしてもよい。こうすれば、報知された情報に基づいて、作業者が、実装条件を変更したり、トレイなどに収容された部品60の収容方向を修正するなど、対処することができる。
上述した実施形態では、実装処理の開始時に部品60の配置方向が正しいか否かの判定処理(確認)を行うものとしたが、これに代えて、又はこれに加えて、部品が収容された収容部(例えばトレイユニット35のトレイやフィーダ32など)が新たに装着されたあと、部品60の配置方向が正しいか否かの判定処理(ステップS170〜S230)を行うものとしてもよい。この実装装置では、新たな収容部が装着されたときに配置方向の判定を実行するため、部品の収容方向の誤りを判断することができる。なお、「収容部が新たに装着」とは、それまでに装着されていなかった新しい収容部が装着される場合のほか、収容部の部品がなくなり新たな収容部に交換された場合を含む。この実装装置において、新たな収容部が装着されたあとに行った判定処理において、部品60の配置方向がすべて正しいと判定されたときには、以降の判定処理を省略するものとしてもよい。この実装装置では、配置方向が正しいときには、以降の判定処理を省略するため、生産効率の低下をより抑制することができる。なお、この実装装置は、以降の判定処理を省略したあと、更に新たな収容部が装着されたときには、また判定処理を行うものとしてもよい。
上述した実施形態では、部品60の配置方向が誤りであると判定したあと、誤りと判定された部品60と同じ位置に配置される部品、及び/又はこの誤りと判定された部品60と同じ収容部から採取される部品60を正しい配置方向に回転させた状態で基板Sへ配置させるものとした。即ち、実装装置11は、以降の判定処理を省略するものとし、判定結果をその後の部品60に対して適用するものとしたが、これに特に限定されない。例えば、CPU41は、判定結果を以降の部品60に適用せず、部品60の配置方向が誤りであるか否かの判定処理を繰り返し継続するものとしてもよい。この実装装置でも、部品60を実装する実装装置11内で部品60の配置方向の検査を行うことはできる。
上述した実施形態では、部品60の配置方向が正しいか否かを判定する処理を1以上の所定数の部品に対して実行させ、部品60の配置方向がすべて正しいと判定されたときには、判定結果をその後の部品に対して適用するものとしたが、特にこれに限定されない。例えば、CPU41は、部品60の配置方向が上記所定数のうち所定割合以上(例えば75%以上など)で正しいと判定されたときには、判定結果をその後の部品に対して適用するものとしてもよい。こうしても、部品を実装する実装装置11内で部品の配置方向の検査を行うことができる。
上述した実施形態では、部品60の配置方向が誤りであるときにその配置方向を修正した状態で、所定数の部品60の配置方向が正しいと判定されたときに配置方向を確定する(判定結果をその後の部品に対して適用する)ものとしたが、特にこれに限定されない。例えば、CPU41は、部品60の配置方向が誤りであるときに、その配置方向を修正しない状態で、所定数の部品60に亘って配置方向が誤りであると判定されたときに、修正した配置方向を確定する(判定結果をその後の部品に対して適用する)ものとしてもよい。この場合、所定数の部品60を再配置し直すことを要するが、部品を実装する実装装置11内で部品の配置方向の検査を行うことはできる。
上述した実施形態では、部品60の再配置時に、清掃ユニット18により部品60を清掃処理するものとしたが、特にこれに限定されず、清掃ユニット18を省略してもよいし、清掃ユニット18による清掃処理を省略してもよい。この実装装置でも、部品を実装する実装装置11内で部品の配置方向の検査を行うことができる。
上述した実施形態では、実装ヘッド22は、採取部材として吸着ノズル24を備えるものとしたが、部品60を採取可能であれば特に限定されず、部品60を挟持して採取するメカニカルチャックなどとしてもよい。
上述した実施形態では、本発明を実装装置11として説明したが、例えば、実装装置の制御方法や、上述した処理をコンピュータが実行するプログラムとしてもよい。
本発明は、部品を基板上に配置する実装処理を行う装置に利用可能である。
10 実装システム、11 実装装置、12 基板搬送ユニット、13 実装ユニット、14 部品供給ユニット、15 パーツカメラ、18 清掃ユニット、20 ヘッド移動部、22 実装ヘッド、23 Z軸モータ、24 吸着ノズル、25 マークカメラ、31 装着部、32 フィーダ、33 リール、34 テープ、35 トレイユニット、40 制御装置、41 CPU、42 ROM、43 HDD、44 RAM、45 入出力インタフェース、46 バス、48 実装条件情報、50 管理コンピュータ、52 入力装置、54 ディスプレイ、60 部品、61 端子、62 識別部、P 部品、S,S1〜S4 基板。

