JP6293866B2 - 実装ずれ修正装置および部品実装システム - Google Patents

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Description

本発明は、基板に実装された実装済み部品の実装ずれを修正する実装ずれ修正装置および部品実装システムに関する。
従来より、基板に部品をはんだ付けで実装した後、検査を行ない、検査結果が不良と判断すると、不良箇所を修正する修正装置が知られている。例えば、特許文献1には、検査結果が不良と判断された基板を修正位置へ搬送する基板搬送部と、修正位置にてXYロボットにより移動して修正作業を行なう修正ヘッドとを備え、修正ヘッドが修正対象部品の接続端子をレーザー光により加熱しつつ、真空源につながる吸着ノズルで修正対象部品を吸着して基板から取り外すものが開示されている。
特開平5−235536号公報
ところで、部品実装機により基板に実装された実装済み部品に実装ずれが生じている場合、特許文献1記載の実装ずれ修正装置を用いることにより、実装ずれが生じている部品を基板から取り外すことができ、作業者による手間のかかる部品取り外し作業をなくすことができる。しかしながら、上述した修正装置による場合、基板から部品を取り外した後、新たな部品を再装着する作業を作業者が行なう必要がある。
本発明は、基板に実装された実装済み部品の実装ずれを自動的に修正する実装ずれ修正装置を提供することを主目的とする。
本発明は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の実装ずれ修正装置は、
基板に実装された実装済み部品の実装ずれを修正する実装ずれ修正装置であって、
前記実装済み部品を当接保持する当接部を有する当接保持部材と、
前記当接保持部材を移動させる移動手段と、
前記基板に対して実装ずれが生じている実装済み部品の位置情報を取得する位置情報取得手段と、
前記取得された位置情報に基づいて、前記実装ずれが生じている実装済み部品を前記当接部が当接保持するまで前記当接保持部材が移動するよう前記移動手段を制御する当接保持制御手段と、
前記当接部が前記実装済み部品を当接保持した状態で、前記取得された位置情報に基づいて、前記実装済み部品の実装ずれが解消する方向に前記当接保持部材が移動するよう前記移動手段を制御する実装ずれ修正制御手段と、
を備えることを要旨とする。
この本発明の実装ずれ修正装置では、基板に対して実装ずれが生じている実装済み部品の位置情報を取得し、取得した位置情報に基づいて実装ずれが生じている実装済み部品を当接部が当接保持するまで当接保持部材を移動させ、当接部が実装済み部品を当接保持した状態で取得した位置情報に基づいて実装済み部品の実装ずれが解消する方向に当接保持部材を移動させる。これにより、実装済み部品を基板から取り外すことなく、基板に実装された実装済み部品の実装ずれを自動的に修正することができる。
こうした本発明の実装ずれ修正装置において、前記当接部は、摩擦部材により構成された当接面を有し、前記当接保持制御手段は、前記当接面が前記実装済み部品を押し込むよう前記移動手段を制御する手段であるものとすることもできる。ここで、「前記当接面が前記実装済み部品を押し込む」とは、基板に実装された実装済み部品に当接面を接触させた状態で基板に平行な方向に当接保持部材を移動させることにより、実装済み部品の実装ずれを修正する場合、当接面が基板に直交する方向に実装済み部品を押し込むものとすることができる。また、「前記当接面が前記実装済み部品を押し込む」とは、当接面が実装済み部品に接触した状態で当接保持部材を移動させた際、当接保持部材と同じ方向に実装済み部品が移動する程度の摩擦力が得られるように、当接面を実装済み部品に押し込むものとすることができる。具体的には、当接面が実装済み部品に接触した状態からさらに当接面を基板に直交する方向に所定量移動させるものとすることとができるし、当接面の押し込み荷重が所定荷重となるよう当接面を基板に直交する方向に移動させるものとすることができる。
あるいは、本発明の実装ずれ修正装置において、前記実装済み部品は、直方体状の部品であり、前記当接部は、前記実装済み部品の上面の相対する2辺と少なくとも当接可能な谷状の当接面を有するものとすることもできる。こうすれば、実装済み部品をより確実に当接保持してその実装ずれを修正することができる。
また、本発明の実装ずれ修正装置において、前記当接部が前記実装済み部品を当接保持した状態で該実装済み部品の実装ずれが解消する方向に前記当接保持部材を移動させた後、前記実装済み部品から前記当接部を離間させる離間機構を備えるものとすることもできる。こうすれば、当接保持部材が実装済み部品の実装ずれを修正した後、当接保持部材による実装済み部品の持ち帰りを抑制することができる。
さらに、本発明の実装ずれ修正装置において、前記実装済み部品の形状に関する部品情報を取得する部品情報取得手段を備え、前記当接保持制御手段は、前記取得された部品情報に基づいて前記当接部が前記実装済み部品を押し込むよう前記移動手段を制御する手段であるものとすることもできる。こうすれば、実装済み部品の形状に拘わらず、適切な押力をもって当接保持部材の当接部で実装済み部品を押し込むことができ、実装済み部品をより確実に当接保持することができる。なお、「前記当接面が前記実装済み部品を押し込む」とは、前述した各態様と同様の態様を用いることができる。
