JP2014021087A - 検査装置及びモジュール組立装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】基板と電子部品の圧着状態を検査する検査領域を容易に設定することができるようにする。
【解決手段】圧着装置は、撮像処理部51と、制御部233とを備えている。撮像処理部は、基板における電子部品が接続された箇所を撮像する。制御部233は、撮像処理部51が撮像した画像から、基板または電子部品のリード端子107に圧着状態の検査を行う領域である端子内ウィンドウ602を設定する。さらに、制御部233は、画像に対してブロブ処理を行いリード端子107の位置をブロブとして取得し、基準位置604からリード端子107と端子外領域609との境界位置P1,P2またはブロブの境界位置P3を探索して端子内ウィンドウ602を設定する。
【選択図】図14
【解決手段】圧着装置は、撮像処理部51と、制御部233とを備えている。撮像処理部は、基板における電子部品が接続された箇所を撮像する。制御部233は、撮像処理部51が撮像した画像から、基板または電子部品のリード端子107に圧着状態の検査を行う領域である端子内ウィンドウ602を設定する。さらに、制御部233は、画像に対してブロブ処理を行いリード端子107の位置をブロブとして取得し、基準位置604からリード端子107と端子外領域609との境界位置P1,P2またはブロブの境界位置P3を探索して端子内ウィンドウ602を設定する。
【選択図】図14
Description
本発明は、異方性導電フィルム(ACF:AnisotropicConductive Film)を用いて圧着された基板と電子部品の圧着状態を検査する検査装置、及びこの検査装置を有するモジュール組立装置に関する。
近年、異方性導電フィルム(以下、「ACF」という。)を用いて基板と電子部品を圧着し、フラットパネルディスプレイ(FPD:Flat Panel Display)モジュールや太陽電池モジュール等のモジュールを組み立てる技術が提案されている。ACFは、粘着性のある電気絶縁物質からなる熱硬化性樹脂(バインダ樹脂)に導電性を持つ微細な導電粒子を分散させてフィルム状に成形したものである。
そして、FPDモジュールでは、表示基板の周縁部に駆動ICの搭載や、COF(Chip on Film)、FPC(Flexible Printed Circuit)などのTAB(Tape Automated Bonding)を接続(圧着)する際にACFが用いられている。また、太陽電池モジュールでは、セル基板と電子部品の一例を示す配線部材との接続にACFが用いられている。そして、ACFを用いて基板に電子部品等を圧着すると、押し潰されたACFの導電粒子により基板には凹み(以下、「圧痕」という。)が形成される。
また、この圧痕の状態を検査するためには、まず圧痕が形成される電子部品の端子の位置を検索し、検査領域を設定する必要がある。特許文献1に記載された技術では、設計図面の基板パターンと同一のマスターデータと、カメラが撮像した画像データとをマッチング処理を行うことで、検査を行う検査領域を設定している。
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、検査領域を設定するためには設計図面の基板パターンと同一のマスターデータが必要であった。そのため、設計図面の基板パターンが無い場合では、撮像処理部が撮像した画像からリード端子をユーザが探索し、さらに検査する領域をユーザの手で囲み設定しなければならなかった。一般的に、基板及び電子部品に設けられているリード端子は、多数あるため、検査領域を設定する作業は、大変煩わしいものであった。
本発明の目的は、上記従来技術における実情を考慮し、基板と電子部品の圧着状態を検査する検査領域を容易に設定することができる検査装置及びモジュール組立装置を提供することにある。
上記課題を解決し、本発明の目的を達成するため、本発明の検査装置は、異方性導電フィルムを用いて接続された基板と電子部品の圧着状態を検査する検査装置であって、撮像処理部と、制御部とを備えている。
撮像処理部は、基板における電子部品が接続された箇所を撮像する。
制御部は、撮像処理部が撮像した画像から、基板または電子部品のリード端子に圧着状態の検査を行う領域である端子内ウィンドウを設定する。さらに、制御部は、画像に対してブロブ処理を行いリード端子の位置をブロブとして取得する。そして、ブロブ内に予め設定された基準位置からリード端子と端子外領域との境界位置またはブロブの境界位置を探索して端子内ウィンドウを設定する。
撮像処理部は、基板における電子部品が接続された箇所を撮像する。
制御部は、撮像処理部が撮像した画像から、基板または電子部品のリード端子に圧着状態の検査を行う領域である端子内ウィンドウを設定する。さらに、制御部は、画像に対してブロブ処理を行いリード端子の位置をブロブとして取得する。そして、ブロブ内に予め設定された基準位置からリード端子と端子外領域との境界位置またはブロブの境界位置を探索して端子内ウィンドウを設定する。
また、本発明のモジュール組立装置は、圧着ユニットと、検査装置とを備えている。圧着ユニットは、異方性導電フィルムを介して基板と電子部品を圧着することにより、基板と電子部品を接続する。
検査装置は、圧着ユニットにより接続された基板と電子部品の圧着状態を検査する。さらに、検査装置は、撮像処理部と、制御部とを備えている。
撮像処理部は、基板における電子部品が接続された箇所を撮像する。
制御部は、撮像処理部が撮像した画像から、基板または電子部品のリード端子に圧着状態の検査を行う領域である端子内ウィンドウを設定する。さらに、制御部は、画像に対してブロブ処理を行いリード端子の位置をブロブとして取得する。そして、ブロブ内に予め設定された基準位置からリード端子と端子外領域との境界位置またはブロブの境界位置を探索することで端子内ウィンドウを設定する。
検査装置は、圧着ユニットにより接続された基板と電子部品の圧着状態を検査する。さらに、検査装置は、撮像処理部と、制御部とを備えている。
撮像処理部は、基板における電子部品が接続された箇所を撮像する。
制御部は、撮像処理部が撮像した画像から、基板または電子部品のリード端子に圧着状態の検査を行う領域である端子内ウィンドウを設定する。さらに、制御部は、画像に対してブロブ処理を行いリード端子の位置をブロブとして取得する。そして、ブロブ内に予め設定された基準位置からリード端子と端子外領域との境界位置またはブロブの境界位置を探索することで端子内ウィンドウを設定する。
上記構成の検査装置及びモジュール組立装置によれば、基準位置に基づいて自動的に制御部がリード端子上に検査領域である端子内ウィンドウを設定するため、検査領域を容易に設定することができると共に設定時間の短縮を図ることができる。
以下、モジュール組立装置及び検査装置を実施するための形態について、図1〜図17を参照して説明する。なお、各図において共通の部材には、同一の符号を付している。また、本発明は、以下の形態に限定されるものではない。