Claims (9)

  1. 識別部が形成された部品を採取部材により部品供給ユニットから採取し基板上に配置する実装部と、
    基板上に配置された部品の上面側を撮像可能である撮像部と、
    前記識別部が形成された部品を前記部品供給ユニットから前記採取部材に採取させ前記基板上に配置させたのち、前記基板上に配置された部品を前記撮像部に撮像させ、前記部品に形成された識別部に基づいて該部品の配置方向が正しいか否かの判定処理を実行する判定制御部と
    前記識別部が形成された部品を含む複数の部品の各々について、回転配置可能な部品であるか否かと配置方向を示す実装条件情報を記憶する記憶部と、を備え、
    前記実装部は複数の採取部材が装着され、前記実装部は前記複数の部品を前記複数の採取部材により前記部品供給ユニットから採取し該基板上に配置し、
    前記判定制御部は、前記実装部が前記複数の採取部材により前記部品供給ユニットから採取した前記複数の部品を該基板上に配置してから、前記実装部が次に採取すべき部品を前記部品供給ユニットから採取するまでの間に、前記記憶部に記憶された前記実装条件情報に基づいて、前記実装部が該基板上に配置した前記複数の部品のなかに回転配置可能であり且つ回転配置されると不良となる部品があるか否かを判定し、回転配置可能であり且つ回転配置されると不良となる部品に対して、前記判定処理を実行する、実装装置。
  2. 前記判定制御部は、前記部品の配置方向が誤りであると判定したときには、該基板上の部品を前記採取部材により採取させ、正しい配置方向に回転させて該部品を該基板へ再配置させる、請求項1に記載の実装装置。
  3. 前記判定制御部は、前記部品が収容された収容部が新たに装着されたあと1以上の所定数の該部品に対して前記判定処理を実行し、該判定処理において前記部品の配置方向がすべて正しいと判定されたときには、以降の前記判定処理を省略する、請求項1又は2に記載の実装装置。
  4. 前記判定制御部は、前記基板へ複数の配置方向で配置可能である部品に対して前記部品の配置方向を判定する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の実装装置。
  5. 前記判定制御部は、前記部品の配置方向が誤りであると判定したあと、該判定結果をその後の部品に対して適用し、該誤りと判定された部品と同じ位置に配置される部品、及び/又は該誤りと判定された部品と同じ収容部から採取される部品を正しい配置方向に回転させた状態で前記基板へ配置させる、請求項1〜4のいずれか1項に記載の実装装置。
  6. 前記判定制御部は、前記誤りと判定された部品と同じ部品を正しい配置方向に回転させた状態でその後の前記基板へ配置させ、該配置された部品を前記撮像部に撮像させ、前記部品に形成された識別部に基づいて該部品の配置方向が正しいか否かを判定する処理を1以上の所定数の部品に対して実行させ、前記部品の配置方向がすべて正しいと判定されたときには、前記判定結果をその後の部品に対して適用する、請求項5に記載の実装装置。
  7. 前記判定制御部は、前記部品の配置方向が誤りであると複数の部品に亘って判定されたあと前記判定結果をその後の部品に対して適用する、請求項5又は6に記載の実装装置。
  8. 前記判定制御部は、前記部品の配置方向が誤りであると判定したときには、該基板上の部品を前記採取部材により採取させ、該採取した部品に対して前記基板上で付着した物質の清掃処理を行ったあと、正しい配置方向に回転させて該部品を該基板へ再配置させる、請求項1〜7のいずれか1項に記載の実装装置。
  9. 識別部が形成された部品を採取部材により部品供給ユニットから採取し基板上に配置する実装部と、基板上に配置された部品の上面側を撮像可能である撮像部と、前記識別部が形成された部品を含む複数の部品の各々について、回転配置可能な部品であるか否かと配置方向を示す実装条件情報を記憶する記憶部と、を備えた実装装置の制御方法であって、
    (a)前記識別部が形成された部品を前記採取部材に前記部品供給ユニットから採取させ前記基板上に配置させるステップと、
    (b)前記基板上に配置された部品を前記撮像部に撮像させるステップと、
    (c)前記部品に形成された識別部に基づいて該部品の配置方向が正しいか否かを判定するステップと、
    (d)次に採取すべき部品を前記採取部材に前記部品供給ユニットから採取させるステップと、を含み、
    前記実装部は複数の採取部材が装着され、前記ステップ(a)では、前記実装部が前記複数の部品を前記複数の採取部材により前記部品供給ユニットから採取し該基板上に配置し、
    前記ステップ(b)及び前記ステップ(c)を、前記ステップ(a)を実行してから前記ステップ(d)を実行する前に実行し、
    前記実装部が前記複数の採取部材により前記部品供給ユニットから採取した前記複数の部品を該基板上に配置してから、前記実装部が次に採取すべき部品を前記部品供給ユニットから採取するまでの間に、前記記憶部に記憶された前記実装条件情報に基づいて、前記実装部が該基板上に配置した前記複数の部品のなかに回転配置可能であり且つ回転配置されると不良となる部品があるか否かを判定し、回転配置可能であり且つ回転配置されると不良となる部品に対して、前記ステップ(b)及び前記ステップ(c)を実行する、
    実装装置の制御方法。
JP2015103286A 2015-05-21 2015-05-21 実装装置及びその制御方法 Active JP6652787B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015103286A JP6652787B2 (ja) 2015-05-21 2015-05-21 実装装置及びその制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015103286A JP6652787B2 (ja) 2015-05-21 2015-05-21 実装装置及びその制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016219608A JP2016219608A (ja) 2016-12-22
JP6652787B2 true JP6652787B2 (ja) 2020-02-26

