JP2010212394A - 部品実装基板の検査方法と装置及び部品実装装置 - Google Patents

部品実装基板の検査方法と装置及び部品実装装置 Download PDF

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Abstract

【課題】基板の側縁部に実装された複数の部品の実装位置ずれを高精度にかつ短いタクトで効率良く検査する。
【解決手段】部品11が実装された基板10の側縁部の近傍位置を側縁部の長手方向に移動可能な反り矯正部20にて側縁部の実質的な全長にわたって吸着保持し、反り矯正部20にて基板10の側縁部の近傍位置を吸着保持したまま、反り矯正部20とともに基板10を側縁部の長手方向に移動させて、各部品11が実装された基板10の実装位置を所定の検査位置40に順次位置決めし、所定の検査位置40にて検査可能に固定設置した赤外光カメラ21と可視光カメラ22で、その検査位置40に位置決めされた部品11の実装位置を画像認識し、基板10に実装された各部品11の実装位置ずれを検査するようにした。
【選択図】図2

Description

本発明は、基板の側縁部に実装された部品の実装状態、特に実装位置ずれの検査を行う部品実装基板の検査方法と装置及びそれを適用した部品実装装置に関するものである。
液晶ディスプレイパネル(LCD)やプラズマディスプレイパネル(PDP)の製造においては、そのガラス基板の側縁部に設けられた実装部位に、TCP(Tape Carrier Package)部品、COF(Chip On Film)部品、COG(Chip On Glass )部品、TAB(Tape Automated Bonding)部品、フレキシブルプリント基板(FPC基板)、その他の電子部品、機械部品、光学部品などの部品が実装される。
この種の部品実装基板100は、例えば図11に示すように、基板10の長辺側(ソース側)と短辺側(ゲート側)の2つの側縁部(若しくは3つの側縁部)にそれぞれ複数配設された実装部位のそれぞれに部品11を実装して構成されている。このような部品実装基板100を製造する部品実装装置101は、図12に示すように、実装ラインとして構成しており、その実装ラインにローダ102にて基板10が供給され、洗浄機103にて供給された基板10の実装部位が配設された側縁部が洗浄され、ACF貼付装置104にて各実装部位にACF(異方性導電材)が貼付けられ、仮圧着装置105にて部品供給ユニット106から部品11を順次取り出し、各実装部位に部品11を移載して仮圧着し、基板10の長辺側用と短辺側用の本圧着装置107a、107bにて基板10のそれぞれの側縁部に仮圧着された部品11を本圧着し、製造された部品実装基板100をアンローダ108にて次工程に向けて搬出される。以上のライン全体の制御と各装置の稼動状況に関する各種データの管理がラインコントローラ109にて行われる。
以上のような実装ラインで製造された部品実装基板100の不良発生率を低減するため、実装ラインから搬出された部品実装基板100に対する検査は従来から行われており、その検査として、通電検査とは別に、より品質の安定性を確保するために部品実装基板100を適宜に抜き取って部品実装状態の検査が行われている。
また、実装ラインに検査装置が配設されている例もあるが、その検査装置としては、基板の側縁部及び部品の実装部が光透過性を有している場合に、基板を基板保持部で保持した状態で実装部位を順次検査位置に位置決めし、検査位置で基板側の実装部位の電極パターン若しくは位置マークと部品側の電極パターン若しくは位置マークを画像認識し、実装部品の位置ずれを検査するようにしたものが知られている。
また、部品がCOG部品のように、部品の実装部が可視光を透過せずかつ基板及び部品の電極パッドが微小でファインピッチで配設されている場合の検査方法として、基板の電極パッドに対して異方導電材中の導電粒子が圧着されることによって電極パッドに生じる隆起状態を、光透過性を有する基板を通して微分干渉顕微鏡にて観察することで検査する方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
なお、基板の側縁部の複数の実装部位に仮圧着された部品を本圧着する本圧着装置において、複数の部品を同時に一括して本圧着する時に基板の側縁部を平面状態に保持するために、本圧着時に基板の側縁部を下方から支持するバックアップステージの側部に平行に、基板の側縁部近傍を略その全長にわたって吸着保持して平面状態を保持する反り矯正部を配設し、かつその吸着部にジャバラパッドを配設して基板に反りがあっても確実に吸着保持して平面状態を確保できるようにしたものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