[モジュール]
まず、モジュール組立装置によって組み立てられるモジュールの一例について図1〜図3を参照して説明する。
図1〜図3に示すモジュールは、モジュールの一例として示す液晶ディスプレイや有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ、プラズマディスプレイ等のいわゆるフラットパネルディスプレイ(FPD:Flat Panel Display)モジュールである。以下、FPDモジュール100という。図1は、FPDモジュールの概略構成を示す平面図、図2は、FPDモジュールを構成する表示基板と電子部品との接続状態を示す斜視図である。図3は、表示基板と電子部品を接続した状態を示す断面図である。
まず、モジュール組立装置によって組み立てられるモジュールの一例について図1〜図3を参照して説明する。
図1〜図3に示すモジュールは、モジュールの一例として示す液晶ディスプレイや有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ、プラズマディスプレイ等のいわゆるフラットパネルディスプレイ(FPD:Flat Panel Display)モジュールである。以下、FPDモジュール100という。図1は、FPDモジュールの概略構成を示す平面図、図2は、FPDモジュールを構成する表示基板と電子部品との接続状態を示す斜視図である。図3は、表示基板と電子部品を接続した状態を示す断面図である。
図1に示すように、FPDモジュール100は、表示基板101の周縁部に複数の電子部品102をACFにより接続するとともに、一部の電子部品102にPCB106をACFにより接続して構成されている。電子部品102は、扁平な長方形のポリイミドフィルムに銅箔による印刷回路(不図示)を施したFPC(Flexible Printed Circuit)104に、ICチップ105を搭載して構成される電子部品である。ICチップ105は、FPC104の略中央に実装されている。FPC104の下面には、印刷回路が設けられていると共に、長手方向の両側(2つの長辺)にリード端子108(図2参照)が設けられている。
電子部品102の品種によっては、ICチップ105が下面側にある場合(COFタイプ)や、ICチップがない場合(FPCタイプ)などもある。図1には、例としてICチップ105をFPC104の穴にはめ込んだ形式(TABタイプ)が示されている。また、電子部品102やPCB106は、接続部位により回路的には相互に差異があるが、搭載実装の説明には区別する必要がないので、同じものとして図示している。
図2に示すように、表示基板101は、カラーフィルタ基板101aと、TFT(Thin Film Transistor)アレイ基板101bと、このカラーフィルタ基板101aとTFTアレイ基板101bとの間に封入される液晶とから構成されている。TFTアレイ基板101bには、所定数のリード端子107が形成されている。そして、このリード端子107には、複数の電子部品102が接続される。
表示基板101と電子部品102との接続には、上述したようにACF(異方性導電フィルム、Anisotropic Conductive Film)109が用いられる。図3に示すように、このACF109は、粘着性のある電気絶縁物質からなる熱硬化性樹脂(バインダ樹脂)109aに導電性を持つ微細な導電粒子109bを分散させてフィルム状に成形したものである。そして、ACF109は、表示基板101における複数のリード端子107上に貼り付けられている。
表示基板101と電子部品102の接続は、次のようにして行われる。まず、図2に示すように、ACF109を表示基板101のリード端子107に貼付する。そして、ACF109を貼付した表示基板101のリード端子107上に電子部品102を配置し、熱圧着処理を行う。すると、図3に示すように、ACF109のバインダ樹脂109aが軟化し、導電粒子109bが表示基板101と電子部品102に挟持される。
また、加熱下で表示基板101と電子部品102とをさらに圧力を加えて圧着すると、導電粒子109bは、表示基板101と電子部品102によって押し潰される。このとき、表示基板101におけるリード端子107には、導電粒子109bが押し付けられることによって凹み(圧痕)121が形成される。圧痕121は、リード端子107に押し付けられた導電粒子109bの数だけ形成される。
そして、表示基板101のリード端子107と電子部品102のリード端子108が導電粒子109bによって電気的に接続される。その後、ACF109のバインダ樹脂109aが硬化して、表示基板101と電子部品102が、ACF109を介して一体に固定される。
[モジュール組立装置]
次に、本発明のモジュール組立装置の実施の形態例(以下、「本例」という。)について、図4を参照して説明する。
図4は、モジュール組立装置の実施の形態の構成例を示すブロック図である。
この図4に示すモジュール組立装置は、図1に示すFPDモジュール100を組み立てるFPDモジュール組立装置1である。
次に、本発明のモジュール組立装置の実施の形態例(以下、「本例」という。)について、図4を参照して説明する。
図4は、モジュール組立装置の実施の形態の構成例を示すブロック図である。
この図4に示すモジュール組立装置は、図1に示すFPDモジュール100を組み立てるFPDモジュール組立装置1である。
図4に示すように、FPDモジュール組立装置1は、FPDモジュール生産管理部2と、FPDモジュール組立ライン3と、FPDモジュール生産管理部2とFPDモジュール組立ライン3をネットワーク接続した装置内LAN4を備える。
FPDモジュール生産管理部2は、FPDモジュール組立ライン3によってFPDモジュールを製造する工程を管理する。
FPDモジュール組立ライン3は、端子クリーニングユニット10、ACF貼付ユニット20、部品搭載(仮圧着)ユニット30、本圧着ユニット40、検査ユニット50及びPCB接続ユニット60を備えている。
FPDモジュール組立ライン3は、端子クリーニングユニット10、ACF貼付ユニット20、部品搭載(仮圧着)ユニット30、本圧着ユニット40、検査ユニット50及びPCB接続ユニット60を備えている。
端子クリーニングユニット10は、供給された表示基板101(図1参照)の端子部分を清掃する端子クリーニング工程を行う。この端子クリーニングユニット10は、クリーニング処理部11と、搬送部12と、コンピュータ装置13を備えている。
クリーニング処理部11は、表示基板101を保持する保持台と、表示基板101の端子部分を清掃する端子クリーナヘッドと、端子クリーナヘッドを移動可能に支持するレールとを有している。
搬送部12は、表示基板101を供給する表示基板供給部(不図示)から表示基板101を受け取って、クリーニング処理部11の保持台へ搬送する。