部品情報に基づき当接部が実装済み部品を押し込むよう移動手段を制御する態様の本発明の実装ずれ修正装置において、前記基板を所定位置で支持する支持部材と、前記取得された位置情報に基づき特定される実装済み部品の実装位置が前記所定位置を含む所定範囲内にない場合に所定の警告を行う警告手段と、を備えるものとすることもできる。こうすれば、当接保持部材の当接部を実装済み部品に押し込む際の基板のたわみや破損の発生を防止することができる。
また、部品情報に基づき当接部が実装済み部品を押し込むよう移動手段を制御する態様の本発明の実装ずれ修正装置において、前記当接部の押し込み量を検知する押し込み量検知手段と、前記検知された押し込み量が所定量を超えた場合にエラー情報を出力するエラー情報出力手段と、を備えるものとすることもできる。こうすれば、当接保持部材の当接部で実装済み部品を押し込む際の基板のたわみや破損の発生を防止することができる。
また、本発明の実装ずれ修正装置において、前記実装ずれ修正制御手段による制御の後、制御対象の前記実装済み部品の実装ずれの有無を検査する検査手段を備えるものとすることもできる。
本発明の部品実装システムは、
基板にはんだを印刷する印刷機と、該印刷機によりはんだが印刷された基板に対して部品を実装する部品実装機と、前記基板に実装された部品の実装ずれの有無を検査する検査機と、検査後の基板を加熱することによりはんだを溶かしてはんだ付けを行なうリフロー炉とを備えて実装ラインを構成する部品実装システムであって、
前記検査機により実装ずれが生じていると判定された実装済み部品の実装ずれを修正する上述した各態様のいずれかの本発明の実装ずれ修正装置を備え、
前記実装ずれ修正装置は、前記実装ライン内に組み込まれてなる
ことを要旨とする。
この本発明の部品実装システムでは、本発明の実装ずれ修正装置を、印刷機と部品実装機と検査機とリフロー炉とにより構成される実装ライン内に組み込むものとしたから、実装済み部品の実装ずれを効率よく修正することができる。ここで、実装ずれ修正装置は、単体で実装ラインに組み込まれるものとしてもよいし、実装ラインの他の装置内に組み込まれるものとしてもよい。前者の場合、実装ずれ修正装置は、検査機によって実装ずれが生じていると判定された実装済み部品の実装ずれを修正するものであるから、実装ラインの検査機の下流側で且つリフロー炉の上流側に配置するものであればよい。また、実装ずれ修正装置は、検査機が複数台配置されている場合(例えば、実装ライン上に部品実装機,検査機,部品実装機,検査機のように配置される等)には、複数の検査機の下流側にそれぞれ配置されるものとしてもよい。また、後者の場合、実装ずれ修正装置は、検査機内に組み込まれるものとしてもよいし、一または複数の部品実装機に検査機能が付加されている場合(部品実装機に検査装置が内蔵している場合)にはその部品実装機内に組み込まれるものとしてもよい。
本発明の一実施形態としての部品実装システム1の構成の概略を示す構成図である。 スクリーン印刷機2と部品実装機4と実装ずれ修正機10とリフロー炉6の各制御装置3,5,70,7と管理装置80との電気的な接続関係を示す説明図である。 実装ずれ修正機10の構成の概略を示す構成図である。 実装ずれ修正機10の制御装置70と管理装置80との電気的な接続関係の詳細を示すブロック図である。 ヘッド50の構成の概略を示す構成図である。 パッド治具51の構成の概略を示す構成図である。 実装ずれ修正機10の制御装置70により実行される実装ずれ修正処理ルーチンの一例を示すフローチャート(前半部分)である。 実装ずれ修正機10の制御装置70により実行される実装ずれ修正処理ルーチンの一例を示すフローチャート(後半部分)である。 実装ずれ修正作業の様子を示す説明図である。 実装ずれ修正機10の制御装置70により実行される実装ずれ検査処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。 基板18の警告領域の一例を説明する説明図である。 変形例のパッド治具151の構成の概略を示す構成図である。 変形例のパッド治具151を用いて異なるサイズの部品を保持する様子を示す説明図である。 変形例のパッド治具251aおよびおもり部材251bの構成の概略を示す構成図である。 変形例の実装ずれ修正処理ルーチンを示すフローチャートである。
次に、本発明を実施するための形態について説明する。
図1は本発明の一実施形態としての部品実装システム1の構成の概略を示す構成図であり、図2はスクリーン印刷機2と部品実装機4と実装ずれ修正機10とリフロー炉6の各制御装置3,5,70,7と管理装置80との電気的な接続関係を示す説明図であり、図3は部品実装ずれ修正機10の構成の概略を示す構成図であり、図4は実装ずれ修正機10の制御装置70と管理装置80との電気的な接続関係の詳細を示すブロック図である。なお、本実施形態において、図3の左右方向がX軸方向であり、前後方向がY軸方向であり、上下方向がZ軸方向である。
部品実装システム1は、図1または図2に示すように、スキージによりスクリーン上のはんだをローリングさせながらスクリーンに形成されたパターン孔に押し込むことでそのパターン孔を介して下方の回路基板18(以下、単に「基板」と呼ぶ)に配線パターン(はんだ面S)を印刷する複数台のスクリーン印刷機2と、スクリーン印刷機2を制御する制御装置3と、スクリーン印刷機2により印刷された基板18のはんだ面S上に電子部品C(以下、単に「部品」と呼ぶ)を実装する複数台の部品実装機4と、部品実装機4を制御する制御装置5と、基板18に実装された部品Cに実装ずれがあるか否かを検査し部品Cの実装ずれを修正する実装ずれ修正機10と、実装ずれ修正機10を制御する制御装置70と、基板18を加熱することにより基板18上のはんだを溶かしてはんだ付けを行なうリフロー炉6と、リフロー炉6を制御する制御装置7と、各制御装置3,5,70,7と通信可能に接続され部品実装システム1全体を管理する管理装置80とを備える。なお、各装置2,4,10,6間は、部品実装システム1全体で1本の実装ラインを構成するように中間コンベア8によって連結されている。