Family

ID=57581488

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015103286A Active JP6652787B2 (ja) 2015-05-21 2015-05-21 実装装置及びその制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6652787B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7282007B2 (ja) * 2019-09-27 2023-05-26 ヤマハ発動機株式会社 実装ライン、実装ラインの基板検査方法

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002374098A (ja) * 2001-04-13 2002-12-26 Yamaha Corp 半導体パッケージ及び半導体パッケージの実装方法
JP4403449B2 (ja) * 2003-05-28 2010-01-27 富士機械製造株式会社 電子部品装着装置及び電子部品装着方法
JP4368709B2 (ja) * 2004-03-17 2009-11-18 ヤマハ発動機株式会社 表面実装機
JP5726581B2 (ja) * 2011-03-16 2015-06-03 富士機械製造株式会社 電子部品リペア機および生産ライン
JP6140414B2 (ja) * 2012-09-25 2017-05-31 富士機械製造株式会社 部品管理装置、部品管理方法及びそのプログラム
JP6108770B2 (ja) * 2012-11-02 2017-04-05 Juki株式会社 電子部品実装装置及び実装部品検査方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016219608A (ja) 2016-12-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4767995B2 (ja) 部品実装方法、部品実装機、実装条件決定方法、実装条件決定装置およびプログラム
JP6021560B2 (ja) 部品検査方法及び装置
JP2008218706A (ja) 部品移載装置、表面実装機、及び電子部品検査装置
JP6487327B2 (ja) 実装検査装置
CN108142000B (zh) 基板作业系统及元件安装装置
JP6293866B2 (ja) 実装ずれ修正装置および部品実装システム
JP6037580B2 (ja) 部品実装機
JP2003304100A (ja) 部品装着管理方法、装着検査装置および装着システム
JP6571116B2 (ja) 検査支援装置
WO2016143058A1 (ja) 実装装置、撮像処理方法及び撮像ユニット
JP2019175914A (ja) 画像管理方法及び画像管理装置
WO2017126025A1 (ja) 実装装置および撮像処理方法
JP6652787B2 (ja) 実装装置及びその制御方法
US20180332748A1 (en) Board working system
JP4712766B2 (ja) 部品移載装置
JP5401231B2 (ja) 搬送システム
EP4002977B1 (en) Mounting device, mounting system, and inspection and mounting method
JP7425091B2 (ja) 検査装置及び検査方法
JP2018037586A (ja) 実装装置
US11304351B2 (en) Mounting device, information processing device, and mounting method
JP7084416B2 (ja) 情報処理装置及び情報処理方法
JP2009010176A5 (ja)
JP7398309B2 (ja) 表面実装機、及び、画像データの送信方法
JP6920182B2 (ja) 部品実装装置
JP6734722B2 (ja) 品質管理システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180515

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190313

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190326

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20190514

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20190514

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190719

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20190924

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191220

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20200106

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200121

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200124

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6652787

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250