搬送部12は、表示基板101を供給する表示基板供給部(不図示)から表示基板101を受け取って、クリーニング処理部11の保持台へ搬送する。
コンピュータ装置13は、装置内LAN4により、FPDモジュール生産管理部2及び各ユニット20,30,40,50,60の後述するコンピュータ装置23,33,43,53,63とネットワーク接続されている。このコンピュータ装置13は、クリーニング処理部11と搬送部12の駆動を制御する。
ACF貼付ユニット20は、表示基板101の長辺側及び短辺側にACFを貼り付けるACF貼付工程を行う。このACF貼付ユニット20は、ACF貼付処理部21と、搬送部22と、コンピュータ装置23を備えている。
ACF貼付処理部21は、表示基板101を保持する保持台と、表示基板101の長辺側及び短辺側にACFを貼り付けるACF貼付ヘッドと、ACF貼付ヘッドを移動可能に支持するレールとを有している。
搬送部22は、端子クリーニングユニット10の保持台から表示基板101を受け取って、ACF貼付処理部21の保持台へ搬送する。
搬送部22は、端子クリーニングユニット10の保持台から表示基板101を受け取って、ACF貼付処理部21の保持台へ搬送する。
コンピュータ装置23は、装置内LAN4により、FPDモジュール生産管理部2及び各ユニット10,30,40,50,60のコンピュータ装置13,33,43,53,63とネットワーク接続されている。このコンピュータ装置23は、ACF貼付処理部21と搬送部22の駆動を制御する。
部品搭載(仮圧着)ユニット30は、表示基板101における長辺側及び短辺側のACF貼付部分に電子部品102(図1参照)を搭載する搭載工程を行う。この部品搭載ユニット30は、搭載処理部31と、搬送部32と、コンピュータ装置33を備えている。
搭載処理部31は、表示基板101を保持する保持台と、表示基板101に電子部品102をACFによって仮圧着する搭載ヘッドと、搭載ヘッドを移動可能に支持するレールとを有している。
搬送部32は、ACF貼付ユニット20の保持台から表示基板101を受け取って、搭載処理部31の保持台へ搬送する。
搬送部32は、ACF貼付ユニット20の保持台から表示基板101を受け取って、搭載処理部31の保持台へ搬送する。
コンピュータ装置33は、装置内LAN4により、FPDモジュール生産管理部2及び各ユニット10,20,40,50,60のコンピュータ装置13,23,43,53,63とネットワーク接続されている。このコンピュータ装置33は、搭載処理部31と搬送部32の駆動を制御する。
圧着ユニットの一例を示す本圧着ユニット40は、電子部品102を加熱及び加圧してACFにより固定する圧着工程を行う。この本圧着ユニット40は、本圧着処理部41と、搬送部42と、コンピュータ装置43を備えている。
本圧着処理部41は、表示基板101を保持する保持台と、表示基板101と電子部品102を挟んで加熱及び加圧する圧着ヘッドを有している。
搬送部42は、部品搭載ユニット30の保持台から表示基板101を受け取って、本圧着処理部41の保持台へ搬送する。
搬送部42は、部品搭載ユニット30の保持台から表示基板101を受け取って、本圧着処理部41の保持台へ搬送する。
コンピュータ装置43は、装置内LAN4により、FPDモジュール生産管理部2及び各ユニット10,20,30,50,60のコンピュータ装置13,23,33,53,63とネットワーク接続されている。このコンピュータ装置43は、本圧着処理部41と搬送部42の駆動を制御する。
本発明の検査装置の一例を示す検査ユニット50は、本圧着ユニット40によって圧着した電子部品102と表示基板101の圧着状態を検査するものである。検査ユニット50は、表示基板101と電子部品102の接続箇所を撮像する撮像処理部51と、搬送部52と、コンピュータ装置53を備えている。コンピュータ装置53は、装置内LAN4により、FPDモジュール生産管理部2及び各ユニット10,20,30,40,60のコンピュータ装置13,23,33,43,63とネットワーク接続されている。
搬送部52は、本圧着ユニット40の保持台から表示基板101を受け取って、撮像処理部51の保持台へ搬送する。また、検査ユニット50の詳細な構成については、後述する。
PCB接続ユニット60は、表示基板101の長辺に接続された電子部品102にPCB基板を接続するPCB接続工程を行う。このPCB接続ユニット60は、PCB接続処理部61と、搬送部62と、コンピュータ装置63を備えている。
PCB接続処理部61は、表示基板101を保持する保持台と、PCB供給装置と、ACF貼付装置と、移送装置と、圧着装置を有している。
PCB供給装置は、PCB基板供給部(不図示)に保管されたPCB基板を1枚ずつ取り出してACF貼付装置に供給する。ACF貼付装置は、PCB供給装置から供給されたPCB基板にACFを貼り付ける。移送装置は、ACFの貼り付けが終了したPCB基板を圧着装置に搬送する。そして、圧着装置は、PCB基板と電子部品102とを加圧加熱してPCB基板と電子部品102とを接続する。
PCB供給装置は、PCB基板供給部(不図示)に保管されたPCB基板を1枚ずつ取り出してACF貼付装置に供給する。ACF貼付装置は、PCB供給装置から供給されたPCB基板にACFを貼り付ける。移送装置は、ACFの貼り付けが終了したPCB基板を圧着装置に搬送する。そして、圧着装置は、PCB基板と電子部品102とを加圧加熱してPCB基板と電子部品102とを接続する。
搬送部62は、検査ユニット50の保持台から表示基板101を受け取って、PCB接続処理部61の保持台へ搬送する。
コンピュータ装置63は、装置内LAN4により、FPDモジュール生産管理部2及び各ユニット10,20,30,40,50のコンピュータ装置13,23,33,43,53とネットワーク接続されている。このコンピュータ装置63は、PCB接続処理部61と搬送部62の駆動を制御する。
コンピュータ装置63は、装置内LAN4により、FPDモジュール生産管理部2及び各ユニット10,20,30,40,50のコンピュータ装置13,23,33,43,53とネットワーク接続されている。このコンピュータ装置63は、PCB接続処理部61と搬送部62の駆動を制御する。
[検査ユニットの構成]
次に、検査ユニットの詳細な構成について図5及び図6を参照して説明する。
図5は、検査ユニット50を示す概略構成図、図6は、検査ユニット50の回路構成を示すブロック図である。
次に、検査ユニットの詳細な構成について図5及び図6を参照して説明する。
図5は、検査ユニット50を示す概略構成図、図6は、検査ユニット50の回路構成を示すブロック図である。
図5に示すように、検査ユニット50は、撮像処理部51と、電子部品102を圧着した表示基板101を保持する保持台54と、撮像処理部51及び保持台54に接続されるコンピュータ装置53を有している。撮像処理部51は、表示基板101における電子部品102がACFを介して接続されている箇所を撮像するカメラ56と、不図示の駆動部とから構成される。駆動部は、カメラ56を移動可能に支持する。また、カメラ56には、不図示の光源が設けられている。光源は、表示基板101における電子部品102が接続されている箇所に光を照射する。