実装ずれ修正機10は、図3に示すように、基板18を搬送する基板搬送装置20と、基板搬送装置20により搬送された基板18を裏面側からバックアップするバックアップ装置30と、部品Cを保持してその実装ずれを修正するためのヘッド50と、ヘッド50をXY方向へ移動させるXYロボット40と、実装ずれ修正機全体の制御を司る制御装置70(図4参照)とを備え、基板搬送装置20とバックアップ装置30とヘッド50とXYロボット40は基台12上に設置された本体枠14内に収容されている。
基板搬送装置20は、図3に示すように、2つの基板搬送路が設けられたデュアルレーン方式の搬送装置として構成されており、本体枠14の中段部に設けられた支持台16上に配置されている。各基板搬送路には、ベルトコンベア装置22を備えており、ベルトコンベア装置22の駆動により基板18を図3の左から右(基板搬送方向)へと搬送する。
バックアップ装置30は、図示しない昇降装置により昇降可能に設置されたバックアッププレート32と、バックアッププレート32に立設された複数のバックアップピン34とを備え、基板搬送装置20によりバックアッププレート32の上方に基板18が搬送された状態でバックアッププレート32を上昇させることで基板18を裏面側からバックアップする。尚、本実施形態では、バックアップピン34を、バックアッププレート32の周縁部に立設するものとした。勿論、バックアップピン34は、周縁部に立設するものに限られず、基板18上の配線パターン(はんだ面)等と干渉しない位置であれば、周縁部の内側に立設するものとしてもよい。
XYロボット40は、図3に示すように、本体枠14の上段部にY軸方向に沿って設けられたY軸ガイドレール46と、Y軸ガイドレール46に沿って移動が可能なY軸スライダ48と、Y軸スライダ48の下面にX軸方向に沿って設けられたX軸ガイドレール42と、X軸ガイドレール42に沿って移動が可能なX軸スライダ44とを備える。X軸スライダ44の下面には、バックアップ装置30にバックアップされた基板18の実装面を撮影するためのカメラ60が設けられている。
また、X軸スライダ44の側面にはヘッド50が着脱可能に取り付けられている。図5はヘッド50の構成の概略を示す構成図である。ヘッド50は、図5に示すように、部品Cを当接保持するパッド冶具51と、パッド冶具51を保持する冶具ホルダ52と、冶具ホルダ52(パッド治具51)をZ軸方向に移動させるZ軸アクチュエータ54と、冶具ホルダ52(パッド治具51)をZ軸周りに回転させるθ軸アクチュエータ56とを備える。
図6はヘッド50が備えるパッド冶具51の構成の概略を示す構成図である。なお、図6(a)はパッド治具51の上面図であり、図6(b),(c)はパッド治具51の側面図である。また、図6(b),(c)にはパッド治具51に保持される部品Cも図示した。パッド冶具51は、図6に示すように、基板18のはんだ面Sに実装された部品Cと当接(接触)する当接面51aを有する。このパッド治具51の当接面51aは、平坦面により形成されており、部品Cと接触した状態での水平移動に対して部品Cとの摩擦力(最大静止摩擦係数)が十分に高く、上昇時には粘着力や静電気で部品Cを持ち上げ難い素材(例えばゴム等)が用いられる。本実施形態では、パッド治具51は、治具ホルダ52に対して着脱可能に構成されており、部品Cの形状や材質に応じて適したものに交換される。また、パッド治具51は、その回転軸中心に、エアを下方へ吹き出すための吹き出し口51bが形成されている。
治具ホルダ52は、図5に示すように、先端部がパッド冶具51に形成された吹き出し口51bと連通する内部通路52aを有する。内部通路52aは、その基端部にブロワー58が接続されており、パッド冶具51に形成された吹き出し口51aからエアを吹き出し可能とする。
実装ずれ修正機10の制御装置70は、図4に示すように、CPU71を中心としたマイクロプロセッサとして構成されており、CPU71の他に、処理プログラムを記憶するROM72と、各種データを記憶するHDD73と、作業領域として用いられるRAM74と、入出力インターフェース75とを備え、これらはバス76を介して電気的に接続されている。この制御装置70には、X軸スライダ44の位置を検知するX軸位置センサ44aからの位置信号やY軸スライダ48の位置を検知するY軸位置センサ48aからの位置信号、治具ホルダ52(パッド治具51)のZ軸方向の位置を検知するZ軸位置センサ54aからの位置信号、治具ホルダ52(パッド治具51)に作用する荷重を検知するロードセル55、カメラ60からの撮像信号などが入出力インターフェース75を介して入力されている。一方、制御装置70からは、基板搬送装置20への制御信号、バックアップ装置30への制御信号、X軸スライダ44を移動させるX軸アクチュエータ44bへの駆動信号、Y軸スライダ48を移動させるY軸アクチュエータ48bへの駆動信号、ブロワー58への駆動信号などが入出力インターフェース75を介して出力されている。また、制御装置70は、管理装置80と双方向通信可能に接続されており、互いにデータや制御信号のやり取りを行っている。
