JP7398724B2 - 部品装着装置、および部品装着方法 - Google Patents

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Description

本発明は、テープから打ち抜かれた部品を基板に装着する部品装着装置、および部品装着方法に関する。
表示装置を製造するにあたり、映像信号などを伝達するための部品を表示基板の端縁に取り付けられる。このような部品は、長尺の基板テープに所定のピッチで部品が設けられたテープ部材の状態で供給される場合がある。このような場合、例えば特許文献1の装着装置のように、テープ部材から部品を打ち抜く打ち抜き手段を備え、一定のピッチでテープ部材を送りながら打ち抜かれた部品を表示基板に装着している。
特開平7-106796号公報
昨今の表示装置の狭額縁化に伴い、部品の打ち抜き精度を高くすることが要求される。しかしながら、打ち抜き手段の機械的精度だけでは要求される精度を長期的に維持することは困難である。また、打ち抜き精度を維持するために、打ち抜き部に打ち抜き状態確認用のセンサを設けると、打ち抜き手段が大型化するなどの課題が残る。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、装置を大型化することなくテープ部材から部品を打ち抜く打ち抜き精度を維持することのできる部品装着装置、および部品装着方法の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の1つである部品装着装置は、複数の部品が所定の間隔で設けられたテープ部材を所定の間隔で送りながら、前記テープ部材から前記部品を順次打ち抜く打ち抜き手段と、前記打ち抜き手段で打ち抜かれた前記部品を保持して表示基板に装着する装着ヘッドと、前記装着ヘッドに保持された状態の前記部品を撮像する撮像手段と、前記撮像手段が撮像した撮像データから、前記部品の端縁と前記部品が備えるアライメントマークとの位置関係を示す関係情報を算出し報知する演算部とを備える。
また、上記目的を達成するために、本発明の他の1つである部品装着方法は、複数の部品が所定の間隔で設けられたテープ部材を所定の間隔で送りながら、前記テープ部材から前記部品を打ち抜き手段が順次打ち抜く打ち抜き工程と、前記打ち抜き手段で打ち抜かれた前記部品を装着ヘッドが保持する保持工程と、前記装着ヘッドに保持された状態の前記部品を撮像手段が撮像する撮像工程と、前記撮像手段が撮像した撮像データに基づき前記装着ヘッドに保持された部品を表示基板に装着する装着工程と、前記撮像手段が撮像した撮像データから、前記部品の端縁部と前記部品が備えるアライメントマークとの位置関係を示す関係情報を演算部が算出し報知する演算工程とを含む。
本発明によれば、テープ部材に対する打ち抜き位置のずれを新たな装置を取り付けることなく測定し、打ち抜き手段の状態を判断することが可能となる。
図1は、実装システムの全体構成を示すブロック図である。 図2は、部品が設けられた部品テープを示す平面図である。 図3は、部品と基板との関係を示す平面図である。 図4は、装着装置を示す斜視図である。 図5は、供給ユニットを装着装置の一部とともに模式的に示す図である。 図6は、打ち抜き手段を模式的に示す図である。 図7は、ラインコントローラ、打ち抜き手段、装着装置の機能部を示すブロック図である。 図8は、装着装置の装着工程を示すフローチャートである。
次に、本発明に係る部品装着装置、部品装着方法の実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
また、図面は、本発明を示すために適宜強調や省略、比率の調整を行った模式的な図となっており、実際の形状や位置関係、比率とは異なる場合がある。
図1は、部品圧着装置を含む実装システムの全体構成を示す概念図である。この実装システム100は、基板201に部品202を実装するシステムであり、ローダ101と、洗浄機102と、部品実装装置103と、検査装置105と、アンローダ106とを備えている。さらに、前記各機構を制御するコンピュータであるラインコントローラ108を備えている。
部品202が実装される基板201は、特に限定されるものではないが、本実施の形態の場合、有機ELディスプレイ、液晶ディスプレイなどを構成する表示基板を基板201として例示している。基板201を構成する材料は特に限定されるものではないが、例えば、ガラスや、ポリイミドなどの樹脂を例示することができる。また、基板201の形状も特に限定されるものではないが、本実施の形態の場合は、板状であり、図3に示すように一端縁には複数の基板電極211と、基板マーク221が設けられている。