図6に示すように、撮像機構の一例であるカメラ56は、表示基板101における電子部品102が接続された部分の像光を取り込むレンズ72と、レンズ72で取り込んだ像光を電気信号に変換する撮像部73を備える。そして、撮像部73は、変換した電気信号をコンピュータ装置53に送信する。
コンピュータ装置53は、通信部231と、画像処理部232と、制御部233と、メモリ234を備える。
通信部231は、装置内LAN4との通信インタフェースとして用いられる。画像処理部232は、カメラ56の撮像部73から供給される電気信号(アナログ画像信号)をアナログ/デジタル変換してデジタル画像信号を生成し、制御部233へ出力する。
通信部231は、装置内LAN4との通信インタフェースとして用いられる。画像処理部232は、カメラ56の撮像部73から供給される電気信号(アナログ画像信号)をアナログ/デジタル変換してデジタル画像信号を生成し、制御部233へ出力する。
制御部233は、通信部231及び装置内LAN4を経由してFPDモジュール生産管理部2(図4参照)に電気的に接続されている。制御部233は、画像処理部232から供給されるデジタル画像信号から、圧痕121の数及び、圧痕121の深さの指標を示す圧着度を算出し、表示基板101と電子部品102との圧着状態を検査する。この制御部233は、表示基板101と電子部品102との圧着状態に関するデータをFPDモジュール生産管理部2にアップロードする。なお、制御部233における圧着状態を検査するための詳細な処理内容については、後述する。
メモリ234には、撮像処理部51を駆動させるためのソフトウェアを構成するプログラム、制御部233が検査した表示基板101と電子部品102の圧着状態や、撮像処理部51が撮像した画像データ等が記録される。
また、コンピュータ装置53には、インターフェース部の一例を示す入力部75と、表示部76が接続されている。入力部75は、例えば、後述する圧痕121の数及び圧着度のしきい値を制御部233に入力する場合に用いられる。制御部233からの指令によって、表示部76には、しきい値を入力する画面や、検出した圧痕121の圧着度を示す画面等が表示される。
カメラ56としては、例えば、微分干渉顕微鏡、白色干渉計、レーザ干渉計等が用いられる。図7は、光学系の原理について示す説明図である。
図7に示すように、カメラ56は、光源からの光を第1の光Laと、第2の光Lbに分割し、ほぼ平行に表示基板101に照射する。そして、表示基板101のリード端子107によって第1の光Laと、第2の光Lbは、反射される。ここで、第1の光Laと第2の光Lbは、わずかに位相がずれている。
図7に示すように、カメラ56は、光源からの光を第1の光Laと、第2の光Lbに分割し、ほぼ平行に表示基板101に照射する。そして、表示基板101のリード端子107によって第1の光Laと、第2の光Lbは、反射される。ここで、第1の光Laと第2の光Lbは、わずかに位相がずれている。
そして、平滑な面に第1の光Laと第2の光Lbが照射されると、第1の光Laと第2の光Lbの位相差は、同じになる。また、凹凸が形成された面901に光が照射されると、第1の光Laと第2の光Lbの位相にズレが生じる。そして、第1の光Laと第2の光Lbの干渉が増えれば、明るく表示し、第1の光Laと第2の光Lbの干渉が減れば、暗く表示する。これにより、立体的な陰影のついた像を取得することができる。
図8は、撮像処理部51が撮像した表示基板101のリード端子107を示す画像である。
図8に示すように、本例のカメラ56によれば、暗部121aと、明部121bを有する圧痕121の画像を取得することができる。そして、制御部233は、圧痕121の暗部121aと明部121bの明暗の差から圧痕121の深さ、すなわち圧着度を算出する。また、圧痕121の明暗の差が大きいほど、圧着度は高く、圧痕121の明暗の差が小さいほど圧着度は低くなる。
図8に示すように、本例のカメラ56によれば、暗部121aと、明部121bを有する圧痕121の画像を取得することができる。そして、制御部233は、圧痕121の暗部121aと明部121bの明暗の差から圧痕121の深さ、すなわち圧着度を算出する。また、圧痕121の明暗の差が大きいほど、圧着度は高く、圧痕121の明暗の差が小さいほど圧着度は低くなる。
これにより、一つ一つの圧痕121の深さを検知することができ、表示基板101と電子部品102の圧着状態を正確に把握することが可能となる。なお、圧痕121の明暗の差を算出する際、暗部121aにおける最も暗い値と、明部121bにおける最も明るい値から算出することが好ましい。
なお、本例では、モジュール組立装置としてFPDモジュール組立装置を適用した例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、モジュールとして太陽電池モジュールを組み立てる太陽電池モジュール組立装置や、ACFを用いて電子部品と基板を接続してモジュールを組み立てるその他各種のモジュール組立装置に適用できるものである。
[検査ユニットによる圧着状態の検査処理]
次に、検査ユニット50による表示基板101と電子部品102の圧着状態の検査処理例について図9〜図17を参照して説明する。
図9は、基板と電子部品の圧着及び検査処理を示すフローチャートである。
次に、検査ユニット50による表示基板101と電子部品102の圧着状態の検査処理例について図9〜図17を参照して説明する。
図9は、基板と電子部品の圧着及び検査処理を示すフローチャートである。
図9に示すように、まず表示基板101と電子部品102を圧着位置へ搬送する(ステップS1)。すなわち、表示基板101及び電子部品102を図4に示す本圧着ユニット40の本圧着処理部41に搬送する。次に、表示基板101及び電子部品102の位置決めを行う(ステップS2)。なお、本例のように予め部品搭載ユニット30によって、表示基板101と電子部品102を仮圧着した場合は、表示基板101と本圧着処理部41における圧着ヘッドとの位置合わせを行う。
次に、図4に示す本圧着処理部41の圧着ヘッドによって表示基板101と電子部品102の圧着を行う(ステップS3)。そして、検査ユニット50の搬送部52は、圧着処理された表示基板101及び電子部品102を検査ユニット50に搬送する(ステップS4)。なお、本圧着ユニット40の搬送部42が本圧着ユニット40から検査ユニット50に圧着処理された表示基板101及び電子部品102を搬送してもよい。
そして、検査ユニット50によって表示基板101におけるリード端子107毎の圧着状態を検査する(ステップS5)。
次に、図10を参照してステップS5の処理内容の詳細について説明する。
図10は、リード端子毎の圧着状態の検査の処理例について示すフローチャートである。