管理装置80は、例えば、汎用のコンピュータである。管理装置80は、図4に示すように、CPU81を中心とするマイクロプロセッサであって、処理プログラムを記憶するROM82、基板18の生産計画などを記憶するHDD83、作業領域として用いられるRAM84、入出力インターフェース85などを備え、これらはバス86を介して電気的に接続されている。この管理装置80には、マウスやキーボード等の入力デバイス87から入力信号が入出力インターフェース85を介して入力され、管理装置80からは、ディスプレイ88への画像信号が入出力インターフェース85を介して出力されている。ここで、生産計画として入力される各種情報としては、生産日時や基板18の作製数、基板18に実装する部品Cに関する部品情報(例えば形状や大きさ等)、部品実装機4にて部品Cの吸着に使用される吸着ノズルに関するノズル情報などがある。こうした生産計画は、作業者が入力デバイス87を操作することにより管理装置80に入力される。管理装置80は、入力された生産計画を取得し、取得した生産計画にしたがって基板18への配線パターン(はんだ面S)の印刷や、はんだ面Sへの部品Cの実装、実装ずれの検査および修正作業、はんだ付けが行われるよう、スクリーン印刷機2や部品実装機4、実装ずれ修正機10、リフロー炉6へ、それぞれ指令信号や各種情報を出力する。
次に、こうして構成された部品実装システム1における実装ずれ修正機10の動作について説明する。図7および図8は、実装ずれ修正機10の制御装置70により実行される実装ずれ修正処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。この処理は、部品実装機4にてはんだ面Sに部品Cが実装された基板18が基板搬送装置20によって搬送されてきたときに実行される。以下、実装ずれ修正処理ルーチンについて、実装ずれの修正作業の様子を示す図9を参照しながら説明する。
実装ずれ修正処理ルーチンが実行されると、制御装置70のCPU71は、まず、部品実装機4にて基板18のはんだ面Sに実装された部品Cに実装ずれがあるか否かを検査する実装ずれ検査処理を行なう(ステップS100)。このステップS100の処理は、図10に例示する実装ずれ検査処理ルーチンを実行することにより行なう。ここで、実装ずれ修正処理ルーチンの説明を一旦中断し、図10の実装ずれ検査処理ルーチンについて説明する。
実装ずれ検査処理ルーチンが実行されると、制御装置70のCPU71は、XYロボット40(X軸アクチュエータ44bおよびY軸アクチュエータ48b)を制御してX軸スライダ44に取り付けられたカメラ60を基板18の実装領域と向き合う位置まで移動させた後、カメラ60を駆動して基板18の実装領域を撮像する(ステップS300)。続いて、制御装置70のCPU71は、撮像により得られた撮像画像に対して画像処理を行なうことにより、撮像画像から基板18に実装されている各部品Cの実装位置P(例えば部品Cの中心座標)と回転方向とを認識し(ステップS310)、認識した実装位置Pと基準位置(予め記憶された正しい実装位置)とを比較することで位置ずれ量ΔPを部品C毎に算出すると共に(ステップS320)、認識した回転方向と基準方向(予め記憶された正しい回転方向)とを比較することで回転ずれ量Δθを部品C毎に算出する(ステップS330)。こうして位置ずれ量ΔPと回転ずれ量Δθとを部品C毎に算出すると、制御装置70のCPU71は、算出した位置ずれ量ΔPが閾値Prefを超えているか否かと算出した回転ずれ量Δθが閾値θrefを超えているか否かとをそれぞれ各部品C毎に判定する(ステップS340)。ここで、閾値Prefと閾値θrefは、それぞれ部品Cの位置ずれと回転ずれの許容範囲として予め定められた値である。制御装置70のCPU71は、位置ずれ量ΔPが閾値Prefを超えておらず、且つ、回転ずれ量Δθも閾値θrefを超えていないと判定すると、当該判定に係る部品Cの実装ずれはないと判断して(ステップS350)、実装ずれ検査処理ルーチンを終了する。一方、制御装置70のCPU71は、位置ずれ量ΔPが閾値Prefを超えていると判定したり、回転ずれ量Δθが閾値θrefを超えていると判定すると、当該判定に係る部品Cの実装ずれがあると判断し(ステップS360)、当該判定に係る部品Cの部品情報と実装位置Pと位置ずれ量ΔPと回転ずれ量Δθとを基板18の識別情報である基板IDに対応付けてRAM74に記憶して(ステップS370)、実装ずれ検査処理ルーチンを終了する。尚、本実施形態では、実装位置Pと位置ずれ量ΔPと回転ずれ量Δθとが本発明の「位置情報」に相当する。
実装ずれ修正処理ルーチンに戻って、こうして実装ずれ検査処理を実行すると、制御装置70のCPU71は、実装ずれ検査処理の結果、基板18に実装された部品Cの何れにも実装ずれがないと判定すると(ステップS110の「NO」)、実装ずれ修正処理ルーチンを終了する。これにより、基板18は、リフロー炉6へ搬送され、リフロー炉6にてはんだ付け工程が行なわれることとなる。一方、制御装置70のCPU71は、基板18に実装された部品Cの何れかに実装ずれがあると判定すると(ステップS110の「YES」)、実装ずれがあると判定した修正対象の部品C(対象部品)の部品情報と実装位置Pと位置ずれ量ΔPと回転ずれ量Δθとを取得し(ステップS120)、取得した実装位置Pが基板18の警告領域内であるか否かを判定する(ステップS130)。制御装置70のCPU71は、実装位置Pが警告領域内にあると判定すると、所定の警告を行なって(ステップS140)、ステップS150の処理に進み、実装位置Pが警告領域内にないと判定すると、ステップS140の処理をスキップしてステップS150の処理に進む。ステップS140の処理は、制御装置70が管理装置80に対して警告信号を送信することにより行なう。警告信号を受信した管理装置80は、ディスプレイ88に警告画面を表示する。