JP5401231B2 - 搬送システム - Google Patents
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Description
図1に示すように、本実施の形態に係る搬送システム1は、ウエーハフレームWを保持する保持装置2と、この保持装置2により保持されたウエーハフレームWのウエーハシートから電子部品を吸着する吸着装置3と、この吸着装置3により吸着された電子部品を受け取り所定の経路に沿って搬送するターンテーブル4と、ウエーハフレームWが保持しているウエーハシート上に貼付された電子部品を撮像する第1撮像装置5と、ターンテーブル4により搬送されている電子部品を撮像する第2撮像装置6と、搬送システム1全体の動作を制御する制御装置7とを備えている。
保持装置2は、Z軸方向に延在する一対の棒状の部材からなり、X軸方向に所定間隔離間して配設されたZレール21a,21bと、互いに異なるZレール21a,21bに摺動可能に係着された一対の棒状のZベース22a,22bと、X軸方向に延在した一対の棒状の部材からなり、一方の部材の両端部近傍が2つのZベース22a,22bの上端にそれぞれ固定され、他方の部材の両端部近傍がZベース22a,22bの下端にそれぞれ固定された一対のXレール23a,23bと、互いに異なるXレール23a,23bに摺動可能に係着された一対のXベース24a,24bと、上部接続部251がXベース24aに、下部接続部252がXベース24bに係着され、ウエーハフレームWを保持する保持部25とを備えている。
また、Xベース24a,24bをXレール23a,23bに沿ってX軸方向に移動させると、このXベース24a,24bに係着された保持部25もX軸方向に移動するので、結果として、固定部255に固定されたウエーハフレームWをX軸方向に移動させることとなる。
さらに、Xベース24aをXレール23aに沿ってX軸方向の正または負の方向に、Xベース24bをXレール23bに沿ってXベース24aとは反対の方向に移動させ、かつ、Z方向移動部242aをZ軸方向の負の方向に移動させると、保持部25が略Y軸回りに回転するので、結果として、固定部255に固定されたウエーハフレームWをY軸回りに回転させることとなる。
このように、保持装置2は、固定部255に固定したウエーハフレームWを、X軸方向、Z軸方向およびY軸回りに移動させる。
吸着装置3は、基部31と、この基部31に埋設され、基部31の上面からZ軸方向の正の向きに延在する回転軸を有する第1のモータ32と、この第1のモータ32の回転軸に取り付けられたカム33と、基部31の上面に設けられ、カム33に摺接し、カム33の移動に伴ってY軸方向に移動する移動部34とを備えている。この移動部34上には、X軸方向の負の向きに延在する回転軸35aを有する第2のモータ35が配設されている。この第2のモータ35の回転軸35aは、ZY平面に沿った円盤状の支持部36における一方の面(以下、「裏面」という)の略中央部に接続されている。この支持部36の裏面と反対側の面(以下、「表面」という)には、吸着端をX軸に対して垂直な方向に向けた状態で支持部36の中央部から放射状に所定間隔離間して配設され、図示しない真空発生器により負圧または正圧の空気が選択的に供給されることにより、吸着端で電子部品を吸着したり、吸着した電子部品を解放したりする複数のピックアップコレット37が設けられている。このような吸着装置3は、保持装置2に対してY軸方向の正の側に配設されている。したがって、Y軸方向の負の側に向かって開口しているピックアップコレット37の吸着端は、保持装置2により保持されているウエーハフレームWと対向配置されることとなる。
ターンテーブル4は、電子部品を吸着する複数のメインコレット41と、このメインコレット41を所定の経路に沿って搬送する搬送装置42とを備えている。メインコレット41は、図示しない真空発生器により負圧または正圧の空気が選択的に供給されることにより、鉛直下方に開口した端部で電子部品を吸着したり、吸着した電子部品を解放したりする。搬送装置42は、Z方向に沿った回転軸を有するモータ421と、このモータ421の回転軸が裏面に取り付けられXY平面内において回転可能に支持された円形のテーブル422とを備えており、このテーブル422の縁部に複数のメインコレット41が所定間隔毎に配設されている。搬送装置42は、モータ421の回転軸を所定の角度回転させることにより、メインコレット41をモータ421の回転軸およびテーブル422と同心の円軌跡に沿って1ピッチだけ移動させることとなる。このピッチ間隔で上記円軌跡上にメインコレット41の数量だけ停止位置が設定されており、ターンテーブル4は、搬送装置42によりモータ421の回転および停止を繰り返すことにより、メインコレット41では、1の停止位置から次の停止位置への移動と、この停止位置における滞在とが繰り返して行われる。各停止位置には、吸着装置3や第2撮像装置6とともに、収納装置、検査装置、マーキング装置などの搬送システムに関連する各種装置が対応付けて配設されている。