また、基板の側縁部の複数の実装部位に部品をボンディングする装置において、移動手段にて水平なX方向と、X方向と直交するY方向と、垂直なZ方向と、垂直軸心回りのθ方向に移動及び位置決め可能な基板保持部にて基板の略中央部を吸着保持し、基板保持部とは別に基板の側縁部を下方から吸着して支持する支持部を配設して、X方向には基板保持部と連動して移動し、Y方向には移動自在に、かつZ方向に昇降可能に構成し、部品のボンディング動作に際して、支持部を退避位置に下降させた状態で、基板保持部で保持した基板をY方向に移動させてその側縁部を支持部の上方に位置させた後、支持部を上昇させて基板の側縁部を吸着して支持し、その状態で基板保持部をY方向及びX方向に移動させて基板の側縁部の最初の実装部位をボンディング位置に位置決めし、その実装部位の位置を認識し、次に部品をボンディング位置に移載し実装部位に当接させた状態で部品の位置を認識し、その認識結果に応じて、部品を退避上昇させてθ位置を補正するとともに基板の側縁部を支持部で吸着保持したまま基板保持部にてX−Y位置を補正した後、部品をボンディングし、その後、基板の側縁部を支持部にて吸着保持した状態を維持したままの状態で基板保持部にて基板をX方向に移動させることで、次の実装部位をボンディング位置に位置させ、上記と同様に部品をボンディングするという動作を繰り返すことで、複数の実装部位に部品を順次ボンディングするようにしたものが知られている(例えば、特許文献3参照)。
特開2003−269934号公報 特開2006−24797号公報 特許第3633493号明細書
ところで、従来のように実装ラインから搬出された部品実装基板を適宜に抜き取って実装状態の検査を行っていたのでは、実装エラーを検出するまでに時間がかかって応答性良く対策を取ることができず、エラー対策の遅れによって高品質の基板を効率的にかつ安定して生産することができないという問題がある。
また、従来の実装ラインに配設されている検査装置では、分解能が比較的低く焦点深度の深い認識カメラが用いられ、実装部位における電極及びその配列ピッチが大きい基板に対して適用されているが、近年は基板及び部品が高精細化して実装部位及び部品における電極及びその配列ピッチが精細になっているため、それにともない高い分解能の認識カメラで画像認識する必要があり、その場合焦点深度が浅くなる。
また、その一方で近年は基板の薄型化・大型化が進行しているために基板を基板保持部で保持した状態では基板の側縁部に反りが発生し、そのため分解能が高く焦点深度の浅い認識カメラでは安定して画像認識できず、信頼性の高い検査が困難であるという問題がある。
また、特許文献1に記載された検査装置は、基板を透過して各部品の電極に対して異方性導電材中の導電粒子による接合状態を検査するものであり、各部品の電極ごとに画像認識して検査するため、1つの部品の検査にも時間がかかり、実装ラインにおける動作タクトに合わせ、検査する検査装置に、効率的に適用することは困難であるという問題がある。
なお、特許文献2には、基板の側縁部の近傍を吸着保持して基板の反りを解消した状態で、側縁部に配設された複数の実装部位に対する本圧着を一度に一括して行うようにした部品実装装置が開示されているが、固定設置された反り矯正部にて基板の側縁部を吸着保持したままで、複数の実装部位に対して一度に本圧着するものである。高精度に検査する
ため、固定設置した高精度の認識カメラにて、基板の側縁部に実装された複数の部品の実装状態を、基板を順次移動させて検査する検査装置に効率的に適用することは困難である。
また、特許文献3には、基板の側縁部の複数の実装部位に部品をボンディングするため、基板の側縁部を支持部で吸着保持して支持しているため、基板に実装した部品の実装状態を、基板を通して画像認識することはできず、またその支持部が基板保持部とX方向に連動して移動・位置決めされるように構成されているが、部品をボンディングする際にX−Y方向の位置補正を行うために、Y方向にも移動可能に構成されているので、支持部自体の位置精度を高くすることが困難であり、実装状態の部品の位置ずれを高精度に画像認識して検査するのが困難であるという問題がある。
また、本出願人は先に、可視光を透過する基板の側縁部に可視光を透過しないシリコンチップなどの部品を実装した部品実装基板における部品の位置ずれを検査する検査装置として、基板の実装部位に設けられた位置マークを、可視光を照射して画像認識し、実装された部品の実装面に設けられた認識マークを、部品を透過する赤外光を照射して画像認識するようにしたものを提案している(特願2007−255363号参照)。