図11は、警告領域の一例を示す説明図である。前述したように、基板18の裏面を支持するバックアップピン34はバックアッププレート32の周縁部に立設されているため、バックアップピン34で支持されていない基板18の中央部(図11のハッチング領域)は周縁部に比してZ軸方向の押し込みに対して撓みやすい。一方、実装ずれの修正作業は、後述するように、パッド治具51の当接面51aを修正対象の部品Cに接触させ部品Cとの摩擦力によって部品Cを水平方向に移動させることにより行なうため、比較的強い力でパッド治具51を部品Cに押し込む必要がある。このため、バックアップピン34で支持されていない基板18の中央部付近に実装された部品Cに対してパッド治具51を押し込んで実装ずれの修正作業を行なうと、基板18が撓んだり、場合によっては破損の可能性もある。このように、ステップS140の処理で対象部品Cの実装位置Pが警告領域内にある場合に警告を行なうのは、実装ずれの修正作業に伴って基板18の撓みや破損の可能性があることを作業者に事前に報知するためである。なお、本実施形態では、基板18の周縁部をバックアップピン34で支持するから、基板18の中央部を警告領域としたが、基板18の周縁部の内側をバックアップピン34が支持している場合には、バックアップピン34により支持されていない領域が警告領域となる。また、本実施形態では、対象部品Cの実装位置Pが基板18の警告領域内にあった場合、作業者に対して警告を行なった後、実装ずれ修正処理を進めるものとしたが、これに限定されるものではなく、警告を行なった後、実装ずれ修正処理を中断し、実装ずれ修正処理を再開するか否かの許可を作業者に求めるものとしてもよい。また、警告を行なった後、実装ずれ修正処理を終了する(実装ずれの修正作業を行なわない)ものとしてもよい。
次に、制御装置70のCPU71は、修正対象の部品Cの実装位置Pの真上にパッド治具51が移動するようXYロボット40(X軸アクチュエータ44bおよびY軸アクチュエータ48b)を制御し(ステップS150)、Z軸アクチュエータ54bを制御してパッド治具51の下降を開始させる(ステップS160、図9(a)参照)。そして、制御装置70のCPU71は、パッド治具51の当接面51aが修正対象の部品Cに接触したか否かを判定する(ステップS170)。なお、パッド治具51の当接面51aが部品Cに接触したか否かは、ロードセル55によって検出することができる。パッド治具51の当接面51aが部品Cに接触したと判定すると、制御装置70のCPU71は、ステップS120で取得した修正対象の部品Cの部品情報(形状や大きさ等)に基づいてパッド治具51の押し込み量E(例えば0.2mm〜0.5mm程度)を設定し(ステップS180)、部品Cに接触した状態から更にパッド治具51が設定した押し込み量Eまで下降したか否かを判定する(ステップS190)。ここで、押し込み量Eは、パッド治具51で部品Cを押し込んだときに押力によって部品Cを保持することができ且つはんだ面Sが掻き取られることがない(押し込み過ぎない)値として部品の形状や大きさ毎に予め実験的に求められたものが用いられる。パッド治具51が押し込み量Eまで下降したと判定すると、制御装置70のCPU71は、パッド治具51の下降を停止させる(ステップS200)。これにより、部品Cは、パッド治具51によって押し付けられた状態で保持されることとなる(図9(b)参照)。なお、ステップS190の判定は、パッド治具51の当接面51aが部品Cに接触してからのパッド治具51の移動量をZ軸位置センサ54aによって検知し、検知した移動量が押し込み量Eに達したか否かを判定することにより行なうことができる。
パッド治具51の下降を停止すると、制御装置70のCPU71は、位置ずれ量ΔPおよび回転ずれ量Δθがそれぞれ値0となる位置までパッド治具51が水平移動するようXYロボット40(X軸アクチュエータ44bおよびY軸アクチュエータ48b)とθ軸アクチュエータ56とを制御することにより実装ずれの修正作業を行なう(ステップS210、図9(c)参照)。このように、制御装置70は、パッド治具51を水平移動させることにより、摩擦力によって部品Cをパッド治具51と同じ方向へ移動させることができ、部品Cの実装ずれを修正することができる。
そして、制御装置70のCPU71は、パッド治具51の水平移動が完了したか否か、即ち実装ずれの修正作業が完了したか否かを判定し(ステップS220)、実装ずれの修正作業が完了したと判定すると、ブロワー58を駆動することによりパッド治具51の吹き出し口51bからのエアの吹き出しを開始すると共に(ステップS230)、Z軸アクチュエータ54bを駆動することによりパッド治具51を上昇させる(ステップS240、図9(d)参照)。これにより、パッド治具51は、エアの風圧によって部品Cからスムーズに離間することとなり、実装ずれを修正した後の部品Cの持ち帰りを抑止することができる。また、パッド治具51の上昇を開始させると、制御装置70のCPU71は、Z軸位置センサ54aによりパッド治具51が所定量上昇したか否かを判定し(ステップS250)、パッド治具51が所定量上昇したと判定すると、ブロワー58の駆動を停止することによりエアの吹き出しを停止する(ステップS260)。そして、制御装置70のCPU71は、他に修正対象の部品Cがあるか否かを判定し(ステップS270)、他に修正対象の部品Cがあると判定すると、ステップS120に戻って、次の修正対象の部品Cに対する実装ずれ修正作業を繰り返し(ステップS120〜S260)、他に修正対象の部品Cがないと判定すると、実装ずれの修正作業が正しく行なわれたか否かを検査するために、再度、図10の実装ずれ検査処理を行なう(ステップS280)。実装ずれ検査処理の結果、基板18に実装された部品Cの何れにも実装ずれがないと判定すると(ステップS290の「NO」)、実装ずれ修正処理ルーチンを終了し、基板18に実装された部品Cの何れかに実装ずれがあると判定すると(ステップS290の「YES」)、エラー出力を行なって(ステップS295)、実装ずれ修正処理ルーチンを終了する。なお、ステップS295の処理は、制御装置70が管理装置80に対してエラー信号を送信することにより行なう。エラー信号を受信した管理装置80は、ディスプレイ88にエラー画面を表示する。