部品202は、図2に示すように、複数の部品202が所定の間隔で設けられたテープ部材200の状態で供給される。部品202の種類は特に限定されるものではないが、例えば、TCP(Tape Carrier Package)、COF(Chip on Film)など柔軟性を備えた樹脂製フィルムに電子部品が搭載された回路フィルム部品として例示できる。部品202は、図3に示すように、複数の部品電極212、およびアライメントマーク222を備えている。部品202を構成する材料は、特に限定されるものではないが、例えば、ポリイミドなどの樹脂を例示することができる。また、基板201の形状も特に限定されるものではないが、本実施の形態の場合は、可撓性のある矩形のフィルム状である。
部品電極212は、部品202の表面に設けられた金属などの導電性の部材である。部品電極212は、第一方向(図中X軸方向)に並べて配置されている。本実施の形態の場合、複数の部品電極212は、部品202の短手方向(図中Y軸方向)に延在する細くて薄い板状の部材であり、露出状態となっている。
アライメントマーク222は、基板201と部品202との位置関係を取得するためのマークである。アライメントマーク222の形状や位置は、特に限定されるものではないが、本実施の形態の場合、部品電極212の並び方向(図2中X軸方向)の両側方に設けられた十字状のマークである。
ローダ101は、他の工程で製造された基板201を実装システム100に導入する装置である。一方、アンローダ106は実装システム100で部品202が取り付けられた基板201を導出し他の工程に受け渡す装置である。
洗浄機102は、ローダ101により供給された基板201を受け取り、ACF(Anisotropic Conductive Film)が貼り付けられる基板201の部分を洗浄する装置であり、布帛等を基板201の周縁にこすりつけることで汚れなどを取り除く。
部品実装装置103は、基板201の周縁部に部品202を取り付けるラインであり、ACF貼付装置113と、打ち抜き手段107を備える供給ユニット104と、装着装置114と、圧着装置115とを備えている。
ACF貼付装置113は、基板201の表面の所定の位置にACFテープを貼り付ける装置である。ここで、ACFとは、基板201と部品202との間に介在配置され、熱と圧力とを合わせて加えることにより、圧力が加えられた部分のみ、圧力方向にのみ電気的な導通を確保することができる部材である。またACFは、基板201に対し部品202を恒久的に固着し、基板201に設けられる基板電極と部品202に設けられる部品電極との導通の維持を図ることができる物質である。ACFは日本語では異方性導電接着剤と称されることがある。また、ACFテープとは、長尺帯状のACFを意味する。
装着装置114は、ACF貼付装置113により基板201に貼り付けられたACFの上に部品202を配置し、部品202を基板201に対して仮圧着して装着する装置である。本実施の形態の場合、装着装置114は、図4に示すように、部品202を基板201に仮圧着する装着ヘッド142を備えている。この装着ヘッド142は、供給ユニット104から移載ステージ156(図5参照)に保持される部品202を保持し、基板201端縁の所定の取付位置に移送して基板201に部品202を装着する。
本実施の形態の場合、装着装置114は、テーブル141と、装着ヘッド142と、と、バックアップステージ144とを備えている。
テーブル141は、基板201が載置され、駆動機構によってXY方向に平行移動することで、基板201をXY方向に移送することができるテーブルである。また、テーブル141は、Z方向に上下動すると共にθ方向にも回転することができ、載置した基板201をZ方向に移送し、θ方向に回転させることが可能である。
装着ヘッド142は、供給ユニット104から供給される部品202を吸着ノズルなどによって吸着保持し、部品202を取付位置にまで回転方向に移送して配置する。
バックアップステージ144は、基板201の周縁を下方から支える部材であり、装着ヘッド142が降下し、部品202を基板201圧着するための挟持力を下方から与える部材である。バックアップステージ144は、透明な部分を備え、バックアップステージ144の下方から基板201や部品202を撮像することが可能なものとなっている。
搬送装置150は、ACF貼付装置113から基板201を搬送してテーブル141へ引き渡し、部品202を取り付け後、テーブル141から基板201を引き取って圧着装置115へ搬送する装置である。