しかし、この検査装置を実装ラインに配設する場合、図13に示すように、固定して設定された検査位置110の下部に基板10の実装部位に設けられた位置マークを認識する認識カメラ111を配設し、検査位置110の上部に実装された部品に設けられた認識マークを認識する認識カメラ112を配設し、検査位置110の側部に基板の検査対象の実装部位の側部を吸着保持して基板の反りを矯正する反り矯正部113を配設して、高精度で焦点深度の浅い認識カメラ111、112で安定して画像認識できる構成とすることが考えられる。そして、このような構成では、検査に当たっては検査対象部位の側部を反り矯正部113で吸着保持した状態で画像認識して検査し、次に吸着を解除した後、基板10の実質的な中央を保持している基板保持部(図示せず)を上昇させ、次の検査対象の部品が検査位置110に位置するように基板保持部(図示せず)を移動させた後下降させ、検査対象部位の側部を反り矯正部113で吸着保持した後画像認識して検査するという動作を繰り返すことになる。しかし、これでは動作に時間がかかるため、実装ラインのタクトに合わせて各部品の実装状態を検査するのは困難であるという問題があり、基板の側縁部に実装された部品を順次検査位置に移動させながら、基板の側縁部の反りを矯正して高精度で焦点深度の浅い認識カメラで高い信頼性をもって安定して画像認識できる検査装置を得ることが課題として残っている。
本発明は、上記従来の問題に鑑み、基板の側縁部に実装された複数の部品の実装位置ずれを高精度にかつ短いタクトで効率良く検査することができる部品実装基板の検査方法と装置及び部品実装装置を提供することを目的とする。
本発明の部品実装基板の検査方法は、基板の側縁部に設けられた複数の実装部位に実装された各部品の実装位置ずれを検査する検査方法であって、部品が実装された基板の側縁部の近傍位置を側縁部の長手方向に移動可能な反り矯正部にて側縁部の実質的な全長にわたって吸着保持する反り矯正工程と、反り矯正部にて基板の側縁部の近傍位置を吸着保持したまま、反り矯正部とともに基板を側縁部の長手方向に移動させて、各部品の実装位置を順次所定の検査位置に位置決めする移動・位置決め工程と、所定の検査位置にて検査可能に固定して設置された画像認識手段で、その検査位置に位置決めされた部品の実装位置を画像認識し、基板に実装された各部品の実装位置ずれを検査する検査工程と、を有するものである。
この構成によれば、複数の部品が実装された基板の側縁部近傍位置を反り矯正部で実質的な全長にわたって吸着保持した状態で、基板を側縁部の長手方向に移動させて各部品の実装位置を順次所定の検査位置に位置決めし、画像認識によって各部品の実装位置ずれを検査するので、基板の側縁部の平面度を保持して画像認識することができて焦点深度の浅い高精度の認識カメラにて高精細度で検査することができ、しかも基板の側縁部を吸着保持したまま基板を側縁部の長手方向に移動させ、各部品の実装位置を検査位置に順次位置決めして複数の部品の検査を行うので、短いタクトで検査することができ、実装ラインに配設してもその実装タクトに合わせることができる。
また、検査工程が、基板の実装部位に設けられた位置マークを、基板を透過する第1の検査光を照射して画像認識する基板マーク認識工程と、実装された部品の実装面に設けられた認識マークを、部品を透過する第2の検査光を照射して画像認識する部品マーク認識工程とを有すると、基板の実装部位と部品の実装面の間に異方性導電材の無数の微細な導電粒子が存在し、かつ部品がシリコンチップなどの可視光を透過しない部品である場合でも、異方性導電材の導電粒子の影響を受けることなく、基板の実装部位に設けられた位置マークを、基板を通して認識するとともに部品の実装面に設けられた位置マークを、部品を通して認識することができるので、部品の実装位置の位置ずれを確実に検査することができる。
また、本発明の部品実装基板の検査装置は、基板の側縁部に設けられた複数の実装部位に実装された各部品の実装位置ずれを検査する検査装置であって、固定した位置の所定認識位置にて基板に実装された部品の実装位置を画像認識する画像認識手段と、基板を保持して各実装部位を順次所定の検査位置に移動させ位置決めする移動手段と、基板の実装部位が設けられた側縁部の近傍を吸着保持し、側縁部の長手方向に沿った一方向にのみ移動自在な反り矯正部と、基板の側縁部の長手方向に沿う方向の移動に連動するように、移動手段と反り矯正部とを連結する連結手段とを備えたものである。
この構成によると、複数の部品が実装された基板の側縁部の近傍位置を、側縁部の長手方向に移動可能な反り矯正部により、側縁部の実質的な全長にわたって吸着保持した状態のままで、基板を側縁部の長手方向に沿って移動させて各部品の実装位置を順次、固定した位置の所定の検査位置に位置決めし、画像認識によって各部品の実装位置ずれを検査することができ、上記のように基板の側縁部の平面度を保持できて焦点深度の浅い高精度の認識カメラにて高精細度で検査することができ、しかも基板の側縁部を吸着保持したまま各部品の実装位置を検査位置に順次位置決めして複数の部品の検査を行うので、短いタクトで検査することができる。