以上説明した本実施形態の実装ずれ修正機10によれば、基板18のはんだ面Sに実装した部品Cの実装ずれが生じている場合、パッド治具51を部品Cに押し込むことによりパッド治具51で部品Cを保持し、この状態でパッド治具51を水平方向に移動させることで、部品Cとの摩擦力により部品Cを移動させてその実装ずれを修正する。これにより、簡易な構成により部品Cの実装ずれを自動修正することができる。この結果、これまで作業者が手作業により行なっていた修正作業を自動化することができ、作業者の手間を大幅に軽減させることができる。
また、本実施形態の実装ずれ修正機10によれば、修正対象の部品Cの部品情報(形状や大きさ等)に基づいてパッド治具51の押し込み量Eを設定し、当接面51aが部品Cに接触した状態から更に設定した押し込み量Eまでパッド治具51を下降させるから、部品の形状や大きさに拘わらず、適切な押力によって部品Cを保持してその実装ずれを修正することができる。
さらに、本実施形態の実装ずれ修正機10によれば、パッド治具51の部品Cとの当接面51aにエアの吹き出し口51bを形成し、実装ずれの修正作業が完了すると、ブロワー58により吹き出し口51bからエアを吹き出しながらパッド治具51を上昇させるから、エアの風圧によって部品Cからパッド治具51を離間させることができ、実装ずれの修正作業後の部品Cの持ち帰りを効果的に抑止することができる。
また、本実施形態の実装ずれ修正機10によれば、バックアッププレート32に立設されたバックアップピン34により基板18の裏面側をバックアップするバックアップ装置30を備えるものとし、基板18のバックアップピン34で支持されていない領域(警告領域)内に修正対象の部品Cがある場合には、所定の警告を行なうから、パッド治具51を部品Cに押し込んで実装ずれの修正作業を行なう際の基板18の撓みや破損の発生を事前に抑制することが可能となる。
本実施形態の実装ずれ修正機10では、当接面51aを部品Cに押し込んだ状態でパッド治具51を水平移動させることにより、摩擦力によって部品Cを移動させてその実装ずれを修正するものとしたが、これに限定されるものではなく、パッド治具の当接面に吸引口を形成すると共に吸引口に連通する吸引ポンプ(真空ポンプ)を設け、当接面を部品Cに接触させた状態で吸引ポンプを駆動することにより部品Cを当接面に吸着し、部品Cを吸着させた状態でパッド治具を水平移動させることにより、部品Cを移動させてその実装ずれを修正するものとしてもよい。
本実施形態の実装ずれ修正機10では、パッド治具51の当接面51aを平坦面として形成したが、これに限定されるものではなく、例えば、図12に示すように、略立方体状の部品Cを当接保持する治具として、部品Cの上面の相対する2辺と当接するV字状の谷部151aを有するパッド治具151を用いてもよい。このパッド治具151を用いて略立方体状の部品Cを保持する場合、制御装置70は、図10の実装ずれ検査処理ルーチンのステップS310で取得した部品Cの実装位置Pに基づいて部品Cの真上にパッド治具151を移動させ、同じくステップS310で取得した部品Cの回転方向に基づいて部品Cの相対する2辺の方向と谷部151aのV字溝が延びる方向とが一致するようにパッド治具151を回転させ、その後、部品Cに当接するまでパッド治具151を下降させればよい。また、図13に示すように、パッド治具151は、略立方体状の部品Cであれば、異なる高さや幅をもつ複数種類の部品Cに対する保持に用いることができる。なお、谷部151aは、V字状のものに限られず、アーチ(円弧)状や台形状であってもよい。また、パッド治具151は、部品Cの上面の相対する2辺だけと当接するものに限られず、4辺すべてと当接する形状(四角錐型)とするものや部品Cの上面の3辺と当接する形状とするものとしてもよい。
本実施形態の実装ずれ修正機10では、パッド治具51の当接面51aに吹き出し口51bを形成し、パッド治具51の当接面51aに部品Cを保持させた状態で部品Cの実装ずれを修正した後、吹き出し口51bからエアを吹き出すことで部品Cからパッド治具51を離間させるものとしたが、これに限定されるものではなく、例えば、図示しないが、パッド治具の当接面から下方に向かってロッドを進退可能なシリンダを備え、パッド治具の水平移動により部品Cの実装ずれを修正した後、シリンダを駆動してロッド先端を部品Sに接触させ、ロッド先端を接触させた状態を維持しながらパッド治具(当接面)を上昇させることにより、部品Cからパッド治具を離間させるものとしてもよい。また、図14に例示するように、シリンダに代えておもり部材251bをパッド治具251aに対してZ軸方向に相対移動可能に設けることで、おもり部材251bの自重によって部品Cを押圧して、部品Cからパッド治具251aを離間させるものとしてもよい。