撮像手段116は、基板201が所定位置に配置される前に、装着ヘッド142に保持された部品202を撮像する。具体的に撮像手段116は、部品202の少なくとも1つのアライメントマーク222と撮像するアライメントマーク222の近傍であって部品202の少なくとも1端縁を撮像する。また、撮像手段116は、少なくとも1つのアライメントマーク222と撮像するアライメントマーク222の近傍であって部品202の交差する2端縁を撮像してもよい。本実施の形態の場合、撮像手段116は、図3中の2点鎖線で示すように、一対のアライメントマーク222の並び方向に直交する方向において、部品電極212と最も近い端縁とアライメントマーク222の1つとを同時に撮像し、前記端縁と交差する端縁も同時に撮像する。
さらに撮像手段116は、圧着装置115で熱圧着される前において、基板電極211を挟んで基板201に設けられる基板マーク221と、部品電極212を挟んで部品202に設けられたアライメントマーク222とを同時に撮像してもよい。撮像手段116が撮像したデータである撮像データは、ラインコントローラ108に送信される。
撮像手段116は、アライメントマーク222と打ち抜かれた部品202の端縁との位置関係を示す関係情報を取得できるものであれば特に限定されるものではないが、ラインセンサなどを含むデジタルカメラを例示することができる。
図5は、供給ユニットを示す図である。同図に示すように、供給ユニット104は、打ち抜き手段107と、テープ供給手段151と、カバーテープ回収手段152と、巻取手段153と、可動ステージ154と、移載ヘッド155と、移載ステージ156とを備えている。
図6は、打ち抜き手段を示す図である。打ち抜き手段107は、複数の部品202が所定の間隔で設けられたテープ部材200を所定の間隔で送りながら、テープ部材200から部品202を順次打ち抜く装置である。本実施の形態の場合、打ち抜き手段107は、テープ部材200に設けられたスプロケットホール203に係合するスプロケット171と、スプロケット171を回転駆動させるモータ172と、テープ部材200から部品202を打ち抜くパンチ173、およびダイ174とを備えている。モータ172は、制御部181によってコントロールされ、テープ部材200の送り量を微調整することができるものとなっている。打ち抜き手段107によりテープ部材200から打ち抜かれた(打ち抜き工程)部品202は、可動ステージ154に載置される。
本実施の形態の場合、制御部181は、後述の演算部410が報知した関係情報に含まれる、部品202のアライメントマーク222と部品202の端縁との距離Y(図3参照)に基づき打ち抜き手段107のモータ172を制御して打ち抜き間隔を調整する。
テープ供給手段151は、リールに巻き付けられたテープ部材200をたるむことなく供給する装置である。カバーテープ回収手段152は、テープ部材200から剥がされたカバーテープを回収する装置である。巻取手段153は、部品202が打ち抜かれたあとのテープ部材200を回収する装置である。
可動ステージ154は、打ち抜き手段107により打ち抜かれた部品202を打ち抜き手段107から受け取って保持し、装着装置114の近傍にまで搬送する装置である。
移載ステージ156は、装着装置114の装着ヘッド142の下方まで部品202を搬送する装置である。移載ステージ156により搬送された部品202は、装着ヘッド142に受け渡すことができる。
移載ヘッド155は、可動ステージ154から移載ステージ156に部品202を移載する装置である。
圧着装置115は、装着装置114により基板201の表面にACFを介して装着された部品202を加熱加圧ヘッドにより比較的高い温度を加えながら強く押圧することで、基板201の表面に部品202を取り付け、基板電極と部品電極との導通を確保する装置である。なお、部品実装装置103において複数台の圧着装置115が並設される場合がある、例えば基板201の長辺側と短辺側とを2つの圧着装置115でそれぞれ分担して圧着することで、部品実装装置103のスループットの向上を図ることができる。
検査装置105は、圧着装置で熱圧着された基板201と各部品202とのそれぞれの位置関係を、アライメントマーク222、および基板マーク221に基づき検査する装置である。本実施の形態の場合、検査装置105は、カメラであり、撮像した画像を画像解析することによりアライメントマーク222と基板マーク221との位置関係を算出し、閾値判断により合格、不合格を判断している。
ラインコントローラ108は、実装システム100全体の稼動状況や各種データの通信等を管理・制御するコンピュータである。通信ケーブル109は、ラインコントローラ108と各装置とを接続している。
図7は、実装システムのラインコントローラ、および装着装置の概略構成を示す機能ブロック図である。ラインコントローラ108は、演算部410と、記憶部411と、入力部412と、表示部413と、通信I/F部414とを備えている。