図10は、リード端子毎の圧着状態の検査の処理例について示すフローチャートである。
まず、図10に示すように、撮像処理部51のカメラ56(図5参照)によって表示基板101における電子部品102が接続された部分を撮像する(ステップS51)。そして、撮像した画像データを画像処理部232によってアナログ/デジタル変換し、制御部233に送信する。次に、制御部233は、受信した画像データからリード端子107を抽出して、検査を行う領域、いわゆる端子内ウィンドウ603(図14参照)を自動的に設定する(ステップS52)。
ここで、ステップS52の処理、すなわち端子内ウィンドウ自動設定処理の詳細について図11〜図16を参照して説明する。
図11は、図10の端子内ウィンドウ設定処理(ステップS52)を示すフローチャート、図12は図11のウィンドウ情報生成処理(ステップS9007)を示すフローチャートである。図13は、端子内ウィンドウ自動設定処理の準備時に表示部に表示される画面例を示す説明図、図14は、設定後に表示部に表示される画面例を示す説明図である。
図11は、図10の端子内ウィンドウ設定処理(ステップS52)を示すフローチャート、図12は図11のウィンドウ情報生成処理(ステップS9007)を示すフローチャートである。図13は、端子内ウィンドウ自動設定処理の準備時に表示部に表示される画面例を示す説明図、図14は、設定後に表示部に表示される画面例を示す説明図である。
ステップS52の処理を行う際、表示部76には、図13に示すような画面が表示される。図13に示すように、設定画像601には、撮像処理部51が撮像した画像が表示される。まず、図11に示すように、今から行う処理がレシピ設定処理、いわゆる初回の端子内ウィンドウ設定処理であるか否かを判別する(ステップS9001)。
ステップS9001の処理がレシピ設定処理である場合、ユーザは、図13に示す設定画像601から指定ポイント604を入力し、矩形状のリード端子107a,107bを探索する領域である端子探索ウィンドウ602を設定する(ステップS9002)。なお、指定ポイント604は、本発明の基準位置の一例を示している。
具体的には、ユーザは、指定ポイント選択ボタンを押し、設定画像601から電子部品102側にリード端子107a,107bがあると思われるところをクリックする。このとき、画面上のクリックしたところに、例えば十字マーク状の指定ポイント604が表示される。なお、指定ポイント604を入力する際、端子107bのように比較的大きな端子の場合は、複数の指定ポイント604を入力する。
また、端子探索ウィンドウ602の設定は、次のように行われる。ユーザが図13に示す範囲設定ボタン910を押した後、設定画像601からマウス操作等によって複数のリード端子107a,107bを囲む端子探索ウィンドウ602を設定する。このマウス操作には、端子探索ウィンドウ602の大きさや位置を設定する作業がある。
なお、ユーザのマウス操作等によって端子探索ウィンドウ602を設定した例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、表示基板101や電子部品102に設けられたアライメントマーク201との相対位置(X,Y)及び端子探索ウィンドウ602の幅(W)、高さ(H)を設定する。そして、設定画像601からアライメントマーク201の位置を検出し、予め入力したアライメントマーク201との相対位置(X,Y)及び端子探索ウィンドウ602の幅(W)、高さ(H)に基づいて端子探索ウィンドウ602を設定してもよい。これによれば、ユーザがマウス操作等を行うことなく、自動的に端子探索ウィンドウ602を設定することができる。
端子探索ウィンドウ602を設定することにより、端子内ウィンドウ603を設定する前に端子107a,107bと関係のない領域を除去することができ、異物等を予め除去することができる。なお、この端子探索ウィンドウ602を設定しなくても、端子内ウィンドウ603を設定することはできる。
次に、ユーザは、図13に示すマーク検出ボタン912を押す。そして、制御部233は、アライメントマーク201の位置を自動的に取得する(ステップS9003)。具体的には、予め設定しておいたテンプレートマークと類似するマーク、いわゆるアライメントマーク201の位置を取得し、例えば、この位置を座標(0,0)に設定する。
次に、ユーザは、図13に示すウィンドウ設定ボタン913を押して、処理をスタートする。まず、制御部233は、端子探索ウィンドウ602内において二値化処理を行う(ステップS9004)。これにより、リード端子107a,107bが位置する箇所が、周囲に対して明るく、または暗く表示される。
次に、画像処理の一般的な手法である例えば、オープニングやクロージング等を使用して、リード端子107a,107b内外のノイズや異物を除去する(ステップS9005)。これにより、リード端子107a,107b内にもかかわらず、ノイズや異物等の影響でリード端子107a,107bを検出できないことや、リード端子107a,107bの領域外で明るい場所を誤検出することを防ぐことができる。
次に、異物、ノイズ処理を行った二値化画像からブロブ処理を行い、ブロブを抽出する(ステップS9006)。この抽出したブロブの箇所にリード端子107a,107bが存在するため、リード端子107a,107bの位置を取得することができる。また、ブロブ処理時において、ブロブのフェレ径を計測することで、ブロブの外接矩形の第1の方向である短手方向X1及び、第2の方向である長手方向Y1、いわゆるリード端子107a,107bの短手方向及び長手方向が分かる。さらに、ブロブの位置及び面積も算出する。そして、抽出したブロブからウィンドウ情報生成処理を行う(ステップS9007)。
図12に示すように、ステップS9007のウィンドウ情報生成処理では、抽出したブロブ、すなわちリード端子107a,107bを1つずつ処理する。まず、抽出したブロブ(リード端子107a,107b)内に指定ポイント604が2つ以上あるか否かを判別する(ステップS9008)。リード端子107bのように指定ポイント604が2つ以上ある(ステップS9008のYES)場合、指定ポイント604毎にブロブを分割し、分割ブロブを作成する(ステップS9009)。具体的には、隣り合う2つの指定ポイント604の中間地点でブロブを区切り、分割ブロブを作成する。
次に、指定ポイント604から短手方向X1に沿って、リード端子107aにおける長辺側の端子外領域609との境界位置P1を探索する(ステップS9010)。ここで、短手方向X1に沿って境界位置を探索する際に、リード端子107aにおける短手方向X1の境界位置P1の幅を検出する。また、リード端子107bのようにブロブを分割した場合は、隣り合うブロブとの境界位置P3を探索する。