本実施形態の実装ずれ修正機10では、図7の実装ずれ修正処理ルーチンのステップS160〜S200に示すように、パッド治具51で部品Cを保持する際、Z軸位置センサ54aからの検知信号を用いて当接面51aが部品Cに接触した状態からさらにパッド治具51を押し込み量Eまで下降させるものとしたが、これに限定されるものではなく、ロードセル55からの検知信号を用いて部品Cに対する押し込み荷重が所定荷重Fとなるようにパッド治具51を押し込むものとしてもよい。この場合、制御装置70のCPU71は、図7の実装ずれ修正処理ルーチンに代えて図15の実装ずれ修正処理ルーチンを実行するものとすればよい。図15の実装ずれ修正処理ルーチンは、ステップS130,S140を省略する点と、ステップS180,S190に代えてステップS400〜S420の処理を実行する点とが図7の実装ずれ修正処理ルーチンと異なる。図15の実装ずれ修正処理ルーチンでは、制御装置70のCPU71は、ステップS160でパッド治具51の下降を開始し、ステップS170でパッド治具51の当接面51aが部品Cに接触したと判定した後、Z軸位置センサ54aからの検知信号に基づいて当接面51aが部品Cに接触した状態からのパッド治具51の下降量(押し込み量)が限界量Z未満であるか否かを判定し(ステップS400)、ロードセル55からの検知信号に基づいてパッド治具51の押し込み荷重が所定荷重Fに達したか否かを判定する(ステップS410)。ここで、限界量Zは、例えば、基板18の撓みが生じるパッド治具51の押し込み量として予め実験的に求められた値とすることができる。そして、制御装置70のCPU71は、パッド治具51の下降量が限界値Z以上となる前にパッド治具51の押し付け荷重が所定荷重Fに達したと判定すると、パッド治具51の下降を停止して(ステップS200)、ステップS210以降の処理に進み、パッド治具51の下降量が限界値Z以上となったと判定すると、基板18に撓みや破損の可能性があると判断し、エラー出力を行なって(ステップS420)、実装ずれ修正処理を終了する。なお、ステップS420の処理は、制御装置70が管理装置80に対してエラー信号を送信することにより行なう。エラー信号を受信した管理装置80は、ディスプレイ88にエラー画面を表示する。ここで、変形例では、パッド治具51の押し付け荷重が所定荷重Fに達する前にパッド治具51の下降量が限界値Z以上となると、エラー出力を行なうステップS400,S420の処理を実行するものとしたが、これらの処理を省略するものとしてもよい。
本実施形態の実装ずれ修正機10では、基板18に実装された実装済み部品の実装ずれの有無を自機で検査するものとしたが、これに限定されるものではない。例えば、実装ずれの有無を検査する検査機を別途実装ライン上に配置、即ち、実装ずれ修正機10と検査機とをそれぞれ単体で実装ライン上に配置するものとしてもよいし、実装ずれ修正機10を単体で配置し検査機を部品実装機4に内蔵するものとしてもよいし、実装ずれ修正機10と検査機とを部品実装機4に内蔵するものとしてもよい。また、例えば、部品実装機4,検査機,部品実装機4,検査機等のように検査機を複数台の部品実装機4に対して複数台設けるものとしてもよい。この場合、実装ずれ修正機10を、複数の検査機の下流側にそれぞれ配置(複数台配置)するものとしてもよい。また、実装ずれ修正機10を部品実装機4に内蔵するものとしてもよい。この場合、実装ずれ修正機10を内蔵した部品実装機4は、その上流側に配置された検査機から実装ずれが生じている実装済み部品の位置情報を取得し、取得した位置情報に基づいて実装済み部品の実装ずれを修正することができる。また、実装ずれ修正機10を実装ライン外に配置するものとしてもよい。
ここで、本実施形態の主要な要素と発明の概要の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。即ち、実装ずれ修正機10が「実装ずれ修正機」に相当し、パッド治具51が「当接保持部材」に相当し、XYロボット40とZ軸アクチュエータ54とθ軸アクチュエータ56とが「移動手段」に相当し、図7の実装ずれ修正処理ルーチンのステップS100〜S120の処理と図10の実装ずれ検査処理ルーチンとを実行する制御装置70のCPU71が「位置情報取得手段」に相当し、図7の実装ずれ修正処理ルーチンのステップS150〜S200の処理を実行する制御装置70のCPU71が「当接保持制御手段」に相当し、実装ずれ修正処理ルーチンのステップS210の処理を実行する制御装置70のCPU71が「実装ずれ修正制御手段」に相当する。また、ブロワー58と内部通路52aと吹き出し口51bとが「離間機構」に相当する。また、シリンダやおもり部材251bも「離間機構」に相当する。また、図7の実装ずれ修正処理ルーチンのステップS120の処理を実行する制御装置70のCPU71が「部品情報取得手段」に相当する。また、バックアップ装置30が「支持部材」に相当し、実装ずれ修正処理ルーチンのステップS130,S140の処理を実行する制御装置70のCPU71が「警告手段」に相当する。また、Z軸位置検知センサ54aが「押し込み量検知手段」に相当し、図15の実装ずれ修正処理ルーチンのステップS400,S420の処理が「エラー情報出力手段」に相当する。また、スクリーン印刷機2が「印刷機」に相当し、部品実装機4が「部品実装機」に相当し、リフロー炉6が「リフロー炉」に相当する。
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
本発明は、実装ずれ修正機や部品実装システムの製造産業などに利用可能である。