また、画像認識手段が、基板の実装部位に設けられた位置マークを、基板を透過する第1の検査光を照射して画像認識する第1の認識手段と、実装された部品の実装面に設けられた認識マークを、部品を透過する第2の検査光を照射して画像認識する第2の認識手段から成ると、基板の実装部位と部品の実装面の間に異方性導電材の無数の微細な導電粒子が存在し、かつ部品がシリコンチップなどの可視光を透過しない部品である場合でも、異方性導電材の導電粒子の影響を受けることなく、基板の実装部位に設けられた位置マークを、基板を通して認識するとともに部品の実装面に設けられた位置マークを、部品を通して認識して部品の実装位置の位置ずれを確実に検査することができる。
また、移動手段を、基板搬送方向及び反り矯正部の長手方向と平行なX方向に移動するXテーブルと、Xテーブルの可動部上に配設されX方向と直交するY方向に移動するYテーブルと、Yテーブルの可動部上にX−Y平面に対して垂直なZ方向に昇降及び垂直軸心回りのθ方向に回転可能に配設され基板の実質的な中央部を保持可能な基板保持部とを備え、Y方向の移動が固定された反り矯正部とYテーブルの可動部との間を連結したままで、Y軸テーブルの可動部をY方向にスライド自在に連結する連結手段を設け、反り矯正部の長手方向と平行なX方向に、X軸テーブルを移動させることにより、X軸テーブルの移動とともに反り矯正部を移動させた構成とすると、連結手段にて反り矯正部を基板保持部のX方向のみの移動に連動して移動させることができ、基板のX方向の移動に完全に同期して基板の側縁部近傍を反り矯正部で吸着保持した状態で基板の側縁部をX方向に移動・位置決めすることができ、簡単な構成にて効率的にかつ精度良く位置ずれ検査を行うことができる。
また、本発明の部品実装装置は、以上の部品実装基板の検査装置を、基板の実装部位に異方性導電材を貼付ける異方性導電材貼付装置と、実装部位に貼付けられた異方性導電材を介して部品を基板の実装部位に仮圧着する仮圧着装置と、仮圧着された部品を本圧着する本圧着装置とを配設した実装ラインにおいて、実装ライン内の本圧着装置の後段側の実装ライン下流側に配設したものであり、基板に部品を実装する実装ライン内で実装状態の検査を行うことができる。
また、検査装置による検査結果データを分析して位置ずれエラーの発生原因を解析し、位置ずれエラーの原因となった装置に補正データをフィードバックする制御部を設けると、検査装置による検査結果に基づいて各実装装置をフィードバック制御することができ、応答性良くエラー要因に対する対策を行うことができて、高品質の基板を効率的にかつ安定して生産することができる。
本発明の部品実装基板の検査方法及び装置によれば、複数の部品が実装された基板の側縁部の近傍位置を、側縁部の長手方向に移動可能な反り矯正部により、側縁部の実質的な全長にわたって吸着保持した状態のままで、基板を側縁部の長手方向に沿って移動させて各部品の実装位置を順次、固定した位置の所定の検査位置に位置決めし、画像認識によって各部品の実装位置ずれを検査するので、基板の側縁部の平面度を保持して画像認識することができて焦点深度の浅い高精度の認識カメラにて高精細度で検査することができ、しかも基板の側縁部近傍を吸着保持したまま基板を側縁部の長手方向に移動させ、各部品の実装位置を検査位置に順次位置決めして複数の部品の検査を行うので、短いタクトで検査することができ、実装ラインに配設してもその実装タクトに合わせることができる。
以下、本発明を、LCDやPDPのガラス基板などの基板の側縁部に複数の部品を実装する部品実装装置の実装ラインに配設した部品実装基板の検査装置の一実施形態について、図1〜図10を参照して説明する。
図1において、1は実装ラインとして構成された部品実装装置であり、その実装ラインに基板10を供給するローダ2と、実装部位10cが配設されている基板10の側縁部を洗浄する洗浄機3と、基板10の各実装部位10cにACF(異方性導電材)を貼り付けるACF貼付装置4と、部品供給ユニット6から部品を順次取り出し、基板10の各実装部位10cに部品11を移載し、実装部位10cに貼付けられた異方性導電材を介して部品を基板の実装部位10cに加熱しつつ押圧して仮圧着する仮圧着装置5と、基板10の長辺側と短辺側の側縁部に仮圧着された部品11をそれぞれ仮圧着よりも高い温度と押圧力にて加熱しつつ押圧して本圧着する長辺側と短辺側の本圧着装置7a、7bと、本圧着装置7a、7bの後段側の実装ライン下流側にて、基板10の側縁部に部品11が実装された部品実装基板100における部品11の実装位置ずれを検査する検査装置8と、検査済の部品実装基板100を次工程に向けて搬出するアンローダ9にて構成されている。
以上の部品実装装置1の実装ラインの各装置2〜9は制御部12にて制御され、また制