演算部410は、撮像手段116が撮像した撮像データを通信I/Fを介して取得し、部品202の端縁と部品202が備えるアライメントマーク222との位置関係を示す関係情報を算出し、表示部413等を介して報知する処理部である。本実施の形態の場合、関係情報には、一対のアライメントマーク222の並び方向に直交する方向において、部品電極212と最も近い端縁とアライメントマーク222との距離Yが含まれている。さらに、アライメントマーク222と部品202の他の端縁との距離(例えば図3中の距離X)などが含まれていてもよい。
記憶部411は、ハードディスクや半導体メモリ等の記憶媒体であり、部品202を基板に実装するための情報などを保持する。
入力部412は、キーボードやマウス、タッチパネル等の情報入力装置であり、表示部413は、部品202の端縁部とアライメントマーク222との距離Yが閾値よりも大きい場合に打ち抜き手段107に不具合が発生している旨を示す不具合情報を演算部410から取得し、CRT(Cathode-Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)等の表示装置によって作業者に報知する。なお、入力部412と表示部413とによりマンマシンインターフェースが形成される。これらは、ラインコントローラ108とオペレータとが対話する等のために用いられる。
通信I/F部414は、LAN(Local Area Network)アダプタ等であり、ラインコントローラ108と部品実装装置103及び検査装置105との通信等に用いられる。
なお、ラインコントローラ108は、オペレータからの指示等に従って、記憶部411に格納されているライン制御データを実行し、その実行結果に従って実装システム100の各部を制御してもよい。
次に、装着装置114、および供給ユニット104の動作を説明する。図8は、装着装置、および供給ユニットの動作を順に示す図である。
(a)移載ステージ156が部品202を装着装置114に搬送する。(b)移載ステージ156は、部品202を装着ヘッド142の下側に配置する。(C)装着ヘッド142が下降して部品202を保持する(保持工程)。(d)装着ヘッド142は部品202を保持した状態で上昇する。(e)部品202を受け渡した移載ステージ156は装着ヘッド142の下側から退避する。(f)撮像手段116が部品202のアライメントマーク222と部品202の端縁とを撮像する(撮像工程)。この際、装着ヘッド142は、部品202を撮像手段116の焦点位置またはその近傍まで下降させてもよい。また、撮像手段116は焦点位置を変更しても構わない。また、アライメントマーク222と部品202の端縁とを同時に撮像するのではなく、撮像手段116を水平面内で移動させてアライメントマーク222と部品202の端縁とを別々に撮像しても構わない。この場合、撮像手段116の移動した情報も撮像データに含まれる。(g)装着ヘッド142が下降していた場合は装着ヘッド142が上昇し基板201の移動が始まる。(h)端縁部が装着ヘッド142の下側に配置されるまでテーブル141が基板201を移動させ、バックアップステージ144に基板201の端縁が載置されるまでテーブルが下降する。(i)部品202を基板201の端縁部に装着するために装着ヘッド142は下降を開始する。(j)装着ヘッド142は基板201の端縁に部品202を押しつける(装着工程)。基板201に取り付けられているACFにより部品202は基板201に仮圧着される。なお、部品202を装着する前に撮像手段116は、アライメントマーク222と基板マーク221とを撮像してもよい。(k)装着ヘッド142は上昇し、部品202が取り付けられた基板201は搬出される。
以上の(a)から(k)の工程により基板201への部品202の装着が行われ、(f)の工程において撮像データが得られる。なお、(f)の工程を設けることなく、例えば(j)の工程などにおいてアライメントマーク222と部品202の端縁とを撮像しても構わない。
次に、装着装置114においてアライメントマーク222、および部品202の端縁が撮像された撮像データを用いた演算部410、制御部181の処理について説明する。
演算部410は、撮像データに基づき部品202の端縁とアライメントマーク222との位置関係を示す関係情報を算出し、算出した関係情報を報知(出力)する。関係情報には、基板201の中央側に近い部品202の端縁とアライメントマーク222との距離Y、一対のアライメントマーク222の並び方向における部品202の端縁とその近傍のアライメントマーク222との距離X等が含まれてもよい。また演算部410は、距離X、距離Y等に基づいて打ち抜き手段107に不具合が発生しているか否かを演算し、不具合が発生している場合には不具合情報を関係情報として報知(出力)しても構わない。