次に、短手方向X1の境界位置P1からリード端子107aの長手方向Y1、すなわちリード端子107aの長辺(ライン)に沿って、リード端子107aにおける短辺側の端子外領域609との境界位置P2を探索する。この境界位置P2は、リード端子107aにおける端子の角部である。そして、長辺側の境界位置P1と短辺側の境界位置P2からプレウィンドウを作成する(ステップS9011)。
ここで、ステップS9010の処理で、リード端子107aにおける短手方向X1の境界位置P1の幅を検出している。そして、ステップS9011の処理において検出した幅の長さが一致しない箇所を、除去する。これにより、リード端子107aのように端子以外に導通の線107cを有しているリード端子に対しても、ステップS9011の処理において、検査に不要な導通の線107cを含まないように長辺側の境界位置P2を探索することができる。
また、リード端子107a,107bのエッジにヒゲが形成される場合がある。ヒゲは、境界付近に発生する輝度の高い部分である。したがって、このヒゲがエッジに形成されると、リード端子107のエッジが光を強く反射するため、明暗の差が大きく検出される。そして、このリード端子107のエッジを圧痕121として誤検出するおそれがある。そのため、抽出したプレウィンドウ内の画像、すなわちリード端子107a,107bの画像から、例えば最小化フィルタ、もしくは投影を取得し、ヒゲと認識する等の処理によってリード端子107a,107bのエッジを除去する(ステップS9012)。このステップS9012の処理で除去した残りの領域を端子内ウィンドウ603(図14参照)として設定する。
上述したステップS9008からステップS9012までの処理を取得したブロブの数だけ繰り返し、すべてのブロブ、すなわちリード端子107a,107bの画像に対して行う(ステップS9007a,S9007b)。
次に、図11に示すように、制御部233は、ステップS9007で生成したウィンドウ情報をメモリ234(図6参照)に記憶する(ステップ9013)。ここで、ウィンドウ情報とは、アライメントマーク201に対する端子内ウィンドウ603の座標位置、端子内ウィンドウ603の大きさ、形状等である。
また、ステップS9001の処理がレシピ設定処理でない場合、すなわち初回以降の端子内ウィンドウ設定処理である場合(ステップS9001のNO)、メモリ234からステップS9013で記憶したウィンドウ情報を呼び出す(ステップS9014)。次に、呼び出したウィンドウ情報に基づいて端子内ウィンドウ603を設定する(ステップS9015)。
設定終了後、setボタン917を押し、設定した端子内ウィンドウ603を登録する。これにより、ステップS52の処理、すなわち端子内ウィンドウ自動設定処理が終了する。
なお、初回以降の端子内ウィンドウ設定処理であっても、初回と同様にステップS9002からステップS9007の処理を行って、端子内ウィンドウ603を設定してもよい。これにより、撮像処理部51が撮像した画像をユーザが確認しながら処理を行うことができ、検査領域を精度良く設定することができる。
また、ウィンドウ情報としてユーザが入力した指定ポイント604におけるアライメントマーク201に対する座標位置をメモリ234に記憶させてもよい。この場合、初回以降の端子内ウィンドウ設定処理は、ウィンドウ情報として指定ポイント604の座標位置を呼び出してからステップS9004からステップ9007の処理を行うことで、端子内ウィンドウ603が設定される。したがって、メモリ234には指定ポイント604の座標位置だけ記憶させればよいため、メモリ234に記憶させる情報量を少なくすることができる。
このように、本例の端子内ウィンドウ自動設定処理によれば、ユーザは、指定ポイント604を入力するだけで、検査を行う領域、いわゆる端子内ウィンドウ603が自動的に設定される。これにより、ユーザが行う作業を軽減させることができ、設定時間の短縮を図ることが可能となる。
なお、上述した端子内ウィンドウ自動設定処理では、ユーザが画像をクリックして指定ポイント604を入力した例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、ブロブ処理(ステップS9006)で抽出したブロブの重心位置を基準位置とする。そして、この基準位置に基づいてステップS9007の処理を行う。その結果、指定ポイント604を入力することなく、端子内ウィンドウ603を自動的に設定することができ、ユーザの手間をより軽減させることができる。
また、上述した端子内ウィンドウ自動設定処理では、最初に基準位置からブロブの短手方向に沿ってリード端子107a,107bの長辺側の境界位置X1を探索した例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、リード端子107の導通の線107cが長辺側に接続している場合、最初に基準位置からブロブの長手方向に沿ってリード端子107の短辺側の境界位置を探索してもよい。そして、短辺側の境界位置から短手方向、すなわち短辺に沿ってリード端子107の長辺側の境界位置を探索する。
すなわち、リード端子107における導通の線107cが接続していない辺から、境界位置を探索することが好ましい。これにより、検査に不要な導通の線107cを含まないように端子内ウィンドウ603を設定することができる。
図15は、誤設定の修正時に表示部に表示される画面例を示す説明図である。
ブロブの重心位置を基準位置とした場合、図15に示すように、異物123のように端子でないものを検出し、ウィンドウ606として設定されることがある。この場合、ユーザは、削除選択ボタン914を選択し、誤検出したウィンドウ606をクリックして削除する。
ブロブの重心位置を基準位置とした場合、図15に示すように、異物123のように端子でないものを検出し、ウィンドウ606として設定されることがある。この場合、ユーザは、削除選択ボタン914を選択し、誤検出したウィンドウ606をクリックして削除する。
図16は、端子内ウィンドウ設定処理における再確認時に表示部に表示される画面例を示す説明図である。なお、この図16に示す電子部品のリード端子107Bの配置及び位置は、図14及び図13に示す電子部品のリード端子107a,107bと異なっている。
図16に示すように、端子探索ウィンドウ607内に形状及び端子毎の間隔が同じリード端子107Bしかない場合、端子内ウィンドウ603の位置及び範囲を調べることができる。例えば、ユーザが図16に示す確認ボタン915をクリックすると、制御部233は、複数の端子内ウィンドウ603の大きさや隣り合う端子内ウィンドウ603の間隔の平均値を算出する。そして、算出した平均値から大きく外れている端子内ウィンドウ603は、エラーとして出力される。また、平均値からの許容値は、check範囲916にて設定される。
なお、圧痕121の検出を行う端子内ウィンドウ603の領域は、リード端子107の全面を設定してもよく、またはリード端子107の一部分を設定してもよい。