1 部品実装システム、2 スクリーン印刷機、3 制御装置、4 部品実装機、5 制御装置、6 リフロー炉、7 制御装置、8 中間コンベア、10 実装ずれ修正機、12 台座、14 本体枠、16 支持台、18 基板、20 基板搬送装置、22 ベルトコンベア装置、30 バックアップ装置、32 バックアッププレート、34 バックアップピン、40 XYロボット、42 X軸ガイドレール、44 X軸スライダ、44a X軸位置センサ、44b X軸アクチュエータ、46 Y軸ガイドレール、48 Y軸スライダ、48a Y軸位置センサ、48b Y軸アクチュエータ、50 ヘッド、51,151,251a パッド治具、51a 当接面、51b 吹き出し口、52 治具ホルダ、52a 内部通路、54 Z軸アクチュエータ、54a Z軸位置センサ、55 ロードセル、56 θ軸アクチュエータ、58 ブロワー、60 カメラ、70 制御装置、71 CPU、72 ROM、73 HDD、74 RAM、75 入出力インターフェース、76 バス、80 管理装置、81 CPU、82 ROM、83 HDD、84 RAM、85 入出力インターフェース、86 バス、87 入力デバイス、88 ディスプレイ、251b おもり部材。

Claims (8)

  1. 基板に実装された実装済み部品の実装ずれを修正する実装ずれ修正装置であって、
    前記実装済み部品を当接保持する当接部を有する当接保持部材と、
    前記当接保持部材を移動させる移動手段と、
    前記基板に対して実装ずれが生じている実装済み部品の位置情報を取得する位置情報取得手段と、
    前記取得された位置情報に基づいて、前記実装ずれが生じている実装済み部品を前記当接部が当接保持するまで前記当接保持部材が移動するよう前記移動手段を制御する当接保持制御手段と、
    前記当接部が前記実装済み部品を当接保持した状態で、前記取得された位置情報に基づいて、前記実装済み部品の実装ずれが解消する方向に前記当接保持部材が移動するよう前記移動手段を制御する実装ずれ修正制御手段と、
    を備え
    前記当接部は、摩擦部材により構成された当接面を有し、
    前記当接保持制御手段は、前記当接面が前記実装済み部品を押し込むよう前記移動手段を制御する手段である
    ことを特徴とする実装ずれ修正装置。
  2. 請求項1記載の実装ずれ修正装置であって、
    前記当接部が前記実装済み部品を当接保持した状態で該実装済み部品の実装ずれが解消する方向に前記当接保持部材を移動させた後、前記実装済み部品から前記当接部を離間させる離間機構を備える
    ことを特徴とする実装ずれ修正装置。
  3. 請求項1または2記載の実装ずれ修正装置であって、
    前記実装済み部品の形状に関する部品情報を取得する部品情報取得手段を備え、
    前記当接保持制御手段は、前記取得された部品情報に基づいて前記当接部が前記実装済み部品を押し込むよう前記移動手段を制御する手段である
    ことを特徴とする実装ずれ修正装置。
  4. 請求項記載の実装ずれ修正装置であって、
    前記基板を所定位置で支持する支持部材と、
    前記取得された位置情報に基づき特定される実装済み部品の実装位置が前記所定位置を含む所定範囲内にない場合に所定の警告を行う警告手段と、
    を備えることを特徴とする実装ずれ修正装置。
  5. 請求項または記載の実装ずれ修正装置であって、
    前記当接部の押し込み量を検知する押し込み量検知手段と、
    前記検知された押し込み量が所定量を超えた場合にエラー情報を出力するエラー情報出力手段と、
    を備えることを特徴とする実装ずれ修正装置。
  6. 請求項1ないしいずれか1項に記載の実装ずれ修正装置であって、
    前記実装ずれ修正制御手段による制御の後、制御対象の前記実装済み部品の実装ずれの有無を検査する検査手段を備える
    ことを特徴とする実装ずれ修正装置。
  7. 基板に実装された実装済み部品の実装ずれを修正する実装ずれ修正装置であって、
    前記実装済み部品を当接保持する当接部を有する当接保持部材と、
    前記当接保持部材を移動させる移動手段と、
    前記基板に対して実装ずれが生じている実装済み部品の位置情報を取得する位置情報取得手段と、
    前記実装済み部品の形状に関する部品情報を取得する部品情報取得手段と、
    前記取得された位置情報と前記取得された部品情報とに基づいて、前記実装ずれが生じている実装済み部品を前記当接部が押し込んで当接保持するまで前記当接保持部材が移動するよう前記移動手段を制御する当接保持制御手段と、
    前記当接部が前記実装済み部品を当接保持した状態で、前記取得された位置情報に基づいて、前記実装済み部品の実装ずれが解消する方向に前記当接保持部材が移動するよう前記移動手段を制御する実装ずれ修正制御手段と、
    前記当接部の押し込み量を検知する押し込み量検知手段と、
    前記検知された押し込み量が所定量を超えた場合にエラー情報を出力するエラー情報出力手段と、
    を備えることを特徴とする実装ずれ修正装置。
  8. 基板にはんだを印刷する印刷機と、該印刷機によりはんだが印刷された基板に対して部品を実装する部品実装機と、前記基板に実装された部品の実装ずれの有無を検査する検査機と、検査後の基板を加熱することによりはんだを溶かしてはんだ付けを行なうリフロー炉とを備えて実装ラインを構成する部品実装システムであって、
    前記検査機により実装ずれが生じていると判定された実装済み部品の実装ずれを修正する請求項1ないしいずれか1項に記載の実装ずれ修正装置を備え、
    前記実装ずれ修正装置は、前記実装ライン内に組み込まれてなる
    ことを特徴とする部品実装システム。
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