不具合発生の判断手法としては、例えば、距離Yが第一閾値よりも大きい場合に不具合情報を生成し報知しても構わない。また、距離Yが第一閾値よりも大きい場合、および距離Xが第二閾値よりも大きい場合の少なくとも一方の場合に不具合情報を生成し報知しても構わない。また、距離Yが第一閾値よりも大きい場合、および距離Xが第二閾値よりも大きい場合に不具合情報を生成し報知しても構わない。また、部品電極212の両側に配置される二つのアライメントマーク222と部品202の端縁とのそれぞれの距離Yの差が第三閾値よりも大きい場合に不具合情報を生成し報知しても構わない。
次に、不具合情報を取得した表示部413は、その旨を表示して作業者に提示しても構わない。この場合、距離X、距離Y等の測定結果を追加表示してもよく、打ち抜き手段107を調整するための数値を追加表示してもよい。また、不具合情報を取得した打ち抜き手段107の制御部181は、打ち抜き手段107の打ち抜き動作を停止させて、作業者の調整を待っても構わない。この場合、ラインコントローラ108装着装置114の動作を中断してもよく、実装システム100全体の動作を一時的に中断しても構わない。
また、制御部181は、演算部410が算出した距離Yに基づき、打ち抜き手段107の打ち抜き間隔を制御しても構わない。なお、本実施の形態では、テープ部材200の長手方向に直交するように一対のアライメントマーク222が並ぶように部品202が配置されているが、一対のアライメントマーク222がテープ部材200の長手方向に沿うように部品202が配置されている場合、制御部181は、演算部410が算出した距離Xに基づき、打ち抜き手段107の打ち抜き間隔を制御しても構わない。
また、打ち抜き手段107の制御部181は、新しいテープ部材200を打ち抜き手段107に取り付けた場合などにおいて、新しいテープ部材200から部品202をパンチ173とダイ174打ち抜かせた後、打ち抜き動作を停止させ、打ち抜いた部品202のみを可動ステージ154、移載ヘッド155、移載ステージ156等を用いて撮像手段116が撮像可能な位置にまで搬送しても構わない。また、この位置に搬送した部品202のアライメントマーク222と端縁までの距離を撮像した撮像データに基づいて演算部410が関係情報を作成し、演算部410が報知した関係情報に基づき打ち抜き動作を再開するか否かを決定しても構わない。このような処理により、通常の工程において可動ステージ154、移載ヘッド155等により保持されていた部品202が、不具合情報が生成されたことにより破棄されることを回避できる。
以上のように、装着装置114が部品202の基板201に対する装着位置決定のために部品202および基板201を撮像する撮像手段116を用い得られた撮像データから部品202のアライメントマーク222と部品202の端縁との関係を示す関係情報を報知することにより、打ち抜き手段107に不具合が発生している状況を把握することが可能になる。従って、打ち抜き状態を検査する特別な装置を実装システム100、特に打ち抜き手段107に導入して装置自体の大型化を招くことなく、高い歩留まりで部品202が実装された基板201を製造することが可能となる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。例えば、本明細書において記載した構成要素を任意に組み合わせて、また、構成要素のいくつかを除外して実現される別の実施の形態を本発明の実施の形態としてもよい。また、上記実施の形態に対して本発明の主旨、すなわち、請求の範囲に記載される文言が示す意味を逸脱しない範囲で当業者が思いつく各種変形を施して得られる変形例も本発明に含まれる。
例えば、基板201として、有機ELディスプレイ、液晶ディスプレイなどに用いられるフラットパネルを例示したがこれに限定されるものではない。
また、部品202として配線フィルムに電子部品が搭載された回路フィルムを例示したが、これに限定されるわけではなく、電子部品が搭載されていない配線フィルム等でも構わない。
また、1つの基板201に複数の部品202が取り付けられてもよい。
また、基板電極211、および部品電極212が共に帯状であって、平行に並ぶ場合を説明したが、放射方向に広がるように配置される基板電極211、および部品電極212など配置や形状は任意である。
本発明は、有機ELディスプレイ、液晶ディスプレイなどに用いられるフラットパネルにドライバICや回路フィルムを取り付ける場合に利用可能である。
100 実装システム
101 ローダ
102 洗浄機
103 部品実装装置
104 供給ユニット
105 検査装置