また、光の量が変わると、圧痕121の明暗の差が変化し、算出される圧着度の値が変化する。そのため、図10に戻り、撮像処理部51が撮像した画像に補正をかける(ステップS53)。具体的には、メモリ234(図6参照)等に予め記憶されている基準となる画像の明るさに対する撮像処理部51が撮像した画像の明るさの差、いわゆる補正値を算出する。そして、撮像処理部51が撮像した画像に対して算出した補正値を加え、補正画像を取得する。これにより、制御部233によって正確な圧痕121の圧着度を算出することができる。
次に、端子内ウィンドウ603から圧痕121の位置、すなわち圧痕121の座標値を取得する(ステップS54)。具体的には、まず端子内ウィンドウ603の画像に粒子抽出フィルタを掛けて、明暗の差がある部分、すなわち圧痕121の暗部121a及び明部121b(図8参照)を抽出する。次に、抽出した画像に対して二値化処理を行い、明暗を分けて圧痕121を抽出する。これにより、端子内ウィンドウ603から圧痕121の位置、すなわち圧痕121の座標値を取得する。
次に、ステップS54の処理で取得した圧痕121の座標値に基づいて圧痕121の圧着度及び圧痕121の個数を取得する(ステップS55)。なお、圧着度の算出は、粒子抽出フィルタを掛ける前の画像及び二値化処理を行う前の画像を用いて行う。上述したように、圧着度は、図8に示す圧痕121の明暗の差から算出される。これにより、一つ一つの圧痕121の状態、いわゆる表示基板101の凹みの量を算出することができる。その結果、表示基板101と電子部品の圧着状態を圧痕121の数だけでなく、圧着度として数値化することができる。
次に、一本のリード端子107における圧痕121の圧着度の平均値、及び所定の圧着度以上の圧着度を有する圧痕121の個数がしきい値以上か否かを判別する(ステップS56)。なお、ステップS56の処理における圧着状態の良否判定は、圧痕121の圧着度及び個数の両方で判断してもよく、あるいは圧痕121の圧着度だけで良否判定を行ってもよい。
そして、圧痕121の圧着度、及び圧痕121の個数がしきい値以下の場合(ステップS56の処理のNO)、警報を鳴らす(ステップS57)。また、圧痕121の圧着度、及び圧痕121の個数がしきい値以上の場合(ステップS56の処理のYES)は、警報を鳴らさずに処理が終了する。そして、上述した検査を複数のリード端子107毎に行う。ステップS5の処理は、全てのリード端子107に対して行ってもよく、複数のリード端子107のうち任意に選択したリード端子107のみに対して行ってもよい。
なお、本例では、ステップS57の処理において警報を鳴らした例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、図6に示す表示部76に警告メッセージを表示させてもよい。すなわちユーザに対して正しく圧着できていないリード端子107がある旨を知らせることができればよい。
リード端子107毎の検査が終了すると、図9に戻って示すように、電子部品102毎のエリア平均圧着度、エリア平均圧痕個数を算出する(ステップS6)。エリア平均圧着度及びエリア平均圧痕個数は、次のようにして求められる。
まず、図2に示すように電子部品102及び表示基板101の複数のリード端子107,108を第1のエリア110Aと、第2のエリア110Bと、第3のエリア110Cに分ける。第1のエリア110Aは、FPC104の一側に位置しており、第2のエリア110Bは、FPC104の長手方向の中央部に位置している。また、第3のエリア110Cは、FPC104の長手方向の他側に位置する。そして、各エリア110A,110B,110Cに配置された複数のリード端子107,108の圧痕121の圧着度及び個数の平均値を算出することで、エリア平均圧着度、エリア平均圧痕個数が求められる。
なお、本例では、エリアを3つに分けた例を説明したが、これに限定されるものではなく、エリアを2つ以下、あるいは4つ以上に分けてもよい。また、電子部品102内でエリアを分けずに、一つの電子部品102を一つのエリアとしてもよい。
次に、各エリアのエリア平均圧着度、エリア平均圧痕個数が、エリア平均しきい値以上か否かを判別する(ステップS7)。このステップS7の処理に用いられるエリア平均しきい値は、図10に示すしきい値よりも高く設定される。
エリア平均圧着度、エリア平均圧痕個数がエリア平均しきい値よりも低い場合(ステップS7の処理のNO)、制御部233は、通信部231を介して表示基板101と電子部品102の圧着状態の情報をFPDモジュール生産管理部2に送信する。そして、FPDモジュール生産管理部2は、受信した情報に基づいて本圧着ユニット40における圧着時の圧力を変更する(ステップS8)。これにより、検査ユニット50による圧着状態の検査処理が終了する。
なお、FPDモジュール生産管理部2を介さずに、表示基板101と電子部品102の圧着状態に関する情報を直接、本圧着ユニット40に送信し、本圧着ユニット40における圧着時の圧力を変更してもよい。
なお、エリア平均圧着度、エリア平均圧痕個数がエリア平均しきい値よりも高い場合(ステップS7の処理のYES)は、本圧着ユニット40の圧力を変更することなく、検査処理が終了する。
図17は、圧着状態の検査結果の処理時に表示部76に表示される画面例を示す説明図である。
図17に示すように、表示部76には、例えば表示基板101とこの表示基板101に接続された電子部品102を模式的に示す表示ウィンドウ801が表示される。この表示ウィンドウ801では、表示基板101及び電子部品102を複数のエリアに分割し、各エリアの圧着度を例えば色の違いや色の濃淡で表示する。すなわち、制御部233は、算出した圧痕121の圧着度を、色、または色の濃淡に変換し、表示部76の画面に表示させる。例えば、圧着度の高いエリアは、色を濃く表示し、圧着度の低いエリアは、色を薄く表示する。
図17に示すように、表示部76には、例えば表示基板101とこの表示基板101に接続された電子部品102を模式的に示す表示ウィンドウ801が表示される。この表示ウィンドウ801では、表示基板101及び電子部品102を複数のエリアに分割し、各エリアの圧着度を例えば色の違いや色の濃淡で表示する。すなわち、制御部233は、算出した圧痕121の圧着度を、色、または色の濃淡に変換し、表示部76の画面に表示させる。例えば、圧着度の高いエリアは、色を濃く表示し、圧着度の低いエリアは、色を薄く表示する。
これにより、表示基板101と電子部品102の圧着状態を目視で分かり易く表現することができる。また、圧着処理における圧着の平行度を確認することができる。さらに、本圧着ユニット40の圧力の調整が行い易くなる。
また、表示ウィンドウ801の下部には、電子部品102毎の各エリアの具体的な数値を表示する数値ウィンドウ802が表示される。また、数値ウィンドウ802には、各電子部品102を示すタブ803が設けられている。