御部12は各装置2〜9の稼動状況に関する各種データの管理が行われている。さらに、本実施形態の制御部12では、検査装置8による検査データが検査データ格納部13に格納されるとともに、そのデータが検査結果解析部14で分析されてエラー発生傾向が認められると未然にその要因の解析が行われ、その解析結果に基づいてフィードバック制御データ作成部15で関係する装置に対する補正データを作成して当該装置にフィードバックするように構成されている。
検査装置8は、図2〜図5に示すように、架台16上に、基板10に部品11が実装されている部品実装基板100を搬入する搬送手段17と、搬入された部品実装基板100の実質的な中央部を基板保持部19にて吸着保持可能にして移動・位置決めする移動手段18と、部品11が実装された基板10の側縁部の実装部位10cより基板中央側に向かって内側である基板10の側縁部の近傍を吸着保持する反り矯正部20と、基板10の側縁部に配設された実装部位10cに実装された部品11に、上方から部品11を透過する赤外光を照射して部品11の実装面11cに設けられている位置マーク11a(図7、図8(a)参照)を画像認識する赤外光カメラからなる第1の認識手段21と、基板10の側縁部の各実装部位10cに設けられている位置マーク10a(図7、図8(b)参照)に基板10の下方から可視光を照射して画像認識する可視光カメラからなる第2の認識手段22とを備えている。
搬送手段17は、実装ラインにおける基板10の搬送方向であるX方向と直交するY方向の手前側に配設されており、部品実装基板11のX方向の両側部を下方から支持する一対のアーム23aを有する支持アーム部23と、支持アーム部23をX方向に移動自在に支持するガイド部24と、支持アーム部23をX方向に往復移動させる移動機構25にて構成されている。移動機構25は、支持アーム部23に連結されたナット25aとボールねじ軸25bを回転駆動するモータ25cから成る送りねじ機構にて構成されている。
移動手段18は、架台16上のY方向の中間部に配設され、X軸テーブル26とY軸テーブル27とによってX−Y方向に移動及び位置決め可能な可動部28上にZ軸方向の昇降及びθ方向の回転が可能な昇降回転機構29を介して基板保持部19を配設して構成されている。基板保持部19には基板10の実質的な中央部を吸着保持する吸着手段(図示せず)が配設されている。
反り矯正部20は、架台16上でY方向に、移動手段18を間に挟んで搬送手段17とは反対側に設けられ、X方向に沿って配設されている。具体的には、X方向に沿ってステージ30が配設され、このステージ30上にガイドレール31がX方向に延設され、このガイドレール31に沿って移動自在な複数のスライドガイド32を介して長尺の吸着固定部材33がX方向に移動自在に配設されている。吸着固定部材33は、基板10の実装部位10cを配設した側縁部の近傍の基板10の下面を、少なくとも実装部位10cの配設領域を含む略全長にわたって吸着保持する長さを有しており、その長手方向に適当間隔置きに、吸引手段(図示せず)に接続された吸着穴34が配設されている。さらに、図6(a)、(b)に示すように、各吸着穴34には、その内部に退入可能に吸着固定部材33の上面から突出するジャバラパット35が配設され、図6(a)に示すように、吸着固定部材33上に基板10の側縁部の近傍が反りのある状態で載置されても、ジャバラパット35が確実に基板10の下面に密着し、その状態で吸着穴34から吸引することで、図6(b)に示すように、吸着固定部材33の上面に基板10の側縁部の近傍を密着させて平面状態に矯正して吸着固定するように構成されている。
図3、図4に示すように、吸着固定部材33は、移動手段18の可動部28のX方向の移動のみに連動してX方向に移動するように、連結手段36にて可動部28に連結されている。連結手段36は、具体的には、可動部28のX方向の一側端にY方向のスライドガ
イド37が配設され、このスライドガイド37によってY方向に移動自在に支持されたガイドレール38がL字連結杆39の水平杆部39aの側面に固定され、L字連結杆39の垂直杆部39bの上端側が吸着固定部材33に連結固定されている。
図3〜図5、図7に示すように、第1の認識手段21と第2の認識手段22は、部品実装基板100の部品11が実装されている基板10の側縁部の近傍を吸着固定部材33にて吸着固定した状態で吸着固定部材33をX方向に移動させたときに部品11が通過する位置に設定された検査位置40を通る垂直軸心にその光軸の軸心を一致させて配設されている。第1の認識手段21は、シリコンチップから成る部品11を透過してその実装面11cに設けられた位置マーク11aに照射する赤外光を出力する赤外光照明手段21aを有する赤外光(IR)カメラにて構成され、第2の認識手段22は、基板10を透過して基板10の側縁部の上面に設けられた位置マーク10aに照射する可視光を出力する可視光照明手段22aを有する可視光カメラにて構成されている。