106 アンローダ
107 打ち抜き手段
108 ラインコントローラ
109 通信ケーブル
113 貼付装置
114 装着装置
115 圧着装置
116 撮像手段
141 テーブル
142 装着ヘッド
144 バックアップステージ
150 搬送装置
151 テープ供給手段
152 カバーテープ回収手段
153 巻取手段
154 可動ステージ
155 移載ヘッド
156 移載ステージ
171 スプロケット
172 モータ
173 パンチ
174 ダイ
181 制御部
200 テープ部材
201 基板
202 部品
203 スプロケットホール
211 基板電極
212 部品電極
221 基板マーク
222 アライメントマーク
410 演算部
411 記憶部
412 入力部
413 表示部
414 通信I/F部

Claims (5)

  1. 複数の部品が所定の間隔で設けられたテープ部材を所定の間隔で送りながら、前記テープ部材から前記部品を順次打ち抜く打ち抜き手段と、
    前記打ち抜き手段で打ち抜かれた前記部品を保持して基板に装着する装着ヘッドと、
    前記打ち抜き手段により打ち抜かれた前記部品を前記装着ヘッドの下方まで搬送し、前記装着ヘッドに受け渡すステージと、
    前記部品の前記基板に対する装着位置決定のために前記部品および前記基板を撮像する撮像手段であって、前記装着ヘッドに前記部品が保持された状態前記部品と前記基板とを撮像する前記撮像手段と、
    前記撮像手段が撮像した撮像データから、前記部品の端縁と前記部品が備えるアライメントマークとの位置関係を示す関係情報を算出し報知する演算部と、
    前記演算部からの関係情報に基づき、前記打ち抜き手段を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    新しいテープ部材を前記打ち抜き手段に取り付けた場合に、
    前記打ち抜き手段に前記新しいテープ部材から第1の部品を打ち抜かせた後、
    前記新しいテープ部材から打ち抜かれた前記第1の部品のみが前記ステージを用いて前記撮像手段が撮像可能な位置にまで搬送され、この位置に搬送された前記第1の部品の前記撮像データに基づいて前記演算部が作成した関係情報に基づき打ち抜き動作を再開するか否かが決定されるまでの間、
    前記打抜き手段による打ち抜き動作を停止させる
    部品装着装置。
  2. 前記演算部は、
    前記部品の端縁部と前記アライメントマークとの距離が閾値よりも大きい場合に前記打ち抜き手段に不具合が発生している旨を示す不具合情報を報知する
    請求項1に記載の部品装着装置。
  3. 前記制御部は、
    前記演算部から不具合情報を取得した場合に、前記打ち抜き手段に打ち抜き動作を停止させる
    請求項2に記載の部品装着装置。
  4. 前記演算部は、
    前記部品の端縁部と前記アライメントマークとの距離を関係情報として算出し、
    前記制御部は、
    前記演算部が算出した距離に基づき、前記打ち抜き手段の打ち抜き間隔を制御する
    請求項1に記載の部品装着装置。
  5. 複数の部品が所定の間隔で設けられたテープ部材を、テープを所定の間隔で送りながら、前記テープ部材から前記部品を打ち抜き手段が順次打ち抜く打ち抜き工程と、
    前記打ち抜き手段により打ち抜かれた前記部品を前記装着ヘッドの下方まで搬送し、前記装着ヘッドに受け渡す搬送工程と、
    前記打ち抜き手段で打ち抜かれた前記部品を装着ヘッドが保持する保持工程と、
    前記装着ヘッドに保持された状態の前記部品と前記基板とを撮像手段が撮像する撮像工程と、
    前記撮像手段が撮像した撮像データに基づき決定される前記部品の前記基板に対する装着位置に前記装着ヘッドに保持された部品を装着する装着工程と、
    前記撮像手段が撮像した撮像データから、前記部品の端縁部と前記部品が備えるアライメントマークとの位置関係を示す関係情報を演算部が算出し報知する演算工程と、を含む部品装着方法であって、
    新しいテープ部材を前記打ち抜き手段に取り付けた場合に、
    前記打ち抜き工程において前記打ち抜き手段により前記新しいテープ部材から第1の部品が打ち抜かれた後、
    前記搬送工程により前記新しいテープ部材から打ち抜かれた前記第1の部品のみが搬送され、前記演算工程において前記第1の部品の前記撮像データに基づいて前記演算部による前記関係情報の作成が行われ、前記関係情報に基づき打ち抜き動作を再開するか否かを決定されるまでの間、
    前記打ち抜き手段の打ち抜き動作を停止する
    部品装着方法。
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