なお、処理結果を示す画面例としては、図17に示すものに限定されるものではなく、ユーザの目的に応じて種々に設定できるものである。例えば、上述した実施の形態例では、エリアの圧着度の平均を表示する例を説明したが、リード端子107一本一本の圧着度を表示するようにしてもよい。
このように、本例の検査ユニット50によれば、表示基板101と電子部品102の圧着状態を圧痕121の数だけでなく、圧着度という圧痕121の深さを数値化して検査を行っている。これにより、表示基板101と電子部品102の圧着状態を定量化して正確に判別することができる。さらに、圧着の具合を色の違いや濃淡で表現することができ、目視で確認することも可能となる。
以上、本発明の検査装置及びモジュール組立装置の実施の形態について、その作用効果も含めて説明した。しかしながら、本発明の検査装置及びモジュール組立装置は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。
また、上述した実施の形態例では、本圧着ユニット40の次に検査ユニット50を設け、本圧着ユニット40で圧着した表示基板101と電子部品102の圧着状態を検査する例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、仮圧着ユニットである部品搭載ユニット30の次に検査ユニットを設け、部品搭載ユニットで仮圧着を行った表示基板101と電子部品102の圧着状態を検査してもよい。
さらに、上述した実施の形態例では、圧着状態の検査のために、圧着度、すなわち基板に生じた圧痕の深さから基板と電子部品の圧着状態を検知した例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、基板に形成された圧痕の数から圧着状態を検査してもよく、あるいは、基板に形成された複数の圧痕の輝度平均と標準偏差によって圧着状態を検査してもよい。
1…FPDモジュール組立装置(モジュール組立装置)、 2…FPDモジュール生産管理部、 3…FPDモジュール組立ライン、 4…装置内LAN、 10…端子クリーニングユニット、 20…ACF貼付ユニット、 30…部品搭載ユニット、 40…本圧着ユニット、 50…検査ユニット(検査装置)、 60…PCB接続ユニット、 51…撮像処理部、 52…搬送部、 53…コンピュータ装置、 54…保持台、 56…カメラ、 72…レンズ、 73…撮像部、 75…入力部、 76…表示部、 100…FPDモジュール(モジュール)、 101…表示基板(基板)、 102…電子部品、 107,107a,107b,107B,108…リード端子、 109…ACF(異方性導電フィルム)、 109a…バインダ樹脂(熱硬化性樹脂)、 109b…導電粒子、 110A…第1のエリア、 110B…第2のエリア、 110C…第3のエリア、 121…圧痕、 121a…暗部、 121b…明部、 201…アライメントマーク、 231…通信部、 232…画像処理部、 233…制御部、 601…設定画像、 602…端子探索ウィンドウ、 603…端子内ウィンドウ、 604…指定ポイント(基準位置)、 609…端子外領域、 P1,P2,P3…境界位置、 X1…短手方向(第1の方向)、 Y1…長手方向(第2の方向)
Claims (9)
- 異方性導電フィルムを用いて接続された基板と電子部品の圧着状態を検査する検査装置であって、
前記基板における前記電子部品が接続された箇所を撮像する撮像処理部と、
前記撮像処理部が撮像した画像から、前記基板または前記電子部品のリード端子に圧着状態の検査を行う領域である端子内ウィンドウを設定する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記画像に対してブロブ処理を行うことで前記リード端子の位置をブロブとして取得し、前記ブロブ内に予め設定された基準位置から前記リード端子と端子外領域との境界位置または前記ブロブの境界位置を探索して前記端子内ウィンドウを設定する
検査装置。 - 前記制御部は、前記基準位置から前記ブロブにおける外接矩形の一辺と平行をなす第1の方向に沿って前記リード端子の一辺側の境界位置を探索し、前記一辺側の境界位置から前記第1の方向と直交する第2の方向に沿って前記リード端子における前記一辺と直交する他辺側の境界位置を探索する
請求項1に記載の検査装置。 - 前記制御部は、最初に前記リード端子における導通の線が接続された辺と直交する辺から前記境界位置を探索する
請求項2に記載の検査装置。 - 前記基準位置は、前記ブロブの重心位置である
請求項1〜3のいずれかに記載の検査装置。 - 前記基準位置をユーザが任意に入力可能な入力部及び表示部を設けた
請求項1〜3のいずれかに記載の検査装置。 - 前記制御部は、前記ブロブ内に前記基準位置が複数ある場合、隣り合う2つの前記基準位置の中間地点で前記ブロブを区切ることで分割ブロブを作成し、前記分割ブロブ毎に前記端子内ウィンドウを設定する
請求項1〜5のいずれかに記載の検査装置。 - 前記制御部は、前記画像から前記基板または前記電子部品のアライメントマークの座標位置を取得し、
設定した前記端子内ウィンドウにおける前記アライメントマークに対する座標位置、及び前記端子内ウィンドウの大きさからなるウィンドウ情報を記憶するメモリを設けた
請求項1〜6のいずれかに記載の検査装置。 - 前記制御部は、初回以降の検査では、前記メモリに記憶された前記ウィンドウ情報に基づいて前記端子内ウィンドウを設定する
請求項7に記載の検査装置。 - 異方性導電フィルムを介して基板と電子部品を圧着することにより、前記基板と前記電子部品を接続する圧着ユニットと、
前記圧着ユニットにより接続された前記基板と前記電子部品の圧着状態を検査する検査装置と、を備え、
前記検査装置は、
前記基板における前記電子部品が接続された箇所を撮像する撮像処理部と、
前記撮像処理部が撮像した画像から、前記基板または前記電子部品のリード端子に圧着状態の検査を行う領域である端子内ウィンドウを設定する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記画像に対してブロブ処理を行い前記リード端子の位置をブロブとして取得し、前記ブロブ内に予め設定された基準位置から前記リード端子と端子外領域との境界位置を探索することで前記端子内ウィンドウを設定する
モジュール組立装置。
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JP2019168293A (ja) * | 2018-03-22 | 2019-10-03 | 芝浦メカトロニクス株式会社 | 検査装置及び検査方法 |
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2012
- 2012-07-24 JP JP2012163328A patent/JP2014021087A/ja active Pending
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