これら第1の認識手段21と第2の認識手段22による実装位置ずれを検査する要領について説明すると、部品実装状態では、図7に示すように、基板10の実装部位10cの電極10bと、部品11の電極11bが異方性導電材の導電粒子41を介して接合されるとともに、電極10b、10b間、11b、11b間に分離状態で導電粒子41が存在しているが、赤外光にて部品11を透過して部品11の実装面11cに設けられた位置マーク11aに照射されることで、導電粒子41の影響を受けることなく、第1の認識カメラ21にて位置マーク11aが画像認識され、また可視光にて基板10を透過して実装部位10cに設けられた位置マーク10aに照射されることで、導電粒子41の影響を受けることなく、第2の認識カメラ22にて位置マーク10aが画像認識される。これらの画像認識された位置マーク11aと10aの相対位置関係によって実装された部品11の位置ずれ量が検出される。
すなわち、例えば、図8(a)に示すような位置マーク11aが部品11の実装面11cに設けられ、図8(b)に示すような位置マーク10aが基板10の側縁部上面の実装部位10cに設けられている場合、検査時に第1の認識手段21にて位置マーク11aが、第2の認識手段22にて位置マーク10aが画像認識されるので、それらの認識画像を重ね合わせることで、図8(c)に示すような位置関係を基準として、両者の位置ずれ量によって部品11の実装位置ずれ量が算出される。
次に、以上の構成の検査装置8により基板10に部品11が実装されている部品実装基板100の実装位置ずれ検査において、基板10の側縁部に配設された実装部位10cに実装されている部品11の実装位置ずれを検査する動作を図9、図10を参照して説明する。
まず、基板10の側縁部に複数の部品11が実装された部品実装基板100を、図10(a)に示すように、搬送手段17にて検査装置8の基板受渡位置に搬入する(ステップS1)。次に、その基板受渡位置で待機させていた移動手段18の基板保持部19上に部品実装基板100を受け取った後、図10(b)に示すように、移動手段18を動作させて基板10の検査対象の部品11が実装された側縁部の近傍を反り矯正部20上に載置し(ステップS2)、反り矯正部20にて基板10の側縁部近傍を下面より吸着保持して基板10の側縁部の反りを矯正し、部品11が実装された基板10の側縁部の平面度と高さ位置を高精度に確保する(ステップS3)。
次に、移動手段18の基板保持部19を移動・位置決めして基板10に実装された複数の部品11の内、X方向であり側縁部長手方向の端に位置する最初の部品11を検査位置40に位置決めし(ステップS4)、部品11の実装面11cに設けられた位置マーク1
1aと基板10の実装部位10cに設けられた位置マーク10aを画像認識して、部品11の実装位置ずれを検査する(ステップS5)。次に、全ての部品11の検査が終了したか否かの判断を行い(ステップS6)、未検査の部品11がある場合には、図10(c)にX方向の白抜矢印で示すように、基板10の側縁部近傍を反り矯正部20で保持したまま、次の部品11を検査位置40に位置決めし(ステップS7)、部品11の実装位置ずれを検査する(ステップS5)という動作を繰り返す(ステップS5〜S7)。
なお、図示例のように基板10の長辺側と短辺側の側縁部にそれぞれ部品11が実装されている場合には、長辺側の全ての部品11の検査が終了すると、反り矯正部20による吸着保持を解除し、基板保持部19を上昇させ、移動手段18のX軸テーブル26、Y軸テーブル27及び昇降回転機構29を移動制御して短辺側の側縁部の近傍を反り矯正部20上に位置させ、基板保持部19を下降させて反り矯正部20にて短辺側の側縁部の近傍を吸着保持し、上記検査動作を繰り返す。
以上のようにしてステップS6の判断で全ての部品11の検査が終了すると、移動手段18にて基板保持部19を搬送手段17との基板受渡位置に移動させ(ステップS8)、検査の終了した部品実装基板100を搬送手段17にて次の工程に向けて搬出する(ステップS9)。
以上の本実施形態によれば、複数の部品11が実装された基板10の側縁部の近傍位置を反り矯正部20で実質的な全長にわたって吸着保持した状態で、基板10を側縁部の長手方向であるX方向に移動させて各部品11の実装位置を順次所定の検査位置40に位置決めし、第1と第2の認識手段21、22によって各部品11の位置マーク11aと基板10の実装部位10cの位置マーク10aを画像認識して実装位置ずれを検査するので、基板10の側縁部の平面度を保持して画像認識することができ、基板の10の薄型化や大型化によって反りが発生し易く、また実装部位10cの配列ピッチがより精細化されても、第1と第2の認識手段21、22として焦点深度の浅い高精度の認識カメラを用いて高精細度で検査することができる。しかも、基板10の側縁部を反り矯正部20で吸着保持したまま基板10を側縁部の長手方向に移動させ、各部品11の実装位置を固定した位置の検査位置40に順次位置決めして複数の部品11の検査を行うので、短いタクトで検査することができ、実装ラインに配設してもその実装タクトに合わせることができる。