第1撮像装置5は、CCD(Charge Coupled Device)カメラやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)カメラなどの公知の撮像手段からなるカメラ51と、光路を変更させるためのプリズム52とから構成される。ここで、プリズム52は、図6,図7に示すように、保持装置2と吸着装置3の回転軸35aとの間で、かつ、吸着装置3の支持部36の裏面側に配設されており、その光軸が少なくとも吸着位置の隣(X軸方向の正の側)に位置する電子部品を含むウエーハシート上の領域と、鉛直上方とを結ぶように設定されている。カメラ51は、プリズム52の鉛直上方(Z軸方向の正の側)に配設されており、プリズム52を介して、次吸着位置に位置する電子部品を撮像する。
第2撮像装置6は、CCDカメラやCMOSカメラなどの公知の撮像手段から構成され、ターンテーブル4の所定の停止位置(以下、撮像位置という)に配設され、その撮像位置に搬送された電子部品を鉛直下方(Z軸方向の負の側)から撮像する。ここで、撮像位置は、リリース位置の後段に設定されている。これにより、第2の撮像装置6は、吸着装置3によりウエーハフレームWから吸着され、ターンテーブル4のメインコレット41により吸着された電子部品を撮像することができる。
制御装置7は、図8に示すように、搬送システムの各構成要素に接続され、制御信号の送受信を行うインターフェース(I/F)部71と、第1撮像装置5,第2撮像装置6から送られてくる画像データに対して輪郭抽出等の画像処理を行う画像処理部72と、搬送システム1の動作に必要な各種情報を記憶する記憶部73と、画像処理部72の処理結果および記憶部73に記憶された情報に基づいて、搬送システム1全体の動作を制御する主制御部74とを備えている。
上述した吸着搬送動作を繰り返すと、ピックアップコレット37やメインコレット41の吸着端の摩耗や慣性等の影響により、メインコレット41における電子部品の吸着位置や姿勢にずれが生じることがある。そこで、本実施の形態では、そのずれを補正するためのアライメント動作を行う。この詳細について、図10を参照して以下に説明する。
次に、上述した吸着搬送動作中に行われる、位置検出部742による位置検出動作について説明する。
なお、電子部品のピッチサイズ(mm)は(X,Y)=(7.2500,7.2500)、図12の原点でのピクセルサイズ(mm)は(X,Y)=(0.0418,0.0486)であった。
図12の斜め画像において、電子部品のX軸方向のピクセルサイズはX座標に依存せず、Y座標のみに依存する。そこで、X軸方向のピクセルサイズとY軸方向のピクセルサイズの関係式は、通常、1次関数Y=aX+bが用いられるが、斜め画像では焦点が出現するので焦点でピクセルサイズが無限大になるため、1次関数を用いることができない。そこで、焦点で無限大の性質を有する分数関数を適用する。上述した1次関数を下式(2)で示す分数関数に置き換える。
a=174.7588 ・・・(4)
・・・(5)
Y軸方向のピクセルサイズについては、Y座標が決まれば自ずと決まる。ここで、Y軸方向のピクセルサイズについても、X軸方向の場合と同様、下式(6)に示す分数関数を用いて算出する。
a=203.1884 ・・・(8)
・・・(9)
≪実寸の算出手法≫
次に、三平方の定理を用いて実寸を算出する。このとき、図12,図13に示したような斜め画像では、その画像上の2点を用いて実寸を算出しようとすると、正しい値を得ることができない。そこで、上述した方法により算出したX軸方向およびY軸方向のピクセルサイズに関する式を用いて、ウエーハフレームW上の実位置を求める。具体的には、線分の両端の座標が原点に対してどれだけ離れているかを実寸で求める。
上述した手法を用いて、2点間の実寸を算出する。一例として、図18に示すように、P1(−188,−125)からP2(−189,174)までの実寸を測る場合について説明する。
Claims (3)
- 電子部品が貼付されたウエーハシートを保持するウエーハフレームを支持する支持部と、
この支持部を、前記ウエーハシートの平面に沿った方向に移動させる移動部と、
前記ウエーハシートから前記電子部品を順次吸着する複数の第1のコレットを備えた第1の吸着部と、
前記ウエーハシートに貼付され、前記第1のコレットにより次に吸着される電子部品を撮像する第1のカメラと、
この第1のカメラにより撮像された撮像データに基づいて、前記移動部を移動させる制御部と
を備え、
前記第1のカメラは、前記ウエーハシートに対して正対しない位置に配設され、
前記制御部は、
前記撮像データにおける前記電子部品の大きさと、座標と、前記電子部品の実寸との関係式に基づいて前記ウエーハシート上の前記電子部品の位置情報を検出する位置検出部と、
前記位置情報に基づいて前記移動部を移動させる駆動制御部と
を備える
ことを特徴とする搬送システム。 - 前記支持部は、前記ウエーハフレームを鉛直面内で支持し、
前記移動部は、前記ウエーハフレームを鉛直面内で移動させる
ことを特徴とする請求項1記載の搬送システム。 - 前記第1のコレットに吸着された前記電子部品を順次吸着する複数の第2のコレットを備えた第2の吸着部と、
前記第2のコレットに吸着された前記電子部品を撮像する第2のカメラと
をさらに備え、
前記制御部は、この第2のカメラにより撮像された撮像データに基づいて、前記移動部を移動させる位置を調整する
ことを特徴とする請求項1または2記載の搬送システム。
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