また、基板10の実装部位10cに設けられた位置マーク10aを、基板10を透過する可視光を検査光として照射して可視光カメラからなる第2の認識手段22で画像認識し、実装された部品11の実装面11cに設けられた認識マーク11aを、部品11を透過する赤外光を照射して赤外光カメラからなる第1の認識手段21で画像認識するようにしているので、基板10の実装部位10cと部品11の実装面11cの間に異方性導電材の無数の微細な導電粒子41が存在し、かつ部品11がシリコンチップなどの可視光を透過しない部品11である場合でも、異方性導電材の導電粒子41の影響を受けることなく、基板10の実装部位10cに設けられた位置マーク10aを、基板11を通して認識するとともに部品11の実装面11cに設けられた位置マーク11aを、部品11を通して認識することができるので、部品11の実装位置の位置ずれを確実に検査することができる。
また、移動手段18を、基板搬送方向及び反り矯正部20の長手方向と平行なX方向に移動するX軸テーブル26と、X軸テーブル26の可動部上に配設されX方向と直交するY方向に移動するY軸テーブル27と、Y軸テーブル27の可動部28上にX−Y平面に対して垂直なZ方向に昇降及び垂直軸心回りのθ方向に回転可能に配設され基板10の実質的な中央部を保持可能な基板保持部19とを備えた構成とし、そのY軸テーブル27の可動部28とY方向の移動が固定された反り矯正部20との間を連結したままで、Y軸テ
ーブルの可動部をY方向にスライド自在に連結する連結手段36にて連結しているので、反り矯正部20の長手方向と平行なX方向に、X軸テーブル26を移動させることにより、連結手段36にてX軸テーブル26の移動とともに反り矯正部20を基板保持部19のX方向の移動に連動して移動させることができ、基板10のX方向の移動に完全に同期して基板の側縁部の近傍を反り矯正部20で吸着保持した状態で基板10の側縁部をX方向に移動・位置決めすることができ、簡単な構成にて効率的にかつ精度良く位置ずれ検査を行うことができる。また、反り矯正部20はX方向の1軸方向にのみ移動するだけであるので、2軸方向に移動可能な構成に比して、移動中及び移動前後の位置精度及び平面度を高い精度で保持することができる。
また、本実施形態の部品実装装置1においては、図1に示すように、上記検査装置8を、基板10の実装部位10cに異方性導電材41aを貼付けるACF貼付装置4と、実装部位10cに貼付けられた異方性導電材41a(図7参照)を介して部品11を基板10の実装部位10cに仮圧着する仮圧着装置5と、仮圧着された部品11を本圧着する本圧着装置7a、7bとを配設した実装ラインにおいて、実装ライン内の本圧着装置7bの後段側の実装ライン下流側に配設したので、基板10に部品11を実装する実装ライン内で実装状態の検査を行うことができ、かつ制御部12にて検査装置8による検査結果データを分析して位置ずれエラーの発生原因を解析し、位置ずれエラーの原因となった装置に補正データをフィードバックするようにしているので、応答性良くエラー要因に対する対策を行うことができて、高品質の部品実装基板100を効率的にかつ安定して生産することができる。
本発明によれば、複数の部品が実装された基板の側縁部の近傍位置を、側縁部の長手方向に移動可能な反り矯正部により、側縁部の実質的な全長にわたって吸着保持した状態のままで、基板を側縁部の長手方向に沿って移動させて各部品の実装位置を順次、固定した位置の所定の検査位置に位置決めし、画像認識によって各部品の実装位置ずれを検査するので、基板の側縁部の平面度を保持して画像認識することができて焦点深度の浅い高精度の認識カメラにて高精細度で検査することができ、しかも基板の側縁部を吸着保持したまま基板を側縁部の長手方向に移動させ、各部品の実装位置を検査位置に順次位置決めして複数の部品の検査を行うので、短いタクトで検査することができ、実装ラインに配設してもその実装タクトに合わせることができるので、各種基板に各種部品を実装する部品実装装置における実装状態の検査に好適に利用することができる。
本発明の部品実装基板の検査装置を適用した部品実装装置の概略構成図。 本発明の一実施形態の検査装置の全体概略構成を示す斜視図。 同実施形態の検査装置の要部構成を示す斜視図。 同実施形態の検査装置の要部構成を示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は左側面図。 同実施形態の検査装置の部分拡大側面図(左側面図)。 同実施形態の検査装置における反り矯正部の吸着固定部材(正面拡大図)を示し、(a)は基板吸着前の状態説明図、(b)は基板吸着前の状態説明図。 同実施形態の検査装置における位置マーク認識工程の説明図。 (a)は部品の位置マークの一例、(b)は基板の位置マークの一例をそれぞれ示し、(c)は両マークを重ね合わせて位置ずれ量を検出する様子の説明図。 同実施形態の検査装置における動作フロー図。 (a)〜(d)は同実施形態の検査装置における各動作状態を説明する平面図。 部品実装基板の一例の斜視図。 従来例の部品実装装置の概略構成図。 部品実装装置に適用するために想定した部品実装基板の検査装置の要部の動作説明図。
1 部品実装装置
4 ACF貼付装置(異方性導電材貼付装置)
5 仮圧着装置
7a、7b 本圧着装置
8 検査装置
10 基板
10a 位置マーク
10c 実装部位
11 部品
11a 位置マーク
11c 実装面
12 制御部
13 検査データ格納部
14 検査結果解析部
15 フィードバックデータ作成部
18 移動手段
19 基板保持部
20 反り矯正部
21 第1の認識手段(赤外光カメラ、画像認識手段)
22 第2の認識手段(可視光カメラ、画像認識手段)
26 X軸テーブル
27 Y軸テーブル
28 可動部
33 吸着固定部材
36 連結手段
40 検査位置
100 部品実装基板

Claims (7)

  1. 基板の側縁部に設けられた複数の実装部位に実装された各部品の実装位置ずれを検査する検査方法であって、
    部品が実装された基板の側縁部の近傍位置を側縁部の長手方向に移動可能な反り矯正部にて側縁部の実質的な全長にわたって吸着保持する反り矯正工程と、
    反り矯正部にて基板の側縁部の近傍位置を吸着保持したまま、反り矯正部とともに基板を側縁部の長手方向に移動させて、各部品の実装位置を順次所定の検査位置に位置決めする移動・位置決め工程と、
    所定の検査位置にて検査可能に固定して設置された画像認識手段で、その検査位置に位置決めされた部品の実装位置を画像認識し、基板に実装された各部品の実装位置ずれを検査する検査工程と、を
    有することを特徴とする部品実装基板の検査方法。
  2. 検査工程は、基板の実装部位に設けられた位置マークを、基板を透過する第1の検査光を照射して画像認識する基板マーク認識工程と、実装された部品の実装面に設けられた位置マークを、部品を透過する第2の検査光を照射して画像認識する部品マーク認識工程とを有することを特徴とする請求項1記載の部品実装基板の検査方法。
  3. 基板の側縁部に設けられた複数の実装部位に実装された各部品の実装位置ずれを検査する検査装置であって、
    固定した位置の所定の検査位置にて基板に実装された部品の実装位置を画像認識する画像認識手段と、
    基板を保持して各実装部位を順次所定の検査位置に移動させ位置決めする移動手段と、
    基板の実装部位が設けられた側縁部の近傍を吸着保持し、側縁部の長手方向に沿った一方向にのみ移動自在な反り矯正部と、
    基板の側縁部の長手方向に沿う方向の移動に連動するように、移動手段と反り矯正部とを連結する連結手段とを
    備えたことを特徴とする部品実装基板の検査装置。
  4. 画像認識手段は、基板の実装部位に設けられた位置マークを、基板を透過する第1の検査光を照射して画像認識する第1の認識手段と、実装された部品の実装面に設けられた認識マークを、部品を透過する第2の検査光を照射して画像認識する第2の認識手段から成ることを特徴とする請求項3記載の部品実装基板の検査装置。
  5. 移動手段は、基板搬送方向及び反り矯正部の長手方向と平行なX方向に移動するX軸テーブルと、X軸テーブルの可動部上に配設されX方向と直交するY方向に移動するY軸テーブルと、Y軸テーブルの可動部上にX−Y平面に対して垂直なZ方向に昇降及び垂直軸心回りのθ方向に回転可能に配設され基板の実質的な中央部を保持可能な基板保持部とを備え、Y方向の移動が固定された反り矯正部とY軸テーブルの可動部との間を連結したままで、Y軸テーブルの可動部をY方向にスライド自在に連結する連結手段を設け、反り矯正部の長手方向と平行なX方向に、X軸テーブルを移動させることにより、X軸テーブルの移動とともに反り矯正部を移動させることを特徴とする請求項3又は4記載の部品実装基板の検査装置。
  6. 請求項3〜5の何れか1つに記載の部品実装基板の検査装置を、
    基板の実装部位に異方性導電材を貼付ける異方性導電材貼付装置と、実装部位に貼付けられた異方性導電材を介して部品を基板の実装部位に仮圧着する仮圧着装置と、仮圧着された部品を本圧着する本圧着装置とを配設した実装ラインにおいて、実装ライン内の本圧着装置の後段側の実装ライン下流側に配設した
    ことを特徴とする部品実装装置。
  7. 検査装置による検査結果データを分析して位置ずれエラーの発生原因を解析し、位置ずれエラーの原因となった装置に補正データをフィードバックする制御部を設けた
    ことを特徴とする請求項6記載の部品実装装置。
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